【閲覧注意】セリカのスパッツをさ　Part2

「ん、そろそろ目標が見えてくるはず。」

スマホでマップを確認しつつ、後ろを歩くセリカに話しかける。
目標とはヘルメット団の事だ。奴らに不法占拠された店舗を奪還するのが私たち二人の仕事。
今日は対策委員への仕事が珍しく立て込んでいてホシノ先輩とノノミ、アヤネとは別行動だ。
昨日こっそり下見をした現場の風景を思い出しながらセリカに説明をする。

「見張りも巡回警備もいなくて、中におそらく５、６人いる。武装についてはわからないけど……ん。」

ふと、吹き抜けた強い風に言葉が止まる。乾いた風が汗ばんだうなじをかき上げながら通り過ぎて行った。今日は朝から少し風があるが依頼の遂行には支障はないだろう。

「ん、セリカと私の実力なら楽勝。……セリカ？」

いつも元気なセリカが、さっき相槌も返さない事を不思議に思い振り返ると、セリカは首を回して背中側を見ながらお尻を手で押さえるという不思議なポーズをとっていた。

「セリカ？」

「え？うわあ！！なな、なに、どうしたの？」
セリカは変な声を上げると、慌てるようにこちらに向き直った。

「ん、それはこっちの台詞。セリカ、どうしたの？今日は朝から様子が変。」
「え？いやいや！全然変じゃないから！シロコ先輩の気のせいじゃないかなー？」
「セリカが遅刻ギリギリなんて中々ない。歩くのもいつもより遅い。それに朝からずっともじもじしてるような気がする。」

「わ、私、そんなにもじもじしてた！？」
「ん、それにさっきから私と目も合わせてくれない。」
「うっ……。」
「セリカ、何かあったならちゃんと言うべき。」
「え、えっと……それは……。」

