【閲覧注意】聖なる夜に…御曹司、家出する?編🎲🎄part3

  • 1スレ主24/06/05(水) 22:02:35
    x.gd

    ↑今までのまとめ🔗

  • 2スレ主24/06/05(水) 22:03:33
  • 3スレ主24/06/05(水) 22:07:46

    玲王「どうやってやんの…?」
    凪「うぇ?」

    体勢を起こした上半身裸の玲王が、真剣な瞳で凪を見つめる

    凪「ま、またまた…もしかして、そう言って俺にやらせようとしてる?そりゃ全然シてもいーけどさ」
    まさか本当に玲王がヤル気になってくれるとは思わず、天才はらしくもなくたじろいだ

    玲王「いや、俺にやらせろよ。俺ばっかりはずかしーのとか嫌だし、お前だけが主導権握んな」

    凪「ばっ!夜は俺が主導権握るに決まってんだろ!」
    玲王「へぶしっ!」

    凪「…?」

    相変わらず寒そうにしている玲王を気遣って、凪は先程脱がせたモコモコパジャマの赤いカーディガンを玲王の肩にかける

  • 4スレ主24/06/05(水) 22:09:33

    玲王「…も、いーから。はやくおしえて」

    肩にかけられたカーディガンを、玲王が手を交差させるようにしてギュッと掴む

    瞳は潤んだままだが、玲王は元来勉強熱心な男だ
    決してやり方を知らないフリして凪をからかっているワケではない

    それは何かを学び、自身を高めようとするのが好きな、真に意識高い者の瞳だった

    そんな玲王に対してとても茶化したりなどできる雰囲気ではない

    さりとて凪もDTである
    もちろんフェ◯なんて知識のみで、実際に誰かにやったコトもやられたコトもない

    そう、ここにいる誰も正解を知らないのである

    いくら凪が天才とはいえ、初めての実践で玲王にそれを教えることが出来るのか不安だった

  • 5スレ主24/06/05(水) 22:10:49

    凪「と、とりあえず一緒に動画でも見る…?」
    玲王「なんで?おまえやり方知ってんじゃねーのかよ?」

    嘘だったのか?というような疑いの目で見られるのは不本意である。やり方をまったく知らないワケじゃない
    脳内で何万回もイメトレだって重ねてきている


    凪「いや、じゃあ…もう…する?」

    それでも、正直いきなり実践なんて不安しかない

    あんなに憧れていた玲王からのフェ◯
    いざその時なんて、あっけなくくるものだな、なんて凪は他人事のように思う

    本当はもっと「誕生日だから…トクベツな」「今日ハットトリック決めたもんな!ごほーびやるよ」とかなんとか、そんな特別な日にのみ行われると思っていたのに

    頼めばこんなにあっけなくしてもらえるなんて、今までの苦労はなんだったのか

  • 6二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:12:49

    やったー!待ってました!

  • 7スレ主(テレ短縮)24/06/05(水) 22:16:41
  • 8二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:18:12

    うーんDT!!

  • 9スレ主24/06/05(水) 22:21:08

    だって幾度となく焦がれたあの玲王からのフェ◯である

    天ぷらうどんの海老天をあーんしてみたり、タコさんウインナーをわざと食べさせなかったり、映画館で玲王の口にポップコーンを指ごと突っ込んでハムハムさせてみたりと、何度姑息な手を使って擬似フェをさせてきたか分からない

    涙ぐましい変た…いや、努力の数々であった

    しかし、大好きな玲王から早◯の汚名を着せられるコト、御影玲王を抱く男としてそれだけは避けなければならなかった


    凪「えっと…レオって潔癖症とかじゃないよね?」
    玲王「え?」

    凪「その、俺のコレを…レオの口の中に入れてほしいんだけど…」

    玲王「…ふぇ?」

  • 10スレ主24/06/05(水) 22:23:50

    玲王「くちの、なか…?」

    玲王の頭の上には明らかにクエスチョンマークが浮かんでいた
    そう見えてもおかしくないくらいに、首を横に傾げている様子は普段の玲王よりも幼く見える

    同じ年の男に行為を教えているだけなのだが、相手がその意味を知らないというだけでどうして無垢な子どもに無修正のポル◯を突きつける時のような罪悪感を抱いてしまうのか

    玲王「そりゃ無理だろ」
    凪「へ?…無理、って…?」

    凪「(ここまで期待させといて、今更!?)」

    下半身を中途半端に出したままの情けない格好の凪は、ふざけんじゃねー!と玲王に言いそうになった

  • 11スレ主24/06/05(水) 22:26:20

    玲王「だって、俺の口ん中って…入るワケねーじゃん、こんなデッケェの」
    凪「…ハイ。おっしゃる通りで」

    それはごもっともな意見である。ド正論だ

    無理強いしたりして、これ以上嫌われたくない
    かと言って、巨大化した完全顕現ver.誠士郎を小さくするコトもできない


    玲王「あーでも、ゴホッ、先っちょ舐めるだけとかなら…出来る、かも」


    ど、どうしよう…舐めて、もらう?
    (※これは🍌の話です)
    凪の返事を下3レスから🎲

  • 12二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 22:34:39

    ぜひお願いします!!!

    続き待ってました!久々にDT全開凪くん見れて嬉しい
    あとまとめてくれた単体スレもどれも好きなスレだったからまさか同一スレ主だったとは…いつも素敵なSSありがとうございます

  • 13二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 00:19:45

    うん、でお願いしたあと
    上手く出来たら玲王にもやってあげるねって言う!
    ダメそうなら2行目は無くても大丈夫です♡

  • 14二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 01:48:58

    うん…!レオならきっとできるよ。まずは先っちょから頑張ろっか

    ƾ ꩢ ƾ ꩢ舐めるくらいできて当然でしょ?みたいな感じで主導権握ってほじい゛

  • 15スレ主24/06/06(木) 09:59:59

    >>12

    >>13

    >>14


    YES一択!誰も止めない!

    さて、センシティブ安価に女神の選択は?

    dice1d3=3 (3)



    直接表現だと初夏のテレグラフ祭りになってしまうので出来る限りボカしてます🍌

    心のえっちな目でご覧ください


    また、本編がアレなんで爽やかなぬいちゃん画像置いておきます🍒

    (お洋服と小物は購入しました。可愛い〜!)

  • 16二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 14:28:30

    主導権握るのめっちゃいい!
    お菓子作ってるぬい達可愛い(凪ぬいなんてことを考えてるんだ)

  • 17二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 22:22:36

    お菓子作りしてるぬい達可愛い
    (凪ぬいの考えてることは可愛くないけどw)

  • 18二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 01:52:05

    楽しみすぎる

  • 19スレ主24/06/07(金) 08:51:34

    玲王「どーする?よくわかんねぇから…上手く出来るかわかんねーケド…」

    よく分からない?上手く出来るか分からない?

    逆に言わせてもらおう
    玲王がいくら超優秀と言えど、めちゃくちゃフェ◯に詳しくて上手かったら嫌だ。大ショックである

    むしろ「え、何コレ知らない…」「こんなのすんの、初めて…」とか言って、モジモジしながら拙い舌使いでされたい願望まである

    凪「(あ、いや。やっぱりスゲー上手くてもイイかも…)」

    (ーーー自主規制ーーー)

    凪の妄想は止まらない
    もう、玲王にしてもらえるんなら何でも良かった

    そして期待に満ちたハイライト増し増しの瞳で、こう告げる

    凪「うん…!レオならきっとできるよ。まずは先っちょから頑張ろっか」

  • 20スレ主24/06/07(金) 08:58:49

    玲王「先っちょ、から…?」

    しかし、この言葉に玲王は違和感を覚えた

    玲王「(俺さっき、先っちょだけって言ったはずだよな…なのに、からって何だよ。からって)」

    凪「だってレオは超優秀なんだから、ƾ ꩢ ƾ ꩢ舐めるくらいできて当然でしょ?」

    そう。この男、先っちょだけにとどまらず玲王に全部舐めてもらう気マンマンであった

    これが令和のエゴイストなのだろうか

    玲王「ハッ!そりゃƾ (ピーーー※御影コーポ自主規制) ꩢ舐めるのくらい俺ならできるけ」
    凪「今のもっかい!」

    玲王「ほぇ?」

    普段はナマケモノのように温厚な凪が、食い気味に割って入って来たその勢いに玲王は固まる

    凪「ƾ ꩢ ƾ ꩢ舐める、のとこ!もっかい言って?」
    玲王「や、やだ…」

  • 21スレ主24/06/07(金) 09:02:33

    当たり前だ。なんかもう凪の言うことを聞き続けていたら、違うプレイが始まりそうだった

    凪は玲王からジトッとした不審者を見るような目で見られてしまう

    凪「(うぁ…)」

    これはマズイ。隙あらば暴走しそうになってしまうが、それは同時にせっかくのペロペロチャンスの終わりを意味していた

    凪「あ、あの…もし嫌だったら、シなくてもいいから」
    玲王「お、おぅ…なんだよ。しなくていーの?」

    もちろんフェ◯しなくていいなどとは凪はこれっぽっちも考えていない。これも凪の作戦である

    凪「うん。だって、レオ猫舌だし?」
    玲王「ぷはっ、猫舌とこれになんのカンケーがあんだよ?」

    凪「…ベロが、よわよわだから出来ないでしょ?って」
    玲王「は?」

  • 22スレ主24/06/07(金) 09:06:19

    聞き慣れない単語に玲王は思わず聞き返す

    玲王「ベロが…よわ、よわ…?」

    凪「うん。レオは食べるのも飲むのも、あっちぃの苦手でしょ?舌がビンカンでよわよわだから、俺のƾ ꩢ ƾ ꩢも先っちょしか舐められないよね、って」

    玲王「ばっ!誰の舌がよわよわだっ!俺に苦手なコトなんてねーの!」
    凪「ほぇー、さすがレオ…じゃあお願いしていい?」

    玲王「おう!見せてやるよ。御影玲王のスペック!」


    そう自信マンマンに答えた御曹司であるが、大丈夫か?
    果たしてその舌使いやいかに?

    玲王は👅つよつよだった?よわよわだった?
    玲王の初フェ◯の出来を舌3レスから🎲

  • 23二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 09:30:43

    クソザコだった

  • 24二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 09:32:41

    よわよわだった

  • 25二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 09:45:08

    よわよわだが少しづつつよつよになっていった

  • 26二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 20:44:20

    どれも凪くんにはクリティカルヒットしそうだ!

  • 27スレ主24/06/07(金) 23:33:41

    >>23

    >>24

    >>25


    まだ誰も知らない御曹司の👅使い

    果たして…?

    dice1d3=3 (3)



    お待たせー!

    弾丸🚅で神戸行ったらたまたま原宿と同じ🍓飴のお店があって「今しかない!」って欲張って両方食べた

    いちごぶどう飴はマジで女の子が食べるやつだ、アレは…可愛い。冷たくてジューシー

    りんご飴は丸かじりだし、わざと口の周り汚して「しょうがねぇなー」って玲王に拭いてもらう凪くんが想像出来た

  • 28二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 10:10:33

    スレ主神戸行ったんだいいなー
    りんご飴なんて食べるには面倒くさい食べ物凪が良く食べたよなって思う
    やっぱり運命の果実的な意味合いを持たせているんだろうかとかつい考えちゃう

  • 29スレ主24/06/08(土) 21:15:19

    (鋭意執筆中🖋️💦もうちょっと待っててね〜🌵)

  • 30二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 02:57:24

    ぬいちゃんたちかわい〜

  • 31二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 10:23:33

    スレ主のぬいちゃんたちいつも可愛いー!

