- 1スレッド主24/06/16(日) 07:16:50
- 2スレッド主24/06/16(日) 07:24:12
スレ主です。
本編ではゲヘナ嫌いに理由は無くただ嫌いって言ってましたがちゃんと理由がある概念も良いかなと思いこのスレを建てました。初スレなので誤字脱字あったらすみません。
設定など訂正箇所ありましたら教えていただけると嬉しいです。 - 3スレッド主24/06/16(日) 07:36:00
- 4スレッド主24/06/16(日) 07:42:30
- 5スレッド主24/06/16(日) 07:43:50
- 6スレッド主24/06/16(日) 07:46:53
- 7二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 07:48:46
- 8スレッド主24/06/16(日) 07:52:21
- 9スレッド主24/06/16(日) 07:53:08
- 10スレッド主24/06/16(日) 08:14:47
- 11スレッド主24/06/16(日) 08:16:28
改行消しちゃうと反映されないのか。画像アドレスになってすまない。
- 12二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 08:19:20
いや、同じURLを二回貼ると表示されなくなる
- 13スレッド主24/06/16(日) 08:24:30
- 14スレッド主24/06/16(日) 08:31:46
- 15スレッド主24/06/16(日) 08:38:35
- 16スレッド主24/06/16(日) 08:45:46
- 17二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 08:46:16
オリキャラスレか
- 18スレッド主24/06/16(日) 09:00:47
- 19スレッド主24/06/16(日) 09:11:57
- 20スレッド主24/06/16(日) 09:25:26
- 21スレッド主24/06/16(日) 09:41:15
- 22スレッド主24/06/16(日) 10:02:31
- 23スレッド主24/06/16(日) 10:08:48
- 24スレッド主24/06/16(日) 10:14:33
- 25スレッド主24/06/16(日) 10:21:06
- 26二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 10:22:19
このレスは削除されています
- 27スレッド主24/06/16(日) 10:28:31
- 28スレッド主24/06/16(日) 10:36:00
- 29スレッド主24/06/16(日) 10:40:58
- 30スレッド主24/06/16(日) 10:54:37
- 31スレッド主24/06/16(日) 11:04:47
- 32スレッド主24/06/16(日) 11:12:38
- 33スレッド主24/06/16(日) 11:17:02
- 34二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 11:18:19
このレスは削除されています
- 35スレッド主24/06/16(日) 11:21:39
- 36スレッド主24/06/16(日) 11:44:21
シャーレ
“………”カタカタカタ
(ナギサに確認するか…いや、喪失前の記憶を訊いて混乱するだろうし、それこそトリニティとゲヘナの衝突になりかねない。)
(ヒナに確認するか…)
“アロナ、いる?”
プラナ「先輩はお休み中ですのでプラナが代わりに聞きます。」
“明日ヒナを訪ねたいんだけど、明日の予定の合間に時間を作れないかな?”
プラナ「明日の予定を検索中…。明日は朝に子うさぎ公園でRABBIT小隊の訓練に付き添い、お昼から対策委員会の会議に出席する為アビドスに行く予定です。」
プラナ「風紀委員会の空崎ヒナさんは恐らく明日も残業されていますので、ゲヘナ自治区へはアビドスの帰りに寄る事を提案します。」
“うん、じゃあその予定で行こう。ありがとう、プラナ”
プラナ「いつでもお頼りください」
- 37スレッド主24/06/16(日) 11:46:35
[続きは夜書きます。グダグダしててすみません。]
- 38スレッド主24/06/16(日) 11:47:32
[文字くそエ○いやん、なにこれ最高]
- 39二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 12:07:38
このレスは削除されています
- 40二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 22:50:11
続き期待。スレ主かえってこーい
- 41スレッド主24/06/16(日) 22:59:05
[test]
- 42スレッド主24/06/16(日) 23:00:33
[よかった、ホスト規制掛かって夕方頃更新しようとしたが出来なかったんだ。問い合わせたら治してくれたっぽい?では書かせて頂きます。]
- 43二次元好きの匿名さん24/06/16(日) 23:34:12
取り敢えずついでに荒しの方も消しといたほうが
- 44スレッド主24/06/16(日) 23:51:10
- 45スレッド主24/06/16(日) 23:57:41
- 46スレッド主24/06/17(月) 00:05:46
- 47スレッド主24/06/17(月) 00:24:50
[今夜は少なくなっちゃったけど、眠いので、次は明日の朝に更新します。明日はヒナに会う所まで書けたらいいな…。]
- 48スレッド主24/06/17(月) 02:19:42
[目が醒めちゃったので更新します]
ミヤコ「あれ程今日は先生付き添いの救出訓練だと事前に言っていたのに、地雷除去もしないで…。」
ミヤコ「先生は私達と違って20mm榴弾の至近弾でも大事になりかねない事を理解して下さい。ギヴォトスの全生徒から一挙に信頼を寄せられている先生に万が一の事が起きてそれも我々RABBIT小隊によるものとなったら…。わかりますか?RABBIT2、貴方のコールサインも無くなってしまうのですよ。」
サキ「…はい………」
サキ「申し訳ありませんでした…」
ミヤコ「モエ、先程ドローンに映らなかったと言いましたね。どうしてですか?というより、そうですね…。言い方を訂正します。何故見失ったのですか?何故追跡していなかったのですか?」
- 49スレッド主24/06/17(月) 05:56:28
ミヤコ「そもそも先生は貴賓です。我々の訓練に付き添って頂く時間も惜しいくらい忙しい人です。普段私達がシャーレのシャワー室を使う時に気付かなかったのですか?そんな人が時間を作って来て頂いて居るんですよ?」
モエ「でも先生は今日1人で来るって…」
ミヤコ「何を都合の良い事を言っているんですか!先生がお迎え不要と仰ったら、陰ながら見守る為の貴方のドローンですよ。先生を追跡出来なかったら、噂に聞く慈愛の怪盗すら見失いますよ。」
ミヤコ「というか飴玉舐めるのやめてください。真面目に話をしてるんですが、RABBIT3。」
〜one hour later…〜
ミヤコ「………2人とも聴いていますか?ちゃんと考えて行動してください。毎日食べ、訓練して育んでいるその頭脳を使って下さい。そうでないとお2人は脳に栄養が行き届かなかった残念贅肉うさぎになってしまいます。」
ミヤコ「ね、ミユ。いい加減何か言ってください。これでは私が贅肉うさぎを虐めてるみたいになってます。私だってうさぎなのに…」
ミユ「…、…?!」
ミユ(;> <; 最悪のタイミングで話を振られた…!)
