- 1迅雷乗り24/06/07(金) 20:45:56
- 2迅雷乗り24/06/07(金) 20:46:40
前スレ
ここはスパロボ世界の地球連邦軍あにまん支部第三部part31|あにまん掲示板僻地も僻地で元ジオンだとか、いろんな奴がいるし色んな機体がごった煮状態で使われている、めったに戦場になることもない次スレは>>190次は一体何が待ち受けるのかbbs.animanch.com裏スレ
ここはスパロボ世界の地球連邦軍あにまん支部 雑談所 Part3|あにまん掲示板こちらは「ここはスパロボ世界の地球連邦軍あにまん支部」の裏スレになります雑談や相談事などはこちらでお願いしますbbs.animanch.comWiki
スパロボ世界の地球連邦軍あにまん支部 まとめここはあにまん掲示板にて連載中の「ここはスパロボ世界の地球連邦軍あにまん支部」において登場した機体やキャラをまとめていく所であるseesaawiki.jp - 3二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 20:46:51
スレ立て乙です
- 4迅雷乗り24/06/07(金) 20:46:57
ルールまとめ
・自軍で運用できるのは型落ちの旧式機か量産機のみとなります
(ガンダムに乗りたければZプラス、量産型Z、量産型ZZ、量産型ν、量産型F91、Vに乗って下さい。スーパーならイチナナ式とかゲッターD2辺りです。判断に困るグレーゾーンの場合は裏スレにて聞いてみて下さい)
・インフレの原因になる魔改造は禁止します
(例:ゲッター線を浴びせてイチナナ式マジンカイザ―等)
ただし機体色(カラーリング)や武装の変更、機体性能を極端に上げない程度の改造なら可
(例:スナイパーライフルやスコープを装備した狙撃仕様。ジェガンとギラ・ドーガを組み合わせて高性能ザニーもどき等)
・異星人や異世界の技術は上記のラインを超えなければ使用しても可
・キャラの強さの目安は『ガンダムUCの名も無きスタークジェガン』ぐらいです。基本的に敵味方問わず原作ネームドキャラには勝てないレベルだと考えて下さい
・戦闘イベント時は譲り合い・助け合いを心掛けましょう。確定ロールで敵を雑に処理するなど、俺Tueeeな無双プレイは厳禁です
(ただしイベント運営主が許可した場合を除く)
・戦闘イベント時は敵キャラでロールしても可。その際は敵勢力をインフレさせてもいいですが、あくまでも自軍は時間稼ぎで、必ず原作主人公たちの救援が入ります。基本的に味方側は生存、敵側は敗北だと考えて下さい
・イベント時のみのスポット参戦キャラもロール可能。ただしこちらも上記のラインを守って節度のある強さでお願いします
・その他、インフレに繋がりそうなことはやらないように気を付けましょう - 5迅雷乗り24/06/07(金) 20:47:10
・スレ内の空気を悪くするようなキャラや発言は禁止です。基本的にスレ参加者たちの扱いは平等です
(露悪的・挑発的・攻撃的な態度、過剰な指示出しや命令口調、強者・超越者・上位者ムーブ等)
・メタ発言は程々に。あくまでも皆さんは『物語のキャラクター』であって『ゲームのプレイヤー』ではありません
・レス内容への介入は基本フリーです。もし介入してほしくない時は事前に【】に警告や指示を記載しておくこと。なお、警告の内容につきましては『特定の内容に限り介入可能』などの調整も可とします
(また、鬱描写なども警告に含みます)
・原作主人公部隊を弱く見せる描写はNG。謀略や策略など実力以外の要素による足止め描写ぐらいに抑えること
・参戦作品は自由ですが、過去にスパロボに参戦した作品及びこれからスパロボに参戦しそうなラインでお願いします。端的に言えばソシャゲのコラボじゃないと参戦しなさそうなロボとは関係無い作品はNGです
(例:ソシャゲにて参戦した『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』や『ポプテピピック』等はNG)
・その他、分からない事があれば裏スレにて気軽にお問い合わせ下さい - 6気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 20:50:50
【スレ建て乙です】
- 7二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 20:51:39
【スレ立て乙です】
- 8大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 20:55:23
【スレ立て乙です】
- 9元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 21:12:54
【スレ建て乙です】
- 10気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 21:21:48
(ザクファントムが砂漠を移動する)
……どこだ!?どこにいる!?
(ザクファントムのセンサーで必死に周囲を索敵する) - 11大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 21:26:08
[まずは落下したと思われる地点に向かう]
……クレーターらしきものは…… - 12ライガーゼロBイクス24/06/07(金) 21:26:17
司令室! 基地のレーダーだと反応はあるか!
(ライガーのセンサーも起動させながら通信を起動させて問いかける。) - 13教団の幹部?24/06/07(金) 21:27:28
土煙を上げ二機のマシーンが地上に降り立つ。その両足はまるで地上を歩くことを想定しているようには思えない、それこそ剣か槍か、そんな武器が足の代わりにあるようにしか思えない姿。
両手もまた同様、手と手を取り合うための形ではなく、ただ目の前の敵を断ち切るためのモノ。
「ハリタ、どうやら追撃だ」
「分かっているわ、数が多いだけ。そう思えれば何とかなるさ」
その二機が腕を振るえば当然の様にゲートは開かれる。次元の壁を超えて現れる信徒たち。
魔の手は出撃した面々に襲い掛かる。
だが、これまでの戦いを乗り越えてきた者たちならば、雑兵には決して後れを取ることはないだろう - 14迅雷乗り24/06/07(金) 21:28:25
- 15気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 21:29:53
- 16大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 21:33:05
[『トライデント・ストライカー』を速射モードに切り替え、敵陣の頭上から弾幕を浴びせかける]
それそれぇっ!
[更に高度を下げ、敵陣の頭上を飛ぶと再び高度を上げて牽制射撃] - 17元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 21:33:16
- 18ライガーゼロBイクス24/06/07(金) 21:34:50
(送られたデータを元に現場へ急行する。何だあの歪な機体は? あれが本当に地上でも動いてるのか? そんな疑問を抱いてる暇はない。まずは呼び出された信徒を倒す)
僕達は遊撃に回る。危なくなったら呼んでくれ。助けに行く
(イクスアーマーに装備されたスタンブレードを展開して闘いへの準備を終える。時間稼ぎにしても誰も砂漠のチリにさせるわけにはいかない)
- 19迅雷乗り24/06/07(金) 21:34:56
近接は控えめにしてひたすら面制圧だ!
[両手のショットガンから敵機群に向けて散弾を放つ] - 20教団の幹部?24/06/07(金) 21:44:48
「ハリタ、思っていたよりも早く来たらしいね」
「……私の方は大丈夫、鉄と血が飛び出すダンスフロアを沸かせましょう」
二機はまるで砂を氷に見立て、アイススケートでもするように滑り舞う。
面々の射撃攻撃は雑兵たちに命中すれば、確かなダメージを与えていく。
だがしかし―。
「……さすがにあのガンダムほどじゃあないね」
「比較対象が悪いわ、ハリク。 アレは……私たちも欲しいモノ」
腕を振るう、脚を振るう。ただそれだけで斬り払い続けていく。まるで二人だけの舞台、その邪魔をすることなどできないのだと見せつけるよう。
「……そう、ハリク、厄介なことになっているわ」
「ハリタ、もしかしてあの街の事かな」
そんな中で二人の視線はつい先日この地域に出現した街を捕えていた。
それこそ、自信満々で解いたテストの答案が、0点だったものを見た時のような―。
- 21気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 21:47:27
(接近する敵機たちに、閃光弾を投擲。
その閃光に紛れて更に煙幕弾を投擲。
そして、その煙幕の中にオルトロスを撃ち込む)
コイツらは組み付いて自爆を狙う……距離を取らないとマズい……!
