異世界『渡航』というものをテーマに小説を書こうと思っている。

  • 1二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 09:10:09

    スレタイ通り。

    というか実際に一度書いた。

    けれど全くウケなかった。


    なので改善していきたい。


    リコメディント・スカイR15 残酷な描写あり 異世界転移 異能力バトル 異世界渡航 アクションncode.syosetu.com

    これが作品。

    人格否定は控えてほしい。

  • 2スレ主24/06/29(土) 09:12:08

    自分としての問題点は

    ・関係ない説明が多い。
    ・さっさと異世界に行かない。
    ・主人公の能力がわかりにくくてめんどくさい。
    の3点が極めて大きな欠点だと考えている。

  • 3スレ主24/06/29(土) 09:14:30

    それで異世界『渡航』をテーマにどんな新作を書こうとしているかというと



    大航海時代みたいに、異世界人の先住民を地球人類が虐殺したり奴隷化するのを、地球人である主人公が懲らしめるする作品を書こうと思っている。

  • 4スレ主24/06/29(土) 09:16:38

    ターゲットとしている客層としては。
    教室の片隅で周囲の目を気にせず、ラノベを読んでニヤニヤしていた学生時代の自分みたいな子供を狙っている。

    そのためには何が必要か教えて欲しい

  • 5二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 09:17:42

    そうだね多いくせに肝心なところが説明不足なとこもあると思う

  • 6二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 09:19:13

    設定に癖があるのに、文体にまで癖があるせいで頭に入って来にくいな
    こっちが寝起きだからかも知れんが

  • 7二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 09:22:49

    >大航海時代みたいに、異世界人の先住民を地球人類が虐殺したり奴隷化するのを、地球人である主人公が懲らしめるする作品


    そういう話なら主人公も異世界の現地住民にしといた方が良いぞ

    とんでもなくバランス感覚に優れてるならともかく

  • 8二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 09:22:49

    >一世紀前は、病人の戯言と切って捨てられた『異世界』が、ついに誰もが訪れることができるようになったのだから。


    ここは「異世界を〜」にするとか「できる場所になった」あたりにすべきだと思う

    瑣末ではあるけどそういう微妙な文法的違和感のおかげで読み進めにくさが増してる

  • 9二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 09:29:18

    >>1

    >>安全上の観点から生命保護の【結界】が【驚異能力者】によって張られております!


    この段階では「生命保護の【結界】」程度にしてたほうがいいんじゃないかなとは思った


    その後【驚異能力者】の説明をするときに「コロシアムで結界を張ってたやつだ」みたいに付け足すとか

  • 10スレ主24/06/29(土) 09:36:44

    >>5

    確かにそうですね。

    本当にそうですね。

    身に染みるご指摘をありがとうございます。



    >>6

    なるほどやはり設定にも癖がありましたか。

    ちなみに文体の癖に関してはどのような部分がそう感じましたでしょうか?

    具体的に指摘できる部分があれば教えてくださると幸いです。


    >>7

    なるほど現地住民の方がいいのですね。

    確かにバランス感覚に優れているということはないので、そうしてみたいと思います。


    >>8

    文章の細かいところにまで気を配るということですね。

    自分が読んで意味が通るからいいだろうということではなくて、中1の子供が読んでもわかりやすいようにするべきですね。


    >>9

    確かにそうですね。能力の等級に関しては、もっと後回しにするべきでしたね。



    皆さん想像以上に真剣に読んでくださってありがとうございます。

    勉強になります。

  • 11二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 16:21:52

    二話まで読んだけど、「異世界で横暴を働こうとする悪党を懲らしめる話」に修正したいならここまでの話は全部要らないと思う
    それで、その大枠って
    ①異世界と現実が魔法か何かで繋がる
    ②国家や企業が異世界の人材資源を目当てに進出し、一部が蛮行に及ぶ
    ③人道やら何やらの観点から、進出する地球人を取り締まる組織が発足
    ④主人公はその組織に所属し、異世界人と協力しながら悪党と戦うことに…
    みたいな感じだろうか、想定と違ったら申し訳ない

  • 12二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 17:48:56

    >>11

    概ねその通りで問題ないです。

    お読みいただきありがとうございます

  • 13二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 18:09:19

    まず主がいう「『異世界』渡航」とはどういうものなの?