“…………”
(ミユを助けてあげたい…サキもモエももう30分前には口で答える事すらやめてしまった)
(あまりにも可哀想だから、ミヤコを諌めようとしたら…)
『先生、2人を甘やかさないでください。それともSRTとしての責務を放棄させたいのですか?私は先生の為を思って言っているんですよ。』
『……言い方がキツいのは認めましょう。しかし先生に万が一があってからでは、SRTには手遅れになってしまいますから。』
(なんて言われてしまって言い返せなくなってしまった…!用心深いサキがトラップを仕掛けているのに決まってるのに、気を付けなかった不甲斐無い先生でごめん!ミユ、頑張れ…!)
ミユ(取り敢えず何か…何か…)アセッアセッ
ミユ「ミ、ミヤコちゃんは、優しいね…?」
- 50二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 06:03:48
このレスは削除されています
- 51スレッド主24/06/17(月) 06:38:25
ミユ「あ、あのね、多分2人とも理解してくれてる…よ。ミヤコちゃん、先生の事大好きだから大事にしてるからこんなに怒ってるんだって。」
ミユ「よく動物と関わってる私にはわかるの。ミヤコちゃんは純粋に先生を心配しているんだってこと…わかるよ。そんなミヤコちゃんの優しい真っ直ぐな気持ちで…あぅ……」
ミヤコ「……?!」
ミヤコ「ミ、ミユ、貴女は一つ間違っています。私はうさぎではありません。だから先生が心配だからとか、いえ、心配はしていますがそ、そうじゃなくて…!」
(ミユ、よく頑張った。あとは先生に任せて!)
“ミヤコ”
ミヤコ「せ、先生?」
“さっきはごめんね。ミヤコだって心配して言ってくれているのにね…”
“先生も気を付けるけど、何かあったらミヤコがいるRABBIT小隊で助けに来て欲しいな”チラッ
サキ「…!ああ。ミヤコ、すまなかった。先生もごめん。今後はもっと気を付けるから!RABBIT小隊の一員としてミヤコの気持ちに答えさせてくれ!」
モエ「ごめんね、ミヤコ。私ら、友達だしさ!まだ色々言って貰わなきゃいけないかもしれないけど、ミヤコの力になりたいな!」
- 52スレッド主24/06/17(月) 06:54:46
- 53スレッド主24/06/17(月) 07:01:28
- 54スレッド主24/06/17(月) 07:08:13
- 55スレッド主24/06/17(月) 07:15:21
- 56スレッド主24/06/17(月) 07:21:55
- 57スレッド主24/06/17(月) 07:28:09
- 58スレッド主24/06/17(月) 07:35:57
- 59スレッド主24/06/17(月) 07:47:46
- 60スレッド主24/06/17(月) 08:12:35
[続きはまた後ほど]
- 61二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 08:13:28
乙!
- 62スレッド主24/06/17(月) 09:43:30
- 63二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 09:54:50
このレスは削除されています
- 64スレッド主24/06/17(月) 09:55:36
- 65スレッド主24/06/17(月) 12:36:49
ノノミ「え?」
シロコ「………うーん、あとコンクリートと土っぽい香りとゴミ箱と下水の臭いもする。」スンスン
セリカ「先生………。」カタッ
ホシノ「うへぇ…。」スクッ
“え?あれ?2人とも、何だか怖い顔してるけど?どうしたの…?”
ホシノ「せんせぇ〜?ちょっと訊きたいんだけど、人目のつかない所で女の子となにしてたのかなぁ〜?おじさん、知りたいなぁ〜…?」ズイッ
アヤネ「ホシノ先輩、セリカちゃん、待ってください!何だか怖い顔してますが、まずは先生の事情を聞きましょう!」カタカタカタ
“あー、着替えただけだからにおいは落ちなかったのか。シャワー浴びたかったんだけど、気になったよね。ごめんね。”
ノノミ「ほんとに何してたんですか…。」
- 66スレッド主24/06/17(月) 13:04:11
“〜〜〜〜”
(子ウサギ公園でRABBIT小隊の訓練に付き添った事を話した。)
(流石にトラップに掛かった事は心配するかもしれないので伏せた。)
セリカ「…それで救出される役をやっただけ?」
ノノミ「それで下水溝で身を潜めたりしたから…。」
ホシノ「その、話に出て来たミヤコちゃん?って子が先生を抱えて脱出する訓練だったと……。」
“そうだよ。特に問題はないと思うけど、何かまずかったかな…?”
ホシノ「んーん。先生は悪くないよぉ〜。なんか疑ったおじさん達が悪いから…。自分達が情けないよぉ〜。」ショボン
シロコ「ん。先生は悪くない。私も伝え方が悪かった。でも誤解して先生を襲おうとしてヘタれたホシノ先輩が悪い。」
ホシノ「シ、シロコちゃん?そんな襲おうとなんかしてないし、おじさんも乙女なんだからそんな事言っちゃダメ!だよぉ〜。」
アヤネ「あっははは…。」
セリカ「結局乙女なの…?おじさんなの…?」
- 67スレッド主24/06/17(月) 13:19:21
- 68スレッド主24/06/17(月) 13:25:12
[本スレッドの本編プロローグの後、本編に突入しても良かったのですが、日常的な関わりも入れてみたくって書いてみました。もどかしくてすまない。意見感想お待ちしてます。]
[次更新でようやくゲヘナ自治区です。楽しみにしてくれる人が居たら嬉しいです。] - 69スレッド主24/06/17(月) 23:48:28
- 70スレッド主24/06/18(火) 01:18:22
“マコト!?”
飛行船が悠々と宙に佇む。
そこから足場が降りてくる。
マコト「シャーレの先生。何故ここにマコト様が、と不思議に思っているだろう!キキキ…このマコト様の情報網を舐めないで貰いたい。これから風紀委員長を訪ねる所なのだろう?」
マコト「そこのアビドス対策委員会の小鳥遊ホシノも律儀な事だな。しかしご苦労だった。キキッ、安心するといい。このマコト様が先生をゲヘナ学園まで護送するとしよう!」
ホシノ「んー先生に危害加えないのなら渡してもいいけど…。万魔殿の議長さん、今度は何を企んでいるんだ〜い?」
マコト「キシシッ…そう構えるな。流石の私でもイブキが、いや、ゲヘナの生徒達がお気に入りの遊び相手である先生には危害を加えないさ。」
マコト「万魔殿のリーダー、天下の羽沼マコト様の名に掛けて、先生の安全を約束しよう。」
- 71スレッド主24/06/18(火) 01:35:39
ホシノ「先生はどうする〜?命令してくれたら、あの飛行船墜とすよ〜?」ガチャ
“墜とせるの?!”
