- 1二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 16:48:52
- 2二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 16:51:56
今更気づいてしまったか
- 3二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 16:51:56
- 4二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 16:53:41
データさえあればラクスに似た子供のアコードも造れるのか…?
- 5二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 16:55:55
オルフェが密かにメンデルを再建して大量に増やしたアコードと共に二十年後ネオ・ファウンデーションとして地球に帰還する続編かな?
- 6二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 16:57:42
- 7二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:25:59
各地の不穏分子からかき集めるとか…
- 8二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:27:44
- 9二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:30:24
- 10二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:32:56
イングリットの愛を受け取る事は出来たがその結果イングリットが愛したオルフェは完全に死んだのが悲しい
大義と使命ではなく憎悪と嫉妬だけが残った - 11二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:34:03
これじゃ新たなブルコスの親玉になっちゃうかもな。
- 12二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:40:06
各地で同時多発的に軍部を洗脳して供与させるとか…
- 13二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:40:44
……よくよく考えたが逆恨みに逆恨み重ねてるだけでは
- 14二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:42:31
アコードがそこまで感情を爆発させて自分の意思で自分がやりたいように動けているだけで大いに進歩しているという事実
- 15二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:43:45
- 16二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:45:37
ずっと目が死んでるしもしかして失明してて視力を自分がメンデルで作った子供たちに感覚を共有してもらう事でカバーしてる感じ?
- 17二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:47:16
- 18二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:49:00
- 19二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:50:50
- 20二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:51:56
- 21二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:54:23
動機がキラとラクスが守り抜いた平和を破壊する事と守った世界を滅ぼす事だしな
最悪蜂起した時点で長期的に争いが起きるきっかけになって前者は達成できる - 22二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:55:45
これ警告とかせずにレクイエムでオーブを焼いていればよかったのだってなってそう
- 23二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 18:58:29
- 24二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:04:13
最後はデストロイガンダムにでも乗るのかな
- 25二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:04:44
デストロイとカルラを足して二で割ってない奴になりそう
- 26二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:14:04
リデラート達が死の恐怖に恐慌して敗北したのを受けて子供達には徹底的に死の恐怖を教え込んでそう
それこそ実際に出来が悪い奴を一人殺したりして… - 27二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:17:55
ここのオルフェは(もうやめて…オルフェ…)と幽体のイングリットに呼び掛けられても「黙れ!!私を愛していたなら私を勝たせろ!!役立たず!!」と呪詛を吐くレベルで救えぬ者になっているイメージ
- 28二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:28:06
- 29二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:35:05
- 30二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:38:18
これラクスはどういう目で見てるんだろうな…
流石にあの時ちゃんと止めを刺していればあそこまでオルフェ閣下を苦しめずに済みましたわ…って思ってるんだろうか - 31二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:43:51
「お前らが言う通り使命ではなく自分の意思で動いているぞ!!」というキラ達への当てこすりが凄い
- 32二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:45:49
キラ達の子供も戦場に出そうだなあ
- 33二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:49:07
率先して「お父様の仇!!」「我々の父上をあれほどまでに踏みにじっておいてよくものうのうと生きていられる物だな!!」とオルフェの子供達に狙われるんだよね…
- 34二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:52:55
- 35二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:54:56
初手で大量破壊兵器をオーブに投下くらいはやりそう
- 36二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:55:34
崇高な使命も何もかも憎悪で塗りつぶした結果自分が見下していた一般的な頭CEと同等まで堕ちてる…
あまりにも哀れだ - 37二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 19:56:43
コイツ自分がやられたとき用に保険で自分を作ってあるだろ
多分、永遠の争いに人々を巻き込む - 38二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:02:19
- 39二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:06:51
- 40二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:11:45
- 41二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:14:09
- 42二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:15:54
- 43二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:16:15
- 44二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:17:08
- 45二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:18:17
キララクの子供からするとユーレンやシーゲルから数えて親子3代に渡る因縁に決着を付ける戦いか
- 46二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:30:51
倒せても絶望だけは置いてかれてばら撒かれそう
- 47二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:33:37
ある意味メンデルの跡形が残ってるのが悪いから全部に決着つけるなら巨大戦艦メンデルとかになって直接戦闘しそう
- 48二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:36:53
- 49二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:38:09
ガンダムとしてはこういう怨念はシンプルに強いと思う
- 50二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:39:15
このレスは削除されています
- 51二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:40:47
どっちでもいいけど追い詰めるとしたら愛も未来も何もかも捨てた怨念であってほしいし負けるとしたら新たに作った子供たちにわずかに生まれてしまった愛で負けて欲しい気分もある
- 52二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:48:49
- 53二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 20:58:11
- 54二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 21:08:50
想像してみたけどちょっと虚しすぎるのでよそう
- 55二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 22:00:01
保守
- 56二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 22:56:07
オルフェと子供達が不穏分子から密かに資金や資源を集めてアコードの叡智で巨大戦艦に仕立て上げたのか…
- 57二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 22:57:25
「あなたは純粋すぎるのかもしれません だから 悩むのでしょう ただ・・・・悩んだその時 二つの道が生まれます。そのどちらを選ぶか、それが運命を作るのでしょう」
中の人繋がりで某ゲーの台詞がここのオルフェの最期を看取る言葉としてしっくり来た - 58二次元好きの匿名さん24/06/10(月) 23:18:26
ラクスから愛されるのが運命だと信じ裏切られこの世の全てから憎まれるのが運命だと悲嘆しこの世の全てを呪ったんだよな…
- 59二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 03:58:51
「ハッ...やめろォ!!」
バシュウウンッ!!
