【閲覧注意】※このスレを開かないでください!

  • 1二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 21:34:34
  • 2二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 21:35:44
  • 3二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 21:35:51
  • 4二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 22:43:35

     シャーレの仕事部屋、先生とシロコが向き合って昼食を取っている。二人は合間に談話を交えながら食事を進めていると、先生から『最近思った事』を聞かれるシロコ。

    「この前さ。任務の帰りに拾った雑誌にね、教室いっぱい生徒が集まってる写真があってさ。ちょっと新鮮だったな、アビドスじゃ絶対に見られないから」
    “あー確かに”
    「でも一回見てみたいな、そう言う所。アビドスが嫌って訳じゃないけど、大勢の生徒と一緒の勉強とかしてみたいかも」
    “じゃあ、やってみよう。この後、シャーレの教室に来てくれ”

     先生の唐突な言葉に首を傾げるシロコ、食事を終えると先生は一度準備があると言って何処かへ行ってしまう。シロコは指示通りにシャーレのある教室へ足を運ぶが、中は無人だ。窓際の空いてる席に着くとすぐに先生が便利屋68の四人と一緒に入って来て。

    「待って先生、お金で買ったクラスメイトは止めようよ」
    “違うんだ、シロコ。話を”
    「えまって、お金で買われたってどう言うこと先生!? 依頼があるからと聞いたんだけど!?」

     突っ込むは社長アル、先生はアルへ振り向き説明し始めた所でドアが更に開いて今度はハルナ達美食研究会が。

    “ああ待ってたよハルナ、じゃあ皆んな席に”
    「すみません先生、折角のお誘いなのですが」
    「見つけたぞ規則違反者ども! って何で便利屋が!? ええい、お前達も全員しょっぴいてやる!」

     別のドアを蹴破る勢いで部下を引き連れ入って来るイオリ、そしてアカリは手際よく教室の窓をあけると。

    「と言うことですので先生、お約束は今度と言うことで〜」
    “一応聞くけど何やったの?”
    「メニュー表の写真と全く似てない物を出されたので爆破しただけでしてよ?」

     窓から飛び立つ美食研究会、迷わず追っていくイオリ達。シロコや便利屋達はぼそりと『ここ何階だっけ』『地面から結構あった気が』と呟くが、先生は溜め息混じりに。

    “じゃあこの後の作戦について話すね”
    「えっ、授業じゃなくて作戦? 任務に行くならそう言おうよ」
    “元々美食研究会に声を掛けて任務に行くつもりだったけど、人手が必要そうだったから便利屋も追加で雇ったんだ。結果的に助かったけど、ちょっと人数に不安があるかな”

  • 5二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 22:55:32

    >>4 続き


     顎に手を当て考える先生、シロコは手を挙げて。


    「先生、対策委員会を呼ぶ?」

    “出来れば。一応私も他に居ないか当たって見るよ。イオリ達が来てくれれば良かったけれど“

    「先生、一応この時間帯でしたらミネ団長を呼べますよ」

    ”助かるよセリナ“

    「待って待って待って待って」


     ハルカ以外の生徒達が一斉に突っ込みを入れ、急にポップしたセリナは連絡を取り始める。


    「あ、団長。今確か見回りでしたよね、実はご相談が」

    「いつから居たの貴方!? いつの間に居たの!?」

    「えっ、団長? 聞こえません、救護が必要になった? 成程、そうですか。先生、団長は来ません。多分握り潰しました」

    「先生まず説明を、そこのトリニティ生徒は誰!?」


     必死に突っ込むアルだが、先生は『それは置いといて』と返して。


    “仕方ない、彼女に聞いてみるか。もしもしコタマ? 私の現状を盗聴しているね?”

    「先生、それはライン越えだと思うよ」

    “えっ。ええっ!? そうだったのか、いやそうだよね。まさかヒマリにデータを全部ブロックされた上に消されたなんて、ヒマリを越えないと盗聴は出来ないか。まあそうだよね、ところでシャーレに来れる? 無理だよね、分かってた”


     シロコの突っ込みを無視して話を進める先生、そしてセリナへ。


    “今日は任務前の作戦を授業っぽくやろうと思うんだ、だからセリナも席に着いて”

    「はい、先生」

    「結局彼女のことは教えてくれないのね」


     突っ込むアル、席につくとペンとノートを出すセリナ、カヨコとムツキはいっせーのと言い合いながら親指を立て合うゲームをしている。

  • 6二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 23:08:58

    >>5 続き


    “今シャーレに他の生徒居るかな”

    「ヒフミを見掛けたよ、あとアヤネに事情を説明したらヘリでこっちに向かってるって。ちょっとヒフミを呼んでみるよ」

    “シロコ、ありがとう”


     シロコへ感謝の言葉を伝え、先生は作戦説明の準備を進めていくとヒフミを始めとする補習授業部の面々が教室に。


    「すみません、お待たせしました」

    “急な呼び出しでこっちこそすまない、今日は補習授業部の面々に伝える事があったから丁度良かった”