ホシノ「うん、先生が望むなら。」
“墜とさなくていいよ!?”
“安心して、マコトは根の優しい良い人だから”
マコト「キキッ、流石シャーレの先生、大胆だな。是非とも万魔殿に欲しいくらいだ。」
マコト「さぁ、こちらだ先生。このマコト様にエスコートして貰える事を誇るが良い!」ゴォォォオオオオオオオ
ホシノ「行っちゃったなぁ〜…。」
ホシノ「あれ?」ピロン
ホシノ「………もう、先生ったら。先生も律儀だねぇ〜。」
『“ホシノ!伝え忘れたからモモトークで言うね。”』
『“今日は見送ってくれてありがとう。気を付けて帰るんだよ。無理しないようにね。”』
ホシノ「…帰ろっと。」スタ、スタ、スタ…
- 72スレッド主24/06/18(火) 02:11:18
- 73スレッド主24/06/18(火) 02:37:58
- 74スレッド主24/06/18(火) 04:02:41
マコト「先生の質問には出来る限り虚偽のないものを答えよう。」
マコト「だからその前に質問させてくれ。」
マコト「聖園ミカが話した内容、先生が調べたい内容を既に空崎ヒナには話したのか?」
(何故マコトが知っている…?)
(昨日ミカとは屋根裏で密かに話たはずだ。…いや、これを考えるのはやめよう。)
(しかし、ヒナに知られたくない事なのだろうか?)
(もしかして、ヒナも関わっている…?)
“まだ話していないよ。”
マコト「………キャハハハハッ!」
マコト「ーーーハハハ、キシシッ、すまない、安心したものでな。
マコト「では先生の知りたい事を教えよう。これが書類だ。確かトリニティでは行方不明として処理されているのだろう。あぁ、名前はー。」
- 75スレッド主24/06/18(火) 04:10:14
————————————————————————
事件簿 XXXX,XX.XX (水曜日)
被害者 三條シアラ =歳
トリニティ自治区出身
死因は暴行による多量出血が起因と推定
同じくトリニティから訪れていた子供2名の目撃情報
計被害者は3名だった事を推定
暴行を受けた末、トリニティ自治区へ避難
全治2ヶ月だった情報有り
————————————————————————
“…………”
(こういう可能性も予想はしていたが、気分の良いものではなかった。)
(呼吸を整え、言葉を吐いた。)
“…もう、見つかっているんだね。”
マコト「…ああ。残念ながら結果は既に出てしまっている。」
マコト「これは昔、ゲヘナの情報局から資料だ。だから信憑性は高い。」
マコト「キキッ…まさか、この紙切れが再び陽の目を浴びる事になるとはな…」キィ…
- 76スレッド主24/06/18(火) 04:14:04
[取り敢えず一回眠ります。ヒナには会えなかったよ…。]
- 77二次元好きの匿名さん24/06/18(火) 06:09:15
”マコトに助けてもらったよ ヒナも忙しいだろうし 頑張ってね”
ヒナ 「私も先生を助けたかった 助けたかった 支えになって 依存させて...”
アコ (私は何も聞こえなかった 絶対に) - 78スレッド主24/06/18(火) 09:01:44
- 79スレッド主24/06/18(火) 09:09:08
- 80スレッド主24/06/18(火) 09:17:12
- 81スレッド主24/06/18(火) 10:22:42
- 82スレッド主24/06/18(火) 10:42:20
- 83スレッド主24/06/18(火) 10:50:36
[随分と訳が分からないような会話が続いているかもしれませんが。すみません。もっと良い書き方があるのかもしれませんが文才乏しく、無駄に引っ張っています。温かい目でお付き合い頂けたら嬉しいです。]
[あと、キャラクターの解釈が違ったらすみません。] - 84スレッド主24/06/18(火) 13:05:01
- 85スレッド主24/06/18(火) 13:09:24
- 86スレッド主24/06/18(火) 13:26:20
- 87スレッド主24/06/19(水) 00:49:50
- 88スレッド主24/06/19(水) 04:19:42
- 89スレッド主24/06/19(水) 04:31:38
- 90スレッド主24/06/19(水) 07:12:46
- 91スレッド主24/06/19(水) 07:21:26
- 92スレッド主24/06/19(水) 07:42:27
[これまでのを整理する為に、一旦あらすじ書きます]
[いつも通り会って楽しくお話しして過ごすだけのはずだったミカと先生]
[しかし、ミカの過去の事件に触れてしまう。]
[事件を確かめるべく、子ウサギ公園、アビドス高等学校を経て日常業務を済ませ、ゲヘナへ向かった先生。]
[そこにマコトが単身現れ、万魔殿へ連れて行かれた。]
[そして事件にヒナもマコトも関わっている事が判明した。]
[記憶喪失のナギサ、忘れているヒナ、忘れられないミカ、それらを一人で抱えていたマコト]
[新たに登場し、消えてしまった人物『三條シアラ』]
[何かを企むマコト、戸惑うヒナ、回帰するミカ、そして…]
[創作SS、折り返し地点へ] - 93スレッド主24/06/19(水) 11:31:03
- 94スレッド主24/06/19(水) 11:46:16
- 95スレッド主24/06/19(水) 12:48:44
- 96スレッド主24/06/19(水) 13:12:26
————————————————————————
尋問記録 XXXX,XX.XX (火曜日)
番号XXXXXX01
容疑者名 ーー ーーー 32歳
ゲヘナ自治区出身
番号XXXXXX02
容疑者名 ーーー ーーーー 28歳
ゲヘナ自治区出身
番号XXXXXX03
容疑者名 ーー ーー 28歳
百鬼夜行出身、ゲヘナ自治区在住
逮捕理由:トリニティ自治区出身の子供への暴行、窃盗、○害容疑
尋問により以下の情報を取得
