- 1二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:31:38
『勝ったのはジェンティルドンナ! ジェンティルドンナです! こんにちはとさようならを! 同時にやってのけました中山レース場!!』
ウマ娘ならば誰もが夢見る最高の舞台、有馬記念。選ばれた者だけが立つことが出来る、この中山レース場・芝2500mを先頭で駆け抜けた者こそが、トゥインクル・シリーズの頂点を名乗るに相応しいウマ娘。
その最高の舞台で、私は誰よりも速く駆け抜けた。納得できる結果とは到底言えなかった秋のレースを、この最後の舞台で、最高の舞台で、この脚で晴らして見せた。今日までのトゥインクル・シリーズの歩みを、誰もが認める有終の美で飾ったのだ。
勝利の栄光、その喜びは否応なしに表情に浮かんでくる。"最高の走りだった"そう共に走った強者達が、中山レース場に集まった大勢のファンが、ここまで共に歩んだトレーナーがそう私を讃えている。
さあ、ご覧なさい、この私を。最後まで頂点に相応しい強さを見せつけたこの私を。割れんばかりの喝采にはカーテシーを以て優雅に応え、心身の美しさと力強さを尚も示す。嗚呼、ターフを揺らす歓声が心地良い。
これ程までに力を示して、これ程までに頂点の座を誇って、これ程までに貴方の瞳に映って、それでも────どうして貴方は、そんなに晴れやかに笑うのかしら。
貴方、負けたのよ? この私に。大勢のファンによって選ばれし16人が集うこの最高峰の舞台で、トゥインクル・シリーズの最後を飾るこのレースで。
なのに、何故。悔しさの欠片も抱いていない、そんな笑みを浮かべているの。 - 2二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:32:48
『ヴィルシーナは、もうレースへの闘争心を失っているのではないか』
そんな噂を聞いたのは、彼女がヴィクトリアマイルを制した年の秋の事。ジャパンカップの連覇を目指して最後の追い込みをかけていた頃、トゥインクル・シリーズの専門誌か何かで見たと記憶している。
確かに、ヴィクトリアマイルを制した後の彼女の走りは、精彩を欠いていたように思える。しかし、だからと言って身体の衰えでなく精神面の衰えなどと、見当違いも甚だしい。そうでなければ、秋華賞であれ程の走りを見せ、五度の挑戦を経て遂に彼女だけのティアラを勝ち取ることなど、到底叶うハズも無い。
少なくとも、その時の私はそう思っていた。
そうして迎えた、私にとって二度目のジャパンカップ。そこで、私は────。
『ジェンティルドンナ! これがトリプルティアラのプライド! ジェンティルドンナ押し切りました!!』
史上初の、ジャパンカップ連覇。この長いトゥインクル・シリーズの歴史で、私が初めて成した偉業。ターフに響く歓声と喝采を、今も覚えている。最強たる私を見つめる、共に走った強者たちの表情までも。
その時、初めて貴女の表情に違和感を覚えた。一笑に付したはずの噂が、私の中に再び過る。
けれど、その違和感はすぐに塗りつぶされた。二度目のヴィクトリアマイルでの貴女の走りに、勝利の翼を背にターフを飛んで行く誇り高き女王の姿によって。
私は確信した。あの時、京都レース場のターフでほんの数センチを競り合った貴方の闘志は、まだ折れていない。
紺碧の勝負服に身を包み、二対の勝利の翼で夢を駆け、どこまでも続くターフを往く。ティアラを巡って共に駆けたあの日々は、少しも色褪せていない。貴女の強い心は、決して失われていない。
そう、信じたかったのに。 - 3二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:34:37
「おめでとう、ジェンティルドンナさん。素晴らしい走りでした」
嗚呼、美しい。何て美しい笑顔だろう。ウマ娘の本能そのままに、ただ只管に走る事を楽しんで走り切った、そんな笑顔。
美しい笑みが、勝利を称える両の手の音が、こんなにも胸を突き刺すことはあっただろうか。
「結局最後まで、貴女に追いつけませんでしたわね」
