ドング世界考察・妄想スレ

  • 1ダニの人22/02/05(土) 18:09:25

    このスレはドング魔導世界における様々な世界観や設定を考察・妄想するスレとなります。

    また、スレ内ではドング世界のキャラのSSの投下も可能なのでお気軽にお書込みください(というか今から投げる)


    世界観や設定などは下記を参照(膨大な過去スレもあるよ!!)

    ドング世界総合Wikiseesaawiki.jp
  • 2ダニの人22/02/05(土) 18:13:01

    という訳で今からダニー・マッジのssを投下します




    ちなみにコイツの設定とエイムスレイブの設定をスナイプしたのは私です
    本当に申し訳ない(メタルマン博士並感)

  • 3ダニの人22/02/05(土) 18:13:19

    では投下します

  • 4ダニの人22/02/05(土) 18:14:39

    ──ミナカルデのとある町にて

    「──おっと、もうこんな時間だ……名残惜しいがそろそろ帰るよ。 午後から大事な"仕事"があるんだ。」
    そう言い終えるや否や俺はべッドから離れ、そそくさと身だしなみを整えると、"愛用"の黒いスーツを身に纏う。

    ──うむ、やはりコイツは"最高の出来"だ。

    「ええ~、もう帰っちゃうのぉ? 仕事なんか忘れてもう少しアタシとゆっくりすればいいのにぃ……」

    そんな些細な感想を抱いていると、俺と共にベッドで一晩微睡んでいた愛人のリーシャが、怪訝そうな表情とともに不満を述べる。

    「……ソイツは大変魅力的で抗い難い名案だが、今回の"仕事"はかなり大仕事でね?──サボってしまったら、俺の首が物理的に飛びかねないんだ。 分かってくれよ、リーシャ?」

    「もう、仕方の無い人……今度はいつ会いに来てくれるの?」

    「──君が望めばいつでも。」

    「………嘘つき。そう言ってこの前は来なかったわ。」

    「……ふふ、君の温もりと人肌が恋しくなったら、俺は何時でも面を見せるよ。じゃあね。」

    その言葉とともに俺は彼女の寝室を振り返らずに出て、家を後にした。

  • 5ダニの人22/02/05(土) 18:15:25

    愛人宅を出てから、ふと町中にある時計を見てみると、気がつけば時刻はちょうど昼時。
    昼食時とあって町は活気に溢れており、飲食店は多くの人々で賑わっていた。

    ──"大仕事"前の景気づけとして、俺も昼飯にありつくか。

    ふとそんな考えがよぎった俺は、町にあるよさげな飲食店を探してみるが、どうにも時間帯が悪すぎた。
    どこも満席でだいぶ待ち時間を使いそうだ──これでは"仕事"に間に合わない。

    それに見渡す限りの飲食店の看板という看板に"蝶の紋章"──即ち、「ジルラント商会」のシンボルが堂々と刻まれており、この町の殆どの飲食店が商会絡みだというのが一目で分かってしまう。

    昨日、隣町にあった商会の老舗を襲撃して、金品や魔道具を店員の命ごと奪ったばかり──今、系列店に入ろうものなら、捕まえてくれて言っているようなものだ。

  • 6ダニの人22/02/05(土) 18:16:04

    「……リーシャの家で、飯でも食ってくれば良かったな。」

    困り果てた俺が小声で愚痴をこぼし、ふと町の路地裏を見ると奥に寂れた赤レンガ調の店が目に入る。

    子猫を模したような看板には「キッチン黒猫亭」と書かれており、店の外に出されたメニュー表を遠目で見る限り、この店はどうやら洋食店らしい。

    店先に近付いて一通り調べてみる限り、この店には蝶のシンボルが無い──どうやら、ここは商会の支配下に入っていない個人店であり、それ故にこの店の客足は廃れてしまったのが一目で分かる。

    あの銭ゲバ連中の事だ。相応にえげつない手段や嫌がらせでもしたのだろう。外の窓から覗いても客が殆ど入っていない。

    ──だが、今の俺にとっては大変都合がいい。お陰様で堂々と昼飯にありつける。

    そんな考えを巡らしながら、俺はこの洋食店に入り込んだ。

  • 7ダニの人22/02/05(土) 18:16:33

    店に入ると俺は店員であろう年老いた老婆に席を案内され、手渡された古いメニュー表を見ながら店の様子を窺う。

    厨房では同年齢と思わしきコック姿の老人男性が、料理の仕込みを淡々としており、どうやらこの店はこの老夫婦のみで切り盛りしているらしい。

    先程の老婆が俺に水を渡すタイミングを見計らって俺は、この店のお勧めメニューの一つであった「チキンソテーシャリアピンのセット」と「オニオングラタンスープ」を頼み、のんびりと料理を待ち続けた。

    路地裏かつ客数が少ないのが、大変有り難い──周囲を警戒せずこんなに堂々と寛げるんだからな。間違いなく、この老夫婦は俺がエイムスレイブの所属かつその幹部であることを一切知らない。

    妙に穏やかな気持ちでしばらく煙草をくゆらせていると、厨房の奥から鶏肉を焼く大変香ばしい匂いと濃厚な玉葱の香りが漂い始める。

  • 8ダニの人22/02/05(土) 18:16:56

    やがて、奥からあの老婆が出来上がった料理を手慣れた様子で運び、俺の席に淡々と置く。

    自分の席に置かれた見るからに旨そうな料理の数々を目にし、熱々の皿や器から漂う香りを嗅いだ結果、俺は確信する──やはり、この店は"アタリ"だ。

    久しぶりに純粋な食欲をそそられた俺は、童心に帰ったかのように暫し時間を忘れ、目の前の料理の数々に舌鼓を打った。

  • 9ダニの人22/02/05(土) 18:17:20

    「あ~あ、美味かった……。」

    あっという間に出された全ての料理を平らげてしまった俺は、思わず独り言をこぼしてしまう。

    こんなに食事に熱中したのはいつ以来であろうか?──この町にある商会の息のかかった飲食店や下手な高級料理店など、天秤の対どころかに比較対象すらならない。

    金の亡者共のお陰でこんな味のある店が潰されかねないとはな──今度はもっとド派手に商会の店を掠奪して、欲の皮が張った連中の面を残らず剥いで何か作ろう。

    そんな密かな決意を固めた俺は、代金を払うべくレジに向かう。

  • 10ダニの人22/02/05(土) 18:17:52

    「ご馳走様、とても美味しかったよ。」

    「それは大変ようございました。お客様の見事な食べっぷりを見ると、こちらも嬉しゅうございますよ。」

    「そうかい、それはよかった。ところでお代はいくらだい? あの味と量ならかなりの額だろう?」

    「…お代は結構でございますよ。……初めて会った御方にこんな事を仰るのも何ですが、実は今日をもってこの店を閉めようかと思っておりまして…。夫も最後に料理の腕を振るえて満足でしょうし……。」

    「……何となく町の雰囲気と店の様子から察したが、商会絡みか──そいつは参ったな、俺はこの店の味と雰囲気が気に行ったんだ。勝手に辞められちゃあ、俺としては大変困る。」

  • 11ダニの人22/02/05(土) 18:18:37

    「……お気持ちは大変有り難いですが、あの商会を敵に回してしまった以上、私どものような年寄りではとても叶わず、最早商売になりません……それに赤字続きで借金の額も馬鹿になりませんし、どうした事やら……」

    「……つかぬことを伺うが、借金の額は?」

    「……1千万Gほどで……とてもじゃありませんが、お客様でも到底払えませんよ。」

    「何だ、"それっぽっちの額か"」

    そう言って俺は愛用の"皮財布(※)取り出し、その中に収納された数え切れないほどある札束の一つを取り出すと、それをレジへと投げ渡す。


    (※)この"皮財布は一種の魔道具であり、その中はド〇えもんの四次元ポケットのようになっている。

  • 12ダニの人22/02/05(土) 18:19:06

    「その札束はちょうど1千万G分あるはずだ、その目で確かめてくれ。」

    「…………!? お、お客様!? こ、こんな大金、とてもじゃありませんが頂けませんよ!! 」

    「気にするな、俺にとっては端金だ──そうだ、この店における"目の上の瘤"が消えたら、また今度お邪魔させてもらうよ。じゃ、御馳走様。」

    その言葉とともに奇特なる男"ダニー・マッジ"は、何事も無かったかのように平然と店を立ち去った。

  • 13ダニの人22/02/05(土) 18:20:42

    しばらくしてダニーは食後の散歩として暫く町の中を散策し、人気のない場所へと徐々にしかし確実に移動を行い始める。

    やがて、彼が街にあるスラム街へと足を踏み入れ、キグラス(※)にほぼ全身が覆われた浮浪者や孤児たちの前を平然と通り過ぎると、路地裏にある行き止まりへと辿り着く。

    「……ここなら人目もつかない。それに死体が一つ転がってても、スラム街なら大して騒ぎにもならないだろう。」

    「──そろそろ、"かくれんぼ"は辞めにしないか? こう見えても忙しいご身分でね、ちゃっちゃっと"厄介毎"は片付けておきたいんだ。 」

    ダニーのその言葉とともに、路地裏の影からローブを纏ったガタイのいい男が音も無く現れる。


    (※)空中に浮くマリモのような魔物。詳細はドング世界総合Wikiの魔物一覧を参照

  • 14ダニの人22/02/05(土) 18:21:12

    「何だ、やはり男か。美しい女性なら大歓迎だったんだが。」

    「……見た所、俺の"熱心な"ファンでサインを求めてる……って訳でも無さそうだ。もしかしなくても、狙いは俺の首かい?」

    軽薄な薄ら笑みを浮かべながら、飄々とした態度で男を見るが、ダニーは一切警戒を解いていない。

    俺の経験則と勘が正しければ、コイツのドング量は恐らく俺の8倍くらい……中々のやり手だ──ある意味で俺と"同類"だな。

    そんな事を考えながら相手の力量を値踏みしていると、眼前の男は遂にその重い口を開いた。

  • 15ダニの人22/02/05(土) 18:21:39

    「……貴様が、"あの"ダニー・マッジか。 その程度のドング量でよくまぁ、ここまで生き延びてこれたものだ──早速だが、貴様は此処で死んでもらうぞ!!」

    その言葉を皮切りに男は、「魂槍」の魔術を詠唱も無く発動し、夥しい数の槍の弾幕がダニーに襲い掛かる。

    オイオイ、開幕詠唱破棄かつこの量かよ!? 食後の運動の相手には、ちとハードすぎるぜ!?

    微かに毒づきながらもダニーは、自身に襲い掛かかる無数の槍の弾幕をあり得ない速度で躱す。

    それと同時に彼は隠し持っていた愛用のダガーを即座に取り出して、捌ききれなかった残りの槍の弾幕をまるで柔らかいバターを切るかの如く、瞬く間に切断していく。

    回避した槍や切断された槍の破片はスラム街の狭い路地裏を容赦なく破壊していき、この周辺は一気に危険な戦場地帯と化す。

  • 16ダニの人22/02/05(土) 18:22:11

    挨拶程度の「魂槍」による攻撃を全て凌がれた男は、大して動揺する様子もなく高速の詠唱を行い、男の影からおよそ30体ほどの黒い狼の群れが一気に飛び出てくる。

    「喰い殺せ!!」

    その言葉を合図に血肉に飢えた獰猛なる黒い狼の群れは、ダニーをめがけて勢いよく襲い掛かる。

    ワーオ、呪文高速化の「影狼(シャドー・ウルフ)」かよ……しかも、ご丁寧に最大数の30体召喚──コイツ相手にチンタラ遊んでたら、流石の俺でもタダじゃすまないな──

    そう確信した瞬間、ダニーの雰囲気と表情が一気に変わる──その目と表情の圧は、かの悪名高きエイムスレイブの幹部たる"ダニー・マッジ"の名に相応しいものであり、並の冒険者や魔物ですら戦意を喪失させるほどであった。

    ダニーの想像を絶する圧に召喚された全ての狼が怯んだその瞬間──ダニーが男と狼の眼前から瞬時に姿を消し、それとともに全ての狼がバラバラに解体されて、消滅していく。

  • 17ダニの人22/02/05(土) 18:22:41

    「………!? やはり、それが本性か…!!」

    ダニーの急激な豹変ぶりを目にした男は、流石に動揺を隠せないようであり、姿を消したダニーの攻撃に備えるべく次の呪文詠唱を開始する──が、全ては"何もかも遅すぎた"。

    自身の首がスローモーションで"ふわり"と宙に浮く感覚と急激な視界の揺らぎと変化──そして、耐えがたい激痛を感じた瞬間、男の首は真っ二つに切り離されており、空気が抜けるような音とともに男の首は、荒廃した
    路地裏の地面へと無造作に投げ出される。


    「……な、何が起こった……!?」


    それが男の最期の言葉となった。

    僅か時間にして十数分ほどであろうか。

    スラム街の路地裏で行われた実力者同士の死闘は、ダニー・マッジの圧倒的勝利によって呆気なく幕を閉じた。

  • 18ダニの人22/02/05(土) 18:23:21

    「……こう見えても、"お前さん程度"の相手なら数え切れないほど"スーツ"にしてきたんでね──悪く思うなよ?」

    「おっと、最後にアンタの血から情報を頂いておかないとな──"血液学習(ブラッド・バイオグラフィ)"」

    その述べつつダニーは死体から流れ出た血液に触れ、そこから様々な情報と知識を読み取る。

    「……何だ、ジルラント商会に雇われた専属の殺し屋だったか。 狙われる心当たりが多すぎて正直、見当がつかなかったよ。」

    戦闘を終え、何事も無かったかのように独り言を愚痴っていると、路地の奥から軍服を着た見知らぬ男性が現れる。

  • 19ダニの人22/02/05(土) 18:23:43

    「……お見事でございました、ダニー様。」

    「ったく、不親切な部下だよ全く。上司が見知らぬ敵に殺されかけてるってのに、陰から黙って見てやがるんだからなぁ?」

    「…貴方様が、"あの程度"の輩に負けるとは到底思いませんので──それに、"半端な敵よりも頼れる味方の方が遥かに恐ろしい"──下手に割って入ろうものなら、私が殺されてしまいます故。」

    「……フッ、酷い言われようだ。」

    そんな他愛もないやり取りをしつつ、エイムスレイブ幹部とその直属の配下は、この町から忽然と姿を消した。

  • 20ダニの人22/02/05(土) 18:24:31

    それからしばらくして、この町では新たな大量殺人事件が発生し、巷を大いに騒がせることとなる。

    何でも、この町の飲食店を牛耳っていたジルラント商会の連中とその傘下に入った飲食店の店長全員が、"口にするのも憚られるような凄惨な殺され方をした"らしく、その死体はご丁寧に料理皿に乗せられていたらしい。

    その凄惨ぶりと"ある種の芸術性"を感じさせる殺し方を見た自警団やギルドから派遣された調査員らは、陰鬱な表情を浮かべながらみな一様に口をそろえてこう述べたという──「"また"、ダニー・マッジの仕業か」と……。

    この一件以降、商会はこの町から手を引き、商会に組みしなかった中小企業や個人店はこの事件によって失った客足を取り戻し、嘗ての繁盛を取り戻したようだ。


                                                   どっとはらい

  • 21ダニの人22/02/05(土) 18:25:54

    以上になります。後はご自由にお使いください。
    最後にクッソどうでもいいダニーの脳内設定を投げて終わります。


    ◇どうでもいい脳内設定

    ダニー・マッジ 種族:人族 性別:男性 年齢:45歳 
    身長:191cm 体重:88㎏
    外見イメージ:黒スーツを着た白髪のブラッドピット

    愛用のダガーは討伐したマシュハバーンの刀を手頃なサイズに切り取り、そこにオリハルコンと超金剛石を混ぜて加工した特注の代物。
    彼の愛用の黒スーツに仕込まれた無数のポケットは、魔術的な加工が施されており、ド〇えもんの四次元ポケットのようになっている。
    彼はそこに予備のダガー、投擲用の手術器具や拷問器具、暗器などを数多く隠し持っている。

    また、彼は血のドング魔術の使い手でもあり、ドング量は極めて低いが血の属性の魔術を器用に扱える(早い話が、魔力が低いだけで扱いだけなら達人級)。

  • 22二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 18:46:30

    あ゛〜すき(語彙力皆無)

  • 23二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 18:48:06

    ダニがオサレキャラ過ぎる…!!
    こんなのダニじゃないわ!!ただのダニー・マッジよ!!

  • 24二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 19:34:23

    ただのサイコ殺人鬼だと思ってたダニーがこんなイカしたキャラとは思わなんだ

  • 25二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 20:03:12

    リブラ=バンスみたいな全く情報のないキャラの掘り下げが欲しいな

  • 26二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 20:06:08

    あとバアルとか結構情報のないやつは多いんだよな…

  • 27二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 20:48:15

    早い者勝ちでキャラ作る形式だと作者によって熱量変わるからねー
    まあ安価で作ってもエンヴィーさんとかみたいに本人の性格が全くわからなかったりすることもあるけど

  • 28二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 20:48:29

    掘り下げたいけどこのレベルのSSは書けない……!!

    てかダニーのキャライメージがいい意味で覆された
    社会に溶け込めるタイプのシリアルキラーだったのね

  • 29二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 06:59:11

    地味に原初の魔族とマッドネス魔族がクリフォトセフィロトで分けられてるの混乱の元感がある
    お前は原初の魔族で! 俺はマッドネスによる魔族! そこに何の違いもありゃしねえだろうが!