・容疑者3名共、死亡したトリニティ自治区出身の子供の他に2名の子供がいたと発言。
・ゲヘナ自治区出身の容疑者2名は、明確な○意を持って暴行を加えていたと発言。
・百鬼夜行出身の容疑者により事件の全容を推測、次頁に記載。
————————————————————————
- 97スレッド主24/06/19(水) 14:19:17
————————————————————————
・容疑者(XXXXXX02)が裏路地にてトリニティ自治区出身と思わしき子供3名を発見。この情報を容疑者グループの他2名へ共有。
・容疑者グループは身代金目当てに誘拐を計画。この際、容疑者グループのリーダー(XXXXXX01)は「俺達はギヴォトス史に名を残すだろう」「歴史的大事件と共に億万長者になれる」などと発言。
・子供3名の後を付け、付近にて潜伏。容疑者(XXXXXX03)は自身が監視役だったとしている。
・逃げ場がない通路(住所:ゲヘナXX-XX-X横の通路)にて接触。容疑者(XXXXXX02)が道を塞ぎ、容疑者(XXXXXX01)が脅迫。ここで三條シアラは交渉を試みた模様。
・容疑者(XXXXXX02)が豹変。三條シアラへ殴り掛かった。他の子供がそれを庇い気絶。三條シアラが容疑者(XXXXXX02)へ飛び掛かり反抗。気絶した子供を抱え、もう1人の子供は逃走。
・容疑者(XXXXXX02)に容疑者(XXXXXX03)が加勢。それを見ながら容疑者(XXXXXX01)は「56すな、身代金が取れなくなる」と発言していたらしく、この時はまだ誘拐計画を続行するつもりだったと推定。
・暴行を与えていた対象が動かなくなった事から、容疑者(XXXXXX03)が暴れられないよう縄に繋いだ。その時、子供が「これじゃあゲヘナとトリニティが平和にならない。戦争になってしまう。」と発言した事に容疑者(XXXXXX01)が激昂。腰に下げていた拳銃を突き付け、「子供が理想論を話すんじゃない、次喋ったら引き金を引く」と発言。子供は「僕が平和な世界を夢見て何が悪い!」と反論。
・容疑者(XXXXXX01)は拳銃により、両足、腹部に計6発を発砲の後、殴る蹴るなどの暴行を加えた。容疑者(XXXXXX03)に拳銃を渡した上で「お前が処理しておけ」と言い残し、容疑者(XXXXXX2)と共に逃走した子供2人を追った。
・容疑者(XXXXXX03)は子供に拳銃を向けると、子供が自身を諭して来たので会話をした。容疑者(XXXXXX03)の供述により次頁に会話を記録。
・子供が息絶え会話を終えた後、容疑者(XXXXXX03)は子供の遺体を袋に入れて抱えたまま自首。
————————————————————————
- 98スレッド主24/06/19(水) 17:20:29
- 99スレッド主24/06/19(水) 17:31:17
- 100スレッド主24/06/19(水) 17:54:57
- 101スレッド主24/06/19(水) 18:26:27
- 102スレッド主24/06/19(水) 18:37:17
- 103スレッド主24/06/19(水) 18:40:45
[ぐしゃぐしゃになっても、がんばる君が好き]
[などと想いながら書いてます。こんな駄文ですみません、すみません]
[無駄な時間に通信費と光熱費を掛けさせてしまい、すみません] - 104スレッド主24/06/20(木) 02:53:20
ヒナ(何か…覚えておかなきゃいけない何かが、頭の奥深くに見えた。)
ヒナ『うん!今日は友達に会いに行くの!』
■■■『…ふ〜ん。■■■■■■■■■■■■■■■ーーーーー』
ヒナ『………じゃあもう■■■には甘えないもん!』
■■■『ッ…じゃあ勝手にしろ!』
??『ヘヘッ、じょーちゃん遊ぼうぜ』
ヒナ『…あれ?』
ーーーーーーーーー
ヒナ『結局行けなかった…。』
■■■『おい、どうしたんだよそのf…』
ヒナ『うるさい!■■■には関係ないでしょ!』
■■■『…………チッ』スタスタ…
ヒナ『…………………』グスッ
ヒナ(これは…記憶?)
ヒナ(どうして私…これを忘れていたんだろう…)
ヒナ(完全には思い出せないけど…でも…)
ヒナ(忘れちゃいけないものだって、本能がそう言っている)
- 105スレッド主24/06/20(木) 03:02:50
- 106スレッド主24/06/20(木) 03:17:08
- 107スレッド主24/06/20(木) 03:24:17
- 108スレッド主24/06/20(木) 08:56:54
- 109スレッド主24/06/20(木) 09:03:45
- 110スレッド主24/06/20(木) 15:59:32
- 111スレッド主24/06/20(木) 16:34:16
- 112二次元好きの匿名さん24/06/20(木) 20:22:47
トリカスどもがっ!
- 113スレッド主24/06/21(金) 04:39:43
- 114スレッド主24/06/21(金) 06:34:37
- 115スレッド主24/06/21(金) 13:55:56
“…………くっ”
(マコトは自身が全てを背負う計画を練っていた。)
(マコトは知っていた。戦争を願うモブヨの存在を。)
(私はヒナに会う前、マコトに計画の単独変更を申し出た。)
(マコトは先生がそう願うなら、と聞いてくれた。)
(先程の爆撃は超高高度からのものだ。)
(本来この計画はマコトがトリニティの攻撃によって最後を迎え、ゲヘナとトリニティの全面戦争を支持するものだった。)
(そうする事で、あの日ヒナが約束したトリニティのシアラと会えなかった事を正当化する為に。)
(ゲヘナとトリニティは相対するものである事を証明する為に。)
“マコト、安心して。”
“エデン条約を否定する必要はない。”
“願っていれば、いつか叶うから。”
“願いを叶えさせる為に、先生はいるのだから”
“アロナ!プラナ、頼む!”
アロナ「はい!」
プラナ「了解」
- 116二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 14:14:15
このレスは削除されています
- 117スレッド主24/06/21(金) 14:17:43
キキィーッ
セナ「はぁ!はぁ!…ヒナ委員長、議長の容態は…!」ガチャン
ヒナ「気絶して血が止まらない状態だけど、すぐ治療すれば大丈夫なはずよ!外の様子は?!」
セナ「芳しくありません。ゲヘナの議長がトリニティの聖園ミカによって強襲され、それを風紀委員長が手助けしたという情報が出回っています。」
ヒナ「なんですって?!」
セナ「ゲヘナは万魔殿によってトリニティとの交戦体制を整えて始め混乱を極めています。ここへ来る道中、妨害行為によって到着が遅くなりました。」
ヒナ「救急医学部を足止めした奴らは後でアコに伝えて。きっと今はそれどころじゃ無いのでしょうけど。」
セナ「先生、ヒナ委員長をよろしくお願いします。」
“任せて”
セナ「先生もどうかお気を付けて…」ブロロロ…
- 118二次元好きの匿名さん24/06/22(土) 02:14:46
保守
- 119スレッド主24/06/22(土) 03:25:28
[睡魔で爆沈してました。ありがとうございます]
- 120スレッド主24/06/22(土) 03:53:22
- 121スレッド主24/06/22(土) 04:01:25
- 122スレッド主24/06/22(土) 04:04:48
- 123スレッド主24/06/22(土) 04:10:34
- 124スレッド主24/06/22(土) 04:28:34
- 125スレッド主24/06/22(土) 10:15:53
- 126スレッド主24/06/22(土) 10:43:03
- 127スレッド主24/06/22(土) 12:25:06
- 128スレッド主24/06/22(土) 17:40:45
- 129スレッド主24/06/22(土) 17:52:50
- 130二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 01:03:48
このレスは削除されています
- 131スレッド主24/06/23(日) 05:19:30
[夜中保守感謝]
- 132スレッド主24/06/23(日) 05:49:41
- 133スレッド主24/06/23(日) 06:03:41
- 134スレッド主24/06/23(日) 09:06:15
- 135スレッド主24/06/23(日) 10:36:16
- 136スレッド主24/06/23(日) 10:39:37
- 137スレッド主24/06/23(日) 10:49:24
- 138スレッド主24/06/23(日) 11:09:27
ーーーーーーーーーーーーーー
ナギサ「…………………」
ミカさんが、ミカさんが、ミカさんが…
〜〜〜〜〜〜〜
『ナギサ様!大変です!』
『落ち着きなさい。ティーパーティーともあろう者が取り乱してどうするのですか。』
『す、すみません!し、しかし…』
『はぁ…。…………ナギサ、まず話を聞こう。しかし嫌な勘がするよ。君、用件を言い給え。』
『ま……聖園ミカがゲヘナ自治区に行きゲヘナの生徒会長に襲われました!』
『……………?』
『…待て、何故そんな所にミカが1人で行ったんだ!』
『最近あの魔女大人しかったのに…』ヒソヒソ
『恐らく、ゲヘナと繋がっていたに決まっていますわ…』ヒソヒソ
『ゲヘナと繋がっていて始末されようとされたという可能性はどうでしょう?』
『…そんなはずがない…ありえない事を言うな!聖園ミカはゲヘナ嫌いだ!』
『す、すみませんセイア様…!』
- 139スレッド主24/06/23(日) 12:03:45
『そうですわ!ありえません!きっとミカ様はゲヘナの生徒会長に呼び出された上で罠に嵌められたのですわ!』
『え〜?聖園ミカがゲヘナ相手に出向かれる訳が…』ボソ
『いや、友人として慕われて居られるナギサ様とセイア様を脅迫の材料にされればきっと聖園ミカでも動くのかもしれません…』
『……………』
『ナギサ、どう思う?………!ナギサ…?…!』
『救護騎士団をここに呼べ!…いや、私じゃない!ナギサだ!ナギサが倒れた!』
〜〜〜〜〜〜〜
ナギサ「………………」
そうして半日、私は静かな所へと場所を移し休養を頂きました。
今、トリニティはホストであるセイアさんお一人で動かされています。
また、私は守れなかったのです…。友達を…。
ミカさん…。
- 140スレッド主24/06/23(日) 14:02:56
- 141スレッド主24/06/23(日) 14:16:44
- 142スレッド主24/06/23(日) 14:52:05
「…………どうせマコトが絡んでいるのでしょう?」
ナギサ(マコト…聞き覚えが…あ)
そう。羽沼マコト、ゲヘナ学園の生徒会として機能する万魔殿の議長、謂わば生徒会長。その人の名だ。
ナギサ(やはり今回の事件に、あのタヌキが関わっている事には違い無いのですね。)
「あはは…でもマコトも許してあげて欲しいな。彼も被害者なんだ。」
ナギサ(先生は相変わらずお優しいのですね。…我々生徒によって、下手をすればご自身の大事すら起こり得るでしょうに…。)
「ミカも思いつめないで?君のせいじゃないよ」
ナギサ(………………)
この時、ミカさんまた何かしたんですか?と思った自身に腹立たしく思いました。
大事な友達が無事な事を喜ぶべき時であり、大切な幼馴染みが壊れてしまいそうな時に…私は立場の保身を思い浮かべたのですから。
- 143スレッド主24/06/23(日) 15:02:47
「だからと言って先生のせいでもないはずよ…。」
ナギサ(ええ、きっと先生は生徒の為を思ってその行動をされているのですから。)
だから犯人がわからない。アリウス分派?いや、残党勢力はほぼ壊滅、最早虫の息だ。こんな大きな作戦を立てられないはず。アリウススクワッド?いえ、情報によればひっそりとシャーレへ訪れているとか。そんな方々でも先生を巻き込むような事は起こさないはず。
何かを見落としているーーーー
「全部あのトリニティの…」
ナギサ(…………え?)
そんな…ミカさんもセイアさんも一緒になったというのに…?2人の…いえ、ティーパーティーならセイアさんか私になるでしょう。正義実現委員会やシスターフッドの可能性も捨て切れません。一体…………あぁ。
また身内を疑わなきゃいけないだなんて…私は………
- 144スレッド主24/06/23(日) 15:45:59
- 145スレッド主24/06/23(日) 23:33:03
- 146二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 23:54:37
このレスは削除されています
- 147スレッド主24/06/24(月) 09:31:02
ナギサ(ミカさんが…見たこともないような顔で泣いてます…)
ナギサ「そ、その…」
ミカ(見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた見られた…)
ミカ「…………ゃ…ぅ…」ジリッ
ナギサ「ッ……」ピクッ
ナギサ(言わなくては…怖気付いてる場合では。そう、ミカさんと…私と…)
ナギサ「ミカさ………」
ドォォオオオオオオオオオン
爆発音が鳴り響いた。
ミヤコ「RABBIT1、2、目標地点へ到達。とびうお作戦フェーズ2へ移行開始!」
サキ「同じくRABBIT2、これよりRABBIT1への援護態勢へ入る!」
サキ「先生!迎えに来たぞ!」ニパーッ
- 148スレッド主24/06/24(月) 11:51:05
ーーーーーーー
「戦争だ!ゲヘナと戦争だ!」
「忌々しいゲヘナを赦すな!」
「悪魔に鉄槌を!!」
アズサ「何の騒ぎだ?」
ヒフミ「さ、騒がしいですね…。」
ハナコ「………コハルさん、正義実現委員会に動きはありませんか?」
コハル「いや、全く………あ、召集令来た!」
アズサ「行くのか?」
コハル「う、うん。ツルギ委員長もハスミ先輩も声掛けしてるから…。いってくる!」
ヒフミ「い、行ってしまいましたね…。ってハナコさん?顔色が悪いですよ!?」
ハナコ「い、いえ…。しかし情報が全く掴めません。戦争という事はかなりの大事なはずです。」
アズサ「ヒフミ、ナギサに確認取るのはどうだ?」
ヒフミ「あ、そうですね!モモトークを……あれ?いつもすぐ返して下さるのですが…」
ハナコ(代理だったとはいえホストに選ばれる分派の代表ですから、そんな簡単に連絡取れる事がまずおかしい…ってツッコミは今更ですね…)
ハナコ「ティーパーティーのいる所へ直接行って確認してみましょう。」
- 149スレッド主24/06/24(月) 12:19:12
〜〜
ヒフミ「え?!ナギサ様、居ないんですか!!」
ティーパーティー1「し!声が大きいですわっ」
ティーパーティー2「だから改めて出直して来てくれ」
ティーパーティー3「し、しかし…ヒフミさんってナギサ様のお気に入りでしたよね…?無理に追い返したら後々大変なことに…」ボソッ
アズサ「!」
アズサ「ああ、そして知っているとは思うがエデン条約の時に桐藤ナギサを救った補習授業部だ。あの時はティーパーティーに振り回されて散々だったな。」
ヒフミ「寧ろ振り回したのは私達な気が…あと補習授業部は何も自慢出来ません…。」
ハナコ「今、外でゲヘナ憎し、戦争よ、召集よと騒がれています。ナギサさんが居ないのでしたら、セイアちゃんにでもすぐに確認を取り事の次第を知らなくてはなりません。」
ティーパーティー1「う…ど、どうします?」
ティーパーティー2「いや、通す訳にはいかない!我々は…」
セイア「これは何の騒ぎだい?」
- 150スレッド主24/06/24(月) 12:37:50
- 151スレッド主24/06/24(月) 12:56:17
- 152スレッド主24/06/24(月) 21:45:08
- 153二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 07:12:08
- 154スレッド主24/06/25(火) 07:21:15
- 155二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 07:26:58
このレスは削除されています
- 156スレッド主24/06/25(火) 07:34:09
- 157スレッド主24/06/25(火) 07:43:45
- 158スレッド主24/06/25(火) 07:57:37
- 159二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 10:12:34
ヒフミ「だからホストを…?」
セイア「そういう事だ。私がホストから退きミカを指名する事でティーパーティー内部の権力抗争は起きなくなる、という訳だ。」
セイア「仮に新たに権力行使をする者がこのタイミングで現れれば、シスターフッドが黙っていないだろう。」
セイア「今外で騒がれている事も正義実現委員会が収集つけるだろう…。」
アズサ「そう言われてみれば、頷けてしまうな。セイアの読みは流石だ。」
ハナコ「しかし、問題はそこではありません。そうですよね?」
セイア「ああ。ミカの安否がわからない。」
セイア「私達…その時はナギサも居たのだが、ミカがゲヘナの議長に襲われたという報告しか受けていない。」
セイア「ナギサは倒れた。私はミカ無事を祈ってホストから退いた。」
セイア「勘がまだ働いていない事を考えれば、今はまだ無事なのかもしれないが…。ナギサが倒れ私がホストを退く他無くなった今、トリニティは行方不明のミカの安否に委ねられている。」
ハナコ(何か、見えない者の策謀を感じます…。きっとこれで終わらないはず…まだ何か………)
- 160スレッド主24/06/25(火) 21:43:30
- 161二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 22:06:31
混沌としてるなぁ…
原作だとティーパーティーの権威が失墜してサクラコとミネが介入した新三頭政治体制状態になってるけど、ここではティーパーティーの力が維持されたままだったせいで黒幕にいいようにされてしまった訳か - 162二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 22:06:49
このレスは削除されています
- 163スレッド主24/06/25(火) 22:09:45
ティーパーティー「ひぃぃぃいいいお許しを!お許しを!」
ハナコ「セイアちゃん、落ち着いて下さい。アズサちゃんまで怯えています。」
ハナコ「これは明らかに誰かが裏で暗躍しているはずです。…それこそ、内部の権力抗争を利用した者によって…。」
セイア「………………ふぅーっ…」
セイア「…すまない。気が短くなっていた。怖がらせてしまったな。君は下がってくれ。アズサも…2人ともすまない…。」
ヒフミ「いえ…」
ヒフミ(セイア様がこんなに怒られている姿、初めて見ました…!)