「最後だなんて────」
まるでこの場に引き留めるかのように、感情のままに言葉が飛び出る。それ程までに私は、今目の前に居る貴方を認めたくなかったのだろう。
「貴方だって、ドリームトロフィーリーグへの移籍くらい考えているでしょう」
まだ少し息を切らしながら、少しだけ震える唇を動かす。思えば、返される答えなんて決まっている。けれど、私はそのことから目を逸らそうとした。
少しだけ困ったように眉を動かして、それでも尚美しい笑みを浮かべたまま俯く彼女の答えを待つ。ほんの一瞬のハズが、果てしなく長い時間に思えた。
掌に残ったほんの一欠片の希望を未だ捨てきれない私の姿は、貴女の瞳に映るに相応しい姿だと言えるだろうか。
「私のトゥインクル・シリーズはここまで……レースもまた然り。これからは妹達や後輩のサポートに努めたいと思っています」
「そう……残念だわ」
いつか私にその背を見せるまで、追いかけてきてくれると思っていたのに。
務めて表情は変えず、彼女への言葉を吞み込んだ。ずっと分かっていた、けれど、私の心はその事から目を背けていた。
彼女はもう、私を追いかけてはこない。
ウマ娘の本格化、それに伴って全力で走れる期間というモノは、個人差こそあれ有限。例え絶大な強さを誇ったとしても、走りの衰えを自覚した者達は一人、また一人と、この夢の舞台を去っていく。
彼女達が去ったターフには、ただ爽やかな風が吹き抜けるのみ。そうして次なるスターの登場と共に幕が上がるのを、静かに待つ。
長い長い歴史の中の、一瞬の輝き。"トゥインクル・シリーズ"とはよく言ったものだと、今にして思う。
それが、走りに向かう心にまで至るとは想像し得なかった。あの日、私の背を突き刺すかの如く迫ってきた貴方の覇気が、こんなにも穏やかに消えてしまうだなんて。
きっと彼女のトレーナーさえ想像できなかっただろう。 - 4二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:36:17
けれど、これは仕方のないこと。このターフに立っている誰もが、いつかはそうして舞台を去っていく。今はドリームトロフィーリーグに覇道を刻むオルフェーヴルさんも、そこで笑っているゴールドシップさんも。
そして、私も。これでいい、これがトゥインクル・シリーズの────否、レースに挑む全てのウマ娘のあるべき姿なのだ。
そうと理解したならば、私は私の道を往くだけだ。例え貴方が居なくても、立つ舞台が変わっても、変わらず最強たるべく只管に邁進するのみ。
揺らいでなどいられない。私がこれから立つ舞台には、トゥインクル・シリーズを退いて尚走りを磨き、輝きを増した強者たちが待っているのだから。
貴方だって、それくらい分かっているでしょう? 私は常に最強であるべく走り続けた。貴方にもそう接してきた。だから、例えたった一言でも、今更驚かれるような事を言ったつもりはないわ。
なのに、どうしてそんなに目を見開いているのかしら。堪らず、口を動かす。
「あ、なた────」
どうなさったの、という言葉が続かない。唇から声が上手く出ない。どうしてかしら、いつもなら目の前に貴方が居るだけで、言葉が自然に浮かんでは飛び出してくるのに。
次に声を発したのは私ではなく、驚きの表情を浮かべた彼女の方だった。
「ジェンティルさん、貴方……」
その言葉と表情で、ようやく気付いた。私の頬を伝って流れ落ちる滴に。声よりも早く溢れ出す感情に。 - 5二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:37:42
そう、例えレースでの闘争心を失ってしまったと言われても、もう私と競り合った当時の実力は無いと囃されても、私は信じた。最後の最後までティアラに手を伸ばし続けた貴方は、きっとその手で掴んだ勝利の翼を纏い、私の背にあの日と同じような決意を、想いを、もう一度突き立ててくれると。
けれど、ここに至って否応なく実感がこみあげてくる。
これが最後の機会だった。貴方が私を追い詰め、私の背を突き刺しうる最後のレース。それが、終わってしまった。闘志の灯が燃え尽きると共に、貴方はターフを去ってしまう。トゥインクル・シリーズからも、レースからも。
