ミカ「え?私のゲヘナが嫌いな理由?」②-②[オリキャラ注意]

  • 1スレッド主24/06/29(土) 17:22:24
  • 2スレッド主24/06/29(土) 17:23:13
  • 3スレッド主24/06/29(土) 17:25:38

    [このスレッドはスレッド②からの続きです]

    [スレッド主のSS練習場と化していますが、どうぞ暖かく見守って頂けたらと思います。よろしくお願いします]

  • 4スレッド主24/06/29(土) 17:40:14

    ヒナ「…?イブキがどうかしたの?」


    イロハ「………知らないようですね。仕方ありません。」


    何が仕方ないのだろうとヒナは思ったが、イロハが先に口を開いた。


    イロハ「イブキが行方不明になっています。」

  • 5スレッド主24/06/29(土) 18:15:01

    >>4

    ヒナ「……成る程。マコトが運ばれて来てマコトと一緒と思ってたイブキがいない事で、イブキを探したけど見つからないと…。」


    ヒナ「残念。イブキは私達の所にはいないし、イブキが行方不明ということも今初めて知ったわ。」


    イロハ「そうですか…」


    イロハ「もし見つけたら私へ連絡するか保護するなりして下さい。」


    ヒナ「えぇ、通信は途絶えているから保護出来るようにするわ。」


    ヒナ「これを貴方に言ってもしょうがないかもしれないけど、伝えておくわ。」


    ヒナ「今回の騒動、原因はトリニティのティーパーティー内部の権力闘争の可能性がある。」


    ヒナ「先程、聖園ミカと桐藤ナギサが接触したわ。どうなるかは知らないけどあの人達も振り回されているみたい。」

  • 6スレッド主24/06/29(土) 19:01:42

    >>5

    イロハ「…そうですか。」


    イロハ「これはトリニティ側が解決してくれるまで長引きそうな騒動になりましたね…。」


    イロハ「帰ります。全車反転、ゲヘナ自治区へ帰りますよ。」


    ヒナ「……………」


    嵐の如く現れた虎の子戦車部隊は虎丸を先頭に姿を消した。


    ヒナ「……………」


    ヒナ(戦って解決する問題ではない…。これはマコトとティーパーティーの問題。)


    ヒナ(イロハ、ごめん。万魔殿にいる…いえ、ゲヘナにいる限り貴方を助ける事は出来ない。)


    ヒナ「風紀委員会のみんなは大丈夫かな…」

  • 7二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 19:01:55

    保守

  • 8スレッド主24/06/29(土) 19:34:46

    >>6

    イロハ「………」


    イロハ(風紀委員長からは何も命令されませんでした)


    イロハ(本当に私達に出来ることはないのでしょうか?)


    イロハ(いえ、恐らく出来る限り戦闘をしない事なのでしょう。)


    イロハ(トリニティも一枚岩ではないはず…トリニティも内部から戦争を止めようとしている人がいる限り、休戦…いえ、終戦する可能性はありますね、)


    イロハ「しかし…。」


    ブロロロロ…


    イロハ「冷静さを欠いた結果、罠…いえ孤立する事になるとは…。」


    気付けば来た道をクルセイダーや対戦車砲、バズーカを持ったトリニティ生徒に阻まれ囲まれていた。


    イロハ「突破して振り切ります。一斉射と共に行きますよ…。全車輌、突撃用意………主砲発射!」

  • 9スレッド主24/06/29(土) 20:22:43

    >>8

    ーーーーーーー


    その日、トリニティ自治区とゲヘナ自治区で大規模な戦闘に陥った。

    ゲヘナ自治区では風紀委員会がヒナ以外の幹部役職の全員が拘束され、一般の風紀委員は戦場へ連行された。

    トリニティ自治区では侵入して来たイロハ率いる戦車部隊がティーパーティーの要請で出撃した戦車部と衝突…大規模な戦闘へと発展した。

    イロハら戦車部隊は帰投したものの、突破戦に追撃戦に連戦を繰り返し強いられた為に損耗は激しかった。

    弾薬不足や車輌修理で二週間部隊行動不能の見通しとなったのである。

    結果、ゲヘナ学園はトリニティ総合学園の猛攻を受けて防戦一方となった。

  • 10二次元好きの匿名さん24/06/29(土) 20:23:43

    10まで守らないと2時間程度で落ちるからね

  • 11スレッド主24/06/29(土) 20:24:36

    [そうなんですね!ありがとうございます!]

