好きな歴史評

  • 1二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 01:17:39

    みんなどんなのが好き?
    自分は干宝の「死ぬことは難しいのではない。死に方こそ難しいのだ」という姜維評が好き

  • 2二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 01:19:38

    ほい

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 01:23:14

    一身において聖賢、豪傑、盗賊を兼ねた才物 by趙翼

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 01:24:58

    >>3

    肖像画間違ってる気がする皇帝来たな

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 01:35:32

    「明の滅亡は万暦にはじまる」

  • 6二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 02:03:30

    中国の歴史家は詩人を兼ねてることが多いので表現が文学的よね

  • 7二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 02:10:34

    チャーチルのWW1評
    「戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。…人類ははじめて自分たちを絶滅させることのできる道具を手に入れた。 これこそが人類の栄光と苦労のすべてが最後の到達した運命である」

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 02:32:56

    歴史評っていうか人物評だけど

    「ピョートル陛下は背が高くハンサムで頭脳は活発、言葉は機知に富んだ人物
     生まれつき恵まれた方なので、もう少し礼儀正しくてもよかったかも知れません」

    そういう人よねw

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 02:50:43

    ヴァルミーの戦い

    ここから、そしてこの日から、世界史の新たな時代が始まる

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 03:19:52

    もし全ての欧州の大臣たちで船を漕ぐならば、オクセンシェルナに舵取りを任せるだろう

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 03:26:10

    ドイツ参謀本部興亡史の著者の人

    「ビスマルクとモルトケという組み合わせはプロイセンの歴史の中でただ一度だけ
    起こったことであり、その後二度と起こることはなかった」

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 03:27:36

    >>2

    この格好本の保護の為なの?その割には素手で触ってるけどどういう状況?

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 04:12:30

    新選組在京時の事を追想すれば、これは血気見中の中の夢中のことであって
    その時を思い出せば斬鬼に耐えられないものである
    (中略)
    新選組の事跡、その歴史は世に些かも残さぬよう希望するところである
    何故となれば、僅かに美挙あるといえど、大体において大義を誤る蛮勇者の集合と言わざるを得ないからだ
    (中略)
    京都で150日の勾留を受け、静岡藩へ引き渡され、その後、横浜に移住し、今日無事に生きるにいたり
    往時を振り返れば、悪夢を見ていたように思う


    近藤芳助の手紙
    歴史的視点、現政権への忖度、隠しきれない当事者の意地が混ざってて好き

  • 14二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 04:39:03

    >>12

    それはひと昔前のテレビ番組なんかの演出で

    基本的には「事前によく洗って清潔にした素手で触れる」のが正解とされてる

    (手袋で触れると手袋の繊維が古い書物を逆に傷める可能性がある)

    なので今は歴史系のテレビ番組も素手で触ってたりする

  • 15二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 04:48:54

    エカチェリーナ2世の「玉座の上の娼婦」
    言ったのが後世の歴史家とかじゃなくて孫ってところがポイント高い

  • 16二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 05:41:55

    >>2

    >>12

    >>14

    残念ながらそこまで大した理由ではなく、おバカで過激なネタ企画で人気だったイギリスの自動車番組「TopGear」が、「自動車の最少記録を更新してやろう」と自分達の作った自動車で街中やりたい放題やらかした企画の一シーン、その小ささを生かして公共の図書館内に車で入り込んだところ

    男が着ているのは「車体」で、無理やり小型化する為にこんなふざけた構造になった

    1人乗りの世界最小自動車「P45」で大男が町や高速道路を走り回る公道を走行可能な世界最小の車に「The Peel P50」という車がありますが、それよりも小さく車を作ってやろうということで、イギリスの自動車バラエティ番組トップ・ギアが「P45」という一人乗り自動車を制作し、実際にMCのジェレミー・クラークソンが乗り込んで公道に走り出していきました。gigazine.net
  • 17二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 08:15:38

    韓非子の豫譲評
    韓非子「世の中の人々は豫譲を忠臣だったと言うが、私はそうは思わない。そもそも忠臣とは何か、かつて湯王は伊尹によって天下の支配者になった、桓公は管仲によって春秋五覇の筆頭となった、孝公は商鞅を得て富国強兵を成した。主君に仕えて内外の敵を除き、長い平和を作りその名が後世に語り継がれる、これが忠臣ではないか。
    顧みるに豫譲はどうだっただろうか、豫譲は主君である智伯に道理を説いて何かを明らかにしたわけでもなく、主君の身を守ることも出来ず、国を安んずることも出来なかった。豫譲は我が身を犠牲にし亡き主君に尽くしたと言うが、死んだ智伯は得をしていない、豫譲は何も成してはいない、にもかかわらず世の君主達は豫譲のような臣下を有難がって、探し求めるのである」

