- 1二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:32:51
っていう感じのやりたいじゃんね☆
スレ立て初めてだから優しくしてほしいじゃんね☆
適宜、ダイスと安価で聖杯戦争をぶん回してくじゃんね☆
とりあえず主人公のブルアカキャラの誰にするかダイス振りたいから>>10までブルアカキャラの名前挙げてほしいじゃんね☆
お手柔らかに頼むじゃんね☆
- 2二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:36:38
ミカ
- 3二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:37:04
柴大将
- 4二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:37:20
先生
- 5二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:37:20
わーい!こういうスレを待ってたじゃんね!
キリノ - 6二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:37:34
ヒナ
- 7二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:37:36
アスナ
- 8二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:37:45
フウカ
- 9二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:38:09
イチカ
- 10二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:38:11
ヒフミ
- 11二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:38:19
アヤネ
- 121じゃんね☆24/07/06(土) 08:45:14
- 13二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:45:48
黒幕きたな…
- 141じゃんね☆24/07/06(土) 08:49:37
(あれ……?主人公……?これエデン条約……?)
えらいハリキリガールが来たじゃんね☆
あと主人公が決まったら次は舞台をどうするか決めるじゃんね☆
1.キヴォトス原作時間軸
2.型月世界のどっか
↑のどっちかを
>>22まで安価して多い方を舞台にするじゃんね☆
ちなみに、特異点キヴォトスとか異聞帯キヴォトスとか剪定事象キヴォトスとかプレ先時空とかを舞台にするのはまだ慣れてないから無理じゃんね☆
- 15二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:50:22
1
- 16二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:52:24
2
- 17二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:53:20
1
- 18二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 08:56:23
1
- 19二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:00:23
2
- 20二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:05:05
ミカがスレ立てして安価の進む速度とか反応数に一喜一憂してヘラってると思うと興奮してきた
1 - 21二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:10:31
2
- 22二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:17:30
1
- 23二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:18:27
2
- 24二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:21:29
www
- 251じゃんね☆24/07/06(土) 09:21:50
舞台は数の多かった原作時間軸のキヴォトスになったじゃんね☆
型月世界のアリスフィール・フォン・アインツベルンとかいうネタは忘却の彼方じゃんね☆
さておき、舞台も決まったから次は残り6人のマスター候補を>>38まで安価するじゃんね☆
どの子をマスターにするかは……ダイスにするか隠したいから内緒にするかでまだ迷ってるじゃんね☆
良かったらアドバイスくれると嬉しいじゃんね☆
- 26二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:23:10
隠してもいいと思います
マスター候補はトキで - 27二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:25:58
ホシノ
- 28二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:26:20
ミカ
- 29二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:26:37
隠す
マスターはマリー - 30二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:26:39
黒服はあり?
無しならモモイ - 31二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:26:44
ミノリ
某圧政者アンチと相性よさそう - 32二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:26:56
隠すアルちゃん
- 33二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:27:27
シロこテラー
- 34二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:28:00
カヤ
慎二ポジション似合いそう - 35二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:28:30
シュロ
- 36二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:29:08
ミカ
- 37二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:29:19
ハルカ
戦いが膠着したらうまいこと引っ搔き回してくれそう - 38二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:30:11
ナツ
- 39二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:34:11
うい
- 401じゃんね☆24/07/06(土) 09:36:53
アドバイスくれた人達ありがとうございますじゃんね☆
とりあえず隠す方針でいくじゃんね☆
黒服……?主人公候補の時点で柴大将も先生もいるからモーマンタイじゃんね☆
マスターになるかはさておきだけど……その時は先生は騙されたんだよ……じゃんね☆
そろそろ本編開始まで近くなってきたじゃんね☆
次は主人公サーヴァントを決めるじゃんね☆
サクサクいくじゃんね☆
ちなにサーヴァントは基本7クラスの中から選んでほしいじゃんね☆
今回はダイスじゃなくて安価で>>55さんが選んだクラスにするじゃんね☆
これも運命じゃんね☆
ちなみにちなみに、召喚するサーヴァントはタイミング見てまた安価するじゃんね☆
ショートケーキのイチゴは最後に食べるじゃんね☆
- 41二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:37:59
7種以外オッケー?
セイバー - 42二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:40:00
槍
- 43二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:40:31
狂
- 44二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:40:37
狂
- 45二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:41:11
騎
- 46二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:41:44
剣
- 47二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:42:01
弓
- 48二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:42:30
kskst
- 49二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:43:12
↓
- 50二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:43:42
time alter
- 51二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:44:39
加速
- 52二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:44:45
二重加速
- 53二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:45:00
時は進む
- 54二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:45:07
三重だ
- 55二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:45:14
セイバー
- 56二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:45:47
王道を征くファウストだ
- 571じゃんね☆24/07/06(土) 09:51:28
クラスはセイバーじゃんね☆
最優のクラスって言われてて呼び出されるサーヴァント(ちょー強い使い魔じゃんね☆)は軒並み高ステータスな聖杯戦争の優勝候補じゃんね☆
あと基本7クラスの言い方はちょっと分かりにくかったのでそれはごめんなさい、所謂エクストラ抜きでって意味でした……察してクラス書いてくださった全員の方、本当にありがとうございます……じゃんね☆
というわけでいよいよ聖杯戦争に参加するじゃんね☆
の前に、ある程度まとめとくじゃんね。
主人公はトリニティ総合学園所属、多情多感な少女。外見も成績も普通だが、穏やかで優しい性格なため周囲から人気がある『阿慈谷ヒフミ』ちゃんじゃんね☆
相棒になるのは「セイバー」のサーヴァント!
舞台はお馴染み『キヴォトス』じゃんね☆
なんで聖杯戦争やってるのかって?
それは内緒じゃんね☆
大体学園物のテクスチャ貼ってるなんてぶっちゃけ型月世界だと正直やべぇレベルじゃんね☆
フランチェスカが爆笑しちゃうじゃんね☆
マスター候補者は以下の14人。
トキ、ホシノ、ミカ、マリー、黒服、モモイ、ミノリ、アルちゃん、シロコ*テラー、カヤ、シュロ、ミカ、ハルカ、ナツ。
この内の誰か6人が、キヴォトス聖杯戦争の参加者。
楽しみじゃんね☆
型月初見さんにも優しく型月のふいんきを味わってほしいから随所に解説いれちゃうじゃんね☆ - 581じゃんね☆24/07/06(土) 09:53:47
あ、一応ダイス振るじゃんね☆
dice1d5=1 (1)
- 59二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 09:55:05
下手にエクストラクラス生やすとマジで碌なことにならないじゃんね(一敗)
- 60本編じゃんね☆24/07/06(土) 10:01:01
聖杯とは、あらゆる願いを叶える願望器。
過去の英雄をサーヴァントとして召喚し、最後の一騎になるまで争う。そしてその勝者は、聖杯を用いてすべての願望を叶える権利が与えられる。
あらゆる時代、あらゆる国の英雄がキヴォトスに蘇り、覇を競い合う殺し合い。
それが───聖杯戦争だ。
───走る。
息が詰まる、胸が苦しい、喉の奥から迫り上がる血の味を噛み締める。
一体どうしてこうなったんだろう。
今日はこれといって何かあったわけじゃない。いつものように補習部の皆と放課後に遊んで。アズサちゃんは先生に呼ばれて、ハナコちゃんとコハルちゃんは寮の門限があって。だから解散した後に一人でシラトリ地区にあるペロロ様ショップを見に行って。その帰り道、少しだけ近道しようとして路地裏に入って……。
『ッ!誰だ……ッ!』
そんな強い怒鳴り声を聞いてすぐに逃げ始めて。
「はっ……はっ……」
路地を必死に走る。背中に感じる酷く冷たい視線が、殺気が決して離してくれない。トリニティやブラックマーケットと違ってこの辺りの路地はそれほど詳しくありません。だけど走る。もつれる脚を無視して必死に駆けて、駆けて、駆けて───路地のその先にあったのは
dice1d6=2 (2)
1.行き止まりと謎の黒い人影
2. スラム街
3.小飛行場
4.大通り
5.「ヒフミ?こんな場所でどうしたんだ?」
6.“ヒフミ?こんな時間にどうしたの?”
- 61本編じゃんね☆24/07/06(土) 10:13:14
息が、荒い。辛い、苦しい。こんなに一生懸命、どうして走ってるんでしょう。
決まってる、怖いから。
「……っ!」
思わず立ち止まって肩を抱きしめてしまいました。
怖い、熱を帯びた鋭い殺意。それはこれまでこのキヴォトスで何度も味わってきたものともまた違う、異様なほど痛々しくて。
お前を殺す、言葉にしなくても伝わってきて。
上手く、呼吸ができない。
浅い息を繰り返すのは恐怖からなのかそれとも走ったからなのか。
それでも振り向かずに前へ、普段は立ち寄らないスラム街へと脚を向ける。
目の前のその場所は張られた幾つかのテントや古びていたり建築途中だったりのビルが左右に並んでいる。
大通り、目の前の道をこのまま進めば確か駅があった筈。
そこまで一息で駆け抜けて……それともビルの物陰に入った方がいい?
もしかして下手に動かずに、どこか隠れられる場所で一晩過ごしたり……それとも先せ……
「それは、きっとダメです」
いつもなら呼べる、お願いできる、助けてと言える。だけど背後のアレは───。
「時間がありません……どうしましょう……」
行動安価です。>>71までにヒフミさんの行動案を書いて下さい。その行動案からダイスして次の行動に移ります。
- 62二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:18:08
どこかに隠れる
- 63二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:19:18
人ごみに紛れるため駅まで突っ走る
- 64二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:20:40
チンピラに絡まれてしまう
- 65二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:23:46
Ex技で切り抜ける
- 66二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:24:32
ペロロ様の出番です!
デコイで足止め - 67二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:27:14
誰かに助けを求む
- 68二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:27:56
デコイで足止め
- 69二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:27:59
覆面で変装して誤魔化す
- 70二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:28:45
撃つ
- 71二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:28:56
不良が溜まってそうなところに逃げ込む
- 72二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:29:01
石を投げる
- 73二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:29:13
ペロロ様のデコイ
- 741じゃんね☆24/07/06(土) 10:31:02
ちょっと整理してから続き書くじゃんね☆
- 75本編じゃんね☆24/07/06(土) 10:39:01
- 761じゃんね☆24/07/06(土) 10:39:18
!???
- 77二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:41:21
ちなみにバッドエンドはあるんですか?
- 78二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 10:41:50
最初の犠牲者枠かチンピラェ…
- 791じゃんね☆24/07/06(土) 10:47:29
運命力次第じゃんね☆……って言いたいけど流石にクロスオーバーしといてデッドエンド、バッドエンドするのはちょっとよろしくないと思うのであんまりやばいときは、(フラグを)折るね☆
もうちょっと待っててほしいじゃんね☆
- 80本編じゃんね☆24/07/06(土) 11:03:27
『3.チンピラに絡まれてしまう』
「おい、そこのあんた!」
「その制服、トリニティだな?」
「いけねぇよなぁ、こんな時間にこんな場所来たらさぁ」
砂利と、音を鳴らして現れたのスケバンのような格好をしたdice1d7=5 (5) 人の少女達。
「ま、まままず、まずいいですー!」
普段ブラックマーケットやトリニティの自治区境界線で出会う時もまずい手合い。
だけど今はもっと『まずい』。
「へへっ……ついてるなぁ」
「わるーいお嬢様なんだろ?ちょっとあたしらと遊んでこうぜ」
「い、今はダメです!ほんとにダメなんです!」
そう言ってから背中に感じる目線に感覚を研ぎ澄ませば。
「(あれ?少しだけ……強さが減った?)」
あのナイフのよう殺意が僅かに減ったような、どこかこちらを観察しているような目線になったような……
「なーに、ほらこっち来いって」
「な?仲良くしようぜ、お嬢様」
「(ど、どうしたら……!?)」
行動安価です。>>90までにヒフミさんの行動案を書いてなんとかこの状況を脱出して下さい。その行動案からダイスして次の行動に移ります。
(この後しばらく安価は)ないです。
- 81二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:08:27
後ろにヴァルキューレの人がいますよって言った後全力ダッシュ
- 82二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:10:52
デコイを投げて逃走
- 83二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:11:31
皆さん逃げてくださいと言いながら抜けようとする
- 84二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:16:17
>>80とりあえず一緒に行動
- 85二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:16:45
手榴弾を投げて怯んだすきに逃走
- 86二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:20:54
今正体不明のなにかに追われてまして…
と護衛をお願い - 87二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:20:55
恐ろしい敵が追いかけてることと、散らばったほうがいい事早口で伝えた後逃走
- 88二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:23:02
銃を乱 射してひるんだ隙に逃げる
- 89二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:24:50
ブラックマーケットを守ってるのに襲われているという(名前忘れちゃった)
- 90二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:25:10
マーケットガードが現れチンピラと衝突する
爆発などゴタゴタの隙に廃ビルに身を隠す - 91二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 11:26:38
殺意が減ったから立ち止まって気配を探す
- 92本編じゃんね☆24/07/06(土) 11:40:46
「(うぅ、一体どうしたら……!?)」
dice1d8=6 (6)
1.後ろにヴァルキューレの人がいますよって言った後全力ダッシュ
2.デコイ、手榴弾を投げて逃走
3.恐ろしい敵が追いかけてることと、散らばって逃げたほうがいい事を早口で伝えた後逃走
4.とりあえず一緒に行動
5. 今正体不明のなにかに追われてまして…と護衛をお願い
6. 銃を乱射してひるんだ隙に逃げる
7. マーケットガードが現れチンピラと衝突する
8. 爆発などゴタゴタの隙に廃ビルに身を隠す
- 93本編じゃんね☆24/07/06(土) 11:55:12
『6. 銃を乱射してひるんだ隙に逃げる』
こうなったら……!!
意を決っして銃を構える。
「……は?」
「おいおい……気でも狂ってんのか?」
「1対5だぜ!分かってのかよっ!」
「えらいハリキリ☆ガールがやってきたじゃんね!」
「こりゃあ慰謝料も貰わなくちゃなぁ!」
焦る、心臓はバクバクと早鐘を打ってる。でも今ここでなんとかしないと。あの声と視線が、彼女達へ向かってしまうかもしれないから。だから、
「そこを……退いて下さいー!!」
『マイ・ネセシティ』、いつも私が使っている、トリニティに入学した時からの相棒。
これまで何度もブラックマーケットの鉄火場を潜り抜けてきた戦友です。だから、こんなところで
「あだだだ……!ほんとに撃ってきやがった!」
「いってー!ほんとにトリニティ生かよ!?」
とにかく撃ち込みながら間に……
「ペロロ様……後はよろしくお願いします!」
振り向きざまに後ろへ向かってデコイを放り投げて、後は一直線に走り出すを
走る、走る、走る。
トリニティでも取り分け体育の成績がいいわけじゃない私だけど、それでもたかが1000m程度。3分もあれば走り切れる。だから全力疾走。
後ろで騒いでる人達には目もくれず、スラム街の通りを全力疾走する。この1キロを走り抜ければ架道橋、その少し先には駅もある。きっとそこまで行けばもう大丈夫。確かあそこにはヴァルキューレの駐在所もあります。だから走って、走って、走って。
薄暗がりの架道橋に脚を踏み入れて
───音が死んだ。
気づく。
そっか、あの視線は私だけを、目撃者だけを見てたんだ。だから他の人がいた時は圧力が減って、今また私は一人になったから……
dice1d7=5 (5)
1.アーチャー 2.ランサー 3.ライダー 4.キャスター 5.アサシン 6.バーサーカー 7.ふぁんぶる
- 941じゃんね☆24/07/06(土) 11:57:14
- 95二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 12:07:27
りょっか〜
- 96一体誰じゃんね☆24/07/06(土) 12:49:25
「驚いた。随分遠くまで逃げたものだ」
小気味良い音が黒塗りの空間に反響する。
切れかけの電灯の光ではその姿は伺えない。
ただそこに、影があった。
「キヴォトスだったか、この地のヒトは随分と変わった形をしているが」
風切音がして何かが地面に軽くぶつかった。
そうして
「よもや中身までそうとは、この私でも読めなかったぞ」
断末魔のように地面がその細く長く、そしてきっと鋭いナニカと擦れて引き裂かれる音がする。
「だが運がなかったな、娘。これも契約者からの命でな」
火花と共にヒールを叩く音がする。
死が、一歩、また一歩と近づく。
「目撃した者は『一人の例外もなく』必ず殺すように言われている」
音が、止まる。
そこにいたのは、
「故、許せ。お前は此処までだ、楽園の霊長よ」
血色の槍をこちらに向けて静かにそう告げる美女であった。 - 97二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 12:53:43
アサシンで槍…?誰だ?
- 981じゃんね☆24/07/06(土) 12:55:20
- 99二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 12:56:49
やっぱ真名隠す形式はワクワクしていいね…
- 100二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 12:56:52
何が何なのか分からん…
- 1011じゃんね☆24/07/06(土) 12:58:53
ちょっと近い気がするじゃんね☆
安価先は>>125さんにするじゃんね☆
あとアサシンはかなり変則的な召喚じゃんね☆
でも多分それぐらいできるじゃんね☆
聖遺物はちょっと隠し気味なのあるけどバレンタインのチョコやらセイバークラスのサーヴァント達眺めたらなんとなく分かる感じじゃんね☆
ファイトじゃんね☆
- 102二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 12:59:10
真紅の薔薇はネロとかか…?
- 103二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:00:05
古びた破片はダイスあるし円卓だと推測
- 104二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:00:57
なるほど、円卓勢なら割と安牌か
- 105二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:02:23
2の鉢金は鈴鹿
5の葛籠は紅閻魔
6のサングラスはメドゥーサ
7の水蓮は徴姉妹
とりあえず推測ではあるが考えてみた - 106二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:03:40
黄金の破片はわからん
イアソンかディオスクロイか…
大穴で秀吉 - 107二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:04:07
ボールペンは全くわからん
- 108二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:04:54
3色だからBAQバフ持ちの村正?
- 109二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:04:54
1.古びた破片(ダイス判定あり)
- 110二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:05:46
もしやボールペンアルテラでは?
- 1111じゃんね☆24/07/06(土) 13:07:14
- 112二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:08:06
あーありそう
- 113二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:08:36
>>111大丈夫それをアサシンに色々変更すればいいだけ
- 114二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:10:06
- 115二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:11:35
- 116二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:12:11
血色の槍持ってるアサシンとかヤベー匂いしかしないし
何かしら防御手段持ってる鯖がいいのかなぁ - 117二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:12:54
アサシン特殊って言ってたしもしや水着スカサハなのでは?
- 118二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:15:30
ksk
- 119二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:16:02
固有時制御
- 120二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:18:25
セイバー円卓ガチャなら基本アタリだよな…
モーさん出てもファウスト様ならうまいこと付き合えるっしょ - 121二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:18:29
ダブルアクセル
- 122二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:19:20
トリプルアクセル!
- 123二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:19:43
葛籠
- 124二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:20:09
古びた破片
- 125二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:20:19
- 126二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:23:30
さてどうなる…?
- 1271じゃんね☆24/07/06(土) 13:29:16
- 1281じゃんね☆24/07/06(土) 13:29:32
!?!?!?
なゆで? - 129二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:30:37
大胆なイレギュラーは主人公の特権
- 130二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:31:51
- 131二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:34:28
少なくとも触媒にいたメンバーではないと思い、こう予想
- 132二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:36:33
このレスは削除されています
- 133二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:37:36
- 1341じゃんね☆24/07/06(土) 13:37:46
- 135二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:39:15
円卓確定!?
予想改稿しなきゃ… - 1361じゃんね☆24/07/06(土) 13:39:21
- 137二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:40:38
あはは…ルールとプロットは破るためにありますから…
- 138二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:41:02
- 139二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:42:36
- 140二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:42:41
- 141二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:43:05
- 142二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:44:08
- 143二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:46:16
- 144二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:48:06
- 145二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:51:59
宇宙も一応異邦と言えなくもないし謎のヒロインXとか?
- 146二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:53:17
ヒロインXはアサシンなんだ…
- 147二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:54:06
ミカ主が頭抱えるレベルのイレギュラーだもんな…気になるぜ
- 148二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:55:20
本命:バゲ子
対抗:プーサー
大穴:誰かいる? - 149二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:56:40
- 150二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 13:58:05
確かにどっちなのか気になる
- 151二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 14:01:00
- 152二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 14:02:56
ちょっとネタで入れてみた選択肢を的確にぶち抜いてくる主人公
あるある - 1531じゃんね☆24/07/06(土) 14:03:08
蛇さんに睨まれた蛙ってこんな感じなんでしょうか。
ぺたりと、腰の力が抜けてしまう。
私という人間が逆立ちしても勝てないと、感覚で理解できた。
長い、槍。その矛先が一点のブレもなく私の心臓を真っ直ぐ狙っているのが理解できる。
槍。
刃物。
武器。
キヴォトスで出回る銃器よりも遥かに旧時代的な、それでいて酷く血生臭い物。
百鬼夜行とかで出回ってるらしい銃剣とかとはまるで違う。あまりにも長くて、無骨なまでに「人を殺す為の兵器」。そんな真紅の槍が、凍るような冷気を纏ってそこにありました。
「ぅ……ぁ……や……ぁ」
声にならない。歯がガチガチとなる。怖い。怖くて仕方がない。どうしよう。嫌だ。嫌だ。嫌だ!!
なのに、
「ぃげな……きぁ……」
なのに……!
「あ、れ……ぁんで……?」
身体が動いてくれない。
身体中の血が凍っているように、筋肉が全て壊死したように、万力で全身を締め上げられたかのように。動かない。
「憐れな。どれ、見えていれば怖かろう……案ずるなすぐ済ます……まずは」
その眼を───
「お前、ヒフミに何をしている?」
閃光が奔った。 - 1541じゃんね☆24/07/06(土) 14:46:40
炸裂する光の衝撃。音も臭いもないそれは、視覚そのものへと強烈な痛撃を叩き込んできて。瞬間、私は恐怖を忘れた。
そして、
「待たせてすまない、行こうヒフミ……!」
誰かの温もりを感じたと思えばそのまま、引っ張られて抱かれ、その勢いのまま風を切る感覚を肌が伝えてくる。柔らかくて、暖かくて、優しい匂い。
それが誰のものかだなんて、すぐに分かった。
「ぁずさ、ちゃん……!」
私を横抱きにして暗闇から連れ出してくれた、大切な親友の姿がそこにあった。
「遅くなってごめん、ハナコから連絡があった」
ヒフミがいつになっても帰ってこない、何かあったに違いない……と。そう言いながらもアズサちゃんは私を抱えたまま走り続ける。
「シャーレで夜勤当番の欠員が出ていたんだ。それでこの近くに私がいた」
「でもハナコから連絡があったから、先生に断りを入れて……よかった仕込んでおいて」
「マシロに頼んで正実の分を分けてもらって正解だった」
やはりミレニアム製は優秀だなと呟く声とは裏腹に、いえ何か今すごく聞き流しちゃいけない単語があった気がしますが、とにかく!アズサちゃんの表情は優れません。
「…ぁずサちゃん、あの……」
「……ごめんヒフミ」
ちらと私の方を見たきり、アズサちゃんはただ謝るばかりでした。
「怖かったんだ、よね……ごめん……もっと早くっ、私が来ていればっ」
軽く、それこそその綺麗な羽も使ってフェンスを超えて跳ぶように駅へ侵入。そのまま列車の中へ、ではなく上へ。屋根へと着地すると同時にそのまま、列車は動き出しました。
「少し罠を用意していた。駅校舎内に入って来たのならそれなりに効果がある」
「それに……ハナコ」 - 155本編じゃんね☆24/07/06(土) 14:47:14
『はい、感度良好♡ですよアズサちゃん』
『えっちなのは駄目!死k『はぁい♡コハルちゃんはちょっと待ってて下さいねぇ』むぅぅぅ!!』
繋げっぱなしだったのだろうか、電話越しにハナコちゃんの声が聞こえる。
「そちらはどうだ?」
『既に正義実現委員会の方達とトリニティ自警団の方達が動いてくれています。近い駅から順に迎えを、この様子ならあと二駅の所で合流が可能です』
「助かる……地下鉄は避けたかったから」
『C、ですか?』
「考えたくはない、けど……あれは必要ならそういう事をする手合いだ……今時槍なんて旧時代の『異物』を持ち出す相手だ、何をしてきてもおかしくない」
それに、と僅かながらに口ごもりながらアズサちゃんは言葉を続けました。
「アレは多分、今のトリニティで対処できるのは万全のツルギと……後は辛うじて私でなんとかだろう」
『そう、ですか……それほど、なんですね?』
「ああ、それだけ危険分子だ。必要なら先生だけじゃなく他の学園にも「それは困るな」……ッ!?」
声が、した。
「やれやれ、してやられた。私も耄碌したものだ」
音が、死ぬ。
「一人も二人も変わらぬ、か……確かにそうだが、童を痛ぶる趣味はなくてな」
列車の上だから響いている筈の轟音も、電話越しのハナコちゃんの声も、私を抱きしめるアズサちゃんの心音も。
「さて小娘共、死出の用意は万端か?」
何もかも、今この瞬間に、目の前の美女が握っているのだと確かに理解してしまった。 - 1561じゃんね☆24/07/06(土) 14:49:15
- 157二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 14:55:19
頑張れミカ主
- 158二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:01:34
そういや召喚陣どうするんだ
- 159二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:02:14
監督役とか居るのかな…
シスターフッドっつーかサクラコ様が邪推されまくるのはわかる - 160二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:13:34
- 161短くてごめんじゃんね☆24/07/06(土) 15:33:36
「が……ッ!?」
「アズサちゃん……っっ!!!」
攻防は決して一瞬ではなかった。
銃も手榴弾も的確に使っていると、素人目に見てもそうだと理解できるほど、アズサちゃんは『戦えていた』。
それでも、列車が悲鳴を上げるのと、重たい一撃を撃ち込まれたアズサちゃんが悲鳴をあげて屋根の上を転がったのは同時だった。
今にも脱線しようと揺れる車体の上、その中でなんとかアズサちゃんを抱き止めて……そのまま宙へと投げ出される。
思わず眼をつぶってしまって、でもせめてアズサちゃんの身を守ろうとして。
「……ぃじょうぶ、だッ……!」
ふわりと、何かが包み込んで、私たちは線路に投げ出された。
「っぅ……」
痛い。全身にくまなく痛みが馳しる。電車の上から投げ飛ばされたのだからそれは仕方ないと分かっているけれど、それでも痛いものは痛い。
「あ、アズサちゃん!?大丈夫で、す……え?」
痛い、痛かった。だけどその痛みが血の気と一緒に引いたと感じたのは錯覚じゃない。
羽が舞っていた。
白くてフワフワしていて、いつだって綺麗にしてる。
アズサちゃんの羽が赤色になって地面に落ちていった。
「あ……ああ……な、なんで……!?」
すぐに分かった、線路に投げ出された。あの人が放った一撃で両断されて、崩れるように脱線した車両だってある。
それなのに、大した怪我もなく、血も流してないのは。
「……ひふみ?けが、は?」
「ないです!そんなの一つもありません!!なんで、なんでアズサちゃん!!!」
そんな私の声に、アズサちゃんは
「よ、かったぁ……」
そう言ってヘイローが、静かに光を喪って。 - 162二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:35:32
人の心ー!
- 163やっと召喚じゃんね☆24/07/06(土) 15:40:43
立ち上がる。
「ほう……逃げないのか?」
背には彼女がいるから。
「逃げません」
ばちりと、何かが爆ぜる音がする。
「お主にできる事なぞ、もう何もないだろう?」
あれだけ怖かった相手なのに。
「いいえ、あります」
今はただ、胸に熱く、燃えるような何かが灯るを
「ふむ……聞いてやろう」
目がちかちかと明滅を伝える。
「ここで貴女を倒してアズサちゃんと二人でトリニティに帰る事です」
急に力が抜けていく。でも、前を向く。
「……出来ると思ってか?」
気持ちは決して負けはしない。
「出来ます」
じくりと脈打ち、手の甲に灯が灯る。
「何度だって言います、私はアズサちゃんを連れてトリニティに帰ります」
キヴォトスでも見られるエーテル、それが渦となって周囲を照らす。
「貴女なんかに負けません」
『かつて誰かが祈ったテクスチャが賛美する。』
「いきなりやってきて人のことを殺そうとする貴女なんかに」
『輝かしい命だ、青春の嬰児だ、と。』
「私は絶対負けません!!!」
「私はこんな悲しい終わりなんて───」
故に、彼女は運命を掴み取った。
「絶対に認めません!!!!」
「───なるほど、確かにソレは大切な事だ」 - 164二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:40:47
- 165二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:42:39
まだ意識を失っただけじゃねぇかな…
- 166二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:44:59
アーサー?
- 167生きてるじゃんね☆24/07/06(土) 15:47:17
風が、吹いた。
「ッ!……成る程そうか、その娘がdice1d7=2 (2) 番目の……」
「すまない、偉大な女王よ……今は言葉を酌み交わすつもりはないんだ」
銀の閃きか、空気を切り裂き騎士の腕は振るわれ。
僅か一合、槍ごと女傑を後ろへと追いやる。
その剛力もかくや、線路に二筋の轍を残すほど。
「……いいだろう、今宵は退こう」
「感謝を、我らが古き先達よ」
「揶揄うな、聖剣使い……異邦の成りが透けて見えるぞ」
「それは失礼を」
そういうや否や、女傑は音もなく近くのフェンスへ飛び乗る。そうして月を背にして静かに告げる。
「良い勇士を引いたなセイバー……いずれまた顔を」
そう言い、霞のように女は消えた。
音が、静まり返る。
静寂が耳を伝う、そんな中で。
花が舞う。
アズサちゃんが大切な人から贈られたのだと恥ずかしそうに嬉しそうに言っていた、羽飾りの花。
それが風に吹かれて宙を舞い、月明かりに照らされて世界を彩る。
背を向けていた騎士はヒフミの方へと向き直った。
先の一閃でか、いつの間にかフードは外れ金紗の髪が風にそよいでいる。
柔らかげな表情はまるで御伽噺から抜け出してきた王子様のよう。
そんな男がそっとはにかむように、静かに告げる。
「問おう───君が私のマスターかな?」
その日少女は、運命に出会った。
- 168二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 15:50:27
アサシンはスカサハか?
