トウカイテイオー彼女の父親はシンボリルドルフである

1二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 00:32:45

ルドルフにとって女性とは単なる道具であり食糧であったのでなぜ15年テイオーの母親がルドルフに始末されずにテイオーを出産できたのかその経緯は誰も知らない…

テイオーの母親はとても美しいウマ娘であったけれども決してよい母親ではなかった。テイオーが産まれたあと日本に住んでいたが幼いテイオーを置き去りにして彼女はよく夜の街に遊びに出かけた、夜目を覚ますと母親がいない…一〜二歳の子どもにとってそれはどんなに恐怖と絶望なのだろう、泣いても無駄なのでテイオーはただ震えているだけだった。

テイオーは四歳の時母親は結婚した、相手はイタリア人で以後テイオーはイタリア人になった。しかしこの男は母親の見ていないところで決まってテイオーに暴力をふるっていた、他人の顔色ばかり伺う性格にしたのは明らかにこの男が原因だった。

そんなテイオーは町のガキどものうっぷんばらしに丁度よかった、そんな日々を送っていたテイオーは自分がこの世のカスだと信じるようになり彼女もまたこの街に溢れる心のねじ曲がったウマ娘の1人に育っていく事は時間の問題だった。
しかしある事件がきっかけでテイオーは救われることになる。

2二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 00:33:07

テイオーはある日倒れて死にかけているウマ娘と出会った、そしてテイオーはそのウマ娘を探している男たちにウソをついた、恐怖はなかったただ倒れているウマ娘に対し自分と同じように一人ぼっちで寂しそうだなと思っただけだった。

幸運なことにウマ娘の身体ははちみーが伸びて隠れていた、それはテイオーのハチミー・エクスペリエンスの能力なのであるがまだテイオーはこの能力に気付いておらず無意識の行動だった。

2ヶ月程して道を歩いていると助けたウマ娘に礼を言われた、ほどなくして父親がテイオーを殴らなくなった、悪ガキどもの態度が変わっていった、ウマ娘はギャングだった。

ウマ娘はただ静かに見守っているだけだったが他人の顔色ばかりうかがっている子供にひとりの人間として敬意を示した付き合いをしてくれた、両親から学ぶはずの『人を信じる』という当たり前のことをテイオーは無言の他人を通じて知ったのだ。

ウマ娘はテイオーを決してギャングの世界に巻き込まないという厳しい態度をとっていた、テイオーはこのウマ娘がクズだとは微塵も思わなかった、奇妙なことだが悪事を働き法を破るギャングがテイオーの心をまっすぐにしてくれたのだ、政治家が汚職をやり警官が弱者を守らない町でトウカイテイオーは生きる為の目的を見つけた。

無敗の三冠ウマ娘に憧れるよりも
ギャング・スターに憧れるようになったのだ！