- 1読み手24/06/02(日) 10:20:37
- 2二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:22:29
ずっとついてきそうなワトソン来たな…
- 3二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:23:39
- 4読み手24/06/02(日) 10:25:13
- 5二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:26:54
咥えている葉っぱ付きの枝みたいなのがホームズのパイプに見えなくもないかな…?
- 6二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:27:33
ビワハヤヒデが出不精な英国政府になってまう
- 7二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:27:43
偶然だけど三冠コンビになったわね
- 8二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:28:25
- 9二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:29:38
まさかのチョイス楽しみ
- 10二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:31:48
ワシは「連盟」しか知らんわ 年寄りだからか?
- 11読み手24/06/02(日) 10:32:42
- 12二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:33:43
ぱぁ、と顔を明るくするぶーちゃんだと?
- 13二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:34:55
そうかワトソンということはこのスティルインラブは軍医として従軍した重い過去があるのか
- 14読み手24/06/02(日) 10:35:39
- 15二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:36:53
赤毛(黒鹿毛)
- 16読み手24/06/02(日) 10:44:07
- 17二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:46:27
赤毛チケゾー!?こんなのデータにないぞ!?
- 18二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 10:47:47
このシリーズだとチケゾーはやたら赤くなるな
- 19読み手24/06/02(日) 10:54:32
「アタシが相談しに来たのはこの広告の件なんだ!」
そう言ってウィルスンさんは持って来た新聞の広告欄を広げて、そこの中ほどを指差しました。
そこにはこう書かれていましたわ。
『赤毛連盟 連盟員募集中!
当連盟に一名の欠員が生じました。
心身共に健全な21歳以上の赤毛を持った男性は全員応募出来ます。
詳しい詳細は月曜日の11時にフリート街 ポープス・コート7番地にある連盟事務所に居る『ダンカン・ロス』までお尋ね下さい。
必ず本人が出向いて申し込んで下さい。』
「赤毛連盟…?なんでしょうかこれは…。」
「話を聞く前に…ドクター。新聞の名前と日付を控えといてくれ。」
ホームズは私のことを「ドクター」と呼びますの。
「ちょうど2ヶ月前、新聞の名前は『モーニング・クロニクル』ですわ。」 - 20読み手24/06/02(日) 10:57:49
- 21二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 11:00:07
このレスは削除されています
- 22読み手24/06/02(日) 11:00:46
- 23二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 11:01:32
🐴が出てきて芦毛連盟やるのかとおもったらまっとうな赤毛連盟やってる…
- 24二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 11:04:32
赤毛のチケゾー面白いな
- 25読み手24/06/02(日) 11:10:51
「そしてね、ちょうど8週間前ぐらいにスポルティングくんがこの新聞持って来たんだ!」
8週間前…
『ウィルソンさん、いつもあたしの為にお給料を支払っていただきありがとうございます…!』
『いいよいいよ!スポルティングくんはいっぱい働いてくれてるし!』
『でも、夕方はともかくお昼は暇でしょう?あたしはそんな時は推し活に励んでおりますけれど、ウィルソンさんはいつもお客さんを待っているだけでしょう?』
『そうだねー。確かにお昼は暇になっちゃうかなぁ。』
『そんなウィルソンさんに!この今朝新聞で見かけた広告を布教したいのですが!』
『ふんふん…赤毛連盟?』
『ええ!ウィルソンさんのその心の情熱のように赤い髪の毛を見て、あたしはピピーンと来たのでございますよ!どうやら1年で200ポンドも貰えるらしいですし、どうです?副業として検討してみる価値はあると思うのですが!』
『そうだなぁ。じゃあ行ってみよっか!』 - 26読み手24/06/02(日) 11:13:50
- 27二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 11:15:20
シャトル…つっかえそうだな…
- 28読み手24/06/02(日) 11:25:48
- 29読み手24/06/02(日) 11:30:24
- 30読み手24/06/02(日) 11:38:17
- 31読み手24/06/02(日) 11:45:44
- 32読み手24/06/02(日) 11:50:14
- 33二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 11:55:13
このナリタブライアンがいきなり壁に向かって拳銃ぶっ放したりするのか...
でも今のところどのウマ娘も違和感ないな すげー - 34読み手24/06/02(日) 11:56:26
- 35読み手24/06/02(日) 12:03:21
- 36読み手24/06/02(日) 12:06:37
- 37読み手24/06/02(日) 12:11:39
- 38読み手24/06/02(日) 12:13:08
ホームズが推理中ですので、自分もお昼を食べて来ます。
ホームズが椅子から立ち上がったら再開いたします。 - 39二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 14:01:34
- 40読み手24/06/02(日) 14:05:38
- 41読み手24/06/02(日) 14:11:23
- 42二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 14:11:35
- 43読み手24/06/02(日) 14:18:14
- 44二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 14:47:58
このレスは削除されています
- 45読み手24/06/02(日) 14:48:44
ようやくホームズがお店のドアをノックしました。
すると、すぐに気の良さそうな男性が出て来たのです。彼がスポルティングさんなのでしょう。
衣服は少し汚れていて、髪の毛には汗が滲んでいるのが分かりました。忙しかったのですかね。
「はいはい、何でしょう?売り物ですか?」
「いや、すまないが聞きたいことがあってな。ここからストランド通りへはどう出たら良いのか分かるか?」
「えーっと…そこの三つ目の角を右に行って、更にそこから四つ目の角を左に行ったら行けますよ!」
「助かる。忙しそうだったのに悪いな。」
「いえいえ!お気になさらず!ではでは〜。」
スポルティングさんはそう言うと、にこやかにドアをパタンと閉めたのでした。
「お知り合いなのでしょう?なんだか他人行儀でしたけれど。」
「あぁ、知らんヤツだ。私もアイツも。」
「えぇ…?」
「ただ、アイツは抜け目のなさがロンドンで4番目、大胆さにおいては3番目だと思っていい。」
「はぁ…。」 - 46読み手24/06/02(日) 15:13:32
(安田記念を考えるので夕方まで書き込みストップします…!)
- 47読み手24/06/02(日) 17:38:32
- 48読み手24/06/02(日) 17:52:45
「では、道を強く叩いたのも意味が?」
「…ドクター。私たちはわざわざお喋りしに来たわけじゃないんだ。言うなら敵の城に来てるようなもんだ。口を動かすなら目を使って周りを観察してくれ。いいか?」
「はぁい。」
何ですかもう。それなら私にも早く言ってくださればいいのに。
観察…観察…。ここの通りは左から空き地、レンガ造りの家、ウィルスンさんの店、小汚い飲食店、空き地、レストランと言った感じで軒を連ねていますわね。煙まみれの空気も合間って寂れた印象を与えます。
…ふとホームズの方を見てみるとじっと見るでも無く、辺りをキョロキョロしているだけでした。
私がむすっと機嫌を損ねつつも渋々観察を続けていると、ホームズが突然反対側の通りへ向かおうと言うのでついて行くことにしました。 - 49読み手24/06/02(日) 18:29:46
- 50読み手24/06/02(日) 20:02:51
カフェテリアで食事をしていると、ホームズがサンドウィッチを食べ終わった辺りで席を立ちました。
「ドクター、私は少し出かける。金なら出しておくから安心しろ。」
「また突然ですわね…どこへ?」
「いいだろう、別に。それより今日の夜10時ごろに事務所に来てくれないか?もちろん都合が悪かったらそれでいい。」
「別に構いませんわよ。元から予定は無かったのですし。夜10時に事務所ですわね?」
「あぁ、それと軍医時代に使ってた拳銃があるだろ?あれを持って来てくれ。必要になる。」
「えぇ…?危ないことですか?それならそうだと先に言って下されば心構えも違ったんですのに…。」
「と言う訳で今夜10時、な。」
「あ、ちょっと…!ホームズ!」
お代を置いたホームズはいそいそと歩いて行きました。
1人残された私は私なりに今回の事件を整理しようと頑張ってみたのですけれど、どうもやはり難しくて…途中でほっぽりだしてしまいました。
ホームズの推理力には日々驚かされるばかり…。
頭の中でぐしゃぐしゃになったパズルをぐしゃぐしゃのまま箱にしまって、私は夜を待つことにしました。 - 51二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 20:15:25
ほう銀行ですか
- 52読み手24/06/02(日) 20:17:18
- 53読み手24/06/02(日) 20:30:37
- 54読み手24/06/02(日) 20:39:47
「ホームズ、このジョーンズちゃんを呼び出したと言うことは、それなりの根拠があるってことなのだ?」
「あぁ、今回捕まえるのはジョン・クレイだ。」
「ジョン・クレイ!?あの大悪党の!?尻尾に噛みついたのだ!?」
「それを言うなら「尻尾を掴んだ」だろう。まぁでもそういうことだ。今回相手するのはジョン・クレイ。殺人、窃盗、貨幣偽造…悪事に手を染めまくった大犯罪者だ。」
そういえば覚えていますわ。ジョーンズ警部がジョン・クレイの事件を専門に追っていた事。
なるほど、だから警部を呼んだんですわね。
「ぐぬぬ…今日という今日は、絶対に逮捕してやるのだ!」
「そろそろ10時だ。行くぞ。」