  • 32スレ主24/06/09(日) 18:59:00

    玲王「(さっきから、なんか熱っぽいかも…?)」

    フラフラ、クラクラと体調が良くない気がする
    きっと今の状況に浮かされているせいだろう

    元々苦手なコトなんてないが、特に宝物である凪に対して出来ないことがあるとは言いたくない
    玲王はいつだって凪の隣に並び立つのに相応しい存在でありたかった

    玲王「(なんか、すげぇキラキラした目で俺のこと見てきてるし…期待を裏切るワケにはいかねぇよな)」

    そう思いながら、誠士郎にそっと手を添えてみる

    凪「どぅわッ!?」
    玲王「あっ、ゴメ…(そんなビックリする?)」

    凪「いや、ぜ、全然…急でビックリしただけ。触る前は予告して?」
    玲王「お、おう…ワリィ」

    今からフェ◯をしてもらうということは玲王がソコを触るのも当たり前だが、心の準備のためDTの凪には事前告知が必要だった

  • 33スレ主24/06/09(日) 19:01:25

    〜誠士郎にビビる玲王〜

    x.gd
  • 34スレ主24/06/09(日) 19:03:01

    〜よわよわパート〜

    x.gd
  • 35スレ主24/06/09(日) 19:08:25

    凪「(あっぶ!舌の感触マジヤベェ…暴発しかけた…)」

    凪はずっと大人しくしていたように見えて、その実、誠士郎をコントロールする精神統一に必死だった

    もしここで暴発すれば、玲王から「アラ、凪くんお早いコト♡」とかなんとか言って、早◯の汚名を着せられてしまう


    凪「スゥッ、フゥーッ……」
    玲王「?」

    これまでの数え過ぎによりとっくに素数を暗記してしまっていた凪は、天井を見ながら深呼吸をし、メイド馬狼の姿を思い出しながら乱れた心を落ち着けようとしていた

    その足元では玲王が凪を見上げたまま、不安そうな表情を浮かべている

    玲王「(し、深呼吸してる…?やっぱさっきの痛かったのかな)」

    玲王「だ、大丈夫か?ゴメンな」

    そう言って玲王は、先程舌先で触れた誠士郎の先っちょの部分を手でヨシヨシしてやった

  • 36スレ主24/06/09(日) 19:15:13

    凪「ばっ!何してンだよっ!?(そんな敏感なとこ今ヨシヨシされたら暴発すんだろッ!)」
    玲王「…ぁっ」

    良かれと思ってしたコトなのに、急に凪から怒鳴られた玲王は泣きそうになる

    玲王「…別に、んな怒んなくてもいーじゃん」
    凪「あっ、ゴメ…ほら、レオ。もっかい口開けて?あーん」

    暴発しそうなくせにまだまだ玲王からご奉仕してもらいたい凪は、ここで諦めるつもりは毛頭なかった

    玲王「…やだ」
    凪「は?」

    玲王「急に怒られてこえーし、やり方もわかんねぇし…もうやりたくない」


    あーあ。せっかく頑張ってくれてた御曹司が機嫌を損ねてしまった
    こうして玲王がワガママ言って甘えるのは凪に対してだからなんだけど…

    なんとか玲王からつよつよフェ◯してもらえるように、玲王の機嫌をとろう!
    彼氏凪くんの対応を下3レスから🎲

    (遅くなってゴメン〜!一応つよつよパートまで書いてたけど長すぎてダレちゃうから一旦安価させてください🙏)

  • 37二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 19:23:09

    ご、ごめんね玲王
    玲王にしてもらえるの嬉しくてドキドキして余裕なくなっちゃってた

  • 38二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 20:43:04

    あっ…ごめん、俺緊張してて…泣かないで玲王…

  • 39二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 21:24:37

    ごめん、よすぎて暴発しそうだったからあせっちゃった。。

  • 40二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 01:34:34

    素直に謝れるの偉いぞ凪くん

  • 41二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 11:14:49

    DT凪くん……

  • 42スレ主24/06/10(月) 13:05:23

    >>37

    >>38

    >>39


    よしよし、拗れそうにはないな!

    dice1d3=3 (3)



    コメント保守アリ~🌵

    今更だけど凪が攻められてんの書くの苦手なんかも知れん…受けのフェは好きなはずなんだけどやっぱりスレ主の心の凪くんはガンガンに玲王を攻めてるんだよね

    攻め優位の受けフェにすれば良いんだけどここの凪くんはDTだからその匙加減が難しい🥄🤨

  • 43二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 13:33:39

    えっじゃあ凪→玲王の攻めフェはアリですか!?

  • 44二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 13:58:42

    ガン攻め凪好きだけどDTだと難しいし今無理矢理動いたら絶対心閉ざされるし
    お手本見せるよで玲王をとろとろにする方が早い説?

  • 45二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:02:38

    >>43

    >>44

    みたいです!スレ主お願いします!

  • 46二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 22:39:07

    ⭐️

  • 47二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 08:41:52

    続き楽しみ過ぎる〜

  • 48二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 17:02:09

    DT凪は玲王の機嫌取れるかな?

  • 49スレ主24/06/11(火) 20:01:31

    凪「ごめん、よすぎて暴発しそうだったからあせっちゃった。。」
    玲王「暴発って、何が?」

    凪「そりゃ、ナニがだよ…」

    大好きな人の前で下半身を晒してエレクトした自身を触らせているにもかかわらず、この期に及んでもまだ凪はDTのような冗談を言っている


    凪「(あー、微妙な加減でされ続けんのマジで生ごろしなんだけど…もっとピーーーしてピーーーしてよ、とか言ったら絶対怒らせるか、最悪泣かせる…よね)

    初めてのフェ◯による気持ち良さと、暴発を回避することばかりに思考が囚われていた凪だが、玲王の悲しそうな顔を見て少しだけ冷静さを取り戻していた

    セッ◯スなんてコミュニケーションの最たるものなのに、コミュ障の自分は玲王にして欲しいコトもちゃんと言えないのかと凪は悩み始める

    凪「(えー、なんて言えばいいのかな…)」

  • 50スレ主24/06/11(火) 20:02:08

    〜よわよわpart2〜

    x.gd
  • 51スレ主24/06/11(火) 20:04:41

    玲王「んっ、ちょ…っ!何すんだよ」
    凪「あーごめ…俺のおっきいから当たっちゃった」

    玲王「いや…ワザと当ててんだろ」

    玲王は肩にかけられていたパジャマのカーディガンを使って、先っちょが当たった頬をゴシゴシと拭く

    凪「(あ、それ傷つく…)」


    凪「…ねぇー、レオ。ƾ ꩢ ƾ ꩢ舐めるのは出来たじゃん」
    玲王「ん?そんなの当たり前だろ?…でも、お前さ…」

    凪「ん?」

    玲王「あんま、気持ち良さそーじゃなくね…?」

    凪「えっ」

    玲王から図星を突かれた凪は驚く
    あれだけのクソデカため息を吐いておいて、まったく気付かれていないとでも思ったのだろうか

  • 52スレ主24/06/11(火) 20:08:09

    玲王「…ごめんな。次はもっと練習しとくわ」
    凪「え、いや、練習って…?何?そんなの、どうやって」

    次の機会があるという朗報以上に、「練習」という言葉が凪を熱くさせた

    玲王「そりゃ、業界からプロの講師を雇ってだな…」

    凪「そんなのッ!ダメに決まってんだろッッ!!」
    玲王「ッ!?」

    再び訪れた急な凪の怒声に、玲王は驚いた猫のようにビクッ!と肩を揺らす

    玲王「きゅ、急に怒鳴んなよ…」

    玲王「(俺は、凪のために練習するって言ってんのに…)」

    凪「いや、だって…ちょ、は?とりあえず他の人と練習すんのは絶対ナシだから。俺と一緒にすればいいでしょ?」


    玲王「んー…それはそうだけど…」

    凪の言葉に玲王は首を縦に振らず、気まずそうにして目を逸らした

  • 53スレ主24/06/11(火) 20:10:37

    玲王「…でも、お前も俺も正解知らねぇんじゃ、二人で練習しても上手くなれねーじゃん」

    凪「…」(←めん玲王の時の絶望顔)

    玲王は変に完璧主義でどこか天然なところがある
    放っておいたら間違った方向に突っ走り始めそうで、凪は気が気ではなかった

    これはもう遠慮などしている場合ではない
    思ったコト、玲王にして欲しいコトを、凪は口に出して言っていくことにした


    凪「…あ、あのさ、出来たらでいいんだけど、もっと舌全体使ってやってみてくんない?」

    玲王「え、しひゃぜんひゃい?」(舌全体?)

  • 54スレ主24/06/11(火) 20:14:18

    ワザとなのか天然なのか、玲王があーんと大きく口を開けて、凪の方へと舌を伸ばして見せてくる

    薄暗い室内の中でもその口内が艶めいているのが見えて、誠士郎はさらにイライラが止まらなくなっていた

    凪「(あー…マジで今すぐココに突っ込みてぇ…でもそれしたら100嫌われる。口も聞いてもらえなくなる。クソッ…!)」

    このまま無理矢理突っ込んで腰を振りたい
    しかし我慢だ
    ここでそれをしてしまったら、これまでの努力が全て水泡に帰す


    凪「俺とレオならきっと出来るよ。一緒に頑張ろ?」

    凪は誠士郎から意識を逸らすため、太ももを思いっきりつねり上げながらあざとく首を横に傾げてそう言った

  • 55スレ主24/06/11(火) 20:27:15

    〜少しづつつよつよ〜

    x.gd
  • 56スレ主24/06/11(火) 20:41:17

    〜少しづつつよつよpart2〜

    x.gd
  • 57スレ主24/06/11(火) 20:47:48

    〜少しづつつよつよpart3〜(🎲あります)

    x.gd
  • 58二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 20:50:32

    口!!!!

  • 59二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 20:56:08

    口!欲を言えば喉奥

  • 60二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 20:59:19

    口!

    よわよわな玲王もつよつよになっていく玲王も最高です

  • 61二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 21:08:39

    欲望に忠実なスレ民

  • 62二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 22:11:35

    そういえば玲王って1回でゴックンできないんだったよね

  • 63二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 23:45:46

    スレ民エゴすぎる

  • 64二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 09:28:38

    満場一致で草
    でもそうだよね

  • 65二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 15:39:55

    ここまでの凪くんDTなのによく頑張ったもんね

  • 66スレ主24/06/12(水) 17:48:21

    >>58

    >>59

    >>60


    満場一致!だと思いました!👄

    dice1d3=2 (2)



    毎日あっちぃね!

    ワザとアイス遠ざけてベロ出させたいし近づいた瞬間ガボッて口に突っ込みたい絵🍦

  • 67二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 22:24:24

    棒アイス舐めてる姿でドギマギしたりするんだろうか凪くん

  • 68二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 01:58:08

    >>66

    この玲王は凪くんじゃなくてもドキドキする

  • 69二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 11:03:22

    スレ主のイラストの玲王可愛さと色気があってスレ民も凪くんもニコニコですわ

  • 70スレ主24/06/13(木) 21:59:49

    〜口内射◯〜

    ※イラ◯ってるので苦手な方ご注意ください

    x.gd
  • 71二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 22:05:02

    ありがとう
    ガッツポーズした

  • 72スレ主24/06/13(木) 22:11:58

    凪「うわっ!?(気持ち良すぎてレオのこと忘れてた!)ご、ゴメッ…!大丈夫っ!?」
    玲王「ぅっ、えほっ、ぅェッ…」

    慣れない味のソレをどうしたら良いか分からず、口の端から少しずつ零しながら咽せる玲王を見た凪は、慌てて辺りを見回しティッシュを探した

    凪「(ティッシュ、どこ…!?)」

    そういえば始める前にティッシュの場所を確認していなかった
    玲王のベッドルームも他の部屋と同じく、無駄に凝った間接照明の薄暗さと前衛的なアートにより、どれがティッシュケースでどれが壺なのか判別がつかない

    玲王「っ、…?」

    口の中のモノをどうしたら良いか分からない玲王は今すぐにでも吐き出してしまいそうで、凪がティッシュを探している余裕はなさそうだった

    凪「だ、出しちゃダメっ!ちょっと待って!」
    玲王「!?」


    ここでシーツの上にでも口の中のモノをこぼされては大変だ

    こんな時間から精◯の付いたシーツを替えていては、ナニをしていたか玲王の家族に知られてしまうだろう

  • 73スレ主24/06/13(木) 22:17:12

    この家には一応玲王に看病してもらう、という名目で来ているのに、「誠士郎君、君は一体息子にドコを看病してもらっていたんだい?」とかなんとか
    玲王のパパさんから圧をかけられても言い逃れできない