アズサ「きっ、気にしないでくれ。だ大丈夫だ。」ビクビク
ハナコ「全く大丈夫そうじゃありませんよ?」
ハナコ「ここは先生を頼りませんか?先生ならきっと…」
セイア「あぁ、そうだな…。トリニティのこの有り様になってから先生を頼るのは失礼だが、それしか無さそうだ。」
セイア「……………おかしいな。繋がらない。」
ヒフミ「えっ…?」
- 164スレッド主24/06/25(火) 22:50:47
- 165スレッド主24/06/25(火) 22:54:23
- 166スレッド主24/06/26(水) 03:56:01
- 167スレッド主24/06/26(水) 04:11:18
- 168スレッド主24/06/26(水) 04:28:20
- 169二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 07:48:55
このレスは削除されています
- 170二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 07:57:10
ティーパーティーが完全に統率不能になって暴走してるんだものな
むしろ茶会の傘下である正実がよくシスフと救護の要請に応じたなってとこだけど、形は違えど最終編経てるから信用はあるのか - 171スレッド主24/06/26(水) 09:19:25
サクラコ「と言っても、疑問が生まれるだけですので順を追ってご説明致します。」
サクラコ「今朝ティーパーティーのナギサさんが、体調不良によりお倒れになられました。ここに来て下さっています、救護騎士団の団長さま直々に救護されたそうです。」
サクラコ「その30分後…今度はティーパーティーのホスト、セイアさんがゲヘナ学園に対し最終勧告を発せられました。」
サクラコ「情報がこれだけでしたら、セイアさんが独裁的にトリニティを動かそうとしているのではないか?という見解が生まれました。…しかし実際は違いました。」
サクラコ「次にセイアさんは、ホストの持ち得る全ての権限の一時的な放棄を宣言。代理ホストとしてミカさんをご指名、推薦されました。」
サクラコ「当のミカさんはといいますと…現在行方不明です。これについてはシスターフッドの総力を挙げて捜索を行なっています。」
サクラコ「ティーパーティーとしての力を失ったミカさん。シスターフッドと救護騎士団の協力を受け入れようとされていたナギサさんがお倒れになられ…。
サクラコ「直後のセイアさんのホストの全権を放棄の上で、ティーパーティーとしての効力を発揮できなくなったミカさんを推薦した事…。」
サクラコ「これはティーパーティーに所属する三大分派の静かな非常事態宣言だと捉えられます。」
ミネ「…全てのタイミングが悪過ぎます。」
- 172スレッド主24/06/26(水) 09:40:41
ミネ「ティーパーティー内部の権力抗争…昔から続いていましたが恐らくそれが利用されたのでしょう。」
ミネ「セイア様がホストにおける全ての権力を放棄される事…ナギサ様が休まれた今、恐らく彼女が行える最善な収束の為の手だったのではないかと考えられます。」
ミネ「本来ならシスターフッド、救護騎士団によるティーパーティーへの監視だけで済ませられる程度のSOSだったのかもしれません。」
サクラコ「しかし先程入った情報により緊急事態宣言を発する事になったのです。…ハスミさん。」
ハスミ「はい。ゲヘナ自治区において大きな爆発があったのを確認しました。」
ハスミ「…普段ならゲヘナの温泉開発部かと思えた事なのですが…。」
ハスミ「これは我々トリニティ側からの攻撃だと判明しました。」
- 173スレッド主24/06/26(水) 11:35:18
ハスミ「スズミさん…トリニティ自警団として動かれている彼女の証言では爆発の10分程前、トリニティ自治区のゲヘナ自治区との隣接地点において轟く程大きなエンジン音を聞いたそうです。周囲にそれらしいものは無く、空にその正体があったそうです。」
ハスミ「正体名はランカスター。今ではもう使われなくなった航空機というものです。」
ハスミ「正義実現委員会のマシロに急ぎ確認をして頂いた所、その航空機には運搬されていた12,000lbと書かれた爆弾と思われるものがありました。恐らく爆発の正体でしょう。」
ハスミ「この爆弾は図書委員会のウイさんに調べて頂いた結果、トリニティが総合学園となる前に造られた5t以上の大型爆弾であると判明しました。紛れもない大量破壊兵器です。」
ハスミ「ランカスターの他に2桁単位の航空機も確認されました。…が、こちらははっきり確認が取れず未だ分析中です。」
ハスミ「これらを秘匿し運用出来る疑わしい存在がトリニティ内にいるという事になります。…恐らく可能に出来るのはティーパーティー、シスターフッド、アリウス分校くらいでしょう。」
- 174スレッド主24/06/26(水) 11:44:35
- 175二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 11:53:05
このレスは削除されています
- 176スレッド主24/06/26(水) 11:55:50
- 177スレッド主24/06/26(水) 12:04:06
- 178スレッド主24/06/26(水) 23:03:56
ハスミ「そしてティーパーティーの異常に対処するべく、こうしてシスターフッド、救護騎士団と手を結ぶ事にしたのです。」
ハスミ「我々は戦争に利用される駒ではありません。我々は我々の信じる正義を貫く為に活動しています!」
ミネ「救護騎士団も同じです。セイア様が、ナギサ様が戦争に走るはずがありません。これはティーパーティーに救護が必要である証拠です。」
サクラコ「シスターフッドを率いる歌住サクラコの名の下で、ここに非常事態を宣言します。そしてこれよりシスターフッド、救護騎士団、正義実現委員会による一時的な協定を結び、非常事態の対処を行います!」
サクラコ「作戦本部をこの広場とし設営を開始して下さい。作戦中、礼拝堂を救護騎士団へ提供致します。皆さん、急患等は礼拝堂へ運ぶように。」
- 179スレッド主24/06/27(木) 07:01:01
サクラコの宣言と指示を出し始めたにより、広場は慌ただしさに包まれた。
いつの間にかミネの姿は消えており、救護騎士団はセリナが指示を出していた。
正義実現委員会はハスミがサクラコと問答を挟みつつ指示を送る。
途中、幾度もハスミもサクラコも険しい顔をした。
理由としては人が足りないからである。
戦術指揮を執るハスミとしても、シスターフッドを率いつつ全員の安全を考慮したいサクラコとしても、作戦遂行上配置する指揮官数含め人員が明らかに足りなかった。
しかし、正義実現委員会が形式上ティーパーティーの傘下であるが故にシスターフッドと混成部隊にしなくてはいけなかった。
それがハスミ達正義実現委員会がシスターフッドを裏切らないと、目に見えた唯一の証明だった。
イチカとそこに妥協で入り込まれたマリー率いる混成部隊は、交通の要所であるトリニティの商業地区へ向かった。