  • 12スレッド主24/06/29(土) 22:12:11

    >>9

    一方、トリニティ自治区は…

    シスターフッドと救護騎士団、正義実現委員会がティーパーティーの要請を完全拒否。その日の内に互いに拠点、テリトリーを築き上げて互いに入れぬ状況となった。

    例外があるとすれば、まず救護騎士団だろう。負傷者を所属見境無く受け入れた為、一部ではセイア失脚やミネの暗殺が噂されたがあまりの慌ただしさに誰も気にも留めなかった為、大事にはならなかった。コハルはそんな救護騎士団の中でセリナと共に治癒に務めた。

    ティーパーティーではセイアが孤立。ヒフミはシャーレへ向かい、ハナコは図書委員会の元へ足を運んだりした。

    セイアの無事を危惧するシスターフッド側は常にセイアが行動する部屋をマシロ達が監視するタイムスケジュールを作成。セイアもマシロ達も気が抜けない状況となった。

    イチカやマリーの部隊は商業地区で厳重な交通規制、警備体制を敷いた。


    夜、大きな事件が発生した。

    再びミカの所有物が焼かれたのである。

    それは大聖堂の門の前で行われ、柵にしがみ付き大泣きコハルをハナコとヒナタが宥める光景はサクラコやハスミに今回の首謀者を絶対に見つけるという強い意志を植え付けたのであった。

  • 13スレッド主24/06/29(土) 22:54:22

    >>12

    ミカの所有物を焼いたのはティーパーティーだった。ここまで来るとただ魔女だから、そんな理由で何しても良いという悪質な虐め…差別であった。

    一度助けて貰った命の恩人に対する処遇にコハルは涙を流すしかなかった…そんな夜が明け…


    翌日からトリニティ学園側の勢力がゲヘナ自治区へ大規模攻勢を仕掛け大勝を納めた。

    特に戦車部の戦果は大々的に讃えられた。

    …のも束の間、激しい抵抗をするゲヘナ学園によって攻勢は緩やかにせざるを得なくなった。

    特に万魔殿のサツキ・イロハ・チアキの連携は凄まじかったのだ。

    行方不明となっているイブキを探す為に情報収集をするイロハ。

    現場へ直接急行し記録をするチアキ。

    そして適材適所に人材雇用をするサツキにより、戦場を美食研究会と温泉開発部が不定期に荒らすのである。

    これにより大きく凸出するような攻勢を仕掛けた場合に孤立するのを危惧し長期戦を想定した前線にせざるを得なくなった。

  • 14スレッド主24/06/30(日) 09:25:15

    >>13

    トリニティ総合学園とゲヘナ学園の混乱に巻き込まれた学園があった。

    ヴァルキューレ警察学校である。

    原因は単純で、ゲヘナ自治区に点在していたヘルメット団などがトリニティの攻勢により根城を放棄せざるを得なくなり、D.U.へ流れ込んだ。

    これによりただでさえ日常的に銃撃戦の多いキヴォトスでD.U.は戦場の如く酷い有り様となった。生活安全局では抑えられず公安局や警備局も駆り出されるが、いつの間にかヴァルキューレ警察学校とヘルメット団の争いへと発展。局長のカンナでは最早収集つかず、生活安全局も住民の保護に周り治安維持や事態の鎮静化は後回しとなった。


