あにまん民全軍でリレー小説?

  • 1二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 21:56:18

    まずは俺から 安価で繋げてください。

    儲け話があるんだ。怪異専門家の彼女に俺は愚かにももちかけた。
    なあに?と彼女は素っ気なく、それでありながら色っぽく答えた。
    怪異の名前は『あにまんまん』。出現する場所は『あにまん掲示板』。それを彼女に伝えると、
    彼女はおもむろに覗いていたスマホのページを閉じ、苺のように顔を赤くしていた。
    彼女もあにまん民だったのか。

  • 2二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:00:47

    >>1

    「興味深い話だゲー」

     あにまんまんがそう呟いて俺と彼女の間にデカい顔を突っ込んで来る。

  • 3二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:02:36

    このレスは削除されています

  • 4二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:03:05

    >>1

    するとあにまんまんが爆発したんだ。

  • 5二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:07:06

    >>2

    俺は彼女を庇うべく、あにまんまんの顔の前に立った。よく見るとだいぶ汚らしい。毛穴から小さな蛆虫が湧いて出て、タフ語録で会話している。最近炎上した某キャラを叩いている声もある。臭くてとても立っていられない。

  • 6二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:08:40

    >>5

     すると彼女が呟いた。

    「あにまんまんはタフ語録なんか使わない」

     その一言が祝詞か何かであったかのようにあにまんまんの醜い姿は光に溶けて消えていった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:09:48

    >>6

    怪異専門家ってすごい、改めてそう思った。

  • 8二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:10:58

    >>7

    「今のは偽あにまんまんよ」

     彼女は素っ気なく言った。

     そうか、通りで汚い顔だったわけだ。俺は得心した。

  • 9二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:14:24

    >>8

    「明日、本物のあにまんまんの所へ行くわよ」

    そう言って彼女は荷物の用意を始めた

  • 10二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:15:06

    >>9

    そして彼女は野々村さんという人を訪ねた

  • 11二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:15:50

    >>10

    野々村さんは「あにまんまんの住処は近畿地方のとある場所です」と重苦しい表情で告げる。

  • 12二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:17:15

    このレスは削除されています

  • 13二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:17:39

    >>11

    「あにまんまんの所へいくの?」

    野々村さんの子供だろうか、年の頃七つほどの小さな少女が話しかけてきた

  • 14二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:17:58

    >>13

    俺は驚いた。

    彼女の肌は紫色で3本のツノが生えていたからだ。

  • 15二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:19:47

    >>14

    「だゲ?」

    キョトンと首を傾げ、くりくりとした大きな可愛らしい目でこちらを見上げる。

  • 16二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:20:13

    >>15

    「野々村さん、その子は一体……」

    俺は息を呑んだ。

  • 17二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:23:09

    >>16

    「彼女はたまたまあにまんまんに似ているだけの普通の人間です」

     野々村さんは当然のようにそんなことを言った。

  • 18二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:25:27

    >>17

    そう言いながら野々村さんのさはさんは、少女の頭を優しく撫でた。

  • 19二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 22:26:15

    >>18

    少女のツノが触手のように蠢き野々村さんの手に絡みつく。

  • 20二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 23:01:05

    >>19

    「おにいちゃんは、どうしてあにまんまんのことしらべてるの?」

    野々村さんの手に絡みついていたツノの一本が、はてなを作るように折れ曲がる。

  • 21二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 23:17:46

    >>20

    「ええと、あにまんまんと友達になりたいからだよ」

    俺は初対面である野々村さんのことをいまいち信用できなかったので、あにまんまんによく似た少女が本当に「怪異」である可能性を踏まえて彼女を刺激しないようにそう答えた。