「ウオオオッ!!」
ズドォン!!
「ガハァッ!!」
「ハッ...お父様!!」
「グッ...寄るな!!」
「ハッ...」
「貴様のような...不良品さえいなければ、私の復讐は完遂されていた...お前のような奴は...あの世に連れていく、価値もない...去れ...私の目の前から...消えろ...!!」
「そんな...私はいつまでもお父様と一緒に...!!」
「去れと言った...私の命令が、聞けないのか...!!」
「クッ...ウウッ...」
(少年...聞こえるか...)
(オッサン?)
(頼みがある...その子を、助けてやってくれ...私の執着とエゴが生んだ、憐れで、愛しい、私の宝物を...頼む...!!)
(...分かった...)
(頼んだぞ...)
- 60二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 08:04:45
子どもたちだけど、マトリックスのエージェントスミスみたいに全員オルフェと同じ顔だったりして。
- 61二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 08:20:50
その中の最初期に産み出された6人だけはシュラやイングリット達とガワだけでももう一度会いたいという思いの元似せて作られててほしい。
- 62二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 10:29:17
- 63二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 10:45:20
「...行こう。」
「イヤ...イヤ!!だって、まだそこに、お父様が!!」
「もう間に合わないんだ...もう...ゴメン...」
「イヤ...離して...離して!!私は、お父様と最後まで...」
「オッサンは俺に言ったんだ!!君だけでも生きてくれって...それがオッサンの...君の父さんの最後の願いなんだ!!行こう!!生きよう!!それがお父さんの為になるんだ!!」
「ウウッ...ウワアァァァァ~~~ッ!!」
「やっと...行ったのか...愚か者め...そうだな...お前は誰よりも私を慕っていた...お前を見るたびにイングリットを思い出しては...その度に世界を...私自身を憎み、それが復讐へと突き進む原動力となった...だが同時に、お前に穏やかな世界で生きてほしいとも思った...私の復讐などに関わらずに...どこか遠い場所で...君に、託す...私の、忘れ形見を...その手で、守ってやってくれ...」
- 64二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 20:00:54
- 65二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 20:01:32
一人も殺せてないのかよ、しょぼいボスだ
- 66二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 20:07:01
「それにしても...振り返れば実に、無意味な人生だった...与えられた役割は果たせず、人類を導く事も出来ず、何もこの世に残せない...本当に、私の生きた意味はあったのか...シュラ、リュー、グリフィン、ダニエル、リデラード...イングリット...!!」
「もういいのよ、オルフェ...」
「イングリット...」
「お疲れ様...貴方は充分に頑張ったわ...もう、楽になっていいのよ...」
「こんな私を、迎えに来たというのか...愚かな...」
「そうよ...私は愚かよ...オルフェへの愛で何も見えなくなった、出来損ない...」
「フフッ...こんな外道に身を落とした私を、今も愛しているというのか...」
「エエ...ずっと愛してるわ...それに、貴方は何も残せてなんかない...あの子がいるじゃない...」
「アア...姿形だけでも忘れぬようにと、お前に似せて作った...大きすぎる業を背負わせてしまった...」
「でも、貴方が注いだ愛は偽りじゃない...私は知ってるから...さあ、行きましょう...みんなが待ってるわ...」
「...頼む...」
- 67二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 23:36:57
イングリットには何度も何度も「お前のせいで私は惨めに敗北したんだ!」という憎悪と「お前だけが私を愛してくれた…」という愛情の板挟みになってそう
- 68二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 05:00:34
- 69二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 05:05:50
シンルナ子とイングリット似の子は工作活動でプラントかオーブに送り込まれたイングリット似の子にシンルナ子が親父譲りのラキスケかましたのが出会いであってほしい。そこから素性を知らずに交流を重ねるけど戦闘中に素性がバレるんだ...
- 70二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 08:20:53
メンデルでアコードだけの国を作れる程に技術を発展させと人口を増やして復讐の為に密かに動くのか
- 71二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 10:44:36
「キャッ!!」
「危ない!!」
モミッ...
「大丈夫?」
「ア、アリガト...って、キャアアアッ!!」
「エッ?...ウワァァァッ!?」
「ドコ触ってるのよ!!変態!!破廉恥!!」
「ゴ、ゴメン!!ウ、ウワァァァッ!!」
ドシィンッ!!
- 72二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 18:34:23
- 73二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 18:49:14
狂気に完全に身を任せてるなら
役目を放棄した世界がこの程度かと完全にラクスを壊すレベルで来て欲しい - 74二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:02:55
なんのかんのアウラよりちゃんと子供達に愛を与えて育てたからこそ「愛しているお父様に酷い事をして欲しくない」と自分の意志でイングリット似の娘が動けた…なんて展開が見えた
- 75二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:16:17
- 76二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:24:21
歳を取ったオルフェはCV:関俊彦と化してそうだな…
- 77二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:25:53
- 78二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:33:00
多分、子供たちをあえて地球圏に前もって送っておいて
スパイとかさせたけど自分に反対したのがイングリット似の独りしか居なかったんだろう
そのイングリット似の子供ですら、父上が可哀そうだからという理由であって
世界がいいものだとは口にしない
- 79二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:41:58
「なんで…なんで戦うんだよ‼あの時、俺が父さん母さんと一緒に過ごせるようになれたらいいねって…そう言ってくれたのはウソなのかよ‼これが…こんな悲しいことが‼君のしたい事なのかよ‼」
「…エエそうよ…全部噓よ‼あなたに近づいたのはコンパスの情報を得るため‼私の目的は、お父様の願いを叶える事…こんな見せかけの平和を壊す事‼そのためなら、私はなんでもするわ‼あなた達の命なんて、簡単に踏みつぶせる‼」
「クッ…クソオオオオオッ‼ウアアアアアアッ‼」
「あなたは私に沢山協力してくれた…そのお礼に…私が消してあげる‼(ゴメンね…本当はこんな事したくないよ…あなたの願いが叶ったらいいなって思ったんだよ…でも、私はお父様を止められなかった…だからお願い…君が私を、お父様を…全てを終わらせて…ゴメンね…‼)」
- 80二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:44:01
- 81二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 19:53:46
- 82二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:04:15
- 83二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:05:18
- 84二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:06:49
ラクスに平和を説いたが故に止められなかったせいで
出た死者の思念をぶつけてきそう
ラクスが耐えたところで、オルフェがそれに耐えるとは
可哀そうな死者たちだ、貴女を信じて死んだのにと
答えて更に思念を追撃してくる - 85二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:09:58
- 86二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:11:45
- 87二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:12:42
オルフェ達の子に対してシンルナの子って微妙に関係がないチョイスだなと思ったけどキララクとか来ると更に恨みが爆発しそうだし>>63みたいになれなさそうと考えるとなんの因縁もない普通の子どものほうがいいのかもしれん
まあシンはオルフェの家族三人殺してるけども
- 88二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:16:12
このレスは削除されています
- 89二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:17:02
何となくだけど生き残った子にはコンパス加入とかじゃなくて一人旅とか出て欲しい感じがある
旅の途中で会った人と接してくなかでオルフェが見て絶望したものも会えずに知れなかった暖かいものも知ってほしい - 90二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:21:29
キラとラクスの映画後の答えで人に任せた結果がろくでもない世界だったら
全てを捨てて挑んで否定したお前たちは一体何なんだってなるからな
世界の一つ滅ぼすなんて躊躇いなくなるだろう - 91二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 20:34:13
旅の中で日記とか書いてほしい。
「○月×日、今日は道の途中で戦災難民のキャンプに立ち寄った。親を失い、子を失い、兄弟姉妹を失い、心身共に大きな傷を負った人々に出会った。数えきれないほどの悲劇が、絶望が、わずかな人々の愚かな選択によってもたらされる…お父様はきっと、こんな世界を正したくて戦ったんだ…そう思うと、やっぱりラクス・クラインとキラ・ヤマトを憎まずにはいられない。心が壊れそうになる。」
「×月○日、今日は町のとある家に泊めてもらった。この家は大家族で私より幼い子供が大勢いた。子供達のお父さんによるとここにブルーコスモスの部隊が襲撃してきたとき、コンパスのMS隊が一家を守ってくれたという。その時撮った写真を見せてもらった。写真に写っていたのは…子供のような明るい笑顔で笑いながら子供達に囲まれる彼…ここは彼の部隊が守った町。お父様はよく言っていた。人は愚かだ、戦う事しか知らず、死と絶望を振りまく…でも今なら分かる…人は壊す為だけじゃなく、誰かを守る為に戦う事も出来ると…。彼に会いたくなってきた。この旅の道程でいつか、会えるだろうか。」
- 92二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 21:12:00
このオルフェならキラとラクスは倒せそうだ
- 93二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 21:41:58
いつかの再会を夢見て二人共それぞれの人生を生きてるんだろうな…
- 94二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 21:53:16
「俺さ、親が二人共MSのパイロットでなかなか家に帰れなくてさ…誕生日も片手で数えられるくらいしか祝ってもらってないんだよな…子供の頃は寂しくてよく泣いてた。でも、俺コンパスに入るんだ‼」
「コンパスに?」
「アア。親父達もコンパスにいてさ、俺が手伝ってやろうって。そしたら親父達も楽できるかもだし、世界も平和になるかもって。」
「…すごいね。頑張ってね。」
「オウ‼」
「応援してるよ。(…ゴメンナサイ…)」
- 95二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 23:11:39
- 96二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 06:40:51
世界そのものが完全に過ちであったことを
証明してその証左の愚かな武器によって
世界が滅ぶって展開だとラクスとキラじゃ勝ち目が無さそう
勝ったとしても何も残らなかった世界だけが残るだけだ - 97二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 07:42:45
「...ウッス。」
「君か...」
「あの...彼女は...」
「丁度今目覚めたよ。...話すか?」
「...ハイ。」
「...分かった。」
ガチャッ...
「...ヨッ。久しぶり...」
ブゥンッ!!
「イッテ!!」
「なにしに来たの...」
「君と、話がしたくて...」
「帰って...話すことなんてない...」
「...オルフェさんの...お父さんの事、ホントにゴメン...」
「...ウルサイ!!どうして...どうして私を助けたの!?どうしてお父様と一緒に死なせてくれなかったの!?」
「......」
「誰も助けてなんて頼んでないのに...どうして私を助けたりしたの!?なんで...なんで私を一人にしたの!?どうして...どうして!?」
- 98二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 07:53:31
「邪魔するなァッ!!」
「止まりなさい!!」
「ハッ...」
「...来てしまったのね...」
「...アア。」
「...今更何をしに来たの?」
「君と、話をしに来た。俺の友達と、もう一度。」
「友達...馬鹿馬鹿しい。この前も言ったでしょう?あなたに近付いたのはコンパスの情報を得るため...私はあなたを友達と思った事はない。昔も...今も。」
「...たとえそうだとしても、俺は違う。君が俺に嘘をついていたとしても、君と出会って話をして、いろんな事をしたあの時間は、俺にとって本物だ。君は間違いなく、俺の友達だ!!だから...だから今、ここに来た!!これ以上君が泣かなくてすむように...君を、君の家族を止めるために!!」
「救いようのない馬鹿ね...いいわ。今度こそ確実に殺してあげる!!」
「俺は死なないよ...君を止める、その時まで!!」
- 99二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 15:59:10
親父から貰ったデスティニーと彼女の駆るカルラの死闘は続いた。確実に殺す...その言葉通り、彼女は俺を本気で殺しに来ていた。俺には彼女を殺す気はない...その差は確実に戦力差になっていた。でも俺も負けられない...彼女を、彼女の家族を止める...本気なのは向こうだけじゃない!!