- 169くぅ疲じゃんね☆24/07/06(土) 15:54:41
- 170二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 16:00:18
- 171先生は騙されたんだよじゃんね☆24/07/06(土) 16:13:39
おっけーじゃんね☆
かなりぼやかして書いたので次からはもう少し明瞭かつ楽しんで考察できる感じ……を目指して頑張るじゃんね☆
1.古びた破片(ダイス判定あり)
=円卓の破片(Apoでお馴染み)
2.錆びた鉢金
=沖田総司他、新選組メンバー(これに関しては絆礼装参照じゃんね……申し訳ないじゃんね)
3.3色ボールペン
=アルテラ(持ったら何でも軍神の剣になるじゃんね、っていうのとロケットペンシルネタで文房具にしたじゃんね……)
4.黄金の破片/刃片
=メドゥーサ(クリュサオールは黄金の剣、じゃんね……)
5. 小さな葛籠
=紅閻魔ちゃん(これはもうそのまんま)
6.今時なサングラス
=鈴鹿御前(水着霊基から……ほんと申し訳ない……)
7.小さな水蓮
=ラクシュミー・バーイ(ラクシュミーの名前繋がりじゃんね……アラクシュミー関連は余計ややこしくなりそうだったじゃんね……)
8.真紅の薔薇
=ネロ(ドラコー引けなかったじゃんね……)
あとここに出たのはあくまで聖遺物モチーフってだけでヒフミちゃんが実際に持ってたわけじゃないじゃんね……
分かりにくくてごめんじゃんね……
- 1721じゃんね☆24/07/06(土) 16:17:36
- 173二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 16:19:56
ボールペンと葛籠と薔薇しかあってなかった
- 174えぴろーぐ?じゃんね☆24/07/06(土) 16:28:13
こうしてこの日、トリニティでも類を見ない今回の事件は静かに幕を閉じた。
明確な殺意を持って兇器を振るう「大人」の存在が現れた……それはトリニティのみならず多くの自治区で共有される事となる。
その中には当然、
“うん、うん……分かった、ありがとうナギサ”
“君も疲れているだろうから、無理しないで”
“大丈夫、この後、D.U.の方の処理が終わったら私もそっちに向かうから”
“それじゃあ、また”
「……トリニティのティーパーティーの方から、ですね?」
“うん、彼女もかなり心配しているようだし……私もここの処理を終えたらすぐにトリニティに”
「分かりました、そういう事でしたら残りは我々に……情報は迅速にそちらへ回します」
“助かるよ、カンナ”
「いえ、それが我々ヴァルキューレの勤めですから」
「キヒヒ……聞いたなイロハ?随分とまあ厄介ごとを抱え込んだようだぞ」
「……」
「だが、しかし解せんな。一体誰が何のためだ?これだけ大きな騒ぎを、必要以上に眼をつけられるのも厭わずにした?ん?どう思うサツキ」
「……」
「金銭でもなければ名でもなく、たかが一生徒相手に何を考えた?何が欲しかった?なぁチアキ」
「……」
「ふっ……キヒ、キヒヒヒヒ!……全員寝てる」
現在時刻23時
「もうっ!お姉ちゃーん!いい加減部屋でバタバタするのやめてよ!!」
「ごめんごめんごめん!!!分かった!!私が悪かったから!!ちょ!こら!動くな!!!」
「お姉ちゃんっ!!!」
「もー!ミドリに怒られたじゃん!あなたのせいだよー!!」
物語は次の舞台に進む。
そこにあるのは新たな運命の出会い、かもしれない。 - 1751じゃんね☆24/07/06(土) 16:31:24
- 176二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 16:31:34
モモイはクラスは不明でマスター確定と見ていい感じか?
- 177二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 16:34:22
いつも通りシリアスやろうとしてもポンなマコトで草
お疲れミカ主、楽しみにしてるよ - 178二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 16:36:36
夜が楽しみ
無理せず頑張ってほしい - 1791じゃんね☆24/07/06(土) 16:39:59
- 180二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 16:45:52
(プーサーってそんなヤバいサーヴァントだったっけ)
- 181二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 16:54:51
プーサーがプロットの本筋とかち合っちゃう存在だったのかな
まぁファウスト様が引き寄せちゃったんならしゃーない - 182二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 17:09:03
アーサーというかアーサー自身の討伐対象がキヴォトスにいるのかもしれない
厄ネタスレイヤーっぽいし - 1831じゃんね☆24/07/06(土) 20:21:33
- 184二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 20:23:35
わーい
- 185二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:00:11
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- 186二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:03:10
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- 187二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:04:27
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- 188二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:05:28
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- 189二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:06:39
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- 190二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:06:58
バベッジさん!
- 191二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:07:59
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- 192二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:08:30
キヴォトスなら妙に馴染むのも納得なおじ様、いいね…
- 193二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:18:00
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- 194二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:40:24
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- 195二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 21:45:04
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- 196天啓が降りた1じゃんね☆24/07/06(土) 22:02:10
折角安価スレなんだから、安価で次のヒフミの行動選んでもらえばいいじゃんね☆
キャラは皆んなにも動かす楽しみはやってもらいたいじゃんね☆
というわけで急遽の安価じゃんね☆
>>222までで補習部の誰に相談しに行くか安価して、多かった子のとこに行くじゃんね。
補習部メンバーはヒフミ除く3人じゃんね☆
ダイスからズレちゃうから一発目に先生はなし、じゃんね☆
もしまずこの子に会いに行ってから次ら……とかこの子に会ったらこんな形で相談したい……みたいな細かい考えあるならそういうのも全然書いてくれると嬉しいじゃんね☆
それを採用するかは安価次第で……もし採用されなくても、先生は騙されたんだよ……ってことじゃんね☆
- 197二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:03:53
まずハナコ
- 198二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:04:30
ハナコに相談
- 199二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:09:57
>>196アリスに偶然であう
- 200二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:12:07
ハナコ
- 201二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:12:36
コハル
- 202二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:15:07
コハルとアズさのお見舞い
- 2031じゃんね☆24/07/06(土) 22:19:37
夜投稿した分が消えたじゃんね……
どうすりゃいいじゃんね…… - 2041じゃんね☆24/07/06(土) 22:21:36
- 205二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:23:38
まずアズサのお見舞い(他のメンバーがそこにいるのもあり)
それはそれとしてコハルに会ったら正義実現委員会に協力してもらえないか聞いてみる - 206二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:38:16
このあとひなにあう
- 207二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:38:30
アズさ
- 208二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:40:26
ハナコかな。ハナコ経由でウイというか図書委員会と接触持てれば情報方面(英雄の伝承など)でも有利に立てそうな気もする。
少なくともヒフミが自身のサーヴァントについて知っておくのは良さそうだし。 - 209二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:42:33
ハナコ
- 210二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:49:52
ハナコとこれからをどうすれはいいか
- 211二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:54:56
コハル
- 212二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:56:32
アズサの容態チェックからのハナコ
- 213二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 22:57:32
ハナコとアズサの見舞いの後でウイに会いに行く
- 214二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:03:27
ハナコ
- 215二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:03:28
ハナコに相談
- 216二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:12:48
ハナコに相談
- 217二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:13:02
ハナコ
- 218二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:14:41
コハルかプーさーをみて騒ぐ
- 219二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:14:54
ハナコ
- 220二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:15:13
ハナコ
- 221二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:18:35
ハナコに相談したあと変な気配が
- 222二次元好きの匿名さん24/07/06(土) 23:18:57
ハナコ
- 223二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 09:12:08
待ってるやでー
- 2241じゃんね☆24/07/07(日) 09:42:19
- 2251じゃんね☆24/07/07(日) 11:59:53
- 226二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:01:18
きたー
- 227復活の1じゃんね☆24/07/07(日) 12:06:24
- 228二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:15:26
ふぁんぶる☆
- 229なんでじゃんね1じゃんね☆24/07/07(日) 12:17:51
お、お腹痛いじゃんね……
身内卓でやる時だってこんなタイミングでファンブったりしないじゃんね……
なんで……初めてなのに……こんな……
アリスが……魔王だからですか?
とりあえず1の考えるクリティカル&ファンブル目の説明するじゃんね☆
すっごく単純にクリティカル目が出たらラッキーじゃんね☆そのタイミングで入手し辛い情報のGETや戦闘時の行動ボーナス(要するにパワーアップ☆)
するじゃんね☆
ファンブル目はその逆、出たらもらった情報の資料が歯抜けだったり、突然転んでダメージ受けたり、戦闘中ならクリティカルダメージや最悪宝具不発みたいな感じじゃんね……
今回の場合1が想定してたのは……
それはさておき、お見舞い安価するじゃんね☆
ざっくり次の日の朝からお見舞いに来る人を募集するじゃんね☆
人によっては真夜中に来るじゃんね☆怖いじゃんね☆もちろん『誰でも』いいじゃんね☆
検査とかしたりするから面会できる人数は……というわけで>>240まで安価じゃんね☆
安価後はまた🎲振ったりして実際来てくれた人数決めたりしてから描写するじゃんね☆
- 230二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:23:12
先生
- 231二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:23:43
ツルギ
- 232二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:23:53
ハスミ
- 233二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:30:36
対策委員会(一人じゃないとダメならフットワーク軽そうなシロコ)
- 234二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:31:27
アリウススクワッド全員
(一人だけならサオリ) - 235二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:36:32
宇沢レイサ
- 236二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:41:49
カンナ
- 237二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:42:03
ヒナ
事情を聞きに来た - 238二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:42:34
黒服
- 239二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:43:17
シロコテラー
- 240二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:43:51
ユメセンパイ
- 241二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 12:45:05
イブキ
- 2421じゃんね☆24/07/07(日) 12:59:50
時間守れない私なのにこんなに人が来てくれて嬉しいじゃんね……
皆んなありがとじゃんね☆
とにかく実際に来てくれた人数を🎲じゃんね!
dice1d11=5 (5)
その人数に合わせて、1のチョイスで(ごめんね☆)お見舞いに来てくれた子とヒフミちゃんとの交流を描写するじゃんね☆
そして行動時間のダイス(>>227)で、このあとヒフミちゃんはすぐ行動しないになったじゃんね……
というわけで!型月名物!
サーヴァントとのお楽しみ交流イベント!しちゃうじゃんね☆
ちょっとそこらへんについては長くなるから次のレスで詳しく書くじゃんね☆
- 243イベント説明する1じゃんね☆24/07/07(日) 13:21:56
- 244イベント説明する1じゃんね☆24/07/07(日) 13:29:35
現在のヒフミちゃんから見れるサーヴァントの霊基情報はこんな感じじゃんね☆
FGO、というかFateに詳しい人ほどあれ?ってなるところもあるデータなのはわざとじゃんね☆
さて、?のところは現在非公開情報になってるじゃんね☆
ヒフミちゃん、そしてスレにいる皆んなの巧みなコミュニケーションでそれらの情報を聞き出してほしいじゃんね☆
これが本スレの『交流イベント』じゃんね☆
もちろん『聞き出し方』は自由じゃんね☆
当然あまりにも反則じみた(好感度の伴っていない状態での誘惑、『全部』の?箇所をまとめて聞く等)をするとほぼ確実に失敗するマイナス判定込みで🎲するじゃんね☆
それ以外なら自由じゃんね☆
上の?を聞くだけじゃなくて、色んな事をお話ししてパーフェクトコミュニケーション目指してチャレンジしてほしいじゃんね☆
聞けるのは1回の交流につき、5個までにするじゃんね☆
なので安価はちょっと先の>>280、>>281、>>282、>>283、>>284(加速等でズレたらその前後)で行くじゃんね☆
これからの戦闘でもデータが分からないと不利になったりもあるからしっかり相談したりお話しして決めてほしいじゃんね☆
とはいえ最低5回は交流イベントを早い段階で必ず設けるから安心してイベントチャレンジしてほしいじゃんね☆
あとフェアじゃないといけないから伝えとくことは、?の数は別に関係ないこと、?の情報取得にはダイス判定を用いる事、その際にクリティカル・ファンブルをしていた場合は影響があること(今回のファンブルは気にしなくて大丈夫じゃんね)……じゃんね☆
まだ質問あったら聞いてほしいじゃんね☆
- 245二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 13:30:41
>>244聖杯戦争とは?
- 246二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 13:42:56
あの槍を持った女性に心当たりはあるか
- 247二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 13:57:38
先ずは貴方の事をよく知りたい
- 248説明忘れの1じゃんね☆24/07/07(日) 14:03:06
- 249二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 14:27:23
セイバーさんはどこの英雄なんですか?
- 250二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 14:46:14
>>244スキル教えて
- 251二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 14:51:46
魔術?について教えて
(この世界線では生徒の一部が魔術師になってると考えてOK?) - 252補足説明する1じゃんね☆24/07/07(日) 15:07:23
- 253二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 15:45:19
宝具って?
- 254二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 16:13:37
甘いのかもしれないけど自分みたいに巻き込まれた人とは話し合って解決できるんじゃないか
- 255焦ってきた1じゃんね☆24/07/07(日) 17:38:30
- 256二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 19:01:22
遠すぎたね
期待 - 257二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 19:03:41
しんめいとは?
- 258二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 19:10:49
加速する
- 259二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 19:11:06
こんどこそ安価だ
- 260二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 19:12:00
赤い槍の女の正体に心当たりがあるか
- 261二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 20:17:28
- 262二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 20:22:53
聖杯戦争に関することで何人かに相談したい
- 263二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 20:55:01
これからどうすれば…?
- 264二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 20:56:33
銃じゃない武器で友達があんな事になるなんて、一体どういうことなのか
- 2651じゃんね☆24/07/07(日) 22:14:12
- 2661じゃんね☆24/07/07(日) 22:19:48
- 2671じゃんね☆24/07/07(日) 23:03:04
- 268本編じゃんね☆24/07/07(日) 23:03:49
【1日目夜・交流イベント】
セイバーさんからの話で、私はこれからマスターとして戦う、というのは分かった。そして危険だから、友達とは離れてほしい、と。
でも、それなら……
「あの、セイバーさん……」
「どうかしたかい?ヒフミ」
躊躇いがちになってしまう……けどここはしっかり言わなきゃ!
「お話し、しましょう!」
思わず大きな声になった私の声にセイバーさんは目をぱちくりさせている。
「あの!そのですね!やっぱりこれからのこと考えたらセイバーさんとしっかりお話しなきゃって……!」
それに彼は笑顔で返した。
「ありがとうヒフミ……確かにきっとその通りだ。僕たちはきっと話し合う必要がある、さっきの話を含めて、ね」
「なら……その、「ただし」……?」
「もういい時間だし今日は君も疲れただろうから、話すのは1時間だけ……いいかい?」
窓から見える月明かりに照らされながら、優しくこちらを気遣ってセイバーさんはそう告げてくれました。そのやり取りで少しだけ、不安だったのも落ち着いてきました。 - 269本編じゃんね☆24/07/07(日) 23:05:53
だから、私もちょっと色々聞くのは緊張しますけど……
「(助けて下さいね、ペロロさま……!)」
心の中でペロロ様にお願いしながら、セイバーさんとのお話を始めたんでした。
色々聞きたいことが頭を掠める中、選んだのは……
「はい!まずはセイバーについて、聞かせて下さい!!」
「僕、のことかい?」
ほんの少しだけ、驚いた様子のセイバーさん。
その姿を見つつ私は言葉を続けます。
「わっ私は!トリニティ総合学園の阿慈谷ヒフミです!好きなものはペロロ様で、趣味はペロロ様グッズ集めとかあと放課後にお友達と遊びに出かけたりとか、紅茶を飲みながら大事な人達とゆっくりお話ししたりすること……です!!」
その言葉に彼は目をすこしだけぱちくりさせていた。
「もしよかったら、セイバーさんのこと……」
「セイバーさんが好きなもの、どんなところから来たのかとか、普段はどんなことしてるとか……」
「あとあと、好きな食べ物とかお友達の話とか!」
「そういうことを一杯教えて下さい!」
それに彼は、納得したと頷くように、軽く首肯してから静かな口調で語り始める。
「てっきり、もっとサーヴァントについてだったり、この事態についてだったり。或いは聖杯戦争に勝利することの意味だったりとかを聞いてくるかと思った……けど」
「あ、うぅ……その……そういった事も勿論聞きたいですけど、でも、けどぉ……」
「いや、いいんだマスター。少しだけ、君の人となりが見えた気がする───ありがとうマスター、僕を、知ろうとしてくれて」
そう彼は笑ってくれて。
そして、話が始まった。 - 270本編じゃんね☆24/07/07(日) 23:08:46
【ダイスを振ります】
【以下の①〜⑤の質問で情報取得が可能だったか判定します。ダイス結果がdice1d5=1 (1) 以上で取得成功です】
①赤い槍の女の正体に心当たりがあるか
②先ずは貴方の事をよく知りたい
③聖杯戦争に関することで何人かに相談したい
④これからどうすれば…?
⑤銃じゃない武器で友達があんな事になるなんて、一体どういうことなのか
【ただし今回はセイバーへ好印象を与える会話②が安価で選択されていた為……】
【ダイス結果に+2点ボーナスされます】
【良き結果を】
① dice1d5=4 (4) (+2)
② dice1d5=1 (1) (+2)
③ dice1d5=4 (4) (+2)
④ dice1d5=4 (4) (+2)
⑤ dice1d5=1 (1) (+2)
- 2711じゃんね☆24/07/07(日) 23:10:19
じ、自動成功じゃんね……
- 272初回ボーナスの本編じゃんね☆24/07/07(日) 23:19:08
さて、簡単に説明していこうか。
私はセイバー、サーヴァントだ。前に説明した通り、サーヴァントは過去に存在した英雄や偉人の現し身だ。英雄や偉人、だなんて自分で言うのは気恥ずかしいけどね。だけど君から聞かせてもらったこのキヴォトスとは、縁遠い存在のようだから、そんな存在程度に思ってくれて今は大丈夫だよ。、
さて、私自身ことだったね……そうだなあまりそういった事に関心がそれほどなくてね、無趣味な男だと思ってもらっていいよ。恥ずかしながらね。
さて大切な話をしよう。
サーヴァントとは即ち「兵器」、それも意思を持って自律し現行兵器を凌駕する存在だ。
私のステータスについては、そうだねあとで説明するから明日にでもゆっくり見てもらいたい。
神秘を伴わない攻撃を遮断し、生前得ていた体質や技能をスキルという形で昇華しその身に宿し、そして宝具と呼ばれる『切り札』を所持している。 - 273二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 23:37:25
そういやサーヴァントってある意味ミメシスに若干近い存在とも言えるのかな?
- 274本編じゃんね☆24/07/07(日) 23:39:36
「宝具、ですか?」
ああ、人の祈り、願いが形となったモノ。
我々サーヴァントが、生前に成した武勲や伝説の象徴が、物質となった……言うなればすごい『武器』ってところかな?ノウブル・ファンタズム。
私が持つこの風、『風王結界』もそれだ。
「もしかして、銃を使わずに……アズサちゃんを傷つけたあの槍も……」
恐らくは、そうだろうね。彼女、アズサと言ったね。ヒフミも彼女も、君たちは我々サーヴァントから見ても高い神秘を宿した存在だ。そんな君たちを傷つけ、死の間際に追いやる事が出来るのは……そうだね宝具のような神秘の結晶であれば容易だと思うよ。
「(しかし、本当に君たちが宿す神秘は。
恐らくこの世界の霊長……いや人類はそういう方向にシフトしたのかもしれない。僕らの世界でも、形こそ違えど決して前例がないわけじゃない……勿論、魔術師でない僕の推測でしかないけれど)」
っと、すまない。少し考え込んでしまっていたよ。
さて続き「あのセイバーさん……」どうした、ヒフミ?
「あの赤い槍を持っていた、女の人も……セイバーさんの言うサーヴァントなんですよね」
……そうだね。
「セイバーさんはその、彼女について何か知ってたりしますか?」
……まず前提として私は『生前に』彼女自身と関わったことはないよ。本来サーヴァント同士の知り合いなんていうのはごく一部の例外を除けば、生前に交流のあった同郷の存在か。
それぞれの生前より古い時代に伝説を残した存在をたまたま知っていた場合か。
もしくは『座』……いや、英霊になった後に情報として知らされるほど名前が広く知れ渡った存在ぐらいだ。
だからこれから話すのは、かつて伝え聞いた伝説と、たまたま『知り合い』が彼女の縁者であったからたどり着いた、推測になる。
推測である以上、もしかすれば、君を余計な混乱に陥れるかもしれないが……それでもいいかな?
「大丈夫です……セイバーさん、教えて下さい」
……わかったよ、マスター。
彼女は恐らく、僕のいた国にも知られた古き女王。
その武芸は、彼の光の御子が師事したほど。
人の身でありながら数多の戦士を、魔獣を、神霊を、討ち取ったまつろわぬ人。
偉大なる影の国の支配者。
名を───スカサハという。 - 275二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 23:47:23
やっぱりかー
師匠と弟子が揃ってあんな事をやるなんて - 276二次元好きの匿名さん24/07/07(日) 23:50:12
ケルトの槍使いを目撃して殺されかけてアーサー王を召喚する
それがFate - 277本編じゃんね☆24/07/07(日) 23:52:45
彼女に師事した光の御子、彼とは、うん、それなりに因縁浅からぬというやつでね。
彼女の立ち振る舞いと聞いていた話、そして彼女の持つ『真紅の魔槍』……そこから考えた真名だ。
「?真名、ですか……?」
そうだね、君にはまだ伝えていなかった。
サーヴァントにはクラスを与えられる。私のセイバーという名もそのクラスの一つだ。
そしてその名とは別に生前の名前もある。
……我々サーヴァントは強力だ。
その『抵抗を考えなければ』、単騎でこの自治区と言ったかな、それを陥すのもごく短時間で可能だろう。
サーヴァントによっては、ほんの一瞬、宝具を使うだけでそれをなす事も可能なんだ。
「っ……!」
けれどね、そんな僕たちには致命的な弱点がある。
それは、僕たちが既に一度その生を終えた『死者』であること。
つまり、一度死んだのなら『同じ方法で殺すことが可能』───という事なんだ。
「あ、だから名前を……!」
ヒフミは賢いね。その通りだ、僕達の名前を知られればそこからその過去の遍歴を辿れてしまう。
そうなれば、そうだね雑多な言い方にはなるけれど『弱点』を知られてしまう。
そしてヒフミ、酷な言い方にはなるけれどまだ君に僕の名前を伝える事はできない。
……ありがとう。声も荒げず、待っていてくれる。君は本当に聡く、優しい子だ。
言った通り、僕の名前も含めてまだ隠しておかなくてはいけない物は多い。それは今後の戦いで、君に余計な憶測や心配をさせた結果、傷ついてほしくない……そんな僕のワガママだ。
どうか許してほしい。 - 2781じゃんね☆24/07/07(日) 23:55:29
- 279本編じゃんね☆24/07/08(月) 00:06:19
「今後の……戦い」
そうだね。僕らはこれから戦いの中に飛び込む。その果てに『聖杯』を得る。
……ヒフミ、君はどうしたい?
「っ!……それは」
今すぐに全てを答えてほしい、だなんてことは言わない。異国であれど、君は本来守るべき幼い民草だ。そんな君に頼むのは騎士として恥ずべきことだろう。けれど君は『戦う』、そう言ってくれた。
「はい……私は、あんな風に」
「怖い思いも、傷つくのも嫌です。でも───」
「でもっ、アズサちゃんが傷ついた時みたいに」
「すごく、すごく嫌だった。ですから……」
「私は戦います。」
「もうあんな気持ちになるのも、アズサちゃんみたいに誰かが傷つくのも嫌だから」
「私が戦えるなら……私のやるべき事をします」 - 280本編じゃんね☆24/07/08(月) 00:14:47
……ありがとう。
だからこそ聞かなくてはいけない。この話を始める前に君に伝えた、友と離れるべきだという事も含めて。君をマスターと、共に戦う仲間として僕が想うのなら。
君は『これからどうしたい?』
「私は───」
「まず話をしたいです」
それは、誰に?
「補習部の……私の大切で頼りになる大好きなお友達に、です」
それは、どうして?
「セイバーさんのお話もよく分かりました……でも私一人で決めちゃダメなんです。ううん───」
「イヤなんです。私は一人で考えて正解に辿り着けるほど強くもありません、賢くもありません」
「平凡で普通でどこにでもいる、そんなトリニティ生なんです」
「でもそんな私でも困った時、みんなで一緒に考えて沢山の難しい問題を乗り越えて来ました」
「私は───」
うん。
「これからも皆んなと、セイバーさんと皆んなでこの戦争終わらせたいんです」
「だって、私一人では出来なくてもきっと皆一緒なら」
「必ず最高のハッピーエンドに辿り着けるから……!!」 - 281本編じゃんね☆24/07/08(月) 00:19:32
- 282本編じゃんね☆24/07/08(月) 00:28:22
【1日目夜・交流イベントを終了します】
【ダイスを振ります】
【交流イベントが終了した為、絆レベルの上昇を行います】
【交流イベントの成功回数に応じたボーナスを獲得します。したがって、ダイスの判定結果に+5ボーナスが付与されます】
【1d10ダイスの判定結果が10以上で絆レベルが上昇します】
【良き結果を】
絆レベル0: dice1d10=2 (2) (+5)
- 283本編じゃんね☆24/07/08(月) 00:38:41
【ダイスの判定を終了します】
【お疲れ様でした】
【判定の結果、絆レベルの変動はありません】
【ただし】
【7ポイントの経験値を獲得しました】
【累積10ポイントで絆レベルが上昇します。次回のレベル上昇が大いに期待できますね】
【交流イベントではサーヴァントのデータ開示、情報の交換、そしてその後に絆レベル上昇の為の経験値を獲得できます】
【その際、交流イベントで発生した成功判定の回数、絆レベル経験値獲得時のダイスでボーナスとして加算されますのでご注意下さい】
【最後になりますが、絆レベルが1上昇する事にサーヴァントの霊基データが自動的に1ブロック分開示されます】
【また絆レベルの上昇はボーナスに……なる可能性
もある事を頭の片隅に留めておいて下さい】
【それでは皆様、お疲れ様でした】
【良き眠りを】 - 284自分に呆れる1じゃんね☆24/07/08(月) 00:45:15
……1時間ってどういうこっちゃじゃんね☆
遅くまで付き合ってくださった方、もしいらっしゃったらお礼を言わせてほしい、じゃんね☆
……ほんとにありがとう、すごくドキドキしながらでも読んでもらえて、安価にレスしてもらえてすごく嬉しいです……じゃんね☆
さて、明日の話じゃんね☆
明日は17時頃開始の予定じゃんね☆
今回の交流イベントで獲得した情報を霊基データに追加するのと、セイバーの発言にあった「ステータスを見せよう」。
そから辺の結果処理(この言い方大丈夫?TRPGとかで使う言い方なんです……嫌な人いたら教えて下さい!)をしちゃおうって感じじゃんね☆
お楽しみに!ってやつじゃんね☆
それじゃあ皆さん、遅くまでありがと!お休みなさい……じゃんね☆ - 285二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 06:50:51
お疲れ様やで
- 286二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 13:07:19
保守じゃんね
- 287二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 15:06:09
次まで割と長いかと思ったけど意外と時間経つの早いな
Fateもブルアカもにわかだけど読み物として楽しませてもらってます - 2881じゃんね☆24/07/08(月) 15:50:24
- 289二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 15:58:12
本編のように八人目とか黒幕はいるのかな?
- 290二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 15:59:12
ヒフミ大丈夫?愛歌怒らない?
- 291二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 16:29:15
愛歌って並行世界の認識とかできるの?
- 2921じゃんね☆24/07/08(月) 16:55:10
これはちょっとお返事必要……というFate関係あんまり知らない方もいたらちょうどいいタイミングだから答えちゃうじゃんね☆
『沙条愛歌』ちゃんは型月作品に登場するキャラでセイバーの元マスターじゃんね☆
この世のすべての情報があるとされる「根源」に接続してる女の子で、そのおかげで未来も見えたり魔術が効かなかったり色々できちゃうラスボス系少女じゃんね☆
本題だけど並行世界を見れるかどうかは、『分からない』けど外伝作品の描写を見る限り『出来ない事はなさそう』……というのが1の考えじゃんね☆
詳しくは愛歌ちゃんが(一応)主役してて1巻完結してる『Fate/Labyrinth』を読んでみて欲しいじゃんね☆
とはいえ本作は愛歌ちゃんは干渉しないじゃんね☆
ファブリーズ撒くじゃんね☆
基本的にこの世界はブルアカ世界に何故かサーヴァントが来て、何故か聖杯戦争が始まった世界じゃんね☆
だから愛歌ちゃんは出さない感じじゃんね……愛歌ちゃんファンごめんねじゃんね……愛歌ちゃんには今年の周年鯖になってほしいじゃんね☆
- 2931じゃんね☆24/07/08(月) 17:01:47
ちょっと🎲振るじゃんね
dice1d5=1 (1) (最大値3)
- 2941じゃんね☆24/07/08(月) 17:04:36
早速だけど安価じゃんね☆
昨日(今日?)の更新分でセイバーに「私のステータスについては、そうだねあとで説明するから明日にでもゆっくり見てもらいたい。」と発言させてるじゃんね……
というわけで皆んなには下の5つの選択肢から公開して欲しいのを1つ選んで欲しいじゃんね☆
1.筋力
2.耐久
3.敏捷
4.魔力
5.幸運
安価は>>304までで一番多かったのにするじゃんね(同数なら🎲じゃんね☆)
ちなみに結構大事かもな安価じゃんね☆
- 295二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 17:07:02
5
- 296二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 17:16:05
2
- 297二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 17:18:34
2
- 298二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 17:26:57
3
- 299二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 17:34:19
1
- 300二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 17:38:13
5
- 301二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 18:17:28
5
- 302二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 18:24:40
2
- 303二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 18:25:11
2
- 304二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 18:38:09
- 3051じゃんね☆24/07/08(月) 18:45:36
- 306本編じゃんね☆24/07/08(月) 18:49:58
【霊基データ更新されました】
【基本データ】
クラス:セイバー
真名:??
性別:男性
身長/体重:?cm/?kg
出典/地域:??/??
属性/副属性:?・?/?・大人
好き/苦手:あまり思いつかない/?
聖杯戦争への参加理由:???
【絆レベル(累積経験値10ptでレベル上昇)】
0(現在経験値7pt)
【ステータス】
筋力:? 耐久:? 敏捷:?
魔力:? 幸運:B(+dice1d10=3 (3) ) 宝具:?
【クラス別能力】
???:? ???:?
【保有スキル】
???:? ???:? ???:?
【宝具】
???
ランク:??? コスト:???
種別:???/???
レンジ:??? 最大補足:???