(しかし、それを知っているという事は少年の心に余裕を生んでいた。
決して慢心している訳ではない。相手の手の内が分かっているからこそ、焦らずに戦えているのだ)
何か別の事をしてくる可能性もある……落ち着いて観察を……ッ!?
奴らまさか!?ティアーズを狙ってる!?
- 22迅雷乗り24/06/07(金) 21:48:23
- 23元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 21:51:10
- 24大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 21:51:59
- 25ライガーゼロBイクス24/06/07(金) 21:53:18
- 26教団の幹部?24/06/07(金) 21:55:14
「となるとハリタ……時間がないかな?」
「ハリク……生き残りがいなかったのなら、この世界はまだ間に合うはず」
その声色は殺意ではなく、純粋な心配。
それこそ教団の幹部である二人にとっても、真正面からやりあいたくない何かを感じ取っている様子で。
「っ、ハリタっ!」
突撃する迅雷にワンテンポ遅れたのか、ハリタと呼ばれている側の機体が一撃を受ける。
「けほっ……、大丈夫。私は大丈夫」
相方に自分は大丈夫だと告げればそのまま再び距離を取る。そして―
「……ねぇ、あの街……生き残り……いなかったわよね?」
そう問いかけるのだ、まるでいてはいけないかのように、いないことが誰にとっても理想的な展開であったとするように―。
- 27気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 21:58:52
- 28迅雷乗り24/06/07(金) 22:00:15
- 29教団の幹部?24/06/07(金) 22:06:26
「ハリタっ、シンジュウキョウを」
「アレを使う負担と考えれば大した問題はないわ、それに―」
足元に討たれた砲撃をされどまるで意に介さぬように舞い踊り続け―
「あんな無粋な男に質問した私の愚かさの方が重傷よ」
「……一度使っている、無理はしないでね?」
「大丈夫よハリク―」
その行動に、どこか不快感を滲ませながらハリタと呼ばれた側の機体が―
「……この男に救済の価値はないわ。せっかくやってきたのだから、平和的に話し合いで解決の余地を用意してあげたのだけれど、それをどぶに投げ捨てた。これなら獣に食われる末路がお似合いよ」
明確な怒りをもって、音速を超えた速度で突撃し、腕と足を振るい舞う。されどその全てが、意図的に殺さないための振る舞いに切り替わっていて―
- 30元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 22:06:30
- 31ライガーゼロイクス24/06/07(金) 22:10:37
- 32大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 22:11:26
- 33迅雷乗り24/06/07(金) 22:13:56
- 34教団の幹部?24/06/07(金) 22:16:54
- 35気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 22:20:32
(『教団にも碌な男はいなかった』……?じゃあコイツらは教団じゃないのか?)
(通信を傍受しつつも、ザクファントムはオルトロスの砲口と照準を二機に向けている。
……コックの身に危険が迫ったら、即座に撃てるように)
- 36二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 22:21:07
- 37迅雷乗り24/06/07(金) 22:24:29
[額に青筋が立つが、音声を一度ミュートにして強く息を吐く]
はぁー………いちいち感に障る奴らやなぁぁ
(でもどうしてティアーズ1の生き残りがいるかに怯えてるんだ?)
[声が震えていることは目ざとく聞き逃さなかった]
- 38大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 22:27:45
- 39教団の幹部?24/06/07(金) 22:30:04
「あら、その数億倍は世界の存続のために戦っていたのだけれど、その邪魔をしている奴らにこういう話をしたのは―」
「ハリタ、怒っているのは分かるけど、口が悪いよ? 君の淑女らしさは魅力だろう?」
「……見苦しいところを見せたわね、ハリク」
「……オーマイ、嘘じゃないからこそ性質が悪いよこれ」
その言葉にどこかあきらめにも近い反応がとびだし―。
「……プランを変更、エンペラーへと至らせる……時間が足りるかな?」
「奴がエネルギーの補充を終わらせる方が早いでしょうね」
と、二人だけが理解している会話を終え―
「結論から言えば、生き残りがいたことでこの世界の滅びが確定した」
「……あぁ、連中が悪いんじゃないわ。あいつらがいた世界は喰われる運命だった。餌を取り上げられた獣が臭いを追ってやってくるだけ。その末路は決して終わることのない、永遠の絶望と苦しみだけよくあることよ」
「……タイムリミットは……どの位だろうか」
その言葉の裏ではこう告げている。彼女たちでは、教団ですらその獣とやらには敵わないのだと。
- 40気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 22:33:52
(餌……獣……?抽象的な単語ばかりで要領を得ないな……)
- 41元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 22:35:00
- 42二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 22:35:01
- 43二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 22:35:32
- 44二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 22:36:02
【コテ忘れましたがコックとライガーです】
- 45迅雷乗り24/06/07(金) 22:37:21
- 46大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 22:38:40
……アタシも賛成かな
……さっきから気になってたけど、こいつら『自発的に攻撃してない』んだよね、何故か
雑魚敵を召喚してけしかけたり、こっちの攻撃をかわしたり反撃したりはしたけど、自分たちからこっちに危害を加えてきてない……
- 47教団の幹部?24/06/07(金) 22:43:11
「……難しい言葉を使ったかしら?」
「……私たちの感覚では使っていない、となるとこれはアレかな?」
「……翻訳機能は生きてるわよね? 獣イコールビースト、餌イコールフィード。ドストレートに話をしたわよ?」
「……IQが20違うと会話が成立しないなんて俗説の類か?」
やれやれと首を大げさに振って見せる当たり、正真正銘抽象的でなくむしろ具体的な発言であった。少なくともこの二人はそう考えていて―
「ふふっ、貴方も話を聞いていなかったようね」
「仕方ないさ、人は自分たちの都合しか考えない。私たちもそうだし彼らもそうだ、非難すべきことじゃあないよ」
と、冷静さを取り戻した様子で二人は返答し―
「聞きたいことは聞けた、こちらには時間がない。それでもそちらの都合で時間を取らせろというのなら」
「せめて、私たちを実力で無理やりにでもテーブルに座らせなさい」
逆にそれはもう宣戦布告の構え、一切の躊躇なく8つの刃がギラリと太陽に照らされていた―。
- 48迅雷乗り24/06/07(金) 22:46:45
- 49大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 22:47:15
- 50ライガーゼロBイクス24/06/07(金) 22:49:14
- 51元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 22:50:20
- 52気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 22:51:54
- 53教団の幹部?24/06/07(金) 22:57:04
「あら、人間誰だってそうよ? 人を殺すのはどんなときでも、どんな相手でも常に悪かしら?」
虎の尾を踏んだ相手のことはよく覚えている、そう言わんばかりに明確に殺意だけが存在しない感情を載せて、刃が四方八方から振るわれ―
「……愚者は経験から学ぶ? 嘘を言ってはいけませんよ、本物は何をしても学ばない」
ただ少し機体を動かしただけで迫る弾丸を切り払い―
「スパミラスパミラ、テルマクマイミラ……秘密は秘密、どこまでも、虚飾の世界で遊びなさい」
ハリクと呼ばれた側の機体が一瞬、すさまじい閃光を放つ。そう、その次の瞬間、彼女の機体は消滅し代わりに……貴方たち自身が銃口を突き付け現れていたのだ
「えぇ、その時はお楽しみさせていただきましょう。もちろんこちらは、皆さんの救済を望みます」
- 54ジェガン乗り24/06/07(金) 22:59:04
- 55大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 23:00:38
- 56迅雷乗り24/06/07(金) 23:01:37
- 57気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/07(金) 23:04:48
何だこれは!?まるで鏡だ!