    凪「のっ、飲み込んでッ!!」
    玲王「ッ!?」

    凪はとっさに両手を出し、玲王が吐き出さないよう口を密閉するようにしてしっかりと塞ぐ

    先程一度風呂場で出して来たため、そんなに量は出ていないはずだが、そういう問題ではない


    涙目の玲王が「無理」と言うように首を横に振り、必死で凪の手を口から外そうとその腕を掴むがビクともしない

    凪「何首振ってんの!そんなコトしたらこぼれちゃうでしょっ!?」


    もう無茶苦茶である。しかし、今の凪はただ「シーツに精◯をこぼさまい」と真剣なだけなのである
    決して悪気はない

    これをしたら玲王に嫌われてしまうとか、とにかくそんなコトを考える余裕すらなかった

  • 74スレ主24/06/13(木) 22:20:46

    一方玲王は玲王で、「精◯を飲み込め」と急に凪に命令された上に、大きな手により鼻と口を塞がれて息も苦しく、まともな思考が出来ない。結果二人ともパニック状態だった


    凪「大丈夫!毒とか入ってないし、自炊してるから俺のは美味しいはず!」
    玲王「??」

    人によってソレの味が違うのかなど、そんなコト玲王は知らないし恐らく知りたくもない
    もうどんな謎理論かも分からない

    それでも凪は純粋な心で玲王に飲ませるコトに必死だった

    そう、今の二人は完全なる深夜テンションである

    ティッシュがないならそのまま手の上に出せば良さそうなものだが、初めてのコトに慌てる天才二人はそれすら思い付かないのだ

  • 75スレ主24/06/13(木) 22:23:39

    凪「レオ!ほら、頑張ってゴックンして、ゴックン!」


    「だから無理だって言ってんだろ!」そう言わんばかりに、玲王は眉間に皺を寄せて激しく首を左右に振って嫌々している

    当然だ。いくら恋人とはいえ、初フェ◯からのゴックンは難易度MAXであろう

    この後、玲王からフラれてしまってもおかしくないような無茶なお願いを凪はしているのだが、シーツに精◯をこぼさまいとすることに必死でそれに気付かない


    凪「…レオ、よく聞いて?」
    玲王「?」

    凪「それをゴックン出来なかったら…(シーツが汚れて、二人でエッチなコトしてたのが家の人にバレちゃうから)…もう、レオと付き合えなくなっちゃうかも」

    玲王「ッ!?」

  • 76スレ主24/06/13(木) 22:29:46

    これには玲王も驚きであった

    性に関するコトはよく知らないが、もしや世の中のカップルにとって『ゴックン』は愛の存在証明なのだろうか

    「好きな人の精◯なら、当然飲めるよね?」
    つまり凪が言っているのは、そういうコトなのか


    玲王「…」

    玲王は俯き考える。それならば、ここまで来たらもう飲むしかない
    ƾ ꩢ ƾ ꩢも舐めたし、もうこれ以上怖いコトなんてあるはずがない


    玲王は意を決してソレを飲み込もうとする

    玲王「んっ、」

    しかし、ソレは本来は口から体内に入れるべきモノではない

    得体の知れない味に玲王のカラダは自然と拒否反応を示した

  • 77スレ主24/06/13(木) 22:32:20

    玲王「ん〜〜ッ」
    凪「頑張って!」

    吐き出せずに我慢しすぎた玲王の口の中には、飲み込めないままの凪の精◯とともに唾液が溜まっていき、さらに量が増えて飲み込みづらくなっていた

    ずっと口を開けて頑張っていたせいで身体も熱くなってしまったから、涙だけじゃなくて鼻水もちょっと出る

    玲王はそれを拭おうと、ベッドのサイドテーブルにあるオブジェのようなティッシュケースからティッシュを数枚引き抜いた


    凪「あ、(なんだあるんじゃん、ティッシュ)」

    それはそうだ
    金持ちのベッドルームにティッシュがないワケがない。きっと鼻セレブかなんかだろう

    もしかしたら玲王が自分の精◯をゴックンしてくれるかも、なんて、そんな淡い期待を凪が少しだけ胸に抱いていたのはここだけの話だ

  • 78スレ主24/06/13(木) 22:36:13

    しかし、ティッシュで涙と鼻水を拭いた玲王は、赤く腫らした瞳のまま凪の方を向き、意を決したようにゴクン、と喉を上下させる


    凪「うぇッ!?」

    玲王は元々飲み込むことが苦手だ
    舌も猫舌でよわよわなら、口の中もかなり敏感である
    キスで腰砕けになってしまうし、少しの刺激にも弱い

    実は炭酸のキツいノンアルシャンパンを常飲しているのも、少しでも口の中と喉をつよつよにするための涙ぐましい鍛錬…だったのかどうかは定かではない

    とにかく玲王は頑張って口内のソレを全て飲み下そうとしたが、やはり凪の吐き出した量も多かったのか一度では上手く飲み込めず、結局オエッ、と咽せて咳込んでしまった

  • 79スレ主24/06/13(木) 22:38:45

    玲王「ぇほっ、ぐっ…ンッ」
    凪「ちょ、こぼれるって!」

    慌てて手を出した凪のそこに、玲王は飲みきれなかった精◯を吐き出してしまう


    玲王「っは、ぉえっ、ゲホッ、ごめ…」

    飲み込もうと玲王が頑張ってくれたのは嬉しいが、無理はしなくていい

    というか、吐き出すためのティッシュはもうあるんだった

    凪が自分の汚れた手を拭うため、謎のオブジェからティッシュを取ろうと体を動かすと、待って、と言うようにして玲王に手を引かれる


    凪「え?」

    そして凪の手についた精◯を、玲王は凪の目を見つめながら、一本ずつ指の股まで舐めるようにして丁寧に舌で掬い取っていった

  • 80スレ主24/06/13(木) 22:41:44

    凪「えっ、ちょ!レオ!?(お、お掃除フェ◯ってやつ?)」

    厳密には違うがまぁそんな感じだろう

    その扇情的な様子に、吐き出したばかりの誠士郎はまたエレクトしそうになっていた


    凪「ちょ、ねぇ、さすがにそれは(童◯には)刺激が強すぎるって…」

    へたっ、と腰砕けになり、浮かせかけた腰を再びベッドに下ろした凪の上に玲王が乗り上げてきて、そのままキスをする

    凪「っ!?」

    舌を絡ませ唾液を入れ込むようなそのキスに、凪はただただ圧倒された

    玲王「…お前の味」

    凪「…ハイ」

  • 81スレ主24/06/13(木) 22:46:51

    玲王「ちゃんと覚えたから」


    凪「あの……」

    キスをするため凪の首に腕を回していた玲王が、俯いたまま、はぁっ、と一息吐いてから再び顔を上げ、真っ直ぐにその大きな瞳で凪を見つめてくる

    少し赤くなったその目尻と、濡れている瞳に、凪は誘われているように感じた


    玲王「俺の気持ち、伝わった?」

    凪「きもち…?」


    玲王「ゴックンしたから、俺のこと…嫌いにならないで」


    やはり!純粋培養御曹司はゴックン=愛の存在証明だと勘違いしてしまっているようだ…!

    凪くん、ここはちゃんと訂正しておいた方がいいよね?

    凪の回答を下3レスから🎲

  • 82二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 22:52:38

    ごめん玲王、ゴックンは俺のエゴだった。ゴックンしてくれてありがとうね一生大好きだよ

  • 83二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 23:22:44

    (焦りつつ)俺がレオのこと嫌いになるわけなくない…?

    凪…頑張って説明しよ…!!

  • 84二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 00:31:20

    なんで!?とまず理由を聞く!
    誤解を解いてから一生大好き、ずっと一緒にいたいって伝える

  • 85二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 09:39:39

    ⭐️

  • 86二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 09:54:11

    最高や…ついに…最高や…!

  • 87スレ主24/06/14(金) 10:02:15

    >>82

    >>83

    >>84


    ちゃんと話そうとしてるのエライ〜!

    今の状況楽しいの凪だけだからな…

    玲王にもえちち好きになって欲しいけど、それがDTに出来るんでしょうか

    dice1d3=3 (3)



    6月なのに毎日あっちぃね🫠

    凪玲ちゃんカフェに行って2人を見守りながら涼みたい🍹

    (この2人よく見たら凪が蝶ネクタイで玲王が可愛いリボンなの解釈一致すぎて最高〜🎀)

  • 88二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 10:55:14

    拗れ回避ルートだな!ヨシ!

  • 89スレ主24/06/14(金) 21:41:22

    凪「なんで!?」
    玲王「なんで、って…」

    玲王「お前がさっき言ったんじゃん。ゴックン出来なかったら、もう俺と…付き合えない、って」

    玲王が今にも泣きそうな、不安そうな顔をして自分を見つめてくるので、凪は戸惑いながらも自身の発言を思い返してみた

    凪『それをゴックン出来なかったら……もう、レオと付き合えなくなっちゃうかも』

    凪「あ…」

    そういえば言った
    たしかに、そう思われてもおかしくないようなことを言っていた

    凪「ち、違うんだって。あれはね、レオがシーツに吐いちゃったら、シーツが汚れて…それをこんな時間に替えてたら、二人でエッチなコトしてたのがお家の人にバレちゃうね、って…そういう意味で言っただけ」

  • 90スレ主24/06/14(金) 21:44:20

    玲王「…?」

    ゴックンしないともう付き合えないと恋人に言うのなら、それは脅しだし、強要だ

    凪はそんなコトを意図して玲王に言ったつもりはまったくなかった
    ただ、ティッシュが見つからずパニックになってそう言ってしまっただけなのだ

    それなのに、玲王はそんな無茶なお願いを「好きなら飲んで欲しい」と言う自分からのエゴだと思って受け入れてくれたと言うのか


    玲王「シーツにこぼしたら…って、別に、それならティッシュの上に出せばいいだけだろ」
    凪「いや、ごめん…ティッシュ探したんだけど、レオの部屋オシャレ過ぎて、ティッシュがどこにあるのか分かんなかったから…」

    玲王「ぶはっ!」

    凪の発言に思わず吹き出してしまった玲王だが、その後にジワジワと呆れの感情が湧き上がって来た

  • 91スレ主24/06/14(金) 21:47:01

    玲王「つか、俺はお前が何回も、出しちゃダメとか、飲み込んでとか、ゴックンしろって…そう言うから…」

    ティッシュさえあれば、最初から飲まなくても良かったということか
    それなのに、一回で飲みきれずにこぼしてしまったからと、凪の手に吐き出したものまで全て綺麗にしたのに

    自分は、飲まなくても良いものをわざわざ凪に見せるようにして飲んだのか


    玲王「(これじゃ俺…ただのヘンタイみてぇじゃん…!?)」

    その事実に思い至った玲王は、あまりの衝撃に頭がクラクラした
    恥ずかしくて、居た堪れなくて、もう穴があったら入りたいくらいだった

  • 92スレ主24/06/14(金) 21:49:36

    玲王「だって、シーツに出したらダメだから飲めとか、そんな斜め上の発想…フツー誰も思い付かねぇだろ、って」
    凪「…ごめん」


    でも、凪はそういうやつだ
    普通の人とは考え方も何もかもが違う天才

    才能だけじゃなく、凪のそんな面白いところも全部含めて好きになったのだ

    玲王「(でも、俺の勘違いとはいえ、精◯飲むとか…)」


    記憶喪失中の凪と行為に及んでしまった後ろめたさもあって、恋人の凪がして欲しいことはなんでもしてやりたいと思ってはいたけれど


    玲王「…凪、俺のこと…正直、キモいって思った?」
    凪「え?」

  • 93スレ主24/06/14(金) 21:51:49

    世の中にはプレイや愛情表現としてゴックンする文化はたしかに存在するのだが、そんな性事情を知らない純粋培養御曹司は自分の無知によりトンデモない変態行為をしてしまったのではないかと、その事実を噛み締める