もう二度と、私の背を追うことは無い。あの日のように、最後の一瞬まで競り合う機会は、もう永遠に訪れないのだ。
それが、こんなにもかなしいだなんて。
止めどなく流れる涙を、きっと集まったファンの皆様は嬉し涙と思うでしょう。あるいは、共に最後まで駆け抜けた強者達でさえ、有終の美を飾った私の涙を祝福して下さるでしょう。
けれど、これは。この涙は────。 - 6二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:39:39
「ジェンティル」
優しくも鋭い声が、私の意識をターフに戻す。滲んだ視界の先で、私の目の前にやってきた貴女は、変わらず美しく微笑んでいた。徐ろに、私の両の手を自身のそれで包みこむ。
「貴女はまだ、ターフに立っているのよ、ジェンティルドンナ。誰よりも強く、美しい女王として」
胸を貫くような凜とした声。瞬きで晴れた視界の先で、貴女は尚も微笑んでいた。慈しむような優しい微笑みではなく、勝利の翼をその背に宿した女王の表情で。刹那、私の脳裏に閃光が奔る。
そう、その通りよ。私がすべき事は、溢れるままの感情に溺れることじゃない。
自分自身に言い聞かせ、ゆっくりと瞳を閉じて開いた次の瞬間、私は彼女に"剛毅なる貴婦人"の異名に相応しい笑みを返せていたのだろう。もう、涙は溢れてこなかった。
安心したような笑顔を向ける彼女を瞳に映した時、私の胸に散らかった感情の澱はすっかり溶けて消え去っていた。
「さあ!」
促すような彼女の声に頷くと、彼女は私の手をもう一度観客席へ向けて掲げる。刹那、再び中山レース場に歓声が沸き起こった。かつてティアラを争い、自らもまた偉業を成した"もう一人の女王"が最後まで最強であり続けた"剛毅なる貴婦人"の勝利を称える姿は、きっと明日の一面を飾るだろう。
けれど、私にとって、それはもう気にする事ではない。今この胸に宿るのは、この後に立つステージの最後の一音まで、貴女が追った背中を、誇り高き頂点たるこの姿をこの舞台を見ているすべてのウマ娘に見せなければならないという使命感のみ。
彼女の掌から伝わる鼓動と、暖かな想いを感じながら、私は静かに想いを馳せる。
さようなら、ヴィルシーナさん。さようなら、愛すべき好敵手。
スタンドに向け、彼女と共に礼を尽くし、声にならない別れの言葉を贈った。
そして、私はもう一度希望の欠片を拾い直す。今はこれで終わりでも、いつかまた共にターフを駆ける日が来る事を願って。さよならは、決して終わりではない、始まりだ。
あの時のような死力を尽くす走りでなくとも、ただ只管に走る喜びにあふれる日々を、きっとまた、いつか。そんな想いを胸に、私はいつまでも響く喝采に彼女と共に応えるのだった。 - 7二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:41:12
*
陽が昇る前の、ほんの一瞬の時間が好きだ。夜の帳が上がり、街の灯りが消えていく。始まりを感じさせる仄かな光に染まる空の色が好きだ。日課になったランニングのスタート前、こうしてしんと静まり返った中に一人佇んでいると、瞑想するかのように心を研ぎ澄ます事が出来る。
そうして空を仰げば、時々ふっと懐かしい思い出が脳裏を過ぎった。芝の匂い、風の感触、響く歓声。懐かしい青春の日々が、アルバムを巡るように脳裏を流れていく。
朝陽と共に感じる、思い出の色が好きだ。
「今朝は随分調子が良さそうですわね」
不意の声に振り返ると、白い息を燻らせながらパートナーがやって来る。ウマ娘用のスポーツキャップ、伸縮性と通気性を兼ね備えたインナー、スポーツショップとのタイアップ企画で贈られた上下揃ったロゴ入りのジャージ。これが、今の私達の勝負服。
今も変わらない凜とした表情を、笑顔で迎える。
「気付いてらっしゃるか分からないけれど、貴女、今とても良い笑顔をしてるわ。何か良いことでも?」
「……柄にも無く、昔の事を思い出してしていました。今となっては懐かしいばかりですわ」