  • 14二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 18:22:09

    >>13

    どんな異世界に行くのかという意味の質問でよろしいでしょうか?



    ジョブがあって、特殊な祭壇でステータスが見れて、魔力という万能のエネルギーに満ち溢れた世界を想定しています。



    渡航に関しては


    これから描く作品では、粒子加速器が誤作動を起こしてマイクロブラックホールが形成、空間の壁に穴が空いて、異世界と繋がったというのを想定してます。


    異世界渡航は、未知の天然資源やエネルギーを求めてのものですね。作中世界の地球ではすでにそれらは枯渇仕掛けているので。

  • 15二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 18:54:06

    一旦一話目の途中から失礼するよ。

    個人的にはこういう設定はとっても好きだね。お好みだ!
    ただ、全体的に目が滑る感じが否めない。抽象的な言い回しで申し訳ないけど。
    いきなり一話目でワッと説明を言われたらちょっと分からんくなる気はある。
    一話をちょっと重要そうな要素だけを箇条書きしたけど、こうで合ってる?

    イグノーテラという異世界があるよ!

    主人公はこういう人物だよ!
    なんか能力が大変なことになってしまったよ!

    科学力で異世界に行けるようになったよ!
    地球ダメになったから引っ越そう!

    主人公は退学になってしまったよ!

  • 16二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 18:59:23

    >大航海時代みたいに、異世界人の先住民を地球人類が虐殺したり奴隷化するのを、地球人である主人公が懲らしめる


    懲らしめるだと主人公がヒーローっぽく見えるからなんか違う気もするね

    異世界関係なく、他民族や異民族を虐げて来た結果今の人類史がある。

    そしてそれが繰り返されているだけじゃない。人類にとっては必要な活動でしょうが。

    それを否定していると言うか都合よく無視しているというか

    綺麗ごとが好きな浅い偽善者に思える

  • 17二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 19:02:54

    書きたい作品を書くのと
    ウケる作品を書くのとはまったく違う
    ウケる作品を書こうとすると多分、自分の書きたい作品とは違うものになると思う

  • 18二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 19:03:01

    >>14

    いや、そうでなくてその単語の説明です

  • 19スレ主24/06/29(土) 19:23:03

    >>15


    そうですね。

    概ねそういう感じで問題ないです。

    そう言っていただけると大変励みになります

    文章に関しては精進あるのみですね。


    >>16

    しかしだからと言って仕方ないで済ませる人間ばかりというのもなんか寂しいというか虚しいじゃないですか。

    個人的にそういう思いでこの作品の設定は考えました。


    >>17


    そうなんですよね。

    その二つのすり合わせが難しいところだと思います。





    >>18


    失礼しました。

    意味としては偶発的や超自然的な転移・転生ではなく、技術的に確立された安全に異世界を行き来することだと考えてます。

  • 20スレ主24/06/29(土) 19:27:10

    今から歩きに行くので変身が遅れます

  • 21二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 19:30:00

    >>19

    どっちかというと文章よりも構成と情報量かなあって思うのね。

    多分、異世界技術だの、学園だのを突っ込まれても噛み砕けないのよ。

    設定はキャラに語らせて地の文で補足を入れるとか、状況で判断できる範囲でざっくり書いた後に、細かな補足を入れる感じの方が読みやすいかなって。


    失礼を承知で正直な話をいうと……一話目から設定のオンパレードで目が滑っちゃうのよ……

  • 22二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 19:37:53

    設定にこだわりがあるのは分かったんだが、その設定がめちゃくちゃ分かりづらくて読者にバイバイされてるな
    主人公はどういう素性、目的、理念で異世界人をまもる?のか。そして何を成したら主人公の物語は終わるのか?そういう読者にとって取っ掛かりになるところが知りたい

  • 23二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 20:33:47

    >>19

    >>13>>18です

    「偶発的や超自然的な転移・転生ではなく、技術的に確立された安全に異世界を行き来すること」をテーマにして作ったリコメディント・スカイは全体としてどんな話になったの?

