- 1二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 01:54:15
- 2二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 01:54:57
アカーンッ!こんな曇らせダイスで最推し引きとうなかった!?
いや、オペラオーならワンチャンあるか!? - 3二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 01:56:57
対ウマ娘恐怖症
あの世界ならそういう症状が発症してるのも居そうではある - 4二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 01:58:49
- 5二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 01:59:01
オペラオーなら多分トレーナーが振り向くまでオペラを演じるだろうな…。それはそれとして夜中に起きたり元からそんなに太くない食が細くなりそうだけど。
- 6二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:00:06
- 7124/06/24(月) 02:00:52
- 8124/06/24(月) 02:02:36
てか衝突事故引いちまったか、そら確かにトラウマみたいなもんになるよな……
後遺症はある(あった)?
dice1d3=1 (1)
1.ある(現役)
2.あったけどリハビリ頑張った
3.奇跡的に無かった
- 9124/06/24(月) 02:02:49
あかん(震え声)
- 10二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:04:58
だがしかしオペラオーなら……?
- 11124/06/24(月) 02:05:55
てかまて俺!後遺症が現役なら担当にその時の事を話していたかもしれない!
dice1d4=3 (3)
1.事故の事から後遺症の事まで、何も話してない
2.オペラオーは何も聞いてないけど、後遺症があるのは察してる。話さないなら、聞きに行かない
3.事故のせいで後遺症の事だけ聞いてる(ウマ娘関連とは聞いてない)
4.立ち直った事含め、全てを聞いてる
- 12124/06/24(月) 02:06:23
1番ありそう且つ、しんどいの引いた…
- 13二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:07:06
察しの良いオペならなんとなくわかってはいそう
- 14124/06/24(月) 02:08:50
- 15124/06/24(月) 02:09:10
あぱー(魂が抜ける音)
- 16124/06/24(月) 02:09:53
ヤバい、本当にヤバい
ウマ娘の最推しキャラ(オペトレ)の過去が曇らせ方向で現在進行形で積み上げられてる - 17二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:12:04
こんな形で知ることになるとはね…ってなってそう
さすがのオペラオーも沈むなこれは - 18124/06/24(月) 02:12:15
- 19124/06/24(月) 02:12:45
- 20二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:13:03
- 21二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:13:06
なんか急にクリティカルしてて草
- 22124/06/24(月) 02:14:08
- 23124/06/24(月) 02:16:27
てか…ん?ウマ娘に対しての後遺症については知ってたのに、ウマ娘との衝突事故だって気づけなかった?
アカン、ダイスの選択肢のせいで整合性取れなくなってるなコレ
何とか軌道修正せにゃ - 24124/06/24(月) 02:18:29
…………ほとんどウマ娘なトレセン学園なら『事故のせいで〝他者恐怖症〟になっている』ならわんちゃん〝対ウマ娘恐怖症〟だったと気づかれない?
これで行こう - 25二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:19:09
まあ「事故の後遺症でヒトに触れるのが少し怖いんだ」って誤魔化してたんだろなあ
- 26二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:20:07
やんわり「対人恐怖症」って言ってたんじゃない?
- 27124/06/24(月) 02:21:32
対ウマ娘恐怖症の『度合い』はどれくらい?
dice1d100=65 (65)
1.震えが止まらないけど意思の疎通は可能
50.会話が困難
70.見る事ですら言葉が紡げない
100.発狂
- 28二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:22:31
ヘイヘイこいつぁ重症だぜ
- 29二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:22:31
普通に恐怖の対象としてフラッシュバックしちゃう感じやなこれ
- 30124/06/24(月) 02:25:09
トレーナーは、記憶が亡くなる前は
※表面上は1とする
dice1d3=1 (1)
1.回復はしてはいるけどまだ怖い(その場合dice1d65=46 (46) ➖40 回復
2.全くしてない
3.悪化している(その場合dice1d35=3 (3) ➖15悪化
- 31124/06/24(月) 02:26:47
記憶が亡くなる前は、59程の恐怖症が残ってたけど、表面上『1程の恐怖症に見せていた』
- 32二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 02:28:29
折れたメンタルを無理やり繋げて正常に見せてるタイプのオペトレかあ…
- 33124/06/24(月) 02:31:19
ウマ娘恐怖症なのに、何故ウマ娘のトレーナーになったの?
dice1d3=1 (1)
1.レースで怪我をしたウマ娘が同じ病院に入院してきた
2.才能と家柄
3.自分でも分かっていない、けど何時の間にか目指して尚且つなっていた
- 34124/06/24(月) 02:34:20
そこからどうなった?
dice1d3=3 (3)
1.最初帽子をかぶっていたから分からず、友人となった
2.最初は帽子をかぶっていたから分からず、恋をした
3.リハビリ中の彼女を見つけて、動けずに注視した時彼女が倒れた。自分も気が狂いかけるほど苦しいのに、駆け寄っていた
- 35124/06/24(月) 02:34:49
ん?!?!?!?!
- 36124/06/24(月) 02:36:01
『何故俺はアイツらと同じ、コイツの所へ走ってる?』
dice1d3=2 (2)
1.分からない
2.分からない
3.分からない
- 37124/06/24(月) 02:38:01
「お゙いっき、み……だい!じょうぶ?」
dice1d3=1 (1)
1.う、うん……ってキミこそ大丈夫なの?!凄い汗!
2う、うん……ってキミこそ大丈夫なの?!泣いてるじゃない!?
3.う、うん……ってキミこそ大丈夫なの?!身体中痙攣してるじゃない?!