……鏡?
……シンジュウキョウ……神獣鏡?
(目の前のザクに攻撃を加える事無く、少年は偽ザクの攻撃を防ぎながら必死に二機の動きを観察する)
(何かヒントがあるのか?シンジュウキョウを使うと負担が掛かると言っていたけど……)
- 58教団の幹部?24/06/07(金) 23:05:26
- 59ライガーゼロBイクス24/06/07(金) 23:05:37
- 60元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 23:06:55
なっ!?フォックスがもう一機だと!?
(彼の目の前に現れたシャドーフォックスに一瞬混乱するが……)
……そうだな自分が乗っている君が本物だ、ならやることは変わらない!行くぞ!フォックス!!
(目の前に居るのは偽物と断定し、シャドーフォックスが偽物に飛び掛かる)
- 61迅雷乗り24/06/07(金) 23:09:17
- 62ジェガン乗り24/06/07(金) 23:11:50
- 63大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 23:12:49
- 64教団の幹部?24/06/07(金) 23:20:49
- 65迅雷乗り24/06/07(金) 23:27:24
- 66大空美女(フラッグファイター)24/06/07(金) 23:32:06
[ドッグファイトを制したのは本物の方だった]
[後ろを取った瞬間、威力の高い単射モードの弾丸を撃ち込む]
[しかし、次の瞬間にはまた後ろに同じオーバーフラッグが飛んでいるのだ]
あーもう!こういうインチキみたいな魔術大嫌い!
[口では軽口を叩きつつも、なおも高速で飛び続ける]
- 67ジェガン乗り24/06/07(金) 23:34:19
参ったな… あっちを狙いたいがその瞬間間違いなく此方は撃ち抜かれるだろう…
こうしてる時間は無いってのに…
【撃てば互いの場所を知らせる事になる 故に両者共に相手を一発で確実に仕留めなければならない その為膠着状態が発生していた】
- 68元亡霊乗り(影狐)24/06/07(金) 23:56:03
ストライク!レェェェザァァァクロォォォ!!
(2機のシャドーフォックスが光を纏った爪をぶつけ合い、競り勝ったのは……)
がぁぁぁ!!
(偽物に吹き飛ばされるシャドーフォックス、偽物が止めを刺さんと飛び掛かる)
技量、性能共に向こうが上……だが、所詮自分達の延長線上に過ぎない!!
(吹き飛ばされた体勢のままレーザーバルカンを連射し、飛び掛かった偽物を撃ち抜く)
確実に止めを刺すために接近戦を仕掛ける……自分の癖は自分が一番良くわかっているつもりだ
(味方の援護に行こうとその場を離れようとした時、再び偽物のシャドーフォックスが姿を現す)
……勘弁してくれ、本気で
(心底うんざりした風に吐き捨てる、シャドーフォックスも同意する様に頷くのであった) - 69ジェガン乗り24/06/08(土) 13:40:44
そこだ…!
【ライフルから放たれたレーザーが正確にジェガンのコクピットを撃ち抜く】
仕留めた… けども…
【直後スコープを覗くと再び偽物のジェガンが其処に立っていた】
全く何機仕留めれば終わるんだ… - 70二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 14:45:54
(倒しても倒しても無限に湧いてくるのならば……そもそも相手する必要はない。その結論にコックとライガーは落ち着いていた。ただ回避に徹する。攻撃に意識を裂かない。無視はできないが無理はしない。)
チッ……時間がないのに何で時間稼ぎみたいなことをするんだ?
(影と同時に襲って来れば良いのにしてこない。急いでるのに? それにそんな事をすれば彼らがやってくるのに?) - 71教団の幹部?24/06/08(土) 16:13:07
「ハリク、わざわざこれを使う必要はあったの? さっさと処理したほうが―」
「……彼らに少し期待してしまった、というのが私の意見だ。おかしいかい?」
「彼らの言う英雄、だけならば評価点として80点ほど。ゲッターがエンペラーへと至ろうとしていないということが懸念ね」
「……今戦っている彼らなら?」
「こっちの下っ端相手ならそれなりに戦えるようになった、というのを評価すべきか。それとも、具体的な話を聞いて、抽象的だと返すような理解力の無さに呆れかえってしまえばいいのか、どっちかしら」
「それはハリタが決めるべきことだね。それに、虚飾相手に立ち振る舞えている」
「あら、虚飾を虚飾だと認識できていないだけだと思うのだけれど?」
2人は面々の戦いの様子をそう評しながら宇宙を見上げる。
「来た」
どちらが口を開いたのか、されどその言葉と共に―
「あにまん基地、こちらアルビオンっ!支援に入るっ!」
上空から戦艦は舞い降り、ガンダムたちが下りてくる - 72二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 16:22:33
- 73二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 16:28:40
- 74大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 16:34:23
- 75迅雷乗り24/06/08(土) 16:37:00
- 76アルビオン隊24/06/08(土) 16:39:57
「っ、同士討ちっ!?」
降りてきたばかりの彼らにとっては現状を理解できないままに、そう口走る。
教団の機体は逆に視界に入らない。しかし、直ぐに彼らは理解する―。
「どうやら奴らの機体かなにかで、幻影を生み出しているらしいっ!」
「ってことは俺たちの幻影まで出てくるってことか?」
だからこそ生じうる事態を察知したのか、面々はその事態を察知し身構え―。
ピキーン
「こちらから送った座標に向かって攻撃をしてくださいっ!」
艦に乗っている、ある少年の言葉が届けられる。
「っ! 分かったっ! そこだなっ!!」
その言葉に応じるように、ステイメンと呼ばれるガンダムが指示された方向に向かってビームライフルを放つ。
次の瞬間、空が、大地が、全てが砕け散る。
虚飾を映す鏡が破壊された、幻影も全てが消え去って―。
「っ、ニュータイプのガンダムはこの艦には乗っていないんじゃなかったの!?」
「アムロ・レイも、カミーユ・ビダンも、ジュドー・アーシタもこの世界にはいない、シーブック・アノーもウッソ・エヴィンも、シャア・アズナブルだってあの艦にはいないはず―」
この事態を引き起こした存在を二人は困惑と共に受け止めざるを得なかった - 77二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 16:49:07
世界が、というか鏡が割れたのかっ!
隠れてたやつも出てきたし、どうやらアルビオン隊は1枚上手だったみたいだな - 78気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 16:51:11
幻影が消えた!?
……やっぱり何か種があったのか!? - 79二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 16:57:08
このレスは削除されています
- 80大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 16:58:54
偽物が消えた!
幻影を生み出す鏡があったんだ!
よーし、これならいける!
