- 1ウキクサ24/06/25(火) 01:15:47
- 2ウキクサ24/06/25(火) 01:17:11
前スレ
ここだけレジェアル主人公が集まる掲示板Part181|あにまん掲示板アルセウスフォンから平行世界に繋がる掲示板です次スレは>>190を踏んだ方が立ててください(※原作および他者のキャラを過剰に貶めす行為はご遠慮ください)(※自キャラの盛るペコは自由です)(…bbs.animanch.com派生スレ
ここだけレジェアル主人公が集まる掲示板の自分の主人公の設定書き込むスレ117|あにまん掲示板ROM勢でも大歓迎。設定、絵、小説、本スレの補足、メタ、雑談なんでもどうぞ。自キャラの盛るペコは自由です。原作および他者のキャラを過剰に貶めす行為はご遠慮ください。『その他話題』以外のカテゴリで本スレ…bbs.animanch.com - 3ウキクサ24/06/25(火) 01:18:45
保守
- 4ウキクサ24/06/25(火) 01:19:00
ほすす
- 5ウキクサ24/06/25(火) 01:19:35
ほしゆ
- 6ウキクサ24/06/25(火) 01:21:49
ほしし
- 7ウキクサ24/06/25(火) 01:22:24
ほしゅほしゅ
- 8ウキクサ24/06/25(火) 01:22:52
ほすほすらいと
- 9ウキクサ24/06/25(火) 01:23:07
ほしゅほしゅらいと
- 10ウキクサ24/06/25(火) 01:23:23
保守完了
- 11ウキクサ24/06/25(火) 16:40:35
じいちゃんの机の上に鬼さまの仮面があった。
鬼さまは俺だ。除け者にされて人の気持ちなんて知らずにないがしろにされて…。
だからこの仮面を俺が鬼さまに返す。
皆にはわるいけど、でも鬼さまに関しては譲れない思いがある。
アオイにそれをわからせてやる。 - 12とあるブショー24/06/25(火) 16:43:24
ははは、がんばれー。
- 13ウキクサ24/06/25(火) 16:43:54
前スレ198
でもそれって、寂しいと思います。 - 14ウキクサ24/06/25(火) 16:55:22
【内気な少年が姉と能天気な少女を糾弾する】
『アオイ』
『……ふたりは知ってるよな?鬼さまが本当は悪くないってこと……』
『悪いのはともっこたちなのにみんな鬼さまをのけ者にした!!』
『ねーちゃんたちも 同じだよな?』
『おれを のけ者にして内緒で鬼さまと会ってた!!』
『う…スグリ…それは』
『昔の村の人たちと同じだよ』
『おれが鬼さまのことどんだけ好きか知ってるくせに!』
『表では知らんぷりして裏ではおれのこと笑ってたんだ』
『ご、ごめ…』
『嘘つき 嘘つき!!』
『うう…』
『アオイおれと……勝負して』
『アオイが勝ったらお面は返す』
『だから…… 勝負してよ!!』 - 15ぷゆち24/06/25(火) 17:23:03
- 16ナイト24/06/25(火) 18:15:54
気が抜けたのかな。さっきまでは動けたのに、今は動かせる気がしないや。……まあ、あとは消化試合みたいなものだしゆっくりやってくか
……来客?誰だ?
その「寂しい」は誰にとって?
そうだな、除け者にされるのは嫌だな。自分のためってんなら余計に苦しい。でもさ、人と人が関わるのなら傷つかないなんて土台無理だ。全部が全部自分に都合のいい人形じゃないんだから。人間関係は積み重ねだ。どういう自分か示していくしかないだろうさ
隠し事をする側としては、ないがしろにするのは申し訳ないが命を守るためだから飲み込んでもらうしかない。それが自分のエゴでしかないことは重々承知の上だがな
- 17ウキクサ24/06/25(火) 19:19:14
【内気そうな少年が一人で項垂れている】
『スグ!』
『ねーちゃんどうしたの、俺…今ほっといて…』
『ともっこが!生き返ったの!!地面からバーって!』
『ええ…?』
『しかもおっちゃん、ともっこに仮面あげちゃったの!』
『あげちゃったんべか!?』
『さらにキタカミもちも振る舞っちゃったの!!』
『もてなしたんべか!?』
『そんで鬼が山に向かったって!』
『っ!』
『鬼さまのことをスグに言わなくてごめん…あんたがすごく好きなのはわかってたから、知ったら一人でも行きそうで…ごめんね』
『……俺もムキになってごめん、アオイは?』
『アオイは先に向かってもらってる、すぐに行くわよ!』
『うん、アオイにも謝らなくちゃ』 - 18ウキクサ24/06/25(火) 20:09:19
【勝ち気な少女が一喝すると3匹のポケモンは逃げ出した】
『ほら、スグ、ちゃんと言いな!』
『アオイ…あと…えっと』
『お お面のことおれ、カッとなっちまって……』
『本当にバカなことさした……だから……ごめん』
『こっちも、分かってたのに誤魔化して…ごめん…』
『アオイ…ありがとう』
『なーんか、よかった』 - 19ナイト24/06/25(火) 20:33:14
つってもどうしようもないんだよな……。そもそも関わるっていうの自体が俺にとっては余分でしかないし、縁が切れたならそれまでだ。ああ、やっぱり理由が足りない。利用して、されての関係じゃなにも築けないしな
さて。ギラティナに加えてトルネロス、ボルトロス、ランドロスか。どこから行こうかね - 20とあるブショー24/06/25(火) 20:35:14
ワサビさんと鬼ごっこをすることになりました。頑張りますよ〜。
- 21ふたりの調査隊24/06/26(水) 00:30:29
- 22ウキクサ24/06/26(水) 01:44:52
初めて見た鬼さまは想像より可愛かったです。
てっきり、ともっこを相手にしてるからもっと怖い姿だと思ってました。
お面を返そうとしたけど、おれを怖がってしまいました、なので代わりに友達にお願いしました。
友達は先に鬼さまとあったせいかとても懐いていました。
おれも鬼さまと仲良くなりたい…。
村でともっこの情報をききこしていると、みんな鬼さまを恐れてた。
おれが村のみんなの誤解を説いたら鬼さま、おれとも仲良くしてくれるかな? - 23ぷゆち24/06/26(水) 12:54:58
- 24ナイト24/06/26(水) 15:27:16
- 25ウキクサ24/06/26(水) 15:47:24
【大事そうに仮面を抱きかかえるオーガポンのもとに内気な少年が駆け寄る】
『アオイ!ねーちゃん!』
『え?スグ、どうしたの?』
『えっとな、お願いがあって……』
『鬼さまつれて……村まで来てほしいんだ』
『でも大丈夫なの?』
『おれを信じて きっと……大丈夫だから』
『そ、それだけ!』
【恥ずかしそうにしながら村へ走る内気な少年】
『大丈夫だからな、鬼さま』 - 26とあるブショー24/06/26(水) 17:55:09
キッサキ神殿ですか。神殿が石造りだなんて、ランセとの文化の違いを感じます。石造りだと燃やされる心配がなくて良いですね。ははは。しかしその割に家屋は木造が多いようですが… 特別なものだけ石を使うのでしょうか。
まあそれはさておき、内部はなかなか複雑な上に、ポケモンたちまで辺りを彷徨いているようです。行く手を遮る仕掛けさえあるのだとか。身の危険が無い程度に急ぎましょう。
ひこうタイプの力を借りて外から一番上まで一気に飛んでいく、なんてことも考えましたが、それでは先輩方を置き去りにしてしまいますからね。オオニューラで登るにしても神殿に爪痕を残すわけにもいきませんから。
あ、そうだ。オオニューラと言えば…… これ、もう書きましたでしょうか?この前、カミナギの笛をショウさんにお譲り致しました。私は隻腕なのでね、流石にもう楽器類は扱えません。
手先の器用なショウさんのことです、私よりも上手く使いこなしてくれるでしょう。 - 27ウキクサ24/06/26(水) 19:35:08
村のみんなに鬼さまの本当の歴史を教えました。
最初は信じてくれなかったけど当時の書物や鬼さまの写真を見せたら、みんな鬼さまを受け入れてくれました。
本当の歴史を話すのは緊張したけど、これでいつでも鬼さまが自由に村へ遊びに来れるといいなぁ。
いつまでもキタカミの里にいてね。 - 28ぷゆち24/06/27(木) 16:25:41
- 29ウキクサ24/06/27(木) 19:37:08
【恐れ穴にたどり着くオーガポンたち】
『着いたー!』
ぽにー!
『ちょっと寂しい場所だけど、思い出の場所だもんね』
『ばいば〜い』
ぽ?ぽに〜!
【寂しそうに能天気な少女に駆け寄るオーガポン】
『ねえ、ひょっとして、オーガポンさ…アオイと一緒に行きたいんじゃない?』
ぽに!ぽにおー!
『待ってよ!!それならおれも…おれだって鬼さまと……オーガポンと一緒がいい!!』
『スグ…』
『わがままさ言ってるのは自分でもわかってる』
『だからアオイ!どっちがオーガポンさ、捕まえるか勝負で決めさせて……ほしい!』
『あのさ、スグ。オーガポンのこと大好きなあんたの気持ちすっごく……すっごくわかるけど!』
『オーガポンの気持ちも……考えなよ』
ぽに…。
『それでも……』
『……勝負の準備さできたら言って』 - 30ウキクサ24/06/27(木) 20:42:29
- 31ナイト24/06/27(木) 21:05:28
相変わらず青いな、ここは。ヒードランを捕まえたときに来たきりだけど、久しぶりな気がしてくるよ
特別と孤独は、大切と除け者は一緒だからなあ
傷つけたことはなくならないし、要はひとの意志と自分の意志の、どちらを選ぶかだろ
- 32ぷゆち24/06/27(木) 21:30:22
- 33二次元好きの匿名さん24/06/27(木) 22:13:55
このレスは削除されています
- 34ナイト24/06/27(木) 22:14:34
【かつてはここにも神殿があったのだろうか。戻りの洞窟で少年はギラティナと見つめ合う】
……見いつけた。じゃ、始めようか - 35とあるブショー24/06/27(木) 22:15:09
まあそういうこともあります。求めるものが手に入らないのなら、やり方を変えてみては?
- 36ウキクサ代理24/06/27(木) 22:31:34
『アオイ!やるじゃん!たいしたもんだね!』
『おめ…… でとう』
『ありがとう』
『……うん、おれ……アオイみたいに……なりたかっ……た!』
『うわああああああ!』
【内気な少年は泣きながらその場を去った】
『……ムカつく、あんなの気にしなくていいから』
『勝ったほうがって…自分で言ったじゃん』
『あたしたちも帰ろ』
『うん…』
『あ、これ…拾ったスマホ…』
【能天気そうな少女がアルセウスフォンを拾うとアルセウスフォンと少女のスマホロトムが融合した】
え?え!え〜!!
【アルセウスフォンには『すべてのポケモンにであえ』と表示されている】 - 37ウキクサ代理24/06/27(木) 22:43:13
こんにちは?
- 38ナイト24/06/27(木) 22:45:43
なるほど
【だいはっきんだまと、それを持つ手】
そういう形を選んだんだ。あなたたちは - 39夜鴉24/06/27(木) 23:02:00
【寄せては返す波の音が止むことのない、なんの変哲もない普通の浜辺】
【黒髪の少年が、波の届かない程度には安全な場所で倒れている】
【夢を見ているようではない。目を閉じて、死んでいるような雰囲気を醸し出して、気絶していた。わずかに動く、鼻付近の砂が、彼が呼吸をしていることを示している】 - 40おやつおいしい(15)24/06/27(木) 23:25:20
- 41ウキクサ代理24/06/27(木) 23:38:21
- 42おやつおいしい(15)24/06/27(木) 23:50:50
- 43ウキクサ代理24/06/27(木) 23:56:08
よろしくー。
あ、シンオウ地方なら知ってるー!