- 38124/06/24(月) 02:41:48
その後
dice1d3=3 (3)
1.俺は恐怖のあまり直ぐに気を失ってしまった
2.自分もまだ全然凄い怪我人で急に走ってはいけない事を思い出しながら気を失う
3.ダブルパンチで気を失う
- 39124/06/24(月) 02:43:13
若きオペトレすごいな……そんな状態なのに駆け寄ったのか
- 40124/06/24(月) 02:52:12
目を覚まし、ベッドの上で考える
dice1d3=2 (2)
1.今でも○ぬ程怖いのに何故駆け寄った?
2.あの時俺は○を覚悟しながらも、確かにあのウマ娘の身を案じていた…なんでだ
3.あんなにも近くに自分から行って……今でも震えが止まらない、怖い、苦しい
- 41124/06/24(月) 02:52:34
さてはこいつ主人公だな?????
- 42124/06/24(月) 03:01:00
いやさ、めっちゃ○ぬ程曇りに曇ってめっちゃボロボロではあるはずなんだけど、どこか根っこの良いところはまだ○んでないというかね
- 43124/06/24(月) 06:58:13
保守
- 44124/06/24(月) 07:06:41
ほ
- 45二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 12:46:23
いつ記憶喪失になったか次第でオペラオーの反応もだいぶ変わりそうだな
デビュー前かクラシック期かシニア1年目か2年目かでトレーナーとの関係も変わるだろうし
シニア以降のプレッシャーやばそうなオペラオーにこれ以上心労をかけるのいいよくない - 46124/06/24(月) 13:22:19
最後素直でワロタww
- 47124/06/24(月) 13:32:42
てか知らぬ間に過去回想始まってて自分でも笑っちゃうよww
こんなのあったらドラマチックでおもろいかも〜ww
をここ数回連続でひきあてる力には脱帽だよ - 48二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 13:37:47
ウマ娘の柔らかさを教えてあげるんだオペさん!!!!!
- 49二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 13:44:02
昔から大分頭トレーナーである事がハッキリしたから割と立ち直る芽はある方で良かったのう…
- 50124/06/24(月) 13:48:34
頭トレーナーww言い得て妙ww
- 51124/06/24(月) 15:32:15
入院してきたウマ娘はどんなウマ娘だった?
dice1d3=1 (1)
1.シニア級G1ウマ娘
2.クラシック級皐月賞ウマ娘
3.未勝利ウマ娘
- 52124/06/24(月) 16:32:27
ここらで一旦現代に戻ります
オペラオー見たトレーナー(精神だけ中学生)は
dice1d3=3 (3)
1.言葉になってない叫びを上げながら部屋の隅でうずくまる
2.泣きながら恐怖のあまり動けない
3.気絶からのショックにより心肺停止(確定で蘇生)
- 53124/06/24(月) 16:33:11
このトレーナーさっきから最悪の選択肢を引く事に命かけすぎでは?!?!
- 54124/06/24(月) 17:06:49
大丈夫か?!コレ本当に生き返れるか?!
- 55二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 17:13:29
事故にあったトレーナーが目を覚ましたって話を聞いて文字通り飛んできたであろうオペラオーが「目が覚めたんだね!?」って病室を開けて姿を見せた途端に自分のせいで気絶して心肺停止するところを見せられるとかオペの精神がアップダウンすぎるねん
- 56124/06/24(月) 17:24:56
- 57二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 17:31:11
- 58124/06/24(月) 17:43:14
- 59二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 17:44:25
ちょっとダイススレではルール違反かもしれないけど
辛そうにしてるオペを黙ってみてるだけの覇王世代じゃないと思うんだ
てかそうでもしないと重すぎる…… - 60124/06/24(月) 17:51:41
- 61二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 17:58:40
オペラオーが演技無しで本音を語ってトレーナー(記憶無し)の心を開く展開にしよう!そうしよう!
- 62二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 18:04:10
こういう時覇王世代+ウララちゃんは間違いなく団結できると思う
- 63二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 18:04:18
ボクを見ることすら負担になるのだから、と会わないようにしつつ、自分がウマ娘であることを隠し音声だけのオペラを録音し病室に届け続けるオペラオー
次第に回復してくるものの大切なことを思い出さなければいけない気がして頭を抱えるトレーナー
会わない中でお互いの存在が大きくなっていくのに顔を合わせることすら叶わないふたり… - 64124/06/24(月) 18:09:44
- 65二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 18:13:17
そこでまた気絶させてしまうのでは…と隠れようとするオペに「私たちを無理やり舞台に引き上げたあなたは何処へ行ったの」と後押しするアヤべさん!
必死に意識を保つトレーナーを前に決死のオペラを開始するオペラオー!
ずっと病室で聞いていたオペラ、目の前のウマ娘、そしてずっとずっと一緒だった大切な担当!
その全てがここで繋がる!
あとは任せた
- 66二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 18:14:42
この間は驚かせてしまってすみません。入ってもいいですか?と勇気を出して後日病院へ向かうんだ。
トレーナーは現状をどうにかしたいけどまたパニック起こして傷つけてしまうかもと返答に困るんだ。
そこでオペラオーは扉越しで本音トークをするんだ…
今までの事を蓋をしてた部分も含めて全て話すんだ…
- 67二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 19:40:02
…引退レースでは過去最低の5着に沈みました。どうですか?これが私と貴方の青き春です。貴方が思い出せなくても構わない。私がずっと忘れてやりませんから。
それともう一つ。トレーナーさん、あなたは私に自身の対ウマ娘恐怖症について隠していました。…正直言って欲しかった、話してほしかった。でもこれは私の一方的なわがまま。だって私も隠していることがあるから。それを今から話します。だからちゃんと聞いて下さい。
───そしてシニア期から厳しいマークによってオペラオー自身も集団【恐怖症】を発症している事を明かす… - 68124/06/24(月) 20:08:31
ねぇねぇ、今ふと思ったんだけどさ……
『現代』のトレーナーは、一体『何と事故った』んだろうね(地獄をこれ以上広げるな) - 69124/06/24(月) 20:10:48
またウマ娘と事故って、『強烈なフラッシュバック』の結果記憶が以前事故った時のものまで戻った
ってなんかしっくり来ない? - 70二次元好きの匿名さん24/06/24(月) 20:24:08
現代トレーナーはオペラオーの目の前で事故ったりしてない?大丈夫?