    行為により熱くなっていた頬はさらに火照り、なんだか目眩までしそうだった


    玲王「…言えよ。俺のこと、自分から精◯飲むヘンタイだって、そう思ったんだろ?」

    もう、完全に凪に嫌われたかも知れない
    勘違いでしたコトとはいえ、精◯を飲むとか
    「うわー引くわ」とか言って、凪に捨てられても仕方ないのかも知れない

    赤く潤んだ、少し哀しそうな瞳で玲王が凪を見上げるが、そんな表情すら今の凪にとっては可愛いだけでしかなかった

  • 94スレ主24/06/14(金) 21:54:58

    玲王自らの意志で、証拠隠滅とかではなく愛情表現のために自分のものをゴックンしてくれたのだと知った凪は、周りに花が飛びそうなほど上機嫌だった

    凪「…ヘンタイ?いや、レオが俺の飲んでくれたの、スゲー嬉しかったよ。フェ◯だって、最初からは無理だと思ってたのにレオめっちゃ頑張ってくれて…最後はゴックンまでしてくれたし。ほんとにレオ、一生大好きだよ。大事にするね」

    そう言って凪は、座った自身の脚の上に玲王を乗せ、性的な雰囲気ではなく、大切なものを慈しむようにしてギュッと玲王の身体を優しく抱きしめる

    凪「…ね、ちょっと口開けてみて」
    玲王「は?なんで」

    次は何をされるか分からず、玲王は慌てて両手で口を塞ごうとするが、凪に腕を取られてしまった

  • 95スレ主24/06/14(金) 22:00:56

    玲王「ちょっ!」

    凪「へぇー…ここに俺のが入ってたんだ?口ちっちゃいのに、スゲー頑張ったね」
    玲王「最後のは、お前が突っ込んだんじゃん…」

    凪に見られている場所の全てが恥ずかしくて、玲王はやっぱり口元を隠してしまう

    凪「どう?俺の味、おいしかった?」

    玲王「どうって…あ、味とか覚えてねーよ。初めて飲んだのに…」
    凪からとんでもない質問をされた玲王は、顔を真っ赤にしてそっぽを向き、そう否定する

    その様子を見た凪は、玲王が記憶喪失中の自分のモノは飲んでなさそうだと判断し、少しホッとした

    凪「嘘つき。さっき俺の味ちゃんと覚えた、って言ってたでしょ?」
    玲王「っ、だから、わかんねーって!もう忘れたっつの」

  • 96スレ主24/06/14(金) 22:03:13

    凪「いいよ。じゃあ、ちゃんと俺の味覚えるまで何回もシようね」
    コテンとあざとく首を傾げて凪が玲王に告げる

    玲王「…嫌がっても、やらせる気じゃん」
    凪「そりゃ男の夢だからね…シてる時のレオ、ちょー可愛かったよ(出す時は興奮しすぎて顔見てなかったから、次はちゃんと見よ)」

    玲王「んだよそれ、嬉しくねーわ。男なのに可愛いとか…それに、俺が…」
    凪「?」

    玲王「俺が、お前の言うこと聞いて何でもするから好き、ってことじゃねーの?」

    玲王はすっかり疑り深くなっている

    凪「違うよ。もし今日フェ◯出来なくても、レオは優秀だから、きっといつか出来てたと思うし…そんな楽しい練習ならずっと付き合うよ」

  • 97スレ主24/06/14(金) 22:05:13

    玲王「サッカーの練習もそんくらいやる気見せてくれよ、天才」
    凪「…うん。レオと一緒に何かするのは、やっぱり楽しいからね。全部楽しい」

    いつもあれだけ長い時間一緒にいたのに、まだお互いに知らないことがある
    それでも、こうして肌を繋げて話し合うと、いつもより素直になれている気がした

    凪「ねぇ、俺…まだまだレオのことで知らないコト、いっぱいあるかも」
    玲王「はっ、そりゃそーじゃん?俺ってそんな底の浅ぇ男じゃねーし?」

    哀しそうな顔をしていたはずの玲王が、今度は得意げに微笑む
    コロコロ変わるこんな表情は本当に見ていて飽きない

  • 98スレ主24/06/14(金) 22:09:36

    凪「だから…この先も、ずっと一緒にいたい」
    玲王「…凪」


    玲王が脱力したように、ポスッと凪にもたれかかる

    凪「どうしたの…?レオ、体あっちいね」

    「俺からのプロポーズに興奮しちゃった?」と、調子に乗ったままの凪が玲王の頭を撫でようとする

    玲王「ハァ…きもち、わる…」

    凪「は?(気持ち悪い?俺が??)」

    玲王「やば、どーしよ、なんか吐きそう…」
    凪「あ、(そっち?)だよね。ゴックンしたし気持ち悪いよね…お口ゆすいでくる?」

    あと少しで最後までセッ出来ると目論んでいる凪は、めちゃくちゃ優しく玲王に声をかけた

  • 99スレ主24/06/14(金) 22:13:29

    玲王「…むり、もう、うごけねぇ」
    凪「え?」

    玲王「多分おれ…いま、熱あるから…」


    身体が熱い
    行為により興奮しただけだろうと思っていたが、気が抜けた途端、本格的に身体を起こしていられなくなってしまった

    ここ数日の疲労で体調が万全ではなかったところに、半裸で冬の冷たい窓ガラスに押し付けられたり、キツい行為を強要されたりして、一気に体力を奪われてしまったらしい


    玲王「なぎ…わり、だれか呼んできてくんね?」
    凪「(顔赤いレオ、エロいなー…)え?何?」

    玲王「だから、ここに、人…」

    凪「??」

  • 100スレ主24/06/14(金) 22:18:10

    ここに人を呼ぶ?
    まだ事後の匂いとか色々残ってそうな、生々しいこの場所に?

    玲王「あと、風邪かわかんねーけど…キスもしたし、もう手遅れかもしんねーけどさ…凪にうつしたくねーから、お前は違う部屋いっとけよ」

    凪「違う…部屋?」


    ようやくここまで来て、またお預けなのか?
    一歩進んで二歩下がるような二人である

    たしかに過去の凪→玲王の看病の例を見れば、騎乗◯スタイルで保健室に運んだり、パピコを玲王のおでこに乗せたり、変装してドッキリしたりと、凪に玲王を看病させたら安静どころではないやらかしの数々だった

    凪くんどうする?大人しく誰か呼んで違う部屋に行く?
    それとも、記憶喪失中は看病してもらっていたし、自分も玲王の看病をする?

    凪の返事を下3レスから🎲

  • 101二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 07:55:22

    玲王の看病をする

  • 102二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 08:27:20

    看病する
    凪も成長してるのでやらかしは……ないとは言い切れない

  • 103二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 08:32:27

    天才なので完璧に看病出来る!

  • 104スレ主24/06/15(土) 16:33:06

    >>101

    >>102

    >>103


    真面目に看病出来るかな🤒?

    果たして…!

    dice1d3=3 (3)



    39マー◯に売ってたƾ ꩢ あなごぬい服!

    色んなところにぬい活グッズ増えてきてて嬉しい

    可愛すぎないƾ ꩢ 凪玲ちゃん…!?

    (うちの抱き枕とともに…)

  • 105二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 22:33:12

    完璧に看病できる凪凄い!


    >>104

    ち○あなごなぬいちゃん達も抱き枕も可愛いですね

  • 106二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 09:36:49

    >>104

    可愛い〜ヘアピンも可愛いね

  • 107二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 21:05:45

    🐬🐳🦭

  • 108二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 08:13:09

    続き楽しみ〜

  • 109スレ主24/06/17(月) 17:14:46

    ニョキニョキとƾ ꩢ あなごのように伸びていた凪のヤル気は、一気に萎みかけていた

    凪「ここに人を呼んで…俺は、違う部屋に行くの…?」

    身体がだるいのか、力が入らない様子の玲王が凪を見つめてコクンと頷く
    いつもキラキラと輝くその瞳はもう半分くらいしか開いておらず、かなり辛そうだった

    凪「え、それって…俺じゃダメなの?」
    玲王「凪が?」
    凪「俺が、レオのお世話したら良いでしょ?そしたら、ずっと一緒にいられるし…」

    今の凪は絶対に玲王から離れたくないマンだった
    そのためなら面倒なことだって頑張れる

    玲王「…でも、お前めんどくさいの嫌だろ?俺のお世話とか」

    凪「めんどくさくないよ」
    玲王「え」

  • 110スレ主24/06/17(月) 17:15:54

    何もやる気のなかった天才の発言に玲王は目を見張る

    凪「だって、心配じゃん。レオが体調悪そうにしてんのに、一人だけ別の部屋に行っても気になって寝れないよ」

    玲王「凪…」

    玲王『…だけど、俺も凪のことが気になって、他のことが手につかないんだよ。だからとりあえず48時間だけ、凪をこの家で面倒見させて?絶対に迷惑かけないから…お願い』

    玲王は、凪が記憶喪失になったあの時、他の者に面倒を見させれば良いと言った父親に、自分も今の凪と同じことを言っていたのを思い出した

    玲王「そっか、じゃあ…おねがいしていい?」

  • 111スレ主24/06/17(月) 17:17:44

    その後の凪はヤル気が空回りすることもなく、懸命に完璧な玲王の看病をした

    凪「着替えと体温計持って来たよ。これでいい?」
    玲王「ありがと」

    汗で濡れた玲王のパジャマをお触りなしで真面目に着替えさせつつ、再びベッドに寝かせてその脇に体温計を挟む

    計測中も凪は玲王が気持ち悪くならないよう、枕の高さを微調整したりと余念がなかった


    …ピピッ

    凪「あ、ちょっとお熱あるね。冷えピタ貼ろっか」
    玲王「ん」

    実際冷えピタを貼るほどの熱ではなかったのだが、珍しくやる気を出している凪が可愛くて、玲王は好きなようにさせていた

  • 112スレ主24/06/17(月) 17:21:49

    凪「とりあえず冷蔵庫にあったポカリとか…あと、ゼリー飲料も飲む?俺フタ開けるの得意」
    玲王「それ、いっつも飲んでたもんな」

    グラスに注いだポカリを飲ませる時も、玲王の肩を支えながら縁をそっと口元に当てて、少しずつ傾けながら中身を溢さないようにしてゆっくりと飲ませていく
    もちろん口移しなどは微塵も考えていない

    凪「おいし?もうごちそうさま?」
    玲王「うん、おいしい。ありがと」

    凪「あ、冷えピタちょっと温くなってない?」
    玲王「いや、そんなすぐにぬるくなんねぇよ」

    凪「あと体、他にどっか痛いとことかない?」
    玲王「大丈夫」


    凪「…冷えピタ、さっきよりちょっとズレてきてんね」

    過保護なほど心配している凪が、玲王の額に手を伸ばそうとする

  • 113スレ主24/06/17(月) 17:26:08

    玲王「なぎ」
    凪「ハイ」
    玲王に声をかけられ、伸ばしかけていたその手が止まる

    玲王「…あのさ」

    真面目な顔で玲王に見つめられ、凪はあれこれとやり過ぎたせいで、部屋から追い出されるのではないかと不安になった

    凪「あ、ごめん。体調悪いのに…俺うるさかったよね?静かにするね」
    玲王「…じゃなくて、」

    ゆるゆると手を伸ばした玲王が、所在なさげにしていた凪の手をギュッと握りしめた


    玲王「凪は、隣にいてくれるだけでいいから」
    凪「…!」

    その言葉に、凪の瞳がキラキラと輝き始める

  • 114スレ主24/06/17(月) 17:31:28

    凪「…あ!そうだ。レオ、熱あるし寒いんじゃない?」
    玲王「ん?そうかもな…たしかに寒気するかも」

    凪「やっぱり!じゃあ俺が体であっためたげるー」
    玲王「え?」

    一瞬違う意味のコトかと玲王は身体を強張らせたが、どうやら凪は真面目に温めてくれるつもりのようで、いそいそと布団の中に入ってきて玲王を腕の中に抱きしめた

    そのいつもと同じ高めの体温と凪の匂いに包まれた玲王は、居心地の良さにホッとする

    玲王「…やっぱ、凪が近くにいてくれるだけで安心すんな」
    凪「俺も〜」

  • 115スレ主24/06/17(月) 17:33:09

    玲王「でもさ…ケホッ、もし風邪だったら、お前にうつしちゃうよな」
    凪「いいよー。そしたらまたレオが俺の看病してくれるんでしょ?」
    玲王「うん…俺らミイラ取り、か?」