    またはこれから作ろうとする話はそのテーマでどんな形になるの?


    端的にいえば貴方にとっての「テーマ」って何?

    質問ばかりでごめんね

  • 24スレ主24/06/29(土) 21:31:41

    >>21

    なるほど、情報の詰め込み過ぎと構成ですか。

    それ関連の本を読んで勉強したいと思います。


    >>22

    これから書こうとしている作品では、


    素性 異世界のスラム街の孤児

    目的 自分の居場所の確立 (最終的に建国する)

    理念 今よりも豊かな暮らしを


    地球人類から異世界人を守る理由は、生まれは地球でも育ちは異世界だからシンパシーを感じているため


    という形で書こうかな、と歩いてる最中に思い付きました。


    >>23

    いえいえ、貴重な時間を割いていただきありがとうございます。


    リコスカは勧善懲悪と暗躍の話に。


    これから書こうとしている作品は勧善懲悪と成り上がりの話にしようかなと考えました。



    自分にとって『テーマとは』に関してはもう少し考える時間を頂戴したいなと思います。



    改めて皆さん、質問や指摘のほどありがとうございます。

  • 25二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 00:58:59

    なろうを読み慣れない通りすがりの感想だけど
    最初からがんがん設定を詰め込みすぎてどんどん置いてかれるなって思った

    過去回想から何故行われてるかわからない現代の大会に飛び、
    異世界の説明が長々入って、学校退学
    最序盤のプロローグでここまで飛び石で行かれると疲れるなー
    数字をかなり大事に決めてリアルっぽくしてるのに対して、渡航に至る流れはファンタジーというかご都合なのも気になった
    まあ長くなるからこんなもんで

  • 26二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 06:07:18

    >>24

    作品を読んでいないままでごめん

    >>23です

    いや、なんというか自分と「テーマ」の概念が違うのかなと思ってね

    提示してくれたお話とテーマの繋がりがよくわかんなくて

    まぁこれは実際読めばわかるのかもしれないのとこっちの質問が悪かったと思えてきた


    作ったお話にテーマをどのようにまとめたのか? ってのが良かったのかも



    今までの質問の意図としては、一つのテーマで作ってそれが思う様にいかなかったとした場合その作品が上手くテーマを表現できていないのでは?と思っての質問&書き込みでした

  • 27スレ主24/06/30(日) 09:09:49

    >>25

    お読みいただきありがとうございます。

    なるほど、序盤から話がとっ散らかり過ぎているということですね。

    ご指摘感謝します。



    >>26

    いえいえお気になさらずに。

  • 28二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 10:09:43

    序盤しか読んでないんだけど渡航を主題にするために地球が住めない環境になったってするのはいいけど
    能力者発現が端を発しての第三次戦争っぽいんだけど能力者と非能力者の関係って書いてる?
    戦争まで行くならよくてザボーイズみたいな世界観になりそうなんだけど

  • 29スレ主24/06/30(日) 10:50:17

    >>28


    確か書いてあったと思います。


    異能力者が感染するように広がって行くことによって、非能力者の立場がだんだん弱くなって、戦争が終結したという形だったと思います。

  • 30スレ主24/06/30(日) 10:52:49

    ちょっと新作の序盤を書いてみました。

    異能力を呪いの武器に変換してコピーする能力者の話です。

    「貴方の『パラダイム』は【|諸刃の異能工廠《カースド・アーセナル》】です」

     生まれは地球、育ちは異世界スラム、友達皆無の十四歳。
     就いてるジョブは|呪詛鍛冶師《カースド・スミス》。もちろん、望んでついたジョブじゃあない。
     おかげで、仕事はリストラ、家は燃やされ、住所不定の無一文。
     路地裏で残飯漁って、飢えをしのいで、泥水啜って渇きを癒す。
     顔色真っ青、おめめは真っ赤、お先真っ暗、ゲロは虹色。
     
