- 1124/06/09(日) 17:46:15
- 2二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 17:46:40
新スレならヨシ!
- 3二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 17:47:01
たぶん保守が増えたから消したんだと思われる
- 4124/06/09(日) 17:47:06
第一話 卒業
"何は兎も角卒業おめでとう"
と目の前の大人ー先生がそう言う
目線の先には私…宇沢レイサとその横にいるバスくらいの大きさの黒い巨大な猫ー杏山カズサがいた
怪猫と化した杏山カズサを見つけて匿って…
守らなくてはいけない国の危機を感じ取って…
当時杏山カズサと敵対していた先生と接触して…
私は国をそれも杏山カズサと守りに行きたい
先生達は怪猫こと杏山カズサと暫く距離を置きたい
そして出た結論が極秘卒業だった。
"こんな形になってしまって本当にごめん"
「いえいえ!寧ろ私達の方こそ巻き込んでしまい申し訳ありません(本当…ごめんなさい…先生)…と杏山カズサが言っていました!」
(ちょっと!宇沢!)
杏山カズサが不服な顔するそれがただおかしくて笑う。前と変わらない 最大の好敵手
"本当に…カズサなんだね…"
しみじみと先生が言う - 5124/06/09(日) 17:48:27
第二話 卒業2
空に太陽が昇る
卒業の合図だ
「それでは!先生!おげんきで!」
私は杏山カズサにまたがる
振り返りはしない
目指す先は最果ての島
我らが大いなる祖国
滅びを迎えた王国
ーブリテン
地を蹴り走る杏山カズサに問いかける
「これからどんな冒険や出会いがあるか楽しみですね!杏山カズサ!」
"卒業…おめでとう"
"レイサ、カズサ…" - 6124/06/09(日) 17:52:12
俺、前スレ1なんだけど消してないんですよ
- 7124/06/09(日) 18:08:31
第二話 最果ての島国ブリテン
ただただ広い平原…
帰ってきた
何故だがそう思った
そう私達はついにたどり着いた…
我らが祖国━ブリテン島に…
「ニャニャー…(………ナツみたいなことしてる…痛い…)」
「なんでですか!卒業した日から考えてたんですよ⁉︎」
「ニャー(しょうもな…)」
「ニャーニャ、ニャーニャーニャ(というかさ、国を危機から救うって具体的にどうるの?)」
「…さぁ?」
「………」
「…えっと…あ!あそこ!あそこ見てください杏山カズサ!」
「ニャ?(ん?)」
「村です!」
そこには大規模とは言えずともそこそこの大きさの村があった
匂いを嗅いで見る。この姿になってから嗅覚が強くなった。
これは…人はいる…けど…
少なからず血の匂いを感じる…
「どうかしたんですか?」
「ニャー…ニャニャニャ(血の匂いが)」
「すぐに助けに行きましょう!」
「ニャー…ニャニャ!(即答…まぁ知ってたけど!」
私たちの輝ける旅路は
まだ始まったばかり… - 8二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 18:47:29
ちょいと時間まずいか?
- 9124/06/09(日) 18:53:23
第三話 初陣
「正義の騎士!宇沢レイサ!ここに参上!ハァ!セイ!とりゃーあ!」
「な、なんだこいつ!ゲボッ」
「ガキが調子に乗りっガバッ」
「ま、待て!話をしよウゲッフ」
まぁ…うん
外の世界の神秘のない連中が神秘のあるレイサに勝てるわけないし…銃どころかワンパンで吹き飛び気絶してる…
どうやら村を襲っていたのは盗賊のようだ
「あ、ありがとうございます!」
「わぁ!お姉ちゃん凄い!」
「な、なんて筋力…」
「え、えへへへへへ」
…宇沢は宇沢だ…
「有難うございます…儂はこの村の村長をしておるものです。身なりを見る限り旅のお方でしょう
貴方はいったい何をしにこの地へ…?やはり王のお墓でしょうか?」
「あ、あの…こんなこと言ったら…変に思われる…かもしれないんですけど…私…ここの元国王のアーサー?さんの生まれ変わりで…」
え…?それ直で言うの…?
村長さん困惑してるよ?