風王結界
ランク:C コスト:0
種別:対人宝具/サブ
レンジ:1〜2 最大補足:1人
- 307本編じゃんね☆24/07/08(月) 18:53:57
【2日目午前・ ̶探̶索̶イ̶ベ̶ン̶ト̶強制イベント】
『1.先生の場合』
“やぁ、調子はどうかな?”
「先生!お忙しいのに……わざわざありがとうございます!」
“大切な生徒の為だからね”
「先生……!」
朝一からCTとかの検査や事情聴取に引っ張りだこになって。ようやくひと段落して検査結果待ちの私のところに来てくれたのは、先生でした。
“大変だったね、ヒフミも……もちろんアズサも”
「はい……あの、アズサちゃんは?」
“大丈夫、アズサならもう意識も戻って明日のdice1d2=2 (2) (1.午前、2.午後)には退院できるよ”
その言葉に思わず、ホッとして……
“アズサのこと、ヒフミがきっと守ってくれたんでしょ?”
“ありがとう、ヒフミ”
ぽろっと、雫が溢れた私にそんな優しい言葉を先生はかけてくれました。
“色々気になる事も、聞かなきゃいけない事もあるかもしれない”
“でもそれはまた今度にしよう。今はとにかくゆっくり休んで”
“何かあったら、私が力になるからね───”
涙を拭いながら、先生は優しく背中を摩ってくれました。
“さて、私も私にできる事をしなきゃ、だね”
- 308本編じゃんね☆24/07/08(月) 18:56:39
『2.正義実現委員会の場合』
「キェェェェェェェ!!!」
「ツルギ……病院ですから声はあまり張らずに」
「きぇぇぇぇ……ッ」
先生と入れ違うように来てくれたのは、正義実現委員会委員長の剣先ツルギさん、副委員長の羽川ハスミさんでした。
「あはは……ツルギさんもハスミさんも、来てくださってありがとうございます」
「いいえ、お元気そうなヒフミさんの顔を見れて安心したいと思っていましたから」
「ほんとに、ご心配おかけしました……」
昨日のアズサちゃんの話や今日の検査を担当してくれた救護騎士団の皆さんから聞いた話で、正実の皆さんが夜に緊急招集を受けて私の保護に動いてくれていたと聞きました。
「ツルギさん、ハスミさん。心配、してくださってありがとうございました!」
ぺこりとベッドの上からだけど頭を下げてお礼をする。たくさん迷惑をかけた申し訳なさもあるけれど、助けようと動いてくれる彼女たちへの感謝の方を伝えたかった。
そんな私に対して…… - 309本編じゃんね☆24/07/08(月) 18:59:28
- 310本編じゃんね☆24/07/08(月) 19:01:16
- 3111じゃんね☆24/07/08(月) 19:06:15
- 312二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 19:09:30
見た目は愛染みたいな先生だけどまともな便利屋先生じゃないか!
- 313二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 19:12:41
キヴォトスの最強格と鯖の対決とかもロマンよね
調理は難しそうだけど - 3141じゃんね☆24/07/08(月) 19:17:43
③レイサ
『3.宇沢レイサの場合』
一度検査結果を聞きに行って、午後には退院できると言われた私は病室に戻って荷造りを始めていました。
そんな時、来てくれたのが……
「宇沢レイサ!参上です!!ヒフミさん!!!お加減は如何ですか!!!!????」
「あはは……元気いっぱいだね、レイサちゃん」
トリニティ自警団で活躍している、私の後輩の宇沢レイサちゃんでした。
「あ、声……おっきかった、ですか……?すみません、私よく注意されるのに……」
レイサちゃんは元気いっぱいの女の子です。パトロール中のその声を聞くのはトリニティにいれば一週間にdice1d7=4 (4) ぐらいはよくあります。
でも、彼女と関わった人はそんな彼女の声が……
- 315レイサは可愛いじゃんね☆24/07/08(月) 19:29:06
『彼女の声から元気をもらった、そんな言葉を自治区の住民の方からお礼や手紙を時折貰うのです』『学園だけでなく自治区に住む他の方からも愛される生徒達がいる……』
『トリニティの未来は明るい、なんだかそんな風に思いませんか?ヒフミさん』
……いつだったかのお茶会でお話しした事を思い出します。
「あはは……病院だとちょっと大きいかもしれませんね……」
「……で、ですよね〜!私ったら、お恥ずかしい!……ほんとに、ごめ「でも」……?」
真っ直ぐに彼女の目を見つめて、伝える。
「私はそんなレイサちゃんの元気いっぱいの声、大好きです!」
今だってほら!と力こぶをむんっと作ってみせます。
「パワーもらっちゃいました!」
「ヒフミさん……」
「だから、よかったらレイサちゃん……この後退院するまでの間、私とお喋りしてくれませんか?……病室だからちょっとだけ声は小さく、ですけどね!」
そんな私の言葉にレイサちゃんは、
「はい!よろこんで!!」
晴れやかな笑顔を見せてベッドに腰掛けてくれました。
「ってもう退院されるんですか!?!?!?」
「あはは……レイサちゃん、ちょっと声大きいですよ〜」
「お見舞い間に合ってよかったです!!!!」 - 316二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 19:31:45
サーティワンにレイサみたいなアイスがあった
- 3171じゃんね☆24/07/08(月) 19:37:24
- 3181じゃんね☆24/07/08(月) 19:43:37
- 319続きは待っててな1じゃんね☆24/07/08(月) 19:49:03
- 320本編じゃんね☆24/07/08(月) 20:43:58
【2日目午後・探索イベント】
「あ、もしもしハナコちゃん?」
ミネ団長からたくさん心配してもらいつつ、何とか午後一番で私は退院する事になりました。隣にはセイバーさんが、霊体化?、というのを使って透明になって付き添ってくれています。
……もし透明になれなかったら使ってもらおうと思っていたウェーブキャットさん風ポンチョは今回は出番なしです。
「あはは……実は退院がちょっと前に決まって……」
「えぇっと……もう実は外に出ちゃって……え?迎え、ですか?大丈夫ですって!」
電話越しのコハルちゃんを宥めつつ、ハナコちゃんと話を進めながら、病院を出て歩き始めます。
「噴水?あ、あそこですね!分かりました、今からそちらに行きますね!」
午後の日差しは思いの外、眩しい。なんだかたった半日程度、外に出なかっただけなのに不思議な気分だ。どこか浮世離れしているような。
そんな気分になる。
「はい、はい、……じゃあこれから連絡バスでそちらに向かいますね」
電話を切ったタイミングで、病院近くにあるバス停
に着いた。
トリニティらしく、景観を壊さない為に装飾こそ簡素だが白色が眩しい、ガゼボ風にで建てられているバス停に入る。
火照るような暑さから逃れるには丁度良かった。
ガゼボには、私達以外誰もいない。
- 321本編じゃんね☆24/07/08(月) 20:45:24
『ヒフミ、これから会いに行くのが君が言っていたホシュウブの友人かい?』
「ぃええっ……!?」
隣から急に声がしてつい変な声が出てしまった。
キョロキョロとバス停内を見渡すが、生徒の姿はもちろん、セイバーさんの姿も見えない。
そんな私の慌てた様子がおかしかったからでしょうか、揶揄うような口調でセイバーさんの声が頭に響きました。
『すまない、昨日説明しそびれいたね。これは、念話と言ってね……僕たちサーヴァントに備わっている基本的なスキルなんだ』
「て、テレパシー……みたいな感じですかね?」
『うん、そう思ってもらって大丈夫だよ。ヒフミと僕との間にある契約のパス、それを通じて秘匿した会話が可能だ』
「な、なるほど……」
予想より凄いものが飛び出てきました。
なんていうか、昨日からびっくり続きですけど、本当にこんな魔法みたいな事ができるって聞くと……
「なんだか、まだまだセイバーさんの不思議なとこはいっぱいあるんですね……」
『ははっ、何度も驚かせてしまってすまないねヒフミ。ああ、それから……』
「クククっ……念話を使う時は声を出さないのをおすすめしますよ、阿慈谷ヒフミさん」 - 322二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 20:51:12
えっ
- 323二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 20:51:55
思考が読めるのか、不味い
- 324二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 20:52:27
でたわね
- 325ファンブルじゃんね☆24/07/08(月) 20:54:51
ダイスが>>227でファンブル目を出したので「ハナコとの合流前に黒服と遭遇(=5人目のお見舞い客)」という形でダイス結果を処理します……じゃんね☆
現在、場所は救護騎士団管轄の病院から数メートル離れた先にあるガゼボ風のバス停内。
ここからの動きをどうするか安価取るじゃんね☆
目標は『ヒフミちゃんが怪我をせずハナコとの待ち合わせ場所の噴水まで行く』事じゃんね☆
上手くヒフミちゃんを立ち回らせてあげて欲しいじゃんね☆
一応21時5分から安価取るので、それまで質問あればじゃんじゃんどうぞ!……じゃんね☆
- 326ファンブルじゃんね☆24/07/08(月) 20:58:00
- 327二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:04:01
神秘の秘匿やそれに伴う「聖杯戦争は夜間に行う」というルールは無い感じですか
- 3281じゃんね☆24/07/08(月) 21:04:28
dice1d5=4 (4)
ふむふむ……じゃんね☆
- 329二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:05:02
黒服もマスターか?
パラケルススとか気が合いそうだが - 330質問来て嬉しい1じゃんね☆24/07/08(月) 21:08:41
- 331二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:09:23
監督役的なポジションは居るのかな
- 332二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:09:53
安価始まってるならExスキルのペロロ様のデコイを使う
- 333安価する1じゃんね☆24/07/08(月) 21:12:49
- 3341じゃんね☆24/07/08(月) 21:21:50
- 335二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:25:43
加速
- 336二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:26:12
黒服なら白昼堂々いきなり仕掛けてくるって可能性は低そうだし慌てて逃げる必要は無さそうだけど
今接触して来た意図がな
サーヴァント次第ではそのサーヴァントの何かを使った実験って可能性もあるし油断は出来ない - 337二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:26:12
楽しい
- 338二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:26:38
加速
- 339二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:27:15
ミカは参戦するのかな?
- 340二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:27:20
- 341二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:27:32
- 342二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:27:32
Exスキルのペロロ様のデコイを使う
- 343二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:28:00
逃走
- 344二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:28:20
- 345二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:28:50
それとなく黒服が参加者かどうかやサーヴァントについて探りを入れる
ヒフミ的にやりそうかどうかはわからないけど - 346二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:29:22
- 347二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:31:24
先生以外のキヴォトス人と接する場合の黒服だもんなぁ
何かしら貶める意図があってかはたまた… - 3481じゃんね☆24/07/08(月) 21:32:04
- 349二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:33:17
そう考えるとスカサハのマスターは、前者だったら候補から考えて、黒服、カヤ、シュロ辺りかな?後者だったら、アルとか?
- 350二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 21:36:05
- 3511じゃんね☆24/07/08(月) 21:39:14
- 3521じゃんね☆24/07/08(月) 21:43:15
- 3531じゃんね☆24/07/08(月) 21:52:56
───どくん、と心臓が打つ。
いつの間にか横に足を組んで座っていた『大人の男性』。その纏ってる空気は、私のよく知る『先生』と似ているようで、けれど決定的に異なっている。
だから……
『セイバーさん……話をしてみます、この人と』
『……分かったよ、ヒフミ。もし、何か動きがあれば……』
『はい、その時は私の指示を待たずに対応をお願いします』
頭の中で念じるように、彼へと向けた言葉。それはきちんと届いたようで、傍で待つ彼の存在感が僅かに強まった気がした。
「クククっ……素晴らしい対応力です。サーヴァントとの会話はそうして、脳内でパス越しに行うのが望ましいでしょう」
バレている。
驚き、はあまりありません。
「……お詳しいんですね」
「ええ、『知人』から教わりましたから」
けれど、と彼は続ける。
「きょろきょろと周囲を見渡しながら一人言を呟くのも、或いは指摘を受けて急に黙るというのも『自分は今念話をしています』というような物ですよ」
「───特に今、このキヴォトスでは」
そうでしょう?このキヴォトスの地に選ばれた第二のマスター、阿慈谷ヒフミさん? - 354本編じゃんね☆24/07/08(月) 22:07:13
「第、二……ですか?」
「ええ、少なくとも私が観測した限りでは阿慈谷ヒフミさん、貴女がこの世界で二人目の『マスター』です」
あんな開けた場所で、あれだけエーテル光を放てば嫌でも観測してしまいますからね。
そうくつくつと笑いながら、彼は言葉を続ける。
「ふむ……もう少し動揺なさるかと思いましたが、思いの外落ち着いておられる」
「あはは……そう見えるよう立ち振る舞ってるだけですよ」
「それはそれは、流石は一般学生ながらトリニティの中枢、ティーパーティのホストと懇意になさっているだけはある」
その齢で随分としっかりなさってますね、と褒めているように見せかけた空虚な言葉が聞こえました。
事実、僅かばかりの緊張はありましたが、この程度の駆け引きはブラックマーケットでは日常茶飯事でさ。ペロロ様グッズを手に入れる為の闘争でも、こんな風に大人とお腹を探り合うなんていつもです。
何より、
「幾つか、聞いても構いませんか?」
「ええ勿論……バスはまだ来ませんからね。ですからその手に握った、デコイは閉まっておいて頂ければ幸いです」
「それは、失礼しました『黒服さん』」
「───ク、クククっ……。結構。長年トリニティは管轄外でしたが、これは惜しい事をしましたね」
汗がぽたりと垂れる。
遠くに聞こえる蝉時雨を背中に受けながら、大人との会話が始まる。
「さあどうぞ、何なりと聞いてください。お互い益のある時間となる事を、祈りたい物ですからね」
バスはまだ来ない。 - 355二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 22:12:40
この感じアサシンのマスターは黒服っぽいな
- 356二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 22:17:57
腹の探り合いパートいいよね…
- 357二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 22:20:15
さすがファウスト……型月主人公お馴染みの普通詐欺
- 358本編じゃんね☆24/07/08(月) 22:22:19
「(ペロロ様───力を貸して下さい)」
心の中に思い描くのは、自分の大好きなペロロ様。
頭の中で情報を整理する。
隣に触るのは謎の男性、『大人』。対話に持ち込んだのはいいけれど『私がマスターだとバレてる』『相手は聖杯戦争を知っている』『念話の件から明らかに私より手慣れている』そして『バスが来るまではあと数分』。
これらを踏まえて聞かなきゃいけないのは……
「黒服さん」
「はい、なんでしょうか?」
慇懃な、明らかに楽しんでいる風な口調。
それに対して私が聞くべき事、やらなきゃいけない事は……
「黒服さんは『あの槍を持った女の人』とお知り合い、ですか?」
この目の前の男性から、それとなくあのサーヴァントについて、そしてこの人が聖杯戦争にどう関わっているかを探る事だ。
それに対する返答は簡潔でした。
「ええ、はい。『私は彼女と知り合い』ですよ」
あっけらかんと、そう告げる。
まずいなぁと心の中で僅かな焦りが生まれる。
「(うぅ……この人、表情読めないです……)」
辛いです。普通アンドロイドタイプの方だってもうちょっと分かりやすいのに、そもそも表情の変化が中々見えてきません。……なんなら声色からも。
『頑張るんだヒフミ……力になれなくてすまない』
セイバーさんの応援を聞きつつ、なんとか探りをそれとなく入れていきます。
バスが到着するまであと、2分。 - 359本編じゃんね☆24/07/08(月) 22:40:57
息を、吸う。わざとだ。こんな風に交渉中の隙を見せるのは基本的には下策です。ですが、そういう事を相手も私も承知の上だと認識している、そんなあからさまな『小さな隙』は『小細工』になります。
私が緊張してる、かもしれないし、そう見せかけているだけかもしれない、それすら計算のうちかもしれない。……そう風に思わせる『小細工』に。
そういう小細工を張り巡らせて、『かもしれない』で僅かでも相手の思考を散らしていく。
「……ではもう一つ教えて下さい」
「どうぞ、幾つでも」
「『彼女』とお知り合いになられたのは私が彼女に怪我を負わされる『前』ですか『後』ですか?」
「さて、どうだったでしょう。少なくとも、昨日、今日の話ではありませんからね」
肩をすくめるその所作に澱みはない。それなら……
「……黒服さんは、どうして『彼女』とお知り合いに『なれたんですか』?」
「───なるほど」
釣れた、と内心ガッツポーズをします。変化が現れました。ここまでの会話の中で辛うじて掴んだ、この人の『特徴』から、こういう聞き方なら刺さるとは思いましたけど……
「(上手く、このまま……どうかいってください)」
「確かに、確かにそうですね。目撃者を殺す事、それを命じられた彼女と知り合いになる……それは一体どんな絡繰か……良い質問ですよ、阿慈谷ヒフミさん」
まるで学生の思わぬ発言にほくそ笑んで教えたがる学者のように。彼はその答えを告げた。
「それは私が、」
残り1分。
「この聖杯戦争の監督役、だからですね」
バスが来るまであと、僅かだ。 - 360二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 22:42:02
そっかあ…
- 361二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 22:44:53
あぁ…黒服なら特等席につくわな、納得
- 362二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 22:46:33
マジで予想外だけど言われてみればって感じ
- 363二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 22:48:46
なるほどそうくるか
- 364本編じゃんね☆24/07/08(月) 22:58:42
「大変、不本意ではありますがね」
どこか疲れたように見える、というか声に如実に疲れが見え隠れしていました。
「不本意、ですか?」
「ええ、私としてもこういう形で携わるつもりはなかったのですが……大人になると好むと好まざるに関わらず責任を負わなくてはいけない。それは貴女もよく知る『彼』のように、ね」
黒服さんの言う『彼』、それが誰かはすぐに分かった。そしてそれをこのタイミングで学生である私に向かって言う、という意味も。
「(ぅぅぅ……この人、すごく面倒です……)」
一見すればただ『彼』、つまり先生を引き合いに出しただけの言葉。だけどこのタイミングで思わせぶりに言えば……
「(まるで先生が聖杯戦争に関わってみたい……って思わせてくるのはズルいです……)」
先生と関わりがあった生徒はどうしても、思考がブレる。一瞬、すぐに否定は出来るがほんの一瞬だけでもそんな選択肢を想起させてくる。無論これまで積み重ねてきた時間と信頼があるから、問題はないが……少なくとも私にとってのウィークポイントを刺されて僅かな動揺が生まれてしまう。そんな風に、ごく短時間、私は『黙ってしまった』。
「……さて、良い時間でしょうか」
その言葉でいつの間にか脚の上でぎゅっと握った拳を見つめるようにしていた私は、ハッとして顔を上げました。
「バスも来ましたし、私は此処で」
そう彼は立ち上がりながらバス停を出て、けれどバスには乗り込まず、まるで見送りに来たと言わんばかりに立ち竦んでいる。
「貴女も早く乗った方がいい。……今日は随分と暑くなるようですから、お友達をあまり待たせない方がよろしいかと」
そんな声を受けて私は返事も出来ないまま、立ち上がりバスへと近づいていく。そんな私に彼は、
「最後に一つだけ」 - 365本編じゃんね☆24/07/08(月) 23:14:56
「貴女は聖杯戦争に参加する」
「何故?平凡な学生を自負しながら」
「他ならぬ『彼』の教え子である貴女が」
「どんな理由でこの殺し合いに参加されるのでしょうか?」
「阿慈谷ヒフミさん、一体貴女は───どんな欲望を抱いて戦うのですか?」
バスのステップ、そこに片足に乗せた私へ疑問が投げかけられる。
「理由なんて簡単です」
「私はもう誰かに、あんな風に傷ついてほしくないだけなんです」
「誰にも、傷ついた友達を見て悲しい思いをしてほしくない」
「殺し合いなんて、そんな悲しいだけの物語が嫌だから」
「だから私は、戦うんです」
「失礼します」
そう告げて、私はバスに乗り込みます。その私の背中に彼は、最後の言葉を投げかけました。まるで鋭く尖ったナイフのように。
「クククっ……成る程、であれば」
「祝福を」
「おめでとうございます。阿慈谷ヒフミさん」
「その願いはきっと、この聖杯戦争を駆け抜けるに相応しい」
そうしてバスの扉が閉まって。私は───
「セイバーさん」
「……ああ。お疲れ様、素晴らし「今から」……なんだい」
「今からこのバスをハイジャックします」 - 366二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 23:17:33
正体を現したなファウスト!?
- 367本編じゃんね☆24/07/08(月) 23:31:25
「……は?」
「えぇ……ご乗車のお客様、運転中のバスは大変危険ですので急ぎ着席していただきますようお願いしまぁす」
「お願いします、早急にこのバスの運転席を奪取して下さい!!」
「え……あ、ああ、分かったよ」
「えぇ……ご乗車のお客様、運転中のバス内でのテロ行為及びテロ行為のご相談はお控え下さぁい」
既にバスは発車している。セイバーさんは敵襲に対して『警戒を解いていない』。その上で、この反応なら最悪の場合でもまだ間に合う。
「ではよろしくお願いします」
「ヒ、ヒフ「ファウストです」え、いや「この覆面が見えませんか……今の私はファウストです」……ファウスト、君は何をするつも「私は」あ、はい」
「とりあえずデコイを撒きまくります!!!!」
そう言うが早いか、私は手近な窓を拳で叩き割って……
「お、お客様さまぁっ!?!!?」
「お願いペロロ様!!」
鞄の中にあるありったけのデコイをばら撒く。
ここに来て、遠くになっていく黒服さんの表情が呆気に取られつつ、こちらの意図を読んでか肩を振るわせている。
「すまない……本当にすまないと思ってるんだ……」
「いやぁぁぁぁ!お客様!あぁいけませんお客様!困ります!お待ちくださいっ!お客様ぁぁっ!!」
けど、どうだっていいんです!!!!
「ヒフ「ファウストです!」……ファウスト、運転席、奪取したよ……」
「ナイスです!それでは、せ……いえ、謎のヒーローXさん!!!」
「ぶっちぎりの『加速』魅せて下さい!!!」 - 3681じゃんね☆24/07/08(月) 23:33:10
- 369二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 23:35:37
いいね
- 370二次元好きの匿名さん24/07/08(月) 23:35:57
そうだファウスト…君の罪は『加速』するッ!!