「グウウッ...!!」
「俺は、負けない...君も、世界も、どっちも諦めない!!」
「ふざけないで!!いつまでも争いが無くならない...こんな世界を、あなたは守りたいって言うの!?お父様の目指す世界よりも、こんな見せかけの平和が尊いとでも言うの!?」
「...君の言う通りなのかもな。君のお父さんが作る世界には、もしかしたら戦争なんて無くて、俺も父さん母さんと一緒にいられるのかもな...」
「そうよ...今なら...今ならあなたを私達の仲間に入れてあげる。一緒に作ろう...あの日二人で話し合った、平和な世界を...(お願い...私の手をとって...!!)」
「...でも断る!!」
「...どう...して...」
「君の言う平和な世界の為に、どれだけの人が泣かないといけないんだ...その世界で、君は心から笑えるのかよ!!あの日見せてくれた笑顔を、君はその世界で俺に見せてくれるのかよ!?」
「...黙って...」
「俺は、沢山の人が...なにより君が笑えない世界なんて嫌だ!!」
「黙って...!!」
「まだ引き返せるんだ!!こっちに来てくれ!!俺は、君を殺したくない!!」
「黙ってよ...!!」
「一緒に作って行こう!!どれだけ時間までかかってもいい!!みんなが笑っていられる世界を!!俺達みんなで!!だから!!」
「...ウルサァイ!!」
- 100二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 16:41:40
アグネスの娘もいたら、普通の良い子に育ってたけどシュラをモデルにした子と出会ってしまって一目惚れして感情のままにネオ・ファウンデーションの方に行ってしまうとかありそう
但し母親と違って最期はシュラを庇って死ぬ - 101二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 17:51:38
「そうやってまた繰り返すの?お父様がいつも言ってたわ...愚か者共はいつまでも争い続ける...平和を謳いながらその手で相対する者を平気で殺す!!みんなで作る...そんな夢物語を追い続けてどれだけの時間を、命を無駄にしてきたか知らないの!?今までのやり方では平和な世界を作るなんて不可能だって...誰かが未来永劫に渡って終止符を打たないといけないって!!その為に私達は生まれたのよ!!この間違った世界を修正する...お父様の使命を支える...その為に私はいる!!」
「それが本当に"君の望み"なのかよ!?初めて会った時に、いつかどこか静かな場所で、家族で花を育てながらゆっくりと暮らしたいって言ったのは、本当に全部ウソなのかよ!!」
「そんなの...そんなの...ウソに、決まって...!!」
「...ウソじゃないんだろ?それが君の...夢なんだろ?本当はこんなこと間違ってるって、分かってるんだろ...?」
「ウウッ...違う...違う...!!」
「まだ迷ってるなら、俺と一緒に探そう...君も、君のお父さんも、みんなも、どうやったら平和に暮らせるのか...それが一時の...夢だとしても...だから、おいで...」
「ウウッ...いいの...本当に、そっちに行っても...」
「ウン...おいで...」
「...アリガ...トウ...」
- 102二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 18:00:36
- 103二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 19:17:29
ヒュンッ!!ザンッ!!
「アアッ!!」
「なんだ!?」
俺が目にしたのは...彼女のカルラに似た姿の黒いMS...情報にあったネオ・ファウンデーション総帥オルフェ・ラム・タオのMSだ...
「お、父様...」
「くだらん茶番劇をいつまで続ける気だ。たかがMS一機ごときにいつまで手こずっている。もういい...貴様に任せた私の落ち度だ。下がれ。後は私が片付ける。」
「...申し訳ありません。」
「フン...」
「アンタが...彼女のお父さん...」
「?...そうか、そういうことにしていたのか...私と彼女は親子ではない。君と接触するにあたって私が与えた設定だ。彼女はただの手駒だよ。」
「...そのわりに、彼女はよくアンタの話をしてたよ。自慢の父親だって言ってたぞ。」
「くだらん戯れ言を馬鹿正直に受け止めるとは...役にのめり込みすぎだ。自重しろ。」
「ハイ...」
- 104二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 19:23:29
その理性が打算でも仮面でもなく人の心から生じたものなら、と考えた
- 105二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 23:29:38
愚かだと見下し憎んだ民はキラ達に頼らず自分達で闇を払い除け、子供達はかつての自分と違い自らの意志で着いてくる者や止める側に回る者に分れた…
死の間際に少しだけ人類の、そして自らの成長を感じて穏やかに微笑んでそう - 106二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 06:08:27
コズミック・イラという環境のせいで
人々からの希望がないからどうあがいてもNT系の暴走キャラは
最強の敵になれる - 107二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 08:28:50
「オッサン、なんでさっき彼女に攻撃したんだよ?彼女がアンタになんかしたのかよ?」
「...私の期待を、使命を裏切り、愚か者共に与しようとした...私の手駒として許されない罪を犯した...少し"調整"が必要だな...」
「......!!」
「...アンタ、彼女に何をしてんだよ...」
「...調整だ。私に従順になるようにな...」
「...そうやって、彼女を縛り付けてるってのかよ...」
「...子は親に従うものだ。私の手足として、私の使命の為に動く...それがあるべき姿だ...」
「...彼女は俺に言ってたぞ...家族みんなで、どこか静かな場所で花を育てながら暮らすのが夢だって...」
「...些細なバグだな。消去が必要だ。場合によっては...代用品を用意しなくてはな...」