     そんな崖っぷち少年、そんな俺の名前はクロハ。苗字は無しのただのクロハだ。
     
     ……もうどうしようもなかった。
     たった一つの希望を除いては。
     その希望の名を『パラダイム』。
     地球人類ならだれもが持っている異能力だ。
     俺も一応は、地球生まれだ。異世界『渡航』の際に親に捨てられて、異世界のスラムに流れ着いたが。

     ちなみに異世界渡航というのは、転生や転移ではなくて、人工的に確立された異世界間往来技術によるものだ。
     人々は海外移住のような感覚で、異世界に来ることができるようになったのだ。
     そんなわけで俺は『異世界アルクシア』育ちの俺は、教会へと向かった。

     十四歳以下ならば、年に一度まで無料で自分のステータスを教会で見ることができるのだ。
     それ以上の年齢になると有償になる。
     だから俺にとってこれは最後のチャンスだ。

  • 31スレ主24/06/30(日) 10:54:34

    続きです
     だというのに。

    「聞いたか? |呪いの《カースド》ですって」
    「汚らわしい! 速くそいつを追い出せ!」
    「二度とこの教会の門をくぐることを禁じます」

     白い紙に記された、赤黒い字を読み解くまでもなく、俺は教会から蹴り出された。
     
    「……終わった」

     蹴られた背中の痛みも気にならないほどに、俺の中には絶望があった。
     これでも最低限の読み書きはできるので、呪いの武器を作る能力であろうということは分かった。
     問題は呪いの武器そのものだ。

     あれらは国によっては所持しているだけで、国外追放されるような代物なのだ。
     もちろん作るなんて言うのは、もっての外。最良でも懲役。最悪極刑である。
     幸いこの国では、所持自体は違法にならないが、使用は違法になる。
     そんなものを作ったところで売れるわけがない。
     売れたとしても、相手は犯罪組織だろう。売ったことがバレれば仲良くお縄をかけられる。首に。
     これからどうすればいいんだろうか。
     
    「いや、諦めるな! 諦めなかったからといって死なないわけじゃないが、諦めたら確実に死ぬ!」

     いつだってそうだった。
     親に置き去りにされた時も、飢えをしのぐために初めて残飯を漁った時も。
     挑戦することで俺は生き延びてきた。
     これから先も挑戦し続けなければ、確実に俺は死ぬ。
     だからまず、試しに一振り作ってみるべきだ。
     呪いの武器を。

  • 32二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 11:08:56

    時系列をずらして冒頭に自分の人生を決める衝撃的な一言を入れるのはよくある手法

    ただ最初に読んだときは「いかにも不吉そうな文章→迫害された主人公」という流れだから

    「『諸刃の異能工廠』というパラダイムを判定された→なので呪詛鍛冶師になったんだな」と思った


    でも実際読むと「パラダイム判定前から呪詛鍛冶師になっており、そのせいで迫害を受けていた」んだよね?