「…詳しく話を聞かせてください
どうぞこちらへ」 - 10二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 19:57:01
ここのスレ、昼の時間に弱いよね、二回も落ちてる
- 11124/06/09(日) 20:00:31
- 12124/06/09(日) 20:01:33
幕間 残された者たち アイリ
折れたギター
破れたジャージ
それにベッタリと着いた血
忘れもしない
あの日、怪猫と言われるあいつが現れたあの日、カズサちゃんは死んだ。殺された。それを追うようにレイサちゃんもいなくなってしまった…
復讐するべき怪猫もパタリと目撃情報が途絶えた
カズサちゃんのお葬式に行ったあの日あの日になって初めてカズサちゃんが死んでしまったんだと現実を見れた。
先生曰く怪猫は外の世界へ行ってしまったらしい
レイサちゃんは訳ありで「卒業」したらしい。詳しいことはよくわからないけど…
アラームが鳴る
また一睡もできなかった
学校、行かなきゃ… - 13二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:22:09
- 14二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:24:23
- 15二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 05:14:05
- 16二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 05:21:35
- 17二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 07:02:58
一番ありそうなのは報告連打かね…
- 18二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 07:15:44
これ朝保守するとしても何時くらいがいいんだ?
- 19二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 07:35:54
- 20二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 07:55:44
- 21124/06/10(月) 15:13:13
俺みたいな筆がクソ遅い人とか昼忙しい人もいるから保守なり語るなりしてくれるとありがたいです。
- 22124/06/10(月) 18:37:44
取り敢えず朝勉ノートの表紙に保守って書いたので
七時になっても保守されてなかったら多分忘れてるんでよろしくお願います
話の途中だが前スレだ!
杏山カズサぁ!!!パート3|あにまん掲示板怪猫になった杏山カズサとそれに唯一気づいた宇沢レイサが色々あって滅びかけのブリテンを救いスーパー強くなって帰って来た話bbs.animanch.com - 23124/06/10(月) 20:51:36
今晩中に続き投稿します
あと誤字とか俺のから色々発展させてなにか書くってのも大丈夫です! - 24124/06/10(月) 22:53:43
第四話
むかしばなし
昔々あるところに一人の少女がいました
実のところは少女はその国の国王の子、つまりお姫様だったのですが、生まれてすぐ何故か花の魔術師と言われる方に預けられていたのでそのことを知りませんでした
そんなある日少女が15歳になった年、少女はパトロールと称した散歩中に石に刺さっている剣を見つけました
それは選定の剣といい次の国王を決める剣でした
ですが少女はそうとも知らず剣を「うわー!かっこいいですね!忘れ物でしょうか?」
といい剣を引き抜いてしまいました。ですが剣先が汚れていた為近くの湖で洗うことにしました。すると湖から出てきた妖精が言いました。
「え?もう抜いたの?返却速…」
その返却という言葉であの剣はこの妖精の物だと考えた彼女はその剣を返却しました。
「えと…親切な貴方にはお礼としてこの剣とおまけで鞘もあげよう!大切にするように!」
そういうと妖精は湖の下に帰って行きました。 - 25二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 22:56:11
何やってんだ宇沢アーサー(仮)!?
- 26二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 23:00:36
妖精も大困惑だわ!
- 27124/06/11(火) 05:35:06
- 28二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 07:31:22
- 29二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 16:09:13
ほ
- 30124/06/11(火) 16:53:53
第五話
むかしばなし 2
家に帰った時貰った剣の話をしました。花の魔術師は驚きつつもこう問いました
「鞘と剣どちらが大切だと思う?」
少女は妖精の「大切にするように」という言葉を思い出し
「どっちも私の宝物です!」と、返したそうだ
花の魔術師は微笑んだ
二十年が経ち沢山のことが起こった。少女はなんやかんや王として即位し嫁を貰い円卓騎士という多少性格難ありの仲間もできた。だが少女は鞘の魔法によりありとあらゆる傷が治り年を取らなかった
ある日、聖剣をくれた妖精であり姉であり愛人のモルガンと海で遊んでいた。だが少女は初めての海ではしゃぐあまり鞘を海に落としてしまった。貰った物なのに申し訳ないと少女が謝るとモルガンは
「私もはしゃいでしまったのでお互い様だ…どう言い訳しましょう…」と言った。
このようにして少女の不老性は失われてしまった。 - 31124/06/11(火) 20:31:11
- 32124/06/11(火) 21:23:42
第六話
昔話3
彼女はブリテンに攻め込まんとするありとあらゆる兵、賊、怪物から国を守った。
「私が居る限りこの国は守り抜きます!」
実際に彼女が健在である間ブリテンはただ一つの敗北もなかった。だが彼女が寿命を迎えると忽ち…とはならなかった。
「もし国が厄災に脅かされるのなら必ず此処に舞い戻ります。この国を頼みました…」
そう円卓の騎士に言い残すと彼女は寿命で亡くなった。
円卓の騎士達は力を合わせ世代を変え国を守り続けた。
彼女の国を変えまいと外交を最低限のものとし外界から意図的に隔離をとりました
そして今日のあの日と変わらないブリテンがあるのです。
花の魔術師は微笑んだ - 33二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 21:56:36
- 34二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 21:57:13
から→コラ
- 35124/06/11(火) 22:28:14
幕間 残された者たち ナツ
怪猫が外の世界に行った
カズサを殺した怪物
復讐すべき敵
レイサちゃんが異例な卒業をした
カズサの…私達の友達のレイサちゃんが…
そのいずれについても先生は説明してくれなかった。その度に苦しげな顔ではぐらかされた。明らかに何かある。
多分…レイサちゃんは怪猫を追いかけたんだと思う。
カズサとレイサちゃんは昔からの付き合いだから。けど、なら、どうして先生はそれを許容したの?あの人は生徒が復讐に走るなんて何がなんでも止めるはずだ。
なのに見逃すどころかシャーレ公認の卒業なんて…
いや。大事なのはそこじゃない
私は間違えたんだ。レイサを、私たちの代わりに怪物を討とうとする英雄を一人にしてしまった。何がロマンだ。大切な者一つ守れず一体何が…後悔しても、後悔しても、後悔しても、足りない…贖罪の為だけに今日も怪猫やレイサの情報をインターネットで探す。
たまに見るのは彼女達との思い出…写真。カズサが生きている唯一の場所。あぁ…もう何日家から出てないんだろう。…私にこの家から出る価値なんてないか…
ナツ・マーリン
「私の子孫は大変そうだね〜
まぁ…安心しなよ。私達の英雄は…笑っちゃうぐらい強引なハッピーエンドを持ってきてくれるから…さ…ほら、噂をすれば」 - 36二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 23:32:32
このレスは削除されています
- 37二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 23:34:47
そうかfate的に(原作もそうかもしれんが)ナツ·マーリンがキャスパリーグ·カズサをアヴァロンから追い出すのか
- 38124/06/12(水) 05:40:23
- 39二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 07:42:56
このレスは削除されています
- 40二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 07:45:48
怪猫の騒動から幾ばくか経過し、学園内は落ち着きを取り戻しつつあった。
しかし桐藤ナギサの表情はあの日以来険しいままだ。
被害に遭ったという生徒とは特に親交は無い。事件による政治的な影響も高くも無い。
原因となった怪猫はキヴォトス外への追い払えたようなので、
後は戻ってきた時に確実に仕留められるよう体勢を整える程度だろう。
だが。
「これは私達トリニティへの、何者かからの攻撃です」
何もない所から怪猫など出るか?事件の発生があまりに唐突に過ぎる。
本当に被害に遭った生徒のヘイローは砕けたのか?遺体は見つかっていない。
そして先生から齎された、信頼がおけるであろう情報―――。
「我が校の……友人に囲まれ日常を過ごしていた子が、怪物に姿を変えられた」
桐藤ナギサは決して冷徹ではない。
ティーパーティーのホストとしてそうあれるよう振舞っているだけに過ぎない。
……この場に幼馴染の二人がいれば、「昔と変わらないな」と零していただろう。
「我々が守るべき生徒を貶め、傷付けた者を決して許さない。
引き続き総力を持って捜索にあたりなさい」
怒りに燃えた瞳で、桐藤ナギサは指令を下した。
※保守がてら。本編とは何も関係ありません。
※AI生成品です。 - 41二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 17:13:08
- 42124/06/12(水) 20:13:41
第六話
泉の妖精
「成程…ならば泉まで行ってみたらいかがでしょう?その泉にいる妖精はかの聖剣━エクスカリバーを持っているはずです。」
村長にそう言われ貰った地図と共に走っていく。
伝承によると死に際エクスカリバーはレイサの遺書によってモルガン引いては泉に返されたらしい。
(どういう人か覚えてる?)
(うーん…ぼんやりとは思い出せるのですが…実際に会ってみたら何か…あ!ここです!)
そんなこと言ってる間に泉についた
「なんだか懐かしいような…」
泉の周りを歩きながらレイサが言う
「おーい!モルガンさーん!