    「シロコさんから聞きました、任務で人手が居るんですよね。私達で大丈夫でしょうか」

    “便利屋68に補習授業部と対策委員が居れば十分、ちょっと多いくらいかな。みんな、今日は授業っぽく作戦会議するから席に着いてくれ”


     促された補習授業部の四人は席に着き、教室の中には10人の生徒が集まっている。すこし少ないが、多数の生徒が集まる教室っぽくなって来て。そこにハナコが。


    「ところで先生、私達へ伝える事ってなんですか?」

    “ああ、明日は朝からトリニティへ行くんだ。で、昼前に補習授業部の抜き打ち実力テストをするからそのつもりで”

    「はい?」

    「何?」

    「えっ?」


     ペンとノートを取り出し作戦会議に集中し始めたコハル、アズサ、ヒフミは凍り付く。ハナコだけはあらあらと微笑んで、一番に叫ぶはコハル。


    「きっ、聞いてないわよ先生!?」

    “聞いてたら抜き打ちテストにならないよ、一応テスト範囲はここ数日の授業で出た所に絞るからキチンと勉強していれば問題無いよ”

    「不意打ちか、先生もやるな」

    「ま、まあ確かに大事ですよねテスト。あれ、じゃあ任務に出てる場合じゃないような」

    ”大丈夫だよヒフミ、毎日授業に出席していれば問題ないよ“


     先生から目線を逸らし汗が止まらないヒフミ、ボソリとコハルが『昨日も授業を受けずにどっかhr行ってたと思うけど』と呟いていて

  • 7二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 23:17:33

    >>6 続き


    ”じゃあ今回の作戦だね、この近くの“

    「先生やっぱり私今日は」

    「もう先生〜、任務で人手がいるなら事前に言ってくれないと困るよぉ〜?」


     席を立つヒフミに合わせて部屋に入ってくるのはホシノを先頭とした対策委員の面々、ホシノは何処かへ行こうとするヒフミに。


    「あれ、ヒフミちゃんどうしたの? 作戦会議でしょ、席に座らなきゃ」

    「そうですよヒフミちゃん、先生の話はちゃんと聞かなきゃダメです」


     続いて現れるノノミによって有無を言わさず席へ戻されるヒフミ、シロコは彼女の肩へ手を置き。


    「ん、頑張ろ。任務も、テストも」

    「あ、あぅぅ〜」


     ヒフミは頭を抱え、コハルも同じように頭を抱え、作戦会議は無慈悲に続いていった。



    終わり


    あんまギャグっぽくなくてごめんね

  • 8二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 23:40:42

    これは書かないのを楽しむスレやぞ

  • 9二次元好きの匿名さん24/06/14(金) 23:54:35

    "おまたせ、コハル"
    「先生!遅いわよ勉強見てくれる約束だったのに待ちくたびれちゃったじゃない!!」
    "ごめんね。でもほら、問題集作ってきたんだ。"
    「えっ?!こんなに沢山作ってきたの?」
    "うん。昨日の夜にシコシコとね。"
    「エッ!?」
    "え?"
    「い、いきなりなにいってるのよ……し、シコシコなんて……。」
    "うん。コハルの事を思いながらはりきっちゃったよ!"
    「報告しなくていいわよそんなこと!!!???」
    "そう?でもついでに教えちゃうとハナコも手伝ってくれたんだ。"
    「エッッ!!??」
    "やっぱりハナコはすごいよね。(問題が)どんどん出てくるんだもん"
    「ドンドン出たの!!?」
    "そうなんだよ。おかげで沢山出来ちゃった。"
    「出来ちゃったの!!??え、えっとそれは……おめでとう?ございます……。」
    "まぁ、ハナコからはコハルには内緒にしてって言われたんだけどね。"
    「そりゃあ、そうでしょ……学生で出来ちゃうのはやばいわよ……というか全部話してるじゃない。」
    "ハナコも本当はコハルと一緒に……って思ってるのかもしれないけど……。"
    「エッッッ!!??ハナコってやっぱりそっち系だったの!?」
    "うん。自分から提案するのは照れくさいのかもね。"
    「そりゃあそうでしょう……アイツにもまともな羞恥心はあったのね……。」
    "コハルも先輩になったら、こんな風に後輩にして上げられたらいいね。"
    「するわけないでしょ!!そんなことッ!!」
    "そう?でもコハルも他人に(問題を)出せるくらいにならないと。"
    「エッッッッ!!!??そ、それは……最近は出ちゃう時もたまにあるけど……でも人にかけるなんて、そんな……。」
    "先生としては生徒にシテあげるのは、先生冥利に尽きるけどね!"
    「エッッッッッ!!!??!!?ッチなのはダメッッ!!!!死刑!!!変態!極刑!!!先生の脳みそち〇ち〇!!淫行教師録!!!!」
    "コハル!?どこ行くの?!"
    その後、トリニティで妙な噂が流れ誤解を解いて回る先生であった。

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