    家を燃やされるってよっぽどのことだけど、なんで14歳の今となって(=これまで見過ごされてきたのに)直接的な攻撃を受けることになったんだろうか


    あと

    > そんなわけで俺は『異世界アルクシア』育ちの俺は、教会へと向かった。

    前置きに説明が一切ないからどんなわけで?ってなる

  • 33スレ主24/06/30(日) 11:13:59

    >>32

    確かにそうですね。


    パラダイムのせいでジョブが事前に固定化されてしまっていたというふうにこれから書こうと思っていたんですが、異能に合わせてジョブについたの方がいいですね。


    そんなわけで 

    自分の異能を知るためにという部分が抜けていましたね。



    貴重な時間を割いてお読みいただきありがとうございます

  • 34二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 11:14:29

    > もちろん、望んでついたジョブじゃあない。

    > おかげで、仕事はリストラ、家は燃やされ、住所不定の無一文。


    ここも気になる

    作中ではジョブ≠仕事ってことなんだろうけど

    「呪詛鍛冶師」はないけど「鍛冶師」は現実にもある仕事なわけで

    「スラム育ちの孤児が食っていくために仕方なく汚れ仕事の呪詛鍛冶師になったのかな」と思いきや、「仕事はリストラ」と後に入る

    「汚れ仕事に就いたけど、ジョブが汚れ仕事だから、仕事をリストラされた?」って混乱する

  • 35スレ主24/06/30(日) 11:26:41

    >>34

    元は普通の鍛治師の徒弟で、ジョブのせいで呪いの武器を作ってしまって、首になったという説明がまるまる抜けてましたね。

  • 36二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 11:35:51

    まず渡航先に子供を捨てるというのが出だしがご都合だなと思った
    最初から捨てるつもりなら地球に置いていくんじゃないの?渡航費を人数分出すのもただじゃないでしょ?
    開拓が主目的で誰でもウェルカムって感じじゃないし
    スラムでそう刷り込まれただけで実は誘拐されたとかならわかるけど、そういう子供を利用して稼ぐ組織や大人がいる気配がなく自立してるっぽいのも謎
    その上で14で就職して賃貸でなく家を所有しているのに人間関係希薄というアンバランスさとかが気になる
    教会で育てられたけど検査を受けた後に教会に呪いは置いておけないって追い出されたって流れのが自然じゃないの
    全部伏線なら余計なお世話だからスルーして

  • 37二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 11:36:01

    14歳より前(多分今でいう小学校卒業後)に鍛冶屋の徒弟になったの?

    地球側は勝手に現代以降の話かと思ったけど違うのかな


    徒弟になる→呪いの武器を作る→クビになる→家を燃やされる→家族で異世界渡航→捨てられる→>>30

    っていう時系列でいい?

  • 38二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 11:55:20

    「パラダイム」という地球世界の異能力は本当に必要なの?
    異世界ものです、でも主人公の力は異世界と関係ないファンタジーな力です、でもその力は異世界でも広く認知されていて仕事にも影響を及ぼして…ってやたらと込み合ったを冒頭から噛み砕くの難しい
    異世界ファンタジーなら読者はまず異世界の異能の話をしてほしいと思うよ

  • 39スレ主24/06/30(日) 11:59:18

    >>37

    異世界渡航→捨てられる→なんとか鍛治師の仕事につく→呪詛鍛治師になってしまう→首になる→家を燃やされる→パラダイムを診てもらう の流れですね。


    わかりにくくてすいません。


    ちょっと修正したやつを次のレスに載せてみます。

  • 40スレ主24/06/30(日) 12:00:41

    「貴方の『パラダイム』は【|諸刃の異能工廠《カースド・アーセナル》】です」

     そう言われてから、俺の人生は一変した。
     鍛冶師の徒弟の仕事は、首になった。当然住み込みで働いていたので寝床はなくなった。スラム街に流れ着いた俺は、その日の内に手持ちの全財産をごろつきに奪われ、ズタボロにされた。

     理由はシンプル。
     呪いの武器を製造できる人間は、迫害の対象となるからだ。
     呪いの武器に手を出して、自らのみならず周囲の人間を破滅させた愚か者は後が絶たない。
     それでも呪いの武器を欲する者は後が絶たない。
     ソレほどに危険で、強力な代物なのだ。

     それからの俺は、残飯を漁って飢えを凌ぎ、泥水を啜って喉を潤す、そんな生活だった。 
     もし俺が生まれが地球ではなかったら、純粋なアルクシア人だったら、こんな余計な|異能力《パラダイム》を持って生まれることはなかっただろう。
     そうならばどれほどよかったか。
     