この前、歴史の授業で習ったー、ラベン博士って人がポケモン図鑑作ったんだよねー。
これアルセウスフォンって言うんだ…確かに持ちづらいししまいづらいよねー…、スマホロトムとしての機能もあるからそこまで不便じゃないけど…。
お、目的地にお姉さんがいる!こんちにはー。
【能天気そうな少女がカメラを構えた女性に話しかけに行く】
- 44ウキクサ代理24/06/28(金) 00:16:13
『イイ イイね……!』
『……おっ? なんだ なんだ? 気づかなかったよ』
『キミは…… ええと そうだ あててあげよう! パルデアからやってきた 林間学校中の学生クン!』
なぜそれを?
『ふっふっふー せまい村だからいろいろとね、耳に入ってくるんだよ』
『ワタシはサザレ。ちょっぴりカメラ好きな旅の者さ、こっちは 相棒のガーディ 。頭のツノがキュートでしょ』
『ぐふん』
かわいい〜!珍しいガーディですね!
『ねぇ、いきなりで 悪いけど 写真撮らせてもらっても いいかな?』
いいよー。
『学生クン素直すぎて心配だよ…知らない人、信用しすぎちゃいけないな 写真は 撮るけどね』
『なんだかキミって新鮮でおもしろい。ワタシはしばらくこの村を拠点にしてるからさ、やるべきことが終わったら、また声かけてよ キタカミ図鑑で ポケモン150匹集めたりさ!』
すべとのポケモンとであえ…ってこういうこと? - 45夜鴉24/06/28(金) 07:20:55
【小さな足音を聞き、少年は目を覚ました。パッと身を起こし、慣れない砂浜に戸惑ったか支えていた手が崩れる】
わぷっ
【一度倒れるが微修正し、改めて体を起こして座り込む。ここはどこだろうか、と考えたところで、ぎりぎり手の届かない位置に見知らぬ獣が3匹陣取ったことに気づく】
【形のいい眉をひそめて獣たちを見る。珍妙な生き物だ、と思うが、焦ったような、隠すことなんて微塵を考えていないような足音に顔を上げる。ばちりと帽子を被った男性と目が合った】 - 46夜鴉24/06/28(金) 19:03:01
【両者硬直していた場から動くのは、少年の方が先だった。や、と片手をあげ、ええと…なんて言葉を探す。それから実に困ったような表情を作り、】
すまない。ここはどこで、あなたは誰だろうか
【と、口にした。自分はこの場所に見覚えがないんだが…と冗談のように続けていく。どうにもぼんやりとした印象をぬぐえない態度だった】 - 47ぷゆち24/06/28(金) 19:08:34
「ぷゆちさん、湿地での大大大発生の調査を終えたんだね!さすが!」
【ベースキャンプにて休憩する一行のもとへカイが顔を出した】
『ぷりゅりゅり!ぷゆ?』
「助っ人だよ。二度あることは三度あるというだろ?群青の海岸はもちろん、ほかでも大大大発生が起きそうだしカイにも相談をしておいたんだよ」
「そうですね…これは未知の現象。データはいくらでも欲しいところです。それで、なにかわかったことはありますか?」
「もちろん!ススキさんとガラナちゃんから、謎の大量発生らしきものを見たって報告を受けたから教えに来たよ!」
「さすがシンジュ団の長だね!」
「だってヒスイで起きている不思議な現象は気になるもの!それになんといってもわたしとヨネ姉は親友だもん!頼まれたらすぐに応えるから!」
「親友?いつの間に」『ぷり?』
「お互い顔は知っていたけど、シンワの祭りで深く話しあったらすっかり意気投合したんだよね」
「セキのことでね」
「うーん…なるほど…?」
「シンジュ団の長とコンゴウ団のキャプテンの仲がいいというのは喜ばしいことなのです。…具体的にどういう話がなされたのかということは気にしないようにしましょう」
『ぷゆゆ?』 - 48夜鴉24/06/28(金) 19:31:20
「ここはヒスイ地方。そしてこの場所を始まりの浜と言います。このコたち、逃げたポケモンが駆け出していったので追いかけてきましたが……。難破したという報せはありませんが、キミは漂着してきたのでしょうか?」
【奇妙な生き物を示して男性が言う。あいにく少年にはさっぱり見当がつかないが】
どうだろう。自分としては、溺れたような記憶はないな。うん、目が覚めたらここに倒れていたんだ。記憶障害という感覚もない
学がなくて申し訳ない。正直、ヒスイという地名も今初めて聞いたんだ。ポケモン、という言葉も
「ヒスイ地方はここ数年で人が集まってきた土地ですからね。……しかし、ポケモンを知らないのですか?本当にどこから来たというのです?」
「いいですか。このコたちはポケットモンスター、縮めてポケモンと呼ばれる不思議な生き物です」
【なんと。という少年の軽いリアクションに訝りつつ、男性はさらに問いかける】
「ボクはラベンです。ポケモン博士をしているのです。それで、キミのお名前は……?」
む。すまない
自分は2815号。夜鴉という組織に属していて、13番隊では34番を割り当てられていた
少し呼びにくいかもしれないが、2815号でも34番でも好きに呼んでくれ
【なんでもないような顔で、本当に簡単なことを口にするように。事の深刻さを知らないまま、とんでもない事実を口にした】 - 49夜鴉24/06/28(金) 19:47:38
【固まっているラベン博士と、その理由がわからず不思議そうにしている少年。そんな2人を無視してポケモンたちが逃げてしまった】
「オー! かわいいポケモンたち! どうして逃げだしたりするのです? 逃げたポケモンたちを 追いかけるのです! キミも着いてきてください!」
うん、わかった
【走り出すラベン博士と、それを追う少年。途中、『拾え』と主張しているかのようなアルセウスフォンを彼は見付けた】
……なんだ、これ? - 50夜鴉24/06/28(金) 20:09:06
アルセウスフォン。
この……ええと、機械? が、アルセウスフォンということでいいのだろうか。不思議な板だ。こんなに軽くて薄いのに、いろいろな使い道があるだなんて。
すまない。困ったことがあればここに、という指示に従ってみたんだが、どこもかしこも新鮮で、見たことなくて、目に入るもの全てが「困ったこと」に分類されてしまいそうだ。正直まだ歩くのも怖い。
ひとまず、俺は全てのポケモンに出会わなくちゃいけないらしい。君たちは俺の先輩にあたるんだろう? これから、どうかよろしく頼む。ああいや、もちろん君たちが嫌でなければの話だ。うん。
とりあえず、ラベン博士がポケモンを追いかけていったから、俺も追いかけるよ。それじゃあ。 - 51とあるブショー24/06/28(金) 20:13:54
- 52柘榴石(18)24/06/28(金) 21:28:34
- 53夜鴉24/06/28(金) 23:03:26
あの人を見つけた。……んだが、もしかして彼は投球が下手なんだろうか。いくつも、球体のものが周りに転がっているぞ。
いや、決めつけるのはよくないな。片付けとか道具の持ち運びが苦手で地面に置いているだけかもしれないし。
「はああ…… ぜんぜん当たらないのです!」
なんだ、単純に下手なだけか。
「ラベン博士」
「オー! キミ 助けにきてくれたのですね! ポケモンを捕まえるために いくつもボールを投げましたが ぜんぜんダメなのです……」
「捕まえる……? ボールで……?」
「いいですか ポケモンは不思議な生き物といいました では なにが 不思議なのでしょうか? それは どのポケモンも 小さくなる習性をもっているのです! そして モンスターボールです! 最近 開発されたばかりのボールを ポケモンに投げると……! なんと ポケモンは小さくなって モンスターボールに収まります…… つまり捕獲できるというわけです」
「おお……」
ますます不思議な生き物だ。いや、あんなに珍妙な見た目をしているんだから、生態も同じくらいぐちゃぐちゃじゃないと釣り合いがとれないか。
「まずは あのコたち逃げた ポケモンについて説明をいたしますね」
「助かるよ……」
「モクローです! モクローは光合成という 草の特徴を持ち するどい羽を飛ばして戦うようです」
「草の特徴を持つ鳥……」
「あちらにいるのが ヒノアラシですね! ヒノアラシの背中で燃えている 炎は怒ったり驚くと 勢いが増すのです」
「自分で火を合成する獣……」
「池のそばにいるのは ミジュマルといいます ミジュマルは水上で浮かんだり寝たり お腹の貝のようなモノで戦ったりします」
「よかった。まだ常識的な生き物だ。……ん、いや、まさかこれも突飛な能力が……?」
「ほかに頼る人はいません! 逃げた3匹の捕獲をお願いするのです! 捕獲するには ポケモンをよく狙って ボールを投げる! とてもシンプルです ……ボクには狙ったところに 投げる才能は ありませんからね」
「要はあの三体に当ててしまえばいいんだな。わかった、任せてくれ」 - 54ふたりの調査隊24/06/29(土) 00:53:16
- 55ウキクサ代理24/06/29(土) 01:44:50
- 56ぷゆち24/06/29(土) 13:24:33
「そんなわけで、コンゴウ団シンジュ団関係なく改めて助けあおうとなってさ。カイ、あんたは大大大発生をどう考えている?」
「ポケモンが集う現象だよね…パルキアさまが現れたことで空間に何か変化が生じたのかも?ポケモンが増えればヒスイも豊かになっていいと思うけど…ただ手放しで喜ぶのは早いかな」
「そうですね…ただでさえ人里の外は危険なのにああ群れられては普通の人間には太刀打ちできないのです」
「ぷゆちみたいに強いポケモンと一緒なら大丈夫なんだろうけど…そもそもぷゆちがポケモンだし」
『ぷぃぷぃ、ぷりゅり!ぷゆ!!』
「ぷゆちさん、頼りにしてるよ!わたしもあちこち調べてみるけどまずは群青の海岸の調査をお願いね!ガラナちゃんにも気をつけるよう伝えておくよ!」
『ぷり~』 - 57とあるブショー24/06/29(土) 17:58:31
ワサビさんに追いつき、ポケモン勝負に勝利し、ついにウォーグルに先輩方のことを認めてもらうことができました。長い鬼ごっこでしたね〜。先輩方が疲れ果てているので今日は早く休みましょうか。
しかし、こちらのウォーグルはエスパータイプでもあるのですね。千里眼を持つワサビさんがウォーグルのキャプテンをしているのはそういう方面での相性の良さもあるのでしょうか? - 58ウキクサ代理24/06/29(土) 19:43:23
『おっ 学生クン! もしかして……キタカミの里で 150匹以上 ポケモン 捕まえたんだ! やるねー!』
えっへん、そうなんです!
『すごい すごい! 大したもんだ! 若者よー!』
『先に来てた ワタシよりも キタカミの ポケモン くわしくなってそう!……そうだ! 学生クン! ポケモン 捕まえ名人な キミに お願い事が あるんだよ』
お願いごと?
『いいね その 首つっこむ 精神!それじゃあ 説明させてもらうよ』
『ワタシが キタカミに 来たのは とあるポケモンに 会って…… 写真を 撮るため なんだ ずっと ひとりで 探してたんだけど ぜーんぜん みつからなくってさ!……そこで! 学生クンが 一緒に 探してくれると とっても 助かるなーって…… 探してるポケモン けっこう 強いって噂も あるし もし 捕まえられたら 心強い 旅のお供に なるかもよ! 興味が 湧いたら キミの強さ 見せてほしいな! パートナーに なるんだから 実力は 知っておきたいし キミの雄姿も 撮りたいしね』
勝負!するする!