いるなら出てきてくださーい」
そう言いながらレイサが泉に足を踏み入れた時…泉が光り輝いた。と同時に泉からレイサに向かって人影が飛び出した。ギョッとして臨戦体制を整え━
「レイサ!我が夫!貴方なのだな!本当に!本当に!帰ってきたのだな!お前の言葉を信じて待ち続けた甲斐があった!」
「あ…お姉…様…?」
「…!あぁ…あぁ!そうだ!そうだとも!思い出してくれたか!」
「はい…久方ぶりです。…我が妻よ…なんて!」
「貴方…」「モルガン…」
━何を…見せられてるんだろう… - 43124/06/12(水) 20:14:22
一応その要素を盛り込むつもりです!
- 44二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:19:40
原典的に言うとナツ・マーリンはモルガンに惚れてるんだよね…こっちではどうなんだろ…
- 45124/06/12(水) 21:36:55
- 46二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 05:31:54
>>45散々で草
- 47二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 05:36:09
fateだと普通に剣で斬り掛かってたけどナツはどうなんだろう
- 48二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 15:02:23
保守
- 49二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 15:17:40
このレスは削除されています
- 50124/06/13(木) 16:38:15
第七話
その名はモルガン
「ん…?その猫は…キャスパリーグ ⁉︎」
「あ!あ、姉上!これには事情が」
「私のレイサに重症を負わせ更には私達姉妹の再会を邪魔する化け物には死をくれてやろう!ロードレス・キャメロッ」
「スト〜ップ!止まってください姉上!」
(ナイス宇沢!)
「その子は私の〜その〜大切な人です!」
(馬鹿宇沢!)
「?????」
〜説明中〜
「…あいもかわらず随分と数奇な人生ですね。我が夫。」
「あはは…」
(というか妖精眼?っていうので見えるんじゃ?)
「すみません。少々注意が散漫していました。あらためて…
我が名はモルガン
泉の妖精でありブリテンをレイサから引き継ぎ治めた元王女である」 - 51二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 22:09:09
うっかりじゃないんだが?
- 52124/06/13(木) 22:13:15
- 53二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 05:34:40
- 54二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 08:05:48
このレスは削除されています
- 55二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 16:27:08
このレスは削除されています
- 56124/06/14(金) 22:05:28
取り敢えず前編だけ
第八話 前編
聖剣
「返したいものがあるのです。我が夫」
「えと…エクスカリバーでしょうか?」
「ああ…懐かしいな…」
「初めて会う時以来ですね…」
「今も昔もこの剣を握るのはお前が相応しい」
そう言い恐らく魔術なるもので取り出したのは
━聖剣、それぐらい神聖なオーラを纏った剣だった
━胸が高鳴る
━視界にノイズが走る
━━思い出す
━過去の記憶
━最期の死闘
━人類悪
それは人類が、存在する限り何度だって現れる人類が滅ぼすべき悪そのもの。
そうなるべく生まれた。
だからそうなるだけだと
(…強いな。単騎で我に届き得る。)
貴方が怪猫ですね…
多分お腹空いてるんでしょうけど…国民を襲うなら容赦はしません!
(我は人類悪…比較の獣だ…腹など減らん。)
思えばこの時から既に何かおかしかった。何故脅威とわかっていて会話なんて悠長なことをしているんだろうか?
じゃあ…なんで人を襲うんですか?
(人が醜いからだ。…文句ならあの花の魔術師にしろ)
…そうですか。…マーリンが…すみません… - 57124/06/14(金) 22:08:34
会話は終わる
戦いの火蓋がきられる
聖剣が輝く。かなりのエネルギーがそこに集まっている。上からの振り下ろし。聖剣のその一撃なら大抵の敵はその一刀の柄の下に切り伏せられていたことだろう。だが━
奴の斬撃は私に命中した。あの光線もだ。
「…ッ!」
我の権能は比較━相手と比較して強くなる。そんな権能
奴の斬撃は我の毛皮に弾かれるに止まった。
光線は煙を出すにとどまった。
そのまま無造作に彼女に爪を振り下ろす。が…
(…どうしたものか)
我の爪も彼女の結界に弾かれてしまった。どうやら鞘の効果らしい
その後は互角の争いが続いた。彼女の聖剣が振られるたび魔力による光線が飛ぶ。
私が爪を振り下ろす度鞘の結界が弾く。
お互いがお互いの防御と互角の攻撃しか持っていないのだ。我は比較故に相手が強いほど強くなるそして彼女の持つ剣は人々の幻想により強くなるらしい…そして…我は…私は心の底で彼女に…レイサに私に勝って欲しいと…私では届かぬ理想の星であって欲しいと…彼女に幻想を抱いていたんだろう…
お互い体はボロボロだ
積み重なる攻防により互いの防御は意味をなさなくなっていた
次で最後だ
「───束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。」
『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』ーーー!!