- 71124/06/24(月) 20:25:06
- 72124/06/24(月) 20:41:00
とりあえず地獄は回避出来たぞ!(手遅れぞ)
- 73二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 02:14:11
ほ
- 74二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 06:55:35
ほ
- 75二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 17:30:52
ほ
- 76二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 18:08:06
う〜〜ん?好みな流れではあるが大丈夫か?
- 77二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 18:25:22
スレ主よ!恐れずダイスを振るんだ!
- 78124/06/25(火) 18:29:53
- 79124/06/25(火) 18:31:12
オペラオーは
dice1d3=2 (2)
1.オペラの音声だけ送った
2.仕切り越しに会話をする事にした
3.足がすくんで何も出来ずにいる
- 80二次元好きの匿名さん24/06/25(火) 20:32:23
選択肢に救いが無い…
- 81124/06/26(水) 06:58:41
保守
- 82124/06/26(水) 18:30:19
保守ー
- 83二次元好きの匿名さん24/06/26(水) 20:54:32
保守
救われろ…救われて… - 84124/06/27(木) 00:12:06
仕切り越しに会話をした事で
dice1d3=1 (1)
1.声だけなら落ち着いて会話できるようになった
2.テイエムオペラオーを『知り』、震えながらも理性を保てるようになった
3.何故『出来る』と思った?
- 85124/06/27(木) 00:12:31
よし!よし!よし!
着実にいい方向へと進んでるぞ! - 86二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 07:00:23
ほしゅ
- 87二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 16:43:04
なんとか快方に向かってくれ
- 88二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 23:59:43
このトレーナーはレース映像見ることはできるのかな
走ってる時点で無理かもしれないけどこのトレーナーの頭トレーナー具合を信じてオペラオーが走ってる姿は「美しい……」とかになっててもいい - 89二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 07:00:26
保守ー
- 90124/06/28(金) 18:12:42
保守ー
- 91二次元好きの匿名さん24/06/28(金) 22:17:19
曇りがすごい
- 92二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 03:23:30
ほ
- 93124/06/29(土) 12:23:13
仕切り越しに会話して
dice1d3=3 (3) +3
日経過
dice1d3=2 (2)
1.対面しても喋れるようになった
2.仕切り越しではあるが震えは無くなった
3.恐怖は何も改善して無いが、プラスして知らない温もりを感じるようになってきた
- 94二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 16:12:20
よし、いいぞ…その調子だ…少しずつ慣れていけ…
- 95二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 23:08:02
ほ
- 96124/06/30(日) 09:38:16
トレーナーは勇気を振り絞って
dice1d3=1 (1)
1.テイエムオペラオー自身の事を聞きたいとお願いした
2.テイエムオペラオーの走りが見たいとお願いした
3.テイエムオペラオーのオペラが見たいとお願いした
- 97124/06/30(日) 17:17:04
トレーナーはテイエムオペラオーの事を聞いて
dice1d3=2 (2)
1.頭痛が始まる
2.焦燥感が止まらず過呼吸が始まる
3.話の途中なのに白昼夢を見てしまう
- 98二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 17:34:24
トレーナー大丈夫か!?
- 99二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 23:55:33
この焦燥感の原因は「ウマ娘怖い」ではなく「思い出さなきゃ」の方なのかな
- 100124/07/01(月) 00:12:07
「それではまず、僕らの出会いから話そうか」
そこからテイエムオペラオーと『彼』の思い出を聞いた
泥臭く、汗くさく、けれども煌びやかで燦々と眩しい路のお話……
(どれもこれも俺には分からない事だらけ、けど……知っている筈の事だらけ)
俺にはその全てが見えてる筈なんだ!俺の中の何処かにきっと、きっとあるはず!
思い出せ!
絞り出せ!
彼女の優しさに報える事はそれだけだろ!
「くん」
彼女とは恐怖の向こうに懐かしさがあった、きっと俺はまだ覚えてるはずなんだ!どうにか、どうにかあの向こう側を見えれば、きっと
「トレーナーくん!しっかりするんだ!」
「──ふぇ?」
仕切り越しだったせいか、彼女の声に気づかなかった。俺は何時の間にか心臓は鳴り止まぬ程の音を発し、呼吸は乱れ肩で息をしていた。気付かぬ内に〝発作〟が出ていた
「今ナースコールをした、一時僕は外に出るが何かあったらとにかく音を出してくれ!僕なら僅かな音でも逃さないから!」
「あっあぁ、分か──」
俺は、返事を最後まで言えなかった - 101二次元好きの匿名さん24/07/01(月) 07:00:17
保守
- 102二次元好きの匿名さん24/07/01(月) 09:55:43
長文の栄養たすかる
- 103124/07/01(月) 17:31:33
俺は深夜に目を覚ました、当然ながら学生であるテイエムオペラオーは帰っていた……
「また、傷つけてしまったよな……」
頭にこびりついているのは彼女が俺を本気で案じ、怯えと焦りを帯びた声。
「…………」
俺は記憶よりも画面が大きくなっている〝彼〟のスマホを手に取る、パスワードはテイエムオペラオーから聞いていた。
俺は医者からあるアプリを見る事を強く止められていた、それは俺が対ウマ娘恐怖症というモノを患っていたからだ。けれど俺はもう、彼女の悲しむ声も聞きたくないし、姿なんて見れるわけが無い
「覚悟を決めろ」
俺はそのアプリ──写真や動画が記録されているアプリを開いた - 104二次元好きの匿名さん24/07/01(月) 18:56:03
いい方向に向かってくれ……!!