『よしきた! 距離 確保するねー』
『強くないけど よろしく! ついでに 写真も 撮らせてね!』 - 59ぷゆち24/06/29(土) 22:21:36
【表門にヨネとピンク色のポケモン、ラベン博士、テルが集まっているところに大きな荷物を抱えたハマレンゲが現れた】
「集落のみなに頼まれた調達で皆さんに会えるとは、あれですな」
「こんにちは、ハマレンゲさん」
『ぷり!』
「ユウガオどのから聞きました。豪雨での大量発生を調べているとか」
「ええ。次はカイさんの情報を元に群青の海岸の調査するのです」
「ほう、カイの…であればあれだよ、あれ。ねばりだまがおすすめですぞ!」
『ぷゆゆ?』
「なんだぷゆち、知らないのか?ポケモンに当てるとどろだんごとタマゼンマイで作られたねばりけのある中身が飛びだしてきて動きを鈍らせるんだよ」
『ぷ、ぷゆ~ぅ…』
「お前もピンチの時のために一個持っとくといいぞ。後で作ってやるからな」
「わたしも集落のものに頼まれ、クラフト屋でレシピを買ったのです。…さてと、わたしの鍛えた足腰であれば凍土まで歩いてもあっという間ですな。それでは」
【悠々と去っていくハマレンゲの大きな背中を見ながらテルがぽつりと呟いた】
「…まさかあの距離を全部徒歩で行くんじゃないよな」
『ぷりゅ~…』 - 60ウキクサ代理24/06/30(日) 13:13:32
『キミ すごいな! イイの たくさん 撮れちゃった! 学生クンなら 赫月にも 太刀打ち できそう』
赫月?
『赫月ってのは…… うん ワタシが探してる ガチグマってポケモンの異名だね。聞いたこと あるかな? 大昔はそこそこいたんだって』
『ガチグマってポケモンは普通おでこに黄色い月の模様がある ……だけどそいつの月は 赤いんだまるで 血が重なったように にじんだ赤い月…… だから『赫月』 ガチグマ…… 』
『もともと赫月は ワタシのご先祖がある人から預かっていたポケモンなんだけど、いつからかキタカミに渡ってきて住みついちゃったみたいなんだ。キミとならあいつを見つけて写真を撮れるかも、そうすれば きっと…… 学生クン…… いや 助手クン! 赫月を 見つけるため 一緒に 調査しようじゃないか!』
やりましょー!
『そう 言ってくれると 思った! もちろん お礼も するからね!』
やった〜!
『赫月が 目撃されたのは 鬼が山の 北東 とこしえの森!! 先に 行って スタンバっとくよ! ガーディも 行くぞー!』
『ぐぬふーん!』 - 61とあるブショー24/06/30(日) 13:19:22
ワサビさんに呼ばれたのでちょっとキッサキ神殿まで行ってきます。何でも内密にしたいお話があるとか。
- 62二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 17:04:04
このレスは削除されています
- 63夜鴉24/06/30(日) 17:05:10
【ふむ、と口に手をやり考える少年】
【モクロー、ヒノアラシ、ミジュマルを順に見て、うん、とひとつ頷き、ゆっくりボールを構えた】
【最初の目標はモクロー。ちょうど草むらに隠れているが、あまり関係ないらしい。ぐん、と肩を後ろに回し、野球選手もかくやというフォームで投げつけた】
「くぽぉっ!?」
【背後から当てられた豪速球に、驚きに満ちた声とともにボールに収まるモクロー。モンスターボールは一度だけ揺れてポンと火花をあげ、捕獲が完了したことを告げる】
ラベン博士。えっと、これで大丈夫だろうか?
- 64夜鴉24/06/30(日) 22:03:28
最初に鳥のポケモン……ええと、モクローと言ったか。それにモンスターボールを投げて捕獲した。空も飛べるのに、こんなにあっさり捕まるものなのか。
ラベン博士が固まってしまったからその間にヒノアラシとミジュマルを捕獲したよ。モクローの時にやりすぎてしまったせいか敵意を生み出してしまったが、二匹に怪我がなくてよかった。ヒノアラシは火を吹くしミジュマルは水を吐いたぞ。不思議な生き物とは聞いたが、なんてことだ。平地の生き物はすごいんだな。
末端一人が欠けた程度で揺らぐ組織ならその時点でおかしいし、急いで戻る必要はないんだが、そもそも戻る方法がわからないしな。探るためにも生活基盤は必要だ。
うん。俺は山での生活には慣れているけど、見知らぬ場所で、相互互助も見込めないのに生存できると豪語するほど馬鹿でもない。学がないのは本当だけど。
今みたいにポケモンを捕まえることで生活が保証されるならやってみようと思うよ。
はじめまして。どうかよろしく頼む。
右も左もわからないが、少し安心した。ありがとう。
- 65ぷゆち24/06/30(日) 22:33:17
- 66ウキクサ代理24/07/01(月) 20:32:22
【様々なポケモンの写真が投稿されている】
えへへ、ポケモン図鑑を埋めるのって楽しいかもー。 - 67とあるブショー24/07/01(月) 20:57:23
- 68ぷゆち24/07/01(月) 22:33:21
【砂浜ベースに集まった一同が神妙な表情で膝を突き合わせている…】
「海岸ベースの警備隊からの報告です。"砂の手"の沖に雷雨と共に竜巻に包まれたポケモンが現れては暴れているとか」
「あそこはただでさえオバケワラが近いのに謎のポケモンまで現れるなんて一大事だぞ」
『ぷゆ!!』
【ピンク色のポケモンはポーチから紙を取り出すとラベン博士へぐいぐいと押しつけた】
「コギトさんのくださったメモですね。竜巻のポケモンはここに書かれているボルトロスに特徴がよく似ているようです」
「カイの話だと大大大発生の目撃証言もあるんだよね。ボルトロスと何か関係があるのかな?」
「今のままでは情報が少なすぎてなんとも。…先にボルトロスを捕獲しましょう。関係があれば大大大発生の方にも変化が生じるはずです」
『ごんぬ』『ぷりー!!』 - 69夜鴉24/07/02(火) 19:23:23
今は夕方みたいだ。空が赤くなるのは向こうもこっちも変わらないのかな。日が沈むのが見えるよ。
ラベン博士に連れられて歩くとコトブキムラという場所についた。門番に話しかけ許可を得られるところを見るに、それなりの地位にいるんだろうか。そういえばポケモン図鑑というものを完成させるために他所からやってきたと言っていたな。食客のような立場なんだろうか。
他所から来るのは珍しいんだろうな。地図がない以上わからないが、船で別の土地から来る人の方が多そうだ。連絡もなしに人が増えれば警戒するのも当然だろう。それでいて、興味や好奇の念も少なからずあるみたいだが。
報告があるから食堂、イモヅル亭で待つように言われたんだが、食堂とはなんだろうか。場所は教えてくれたが……ここで合っているかはわからないな。
【橋を渡ってすぐ左の建物を見上げる少年】
うん。よろしく頼む、先輩
- 70ウキクサ代理24/07/02(火) 19:57:15
お姉さん!撮ったよー。
『今ので コンプリート!調査完了だよ! 助手クン!』
『キミが 撮ってくれた写真と ワタシの写真を あわせると…… 霧の森のポケモン 全員の写真を撮影できたね! やった!やったったー! 本当に 感謝だよー!』『ぐふふーん!』
『それじゃ さっそく ポケモン探しマシーンに データ送信と…… データの反映まで ちょっと 時間 かかりそう』
『そういえば 助手クンが 撮った 写真 どれも すっごく イイね! 助手クンは 撮る時 何を考えてるのかな?』
うーん、ありのまま?
『ありのままか…… ポケモンが 生きている姿を 飾らずに 切りとってるんだな』
『……ワタシ スランプでさ』
スランプ?
『あ スランプって なにやっても うまくいかないってことね』
『これでも 小さいころは 天才カメラ少女って 言われるくらい まわりから ほめられてたんだよ でも ここ数年は 何撮っても しっくりこないし 賞も取れない 認められない そんなのがずっと ずーっと 続いてたら なんで 写真 撮ってるのか わかんなく なっちゃった 』
『がふん……?』
『そんなときに 赫月の噂を 聞いてさ すごいポケモンを 撮れれば 自分の中で 何かが 変わるかもって 家 飛び出してきたんだ』
大変ですね…
『大変ですねって…… アハハ! 返事 下手かー!? あははは おっかしい』
【ポケモン探しマシーンから解析完了のメロディが鳴る】
『あ データ反映 終わったみたい だけど…… あれ……? この音 うちのお風呂が 沸いた時の音と 同じだ…… あははは! なんでさー!? 使いまわしてるのかなー!? ええーっとね…… 霧の森で ワタシたちが集めた データ以外の反応は ひとつ 多分 これが 赫月の反応 やっと 居場所が わかったね ……ふふ! キミと 話してると いい感じに 肩の力も 抜けてきた』
『助手クンさえ よければ このまま 赫月に 会いにいくけど 覚悟はできてるかい?』
は〜い
『よしきた! それじゃあ 出発だ!』 - 71ふたりの調査隊24/07/02(火) 23:55:29
ヨネさんの言ってたこと…
あれ、もしかして野生のポケモン達もあたしたちの動きを見てたって事なのかな?
次は天冠山の調査だけどちょっと気になるかも - 72ウキクサ代理24/07/03(水) 07:42:37
『いよいよ 赫月に 会える あいつを…… 撮れるんだ もしものときは 助手クン ボディーガードは まかせたぞ』
『未確認の ポケモン反応は このあたりから 出てたはず……』
『……静かだね』…うん。
【森の奥からズシンズシンと二足歩行する音が響く】
『足音……? 大きい』あ!あそこ!
【そこには二足歩行で歩くガチグマの姿があった】
『ワギイイイ』
『額の赤い月! こいつが 赫月! 本当に…… いた! 本当に…… 会っちゃった!!』
『ギイ?』
『そ そうだ カメラ いい子だから おとなしく しててね……』
【能天気そうな少女の懐からオーガポンが突然飛び出す】
「ぽに!?ぽに〜!」『ギワッ!?』
オーガポン!?いきなり飛び出してどうしたの?
『ご ごめん! フラッシュ 焚いちゃっ……』
『ワギヤアアアアア!!!!』
あ!びっくりしちゃった!
『ごめん! 戦闘は まかせたよ!』 - 73ぷゆち24/07/03(水) 09:32:12
『ぷり!』
「おや、ススキじゃないか」
「あ…み、皆さん、お疲れ様です」
【砂の手にたどり着いた一行は難しい表情で沖を眺めているススキと遭遇した】
「どうしたのですか?」
「ええ、それが…竜巻に包まれたポケモンが雷を落としながら沖を飛び回っているせいで他のポケモンたちが混乱していまして。ふ、普段は海岸線の方まで来ないようなポケモンまでいて…このままでは危険ではないかとギンガ団の方たちとも話をしていたところです」
「なるほど。ただでさえ大大大発生のこともありますしね」
「ボルトロスから捕まえる判断は正解だったようだね。ゴンベ、ぷゆち、気合い入れて行くよ!」
『ぷゆゆい!!』『ごんぬ!!』
「よ、よかった…では頑張ってください」
「…ところで、どうやって沖まで行くんだ?ぷゆちは今笛が吹けないんだよな」
『ぷ、ぷりゅ…』
「安心しな。ここにイダイトウのキャプテンがいるからさ」
「えっ」 - 74夜鴉24/07/03(水) 10:22:29
【難しい顔を作ってイモヅル亭を見上げる少年がパッと後ろにとびすさった。引き戸を開け、店主が外に出てきたためだ】
【1間ほど距離を開け、緊張した面持ちで対峙する】
「うろんな奴よのう イモヅル亭はな ギンガ団のための店 よそものは帰った 帰った!」
【そう言い捨てて店主は再び中へ戻り、残された少年は…】
よかった。ここが食堂、イモヅル亭で間違いなさそうだな
【けんもほろろに断られた直後とは思えないほどマイペースに、自分の立ち位置を確認していた】 - 75ウキクサ代理24/07/04(木) 01:37:50
いっけー!
