あたし達は逃げ出した者

  • 1二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:33:36

    「俺はカイザーから」
    「あたしは学校から逃げ出した。」
    「お互いが何故逃げ出してきたのかは知らない。」
    「そもそも、別にそんなことは知らなくてもいい。」
    「こんな薄汚れた場所に流れ着くような奴だ。」
    「どうせロクな過去じゃないに決まってる」
    「そんなので今の関係が崩れるぐらいなら」
    「知らないほうがいい」

    そんな感じで互いの素性もよく知らないまま相棒としてブラックマーケットで傭兵してるロボと生徒のコンビ、いいよね………

  • 2二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:37:54

    いい……

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:42:25

    ブラックマーケット外でもメカ系キヴォトス人+生徒の組み合わせはアリ
    アニメのリーゼントロボ×ミレニアム生徒もどっかで見た記憶あるし

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:43:13

    そんな二人が未曾有の危機に対面したときに
    はじめて『逃げない』選択をするのがいいよね

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:44:28
  • 6二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:45:16

    数年後設定の続編でしれっと半メカな子供いたりしそう

  • 7二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:51:02

    退廃的なニオイがするねぇ

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:56:18

    何かしらのアクシデントから生徒を庇って片足か片腕吹っ飛んでも、俺は機械だから痛みもないし、損傷を放置しても稼働停止はしないってケロッとしてるロボに、そういうことじゃない!バカバカバカ!って怒って泣きながら修理しようとする生徒ちゃんください

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:57:59

    カイザーPMCモブは多分ただの学生から借金を強請って毟りとる職場に嫌気が差して逃げた
    ゲヘモブは多分自分の学校の暴力とテロにまみれた無茶苦茶さに嫌気が差して逃げた

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 23:58:31

    二人とも「苦しくなったら此の関係からも逃げれば良い」とか「相方が居なくなったらそれはそれ」とかドライに考えてるつもりで、だけど実際の行動は真逆だと捗りますね

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 00:46:15

    >>8

    「…心配するな、俺は機械だ。四肢の一本がなくなったところで痛みもしなければ機能停止もしない。そんなに焦って修理しなくても大丈夫だ。」

    「しかし、油断したな。ボディの頑丈さには自信があったんだが、こうも簡単に片腕を持っていかれるとは」

    「………そんなに焦って修理する必要はないと言っているだろう。資材もそんなに豊富じゃないんだ。任務の件なら心配するな。俺は別に腕の一本がなくても戦え…」

    「そういう心配してるんじゃない!!バカバカバカ!!グスッ、いいから大人しく治療されてて!!!」

    「むう…そ、そうか……」

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 01:10:12

    >>11

    いい…

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 01:19:16

    そして最期は同時に息絶えるんだ

  • 14二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 01:24:10

    >>13

    いや、そこはロボ兵士の装甲をゲヘモブが身に纏うというのはどうだろうか

  • 15二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 02:26:08

    モブちゃんがネームドに追い詰められたときに颯爽と現れて勝てないにしろモブちゃんを守るロボ..

  • 16二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 06:47:05

    >>13

    >>14

    そんなの許さん

    二人揃って幸せになれ

  • 17捏造マシマシSS24/05/28(火) 13:32:10

    「…おはよ」
    「…起きたか」
    短い会話を交わして珈琲を一口飲む。
    ブラックマーケットの某所、捨てられた空っぽの倉庫があたし達の住処で事務所だ。
    薄汚れたソファに小汚い机。備え付けられていたキッチンとトイレ。そして、パーテーションで仕切られたあたしの部屋。
    あたしは自室なんて必要ないと言ったけど、彼がどうしてもと聞かなかった。
    「…何を見ている、俺のボディに何か付いているか?」
    ソファに座っている彼は、元カイザーPMCの兵士。
    細かい事情は知らないけど、彼も私と同類。居場所から逃げ出してきた者だ。
    「早く部屋に戻って着替えてこい、今日も依頼が来ている。」
    寡黙だが、やたらと人間臭いのが特徴だ。
    「朝食は作ってあるからな」
    そう言うと、彼はまた銃火器のメンテナンス作業へと戻った。

    「着替えは済んだか」
    「依頼人は?」
    「○○とかいう金持ちだ。護衛を頼みたいらしい」
    「金持ちがわざわざあたし達に?変だね」
    「ああ。護衛費をケチりたいか、あるいは…」
    「あたし達で何か企んでる?」
    「……そうだな」
    「あたし達の知名度はまだそこまでじゃないでしょ」
    「…俺の考えは筒抜けか」
    「最悪の場合を考えて、依頼人を始末できるように気を配っておいたほうがいいかもね」
    「そうだな。……そろそろ依頼人が来る時間だ。」
    「よし。…すぅ………………始めよう。」

  • 18二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 14:24:02

    アルちゃんこういうの好きそう

  • 19二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 18:22:20

    ロボのほうが家庭的で毎晩の料理とか作ってるとすげー好み

  • 20二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 04:36:06

    >>19

    わかる…

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