>>57

57二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 20:53:24

>>56 つづき

セリカは相変わらず内また気味でもじもじしながら、逡巡しているようだった。

言いにくい事なのだろうか。私にわかるのは今日のセリカはいつもと明かに違う事だ。しかも良くない方に。

「ん、セリカ、今日は帰っていい。」

「え？」

驚いて開かれた目と、今日初めて視線が合った。

「私に言えないならそれはいいけど……でもセリカの調子が悪い事は私にもわかる。無理はしない方がいい。」

「帰っていいって……それだと今日の仕事はどうする気？」

「ん、大丈夫。ヘルメット団くらい私一人で何とかなる。元々一人でもいけそうだと思っていたから。」

「……。」

「ん、じゃあセリカ、帰りは気を付けて。」

「……ち、ちょっと待った。シロコ先輩！」

「……ん？」

「ごめん、シロコ先輩！あの……もう大丈夫だから！」

「ん、大丈夫って……。」

「えっと、その……今日ずっと変な事に気を取られてて……でももう大丈夫！」

「ん、体調が悪いとかではないの？」

「うん！ホントにもう平気だから。ほら行くわよ！」

>>58

58二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 20:58:19

>>57 つづき

私はアビドス高等学校2年、砂狼シロコ。記憶喪失のままこの学校に入学して一年以上がたった。

たった一年とはいえ、この一年は沢山のモノを見聞きし、また経験した。

少なくとも、このアビドス周辺には私が見たことのないモノはもう殆どないと思う。

「良し！ここからなら敵がバッチリ見えるわ！」

「……。」

記憶にない、初めてのモノを見たりやったりするのはドキドキする。

特に、してはイケナイ事をする時や、その想像をする時はもっとドキドキする気がする……。

「じゃあ私がまずは狙撃で奇襲を仕掛けて、お互いをカバーできる位置を取りながら臨機応変にって感じね！」

「……。」

「シロコ先輩？」

「……！ん、なに、セリカ？」

「作戦よ！それでいいのね？」

目標となる店舗のすぐ近くの路地裏、そこからセリカは右半身を出しつつライフルを構えている。

「ん、ん！大丈夫。」

「了解。じゃあ狙い定めるからちょっと待ってね。」

>>59

59二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 21:03:57

>>58 つづき

私の身の回りに、私が見たことのないモノはもう殆どないと思っていた。

さっきから眼前にチラチラと現れる後輩の下着を見るまでは……。

セリカはお尻を少し突き出すように銃を構え、そのすぐ後方に私は膝をついて待機している。

目線はセリカのお尻と同じ高さ。

路地裏に風が流れ込む度にセリカのスカートは揺れ、その度に目と鼻の先で、グレーの下着と白い肌の境界が現れたり消えたりする。

昔、入学して間もない頃、ノノミが見たことのないタイプの下着を履いていて、スカートを捲って確認したことがある。（ん、その時に女の人のスカートを捲ってはイケナイと教えてもらった。）

それ以降は、日常的に目にするパンツというモノに特別興味は出なかった。対策委員として一緒に活動していれば下着が不意に見えるのは珍しくもない。何時も必ずスパッツを履いているセリカを除けば。

今まで一度も目にする機会のなかったセリカのパンツ……そして、してはいけないスカート捲りのようなこの状況に私はドキドキしていた。

「あーもう！あいつら引っ込んじゃったわ……。シロコ先輩、もうちょっと待ってね。」

「！！ん、わ、わかった……。」

セリカの声に意識が引き戻される。セリカは相変わらずスコープを覗き込み狙撃に集中している様子だ。

風も止んで短いスカートは垂れさがっている。

この布を持ち上げてもう一度セリカの下着を見てみたい欲求を感じながらも、かつてノノミに叱られた言葉が脳裏に浮かび手は動かなかった。

>>60

60二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 21:08:10

>>59 つづき

「よし！またあいつら出てきたわ！」

「！！」

その時、ひと際強い風が路地裏に吹き込んだ。

同時にスカートは大きく舞い広がり、下着はその全体像を露にする。

無地のグレーの下着……以前に私が安いからとこういう下着を買うと「女の子はもっと可愛いのを履かなきゃだめです。」ノノミに叱られた記憶が蘇る。

風は一瞬で過ぎさり、スカートはすぐに下着を隠そうと元の位置に帰ろうとする。

私は本能的に指先が動き、重力に引かれ落ちていく前のその裾をつまんでいた。

(ん、捲ったのは私じゃないからセーフ。)

それとほぼ同時に路地裏にセリカの銃声が鳴り響いた。

>>62 >>63 >>64 >>78

61二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 22:03:04

よくやったシロコ

62二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 22:46:24

>>60

セリカちゃーん･･･

君の先輩がスカートを持ち上げたままなんですけどー･･･

どう反応するのかね？

63二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 00:31:44

>>60

むっ

いいケツしてるなおい

64二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 08:23:58

>>60

許さんぞ陸八魔

65二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 08:52:51

え、えっちすぎる…

66二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 11:50:26

仲間の為にパンチラに構わず戦うのに、当の仲間はパンチラを舐め回すように満喫するという地獄

67二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 17:51:48

なんやかんや仕事を片付け帰路に……

「シロコ先輩、大丈夫？」
「ん、何が？」
「いや……何でもないならいいんだけど……さっきからずっと上の空というか、元気無いんじゃないの？」
「ん、そうかな……。」
「戦闘中も少し反応が悪い気がしたし、何か気になる事でもあるの？」
「いや……特には。ごめん、ちょっと集中できなくて。」
「…………。『何かあったならちゃんと言うべき。』なんじゃなかったの？」
「ん……それを言うならセリカは結局何も言わなかった。」
「わ、私はいいのよ！もう平気……ってわけでもないけど、こんな事で対策委員のみんなには迷惑かけないって決めたから。」

