ここだけレジェアル主人公が集まる掲示板Part181

  • 1ウキクサ24/06/04(火) 02:55:10

    アルセウスフォンから平行世界に繋がる掲示板です

    次スレは>>190を踏んだ方が立ててください


    (※原作および他者のキャラを過剰に貶めす行為はご遠慮ください)

    (※自キャラの盛るペコは自由です)

    (※質問やメタ会話は設定スレで)

    (※『その他話題』以外のカテゴリで本スレ及び設定スレを話題に出すのは禁止です)

  • 2ウキクサ24/06/04(火) 02:55:51
  • 3ウキクサ24/06/04(火) 02:56:57

    ほす

  • 4ウキクサ24/06/04(火) 02:57:11

    ほしゅ

  • 5ウキクサ24/06/04(火) 02:58:37

    保守

  • 6ウキクサ24/06/04(火) 02:58:53

    ほしゅしゅ

  • 7ウキクサ24/06/04(火) 02:59:05

    ほしゅりん

  • 8ウキクサ24/06/04(火) 02:59:46

    ほすす

  • 9ウキクサ24/06/04(火) 02:59:58

    ほしゅほしゅ

  • 10ウキクサ24/06/04(火) 03:00:10

    保守完了

  • 11ぷゆち24/06/04(火) 23:16:18

    『ぷりゅ~う…』
    【ベースキャンプで濡れそぼったピンク色のポケモンが不貞腐れた表情で転がっている】

    「ぷゆちくん、もう少し焚き火の方へ来てください。ポケモンといえども濡れっぱなしはよくないでしょう」
    「前髪がぐしょぐしょになったぐらいで拗ねるなって」

  • 12ウキクサ24/06/05(水) 05:25:35

    【男性か図鑑を持ってギンガ団本部へ向かう】

    『どうしたウキクサ』

    ああ、シマボシ隊長…ラベン博士に図鑑を…な

    『ウキクサ、ついてきてくれるか』

    はい

    『ふむ…… きたか ウキクサよ ギンガ団の名前の由来 わかるか』

    いえ…まあ銀河を冠しているから星が集まるさまを現しているとか

    『お前は詩人だな…では説明させてもらう』

    『綺羅星のごとく という 言葉が好きでな ヒスイに移り住む計画を 支援者に説明するとき シマボシたちの才や能力を称して 綺羅星のごとく といったのだ』

    『すると支援者の一人が 銀河のようですね といった 発言者の機嫌を取りたかったのか 団長はギンガ団と名づけますと答えた』

    『う うむう…… そうではないぞ シマボシ わたしもいい名だと思ったのだ だが その名もいつかは消えていく ここでの生活が普通になれば ギンガ団は役目を終える…… 必要なくなれば 解散するのが筋だからな』

    いいのか?淋しくなるぜ…。「ぽに…」

    『ポケモンとともに広大な土地で 暮らしていくのが大事なのだ 名前などどうでもいいではないか』

  • 13ウキクサ24/06/05(水) 05:26:50

    >>12

    【後ろで静かに話を聞いていたシマボシがデンボクに近づくと】


    シマボシ隊長?


    『約束します ギンガ団の名前と功績は わたしが子々孫々に伝えます』


    『そうか…… なんとなくシマボシらしいな』


    『 ウキクサよ 時間をとらせて悪かったな これは詫びの気持ちだ 取っておいてくれ』


    【デンボクから『すいせいのかけら』を受け取る男性】


    アンタも大概詩人だなぁ。


    『空から落ちてきたにもかかわらず いろいろ助けてくれた おまえに 名前のことを語っておきたくなったのだ』

  • 14ぷゆち24/06/05(水) 12:23:03

    「ずいぶん急に降ってきたなあ。最近多いんだよ」
    『ぷゆぅ…』
    【散髪屋でふわふわの毛になったピンク色のポケモンがヒナツにブラシをかけてもらっている】

    「うんうん、髪型が決まらないと気分も落ちるよな。…これでよし、っと」
    『ぷりゅ!!』
    「どういたしまして。…ポケモンのお手入れもなかなかやり甲斐あるね!またびしょびしょになったらおいでよ。綺麗にしてやるからさ」
    『ぷいぷい、ぷいゆ~♪』

  • 15二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 17:07:45

    このレスは削除されています

  • 16ぷゆち24/06/05(水) 17:39:01

    「ぷゆちさん…!?ノボリさんから聞いてはいたけれど、こんなに小さくなってしまって…」
    「災難だったな。怪我はもう大丈夫なのかよ?」
    『ぷり!!』
    【ギンガ団のロビーでセキとカイに挟まれ、ピンク色のポケモンは元気よく返事をした】

    「今はポケモン図鑑の作成と…群青の海岸に消えたっていう大きな影の調査を目指してるんだよね?デンボクさんから聞いてるよ」
    『ぷゆぷゆ』
    「おめえには返しきれない恩があるからな。オレたちにできることがあったら何でも言ってくれや」
    『!!ぷりゅ!!』
    「ん?」

    【ピンク色のポケモンはポーチからカミナギのふえを取り出して高く掲げた】

  • 17とあるブショー24/06/05(水) 18:05:10

     サザンカさん曰く、ギンガ団本部の建設の際、デンボク様は屋根にギャラドスの彫像を設置するのを嫌がったらしいです。ウキクサさんの過去の書き込みも見る限り、デンボク様はギャラドスに故郷でも焼かれたのですかね。
     丁度いい、「私の祖国もポケモンによって失われた」とデンボク様に話してみましょう。
     ヒスイに来てからしばらく経ちましたが、いまだデンボク様からは若干の敵意を感じます。自分も過去同じ目に遭ったと示すことでそれが幾分か和らげば良いのですが。

  • 18ナイト24/06/05(水) 18:14:38

     純白の凍土に到着した。これから崩れそうな気配もあるが、少なくとも今は天気がいい。
     あの少年はまだ来ていないようだが……彼はウォーグルの力を借りることができる。すぐに神殿へも到着するだろう。ワサビとも合流した。こちらも急ぐことにする。

  • 19ウキクサ24/06/05(水) 19:39:22

    >>17

    それ…事実なんだろうな…。

    いや、俺には関係ないけど。

  • 20ぷゆち24/06/05(水) 21:17:48

    『プピー』
    『ぷりゅ?』

    【セキが吹いた笛から飛び出た気の抜けた音に、ピンク色のポケモンは身体を傾けカイは信じられないものを見る目で見た】

    「本当に真面目にやってそれなの!?予想以上…いや予想以下だよ!!」
    「うるせえな、こっちは大真面目だっての。だから才能ねえって言ったろ」
    『ぷゆゆ?』
    【ピンク色のポケモンは不思議そうに笛の穴を覗いたり軽く振ったりして、しまいには振り回し始めた】
    『ぷりー!!』
    「ぷゆちさん待って!笛に異常があるわけじゃないから!!」

  • 21ウキクサ24/06/05(水) 21:53:22

    【調査室でラベン博士が、男性から渡された図鑑をじっくり確認する】

    『ポケモン図鑑の完成…… これは ある意味 ウキクサ図鑑といえる代物です! 』

    それは言いすぎだ、みんなで作った図鑑だ。

    『それもそうですね!』
    『そして…… キミがこの世界に落ちてきたときに 受け取ったメッセージ 「すべてのポケモンとであえ」という 目的を達成したわけですね!! 』

    『それでキミはどこに いくべきなのですか?』

    …シンオウ神殿。

    『…… ヒスイ地方でもっとも 天…すなわち宇宙に近い場所…… です そこでなにが起きるのか…… 科学者として非常に興味がありますが…』

    【ラベン博士は感慨深くモンスターボールを見つめる】

    『これは キミの冒険、キミがこの世界に来て始まった物語です。当事者としてキミだけで確かめるべきですね』

  • 22ぷゆち24/06/05(水) 22:03:49

    『ぷり!!』
    【カミナギのふえをくわえたピンク色のポケモンをセキが後ろから抱えるようにして笛の穴を押さえている】

    「……これってアリなのか?」
    「さあ…そちらのアヤシシたちがアリだと判断したらアリなんじゃ?」
    「とにかく一度やってみるしかねえってことか…」
    『ぷっぷゆ~♪』

  • 23とあるブショー24/06/05(水) 22:07:25

    >>19

     本当ですよ〜。嘘なわけないじゃないですか。


     デンボク様に祖国のことを話してみましたが思った以上に手応えを感じました!やはり私の推測はある程度当たっていた様ですね。

     先日訪れた湖にギャラドスが数匹泳いでいたので手持ちに加える予定だったのですが、せっかくデンボク様から得た信頼にヒビを入れない為にも止めておきましょう。

  • 24ウキクサ24/06/05(水) 22:17:10

    >>23

    嘘くせー!!

    いや、かなりデリケートな部分だし、俺は加害者側だからこれ以上深掘りしねぇけど!


    過去を打ち明ける時に『丁度いい』なんて言葉は出ねぇよ…。

    ま、俺の知ったこっちゃねぇがな。

  • 25二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 23:00:56

    このレスは削除されています

  • 26ウキクサ24/06/05(水) 23:04:29

    【シンオウ神殿で『てんかいの笛』をもてあます男性】

    これ…吹くんだよな…いや、音を鳴らすだけならできる!
    できる…が…。

    プピー

    【山頂に間抜けが音が空に溶ける】

    「ぽに」うす

    【貸してみろと言わんばかりにオーガポンが手を差し出す】

    「〜〜〜〜〜♪」

    【繊細で力強い旋律が山頂でこだました】

    【男性とオーガポンの前に光の階段が現れる】

    ……行くか。「ぽに!」

    【オーガポンが男性の手を繋ぐ】

    ああ、大丈夫だ、お前となら、俺は…!

    【手をつないだ2人は階段を登った】

  • 27ふたりの調査隊24/06/05(水) 23:44:04

    (たておつです)
    [あの子は調査を終えて村で情報収集を始めたよ]
    [この現象の仕組みは少なくともこの時代では明らかにならなかった それをあの子や彼らはどう考えるのかな]

  • 28ウキクサ24/06/06(木) 07:10:55

    【『はじまりのま』に通される男性とオーガポン】

    ここは…どうした、オーガポン?
    「ぽに…」

    【オーガポンが虚空を見つめる、その先にはアルセウスがいた】

    『…………………………』
    あれが…あいつが…アルセウス…。

    【上空からドーム状のバリアが降り、男性とオーガポンを引き離す】

    「ぽ!ぽに〜!」
    っ!オーガポン!

    【アルセウスは何を言うでもなくアルセウスフォンを光るシズメダマに変える】

    …実力を示せってことか。
    俺にはこの世界でやりたいことがある、そのためにもあんたを図鑑に登録させてもらうぜ!
    いくぞ!