- 3711じゃんね☆24/07/08(月) 23:48:58
- 372二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 00:10:47
安価範囲に入っちゃった加速を採用するの初めて見た
- 373本編じゃんね☆24/07/09(火) 00:15:10
「あー!もうっ!やっぱり遅い!!」
噴水前、一人の少女が立ち上がって叫んでいる。
周りの学生達はあまり気にした様子はない。比較的富裕層からの進学者が多く世間一般でお嬢様学校と呼ばれるここ、トリニティ総合学園であってもキヴォトスなのだ。
いくら治安が良いとは言っても、多少叫んでたり、爆撃したり、銃撃戦したり、人質になったり、裏取引していたり……そんな事はキヴォトスではわりと日常風景だったりするのだ。
だから今、息を切らして怒っている、わざとはだけさせた襟から覗く白い肩が眩しい小柄な少女『下江コハル』の姿は、そんなに珍しい物でもなかった。
「ちょっと!聞いてるの!?ハナコ!!」
細い腕を振り回してめいいっぱいに主張を表現しているコハルに呼ばれながら、そんな彼女を微笑ましげに見守りながら座っていた『浦和ハナコ』は、これまた楽しげに返答した。
「もちろん聞いてますよ、コハルちゃん」
「だったら分かるでしょ!!やっぱり私たちが迎えに行くべきだったのよ!!」
「そうですね……ほんとは私もそうしたかったんですけど、ヒフミちゃんがこちらに来てくれると言ってくれたので……」
そう言いながら彼女は手元の携帯端末を眺める。
つい十分足らず前の電話で、彼女がバスでこちらに向かうと言っていた、その事を思い出す。
もちろん、迎えに行くとは言ったが、大丈夫とヒフミに言い切られていた。
彼女なりの心配、なのだろうとハナコには推察できた。何かあった時に巻き込まないよう、誰かと接触する際はなるべく自分が移動する。そういうリスク回避をしているのだと、そうハナコは察していた。コハルは別に察していない。コハルは可愛いからいいのだ。 - 374二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 00:29:42
コハルは可愛いからいいのだ
さすがスレ主代理がミカだけのことはある - 375本編じゃんね☆24/07/09(火) 00:37:19
「もう!大体いっつもヒフミは無理ばっかり言って!!あの子にはしっかり無茶しないよう言い聞かせなきゃ駄目!大体昨日だってあんな時間まで買い物しにうろついて!今回はもう怒ったんだから!!」
「あらあらコハルちゃん♡まるでヒフミちゃんのお母さんみたいですね♡」
「お母さん!?幼妻!?妊婦!??エッチなのはダメ!死刑!!」
「まぁ♡」
といつも通り、補習授業部の二人が喋っていると、何やら周囲がやけに騒がしくなる。
「……一体なんでしょう?」
「あ、マシロからモモトークだ……?なにこれ?緊急事態?ばすじゃっくぅ?」
「?……何かありましたか?コハルちゃん」
よくわかんないけど……そう言って差し出されたモモトークの画面をハナコが覗き込んだその時。
がなりたてるようなサイレン音と遠くから聞こえる拡声器の声。そしてそれよりも圧倒的に近い。
『そこの車ー!!!止まりなさーい!!!!』
「うおおおおぉ!!!駆けろドゥ・スタリオン二世!!お前もまた騎士王の名馬だと言うのなら!!!」
『返しなさーい!!それはトリニティ交通のバスでーす!!!』
怒声とやたらうるさいエンジン音が聞こえてきた。
それが徐々に近づいてきて、周囲の学生達がなんだなんだ逃げ出し始めて。そうこうしているうちに、呆気に取られる二人は尻目に、猛スピードで近づいてきたバスが路面を砕く勢いで噴水前で停車して。
「コハルちゃん!ハナコちゃん!お待たせしました!!」
笑顔で開け放たれたドアから身を出して、
「とりあえず!逃げますよ!!!」
こちらに手を差し出すヒフミが現れたのだった。
To Be Continued… - 376本編じゃんね☆24/07/09(火) 00:50:48
- 3771じゃんね☆24/07/09(火) 00:58:27
せっかく安価のためにレスして加速してくれた人がいたから、折角なので活用したじゃんね☆
処理できてホッとしたじゃんね☆
コハルちゃんは可愛いしかっこいいし最高じゃんね☆
ミカコハ最高じゃんね☆本編でもっと仲良ししてほしいじゃんね☆
さて、夜も更けたからそろそろお休みなさいするじゃんね☆
明日は所用が早く済むから16時頃に開始じゃんね☆
頑張って早起きしてテキパキやっつけてくるから待っててほしいじゃんね☆
ちなみに明日こそ午後のハナコ交流を終わらせて戦闘イベントやるじゃんね☆
この日の為にいっぱいシステム試してきたじゃんね☆
TRPGの一人回しは淑女の嗜みじゃんね☆
それじゃあみんな、今日も一日たくさんお付き合いしてくださってありがとう!おやすみなさい……じゃんね☆
- 3781じゃんね☆24/07/09(火) 06:25:13
- 379二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 08:59:36
いいね
- 380二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 09:12:24
最初バスジャックで困惑してたのに結局ノリノリ(?)でバス乗り回すセイバーで笑う
- 381二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 11:35:10
もしランスロット呼んでたら騎士は徒手にて死せずで銃火器とか戦車が使えてたのかな
- 3821じゃんね☆24/07/09(火) 13:27:00
- 383二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 13:38:48
安価反映が上手い上にキャラの理解度が高いミカ主だ…たすかる
戦闘システムも楽しみ - 3841じゃんね☆24/07/09(火) 13:46:07
- 3851じゃんね☆24/07/09(火) 15:47:12
まずは───
私のミスでした宣言する……じゃんね☆
①>>375のセイバーの台詞『駆けろドゥ・スタリオン二世!!』は正確には『駆けろ!ドゥン・スタリオン二世!!』じゃんね☆
ん、ドゥ『ン』が抜けてたじゃんね☆型月世界の設定だとそういう表記じゃんね☆
②>>204の内容が、一部スレに投稿していた物とは別の物になってた箇所があったから修正したじゃんね……あの時はワタワタしててメモ帳のをそのまま貼り付けちゃったのが理由じゃんね……
修正というか削った箇所は【「え!?じゃあこの会話は……!」「それは大丈夫、僕の宝具で少し、ね?」そういって、戯けながら何も握ってない風に見える右腕を軽く振ってみせるセイバーさん。
本当にまるで魔法みたいな力なんだ、と今更な感想が頭に浮かぶ。】……じゃんね☆
この一連の会話はしてないじゃんね☆
③その他誤字があるじゃんね……特に「です」が「でふ」になったりするじゃんね☆ごめんね☆
④これは補足説明じゃんね☆>>321でセイバーが霊体化している描写があるけど、お見舞いイベント中も霊体化してるじゃんね☆これは書くべき描写が抜けてしまっていたので補足しとくじゃんね☆ごめんじゃんね☆
⑤もう一つ、致命的な見落としというか聖杯戦争とかサーヴァントとかマスターを説明する上で2個大事な物をセイバーはヒフミに説明し忘れてるじゃんね☆
私のせいでごめんねセイバー……あと第三スキル早く強化きて……
なんとか描写するけど、かなり無理な説明、許してほしいじゃんね☆
- 3861じゃんね☆24/07/09(火) 15:49:43
- 3871じゃんね☆24/07/09(火) 16:01:36
- 388自分に呆れる1じゃんね☆24/07/09(火) 16:03:01
- 389二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:13:00
- 390二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:19:40
4
- 391二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:21:14
4
- 392二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:30:39
4
- 393二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:46:44
3
- 394二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:48:24
4
- 395二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:48:34
1
- 396二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:48:48
ニ
- 397二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:49:06
参加者
- 398二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 16:49:18
4
- 3991じゃんね☆24/07/09(火) 16:56:11
- 4001じゃんね☆24/07/09(火) 16:58:24
『うおおおおぉ!!!駆けろドゥン・スタリオン二世!!お前もまた騎士王の名馬だと言うのなら!!!』
『これは名誉ある騎士の戦いの筈なんだ!!!きっと!!!───僕は!ファウストを信じる!!!』
『そこです!セイ……じゃなくて謎のヒーローXさん!アクセル全開!!インド人を右に!!!』
『このカーブでもらうッッ!!!僕のッ───勝ちだ!!』
『あはは!!ナギサ様の自家用車より速いです!!!最高の加速です!!』
『そうとも!僕の騎乗スキルはB!!例え大型バスであっても───乗りこなしてみせる!!!』
『……ご覧頂いているVTRの通り、甲冑のコスプレをした身元不明の犯人は意味不明な供述をしながら逃亡を図り、現在は行方を眩ませています!』
『また、ハイジャック犯の発言から裏社会で語られる伝説的な犯罪組織のリーダー・ファウストとの密接な関係を伺われ───』
『現在トリニティでは正義実現委員会による大規模な捜索活動と自警団による警邏活動の強化が行われているとのことです』
『トリニティ総合学園及びトリニティ自治区のの行政組織ティーパーティーからは現在事実確認中の為、正式なコメントを控えるじゃんね☆……との発表がありました!』
『先日発生した、未だ詳細不明な怪奇!車両両断事件!といい……一体今!!このキヴォトスでは何が起こっているのでしょうか!?』
『キヴォトス、特にトリニティ自治区のお住まいの住民、学生の方は十分に気をつけて下さい!!』
『以上、現場からはクロノス報道部の……え!?報道を見てた現職ティーパーティーホスト代行の桐藤ナギサさんが紅茶を噴き出して倒れてシャーレの先生まで胃薬を求めに救護騎士団へ!?えぇぇぇ!?しかもD.U.地区で工務部による大規模なデm───!?』
ピッ。
「───ヒフミちゃん?」
「あはは……これにはわけがですn「ヒフミちゃん♡」……はい、説明します……」
ニコニコと笑いながらモニターを消して、正座するヒフミと鎧姿のこすぷれ?をした大人を見つめるハナコの顔は。
目だけは完全に怒ってる時のそれだった、そうコハルは後に語った。 - 401本編じゃんね☆24/07/09(火) 17:07:37
【2日目午後・探索/交流イベント】
『4.思い出の合宿所』
「───なるほど。聖杯戦争、マスター、サーヴァント……そして監督役との偶発的な遭遇、ですか」
「あはは……」
ヒフミによるバスジャック、そしてそこからの闘争劇。報道後になんとかシャーレの先生に泣きつきつつ現状を報告して取りなしてもらい、約一名の尊い犠牲、具体的にはフードを被っていた為顔こそバレていないが『あの』ファウストの協力者『謎のヒーローX』として報道部デビューしたセイバー、はあったが無事にバスジャック騒動は落ち着きを見せつつある。
現在は正義実現委員会の包囲網を抜け、トリニティ自治区内でも中心部から少し離れた自然豊かな場所。補習授業部としての活動拠点とも言える、たくさんの思い出とやたら張り巡らされた罠がある合宿所に、ヒフミ達一行は訪れていた。
「もう!ヒフミは危ないことに巻き込まれすぎ!」
「あはは……ごめんなさいコハルちゃん」
「私ほんとに心配したんだから!!」
「えへへ、ありがとうコハルちゃん」
ふん、と私怒ってますポーズをするコハルとそんな姿に笑みを溢すヒフミ。仲の良い二人を見つめながらハナコは考えを巡らす。
「そもそもヒフミ!なんでバスジャックなんかしたのよ!」
「いやぁそれはですね……」
目をあちこちに向けて助けを求めるようにハナコやセイバーをチラ見するヒフミ。だがセイバーは答えない、というか答えられない。何故ならセイバーにも突然バスジャックしなくてはいけない理由がさっぱり思い付かなかったからだ。まだ召喚されて二日目、ヒフミへの理解は勿論、このキヴォトスという土地についても実感伴った理解が乏しく。
そんなわけでセイバーは大人の特権にしてイケメンにのみ許された秘技、曖昧な微笑みを浮かべてヒフミのSOSを受け流した。
「それはヒフミちゃんが、監督役の方とヒフミちゃんとアズサちゃんのお二人を襲った犯人が」
「繋がっている可能性があったから、ですよね?」
そうなると、当然助け舟を出すのは補習授業部きってのブレインであるハナコだった。 - 402二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 17:22:09
プーサー弾けてんなぁ
これにはグランドろくでなし妹も大爆笑 - 403本編じゃんね☆24/07/09(火) 17:29:23
- 404今度こそ本編じゃんね☆24/07/09(火) 17:43:03
コハルに分かりやすいようにする為か、はたまた自分自身でも整理したいからか。どこからともなく(ヒント:谷間)取り出した赤縁の伊達メガネをつけて、一つひとつ指を立てながら説明を始める。
「まず監督役の『黒服』さんは怪しいです。もう一人のサーヴァント、クラスが分かりませんからヒフミさんから聞いた特徴から『全身紫タイツさん』……とでも呼びましょうか、彼女と接触済みであること」
エッチなのは駄目!死刑!!と叫ぶコハルを尻目に先生モードなハナコは訥々と話を続けていく。
「ヒフミちゃんもそうですし、もちろん私も恐らく他の学生も、『聖杯戦争』なんて催し物がある事なんて知りませんでした」
状況を整理していけば、見えてくる。
ヒフミはもちろん、誰もこんな儀式が行われるなんて知らなかった。
それこそ昨夜、ヒフミが偶然路地裏にいた「サーヴァント」を『目撃』してしまうまで。
「黒服さんは自らを不本意ではあるが監督役なのだと名乗っている。ということは元からそういう催し物がある事を知っていた、もしくはそれを知る事が出来る地位や立場にあった。そして、監督役だなんて役職がある事をヒフミちゃんは知らず、探すアテもありませんでした」
黒服は聖杯戦争に元から関わる立場にあった、そう考えているのだとハナコは告げると。
一呼吸置いて
「では、『全身紫タイツさんのマスター』は?」 - 405二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 17:52:09
スカサハのマスターは気になるところだよな
- 406本編じゃんね☆24/07/09(火) 17:57:30
「どうやって黒服さんと知り合ったのか……1つはヒフミちゃんの時と同じように黒服さんから接触したパターン。これなら問題ないでしょう」
まだ見ぬマスターについて話を始める。
最初のパターンはまだマシだ。
その行動方針はともかく、ヒフミと同じように偶然聖杯戦争に参加してしまったパターンなのだから。
「でも、その他の場合……例えば黒服さん同様に事前に聖杯戦争について最初から知っていた。もしくは主催者側の立ち位置だった場合」
そしてそれこそが、ヒフミも想定した最悪のパターン。
「黒服さんとまだ見ぬもう一人のマスターは協力者……だなんて考えるのは悪様にすぎるでしょうか?」
まだ午後の日差しは強い。にもかかわらず、どこか空気が冷えるような感覚を、ハナコの話を聞きながらコハルは覚えた。
「ましてや、ヒフミちゃんが二人目ということは残るもう一人のマスターは『一人目』です」
まるで証拠を一つひとつ集めて、見据えるように、追い詰めていくように。
「誰も知らない儀式の、しかも一番最初の参加者だなんて……とてもヒフミさんのように偶然飛び入り参加した人物とは思えません。何せヒフミちゃんとは違って『きっかけ』がないんですから」
ハナコは影も形も未だ朧げな相手へ迫っていく。
「あくまで推察、になってしまいますが……」
真に迫っていく。何故なら、ハナコもまた表面上はそうは見えずとも怒りに震えたのだから。
その頭脳は友のために思考の歯車を強く回していた。
「それを差し引いても、最悪そういう方がマスターだと考えるのは……そう悪くない。そんな風にヒフミちゃんはあの時考えたんですね?そう───」
「黒服さんの、あの発言を聞いたから」 - 4071じゃんね☆24/07/09(火) 17:58:28
ちょっと席外すじゃんね☆
戻ってきたら続き書くじゃんね☆
急だけどごめんねじゃんね☆ - 408二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 18:01:37
ハナコの考察を踏まえると黒服と関わりがある、もしくは関わりがありそうな人がマスターっぽいな…
シュロかカヤあたりが候補か? - 409二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 18:06:02
監督役兼マスターって可能性もある
- 410本編じゃんね☆24/07/09(火) 18:49:25
「ヒフミちゃんとの会話の中で、黒服さんは自身が監督役である事───それ以外の決定的な発言を避けたはずです」
そうですよね?と聞きたげな流し目、とウィンクと何故か腕を胸の前でわざと組んでハナコは聞く。
コハルはまた叫んだ。いつもの事なのでヒフミはスルーした。セイバーはこの子は一体……と本気で焦りを覚えた、それがハナコに対してかコハルに対してかの言及はここでは差し控える。
「そうです……あの時の私は黒服さんの目的も正体も分かりませんでしたし、場所も病院が近かったです……だから『それとなく』探りを入れるだけでした」
結局動揺させられちゃって、そういう意味ではあの話し合いは私の負けですけどね……と乾いた苦笑いをヒフミは浮かべる。
それに頷きを返しながら、
「そう───決定的な瞬間は喋らなかった。最後の言葉、
『貴女も早く乗った方がいい。……今日は随分と暑くなるようですから、お友達をあまり待たせない方がよろしいかと』
これ以外は」
そうですよね、ヒフミちゃん?そう告げてからハナコは続きを語り始める。
「少なくとも黒服さんの目的は『ヒフミちゃんと接触する』事だったんでしょう」
それがどんな理由かまでは分かりませんが、と言いながらもその憂い顔の内では幾つかの推測が疾っている事をこの合宿所にいる者達は理解していた。
「だから黒服さんはヒフミちゃんが一人になるタイミングをずっと狙っていた。だから私達とヒフミちゃんがこの後合流する事についての電話の内容も完璧に把握している」
監督役だからか、それとも別の理由か。短絡的に戦闘がしたかった、ヒフミという存在を排除したかった、と考えるのは流石に行き過ぎであろうとハナコは心の中で考える。
黒服という男はやり手の『大人』だ。ヒフミから聞く限り、その異様な雰囲気から先生のように銃弾一発で傷つくような存在かは怪しい。何よりサーヴァントという存在をしっかりと知っているならその危険性も熟知している筈。また当然、トリニティについても、そして警備にあたっていた人員達についてもある程度はその戦力を把握していたはず。であるからこそ、病院内で万が一戦闘になってしまうのを警戒していた。 - 411本編じゃんね☆24/07/09(火) 18:50:21
病院内はヒフミちゃんはもちろん、まだ入院しているアズサちゃんについては特に厚く警備が敷かれています。だから病院を出るまで待っていた……そう考えても自然かもしれませんね」
ですが、そう言葉を続けるとハナコはヒフミの隣にまだ正座している大人の方を見て言った。
「ヒフミちゃんが一人になるタイミングなんて、ありません……だって『セイバーさん』、貴方が病室からずっと警護してるんですから」
「ちょっと……それってトイr「コハルちゃん、今は我慢、我慢ですよ」むぅぅぅぅ!!!」
「ああ、僕らサーヴァントに飲食や睡眠は基本的には不要だ。夜間も含めて常に警戒していたよ」
なら、とコハルを揶揄いたい気持ちをなんとか抑えつつハナコは告げた。
「黒服さんはヒフミさんを監視していたのは間違いありません。その口ぶりから少なくともセイバーさんを召喚されたタイミング以降、早くとも昨晩から。そしてそこからバス停まで、黒服さんは一度も接触して来なかった。……警備もありますし、何より常に付き添っているセイバーさんがいたから」
まるで、決定的な証拠を突きつけるように。
「それなのに黒服さんにとって、バス停に貴方とヒフミちゃんだけがいる状況は『万が一戦闘になったりしても問題ない』状況だと判断した」
それはつまり。
「あの時、あの場所には、セイバーさんに対抗できる『手段があった』……そう考えたからヒフミちゃんはバスジャックしてまで大急ぎであの場を離脱した」
「そうですよね?ヒフミちゃん」
ハナコは確信を持ってそう、問いかけた。 - 412二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:01:13
なるほどな
黒服もマスター濃厚…かな? - 413本編じゃんね☆24/07/09(火) 19:11:11
「あはは……さ、流石ですねハナコちゃんです!すごいです!」
……まずいです。
「ああ、ハナコはもちろん、ヒフミもそこまで考えて立ち回っていたとは……」
……言えません。
「えと、結局ヒフミがバスジャックしたのは仕方ない事……なのよね?よ、よしっ、それなら仕方ないから……今回は大目に見てあげる!」
……こんなの絶対言えません。
「あらあら〜、コハルちゃんは優しいですね♡」
ほんとは『よく分かんなかったけど怪しいし、お話とかだとこういう人は大体黒幕と繋がってるから急いでアズサちゃんのいる病院から離れなきゃ!』……ぐらいにしか思ってなかっただなんて!!
「ていうか、ハナコ!!さっきの眼鏡は何!?どっから出したわけ!?」
「ふふっコハルちゃん……触って確認されますか?」
思わずハナコちゃんの雰囲気すごくて肯定しちゃいましたけど、正直セイバーの視線が痛いです。
ごめんなさいセイバーさん。私はそんなすごい事考えて立ち回ったわけじゃないんです……あはは。
「さわ、触る!?ハナコのを!!?……そ、そそそんな事するわけないじゃない!もうハナコのバカっ!」
「まぁ♡振られちゃいました♡」
うぅごめんなさい、皆さん。
私はこの空気は壊せません。 - 414本編じゃんね☆24/07/09(火) 19:11:36
「あれ?そういえばこの後どうするの?……もしかしてまたしばらく合宿したりするわけ?」
「あ、それなんですが、万一があっても自治区への被害を最小限に抑えられるよう此処でしばらく過ごすのがいいかなぁって考えてて」
「なるほど……それなら先ほど連絡しておいて正解でしたね」
そう言って手を叩くハナコちゃんに私は尋ねた。
「ハナコちゃん?一体誰に……というか何の連絡を……?」
「うふふ♡それはですね……」
「し、失礼します……あら、これは……?」
あれ?この声は……
「きゃあっ!?えっ……一体なにが……あれ?これってまさか……!?」
そう言えばアズサちゃん、この前また何か仕掛けに出かけたって。
「きゃあああああ!!?!!?」
アズサちゃんっっ!!!!
またやっちゃったんですね!?!?!! - 4151じゃんね☆24/07/09(火) 19:19:52
- 4161じゃんね☆24/07/09(火) 19:23:08
- 417二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:25:12
一体誰なんだ
- 418二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:25:47
加速
- 419二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:26:33
- 420二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:27:54
- 421二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:29:07
魔力的なリソースってどうやってんだろ
- 422二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:34:34
全員で食事
- 423二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:36:35
- 424二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:38:18
セイバーさんはどれくらい強いの?と質問する
- 425二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:38:49
皆で作戦会議だ
- 426二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:40:03
マリーを助ける
- 427二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:40:53
改めて自己紹介する
- 428二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:43:46
(主にハナコに対して聞きたい事として)今までの話の中で出てきた単語(スカサハや聖杯やドゥン・スタリオン)で本や交友などで見聞きした事などから思い当たる情報は無いか
- 4291じゃんね☆24/07/09(火) 19:46:08
- 4301じゃんね☆24/07/09(火) 19:49:55
- 431二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 19:53:23
わーお。
- 432本編じゃんね☆24/07/09(火) 20:18:03
爆発音と悲鳴を聞いて急いで玄関の方へ向かえば、
「た、たふけてくだしゃい〜」
「ま、マリーちゃん!」
そこにはワイヤートラップに巻き込まれて何故か不思議な縛り方で絡まってしまっているマリーちゃんがいました。
「き!亀甲縛r「はーいキャンセルでーす♡」むぅぅぅぅ!!!」
「セイバーさん、早く降ろしてあげてください!」
どうやらコハルちゃんの感じからしてこれはあまりよろしくない状況のよう。私は急いでセイバーさんにお願いをしてマリーちゃんを助けてもらうよう指示します。でも、
「え、僕がするのかい……?いや……でも……」
「男の人が縛られたマリーを!?!?そんなの駄目!えっち!!」
「えぇぇ……どうすれば……」
それはそれで駄目らしいということが分かって、補習授業部の皆んなでマリーちゃんに絡まるワイヤーを解くことになりました。アズサちゃん……明日元気になったらお説教ですよ……。
「では、マリーちゃん。物資の提供、ありがとうございました」
「いえ、お力になれて良かったですし……ヒフミちゃんのお元気そうな顔を見れてほっとしましたから」
あの後、マリーちゃんがやって来たのは暫く泊まり込みになるかもしれないからと、ハナコちゃんと先生が連絡を入れてくださってdice1d7=4 (4) 日分の食料や物資を持ってきてくれたからでした。
「ありがとうございます、マリーちゃん」
「お怪我をされたと聞いた時は本当に心配しました……無事で何よりです」
これもヒフミさんの日頃の行いと主の導きですね、とお祈りを捧げてくれるマリーちゃん。
……日頃の行い、と言われるとちょっとだけ心が痛い気もしますが、今は無視です。
- 433本編じゃんね☆24/07/09(火) 20:22:32
「それでは私は帰りますので、皆さんもお気をつけて……特にその、そちらの方……」
「ん?僕のことかな?」
「ええ、はい、あのぉ……一応あの一件はどうやらナギサ様がなんとか、本当に、すごく努力なさって処理して不幸な行き違いという事になってますが、そちらの方は……その……報道されたことですので」
その言葉に思わず乾いた笑いが二人分、合宿所の教室に響きました。
「ねぇ、ハナコ。この人、これから街とか出歩けるの?」
「しばらくは昼間に出歩くのは無理でしょうねー。バスジャック犯として指名手配はされてなくても完全に不審者扱いでしょうから……」
後ろにいる二人がこそこそと話しています、気を使ってくれているのでしょうけど、今はもう、居た堪れません。
「くぅぅ……」
「あはは……ごめんなさい、セイバーさん……」
「いや、いいんだよ、ヒフミ……君はあの時出来る最良を成したんだから……僕のこの汚名は、まあその名誉の負傷のようなものだよ……」
戦働きで返すとするさ、と力なく笑いつつどこか背中の煤けているセイバーさんに掛ける言葉も見当たりません。一体どうしてこんなことに……。
「では、みなさんお邪魔しました───皆さんのこれからに平穏がありますように」
そう言ってマリーちゃんは帰っていかれました。
警護は必要かとコハルちゃんは尋ねてましたが、「シスターフッドから一緒に来た付き添いの方もいるので……」とやんわり断られつつ、お礼を言われてもじもじしていました。
マリーちゃんが帰って、しばらくして……
「では!作戦会議&交流会です!!」
お鍋の用意をした私はそう宣言しました。 - 434本編じゃんね☆24/07/09(火) 20:30:04
- 4351じゃんね☆24/07/09(火) 20:33:45
(わーお☆)
(ど、どないしょ……じゃんね☆)
(でも🎲は絶対……)
(いやまだいけるじゃんね……)
(とりあえず誤魔化しとくじゃんね☆)
い、いい結果じゃんね……☆
ほら、その、最大値でてるし……じゃんね☆
わーお……じゃんね☆
しっかり難易度調整して頑張るじゃんね☆
- 436二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 20:33:53
(アカン)
- 4371じゃんね☆24/07/09(火) 20:35:33
- 438わんちゃんに賭けるじゃんね☆24/07/09(火) 20:52:09
【2日目午後・交流イベント(鍋パ)】
夕食時。私達はお鍋をつつきながらセイバーさんとの交流を兼ねて、幾つか質問をしていました。
①どれくらい難易度ちがうの?
「難易度かい?……ああ、箸の事かい?」
セイバーさんはにこやかにコハルちゃんの質問に答えます。
「僕らサーヴァントは召喚される時にその時代や土地の習俗や文化を簡易的にだけど知識として与えられるんだ。あとは言語なんかもそうだね」
そう言いつつ器用に豚バラを箸で摘むセイバーさん。
「だからその国のテーブルマナーについては一応は出来るんだよ……個人差で多少得手不得手はあるけどね」
心配してくれてありがとうコハル、とセイバーさんが告げると顔を赤くしつつ「べ、別にそういうのじゃ……苦手な食器だと美味しく食べれないかなって」と羽をぱたぱたと動かすコハルちゃんでした。
②魔力的なリソースってどうやってんだろ
「こうして皆んなと囲んで食べるというのは、得難い経験だね……ナベ、だったかな?」
「はい、セイバーは食事不要と仰ってましたがやはりこうやって補給するのは?」
ハナコちゃんがお米をよそいつつ、セイバーさんにそれを手渡しながら尋ねる。
「そうだね、僕も生前の経験からやはり飲食不要となっても『食べる』という行為が出来るのはありがたいよ」
活力になるしね、とお礼を言いつつハナコちゃんから大盛りご飯を受け取って答えるセイバーさんでした。 - 439本編じゃんね☆24/07/09(火) 21:15:25
③ 全員で食事
今日の食事にはアズサちゃんがいないのが残念ですけど、明日からはきっと全員で楽しく食事が出来ます!楽しみです。ちなみにセイバーがこの日食べた食糧はdice1d4=2 (2) (情報取得判定に失敗した為+1)日分でした!
④セイバーさんはどれくらい強いの?質問
「セイバー、さんってどれくらい……その強いんですか?」
コハルちゃんがちょっと緊張した様子で聞きます。
「僕かい?そうだな……」
それにセイバーさんは少し悩みながら、言葉を選ぶように丁寧に返事をされました。
「そうだね、こう見えても僕は『騎士』だ。そして今はヒフミのサーヴァントでもある」
「誓うよ、この剣をもってヒフミを守り抜きその強さを証明する事を───もちろん、君のことも守るよ、コハル」
そんな風にセイバーは力強く応えてくれました。
……鍋を前にしながら、ですが。
⑤皆で作戦会議だ
「ヒフミが二人目のマスターということだし、もしかするとまだサーヴァントは揃ってないかもしれないね」
つみれを摘みつつセイバーさんは言う。
「はい、昨日の一件以外では大きな事件も起きてないですし、ひとまずは問題ないでしょう」
ハナコちゃんもそう言いつつ、お腹いっぱいで眠くなってコハルちゃんを膝枕してあげてます。
「とりあえず、明日の午後にアズサちゃんを迎えに行って改めてここの守りを固める形……がいいですかね?夜は、セイバーさんに合宿所全体を警護してもらう形で……セイバーさんには無理させちゃいますけど……」
「いや、前にも伝えた通り、基本的に僕に睡眠は不要だからね。だから安心して任せてほしい」
「ふふっ、頼りになる方が来てくださってありがたいですね、ヒフミちゃん」
「ほんとです……」
そう言いつつ、後片付けを私は進めます。
「そう言えば……セイバーは剣士、ということですけどやはり前衛という形になりますか?」
「そうだね、僕は基本的に前に出ることになる。『今の』戦い方もこの『霊基』に備わっている『スキル』もそうした物に適している、かな」
「なるほど、『霊基』、『スキル』ですか。奥も中も深いんですね♡サーヴァントの方って」
「え?ああ……うん」
「……はい♡」
そんな会話を最後にこの日の夕食は解散して、セイバーさんと別れ、寝室用のお部屋に戻りました。
- 440本編じゃんね☆24/07/09(火) 21:19:26
- 441本編じゃんね☆24/07/09(火) 21:28:22
【ダイスの判定を終了します】
【お疲れ様でした】
【判定の結果、累積経験値が10ptを超えた為、絆レベルが1つ上昇します】
【したがって】
【サーヴァントの霊基データから1ブロック分、任意の情報開示が行われます】
【次レスの霊基データのうち、未開放の情報(?表記)からどれか1つを選択して下さい】
【安価先は>>452です】
【良き選択を】
- 442本編じゃんね☆24/07/09(火) 21:30:45
- 443二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:34:48
筋力
- 444二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:35:38
保有スキル
- 445二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:36:52
参加理由
- 446二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:36:59
筋力
- 447二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:38:05
保有スキル
- 448二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:41:56
耐久
- 449二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:45:56
魔力
- 450二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:46:25
敏捷
- 451二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:46:33
保有スキル
- 452二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 21:47:09
- 453本編じゃんね☆24/07/09(火) 22:03:47
【安価の結果】
【クラス別スキルが選択、残り1枠の為、ダイス処理無しで自動的に情報開示されます】
【クラス別スキル】
スキル名:対魔力
ランク :A
分類 :パッシブ
説明 :セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。およそ現代の魔術師では彼にダメージを与える事は不可能である。
効果:戦闘イベント時、敵からの「魔力」攻撃に対して1d50の軽減が発生。
【今後もスキルの情報開示を進め、各種イベントを優位に進めましょう】
【また今回の交流イベントで『下江コハル』がサーヴァントの強さについて、『浦和ハナコ』がスキルについて言及しました】
【よってサポートシステムは『保有スキル』から1つ、『ステータス』から1つ】
【合計2つの情報開示を提案します】
【保有スキルについては上からdice1d3=2 (2) 】
【ステータスについては未開放の筋力、耐久、敏捷、魔力の4つ】
【または『情報開示しない』のどれかを選んで安価して下さい】
【安価は>>463まで】
【より多くの書き込みのあった『選択』を尊重します。】
【良き選択を】
- 454二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:06:24
開示しない
- 455二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:06:48
耐久
- 456二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:06:50
筋力
- 457二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:07:33
耐久
- 458二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:09:04
耐久
- 459二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:09:12
筋力
- 460二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:09:24
敏捷
- 461二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:11:42
魔力
- 462二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:13:31
筋力
- 463二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:15:21
耐久
- 464本編じゃんね☆24/07/09(火) 22:18:22
- 465本編じゃんね☆24/07/09(火) 22:18:46
- 466二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:22:12
3体目のサーヴァントだ!
- 467二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:23:01
えっもしかして寝るとこにランサー乱入?
誰なんだろ - 4681じゃんね☆24/07/09(火) 22:25:26
ちょっと寄り道して戦闘システムについて説明するじゃんね☆
まず、FGO、ブルアカとも違うシステムになってるじゃんね☆再現無理だったじゃんね☆
だから別物じゃんね☆
戦闘時、スレの皆んなには筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運の5つのステータスのうちから1つを安価で選んでもらうじゃんね。
安価で選んでもらったステータスと敵サーヴァントのステータス(こっちは🎲選択)をぶつけて数値が勝ってると相手にダメージを与えられるじゃんね☆
戦闘ターンは全3ターン、その間に与えたダメージの総量が多い方、もしくは先に相手の耐久値を削り切った方が勝ちじゃんね☆
ちなみに保有スキルもこの安価の時に使うかどうかまとめて聞くじゃんね☆
使いたい時は例えば『筋力、○○スキルも使用』って書いて欲しいじゃんね☆ - 4691じゃんね☆24/07/09(火) 22:27:28
そしてこの戦闘システムの目玉、そしてFateお馴染みの戦闘の華、といえばもちろん宝具じゃんね☆
宝具の使用にはコストを消費するじゃんね☆
このコストはマスターの魔力、またはマスターの魔力+サーヴァント自身の魔力を消費する事で支払えるじゃんね☆
宝具の各コストはEランクなら10、Dランクなら20、Cランクなら30、Bランクなら40、Aランクなら50、そして+がつく場合はそれぞれのランクのコストに+1個につき倍になるじゃんね☆
(+なら2倍、++なら3倍じゃんね☆)
EXについては各宝具に応じて変動するじゃんね☆
さてそんな宝具(攻撃)でのダメージは各コスト分のダメージになる破格の効果じゃんね☆
Eランクでも10点で耐久値を1/5も削れる、Aランクにもなれば一撃必殺……って計算じゃんね☆
もちろん、対処方法はあるじゃんね☆
例えば戦闘中1回だけ使用できる3個の保有スキル、そのどれかを使って防ぐ、こちらも宝具を使ってダメージを相殺する。
後は防御系の宝具を持ってるならそれを使用する。
……とかじゃんね☆
敵の宝具使用前にはそのターンの開始時に1がお伝えするじゃんね☆ - 4701じゃんね☆24/07/09(火) 22:28:51
- 471二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:32:07
ステータス勝負の時は差分がダメージになる でいいですか
- 4721じゃんね☆24/07/09(火) 22:32:58
- 4731じゃんね☆24/07/09(火) 22:33:13
???
- 474二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:36:30
おー
- 475二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:37:28
これはファウスト
- 476二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:37:44
トリニティの普通のレベルが高い件
- 4771じゃんね☆24/07/09(火) 22:38:24
- 478二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 22:41:21
- 4791じゃんね☆24/07/09(火) 22:43:56
- 4801じゃんね☆24/07/09(火) 23:05:38
「(ん……)」
もぞりと、布団の中で身体を動かしてから。ヒフミは寝室を出た。
「(喉、渇いちゃいました……)」
湿布の固定用に巻いてあるdice1d2=1 (1) (1.右、2.左)手の包帯を無意識にさすりつつ歩く。
「(あ、そうだ……)」
寝ている二人を起こさないように物音を立てず歩きキッチンへ。
そして『二人分』のペットボトル飲料を取り出して、彼の元へ。
「(せいばーさん、いるかな……?)」
玄関を出て辺りを見渡すと、彼は……
「こんばんは、ヒフミ」
「はい、こんばんは。せいばーさん」
眠気まなこなまま、屋根の上から飛び降りた彼に挨拶する。華麗な身の熟しで着地する彼へと何の疑問(キヴォトス人のフィジカルエリートはビルの側面を駆け降りたりするのだ。今更屋根の上から飛び降りてもファウストは動じない)も抱かず、ヒフミはペットボトルを渡す。
「眠れないのかい?」
ありがとう、そう言いつつ受け取りながらセイバーは静かに尋ねた。
「あはは……なんだか喉が渇いちゃって……」
そう答えてキャップを回す。
僅かな水音が、2人しかいない世界に響いた。
- 4811じゃんね☆24/07/09(火) 23:14:09
- 4821じゃんね☆24/07/09(火) 23:14:54
「───ねぇヒフミ……この世界は、美しいね」
「ほんと……ですか?」
「ああ、本当だとも。召喚されてまだ2日ほどではあるけれど……僕はこの世界に、君に召喚されて良かったと───そう思うよ」
雲が薄くたなびく夜空。微か遠くに見える星の光と、地上の輝き。見つめながらセイバーは言う。
「叶うなら、彼女達にも見せてあげたかったと……そう思うほどに」
言葉とは裏腹にあるのは、そこにあるのは甘く切ない、僅かな郷愁だけ。
叶わないと、分かりきっている。
それでも星に手を伸ばした、そんな幼い子どもの想いに似たそれで。
「セイバーさんの、大切な方ですか?」
ヒフミは思わず、でも躊躇わずにそう聞いた。
「うん、僕の───そうだね、紛れもなく大切な朋であり、友人であり、そして……」
セイバーもまた、躊躇わず答える。
幼き日の思い出を、若き日の宝物。苦心してなお誇りであると真実、疑わずに。ただただ隣にいる少女にこっそりと、自慢するかのように。
優しく告げたその言葉の先は。
「歓談中、失礼───セイバーと見受けるが、如何に?」
槍を携えた偉丈夫によって遮られた。 - 4831じゃんね☆24/07/09(火) 23:17:24
さて、
Recommend by BGM……〈光と闇〜FGO〜〉 - 484二次元好きの匿名さん24/07/09(火) 23:37:11
誰だ
- 485本編じゃんね☆24/07/09(火) 23:38:38
熱波。
ヒフミの脳裏に過ったのはそれだった。
黄金の兜、真紅の戦装束。
魔力放出、などではない。
ただ其処に『有る』。
それだけで、吹き荒れるような他者を圧倒する純然たる存在感。
あの酷く寒々しい冷気を思わせる妖艶な女傑とも清涼な薫風を纏うセイバーともまた違う焔の如き益荒男、即ちサーヴァントが其処にいた。
「ヒフミ、下がって」
端的に告げられた言葉に爆ぜるよう、ヒフミは応える。
「はいっ!よろしくお願いします!セイバーさん!」
サーヴァント戦である。寝起きで銃を持っていないヒフミではどうしても足手纏いになってしまう。
故に、即座に任せる判断と同時に言葉と身体を放たれていた。
その様子を使い込まれた傷を残す兜の覗き穴よりじっと、サーヴァントは見つめている。
まるでそれは見守るようでいて、微動だにしない。
「待たせてしまったかな?『ランサー』」
「構いませんとも───良い動きをするマスターだ、善い縁を結ばれましたな『セイバー』」 - 486本編じゃんね☆24/07/09(火) 23:39:18
否定も肯定もなく。ただお互いが構えを取りながら。静かに言葉を交わす。
「ありがとう。そういう君のマスターはどうだい」
「無論のこと。この地の娘子達は我が祖国の者にも劣らない」
溢れる言葉と溢れる熱気。
狂気じみたそれを押し殺す静かな声は重なって夜の帳に響く。
「全くだ。まだほんの数人だか、良き人々と感じるよ。貴き地位であれば召し抱えたい、なんて思わないかい?」
「はて、貴殿のような異国の騎士であれば女性に優しく……そう在るべきでは?」
「やれやれ、これは一本取られたかな」
「ははは、それはそれは───して、」
ランサーの立つ場所に火が灯る。
「腹の探り合いはこの程度にしましょう……あまり『夜遊び』に若い娘を付き合わせるのは忍びないですし」
───我々の語らいはこちらで十分でしょう?