     そんな俺が、底辺をはいずり回るような生活から抜け出すきっかけとなったのは、やはり|異能力《パラダイム》だった。

  • 41スレ主24/06/30(日) 12:01:21

    犯罪組織に拾われて、呪いの武器を作ることになったのだ。
     使い道はシンプル。鉄砲玉に持たせて、特攻させるため。
     最初はそんな話は断った。けれど俺は逆らえなかった。何せ両の手足の爪を全部剥がされて、その上足の腱を切られたからだ。
     これでは残飯を漁ることすらままならない。
     
     飢え死にか、人殺しになるかの二択を迫られた俺は、後者を選んだ。選んでしまった。俺はこのことを一生後悔し続けるだろう。
     しかし犯罪組織は飯と寝床だけは用意してくれた。
     俺はソレに縋るしかなかった。
      
     ひたすら槌を振るった。死にたくなかったから。
     ひたすら鉄を打った。殺されたくなかったから。
     それだけが俺の存在意義だった。

     そしてそんな生活も終わりが来る。
     俺の作り出した呪いの武器が、この街の貴族を殺すための凶器に使われてしまったのだ。
     動機は分かりやすい権力争い。生きのこった側が勝者となり、自らの罪を全て呪いの武器に押し付けた。そしてソレを売った犯罪組織に、ひいては作り上げた俺に。

     だから俺は今。
     処刑台の上で無数の石を投げられている。
     握り拳ほどのサイズの石ころが、何個も飛んでくる。
     全身が熱を持ったように痛む。
     それ以上に、彼らの言葉が突き刺さる。

    「シね! お前のせいでお母さんが死んだんだ!」
    「地獄に落ちろ! 私の娘を殺したお前だけは!」
    「お父さんを返してよ!」

     俺は、こんなにも罪深かったのか。

  • 42スレ主24/06/30(日) 12:03:55

    >>38

    そうですね。


    確かに単なる異世界のユニークスキルでも意味は通じますね。



    みなさん読んでいただきありがとうございます

  • 43二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 12:51:33

    >>40

    プロローグとして見たら30よりすっきりしていいと思う

    設定14歳のままなら拷問で両手足の爪のとこは変えてもいいかも

    拷問は一枚ずつ剥がすから20本耐えましたってのはどんな屈強な戦士だ?って感じだし

    直るのにもちょっと時間がかかるので武器づくりをさせたいのに手を傷つけない方がいいので

  • 44スレ主24/06/30(日) 14:54:59

    >>43

    お読みいただきありがとうございます。


    そう言っていただけると本当にありがたいです。


    なるほど、爪に関してはその通りですね。

  • 45スレ主24/06/30(日) 15:05:47

    このプロローグからの主人公の心の動きなんですけど、どうなるのが自然ですかね。

    作者的には、他人に言いなりになったからこんなに罪を犯してしまった。

    他人に左右されない強さを身につけよう

    という形に持っていきたいなと考えているですが。

  • 46二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 16:45:35

    >>45

    それは作者が考えるべき大事なところだろ

    キャラの思考を他人に任すな

    それとは関係ないけど鍛冶屋っつうか人は足で踏ん張らないと重い槌なんて振るえないと思うが

    鍛冶の仕事ぶりとかネットなり動画なり本で調べてみた?

  • 47スレ主24/06/30(日) 17:26:22

    >>46

    気づかせていただきありがとうございます。


    確かにそうですね。

    キャラの心の動きに関しては自分で考えたいと思います。



    それと動画を見て調べてみたのですが、鍛治仕事は基本三人がかりで槌を振るってましたね。

    けど主人公は一人で呪いの武器を作ることを強要されてました。


    となるとやっぱり足の腱を切るというのはやりすぎですね。

    監禁されて、餓死させられそうになったという形にしたいとおもいます。

  • 48二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 17:55:27

    実際迫害の対象にされたし実際利用されてるって知ってる呪いの武器作り続けて人殺しの自覚あるのに
    正論と石ぶつけられて処刑台に登るまで自身の才能が罪深いってどうして気づかなかったの?