    そう言って玲王が笑う
    凪の看病のおかげか、少しずつ冗談を言う元気も出て来たようだった

    凪「それでまた俺がレオにうつしたら俺が看病して、ずっと二人で一緒にいられるね」

    玲王「ずっと、一緒に…」

    玲王の脳裏には、今日父親から言われた数々の言葉が思い浮かんでいた

  • 116スレ主24/06/17(月) 17:35:51

    玲王父『…原因がお前に?信じられないな。誠士郎君に騙されているんじゃないのか?』

    玲王父『分かった。もう、お前の好きにしなさい』


    玲王「…そーだな。記憶喪失だとか看病だとか、そんな理由じゃなくても、早く凪とずっと一緒にいられるようになるといいな」

    凪「…なるといい、じゃなくて、なるんだよ。ずっと一緒に。約束」
    玲王「そうだな」

    凪はいつの間にこんなに頼り甲斐のある男になったのだろうと、玲王は微熱によりぽわぽわした頭で考えていた

  • 117スレ主24/06/17(月) 17:38:54

    凪「そのためにも、早くパパさんに認めてもらわなきゃね」
    玲王「うん、もちろん」

    凪「じゃあ、やっぱり俺の看病がカンペキなの、もっと証明しなきゃだよね」
    玲王「ん?いや、看病はもう十分してもらったから…ありがとな」

    着替えも終えてサッパリし、喉の乾きも満たされ、凪が隣にいる安心感から玲王がようやくウトウトし始めていたその時だった


    凪「まだ看病終わってないよ」
    玲王「え?」

    凪「だって、お薬ゴックン、しなきゃでしょ」


    お薬…?風邪といえば薬なのか?
    先程から完璧な看病を見せる凪には、やましい気持ちは一切無さそうだが…

    玲王は無事にお薬飲めたの?
    下3レスから🎲

  • 118二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 17:41:31

    やっぱり1回じゃゴックンできなかった

    スパダリ凪くんカッコイー!

  • 119二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 20:09:27

    かなり惜しいところまで行った

  • 120二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 20:13:59

    やはり1回ではゴックンできなかった

  • 121二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 22:39:36

    一回でゴックンできないは公式設定ですからねw

  • 122二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 22:54:55

    >>121

    これが公式設定なの本当にすごいな

  • 123スレ主24/06/18(火) 03:01:33

    >>118

    >>119

    >>120


    さっき違うのゴックンしてたけど

    まだ喉つよつよにならなかったか…?

    否、それがイイっ

    dice1d3=1 (1)



    雨降りの日は部活オフにして二人で放課後相合傘デートしてたらいいねって妄想☔️


    どの曲聴いても凪玲になるけど特にこの歌詞好きだ〜

    これを玲王に出来るのが凪誠士郎って男だと思うんだよね…!(深夜テンション)

  • 124二次元好きの匿名さん24/06/18(火) 09:57:53

    ぬいちゃんかわいー

  • 125二次元好きの匿名さん24/06/18(火) 20:13:41

    ほしゅー

  • 126二次元好きの匿名さん24/06/18(火) 20:20:17

    >>123

    愛を自覚した凪はこれが出来るようになる!

  • 127二次元好きの匿名さん24/06/18(火) 22:38:53

    >>123

    ぬいちゃん達可愛い

  • 128スレ主24/06/19(水) 08:44:46

    (鋭意執筆中…🖋️💦保守アリ~🌵)

  • 129二次元好きの匿名さん24/06/19(水) 18:31:11

    スレ主の推し活写真毎回素敵だ

  • 130スレ主(お待たせ〜)24/06/19(水) 18:44:37

    玲王「薬…は、いらねぇよ。そこまでひどくねーし」
    凪「え、でも咳もちょっと出てるし、風邪は引き始めが肝心だから…ほら、さっきキッチン漁ってたらこんなのあったよ」

    サイドテーブルに置かれたトレーの上から凪が取り出したのは『葛根湯』と書かれた箱
    中は顆粒で、粉薬よりも粒は大きいがそれに近しいものだった

    玲王「(ぐっ…)」

    玲王は粉薬を一度で飲めない

    しかし、超優秀・御影玲王のそんなダサいところを凪に知られるワケにはいかなかった

  • 131スレ主24/06/19(水) 18:48:47

    玲王「あー…葛根湯、な。それ味がニゲェから苦手なんだよ」
    凪「え?じゃあどーしよ…このゼリー飲料にでも包んでみる?」
    そう言って凪が、いつも飲んでいたゼリー飲料をふにふにと手で押す

    玲王「包む?」

    凪「子どもに薬飲ませるのであるじゃん。おくすりのめたね、ってやつ」


    たしかに以前CMでやっているのを見た気がする
    しかし、もう高校生の自分がそんなものを使って飲むなんて…いや、もしかしたらそれなら粉薬でもゴックン出来るのかも知れない

    玲王はこのゼリー飲料に賭けてみようと、そこに一筋の希望を見出す

  • 132スレ主24/06/19(水) 18:50:38

    玲王をベッドに寝かせたまま身体を起こした凪は、急いでキッチンに向かい、スプーンと取り皿を手にして戻ってきた

    凪「えっと、たしかこうやってゼリーの上に薬を置いて、上からゼリーでフタしてー…」

    謎の器用さを見せる凪が、ゼリー飲料で粉薬を包んでいく。しかし———


    凪「…あ、ダメだ」
    玲王「え?」

    完成したそれをスプーンで掬おうとした凪の手が急に止まる

    凪「たしか漢方って、お腹に何も入ってない状態で飲んだ方が効きやすいんだった」

  • 133スレ主24/06/19(水) 18:53:24

    玲王「つまり…ゼリー無しで、直に飲めってコト?」
    凪「うん」

    俺、ちゃんと説明書き読んで覚えてたよ?レオ褒めて?と言わんばかりの瞳で、凪が玲王を見つめる

    玲王「…別に、大丈夫だろ。ゼリー一口飲んだくらい」
    凪「ダーメ、苦くてもちゃんとお水で飲も?」

    玲王「…っ」

    凪、なんで今日のお前の看病はそんなに細かくて完璧なんだ

    凪の天才的な(?)看病に、玲王はがっくりと項垂れる


    水で粉薬を直飲みするコト
    それは、この器用大富豪が最も苦手とすることだった

  • 134スレ主24/06/19(水) 18:55:23

    飲めばどんな醜態を晒してしまうか分からない
    それ故、凪の前で粉薬を飲むわけにはいかなかった

    もし一回で飲み込めずに咽せたりしようものなら
    「え…レオ。まさか高校生にもなって、まだお薬上手に飲めないの?」
    と、凪をドン引かせてしまうかも知れない


    早くなんとかしなければ…と、玲王は『葛根湯』の箱を手に取り、フラつく頭で説明書きを読む

    玲王「…あ、これ。お湯に溶かして飲んでもいい、って書いてるな」
    凪「ん?でもお湯に溶かしたら、苦いのいっぱい飲まなきゃいけなくなっちゃうよ。お水でサッと飲んだ方が楽じゃない?」

    玲王「〜ッ(だから、そのサッと飲むのが出来ないから困ってんだよ!)」

    その無神経な発言が誰かを傷つけてんだよな、と玲王は思うが、凪に悪気はない

  • 135スレ主24/06/19(水) 18:59:04

    今の凪は玲王に完璧な看病をして、早く玲王に元気になって欲しい。そして、公私共に玲王に相応しいパートナーだと御影家に認めさせたい

    そうした純粋な気持ちから、『玲王に絶対におくすり飲ませるマン』になっているだけなのだ


    凪「はい、お水。ちゃんと温くしといたよ」
    玲王「(…コイツ。譲らない時は譲らないし、意外と頑固なんだよな)」

    何を言っても今の凪が折れることは無さそうで、玲王は次なる作戦に移ることにした


    玲王「わーった、わーった!じゃあ、俺この薬飲んどくからさ。凪は冷えピタの替え取ってきてくんね?ちょっと温くなっちまった」

    ここで玲王は、相手を退出させた隙に飲んだように見せかける、という古典的な策に打って出ることにする

  • 136スレ主24/06/19(水) 19:02:39

    しかし、その言葉を聞いた凪は玲王の首筋にそっと自分の手の甲をあてた

    玲王「っ!?」

    そして、次に玲王の額の冷えピタを剥がしてから、貼られていたその場所を手の平で直に触れる

    凪「んー…冷えピタも温くなってないし、熱もそこまで高くないならまだ替えない方が良いかもね。あんま冷たいと頭キンキンして痛くなっちゃうから。ハイ、お薬の袋開けたよ。あーんして?」

    玲王「…」

    とうとう凪が薬の袋を開けてしまった
    もう飲むしかないのか

    今の凪は完璧すぎて、病人の自分は凪の言うことを聞くしかないのだと玲王は覚悟を決めた

  • 137スレ主24/06/19(水) 19:08:40

    凪「どしたの?まさか俺の精◯は飲めたのに、こんな小さい薬は飲めないとか言わないよね」
    玲王「ぶほっ!ちっ、ちげーよ!飲めるわ、薬くらい。飲めるに決まってンだろ」

    図星を突かれ動揺しつつも凪の手から薬の袋を受け取った玲王は、とりあえず袋の半量を口の中にザッと流し込む

    凪「あっ」

    そして急いで水を口に含み、舌の上にまとわりついた粒を飲み込もうとするが、口の中を無尽に駆け回るそれらをどのタイミングで飲み込めば良いか分からず咽せそうになる


    玲王「んぐっ、ゲヘッ、えほっ…」

    喉奥に飲みきれなかった粒が張り付き、口の中にもそれらが残るのが気持ち悪い
    やっぱりこのタイプの薬は苦手だった

    凪「…大丈夫?」
    玲王「…」

    涙目になりながら再度水を流し込み、なんとか口の中に残った全てを飲み込んだ

  • 138スレ主24/06/19(水) 19:19:58

    玲王「っ、プハッ…ゲホッ…なんだよ、そんな見んなよ」
    自身を見つめてくる凪に、玲王は潤んだ瞳で抗議の眼差しを送る

    凪「ちゃんと飲んだか、確認してるだけ」
    玲王「…飲んだだろ。苦いから、咽せただけだし」
    凪「うん」

    玲王「べ、別に薬飲むのが苦手とか、そんなんじゃねーから!」

    凪「そんなコト思ってないけど…でも、レオって喉よわよわ…」
    玲王「ちがう!」

    この御曹司も頑固な天才に劣らず、負けず嫌いである


    玲王「俺は、喉弱くねぇの!この薬が苦かったから飲めなかっただけ!」
    凪「でも、レオってコーヒーはブラックじゃない?」
    玲王「そ、それは…!」

    再度凪から痛いところを突かれて、玲王は慌てた

  • 139スレ主24/06/19(水) 19:26:18

    凪「…でもさ、それ。もっと良い飲み方あるよ」
    玲王「へ?」

    凪「最初に口に水を含んでから薬入れたら、苦くないし、口の中にも付きにくいんだよ。ホラ、まだお薬半分残ってるし、もっかいやってみようよ」
    玲王「…?」

    玲王「(最初に、口に水を含んでから…?)」

    凪の言った通りにまず水を口に含み、残していた薬を口の中にサラサラと入れる


    玲王「…ゴクンッ、…!!」

    凪「どう?咽せずに飲めたんじゃない?」

    玲王「ホ、ホントだ!一回で綺麗に飲めた!お前、やっぱり天才だな、凪!」

    一回で綺麗にゴックン出来た喜びから、キラキラと輝く笑顔になった玲王に抱きつかれる


    凪「…(ほんと可愛い)」

    負けず嫌いだけど、その分素直で飲み込みが早い玲王を見た凪は、いつか自分の精◯も一度で上手にゴックンしてくれるのかな、と思った

  • 140スレ主24/06/19(水) 19:29:13

    凪「レオ…ほんと覚えるの早いね」
    玲王「それはお前もだろ?」

    凪「(でも、上手く飲み込めなくて涙目になるレオも可愛いんだよね…)」

    凪「じゃあさ…今日はもう無理だけど、レオが元気になったら、アッチの準備しなきゃね」
    玲王「あっちの準備?」

    何やら次の話をしてくる凪に、玲王は再び凪と布団に入りながら興味津々で話をする

    玲王「あー、クリスマスの準備?」
    凪「そう…クリスマスイブの夜までに、挿れなきゃいけないじゃん」
    玲王「(入れる?ホテルの予約か)んなの、余裕だろ♪」