「あら、素敵じゃない。貴女の事だから、きっと煌びやかな思い出ばかりでしょう」
そう言って、彼女はからかうようにニッと笑みを浮かべた。
学園に居た頃から時間も経ち、それと共に私達の関係も随分変わった。あの頃はまず見せなかった表情を向け合うこともあるし、とりとめのない会話を自然に交わすことも出来る。
あの頃の私達に見せたら、きっと驚くだろう。
「いつか、そのアルバムを見せて貰える日も来るのかしら」
「あら、卒業アルバムでは不足だと言うの?」
「卒業アルバム一冊で終わるほど、お互い思い出の数は少なくないでしょう」
「ふふ、確かに」
両の腕を伸ばして間接のストレッチ、その場で脚を動かして身体のアップ。全身に酸素を巡らせ、神経の隅々まで感覚を研ぎ澄ます。
本格的なレースから遠のいても、こうしているだけで全身のスイッチが入るような感覚を覚えるのだから、不思議なものだ。 - 8二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:43:13
「それで、今日はどこまで?」
「そうね……今朝は少し遠くまで、如何かしら。貴女の仰る通り、随分調子が良いようですから。無論、私がどこまで行こうと付いてきて下さるのでしょう?」
「ええ、勿論。受けて立ちましょう」
自信たっぷりにそう応えると、彼女は不意に笑みをこぼした。そんな彼女の様子に私が不思議そうにしていると、彼女がこちらへ向き直る。
「懐かしいわね、この感じ。まるであの頃に戻ったみたいで!」
そう言って笑みを浮かべた彼女の表情を、朝陽が照らす。刹那、私は息を呑んだ。
それはきっと、今の今まで心の中に広げていた思い出のアルバムと、眩い陽光が見せた幻。けれど、私の瞳は確かに映した。紺碧の勝負服と、勝利の翼を纏った彼女の姿を。
嗚呼、美しい。なんて美しく、誇り高い姿。例え幻でも、確かにそこに居る。トゥインクル・シリーズを共に駆け、ティアラを競い、最後まで共に走り抜いた、愛すべき好敵手が。
溢れんばかりの想いで一杯になった胸の熱は、長く白い息へと変わる。それは風に乗って、朝焼けの空へと消えていった。
「どうかなさったの?」
「────いいえ、何でも……行きましょうか、ヴィルシーナ」
不思議そうに首を傾げた彼女に応え、前を向く。私の足は、その高揚感に導かれるかのように一歩目を踏み出した。
この胸から止めどなく溢れ出す高揚感は、きっとあの日拾い直した希望が今に続いていた事への喜び。ターフに別れを告げて、それからもう一度始まった私達の歩む道は、今も未来へと続いている。
私に負けじと力強く地面を踏み込んだ彼女の、凛とした笑みを横目に映せば、あの日に戻ったかのように脚に力が湧いた。
そうしてどこまでも走って行けそうな脚を弾ませながら、私達は眩い朝陽に向かって駆けて行くのだった。 - 9二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:47:17
以上です、ありがとうございました。
新時代の扉を見ていて「もうあの背中に追いつけない」があるなら「もう私の背中を追いかけてくれない」もあるんじゃないかと思いました。
史実では闘争心を失ったと言われたヴィルシーナですが、もし仮にそんな噂を耳にしたら、秋華賞でのヴィルシーナを誰よりも知っているジェンティルドンナは信じないのでは、と思うなどしてこのお話が生まれました。
まだまだ二人の関係には想像の余地がありすぎるので、どちらも早く実装されないかなと思う今日この頃です。 - 10二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:51:10
良いなぁこの関係性……
シーナの存在がドンナにとって大きく占めていたんだなぁって…… - 11二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:52:30
ヴィルシーナが常にジェンティルドンナを意識してるように、ゴルシやオルフェといった更なる強敵たちと鎬を削る最中のジェンティルドンナの脳裏にもヴィルシーナの影が存在する……なんだこの激重関係