槍を掲げる。それは決して決闘の構えなどではない。それはそう意志の表明。
即ち、
「なるほど、道理だ。ならば此処からは───剣で語らうとしようか」
開戦の合図であった。 - 487本編じゃんね☆24/07/09(火) 23:52:08
- 488本編じゃんね☆24/07/09(火) 23:52:51
- 489本編じゃんね☆24/07/09(火) 23:55:29
- 490二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:02:52
加速
- 491二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:07:08
ランサーはロムルスかレオニダス?
安価はKsk - 492本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:08:52
- 493二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:10:20
加速
- 494二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:14:28
耐久
- 495二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:15:55
耐久
- 496本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:19:23
- 497本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:24:58
- 498本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:26:50
- 499二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:30:45
かそっく
- 500二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:31:55
Ksk
- 501二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:39:28
幸運
- 502二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:41:10
スキル直感使用して幸運
- 503二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:45:51
- 504本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:48:01
- 505本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:48:39
【再度スキルの使用結果を測定】
dice1d100=78 (78)
- 506本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:50:35
- 507本編じゃんね☆24/07/10(水) 00:51:42
- 508二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:55:50
ぬんッ!
- 509二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:56:54
むんぬぁ!
- 510二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:57:15
飛ばす
- 511二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 00:58:43
法具発動
- 512二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 01:02:10
- 513本編じゃんね☆24/07/10(水) 01:02:48
- 514本編じゃんね☆24/07/10(水) 01:07:32
- 515本編じゃんね☆24/07/10(水) 01:11:18
- 516本編じゃんね☆24/07/10(水) 01:16:36
- 5171じゃんね☆24/07/10(水) 01:20:32
- 518コメント返しする1じゃんね☆24/07/10(水) 01:26:10
- 519寝る前に1じゃんね☆24/07/10(水) 02:10:35
- 5201じゃんね☆24/07/10(水) 02:11:53
- 521二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 10:11:22
かわいい
- 5221じゃんね☆24/07/10(水) 11:34:20
- 5231じゃんね☆24/07/10(水) 15:16:34
遅くなってじゃんね☆
こっちの都合で時間変更したりしてごめんなさい……じゃんね☆
さて今日一発目の安価は……昨日の戦利品についてじゃんね☆
安価先は>>533さんじゃんね☆
以下の①②③から『1つずつ』えらんで欲しいじゃんね(今回は合計3つ選択……ってわけじゃんね)
【①イベント報酬ステータス編】
1.筋力
2.敏捷
3.魔力
4.スキルと関係ない?項目から一つ(宝具以外から具体的に書いて……じゃんね☆)
【②イベント報酬スキル編】
1.第一スキル
2.第三スキル
3.スキルと関係ない?項目から一つ(宝具以外から具体的に書いて……じゃんね☆)
【③イベント報酬アイテム編】
1.赤銅の林檎(HPと魔力回復・増加)
2.古びた円卓の欠片(戦闘時のステータスアップ)
3.テルモピュライの熱砂の欠片(相手サーヴァント情報の一部開示及び交換アイテム)
- 524二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:18:08
このレスは削除されています
- 525二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:21:44
これは1つのレスに①②③の選択を書く感じ?
- 526二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:23:47
このレスは削除されています
- 527二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:25:18
① 3
② 1
③ 3
こんな感じでいいかな? - 5281じゃんね☆24/07/10(水) 15:25:39
そうじゃんね☆
①②③から1つずつ、選んで書いて欲しいじゃんね☆
今回の報酬は3つ、プレゼントじゃんね☆
特別じゃんね☆
あと気になったとか聞いてくれてありがとうじゃんね☆
……あんまり何回もするとご迷惑かなぁとか思ってそういう形に今回はしてみたじゃんね……
もしあれだったら安価先はもう一回変更するのもありだから言って欲しいじゃんね☆
- 5291じゃんね☆24/07/10(水) 15:27:56
- 530二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:30:28
①1
②1
③3
とりあえず戦闘で有力な手札は欲しいしステータス開示は筋力開けたさはある - 531二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:34:39
①1
②1
③3 - 532二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:34:57
①1
②2
③3 - 533二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:35:43
① 1
② 1
③ 3 - 534二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:39:24
①2
②2
③1 - 5351じゃんね☆24/07/10(水) 15:48:09
【安価の結果】
【ステータス及び第二スキルの情報開示が選択されました】
【ステータス】
筋力:A(+dice1d10=2 (2) )
【保有スキル】
スキル名:魔力放出
ランク :A
分類 :アクティブ
説明 :武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬時的に放出する事によって能力を向上させる。セイバーは『竜の炉心』を持つ為、極めて高い『魔力放出』スキルを有する。
効果:戦闘イベント時、選択したステータス・宝具のダメージに1d50のボーナス。
【戦利品アイテム】
アイテム名:テルモピュライの熱砂の欠片
分類:マトリクス
説明:テルモピュライの熱砂、その歴史の一欠片。
彼が歩んだ道のりがほんの僅かだが刻まれている
【おはようございます】
【サポートシステムからお知らせです】
【敵サーヴァントの情報マトリクスを入手した為、敵サーヴァントの情報が以下のダイス結果から取得されます】
【ダイス結果に従って、ステータス・スキル・真名以外の基本データから好きな物を一つ選択して下さい】
【安価先は>>545】
【それでは皆様】
【良い選択を】
dice1d4=3 (3)
①ステータス
②クラス別スキル
③保有スキル(※第一、第二、第三のいずれか一つ)
④基本データ(※真名を除く)
- 5361じゃんね☆24/07/10(水) 15:50:43
- 537二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:51:17
①
- 538二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:52:26
先ずは1かな
- 539二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:53:28
②
- 540二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:56:25
加速
- 541二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:59:44
ニ
- 542二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 15:59:44
加速
- 543二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:00:27
①
- 544二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:00:41
③
- 545二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:01:08
- 546本編じゃんね☆24/07/10(水) 16:09:37
- 547本編じゃんね☆24/07/10(水) 16:11:55
- 548本編じゃんね☆24/07/10(水) 16:13:17
【2日目夜・戦闘イベント/回想】
【記録を再生します】
剣での語らい、その始まりは
「それではまず───」
「この1手からッ!」
セイバーの踏み込みからであった。
豪剣、一閃。
風を巻きつけるように、周囲を抉るように裂きながらの吶喊。
セイバーが手にする剣は未だ風王結界によって秘匿され、その長さも幅も知れない。
その恐ろしさは戦闘を嗜む者なら言わずとも分かるだろう。
『間合いを測る』、という戦いの基本。
それが消失している。
その状態と自らの『耐久』を加味して、カウンターを考慮もしない疾走。
故に、疾駆するセイバーに
「なんのォッ!!」
『ランサー』の返す手は盾を大きく構えた物。
受け止め、受け流し、返す槍で討つ。
酷く単純な手段。
前面に構え自前の『筋力』、その剛力をもってセイバーを止める宣言の現れ。
「はァッ!!」
「ほう───ルァッ!」
轟音。鉄と鉄。
疾風と熱波の衝突は剣と盾という形で現出し、地面に亀裂と重い空気の伝播を齎す。
数瞬、力が拮抗し─── - 549回想じゃんね☆24/07/10(水) 16:15:40
「ぬぅああぁオォォォッッ!!!」
「ふん……ッ!!」
セイバーの豪剣が盾を押し返し、そのままその衝撃をランサーへとぶつける。
「……ぐぅゥッ!」
「……」
膝こそつかないランサーだが勢いは殺せなかった。
暴力的な衝撃をその身に受けて、全身が僅かに軋み肺が握り込まれたように呼吸が浅くなる。
───戦時の『幸運』、即ち隙が生まれた。
セイバーに『直感』が奔った。
「さあ!行こうか……斬り伏せて、みせるともッ!!」
勝鬨一つ。吼えて進むは蒼銀の騎士。
体勢を崩した『幸運』に言葉と共に駆け出して、その首を刎ねんと跳ぶ。なれど───
「これだ……ッ!!ここで攻めるッ!!」
侮るなかれ。対するのもまた、歴史に名を刻んだ英雄。ヒフミもセイバーも知らぬことではあれど、彼は『窮地』にこそ輝く。
「どぅぅアアア───しッ!!」
焔の如きか、喝を入れて槍と盾で応戦。
距離を離すでもなくそのまま。その身のコンディションを建て直しつつ戦うという荒技をキヴォトスの地で魅せる。一合、二合、重ね合い、火花を散らす。剣を叩く、盾で逸らす。首を裂かんとす、槍を合わせて臓腑を狙う。
互いが一撃必殺を望む剣戟の応酬、その速さは止まる事を知らない。それもその筈だろう。 - 550回想じゃんね☆24/07/10(水) 16:16:57
クイック・ドロウ、という早撃ち競技を皆様はご存知だろうか。合図で互いに銃を抜き合い、どっちが先に相手を撃てるかを勝負するガンファイト。今となっては撃ち合うといった勝負は無くなったが……そこから派生したスポーツ競技の一つが『クイック・ドロウ』だ。
そしてその歴史の中には、あまりの速さに指先の速さは『音速』にまで到達した……という記録がある。
ならば、道理なのだ。
人類史が誇る戦士達の頂点、英霊に至るほどの武芸を有した彼らが振るうその剣は、槍は。
今、音を置き去りにしている。
そして百を遥かに越えた応酬はセイバーに軍配が上がる。
セイバーの背でそれを見守るヒフミにそれは、完全に把握できたわけではない。
或いは各学園の最高戦力、またはそれに準ずる実力者であれば同様の動きには『単独では』至れずとも、見切る事は容易だが───
ヒフミの真価は直接戦闘ではない。
だが、それでも。 - 551回想じゃんね☆24/07/10(水) 16:19:26
(……ペロロ様っ!セイバーさんをお願いします!)
ここを好機と、そうヒフミは『直感』した。
心の中で大好きな『ペロロ様』を思い描き、勇気を出して大声を。
「セイバーさん!───宝具を!!」
その声に、
「ああ!決着をつけよう!!」
セイバーの右手、そこを中心に嘶きが噴き上がる。
「風よ───吹き荒れろッ!!」
重低音と空気を裂く甲高い叫びが合わさり、セイバーの宝具『風王結界』(インビジブル・エア)が一時的にその姿を変える。『風王鉄槌』、即ちストライク・エア。疾風の暴威を放つ一撃へと。だが───
「計算通りだッしゃおらァッッ!」
相対するランサーに驕りも油断もなかった。セイバーもヒフミも未だ知らない。彼こそは歴史上、類を見ない負け戦で輝かしき戦歴を刻んだ防衛の妙手。
護ること、それにおいては数多の英霊達の中でも五指に入るだろう事を。
故に。
「……なッ!?」
彼の『耐久』、その五体が構えた盾は爆風を打ち破って……
「ぬんッ!はッ!とぅあァッ!……ふッ!」
砕けたアスファルトと砂利が構成した粉塵のその先には刀傷を僅かに残しつつ、『風王鉄槌』を受けてなお五体欠けることなく万全な姿の英雄があった。 - 552回想じゃんね☆24/07/10(水) 16:26:42
月夜を背に双方睨み合いが暫し続く。
そして。からんと、軽やかな金属が響く。
『ふむ……今宵は此処まで、ですかな?』
『夜遊びはもう良いのかい?ランサー』
『はははっ私としてはもう少し貴殿と語り合いたい……叶うなら夜通しでも。ですが』
兜で見えないその表情、だがヒフミにはなんとなしにその先にある快活な笑顔が見えた気がした。
『我がマスターはいたく心配性でして……この身には少々擽ったいですが、彼女の気遣いを無碍には出来ませんので』
私には勿体ない御方だと、心底堪らぬと喜色の浮かんだ声で自慢するようにランサーは言う。
『───良いのかい?』
『はて、何のことやら?……此方だけ歓待を受けて、ましてや屋敷の主人の顔まで覗いておきながら手土産もなしでは我が主人の顔に泥を塗ってしまいますからな』
そう言ってランサーは踵を返す。
堂々と背を向けるも、セイバーは追う事はない。
騎士道に悖るのもある。
だが何より、目の前のこの気持ちの良い漢が魅せた背中を討つのは自分もヒフミも品位を下げると理解していた。
『では良い夜をセイバーとそのマスターよ……とぅわッ!!』
掛け声一つ、ランサーは夜の闇に消えていった。
【回想を終了します】
【暫しのご歓談を】 - 553回想じゃんね☆24/07/10(水) 16:35:19
【暫しのご歓談を】
【暫しのご歓談を?】
【暫しノご歓談、を?】
【 ̶暫̶し̶の̶ご̶歓̶談̶を̶】
【 ̶暫̶し̶の̶縺疲ュ楢ォ?r】
【證ォ縺励?縺疲ュ楢ォ?r】
【豌励r縺、縺代※繝壹Ο繝ュ讒】
【不明なアーカイブが接続されました。システムに深刻な障害が発生しています】
【アーカイブよりデータを受託】
【該当データ……一件】
【損傷が激しく一部しか再生できません】
【データの解凍を───】
【選択しますか?】
【安価先>>563】
【1.解凍する 2.解凍しない】
- 554二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:37:00
1
- 555二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:50:13
1
- 556二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:51:02
加速
- 557二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:54:05
蜉?騾溘@縺
- 558二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:55:40
1
- 559二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 16:56:11
1
- 560二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:00:15
なんだイレギュラー乱入か?
解凍してもしなくてもやばそうだがひとまず1で - 561二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:04:01
1
- 562二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:04:24
1
- 563二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:09:51
- 5641じゃんね☆24/07/10(水) 17:13:14
- 565二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:16:49
うおっ黒服か…
- 566回想じゃんね☆24/07/10(水) 17:17:08
- 567回想じゃんね☆24/07/10(水) 17:23:11
「さてさて、しかしこれはまた随分と……クククっ」
「嗚呼いえ、貴女はご存知なくとも我々は知っているのですよ」
「『外』を知る我々は」
「その御仁が成し遂げた伝説、いえ───輝かしき偉業を」
「ククク……なるほどなるほど、土地の縁は僅かにズレてはいますが……貴女が歩んだ道のりを考えれば、勇壮な獅子こそが似合いの様子。ならば確かに貴女に相応しいサーヴァントと言えるでしょうか」
「嗚呼失礼を……そう殺気立てないで頂ければ有り難いです。こんな身なりでも私も恐ろしいのですから」
「おや、もうお帰りに?……では彼に『もし』会う事があれば伝言を───これ以上の介入を私と彼は認めない」
「もしこのキヴォトスが『破壊』される事になれば、我々ゲマトリアに残る戦力を持って対処をする……と」
「もっとも、彼にそのつもりがないからこそ……手をこまねいていた貴女達に接触したのでしょうが。全く困った方ですよ、本当に」
「それでは、『⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎』、お気をつけてお帰りを」
「これで7人のマスターの『選択』と7騎のマスターの『召喚』が完了しました」
「第三のマスターはその意義を知らずと友と共に青春を謳歌し」
「第四のマスターは困惑から道を定められぬまま歩き始め」
「第五のマスターは己が道を違える事なく従者と共に歩み」
「第六のマスターは流石といった様子でぎこちなくも既に動き出し」
「そして第七のマスターは理解をもって『選択』している」
「今宵からいよいよ本格的に聖杯戦争は始まる……始まってしまう」
「さぁ、貴女はどうしますか?」
───阿慈谷ヒフミさん? - 568泣きそうな1じゃんね☆24/07/10(水) 17:25:19
- 569お知らせする1じゃんね☆24/07/10(水) 17:30:40
- 570二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:38:22
敵マスターの情報何もないから今は待ちに徹するか
街中歩き回って異常を探したりあえてセイバー目立たせて相手を挑発するか
他に出来そうな事あるかなあ? - 571二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:44:02
クックック…楽しみ。
- 572二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:44:49
他に出来そうな事
ランサーがそこまで敵対的とは言えないしあまり意味は無いかもだけど
ランサー対策に合宿所の教室で300 〈スリーハンドレッド〉上映しながらテルモピュライの戦いについて歴史の授業 とか? - 573お知らせする1じゃんね☆24/07/10(水) 17:45:34
≪探索イベントについて≫……じゃんね☆
探索イベントは1日4回、午前1回、午後2回、夜1回。大体作中時間で9時から3時間ずつ刻んで感じで行えるイベントじゃんね☆
セイバーが食べちゃった3日分の食料(🎲結果じゃんね……食い過ぎじゃんね……)や各種アイテム(🎲結果で戦闘イベントとかにも役立つ物)をショッピングしたり、図書館に行ったり、ティーパーティーに会いに行ったり、シスターフッドに会いに行ったり……活動拠点の合宿所から行けるトリニティ内ならなんでもありじゃんね☆
ただし!他自治区まで行く時は探索イベントが1回分スキップされるから注意じゃんね☆
例えば午前中にトリニティを出てゲヘナ地区に行ったら午前の探索活動はなし……午後からの2回だけになるじゃんね☆
……もちろん、このルールの穴(例えば他自治区にいくまでの電車の中で相談するとか)用意してるけど……基本的には気をつけてほしいじゃんね☆
ちなみに、たびたび発生してる⦅交流イベント⦆はその時その時の安価結果(例えばハナコやコハルと相談しながら買い物する、図書館にみんなで行って色々調べる)みたいなのを見て1がいい感じに処理するじゃんね☆
色々試しながら遊んで欲しいじゃんね☆
それじゃあ【3日目午前・探索イベント】でしたいことを>>588からdice1d5=3 (3) 個目までのレスまで安価じゃんね☆
- 574コメント返しする1じゃんね☆24/07/10(水) 17:52:14
- 575二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:53:47
そっか、思えばクルセイダーちゃんを取りに行くのもありか
セイバーは騎乗スキル持ちだし - 576二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 17:57:56
持ってればライダーにも対抗出来そうだし有りな気がする
- 577二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:02:30
やるか…強奪
- 578二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:08:51
強奪しなくても一応現在は補習授業部の備品扱いみたいな感じになってなかったっけ?
- 579二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:26:13
1.5のPVで補習部乗せて普段使いしてるっぽかったね
- 580コメント返しする1じゃんね☆24/07/10(水) 18:26:54
- 581二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:38:03
良いね
- 582二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:38:36
楽しみよ
- 583二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:40:10
ランサー一体だれなんだ(笑)
- 584コメント返しする1じゃんね☆24/07/10(水) 18:44:57
- 585二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:48:35
2台目…そういうのもあるのか
- 586二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:53:09
他のマスターにはヒフミがマスターだってバレてるのか?
- 587二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:54:49
さて…安価の時間だ
- 588二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 18:58:44
- 589二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 19:03:34
安価なら聖杯戦争の常識とかをもうちょっとセイバーに聞く
- 590二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 19:04:39
みんなで色々と物資を買いに行く
- 5911じゃんね☆24/07/10(水) 19:10:17
- 592本編じゃんね☆24/07/10(水) 19:33:42
【3日目午前・探索イベント】
【トリニティ自治区郊外・補習授業部合宿所】
『1. 備品のクルセイダーちゃんを取りに行くついでに何かあった時のかく乱用で二台目を少し借りる()』
「緊急事態です……」
ランサーとの戦闘から一夜明け、朝食を食べ終えた補習授業部一同の間に重々しい空気が漂っています。
昨晩の戦闘後に起きていたハナコと話し合った結果、かなりまずい状況なのがわかりました。
ちなみにコハルちゃんはぐっすり寝てました。
流石コハルだね、とセイバーさんも褒めてくれましたよ!
「なによヒフミ……なんか問題でも起きたの?」
「はい、正直言ってかなり状況はまずいです」
「そ、そんなになの……?」
おっかなびっくり、と言った様子でコハルちゃんが私に聞いてきます。
それに私は声を落として答えました。
「はい実は……今日のアズサちゃん退院パーティの食料が全然ありません!!!」
「というより、今日の分で食料は最後ですね」 - 593本編じゃんね☆24/07/10(水) 19:44:00
頬に手を当て「困りましたねー」と言いながらハナコちゃんが同意してくれました。
それにコハルちゃんはあまり驚いた様子はなく、むしろホッとしたように、
「なによもう!驚かせないでよね!ご飯ならこのあと買いに「すまない……確かに緊急事態だ……」……はへ?」
そこに被せるようにセイバーさんの声が掛かりました。く、暗いですセイバーさん。どうやら責任を感じているのか、その整った顔に陰があります。フード被ってるからかもしれませんが……。
「気を落とさないで下さい、セイバーさん。お作りした料理を一人でたくさん食べて頂いて、私達も作り甲斐がありますから」
な、ナイスフォローですよハナコちゃん!優しいハナコちゃんの言葉に、セイバーさんも「ははは、ハナコには敵わないなぁ……」だなんて笑って返してます。 - 594本編じゃんね☆24/07/10(水) 19:44:34
「そうですよセイバーさん!今度からはセイバーさんが食べる分も考えてたくさん用意しますね!」
そうと決まれば次の行動も自ずと見えてきます。
食料がなくてはこの合宿所生活もままなりません。
またマリーちゃんにお願いするのも申し訳ないですし……
「え、ちょっと」
いい機会ですから、セイバーにもトリニティをご案内がてら買い物に行くのもいいかもしれませんね。
「しかし、兵站は重要だ……それを言われるがままに僕は……」
「セイバーさんは夜ふけに女の子達の大事なもの(※全体の食料の3/4)を貪ってしまったんですよ、コハルちゃん。これは緊急⬛︎態ですね♡」
「えっち!変態!駄目!!……っていやだから買いに……」
そんな事を考えているとセイバーさんは兵站の重要性についてコハルちゃん達に教えてあげてくれています。
そういったことはトリニティでも一部の学生しか習いませんが、コハルちゃんは正義実現委員会にも所属しているのでちょうどいいのかもしれませんね。
それはさておき、
「このままじゃまずいです……かくなる上は……」
私は一呼吸おいて宣言しました。
「クルセイダーちゃんを出します!!!」 - 595本編じゃんね☆24/07/10(水) 20:07:18
そういうわけでクルセイダーちゃんを引き取りに、それと一緒にセイバーにトリニティをご案内しようと思って合宿所を離れて自治区の中心街に向かっていました。
「えぇ……なんで普通に買い物にいけばいいだけじゃない……緊急事態ってそんなことないんじゃ……」だなんて何故か困惑しているコハルちゃんでしたがちゃんと一緒に着いてきてくれるようです。
『あそこにあるのがこの後みんなでお買い物に行くショッピングモールです』
『へぇ……随分と大きな。だけどあまり現代的な佇まい、ではないね?』
『はい、トリニティは歴史ある自治区なので、その歴史を大切にする為に建造物も昔からあるものを大切にして景観を守っているんです』
と念話をしながら私が指差す先にあるのは煉瓦造りの老舗大型高級百貨店。トリニティ生達が休日遊びに行くショッピングモールの中では、どちらかといえば少し高級志向なフォーマル寄りのお店です。
「ねぇ、ハナコ。なんで『Hello's』にするの?あそこ、高いんでしょ?」
「ええそうですね……普段でしたらもう少しカジュアルなお店で買い出しをしたいのですけど、今回はアズサちゃんの退院祝いの食材やお花がいりますから」
「ふ〜ん、まぁ!私はエリートだから!ああいうお高いお店もいつかは行かなきゃって思ってたからちょうど良いけどね!」
そんな二人の会話に紛れながら私はセイバーさんと念話を続ける。
ハナコちゃん曰く、グループの会話の中に混ざっていれば念話をしていてもカモフラージュになるのでは……という発案です。
『あはは……そんなわけで今日は奮発です』
『なるほど。君たちの供をしてあの建物の中に入るのが今から楽しみだ』
『はい!楽しみにしておいて下さい!』
そんな会話をしながら私達はクルセイダーちゃんの整備(先日海に出掛けたので足回りのメンテナンスをお願いしてるんです!潮風とかの錆びが怖いですからね!)を頼んでいる正実かかりつけの工場に向かっています。
でもこの後、セイバーさんがシオシオになってしまうだなんて。
私は思っても見なかったんです。 - 5961じゃんね☆24/07/10(水) 20:09:16
- 597二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 20:11:05
イギリスの老舗高級百貨店かな?
- 5981じゃんね☆24/07/10(水) 20:19:07
- 5991じゃんね☆24/07/10(水) 20:32:42
「あ、コハルちゃんだ」「今日は補習じゃないの?」「コハルちゃんこの前のシフトで出れなかった時のBD授業のノートあるよー」「コハルちゃん、浦和先輩こんにちは!」「じゃんねじゃんね」
「ひふみんもいるじゃん!……あれ、ってことはコハち、また試験落としたの?そろそろ単位やばいんじゃ……」「でへへ浦和先輩きょうもおっ○いでっけぇですね……」「それなら、下江、今度うちおいでー」「理系科目ならまかせてー」「あ浦和先輩ついでに文系科目お願いできます?私達も苦手で……」
受付を済ませて正義実現委員会が管理する整備工場『ブリッジ工場』の中へ。
正義実現委員会の方や工場勤務のバイトをしてる子達とお喋りしつつのんびり、クルセイダーちゃんを車庫から出てくるのを待っていると、
『そういえば、ヒフミ。クルセイダーちゃんっていうのはどんな子だい?』
セイバーさんから質問がきました。
『あれ?もしかして私説明がまだでしたっけ……?』
『どうやらその子もまたホシュウジュギョウブのメンバーなんだろう。君達と共に戦ってくれる大切な戦友だからね、出来るなら直接会う前に少しでもその子の事を知っておきたいんだ』
そういうことなら、と私は意気込んでクルセイダーちゃんについて説明しようとして…… - 6001じゃんね☆24/07/10(水) 20:50:07
『クルセイダーちゃんは大きくて……』
『なるほど、背の高い整備士なのかな?』
クルセイダーちゃんの姿を思い出します。
『装甲もしっかり硬くて……』
『……ん?』
硬くて、速くて、
『砲身もとっても長くて……』
『は……いや……えぇ……?』
私達の夏の思い出を彩ってくれて、
「おーい!ヒフミちゃーん!連れてきたよー!」
『そうですちょうどあんな感じの子なんです!!』
と、そこまで語ったところで整備担当の子がクルセイダーちゃんこと『巡航戦車 Mk.VI クルセーダーⅠ型』が到着しました!!
『え、えぇ……』
「いやぁやっぱり足回りが結構、ね」
「ヒフミの運転が荒っぽいからよ!酷使しすぎ!!」
「あはは……面目ないです……」
そう言いつつ受領書にサインをしてすっかりお馴染みになった補習授業部の備品『クルセイダーちゃん』に乗り込みます。中はそれほど広くありませんけど、この後買い出しに行った時の荷物は積み込んだり、外側に括りつければたくさん買っても持ち帰れます。その為のクルセイダーちゃんです。
「あら?あそこにあるのは……?」
「おっ!ハナコ先輩、お目が高い」「さすハナ」「ハナちゃん先輩かわいい」「じゃんねじゃんね」「浦和先輩しゅき……」「誰ですか今の」
同じようにクルセイダーちゃんに乗り込もうとするハナコちゃんがその時、何かを見つけたように工場の片隅、シートを被っている物を見つけました。 - 601二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:00:48
個性たっぷりなモブちゃん達だ、それぞれが己が青春の主人公なんだよね
謎のじゃんね妖怪が約一匹混じってるようだが… - 6021じゃんね☆24/07/10(水) 21:04:32
「あれはねー不良品って言われて返品されたんだ」
「パテル派の子達が買ったんだけど何回乗ってもハンドルが捥げるんだって」「力入れすぎだよねー」「誰が運転したんだろうねー」「まあクルセイダーに比べるとわりと癖あるしねー」
と正義実現委員会の子達が口々に教えてくれます。
どうやら今は使われてない戦車のようです。
……なるほど。
「ちなみにあれってレンタルとかって出来ますか?」
昨晩を思い出す。
セイバーさんとランサーさんの戦いは苛烈で例え銃を持っていても私だけではとても力になれないんじゃ……そんな風に思わせるほどでした。
だから私には今、必要なものがあります。
「ええ……まあ直してあるけどなぁ……」「貸すのはちょっとねー」「私達も廃棄に困ってるけど、だからって使いにくい子、渡すのは気が引けるし……」「ひふみんに渡すとまたハスミ先輩怒るし」「ヒフミちゃんに轢かれたくないし」「阿慈谷の運転上手いけど荒いんだよなぁ」「またイチカ先輩にお仕置きされちゃう……///」
力。今この瞬間に、そしてこれから皆んなを守るために私は力が必要なんです。
その為に、私は
「アー!ミテクダサイ!!あそこにシスターフッドの大名行列が!!!」
覚悟を決めます!!! - 6031じゃんね☆24/07/10(水) 21:17:43
工場内の目線が一斉に外に向かいます。何故かコハルちゃんもつられて外を見てますし、ハナコちゃんの目線は逸らされてますがこの際気にしません!