[オーバーフラッグを急旋回させる] - 81教団の幹部?24/06/08(土) 17:05:22
- 82迅雷乗り24/06/08(土) 17:07:57
- 83気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 17:11:48
(両肩のシールドで剣の雨を防ぎつつ、二機ではなく二機の頭上をオルトロスで撃つ)
……同じ原理、という訳でもないか - 84大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 17:16:37
[空中変形し、ディフェンスロッドで頭部とコックピットを防ぎながら剣の雨が降っていない範囲に移動する]
フラッグの装甲じゃ、あの刃の雨を受けるのは無理かな……!
[その場所から、単射モードで二機を狙い撃つ] - 85二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 17:24:12
このレスは削除されています
- 86元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 17:24:50
(シャドーフォックスの偽物が砕け、安堵したのも束の間)
今度は剣の雨か……何でもありだな
フォックス、君の装甲では直撃すればひとたまりもない全力で躱すぞ!
(増速用ブースターで加速し剣の雨の中を駆けるシャドーフォックス、回避に専念しているため攻撃できない)
- 87教団の幹部?24/06/08(土) 17:26:46
- 88迅雷乗り24/06/08(土) 17:29:44
- 89気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 17:35:45
- 90アルビオンと幹部?24/06/08(土) 17:41:58
「あら絶対的評価よ、未だに……気が乗っていないなどというマヌケな判断をしている間は変わらないわ」
舞うように剣を振るい、舞うように剣を躱す。どこまでも戦場を自分のための舞台として認識しているようなふるまいで―
「アデル、あの迅雷に襲い掛かっているほう、どう見る?」
「へぇ、ありゃ殺意がないだけでむしろもっとヤバい奴ですね」
「あぁ、奴らの目的はどこまで言っても殺すことそのものだ。なのに奴にはそれがないってことを考えれば―」
「……まさか仕事よりも優先する程度の行動ってことか!? 殺したくないじゃないだろうしよ」
「……奴らは殺すことを救済と言っている。それこそ本心からの善意だと仮定すれば、それは―」
「普通の奴にとっての明確な殺意に匹敵する、悪意そのものってことですか」
「そういうことだ、おそらく普通の奴なら殺意が無いから、手を抜かれると勘違いしかねんっ!」
戦場を見回していた不死身の第4小隊、その中で一番ヤバいと認識した相手、ハリタの動きからそこまで推測する。
そして即座に剣の中をすり抜けながら、距離を取らせるために―
「そこの迅雷っ!後ろに飛べっ!」
ゼフィランサスのビームライフルが放たれ―
「ちぃっ!」
ハリタと呼ばれる側はその攻撃を交わすために軽く後ろに下がって見せて
- 91アルビオンと幹部?24/06/08(土) 17:44:06
- 92迅雷乗り24/06/08(土) 17:45:13
- 93アルビオン24/06/08(土) 17:47:32
- 94気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 17:48:47
- 95二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 17:51:07
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- 96迅雷乗り24/06/08(土) 17:51:47
- 97元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 17:54:14
(剣の雨を回避しながら教団幹部の機体を観察する)
英雄部隊が来てから自分に注意を払っていない?好機だな……
フォックス、回避しながら光学迷彩を展開、機を見て仕掛けるぞ
(走りながら光学迷彩で姿を見えなくするシャドーフォックス、剣の雨を避けながら機を伺っている) - 98アルビオン24/06/08(土) 17:57:22
- 99気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 18:03:33
- 100迅雷乗り24/06/08(土) 18:06:04
- 101幹部?とアルビオン24/06/08(土) 18:14:00
- 102大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 18:24:00
流石ガンダム……アナハイムがコスト度外視で作っただけはあるなぁ
アタシも負けてられない!
露払いしなくちゃ!
[剣の雨を避けながら、付近の雑魚敵を頭上から牽制して抑えに回る] - 103迅雷乗り24/06/08(土) 18:31:17
流石不死身に第四小隊の隊長だ……凄いな
[GP01と敵の斬り合いをみて頂の高さを痛感する]
感嘆に耽るなよ、俺。隙は必ず出来る。なら待つのも戦いだ
[グリップを握る手に力が籠もる。それに呼応するかのように太刀を握る手にも力が入る]
- 104元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 18:54:22
下手な援護はアルビオン隊の邪魔になるか……
フォックス予定変更だ、先ずは周りの敵機を抑える、行くぞ!
(光学迷彩を用いた奇襲を信徒の機体に仕掛けていく)
(攻撃を仕掛けては光学迷彩で姿を消し、また攻撃を仕掛ける)
(それを繰り返し行い、信徒の機体達の注意をアルビオン隊から自分へと向けようとしていく) - 105ライガーゼロイクス24/06/08(土) 19:24:30
(状況は好転しているはずだ。英雄達も来た。偽物も来た。だがそれだけではダメだ。雑兵を倒しつつもある考えがコックの中に浮かんでいた。それはあの幹部達を英雄達だけでなく自分達の力で倒す。間違いなく思い上がりだ。だが、やらなければならない。そんな気がするのだ)
だが……どうする?
(結局、幹部たち相手には手足のうちの手がわずかに届いた程度なのだ。何か、何かひとおしがあれば! そんな時であった。戦場に蒼い風が駆け抜けた)
衝撃波!? まさか!