「...よーく分かったよ。彼女が苦しんでるのは、アンタのせいだって事が。彼女がどれだけアンタを慕っても、見向きもしないアンタのせいだって事が!!」
「その激情のままに私を倒すか?愚かな...」
「...殺しはしないよ...彼女もそれを望まない...でも、俺はアンタを全力で止める!!」
「フッ...来い。圧倒的な力の差というものを教えてやろう!!」
- 108二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 19:43:25
シンとルナの子供が主人公か
- 109二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 20:12:16
「グッ...重い...なんだ?一撃一撃が重すぎる...!!」
「当たり前だ。私には、世界を正す使命がある...君はキラ・ヤマトとラクス・クラインを知っているか?」
「知っているも何も...キラ総裁とラクスさんを知らない人なんているわけないだろ?覚えてないけど、俺も昔遊んでもらったらしいし...」
「...君が生まれる前、私は彼らと世界の命運をかけて戦ったのだよ。世界から争いを無くそうとした私と、それまでの世界をよしとした彼ら...私は敗れ、世界の行く末を見てきた...その成れの果てがこの戦争だ。奴らは間違えた...奴らに世界を平和にすることなど出来なかった...だから正すのだよ。私と、私の手駒として作った手駒と共に!!」
「その為に、こんな戦争を起こして、沢山の人を殺すっていうのかよ...自分の子供に、その手伝いをさせて、アンタはなんとも思わないのかよ!?」
「アア。この戦いで消え行く命も、私の手駒も、皆新たな世界を作る為の必要な犠牲だ。そう生まれた...我らの使命だ!!」
「...そんな下らないものに、俺の友達の人生を、夢を!!縛り付けられてたまるか!!」
「ならば貴様に何が出来る!!この世界を平和にすることが出来るとでも!?」
「そんな御大層な事が出来る程、俺は頭もよくないし、要領だってよくない...でも!!俺は親父に似て優しいんだ。誰かが泣いてたらほっとけないんだ...だからずっと一緒にいてやる!!彼女が笑える日が来るまでずっと!!」
「優しさだけで人が救えるとでも!?」
「やってやるよ!!オッサンが言ってた...不可能なんてないって!!」
- 110二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 20:17:17
- 111二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 20:30:37
「ならば味わえ...私の絶望を!!」
「ハッ...グウッ!!ハァッ...グアアアッ!!」
俺は感じた...彼女のお父さんの...オルフェ・ラム・タオの絶望を。人生の全てを懸けて欲した相手に裏切られた絶望を...
「...手も足も出ないか。分かるまい...旧人類として、ぬくぬくと生きてきた貴様にはな...」
「...冷たいな...」
「ナニ?」
「アンタの世界には、アンタとラクスさん以外誰もいない...一人っきりだ...でも、オッサンも誰かに愛されてたんだろ?」
「なんだと?」
「見えるんだよ...ずっとオッサンを見つめる、青い髪の、彼女に似た女の人が...」
「グッ...黙れ!!」
「ハッ!!」
「私はずっと一人だ!!今も昔も!!誰からも愛されることなどない...それが私の運命だ!!」
「そんなことない!!ならなんで、オッサンを見つめる女の人はあんなにも優しい目をしてんだよ!!」
「グッ...言わせておけば!!」
- 112二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 20:40:26
- 113二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 20:40:58
完全に狂気に落ちてないならまだ倒せるか
- 114二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 20:49:11
「我らアコードが、究極のコーディネイターがただの人間だと!?そんなバカな事があるか!?」
「ただの人間だよ!!俺もアンタも彼女も!!コーディネイターもナチュラルも!!みんなただの人間だ!!そんなただの人間が作っていくのが新しい世界だ!!誰か一人が好きに作ったり出来るような世界なんてあるはずない...俺達は、オッサンに引っ張ってもらわなきゃいけない程弱くない!!」
「違うな!!人は弱く醜い!!いつまでも争いを止めず、緩やかに滅んでいく!!貴様はそれでもいいというのか!!」
「未来がどうなるかなんてわかんねぇよ...でも!!その未来の為に、今を生きてる人間が悲しむなんていいわけねぇだろ!!俺は、彼女も、俺の仲間も、オッサンも!!みんなに笑顔でいて欲しい!!そのために...オッサンを止める!!」
「やってみるがいい!!」
- 115二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 21:00:12
- 116二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 08:07:42
狂気に落ちたNTだとコズミック・イラの闇をばら撒きまくるから
勝てないかな、相手が世界そのものみたいなものになる - 117二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 08:09:23
キラがクルーゼやデュランダルを赦すような物だし正しく偉大過ぎる程に偉大な父親を越えるのに相応しい試練と言って良いだろう
- 118二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 09:32:48
『ウオオオオオッ!!』
「グウッ!!」
「やはり機体性能も素質も私が上だ!!全てにおいて劣る貴様が、私に勝つ道理はない!!」
「それはどうかな!!」
オッサンの言うことは事実だ...俺は全てにおいてオッサンに負けてる...でも、だから諦めるなんて事、出来るわけがない!!だって俺には...