【ガチグマに向けモンスターボールを投げる能天気な少女】
【ガチグマがボールに収まるとカメラマンの女性が駆けつけた】
やったねオーガポン!「ぽに〜!」
【少女とオーガポンがハイタッチをする】
『助手クン 大丈夫かい!? まさか あの赫月と 互角に やりあって 本当に 捕まえちゃうなんてね! すごかった…… 本当に すごかった!』
『ぐぬんす!』『キミは…… もうちょっと 強気に いかないとだぞ』
『ぬふふぅん……』あ、すねた。
『ふう…… どうしよう まだドキドキしてるキミが赫月と戦ってるとこ 夢中で撮っちゃったよ。助手クンのポケモン休ませたいしいったん拠点に戻ろうか』
はい!
『でも本当にいたんだなぁ赫月…てっきり夢物語だと思ってたよ。でもキミ、当時の写真とちょっと違わない?…流石に別ポケモンか。』 - 76ウキクサ代理24/07/04(木) 14:45:39
【片目が黒いガチグマがアルセウスフォンをしきりに嗅ぐ】
「ワギャ…ワギャ…」
どうしたの赫月?アルセウスフォンが気になるのー?
「ぽに〜…」
【ガチグマがアルセウスフォンを両手に持つと>200に向けて、先程撮った満点の夜空の写真を送った】
「わぎぃ」
- 77ぷゆち24/07/04(木) 23:38:13
「ひいいいいぃぃぃぃ!?」
【雷雨の海上、ピンク色のポケモンとススキを乗せたイダイトウが竜巻のポケモンを追いかけている】
『ギャオン?』
「ききき、来ましたよー!?」
『ぷ~…り!!』
【ギャラドスがテリトリーへの侵入者に向けて攻撃を放った。ピンク色のポケモンの掛け声に合わせてイダイトウが思い切りジャンプをする。その直後、はかいこうせんが通り過ぎていきススキは悲鳴を上げた】
『ぷいゆゆゆー!!!!』
【ピンク色のポケモンが『ものまね』ではかいこうせんをギャラドスにお見舞いする。相手が怯んだ隙にイダイトウはギャラドスの攻撃範囲を抜けた】
『ぷゆゆい!!ぷい、ぷりりん!!』
「わ、わかりましたからぁ!!早く終わってくださーい!!」
【ピンク色のポケモンに急かされ、ススキは半泣きになりながらぼんぐりを竜巻に向かって投擲した】 - 78ウキクサ代理24/07/05(金) 07:01:30
【スイリョクタウンの前で待ち合わせをする能天気な少女】
『お待ちしてたよ 助手クン! 赫月の写真 無事 現像できたよ!』
どうでした?
『いやー いざ 写真で 見てみると 赫月は ブレてるし 体は 見切れてるし ピントも 合ってないし とても 助手クンに お見せできるものでは なかったよ』
え〜。
『……でもさ 今まで 撮って来た中で 一番の お気に入りに なっちゃった。ワタシ難しく考えてすぎてたのかも カメラのセオリーとか審査員の 受けが いいかとか 自分が 何を 撮りたいのかとか…… もっと素直に被写体をがむしゃらに切りとればそれだけで写真になっちゃうのにね! 』
ふぅん、大人って大変だなぁ。
『そうなんだよ、大変なんだよ大になるって、キミも他人事じゃないぞ』
『助手クン 大事な事 キミが 教えてくれたんだ ……ありがとね』
『あ! そういえば 助手クンの名前 ずーっと 聞いてなかったよ! ごめんねー 今さらだけど 名前 教えてくれないかな?』
アオイです!
『アオイクン! 元気な キミに ピッタリだ!』
『あらためまして ワタシは サザレ…… カメラが 大好きなカメラマンです!これからは 好きなものを 好きって 胸張って 言えるよ』 - 79ウキクサ代理24/07/06(土) 09:08:23
「ぽに〜…ぽに〜…」
【オーガポンかガチグマを睨みつけながら周りを歩いている】
どうどうオーガポン、赫月のどこが気に食わないの?
「ぽにぃ!ぽにしゃあ!!」「あ、あぎぃ〜」 - 80ぷゆち24/07/06(土) 11:56:04
ぷり!!
【海岸で勇ましくモンスターボールを掲げるピンク色のポケモンの写真。その後ろにはぼんぐりを抱えて倒れ伏すススキとイダイトウにだんごを食べさせているヨネがいる】 - 81ウキクサ代理24/07/06(土) 21:36:05
ポケモン図鑑って面倒なだけだったけど、揃えてみるとけっこう面白いかも。
よーし!パルデア図鑑も埋めるぞ〜! - 82ぷゆち24/07/06(土) 23:15:13
【砂浜ベースのテントにて、スヤスヤ眠るピンク色のポケモンを尻目にラベン博士とテルとヨネが話し合っている】
「ガラナから報告が来たよ。大大大発生らしき群れが目撃されたってさ」
「ボルトロスを捕獲したのにまだ続いているということは、二者には因果関係が無いと見てよさそうですね。ぷゆちくんの目が覚めたら調査を再開しましょう。テルくん、ボールとねばりだま、それからひそやかスプレーの準備をお願いします」
「了解!」
『ぷりゅ~…ぷりゅり…』 - 83ウキクサ代理24/07/07(日) 07:10:16
【ピクニックでサンドイッチを作る少女】
そーっと…そーっと…
【能天気そうな少女はオーガポンとガチグマに見守られながら上のパンをそっと具材の上に乗せる】
「ぽに…」『あぎ…』
【ポロッと上のパンが転げ落ちる】
「アギャス!」
【転げ落ちるパンをミライドンがキャッチした】 - 84とあるブショー24/07/07(日) 16:57:28
『本来ここに来る筈だったのは主君である』、『アルセウスによってこの地に飛ばされた』それは知識として頭の中にありますが、ここに来る前後の情景は思い出そうとしても浮かんできません。記憶が混濁している……?
これは一体…… アルセウスの不手際でしょうか?
「因みに、他には何か見えましたか?」
「んー……」
……いえ、わからないことはひとまず頭の奥底に沈めておきましょう。ここに飛ばされてきた人は皆こうなるのかもしれませんし、それに記憶がどうであれ、私のやるべきことは変わらないのですから。
異変を解決し、全てのポケモンと出会い、そして主君の元へと帰る。何としても。それ以外のことはどうでも良い。単純ですね。
己の主君を裏切ることだけは、ブショーとしてやるべきことではありませんから。
「うーん、これはね、言うかどうか迷ったんだけどね。⬛︎⬛︎さんは今、背負っている使命があるよね。」
「ええ、それがどうか致しましたか?」
- 85とあるブショー24/07/07(日) 20:40:44
「その使命、⬛︎⬛︎さんは果たせないよ。」
心の臓が凍る心地がしました。
使命を果たせないということは、もう主君の元には帰れないということ、__ そればかりか、今いる時代の異変を起点として、主君のいる未来も危険に晒してしまうかもしれないということ。
それは嫌です。最悪です。あの方の将来を見届けられないのもそうですが、あの方がこれ以上不幸になるなんて到底許せません。
ただでさえ、ランセ地方の平定で心をすり減らしているというのに。あの人がやっと勝ち取ったランセ地方の平和を、あの方だけが味わえていないというのに。
だから私は…… 私は……
……何でしたっけ?
まあいいか。
どうでもいい話でした。ちゃんちゃん。
- 86ウキクサ代理24/07/07(日) 21:08:21
ここの掲示板にいる人ってヒスイ地方にタイムスリップしてヒスイ図鑑集めるって事でいいんだよね?
代理って事はこのスマホの持ち主もここの皆さんみたいに図鑑埋めしていたのかな? - 87とあるブショー24/07/07(日) 21:25:59
そうですね〜。己の過去と向き合い、克服なされた立派な方だったのですが不慮の事故で亡くなってしまいまして。私としてはもっと色々と話していたかったのですが……
「……おかしいな、もっと動揺するかと思ったんだけど、意外と落ち着いてるね。冷静なのか、それとも単に感情があんまり顔に出ない人なのか、どっち?」
「うーん、どっちも…… ですかね?」
感情では何も叶えられません。悲しいですけれど常識ですね。
私にとって大切なことは誰かに仕えることだけです。私はブショーですからね、誰かに仕えることさえ出来れば後はどうでもいいのです。その筈です。
私の気持ちも、主君の幸せも、大したことではありません。つまりここで考えるべきは時空の裂け目の影響がランセにまで及ぶのをどうやって食い止めるか、それだけですね。
要するに、今までとやることは全く持って変わらない、ということです。
ワサビさんが神妙な顔をしていらしたので一体どんな話かと恐々としていましたが、終わってみれば特に気にするようなことでもありませんでしたね。いやーよかったよかった。
- 88ウキクサ代理24/07/07(日) 21:43:37
そうなんだ…。
【緑の仮面を眺めるオーガポン】
ヒスイ時代ってけっこう昔だよね、スグリのお祖父ちゃんの話が本当なら、オーガポンは長い長い時代を一人で過ごしてたんだね。
どうして私のスマホと同化しちゃったかわからないけど、持ち主さんの代わりに図鑑埋め頑張ろう!
- 89ぷゆち24/07/07(日) 22:29:24
「これで群青の海岸のデータはあらかた集まったでしょうか」
「さすが調査隊だね。あんたたちを頼って正解だったよ。シンジュ団からも情報を得やすくなったのもよかったよね」
『ぷり!』
「それで、これまでで何かわかったことはあったかい?」
『ぷりゅ?』
「おれと博士が話しあった大大大発生の推測でよければ。なんでも、時空の裂け目からのエネルギーの残滓に ポケモンが集まっているようです」
『ぷりゅりゅ?』
「ただ残滓と豪雨の関係については、もっと調査をしないとわからないな。…ぷゆち、聞いてたか?」
『ぷり!!』
「おれは先輩だからわかってるぞ。聞いてたけど理解できたかは別だよな」
『ぷ』 - 90ウキクサ代理24/07/08(月) 18:26:57
イッシュ地方にあるブルーベリー学園に留学しに行くことになったよ!