  • 30二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 11:03:47

    このスレで投稿された設定ってあくまで個々人の解釈の範囲でいいのよね?
    Wikiに反映されてたけどそれがアリなら収集つかなくなるし、Wikiに載せるとしても特記事項みたいに折りたたみ記法使って補足する感じでしたい

  • 31二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 11:08:52

    >>30

    個人的には噂保管庫とかとある雑誌の記事で~みたいな形式のページを作ってそこに保管するでもいいんじゃない?とか思ってる

  • 32二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 14:26:33

    キャラの人となりとか組織の内情とかある程度はヘッドカノンで自由にやってっていいと思う

  • 33二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 15:35:33

    そういえばエイムスレイブの結成時期について考えていたんだが、「65年前から始まった動乱期の時に結成されたとすると情報が少なすぎて分からないし、かといってプリティとシュガーが大人になった時期に結成されたとするとエイムスレイブの戦闘力と政治力がえげつなくなる」という問題に行きつき頭を抱えてる。

  • 343322/02/06(日) 15:46:01

    >>33

    続き


    まず「65年前から超大国の滅亡を原因として始まった動乱期にエイムスレイブが結成された場合」

    この場合現幹部の中で最高齢であるゲイザーが66歳でなおかつエイムスレイブの現幹部は全員ゲイザーより20歳以上年下だから普通に考えると「現幹部の席に先代がいた」って事になるけど先代の情報が全くないからどうなっていたのか完全に不明で考察をするには情報が足りなさすぎるということになる。

  • 35二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 16:11:39

    このレスは削除されています

  • 363322/02/06(日) 16:34:04

    続き

    次に「プリティとシュガーが大人になった時期にエイムスレイブが結成された場合」について考える。
    この場合は別に結成時期については何の問題もないが「どうしてギルティの国を運営できているのか」という問題が発生する。
    まず、ホワイトウイングとエイムスレイブは対立関係にありさらにエイムスレイブ自体が
    『向こう見ずかつ気まぐれで、欲しいものを欲しいときに奪う破壊と殺戮を好む』関係上、国家間同士のやり取りで悪役扱いされないとはどうしても思えないから「ホワイトウイングがいる状況でどうして国が作れたのか?他国はどうしてギルティを討伐しなかったのか?」という疑問があるんだがここがどうしても分からない。 
    商会や別の組織がバックについているとすると「エイムスレイブのケツ持ちを何故その組織はやっているのか?」という疑問が発生してしまうしわからないことだらけになる。
    一番簡単なのは「エイムスレイブの政治力及び戦闘力が高くて他の国家や組織が手出しすることが難しい」という理由だけどそうすると「13の国家と3の組織を敵に回してもなお互角以上に戦える戦闘力がエイムスレイブにはある」って事になるからヤバい。

    考察終わり

  • 37二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 16:54:02

    永遠の29歳みたいな感じで、プリティは年齢詐称してると思ってたわ

  • 38二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 17:08:29

    狡猾なシュガーがプロミネンス王家の末裔(または自身で詐称して大体的にアピール)で、国の大義名分を得てる…みたいなイメージ

    あるいは組織の背後に超大国の残党がいて、こいつらを利用してるとか?

  • 39二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 19:38:36

    エイムスレイブのモデルが中央ユーラシアの遊牧騎馬民族で、ギルティ国自体が大昔からエイムスレイブの本拠地なら個人的にしっくりくる。

    内ゲバ絶えないのもなんかそれっぽいし

  • 40ダニの人22/02/07(月) 22:01:25

    >>39

    ぶっちゃけ、エイムスレイブのモデルはそれなんですよね。

    あれなら自分なりに考えたエイムスレイブの設定晒しますけど、需要あるんですかね?


    安価スレのコメントにあった面白そうな意見を勝手に拝借したあげく、盛りに盛って独自解釈したから、気に入らない人は気に入らないと思われるのが難点ですが……

  • 41二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 22:09:22

    めちゃくちゃあるから晒してほしい

  • 42二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 22:10:13

    他人の考察眺めてるだけでも楽しいのでめちゃくちゃ価値あるんだよねこれが

  • 43ダニの人22/02/07(月) 22:39:10

    >>41

    >>42

    マジですか…。じゃあせっかくの機会なので晒します。

    なお、文章は色々な作品から拝借した卓ゲー風の文章+厨二病満載+長文かつ連投するのでご了承ください。

  • 44ダニの人22/02/07(月) 22:41:16

    ⛧エイムスレイブ

    「最初の贈り物は"飢え"。それはかの女神の祝福であり、かの女神の御名において死と破壊を齎すことが我等に対する 呼びかけ。

    第二の贈り物は"死"。"死"は我等の強さと破壊の偉大さを証明し、我等の恐怖心諸共全てを一掃する。やがて、かの女神はその"死"の上に更なる"死"を築き、その頂に建つ。