(司徒達をソニックブームで吹き飛ばしたのは、アルゴンによって作られた蒼き不死鳥! フェニックスだ!) - 106二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 19:40:32
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- 107不死身の第四小隊24/06/08(土) 19:41:55
- 108アルビオンと幹部?24/06/08(土) 19:45:48
(切り抜けることはできるがっ、攻め込み切れないっ……か)
「どうかしましたか、ガンダム。我々の舞台が過激すぎましたか?」
「そちらこそっ、パワーで勝る機体でこの程度か?」
「……すみませんね?二度の戦闘で少々無理をしましたので」
「なるほど、獣に餌をやらないためにか」
「えぇ、言い方は悪いけど1の世界を犠牲に他の全てを救う。少なくとも最善ではなくとも……次善の策ではあるはずよ」
「最善を目指すつもりは―」
「……あら、蟻が何匹集まっても恐竜には敵わないでしょう? 戦力が足りない、ただそれだけの現実よ」
「そうかいっ!」
2機のガンダムと2機の教団の機体、刃と刃のぶつかり合いが続くも徐々にガンダムが押していくのが見て取れる。
どこか二人の方が無理をしているようにも見て取れ― - 109気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 19:50:27
- 110迅雷乗り24/06/08(土) 19:53:16
(バニング大尉、巧みに相手から情報を抜き取ってるな……)
[GP01の戦闘を横目にこちらに向かってきた雑兵に散弾を打ち込んで動きを鈍らせる]
それにしても鈍らせた瞬間に的確に落していくのはさすがだ
[少しでも足が止まった機体が第四小隊に撃ち抜かれていく様を見て純粋にすごいと思っている]
- 111二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 20:00:45
- 112大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 20:08:27
- 113元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 20:09:46
- 114アルビオンと幹部と―24/06/08(土) 20:19:46
「……っ投降しろっ! もうお前たちに勝ち目はないっ!」
ハリクの機体食らいつくステイメンのビームサーベル、その一撃は確かにイシスの左腕を両断する。
「っ、やってくれるねっ!!さすがは火の文明のっ、ガンダムの担い手となった者かっ」
されど彼女もまた闘志を奮い立たせ立ち向かう―
「ハリクっ! ……シンジュウキョウを……いや、使えばそれこそ終わりね」
「……中尉の攻撃を止めた力の事か」
「あら、そこまで理解していたのね。ちゃんと整備されている機体……いい環境ね」
そう言いながらも、互いの激闘が繰り広げられる様は一つの舞台の様で―
『時は来た、餌の臭いはずっとずっと漂っていた。逃げたエサのいる場所は、前よりももっともっと餌の多い場所だ』
何かが今その戦場に迫ろうとしていた - 115二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 20:28:38
- 116アルビオンと幹部と―24/06/08(土) 20:30:33
「……艦長っ、今すぐこの場所から動いてくださいっ!」
最初に気が付いたのはアルビオンに同乗していた一人のパイロット
「……ちっ、時間切れか」
「想定よりも早いにもほどがあるわよ!?」
続いて察知したのは、その存在を知る二人
「……私たちも死ぬ準備はできている」
「えぇ、獣の餌となった以上、下手に逃げれば被害は広がるだけだものね」
女神の名を持つ機体は即座にガンダムから距離を取り、虚空をにらみつける。
次の瞬間のことだ―
空が割れる、星が揺れる、宇宙が悲鳴を上げる
『無駄に死ぬな殺すな、それは悲しいことだろう』
そして一切の気配を感じさせることもなく、異変が収まった次の瞬間人の姿をしたなにかが宙に立っていた。 - 117大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 20:31:53
- 118迅雷乗り24/06/08(土) 20:33:22
- 119気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 20:36:48
- 120元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 20:38:46
- 121獣と獣に挑むもの24/06/08(土) 20:39:24
「……まだ頭は一つだけ、マシってことよね」
「あぁ、その頭一つに食い殺されるのが関の山というのが現実なのが悲劇だけどね」
2人は体が震えるのを必死にこらえながら、しかしそれでもにらみつけることをやめはしない。
『……お前たち、この子娘たちと戦っていたのであったな? 手を貸してやろうか』
人の姿をしたソレは、ありとあらゆる言語に聞こえる言葉でそう問いかける。
されど、その返答に興味を持たない。
その瞳に戦場に立つすべては映っていない。
当然だ、ソレにとって人間の命はただの餌。目の前のさらに乗せられた料理を見て、料理以外と認識するものなどそうはいないだろう。
だからそれは極々当然のふるまいだ、ただその皿の上の料理はこの場の、いやこの世界の全ての命を指すだけなのだ。 - 122ライガーゼロフェニックス24/06/08(土) 20:41:13
- 123大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 20:47:03
……どう見ても教団だけ片付けて帰ってくれるような正義の味方には見えないし、そんな都合の良い展開なんて期待できないよね
[チラリと教団の二人を見る]
[呉越同舟、どちらかと組むか。それとも三つ巴か……恐らく後者だろうと考える] - 124迅雷乗り24/06/08(土) 20:50:05
[目の前の存在から目を逸らすことなく、思考を回す]
(現状教団側とアレは敵対関係と見える。敵の敵は味方……とは走れないだろうな。十中八九乱戦は必須だ) - 125獣と獣に挑むもの24/06/08(土) 20:55:48
『ふむ、返事はない……挨拶がなかったのがまずかったか? Hello、你好、नमस्ते、Hola、مرحبًا、こんにちは……どれか位は聞き覚えがあると思うが』
下にある者たちへの反応もまるで意に介さず、返答をしなかったという事実だけをそう判断する。
適当に告げられた挨拶にも無論意味はない、ただそうしたほうが逸れっぽいだろうという程度の話で―
「正確には獣の頭の一つ、生で見るのは初めてだけどね」
「何をしてくる……世界ごと全てを食べるの、そしてその命は未来永劫、決して終わることのない、苦しみと絶望だけを味わい続けることとなる。その全てを奴は糧としながらね」
「こうして奴は既に5桁の世界を食らっています……私たちの世界も含めて」
「対処法はないわ。精々飢えさせるために、可能な限りの命を世界という皿から叩き落すのが精々の抵抗よ」
「世界を超えて逃げるという選択肢は最悪の愚策なのでやめていただけると助かります。奴は匂いを覚えました、痕跡を追ってどこまでもどこまでも追いかけ、新しい被害世界の誕生を増やすだけですので」
「……だから、生きてるのはまずかったのよ」
と、改めて獣について説明する。ただただ最初に語ったことの詳細が分かっただけ、内容は何も変化がない。
諦めたわけではないが、しかし、ここで生き残ることはできないとそう判断している様子で―
- 126気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 21:00:50
- 127元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 21:01:27
ティアーズ1がこの世界に来たからそれを追って奴もこの世界に来たか……
しかし、匂いを追ってか……まるで野良犬だ、それも相当にタチが悪いと見た
(シャドーフォックスも未だに人のようなナニかに向け威嚇している、まるで倒すべき敵だと言わんばかりに)
- 128迅雷乗り24/06/08(土) 21:03:59
- 129二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 21:09:34
- 130獣と獣に挑むもの24/06/08(土) 21:09:48
「あら、正確には、一人生きているだけで他の世界が複数滅ぶから、土俵に立つことすらできないなら頼むから死んでくれ、です」
「……当然、私たちもそうならないように、自爆装置を搭載している。確実に奴の餌にならないためにね」
「……なら、潔く全員腹切って死んでくれるの? しないでしょう? 納得しないでしょう?」
「それならばいっそ、知らないまま死ぬ方が幸せです。あれはそういうもの……ここまで速くやってくるのは想定外でしたが」
2人はそう返事をしながらも獣の頭をじろりと睨みつけ―。
「……超高速で接近する何かが6つ?」
『……進化の光か』
獣は忌々しそうに、その方角を睨みつけた
- 131迅雷乗り24/06/08(土) 21:13:48
あぁ、そりゃ無理だ。俺は座して待つぐらいなら足掻く性格だからな
[相手の言葉に納得は行く、行くがそんなの知るかの精神であった]
それに……アイツはどこを見てやがる?
[機体のカメラをズームしても獣の視線の先に何があるかは分からなかった]
- 132気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 21:16:20
- 133獣と―24/06/08(土) 21:17:39
『餌が、問われた解答以外を求めるな』
されど回答は絶対的上位の存在だとでも言うように、無慈悲なまでの言葉。
何かが癪に障ったのか、それともただの食事のための振る舞いなのか―
獣はその姿を変貌させる。
その姿は悪魔か、それとも竜か、赤い姿のソレは見る見ると巨体を晒し、腕を振るう。ただそれだけで空間そのものが断ち切られようとして―。
「チェェェェンジ!ドラゴンッ!」
「チェンジッ! 真ゲッター1ッ!」
「スイッチオンッ!!」
赤き戦士が2機、獣の腕を食い止めた
一つはこの世界のマジンガーと並ぶ人々の希望
一つはこことは別の世界、こちらもまた人々を救いぬいた英雄
その共通する名こそ
『ゲッターめ』
ゲッターロボ
- 134獣と―24/06/08(土) 21:18:57
- 135元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 21:21:42
- 136二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 21:22:23
クレーマーか……獣よりもタチが悪い。教団の奴らの方がまだ話ができたな
(相手の挙動に反応してのEシールドの展開。だがそれで耐え切れるわけがない。頭をよぎる可能性。それを掻き消したのは対極である生命の力であり、ゼロフェニックスと同じく合体した存在)
まさか……ゲッターロボ ? こっちの世界に残ってたのか!