新しい地方に新しいポケモン!どんなポケモンたちに会えるかなぁ! - 91ぷゆち24/07/08(月) 20:46:23
「ちんぷんかんぷんだけど、あんたたちすごいんだねえ…」
『ぷゆゆい!』
「原因はもちろん、ヒスイのみんなにとって危なくないかの調査も大事だよな。…よし、じゃあ帰るか!」
『ぷり…』
【ピンク色のポケモンは口をへの字に曲げるとテルの言葉に身体を横に振った】
「ぷゆち?」
「…そういえば、ぷゆちくんがシンオウ神殿で戦った謎のポケモンがこの辺りにいるのかもしれないのでしたね」
「あ…そっか。ぷゆちが元いた場所に戻るにはそいつの調査も必要なんだよな。でも大大大発生の調査中はそれっぽいのは見当たらなかったけど…」
『ぷゆぅ…』
「この地域はススキとガラナの方が詳しい。ひとまずその2人に調べてもらって、あたしたちは引き続き大大大発生を調査するのはどうだい?」
「おれも大大大発生の調査が終わったら手伝うからな、ぷゆち」
『……ぷり』 - 92ウキクサ代理24/07/08(月) 21:49:40
と、友達が…変わったときってどう接したらいいんだろう…。
- 93ぷゆち24/07/08(月) 22:24:38
『ぷゆ…』
【ピンク色のポケモンが名残惜しげに表門を見上げている…】
『…ぷり!』
「こらこら」
『ぷりゅ~!?』
【意を決して外に飛び出そうとしたところで見えない壁に阻まれ、後ろへと転げた。風船のように膨れた顔をデンスケが覗き込む】
「一匹で外に出すのは色々な意味で危ないから駄目だってシマボシ隊長にもデンボク団長にも言われてるんだよ。悪いな」
『ぷりゅ~!ぷりゅりゅ~!!』 - 94ふたりの調査隊24/07/09(火) 01:11:58
- 95ウキクサ代理24/07/09(火) 08:18:27
- 96ぷゆち24/07/09(火) 15:56:11
『ぷ?』
【大の字になって転がっているピンク色のポケモンの顔に小さな影が差した】
「ぷゆちさん!調査隊の仕事、ごくろうさん!」
『ぷりゅりゅり!』
【ワサビはピンク色のポケモンの身体を人差し指でつつくとそっと耳打ちした】
「群青の海岸に隠れてるポケモンのことなら大丈夫。竜巻のポケモンと大大大発生の調査が終わる頃にどうにかなるよ」
『ぷゆ?ぷりゅ、ぷりん?ぷりゅりゅりりゅ?』
「うんうん。じっとしてるのが嫌ならワサビのお仕事手伝ってよ。一匹じゃなければいいんでしょ?」
『ぷり!!』 - 97ナイト24/07/09(火) 16:10:56
- 98夜鴉24/07/09(火) 16:20:36
とりあえずここがイモヅル亭なのは間違いないみたいだが、入るのは断られてしまった。
でも軒先で待つのまでは拒否されていないし、ラベン博士が戻ってくるまで待ってみようとおもう。帰れと言われても帰る場所がないし。ところで、うろん、とはどういう意味だろう。
あ、誰かくる。……女の子?
「あなた 何者ですか? 見慣れない格好をしていますが」
「それに そんな薄着で平気ですか? ポケモンに襲われたら大ケガをしますよ でも 門番さんが通したってことは ムラの誰かの関係者なのかしら? あの ラベン博士をご存知? 遠方からいらした博士なの でもポケモンに逃げられたりして 先が思いやられますね…… とかいう あたしもポケモンの でんきショックという技を受けて 寝こんでいたのですが……」
「…………」
確かに、この格好はここの人たちとは違う形をしているな。いや形というか色というか材質というか。量産品なのは同じだと思うんだが、薄着と思われるとは思わなかった。ちゃんと袖も長いんだが。話すのが得意みたいだが、勝手に落ち込まれると少し、困る。ところででんきショックとはなんだろう? - 99ふたりの調査隊24/07/10(水) 00:44:15
- 100ウキクサ代理24/07/10(水) 07:07:29
- 101夜鴉24/07/10(水) 16:53:27
なるほど。まあ、俺の服装のことはいいんだ。
何から話すべきだろうかと考えていると、会話に入るようにしてラベン博士が来た。俺はなにも言っていないから、会話という表現はおかしいかもしれない。
「そうなのですよ ショウくん あわせる顔がないのです」
「博士!」
「ですが もう大丈夫です! こちらの彼が ボクたちの力となるのです!」
「どういうことですか? もしかして 彼を調査隊に? もう! シマボシ隊長の許可なく 隊員を増やせるわけありませんよ」
「許可する」
「シマボシ隊長!?」
俺が介入する余地がない。
シマボシ隊長、と呼ばれたのはなんだか厳格そうな女性だ。幾つかある隊の、そのうちの調査隊の隊長ということだろうか。
「もっとも調査隊に ふさわしい実力を持つならばだが ギンガ団 調査隊 隊長のシマボシだ」
合っていたようだ。
彼女曰く、明日試験を受ける必要があるとか。他所の共同体に入ろうとしているんだ。必要な行いではあるだろう。労働という形ではなかったがこれまでもはたらいてはいた。何をすべきかは教えられなかったが、たぶんできるんじゃないかな。というか、そうか。俺は15歳だったのか。記憶障害の感覚はなかったんだが、細かい部分を忘れているのかもしれない。俺の知らない土地で、検証の必要があるかはわからないが。
ラベン博士が共食に誘うが彼女は断って一人で中に入ってしまった。ラベン博士はストイックというが、そうか、プライベートに過度に干渉されるわけではないんだな。
うん。ところで、イモモチとはどういった食べ物なのだろうか。
- 102ぷゆち24/07/10(水) 23:27:45
「とうちゃーく」
『ぷっぷゆ~♪』
【テンガン山の山中ベースにウォーグルに掴まったワサビと、身体をくくりつけられたピンク色のポケモンが降り立った】
「うーん…まだ雨は降ってないみたい。ちょっと早かったのかな?」
『ぷり?』
「おや、ワサビさまに…プリン、もといぷゆちさまですね」
「あ、ノボリさん」
『ぷりゅりゅりん!』 - 103ウキクサ代理24/07/11(木) 07:07:27
【能天気そう少女と勝ち気な少年がダブルスをしている】
いくよ!赫月!オーガポン!
「あぎ!」「ぽにおー!」
『よくも…… 今! ここで!!』
『鬼さまさ!! 出せたよな!?』
え、ええ!? - 104ぷゆち24/07/11(木) 23:53:28
【崖の途中で待機しているノボリとオオニューラとピンク色のポケモンのもとへワサビを乗せたウォーグルが飛んできた】
「どうでしたか?」
「うん。ワサビの千里眼で見た場所はこの上だと思うよ」
「さすがでございます。そろそろ雨も降りそうな空になってきました。急ぎましょう」
「はーい」
『ぷり!!』 - 105ぷゆち24/07/12(金) 11:52:33
「ところでワサビさまはパートナーを連れていらっしゃらないのですか?」
「ドサイドンたちのこと?純白の凍土でお留守番だよ。さすがにウォーグルじゃ運べないから」
「確かに積載量オーバーでございますね。ですが危険では?」
「ウォーグルもいざとなったら戦ってくれるからちょっとぐらいは…」
『ぷゆ!!ぷゆゆ~ぷり!!』
【ピンク色のポケモンがポーチからモンスターボールを取り出してワサビへとぐいぐい押し付けた】
「ボールかあ…集落にはまだよく思ってない人もいるんだよね」
『ぷりぃ…』
「でもシンオウさまに認められたぷゆちさんのオススメなら大丈夫かも?」
『ぷりゅり!ぷりん!』
「モンスターボールはポケモンの丸くなって休む性質を活かした道具ですから、決して非人道的なものではございません。もちろん悪用する人間も、ボールを嫌がるポケモンもおりますが…何事も使い手次第ということでございますね」
「うーん…じゃあ凍土に戻ったらドサイドンたちに聞いてみようかな」
『ぷり♪』
【ワサビがボールを受け取った直後、雨足が強くなり遠くから人の叫び声が聞こえてきた】
「…来た!」
「定刻通りといったところでしょうか。行きましょう」 - 106ウキクサ代理24/07/12(金) 21:47:49
うーん…落ち込んだ友達になんて声かけたらいいんだろう…
- 107ごはん作るお兄さん24/07/12(金) 22:42:50
- 108とあるブショー24/07/12(金) 22:58:49
いやー、始まってしまいましたね、クレベースとの戦が。
先輩方は大丈夫でしょうか?キング場の周囲は危ないと言われましたので、私はこうしてベースキャンプでラベン博士と一緒に待機している訳ですが…… うーん、これでは先輩方に何かあっても咄嗟の助太刀ができませんね。歯痒い。 - 109ウキクサ代理24/07/13(土) 19:52:53
うん…でも…うん…そうする。
- 110とあるブショー24/07/13(土) 20:21:53
うわ、なんか居ますね。ちょっと偵察に行ってきます。
【晴れわたった青空の写真。よくよく見ると、小さく、数匹のウツロイドが写っている】 - 111ウキクサ代理24/07/13(土) 23:49:35
- 112ウキクサ代理24/07/14(日) 00:16:28
【六角形のカケラを水晶から剥がそうとする勝ち気な少年】
『俺は…アオイがうらやましい……!』
『ポケモン強くて!どこへでも行けて!誰とでもなかよくできて!!』 『俺がずっと好きだったオーガポンにも 認められて……!』
『俺には…… 何もないよ』
『血がにじむ 努力しても無駄だった!!かなわなかった!!』
『俺には、もうこれしか……!!』
【ボールから赫月が勝手に出ると勝ち気な少年をじっと見つめる】
赫月…
「…あぎ」
うん、そうだよね、何もなくなんて…ないよね。 - 113ぷゆち24/07/14(日) 22:02:16
「うわあああ!!」
【どしゃ降りの中、イチョウ商会の制服を着た人間と警備隊の人間がヒポポタスの群れに追われている】
「モジャンボ!ねむりごな!」
『…!?』
【最前列のヒポポタスたちの動きが鈍り、後続がそれに驚き動きを止める。ノボリとピンク色のポケモンが人々と群れの間に立った】
「ワサビさま、この方々を近くのベースキャンプまで誘導してください。わたくしとぷゆちさまで時間を稼ぎます」
「うん、わかった!」
【ワサビを乗せたウォーグルが上空をゆっくりと旋回しながら移動し出す。追われていた2人は慌ててそれを追いかけていった】
『ぷり~』
「さて…お客様を安全な場所に送り届けたのを確認するまでが避難誘導でございます。ここは深追いせず適度に時間稼ぎをして離脱するといたしましょう」
『ぷゆゆい!!』
「では、出発進行ーっ!!」 - 114夜鴉24/07/15(月) 08:37:10
食器は、使ったことがあるもので助かった。俺が住んでいたところとはかなり異なる料理だがこれもうまいな。ラベン博士とショウの会話を聞き流しながら箸を動かす。ショウの疑問にはおおよそラベン博士が答えてくれた。俺も答えようがないことでもあったから助かったよ。
おそらく漂着した、ということはラベン博士は浜辺に現れる以前の俺を知らないということだ。俺はどの段階でこの世界にやってきたんだろうな。落ちてきたのか突然現れたのか、沖なのか浜辺なのか。考えても詮なきことだが。
虫が鳴いて、鳥が鳴いた。一晩の宿を与えられたのでありがたく借り受けようと思う。もう夜も遅い、火を炊くことはしないが。
ああ、でも。一日中仕事をしないっていうのは、なんだか妙な感じがするな。誰の悲鳴も聞こえない。 - 115ウキクサ代理24/07/15(月) 08:54:27
【六角形のポケモンを前に苦戦する少女たち】
『スグ!あんたも戦いなさい!アオイだけ頑張ってるじゃん!』 『む、無理だ……!俺なんて……で、できっこない……!』
【テラパゴスからの攻撃で赫月のテラスタルジュエルは砕け瀕死になる】
赫月…しっかりして!「あぎぃ…」
オーガポン頑張って!「がお!」
『またもやエネルギーを吸収した!?そう何度も可能とは思えないが…』
『スグ!アオイが大変!』
『ねぇ、あんたも!頑張んなきゃ!!』
『で、でも……ダメだ……お、俺は……おれなんか……』
【先ほど瀕死になった赫月がボールから飛び出す】
『あ、アオイの…赫月…』
「あぎ…!」
スグリ! …私一人じゃ無理だよ…スグリと一緒じゃないと…私…!