ペロロ様!私!やります!!
『セイバーさん!!』
『アー、ナンダイ?ヒフミ』
私はテキパキとクルセイダーちゃんに乗り込むとエンジンをいつでも始動できるよう、待機します。
大名行列が気になって探している彼女達に気づかれるわけにはいきません。
『チャンスです!!あっちの戦車に乗り込んで下さい!!騎乗スキルで!!』
『……すまない、聞き間違いだろうか?もう一度……』
『時間がないんです!!早くあっちの戦車に乗って合宿所に置いてからまた戻ってきて下さい!!』
『ふぁ、ファウスト……僕ら一度、その、少し方針というか倫理というか道徳についてだね、その話し合いを……』
おかしいです、何故かセイバーさんもとい謎のヒーローXさんがお願いを聞いてくれません。
でも今は話し合いをしてる暇はないんです!
『大丈夫です!!キヴォトスでは問題ありません!!!さぁ!早く!!!』
その言葉を皮切りに、
『あ……はい……』
無事に謎のヒーローXさんは行動に移してくれて、
「それでは皆さん!!!ちょっとお借りします!!!」
お腹の奥に響くような重低音を掻き鳴らして、工場を脱出したのでした。 - 604二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:21:51
ひ…ひでぇ…w
- 6051じゃんね☆24/07/10(水) 21:22:00
- 606二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:24:05
油断したなセイバー!キヴォトスとはこういう治安だ!
- 6071じゃんね☆24/07/10(水) 21:26:13
- 608二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:34:51
そういえばアズサちゃんってアリウススクワッドの連絡先知ってるんだっけ
- 6091じゃんね☆24/07/10(水) 21:37:46
とりあえずクルセイダーちゃんの確保と戦車一台ゲットしたじゃんね☆
セイバーにはこの後、借りた()戦車で追っ手を振り切って合宿所に届けてから霊体化して走って百貨店まで来てもらうじゃんね☆
ちなみに借りた戦車はカヴェナンターとセンチュリオンで迷ったけどヒフミが「センチュリオンちゃん!」って呼んだら可愛いかなぁって思ったのと認知度あるからセンチュリオンにしたじゃんね☆
これも大筋にかかわらないやつだからそんなに気にしないでね……じゃんね☆
次は買い物じゃんね☆
食料はもちろんだけど、アズサへの退院のお祝いを買うじゃんね☆
>>620までにお祝いの品&買い物中に会話したい事を書いて欲しいじゃんね☆
その中からダイスして決めるじゃんね☆
書き方は↓を参考にして欲しいじゃんね☆
『スカルマンの菓子パン。セイバーの苦手なもの』
みたいな感じじゃんね☆
でももっと詳しく書きたい!とかせっかく高級百貨店行くならとか!こんな話をしたい!とかあったら長文とかなんでも好きに書いて大丈夫じゃんね☆
それでは安価お願いします……じゃんね☆
難しいじゃんね……現住所は分からずとも、少なくともサオリ・アツコあたりのモモトークは知ってるんじゃないかと思ってたじゃんね……
もし有識者の方いたら教えてほしいじゃんね☆
- 610二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:44:33
そういえばトリニティってイギリスモチーフだしセイバーに馴染みありそうな料理とか食材あったりするかな?
ヒフミは現状はセイバーの真名知らないからあえて選ぶとかは出来なそうではあるけど - 611二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:55:50
ジュースセイバーの好きなもの
- 612二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 21:57:23
果物盛合せ。セイバーはどこの国の人なのか?
- 613二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:00:01
スカルマンチョコ、セイバーの故郷の話
- 6141じゃんね☆24/07/10(水) 22:00:30
安価中だけど質問に答えさせてほしいじゃんね☆
基本的には610さんの考え通り「高級百貨店の地下食材コーナーには安価指示のあった物は『ある』という設定」「直接聞くか何かしない場合ヒフミはセイバーの真名を知らないからイギリスにちなんだ料理や食材を選んだらそれは偶然」って処理になるじゃんね☆
ちなみにトリニティ=イギリスモチーフ説を一応ふんわりえっせんす、ぐらいの気持ちで本スレで採用してるじゃんね☆
だから英国関係の料理にしてもいいし、全然関係ないのチョイスしてもそれはみんなの自由じゃんね☆
安心してレスしてほしいじゃんね☆
一応安価中だからもしこのレスが🎲で選ばれた時用に……
dice1d6=5 (5)
①セイバーボーナス☆
②アズサボーナス☆
③☆↑🐟
④クリティカル☆
⑤うなぎ
⑥ふぁんぶる
- 615二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:00:58
このレスは削除されています
- 616二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:05:09
米 セイバーの故郷
- 617二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:06:16
高級百貨店行くなら、たまたま期間限定でアーサー王にちなんだ騎士王ペロロ様ぬいぐるみ(ペロロサウルスとか忍ペロさんとかいろいろなペロロ様ぬいぐるみあるみたいだしオリジナルのペロロ様もありかな?って)が販売してたみたいな感じで、それをアズサへの退院のお祝いに
それを見たセイバーがどんな表情するのか - 618二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:06:40
ステーキ弁当。セイバーの好物
- 619二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:12:54
安価はモモフレンズクッキー セイバーの故郷の話
女の子らしくイケメン騎士の過去の恋について恋バナとかして欲しいけど地雷原だからね
閃光弾とか煙幕ってサーヴァントに通用したっけ するならあると便利かな - 620二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:14:12
スカルマンの菓子パン。セイバーの苦手なもの
- 6211じゃんね☆24/07/10(水) 22:16:57
- 6221じゃんね☆24/07/10(水) 22:25:48
- 6231じゃんね☆24/07/10(水) 22:28:09
- 6241じゃんね☆24/07/10(水) 22:31:05
- 6251じゃんね☆24/07/10(水) 22:32:25
- 6261じゃんね☆24/07/10(水) 22:39:20
選ばれたのは以下の通りのメンバー……じゃんね☆
いい感じじゃんね☆
①イギリスモチーフの料理や食材
②ジュース
④スカルマンチョコ
⑥色々な肉
⑨ステーキ弁当。
⑩モモフレンズクッキー
11.スカルマンの菓子パン。
次はセイバーとの会話デッキじゃんね☆
内容が同じやつが当たったら(例えば④と⑦とか)、その時は確定情報獲得……って扱いにするじゃんね☆
ただし、ダイス目が被ったら振り直すじゃんね☆
ではdice6d11=10 10 2 9 6 9 (46)
①選ばれなかった選択肢から🎲
②セイバーの好きなもの
③セイバーはどこの国の人なのか?
④ セイバーの故郷の話
⑤ 選ばれなかった選択肢から🎲
⑥セイバーの友達について
⑦ セイバーの故郷
⑧ 騎士王ペロロ様へのセイバーの感想
⑨セイバーの好物
⑩セイバーの故郷の話
11.セイバーの苦手なもの
- 6271じゃんね☆24/07/10(水) 22:43:03
- 6281じゃんね☆24/07/10(水) 22:44:58
- 6291じゃんね☆24/07/10(水) 22:46:30
- 630二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 22:48:01
ダイスがとにかく振り直しさせたがってて草
- 6311じゃんね☆24/07/10(水) 22:51:54
- 6321じゃんね☆24/07/10(水) 22:57:18
【……皆様、お疲れ様でした】
【それでは】
【ダイスを振ります】
【以下の①〜⑥の会話の中で情報取得が可能だったか判定します。ダイス結果が5以上で取得成功です】
①セイバーの好きなもの
②セイバーはどこの国の人なのか?
③セイバーの友達について
④セイバーの好物
⑤セイバーの故郷の話
⑥セイバーの苦手なもの
【ダイスは1d10で測定します】
【なお、今回から絆レベルが1になった為】
【情報取得時等のダイス測定時に】
【その結果に+1のボーナスが付与されます】
【良き結果を】
① dice1d10=10 (10) (+1)
② dice1d10=6 (6) (+1)
③ dice1d10=4 (4) (+1)
④ dice1d10=6 (6) (+1)
⑤ dice1d10=5 (5) (+1)
⑥ dice1d10=3 (3) (+1)
- 6331じゃんね☆24/07/10(水) 23:06:19
6個中5個だけど……またあのセイバーだと難しいところが……上手くぼかすじゃんね……
とりあえず今日はここまでになるじゃんね……思いの外🎲で手こずったじゃんね☆
明日は買い物をダイジェスト形式でやって交流イベント&残ってる『聖杯戦争のルールについてセイバーに尋ねる』を処理しつつ、アズサちゃん迎えるところからスタートじゃんね☆
午後は2回行動できるから、また行動安価するじゃんね☆
2回だから他自治区に行っても1回は探索イベント出来るし、トリニティ内なら2箇所ぐらい探索できるじゃんね☆
今日は時間がかなり遅れたりした中、お付き合い頂けて本当にありがとうございました……じゃんね☆
また明日もよかったら遊びに来てほしいじゃんね☆
ちなみに明日は17時開始予定じゃんね☆
それではみんなお休みなさい……じゃんね☆ - 6341じゃんね☆24/07/10(水) 23:07:29
🎲くんがちょっとワンパクすぎるじゃんね☆
- 635二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 23:10:22
苦手をぼかすのはらしいっちゃらしいか
おつですまた明日~ - 6361じゃんね☆24/07/10(水) 23:11:48
ふと思ったじゃんね……
故郷の話と、セイバーがどこの国の人ってもしかして同じ内よu……
大丈夫じゃんね……加速に比べれば大したことないじゃんね☆
うまいこと処理するじゃんね☆
そう言ってもらえると助かるじゃんね☆
今日は遊びに来てくれてありがとじゃんね☆
また明日、会えるの楽しみに待ってるじゃんね☆
- 637二次元好きの匿名さん24/07/10(水) 23:53:46
今の所
剣:アーサー ヒフミ
槍:レオニダス? 不明(まともな性格ではある)
弓:不明 不明
騎:不明 不明
術:バベッジ? モモイ
狂:不明 不明
殺:スカサハ 不明(黒服もしくはその知り合い)
容疑者:トキ、ホシノ、ミカ、マリー、ミノリ、アル、シロコ*テラー、カヤ、シュロ、ハルカ、ナツ、(黒服)
一人目は聖杯戦争について理解してる
スカサハは「目撃者は殺せ」と言われている
七人目が変わったサーヴァントっぽい(獅子が関係している?)
工務部がデモ中(ミノリがマスターになった?)
「第三のマスターはその意義を知らずと友と共に青春を謳歌し」→モモイ?
「第四のマスターは困惑から道を定められぬまま歩き始め」
「第五のマスターは己が道を違える事なく従者と共に歩み」→ミノリ?
「第六のマスターは流石といった様子でぎこちなくも既に動き出し」→知り合い?
「そして第七のマスターは理解をもって『選択』している」
あとなんかあったか - 6381じゃんね☆24/07/11(木) 00:13:32
- 639二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 00:23:52
「聖杯で死者蘇生はできない」「具体的な方法がわからないと無理」
つまり万が一おじさんがユメ先輩の復活やアビドス復興を願って参加していたら素晴らしいことになる
そういや聖杯はどこにあるんだろう 汚染聖杯ではないはずだけど - 640二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 00:29:12
第五のマスターは従者って記述的に、
従者を広義で考えて部下的な生徒が居る生徒と考えるなら、候補から推測するならミノリ(工務部)かアル(便利屋)辺りの可能性はありそうですよね
第六のマスターのマスターが黒服の言い方的に黒服の知り合いかつ流石と評する相手だとするなら、ホシノかシロコ*テラー?
第一のマスターは死者が出る手段も厭わない、かつ聖杯戦争について理解して動きそう、となると、黒服、カヤ、シュロ辺りかな?『対策委員会編』第3章みたいな状態ならホシノもありえはする?
レオニダスのマスターは曰く、いたく心配性 らしい
レオニダスって判明した時は、ある種の共通点、集団率いる感じとか、ああ見えて案外理知的な面もあるって点とか的にミノリかな?とも思ったけど、ミノリはあまり心配性ってイメージはなさそうだし違うかな?
勇壮な獅子と形容されるサーヴァント(七人目のマスターのサーヴァントに関しての可能性は高そうだけど、それを連れてきた方のマスターのサーヴァントについての可能性もある)に関しては、マスターと土地の縁は僅かにズレている。つまり、その生徒の出身のモチーフとなる地域と同じではないけど近い地域の英雄 - 641二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 00:37:43
あ、仮に時系列が最終章前もしくは最終章が起こってない世界線の場合だと、第一のマスターは一応シロコ*テラーもありえはするか
- 642感想と考察嬉しい1じゃんね☆24/07/11(木) 01:06:28
でもあんまり1が出しゃばったらいけないから、答えれるのだけ、みんなが情報的にフェアになるようにヒント的な形でコメント返しするじゃんね☆
あんまりこれは合ってる、これは違う……とかコメント返しでするのは違うけどコメント返さないのもせっかくレスしてくれたのにだんまりじゃ寂しいし申し訳ない気持ちでいっぱいになるからせめて、こういう形で返答するじゃんね☆
ごめんなさい……じゃんね☆
本編描写で描いてない通り、『セイバーはまだ(セイバーが知ってるかは別として)聖杯の所在や聖杯を入手することで得られる恩恵(願いを叶えるとか)について話していない』……じゃんね☆
本スレはある程度やんわりではあるけど考察系、いわゆる学校や生徒のモチーフとかは考慮した上で作ってるじゃんね☆
それは一部、大筋に全く関係ない部分なんかに今日みたいな形でフレーバー程度に滲むじゃんね☆
これは初日にプロットがぶっ壊れたまま明言できてなかったじゃんね……
少なくともエデン条約編後、ベアトリーチェ撃破済み間違いないじゃんね……
これ以上は本文内でそれとなく書いていくじゃんね☆
- 6431じゃんね☆24/07/11(木) 01:08:38
- 644二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 07:54:03
規制の影響で後半レス出来なかったけど楽しく読ませていただきました、次も楽しみにしてます!
アズサ合流後の方針としてはアサシンを早めに見つけて倒したいけどそもそもアサシン探すのなんて困難極まるしスペックも高いしで今挑むのは無謀かなあ - 645二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 10:32:19
そういえばスカサハ槍じゃなくて殺なんだ
確かに水着でアサシンなってたけど - 646二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 13:31:12
わーい☆
そんな風に仰って頂けて嬉しいじゃんね☆
読んでもらえる人がいる、それが分かるだけで物書きのやる気はまたパワーアップするじゃんね☆
アサシンについてはともかく……サーヴァント戦はセイバーの十分な用意、せめてステータスとかスキルとかもっと情報あつめる安心して行える……じゃんね☆
完全なオリジナルサーヴァント、オリジナル宝具は出せないけど水着霊基含む別霊基がFGOで実装済みの子や別霊基での召喚が可能(有名なのは弓ヘラクレス、騎ネロ)な子は、該当するクラスをなんとかそれっぽく整えて出されたら出す……って感じじゃんね☆
少しだけ残った、本スレ独自?のオリジナル要素じゃんね☆
こんな感じでよろしくお願いします、じゃんね☆
- 6471じゃんね24/07/11(木) 13:32:59
- 6481じゃんね☆24/07/11(木) 16:44:00
- 6491じゃんね☆24/07/11(木) 16:57:27
私のミスでした……宣言するじゃんね☆
>>648の訂正じゃんね……
✖️『今日は🎲はあるけど、安価はないからのんびり覗きにきてくれて大丈夫じゃんね☆』
⭕️『今日は最初に🎲あるけど、17時からいきなり安価はしないからのんびり覗きにきてくれて大丈夫じゃんね☆』
じゃんね☆……ごめんね
- 650まだ着かない1じゃんね☆24/07/11(木) 17:00:57
さて。
実は……昨日一個🎲振ってなかったじゃんね☆
ほんとは【3日目午前】開始時点で振る🎲だからごめんね、……じゃんね☆
というわけでセイバーが一晩明けてどれぐらいHP回復したかの🎲いってみよー!じゃんね☆
【セイバーのHP回復🎲】
dice1d75=74 (74)
あ、ついでに良い機会だから各マスターの魔力()量の🎲やっとくじゃんね☆
この聖杯戦争で最も(魔力供給役的な意味で)優秀なマスターは誰か……楽しみじゃんね☆
【マスターの魔力()量🎲】
セイバー:75
アーチャー:dice1d100=7 (7)
ランサー:dice1d100=34 (34)
ライダー:dice1d100=94 (94)
キャスター:dice1d100=37 (37)
アサシン:dice1d100=32 (32)
バーサーカー:dice1d100=87 (87)
- 6511じゃんね☆24/07/11(木) 17:03:15
- 652二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 17:04:22
アーチャー陣営が大変な事に
- 6531じゃんね☆24/07/11(木) 17:08:20
- 654本編じゃんね☆24/07/11(木) 17:11:25
【サポートシステムが起動します】
【セイバーのHPが回復した事をお知らせします】
【HP922→975(最大回復)】
【それでは】
【ステータス『幸運』の解放に伴い】
【探索イベントでの幸運判定を行います】
【白洲アズサへの退院祝い】
【及び】
【各種必要物質の購入時に100面ダイスを振って幸運イベントが発生したかの判定を行います】
【成功値はセイバーのステータス『幸運:B』に準拠する為、『43以下』です】
【今回は安価で決まった7つの特定物資を購入する為、幸運に恵まれる機会が7回あります】
【7回のうち成功した数だけ、戦闘イベントに役立つアイテムか任意の情報ヒントという形で入手できます】
【それでは皆様】
dice7d100=21 10 55 98 35 23 50 (292)
【良き幸運を】
- 655そろそろ家着く1じゃんね☆24/07/11(木) 17:17:11
- 656二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 17:22:45
- 6571じゃんね☆24/07/11(木) 17:35:40
それじゃあ欲しいアイテムを次のうちから『1個』、欲しい情報についてのコメントも添えて、安価して欲しいじゃんね☆
書き方は『①、敵サーヴァントの所在』……みたいな感じじゃんね☆
選べるアイテムは以下の通り、じゃんね☆
【アイテムリスト】
①赤銅の林檎ジュース
②英雄の証ワッペン
③新発売「キヴォトス製励振火薬」
【※注意じゃんね☆】
幸運イベントでゲットできる『欲しい情報』はどんな情報でもありじゃんね☆
しかもダイスによる成功判定もなしで自動成功☆
ただし!その情報は『噂』みたいな形でヒント程度の物になるじゃんね!
そして幸運イベントが発生する場所、つまり『ヒフミ達のいる』によって得られる情報量は違うじゃんね……
気をつけてほしいじゃんね☆
では安価は>>666までじゃんね☆
やっべ……じゃんね☆
私が考えなしに口を滑らせたからしゃーなしじゃんね……
>>656さんの指摘?はなんの間違いもない、しっかり読んでくれてる証拠じゃんね☆
ひとえ、ひとえに私のミスでした……
だから……気持ちを入れ替えて!
みんなにバレた分、他のとこで楽しんでもらえるように難易度Tormentにするじゃんね☆
- 658二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 17:42:11
③、他のマスターに関連しそうな噂(最近キヴォトスの各自治区で起こった変わった出来事の噂など)
- 6591じゃんね☆24/07/11(木) 17:47:21
フレーバーテキストじゃんね
①赤銅の林檎ジュース
詳細:魔力の籠った赤銅の果実、それを飲みやすく加工したジュース。
飲むと魔力が僅かに漲る。
この世のどこかにはまだ別の色の果実、そしてそれを実らせる苗木があるという。
②英雄の証ワッペン
ココデビルから発売されているワッペン。
人が誰しも心の中に持っている英雄への憧れ……を形にしているらしい。
英雄への理解が高まり、コミュニケーションがうまくいく……かもしれない。
③新発売「キヴォトス製励振火薬」
神秘が籠ることで発火する特殊な火薬。
大型の獣を狩るのに適しているだろう。
発売元はいつ企画書が通って発売に至ったのかは不明としている。 - 660二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 17:51:46
②、未判明のサーヴァントに関する噂
これで合ってるかしら - 6611じゃんね☆24/07/11(木) 18:00:44
- 662二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 18:01:41
ブルアカとFGOの素材がいい感じに合わさったアイテム名すき
安価は③、他のマスターに関する噂 - 663二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 18:03:55
③、手に刺青が入ってる生徒の噂(どこそこの自治区で見かけた、誰かまでは分からない)
ここまでピンポイントなのがアウトなら最近起こった妙な事件 - 664二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 18:45:10
①、黒服と話ししてる奴がいた
- 665二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 18:49:34
② 見かけない大人がいた
- 666二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 18:50:09
③、連邦生徒会関連のニュースというか噂
- 6671じゃんね☆24/07/11(木) 19:02:44
- 6681じゃんね☆24/07/11(木) 19:04:01
- 6691じゃんね☆24/07/11(木) 19:12:02
改めてまとめるじゃんね☆
選ばれたアイテムは③新発売
情報は③手に刺青が入ってる生徒の噂、⑤見かけない大人がいた、⑥連邦生徒会関連のニュースというか噂……な感じじゃんね☆
次レスでリザルト画面と諸々出したら、残りはちょっとこの情報を仕込んだりするために書いてくるじゃんね☆
お夕飯食べたりお話したりして待っててね、じゃんね☆
嬉しいじゃんね☆
1はブルアカのアイテムみたいな、本編内にフレーバーテキストでしか登場しない企業とかも設定してある感じ好きじゃんね☆
ああいうの読むとワクワクするじゃんね☆
安価で「これ大丈夫かなぁ?」って心配になっても気にせず書いてもらって大丈夫じゃんね☆
なんとかうまいことこっちで処理するから、だからみんなも気にせずどんどん安価して遊んで欲しいじゃんね☆
それはそれとして丁寧に書いてくれてありがとじゃんね☆心遣いが嬉しいじゃんね☆
- 670本編じゃんね☆24/07/11(木) 19:15:07
【3日目午前・探索/交流イベント】
【2. みんなで物資(退院祝い等)を買いに行く】
【3.聖杯戦争の常識とかをもうちょっとセイバーに聞く】
あれから。
無事に正義実現委員会の皆さんとの熾烈なカーチェイスを制してなんとか身元がdice1d4=1 (1) (1.謎のヒーローXだとバレた、2.バレなかった、3.クリティカル、4.熱烈歓迎)になったので、セイバーさんと無事に百貨店で合流できました。
何故か、遠い目をして「倫理とは……秩序とは……」と黄昏ているようでしたが、もしかするとお疲れなのかもしれません!
「とりあえずお昼ご飯を探すのも兼ねて地下に行きましょうか」
ハナコちゃんが指差すのはエスカレーターとその隣にあるG→Bと書かれた案内板です。
「何がいいですかね?」
「アズサのことだし何でもいい……って言いそうよね」
コハルちゃんのその言葉に、思わずその姿が思い描けちゃいます。
そこはかとなく、言いそうです。
私たちの頭の中でぼんやりアズサちゃんが『私は何でも食べるぞᓀ‸ᓂ』……って言ってるのが聞こえてきます。
- 671本編じゃんね☆24/07/11(木) 19:17:00
そんな風な会話をしつつエスカレーターに乗っていると、前に立っているハナコちゃんが振り返りながら『スマートフォン』を取り出して声をかけてきました。
「あ、ヒフミちゃん。折角アズサちゃんへのプレゼントを買うんですし……そうですね♡セイ♡なる刃さんにも電話で聞いて見てもらえませんか?」
コレで、ね?……とスマホを振りつつ笑うハナコちゃんの姿に少しだけ考えてから。
『なるほど。ヒフミ、確かにこれは名案だ』
『……そうですね、通話越しっていう体なら私達の会話にそれこそ直接セイバーさんが混ざったり、私が念話で聞いてる内容が混ざってても不自然じゃありませんね』
とハナコちゃんの言葉の意味を汲んで、私達はすぐに賛成しました。
流石ハナコちゃんですね!
「せ、性なる刃!?!?(やっぱり……やっぱりセイバーって名前はそういう意味だったんだ……!!どどどどうしよう!このままよくある感じでバッカヤードに連れられて行って『君、会計前の商品を鞄に入れてたよね?僕に見せてくれるかな?カベドンッ』なんていう展開が始まって『嫌なら友達を呼んでくれるかなアゴクイッ』……ってそんなの!!!』)エッチなのは駄目!死刑!!」
コハルちゃんは元気です。
「あはは……ちょっと聞いてみますね……」
そして電話をかけるふりをして、気付きます。
流石にせ……聖なる!聖!な!る!刃さんってお名前で呼びかけるのはちょっと恥ずかしいことに。
「こんにちは、せ、あ、謎……いやそれもだめだし『ルキウス』……え?」
『ルキウス、そう呼んでくれればいいよ。もっともこの名前は友からの借り物、だけどね』
言い淀んで困っていた私にセイバーさんもとい、今この場では「ルキウス」さんが助け舟を出してくれました。これで無事に会話もできます!
「はい!改めてこんにちは、ルキウスさん。今お電話大丈夫ですか?」
『勿論構わないとも……ところで一ついいかな?』
「どうかしましたか?」
『いや、大したことじゃないさ。ただ───』
『コハルが僕のことをどう思っているのか本格的に気になってね』
毎回死刑宣告されてる気がするんだ……と続けるセイバーさんに私は、
「あはは……コハルちゃんはそこも含めて可愛いですから……」
と答えるしかありませんでした。 - 672本編じゃんね☆24/07/11(木) 19:18:17
『1.セイバーの好きなもの』
『2.苦手なもの』
「そういえばルキウスさんの好きな物は以前仰ってましたけど……苦手なものとかってあるんですか?」
『苦手か、そうだね。───今はとにかく苦手な食べ物とかはないかな?いわゆるアレルギー、だったかな、そういう物も僕については気にしなくていいよ』
「そういえば、好きな物はこの前教えてもらいましたけど、それ以外だと……」
『そうだね……嗚呼そうだ。特別好きかどうかは、僕としても判断がつきにくいけれど、『馬の世話』それから時折野山へ『狩り』に出掛けたのは良い思い出だね』
「なるほど、ルキウスさんは狩りがお得意なんですね。そういうことなら……今日はお肉パーティなんて如何ですか?」
そう言うハナコちゃんの目線の先には。
「あはは……お昼ご飯もここのを買って行きましょうか?」
立ち止まってケースの中を覗いては、『色々な種類のお肉』が入っている肉ブーケと、極上!百鬼和牛使用!と書かれた『ステーキ弁当』に興味津々のコハルちゃんがいました。 - 673二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 19:31:17
でもお高いんでしょう?
- 674二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 19:37:12
コハルの高速詠唱草
- 6751じゃんね☆24/07/11(木) 19:39:31
- 676本編じゃんね☆24/07/11(木) 19:50:47
『3.セイバーはどこの国の人なのか?』
精肉店で肉ブーケとお昼ご飯用のステーキ弁当(加熱式)をまずは購入。
それから大きめにヒレ肉も包んでもらいました。
今晩のローストビーフ用なんです、とセイバーさんにお話すると意外そうな声が帰ってきました。
『ヒフミはローストビーフを作るのかい?』
「あはは……実はトリニティの名物料理なんですよ……」
それで一応は作れるといいますか、なんて言うと少しだけ懐かしむようにセイバーさんは言葉を返しました。
『そうなんだね、僕も……うん、僕が居た国にもよく似た料理があったよ』
「へぇ、ローストビーフに、似た料理があったんですか?」
『ははは……は、ハナコ?もう少しこう手心が欲しいかなぁ……』
「うふふ……♡」
「あはは……」
おかしいです、何故かセイバーさんとハナコちゃんが会話すると時折が冷たくなる気がします。
……今気にしてもしかたないですね。
コハルちゃんはといえば、
「ん?あれ?ルキウス、さん……って外の人、なんでしょ?そこってなんて国だったの?」
さらっとセイバーさんの真名に迫るような事を聞いてました。コハルちゃんのこういう、相手の話をしっかり聞けてそこから自分の思うところ素直にを言える、そういうとこが私は好きです。
『そうだね……もう少し時が経って、その事について君達としっかり話せれる時がくれば。僕のいた白亜の国について話させて欲しい』
セイバーさんは困った顔をしつつ、コハルちゃんのふとした疑問への解答を示していました。
そしたら、
「ふーん、そうなんだ。じゃあ……」 - 677本編じゃんね☆24/07/11(木) 20:06:31
『4.セイバーの故郷の話』
「どんなとこだったの……んですか?」
と実は距離を詰めるのが苦手なコハルちゃんらしい感じでセイバーさんの故郷の話を聞いてくれました。
『そうだね……決して豊かとは言えない国ではあったけれど』
『美しいヒースが小高い丘陵を彩って、深い森には恐ろしい獣もいたけれど慈悲深い恵があって』
『心清く隣人を愛する佳き人々が住まう、そんな───』
『紛れもなく、私が愛した国だったよ』
「そうなんですね……」
歩きながら思わず、頭の中にセイバーさんが語った情景が浮かぶ。
どこまでも大らかに広がる丘陵地を馬が駆け、青空の下には穂麦が優しく揺れて、人々が実った作物を収穫する。
そんな土地の中心にあるのは清廉さを湛える白亜の巨城。
幾百もの騎士が整列し民草の安寧を見守り、そして彼らを束ねる十三の───
「なっ!これは……!!期間限定『モモフレンズクッキー〜円卓の伝説編〜』!?!?!?」
新発売後、すぐ終売になって暫くは再販予定の告知もなかったのにこんなとこで出会えるなんて!?!
アズサちゃん!!!これは買いですね!!!!
イマジナリーアズサ「勿論だヒフミ!買おう!
ᓀ‸ᓂ!!」
はい!!!!! - 678二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 20:11:02
クッ…晩飯食べた後なのに腹減ってきた…!!
- 6791じゃんね☆24/07/11(木) 20:20:01
- 6801じゃんね☆24/07/11(木) 20:35:37
『5.セイバーの好物』
───激しい、戦いでした。
ですが制したのは私です。
せ、いえルキ、違った謎のヒーローXさんが突然現れた事で店内は逃げ惑う人、写真を撮ってモモスタにあげる人、サインを貰いにくる人の3種類に分かれて混迷を極めた店内の中で、うまく導線を切り拓きながら私達3人は無事にアズサちゃん用と私の分の期間限定発売の『モモフレンズクッキー〜円卓の伝説編〜』(税込dice1d2000=1879 (1879) 円)を入手する事が出来ました。
尊い犠牲(※前科三犯、これにはスノーフィールドで逮捕歴のある獅子心王もにっこり)もありましたが、これで無事にアズサちゃんに言われた通り(※イマジナリーᓀ‸ᓂ)のお土産を用意する事が出来ました!!
『き、騎士として……私は……なぜ……すまない、卿……もう私は、君のことを全裸ではしゃいだとか夜な夜な酒場で人妻に色目を使っていたとか揶揄う事はないんだ……』
「あはは……それはともかく見て下さい!!ルキウスさん!!ハナコちゃん!!コハルちゃん!!このモモフレンズクッキーはアイシングがほんとに絶妙で!」
とパッケージに描かれているイラストを見せつつ説明します。
「特に今弾で発売されたクッキーにはこの『騎士王ペロロ様』と『スカルマンスロット卿』の友情が目玉として収録されてるんです!!特に『スカルマンスロット卿』はアニメ放映時にすごい3D技術を使ってロボットアニメもかくやと言わんばかりにぬるぬる動いててですね!このシーンが放映された時はキヴォトス掲示板でも実況スレがすごい人気でサーバーダウンするほどだったんですよー!!!」
『あぁ……うん……騎士王ぺろろ……その鳥が……いや、何も言うまい……後の世の人々にどんな形であれ残るのは……うん……はい……』
「しかもそれだけじゃなくてって!?もしかしてセイじゃないルキウスさん!!!騎士王ペロロ様にご興味が!?!?分かりました任せてくださいその為にはペロロ様の歴史から語r「はーいヒフミちゃん次のお買い物行きますよー」むぅぅぅぅぅ!!!」
「ほんともうっ……ヒフミったらペロロ様のことになると毎回これなんだから……」
「あら、そう言えば───」
- 681二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 20:39:52
アーサーボロボロじゃねえかw
- 6821じゃんね☆24/07/11(木) 20:42:40
- 683二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 20:47:18
- 684二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 20:56:41
キヴォトスだし振り回されてるサーヴァント多そう
- 685二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 20:58:23
振り回されないのはそれこそ金ピカとか征服王くらいよ
- 686二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 20:58:37
プーリンがもし見てたら腹抱えて笑ってるんだろうなあ
- 6871じゃんね☆24/07/11(木) 21:07:13
「ルキウスさんは甘い物とかは大丈夫でしょうか?」
ハナコちゃんの声で私もハッと我に返りました。確かに言われてみれば、セイバーさんは健啖家ですけどもしかして甘い物とか苦手なのでしょうか?あまりそういうところはこれまで聞けていません。
『……気を遣ってくれてありがとう、ハナコ。確かに私の生きた時代はあまり甘い物、所謂砂糖を使った菓子は珍しかったけれど、問題なく頂けるよ』
「ふーん、甘い物とかなかったんだ……あ、あれこの前アズサから貰った菓子パン。あれ、美味しかったし……その退院祝いで買って皆んなで食べない?……その、ルキウス、さんもよかったらだけど」
そう言って指差す先にあったのは、あれは!?!?
「まさか!?あれは!!!付録シールのUR封入率がやたら渋いのもあって度々高額転b「はーい、コハルちゃん申し訳ないですけど幾つか、そうそうアズサちゃんの好きなスカルマン?のやつを買ってきてもらえますか?」むぅぅぅぅぅ……うっ!!」
「わ、わかったわよ……」
何故かハナコちゃんに止められてしまいましたが今人気の『愉しいモモフレンズパン』シリーズの一つ、『スカルマンのチョコシフォンパンケーキ』!!
『コハル……ありがとう。是非のパンを食べる時は、君と共に卓を囲ませて欲しいな』
ああ!!その横には先日発売されたばかりのトリニティ自治区の有名チョコブランド「Prestar」とのコラボ商品『スカルマンチョコ』が!!
「べ、別に!あんたの為に言ったとかそういうのじゃないんだから!!……どう、いたしまして」
お願いです、コハルちゃん!!
なんとか、なんとか!激レアのペロロ様シールが入ってるやつを引き当てて来てください!!
頼みましたよ!コハルちゃん!! - 6881じゃんね☆24/07/11(木) 21:16:11
そこのとこ、実際どう思ってるのかとかはちょこちょこ描写するじゃんね☆
ただ、これは型月の設定になるけど英霊(サーヴァント)達は基本的に自分たちを「死した者」として考えて今を生きてる人達の選択を尊重してくれる節があるじゃんね……あとはセイバー的には「無辜の民をいたずらに傷つけていない」「もう慣れてサインとか貰いにくるキヴォトス住民達」「心から信頼してくれる仲間がいて彼女達との日々を大切に過ごしてるマスター」等々を見てるから……まあ好感度は大丈夫じゃんね☆……たぶん
キヴォトス人は心の強ぇやつ……じゃんね☆
基本ギャグ時空に巻き込まれない限り振り回されないじゃんね☆
金ピカはノリでやりそうじゃんね☆
プーリンはきっと特等席でゲラ笑いしてるじゃんね☆
- 689二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 21:34:28
- 690ダイジェストだったじゃんね☆24/07/11(木) 22:00:36
『6.セイバーの友達について』
あれから無事に買い物を済ませ、最後にdice1d7=3 (3) 日分の食料とそれから飲み物、あとはせっかくなので少し奮発して高めのCastor社の『ジュース』を買い、私たち補習授業部のクルセイダーちゃんが待つ店舗から少し駐車場へ向けて歩いていました。
「やっぱり結構買う事になりましたね」
『とはいえ、これだけあれば数日は持つだろうし……何よりアズサ、だったね。彼女への手土産としても十分だろう』
そんな風に言ってくれるセイバーさんに思わず私もアズサちゃんの喜ぶ顔を想像して、笑顔を浮かべてしまいます。
「はいっ!きっと喜んでくれます!」
アズサちゃんとは、警護の関係もあって退院までは面会謝絶扱いで、昨日結局夕食の後にハナコちゃんと二人でビデオ通話しただけで、すっかり会えていません。
これからアズサちゃんを迎えに行く。不思議とワクワクしますし、
「───しっかり、お礼。言わなくちゃなんです」
『……そうだね、その身を張って君を守りたいと果敢に戦ったのならこそ……ヒフミ、君からの謝罪ではなくお礼はアズサにとって今日彼女が貰うどんな物よりも嬉しい物になるだろう』
もっとも僕はまだ彼女の為人を知らないから推測になってしまうけどね、なんて少し照れたようにセイバーは言いました。
その姿は店舗内でモモフレンズクッキー奪取の為に霊体化を解いた際、『騎士の方ですよね!?ファンです!!サイン下さい!!』『あっ!ずりーぞ!!……あの私はそのヘルメットにサインお願いできますか?』『宇沢レイサ!挨拶して参りまぐえっ』『はいはいアンタはこっち。今日は特別展やってるショコラティエ見に行くって言ったでしょ』『ひなっち見て見て。あれ有名人じゃない?』『危ないから関わっちゃダメよ。あとお忍びなんだからもう少し静かに……』『すみません!今緊急で動画回しているんですけどインタビューよろしいですか?!お茶の間の皆さん!聞こえますか!?クロノ───』と騒がれつつ女子生徒達に囲まれてにこにこしてたセイバーさんとはとても思えません。
まるで年上のお兄さんのような。
例えば───
「セイバーさんは……時々先生みたいな事を仰るゆですね」
僅かに止まって、
『先生……そうだね。良い機会だからヒフミ。荷物を載せながら少し話をしようか』
セイバーさんは話始めました
- 691二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 22:07:01
王が話をするとしよう
- 692二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 22:14:55
ちなみに
宇沢の神秘=アーサー王
コハルの神秘=『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』の聖なる手榴弾
Rabbit小隊の神秘=『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』のカルバノグの殺人ウサギ
という説がある - 693二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 22:17:58
レイサと言えば、カズサのキャスパリーグも
- 694二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 22:31:17
このレスは削除されています
- 695二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 22:48:18
このレスは削除されています
- 696二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 22:58:29
このレスは削除されています
- 697二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 23:00:20
流石私の王子様❤️かっこいい
- 698二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 23:03:41
このレスは削除されています
- 699二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 23:07:42
他陣営はどれぐらいガチで勝ちたいんだろうな
手段選ばず何がなんでもって陣営がいたら相当厄介だし - 700二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 23:11:47
バベッジさんの願いってなんだっけ
それによってはモモイとは戦わずに済むかもしれない - 701二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 23:39:00
このレスは削除されています
- 702二次元好きの匿名さん24/07/11(木) 23:44:55
このレスは削除されています
- 703二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 00:05:43
- 704二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 00:06:24
>サーヴァントはすけべ!えっち!!駄目!!!
まあ元はエロゲでアーサー王は男女ともに風呂場に縁があるんだが
幸運なのは閲覧注意スレじゃないしブルアカ側にやばいことできないから女海賊とか初代ライダーさんみたいなコハルが発狂しそうな連中は来ないか来ても大人しくしてるだろうこと
ネロ召喚してたらやばかったな
- 705二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 00:13:33
太陽の騎士殿はこの場にいたら
間違いなくハナコに向かっていくから
ストッパーにはなってくれるよねストッパーには - 706本編じゃんね☆24/07/12(金) 00:18:33
【3日目午前・幸運イベント】
『1.連邦生徒会関連のニュースというか噂』
「げぇ……お前もこんなとこ買い物来てんのかよ……」
「つぅか、お前何その包帯……?怪我したん?」
「おいおい、大丈夫かよ。あんたそそっかしいから心配だよ」
まだ湿布を抑えてるせいもあって肌が包帯で隠れてる私を心配して声をかけてくれたの、いつかの海でお会いした方達でした。
「あはは……みなさんお元気そうで何よりです!それから心配して頂いてありがとうございます!」
ちょっと包帯で固定してるだけだから元気ですよー、と力瘤を作って見せるとサングラスとマスクに覆われて見えないけど、どこかホッとしたような雰囲気をされています。すると一人の方が思い出したと言わんばかりに手を打って、
「そうだ、ツルギの姐さんは?いねーの?」
「あ、はい……今日は一緒じゃないというか多分今お忙しいでしょうから……」
以前交流のあったツルギ先輩のことを聞かれますが、おそらくアズサちゃんの警護等や聖杯戦争についての処理でお忙しい様子なのは窺い知れました。
……よく考えたら私のせいでもあるんでしょうか!?
「ああ、そっか……まあ一昨日の列車事件、うちらにも交通室から修繕工事のバイト案件来たぐらいだもんな」
そうすると皆さんが口々に私を置いて堰を切ったように話始めました。
「シャーレの先生経由だから声かけられたらいくけどよぉ……まあ連邦生徒会の金払いが悪ぃのは昔からだからいいけど……」
「防衛室の山羊さんがいた頃はもうちっとよかったんだけどなぁ……」
「まあ今も昔も連邦生徒会なんてそんなもんだろ……最近防衛室も後釜いねぇからずぅっとダンマリだし」
「あれ?でも生徒会もバタバタしてるとかなんとかー……ってモモカのチビ助が先生に言ってなかったけ?」
「そりゃ流石の連邦生徒会だって槍なんてあっぶねーもん持った『大人』が出たならバタバタするだろ」
「それもそうだわな」
からからと笑う皆さん。そうです、やはり皆んな危険だって、感じているんですよね。だから、私は。 - 707二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 00:30:00
コラ画像
- 7081じゃんね☆24/07/12(金) 00:31:51
- 709二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 00:33:10
草、堂に入りすぎてて分からんかった
- 710二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 00:41:39
シロコがモブに紛れて登場するギャグシーンがあるのかと思った
- 711本編じゃんね☆24/07/12(金) 00:41:39
『2.見かけない大人がいた』
「大人といえば、お前知ってる?最近、夜出歩くと怪人に会うんだと」
そういえばと言わんばかりに、ふと一人の方が私に話を振ってこられました。
そしてその話題は……
『ヒフミ』
『……はい、セイバーさん』
「あはは……えと、それはどんな?」
もしかするとサーヴァント、に繋がる情報になるかもしれない。そう心の中で意気込んで、でもできる限り普段の調子、まるで少し勢いに飲まれて仕方なく聞いているみたいな風に。聞いてみる。
「いやなんか夜の街に全身タイツのごりっごりのマッチョな大人の怪人がいてそいつがロボット軍団を指揮して練り歩いてるんだと。で、そいつを見たやつは、どれだけ逃げても四つん這いになって襲い掛かられて……捕まったら脚から全身舐めつくされて、最後にゃ干からびて死んじまう……らしい」
「あ、あたしも聞いた事ある!しかもなんかそいつ、戦車も乗りこなすらしいぞ!!」
出てきたのは……なんというか、はい。
『戦車は、私かな?』
『す、すみません!セイバーさん!!』
『ああ、まあ盗んだ……いや無断で借りたのかな?……それに思う事はなくはないけれど』
どう考えても一部は私達のせいだなぁ……という感じのお話でした。チンピラさん達とお話を続けながら、うまく念話同士でセイバーさんとのお話を脳内で続けます。
「あ、あはは……すごい話ですね」
『たまにはああして血も流すことなく速さを競い合う───そういうのも楽しかったさ』
『それなら、ちょっと無理させちゃったかなって心配してたので……ホッとしました!』
「まあ、噂だからなぁ……幽霊の正体見たりなんとやらってやつだろ」
『全く……君は調子が良いんだから。まあそれに、戦車に乗るのも、まるで偉大なローマの君主達の真似事をしているようで面映ゆくも中々に痛快だったさ』
そう言ってくれるセイバーさんの声を聞いていると、何処となく肩をすくめて苦笑してる姿がなんとなく見えた気がしました。 - 712本編じゃんね☆24/07/12(金) 00:51:43
『3.手に刺青が入ってる生徒の噂』
「あ!そうそう!アンタのその包帯で思い出した!最近ヴァルキューレはまだしもゲヘナの風紀委員会の連中がさぁ、うるせぇんだよなぁ……」
「ああ最近流行ってるタトゥーシール狩り?」
「そうそう、行政官の奴が『委員長にこんなひ、卑猥なシールを見せるわけにはいけません!行きなさいイオリ!!見つけ次第、全て焼き尽くすんです!!』って」
「バカ似てるじゃん」
だから、包帯で手を隠してるやつが今ゲヘナで多いんだとよー、とチンピラさん達が教えてくれました。
そのゲヘナ、という単語にセイバーが反応されました。
『ヒフミ、ちょっといいかい?───ゲヘナ、というのはトリニティのような土地で良いんだよね?』
『ええ、はい……同じように自治区の名前だったり学校の名前だったり……どうかしましたか?』
『ちょっとね、すまないがヒフミ。彼女達に───』
その言葉を聞いて私は、チンピラさん達へ一つの疑問をしました。
【これより先は規定時刻から安価で結果が決まります】
【セイバーがこれまで聞いた3つの噂から】
【そして自治区の名前かどうか確認した事から】
【ヒフミに頼んで質問させた内容を安価でお答え下さい】
【安価は明日行います】
【それでは皆様】
【良き選択を】 - 7131じゃんね☆24/07/12(金) 01:00:35
はい!なんの疑いもなくコラ画像を貼った1じゃんね☆
責任者に問いただす必要があるじゃんね☆
責任者はどこか───私じゃんね☆
ほんとにごめんね……あと教えてくれた親切な方、ほんとにほんとにありがとじゃんね☆
ちょっとうまく消して再投稿も出来そうにないのでこのままになります……
許してほしいじゃんね☆
話は変わって、今日までに安価した内容はこれで全部一応消化!
次回というか明日はいきなりヒフミに質問させる形で【セイバーが聞きたかった内容】……を安価していくじゃんね☆
セイバーの気持ちになりきって推理してもらってもオッケーだし、別にそれと関係ないけどモブちゃんに聞きたいこと聞いてもオッケーじゃんね☆
明日はちょっとゆっくりの18時から安価開始じゃんね☆
ぽかやる1だけど、どうか頑張ってエタることなく走り切るから付き合ってもらえると……すごい嬉しいじゃんね☆
それじゃあみんな☆
今日お付き合いしてくれてありがとうございました、また明日もよろしくお願いします……じゃんね☆ - 714二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 01:05:18
- 715二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 01:09:31
おつです
コンスタントに投稿してくれるの非常にたすかる
是非とも終幕まで見届けたいもんです - 7161じゃんね☆24/07/12(金) 01:16:14
キヴォトスの銃弾用の自販機あるし、こういうのもありかなーって思ったじゃんね☆
気に入って頂けたのなら幸いです……じゃんね☆
本スレは閲覧注意つけてないからそこんとこは……まあ安心安全じゃんね☆
ネロとか初代ライダーさんはやばいじゃんね☆
が、ガウェインは原典からして『ガウェインの婚礼』とかすごいスパダリムーブ出来る子じゃんね……☆
普段はまぁ……ノーカンじゃんね☆
私も画像フォルダ漁って「いいの持ってんじゃん☆」「じゃんねじゃんね」「これ使うじゃんね☆」
……ってナチュラルに使っちゃったじゃんね
ごめんね……じゃんね☆
シロコはどこにでもいるじゃんね……よろしくお願いします……じゃんね☆
言われて読んで確認してきたじゃんね……
これは、安価にあった「イギリスモチーフの料理や食材」……じゃんね☆
英国出身とまだ言ってないこと、セイバーの時代の料理を1が分かんない、英国は多分キヴォトスの外だろうからいきなり英国の話題が飛び出したりするのはまずい(それが出来るのは作中で言及されてる名古屋飯ぐらいじゃんね☆)……ということからローストビーフは英国モチーフのトリニティの名物料理って扱いで出したじゃんね☆
ローストビーフ自体は実際にイギリスで生まれた料理……らしいじゃんね☆
あともしハナコとセイバーの会話についての流れのことを仰ってたら……それはよかったら推理してみてほしいじゃんね☆
ひぃん……ほんとにそう言ってもらえると嬉しいじゃんね☆
ありがと……じゃんね☆
せっかく皆さんに付き合ってもらってるので……最後まで走り切れるよう頑張るじゃんね☆
- 717二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 08:49:07
- 718二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 08:59:37
- 719二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 10:08:07
- 720二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 10:30:19
- 7211じゃんね☆24/07/12(金) 13:17:19
ティーチャー……型月世界でも稀にしか現れないエクストラクラス……どうやらキヴォトスのティーチャーは出典:ブルーアーカイブ、地域:キヴォトス(シャーレ)……一体何者じゃんね……☆
ティーチャーの属性は多分中立・善・人・大人……じゃんね☆
どこかで聞いた気がするけど『ブルーアーカイブ便利屋68業務日誌』に登場するティーチャーは足舐めしてない……とかなんとか……でもアニメで舐めてたし……
ちなみに『ブルーアーカイブ便利屋68業務日誌』の最新3巻は7/8から発売中!……じゃんね☆
なぞ……じゃんね☆
とはいえFGOやってない人(というか普通あんまり知らないアイテムの解説になるから)もいるかもだから、答えるじゃんね☆
フレーバーテキストは基本的にFGOに書いてある事に準拠+ブルアカのアイテム説明要素を入れてる……じゃんね☆
ちなみに赤銅の林檎は『APをプラス10する』(だったかな?☆)とかで本スレ的にすごい使いにくい説明文だったから……関連アイテムの青銅の苗木っていうアイテムの説明文を一部流用してるじゃんね☆
ちなみに今回こそは銃弾のゲットシーンやるじゃんね……
アタランテ・オルタは好きじゃんね☆
この『子ども』たちが住まう学生都市なら……ヒーローもラスボスもやれる実力も『願い』も持ち合わせてる……って1は思ってるじゃんね☆
- 722二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 13:39:28
脚なめしてるのはもしかすると八犬士かな?じゃれついて押し倒して全身ペロペロしてる可能性…
ライダー枠曲亭馬琴あるかなあ - 7231じゃんね☆24/07/12(金) 13:56:18
先生も舐めるし八犬士も舐めるしロボ(FGO)も多分舐める……一体生徒の脚から全身を舐めとったのは誰じゃんね……
↑の話からズレるけど、ちなみにブルアカプレイ済みの先生だけどFGO初見ですって方の為に補足するじゃんね☆
>>721の『ティーチャー……型月世界でも稀にしか現れないエクストラクラス』は与太話じゃんね☆
サーヴァントのクラスは『セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカー』の基本7クラス。
そしてエクストラクラスって呼ばれる基本7クラス以外の通常の聖杯戦争では『基本的に』呼ばれる事のない&呼ぶことの(多分)できないクラスがあるじゃんね☆
そのエクストラクラスには生前復讐者で強力なサーヴァントが一部除いて多い『アヴェンジャー』、呼ばれる状況自体が厄ネタ案件な聖杯戦争の審判役『ルーラー』、詳細不明のままかれこれ10年経った『ガンナー』、召喚されるサーヴァントの一面を抽出・誇張する形で別個人として確立される『アルターエゴ』、歴代作品(世に出てないのも含むけど)で2回ラスボスやってる謎多い『セイヴァー』、終身名誉ヒロインでFGOの(多分)アロナちゃん枠な『シールダー』……なんかがいるじゃんね☆
まだいるじゃんね☆
気になる人は調べてみてほしいじゃんね☆
ちなみにティーチャーはいないじゃんね☆
- 724二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 14:24:22
エクストラクラスといえば、最終巻目前にして未だ謎が多いstrange fakeの『ウォッチャー』とかも
- 7251じゃんね☆24/07/12(金) 14:28:45
- 726二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 14:43:37
- 727二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 14:56:42
四つん這いで襲ってくる
先生視点のスチルがやけにローアングルが多くて『先生常に四つん這い説』があるしワンちゃんこれもティーチャーか… - 7281じゃんね☆24/07/12(金) 15:00:02
- 729休憩終わった1じゃんね☆24/07/12(金) 15:01:50
- 730二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 15:08:41
ガンナーが出てこないのはアーチャーの定義がガバガバなせいだから
- 7311じゃんね☆24/07/12(金) 17:37:07
か、帰るじゃんね……
もう知らないじゃんね……後のことは来週の私がやるじゃんね……
さて☆
開始まであと30分になったじゃんね☆
今回は安価からスタート……じゃんね☆
詳しくは18時のレスで紹介するけど、安価したい内容は『>>712でセイバーがモブちゃん達に聞いてもらうようにヒフミに頼んだ内容』……じゃんね☆
①連邦生徒会の噂(>>706)
②見かけない大人の噂(>>711)
③手に刺青の入った生徒の噂(>>712)
そしてこれまでの流れを含めて、モブちゃん達に聞いてみたい事を1つだけ安価するじゃんね☆
質問等あったら18時まで受付中じゃんね☆
それでは時間までもうちょっと待っててね……じゃんね☆
初代から剣投げてるじゃんね☆
FGO初出の子にも銃撃ってる子や銃にしか見えないボウガン?持ってる子や大砲持ってる子や火縄銃撃ってる子がアーチャーやってるじゃんね☆
去年槍持ってきて胸からビーム出すアーチャーも来たじゃんね☆
仰る通りなんでもありじゃんね☆
ちなみにアーチャーに所謂レンジャー要素(探索者的な要素)が実はあるじゃんね☆
これは原作者さんの最初期構想で「ハンター」クラスがあって、その名残りじゃんね☆
だから弓兵って言っても結構武器に囚われない側面があるじゃんね☆
- 7321じゃんね☆24/07/12(金) 18:02:20
- 733二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 18:04:51
タトゥー狩りは令呪の事だからやっぱり狩りに遭った生徒の名前とかもしくはゲヘナで起きた事件の内容とか現場を知りたい…かな?