  • 18二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 17:16:51

    このレスは削除されています

  • 19二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 17:28:30

    歴史家は、1940年夏から翌年にかけての決定的な時期におけるナチス政権の無能と怠慢を証明しようと躍起になっているため、バルバロッサに先立ち行われた相当な努力を見失ってしまう危険性がある。
    1941年6月22日に国防軍が始めた攻撃は、歴史に記録された単一のものとしては史上最大の軍事作戦だった。
    攻撃に際しては305万人を下らない兵力が投入され、巨大な三つの軍集団が1,000kmを超える三つの前線で同時に侵攻を開始した。
    バルバロッサは、少なくとも18世紀まで遡るであろうヨーロッパ史の作戦戦争における、まさに到達点であったと主張して差し支えないだろう。
    この巨大な戦役に備えるため、第三帝国は決して怠慢ではなかった。
    アダム・トゥーズ


    だからこそあそこまで酷くなってしまったんだろうな…

  • 20二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:05:24

    フェルディナン・フォッシュがヴェルサイユ条約に対して言った「これは平和などではない。たかだか20年の停戦だ 」

  • 21二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:08:31

    「クレオパトラの鼻があと3センチ低ければ歴史は変わっていただろう」

  • 22二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:13:18

    郭子儀
    権は天下を傾けるも朝(廷)は忌まず。功は一代を蓋いたるも主は疑わず。侈(贅沢)は人欲を窮(きわ)めたるも君子之を罪とせず

  • 23二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 09:03:33

    「真綿に針を包むごとし」「口に蜜あり腹に剣あり」

    政敵とも親密に付き合って内心嫌っていること悟らせず
    その裏で陰謀を巡らせて失脚させていた唐の宰相・李林甫の評価

  • 24二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 18:50:22

    「神聖でもローマでも、そもそも帝国でさえない」がいちばん好き

  • 25二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 18:57:36

    陳寿

    関羽・張飛の二人は、一騎で万の敵に対する武勇があると賞賛され、一世を風靡する剛勇の持ち主であった。
    関羽は顔良を斬ることで曹操に恩返しを果たして去り、張飛は厳顔の義心に感じ入ってその縄目を解き、両者並んで国士と呼ぶに相応しい気風を備えていた。
    しかし、関羽は剛毅が行きすぎて傲慢であり、張飛は乱暴で部下に恩愛をかける配慮が無く、これらの短所が仇となって、敢え無く最期を遂げることとなった。理数の常(=道理からして当然)である。(「關羽 張飛皆稱萬人之敵 為世虎臣 羽報效曹公 飛義釋嚴顔 並有國士之風 然羽剛而自矜 飛暴而無恩 以短敢敗 理數之常也」『蜀志巻六・関張馬黄趙伝』)

  • 26二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 23:17:15

    クラウゼヴィッツ
    「戦場においてただ一撃によって勝利を得ることができるような個々の戦闘を観測できる時代は終わった」

  • 27二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 01:20:13

    中野京子先生のヨーロッパ王朝の評価は全部好き 
    ロマノフ王朝の滅亡を、ニコライ2世の母親マリアに焦点を当てて、彼女の故郷デンマークの作家アンデルセン風にこんな風に語っている

    こうして、真っ黒な塊はマリアの愛する家族をみんな呑み込んでしまいました
    マリアには分かりません。どうして自分たち家族がこんな目に遭わされなくてはいけないのか
    しかし黒い塊は喚くのです。これでもまだ足りない。お前の着ているドレスも、素晴らしい宝石も、全部お前たちのものじゃないんだ。これは正しい報いなんだ

    マリアはその声から耳を塞ぎました。そうして今でも待っています。呑み込まれてしまった愛しい家族に、もう一度会える日を


    ……1人だけ生き延びてからも、遂にニコライ2世を含む息子家族全員が殺されてしまったことを生涯信じようとしなかったマリア皇妃の心情を表した、悲しすぎるけど綺麗な表現だと思う

  • 28二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 13:19:30

    普仏戦争を経験した大モルトケが死ぬ前に帝国議会で言った
    「内閣の戦争は終わり、我々は国民の戦争の時代に突入する。かつてなく武装した欧州各国は、もはや一度や二度の戦役で打ち負かされることはなくなるだろう。いったん開戦すればその期間と結果は予測がつかない。紳士諸君、何十万もの人命がかかっているのだ。この期に及んでは金銭的配慮は二の次になる。安全はただ自助努力によってのみ得られるのだ」

    WW1を予言してて好き

  • 29二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 13:25:14

    信長の野望 覇王伝の三成評
    執筆者は一周回って三成大好きなんじゃないか

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