- 137迅雷乗り24/06/08(土) 21:23:10
- 138大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 21:24:44
- 139ゲッターチームと幹部24/06/08(土) 21:32:22
「早乙女博士からこの地域一帯のゲッター線の濃度が異常な数値を示していると調査に来てみれば」
「どうやら、奴の存在に対してのゲッター線からの警告か」
「出力も通常以上、まるで奴を倒せとそう急かされているようだな」
「……教団の連中はどうする?」
「へっ、あっちにはウラキやバニングたちがいる、どうにかなるだろ」
「それに、奴は危険だ。今の奴の腕、一瞬遅ければ空間そのものが―」
2つのゲッターチーム、2機のゲッターロボ。
いや、ゲッター線こそが目の前の獣に対する絶対的な敵対者。
「……エンペラーじゃない、か」
「……可能なら認識される前に別の世界に行ってて欲しかったけれど、いるなら仕方ないわね」
その姿を見て少女は口からそう漏らす。
「……まぁいい、有機体ならぶっ殺す、機械だっていうのならぶっ壊すだけだっ!ゲッタートマホォォォォク!!」
「ま、待てっ!くっ、ダブルトマホーク!!」
2つのゲッターはそれぞれの得物を手に取り、獣へと振るい― - 140二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 21:36:54
- 141幹部とゲッターと獣の頭24/06/08(土) 21:45:52
『まだこの段階か』
「なにっ!?」
獣はその攻撃を造作もなく受け止める。傷一つ着くことのないままに、逆にゲッターの腕をつかみ投げ飛ばすのだ
「ちぃ、なんてパワーだ!?」
「それに奴の装甲、並大抵の攻撃では傷一つ付けることもできないということかっ!」
されど、ゲッターの闘志は衰えることはない。そしてそれに応えるように、ゲッター線の濃度は向上していく。
「エンペラー、聞いたことはあるかしら? 獣に真正面から対抗できる存在の一つ。ゲッターの、少なくとも私たちが認識している範囲での到達点。それであれば頭の一つくらいなら造作もなくつぶせるはず」
「エサ皿をひっくり返す方法? 獣を殺すことです、そして……少なく見積もっても土俵に立てないものが何人いても獣にかすり傷一つ付けることはできません。無駄無意味無価値です……えぇ、現実的ではない」
「だから現実的な範囲での対処法としては……ないわね、欠片もない」
突き付けられるのは無慈悲な現実。そう、そんなものがあるのならば、すでにそれを実行しているとマシンからの反応で言葉にしなくとも伝わって―
- 142迅雷乗り24/06/08(土) 21:50:23
- 143気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 21:53:37
- 144獣の頭と幹部24/06/08(土) 21:54:09
『……ゲッターは確実につぶす、しかし他は―』
少し考えこむような動作をしたかと思えば次の瞬間―。
「……っ、よく見ておきなさい! アレが餌になるということよ」
空間が捻じ曲がる。
世界の一部が忌まわしきものに染め上げられる。
「……少なくとも今だけは私たちは貴方方に協力します。ただの時間稼ぎにしかならないでしょうが」
「ま、長く生き残れば、獣の頭の一つは釘付けにできるわ」
染め上げられた地から、這い出てくる何か。それは人だ、動物だ、ありとあらゆる命だったもののなれの果てだ
無限にも等しいそれが、巨大なる姿を形成する。
冒涜的とも取れるそれは、絶望と苦痛の叫びをあげ続けながら、襲い来る - 145迅雷乗り24/06/08(土) 21:57:32
- 146二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 21:57:53
……なら探すか。少なくともゲッター達と俺達は諦めない。あんた達は見つけられなかったんだろ? さがしかたがへたくそだったんじゃないのか?
(わざと煽るような言い回しである。それはコックの一つの狙いでもあった。少なくともこの2人の心にはまだ火がつけれるかもしれないという考え。だからといってどうなるかは分からない。意味すらないかもそれない。それでも……そう考えていた時であった>>144が起きたのは)
時間稼ぎ結構だ! やれることをやるぞ!
(冒涜的で背徳的な相手でもゼロフェニックスとコックは止まらない。湧き上がる闘争心がコンバットシステムを介してリンクさせその身を動かす力とかすのだ)
ダイビング! レェェェェェザァァァァァクロォォォォォォォォォ!!
(無限への反逆。それが衝撃波となって放たれる一撃だ)
- 147元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 21:58:07
- 148大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 22:01:52
……うぷっ……
[戦闘中の軍人なので流石に目を逸らしたりはしないが、かなり青い顔をしている]
アイツらに食われたらああなるってワケね、了解
とりあえずは一時休戦!あのクリーチャーを叩くよ!
[この相手なら牽制するよりも威力を重視する方が優先だと判断し、単射モードに切り替える]
- 149ゲッターと獣の頭24/06/08(土) 22:07:40
「竜馬、代われ!奴の装甲の薄い場所を探し出す」
「こっちもライガーで叩く、あれだけのデカブツだ、音速を超え戦いを教えてやるっ!」
その言葉に応じるようにゲッターは分離―
「チェンジライガー! スイッチオン!」
「チェンジッ! 真ゲッター2!!」
高速戦闘に長けた姿を変えれば、即座にドリルを高速で回転させ!
「マッハスペシャル!!」
音速を超えた速度で四方八方から攻撃を開始する2機のゲッター、その攻撃もまた―
『ほう、だが足りん』
まだ届かない - 150迅雷乗り24/06/08(土) 22:10:39
- 151大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 22:14:35
- 152ハリクとハリタ24/06/08(土) 22:22:02
「ハリク、アレとの戦闘データは?」
「ないね、だからまぁ、可能な限りのデータを集めよう」
その言葉と共に2機のイシスは先陣を切るように、敵のど真ん中へと飛び込んでいく。
アレが来る前に終わらせられなかったが故の償いか、それとも―
「スパミラスパミラ、テルマクマイミラ……照らせ希望を太陽よ」
「シャンバラヤンヤン、決して消えることのない勝利の灯よ!」
その言葉と共に、先ほどまでの動きとは別物とばかりに機動力が向上する
……命を燃やし尽くすような勢いで駆け抜ける嵐
誰も知らない、口から血反吐を吐きながら、忌まわしき闇の中より現れるモノ切り裂き続け - 153元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 22:22:09
(迫りくる冒涜的な化け物を一心不乱にレーザーバルカンで撃ち抜いていくシャドーフォックス)
本当にキリが無いな、だが諦める理由にはならない……特務隊の教え、足掻けるなら最後まで足掻けだ
まだまだいけるよな!?フォックス!!
(彼の声に応える様にシャドーフォックスから放たれる弾幕が勢いを増していく)
(互いの精神が同調し、その性能が少しずつ上がっているようだ) - 154迅雷乗り24/06/08(土) 22:24:36
- 155気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 22:27:37
(オルトロスを限界ギリギリまで連射し、迫り来る触手や怪物を片っ端から迎撃する)
砲身が持たないかも……!