  • 49二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 17:59:35

    >>45

    現実的な感覚でいうなら14歳はまだ未熟だから

    毎日の食事もままならない生活に戻りたくなくて寝床と食事をくれる犯罪組織に最初から従順だった

    うっすら危険性はわかっていたけど生活を手放せないから考えないで言われるままに作り続けた

    なんなら面倒を見てくれる組織の大人に感謝すらしていた

    けどある日摘発され尻尾切りとして裁かれることになって、初めて被害遺族を目の当たりにした

    そのあまりの多さと怒りに初めて自分のしたことを自覚し恐ろしくなった、って感じかなぁ


    ただなろう的に主人公に言い訳しようのない非があると受け入れがたい読者も多いから

    呪いの武器を人のために使えると騙されて乗っかってしまったとかのがまだリカバリーできるかも

  • 50スレ主24/06/30(日) 18:05:09

    >>49

    なるほど、確かにそうですね。

    あんまり非があると受け入れ難いというのは自分もそうだと思いました。


    ありがとうございます

  • 51スレ主24/06/30(日) 18:18:39

    修正したつづきです。

    犯罪組織に拾われて、呪いの武器を作ることになったのだ。
     使い道はシンプル。鉄砲玉に持たせて、特攻させるため。
     その使い道は後になって知った。
     彼らが犯罪組織であるということも。
     彼らは俺を匿い、呪いの武器のせいで傷を負ってしまった人を治療するための研究材料として、呪いの武器を提供して欲しいといってくれたのだ。
     
     だから俺は喜んで呪いの武器を作った。
     ソレが人のためになると信じていたからだ。
     人々が、俺の作った呪いの武器のせいで、たくさん死んでいることにも気づかず。
     人々が、恐怖のどん底に叩き落とされていることも知らず。
     俺は呪いの武器を作り続けた。
     その結果がこれだ。

     俺は今、処刑台の上に立っている。
     そして石を投げられている。握り拳サイズの石ころだ。幾つもの石ころが俺の体に当たって、全身が熱を持ったように熱い。

    「シね! お前のせいでお母さんが死んだんだ!」
    「地獄に落ちろ! 私の娘を殺したお前だけは!」
    「お父さんを返してよ!」 
     

  • 52スレ主24/06/30(日) 18:20:59

     石ころ以上に、彼らの言葉が俺の心に突き刺さる。 
     俺は、こんなにも罪深かったのか。
     俺は、こんな目に遭わなければならないほど、邪悪だったのか。
     
     人のために呪いの武器を作っていたというのも、彼らが呪いの被害者たちのために研究しているということも、全部真っ赤なウソだった。
     俺が馬鹿なせいで、大勢の人間が死んだ。   
     俺が悪いのか? きっとそうだろう。
     俺だけが悪いのか? それだけは違うはずだ。

     首に縄が掛けられる。
     ならどうすればよかったのか。きっと答えはシンプルだ。
     俺は他人に運命をゆだねてはならなかったのだ。
     
     石投げは尚も止まない。
     ああ、もしも。次があるのならば。自分の生き方は自分で決めてみせる。

     足元の板が開く。全体重が首にかかる。
     そうして俺の意識は暗転した。永遠に。
     そのはずだった。

     □

     息を吸って、吐く。
     それだけのことだった。それだけのことで、俺の目から涙が溢れ出た。これまでと比べたらずっと小さな体で、生を実感する。

    「おぎゃあ! おぎゃあ!」
    「おお、息を吹き返したか! よかった」

     俺は再び、陰惨で、酷烈で、救いのない、この世界に生を受けた。
     次こそは、自らの運命に打ち克ち、自分の道を切り開くために。

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています