トレーナー君、少し昔話をしよう

1二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 14:48:22

ある日、幼いウマ娘が家族と遊園地へ遊びに出掛けたんだ。
しかし、ふとした拍子に家族とはぐれてしまった。その子は迷子になってしまった寂しさと、普段からしっかりしようと思うが故の悔しさに泣き出してしまった。
そこに、一人の青年が現れてね。『君、もしかして迷子かな？一緒にお父さんとお母さんを探そうか』と言ってくれたんだ。
二人で家族を探すうちに、将来の夢の話になってね。その子はトレセン学園に入学して強いウマ娘になること、自分が他のウマ娘を引っ張っていける存在になりたいことを話した。
それを聞いた青年は『いい夢だね。俺は、トレーナーになることが夢なんだ。もしなれたら君の担当をしてるかもしれないね。その時は、君の夢を叶えられるよう頑張るよ』と言った。
その時、幼いウマ娘は初めて出会ったんだ。自分の夢を肯定してくれるだけでなく、支えたいと思ってくれる人にね。
その後、二人はトレセン学園で再開し、担当契約を交わしてトゥインクルシリーズで活躍しているらしい。
青年はその事に気づいていないらしいが、そのウマ娘は一度見た顔を忘れないらしくてね。今でも昔のことを思い出すそうだ。
……すまない、つい話し込んでしまったな。では、早速トレーニングに行くとしよう。