- 1二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 01:31:57
- 2二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 01:38:46
「マーチャン。」
「わんわんっ、わんわんっ!」
子犬さんみたいにはしゃいで、抱き着いてしまうくらいにはクラクラ。
「子犬さん、泥んこだねぇ」
「雨上がりですから」
汚れてもいいお洋服なのは内緒なのです。
「もう少し遊んでていいよ?」
「トレーナーさんが来ないから遊んでたのです ぷくー。」
マーちゃんの本音。
はっぴーぷろむなーど。
幸せはあなたと歩かなくちゃ。
「紫陽花の道?良いところだね」
「ずっと連れて来たかったのです」 - 3二次元好きの匿名さん24/06/12(水) 01:44:17
ほら、見て。見て。見て。
たくさんのレンズが。太陽さんに当てられてキラキラ。
「これだけあると、照明もいらないね」
「太陽さんは必要なのですよ?」
「それはそう。」
どうかな?なんて太陽さんに聞くように見上げるとさすがにピカーン!!
ずっと光に当たっていると気分もどんどん上がっちゃうのです。
「どんどっとっと…どんどっとっと♪」
「マーちゃんとなら、やりたいこと何でも出来るよ。」
手を握ってくれたトレーナーさんに、一つのお代をいただくのです。
「…雨上がりだから、もう一度キスをして?」
「喜んで。」
あなたとなら、何も怖くないわ。
二人なら風任せ。
おわり