    第三の贈り物は"恐怖"。我等はかの女神の火のような怒りを何よりも恐れる。我等はかの女神の飽くなき飢えの餌食となることを何よりも恐れる。

    底無しの奈落の底より飢えたる月の娘の魔手が迫る。その吐息は"破滅"、その瞳は"滅び"、その抱擁は"死"。

    かの女神は憤怒し歓喜に打ち震えながら、残忍に全てを屠り、引き裂き、喰らう。

    ああ大いなる月よ。我等に慈悲と救いを。
     
    かの女神は我等の腹を引き裂き、その腸と臓腑を引きずり出す。

    最早この世に誰も無く、迷える霊も御身に喰らわれ、誰もそれを嘆くこと能わず。

    その御姿は大いなる赤き龍。万物を屠り引き裂き喰らう古き龍の力と体躯を併せ持つ。

    その御心は底無しの憤怒と殺意に満たされた獣。かの女神は破壊と殺戮を用いてその飢えを満たし、死の賛歌を奏でる。

    破壊者は神王の如く猛き王者のように振る舞い、破壊者は魔天狼の如く咆哮す。               」                                                       
                                        ──エイムスレイブに伝わる口伝の歌                    

  • 45ダニの人22/02/07(月) 22:42:21

    *歴史
    昔々、ミナカルデの辺境の地に騎馬民族がいた。

    彼らは中央に住む人族からは到底理解できない独自の文化を持ち、その野蛮さと強さから大いに畏れられ、忌み嫌われた。

    インフラも農地も住まいも殆ど持たない彼らは、一年を通して絶えず生存の危機に晒されてたが、彼らなりの生存と繁栄を考えた結果、これらの蛮族らは今までの抗争と利害関係を捨て、一つの氏族を結成することにした。

    その際、彼らはミナカルデの辺境──即ち、自分達の住まう荒涼とした大地──に嘗て実在したとされる幻の古龍種にして5番目の神種たる「エイム」を自分達の共通の祖先とし、それを崇め奉った。

    興味深いことに彼らが口伝などを通じて伝えた神話・伝承によれば、結成時において彼ら氏族は、嘗てあったが今は亡き「エイム」の御姿を幻視し、かの赤き龍からの大いなる天啓を得たのだという。


    『我が御名において破壊と殺戮を成せ──さすれば、汝らは矮小なるその身の想像と理解を越えた大いなる祝福を知るだろう──』と……。


    この"奇蹟"以降、氏族達は自らを"大いなる破壊の龍エイムの生ける奴隷"と見做し、こう名乗ったのだという──「エイムスレイブ」と。

    こうして今も尚、破壊と殺戮を筆頭とした数々の暴虐を成し続ける"生ける災禍"は誕生したのだ。

  • 46ダニの人22/02/07(月) 22:43:10

    エイムスレイブとその旗印の元に参集した向こう見ずな軍勢にあえて挑戦しようとする者が、ピースメイカーを筆頭とした各組織内に存在する、一際強力な猛者以外に殆ど存在しないわけは、相手がおよそ阻止しようのない桁外れの連中だからだ。

    これでもし、彼らの軍勢が戦役を一つ終えてもなお統制を保つことができていたなら、とうの昔に、エイムスレイブはミナカルデの真の支配者となっていたやもしれぬ。

    だが、ミナカルデの歴史や神話が示している通り、エイムスレイブの最大の敵は彼ら自身であり、この狂人共の組織は自分の身を滅ぼすような蛮勇の数々を幾たびとなく繰り返してきたのだ。

  • 47ダニの人22/02/07(月) 22:44:08

    彼らは沼地、草原、ステップ、砂漠、山岳地帯と構成された荒涼とした大地を住処とし、他者には到底理解できない恐るべき戦士の文化と価値観を持つ。

    エイムスレイブに属するその殆ど全員が熟練の狂戦士であり、彼らはしばしば身一つで戦闘へと飛び込み、積極的に敵を殺すことを楽しむ。

    その中で最も大胆不敵かつ無節操な輩は、「二つ名」の称号を得る(例:「頭蓋集め」ライト―ルガッシュ、「幾億の悲鳴」オルタロなど)。
    また、彼らの中には共喰いを好む者もおり、彼らはその"御馳走"から力を得るだけでなく、その血で独自の紋章や刻印を記し、自身のドング魔術の性能を高める。