    うんうん、と玲王は頷く

    凪「…そっか。レオは、俺ともう最後までしたんだっけ」

  • 141スレ主24/06/19(水) 19:34:45

    素直な玲王の髪を手で梳かしながら、凪は信じられないような、いや、飲み込みの早い器用な玲王なら頑張って受け入れてしまったのかも知れないな、と複雑な思いを抱く

    玲王「え?最後まで、って…さっきみたいなやつ、だろ…?」
    凪「さっきみたいな?」

    玲王「だから…お互いのアレを、触って、一緒に出す…みたいな…」
    自分で口にしながら顔が赤くなるのは、熱のせいだけではなさそうだった

    凪「…レオが記憶喪失中の俺とシたのって、それだけ?」
    玲王「?それだけ、だろ。男同士なんだから…違うのか??」

    それ以上先なんてないだろ?というような純粋な瞳で、玲王が凪を見つめてくる

  • 142スレ主24/06/19(水) 19:39:50

    凪「…あの」

    この様子だと、玲王は記憶喪失中の自分と触り合いっこまでしかしてない、ということだろうか

    もちろんそれすらも許し難い行為ではあるのだが、凪の心の中に玲王が最後まではしていなかった、という希望が満ち溢れてきた

    玲王「…?」
    凪「えっとね、だから…男同士の最後まで、って言うのはね」

    この純粋無垢な御曹司に、自分のモノを咥えさせてゴックンまでさせたものの、そのキラキラとした瞳に見つめられると、凪は自身の口から『最後まで』のやり方を教えることが躊躇われてしまう

    しかし、言わねばこれ以上前には進めない
    言うなら、玲王の体調が優れず無理させる訳にはいかないが、二人で布団に入って落ち着いている(=凪が暴走しづらい)今しかもうチャンスはなさそうだった


    凪はどうやって玲王に男同士の最後までのやり方を教えた?
    直接言った?それとも、本や動画などで間接的に伝えた?

    凪が最後までのやり方を玲王に教えた方法を下3レスから🎲

  • 143二次元好きの匿名さん24/06/19(水) 19:42:31

    直接言葉で伝えた

    ゴックン出来て喜ぶ玲王可愛過ぎる

  • 144二次元好きの匿名さん24/06/19(水) 20:49:08

    映像だと生々しいのでとりあえず漫画を読ませながら伝えてみた

  • 145二次元好きの匿名さん24/06/20(木) 02:27:49

    誤解を生まないために動画を見せて伝えた

  • 146二次元好きの匿名さん24/06/20(木) 11:14:27

  • 147二次元好きの匿名さん24/06/20(木) 15:01:15

    早めのほしゅ

  • 148スレ主24/06/20(木) 18:52:23

    >>143

    >>144

    >>145


    すれ違わないようにするのが大事だが…!

    果たして女神の選択は?

    dice1d3=2 (2)



    いつも保守アリです〜!

    作中では6月〜12月と半年くらいなんだけど、リアルだとこの2人を1年かけてセッさせようとしてる我々って一体…?とか、たまに思う笑


    ↓某映画館にあった推し活フォトコーナーにて

    スレ主は日曜がラストエピ凪…😭<この熱い時間が終わっちゃう…

  • 149二次元好きの匿名さん24/06/20(木) 22:47:44

    映画公開終わっちゃうの寂しいよね

  • 150二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 09:12:16

    1年かけて誠士郎が報われようとしているね…
    スレ主のSSたくさん読めて幸せな1年だったよ〜これからも読みたい!

  • 151スレ主24/06/21(金) 18:04:55

    思えば幾度となく自分と玲王はすれ違ってきた
    キャンプファイヤーでの告白の時も心中するとか思われていたし、想いが結ばれたあとも、お互いを想うあまりすれ違ってケンカしたりと
    「どうしてこうなった?」と言いたくなることの連続だった

    それでもどうにかして、こうして少しずつ玲王と前に進めている

    超優秀なくせに思わぬボケをかます純粋無垢なところも、そんな何も知らない玲王に一から色んなコトを教えて二人で成長していけるその喜びも、本番を迎える前の今しか味わえないものだと分かってはいる

    しかし、この落ち着いて話せるチャンスを失ってしまっては、いつまた次のステップに進めるか分からない

    凪は一言一句ミスは許されないと、玲王と二人でベッドにいるという心逸る状況ではありながらも、いつも以上に気を遣って説明を始めた

  • 152スレ主24/06/21(金) 18:08:58

    凪「えっと…男同士の最後って言うのはね、お尻を使うんだけど…」
    玲王「え、Siri…?ハイテクだな…」

    ダメだ、分かってなさそうだ
    凪は玲王に気取られないよう、フゥッと小さなため息を吐く
    でもそれは記憶喪失の自分とは最後までしなかった、という喜ばしい証拠でもあった

    凪「いや、そのバーチャルアシスタントのことじゃなくてね…」
    玲王「?」

    夜もかなり更けてきている
    このまま玲王とトンチ合戦のような漫才をしていては、あっという間に二人ともスヤスヤ寝てしまいそうだった

    凪「(これ、どうしようかな…。言葉じゃすれ違っちゃうから、動画とか見せよっかな…)」

  • 153スレ主24/06/21(金) 18:11:31

    凪は枕元に置いていたスマホに手を伸ばし、それらしい動画を検索してみる
    自分のサイズとなると海外のものが近いのだが

    凪「(うわ…エグゥ…)」

    海外の人ってなんでこんなにオープンなんだろう
    モザイクなしの丸見えのその動画は、さすがの凪でも見るのが憚られた

    玲王「何見てんの?」

    自分の前では必要な時以外ほぼスマホを見ない凪が真剣な顔をしてスマホを注視しているので、気になった玲王が声をかける

    凪「あ、いや…(こんなの見せたらレオが宇宙猫になっちゃう)」

    最初からこれはさすがにトバしすぎだ
    凪はスマホの画面を見られないようにしつつ、別の作戦を立てることにした

  • 154スレ主24/06/21(金) 18:16:47

    凪「(海外の動画、ヤバかったな…日本のも大差ないか。レオにはもうちょっとオブラートに包んで教えた方が良いよね…)」

    映像だと生々しいので、とりあえず凪は漫画を読ませながら伝えてみようと考える

    凪「(そうだ。たしかBL漫画とかいう絵も内容も女性向きで可愛いやつあったよね…あれならレオも警戒心持たないかも)」

    凪はスマホでBL漫画を検索し、良さそうなページを開いて玲王に見せることにした


    さぁここで🎲

    凪くんが玲王に見せたBL漫画とは、どんな内容の漫画だったでしょうか?
    下3レスから🎲

  • 155二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 19:27:37

    少女漫画チックな学園BL漫画

  • 156二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 22:37:33

    ダウナー攻めスパダリ受けの自分たちにシチュエーションが近い漫画

  • 157二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 22:52:15

    可愛い大型犬系攻め×強気猫ちゃん系受けのドえっちめなやつ

  • 158スレ主24/06/22(土) 09:48:21

    >>155

    >>156

    >>157


    みんなノリノリで書いてくれてそうなBL漫画の設定!

    女神のお好みはどれだ?📕

    dice1d3=3 (3)

  • 159二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 10:12:03

    えっちめなやつだ!!

  • 160二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 16:42:18

    保守

  • 161二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 23:48:28

    一番刺激強いので草

  • 162スレ主24/06/23(日) 03:13:49

    初めて玲王と二人で一緒にエタシャンを観た玲王のベッドで、凪は玲王とセッ◯スするための教材としてBLエロ漫画を必死に探している

    あの時はまさか、御曹司に分からせるのにここまで苦労するなど、露ほども想像していなかった

    凪「(なんとなく、俺とレオに似てそうな雰囲気の…親和性高そうなやつ…)」

    BL漫画にもオレオし始めた凪が見つけた作品

    それは、可愛い大型犬系攻め×強気猫ちゃん系受けのドえっちめなやつだった
    どこまでエゴイストなんだ凪誠士郎

    電子コミックの紹介ページにも『濃厚エロシーン有り♡』と書いてあり、凪はウンウンと納得したように首を大きく縦に振った

  • 163スレ主24/06/23(日) 03:17:02

    凪「(行為の部分を見せるのが一番の目的だからね…そりゃ、ちゃんとエロシーンが入ってないとね!)」

    商品をカートに入れ、慣れた手つきで決済ボタンを押す

    玲王「なぁー、さっきから何見てんのー?」

    自分といる時はほとんどスマホを見ない凪が、ずっと携帯をポチポチしていることに痺れを切らした玲王が拗ね始めてしまった
    なお、玲王本人は自分が拗ねていることに無自覚だ

    玲王を拗ねさせるなど、そんなことが出来る人間は凪以外に存在しないのだが、玲王にエロ漫画を見せることに必死の凪本人がその凄さに気付いているのかは定かではない


    凪「えーっとね…レオにいいモノ見せてあげようと思って」
    玲王「ん?いいものって、なんだよ?…って、漫画ぁ?俺、漫画は金が絡む話しかキョーミねぇんだけど…」

  • 164スレ主24/06/23(日) 03:18:36

    凪のスマホ画面を覗き込んだ玲王は、自分の興味と正反対のよく分からないページを見せられて少し不満気だった

    凪「いーから、いーから。レオ、好奇心旺盛だから知らない世界とかにキョーミあるでしょ?」
    玲王「まぁ、そうだケド…」

    何も二人で寛いでいる時に、スマホで漫画なんか読まなくても良いのに

    玲王はせっかくならフィクションの話を読むよりも、現実的に二人で過ごすクリスマスの予定を凪と一緒に考えたかった

    凪にバレないように小さくため息を吐いた玲王が、寝転がった凪の持つスマホの画面を見上げて、スワイプしていくそのページを一緒に眺める

  • 165スレ主24/06/23(日) 03:20:39

    この漫画のストーリーは、どうやら強気猫ちゃん受けに長年想いを寄せて執着していた可愛い(と見せかけて実はド攻め)ワンコが、想いを実らせる話らしい

    すれ違いから他の男と関係を持ちそうになった猫に対して、犬が詰め寄る

    ただ可愛いだけだと思っていた犬が豹変したその様子に怯える猫の表情は、以前どこかで見たような気がするが気のせいだろう

    —————————————————————

    猫「ま、待てっ、俺とお前はそんなカンケーじゃ…!」

    ずっと可愛いだけのワンコだと思っていた犬の発情したような雄の顔に、猫が怯む

    そして壁際に追いやられて腰を引き寄せられ、噛み付くように濃厚なキスをされた

    猫「ふっ、うっ、ンンッ…!」

  • 166スレ主24/06/23(日) 03:23:52

    唾液を吸って卑猥な水音を立てられ、逃げようとする舌をさらに追うようにして吸われ、息も出来ない性急な口付けに猫は顔を赤らめ呼吸を荒くしながらも犬に抗議の目線を遣った