「もしかして、セリカが気を取られていたのってスパッツを履いていない事と関係がある？」
「いっ……！シロコ先輩……気づいてたの？」
「戦闘前にセリカのお尻が目の前にあったから気づいた。セリカがスパッツを履いてない事なんて今まで無かったから、驚き。」
「うう……じ、実は忙しくてつい洗濯物が溜まっちゃって……今朝見たら今日履くスパッツが無くて……。」
「ん、さっきセリカのお尻も足も見たけど、綺麗だった。別にスパッツを履かなくても大丈夫。問題ない。」
「ええ！？ちょっとそんなの見なくていいから……！というか、そういう風に見られちゃうのが嫌でいつもはスパッツなんだってば……。」
「ん……ごめん。やっぱり見られるのは嫌だったんだ……。」
「まぁ……シロコ先輩なら見られても大したことないし、別にいいわよ。」

「……………………ん、そうなんだ。」

「ほら！私は話したんだからシロコ先輩も何に悩んでいるのか教えなさいよ！」
「ん……んー……。」
「ほらほら！私に協力出来る事だったら何でも手伝うから！」
「……！！セリカ、それは本当？」
「え？ま、まぁ……私にできる範囲でならね。」
「……わかった。それじゃあ――。」

>>71 >>82

68二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 18:11:46

「ええぇええええええええええ！？？？？！！？？！？？！？？！」

「ん、やっぱりセリカのパンツは新鮮な感じがする……。」

>>70 >>71 >>82

69二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 18:31:35

敵は身内にあり…！
リボンもレースすらもない色気皆無な下着…これはこれで

70二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 19:46:08

>>68 つづき

「ちょおおおおっっっ！！！」

「あ……セリカ、まだ3秒くらいしか見れてない。」

「1秒だって見なくていいから！！そんなの見なくていいって！さっき言ったでしょうが！！」

「ん、私なら見ても良いとも言った。」

「いやっ！見ても良いとは言ってない！！！はぁ……はぁ、あれ？言ってない？？言ってないわよね……。」

「セリカ、少し落ち着くべき。顔が赤魚みたいになってるよ。」

「だ！誰のせいで……大体なんでこんな事するのよ！」

「前からも見ておきたかったから……。」

「はあ！？そういう事聞いてるんじゃなくてっ……！！」

「ん、セリカはもっと可愛い下着を履くべき。こんな10枚セットのセール品みたいなパンツをノノミが見たら何て言うだろう……。」

「……。」

「ん、でもこういうのもセリカらしさがあって、私は良いと思う。そうだ、ノノミにも送って感想を聞いてみよう。」

「……。」

「ん、セリカ、撮ってもいい？」

「いいわけ……」

「？」

「いいわけないでしょうがあぁああ！！！？シロコ先輩のバカァああああああああ！！！！！！」

そう言い残し、セリカは涙目になりながら走って行ってしまった。

スカートを大きく揺れ乱しながら走る後ろ姿に私はただ、無言でシャッターを切るしかなかった。

その後、しばらくの間、セリカは私と口をきいてくれないのだった。

71二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 20:03:29

>>67

>>68

どんどんフォルダが潤っていく･･･

ありがてぇ･･･！！

72二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 20:34:01

可愛さやセクシーさのあるものより色気ないパンツが一番似合うキャラっているよね

>>73

73二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 20:39:45

>>72

個人的には"本人が実際に履いてそうだから"だと思ってる

>>74

74二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 20:50:00

>>73

確かにセリカが自らの意思で真っ赤なTバックとかを履いてるイメージは全く湧かないな

75二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 22:34:07

機能性かコスパ重視の地味な下着しか持っていないが、年相応に可愛い下着にも興味があるセリカ。
ある日、スパッツを履かずに登校した結果、そんな下着事情がノノミにバレてしまう！

先輩に連れられて初めて入店するお洒落なランジェリーショップに目を白黒させながら、押し切るように買って渡された下着を「履いてきて見せて欲しい」と言うノノミ。
スパッツも地味パンツも失ったセリカは……みたいなのどう？

>>83

76二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 22:36:31

色気のない地味パンにもクロッチあるの好き