【赫月は内気な少年を励ますように背中を押す】
『アオイ!お…… 俺も……戦う!!』
『もう…本当!遅いのよ!二人で全部なんとかしなさい!』
うん!行こう!私たち二人ならやれる! - 116とあるブショー24/07/15(月) 18:13:15
あれらをどうにか退けることはできましたがからだがみょうにあついです あのポケモンに何かをちゅうにゅうされ どくでしょうか ここが何処かわからない
ふぶいてきた ひとまず休めそうなところをさがす - 117夜鴉24/07/15(月) 19:06:59
途中、雷が遠くに落ちたが被害はなさそうだったな。山火事にもなっていないのだろう。
今日は試験と言われた日だが、見知らぬ土地でなにをやらされるのか。俺の体はきっと動くけどちゃんと動かせるかはわからないな。できるだけ努力はしているが。
毒蛇に咬まれたのか?
咬まれた箇所を心臓より低い位置において、患部より少し心臓に近い位置で静脈が軽く浮くぐらいの強さで圧迫するといいぞ。毒蛇なら冷やしても効果はないし、雪を当てるのは止めた方がいいな。あとは傷口を清潔な水で洗うことと水分を摂ることか。
ああ、でもこの世界にはポケモンという生き物しかいないのなら毒蛇もきっといないのか。吹雪ということは雪山か? 狼煙は難しいかもしれないが連絡手段と熱源の確保をお勧めする。倒れても見つかりやすい。
- 118とあるブショー24/07/15(月) 19:20:09
- 119夜鴉24/07/15(月) 20:18:34
- 120とあるブショー24/07/15(月) 20:56:42
ちょっと落ち着いてきました。まだ視界は歪んでいますが、今ならなんとか地図も読めます。近場で風を凌げる場所に心当たりがあるのでそちらに向かいましょう。
例のポケモン達は何処かへと逃げて行きました。追いたいところですが、この体ではちょっとね。
ただいま飛行中ですので、残念ながら他の子達と身を寄せ合うのは難しいかと。ただ火付けの道具は無事でしたので目的地に着いたら焚き火と致しましょう。
いやー、しかし完全に不覚をとりましたね。まさかこんなに強い毒性を持つポケモンだったなんて…… 見た目が毒タイプらしくなかったので油断していました。
この感じだと神経毒のようです。症状は幻覚、覚醒作用辺りですかね。応急処置も終わりましたしラムのみも食べましたが、果たして解毒しきれるでしょうか?
- 121夜鴉24/07/15(月) 22:10:09
朝食のあと、ショウに呼ばれ隊長室へ行くことになった。いよいよ試験だ。
そうか。何にせよ安全を手に入れられる算段がついているならよかった。神経毒は吸収が速い。毒抜きが間に合ったのは幸いだ。
温度感覚の異常も症状として表れているようだが、神経障害に陥っているため自分自身の感覚と言えどあまり信用し過ぎないようにしてほしい。危機意識が一時的に壊れている可能性もある。
神経毒の解毒は単純に解毒剤が存在しないため難しいな。対症療法しかないが、毒が分解・排出されるまで耐えてくれ。
- 122ぷゆち24/07/15(月) 22:16:19
【カイリキーとピンク色のポケモンがヒポポタスの群れと戦っている…】
【カイリキーがヒポポタスに向かってれいとうパンチを放った。警戒して後退し、群れが団子になったところへピンク色のポケモンが飛び込む】
『ぷゆゆーい!!』
「まもなく終点でございます。ぷゆちさま、仕上げをお願いいたします!」
『ぷり!!』
【ノボリがカイリキーに抱えられて大きく距離をとると同時にピンク色のポケモンが歌いだした】
『ぷー ぷりん ぷー ぷりー ぷー ぷりーんー♪』
「…相も変わらず、無法の歌声でございますね」
【ノボリはパタパタと倒れていくヒポポタスたちを見ながらそう呟いた後、自分の口をおさえて不思議そうに首をかしげた】 - 123ウキクサ代理24/07/15(月) 22:33:04
【好奇心旺盛そうな女性が少女たちのもとへ駆け寄る】
『皆、無事かい!?』
大丈夫〜!「ぽに〜!」
『それはよかった…本当に…!』
『私のせいで皆を危険な目にあわせてしまったね、本当に…申し訳なく思うよ』
『それは本当にそう!!先生テラスタル馬鹿なんだからもっと大人として自覚しなさい!』
『返す言葉もないよ…』
『俺も…… よくなかった。ずっと……アオイに あこがれてて……ずっと ずっとアオイみたいに なりたくて……』
スグリ…
『……あせってたんだ。でも、やっぱり……俺には…… 無理だぁ。やっと…… やっと あきらめられる』
そんなことない!助けに来てくれたとき、スグリかっこよかった!
スグリは自分に何にもないって言うけど私、そうだと思わない!
だってスグリは優しいし、好きな事には一所懸命だもん!
『そんな…… こと……』
【オーガポンが内気な少年の手を握る】
「ぽに!ぽにぽにおん!」
『うわあああああああん!!』
『ったく!本当に馬鹿な…弟なんだから…やっと、素直になれたじゃん』
『うわあああああああん!!』 - 124ウキクサ代理24/07/15(月) 23:26:26
友達と仲直りできたよ。
ゼロからのやり直しだけど、前よりもっと仲良くなりたいな! - 125夜鴉24/07/16(火) 08:42:58
選ぶことは苦手なんだ。命がかかっているわけでもない、生活に直結しない選択なんて、思うだけでも困ってしまう。必要なものは最初から決まっていて、その通りにすればよかったのに。ここは、物が多すぎる。確かにあちらより豊かな生活と言えるんだろうけど。
試験内容はポケモンの捕獲だった。「ビッパ」「ムックル」「コリンク」を捕獲するらしい。どういったポケモンなのかはまだ知らないがショウが教えてくれるようだ。
そこまではいいんだ。なのに、なんで俺が連れていくポケモンを選ぶことになるんだろう。番犬ならいざしらず、拠り所のない俺は知らない命に責任は持てないのに。カタナも意味がなく、ポケモンに対抗できるのはポケモンだけとは聞いたがそれとこれとは別問題だろう。なんならポーチ同様貸与といった形でもいいはずなのに。 - 126とあるブショー24/07/16(火) 11:09:24
- 127ウキクサ代理24/07/16(火) 18:06:58
- 128夜鴉24/07/16(火) 21:07:45
- 129ウキクサ代理24/07/16(火) 23:18:41
いえ〜い!今、友達と一緒にキタカミの里へ旅行にきてま〜す。
実はブルーベリー学園にいるポケモン全員捕まえたけど、図鑑がまだ埋められてないんだよね。まだ見てないポケモンがいるんだろうけど見つからないから気晴らしに旅行に来たよ!
あはは!
みんなあなたと旅したいならきっとどの子でも仲良くなれるよ!
- 130ぷゆち24/07/16(火) 23:49:33
『ぷり~~~……』
【山中ベースにて、ワサビとノボリの足元にピンク色のポケモンが転がっている】
「やあ、先程はありがとう。助かったよ」
『ぷりゅ?』
【イチョウ商会の制服を着た人間が笑顔で話しかけてきた。その後ろでは警備隊の人間が肩で息をしながら座り込んでいる】
「ヒスイ地方には最近来たばかりでね。ハードな土地とは聞いていたんだが認識が甘かったよ。助けてもらったお礼に安くしておくから、買い物はいかがかな?珍しいものも売っているよ」
「ぜえぜえ…あんなん聞いとらん…もう警備隊は嫌や…」
『ぷゆゆ?』 - 131ウキクサ代理24/07/17(水) 08:31:16
【子ども達がはしゃいでいる中、虚ろな目をした勝ち気な少女が割り込む】
『…………』
『おわっ 誰だ!?』
あ、ゼイユ!
『ねーちゃん! 大丈夫なの!?』
『キ…… キ…… キビキビー!!』
どうしたの!?
「あぎ…あぎぎぎぎぃ…!」
【ボールから赫月が飛び出すと辺りを警戒しながらうなりだした】
『キビキビー!! キビキビー!!』
『スグリくんの お姉ちゃん? 勝負…… まじりたいのかな?』
だ、ダンスバトルとか?「ウェ〜?」ウェーニバルはボールに戻ってて
『いや どう見ても 違うでしょ……』
『ごめん みんな! ねーちゃん 運ぶの 手伝って!!』
『運ぶのか!? わ わかった……』 - 132ウキクサ代理24/07/17(水) 19:31:06
どうしよ…友達のお姉さんがおかしくなっちゃった…。
- 133ふたりの調査隊24/07/17(水) 22:30:13
【少女が山間を走り回っているらしい所々途切れ途切れの動画データ】
大丈夫ですか!?
「ああよかった調査隊の…目を赤くしたポケモンをよけようと思って逃げてたら滑ってしまって」
今助けます!
「ああ、ありがとう。ラッキーがいたから大事には至らなかったけどここからあがれなくてね」
わかりました!手伝います! - 134二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 23:00:36
このレスは削除されています
- 135ウキクサ代理24/07/18(木) 21:59:24
『キィビキビィー!!!』
わ、わ、わ!どうしよ!どうしよ! - 136ぷゆち24/07/18(木) 22:04:04
「それにしてもワサビ、よくやったね。まるでキングのような働きじゃないか!」
「うん!千里眼で困っている人がみえたら、あたし助けてあげる!頼れる相棒が一緒にいればポケモンがたくさんいても平気だけど、そうでない人からしたら怖いもんね」
「いや、相棒おってもあの群れは無理やけどな。コンゴウ団のお嬢ちゃんはどんなポケモンを連れとるん?」
「ドサイドンとブーバーンとエレキブルだよ。詳しくはポケモン図鑑を見てね」
『ぷ』
「どれどれ…いやごついのしかおらんやん…」
「おっしゃる通り、みんながみんな強いポケモンを相棒にできるわけではないのです。調査を急がないといけませんね」
「ぷゆち、あんたの強さはわかっているけど改めて気を引き締めなよ」
『ぷりー!』 - 137ウキクサ代理24/07/18(木) 22:47:55
『次はお前だ!!』
変なお餅なげるのやめなさーい!
「あぎぎぎぎぃ!!」
『モ…モモモー!』
『待てー!』
【逃げ出した小さなポケモンを内気な少年が追いかける】
あ、スグリ待って!
「あぎ!」
【追いかける少女を赫月が引き止める】
「あぎ…あぎあぎ」
【赫月は少女のかばんを漁ると適当な仮面を少女に着けた】
え?つけろってこと?
「あぎあぎ」 - 138ぷゆち24/07/19(金) 22:06:24
「ごくろうさん!天冠の山麓での調査も完了だね」
『ぷり!』
「ぷゆちにヨネ、学者先生にテル!調査は順調かよ?」
『ぷゆ!!ぷりゅりゅ~♡』
【山麓ベースに顔を出したセキにピンク色のポケモンが上機嫌で飛びついた】
「おっと」
『ぷりゅ!ぷぃゆ~、ぷりゅり?』
「大大大発生とやらに対してシンジュ、コンゴウのみんながあれこれしているってのに、リーダーのオレが黙ったままというのは話にならねえからよ!何かの助けになればと思ってあれこれ集めてきたんだぜ。ホラ、ねばりだまとやらの材料だ!」
「あ、ありがとうございます!」
『ぷゆゆ~♪』
「さっそくこれでねばりだまを作って…こら、ぷゆち。ポーチにしまいこんでも意味ないんだぞ」
『ぷりぃ…』 - 139ウキクサ代理24/07/19(金) 23:11:28
スグリ待って〜!