- 105二次元好きの匿名さん24/07/02(火) 02:26:13
保守
- 106二次元好きの匿名さん24/07/02(火) 07:58:09
保守
- 107二次元好きの匿名さん24/07/02(火) 12:37:50
保守
- 108124/07/02(火) 19:52:13
そのアプリの中にはテイエムオペラオーと『彼』の濃密な思い出があった、ソレらは俺の心にナニカを訴えかけ、そして記憶が反芻し、混ざり合う。
「ああぁぁぁ!!!」
頭が痛い、怖い、気持ち悪い、体から血が止まらない、痛い、目の前が白い、痛い痛い痛い痛い痛い
俺の傷と、『彼』の傷が共鳴し、『2重の痛み』が俺を襲った。俺はのたうち回り、それでも尚『記憶』は痛みを止めてはくれなかった。
──それでも
「あり……ま、きねん…まで、あと──」
俺が『彼』を起こす理由が増えたのは、分かった - 109124/07/02(火) 20:27:09
「っ!──い゙っ!」
俺は目を覚ますと勢いよく起き上がり、腹を確認しようとするもズキズキと体中が痛みうずくまる。
「と、とりあえず血は出てない」
昨晩見たのはきっと『彼』の事故の記憶が蘇った時に見てしまった強めのフラッシュバックなのだろう……
「クソみてぇな鬼畜体験したけど、収穫もあった……」
『彼』はどうやらジャパンカップが終わり、帰る時に事故にあってしまったらしい。そしてあれから1週間弱……
「テイエムオペラオーは今無敗、彼女の〝伴侶〟たる俺がこんな所で、止まってる訳にはいかないんだ……」
『俺』カバンの中から財布を取り出し、現金をベッドに置くとそのまま歩き出していた。 - 110二次元好きの匿名さん24/07/02(火) 21:22:54
想像の5億倍くらいやばいタイミングだったけどトレーナー頑張れ!!
- 111124/07/03(水) 07:02:27
保守
- 112二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 18:52:00
保守
- 113二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 20:53:48
なんか落ちかけてるな…見る人少なくなったな
- 114二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 23:37:34
仕方ない、長いものはそれだけ興味はなくなる人もいる
- 115124/07/04(木) 00:22:44
- 116124/07/04(木) 00:25:14
トレーナーは
dice1d3=2 (2)
1.どこに向かってるのか自分でも分かってない、体が動いている
2.〝俺〟の記憶を頼りに目的地へと向かっている
3.〝彼〟の記憶を頼りに目的地へと向かっている
- 117二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 06:53:21
保守
- 118124/07/04(木) 15:38:52
保守
- 119二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 00:24:08
ほしゅ
- 120二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 07:03:22
保守
- 121二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 15:57:08
ほ
- 122124/07/05(金) 23:19:35
『俺』には、やらなきゃいけない事があるんだ……『オペラオー』のトレーナーとして、『俺』は──
「──ん?オペラオーさんのトレーナーさん!?」
「え?」
この人は、誰だろう……トレセンの人なのだろうが、分からない。けど『俺』にはやらなきゃ行けない事がある、どうにか誤魔化さないと
「えっと、あの…こ、こんにちは!」
「あっこんにちは…じゃありません!怪我と記憶喪失で入院してると聞きましたよ、もう大丈夫なんですか?」
「は、はい!お騒がせして申し訳ないです。ははは……」
「そうなのですか……」
お、これなら何とか見逃してもらえる?
dice1d3=3 (3)
1.不安そうに見守られながら見送られる
2.『私の名前、言って貰えますか?』
3.信じてもらえ、見送って貰ったけどたづなさんのケータイに電話が……
- 123124/07/05(金) 23:23:41
「実は早朝記憶が戻って、これから理事長の方に報告をと思いまして」
「そうですか……わかりました、お身体の方は病み上がりなのですから、お無理はなさらぬよう」
「はい!」
よし!何とかなったぞ!これなら『オペラオー』の元へ
TrrrTrrr
「はい、駿川です………え?トレーナーさんが病院を脱走!?」
俺は無言で走り出していた、駿川という方に今捕まる訳にはいかないから、気づけば死ぬほど痛い体に鞭をうちつけるかのように全力で走り出していた。
そして気付かぬうちに捕まっていた - 124二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 07:34:26
保守
- 125二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 17:16:02
このレスは削除されています
- 126二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:50:20
「は、話して下さい!『俺』には行かなきゃいけない所があるんです!」
「そうですね、貴方は病院に行くべきです」
くっ!怪我のせいか力が入らず振り切れない!体がズタボロなのは承知だったが、女性も振り切れない程だと心にくるぜちくしょう!