- 12二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:53:35
競う相手がいるから「勝者」「強者」が誰か決められるわけだし、自分に挑んでくる存在はウェルカムなドンナにとってシーナはやはり……
ご馳走様でした - 13二次元好きの匿名さん24/07/04(木) 22:58:07
周りから闘争心を失ったと言われたシーナだけど実はレースとは違う別の道への答えを見つけたからこその一区切りが付いたからなんだろうなと思ったり
SS感謝 - 14二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 00:06:13
好き……爽やかさとほんのりと寂しさが残るこの感じが堪らん
ジェンヴィルは良いぞ - 15二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 00:31:47
「もう私の背中を追いかけてくれない」はまさに…解釈一致ですき
ノスタルジックな情景描写と心情描写も刺さる
SS感謝! - 16二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 07:16:32
朝からええもん読ませて貰った、二人の未来に幸あれ
- 17二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 11:59:45
- 18二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 18:49:52
- 19二次元好きの匿名さん24/07/05(金) 19:25:23
いいなぁ、二人とも眩しい
シーナ側の心理は分からないけど、互いに一緒に走ってきた時間がそれだけ充実していたのと、ドンナはシーナをどこか自分と同類だと思っていたのかなって - 20124/07/05(金) 21:49:31
皆様、読んで頂きありがとうございます。
最後は写真判定まで迫った相手をターフで誰よりも側で見ていた分、次はもしや……という意識が深く心に刺さったというのもアリではないかと。
このお話では一緒に走る機会が減っていった分だけ自分を捉えようと迫るヴィルシーナの影が大きくなったのかもしれません。
秋華賞での走りを知っていたが故に、その影が薄れていくのを信じたくなかったのだと思います。
例え結果的に一度も先頭を譲らなかったとしても、きっとドンナにとっては誰よりも自身に近いライバルでした。
お粗末様でございました。
ヴィルシーナにとっては、トゥインクル・シリーズからもレースからも去るのに納得出来る答えを見つけられたのかもしれません。
故に最後に有馬記念を制したドンナの事も笑顔で祝福できたのかなと。
こちらこそ、ありがとうございます。
特に卒業後部分はかなり意識したので、伝わったのならば何よりです@爽やかさとほんのりと寂しさ。
バチバチも爽やかもやり方次第でイチャイチャもいけるジェンヴィルは良いぞ。
- 21124/07/05(金) 21:50:13
ウマ娘ならこういう可能性もアリかなと思っていたので、解釈一致とのお言葉、嬉しく思います。
情景描写、心理描写も色々推敲したので、物語に合っていたならば何よりです。
きっと光溢れる未来へ向かっていつまでも二人で走って行けることでしょう。
ここ好きポイント、ありがとうございます。
走る事の楽しさはお互いレースに出てた頃のままだと良いなと思います。好きになって頂けて嬉しいです。
一緒に過ごす時間も増えて、お互いの事をより知って、今までよりずっと素敵な関係を築いて欲しいなと思います。
バチバチしてた頃の事をグラス片手に懐かしむ一幕を想像するのも乙なもの。
青春の輝きって良いですよね(語彙力)。
仰る通りドンナはシーナの事を自分に最も近い存在として意識していたのかもしれません。そして、最後までそうであり続けると信じて疑わなかった部分もあったのかなと。