『あ、アオイ、あのポケモンこっちさ来たはず!ってその仮面なんだべ?』
「あぎ!」
【赫月が内気な少年に仮面を押し付ける】
『そっか、仮面を被ればあの餅を食べずに済むんだな、この日のためにおれのご先祖は…』
『あれは…』
あ、ネモ!無事そうで…「あぎぎぎぎ…」
【活発そうな少女が謎の踊りを踊りだした】
『キビキビー!!』
『そうだよね!』
『キビキビ勝負…!!』
しかも自我残ってるし「あぎ…」 - 140二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 09:04:05
このレスは削除されています
- 141ウキクサ代理24/07/20(土) 09:47:01
【戦えるポケモンがいなくなった活発そうな少女は寂しそうに項垂れた】
『くきゅう…』
あれ絶対バトルできなくなったから落ち込んでるんだろうなぁ〜
『モモモ!?』
さあ!みんなに迷惑かけちゃって!
観念しなさい! - 142ウキクサ代理24/07/20(土) 10:30:56
【ボールから翠の仮面をつけたオーガポンが勝手に飛び出すと雄叫びを上げだした】
「……がお゛ぼう゛つ!!」
オーガポン…。
オーガポンのそんな声…初めて聞いた…。
「がお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」
待ってオーガポン!勝手に先走らないで!
『モゲゲ!?モゲーっ!』
【オーガポンがツタこんぼうを繰り出すとモモワロウも負けじとじゃどくのくさりをくりだす】
「が、がお…!」
オーガポン!どくなってるし、タイプ相性が悪いみたいだからボールに戻って!
【猛毒を食らったオーガポンは無視してフラフラと立ち上がる】
「がお"…がお"ぼ…ゔつぅ…」
オーガポン…倒れちゃうよ…!
『モモモー!モモー!』
【恐怖心からモモワロウは再びじゃどくのくさりをオーガポンに繰り出そうとする】
オーガポン危ない! - 143ウキクサ代理24/07/20(土) 10:43:17
【ボールから飛び出した赫月がオーガポンを庇いじゃどくのくさりを受ける】
「ぽ、ぽに…?」
あ、赫月…そっか、地面タイプだから毒タイプが効かないのか!
「…あぎ」
【赫月はオーガポンを一瞥するとモモワロウを睨みつけた】
「わぎぃぃぃ!」
オーガポン!ここは私と赫月に任せて!いくよ赫月!
「あぎっ!」
- 144夜鴉24/07/20(土) 10:43:20
【困ったような顔をした少年が自分の前でアピールする3匹のポケモンを見つめている。よほどのトラウマでもあるのだろうか。手は震え、たらりと垂れた冷や汗はひそやかに地面に落ちた。目をぐるぐると回しながら、しかし自分で動かないことにはこの状況は変わらないと理解はしているらしく、たっぷり時間をとって震える指先がのばされる】
モク、ロー
【この一度だけでもいい、俺と来てくれるか。少年の言葉に翼を広げ、くぽぉ~!とモクローは勢いよく同意する。同意を勝ち取った少年は、しかし喜びは見せないままだ。震える指を、もふっとモクローの頭に沈ませた】
「始まりの浜で キミが捕まえた ポケモンが相棒になりましたね! では モクローがはいっている モンスターボールを お渡しします!」
「ちなみにポケモンが 入っているモンスターボールを ポケモンボールと呼ぶのです!」
【明るいラベン博士の声で、冷えきった場がようやく暖まりはじめた。ショウがホッとしたような表情を見せる。少年はモクローをボールに戻して腰のポーチにしまい、ヒノアラシとミジュマルが応援するような声をあげる】
「選ばれなかったポケモンたちが モクローを応援しているみたい このコたちも あなたと 一緒に調査したかったのでしょうか」
「そうですね…… 彼が 空から落ちてきたとき ムラから飛びだしたぐらいですからね ですがキミたち! まずは ボクの調査を手伝ってください」
【ヒノアラシとミジュマルの同意の後、試験のための空のモンスターボールを受け取り、場所の説明を受け、少年は本部から出た】 - 145ぷゆち24/07/20(土) 21:23:45
「ぷゆち…もしかしたらだけどよ、大大大発生ってのは ディアルガさまとパルキアさまからの試練なのかもしれねえな」
『ぷゆ?』
「相棒とともに困難に挑む自信があればポケモンたちに挑め、そうでなければ遠巻きに見よってな」
「なるほど、セキらしい考えだね」
『ぷりぃ…?』
「おっと、もっと話していたいが約束の時間なんだ。最近ムベさんに弟子入りの真似事をしていてよ」
『ぷりゅ!?ぷりり?ぷりゃり?』
「料理とシノビの技の両方な!」
『ぷりゅ~!!ぷいゆ、ぷりゅりゅりりん!!』
【セキは興奮してバタバタと手を動かすピンク色のポケモンを地面に降ろすとその前髪を撫でた】
「おめえが帰るまでには何かしら披露できるようにしておくからよ、大大大発生の調査でムチャをするなよ」
『ぷり!!』 - 146ウキクサ代理24/07/20(土) 22:04:51
はぁ〜!
なんとかボールに閉じ込められたぁ…。
「がお…」
【オーガポンは怪訝そうな目で赫月を見る】
「…あぎ?あぎあぎぃ」
【赫月は安心したようにオーガポンの頭を撫でた】
「ぽに…」 - 147ウキクサ代理24/07/21(日) 07:29:50
モクローにしたんだね〜!いいと思うよ〜!
- 148夜鴉24/07/21(日) 09:18:04
そういうことでモクローを選んだ。……嫌だな、やはり選ぶという言葉は。そりゃあ俺だって剪定も間伐もするが、これはそういうんじゃないだろう? 基準もなしに何を望めというのだろう。そもそも望みなんて、俺には。
……意味のない話をした。本部から出て左というから、泊まった宿舎や店を横切って門に向かう。あの目立つ色の制服はどこのものだろうか。俺のとは違って遠くからも鮮やかだ。きっと山の中でも判別がしやすく、また覚えやすいだろう。
男性がこちらを向いた。随分と大きい。
「キテレツな身なりですね アナタ おもしろいです!」
なるほど、平地にはこんな人間もいるのか。少し上官と似ているところがあるな。他の人間よりも似ている部分が多い。
「ジブンはウォロ イチョウ商会の者です アナタのウワサはきいていますよ いきなり 浜辺に現れたとか……! ジブンとしては気になって気になって」
「そうか。あいにく、見ての通りなんの特徴もない、観察したところで得るものもないつまらない男だ」
「おや そうでしょうか? しかしなんと! ポケモンもお持ちとは…… 実に興味深い……! 珍しいヒト モノ コトを確かめるのは 商人の性! どうです お互いのポケモンで腕比べをするのは?」
「腕比べ? しかも俺と貴方とではなく、ポケモンで?」
「ええ そうですよ 試験のことは小耳にはさみました ポケモンの体力…… HPが0になったら負けですよ では景気づけに腕比べ開始~!」
やる、とは言っていないのに。……仕方がないな。
- 149ウキクサ代理24/07/22(月) 07:03:26
お?おお!
バタバタして気づかなかったけど図鑑全部埋まったー!
何か起きるのかな?
【なんの変化もないトゲトゲのスマホ】
うーん、なんにもなーし!
ただの収納に困るスマホになっただけだ…。 - 150二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 09:18:54
新しいスマホを買ってもらったからテスト
画質が激良!!ほっぺ!!
【ピカチュウと思われる生き物の頬をアップで撮った写真】 - 151二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 09:20:33
えええ、なんか思ってたのとちがうところにUPしちゃった
何ここ?ちょっとロトムさん? - 152ウキクサ代理24/07/22(月) 11:16:25
- 153夜鴉24/07/22(月) 12:20:30
- 154二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:51:15
- 155ウキクサ代理24/07/22(月) 12:58:42
- 156ウキクサ代理24/07/22(月) 13:05:57
- 157二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 13:28:14
- 158ぷゆち24/07/22(月) 19:21:42
『ぷいゆ、ぷいゆ』
『ふぃあ!』『莠郁。檎キエ鄙』
【放牧場にて巨大なカビゴンの身体をピンク色のポケモンがジバコイルとニンフィアの力を借りながらブラッシングしている】
『ぷゆ~……ぷりゅ!?』
『トド~』
【やり遂げて休んでいるピンク色のポケモンにトドゼルガが水を被せた】
『ぷゆゆゆゆぅ……ぷ?』
『ウソ』『プシュウ』
【しょんぼりしてしまったピンク色のポケモンの毛をバクフーンが乾かし、ウソッキーがブラッシングして毛並みを整えた】
『ぷり~♪』 - 159ウキクサ代理24/07/22(月) 19:49:28
- 160二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 22:19:36
うへ、噂の不良集団がいる…
うっかり絡まれないように気をつけなきゃ
そんなんアリなの!?ずっこい!私もほしくなってきた!
どんな授業なのか先に聞いておきたかったんだけどな~…担任の先生に聞いてみよっと
- 161ウキクサ代理24/07/22(月) 22:24:52
【モモの形をしたポケモンが能天気な少女にお菓子を渡す】
「モモ!モモワーイ!」
あ、コレ気になっていたお菓子だ〜。
でもこれどうしたの?
「がお…」「モ、モモ…!」
【内気な少年が少女の元へ駆けつける】
「ア、アオイ〜。モモワロウにおれのオヤツが…』
あー!こら!人の物を取っちゃだめって言ってるでしょ!
「モ、モモモ〜!!」
【叱られたモモワロウは今度はくさり餅を差し出す】
いらないってば!
「モ、モ、モ…」
【懐から大量のきのみや落とし物を少女に差し出す】
ちょ!ちょ、ちょっと多い!多い!
「……ぽに」 - 162二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 00:33:21
このレスは削除されています
- 163ウキクサ代理24/07/23(火) 00:34:31
- 164ふたりの調査隊24/07/23(火) 01:59:54
さっきの人によればあと一人こっちの方に行った人がいるって…いた!大丈夫ですか!
「モクロ―かっわいい~~!たくさんいる~!もっふもふ~!!」
あ……大丈夫そう……さっきの人達もだけどなんというか慣れてきた人たちが増えてきた気がするなあ - 165ウキクサ代理24/07/23(火) 08:27:16
- 166ウキクサ代理24/07/23(火) 08:27:32
- 167二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 22:39:36
ママのモトトカゲはやーい!!
不良集団がなんぼのもんじゃい!!
【パルデア地方の東3番エリアと思われる写真。画面の下部にモトトカゲと思われる後頭部が写っている】 - 168ウキクサ代理24/07/24(水) 09:15:55
【赫月の両腕にオーガポンとモモワロウがべったりとしがみついてる】
「モモモ〜」「ぽに〜♡」
『あはは、赫月はモテモテだねぇ』
あ、サザレさん!
『久しぶりだね。学園での仕事が一段落したからね、ちょっと実家に寄ったのさ』
『その時に家の蔵からこんな面白い写真を見つけてね』
【カメラマンの女性がある男性とポケモン達が写った写真を見せた】
あ!オーガポンが写ってる!じゃあこの男の人は…。
「ぽに〜?ぽに…!」「あぎ?」
【オーガポンは大事そうに写真を持って赫月にも見せる】
『死んだひいじいさんの友達だったみたいみたいでね。知ってるギンガ団?今はエネルギー開発してる企業だけど、昔はヒスイ地方の開拓をしていたんだって。』
うん!その時にラベン博士による世界で初めてのポケモン図鑑が作られたんだよね!
