- 1二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:17:49
私の祈願、私の目的、私の崇高、私のすべて…
「クックック…これほどひどいシナリオになるとはさすがに予想もしませんでした。」
「………」
彼女は返事をしない。というより私のことが眼中にない。
「クック…返していただけませんか?貴方に彼女は相応しくありません」
「……」
動くことすら出来ない、彼女はこれを狙っていたのだろうか。
「色彩への対抗、確かに彼女ならそれは可能かもしれません。ですがこの世界の物語に結末に彼女は何の関係もありません。」
「……」
彼女に私の言葉は届いていない。
「クックック…そこまでしてこの世界をやり直したいと?貴方はそのためにどれほどのものを捧げるのですか?一体どれほどのものを皆から奪うのですか?」
「……私のミスでした。」
彼女がやっと口を開いたかと思った時、私の目の前から彼女と彼女の姿は消え列車の過ぎ去る音が聞こえた。
「クックック…やはり崇高に至るにはまだまだ足りませんね。」
しかし進歩はあった。
「もう少し、もう少しで辿りつける。」
彼女の復活は果たした。あとは彼女とあの子を連れて帰るだけ…それには神秘が必要だ。
キヴォトスで最も強い神秘を宿す生徒、暁のホルス…彼女の存在が鍵。
言うことを効かない体を少しずつ動かす…懐からボロボロのロケットペンダントを取り出し軽い音と共に蓋を開く。
「クックック、今の私の姿ではきっと気づいてはいただけないでしょうね。」
ロケットペンダントの中にはスーツ姿の男と赤子を微笑ましい笑顔で抱く女の姿、それはまさに幸せな家族そのものの写真だった。
「クックック…さて崇高に至るためにもう一度あの崇高に至るために邁進するとしましょう。」
彼はそう言うと立ち上がり、スーツのネクタイを引き締め身なりを整える。
身体は神秘に穢され、黒く染まった。
だが彼は進み続ける。
どんな犠牲がでようがどんな困難が待ち構えていようが彼は進み続けるのだろう。
彼の思う、崇高に至るその日まで…
ここだけ黒服がシャーレの先生(女先生)と過去結婚しており子供も産まれ幸せな家庭を築いていたが何かが起こった世界線。
なお産まれた子供の名前はイブキとする。
中々解釈違いが生まれそうな概念になったので一応閲覧注意にさせていただきました。 - 2二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:22:34
初手長文とかマナー的にどうなん?と自分でも思いながら勢いで投稿してしまったのでマジ不快だと思ったら本当にごめんなさい腹を切って詫びる気で謝罪いたします
- 3二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:22:59
これは生徒会長がきっかけで起きたように見えるぞ
というか黒服ってお父さん似合うよね - 4二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:37:06
ゼロノスの気配を感じる黒服
- 5二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:43:45
- 6二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:44:42
- 7二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:46:19
(非常にトレンディなBGM)
- 8二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:46:34
アズサ(授業しろよ…)
- 9二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 22:05:01
- 10二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 01:24:11
ファンタじゃねぇか!!
- 11二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 01:27:27
黒服と先生で家族の団欒を取り戻してほしいね