マシロと複数のシスターで小隊が作られ、ティーパーティーのいる建物の方へ。これはティーパーティーの監視と共に、万が一収束の糸口であるセイアが襲撃された場合に備えてであった。
作戦本部にツルギとハスミ、サクラコとヒナタが留まる事となり、残る問題は周囲の情報視察する人が居ない事だった。
ハスミ「……偵察を自警団に依頼しましょう。」
そう言って再びスズミと連絡を取るハスミ。「私の出番ですね!」という声がして顔をしかめたが、スズミが承諾した事を聞きハスミはほっと息をついた。
サクラコ「ひとまず形は出来ました。あとは……あら?」
そう言ってサクラコは広場でポツンとこちらを見つめて待っているコハルを見つけた。
- 180スレッド主24/06/27(木) 09:53:20
- 181スレッド主24/06/27(木) 17:33:26
シスターフッドの手招きに、コハルはハスミの前へ急いだ。
ハスミ「そうですね…今は先生もいませんし…。」
ハスミ「……救護騎士団に伺ってみましょうか。」
ナギサが元で出来た補習授業部。
これを今の状況の中で正義実現委員会が先生を介さずに、指示を出して動かすという事にリスクを感じていた。
故にノーリスクと思われている救護騎士団である。
ハスミ「セリナさん、少しお頼みしたい事が…お時間を頂いても?」
セリナは慌ただしくしていた。調印式の様な事が起きたとて二の舞にさせまい、と準備を万端にしようとしていた。
セリナ「ハスミさん!少しお待ちください…ーええ、なのでそこは…はい!では直ぐにハナエちゃんの所へお願いします。」
セリナ「は、はい!お待たせしました、何でしょうか?」
- 182スレッド主24/06/28(金) 01:00:45
- 183スレッド主24/06/28(金) 09:42:59
- 184スレッド主24/06/28(金) 09:55:51
サクラコ「やはり心配ですか?」
ハスミ「いや…コハルは実力ある子ですから心配は………」
ハスミ「いえ、やはり心配ですね…。先程から嫌な感じがするのです。」
ハスミ「恐らく我々が知らない、予想していない事がきっと…。」
ハスミ「展開を急がせ、情報をいち早く手にしましょう。」
サクラコ「えぇ。そろそろイチカさんとマリーの隊が目標区域に差し掛かる頃でしょうか。」
サクラコ「ティーパーティーは今混乱に陥っている様子…。マシロさん達からはまだ何も…?」
ハスミ「はい。まだ何もありません。なのでセイア様については心配無いと思います。」
サクラコ「やはり眼前の問題は空を飛ぶ航空機ですね。」
二人とも再び険しい顔をした。
サクラコ「あの高度…どうやってこちらの有効火力を与えられるか…。」
- 185スレッド主24/06/28(金) 19:25:58
そう苦悩するティーパーティー反抗連盟をまだ知らないセイアは、客人の前で苦悩していた。
セイア(おかしい…先生にも繋がらない。ナギサも繋がらない…いや、私が彼女の外部接触を断つようお願いしたのだった…。私がこの場を離れれば収集付かないだろう。)
セイア(一番の問題は私が情報統制されている事だ。さっきからトリニティの損害報告とゲヘナの動向しか知らせが来ない。)
セイア「…情報を整理しよう。まず私は孤立状態にある事には違いはない。さっきから被害報告とゲヘナ側の動向しか情報が来ない。」
セイア「次にナギサの名義で開戦した。しかしナギサは外部との接触を断っているので連絡が取れないはず…。そうなるとナギサの名義で戦争が始まったという情報は誤りの可能性がある。」
セイア「先生とも連絡がつかない。なのでシャーレを頼れない状況だ。」
セイア「今、ゲヘナの風紀委員長へ連絡を試み続けているがこれも無理だろう。恐らくゲヘナ学園でも何かが起きている。」
セイア「何か思う所があれば言って欲しい。」
ハナコ「……………」
ハナコ「恐らく、今回策謀を張り巡らせた方はかなり情報戦に長けています。またかなり長い間作戦を練っていたのでしょう。」
ハナコ「それに対し急速な立案で対抗できる術があるとも思いません。」
ハナコ「…この状況、多分私達は最悪の事態を想定した上での対処をしなくてはいけません。」
セイア「……………そうか。」
- 186スレッド主24/06/28(金) 19:46:40
アズサ「ハナコ、最悪の事態とはなんだ?」
ハナコ「…いくつか考えられる事を一つずつ言います。」
ハナコ「まずセイアちゃんの能力、未来予測の六感と言いますか…勘付く能力が封じ込められている可能性。」
ハナコ「不思議に思いませんか?ミレニアムのC&Cのトキさんを救われた程の勘が何故この事態に陥って尚まだ働かないのか。セイアちゃん含め事態の収束を図れる人物を本人が知らない所まで徹底的に研究している可能性があります。」
ハナコ「そしてミカさんが行方不明である事。相手がされであれ、現在行方不明のミカさんが本当に襲われて…そしてその中でも最も最悪な状態…ヘイローが破壊されている、もしくはされる可能性があります。」
ハナコ「先生やヒナさんとも連絡が付かないとなると…初めから3人が対象であった可能性もあります。既に実行に移されているかもしれませんし、これからかもしれません。」
ハナコ「そして現在、まだ戦争を止めれる可能性のセイアちゃんを襲撃しようとしている可能性…。こんな所でしょうか?」
- 187スレッド主24/06/29(土) 07:14:43
- 188スレッド主24/06/29(土) 10:25:01
セイアは少し震える手でティーカップを持った。
セイア「補修授業部にお願いしたい事がある。」
〜〜〜〜〜〜〜
ーーーーーーー
ティーパーティー内部で起きている事など露知らず、ミカとナギサは相対した。
そこへ先生の要請により駆けつけたRABBIT小隊。
当然、ナギサは困惑していた。
ナギサ(何故、ここにヘリコプターが…?)
そう、ここはナギサのセーフハウス…隠れ家の一つであった。
ナギサ「あなた達はどうやってここを見つけられたのですか…!」
その質問にサキは「は?」と声を漏らした。
ミヤコとミユも理解出来ていなかった。
当然である。
ゲヘナとトリニティの勢力が入り乱れる中で先生達を安全な場所かつ最短で救う為にマークしただけの建物だったからだ。
そんな偶然の中、投げ掛けられたナギサの問いを理解した者がいた。
モエ「‘あ〜…だからセキュリティが堅かったのかぁ…。’」ザザッ
- 189スレッド主24/06/29(土) 10:29:57
- 190スレッド主24/06/29(土) 10:50:29
- 191スレッド主24/06/29(土) 10:56:42
[因みに本スレッドはミカがヒロインとしているつもりですが、スレッド主はミカを保有していません。本編及び動画やwikiなどの情報を元にミカのキャラクターを描いています。]
[もしオリキャラ設定以外で解釈違い等ございましたら、是非言って頂けますと有難いです。] - 192スレッド主24/06/29(土) 17:14:43
[帰ったらスレ閉まってた]
[うーん]
[改めて立てます] - 193スレッド主24/06/29(土) 17:26:04