『よく勉強してるね〜。そそ、でそのポケモン図鑑に貢献していたらしいよ。』
『たまたま見つけた写真だけど、その翠の子も写ってたから、もしや…と思ってね』
うん、そうみたい、2匹とも懐かしいみたい。
「ぽに…ぽにぽに」「あぎ?」「ぽに、ぽにぽにお」「わぎゃ…」
【オーガポンは赫月と一緒に写真を見ながら懐かしんでいる】 - 169ウキクサ代理24/07/24(水) 09:35:09
- 170二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 21:55:05
- 171二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 22:57:59
【音声のみのデータ。少女と複数人が言い争っている様子】
「もう!この前のヤツらといいなんなの!?みんな仲間と輝ける青春を送りたくないの!?」
「今まさに青春してたとこをジャマされたんですけど!!そこ通してよ!」
「そういうわけにはいかないね!こっちには勧誘ノルマがあるんだから!」
「進行方向には後輩、後ろにはオレ!そのピカチュウとモトトカゲでオレたち2人を相手にできるかな!?」
「た、タチわる~…なんだこいつら…」
『ぴか~…』 - 172夜鴉24/07/25(木) 18:41:25
試験場所、黒曜の原野に到着した。少し故郷を思い出すな。……ああ、つまり未練があるのか。
それはさておき、ベースキャンプでショウから説明を受ける途中、ラベン博士がやってきた。どうやらシマボシ隊長に釘を刺されたらしい。しかし責任を取る、とはどういうことだろう。
大志坂まで歩くと、茶色の毛の生き物が目の前に飛び出してきた。大きさは50センチ前後、水かきに似た手足。水中で暮らすポケモンか? あまり警戒心はないようで、逃げるようすはない。
「…………捕獲、ということだから」
【片手にモンスターボールを持ち、少年はつぶやく。目の前にいるのに微動だにしないビッパを不思議なものを見るような顔で見つめている。事実、これほどに警戒心がない生き物は初めてで不思議よりもむしろ不審だった】
【とはいえ、捕まえなくては話にならない。自分の回る方向についてくるポケモンと10数秒対峙して、少し離れてボールを投げた。ボールは不可思議な軌道をえがいてビッパの背中に命中する】
「…………近すぎて、わからない……」
【捕獲成功の印を見てボールを掴む。悩むように呟いた】
- 173二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 19:12:30
【音声のみのデータ。足音と共に男性の声が割って入ってくる】
「スター団、か…無理な勧誘は感心しねえな」
「だ、誰だ!?」
「また邪魔が入った!もう!」
「こ、校長せ…」
「おっと、今のオレはネルケ…そういうことにしておいてくれ」
「アッハイ」 - 174ウキクサ代理24/07/25(木) 19:57:24
【オーガポンと共に写真を見る能天気な少女】
へー、オーガポンの大事な人こんな感じなんだ。
「ぽに〜♡」
ポケモン図鑑を作っていたみたいだけど道半ばで死んじゃったのかな?
…私、代理としてちゃんと図鑑作れたかな?
【少女がそうアルセウスフォンを眺めていると後ろから銀髪の山男が驚かせた】
『わっ!』
『びっくりしましたか?びっくりしたでしょう!』
わ!誰ですか!
『やー、どーも!自分は哲学をやってまーす』
へー。
『物怖じしない子ですね、流石はアルセウスフォンに選ばれた子…』
【銀髪の男性は赫月を見る】
『………もう少し待てばまっとうに生まれ変われたでしょうに馬鹿な人ですねぇ』
???
『いえいえこちらの話です』 - 175夜鴉24/07/25(木) 20:43:05
しまった。
ムックルは臆病だというからくさむらに隠れていたんだ。待つことは苦でもないのだが、投げようとしたボールを取り落としてしまったんだ。お陰で音で気づかれて逃げられた。
困ったな。武器を持つならともかく、こういったボールを扱う機会は多くなかったものだから……。慣れるまでかかりそうだ。 - 176ウキクサ代理24/07/25(木) 21:56:15
【銀髪の山男と能天気な少女が話している】
へぇー、じゃあパトソールさんはアルセウスを調べるために旅してるんだぁ。
『そーですねー。自分は世界の始まりとは人に心が芽生えた瞬間であると考えているんです』
『そう! 心が生まれて世界を認識し始めた!』
『心が豊かになるほどに世界が広がっていく神話!アルセウスという絶対的な存在から始まる物語!』
『好奇心が刺激されますよねー!』
『そして、今あなたが持っているスマホはアルセウスフォンと言ってそのアルセウスから下賜された物なんですねー』
ええ!これそんなに凄い物だったの!?
凄く収納に困る形してるのに!?
『不敬ですよクソガキ』 - 177ウキクサ代理24/07/25(木) 22:04:58
『全くアルセウスはなぜこのような者を選ぶのか…』
【銀髪の山男をオーガポンが訝しげに睨む】
「がる…」「あぎあぎ」
『確かにまだ諦めていませんよ。ただ、まあ、あなた達に免じて世界を消すのはやめましたけどね』
「あぎ?」
パトソールさんはオーガポンと知り合い?
『いえいえ、全く知りませんね』「がるぽに!」
そっかー。
【少女の持っていたアルセウスフォンが光ると普通のスマホと分離した】
あー!私のロトムスマホ!
『アルセウスフォン!!』 - 178二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 22:32:52
【音声のみのデータ。バタバタと2人分の足音が走り去っていく音が聞こえる】
「あ、ありがとうございました。校長先生」
「ネルケだ」
「アッハイ。アリガトゴザマシタネルケサン」
「この辺りにはスター団のアジトのひとつがある。単独行動が悪いとは言わないが気をつけてくれ」
「はあい。…ネルケさんはスター団についてくわしいんですか?」
「いや、これから知ろうとしているところだ。宝探し中に何か気になる情報があったら教えてくれ」
「わかりました。あ、ついでに聞いていいですか?テラスタルの講習を受けたいんですけど」
「担任のジニア先生に伝えておくから詳しくはそちらから聞いてくれ。特別な持ち物は必要ないが、筆記具があってもいいかもな」
「ありがとうございます!」
【いくらか言葉を交わした後、一人分の足音が離れていく。少しして少女の独り言と共に音声データは終了した】
「いや校長じゃん!!」 - 179二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 23:18:09
校長先生ってバトル強いんだ~…意外だけどかっこよかったから私もちゃんと授業受けようかなー
…………
ギャー!?なんか勝手に音声が載せられちゃってるんですけど!!なにこれ!? - 180アカ主の娘(56)24/07/25(木) 23:28:08
- 181パトソール24/07/26(金) 06:12:32
『この世のすべてのポケモンとであえ』
- 182パトソール24/07/26(金) 06:49:48
『あわわ、私のスマホがもとに戻った!やったー!ポッケにしまいやすーい!』
…………。
【銀髪の山男が驚愕の顔でアルセウスフォンを見る】
あのアルセウスがワタクシに…?
フフフ、ハハハ、アハハハハ!
『あ、あのパトソールさん、大丈夫ですか?』
いえ、少しばかり高ぶっただけですよ。
なにせ、長年の悲願の第一歩を踏み出せたのですから。
『あ!ホントだ!名義がパトソールさんのになってる!?持ち主が変わるってこれ呪いのスマホなのかな…』
本当に不敬だな、このクソガキ…おほん。
しかし、この世の全てとはなかなかに無茶を言うものです。
だが、あの男もやり遂げたのです。ワタクシにもできぬはずがありません。
ふふふふふ。
【不敵な笑みを浮かべながら悦に浸る銀髪の山男】
『パトソールさーん?お〜い!』 - 183二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 09:18:58
- 184アカ主の娘(56)24/07/26(金) 17:51:08
- 185二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 18:58:04
- 186二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 19:35:10
このレスは削除されています
- 187二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 19:36:04
このレスは削除されています
- 188とあるブショー24/07/26(金) 19:37:02
- 189パトソール24/07/26(金) 19:49:28
- 190ぷゆち24/07/27(土) 17:23:56
(たてます)
- 191ぷゆち24/07/27(土) 17:24:42
- 192二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 19:18:05
- 193ぷゆち24/07/27(土) 21:22:25
【表門の前にピンク色のポケモンとヨネ、ラベン博士、テルが集まっている】
「最後の調査は純白の凍土の大大大発生だね!よろしく頼むよ!」
「凍土は寒いからな、気合い入れて行くぞ!」
『ぷいぷいゆー!!』 - 194二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 11:03:47
【ケチャップのふたを開けてご機嫌で舐めているピカチュウの写真】
【頬についたケチャップを手で拭っているピカチュウの写真】
【手をチロチロと舐めているピカチュウの写真】
ほっぺちゃんケチャップ好きなの!かわいいねぇ~
でもそれサンドウィッチに使おうとしてたやつなんだけどなー!! - 195夜鴉24/07/28(日) 14:52:20
- 196ぷゆち24/07/28(日) 22:27:01
【雪原ベースにてピンク色のポケモンを中心に調査隊一行が集まっている】
「…刺すような寒さだよねえ」
『ぷり!』
「ぷゆちくん、以前来た時は寒がっていましたよね。今回は大丈夫なんですか?」
『ぷゆ、ぷりん!』
「ふむ…なるほど。よく見ると表面にきめ細やかな毛が生えているのですね。君がヒスイのポケモンならばもっとよく観察させてほしいところですが…」
『ぷりゅり~、ぷぃ、ぷりゅりゅりりゅ!』
「元いた場所に帰るのですよね。わかっているのです。ではそのためにも調査に行きましょう!」 - 197二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 10:22:22
テラスタルの授業受けれるって先生から連絡きた!気合い入れていくぞー!
コリンクってこの子だよね
【のんびりと歩いているコリンクの群れの写真】
狂暴って感じはしなかったけどなー 地方によるのかも?
ポケモンと一緒ならへっちゃらだと思うけど気をつけてね!
- 198ぷゆち24/07/29(月) 22:47:35
「わざわざ特注した帽子なのに似合わないとはもったいない…」
「最高にふさわしい帽子だし!しかも数十年も使えるほど丈夫なのだ!」
『ぷりゅ?』
【やかましく言い争いながらツバキとキクイが雪原ベースに合流した】
「あんたたち、どうしたのさ?」
「純白の凍土での大大大発生は一味違うということで助言ですね」
「よそでは豪雨での大大大発生も、凍土では吹雪のもとで起きるようだよ」
「へえ、吹雪…場所柄の問題かもしれないけれど、豪雨と吹雪の違いは気になるよね。よし!いつもよりたくさん大大大発生を調べるとしようか」
「それから…」
『ぷり?』
「雲に乗った緑色の人型のポケモンが吹雪と共に現れると言う噂もありましてね」
「大大大発生との関連はわからないが、図鑑を作るのなら捕まえる必要があるんじゃないかね?」
「ふむ、おそらくコギトさんがおっしゃってた三体のうちの最後の一体…トルネロスですね」
『ぷゆゆゆぅ~』 - 199ぷゆち24/07/30(火) 22:59:31
「ぷゆちさんなら大丈夫だろうが、一人で調査というのは時間がかかるね」
「ボクがいるよ!こちらのキクイも少しは役に立つし」
「オー!それはありがたいのです!」
『ぷゆ~…ぷゆゆ~…』
【そわそわと足元を歩き回るピンク色のポケモンの顔をテルが覗き込んだ】
「ぷゆち?トルネロスのことが気になるのか?」
『ぷ』
「大大大発生との関わりはないとはいえ、捕まえて図鑑に加える必要がありますからね。…ではみなさん、調査中にトルネロスを見かけたら時間や地点を地図に書き込んでおいてください。出現ルートが絞れるかもしれません」
『ぷり!!』
「合点!ぷゆちさんは今まで通り3箇所で調査すればよいのだ。残りはすべてオレとヌメイルが引き受けよう」
『ぷゆ?』
「おかしな計算を…ツバキが頭数に入っていない!」
「なかなか算術に明るいようだな」
「だ、大丈夫なのか?あの2人…」
『ぷ~り』 - 200二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 19:32:25
【風船を模した結晶の冠をかぶり、キラキラと輝いているピカチュウの写真】
んえー、できたけどなんで風船!?
可愛いからいいけどびっくりしてテラスタルする瞬間まで撮れなかった!!もっかいもっかい!
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