    ゲヘナとトリニティによる学園間の戦争が始まって一週間…

    未だにミカ、ヒナ、イブキに加えナギサも行方不明となり

    セイアも頭を抱えていた頃、マコトが目を覚ました。


    マコト「……………」


    セナ「議長、随分と遅いお目覚めですね。」


    マコト「キキ…冗談はいい。イロハを呼べ。」

  • 15スレッド主24/06/30(日) 14:58:16

    >>14

    酷い隈で次の情報収集先を考えていたイロハに、マコトの目が覚めた事が伝えられた。

    イロハはふらつく身体で急ぎマコトのいる部屋へ訪れた。


    ガララ…


    イロハ「先輩…」


    予想よりも早いイロハの到着にマコトは驚いた。

    しかし扉を開く音も元気無く、立つのもやっとの疲労感で自分の所に訪れたイロハの顔を見て察知した。

    マコトは近くにある椅子へ目を配った。


    マコト「議長へ報告しろ。今、どうなっている。」


    マコトの回復傾向に安堵したイロハに治療中の本人から仕事の話をされてムッとするも、はぁ、と溜め息をつきイロハは話す。


    イロハ「…芳しくありませんね。マコト先輩が緊急搬送された日にトリニティと開戦。防戦一方です。」


    イロハ「また私の不手際で戦車部隊が運用出来ません。なので反抗作戦も望めません…。本日未明の報告ではゲヘナ自治区の6割がトリニティ側の手に陥落しました。」

  • 16スレッド主24/06/30(日) 20:52:59

    >>15

    そう言いイロハは何処からか地図を取り出し、マコトの前に広げた。


    マコト「………ここが無駄だ。ここを敢えて下げるべきだ。」


    マコト「引き摺り込んで温泉開発部と美食研究会に集中攻撃して全員捕虜にしろ。」


    イロハ「………その手がありましたか。」


    マコトが差した所は、河川防衛をしている場所の‘内側’だった。

    しかしショッピングモールや公園など相手を逃さぬよう引き込み、纏めて無力化させるには絶好の場所でもあった。


    イロハ「すぐにサツキ先輩に伝えます。」


    そう部屋を出ようとしたが、ハッとした表情でマコトに飛びついた。


    イロハ「………そんな戦術など些細なことです。もっと大事なお話があります。」

  • 17二次元好きの匿名さん24/06/30(日) 20:58:59

    このレスは削除されています

  • 18スレッド主24/06/30(日) 21:00:26

    >>16

    マコトは当然驚いた。

    さっきまで疲れて虚ろだったイロハの顔は血眼になり肌も青褪めていた。


    マコト「う…それで大事な話ってなんだ?」


    飛びつかれて体に激痛が走るが、何とか堪えた。

    しかしイロハは口を開かずただ震えていた。


    マコト「お、おい…。大丈夫か?」


    マコトの腹で大きく深呼吸しイロハは言葉を発した。


    イロハ「イブキが……」


    イロハ「イブキが行方不明になっています。」

  • 19スレッド主24/07/01(月) 08:11:15

    >>18

    イロハのその一言はマコトに大きくのし掛かった。

    その重みにマコトは叫びをあげた。


    マコト「………何故それを早く言わない…!!!!」


    そう吐き捨てたが、目の焦点が合わず寒くもないのに冷や汗をかいた。


    マコト「いつからだ…どれくらい居ないんだ………?」


    マコト「…捜索活動はどこまでやった…………」


    マコト「イロハ…言ってくれ……教えろ………」


    目を瞑り祈るようにイロハに言う。


    マコト「この羽沼マコトに任せろ……だから言え………イロハ!」


    しかし…イロハはただマコトのお腹に顔を埋めて泣くだけだった。

  • 20スレッド主24/07/01(月) 17:15:23

    >>19

    気付けば夕方になっていた。