「俺には...守りたい世界が、暖かい笑顔が、大事な友達がいるんだ!!」
「私の手駒をまだ友と言い張るか!!厄介な奴め!!全て演技だと当人から聞いただろう!!」
「それでも!!例え全部嘘でも、俺にとってあの時間は本物だ!!俺が今ここにいるのは、今は泣いてるあの日笑ってた彼女に、もう一度笑ってもらう為だ!!」
「小賢しい!!いつまでも寝言を!!もういい沢山だ!!オイ!!貴様が引導を渡してやれ!!」
「ハッ...」
オッサンの指示で俺の前に現れた彼女は...カルラの武装を解除して丸腰になった。
「なにをしている!!」
「もう...やめてください...お父様。」
「クッ...私の言うことが聞けないのか!!」
「私には、もう彼を撃つことは、出来ません...でも、彼に味方して、お父様を撃つことも出来ません...!!どうか、戦いをやめてください...!!」
「グッ...貴様ァ!!」
(もういいのよ、オルフェ...)
「グッ...今さら何の用だ...イングリット!!」
- 119二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 17:23:02
このレスは削除されています
- 120二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 17:26:08
- 121二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 17:26:58
当のキラが引退して前線に出ない事に映画二作目のブロリーのように荒れてそうなオルフェ
- 12211924/06/15(土) 17:28:44
- 123二次元好きの匿名さん24/06/15(土) 20:29:59
(もうやめて、オルフェ...これ以上、自分を傷付けるようなことは...)
「今さらなぜ出てきた...この役立たずがァ!!お前があの時、ラクス・クラインを逃がさなければ、我々が無様に負ける事もなかった...お前さえ、お前さえ役目を果たしていれば!!」
(ゴメンナサイ...でも、貴方はもう知っている筈よ...愛される事も...愛する事も...)
「戯れ言を!!愛などまやかしに過ぎない!!お前も知っている筈だ!!」
(違う...貴方が本当に愛を知らないなら、貴方の子供達が貴方を慕うのはどうして?)
「そう定められて奴らは作られた...そう私が設定したからだ!!」
(それだけで、彼女は迷うの?...貴方と彼の間で苦しむの?...違う...あの子はどちらも心から愛してる...貴方がそう育てたから...)