    猫「ぷは、はっ…」
    犬「そんな顔されたら、俺もう『待て』できないから」
    猫「犬っ!?」

    猫「(やだ…犬のこんな顔、知らない…っ)」

    ペロッと舌舐めずりをする犬が、勢い良く自身のシャツを脱ぎ捨てる


    犬「今日は猫のこと、食べちゃってもいいよね?」

    —————————————————————

    玲王「うわッ!?」
    凪「?」
    玲王「た、食べるって…!?何だよ、この漫画。俺カニバリズムとかの怖いのはちょっと…」

    凪のせいで、すっかりホラーが苦手になってしまった玲王が布団を被って逃げようとするのを凪が制止する

  • 167スレ主24/06/23(日) 03:31:18

    凪「いや、違うから。最後までちゃんと見て」


    相変わらずワザとなのか天然なのか分からない、すっとぼけ御曹司の発言にツッコミを入れつつ、盛り上がってきた展開に凪は画面をスワイプする手が止まらない



    犬猫エロ①

    x.gd
  • 168スレ主24/06/23(日) 03:35:51

    犬「ていうか、ちょっと触られただけですぐにこんな蕩けた顔しちゃってさぁ…誰にでもそんな顔見せてるの?」
    猫「そんなっ、お前にカンケーないだろッ!?」

    犬の手で感じていたことを悟られたくなくて、猫は強気の態度に出る


    犬「…関係なくないよ。好きな人が知らない奴に触られてるの見て、ムカつかない男はいないでしょ」

    猫「っ、え…?」

    犬「好き放題されて、俺の知らない顔を他の奴に見せてるのかと思ったら…マジで気が狂いそうになる」

    —————————————————————

    凪「(わかるー。俺もその気持ち全面同意)」
    凪は漫画を読みながら、ド執着ワンコ攻めにシンパシーを感じていた

    凪「(そうだ、レオ…ちゃんと見てるかな)」

    凪がそっと隣にいる玲王の様子を伺うと、なんと御曹司は頬杖をついてコックリコックリと船を漕いでいた


    凪「(かっ、可愛い!?けど…!)ちょ、寝んなしっ!」
    玲王「…ああ、え?ワリ…つまんねーから寝かけてたわ」
    凪「つ、つまんねぇ!?ダメ!見ろッ!!」

    エロシーンにまるで興味が無さそうな御曹司を叩き起こした鬼教官の凪が、一緒にうつ伏せになり続きを読み進めていく

  • 169スレ主24/06/23(日) 03:37:39

    —————————————————————

    こんなの俺の知ってる犬じゃない

    犬は優しくて、従順で、可愛くて
    いつも俺を見たら駆け寄ってきてくれて
    危ない目に遭いそうになったら、いつだって前に立って守ってくれて

    でも、俺はそんな犬の気持ちを見ないようにしていただけだったのかも知れない
    こんなに真っ直ぐに自分だけを求めてくる犬を、もう拒めない

    それはこうして与えられる快楽をただ感じていたいからだけじゃない

    自分は、犬のことが好きなのだと、猫はここに来てようやく自分の気持ちに気付いた


    犬「…もう酷くシないから、俺から逃げないでよ」

    怒られた犬のようにショボンと落ち込む犬の手を取り、猫が犬の目を見つめる

  • 170スレ主24/06/23(日) 03:47:36

    猫「お前がそんなにずっと、俺のことだけ見てくれてたなんて…ちっとも知らなかった」

    犬「…でも、俺は猫にひどいコトしちゃったよね。猫が俺のこと嫌いになっても、仕方ないよ」


    猫「…嫌じゃ、ない」

    犬「え?」


    猫「お前にこういうコトされるのは、嫌じゃないよ…だから、もっと触って?」



    犬猫エロ②

    x.gd
  • 171スレ主24/06/23(日) 03:49:48

    凪「(う、うわぁ…!最後は濁音&♡喘ぎ系のドえっちなやつだったな…動画とは別のエゲツなさがあるけど…これ、レオ引いちゃってないかな…)」

    ちゃっかり最後まで見ておいて何だが、思ったよりえっちな描写に純粋培養の玲王がドン引いてしまってはいないかと、凪は恐る恐る隣にいる玲王の方を見遣る

    玲王「…」

    凪「(…ゴクリ…)」

    玲王「…フーン。なるほど、な…」
    凪「(ま、まさか…コレは…!?)」

    薄暗い部屋の中で、凪の元に一筋の光明が差し込んだ


    イケる、好感触、これはイケる…!

    面倒臭がり屋の自分が、これまで精も根も尽くして頑張ってきた努力が、ようやく報われる時が来た

  • 172スレ主24/06/23(日) 03:51:22

    凪「(…やっぱりレオは超優秀だ!さすが、飲み込みが早い…!複写能力で騎◯位待ったなしだろコレ!?つか、こんなコトなら最初っからドえっちなBL漫画渡しときゃ良かった!主にメイドとかの!)」

    凪が邪心まみれになりながら(いや、いつも邪心まみれではあるが)そう勝ち確した時であった


    玲王「うん!いや〜っ、マジで良い話だったな!」
    凪「…ッ!?」

    玲王「なんか、最後スゲェ感動したよー。想いが通じて二人が結ばれたシーン」
    凪「か、感動…??」

    たしかに、すれ違っていた二人が最後に互いに想いを吐露して結ばれるシーンは感動…と言えなくもないかも知れない

    しかし、重要なのは違う、そこじゃない

  • 173スレ主24/06/23(日) 03:52:39

    玲王「じゃ、寝るかー。今度こそおやす…」
    凪「ちょちょちょッ!?ちょっと待って…!!」

    『レオに分からせるまで絶対寝かせないマン』の凪の剣幕に、玲王が「まだ何か用?」みたいなキョトンとした目で見つめてくる

    しかし、凪からすればそのウルトラジーニアスな頭脳を持ってしても、玲王の言動は解せないことだらけだった


    凪「(このドえっちなエロBL漫画を見ておいて、そこの部分に関しては完全スルーなの何なの?この御曹司、エロに関するスルースキル高すぎない?漫画に課金した俺のポイント返して…いや、漫画自体はえっちで面白かったけども!)」

    凪はそう思わずにはいられなかった
    そして、業を煮やして玲王に直接聞いてみる

  • 174スレ主24/06/23(日) 03:55:08

    凪「あ、あのさ…!レオ」
    玲王「んー?」

    うつ伏せになっていた玲王が今度こそ安眠しようと、ゴソゴソと仰向けになって布団を被り始める
    人の話なんて聞いてない。完全に寝る気だコイツ

    凪「どう…だったかな?さっきの漫画、読んでみて…」
    玲王「ん?どうって…だから、面白かったよ。お前の好きなあの映画よりも分かりやすかったな」

    いや、だから、今は面白いとか面白くないとか、そういう次元の話じゃなくて


    凪は焦れったくなりながらも、玲王の気を削がないよう心を鎮めて話を切り出す

    凪「その…この漫画の人達も、さ…。俺らみたいに、男同士で、し、シてた、じゃん?」
    玲王「え?ああうん、スッゲェHしてたなー」

    凪「(はっ?か、軽ッ!?)」

    何でもないように平然と言ってのける玲王に、この落ち着き様は記憶喪失中の自分とやっぱり最後まで致したのではないか!?という非処◯疑惑が再び湧き上がってきた

  • 175スレ主24/06/23(日) 03:57:30

    凪「(ええいもう、こうなりゃヤケだ!)」

    凪「だ、だから…!男同士のHっていうのはね?さっきの漫画みたいに、お尻の穴を、使うんだケド…」

    玲王「ブハッ!」

    凪「へ?」

    勇気を出して発言したものの、玲王は自分の言葉を聞いてクックック…と腹を抱えて可笑しそうに身を捩っている

    凪「?な、何?どしたの?」

    玲王「お前って、本っ当に可愛いよなぁ」
    凪「か、かわ…いい…?俺が?」

    可愛いのはお前だろ!そして、お前の尻に俺のアレを入れる話をしている男をつかまえて、可愛い、だと?

    ド天然御曹司のセリフの数々に、凪の頭上ではクエスチョンマークが飛び交う


    玲王「フフッ。なぁぎ?アレは、漫画だからな♪」
    凪「へ?」

  • 176スレ主24/06/23(日) 04:00:55

    何を言い出すかと思えば、御曹司はまたトンデモないことを言い始めた


    玲王「俺もさ、白宝祭の時に読んだよ。文芸部の奴が作った…コピ本、っていうの?」
    凪「う、うん…(俺がオカズにするのに強制徴収したアレね)で、その本読んでみて…どう、だったの?」

    玲王「んー、まぁ、確かにあの薄い本の中でも、俺と凪が恋人同士で…凪のソレを、俺のアソコに…なんて、そーいうエロい描写もあったけどさ」

    そうそう!それ!それが正解!!

    文芸部員Aから聞いただけだったが、玲王は本当にR18のナマモノ同人誌を読んでしまったらしい

    まったくけしか…いや、よくやった!文芸部員A


    玲王「でもな、これは全部、ファンタジーなの」

    凪「ファン、タジー…?」

    その言葉に、凪は手からポトッとスマホを落としてしまう


    そして全身から力が抜けるのを感じた
    今までのことは全部、ただの徒労だったのだ

  • 177スレ主24/06/23(日) 04:03:59

    玲王が、ショックで固まっている凪の頭をヨシヨシと撫でて、パサッと上から高級羽毛掛け布団を掛けてくる

    玲王の部屋のベッドはいつ寝ても新品のように綺麗なシーツと最高の寝心地で、ジッとしていたらすぐ眠たくなってしまう

    あまつさえ玲王は幼児にするように、凪の身体を布団の上からトントンと優しく叩き始めてしまった

    ずばりエロとは無縁の雰囲気。これは完全に寝かせる気だ


    玲王「…そう。漫画も小説もさ、全部誰かが考えた夢の世界の話で、フィクションなんだよ。本当の男には、入れるための穴なんてねーの…男と女じゃ、性器の作りも違うんだからさ…。あ、凪、さてはお前、保健の授業寝てたんだろ?」

    ニシシ、と眩しいほど主人公然としたイタズラっぽい笑顔で、玲王が凪に微笑みかける

    凪「…」

  • 178スレ主24/06/23(日) 04:07:30

    玲王「俺は女の子みてーにお前のソレを入れたりは出来ねぇケドさ…さっきみたいに、口ですんのとかは、また元気になったらシてやるからな」

    そう言って、玲王がペロッと長い舌を出してこちらに見せつけてくる
    それを見た凪は玲王の口内の感触を思い出してしまい、寝るどころか主にアソコがイライラしてしまった

    玲王「ほら、だから今日はもう…早く寝ようぜ…」
    明日も学校学校と、玲王が凪の肩口に頭をつけてスースーと寝息を立て始めてしまった


    ど、ドンマイ凪誠士郎…!!

    何回やっても勝てないこのクソボケ天然御曹司に分からせるためには、どうしたら良いのか?

    凪の次なる作戦を下3レスから🎲

    (玲王も今は体調悪いので作戦は日を跨いでもヨシ。そして、スレ主は県外までラストエピ凪キメて来ます…😭帰り遅いので保守可能ならお願いしマス🙏)

  • 179二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 10:39:32

    漫画で駄目なら動画を見せる!エグくても仕方ねぇ!
    でも今日は寝て明日にしよう

  • 180二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 10:50:26

    ひとりエッで後ろ使う男の人もいるらしいよ!ってことで指だけ入れさせてもらお!
    気持ちよくなるってことを分からせる

  • 181二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 10:56:52

    次は絶対にお尻をいじらせてもらう約束をなんとか玲王にとりつけて今日は一緒に寝る(後日お尻開発チャレンジ!)

    ラストエピ凪!スレ主いってらっしゃい!

  • 182二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 20:59:46

    🌵

  • 183二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 23:17:56

    ✌️

  • 184スレ主24/06/24(月) 04:31:10

    >>179

    >>180

    >>181


    難攻不落の御曹司に天才は勝てるのか

    果たして…?

    dice1d3=1 (1)



    保守ありがとうございます…!

