「オグリに首輪を付けて散歩する事になったんだが?」【ss】

  • 1二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 01:51:39

    深夜のトレセン学園の廊下をオグリは首輪の鎖を引っ張られながら四つん這いになって歩いていた。彼女はまるで犬の散歩の様に尻尾を振り回しながらリードをやさしく引っ張る飼い主…ではないトレーナーの後を無邪気に追いかけていた。

    「トレーナー、夜の散歩楽しいな!」

    (…誰かに見つかったら殺される…誰かに見られたら俺の人生終わる…!)

    「あ、ご主人様と言った方がよいのか?ご主人様が見ていたビデオの様に乱暴に引っ張ってもいいぞ」

    事の発端はほんの数週間前、スマホで大人向けのビデオを見ていた事がオグリにバレてしまったのが全ての始まりだ。ビデオの内容は首輪を付けて女優をそこら中を歩かせるという特殊プレイ………それをたまたま見てしまった彼女は何故か。

    『トレーナーは相変わらず犬が好きだな。実家でも犬を飼っているみたいだし人を散歩させるビデオだって見ている…』

    『あ、コレは…!』

    『そんなビデオを見なくとも私がここにいるではないか!遠慮なく首輪を付けて散歩してくれても構わないぞ』

  • 2二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 01:52:03

    謎の対抗心を燃やしてきた。勿論トレーナーは断った教え子にそんなプレイをさせる訳ではないと……しかし。

    『仕方ない…タマやクリークやイナリに代役を頼もう。きっと事情を話せば分かってくれるはずだから安心してくれ』

    こんな悪魔の選択を迫られてはオグリを選ぶしかないだろう。下手に断れば自分の性癖がトレセン学園中に広がってしまう、それだけは防がないといけない。トレーナーは尋常がない汗を流しながら誰にも見つからない事を願っていた。普通なら首輪を引っ張られる方が羞恥や恥辱に耐えるプレイなんだが…立場は全く逆。ご主人様であるトレーナーが恥辱的な行為に苦しませられている。

    「…わんわん…ふふっ…ご主人様!次は外を散歩しないか?ボールで遊びたいんだ!」

    「ああ、分かった」

    この散歩ももう3回目。そろそろ誰かにバレるだろう…いやオグリならバレるまで続けるはずだ。せめて見つかった相手が事情を察してくれる事を祈りながらトレーナーはリードでオグリを引っ張りながら中庭へと向かった。





    そこに忘れ物を取りに来たイナリとタマとクリークが居る事を知る由もなしに。



    END

  • 3二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 01:56:23

    今日はこれにしよう!

  • 4二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 01:57:46

    これ弁明してくれるのオグリという最悪な状況…

  • 5二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 02:06:15

    大丈夫、大丈夫
    タマもイナリと命だけは助けてくれるらしいぞ

  • 6二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 05:54:58

    最初の段階で止めんかい!!

  • 7二次元好きの匿名さん24/06/23(日) 06:03:25

    おいこれ前読んだことあるぞ 不評だったやつやん
    諦めきれてなかったのか!

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