芥川龍之介スレ

  • 1二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:39:09

    好きな作品、一節を語っていこう
    「河童」の皮肉めいた世界観が好きだが、それにどこか「河童」という題材から来たる滑稽さが加わって、この皮肉と滑稽の分量が絶妙であるが故の物寂しさを感じて好き
    「西方の人」は芥川のキリスト観を知るのに役立つ
    公平かつ鋭い主眼でキリストを好意的に見てるけど、ドストエフスキーや遠藤周作辺りに近いキリスト観かなと考えてる

  • 2二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:39:43

    語りたいけど走れメロスしか読んだことない...

  • 3二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:40:10

    >>2

    ソレダザイイイ!!!!!!!

  • 4二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:40:46

    歯車とか
    鼻とか
    羅生門とか地獄変の人だよね
    ほとんど読んだことない

  • 5二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:43:48

    蜘蛛の糸の最初と最後が時間以外同じ文章なところが美しくて大好き

  • 6二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:44:32

    話の途中から書き出して小説書き上げるって伝説はほんとなんだろうか

  • 7二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:45:33

    羅生門は確か高校の教科書で習ったのかな。

  • 8二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:47:08

    偏頭痛持ちなんだけど歯車はああわかるわかるってなった
    日常的にあの痛みに耐えざるを得ない人生を送っていてなお人生に希望を持つことがいったい誰にできようか

  • 9二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:47:10

    杜子春なんかは温かみのある人間愛がなかなか書かれてると思うよ

  • 10二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:47:33

    太宰ってこの人に憧れてるわりに話も文章も方向性全然違うんだよなぁ

  • 11二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:48:05

    河童にとり囲まれた の印象が強い
    いやまあ某projectの影響ですけど

  • 12二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:48:47

    全部を読んだわけでは無いけど、繋がってるなと思った作品はある。
    羅生門と作品名は忘れたけど、とある兄弟が主役の話とか
    一つは未完だけど、明治頃?が舞台で、自分より遥かに年下の子に心を惹かれていってる男性の話とか
    なんか、バレエのポーズとってる姿が可愛い。と言ってる地の文があったような

  • 13二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:49:38

    >>8

    偏頭痛が辛いものということは理解してる

    それはそれとして主人公の感覚を味わってみたくて偏頭痛に憧れてる…半透明な歯車が想像できない…

  • 14二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:50:47

    地獄変がインパクトあった
    本当に怖いし、どこか哀しい

  • 15二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:53:23

    >>2

    >>3

    自分の作品が芥川のと間違われたと知った時の太宰の反応が気になる

  • 16二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:53:28

    語り部の可哀想だと言いながら、淡々とした口調や、父親の狂気に堕ちた最期
    娘と猿の描写が、なんとも言えないよね。地獄変

  • 17二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:56:01

    地獄変はあれ芥川が作家として憧れる芸術家のあり方だったんじゃないかなぁと
    美の道とはすなわち狂気の道であり、その道を進めるのは限られた人のみ...

  • 18二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:56:59
  • 19二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 22:59:22

    >>13

    ちょっと感じ悪く聞こえるかもしれないけど、あれは多分わからない人には一生わからないもので、そこに宿命的な他者との分断があるんじゃないかなと思う

    その分断もまた芥川の厭世的なものの見方を作った要素だったんじゃないかなと思う

  • 20二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:06:39

    >>19がなんか太宰みたいな人なんだろうなってことはわかった

  • 21二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:07:17

    「魔術」の文章が好きだった
    子供心に程よく響いた

  • 22二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:15:39

    話というか文章が面白いと思うこの人の作品

  • 23二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:22:05

    古典をわかりやすく、面白く再生産できるのはやっぱり文章力の賜物だよなぁ

  • 24二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:30:15

    なるほどね。羅生を少し読み直したがどことなくドストエフスキー『罪と罰』に通づるものがあると思った。
    主人公が罪を肯定するかどうか悩むところとか。

  • 25二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:34:19

    初めて芥川作品で読んだのが桃太郎だった
    誰もが知る主人公が悪役になっていて衝撃的だっ
    たわ
    あと「鼻」とか「芋粥」とか軽妙で好き

  • 26二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:43:17

    >>24

    困窮の末の罪、そしてその正当化にもがくロージャと下人の類似性か

    これは盲点だったかも

  • 27二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:44:37

    芋粥ってなんやこいつって思うんだけどまあちょっとわかるわとも思うんだよね
    全面的に共感、肯定はしづらいけどうーんでもなあって考えずにはいられないような作品が多いと思う

  • 28二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:49:38

    >>27

    共感させようって気はないと思う

    ただ出来事を淡々と描いてる感じ

    わかる人には共感されるのかもしれないけど

  • 29二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 11:35:26

    話の内容は刺激的だけど文章が読みやすいし話の筋も明瞭だからするする読めるって印象

  • 30二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 11:37:52

    学校の読み聞かせで蜘蛛の糸読んだのが初めての芥川だったな
    あのラストは子供ながらに「あちゃー」って思った

  • 31二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 11:43:43

    >>24

    あれ確か芥川本人が一回ラストを改稿してるんだよな

    最初は下人が夜の町に盗みを働きに行くって書かれてるけど、「下人の行方は誰も知らない」に書き換えられてる

    国語の授業で習ったけど、下人は老婆の話を聞いてる時もニキビをいじったり心ここに在らずな描写が見て取れるから、老婆の話を聞いても何も心に響いていない、だから老婆の言葉で盗みを肯定するようになった描写はおかしい、そう思って改稿したと考えられるとか

  • 32二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 11:47:11

    >>21

    魔術のミスラ君って谷崎作品にも出てるって聞いて驚いた(実際は谷崎の方が先)

  • 33二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 13:54:01

    最近、ここで知ったのだが女体化キリストの話書いてたの?
    意外と俗なところがあったんだとなるなった

  • 34二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 19:02:07

    どんな話だっけと思った時に青空文庫に行けばだいたい読めるの超助かる

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