dice1d3=3 (3)
1.「あー!たづなさんが男の人とイチャイチャしてるー!」
2.「オペラオーのトレーナーさん?」
3.「──トレーナーくん?」
- 127124/07/06(土) 22:50:47
(´º∀º`)ファーʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬやっぱりこいつ持ってやがるぜwwwww
- 128二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 04:03:43
保守
- 129二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:38:57
ほ
- 130二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 22:10:32
オペラオーからしたら過呼吸からのこれか
- 131二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 07:04:46
保守
- 132二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 18:41:14
続きが気になる
- 133124/07/09(火) 02:52:52
「トレーナーくん!?何をやっているんだい!」
『オペラオー』は驚きながら『俺』らの方へと駆け寄ってきた
「実はトレーナーさんが病院から抜け出して来たようで……」
「抜けっ!?何をしてるんだいトレーナー君!」
「悪い、けど『俺』は今!寝込んでる暇は無いんだ!」
「もしかして、記憶が本当に?」
「いや、実際問題記憶は全部は戻ってない…けれど」
ぼやける視界、火照る体、それでも止まれない理由がある
「愛バが今、大事な時期だってのに……我が身可愛さでお前の事を投げ出せるかよ!」
記憶の回復率
dice1d50=12 (12) +30
- 134124/07/09(火) 07:09:32
保守
- 135124/07/09(火) 10:01:03
残業が決まったからホスト規制の前に保守
- 136124/07/09(火) 12:01:53
てか本当記憶に関しては少しづつよなトレーナー
- 137二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 18:55:29
じわじわだなぁ
- 138二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:09:14
保守
- 139二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 07:02:09
ほしゅ
- 140二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:07:59
保守
- 141二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 23:20:59
「『俺』は、正直まだ記憶が万全じゃない…体だって事故から数日しか経ってないからズタボロだ、多分今38℃位あると思う」
「んな?!」
「それでもこの心が、魂が、今!戦わない選択を許さないんだ!」
「トレーナーくん……」
思い出せない、『俺』はけれど誓った筈なんだ。この小さくも力強い世紀末覇王と、共に覇道を行くと。
「てい」
「アベシッ!?」
「トレーナーくん!?」
「全く、オペラオーさんの今も確認せずに突っ走って……愛されてますね、テイエムオペラオーさん」
「たづなさん…」
「とりあえずこの人は病院に私が責任もって病院へ送りますので安心してください、その代わりと言ってはなんですが頼み事を」
「頼み事ですか?」
「はい、今貴方がトレーニングの指導を臨時で受けてる に、トレーナーさんと会う時間を作って欲しいと」
「分かりました」
オペラオーは今
dice1d4=3 (3)
1.トプロトレに臨時トレをして貰っている
2.ドトウトレに臨時トレをして貰っている
3.アヤべトレに臨時トレをして貰っている
4.3人にローテーションで臨時トレをして貰っている
- 142二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 06:58:38
保守
- 143二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 18:14:50
ありがとうアヤトレ
- 144124/07/12(金) 00:11:34
「よっ!オペトレ、病院脱走たァ中々ガッツある事すんじゃねぇか」
「貴方は確か……アドマイヤベガの」
「お?思い出してくれてたか、嬉しいねぇ」
『俺』の病院に来たのはオペラオーのライバル〝だった〟アドマイヤベガ、その担当トレーナーだ
「すみません、今はあなた方だって大変だと言うのに……」
「いいっていいって、アヤべなんか寧ろ《私達が帰ってきた時、まだその腑抜けた顔をし続けるようなら許さない》ってオペラオーに発破かけてたくらいだよ」
「やっぱり、強いな彼女は……俺も、早く……」
「………とりあえず、覇王の嬢ちゃんについては俺がこの命にかけて責任もって指導するから安心してお前は療養に専念しとけ」
「アヤベトレ」
「なぁに、ライバルウマ娘の指導だからと言って手を抜く俺じゃねぇさ。俺らにだってプライドがある、最強完壁な世紀末覇王以外を倒したってリベンジにはなんねぇからよ」
「ありがとう」
「良いってことよ、コレもお前やあの娘らが結んだ縁の結果さ」
「それはそれとしてトレーニングには俺も同席させてもらう」
「俺の話聞いてたァ?!ねぇキミィ?!」 - 145二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 07:00:54
ほしゅ
- 146二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 18:12:24
保守
- 147124/07/13(土) 01:15:56
「今は記憶が霧にかかって、体は正直痛み止めを手放せない程度には酷い、正直こないだ脱走したのがヤバかった」
「おいおい、そんな酷い状況だったのかよ」
「まぁな……それでも、『俺』はテイエムオペラオーのトレーナーなんだ」
「お前」
「確かに、傷病者は休ませなきゃいけない。けれども『俺』はあの娘のトレーナーなんだ」
「………」
「この『有馬記念』には、あの娘の年間無敗という偉業がかかっている。例え指導する力を失ったとしても、『俺』には彼女と共に駆け抜ける義務と責任がある!」 - 148二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 11:50:37
これは…いけるか?