「...黙れ!!死人の分際でいつまでも私に取り憑きおって!!貴様は呪いだ...未だ消えぬ私の弱さが生み出した幻だ!!なぜだ...なぜこうなった...そうか...考えるまでもない...私の弱さが消えれば、この幻も消える...ならば!!」
「ナッ...オッサン!!」
「ヌアアアアッ!!」
「お父様...ウワアッ!!」
「お前は私の弱さそのものだ...未だ迷う私の心が、お前を私に作らせた...ならば、私の過去と弱さを道連れに消えるがいい!!」
「そんな...アアッ!!」
「クソッ!!やめろオッサン!!」
- 124二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 06:52:19
来いとか言ってる辺り倒されること望んでるよな・・・
- 125二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 08:30:39
「やめろ‼彼女はオッサンの家族なんだろ⁉なんで…なんで殺そうとしてんだよ‼」
「断じて家族などではない‼主と手駒…その程度の関係だ‼死んでしまえば皆一人なのだ…つながりなど…愛など幻だ‼」
「違う‼彼女はよく話してたよ…お父さんはすごい人だって…私の憧れの人だって‼でも、笑った顔を見た事がなくて…だから‼いつか笑ってほしいって‼アンタは…アンタはずっと愛されてんだよ‼」
「黙れ‼そんなものは不具合だ‼こいつは不良品だ‼再度調整の必要がある…イヤ、最早廃棄対象だ‼」
「ふざけんな‼アンタに…アンタなんかに‼俺の友達を殺させはしない‼」
(お願い…)
「ハッ…アンタは…」
(私にはもう、オルフェを止めることは出来ない…だからお願い、あなたが止めて…これ以上、オルフェが壊れてしまう前に…どうか…)
- 126二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 08:37:29
ずっと亡くなった家族を思い続けている辺り生来の善性が消えてしまった訳じゃなくて寧ろ善良だから狂ってしまった類いだからなぁ…
本当はかつての自分なら受け入れられない凶行に及んでいる事にも気が付いているはず
- 127二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 11:00:09
「お父様‼やめて…やめてください‼」
「黙れ‼お前を消せば、私はすべてを捨てて最強になれる…私の理想を叶えることがお前の望みなのだろう⁉ならばその身を捧げろ‼」
「クッ…アアッ‼」
「さらばだ…消し飛ぶがいい‼(…お前を生かしておくことは、出来ない…)」
「ウアアアアアアッ‼」
ガキィンッ‼
「ンッ⁉」
「ハッ…」
「もう、終わらせる…家族同士が殺し合わなきゃいけないような悲劇は…くだらない争いは俺が終わらせる‼」
「やってみるがいい‼貴様ごときに戦争を終わらせることは出来ない‼歴史が…積み重ねられた死者がその証明だ‼」
「そうかもな…でも、今目の前で起きてる、悲しすぎる戦いに終止符を打つ事は俺にも出来る‼」
「ならば私は、そのおごり高ぶった思考ごと貴様を砕く‼」
「俺は砕かれない…託されたんだ…オッサンを愛した人に、オッサンを止めてくれって‼その願いを叶えるまで、俺は死なない‼」
「どこまでも…どこまでも邪魔をするか、イングリット‼貴様らを消し、すべてを捨ててくれる‼」
- 128二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 18:16:41
- 129二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 19:05:20
「私には、お父様と兄弟達しかいなかった...もう、お父様もみんなもいない...私はひとりぼっち...これがあなたの望みなの?私を一人にして悲しませるのがあなたのしたいことだったの!?」
「...ゴメン。俺も、せめてオッサンだけでも助けたかった...」
「そんな言い訳聞きたくない!!あなたはお父様と私を引き離した!!死にたがっていた私の事なんて考えなかった!!最低よ!!」
「そうだな...俺って最低だな...」
「なんでよ...答えてよ!!どうして私を...」
「君に!!...死んでほしくなかった...から...だって...俺は...君の事が好きだから!!」
「エッ?」
「俺、好きなんだ...君の笑った顔が、暖かい手が、全部が好きなんだ。だから、君がなんて言っても、死んでほしくなかった...」
「...傲慢ね。それがあなたの本性?」
「そうだな。ウン...コレが俺だよ。君と違って、馬鹿でわがままで...でも、自惚れだけど、そんな俺だから君の父さんは、君を俺に任せてくれたんだと思う。最後に託されたんだ、君の事。俺が守ってやれって...俺はやり遂げるよ。たとえどんなに君に嫌われても。ずっと君を守る。約束だ...って、これは誰に約束したらいいんだろ?」
「...フフッ...」
「ナッ...何がおかしいんだよ!!」
「...私も君の事、嫌いじゃないよ。最初に私の胸を触ってきた時は締め上げてやろうかなって思ったけど...」
「それは...ホントにごめん...」
「でも、君が見せてくれる新しい世界はなんだか心地よくて、君と過ごす時間は私の癒しになってた...お父様から教わっただけじゃない...私の知らない人の一面を君が教えてくれた...それが、とても嬉しいの...」
「そうなんだ...」
「...でも、君がお父様を殺した事は...正直許せない。今も...きっとこれからも...」
「だよな...」
「でも、なんとなくだけど...私の心を満たしてくれるのも君だって思うの。なんでだろ...不思議だね...」
「...俺もよく分かんないけど、それがきっと"人間"の証みたいなものじゃないかな...なんちゃって。」
「フフッ...少しだけ、お父様が君を信じた理由が分かったかも。」