    何も言わずマコトに縋り泣きしたイロハは、安堵からか疲労からかいつの間にか寝てしまっていた。

    その頭を撫でながらマコトは呟いた。


    マコト「すまないな…今の幸せをこんな形で壊したくはなかった。」


    マコト「先生…すまない…。イブキは恐らく…。」


    マコト「だから、私は…………」


    静かに涙を浮かべたマコトに気付くには、この世界はあまりにも色鮮やかだった。

  • 21スレッド主24/07/01(月) 23:12:55

    >>20

    ーーーーーーー

    ゲヘナのリーダーが復活した頃、トリニティでは…


    セイア「……………」


    セイア「……………」スタ…スタスタ…ポスン


    セイア「………ケホッケホッ…」


    セイア「…すぅ……君達。そんなに私を眺めて、疲れないのかい?」


    ティーパーティーメンバー達「「「「…………」」」」


    セイア「…ケホッ…ゲホゲホッ……」


    セイア「…ふぅー…」


    セイアは事実上軟禁されていた。

    怪しまれない為に行動を自ら徹底し制限していたが、その環境はセイアの小さな身体には負荷が大き過ぎた。

    ストレスにより小食だった食事量もより少なくなり、見ていても痛ましいくらいには細く青白くなっていた。

    また精神の損耗と栄養摂取減少により免疫力が低下。いつ倒れてもおかしくはない位には体調は悪化していた。

    そんなセイアにお構い無しで執拗に戦況報告、被害報告だけは続けられていた。


    セイア「………少し…眠る…ゲホッ…ゲホ………はぁ…」


    そう意味のない言葉を吐き捨て、ソファーで横になる。

    夜寝れない日も続き損耗した身体を回復させようと目を閉じたが、体の痛みがより感じるだけだった。


    ???「…………」カチャッ

  • 22スレッド主24/07/02(火) 10:02:06

    >>21

    〜〜〜〜〜

    ティーパーティー側の惨状を知りつつ、戦争肯定…いや、賛成派が増えるトリニティをなんとかしようとするシスターフッド、救護騎士団、正義実現委員会。とある放課後スイーツ部の一般生徒により大聖堂連合と名付けられ通り名として呼ばれるようになっていた。

    そんな大聖堂連合は今、大きな決断に迫られていた。

    イチカやマリーを配置した商業地区は前線から程遠くなった事。

    またその部隊でティーパーティー本部を強襲出来る好機が訪れた事である。

    しかし、部隊を動かすには大きなリスクがあった。

    前線が遠くなり安全圏となった為、部隊を退いた際に不良生徒が暴れ回る恐れがある事。また、商業地区という事もあり部隊の動きがティーパーティー側に把握され易い事。

    決断の重みがのし掛かる本部に単身、マシロが報告…いや急報を入れに来た。


    マシロ「ハスミ先輩、報告します。」

  • 23スレッド主24/07/02(火) 16:14:33

    >>22

    自身が信頼を置く子の突然の来訪にハスミは驚いた。


    ハスミ「何かありましたか?」


    短い問いにマシロは返す。


    マシロ「もうこれ以上無理そうです。もってあと3日…いや2日くらい…。」


    それに真っ先に反応したのは本部首脳に混ざるハナコだった。


    ハナコ「セイアちゃん…」


    サクラコ「……………」


    サクラコ「流石にこれ以上静観するのは無理でしょう。」


    サクラコ「セイアさんが我々と共に動けば、3分派も代表が居ない状態となりティーパーティーも揺らぐはず…。」


    サクラコ「問題はティーパーティーとゲヘナ、双方と戦う事になる可能性です。」


    サクラコ「ハナコさん、ヒフミさんがシャーレへ赴かれたと仰っていましたが…連絡はまだありませんか?」


    ハナコ「はい…。そもそもトリニティ自治区外との通信が取れないのかもしれません。連邦生徒会と連絡が取れなかったのも、連邦生徒会が応じなかったのではなくトリニティ自治区内にいる為の可能性が高いです。」