  • 29ウキクサ24/06/06(木) 09:20:57

    【みずタイプの技でヒスイバクフーンを瀕死にするアルセウス】

    アソビヒ!もういい戻れ!
    くっ!全タイプになるとか卑怯だろ!
    なんだよあのビーム!生身の人間に避けられると思ってるのかよ。

    【間髪入れずにアルセウスのビームを避ける男性】

    くっ!
    手持ちが全滅しちまった。回復させる暇がねぇ!
    しまっ…!

    【床からの噴火によって吹き飛ばされる男性】

    「ぽにっ!」「ぽに〜!」

    【オーガポンは懐からツタ棍棒を取りだしバリアを叩きわる】

    「ぽに〜!」「がお゙ぼっ!」

    【男性を庇うように前に立ちはだかるとアルセウスに対して威嚇しだした】

    オーガポン…!
    あと一息なんだ…一緒に行こう!
    「ぽにっ!」

  • 30ぷゆち24/06/06(木) 10:57:23

    『ぷり!!』
    【ピンク色のポケモンがキリッとした表情でアヤシシの背に乗っている】

    『ぷりゅ~~~~~~!?』
    【アヤシシが走り出した瞬間、空気抵抗に耐えられず後ろに吹っ飛んでいった】

  • 31ナイト24/06/06(木) 16:05:21

     吹雪となってはぐれてしまった。あちらは問題なかろうが。
     …………なるほど。
     うん。そういうことか。合流は諦めて拠点を作ることにしよう。
     すごいな、アルセウスフォンというものは。

  • 32ぷゆち24/06/06(木) 23:08:47

    【前にピンク色のポケモン、後ろにセキを乗せたアヤシシが黒曜の原野を駆け、ランドロスを追いかけている】

    【草むらを通りすぎようとしたところで潜んでいたカイとグレイシアが飛び出してきてれいとうビームを撃った。それに気をとられたランドロスに、別の場所に潜んでいたテルがぼんぐりをぶつける】

    【ランドロスを守っていた風のバリアが剥がれた!】

    「ぷゆち、行けるか!?」
    『ぷ~~~~~ぃゆ!!!!』

    【ピンク色のポケモンがセキに支えられながらモンスターボールを投げる】

    【ボールから飛び出してきたトドゼルガがランドロスと対峙した】

  • 33ウキクサ24/06/07(金) 08:04:48

    これで!決着だあああ!

    【男性の最後の一投がアルセウスに当たる】

    【辺りが静寂になりアルセウスが男性に語りかける】

    『すべてのポケモンにであう あなたはみごとなしとげました』 『あるがままの おのれを うけいれ、あるがままにいきる。あなたのかつやくは それをあらわしています』

    『ヒスイノエイユウ…… かれらとおなじように じかんくうかんをこえ あらためて しめしてくれたこと よろこびます』

    『このせかいに あなたをよんでよかった これからのあなた そしてあなたがいきていくうちゅうを わたしはしゅくふくしましょう』

    『……わたしのぶんしんを あなたにたくします ねがわくば よりちかくで ともにせかいをみせてあげてください』

    『そして…』

    【アルセウスはオーガポンに目線を向ける】

    「ぽに?」

    『あなたにもしゅくふくを…きえゆくはずだったいのちよ』

    「ぽに…」

  • 34ナイト24/06/07(金) 10:36:40

     あの少年がキッサキ神殿に入っていく。ワサビと追いかけっこをした時とは違い地下の方に向かっているようだ。
     そこでセキとワサビが追いついたらしいな。
    「アルセウスフォンねえから本当に合ってるかはわかんねえけど。……多分こっちだよな? 前行けなかった場所はここだけだし」
    「おっ! ××× どうした こんなところで」
    「キッサキ神殿の秘密 探りにきたんじゃないの? ワサビの千里眼だとそうだよ」
    「×××は 不思議な できごとに巻きこまれやすいんだよな いいか 扉の奥に眠るのは 南の大地を引っ張ったポケモンだとよ」
    「だけどどんなことをしても 扉が絶対に開かないんだよ……」
     今の彼なら開けられるだろうが。……南の大地を引っ張ったポケモン、か。国引きという結果だけ見るならばオオミツヌといった神も見られるが。それそのものではないのだろうな。
     集めたプレートを用いてナイトが何かしらの操作をすると扉が開いた。もう少し道は進むようだ。

  • 35ぷゆち24/06/07(金) 12:04:31

    ぷいゆ~~~~~♪

    【イモヅル亭の前で浮かんでいるランドロスの隣でぴょんぴょん飛んでアピールしているピンク色のポケモンの動画。その後ろではテル、セキ、カイが乾杯して健闘を称えあっている】

  • 36ぷゆち24/06/07(金) 17:49:50

    『ぷぃぷい、ぷり!!ぷゆっぷ、ぷりゅり!!ぷりゅりゅ~♪』

    【団長室にて、ピンク色のポケモンが上機嫌でデンボクに何事か話しかけている】
    「…うむう…」
    『ぷゆ?』
    「何を言っているのかさっぱりわからぬ」
    『ぷりゅ!?ぷりゅり、ぷりん!ぷゆゆ~!!』
    「ま、まあ待て。実は少し前…お前がプレートを集めて回っていた頃だ。コンゴウ団のヨネ殿が相談したいことがあると尋ねてきた」
    『ぷ?』
    「お前を指名したということはおそらくポケモン絡みの相談であろう。こんなことになってしまったため一度は断ったのだが、念のためお前の耳に入れておこうと思ってな。どうするかはお前に任せる」
    『ぷり!!』

  • 37ウキクサ24/06/07(金) 23:58:52

    【気づけば夜明け前のシンオウ神殿に佇んでいた男性とオーガポン】

    あ…。
    夢?いや…

    【アルセウスフォンを取りだし、図鑑を確認する】

    ヒスイ地方全てのポケモンと出会えたか…!

    【男性とオーガポンに日差しが差し込む】

    この世界にはもっと沢山の人間とポケモンがいるんだろうな…。

  • 38ぷゆち24/06/08(土) 08:45:17

    『ぷり!!』
    【ピンク色のポケモンはラベン博士と共に高台ベースで待っていたヨネと合流した】

    「久しぶりだよね。あんた、大活躍したかと思ったら今度はゴンベより小さくなっちゃって」
    『ぷゆゆ~♪』
    「ぷゆちくんにとって小さいは褒め言葉なのですね。…それでヨネさん、彼女にするはずだった依頼とは?」
    「ああ、それが…」
    『ごんぬ』
    『ぷりゅ?』
    「ゴンベ!どこに行こうとしているのさ」
    【説明しようとするヨネの横をゴンベがすり抜けて行こうとするのをピンク色のポケモンが止めた】

    「どうしてだか、ゴンベがヒスイのあちこちに向かうようになってね…ふらっといなくなっちまうからこっちも探すのに一苦労なんだよ」
    「なるほど、それでぷゆちくんに相談しようとしたのですね」
    「ああ。ゴンベが何を気にしているのか聞いて訳してもらおうと思ったんだけど…」
    『ごぉん、ごーんぬ。ごんぬ?』
    『ぷりゅりゅ?ぷゆ~…ぷり?』
    「…その姿だと難しそうだね」
    【向かい合って映し鏡のように首をかしげ合っているゴンベとピンク色のポケモンを見てヨネは肩をすくめた】

  • 39ウキクサ24/06/08(土) 10:04:11

    【ラベン博士が男性から図鑑を受取り、内容を確認する】

    『お? おお!? ついに やり遂げましたね ポケモン図鑑 完成です!!』
    『研究者として 夢みていたことが 現実になろうとは……』
    『始まりの浜でキミに出会った時からこんな結末になるとは…』

    アンタが使い潰さず根気よくオレに向き合ってくれたからだよ。
    この世界で最初にあったのがアンタで良かった、でなきゃオレは…積み重ねたものって案外壊れないもんだな…ありがとう。

    『それはこちらのセリフ、ハジメくんには 感謝しても しきれないのです! さあ 図鑑完成を みんなに発表しましょう!みんなを 研究室に集めてきます!」

  • 40ウキクサ24/06/08(土) 19:32:37

    【図鑑完成を祝う宴にはしゃぐオーガポンと、それを『イモヅル亭』から眺める男性。その横にラベン博士が座る】

    『どうしても旅に出るのですか?』

    ああ、思ったよりオレの世界は狭いからな、見聞を広げるためにもこの世界を旅してみたい。
    前の世界では根無し草のウキクサとして様々なところを回ってはいたが…今回は帰る場所があるからな…。

    【ラベン博士は懐から手紙を取り出す】

    『紹介状です。もしパルデアに寄る事があればヘザーと言う作家を訪ねるといいのです。彼は作家でありボクと同じく科学者でもあります。きっとキミの捕獲技術が役に立つと思います』

    …ラベン。
    なにからなにまでありがとう…。

    『いえいえ、キミがしてくれたことを思えばこれくらい大したことないのです』

  • 41ぷゆち24/06/08(土) 21:20:36

    『ごんぬ!』
    【ゴンベが元気よく鳴くと同時に、ラベン博士が持っていたポーチからアルセウスフォンが飛び出してきてピンク色のポケモンの前へと浮かんだ】
    『ぷりゅ?』
    「なんだい今の?ゴンベに呼応したようだけど」

    【ピンク色のポケモンはアルセウスフォンを手に取った。その画面には黒曜の原野の地図が表示されており、ある場所に目印がついている】
    「その場所って…ハマナスの島だね。…胸騒ぎがするよ。ヒスイにまた異変が起きるんじゃないかって」
    「そんな…ぷゆちくんがこの状態だというのに…」
    『ぷゆ?ぷゆゆ?』

    【ヨネの言葉にラベン博士が息を飲む。ピンク色のポケモンは二人の顔を交互に見るとふんぞり返って胸?を叩いた】
    『ぷゆゆい!!』
    「…いえ、そうですね。ランドロスは皆で協力して捕まえられました。また異変が起こっても全員の力で乗り越えるのです」
    「あたしの考えすぎかもしれないしね。…とはいえ、この地図が何を示してるのかは気になるよね。ハマナスの島をちょいと調べてきてもらえるかい?」
    『ぷり!!』

  • 42とあるブショー24/06/08(土) 21:36:27

     はい、デンボク様から我々調査隊へ新たにキング鎮圧の任務が課せられました。
     今回私たちが相手するキングは純白の凍土なるところに座す、『クレベース』というポケモンだそうです。
     凍土… うーん、寒いのは嫌ですね… 私ランセの南の方の出身なので… あと、寒冷地だと死体の処理も面倒ですし…

     そういえば任務を拝領する際、団長室には諸々の説明のためセキ様とカイ様もいらっしゃったのですが、カイ様はいつの間にやら先輩方と親しげに砕けた口調で話すほどの仲になっていたらしく、私はセキ様共々驚いてしまいました。
     子供って他の子と打ち解けるのが早いですよね。

  • 43ふたりの調査隊24/06/08(土) 23:49:04

    湿原の方に調査に来たよ
    いろんな場所でいろんなポケモンがお祭りしてるのはたしかにおもしろいからわかるかも?
    でもオヤブンまでたくさん来るのはちょっと危険な気がする
    ポケモンを持ってない人が出会ったら大変だからちゃんと調査しないと

  • 44ウキクサ24/06/09(日) 05:30:34

    >>42

    まあ、ガキはまだ色々背負うもんねぇからな。


    >>43

    お、そうだな。

    気をつけろよー。

  • 45ぷゆち24/06/09(日) 11:23:39

    【マサゴ平原から見える島をラベン博士とピンク色のポケモンが見つめている】
    「ハマナスの島…少々遠いですね。移動手段を考えなければ」
    『ぷり!!』
    「ぷゆちくん?」
    【ピンク色のポケモンはトドゼルガをボールから出すとその背に飛び乗った】
    『ぷゆゆい!!』
    「か…風に飛ばされて川にダイブする光景が見えるのです!!それにぷゆちくんが大丈夫でもボクは乗れないのです…!」
    『ぷゆぅ…』

  • 46ナイト24/06/09(日) 16:50:12

    >>34

     道を進む。ドータクンなど、神殿の地下に住まうポケモンたちを倒しながら。……扉は封じられていたのに、なぜいるのだろうな。ゴーストタイプとはいえすり抜けられるという話は聞いたことがないが。

     まあ、いい。道は唐突に終わりを告げる。一際広い部屋が終着点だ。そして。

     巨人がいる。これもきっとポケモンなのだろう。異常に大きな胴体と、二本ずつの手足。ヒトでいう頭部は見当たらないので胴体と判じた部分に内包しているのだろう。黄色、白、緑の三色の印象を強く残すポケモンだった。

    「なんだなんだ あの でっけえのは!?」

    「ポケモンなんだけど ワサビの千里眼では……」

    「うん! ポケモンだよ あたしの千里眼で 動きだす姿がみえたもの!」

     身動き一つしていなかったことから察するに、封印でもされていたのか。しかし、プレートがなければ開かない扉が開いた、という外部から刺激があったためかはわからないが今は動き出し、敵意を示している。


     そうして、少年はボールを投げた。

  • 47とあるブショー24/06/09(日) 17:00:10

     ラベン博士曰く、今の所クレベースにおける被害は人、ポケモン共に全く無し。どうやら他四匹とは違って荒ぶってはいないようですね。
     …放置でいいのでは?これ。
     今までキングを鎮めてきましたが何体鎮めても時空の裂け目に変化は見られませんでしたし… 大人しいキングに構うよりもこの異変の原因を探る方が良いような気もします。まあ、異変解決の手がかりが無いというのもそうなのですけれどね。

     私たち、クレベースに勝てますかね。
     聞けばクレベースは最大級のキングだそうです。ウインディやマルマインの時と同じように乱入者が現れれば、次は腕一本では済まないでしょう。

  • 48ウキクサ24/06/09(日) 18:22:09

    じゃあみんな、ポケモン達のことよろしくな。

    【始まりの浜で大勢の人に見送られる男性とオーガポン】


    『ウキクサくん…ちゃんと帰ってきてくださいね』
    ああ、帰ってくるよ。

    『オーガポンも気を付けてくださいね』
    「ぽに!」「ぽに〜!」

    『大丈夫だよ、どんなにと遠くてとこの広い世界は繋がっているのだし』
    『どんなに長くても俺達は同じ時間を共有してる』

    ああ、昔は自分が見捨てられることが怖かったけど、怖がっても世界は相変わらず綺麗なまま僕をそこにいさせてくれる…だからもう怖くないよ。

    【皆と握手をして男とオーガポンは旅立った】

  • 49とあるブショー24/06/09(日) 18:33:25

    >>48

     おや、新天地に行かれるのですね。お気をつけて!

     あなたたちの未来がこれからも幸福なものであるよう、僭越ながら祈っていますよ〜。

  • 50ウキクサ24/06/09(日) 20:40:31

    >>49

    おう、ありがとうな。

    お前も純白の凍土の調査頑張れよ。

  • 51とあるブショー24/06/09(日) 21:05:41

    >>50

     はい、頑張ります。極寒地は不慣れですので気をつけませんと…


     凍土に着きました。シャロンさんのところに防寒具が売っていましたので、それを着ていますが… 寒いですね… 訳がわからないぐらい…

     どうして一面雪景色なのですか… どうして… 本当に嫌です…

     まあそれはそれ、これはこれ。防寒具のおかげで身体の動きには大きな支障がありませんでした。問題なくいつも通りに任務を遂行できるでしょう。

     そういえば先ほどニューラが進化いたしました。大きくなりましたね〜。

  • 52ぷゆち24/06/09(日) 21:43:54

    >>48

    ぷりゅ!?

    ぷぃゆ~~~ぷゆ!!ぷりゅり!!

    ぷゆゆい!ぷっぷゆ~♪

    【ピンク色のポケモンが笑顔で両手を振っている映像】

  • 53ウキクサ24/06/09(日) 21:53:58

    【船の甲板で風に当たる男とオーガポンに話しかける水色髪の男性】

    『なんしよーと?』

    ん、風にちょっとな。
    なんせさっきの出港から随分時間経ったからな。

    『あーね』

    そういえば、ヒスイ地方から出る時の船にお前もいたな。
    あんたもパルデアに行くのか?

    『お、おう!?そ、そうたい、ち、ちっとパルデアで一旗上げるつもりたい!』
    『おいは、ツワブキ ブッソウ。お前さんは?』

    オレは乃木一、ギンガ団の調査隊で皆からはウキクサって呼ばれてる。こっちはオーガポン、オレの大事な相棒だ。

    『あー!あのギンガ団ね!やっぱりポケモンの調査しとるだけあって珍しかポケモン連れとるたいね』

    「ぽに〜!」

    『しかし、ヒスイ地方の調査団がなしてパルデアに向かうとね?』

    今回は見聞を広げるために旅に出たんだ。
    それに新聞によればヘザー氏はパルデアの大穴の調査をするそうだ。もしかしたらオレの経験が活かせると思ってよ。

    『なるほどね、そいならおいも行くたい!よろしくなウキクサ』

    【水色髪の男性は男の背中をバシバシと叩いた】

  • 54ウキクサ24/06/09(日) 21:54:38

    >>52

    「ぽに〜!」「ぽにぽにお〜ん!」

  • 55ふたりの調査隊24/06/09(日) 23:59:09

    【シンプルな線と塗りを組み合わせただけのような人ときのみとポケモンを描いたらしき絵の画像】

    [あの子は湿原の調査を終えたよ]

    [これはあの子なりに新しく得た情報とそれまでの情報を整理した結果らしい]

    >>47

    [通常であればタイミングさえ間違えなければ対処できる]

    [キミの世界でどうなるのかボクに想定はできないから気をつけて]

    >>53

    [艦 船 出航 出会い いいものだと 考えるよ]

    [よき旅路を]

  • 56ウキクサ24/06/10(月) 07:03:18

    >>55

    おう、さっそく出会いに恵まれて幸先が良いぜ。

    どんな地方なんだろうなぁ、パルデア。

  • 57ぷゆち24/06/10(月) 12:43:39

    『ぐるぁ!』
    『ぷりゅっ』
    「ぷ、ぷゆちくーん!?」

    【ピンク色のポケモンが一瞬にして大柄な鳥ポケモンにさらわれて姿を消した】

    『ぷりゅ~~~~~~、~~~~~~?』
    【鳥ポケモンはピンク色のポケモンを脚で掴んだまま空中で旋回するとそのまま戻ってくる】

    「ぷゆちさん、お仕事ご苦労さん!ワサビのお守り、役に立った?」
    『!ぷりゅりゅり!!』
    【鳥ポケモンはラベン博士を少し通りすぎると、いつの間にか後方に立っていた緑髪の少女の元に降り立った】

  • 58ウキクサ24/06/10(月) 14:03:13

    【港町にある市場でサンドイッチを購入する男とオーガポン】

    マリナードタウンって言うらしい。
    港町なだけあって異国情緒あふれるとこだな、サンドイッチも美味い。
    「ほぐほぐ」

    『ウキクサ〜ここ色んな奴らおっておもしろか〜!!』

    お、よかったな。
    なんかボロボロになってっけど、触れないでおくぞ〜。

  • 59二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 16:39:18

    このレスは削除されています

  • 60ぷゆち24/06/10(月) 23:52:49

    「うーん…」
    『ぷりゅ~』
    【ハマナスの島にて、ワサビとピンク色のポケモンがアルセウスフォンで島の様子を撮って回っている】

    「ねえねえ、ぷゆちさん。写真を撮るのってこれであってる?」
    「ぷり!!」
    「ラベンさん、写真を見ただけでハマナスの島のどこが変なのかわかる?わからない?どっち?」
    「ぷゆゆ?」
    「ま、いっか。写真だけじゃわからなかったら案その2の『ラベンさんをウォーグルに運んでもらう』を実行すればいいだけだもんね」
    「ぷり!!」

  • 61ウキクサ24/06/11(火) 00:26:01

    おお…合掌しとくぜ…別世界のラベン…R.I.P.…。

  • 62とあるブショー24/06/11(火) 00:44:54

    >>60

    >>61

     おや、R.I.Pとは何でしょうか?何かの略語であるとは思いますが。

     それはそれとしてこちらにもウォーグルは居るのですね。少し荒っぽい性格をしていますが、足の握力が強いので人を運ぶのには最適かと。

     彼らはよく暴れますが絶対に荷物は落としません。一度ラベン博士にもあの安心できるんだかできないんだかよく分からない乗り心地を体験して頂きたいですね。

     もしウォーグルを捕まえることがあればラベン博士に提案してみましょう!

  • 63ウキクサ24/06/11(火) 02:50:53

    >>62

    ん、まあご愁傷さまってやつだな。

    …荷物を絶対落とさないってそれ掴まれてるラベン博士は無事で済むのか…この世界でも合掌…。

  • 64二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 17:30:15

    このレスは削除されています

  • 65ウキクサ24/06/11(火) 17:30:35

    【飲食街でヘザー調査隊と合流する男とオーガポン】

    ヘザーって奴、ラベンが紹介するだけあっていい人そうで良かったな。「ぽに!」

    『こ、こげな大穴を調査するとね…』

    無理して俺についてこなくていいんだぞ?「ぽにぽに」

    『ば、ばか …そんな訳なか!おいはここで大きく一旗上げしに来たっちゃ!』

    【そう言って適当なグループの会話に混ざる男性】

    ま、そんな時期もあるよな〜。

    【遠くから見守りながら男が周囲を見回すと杭を抜こうとする山男がいた】

  • 66ぷゆち24/06/11(火) 21:31:53

    【ベースキャンプで待機していたラベン博士のもとへウォーグルに乗ったワサビとピンク色のポケモンが飛んできた】

    「ラベンさん、ただいま!」
    『ぷり!!』
    「おかえりなさい!どうでしたか?」
    「あのねあのね、すごいのが撮れちゃった!見たい?」
    『ぷりゅぷりり!!』
    「それは素晴らしい!ぜひ見たいのです!!」
    「うーん…どうしよっか?」
    『ぷりゅ!?』
    「オー!?見せてもらえないのですか!?」
    「ううん、冗談だよ!さ、見て見て」
    「よ、よかったのです」
    『ぷゆゆ~』

  • 67ウキクサ24/06/12(水) 11:15:33

    【杭を抜こうとする山男に近づいて話しかける男】

    おう、なにしてんだ?
    アンタもヘザー調査隊の雇われ…か?

    あ『あ』

    【そこにはウォロが山男の格好で杭を抜こうとしていた】

    ………………『………………』

    『〜っ!!』待てやコラ!!

    【逃げ出したウォロを全速力で追いかけ、アバラ折りをきめる男】

    『いだだだだだだ!!』
    てめぇ!図鑑完成を見送ることなく今ままでどこほっつき歩いていたんだ!!

    【ウォロはアバラ折りから抜け出すと今度は男性に膝十字固めをきめる】

    あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!
    『それ結局アルセウスに会ってることになるじゃねぇか!!認めてませんよ!!お前みたいな男をワタクシはまだ認めてねぇぞ!!』

  • 68ナイト24/06/12(水) 12:19:18

    >>46

     戦闘は省略しよう。情けない話だが、今の私では掴みきれない。

     ただひとつだけ言うとしたら、かのポケモンは何かしらの制約を科されているようでもあった。

     ともかくも、少年がポケモンを捕まえる。レジギガス、と名付けたのは誰だったろうか。

    「大地の巨人って感じの ごっついポケモンだったよなあ!」

    「調査隊の仕事だね! ×××さんが捕らえたポケモン どんなポケモンかな 図鑑の完成が楽しみ!」

    「ああ オレも学者先生の 文章を楽しみにしているからよ」

    「じゃあね ×××さん また遊ぼうね!」


     知を尊ぶ姿勢は素晴らしい。私にはとんと縁のないものだが。

     小雪がちらついてきた。ああ、これからが重要となるだろう。私にとっても、彼にとっても。

     誰も、なかったことにはできないのだから。

  • 69ナイト24/06/12(水) 12:37:33

    【視点は、入れ替わる】

    【キッサキ神殿から出てきた白い髪の少年が小雪の舞う空に顔をしかめた】
    【アルセウスフォンは未だなく、そのためワープでベースに戻ることはできない】
    【カミナギのふえを取り出そうとして、この空気で騎乗はむしろ危険だなと彼は思う】
    【手袋や首回りの防寒を確認して、すっと前を見据えて歩き出した】

    ここから近いのは……滝の傍の氷山ベースか。寒いのは嫌いだな……

    【ひどく近い過去を思い出すように眉をひそめた。暖をとろうとしてかウインディをボールから出す】
    【ズキズキと頭が痛む。なにかを、わすれているきがして、落ち着かない】

  • 70とあるブショー24/06/12(水) 15:09:26

     まずはベースキャンプでセキ様、カイ様と合流しようと純白の凍土に降り立った私たちの目に、早速信じられない光景が飛び込んできました。
    「…」
    「…」
    「…まじでか。」
     ショウさんがぽつりと小さく呟いた言葉も、静かな凍土ではよく響いて聞こえます。
    「な、何?どうしたのみんな…」
     こうも私たちからの視線を集める理由に思い当たるところが無いのか、どうにもカイ様は居心地が悪そうです。
     いえ、本来なら居心地は別の意味で悪い筈なのですが…

  • 71とあるブショー24/06/12(水) 15:21:31

    >>70

    「まってカイちゃん、その、寒くないの…?」

     カイ様のその様子は医療の知識があるテルさんの眼には余計に驚くべきものに映ったのでしょう。テルさんは恐々と尋ねました。

     真っ白な雪原を背景に、息も凍る氷点下で、カイ様はいつも通り背筋を正して凛と立っています__いつも通り、肩と足を思いっきり出した服装で。


    「え、むしろ暑いぐらいだけど?」

     正気ですか?

     ……荒ぶるキング達に未知のポケモンの出現。時空の裂け目が開いてからの長の負担は到底計り知れません。あまりの激務で狂ってしまわれたのでしょうか。

    「うっそ、ちょっとしつれーい…」

    「きゃああっ‼︎」

     いきなりショウさんにぎゅっと抱きしめられて驚いたのか、カイ様は素っ頓狂な声を上げます。

  • 72ぷゆち24/06/12(水) 17:59:23

    【研究室にて、ラベン博士があらゆる資料を漁ってはアルセウスフォンの画面をまじまじと見つめている】

    「ラベンさん、どうかな?ワサビとぷゆちさんの調査、役に立った?」
    「ぷゆゆ?」
    「ええ…ハマナスの島に、いえ、黒曜の原野にゾロアの群れがいた記録など今までひとつもありません。それに加えてヒスイのゾロアは他の地方で見る黒いゾロアに輪をかけて気難しいポケモン…誰かがこっそり繁殖させてハマナスの島に放したという可能性も限りなく低いでしょう」
    「わ、すごい。さすが学者先生だね、ぷゆちさん」
    『ぷりゅぷりゅ~』
    「直ちにシマボシ隊長に報告したいところですが…一度ヨネさんと情報を共有しましょう。高台ベースへ向かうのです」
    『ぷり!!』
    「おもしろいものが見れそうだからワサビも行くよ!」
    「…それは千里眼による予言ですか?」

    【ワサビはラベン博士の問いににっこりと笑い、大真面目に言い切った】

    「ううん、女の勘!!」

  • 73ウキクサ24/06/12(水) 20:10:06

    >>67

    「ぽに、ぽに、ぽにおーん!」


    【オーガポンがカウントを取り、男の勝利に終わった】


    ぜぇ、ぜぇ…でもまぁ…元気そうでよかったよ。

    それに…


    【男はウォロにヒスイ図鑑を差し出す】


    図鑑。またせて悪かったな。

    楽しみに待っててくれたんだろ?


    『…………フン』

  • 74ぷゆち24/06/12(水) 23:10:09

    【ピンク色のポケモンとラベン博士とワサビは高台ベースで待機していたヨネと合流した】
    「調査ごくろうさん。おや、ワサビも一緒にいたのかい」
    「うん、ぷゆちさんのお手伝いだよ」
    『ぷゆゆい』
    「なるほど。確かに今のその子に足…いや翼は必要かもね。…それで?なにがあったか教えておくれよ」
    「ええ、彼女らが渡って調査してくれたハマナスの島にはゾロアの群れがいたのです」
    「うらみぎつねのゾロア?そりゃまた珍しいポケモンがいたもんだね。あたしは凍土で見かけたことがあるよ。そうだろ、ワサビ?」
    「うん。あたしも凍土で見たことあるよ。逆に凍土でしか見たことなかったかも」
    「どうなんだい、ゴンベ。あんた、ゾロアが気になったのかい?」
    【ヨネは思案顔で足元のゴンベへと話しかけたが返事はなく、そちらへ視線を向けて驚きに目を見開いた】

  • 75ぷゆち24/06/12(水) 23:25:04

    【そっくりな2匹のゴンベが互いに見つめあって首をかしげた】
    「ご、ゴンベが2匹に増えたのです!!」
    「おやおや…不思議なことがあるもんだね。まあ、あたしがゴンベを間違えるわけないよね」
    『ぷゆ!!……ぷぃ?』
    「あんただろ。あたしのゴンベはすぐ隣じゃないほう!」

    【キリッとした表情で構えたピンク色のポケモンの口にワサビが羊羮を含ませる。もぐもぐと咀嚼している間にヨネは自分から少し離れた場所にいるゴンベを指差した】
    【指名された方のゴンベはゆらりとその姿を崩し、白と紅の人魂のような狐ポケモンの姿になった】

    『コンヌ』
    「……」「……」「……」『ぷぃゆ?』
    【さっさと逃げていくゾロアの後ろ姿を見守る人間たちの間に非常に気まずい空気が流れた】

  • 76ふたりの調査隊24/06/12(水) 23:56:57

    次の調査に行く前にハマレンゲさんにたくさんおすそ分けをもらっちゃった
    調達に来たって言ってたけど何を買いに来てたんだろう
    次会った時に聞いてみようかな

  • 77ウキクサ24/06/13(木) 06:47:33

    >>76

    おー、よかったな、調査頑張れよ。

    ついでに次にハマ公に会う時に何かお礼でも渡しとけー。

  • 78ウキクサ24/06/13(木) 08:56:13

    【エリアゼロ観測隊と共に霧が立ち込める大穴へ降りる一同】

    「ぽに〜」

    おお…コレは…。

    『はえ…すごか…』

    『伝説によれば、昔は『この世の全てのものより価値がある財宝』があると信じられており、2000年前のパルデア帝国時代から、その神秘に魅せられて財宝を求め探検する者が何人もいたようです』

    お前…よく調べ上げたな。

    『当然です。このような大穴を前にワタクシの好奇心が抑えられることなどありませんので』

  • 79ナイト24/06/13(木) 09:31:41

    >>69

    【ザクザクと雪を掻き分けて少年は進む。どんどん体感温度が下がり、ガチガチと歯の根が合わなくなる。体が竦み、足は萎え、指先ひとつままならない】

    【内臓が裏返りでもしたかのようだ。嫌な汗が出るのを止められない】


    ぁ…………


    【とさり、軽い音がする。雪の上に倒れた少年に、ウインディが吠える。瞼が震えるも、目を開くことすらできないようだ】



    【どこからか、ぱちぱちと火の音がした】

  • 80ウキクサ24/06/13(木) 13:50:03

    【幾何学の地上絵を眺めるエリアゼロ観測隊】

    『な、なんね、あの地上絵…!』

    【ざわめく観測隊を横にウォロと男がヒソヒソと話す】

    お前、あれをどうみる?
    『コギトさんから聞いた『みつぶたい』に似てますが…読めませんね』
    というと?
    『どの意匠もシンオウの神話のポケモンに該当しないのですよ。あるとするならば…四災、かつてまだ王国だったパルデアに災いをもたらしたという四匹のポケモン…数だけなら合いますね』
    『ま、ワタクシの推測に過ぎませんが…』

    【ウォロが一通り推測を述べるとどこからか悲鳴が上がった】

  • 81ウキクサ24/06/13(木) 14:04:41

    >>79

    あ、こっちもやべえが、そっちもやべぇ!

    クソッ、オーガポン!先にあのタイヤを蹴散らすぞ!

    「がお!」

  • 82ぷゆち24/06/13(木) 14:39:15

    「…ゾロアが原野にいたなんて妙だね」
    「そ、そうですね」
    『ぷりぃ…』
    【しばしの沈黙の後、何事もなかったかのようにヨネが話を再開した。ラベン博士は戸惑いつつも話を合わせ、ワサビはピンク色のポケモンに顔を埋めながらぷるぷると震えている】
    「なにかの前触れだったり、変なことが起きなければいいけど。念のため、あんたたちの隊長に報告した方がいいんじゃないかい?」
    「そうしましょう。ヨネさんもワサビさんも、何か異常があったらすぐに教えてほしいのです!」
    『ぷゆゆ~』

  • 83ぷゆち24/06/13(木) 16:47:58

    『ぷり!!』
    「ぷゆちくん?」
    【ラベン博士と共にコトブキムラへと戻ってきたピンク色のポケモンは、不意に進行方向を変えて呉服屋へと突撃した】

    『あらお客さま、いらっしゃいませ。何かご入り用ですか?』
    『ぷりゅ、ぷぃぷぃ、ぷぃゆ~…ぷりん?』
    「これは…」

    【ピンク色のポケモンはポーチからズタズタになった山葵色の巾着を取り出し、ジェスチャーを交えて何事かを懸命に訴えた。シャロンはピンク色のポケモンと巾着を見比べるとにっこりと笑う】

    「破損が激しい部分に端切れをあてて縫い合わせれば直すことは可能だと思います。少し見た目は変わってしまいますが…それでもよろしいですか?」
    『ぷり!!』
    「ではしばしお預かりします。先日あなたのおかげで新作の着想を得られたのでお代は結構ですよ」
    「ぷゆ~♪」

  • 84ウキクサ24/06/13(木) 18:57:52

    【大穴の入口に戻るエリアゼロ観測隊】

    『はぁ…失敗…してしもうた…』

    いやぁ、あんなポケモンがいるなんて世界は広いなぁ〜!

    『あんた…落ち込まんとね?失敗したとよ?』

    んー、昔のオレだったらそれで落ち込んでいたけどよ。
    まあ、それで終わりでもあるまいし、また模索すればいいさ。世界は自分の思った以上に広いからよ。
    …だけど流石に今回怪我した奴を思うとちょっと軽率だったな。

  • 85ナイト24/06/13(木) 19:01:47

    >>79

    【ばちばちと火花が散る音がする】

    【洞窟を利用した簡易的なキャンプ。横穴以外にも複数箇所出入りできるらしく、防衛はともかく逃走に不便はなさそうだ。あるものは火と温められたスープぐらいなものだけれど】

    【そこに滞在していた男は漂ってきた気配に入口を向く。獣の唸り声と、引きずるような音】

    【かなり低下した視力で、ウインディと少年だと判断した】

    【衰えた五感でなお、動きはよどみない。魘され、浅い呼吸を繰り返す少年を火の傍に置いて、その額に手を置いた】


    【霊感、なんてものはない。ただ知っているだけ。少年が男の過去に同調したように、彼もまた覘いてしまえただけ】

    【少年は苦しみ続けている。止血のために熱した棒を当てるようなものだ。体温を上げて免疫を活性化させるような防御機能。問題は、誰がそれを望んだかということだけ】

    【忘れたものを思い出す。壊れるからと忘れることを選んだ、最後のホワイトクリスマスを】

  • 86ぷゆち24/06/13(木) 21:08:27

    「本来の生息地ではない場所にゾロアが集まっていた…」
    【調査隊室にてシマボシとテルがラベン博士からの報告に耳を傾けている。ピンク色のポケモンは椅子の上でぽよぽよ跳ねながら遊んでいるが、誰も咎める様子はない】

    「時空の裂け目の影響でしょうか?」
    「まだなんとも言えないな…とにかく報告ご苦労であった」
    「ぷゆち、必要そうな道具をクラフトしておいたからポーチに詰めとくぞ」
    『ぷゆ~♪ ……ぷ?』
    『ごんぬ!!』
    「一大事だよ、一大事!」
    【慌ただしくゴンベを連れたヨネが室内へと駆け込んできた】
    「あんたたちと別れてからゴンベがあちらこちらに反応してさ…すべてで大量発生が起きたんだよ!」
    『ぷりゅ!?』
    「複数個所で同時に…?これまでの大量発生とは違うようだな。大大大発生と名づけるか」
    『ぷっぷりゅぷり?』

    【シマボシは冷静に呟くとテルとピンク色のポケモンを順番に見て告げた】
    「命令する。協力して大大大発生を調査せよ」
    「了解です!」
    『ぷっぷゆ~♪』

  • 87ぷゆち24/06/13(木) 23:06:27

    ぷゆ~…
    【どしゃ降りの雨が降る黒曜の原野にて、ペラップがやかましく鳴きながら群れをなしている動画】

  • 88とあるブショー24/06/14(金) 12:06:01

    >>71

    「うわマジだ、あったかい‼︎」

     ええ…?

    「ショ、ショウさん、近…!っていうか⬛︎⬛︎さん、そんなお化けを見るような目で見ないで…」

     …今私の胸中を渦巻くこの気持ちはもしや話に聞く『恐怖心』というものでしょうか。私には一生掴めない感情だと思っていましたが、まさか理解することが出来るだなんて…

     普段飄々としてらっしゃるセキ様も、カイ様のこの常軌を逸した暑がりには若干慄いているようでした。

    「……まあ、バカは風邪ひかねえって言うしな。」

    「は?バカって言ったほうがバカなんだけど⁉︎」

     仲良いですね… 長たちが親しい関係を築けているようで何よりです。

  • 89とあるブショー24/06/14(金) 12:08:37

    >>87

    おや、体を冷やさないようお気をつけくださいね?


    >>84

    ははは、どうやら大変な目にあったご様子。

    未開拓の地からの無事のご帰還、大変喜ばしく思います。

  • 90ウキクサ24/06/14(金) 19:31:11

    >>89

    まぁ、また挑むんだがな。

    ヘザーっていう学者作家、中々に根性あるじゃねぇか。

    こっちも燃えてきたぜ。

  • 91ぷゆち24/06/14(金) 22:36:24

    『ぷー ぷるる ぷー ぷりー ぷー ぷりーんー』

    【動画の続き。不思議な歌が聞こえると同時にペラップがぱたぱたと倒れていく】


    >>89

    ぷゆ!

    ぷりぷりーん

  • 92ウキクサ24/06/14(金) 22:48:27

    >>91

    あのプリンは歌わなかったな…別の種類なのか?

    そういえば地上のプリンとは違ってたなぁ。

  • 93ウキクサ24/06/14(金) 22:54:29

    【幾何学模様が描かれたプレートを前に話し込むウォロと男】

    …プレートだな
    『プレートですね』

    しっかしデカいな…
    『少なくともあなたが…アルセウスに…アルセウスに…うがああ!!』
    どうどう「ぽにぽに」

    『あなたがアルセウスに…会えた事を考えると…やはり、プレートの数は18枚で合っているはず。ならばこのプレートは…どこから来たのでしょうね』

  • 94とあるブショー24/06/14(金) 22:55:54

    >>91

    ははは、可愛いですね〜。

    ノーマルタイプが得意なブショーが居れば、ぷゆちさんが何を言っているのかも分かるのですけれど。

    >>92

    別種では?歌わないプリンなど見たことありませんし。

  • 95とあるブショー24/06/14(金) 22:57:17

     夕飯の時間になったのですけれどテルさんが帰ってきていませんね… ちょっと探しに行きましょうか。

  • 96ウキクサ24/06/14(金) 23:13:49

    >>94

    だよなぁ、捕まえそこなったからもう、わかんねぇけど。

    あれだろ、リージョンフォームってやつ。

    本当にポケモンは面白ぇなぁ。

  • 97ぷゆち24/06/15(土) 08:14:12

    ぷゆゆ?

    【どしゃ降りの黒曜の原野にて、タマザラシの群れがころころと転がっている動画】


    >>92

    ぷりゅ!?ぷゆゆぷりん?

    ぷり~…?


    >>94

    ぷっぷゆ~♡

    ぷりゅぷ?ぷりゅり!!ぷゆ♪

  • 98ぷゆち24/06/15(土) 16:22:05

    『たま~』『たまぁ?』
    【タマザラシに物珍しげに囲まれて戸惑いながらボールを投げているテルの映像】

    ぷゆゆーい♪

  • 99ウキクサ24/06/15(土) 16:35:01

    【煌びやかな結晶に囲まれる観測隊】

    ここが大穴の深奥…!「ぽに〜」

    『これ…全部結晶…』

    【オーガポンが手頃な結晶を拾い上げる】

    「ぽに〜ぽに〜」ははは、綺麗だな。

  • 100とあるブショー24/06/15(土) 17:37:20

     森の中、ザクザクと雪を踏み固めながらテルさんの足跡を探します。
    「あなたがいてくれて助かりました。雪原の夜は寒さが厳しいですから。」
     私の隣で暖かく辺りを照らしてくれているバクフーンは、嬉しいのを抑えきれない、と言ったふうに頬を緩めながらふすふすと鳴いています。こういうところはヒノアラシのときから変わりませんね。
     と、その可愛らしいはにかんだ顔はすっと真顔に変わったかと思うと、バクフーンはふと立ち止まりました。
    「バクフーン?どうかしましたか。」
     バクフーンは一声小さく鳴くと、行く手の斜め右前、木々の向こう側に視線をやりました。

  • 101ナイト24/06/15(土) 17:51:34

    >>85

    【バチっと目を覚ました少年が勢いよく起き上がる。明らかに錯乱した様子で、しかし体力の問題か暴れたりはしていない。ぐるぐると目を回す彼はぶつぶつを何かを呟いている】


    「なんで、どうして」

    「俺のせい、じゃないか」

    「わすれるなんて、そんな」

    「今まで、どんなかおをして」


    【周りのことが目に入っていないようで、ウインディも男も無視している】

    【その様子を見とがめてか、男が強引に少年と目を合わせる】


    「……また、蹲るのか?」

    「一度逃げたな。また逃避にふけるのか。他の誰でもなく、お前自身がそれを赦せなくなると知っていて?」

    「目をこらせ。耳をすませ。古くから伝わる教えに、誰かの祈ったあり方に。お前はそれが得意だったはずだ」

    「ひび割れた心に水を渡し、澄んだ魂を取り戻せ。自分の輪郭を意識しろ。今、お前を閉じ込める牢獄の鍵は、お前がずっと持っている」


    【虚ろだった少年の顔に、徐々に表情が戻ってくる】

    【ウインディが少年に寄り添う。荷物をそのままに、男が洞窟を出ていった】

  • 102とあるブショー24/06/15(土) 20:16:31

    >>100

     視線の先にはテルさんと、見知らぬ女性が一人。暗くて表情は伺えませんが、何やら話しているようです。暗闇の中で、女性の白い着物だけが浮いて見えるようでした。

     私はふと、黒曜の原野で会った女性らしきものを思い出しました。あれは確かムラまでの道を聞いてきたのでしたっけ。あの時は怪異だったら祓えて良し、ポケモンや人だったら殺してそのままどこかに埋めようかととりあえず短刀で刺しましたが、今はバクフーンもフワライドもいますからね。そんな雑な手段は取らずにすみそうです。

     私はわざと足音を立てながら近づきます。

    「テルさん?誰と話して__」

    「シンジュ団の集落までの道ですか?ええと、」

     そこで私は女性の足が透けているのに気づきました。

  • 103ナイト24/06/15(土) 23:10:05

    ……助けられちゃった
    カッコ悪いな、ほんと……

  • 104ウキクサ24/06/16(日) 17:28:22

    【毛布に包まれたヘザーを背負う男性】

    ひゃ〜、肝が冷えたぜ…こんな場所で神隠しなんてシャレにならねぇからな。

    『ここは嫌な予感がします…アルセウスに繋がるものはありませんでしたし、流石のワタクシも命が惜しい…』

    だな。

  • 105ウキクサ24/06/16(日) 17:30:40

    >>103

    いいじゃねぇかかっこ悪くても…生きてるだけでも十分だよ。

  • 106とあるブショー24/06/16(日) 17:50:33

    >>103

     あ、ご無事でしたか。良かった良かった。お体の方は大丈夫でしょうか?


    >>102

     私は女性に飛びかかりました。

     勢いにまかせて華奢な体を押し倒すとそのまま馬乗りになり、左手で、女性の簡単に折れそうなほど細い首をしかと押さえつけます。

    「えっ、⬛︎⬛︎さ、えっ⁉︎」

     背後から聞こえてくる混乱し切ったテルさんの声を無視して、私は女性に問いかけました。

    「あなた、その足はどうしたのです?」

    「…」

     女性は観念したかのように黙っています。次第にその姿はぐにゃりと溶けて、歪んで、雪のように白いポケモン__ユキメノコへと変わりました。

    「……⁉︎」

     テルさんがひゅっ、と息を呑む音がします。

  • 107ナイト24/06/16(日) 18:19:03

    取り敢えず教わったプレートは全部集まったし一旦コギトさんのとこ行くか


    >>106

    脱水の初期症状みたいなのはあるけど、概ね平気。ありがと


    >>105

    だけ、なんて言えるほど簡単でもないだろ、生きるってのは。それに無い中身じゃ見栄でも張らないとやっていけない

  • 108ウキクサ24/06/16(日) 18:26:13

    >>107

    そうか、お前は本当に真面目なんだな。

    尊敬するよ。

  • 109ナイト24/06/16(日) 19:11:57

    >>108

    ……俺のこれを真面目って言うのは違うと思うぞ。そういう生き方しか、見方しかできないだけだよ。あんたは俺の言い方に憤ってもいいんだし

  • 110ウキクサ24/06/16(日) 19:44:07

    >>109

    少なくとも、自分から逃げていたずらに生きているよりは立派だよ…頑張ってる。

    僕は…今までそこから逃げていたから。

  • 111ぷゆち24/06/16(日) 21:04:33

    ぷりゅ!?
    【どしゃ降りの黒曜の原野にて、ゴルバットの群れが飛び回っている映像】

  • 112ぷゆち24/06/16(日) 22:44:42

    『ぷりゅぷりゅ~!!』
    【ピンク色のポケモンがジバコイルを乗り回してゴルバットの群れを蹴散らしている映像】

  • 113ウキクサ24/06/17(月) 01:20:28

    【虹色に輝く結晶を眺めるオーガポンの横で荷造りする男】
    「ぽに〜」
    ふぅ、色々と謎も疑問もあったが面白い調査だった。


    『ではワタクシはこれで…』
    『ワタクシはワタクシなりのやり方でアルセウスに会います、貴方には負けませんからね!!』

    おう、頑張れよ〜。

    『じゃあ、おいも…実家帰って家督を継ぎにいくたい、もともとは逃げた許婚の顔ば見るための旅やったけど、世界は広かね…!自分のしたいこと見つけていかんともったいなか!』
    『ほいじゃ!』

    おう!気を付けてな〜

    次はどこに行こうか、お前の同族がいるらしいキタカミの里に行ってみるか!
    「ぽに!」

  • 114ぷゆち24/06/17(月) 13:32:38

    『ぷりゅ~…』
    【濡れそぼったピンク色のポケモンが高台ベースの焚き火のそばに座って前髪を拭いている】
    「ポケモンは雨具をつけられないから大変だよな」
    「笠だけでも着けられないでしょうか?呉服屋のシャロンさんに聞いてみるのです」

    「黒曜の原野での調査、ごくろうさん!」
    『ぷり?』
    【不意にヨネとゴンベがやってきてピンク色のポケモンの頭にぽんと手を乗せた】
    「大大大発生について何かわかったかい?」
    『ぷぃゆ!』
    「今のところ群れるポケモンに法則性はありませんね。黒曜の原野では普段確認できないポケモンも現れ、しばらく時間が経つと何処かへと去っていくのです」
    「あとは何故かいつも豪雨のところに発生してるような…」
    「豪雨にポケモンが集まるのかい?ゴンベも豪雨に反応しているのか、それとも大大大発生に反応しているのか…もっと調べるしかないよね」
    『ぷゆゆい!!』

  • 115とあるブショー24/06/17(月) 17:21:19

    >>106

     ユキメノコは大人しく、まるで死期を悟った人のようにじっと私を見つめています。

     野生の勘でしょうか。ユキメノコは体はあまり強くないポケモンですから、この状況では私に反撃するよりも、私に殺される方が早いと悟ったのでしょう。

     でも、そうですね。この子の仲間に恨まれてはいけませんから、できる限り良いお別れをしたいものです。例えば__火葬とか。


    「ああすみません。置いてけぼりにしてしまいましたね。バクフーン」

     妖しい赤紫の炎を揺らめかせながら、バクフーンが草木をかき分け慌ててのしのし近づいてきます。

    「バクフーン、ユキメノコに__」

    「っ!ゲンガー!」

     ボールが開く軽い音と共に、テルさんのボールの中からいたずらっぽい笑顔と共にゲンガーが出てきました。私は咄嗟にテルさんの方を振り向きます。

    「⬛︎⬛︎さんにさいみんじゅつ!」

  • 116ふたりの調査隊24/06/18(火) 01:27:25

    群青の海岸でも変わらず大雨が降ってたし陸だけじゃなくて海でも大量発生してたよ
    どうしてヨネさんのゴンベにバンジのみをあげると誰がいるかわかるようになるんだろう…ヨハネちゃんに後で聞いてみよう

  • 117ウキクサ24/06/18(火) 04:14:50

    【船に揺られ、地図を見ながらサンドイッチを食べてる男とオーガポン】


    キタカミの里ってけっこう辺鄙な場所にあんだな。

    元いた世界だと◯◯◯に近いな…。


    >>115

    おいおい、人に向けて技を指示とか正気かよ。

  • 118とあるブショー24/06/18(火) 08:51:40

    >>117

     私はポケモンを躾けるために、攻撃技は極力人に向かって撃たせないようにしていますが… さいみんじゅつ程度ならよく人間相手にも使いません?


    >>115

    「っ!」

     至近距離から毒々しい色の波動が飛んできます。

     私は咄嗟に体を捻り直撃を避けたものの、この距離からでは流石に躱しきれず、さいみんじゅつは私の肩を掠めました。

     と、同時に私の視界がぐにゃりと歪みます。

    「ぐ……」

     さいみんじゅつによって私が腕の力を緩めた一瞬のうちに、ユキメノコは私の体をするりと抜けて、夜闇の中に姿を消しました。


     私は己の腕に思い切り歯を立てました。鋭い痛みが靄のかかった思考を晴らします。

    「すみませんテルさん、逃げられてしまいました。不覚です…」

    「あ、あの…… ごめんなさい…… でも、あの子は迷ってたオレに声をかけてきて、『この辺りは詳しいから案内します』って言ってくれて… 『訳あってわたしはシンジュ団の集落には近づけませんから、この森を抜けたら自力で集落まで帰ってくださいな。集落付近の道はどこまで覚えていますか?』って…」

    「……おや、そうだったのですか。」

     まあそれもどこまで本当かはわかりませんけれど。

  • 119ナイト24/06/18(火) 09:02:01

    移動家屋には慣れてるけど。冬営地に限らず住居はこんな間に合わせじゃないんだよな

    体も温まったし片付けてから帰るか…


    >>110

    まあ、生存は前提なのか、まずクリアしなきゃならないハードルなのかって違いだよ

  • 120ウキクサ24/06/18(火) 11:43:28

    >>118

    …そ、そう言うものなのか?

    この世界の線引きは、よくわからん…。

  • 121ぷゆち24/06/18(火) 18:24:04

    「とはいえどうすればいいのか…黒曜の原野は一通り調べたけれど、謎が増えただけだよね…」
    『ぷゆ~……ぷりゅ?』
    「暗い顔をしていると美人が台無しですよ」
    『ぷりゅり?ぷゆゆ~い』
    「あら、ユウガオさん。それがさ…」
    【自慢げに自分の顔をぺたぺた触るピンク色のポケモンを尻目に、ヨネたちはユウガオへと事情を話した】
    「豪雨の間の大量発生…聞いたことないねえ」
    「ユウガオさんでも知らないとなるとお手上げだよね」
    「まあ、いろんなことが起きるのが人生ですからね。シンオウ神殿にポケモンが降りてきたり、ポケモンが人のかたちをとっていたかと思ったらまたポケモンに戻ったり…そうそう経験できないことですよ」
    「確かに…」
    「それらに比べたらポケモンの大量発生はまだ常識の範囲内と言えるかもしれませんね」
    『ぷゆゆ?』

  • 122ウキクサ24/06/19(水) 07:10:48

    【ある集落にたどり着く男とオーガポン。しかし、見慣れないよそ者に集落の人間は警戒の目を二人に向ける】

    あ〜、まあ、同然の結果だな。
    …野宿するか!「ぽに!」

    【家屋から内気そうな青年が二人を見てる】

    『……わやじゃ』

  • 123ぷゆち24/06/19(水) 13:32:39

    「ポケモンもパルキアさまの出現に反応しているのかもしれないね。あなたたち、コトブキムラに行くとするかい?ヒナツの店には人が集まる。人が集まれば情報も集まりますよ。あの子のお店、人気ですからね」
    「そうか、ヒナツの散髪屋!」
    『!! ぷゆゆい!!』
    【ピンク色のポケモンはまだ湿っている前髪を触って喜んでいる】
    「そうじゃなくてさ、大大大発生を目撃した人がいればなにか情報を得られるかもしれないだろ」
    『ぷりゅぅ~…ぷゆゆ!ぷり!!ぷりゅり!!ぷっぷぷりん!!』
    「はいはい、わかったよ。女にとって髪は大事だもんね。でも情報を集めることも忘れないでおくれよ」
    『ぷり~♪』

    「そういうもんなのかな」
    「女性の心はポケモン以上に摩訶不思議なのです」
    【わかりあったピンク色のポケモンとヨネを尻目にヒソヒソ話すテルとラベン博士を生温かい目で一瞥すると、ユウガオは一同を見渡して纏めた】
    「決まりだね。散髪屋でお待ちしますよ」

  • 124ぷゆち24/06/19(水) 18:07:10

    『ぷゆ~』
    【ピンク色のポケモンの身体を丁寧に拭きながらヒナツがヨネやテルたちに顔を向ける】

    「聞いたよ、大大大発生の話!あたしはポケモンのお祭りだと思うんだ!」
    「お、お祭り?」
    『ぷり?』
    「ジョウト地方出身のお客さんが教えてくれたけど、ピッピは満月の夜に集まっては舞うんだって!何かの条件でポケモンが集まる大大大発生となんだか似てない?つまり大大大発生はポケモンが豪雨を楽しむお祭りなんだよ!」
    『ぷりゅっりゅ~♪』
    「おっ!ぷゆちもそう思うかい?」
    「そ、そうかなあ…」
    「うーむ…ピッピの例がある以上は絶対に無いとは言いきれない説です。あらゆる可能性を考えて調査した内容を元に精査するのがボクたちの仕事なのです」

  • 125ウキクサ24/06/19(水) 18:39:50

    【とある山頂にあるごく普通の池を調べている男とオーガポン】

    ふぅん、温泉ではないんだな。

    「ぽに〜」

    【オーガポンが池の淵でテラスタルの結晶越しにきらめく池を見て楽しんでいる】

    おーい、あんまり身を乗り出すと落ちるぞ~。

    『………大オニと小オニじゃ』
    『しまった!』

    【物陰から男とオーガポンを見ていた青年は不注意で傍にあった石を蹴る】

    【物音に驚いたオーガポンは足を滑らせて池に落ちた】

    あ〜、ほら、そんなところにいたから…。
    「ぽにぃ…」
    え?あの結晶落とした?あ〜、見えねぇなぁ…バラけてどっか流れたか?今度から不用意なことするなよ。
    「ぽに〜」
    とりあえず風邪引く前に体拭くにねぐらに戻るぞ
    「ぽにぃ」

    【男は濡れたオーガポンを抱えて山を降りていった】

  • 126ナイト24/06/19(水) 18:54:34

    【並べられた16枚のプレート】
    それぞれのタイプに対応してるなら後2枚なんだろうが、これでコギトさんに聞いたものは全部だしなー。キッサキ神殿のプレートなら世界の裏側にいるって存在について書かれているかと思ったんだけど宛が外れたし
    まあ、取り敢えず情報提供のお礼も兼ねて庵に行ってくるか

  • 127ウキクサ24/06/19(水) 19:10:07

    >>126

    お、そうだな。

    せっかくだからついでになんか美味いもんでも差し入れでもしてやんな。

  • 128とあるブショー24/06/19(水) 21:13:19

    >>118

     テルさんは急いで鞄の中からカゴのみを取り出し、こちらに差し出します。

    「本当にごめんなさい…… 体、大丈夫ですか……?」

    「大丈夫です。ありがとうございます。」

     私は頂いたカゴのみを一口齧りました。口の中いっぱいに渋みが広がります。


    「えっと…… さっき、『逃げられてしまいました』って言ってましたけど…… その、ユキメノコに何しようとしてたんですか?追い払おうとしたなら、別に逃げられても良いじゃないですか。」

     おや、そこを聞いてきますか。流石鋭い。


     ここはある程度正直に、はっきり言ってみましょう。

    「このままではテルさんが危ない、と些か気持ちが逸ってしまいましてね。咄嗟にユキメノコを退治しようと致しました。……過剰な反応でしたね、調査隊のすべきことではありませんでした。申し訳ない。」

     で、ここからはちょっと情で誤魔化してみましょうか。

    「ですが、ランセでは人がユキメノコに凍らされたという話もよく耳にします。あなたの身に何かあったら、私は……」

    「⬛︎⬛︎さん……」

  • 129ナイト24/06/19(水) 21:26:38

    【古の隠れ里】

    「コギトさーん。お久しぶりです」
    「ふう…… プレートとやらは集まったのか?」
    「×××さんは 敏腕の調査隊員ですからね」
    「ばっちりですよ! あとこれ、今までのお礼も兼ねて。あ、古いパン使ったわけじゃないんで安心してください」
    【白い髪の少年がコギトに砂糖をまぶしたラスクを渡した】

    「ところで、教えてもらった情報でだいたいプレートは集まったんですが、あと2枚あるんじゃないかって思って」
    「さあ ほかに情報は!? プレートの情報を教えてください!!」
    「するどいのぅ。なぜそう思った?」
    「13階段とか72の鉱物とか四大天使とか、数字が使われるのは多くありますけど、これが対応するのがなにかって考えたらポケモンのタイプだと思って。最初は10のポケモンの子孫たちに渡されたものですから」

    「なるほどなるほど。良い着眼点じゃ。そうじゃなあ もくざいを3つほど都合してくれぬか?」
    「もくざい?」
    「もくざい?」
    【二人の声が重なる】

    「もくざいが プレートと関りあるというのか…… いや ×××さん とにかく集めましょう! ジブン 商人ですが あいにく持っておりませんので……」
    「ははは。俺も今持ってないので一度コトブキムラに戻らないとですね。では、またあとで」
    【愛想よく少年は笑い、その場を解散した】

  • 130とあるブショー24/06/19(水) 21:30:22

    >>128

     先輩方に何かあったら私は__おそらく元の時代に帰れなくなってしまいます。

     一部のポケモンとしか絆を結べない私と、様々なポケモンと絆を結んできた先輩方。

     私は知っています、全てのポケモンと心通わせられるものの強さを。それができたからこそ私の主君はランセ統一を成し遂げられたのです。

     ですから異変解決のためには、必ず先輩方が必要なのです。


     それにしてもまさかさいみんじゅつを使ってまで止められるとは。大人しい子だと思っていましたが、意外と思い切りの良いところもあるのですね。

     これからはテルさんへの対応を少し改めませんと。

  • 131ウキクサ24/06/19(水) 21:51:30

    >>130

    そうだな、いずれお前さんの想像の上をいくだろうな。

    >>129

    そう言えばあの男はどうした?

  • 132ナイト24/06/19(水) 22:08:19

    >>131

    さあ。助けてもらっといてなんだけど、俺はあいつについて何も知らないし。偶然過去を知っただけで人格については何もわからないよ。せいぜい人でなしってことぐらいしか

    決断や生死に口を挟めるほど親しくもないしな


    ただ生きようとするなら生き残れるタイプだと思う。そういう天運と技術がある人間だ。いや現状あいつが人間かどうかは怪しいけど

    なんでまた急に?

  • 133ウキクサ24/06/19(水) 22:26:50

    >>132

    いや、最近見てないなと思ってな。

    あの手の奴は…どちらの末路になるか個人的に気になってな。

    俺の経験では大きな事を成し遂げるか、道端の石のように誰にも気に留められず消えるかだから。

  • 134ウキクサ24/06/19(水) 22:54:41

    【遠くから聞こえる祭囃子に浮かれるオーガポン】

    「ぽに♪ぽに♪」

    集落の人を驚かせないように慎重にな。

    「ぽに!」

  • 135ぷゆち24/06/19(水) 23:58:31

    「はい、できた!ふわふわのすべすべだよ!」
    『ぷりゃ~♡』
    【元に戻った毛並みを嬉しそうに撫でるピンク色のポケモンをヨネたちは微笑ましげに見守る】

    「へえ…上手いもんじゃないか。ポケモンの散髪屋としてもやっていけそうだ。…ところでヒナツ、他にも何か知ってそうだね」
    『ぷり?』
    「うん…コンゴウ団の友達がおかしなことを言っていたんだ。紅蓮の湿地でオヤブンの大量発生を見たって!」
    『ぷりゅりゅり!?』
    「ヒナツさん、それは本当ですか!?だとしたら非常事態なのです!」
    「で、でもさ、オヤブンが何匹も集まるなんて見間違いじゃないの?オヤブンの大量発生なんて峠クイーンでも相手できないよ…」

  • 136ぷゆち24/06/20(木) 00:40:38

    『…ぷゆ!!』
    「ぷゆち?」
    【重い空気になりかけたところでピンク色のポケモンが椅子から飛び降り、散髪屋の中心で一回転して自分の身体をぽんぽんと叩いた】
    『ぷり~!!』
    「…そうね。わからないことは心配になります。だから調査するのでしょ。みんなの不安を取り除くためにも」
    【ユウガオの言葉に重苦しい雰囲気は薄れ、一同は頷いた】
    「もちろん!ヒスイに暮らす皆さんのために頑張りましょう!」
    「それじゃあ紅蓮の湿地で大大大発生の調査だね。準備ができたら表門に集まろうか」

  • 137ナイト24/06/20(木) 08:37:51

    >>133

    ああ、そういう

    ……ほんとうののぞみも、さいわいも失くしてしまって、挙げ句に概念に成り果てたものの末路なんて一つだと俺は思うかな。運も才も技も、発揮できなければ意味がないよ

    二人の使いが堕天使で、××が消えたのなら救われる道は最初からないし……

  • 138ナイト24/06/20(木) 17:02:11

    「もくざいじゃが 3つほど都合できたのか?」
    「ああ。こけしを作ろうと思って、ちょうど集めていたところだから」
    「おお! これはこれは……」

    「さあ! さあさあさあ! もくざい3コの秘密とは!?」
    「うわっ」
    「おおげさな……? そんなものはないぞ まないたを新調するだけじゃからのう」

    「まな板」
    「はあ まないた? こちらは 板は板でもプレートを探しているのです!」
    「いや、確かにプレートを集めれば会えるかもだしここまで来たら全部集めたいけど、一番の目的はポケモン図鑑の完成だから別にプレートはないならないで……」

    「仕事はさぼるわ 文句は多いわ イチョウ商会のギンナンも さぞや苦労しておるのだろうなあ」
    「ほれ ××× もくざいを集めてくれた駄賃じゃ」

    【×××は せいれいプレートを受け取った!】

  • 139ナイト24/06/20(木) 17:05:28

    >>138

    「わっとと。……あれ、これ」

    「プレートじゃねえか!!」

    「いや プレートですよ これ」

    「なぬ プレート? ちょいとみせるのじゃ! へえ そなたが集めているという プレートと同じ形じゃのう」

    「裏に文字もあるしな……」

    「そうそう なにやら文字が刻まれていてのう 微妙な使い心地じゃった だが 切った材料の 味がよくなったのも まないた…… いやプレートのおかげだったのか」

    「へえ、プレートで味がよくなる……」

    「×××さん、なにか良からぬことを考えてはいませんか?」

    「あはは、ウォロさん。まさかそんな」


    「もう話すことはない! あとはどうするのじゃ」

    「俺は心当たりなんてないし……」

    「プレートですが かなり集まったようですね…… 残りは…… 確証はないのですが カミナギ寺院跡はどうでしょう?」

    「ディアルガ パルキアの像があり なにかしら ゆかりがあるのではと」


    「なるほど」

    「なるほどなあ だてに 遺跡巡りでさぼってはおらんのう よし いけ!」

    「いわれなくても いきますよ!」

    「ん、うん。了解したよ」

  • 140ウキクサ24/06/20(木) 17:22:34

    >>137

    後半はよくわからんが前半は…そうか…もう引き返せないのだな…。

    >>139

    それと…最後のプレート、頑張れよ。

  • 141ウキクサ24/06/20(木) 17:48:42

    【洞窟でオーガポンがメソメソしながらしょげている】

    仕方ないだろ、コトブキムラみたいに皆優しいわけじゃないんだから

    「ほ"に"〜」

    そんなに祭りが好きだったのか…まあ、ゆっくり集落の人に認めてもらうために頑張ろうぜ?