密着するほどの至近距離で浴びた光の奔流
私達は互いに互いの心臓に風穴を開け、地に伏せていた。
お互いの命が消えるの時間の問題だ。彼女がふと口を開く
━あぁ…美しいものを見た刃を交えたからこそ善はあり、血を流したからこそ、辿り着ける答えもあったのだ。
「過去は…消えません…ですが…次は…貴方が望む…貴方でいれると…良いですね…キャスパリーグ …」奇跡が起きたのだろう
魔力の貯蓄が数百年あるならともかく高々数年だ
そんな奇跡起きるはずなかった…だが…私は願ったレイサの復活を…
奇跡は成った、少女は生きた - 58二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 06:26:20
ほ
- 59二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 15:17:51
お互いに高め合ってる…
- 60二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 23:52:29
このレスは削除されています
- 61124/06/15(土) 23:59:19
- 62二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 09:37:58
レイサとカズサがもう一人…?
- 63二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 15:28:13
- 64二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 15:35:18
英霊の座は時間関係ないらしいしビーストもそんなもんでしょ…多分
- 65124/06/16(日) 23:20:11
第九話
キャメロットへ
「どうかしましたか?杏山カズサ」
(別に…前世のことを思い出しただけ)
「あ〜あの後なんか生きてたんですよね!驚きました!」
「ふふ…そうだね。」
モルガン:(明らかに我が夫に対する湿度が上がっている…ぶっ潰してやろうか…そうだ話題転換含めて厄災の話を…)
「我が夫。厄災のことについてなんだが取り敢えずキャメロットに行ってから説明させてくれるか?」
「はい!あそこに帰るのも久しぶりですね!」
私に跨ったレイサとモルガンの会話を要約すると…
キャメロット━
それはレイサがいたとされる城…言わばブリテン島の首都だ。だがそこにすみ働いていた円卓の騎士やレイサは亡くなっている。今ではそれらの子孫がキャメロットの住人兼この国の実質的な支配者だそうだ。けど外交を最低限の物とした以上
土地が肥えてる場所でジャガイモでの自給自足
鉱山地帯での武器のメンテ・新調
キャメロットの城下町で上二つの物流を繋ぐ
この三つの管理以外の仕事は特にないらしい。
定期的にジャガイモが病気になり飢饉になっているらしくここ数十年で病気になりにくいジャガイモに品種改良し切り替えたらしい。ジャガイモからは脱却しないんだ… - 66二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 06:13:36
- 67二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 16:12:36
- 68二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 23:03:04
このレスは削除されています
- 69124/06/17(月) 23:03:40
そのつもりなんですが明日投稿になりそうです
- 70二次元好きの匿名さん24/06/18(火) 05:58:05
ほ
- 71二次元好きの匿名さん24/06/18(火) 16:12:44
挿絵が欲しい…
画力かAIに心得があるお方はありませんか? - 72124/06/18(火) 21:31:59
残念ながらスレ主にその手の物はないです…
幕間
ヨシミ・スズミ
…あぁ…つまんないな…
スイーツを食べても何か味気ない
ベースもイマイチ調子悪い
…全部全部あいつがいないせいだ。
「まぁ?あんな奴いなくたって?大したこと」ない、そう言おうと思ったのに、涙が止まらなくて
「そんなわけ…ないじゃない…早く…早く帰ってきてよ…」
━カズサ
━レイサさん
私の同じ自警団で大切な後輩で…そんなレイサさんがある日唐突に卒業してしまった。ほぼ間違いなくあの黒猫━キャスパリーグ
今思えば予兆はあった。
あのキャスパリーグの話題を出すと話題を逸らそうとしたり…今思えば私達から黒猫への注意を逸らして自分だけで行くつもりだったのでしょう。
黒猫が学園残した瓦礫の山を撤去するたびに…レイサさんの面影を探している…
もしまた会えたら
ごめんなさい
を言わせてほしい