  • 24スレッド主24/07/03(水) 01:13:20

    >>23

    通信の謎をハナコが推理した事により、その場は騒然とした。

    何故なら誰もが考えたくなかったキヴォトスで「孤立」している現状が露わになったからである。

    ティーパーティーは?ゲヘナ学園は?仮想敵となった相手の情報網、後援、様々な可能性に直視する時を迎えてしまった。

    そしてもう一つの可能性…。


    ハスミ「…一週間…。…一週間、考えないようにして来ましたが…」


    ハスミ「私達はシャーレの助けを求められないだけではなく、外部の情報すら掴めないという事です。」


    ハスミ「あまり想像したくはありませんが、ミレニアム、山海経…他学園で何かが起きた場合に私達が対処する術はありません。」


    ティーパーティーだけではない。この事件の黒幕がもしトリニティ内やゲヘナ側ではなかった場合、他学園が相対するかもしれない。

    そんな恐怖が大聖堂連合本部を駆り立てる事となる。


    ハスミ「我々がこれ以上トリニティ内部で争っていては、外部から攻撃された場合に何も出来ずトリニティ総合学園が無くなる、それだけは回避しなくてはなりません。」

  • 25スレッド主24/07/03(水) 08:25:28

    >>24

    サクラコ「今夜、決行しましょう。」


    サクラコ「セイアさんを救い、私達が元のトリニティ総合学園へ戻すのです!」


    ハスミ「ええ。まずはセイアさんを救出する事を第一に作戦を立てます。」


    ハスミ「マシロさん、急ぎ準備をお願いします。」


    マシロ「ラジャー、現地の準備はしておきます。」タッタッタッ


    ハナコ「……………」


    ハナコ「……敢えて本部を移しましょう。」


    ハナコは卓上にある地図のある地点を指した。


    セリナ「えぇ?!」

  • 26スレッド主24/07/03(水) 08:45:32

    >>25

    それまで集まりに黙って参加していたセリナが声を出して驚いたのも無理は無かった。

    ハナコが指定した場所はティーパーティー本部からは程遠く、寧ろゲヘナ自治区だった場所に近かったのだ。

    しかし、最初に理解を示したのは正義実現委員会の戦術指揮官の立場であるハスミだった。


    ハスミ「成る程…。陽動作戦ですか。」


    そう呟き続けた。


    ハスミ「イチカやマリーさんを大聖堂まで下げ、我々本部の部隊は前へ出る。よく考えたものですね。」


    ハナコ「はい。普通であれば部隊転換と思うでしょう。」


    ハナコ「陽動部隊が少し早めにここを発つ事が鍵になります。」


    ハナコ「大聖堂本部が動いた後に商業地区の別働隊がここを目指して動けば、陣地転換するものだと思い込むでしょう。」


    ハナコ「しかし、我々は早めに発つ事で商業地区を通過。ティーパーティー側は本部が前線近くへ移される事で混乱に陥るでしょう。」


    ハナコ「その間に商業地区から下げた部隊にティーパーティー本部へ突入します。」

  • 27二次元好きの匿名さん24/07/03(水) 20:01:59

    保守

  • 28スレッド主24/07/03(水) 20:17:26

    >>26

    そう言いながらハナコは再び地図を指した。


    ハナコ「しかし、避けれない問題が2つあります。」


    示した場所はティーパーティー本部がある建物の入口。


    ハナコ「相手が気付いてからセイアちゃんを救出するまでのタイムリミットです。」


    ハナコ「今セイアちゃんがいる所まで入口からは15分掛かります。抵抗がある中でセイアちゃんが人質として取られる前に救出する…とても難しい事だと思います。ハスミさん、マシロさん達の援護でどれくらい時間を稼げますか?」


    ハスミは思い返すように応える。


    ハスミ「徹底して目標地点を防衛、遅滞戦闘出来ることを前提とすればマシロなら10…いえ、15分…でしょうか。」


    ハナコ「ギリギリかもしれませんね…。対策は考えましょう。」


    ハナコ「話を戻します。もう一つの問題は救出後にあります。」


    ハナコ「セイアちゃんを救出した後、ティーパーティー側は徹底してセイアちゃんを取り返そうとすると思います。………その損害に躊躇うことなく取り返そうとするはずです。」


    ハナコ「行方が知れないナギサさんの名前を使い、仲間を助ける為だと大々的に攻撃してくるでしょう…。爆弾を抱え空を飛ぶ航空機による攻撃の可能性…あれに対処しなくてはいけません。」


    ハナコ「そうでなければ、きっとティーパーティー側は無差別爆撃を行いセイアちゃん諸共私達を消そうとするでしょう。」

  • 29スレッド主24/07/04(木) 00:56:05

    >>28

    サクラコ「兎に角、全力を尽くしましょう。」


    サクラコ「私達はこの一週間何もしていなかった訳ではありません。今日この日に向けて覚悟も決めて来たはずです。」


    サクラコ「最悪の場合は古聖堂の地下へ避難し立て籠もってでも、私達の正義を貫きましょう。」


    セリナ「救護騎士団も精一杯手伝います!体調の悪い方や怪我をされた場合は遠慮せず頼って下さいね。」


    ハスミ「サクラコさんと我々正義実現委員会は本部を移しましょう。シスターヒナタとハナエさんは大聖堂に残った方が良いでしょう。」


    ハスミ「皆さん、早急に支度を。イチカにもこの事をすぐ伝えてください。」

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