けど撃ち続けるしかないんだ! - 156ゲッターと獣の頭24/06/08(土) 22:31:02
「ちっ、ならば今度はパワーで勝負だ!」
「よーし、一気に畳みかけてやる!」
「チェンジ真!ゲッター3!」
「チェンジポセイドン!スイッチオンっ!」
続けて変わるはパワーにたけたゲッターポセイドンと真ゲッター3、その自慢のパワーでつかみかかれば
『まだ届かんな』
逆にまた投げ飛ばす。
「なんのっ、ストロングミサイルっ!」
「ミサイルストームッ!!」
されどただでは転ばぬゲッターチーム、とっさに投げ飛ばされながらも獣の頭目掛けてミサイルの雨あられを叩きこむ。
「ちっ、こんだけ叩き込んでも傷ひとつなし……何をどうやれば叩けるんだっ!」
「……シャインスパークだ」
「なにっ!?」
「それもただのシャインスパークじゃない、6つの心を一つにしたシャインスパーク!」 - 1572つのゲッター24/06/08(土) 22:47:20
「6つ、俺たち全員の心を一つにするっていうのか!?」
「そうだ、奴は恐らくここまでの攻撃の中で油断しているはず」
「そりゃそうだ、ここまでいろいろ叩きこんで、痛くもかゆくもないんだからな」
「だからこそ、付け入る隙はあると」
「だが、真ゲッターにそんな機能は―」
「なるほど、ドラゴンで真ゲッターのパワーを受け止めるのか」
「しょ、正気か!?」
「正気さ、奴はここで叩かなければならない……ゲッター線も恐らくはそう言っている」
「一瞬でもタイミングをミスすればお前たちは間違いなく死ぬぞ」
「俺たちは並行世界の同一人物だ、誰よりも正確に合わせられるはずさ」
「……ガキの俺たちがゲッターに、しかもドラゴンに乗っているって知った時はふざけているのかと思ったが……」
「あぁ、どうやら俺たち以上に覚悟が決まってやがる」
「なら、それ相応に応えてやるしかないな」
「へっ、おっさんの俺たちの方も覚悟は決めたらしい」
「リョウ、甲児やアムロたちがいない分もこの世界は俺たちが―」
「そしてあっちで戦っている彼らが守っていくんだ」
天高く舞い上がるゲッタードラゴン、それは神々しいまでに光り輝いて - 158ジェガン乗り24/06/08(土) 22:48:48
- 159気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 22:51:08
- 160迅雷乗り24/06/08(土) 22:51:50
チェェェェストォォォオ!!
[複数の獣の首を落とすが一向に減った気がしない。されどその程度で太刀を止める理由にはならないと気を張る]
ゲッタードラゴンが輝いている………なんちゅうエネルギー量だ!
[ゲッタードラゴンに意識が若干向きかけるが声にならない声をに反応して即座に切り替える]
ソッチ気にしてたらコッチガやべぇよな……!!
- 161ライガーゼロフェニックス24/06/08(土) 22:53:05
戦うんだゼロフェニックス君! 俺達ができる事をやり遂げるぞ!
(一歩、また一歩と無限への叛逆を突き進むごとにゼロフェニックスの動きのキレが増していく。ユニゾンの効果だけじゃない。何か別のシステムが作用している。)
あれは! 何をする気なんだ!?
(ふと見えた視線の先には光がドラゴンに注いでるように見えた。さながら太陽の光を纏ってるような)
- 1622つのゲッター24/06/08(土) 22:55:46
Shin Getter Robo OST Volume 2-Yuusou
「行くぞ、ハヤトっ! ベンケイっ!!」
「行くぞ、リョウ!」
「ゲッターの力を見せてやれっ!」
3つの心が一つとなれば、ペダルを踏むタイミングは完全に一致する
「ゲッタァァァ! シャァァァイン!!」
「俺たちの方も行くぞ、隼人っ!弁慶っ!」
「あぁ、若い奴らにばかりいいところを取られるわけにはいかないからな」
「ふっ、思う存分にぶつけてやれ、竜馬っ!」
「俺たちの想いを一つに重ね、ゲッターのパワーを限界まで引き出すっ!」
「ストナァァァァサァァァァンシャインッ!!」
ゲッタードラゴンに呼応するように、真ゲッターもまたその力を限界まで引き出し、放たれるストナーサンシャイン―。
「今だっ!」
そしてドラゴンはストナーサンシャインの中へと飛び込んで―。
- 163大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 22:56:54
- 164元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 22:59:38
- 165迅雷乗り24/06/08(土) 22:59:50
- 166進化の光と獣の頭24/06/08(土) 23:03:13
『っ!?』
油断はあった、慢心はあった。されどそれであっても獣にとって2機が力を合わせた程度で傷一つ着くはずがない。それもまた変わることのない事実であった。
だからこそ、ゲッタードラゴンの纏ったエネルギーの量に驚愕を隠すことなどできるはずがない。
「お前は知らないんだな、力を合わせたとき、それ元の総量をはるかに上回るっ!」
「よーく覚えて置きやがれ、ゲッターの恐ろしさをなっ!!」
三つの心が一つになればそれはまさしく百万パワー
ならば六つの心が一つになればどうなるか?倍の二百万パワー?
違う、断じて違う。
「ストナァァァサンシャインスパァァァァクっ!!」
それは無限を超えた、不可能をも可能へと変える力。
『忌まわしき光、だがこれで―』
その一瞬、時空の壁をゲッターと獣の頭は超える。
その先で見たモノそれこそは― - 167進化の光24/06/08(土) 23:05:48
- 168ゲッターチーム24/06/08(土) 23:08:23
- 169ジェガン乗り24/06/08(土) 23:12:34
- 170迅雷乗り24/06/08(土) 23:14:38
- 171気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 23:16:56
まさか、あの空間を閉じない限り、この怪物たちは無限に湧いて出て来るんじゃ……!?
(オルトロスで怪物たちを薙ぎ払う) - 172二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 23:20:31
どうする! 空間を閉じるなんて俺たちにはできないぞ! 教団の奴らならできるのか! 教えろ!
(その戦闘力で戦い続けるゼロフェニックス。しかしユニゾンタイムも終わりが近い。打開策を探さなければ。とりあえずまずはこれ絡みの強い幹部たちならどうだ? 通信をしてみる) - 173アルビオン艦内24/06/08(土) 23:20:34
「……分かりました、アレがまだ必要と上層部も考えているようですね」
『現場にいた俺の意見を父が通してくれたんです。表ざたにはできませんけれどね』
館内に通信越しに声をかけるのはかつて共に戦った戦友。今では政治家である父の下で政治家となるために活動を始めた男、リディ・マーセナス。
それに応えているのは―。
「リディ少尉、いやリディさんありがとうございます」
かつてユニコーンガンダムに乗り込み、戦場をかけた少年。
『ふっ、バナージ、男と見込んだんだ、ミネバをそれにユニコーンを頼むぞ』 - 174元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 23:24:30
大本が消えたが……化物の増殖が止まらない、流石に不味いぞ!!
(レーザーバルカンで迎撃していくが、不意に弾幕が止まる)
オーバーヒート!?こんな時に!?