メリウェザーさんとジョーンズ警部、私たち2人はそれぞれ2人ずつで馬車に乗り込みました。 - 55読み手24/06/02(日) 20:47:21
- 56読み手24/06/02(日) 20:54:49
- 57読み手24/06/02(日) 21:01:21
- 58読み手24/06/02(日) 21:06:55
- 59読み手24/06/02(日) 21:09:00
- 60読み手24/06/02(日) 21:14:33
- 61読み手24/06/02(日) 21:21:04
- 62読み手24/06/02(日) 21:24:58
- 63読み手24/06/02(日) 21:28:28
- 64読み手24/06/02(日) 22:31:26
「いいか、ワトソン。」
次の日の朝早く、ホームズは自慢げに私に話しかけてきました。
「いいか、ワトソン。」という語り口は、私に真実を話す時の常套句です。
「初めから明白だった。赤毛連盟の採用条件とあの広告。百科事典を筆写させるという仕事。この二つの目的はウィルスンさんを毎日何時間か店を留守にさせるためだ。おそらくだが、共犯者ロスの髪の色を見てクレイが思い付いたんだろう。」
ホームズはそう嬉しそうに喋りながら私の周りをくるくると回る。
「ウィルスンさんをおびき出すのに1週間で4ポンド必要だったわけだが、この後に何千ポンドと手に入れる賭けをしてたんだ、そのくらい造作もない。そうやって広告を出し、ロスは仮事務所を借りて、もう一人は質屋の店員に応募して、二人して毎朝確実に店を留守にさせた。私はクレイが半額で働いているという話を聞いてすぐに分かった。ウィルスンさんにその立場を得なければならない強い動機がある、とな。」
「しかし…その動機が何故分かったのですか?」 - 65読み手24/06/02(日) 23:38:13
「その店に女でもいればつまらん色恋沙汰とでも疑っただろう。だが問題外だ。あの質屋は小さい。あんな手の込んだ準備をしたり、それだけの金を出すほどじゃない。そうすると狙いは店の外にあるものに違いない。じゃあ何だ?ふと私は思い出した。クレイは推し活とやらをしていて、その度に地下室に姿を消している。そう、地下室だ!」
ホームズは声のボリュームを上げた。
「これで、もつれた事件の糸口はほどけた。カフェテリアでドクターと別れた後、私はあの店員の身辺を探ってみた。そうしたら相手はロンドン1冷静沈着で大胆な悪党であるジョン・クレイで、しかもそいつが地下室で何かしている。何ヶ月も、一日何時間も何かをしている。何が出来るのか、ともう一度考えてみた。そして私は一つの結論に行き着いた。ヤツは他の建物に向かってトンネルを掘っている、ってな。」
「ト、トンネル…?」 - 66二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 00:20:19
顔見ただけで悪党だってわかっちゃうのはズルいっすよホームズさんw
- 67読み手24/06/03(月) 01:07:23
「二人で現場に行ったとき、私はここまで考えた。あの時、私がステッキで店の前の歩道を叩いて、あんたを驚かせただろ?地下室から伸びたトンネルが店の前か後ろ、そのどっちかに掘られてるのか確かめたかった。」
家の前を叩いても響く音なんてしなかったから、クレイは店の後ろの方向に穴を掘っていると確定させたということなんですね。
「次に扉をノックしたら望み通りクレイが出てきた。私とヤツは実は何度かやりあったことがあるんだが、互いに顔を合わせたのは一度も無い。だから顔なんて見なかった。というか、見ても分からん。見たかったのはヤツの衣服の汚れ、特にひざ小僧だ。あんたも覚えてるだろ?ヤツのひざはすり切れ、しわだらけで、汚れていた。何度も何度も穴を掘っていた証拠だ。これで残る疑問点は『何のために穴を掘っているのか』のただ一つだ。私は街角を回ってみて、理解した。あいつらが盗みに入ったシティ&サバーバン銀行があの質屋と背中合わせになっていた事実にな。」
「なるほど…そこまで考えつくなんて…ホームズはすごいですね。でも、何故その襲撃が昨夜に起きるのも見抜いたのですか?」
「簡単なことだ。ヤツらが連盟の事務所を閉めた時点で分かっていた。閉めたと言うことは、ウィルスンさんをそこまで行かさなくてもよくなったってことだ。つまりトンネルが完成したことが分かる。そして、昨日は土曜日で、今日は日曜日だろ?日曜日に銀行はやってないからもちろん誰も来ないし、その分金貨が盗まれたことも店の人間や警察に早めに気付かれにくい。事件の発覚が月曜日になるから逃げることにも2日猶予が出来る。そういうことだ。」
名探偵はそう言い終わると、満足そうに椅子に座ったのでした。 - 68読み手24/06/03(月) 01:15:06
- 69読み手24/06/03(月) 01:19:30
- 70二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 01:26:03
この2人で続くのか...銃を使うスティル結構怖い
ところで安田記念の戦果は? - 71読み手24/06/03(月) 01:31:53
1500円負けでした。ダイスみたいに上手くは行きませんね。
- 72二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 07:01:22
ぶっきらぼうなブライアンと淑やかなスティルがはまり役で良かったよ
- 73二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 11:15:24
今回も面白かったです!