- 149二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 21:41:41
ほ
- 150124/07/14(日) 00:48:13
「………分かった」
「ん?」
「お前がトレーニングに同伴出来るように俺の方から上に働きかけてみる」
「い、いいのか?」
「あぁ、俺もトレーナーの端くれだ…お前の気持ちが分からないほどバカでもねぇ」
「あ、ありがとう!」
「ただし!お医者様の説得はお前がやれ!そこに関してはどうやっても誤魔化しが効かねぇ!しっかり体を休めて回復し、筋を通せ!」
「あぁ、あぁ!分かったよ!」
「ったく……じゃあお大事になオペトレ、さっさと『戻ってきて』あの娘の事安心してやれよ……」 - 151二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 08:52:19
朝星
- 152二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:05:50
これで好転してくれればいいが
- 153124/07/15(月) 00:10:41
あれから数日が経ち、アヤベトレが理事長に直談判し、『俺』は気合いで休みまくり何とかお医者様から経過報告を欠かさない事を条件に許可を勝ち取った。
今日は車椅子に座りながらではあるが、久方ぶりのトレセン学園でテイエムオペラオーのトレーニングに同伴している。
「なぁ、オペトレ」
「なんだ?」
「お前、俺と病室で話してた時有馬記念について話しただろ」
「あぁ、それがどうかしたか?」
「いや、俺の気のせいじゃなければあの瞬間……お前の気迫がオペラオーに対しての覚悟を決める時と同じ気持ちの強さがあった……有馬記念に対してトレーナーとしてでは無く、お前自身何か強い気持ちがあるんじゃないかってな」
「『有馬記念』にか?確かにあのレースは出るだけですら誉高いレースだし、トレーナーとして強い気持ちはあるが個人的になんて──」
【キミが勇気を出して、私に接してくれた】
「ッ?!」
「ん?オペトレ?」
【だから今度は私が勇気を見せる番】
「あ、頭がッ……クゥ、あ──」
「おい、しっかりしろ!おい!」
【『有馬記念』の、勝利をキミに】
「ああああああああぁぁぁ!!!!!」
記憶の回復率
dice1d38=19 (19) +42(元値)+10(覚醒ボーナス)
- 154124/07/15(月) 00:11:11
記憶は71か
- 155124/07/15(月) 00:13:02
【】の中が何かは、この辺りを見て頂いて欲しい
- 156二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 08:11:53
だいぶ戻ってきたな
- 157124/07/15(月) 16:27:38
倒れ保健室に運ばれるも、幸い頭痛は数十分程度で治まり何とかなった……
「トレーナーくん、もう平気なのかい?まだ横になってなきゃ」
「大丈夫だよ、ソレにノートを見返してたら何か思い出すかもしれない」
「そうかもしれない、けれど……」
『俺』はオペラオーに頼んで、『俺』のノートを持ってきてもらった。何か刺激があれば、また思い出せるかもしれない。そんな時、オペラオーが俯きながら話しかけてきた
「トレーナーくん」
「ん、なんだ?」
「はっきり言ってボクはキミがトレーニングに同伴するのも、こうやって記憶を思い出そうとするのも、嫌なんだ……」
「ど、どうして?」
そう聞くとオペラオーは顔を上げ、目に涙溜めながら少し強めに言葉を放った。
「キミが苦しんでるからじゃないか!聞いたよ、体が回復したとしても激痛が少し和らいだ程度だと、何より、記憶が戻る度に気を失いかけるほどの激痛がキミを襲う!それなら、それならボクはッ!ボクは………」
記憶が戻ってきて欲しいなんて望まない - 158二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 20:38:58
望まない‥か
- 159124/07/16(火) 01:24:38
「オペラオー……」
「キミは…キミは、確かにボクの大切でかけがえのない人だ。記憶が戻って欲しい、また一緒にボクと戦って欲しい……けど、その為にキミがあんなにも苦しむのは嫌だ!」
オペラオーはとうとう我慢ができずにポロポロと涙を零し、少女としての彼女を見せた。『俺』の記憶を少しづつ取り戻した『俺』は、オペラオーの事も思い出しつつあるから彼女がどれだけ追い詰められていたか理解出来た。
「………ごめん」
「謝って欲しいんじゃないんだよ、キミには健やかに生きて欲しいんだよ……」
「ごめん、本当に…ごめん」
「くっうぅ、この……このぉ」
俺はオペラオーを手招きし、抱擁した。オペラオーは両腕を腰にまわし顔をグリグリと押し付けてきた。
「なんで、なんで止まってくれないんだ……記憶が戻らなければただただ苦しいだけじゃないか」
「……もしかしたら記憶が戻るかもしれない、君の隣を胸張って歩けるかもしれない。その為に苦しむ必要があるとしても、悩む理由にはならないさ」
「トレーナーくんのばか」
「愛の為に生きる男なんて、そんなもんだよ」
「なっ!?今そんな事言わないでくれたまえ!まったく………まったく」 - 160124/07/16(火) 01:42:24
「オペラオー、キミには言っておこうと思う」
「何をだい?」
「『俺』が何故、ウマ娘恐怖症という病を患っていたにも関わらず、トレセンのトレーナーになろうと思ったかだ」
「いいのかい、聞いて。ソレはトレーナーくんにとってきっととても大切で、そしてとっても辛い思い出のはずだろう?」
「いいんだ、キミには知ってて欲しいんだ……アレは、『俺』が中学生の頃事故って入院した時の事だ。同じ病院にトレセンのウマ娘がレース中の事故によって入院したんだ」
「トレセンのかい?」
「うん、ちょうどキミと同じシニアクラスのウマ娘。そのリハビリの所をたまたま見かけてね、倒れた所に駆け寄ったんだ」
「え?!で、でもキミは……」
「あぁ、ウマ娘がタヒぬ程怖い、どうしようもなく怖い、何があっても怖い……そんなウマ娘を見る事ですら臨タヒ体験しかねない程の恐怖を感じていた時期だ。正直当時駆け寄りながらなんで?って考えたし、終わった後もなんで?と思った。今もなんで?って分かってない、けど」