    エイムスレイブの象徴は、彼らが崇め奉る大いなる赤き龍「エイム」そのものを描いたものであり、彼らの掲げる軍旗には、月の中に浮かぶその龍の姿が堂々と描かれている。

    恐るべき戦略、個々の圧倒的な力と独学で身に着けた様々な武術、そしてドング魔術によって土地を征服する事で知られ、彼らの多くは征服した土地を統治する長い年月のためではなく、戦いの熱い瞬間のために生きている。

    彼らの崇める龍と同様、向こう見ずかつ気まぐれで、欲しいものを欲しいときに奪い、破壊と殺戮を好む彼らは、ミナカルデに存在する各組織や他国と戦っているが、それと同じくらいの頻度で氏族員同士でも戦う。
    そして、彼らは相手が誰であれ、天災のような無慈悲さで攻撃を行うが、エイムスレイブ幹部とその傘下の配下達という頂点捕食者らを脅かすまでには至らないことが多い。

  • 48ダニの人22/02/07(月) 22:45:16

    また、彼らは大規模な破壊、死や流血、苦痛に関連する方法や技術を喜んで試行錯誤し、それを探し出す傾向にある。重度のマゾヒストでありサディストでもあるこの狂人集団は、自身にとっても周囲にとっても危険だが、それを何よりの強みにもしている。

    やがて、彼らの死や破壊に関わるドング魔術や戦術への興味はビジネスと結びつき、結果としてエイムスレイブは一流の傭兵や暗殺者を数多く抱えている。法や正義などよりも、単純明快かつ直接的な手段や救いを求める者にとっては、この狂人らが最も頼れる存在となるのは言うまでも無く、彼らは依頼があればミナカルデのみならずグリンドを筆頭とした他の大陸へも喜んで出向く。

    以上のように、単なる反社会的な狂人集団にしか思えないエイムスレイブであるが(実際その通りであるのだが)、彼らはある時期に一方的な大義名分を盾にギルティ国の支配者となったため、その存在自体が直ちに罪になるものでは無い。

  • 49ダニの人22/02/07(月) 22:46:07

    厄介な事にエイムスレイブ内には様々な「玩具」を作っている職人集団もおり、彼らはミナカルデの鉄鋼業界の中核となっているだけでなく、ギルティ国内には他国では法に反するような過激かつ多種多様な歓楽や娯楽の場があり、その需要と供給を満たせる唯一無二の場として機能してしまっている。

    その結果、大陸の殆どの経済を握りしめているジルラント商会の利権と権力に反発する輩が彼らを支援し、かつそれがこの大陸の経済に深く入り込んでしまった以上、ギルティ国とエイムスレイブをそう簡単に取り除くことができないのである。

    他にもエイムスレイブ及びギルティ国は、各国や各組織の不穏分子、精神異常者や反社会的思想者を隔離(またはそこに流刑)するという「一種のゴミ捨て場」のような社会機能が暗黙の了解としてあり、彼らは誰も拒まない──だが、組織の性格上、彼らがおとなしく隔離されていた試しは無いのだが。

  • 50ダニの人22/02/07(月) 22:46:34

    *組織の構造

    エイムスレイブの軍勢はグニーシュラを筆頭とした絶対的な支配者たる幹部とその直属の部隊らが、他の種族の上に立つという基本原則を除けば、この恐るべき狂戦士や犯罪者達の雑多な集まりに内部構造など殆ど存在しない。

    誰かが一時的に得た権力はどんなものであっても、取るに足らない戦いで奪われる。下位の戦士達はそれぞれ特定の幹部やその傘下の手下に付き従うが、そこに公的な職務や階級が存在するわけではない。

    そして、興味深い事にエイムスレイブの幹部の数は「6」で固定されている。彼ら曰く、この数は最初にエイムスレイブを結成した6人の始祖にあやかっているとされ、彼らは「6」という数字を神聖な数字と見做し、幸運視する。

    基本的にこの幹部の座は、引退を表明した特定の幹部が公認を指名し、他の幹部全てがそれに同意するか、野心的な下位者や外部の第三者が幹部を物理的に廃することで着任する。過去の歴史をさかのぼると、同胞であるはずの他の幹部の手によって直々に斃された事例もあり、その切欠や事の真相は現在も解っていないことが多い。

  • 51ダニの人22/02/07(月) 22:47:25

    *教義や価値観

    彼らの崇める龍とされる「エイム」憤怒と破壊と殺戮を体現している。故にこの謎に満ちた不確定な存在を崇めるエイムスレイブは、敵に慈悲や情けを示さないように命じる。彼らにとっての法典や教義は形式的な書物や文献ではなく、
    破壊行為とそれに伴う流血、そして獣じみた狂気といった概念であり、彼らの間では以下の格言や思想が知られている。

