- 1二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 09:07:16
- 2二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 09:08:23
レスリングに比類なき強さで月桂冠を賜った和田アキ男の武名は天界にまで轟き
神々が宴の最中楽しげに囁き合う時にその名がしばしば上がるほどであったという
ある夜アキ男がタヴェルナにてプライベートで飲んでいると
「アキ男の強さは如何程なりや」と血気にはやる三人の神が空を駆ける馬に乗り
人の身に姿を変えて外套を目深に被り酒場に忍び込むとアキ男に握手を求めた
快く握手を交わした刹那アキ男は「汝ら人に非ざる者なり」とたちまち三人の正体を悟った
三神はそれぞれ自らの名を冠した武具すなわち剣と弓と槌を取り出し
「しゃあっ」と恐るべき雄叫びを上げてアキ男に襲いかかった
アキ男は片足を切り落とされ片目を射られ槌が頭にめり込みながらも
三人の神の御魂を冥界へと送り二度と戯れに人々を試すことなきよう天に向かって叫び
隻腕でひといきに葡萄酒をあおると壁にもたれながら絶命した
三神との死闘においてもアキ男の月桂冠には傷ひとつ血の一雫すら付いておらず
その誉は死してなおアキ男の武名を高むるに至ったとされる - 3二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 09:09:45
あうっ い……いきなり神話が始まるのかあっ
- 4二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 09:10:56
なんだあっ
- 5二次元好きの匿名さん24/06/17(月) 09:13:51
村中
ジヒ
深刻