(どうやら限界を超えた力を発揮した代償かレーザーバルカンの機能が止まったようだ)
電磁ネットはこの状況では役に立たん……後は爪と牙だけか
……最後まで付き合う?ありがとうフォックス、君は自分にとって最高の友だよ、本当に
(残った爪と牙だけで化物に立ち向かうシャドーフォックス、限界を超え戦場を駆けていく)
- 175ハリクとハリタ24/06/08(土) 23:25:04
- 176白き一角獣24/06/08(土) 23:27:48
- 177ライガーゼロフェニックス24/06/08(土) 23:31:29
- 178気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/08(土) 23:32:50
- 179白き一角獣24/06/08(土) 23:33:28
[SYMPHONIC-MOBILE SUITE "UC"] 6thMob. :UNICORN GUNDAM
放たれるのは虹の輝き、人々の思いを乗せるサイコフレームの力。
その全てを限界まで受け止める力、ユニコーンガンダム
「まだ誰も諦めちゃいないんだっ! 絶望で終わる未来、苦しみ続けるだけの明日! 誰もそんなものを望みはしないっ!!」
染め上げられた闇の中へと飛び込むそれは、しかし、どこまでも深い闇の中で決して消えることのない光。
- 180迅雷乗り24/06/08(土) 23:34:56
- 181大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 23:36:09
- 182ジェガン乗り24/06/08(土) 23:36:29
- 183元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 23:37:40
- 184白き一角獣と―24/06/08(土) 23:40:49
食らわれた魂がユニコーンへと迫る。されどそれすらも受け止めるように英雄<ガンダム>は落ち続ける。
もはや虚空と化した空間それを元に戻したいと願う人々の思いそのものを背負うように―
「っ、これが……獣の胃袋っ!」
その先で見たものは怨嗟と苦痛のみで染め上げられた地獄、されどその中であっても―
「……必ず、ここから解放します、だから―」
少年の言葉と共に空間が元に戻っていく。それは一つの宣戦布告、獣にとって最もまずいモノを直接叩きこむ結果。
されど、そうであったとしても―
「……待っててください」
彼らの、そして彼らの背中を見た者たちは歩みを止めることはないだろう。
例え神でも獣でも、彼らの歩みを阻むことなど決してできないのだから。
- 185ハリクとハリタ24/06/08(土) 23:45:32
- 186大空美女(フラッグファイター)24/06/08(土) 23:47:43
- 187ライガーゼロフェニックス24/06/08(土) 23:50:25
- 188迅雷乗り24/06/08(土) 23:50:36
- 189元亡霊乗り(影狐)24/06/08(土) 23:55:02
- 190気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/09(日) 00:02:19
- 191教団担当24/06/09(日) 00:03:56
- 1922人の魔女24/06/09(日) 10:07:12
基地の面々からかけられる声に反応はない。
2人の少女に意識などない、あるはずがない。
血の涙を流し、血反吐を吐きながらも戦い抜いた女は眠っていた。
……これは彼女たちが無理をしたからか?違う、では機体の欠陥か?
いいや違う、最初からそうなるための機体だ、たとえ敗北したとしても、獣のえさになどなってやるものかと、明確に意思を示すための機体だ。
だからこそ、このマシーンは命を吸うマシーンなのだ。
救護班が到着し、二人は運ばれる。後はもう彼らがどこまで処置できるかの戦いだ。 - 193ライガーゼロB24/06/09(日) 10:17:42
(戦いは完全に終わった。後は運ばれた2人がどうなるかぐらいだろう。となるともうやれる事はなくなった。それを彼らが理解した時であった。ユニゾンが解除されたライガーとフェニックスが地面に倒れ込んだのは)
……悪いなフェニックス。僕達に付き合ってもらって
(リンクし続けた闘争心がキメラのプロテクトを解除した事で限界を超えた稼働をした結果、二機はとっくに表面上は何ともなくとも限界を超えていた。もちろん中のコックにも相応のダメージはある。気絶しないだけ前回よりはマシだろう) - 194大空美女(フラッグファイター)24/06/09(日) 10:22:55
[オーバーフラッグがその場に着陸する]
[『トライデント・ストライカー』はほぼ弾切れ、おまけに機体のあちこちに負荷がかかってガタガタである]
……あの子たち、大丈夫かな……
[二人を回収した輸送機を見送りながら呟く] - 195元亡霊乗り(影狐)24/06/09(日) 10:34:17
これで全部終わった……で良いのか
(それを理解した時だ、シャドーフォックスがその場に倒れる様に座り込む)
(限界を超えた力を発揮したためか体にかなりの負荷がかかったのだろう、少なくとも今日はもう動けない様だ)
そうか、君も疲れたかフォックス……自分も疲れた……後は皆に任せ……
(言い終わるより前に彼もまた眠りに落ちる、こちらも限界を超えた反動か、深い眠りに落ちていった) - 196救護班24/06/09(日) 10:36:45
彼らが見たものというのは実に凄惨で、しかしそうとは思えぬほどに安らかな表情であった
「……教団の幹部なんて聞いていたが……ガキだな、うん」
「……我らが英雄たちだって似たようなもんでしょう、13でガンダムに乗り込んで大活躍した子供がいますし。なんなら他所の世界から参加しているのに小学生だっているらしいじゃないですか」
「それはそれ、これはこれだ。あいつらは生きて帰るのを前提に戦っている。でも、この娘たちは違う。聞いている限り、生きて帰ることはとにかくよろしくない、そういうことだろ?」
「……一人生きて帰ってきたせいで世界が滅ぶ……でしたっけ?」
「あぁ、命の選別と言えば言い方は悪いが、助かる命と助からない命の判断と考えれば俺たちが一番最初に身に付けないといけない判断力だ」
「トリアージ、基礎の基礎……ですもんね」
彼らは口を開きながらも、二人を生かすためにできる限りの処置を続ける。
仮に手を取り合えるのなら、それは最善の結果ともいえるモノなのだから。 - 197迅雷乗り24/06/09(日) 10:37:11
後は医療班に任せよ………う………
[片膝立ちの状態で機能を停止する迅雷]
───ふぅ、張りすぎてた気が緩んできたな。お疲れさん帰ったら修理してやるからな
[コックピット内のモニターには機体のダメージがレッドゾーンを指している表示がされていた] - 198気弱な赤服少年(ザク乗り)24/06/09(日) 10:48:53
ようやく終わったか、助かればいいんだけど……うわッ!?
(ザクのバッテリーが切れ、片膝を付く。
片方のショルダーシールドは脱落、頭部のアンテナは折れ、オルトロスは撃ちすぎて熱を持ち、完全に焼きついている)
……最後までありがとう、お疲れ様……ザク
(この任務が終われば、自分はプラント本国に帰って新型を受領することになっている。
最期まで自分に応えてくれたザクファントムに、労いの言葉を送った) - 199不死身の第四小隊24/06/09(日) 11:10:22
「コウは無事か!?」
「大丈夫だキース、ガンダムは2機とも健在だ。ベイト中尉、モンシア中尉、そっちも大丈夫ですか?」
[後方で支援砲撃に徹していた二人が合流する]
「ああ、バニング大尉やウラキと合流して戻ろうぜ」
「しかし教団の幹部クラスを二人も捕虜に出来るとは……」
「へっ、無事かどうかまでは保証しねえがな」
「おい、帰る前によ!あのフラッグ乗ってるお姉ちゃんに一言挨拶をだな……」
「……お前いい加減にしとけよ」
「帰ったら大尉に怒られますよ」
「あとシナプス艦長にもですね」
「わ、分かったよ!」
[4機がガンダム2機の元へ向かう] - 200二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 11:28:17
いくぞお前ら! まずは機体とパイロットの回収だ!
(救護班と一緒に到着した回収チーム達が次々と教団幹部の乗っていた機体も含めて戦い抜いた戦士達を運んでいく)