    •この世には狩る者と狩られる者しかおらず、弱者だけがその不都合を虚飾する。私は彼らに"あるがままの世界"を見せつける。

    •生あるものは何時か死に、形あるものは何時か壊れる。何人たりとも不条理な喪失からは逃れられない。

    •私は群れを満たす。私は敵に"破壊者"を畏れる理由をその身をもって教える。

    •私は都市や文明に狂気と荒廃を齎す。彼らが流す血と恐怖の渦の中で、彼らは世界を覆い尽す"混沌"と"弱肉強食の理"を理解するであろう。

    •私は獣達を導き、奴らに勝利の味を教える。

  • 52ダニの人22/02/07(月) 22:47:58

    取り敢えずここまで。あくまで独自設定のネタなため、真に受けないで笑って許してね。

  • 53二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 23:15:33

    こんな感じの厨二病が刺激される設定大好き

  • 54二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 23:16:16

    誰がここまでやれといった(誉め言葉)

  • 55二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 01:40:15

    龍であるエイムが「赤い龍」であるって事はもしかすると悪魔側の龍だったりするんだろうか?

  • 56二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 08:37:00

    覇種って村や街なら簡単に滅ぼせそう その中でも醒王ウェイクと淵王ノアは神種に片足突っ込んでるレベルだと思う

  • 57二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 09:37:13

    始祖スレの安価で人間は空気中のドングを操ると設定されたので、逆説的に人間以外の存在にはそれ以外の方法を取る者もいるのではないか
    つまり魔族や魔物は自らドングを生み出せる存在の総称じゃないかという妄想
    体内のドングを操るのと空気中のドングを操るのでは難易度が変わってくるので、魔族は自然とドング許容が高くなるのだろう

  • 58二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 14:12:53

    Wikiのメニューバーに元々あったページは取り敢えず作り終わった!よし!
    魔術一覧以外は自分で大体埋めたのは自慢していい筈!

    それはそれとして大陸史を取り敢えず作ったけど虚数世界とグリンド大陸の関係、あと人魔血戦の年代とか分からない事思ってより多いんだなって
    今のところ闇の王が殆ど曖昧だから、闇の王をアカデミア学長(2万歳)みたいな長寿だとしてそれこそ2万年前に人魔血戦で1万年前にバリウラ王朝生誕でもいいんだし
    まああまりインフレさせるのも良くないと思うけど

  • 59二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 15:30:00

    カオスヘイムの移動は1000年に一度だったはず

  • 60二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 15:56:43

    >>59

    あれ直近の大移動発生がいつなのか分からんから去年大移動起こったとか来年起こるとかもあり得るよね

    なんなら血の王の規模が1番デカい魔物戦争に参戦してたって設定でもいいし色々妄想できる

  • 61二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 16:04:43

    >>56

    その2種は覇種のなかでも別格感がすごい

  • 62ダニの人22/02/08(火) 16:15:22

    >>55

    安価スレでパノプティコンの「嘆き」からミラージュ君が生まれたなら、「憤怒」から生まれたのがいたらやばそうみたいなコメントがあったんで、エイムは「憤怒」から生まれたみたいな感じです


    で、エジプト神話のセクメト女神よろしく「憤怒」から生まれたエイムは、ミナカルデで種族を問わぬ大量虐殺をやらかして、危険を感じたパノプティコンによって月に回収されるみたいな神話がある…という妄想


    個人的な設定だと、エイムは黙示録の赤い竜とインド神話のカーリー女神を混ぜた感じのキャラですね。

  • 63二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 17:19:45

    >>62

    つまりエイムは雌…って事!?

  • 64二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 23:15:49
  • 65二次元好きの匿名さん22/02/09(水) 09:12:08

    保守

  • 66二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 07:48:26

    セルカディアの魔物どいつもこいつもロクなのがいねえ…

  • 67二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 11:34:48

    あの大陸神種同士が連携とっているのに草生える

  • 68二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 11:19:19

    ミナカルデがまんま中華大陸じみてきて草生えるし、セルカディアは魔境過ぎてやばい

  • 69二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 11:30:15

    セルカディア人のイメージが完全にエスキモー

  • 70二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 14:25:28

    ネコ好きのアズマテラスがやべー国になってて草

    ネコ好きの定義が乱れる!!

  • 71二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 23:38:44

    保守

  • 72二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 23:33:48

    セルカディアのヤバさが爆上がりだ……

  • 73二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 17:23:15

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 13:28:47

    初代アマノリアツァーリがやらかし過ぎて草も生えん

オススメ

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