  • 22二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 23:29:56

    >>21

    「そうなんだ!おともだちはいっぱいいたほうがいいもんね!」

    仲良くなれるといいね。と言いながら、少女はにっこりと笑う。

    その笑顔に邪気などは一切無く、純粋にそう思っているのだろう。

    ふと、とある疑問が脳裏によぎる。

    少女を彩る紫色の肌に、頭に生えた三本の角。

    野々村さんはああ言っていたが、その特徴はあまりにも人間とはかけ離れている。

    この子は、自分のことをどう思っているのだろう。

    押さえきれなくなった好奇心から、つい尋ねてしまう。

    「保育園……幼稚園かな?お友達とは、いつもどんなことをして遊んでいるの?あにまんまんとお友達になるための、参考にしたくって」

    彼がこの子のことを人間と言うのであれば、学校へ通わせている可能性もあるはずだ。

    そんな言い訳を心の中で思いながら、下手をすれば残酷ともとれる質問を、彼女へ投げ掛ける。

  • 23二次元好きの匿名さん24/06/09(日) 23:36:17

    >>22

    「君は、自分の事を人間だと思う?」

    俺の渋り顔に反して少女は屈託なく「うん!」と笑う

    それ以上何か言葉にすることが出来ずに口篭った

    彼女がこの先社会に出るまでの期間を、大きく傷つく事なく過ごせるのだろうか?

    嫌、それは違う

    人間は10代のうちに外界から刺激を受け続け、研磨される事で形をなしていくんだ

    それが人間じゃないか

  • 24二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 00:19:18

    >>23

    「あなたっ!」

    「ところで」

    娘を侮辱されたと思ったのであろう。非難の声をあげようとする野々村さんの声を遮るように、彼女は……めかがは口を開く。

    「いい加減、仕事の話をしたいのだけれど」

    いい?。と言うように、冷たい視線を一瞬だけこちらへ向け、野々村さんを見る。

  • 25二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 06:32:32

    >>24

    今までのめががが嘘みたいに、それはもう狂瀾怒濤、魑魅魍魎、そんな大紅蓮地獄の霜を詰めたような彼女の視線が、ラミエルの光線のように野々村を貫いている。まさに氷の女王といった出で立ちだ。対して野々村は燃える激情を隠さないでいた。それは火炎地獄のマグマであり、星を焼く火炎でもあった。彼は『氷の女王』めががに対して炎の魔王であった。

  • 26二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 11:48:18

    >>25

    それを見て俺は、何も出来なかった。

  • 27二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 12:56:22

    >>26

    野々村は諦めた顔で言った。炎が冷めたのだ。

    「はぁ……いいでしょう仕事の話をしましょう」

    「そして娘に対する疑念についてもね」

    やはり人間ではないのか。そう考えたことを見透かすように野々村は告げた。

    「あにまんまんはね、感染性の怪異なんです」

    「感染!?」

    めががと俺は驚いた。

    「それなら野々村さんや俺たちも危ないのでは」

    「誰がねぇ!あにまん見ても同じや同じや思ってぇへぇへへん」

    野々村は突然泣き出した。

  • 28二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 13:19:21

    「あにまんまんはー!我々のみウワッハッハーーン!!我々のッハアーーーー!我々ノミナラズ!」

  • 29二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 13:25:41

    >>27

    「ゆきちゃん、お姉ちゃんとこっちで遊ぼうか」

    めがががさりげなく少女を別室へ誘導する。

    こんな情緒不安定な父親を娘に見せるわけにはいかないぜ。ナイスめがが!

    「議員みたいな泣き方ですがそんなに深刻なんですか」

    「えぇえぇ……おそらく娘はあと4日であにまんまんになります」

    「4日……」

    「そして怪異の病を止めるには大元であるあにまんまんを抹殺する必要があります」

    「まさかそれが」

    「そう、近畿にいるのです」


    俺とめががは飛行機の中でどんよりとしていた。彼女の爆乳を視界に入れてなお、楽しいフライトって気分ではない。

    「これは……大変な仕事ですね」

    「あぁ、大変なハードだ」

    渾身のボケをめががはスルーする。それも当然だ。

    既に何人もいるであろう、あにまんまん罹患者の中から近畿という広大な範囲から特定しなければならないのだ。

    先のことを思い気が滅入ったのでチンコをいじろうとすると、めががが制した。

    「それは切り札として取っておいてください」

    彼女の目は本気だった。なんだか伏線になりそうだ。あとで使おう。

  • 30二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 17:42:41

    (関係ないけどあにまんまんってほんとに怪異っぽいデザインだよな)

  • 31二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 17:49:26

    >>29

    いや、やっぱり今使おう45454545

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