- 1二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 22:56:21
「あ、シリウス!これ見て!」
「何だ。尻尾振ってるのが丸見えだぞ子犬。」
「うぇ、尻尾!?」
「比喩だ、バカ。それで?一体ご主人様に何を見せてくれるって?3回回ってワンとでも鳴いてくれるのか?」
「って、そうだった!この前、スーツとか靴見繕ってくれたでしょ?届いたから着てみたんだよ。どうかな?似合ってる?スーツに着られてたりしない?」
「............。」
「......ダメ、かな......?」
「ハァ......オイ。」
「う、うん。うぉ、おおおおっ!?何!?どうしたの!?」
「......フン、悪くねぇ。が、もうちっとばかしシャンとしてもらわねぇと、主人としても示しがつかねぇな。私が直々にその格好に相応しい中身に仕立て上げてやる。───ほら、動くなよ。」 - 2二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 22:57:09
「え、や、それ、それはダメ、ダメだよシリウス!」
「何がダメなんだよ、あ?」
「それはその、こういうのは早いと思うし、ちゃんとした間柄の人じゃないと......。」
「───なぁ、アンタに言ったよな。『決して離れるな』って。」
「それは.....!絶対そうだ!離れる気はない!
でも......。」
「ここまで私についてきて、今更普通の知り合いだとでも言うつもりか?」
「ううっ......。」
「逆らうと言うのならば、意思を示せ。
この私のトレーナーだろ?そのあたりは躾けてきたはずだが。」
「───わかったよ、話すよ。
俺は、君に惚れているんだ!ずっと離れたく無いんだ!......だから今、君の言う通りには出来ないよ。手を離してくれないか。」 - 3二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 22:57:52
「......アンタの意思は伝わった。それはそれとして、こいつは貰っておく。」
「え?何これ......ああっ!?スーツのタグ!?まさか、これ取ろうとして!」
「クッ、ハハハハッ!あー面白ぇもん見れた。まだまだ子犬だな。でも、子犬ちゃんが私のことだーい好きなの、よーく伝わったぜ?良かったなぁ?」
「わー!わーー!ずるいぞ!俺は君に──」
「オイオイ、勝手に早とちりして暴走したのはアンタだろうが。私は何も嘘なんざついてないさ。ご主人様からのお洋服、大事にしろよ、子犬ちゃん?じゃあな。クククッ......。」
「うぐっ。もー最っ悪だぁ......恥ずかし......。」
「おお〜、調子いっすねシリウスさん。こんなに連続のポケット見たのは久々っすよ。」
「大事なのは打つ時に頭ん中フラットにすることだ。キューを引く前に身近なバカのことでも考えてりゃいい...フフッ。」
(シリウスさん機嫌良いな。なんか良いことあったんかな)
みてーなつよつよ攻めウマ娘のトレウマSS無いかな〜! - 4二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 22:58:40
セルフサービスで自炊してやがる…!?
- 5二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 22:59:20
言い出しっぺの法則……もうやってる!?
- 6二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 23:06:29
もうそこにありますね…
- 7二次元好きの匿名さん24/06/21(金) 23:13:31
トレーナー♀のSSでもええか?