「けど?」
「きっと、そんな恐怖〝なんか〟で助けないなんて事が出来なかったんだ」 - 161124/07/16(火) 06:58:55
保守
- 162二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 16:43:19
ほ
- 163二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:00:58
保守
- 164二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 06:50:16
保守
- 165二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 17:08:11
何とか解決の糸口が見えてきたか
- 166124/07/17(水) 18:07:38
「それから『俺』は会いたくないのに、接触禁止を言い渡されてるのに、度々彼女の元へ足を運ばせるようになったんだ……自分も、事故の怪我完治してない癖にね」
「……キミの無茶したがりは幼少の頃からのようだね」
「男なんてそんなもんだよ……話は戻して、たどたどしくも会話を続けてたらちょっとした友情が生まれてさ、それで教えてもらったんだけど──彼女の後遺症について」
「後遺症?そのウマ娘も深刻な怪我をおってしまったのかい」
「あぁ、特にレースを走る者としては致命的な怪我を負ってしまったんだ……彼女は、重度のバ群恐怖症になってしまったんだ」 - 167124/07/17(水) 18:49:56
「バ群恐怖症ッ!」
「ソレもいわゆる一般的なレースという緊張状態にのみ発症するのではなく、街中とかの人混みにすら反応する程の極めて深刻なものだった」
「それじゃあレースどころか、日常生活だって危ぶまれるじゃないか!?」
「あぁ、彼女は当時そのせいでリハビリにもだんだん気持ちを向けれなくなっていたんだ。最初は負けん気でターフに何とか戻ろうと思っていたけど、自分の症状がどれだけのものかと現実を直視する度に精神が綻び続けていた」 - 168124/07/17(水) 18:53:33
「じゃあ彼女はそのままレースを引退してしまったのかい?」
「いや、そうさせたくない大馬鹿者が1人……彼女の傍に居たんだよ」
「え?」
「自分だって今すぐ逃げ出したい癖に、今この時だってどうして助けたいと思ったのか説明できない癖に、彼女をほっとく事が出来なかった大馬鹿者がさ」
「トレーナーくん……」
「『俺』は出来る限りの言葉を尽くして彼女を励ました、体力がある日は一緒にリハビリにだって参加したさ。途中から病院の方もウマ娘を避けるんじゃなく、接触させて解消させるようになったらしくて接触禁止もとっぱられてた」 - 169124/07/17(水) 19:07:06
「それでも、彼女は恐怖には打ち勝てなかった……そこで俺は彼女に賭けを持ちかけたんだ」
「賭け?」
「あぁ──」
[もし、キミがターフに戻るのなら、キミのこれからのレース全てをこの目で確かめに行く]
「んな!?」
「今思っても、とんでもない賭けさ……自分の精神を文字通り掛け金にするんだから」
今でも思い出せる、そう言った時の彼女の驚いていて、救われたような、吹っ切れたような顔を。
[キミに、そこまで言われたら私、逃げれないじゃない…………分かった、ありがとう。その覚悟、しっかり貰い受けたよ!]
「そうして彼女はリハビリの末復帰し、再びターフに戻る事になった。どうにか夏休み前に復帰した彼女はその後、3つのレースに出た」
「3つ?というか、そのウマ娘の距離適性って」
「天皇賞・秋、ジャパンカップ、そして………『有馬記念』。奇しくもオペラオー、キミと同じ路を彼女はラストランに選んだんだ。天皇賞・秋では5着、ジャパンカップでは惜しくも2着だった彼女はそれでも挫けずに走り、正真正銘の有馬記念……」 - 170124/07/17(水) 19:07:18
[ありがとうね、こんな私の為に苦しんでくれて……]
[バカ、こんなんどうって事無いよ]
[足ガックガクの癖によく言うよ……]
[キミが勇気を出して私に接してくれた、それだけで私は救われてた]
[だと言うのに貴方は私の捨てた願いすらも、救ってくれた]
[だから今度は私が勇気を見せる番]
[貴方が私にくれたように、どんな恐怖にも暗闇にも負けない温もりを私が貴方に渡す番]
[有馬記念の、勝利をキミに!私の本当の最後、見守ってて] - 171124/07/17(水) 20:46:09
ダイススレとは何だったのかと思えるssスレになってるぜ!
- 172二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 07:03:51
ほしゅ
- 173二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 17:03:09
今後の展開の要所でダイスを使えばいいんじゃない?
- 174二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 20:37:42
どうかな
- 175124/07/19(金) 01:29:03
「そ、それで……彼女は、勝ったのかい?」
「あぁ……バ群に埋もれ、もう勝てないんじゃないかと思った。彼女の辛さは隣でずっと見てきたからね、それでも彼女は恐怖を覚悟で押し止め冷静に尽くした。最後、他がラストスパートにかかった所によって生まれた隙間を見逃さず、撫で切った」
そうだ、あの光景が……あの走りが、『俺』の心に何時までも勇気をくれていたんだ。
「………………いや、ソレは無粋か」
「オペラオー?」
「なんでもない、トレーナーくん」
「うん、なに」
「ボクの走りで必ず君の記憶を取り戻す、どうか見届けて欲しい」
「!あぁ、見届けるよ。必ず」 - 176124/07/19(金) 07:00:24
保守
- 177二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 17:12:14
これは勝ち確入ったかな?