    初めて自宅Wi-Fiが規制に巻き込まれてしまい、めちゃくちゃ焦りました😭(スマホ回線もダメ…)

    いつ解除されるのか分かりませんがなんとか続けていきたいと思います💦


    そして無事ラストエピ凪キメてきました(合計8回)

    まだやってくれてた映画館さんに感謝感謝🙏


    スレ民の好きなサントラの曲は何かな?

    スレ主は『GENIUS〜EPISODE NAGI〜』


    映画中、心に紫の炎が宿った凪が「レオ…俺に渡せ!」って言う瞬間は何回見てもグッとくる

    玲王は「凪を変えたのは俺じゃない」って思ってるけど、凪の0を1にしたのは玲王なんだよね


    そのことに気付かなくてすれ違っても、心の中でお互いを想って邁進し続ける2人の関係って宝石よりも尊くて綺麗だなと思う😭✨


    そんなキラキラした白宝時代の雰囲気の凪玲がやっぱり大好きだな、と初心にかえりました

    しかしSSは引き続きこんなノリで続いていきます

    これからもよろしくお願いします🌵

  • 185二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 11:24:26

    保守

  • 186スレ主24/06/24(月) 20:33:41

    凪「…っ!?」

    『レオに分からせるまで絶対寝かせないマン』と化していた凪だったが、自分の肩に猫のように額を擦り付け、信頼しきって甘えたようにスヨスヨと眠る玲王を見てしまっては、これ以上の無体を働けそうになかった

    凪「(あんまり生々しいのとかはレオがショック受けると思って漫画でボカしてみたけど…逆効果だったのかな)」

    そのあまりの伝わらなさに、ショックを受けてしまったのはむしろ自分の方だ
    手から落としてしまっていたスマホを凪が再び握り直す


    凪「(…漫画で駄目なら動画を見せる!エグくても仕方ねぇ!)」

    決意を新たに高速で気持ちを切り替えた凪は、スッスッと慣れた手付きでホンモノの動画を検索してみた

  • 187スレ主(規制解除された!)24/06/24(月) 20:39:09

    凪「(海外のアソコがデカいやつはレオがビックリしちゃうよね…。でも、日本のだとモザイク入ってるから、『凪くん?これは入れてるフリしてるだけで、本当は入ってねぇんだぞ♪』とかなんとか、またトンチンカンなこと言い出しそうだな…)」

    ショボつく眠い目を擦りながら、凪は玲王にプレゼンするのに相応しい動画を熱心に探すが、なかなか思ったようなモノが見つからない

    凪「(レオも寝ちゃってるし…今日は寝て明日にしよう…)」

    先程、玲王から一発お口でイかせてもらっている凪は、大好きな玲王の匂いに包まれるうちに自然と目を閉じ眠ってしまった


    そう、スマホの画面を開いたまま

  • 188スレ主24/06/24(月) 20:44:34

    そして夜が明ける少し前———


    『〜〜!⭐︎×△!!』

    どこからか人の声のようなものが聞こえてきて、玲王は目を覚ます


    玲王「…?」

    寝ぼけ眼で顔を上げて音の出所を探ると、凪の枕元からだった

    玲王「…んもぉ〜…ったく、凪のやつ…」

    きっと動画でも見たまま寝てしまったのだろう
    明かりが点いたままのスマホが目に入り、玲王がそれに手を伸ばす

    玲王「ちゃんと切っとかねーと、熟睡出来ねぇだろ…」
    自動オフにしてねーのかよ?しょうがねぇな、と玲王が凪のスマホを手に取る

    玲王「ん?」

    画面を消そうと何気なく見たそこに映されていた光景に、玲王は目が奪われた

  • 189スレ主24/06/24(月) 20:47:24

    玲王「は?何…これ…」

    夜明け前、薄暗い室内で、スマホの明かりによって玲王の顔がぼんやりと照らされる

    手にした凪のスマホに映っていたのは、男に尻を突き出し、後ろから突かれて女のように悦がり狂う男の姿だった

    あらゆる角度から撮影されたそれは、引き抜かれた後にぽっかりと開いた穴の中までがご丁寧に映し出されていた

    玲王「…」

    凪が寝る直前に見ていたのは、男同士の性◯為ばかりを集めたSNSのアカウントらしく、玲王が恐る恐るそのまま下にスクロールしてみれば、生々しい行為のおさめられた短い動画が、他にもいくつも上げられている


    玲王「これって、AI…じゃ、ねぇよな…」

  • 190スレ主24/06/24(月) 20:50:46

    先程凪と一緒に見た漫画や、文芸部員の書いた小説はファンタジーの世界の話かと思っていた
    しかし、それがこうして現実に行われている

    玲王はその衝撃的な映像の数々に、スマホから目が離せなくなっていた


    凪『ねぇ…俺のこと「クソ童◯」って言うんならさ…』

    凪『玲王のココ使って、俺を童◯卒業させてよ』

    そういえば、記憶喪失中の凪と風呂場で事に及んでしまった時、自身の奥の窄まりを凪の手によって軽く弄られていたのを思い出した

    あの時は初めてのコトばかりで混乱していてよく分からなかったが、つまり、男同士のセッ◯スというのはこういうコトだったのか

    玲王「(…ホントに、中に入ってるんだよな…?コレ。痛くねーのかな…)」

  • 191スレ主24/06/24(月) 20:54:45

    入れられている側の男は喘ぎ声を出しながら、恍惚とした表情をカメラに向けている
    撮られていることも気にならないほど、与えられている快楽に没頭しているらしかった

    玲王「(すげ…もしかして、これ、キモチ良いのかな…)」
    凪「んっ…」

    玲王「うわッ!?」

    突然声を出して寝返りを打ってきた凪に慌てた玲王は、急いでスマホの音量を下げる

    凪「レオ……むにゃ…」
    玲王「〜〜ッ!(な、なんだよ!寝てんのかよ!ビビらせんなって…!とりあえず、俺ももっかい寝よ…眠い時に考え事しても、ロクなことになんねーんだよ)」

    動画の続きは気になったが、画面をオフにしてスマホを元の場所に戻し、頭の中のまとまらない思考を打ち消すかのようにして玲王は布団を被った

  • 192スレ主24/06/24(月) 20:56:12

    翌日、白宝高校の休み時間 in 玲王のクラス———


    玲王「ふわぁあ…」

    結局あの後よく眠れなかった玲王は、らしくもなく教室で大きなあくびをしてしまった

    生徒「めずらしーね。玲王があくびするなんて」
    生徒「今朝も凪と一緒に来たんでしょ?なんで最近ずっと一緒にいるの?」

    玲王「ん?ああ…まぁ、ちょっと色々あって、さ…」

    あの動画が頭にこびりついて寝れなかったなど、本当のことはクラスメイトにはとても言えない

    生徒「それって、凪が寝かせてくれないんじゃないの?」
    玲王「…っ!?え?」

  • 193スレ主24/06/24(月) 21:03:35

    その指摘はあながち間違いではない

    最近の自分は凪とのことで父親に楯突くように意見したり、凪とのHなコトばかりを考えてしまったりと、どうかしている気がする

    生徒「分かる。アイツ玲王のこと大好きだもんね。絶対寝る直前までお世話させてそう」
    生徒「凪って自分から動くことあるのかな?」

    ナマケモノ🦥じゃないんだからー!とクラスメイトの女子達は笑っているが、昨夜から頭がEROのコトでいっぱいになっている玲王の思考は違う方向へと舵を切ってしまう


    玲王「(確かに、な…昨日は俺が口でシたけど、凪からはあんまされたコトねーし…やっぱ動くの面倒なのかも。つか、アイツ噛んだり飲ませたり俺にヘンなコトしかしてこねーしさ…アイツも男同士のやり方ちゃんと知らなかったんだろうな)」

    それでホンモノを知ろうとして、あの動画サイトに行き着いたのだろうか

  • 194スレ主24/06/24(月) 21:12:50

    玲王「(でも、あんな太いのが全部入っちまうとか、どうなってんだ…?人間のカラダって、スゲェ)」

    玲王「(…俺のにも、凪のアレが、入んのかな…?)」

    玲王は人のたくさんいる教室内にもかかわらず、自分の手を尻の方へ伸ばしそうになってしまう

    玲王「っぶね!」
    生徒「「??」」

    玲王「(ってことは、もし、二人でHするってなったら…動くのが面倒な凪のために、俺が自分で…その…尻の……を、あのサイズまで拡げとかなきゃいけねぇってコトか…?約束のイブの夜までに)」

    さすがは超優秀&頭脳明晰・御影玲王
    一度理解してしまえば分析することは容易かった

    玲王「(それで、昨日見た漫画の猫みたいに…俺が自分から凪の上に乗って…?)」

    や、やるコトが多すぎる…!

  • 195スレ主24/06/24(月) 21:20:17

    こうしちゃいられない!と、玲王はスマホを取り出しイブの夜までの日数を逆算し、凪とセッ◯スという目的を達成するまでの最短ルートを考える

    そして、『凪誠士郎&御影玲王♡初エッチ成功計画』を打ち出した

    玲王「(…いやいや。何してんだ、俺。いつもの癖で計画書まで作っちまった…ばぁやに協力させるワケにはいかねーのに)」

    歴戦の猛者であるばぁやなら、これくらいのこと眉一つ動かさずに「かしこまりました。玲王坊ちゃま」と全面協力してくれそうだが、凪とも仲の良いばぁやを巻き込むのは気が引けた


    玲王「(…つーことは、このプロジェクトは、全部俺一人で完遂するっきゃねーのかな…)」

  • 196スレ主24/06/24(月) 21:25:55

    自慰すらしたことのない自分に、果たしてそんなコトが出来るのだろうかと、玲王は不安からため息を吐く

    落ち葉が舞う冬の寒空の窓に映るその気怠げな玲王の横顔に、周囲の生徒達は男女問わずゴクリと喉を鳴らした

    生徒「玲王、悩み事?(どうせ凪のことでしょ)大丈夫?」
    玲王「ああ…ちょっと、急ぎの(俺の尻の)開発計画があってさ」

    生徒「開発計画!?さすがだね、玲王!」
    生徒「休み時間までビジネスのこと考えてるなんて…ほんとビジネスマンの鑑だよね」
    玲王「?ありがと」

    玲王「(とりあえず…資料と道具集めからするか?俺の穴の開発までどのくらい時間かかるか分かんねーし、早めに着手した方が良さそうだな…)」

    合理的でポジティブ
    自身の尻◯開発においても、玲王の性質は変わらなかった


    まずは資料集め?道具の調達?プロに頼む?
    それとも、やり方知らなさそうでも恋人の凪にも聞いた方が良さそう??

    玲王は尻◯開発のために何から着手した?
    下3レスから🎲

  • 197二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 21:45:46

    資料集めと並行して凪サイズの道具の調達をしよう タイムイズマネー

    エピ凪のサントラ、全部良いけどMonologueが好きだなー
    運命の出逢いが目に浮かぶ…

  • 198二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 22:18:46

    凪に相談しよう!

    (玲王の性格的にぱぱっと済ませてしまいそう...と思いつつ、2人のことだから2人で相談して進めて貰いたい私のエゴ🔥)

  • 199二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 22:38:57

    効率良いのでプロに頼む

  • 200スレ主24/06/24(月) 23:36:28

    >>197

    >>198

    >>199


    part3ラスト🎲は良い感じの🎅!

    果たして女神のお好みは…?

    dice1d3=2 (2)



    🎄編part3もお付き合いくださりありがとうございました

    規制も無事解除され次スレ立てられそうなので一安心😮‍💨

    part4では御曹司の後ろ開発出来るかな?

    それ以外にもちゃんとデートっぽいことして欲しいけど、どうなるかスレ主も楽しみです


    写真は買いそびれてたマグカップ(黒)をラストエピ凪の劇場で買えたのでその喜びを表した謎の一枚😿🦁🐨

    次スレもよろしくお願いします🌵

オススメ

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