- 1二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 13:38:06
- 2二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 13:41:06
四大属性で安っぽくしたとかいう話もあるけど
設定を分かりやすくするのはいい事だと思う - 3二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 13:56:08
クトゥルフ神話の場合は「人間には理解できない異次元の恐怖」もテーマの一つなんで、分かりやすい設定は求められてない面もあるからなあ
もっとも、分かりやすい設定にもファンを増やしたり、クトゥルフを書いてみたいという作家の参入を容易にしたりとメリットはあるんだが - 4二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 13:58:34
- 5二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:00:46
でも意味が分かると怖い神格みたいな扱いのままだったらこの時代まで残ってない気もする
- 6二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:03:26
みさき る
みたいだったのを貞子vs伽倻子にした感じかな
結果的に人気出たけど - 7二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:04:01
設定がよく分からないってのは二次創作するのに向いてないからな
読者だったらそれでもいいかもしれんけど - 8二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:04:18
クトゥルフ神話をメジャーにしたのはダーレスの功績大なのは確か
- 9二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:04:27
作品としてはともかくシェアワールドとしての土台を作ったのはこの人
- 10二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:04:30
なおラブクラフトは「ええやん」してた模様
- 11二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:05:01
しかし作家にとっては嬉しいのです
- 12二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:06:01
クトゥルフに関してのこいつは功罪どちらもでかすぎて評価が難しい
- 13二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:08:14
SCPとかもだけど難解な原液をわかりやすく解説してくれる人いないと廃れるだけだから必要性はわかる
- 14二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:09:15
何故かクトゥルフ神話体系化の功罪全てを押し付けられる人
旧神が旧支配者作ったとか善悪二元論化したのとか全部フランシス・レイニーとリン・カーターなのに - 15二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:09:56
ラヴクラフト「はぁ? 善なる神”旧神”だぁ? おいダーレスそれさぁ……今はベテルギウスに住んでいて彼らの言葉では”グリュ・ヴォ”って呼ばれてるって設定にしたらどう?」
- 16二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:12:03
その二人は御大の没後に活動してるからダーレスとはまた別枠よ
- 17二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:13:19
- 18二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:15:54
きのこと社長の社長の方
- 19二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:16:38
- 20二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:17:24
個人的にはダーレス設定は「人間が異界の邪神についてそれっぽい理屈で体系化しただけ」だと思ってる
だからそれに反する設定や挙動もオールオッケーという立場 - 21二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:17:32
ラヴクラフト全集は創元のを文庫で全巻持ってるが?というかラヴクラフト読んでなければダーレス批判なんてしてねーよ
- 22二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:17:37
いったい誰アルラトホテップなんだ……
- 23二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:18:40
なんで偽名がいつも適当なんですか?
- 24二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:19:43
- 25二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:22:12
まあ原液キメたければラヴクラフトを読めばいいしな
ダーレスいなかったら絶対ラヴクラフトに出会う動線が俺の人生に存在しなかっただろうし俺的には功が勝る - 26二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 14:23:30
デモンベインは思いっきりダーレスベースの世界観に見せかけて最後にめっちゃ捻ってくるのがいいよね…
- 27二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 15:03:03
ダーレスは尊敬する故ラヴクラフトの作品を本にするために自ら出版社を立ち上げ、私財を投じてこれを維持し続けた。
この出版社アーカムハウスがなかったら、アメリカの怪奇幻想文学の隆盛はもっと小さなものになっていたと言われている。
ラヴクラフトの初の作品集の売り上げを、必要経費を引くこともなく全額ラヴクラフトの叔母に渡し、自らも貧しい中で彼を支え続けた彼女の恩に報いたという。 - 28二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 15:06:45
間違いなくクソデカい功はあるんだがそれはそれとして俺の好みに合わん
- 29二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 15:21:01
短編ホラー「淋しい場所」はとても良い作品
子どもの心に宿る恐怖が、大人の心に宿る郷愁をそえて書き綴られる - 30二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 16:18:03
ぶっちゃけこの人のアンチがいるのが分からん
こいついなきゃそもそもクトゥルフの存在自体知らなかっただろうに - 31二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 16:27:19
ある程度クトゥルフ神話が広がってあちこちで元ネタにした作品が生まれてなかったら
そもそも存在を知る機会がなかったまでありえるからな - 32二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 16:52:15
まぁラヴクラフト本人も設定を割りとコロコロ変えるから
- 33二次元好きの匿名さん24/06/11(火) 23:57:26
安っぽくしたって言うけどその安っぽい設定を作ったのは