- 178124/07/20(土) 01:10:40
有馬記念当日、控え室
「とうとうだな……」
「結局キミの記憶は完全には戻らなかったね」
「面目ない、そのせいでアヤベトレに大部分を任せてしまった…」
「キミが居る、それだけでボクには百人力さ。それに……託されたからね」
「それは?」
オペラオーの手には紙……恐らく手紙と思われる物があった。
「ん?んー、内緒」
「え゙?」
「コレは恋する乙女〝同士〟の約束だからね、キミには内緒さ」
「そのか、それは残念だ………そろそろ時間だな」
「そうだね」
オペラオーは返事をすると『俺』の目の前にかしずくと『俺』の左手を取り見上げる。
「キミの覚悟と献身に、ボクは何時だって救われていた……覇道を共に歩むキミ1人助けれず、ボクは世紀末覇王を名乗れない。『有馬記念の、勝利をキミに』。キミには最後まで、覇道を共に歩んでもらうよ」
「オペラオー……」
「ふっ行ってくるよ」
dice1d3=2 (2)
1.トレセンの教師
2.トレセンの教官
3.トレセンの保険医
- 179124/07/20(土) 02:09:55
[テイエムオペラオー様、学園では何度か顔を合わした事がありますが此度は私事故手紙で失礼します。
まず初めに貴方様のトレーナー殿は私の恩人であります。選手時代、苦しんでいた私を自分の事を顧みずに助けてくれました。そんな彼が事故にあい記憶を失ったと聞きました、これからする私のお願いは傲慢ですら生易しいものですがそれでもお願いします。
有馬記念で1着を取り、勝利してください。彼の記憶を1番刺激できるとしたら、それなのです。
どうか、彼を救ってください]
「負けるつもりなんて毛頭無かったけど……負けられないな」
オペラオーは地下バ道をぬけ、パドックに赴いた。
「ハーッハッハッハ!ようこそ、ここに居る皆様は伝説が産まれる瞬間を見る事が出来る生き証人!どうか決定的瞬間を!ボクの年間完全勝利を!その目に焼き付けてくれたまえ!」
覚悟も、願いも、誰にも負けない - 180124/07/20(土) 13:06:12
光を見た。まるで矢の如く鋭利なその光は、壁をぶち破り目標へ到達した。
【テイエムオペラオー!有馬記念1着!これにより年間無敗という偉業が達成されたー!!!その姿はまさに世紀末覇王!誰も彼女を止められない!!!】
『俺』は………俺は、気づけばオペラオーの元へ駆け寄っていた。
「オペラオー!」
「トレーナーくん!…………ふっどうやらボクは、想い人を取り返す事が出来たようだね」
「!分かるのか?そんな、見ただけで」
「分かるさ、好きな人の微かな違いにも気づけないなんて、世紀末覇王失格さ」
「そうか」
俺はオペラオーの手を握り涙を流しながら言葉を綴った。
「ありがとう本当に、ありがとう……キミが居たから『俺』は、頑張ろうって思えた。キミが居たから『俺』は俺にもどれた……ありがとう、テイエムオペラオー」
dice1d29=29(確定覚醒)+71
- 181124/07/20(土) 16:34:45
と、とりあえず……一件落着……か?(震え声)
今後はオペラオーと教官に挟まれて恋が始まるトライアングルですな - 182二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 23:36:40
保守
- 183二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 03:10:58
保
- 184二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 11:55:20
- 185124/07/21(日) 22:58:46
エピローグ何書くか……考えなきゃな
- 186二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:00:36
ほしゅ
- 187二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 17:44:42
- 188二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 18:13:44
お待たせ!
記憶が戻ったあの日から色んなことがあった、まず昔会った『彼女』に再開した。いや、言い方が少し違うな。お互いトレセン学園で認識はしていたけど、違っていたらとか覚えてなかったらとか理由を付けて逃げる事を辞めた。
互いに、気づいてるんだったら言えよバカと言い合った。
他にはアドマイヤベガが来年からターフに復帰するという表明をした、〝役者〟が増えてオペラオーの演目が賑わうのは大歓迎だ、恩義もある、最大限を〝御魅せしてやろう〟とオペラオーと誓い合った。
そして、1番変わった事と言えば──
「トレーナーくん、コレは平気かい?」
「あ、あぁ大丈夫だ」
「なら、もう少しだけこうしてようか」
オペラオーが俺の『対ウマ娘恐怖症』緩和の為の訓練と称しスキンシップをするようになった事だ。俺自身コレは少しずつどうにかしないといけないと思ってたから申し出を受けたが、些か過激では無いかと思っている。今も俺の膝の上に座り、恋人繋ぎをしながら互いの目を見つめ合っている。
これでは別の意味でドギマギしてしまう。
- 189124/07/22(月) 18:14:02
「コラァー!?生徒と教育者が何をやっているんだ!」
「クッ毎度間が悪いっ!」
「全く、油断も隙もない……さぁトレーナーさん、私なら合法ですのでこのちんまいのが出来ないようなスキンシップしましょう。とりあえずソファに横になって──」
「おいバカやめい!ボクのトレーナーだぞ!」
そして何故か教官もこのスキンシップ療法をやろうとするのだ………いや、理由は分かってる、分かっているとも。けど
「そもそも男の子っちゅーのはおっぱいに勝てないの!だから勝つのは私!」
「濃厚な絆に勝るもの無し!ボクも引き下がれないよ!」
「おいおい」
この素敵な女性らを幸せにできる勇気も覚悟も持ててないから、だからもう少しだけ……
「ウマ娘2人に暴れられたら止めれんからやめてくれ」
道化を演じるのを許して欲しい。 - 190124/07/22(月) 18:15:15
エピローグ おわり
- 191二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 18:23:03
大作おつでした!
- 192124/07/22(月) 18:28:51
ありがとう!俺自身まさかこんな事になるとは思わなかった!ネタでわーわー出来たらいいなと思ったらダイスがあれやあれやと『この選択肢オモロいやん、コレにしたろ』してきて、創作意欲が出てきてしまったww
- 193二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 00:51:54
保守
- 194二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 07:02:59
保
- 195二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 15:04:47
保守
- 196二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 23:31:36
保守
- 197二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 07:02:02
ほしゅ
- 198二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 18:27:12
ほ
- 199二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 18:54:00
いい話でした
お疲れさまでした - 200124/07/24(水) 18:55:53