    【男はオーガポンを慰めるように抱きしめる】
    【その様子を仮面を持った青年が見ていた】

    『可哀想さ…』


    そこにいるのは誰だ

    『ひゃあ!取って食わねんで!二人さ仮面持ってぎだだげだよ』

    【内気な青年は二人に4つの仮面を差し出す】

    『こいだばこっそり祭りに参加でぎるはんで…!』

    なぜ、オレたちに…

    『オニ様があんまりにも可哀想なもんだはんで…』

    ……ありがとう!

  • 142ナイト24/06/20(木) 17:53:22

    >>140

    それこそあいつじゃないんだから詳しいことはわからないさ。あれだけ業を背負っているなら誰の死も受け入れることはできないだろうけど

    でも、たぶんあれは、引き返すって選択肢が人生に用意されてないな。切り立った崖みたいになってる一本道だ。進めば進んだ分だけ背後の道が崩れていくタイプの


    プレートはまあ、嫌われることには慣れてるよ

  • 143ぷゆち24/06/20(木) 17:53:38

    【湿地ベースで調査の準備をしている一行のもとにツバキが現れた】
    「やあやあ!ツバキが馳せ参じましたよ」
    『!!ぷりゅ!!』
    【ピンク色のポケモンはテントの中へとって返すときらきらミツとモモンのみがパンパンに詰められた袋を引っ張り出してきてツバキへと押し付けた】
    『ぷいぷい』
    「ぶわっ!?なんです!?」
    「ぷゆちくんが大怪我をしていたのをギンガ団に知らせてくれましたからね。そのお礼だと思います」
    『ぷゆ~♪』
    「なるほど?珍妙なポケモンのわりに殊勝な心がけです。ですが結構!このツバキ、迎月の戦場にてキャプテンを務める者としてシンオウさまの神殿に起こった非常事態には…」
    『ぷゆゆぅ~…!!』
    「ええい押しつけるんじゃない!案外力が強いピンク風船め!!」

  • 144とあるブショー24/06/20(木) 18:08:25

     凍土の真ん中でクレベースのキャプテン、ハマレンゲさんとお会いいたしました。カイ様が『先生』と呼んで師事しているのを見る限りさぞ人間の出来た人なのでしょうね。それ即ち、私とは相性が悪いということですが。
     というか、ハマレンゲさんに限らずヒスイの人たちは全体的にランセとは気質が違いすぎていまいち親しみにくいですね…… ニャースをかぶるのは得意ですが、ずっと心の内を隠して生活するにもやはり限度があります。
     早く異変を解決しませんと。
     そういえばこの地にも一人だけ私と同類らしき人がいらっしゃいますね。あの方の腹の底は一体どうなっているのやら。

  • 145ウキクサ24/06/20(木) 19:22:00

    【仮面をつけた男とオーガポンが集落の人間に受け入れられながら祭りを楽しんでいる】

    「ぽに♪ぽに♪ぽにぽにお〜ん♪」

    良かったなオーガポン。
    ありがとうな、おかげて祭りを楽しめるよ


    『へへへ、オニ様だぢが喜んでぐれでえがった』

  • 146ウキクサ24/06/20(木) 21:30:38

    【オーガポンがきらめく仮面を嬉しそうに眺めている】

    「ぽに〜ぽに〜」

    良かったなぁ。

    『あ、あの、ウキクサさん達はポケモンがおっかねぐねのが?』

    う〜ん、まあ、あいつら喋らねぇしな。
    でもあいつらと一緒にいればどんな困難も超えれる気がするんだ。
    だからオレはオーガポンと旅をしてる。

    『凄ぇ…』

  • 147ナイト24/06/20(木) 22:53:17

    【カミナギ寺院跡】
    「×××さん こちらですよ…… ディアルガ パルキアの像と比べ 遠く離れた場所に 壊されたまま置かれた像…… なにを表しているか わかりますか……?」
    「まあ。……捨てられたんだな、このかみさまは。魂なんてないのに、これは寂しそうだ」
    「さすが ディアルガ パルキアに 打ち勝った最強のポケモン使い よくご存じで」
    「実際に戦ったのはポケモンだし、俺はただ認められただけだけどな」

    「それは失礼!壊され 朽ちた像は ディアルガ パルキアと同格にして 追放されたというポケモン ギラティナを模したもの! 暴れ者ゆえ 世界の裏側に潜んでいましたが いつかアルセウスに 牙をむこうとした存在のようです さて もし ギラティナなるポケモンが アルセウスに挑むとしたら どこに姿をみせるでしょうか!?」
    「すべてのはじまり。……シンオウ神殿?」

    「そうです! 天に近い場所 そして 時空の裂け目が生じた場所です! ……フフフ ……ハハハハ!」
    「いやあ 世界の秘密に 近づいているのでは? という 高揚がジブンを饒舌にします ジブン 幼きころより つらいことや 悲しいことがあると なぜこんな目にあうのかと ひたすら考えたものです」
    「まあ みなさんそうですよね それで ジブンは 自らの好奇心 向上心に 忠実であることを選びました 強く興味をひかれたのは 神話 歴史 遺跡などです なぜなら それらを調べることで 世界の成り立ちがわかれば よりよい世界の創造も可能では? といったことを夢想しましてね」
    「さて 世界の裏側がみつかれば…… 荒ぶる神の子と出会えれば…… シンオウさまのことも なにかわかるやもしれませんね! さあ いま一度 テンガン山 シンオウ神殿に向かうとしましょう! ディアルガ パルキアが 裂け目より現れたことにより なにかプレートに関するものも 出現しているかもしれません!」

    【去っていったウォロを、少年は見つめる】
    感情ってのは複雑だもんなー……
    【ウォロの背中と、影を見る】

  • 148ナイト24/06/21(金) 12:39:41

    「そのもの あらゆるところに いる そのもの あらゆるところに いない」……
    ……今もそうなんだろうな。俺の故郷と同じように。それならやっぱ、見逃せないよな

    シンオウ神殿。そこで終わりか

  • 149ウキクサ24/06/21(金) 18:01:50

    最近なんだか、隣の集落がおかしいって噂がある。
    調べに行きたいがキタカミから離れるのもなぁ…。

  • 150とあるブショー24/06/21(金) 18:12:31

    >>149

     おや、どうおかしいのですか?気になります。



    「……」

    「ど、どうですかハマ先生…?」

     クレベースに対峙するのに相応しいかどうか私たちを試したい、というハマレンゲさんの言により、私たちとハマレンゲさんはポケモン勝負を行ったのですが…… 幾ばくかの沈黙の後、ハマレンゲさんは重々しげに口を開きました。

    「……テルさん、ショウさん、おまえさんたちは大丈夫です。しかし⬛︎⬛︎さん、おまえさんだけはクレベースに会わせるわけにはいきませんな。」

    「おや。」

  • 151ウキクサ24/06/21(金) 18:17:20

    >>150

    さあ、言っちゃあなんだがかなり田舎だからな…情報もかなりおぼろげだ。

    やたら団子を勧められるとか、愉快な踊りを三日三晩したとか。

    まあ、案外祭りだったりしてな!ばらく様子を見るが。

  • 152ぷゆち24/06/21(金) 18:29:32

    「きらきらミツとモモンのみならいくらあっても困らないだろ。もらってやりなよ。それよりあたしたちに何か用かい?」
    『ぷゆゆい』
    【渋々といった様子で袋を受け取ったツバキはヨネへと向き直った】
    「なんでも、大大大発生とかいう現象の調査をしているとか。ツバキには謎は解けています。あとは証拠集めですね」
    『ぷりゅ!?』
    「ツバキ、やるじゃないか!」
    「それはすごい!ぜひ聞かせてほしいのです!!」
    「豪雨でのポケモン集結なる、不思議な現象…そのわけは!」
    「そのわけは?」
    『ぷりゅり?』

    「ツバキを称えるためだと!」

    「……」「……」「……」
    『ぷ~り』
    【ピンク色のポケモンはツバキから袋を奪い返した】

  • 153ウキクサ24/06/21(金) 18:37:08

    >>152

    座布団持ってかれたか…

  • 154ぷゆち24/06/21(金) 19:21:53

    >>153

    ぷりゅ、ぷ~り、ぷゆぅ~…

    ぷりゅり!ぷりん!!

  • 155ウキクサ24/06/21(金) 19:27:25

    >>154

    そうだな、お前さんが一番かわいいな。

    ………いや二番目くらいかな。

  • 156とあるブショー24/06/21(金) 19:28:55

    >>155

     お、惚気ですか?ご馳走様です〜。

  • 157ウキクサ24/06/21(金) 20:13:49

    >>156

    ん…いや、そんな…ん、まあ、そりゃ身内が一番かわいいさ。

    「ぽにぽに〜(*´艸`*)」

  • 158二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 20:15:08

    このレスは削除されています

  • 159ウキクサ24/06/21(金) 20:17:32

    >>158

    気をつけてな。

    必ず帰ってこいよ。

  • 160ナイト24/06/21(金) 20:17:39

    ん。……よし、大丈夫。保険もあるし
    いい加減終止符を打たないと、だな。それじゃシンオウ神殿だ
    少し時間はかかるかもだが、ちゃんと戻ってくるって約束するよ。行ってきます

  • 161ぷゆち24/06/21(金) 21:16:32

    >>155>>157

    ぷゆ!ぷりゅり!

    ぷぃゆ~♪


    >>160

    ぷゆぅ…

    ぷりり~

  • 162ふたりの調査隊24/06/22(土) 01:41:03

    [あの子にどういった原理で大大大発生のポケモンの配置が分かるのか聞かれたけど これはボク関係なく端末そのものの仕様だと答えたら納得してもらえなかったよ]

    [ボクにだって理解できない事があるのに… わかっていたとしてもあの子はそもそも理解できるのか…]

    [あの子はテルとの決闘に向かう準備をしている 勝てると推測できるから心配はしていないけどね]

    >>151

    [その話自体の問題は少ないと考えられるよ いい情報が入ってくるといいね]

    >>160

    [何事もなく目的が終わってほしいよ 気をつけてね]

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