ダーレスじゃなくてリン・カーター達なんだよね - 34二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 00:01:21
ラヴクラフト先生以外にもこういう方がいるんだ
初めて知った - 35二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 00:02:18
言い方悪いけどある意味必要悪ではあったのかも
どうせこの後タイタスクロウくらいブッ飛ぶわけだし - 36二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 00:08:07
ラヴクラフトはダーレスを常々高く評価してたのが面白いよね
「宇宙的恐怖のセンスはない」とも言ってたが同じくセンスがないとされる作家も名だたる面々だったり
自分は二流で彼は一流だ、とか言ってる
実際作家単体で言えばダーレスの方が評価高いんだよね - 37二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 00:10:33
ダーレスが嫌だったらダーレスに染まってないタイプのクトゥルフ神話系のホラーを書けば良いじゃん
なんで文句ばっか言って書かないの? - 38二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 00:14:52
ラヴクラフトの手紙の研究が進むにつれて
以前にやっていたダーレス批判は否定されるようになってきてるよ
日本だとクトゥルフを持ち込んだ人が反ダーレスの人で、読んだ人が彼の主張を真に受けたのも大きかったという説も目にしたことがある - 39二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 00:34:42
ラヴクラフトは当時の俗っぽい小説雑誌に短編を載せてるそんな売れなかった、でも文通大好きで作家仲間との交流が多かった作家に過ぎないんだが
その交流相手の中にダーレスがいて、彼が実際あった事もないラヴクラフトを心底敬愛して生涯をかけて作品を残そうとしたからこそ今があるからな
若きダーレスはラヴクラフトに心酔していたし、ラヴクラフトも才能ある若い作家をかわいがっていた - 40二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 12:19:45
1986年にTRPG「クトゥルフの呼び声」のボックス版がホビージャパンから発売された時、ルールブックのp.80に「省かれたもの」という一節があり、
> このゲームでは、世間一般には「クトゥルフ神話」として認められているような概念でも、明らかにラヴクラフトのもともとの考えではなく、またそれにそぐわないとデザイナーが感じたようなものは、すべて省いてあります。
という一文が書かれていた。そしてその例として、
> 善なる存在である「旧神」たちと、邪悪なる存在である「旧支配者」たちとの間に闘われ、そして「旧支配者」が敗れ去った太古の「宇宙大戦」という概念
> 旧支配者たちをギリシア哲学的に地、水、火、風の4大精霊(例えばニァルラトテップが地、クトゥルフが水、クトゥグァが火、ハスターが風)に分類する概念
が挙げられていた。これらの概念は「ラヴクラフトの作品のどこを捜しても出てきませんし、そもそも神話の発散する恐怖を大いき損なってしまう」とされている。
これらが他の既訳神話作品の解説などから所謂「ダーレス的」な概念と解釈され、ラヴクラフトのクトゥルー神話に混入されたまがい物という印象を持たれたのも、当時の日本におけるダーレスの評価に影響したと思う。
- 41二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 12:23:38
クトゥルフ小説書いたことあるよ
完全にギャグで人に晒せるようなものではないけれど - 42二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 23:20:42
「ダーレス的」といえば風見潤の「クトゥルー・オペラ」シリーズ
いろんな意味で早すぎたかもしれない作品 - 43二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 07:11:04
クトゥルフネタよく見るし元ネタ調べるかーでラヴクラフト全集揃えて面白かったけど邪神ネタの元はよく分からんままだった
ダーレス作品読めば分かるんだろうかと思いつつもラヴクラフトとは空気違うっぽくて手を出せてない - 44二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 09:11:00
ラヴクラフト自身がクトゥルフの世界観の一部になったのもダーレスの影響だよね
ダーレスは作品の中でラヴクラフトは「クトゥルフは実在する。彼はただの怪奇作家ではなく、真実を描いたのだ」という切り口で言及していて
クリエイターとして架空の神話を作ったラヴクラフトという個人を、人々に旧支配者の存在を知らしめた偉人として作品世界の内側に取り込んでいった - 45二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 09:24:14
- 46二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 09:39:03
紹介した実績はともかくとして、
本人の書いた小説が「謎に満ちた怪事件……その犯人は邪神だったのだ!(ドーン)」ばっかりなのがちょっと - 47二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 12:30:44
このレスは削除されています
- 48二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 12:35:30
- 49二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 12:37:33
永劫の探究の切り口はかなり良いと思う
苦難に立ち向かう探索者のイメージはただの幻想怪奇としてのクトゥルフじゃなくて
バトルアクションのような怪奇物が主題ではないジャンルにもクトゥルフを取り入れる下地になった
- 50二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 17:55:50
カール・H・トンプソン(トムスン)の小説「深淵の王者」(緑の深淵の落とし子)に関するとされる抗議のことなら、ダーレスたちは最初に発表された「深淵の王者」自体は見逃している。
しかし次に発表された「クロード・アーシュアの思念」のあらすじがラヴクラフトの「戸口にあらわれたもの」に非常に似ていて、しかも作中に神話アイテムが使われていた。
そこでダーレスたちはトンプソンの代理人に抗議の手紙を送ったという経緯。
ラヴクラフトの著作を出版するためにアーカムハウスを立ち上げてから10年と経っていない頃だったから、師の作品の独自性を保守するために、かなり神経を尖らせていたんじゃないかと思う。
- 51二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 18:34:38
キン肉マンスーパーフェニックスの顔になっちゃうよな
- 52二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 19:15:21
ぶっちゃけこの人いなかったらとうの昔に衰退してたよ
- 53二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 19:22:45
まず読まれないことには誰にも知られないし裾野も広がりようもないからなあ…その上で原点的なものを書きたいならそうすればいいだけだし。やっぱ分母って正義だわ
- 54二次元好きの匿名さん24/06/13(木) 23:12:09
ラヴクラフトは「知る人ぞ知る」という類の小説家になっていたかもしれない。
- 55二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 10:04:22
このレスは削除されています