- 734二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 18:12:47
セイバーが『ゲヘナ』ってワードに反応してる点も考慮するべきか
文字通りの意味だと古代エルサレムの南端の谷にあるゴミ捨て場らしいが
普通に地獄と捉えていいのか…セイバーはゲヘナと聞いて何を思い浮かべたんだろ - 735二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 18:40:00
ゲヘナのタトゥー狩りがそもそもなぜ行われたのか気になるな
タトゥーってだけでは普通にキヴォトスでもあるだろうし、手の甲にタトゥー=令呪ってことを知っている人がゲヘナにいる
もしくはそれを知らせた人が別にいると考えられる - 736二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 19:19:38
最近人が行方不明になった、もしくは急に倒れるような
ことはなかったかかな
サーヴァントも揃ってきたけど
もし魂喰いしようとしてる陣営いたらかなり問題だし - 737二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 19:22:38
うーん聞く内容に困るな…ゲヘナ絡みの安価は既に出てるしかなり悩む
夜の怪人についてもう少し詳細を知ってるか - 738二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 19:24:12
- 739二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 19:30:47
- 740二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 20:16:18
連邦生徒会がドタバタしている件についての詳細を知っていれば聞きたい
- 741二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 20:28:01
ゲヘナ近辺で噂の大人の目撃情報はあるか詳細を聞きたい
- 742二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 20:50:15
- 7431じゃんね☆24/07/12(金) 21:01:08
- 7441じゃんね☆24/07/12(金) 21:34:33
【3日目午前・幸運イベント】
【トリニティ自治区・駐車場】
「あぁ?なんで風紀委員会の連中はタトゥーシール探しに熱中してるかぁ?」
「いやいや、どうせいつものやつでしょ。『風紀が乱れるー』とか」
「まあうちらも実際彫るのは痛いしキヴォトスにそういう店も表じゃまず見かけないから、シールがゲヘナ中で半月前ぐらいから流行りまくってるもんなぁ……」
私らは海入ったりするから剥がれやすかったりするガキンチョの海水浴客ビビらせちゃうからつけてないけどよ、と続けてチンピラさん達は話します。
「あ、でもゲヘナだけじゃないんだっけ?確か」
「あー、つけてる奴をD.U.でも見かけたとか……あ、そうそう。話変わるけど先週までにタトゥーシールつけてるやつだいぶ検挙されて牢屋にぶち込まれたところからの大脱走あったじゃん」
「あーね。昨日あたりの脱走劇。噂じゃミレニアム製の最新爆弾まで『使って』とんずらしたらしいぞ、連中。そりゃ風紀委員もますます気に入らないんだろうよ」
「まあ正直タトゥーシールなんかよりその前に自分たちの服そ「おいバカやめとけ、聞かれたらコトだぞ」……っと危ない」
今この場にいる人たちの頭の中でうっすらと誰かの姿がよぎった気がします。
……いえ、気がするだけなのでここは一旦無視して考えに集中します。
聞かなきゃいけないのは、セイバーさんが『何故か』気にしている風紀委員とタトゥーシールについて。
「でも正直タトゥーシールぐらい今時ココデビルとかトリプルステップなんかも作ってるしなぁ。トリプルステップのはあれだろ?ミレニアムのなんとかっていう奴がデザインしたとか……なんだっけ大塗?……ビナキ?……忘れたけどさ」
「そうそう、この前なんかカゼヤマがノーズアート風出してたしな。そのうちサミュエラとかネフティスあたりも出すんじゃね?」
「お前んとこのベロニカはどうよ……まあトリニティ系列の店はあんま好きそうじゃないけどさ」
会話を振られて、少し考えてから私は答える。
「あはは……私もモモフレンズコラボとかしてくれたら買うんですけどね……」
「アンタらしいっちゃあアンタらしいか」 - 7451じゃんね☆24/07/12(金) 21:54:53
夏を思わせるからりとした返答が返ってきたのを最後に彼女達は「それじゃあ」と言って立ち去っていきました。
「アンタもゲヘナ行くなら気ぃつけな。アコっちのやつ、ピリついてっから」
「あ、あとそこのガチャ自販機、渋いからそれも気をつけな……当たりはなんか表でも中々手に入んない激レアもんらしいけど……」
「あ、これガチャチケット……やるよ、1回分だけど。あたしらもう腹減ったから行くし」
そう言って私に渡してくれたのは使い切りのICカード。
多分、あそこのガチャ自販機で使える専用の物。
並んで彼女達は帰っていく、その帰り際の声はよく聞こえました。
「飯どうする?イズミのやつ呼んでフウカさんのとこで食う?」
「あー、フウカさんなら昨日また美食の冤罪でムショにぶち込まれた挙句、温泉開発部の脱走にまで巻き込まれて今ちょー不機嫌だってさ」
「やば、そんなら適当なとこで済ますかぁ」
「ほんとタトゥーシール騒ぎめんとくせーな」
「まじでなぁ……風紀の連中、ゲヘナの店にもクレーム入れて入荷差し押さえてんのに……そういやどっからか仕入れてきて闇市まで始まったってよ、温泉の連中頑張るよな」
「マジかよ……活動費も稼がねぇとだもんな。どっかバックにいんのかな?」
「フウカさんじゃんね?」
「するはずがないだろうそんな事!!フウカたんを侮辱するなぁっ!!」
「デケェ声出さなくても聞こえてるよ」 - 746本編じゃんね☆24/07/12(金) 22:02:29
残ったのは私と、私の手にあるICカードだけでした。
『ありがとう、ヒフミ。この自治区以外での様子が聞けて良かったよ』
『いえ、セイバーさん……お役に立てましたか?』
『もちろんだとも。あ、そういえば』
そう言ってセイバーさんはよかったらと続けました。
『彼女達の言っていたがちゃ?だったかなそれをしてみてもいいんじゃないかな』
『そうですね……折角ですし』
そう言ってすぐそばの自販機に行ってICカードを触れさせます。
残高表示は……どうやらほんとに最後の1回みたいです。
『でもキヴォトスはすごいな』
『?何のことですか?』
少し重たい、弾薬を売ってる自販機特有の鈍い音がして、私はその音を聞き届けてから取り出し口に手を伸ばします。
『いやなに、キヴォトスだとテレフォンカードで自販機で物を購入できるんだね。驚いたよ』
『え……と、テレフォンカードってなんですか?』
『え?』
「え?」
蝉が遠くで鳴いてる声が、聞こえました。
『えっ!?知らないのかい……?テレフォンカード』
『あはは……知りませんよ、テレフォンカード』 - 747本編じゃんね☆24/07/12(金) 22:03:29
【おめでとうございます】
【幸運イベントの結果、】
【以下のアイテムを入手しました】
アイテム名:新発売「キヴォトス製励振火薬」
分類:戦闘補助アイテム
説明:神秘が籠ることで発火する特殊な火薬。
大型の獣を狩るのに適しているだろう。
発売元はいつ企画書が通って発売に至ったのかは不明としている。
効果:マスター及びキヴォトス内の学生の攻撃判定時、使用宣言する事で1d20のダメージボーナスを付与(1戦闘イベントで使用できるのは1回限り)
【幸運イベントや戦闘イベント後の戦利品で入手できるアイテムには】
【戦闘、そしてサーヴァントとの交流】
【更には各種イベント時にボーナスが付与されるアイテムも存在します】
【ただし】
【戦闘補助アイテムに関しては】
【使い切ることはダイス等でファンブルでも起きない限りはありませんが】
【1回の戦闘イベントで使えるのは1度だけ】
【ご注意下さい】
【それでは皆様】
【良い幸運を】 - 7481じゃんね☆24/07/12(金) 22:04:16
- 749私のミスでした宣言じゃんね☆24/07/12(金) 22:15:59
モブちゃんの台詞「フウカさんじゃんね?」は正しくは「フウカさんじゃね?」……だったじゃんね☆
予測変換でそのまま打ち込んじゃったじゃんね☆
今回出てきたモブちゃんは別に隠れじゃんねモブじゃないじゃんね☆
ごめんね……じゃんね☆
- 750二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 22:29:14
名誉美食部フウカたんは今日もかわいそかわいいね
赤い弓兵がヘルプに来てくれたらなぁ… - 751本編じゃんね☆24/07/12(金) 22:30:47
【3日目午後・強制イベント(アズサ合流)】
【トリニティ自治区・病室】
「───いつまで、いてくれるんだ?」
「お前がこの病院の敷地から出るまでだ」
トリニティ自治区内の大型病院。
救護騎士団と協力関係にあり、学生、自治区住民を問わず多くの人が訪れる、そんな病院の一室に白洲アズサはいた。
救護騎士団が気を利かせて洗濯を済ませてくれた制服に袖を通す。
その左腕には、決して外す事のない、家族との繋がりである髑髏の描かれた校章を。
2日の療養でdice1d6=3 (3) (1.完治、2.安静が必要、3.完治、4.熱烈歓迎、5.ふぁんぶる、6.クリティカル)な翼には、あの日天使から贈られた羽根飾りの花を。
既に荷物はまとめてある。
だから後はそう、各種サブアームを服の下に仕込んでから、愛銃のチェンバーを確認する。
そんな様子を見守るのは、一人。
今回の列車両断事件で重傷を負った白洲アズサに『シャーレの先生』から抜擢された傭兵。
そんなこの2日間護衛を続けた、ヘルメットを被った少女がその長い脚を組んで備え付きのパイプ椅子に座ったまま口を開いた。
「物々しいな」
「教えられた事だ」
「……そうか」
簡素な言葉の応酬。
そこに含まれる意味は余人には知れず。
ただ澄んだ鉄の音だけが白い部屋に響いている。
- 752本編じゃんね☆24/07/12(金) 22:32:11
「行くのか?」
「うん、ヒフミ達が迎えに来てくれてるから」
荷物を背負い、アズサは言う。友が来た、その一言に女は何も答えない。だがアズサは気にした様子もなく、彼女へ今日までの感謝を告げる。
「2日間、ありがとう」
「……ああ、シャーレの先生に頼まれたからな」
仮眠こそとれどほぼ、つきっきりの番。
昨日アズサの意識が戻ってから、恐らくその前からも、急いで駆けつけてきたらしい彼女はずっと傍にいた。それは本来、難しいこと。
……特にこのトリニティ自治区ならなおさら。
それをシャーレの先生と、彼に頼まれたとある少女が気を利かせて手を回した事で彼女は今回の警護の任に就いていた。だからこその感謝。信頼できる友も大人も手に入れたアズサだが。それでも、
「連絡先だ。何かあれば……連絡しろ」
「うん」
やはり怪我や病の時には、家族が傍に居てくれる。
その安心感は代え難い物なのだから。
「息災でな───アズサ」
「ああ、また───サオリ」
手渡された小さなメモの切れ端をギュッと握って、アズサは病室を後にした。
その後に残ったのは、
「さ、お掃除しましょうか!」
「はい!セリナ先輩!」
「ってあれ?───もう、この後シャワーと食事は用意しますからねってお伝えしたのに」
一言、『邪魔した。食糧と医薬品の提供、感謝する』と書かれたメモと風に揺れるカーテンだけだった。 - 7531じゃんね☆24/07/12(金) 22:43:48
- 754本編じゃんね☆24/07/12(金) 22:56:24
夏空の下。
声をあげる彼女がアズサから遠くに見えた。
思い出の戦車に乗っている彼女は手を振ってからこちらへと走ってくる。
思わず、アズサは笑みが溢れた。
「アズサちゃーん!!」
快活に揺れる二つのおさげは、太陽の光を受けていつもより淡い色に染まっている。
走ってるからか僅かに紅潮する健康的な頬。
暖かな、陽だまりを思わせる生き生きとした表情。
優しい光。白洲アズサが手にした、穏やかな日常。
あの夜、準備不足な中、その身の全霊を賭けて守り抜いた愛しい友人。
「───ヒフミ」
口に出す三文字に、アズサの心が踊る。
一歩踏み出す事に胸の中で愛しさが跳ねる。
次の一歩を踏み出せば彼女との距離が近づき、世界が完成する。駆け出すように、いや。
足取り軽く、天使の元へとアズサは駆け出す。
蕾が綻び、花が色づく。鮮やかな喜びを胸に、両手を広げて。その距離が後わずかとなって。
それに呼応するようにヒフミもまたその腕を広げて抱きしめる。
「───お帰りなさい、それから」
「私を守ってくれてありがとう、アズサちゃん」
「ただいま、それから───」
「生きていてくれてありがとう、ヒフミ」
二度と離さない、そう二人の距離が物語っていた。 - 7551じゃんね☆24/07/12(金) 23:09:06
(お、おかしいじゃんね……)
(なんか急に筆が乗ったら百合百合しい感じに……)
(こ、こんなはずでは……)
と、とりあえず合流したじゃんね☆
1もここまで書けてホッとしたじゃんね☆
それじゃあ行動安価……するじゃんね☆
【3日目午後・探索イベント(1回目)】に行きたい事、やりたい事を書いて欲しいじゃんね☆
もちろん、他自治区にもいけるじゃんね☆
ただしその場合は移動で1回目は潰れて【3日目午後・探索イベント(2回目)】からの行動になるじゃんね☆
詳しくは>>573も見てみてほしいじゃんね☆
ちなみにもし他自治区へ行く安価とトリニティ自治区内でやりたい事が被った時は……上手く1が処理するからみんな安心してじゃんじゃん書いて大丈夫じゃんね☆
それじゃあ【3日目午後・探索イベント(1回目)】でしたいことを>>770からdice1d3=2 (2) 個目までのレスまで安価じゃんね☆
夜遅いのと幸運イベントの情報とか整理したい人いるかもだからゆっくり先にしてみたじゃんね☆
(ちなみに明日は無事お休みゲットしたからお昼からバシバシやるじゃんね☆)
それじゃあみんなまたよろしくお願いします……じゃんね☆
- 756二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 23:18:43
そういえば説明するのを忘れてた聖杯戦争関係のことをアズサが戻ってきてから説明するって言ってましたけどそれは安価とは別にやるんですか?
- 757二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 23:25:28
とりあえず現状は図書館行ってスカサハとレオニダスについての情報取集とウイ辺りに早めに伝手持っておきたい気もする
知り合って事情を伝えておけば、他の自治区に居る時でも連絡さえ出来れば他のサーヴァントと遭遇した後にそのサーヴァントについての書籍を調べてもらうってやり方出来る可能性もあるかもだし - 758二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 23:41:57
これからも騒ぎを起こすだろうしティーパーティーに話を通しておいた方がいいかも
とりあえずナギサ様のお見舞いに行こう - 7591じゃんね☆24/07/12(金) 23:45:50
安価まで私のレスあんまりするのはよくないけど……私のミスだから回答するじゃんね☆
『⑤もう一つ、致命的な見落としというか聖杯戦争とかサーヴァントとかマスターを説明する上で2個大事な物をセイバーはヒフミに説明し忘れてるじゃんね☆』(>>385)
とダイス結果『3.アズサが普通に気づく』(>>519)
の部分じゃんね?
これに関しては前にした安価の(>>573)の結果、無事に『聖杯戦争に勝った時の報酬(万能の願望器の説明)』を説明できたので、残り1個をアズサがさらっとこの後言うじゃんね……
それについては私のミスだから今回の安価とは別枠でするじゃんね☆
再三書いて、忘れないようにしてメモにも明日やる事とかで残してるのにリアルタイムで書いてると抜けがちじゃんねて
だから聞いてくれてありがと……じゃんね☆
- 760二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 23:46:08
- 7611じゃんね☆24/07/12(金) 23:49:14
- 762二次元好きの匿名さん24/07/12(金) 23:53:21
そういえば、ゲヘナでタトゥー騒ぎってのもマスター候補的には結構妙だな
ゲヘナだとアルとハルカだけだし、その上、便利屋はゲヘナだけじゃなくて手広く活動してる印象だし
別の自治区の生徒が何らかの意図で利用してるか、もしくは攪乱か、とかかな?
と思って見返したけど、半月前から流行ってるなら聖杯戦争とは無関係、もしくは、聖杯戦争開催の黒幕の関与ってところか - 763二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 00:01:12
あの卑猥な横乳が卑猥と呼ぶタトゥーシールか…
- 764二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 00:02:25
手に出てきた変な紋章を誤魔化すために騒ぎを大きくして紛れ込むつもりなのかね
刺青囚人の脱走は開始前後のはずだし
説明忘れたのって多分アレだよな - 765二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 00:03:32
- 766二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 00:14:37
- 767二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 00:46:51
良かった
- 768二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 00:48:43
ミレニアムのキャスターは隠れる気0だけど情報流れてこないかな
- 769二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 01:22:17
よかばい
- 770二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 01:22:51
- 771二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 01:32:18
何か英霊に関するヒントがないか古書館を訪れる
- 772二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 01:49:02
皆で情報収集だ
- 773二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 01:49:39
お祝いパーティだ
- 7741じゃんね☆24/07/13(土) 02:04:18
- 775コメント返しの1じゃんね☆24/07/13(土) 02:26:53
いつもレスありがとございます……じゃんね☆
安価で決まった行動は本編の内容でお返事するので、それ以外でレスしてくれた方にコメント返しするじゃんね☆
ういちゃんはやっぱりすごいじゃんね☆
ナギちゃんの胃はボロボロ(※比喩)じゃんね……
がんばれナギちゃん……じゃんね☆
しっかり読んでくれてて嬉しいじゃんね☆
すごくえっちっちなタトゥーシールなわけじゃないけど風紀を乱す的な感じで卑猥って書いたじゃんね☆……っていう1の言い訳じゃんね☆
まぁ、まさかお腹にタトゥーシール貼って先生に見せに行ったアホの子はいないじゃんね☆
……いない、じゃんね?(1.いた、2.いない)
dice1d2=2 (2)
刺青囚人……なんだか金カムみたいじゃんね☆
それはそうと、アレ、じゃんね☆ミカ二人と同じでしばらく経ってから気づいたじゃんね☆困った1じゃんね☆ミーカミカミカミカ……ごめんなさい、じゃんね☆
友情!友情じゃんね!ちょっとアズサちゃんからの矢印デカいけど友情じゃんね☆
(な、中身は一体誰じゃんね☆)
嬉しいじゃんね☆ありがとじゃんね☆
そこら辺は……なんとか書くかもしくはみんなに調べてもらうじゃんね☆
ありがとじゃんね☆お返しに福岡弁で感謝したかったけど調べたら普通にありがとうだったじゃんね☆
お祝いパーティは……ダイジェストでさらっとかくじゃんね☆お肉パーティじゃんね☆
- 776二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 08:32:11
お疲れ様じゃんね
- 777二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 13:03:13
お、そろそろか
休日はいいね - 778コメント返しの1じゃんね☆24/07/13(土) 13:10:39
- 779何かに気づいた1じゃんね☆24/07/13(土) 13:26:55
書いてて思ったけど安価結果の② 『何か英霊に関するヒントがないか古書館を訪れる』で情報収集するなら何を、誰を、どんな『キーワード』で調べるか安価がいるじゃんね……
というわけで安価をするじゃんね☆
今回の安価内容は古書館で英霊に関するヒントを見つける為の『キーワード』を書いてほしいじゃんね☆
ウイちゃんに聞くにしても、図書館で目当ての本を探すのにもジャンルとかがいるからじゃんね☆
というわけで安価は>>790じゃんね☆
古書館で調べる際のキーワードをこれまでヒフミ達がセイバーとの交流や聞いてきた噂、あとは描写を材料にして、安価先にレスしてほしいじゃんね☆
ちなみにキーワードは短く「○○」みたいな単語でもいいし、長めに書いてもらっても大丈夫じゃんね☆
それではよろしくお願いします……じゃんね☆
- 780二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 13:33:50
スカサハに関しては名前わかってる以上、キーワードはスカサハで調べるで良さそうかな?
レオニダスに関しては、戦闘で入手したテルモピュライの熱砂の欠片をウイに見せるとかはありかな? - 781二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 13:40:01
アーサーから名前聞いてるスカサハはパッと調べられるとしてランサーのことがあるからそっち優先かな?
スキルでテルモピュライってあったしそれでいける…かな? - 782二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 13:55:59
スカサハ
- 783二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 13:58:14
セイバーが確信に近い心当たりがあるっぽちから多分ケルト神話や影の国の女王辺りのキーワード出てくると思うんだよね
- 784二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:06:21
ケルと神話
- 785二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:06:49
- 786二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:14:11
- 787二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:14:17
- 788二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:15:05
聖杯について調べる
- 789二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:15:45
- 790二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:19:10
- 7911じゃんね☆24/07/13(土) 14:27:54
- 792二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:35:35
- 793本編じゃんね☆24/07/13(土) 14:35:59
【3日目午後・探索イベント(1回目)】
『1.皆で情報収集だ』
「それで、この後はどう動くつもりなんだ?」
この数日間の経緯、アズサちゃんが倒れてその直後にセイバーさんを召喚してから今まで会った事を聞き終えてからアズサちゃんはそう尋ねてきました。
「基本的には情報収集、でしょうか?」
「なるほど、敵戦力の分析は重要だな」
ハナコちゃんの答えへ、アズサちゃんの冷静な声が応答します。
二人の話に耳を傾けつつ、私は病院からとある場所へ向かって戦車の運転に注力していました。
「情報収集って言っても、何調べるわけ?……ほらセイバー、さん達のことも聖杯戦争なんてのもトリニティどころかキヴォトスでも今まで聞いた事もなかったのに……」
そんなお二人の頭の上に、キューポラから顔を出して外を警戒してくれていたコハルちゃんから疑問の声が降ってきます。
「これまでセイバーさんとお話したり、色んな方から聞いたりした中で感じた事、それから1日目のスカサハ、さんに昨日の夜のランサーさん……」
ポーチの中にある小瓶に入った砂粒を思い出す。
昨晩の戦闘で獲得したそれを。 - 794本編じゃんね☆24/07/13(土) 14:36:48
「ヒフミちゃんの元に少しずつ情報は集まってきてます、あとは離れ離れになっているそれらを繋ぐミッシングリンクを見つける───」
一息、呼吸を入れてから茶目っ気たっぷりに。
「それが今回大事な事、ですよコハルちゃん♡」
ハナコちゃんはコハルちゃんへと、いえ皆んなに伝えるようにそう言いました。そこへ、
「私としてはあの女についてが一番気になる……」
アズサちゃんの声はどこか暗い、それはやはり仕方ないことなんだと思います。
あの晩、実際に正面からぶつかったアズサちゃんだからこその言葉なのでしょう。
「『目撃者』を抹殺、それもこの殺人が酷く重いこのキヴォトスでそう命じられた全身紫タイツさんですね……私もかなり気になります」
「それだと私は昨日のランサーさんも」
「む。確か全裸の巨漢だったか?」
「あはは……服は着てましたよ、服は」
「えっち!!!駄目!!!」
とそこまで話してからあれ?と言ったふうにコハルちゃんが疑問の声をあげました。、
「そういえば、昨日の夜ヒフミはランサーと戦ったのよね?でもそれおかしくない?」
───初日に襲ってきた全身タイツも槍持ってたんでしょ。ランサーって二人もいるの?
そんなコハルちゃんへの疑問への答えはセイバーさんからでした。
『いい質問だね、コハル。それについては簡単に───』
私が少し話をしようか。 - 795本編じゃんね☆24/07/13(土) 14:38:01
まずはおさらいだ。
聖杯戦争でサーヴァントとして召喚された英霊には『クラス』が割り当てられる。
クラスは全部で7種類、セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカー。
各クラスには例外はあるけど、一定水準の基本ステータスが要求され、各クラスに応じた特徴、そしてそれぞれが生前身につけた技能が昇華した『保有スキル』とは別にクラスごとに自動的に付与される『クラス別スキル』ないしはクラススキルなんて呼ばれる物を所持している。
中遠距離での戦闘を得意とする『アーチャー』の特徴は魔術による干渉を遮断する『対魔力』、そして『単独行動』のクラススキルによってマスター不在の状況下でも一定時間行動できる事を活かした広範囲の索敵を得意とする。このキヴォトスでいうならそうだね、ランクにもよるけど自治区の外を出て探索にもいける可能性がある上、弓兵という生業から彼等は一様に『眼』が良い。それについても注意が必要だね。
槍使いである『ランサー』はその類稀な脚力を活かした機動力、高い『敏捷』のステータスを有する傾向がある。他にはアーチャー同様に『対魔力』を持つ他にも、選ばれたサーヴァントによっては投槍によるアーチャーに準ずるような遠距離への攻撃手段を用意してくる。個人的な所感にはなるけれど、私の知る限り槍兵クラスに選ばれた彼等は、此処一番での粘り強さを発揮した強者揃いだったよ。 - 796本編じゃんね☆24/07/13(土) 14:38:26
『ライダー』クラスに関しては、はっきり言ってしまえば強敵だ。
乗り物に乗っていた伝承を持つかどうかで適性のある無しは分かれるけど、英霊にまで至った大抵の『戦士』達の多くは、戦場で騎馬の上から剣や槍を振るった事があるはずだ。
そういう意味で他クラスへの適性を有する、つまり戦闘力が三騎士やバーサーカーに相当する者が騎兵として呼ばれる可能性まである。
その上、三騎士にはやや劣るとされているが『対魔力』と『騎乗』のクラススキルを持ち……。
何より現界にあたって持ち込める宝具は通常1つ、多くても2つ。それをライダークラスのサーヴァントは3つ以上所持している事が多い。
宝具は文字通り切り札だ。強力な切り札を他より多く有する、それだけで聖杯戦争を優位に進められるかもしれないね。
『キャスター』に関しては、工房と呼ばれる自らの領土を確保する『陣地作成』、そして多種多様な魔術的な物資を作成する『道具作成』、この二つのクラススキルを有する『魔術師』だ。彼等は主に魔術によう攻撃手段を得意とするが、生憎なことにサーヴァントは全7クラスのうち4クラスが魔術による干渉を防ぐ『対魔力』を持つからどうしても不利を否めない。だからこそ、謀略を図り、智慧によって戦況を打破しようとするだろう。
ただ、本来であればマスターやハナコ達には対魔力がないからキャスターの魔術は危険……なんだけど。どうやらこのキヴォトスの人々には魔術への干渉を防ぐ免疫を持ち合わせているようだ。
ただ、マスターは少しばかりその免疫力が低いようだからやはりキャスターへの警戒は怠らないようにしてほしい、いいね?
そしてもう一つ、マスターが警戒すべきなクラスは『アサシン』。
気配を消す高ランクの『気配遮断』スキルを有する暗殺者のクラスだ。
一部の例外を除けばそのほとんどが直接的な戦闘には決して適してるとは言えない彼等だからこそ、その戦法は至って単純だ。
サーヴァント戦ではなくマスターを、うん、『無力化』する事で勝利していく───それが彼等の基本戦術になる。
宝具にしても暗殺に即した物や、偵察・防諜行動を補助する物が多い。
決して侮ることはなく、アサシンこそが最も君たちにとって危険なサーヴァントだと思ってくれても僕は過大な評価ではない、そう思うよ。 - 797本編じゃんね☆24/07/13(土) 14:46:07
最後の『バーサーカー』は『狂気』のクラススキルによって理性を奪われる代わりに基本ステータスを大幅に上昇している。
選ばれた英霊によっては三騎士より遥か上のステータスになる事も珍しくないほどだ。
だからこそマスターが維持していく為の魔力消費も激しく時には自滅もあり得る存在だ。
ただし、圧倒的な戦力から強敵ではの間違いないけれが、それよりも手綱を握るマスターの行動や方針、戦略を注視する事が7クラスの中で最も重要になってくる相手でもあるよ。
そして僕、については君達にも話はしたし本当にざっくりでいいかな。『セイバー』クラスはアーチャー、ランサーと合わせて『三騎士』と呼ばれる。
『対魔力』と、戦車を盗ん……借りた時に見せたように『騎乗』スキルを有した、要求される基本スタータスの数値が最も高いとされるクラスだよ。
とはいえアーチャーのような効率のいい遠距離攻撃手段やランサーほどの機動力や対応力、そして著しい所持できる『宝具の数と種類』に制限がかかる傾向があるからライダーほどの多様な切り札は持ってない、けどね。
とはいえ、僕の強さへの評価と信頼は戦働きで勝ち取るとするよ。こういった事は言葉を尽くすよりも、実践で示した方が早いからね。
最後にコハルの疑問への答えだけど。
サーヴァントはクラスに応じた武具を持つが、何事にも例外は付き物だ。
弓兵だからといって剣を振るわないわけでも、騎兵だからといって何も乗馬するだけでもない。
同じように槍を持ってるからといって安易にランサーと決めつけるのも難しいんだ。
とはいえ、僕個人としては昨晩の彼がランサーで間違いないと思うよ。 - 798二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 14:49:24
やはりライダークラスへの評価は高めなんだなアーサーは
- 799本編じゃんね☆24/07/13(土) 15:03:15
「えと……それはどうしてですか?セイバーさん」
「そうだね、これに関しては直接剣を交わした僕の感覚、或いは『直感』になってしまうのだけれど……」
一度区切り、思い出すようにセイバーさんは続けます。その声にはどこか私達とは違う、篤く、力強く、どこか血腥くも晴朗な力が籠っていました。
『あの愚直なまでに護ることへ長けた振る舞いと真っ直ぐな槍……身につけた武練は嘘をつかない。あの彼は恐らく、ランサーである事を言葉で隠す事はあっても武を取り繕う事までしない、そう思うんだ』
なんて僕の推測ではあるけどね、とランサーへ感じた事を伝えてくれました。たった一度の邂逅ですが、私のあの目では追いきれない速さの戦いの中できっとセイバーさんとランサーさんは剣と槍とを通してたくさんの語らいをしていたのだと感じます。
「なるほど、そういう事なら私にも理解できる。鍛錬で培った技術を競い合う時、なんとなく通じ合う物や見えてくる相手の心も時にはある……というのは分かる気がする」
『おや、こういうのがアズサもわかる口だね?』
「ふふん、私はアリウスで、あの場所で。大切な家族達と競うように技術を磨いたからな」
『アリウス───?それもまた『ゲヘナ』と同様に自治区や学園の名前なのかな?よければまたゆっくりと教えてほしい……しかし、このキヴォトスという土地は本当に僕の知る土地に馴染みのある言葉が出てくるね』
どこか感嘆するようにそう言いながらアリウスへの興味を示すセイバーさん。ゲヘナ、という言葉の時もそうでしたがどうやらセイバーさんはキヴォトスの地理にも興味があるようです。 - 800本編じゃんね☆24/07/13(土) 15:16:14
「そういえばヒフミ、会った時に気になったのだけど……その右手の包帯はやはり一昨日の戦いで負ったものか?」
運転席にいる私の右手の甲を見ながらアズサちゃんから聞かれました。その目線と声から心配と、どことない申し訳なさを感じます。
「あはは……実は全然怪我とかはなくて。ちょっと走ったりしたせいで筋肉痛だから湿布と、それから」
心配しないでと言外に告げつつ、片手を離してなんとか包帯を取ると……
「実は変な『痣』が出ちゃったんです……も、もちろん!特にぶつけたとかそういうのじゃなくてです『あ』……へ?」
そう言って、『二重の円とその縁に添えられた小さな羽』の模様になっている痣を見せたのですが、その途中でセイバーさんの声が。
『す、すまないヒフミ……大事な事を伝え忘れていた』
そう言うセイバーさんの声はどこか、というかとっても申し訳なさそうな色でした。 - 801コメント返しじゃんね☆24/07/13(土) 15:25:46
ウイちゃんはティーカップも(多分推定)直せるすごい子だからアイテムの鑑定だって……できるかもじゃんね☆
テルモピュライは???にするか悩んだけどこうやってヒントになってよかったじゃんね☆
実はスカディかもしれないしオイフェ……かもしれないじゃんね☆謎じゃんね☆『完全な』オリ鯖は出さないじゃんね☆
ケルト神話というワードが果たしてキヴォトスにあるのか……でもイリアスの冒頭がブルアカ原作劇中に登場してるじゃんね☆
こういう質問したりしながらみんなでワイワイお話ししてるの見るのこっちまで嬉しくなるじゃんね☆
聖杯についても気になるじゃんね☆ざっくりセイバーからの説明(>>694)ぐらいしか本編では描写してないじゃんね☆
- 802本編じゃんね☆24/07/13(土) 16:00:50
「れ、令呪。ですか……」
『ああ、説明が遅れて申し訳ない』
運転中でちらっとしか見えませんが、ただの変な形をした痣か、もしくはマスターになった証程度だと思ってたそれはどうやら重要な物らしいです。
「三画のみですが使えば『どんな命令でも聞かせられる』絶対的な強制権、それがマスターの資格であり特権ですか。なるほど、どんな不利な状況も命令次第で打破できますし……何より、それがあれば持っているだけでも『抑止力になり得ますね』」
随分と考えられた物です、とハナコちゃんの呟きが聞こえます。
「(待って……それってもしかしてそういうこと!?あはは……私にはこれがあるから、ね?分かりますよねクイッ……とかしてからくっ!僕はこんな事では屈しないぞ!!とかそういう!!その後はもちろん!!!!駄目!!!ヒフミにはそんなのまだ早いんだから!!!)」
「(ふむ……絶対的な命令権、使わない形での首輪……か。まるで……いや、やめよう。そんな虚しい過程の話を考えて、だから今あるこの時間に益となるわけではないのだから。む、しかしコハルも何か考え込んでいるな……なるほど。令呪、とやらの効果的な運用方法か、流石正義実現委員会のエースだな)」
三画が刻まれたそれは、一画につき1回、合計3回まで使用できる『セイバーさんへのお願いごと券』……のような物らしいです。1回だけでも、複数回まとめてでも、そして1つの願いに対して複数画使用する事もできる物、らしいです。『セイバーさんへのお願いごと券』、ですか。……なるほど。
『ハナコの言う通り、マスターより力の強いサーヴァントという自我を持つ存在を使役する為の首輪であり、持つ事自体がサーヴァントへの抑止になる。勿論、令呪の効果は戦闘でも大いに役立つけれど』
『ヒフミ。そしてアズサ、ハナコ、コハル。君達が、あ、顔が赤いね大丈夫かいコハル「えっちなのは駄目なんだから!!!!」……んんっ、ええっとね』
途中でコハルちゃんに止められつつ、セイバーは落ち着いた声で私たちへの想いを、ゆっくりと語り始めます。
『その令呪はヒフミを守る為の物だ。君達が真に私を信用できるその日まで極力使わないで欲しい。勿論令呪が全てなくなったからと言って私が君達を裏切る事は決してない───それは誓おう』 - 803本編じゃんね☆24/07/13(土) 16:01:08
- 8041じゃんね☆24/07/13(土) 16:05:58
- 805本編じゃんね☆24/07/13(土) 17:10:15
Recommend by BGM……〈Dolce Biblioteca〉
静寂の香りは古書に似ていた。
トリニティ総合学園が誇るキヴォトスでも有数の蔵書量はその歴史に裏打ちされた物であり、考古学的検知からの重要度は計り知れない。
故に、その銘は『古書館』。
中央図書館から少し離れた場所に建てられたそこは、トリニティ総合学園に数多くある施設の中でもその歴史、立場共に権威ある物であった。
……その事を知る学生はそう、多くはないが。
閑話休題、ともかくそんなトリニティにとって重要な資料を保管し、時には修復作業を行い、果ては何故か書籍とは全く関係ない物まで修繕作業を宛てがわれる、そんな古書館の主人。
曰く『古書館の魔術師』。
曰く『古き佳き智慧の番人』
曰く『図書館の主人』
曰く『シスターフッドに略奪愛を仕掛けた女』。
曰く『ヒナウイきてる……』
曰く『ウイヒナでしょ?頭ゲヘナですの?』
曰く『は?しばき回しますわよこの(トリニティ風紀的にNG)』
曰く『あ?』
曰く『お?』
……そんな風に影に日向に最近囁かれているのを全く知らない彼女。
世の喧騒を嫌い、書を愛する女学生。
トリニティ総合学園3年生図書委員会委員長『小関ウイ』。
恐らく学園内でも有数の知者であり、同時に最も古書に精通しているとその技術を彼のティーパーティーに評価される彼女は今。
「───ふふっ」
静かな昼下がりを珈琲と共に楽しんでいた。 - 806本編じゃんね☆24/07/13(土) 17:11:57
「……ふぅ」
ため息は疲れからか、それとも穏やか時間に癒されてか。少なくとも急ぎの仕事も片付いてか、暫くは穏やかな時間があるというのもあってウイの心は落ち着いていた。
「あと、ちょっとですね」
のびをする。吐息はどこか喘ぐような、小さく、くぐもった、疲れを吐き出すような。珈琲の香りを混じったそれが、誰もいない古書館に溶けて消える。
のびをしてチラリと見える裾の向こうから普段は陽の光にすら見せない白く、眩しい肌。柔らかな深雪は艶としつつどこか草臥れた色香を放つ。
あまり人との関わりを得意としないウイだからこそ、誰もいない、何にも囚われないこの時間でなら少しだらけた姿を見せられる。今まででは、だが
「あと、数時間後にはヒナタさんと───」
机の上に置いていたスマートフォンを取り、アプリを起動してモモトークの画面を見る。
ウイの脳裏に、シスターフッドに所属する友人の顔と声が再生される。
『ウイさん、今晩お食事でも如何ですか?』そんな文面が電子の板状に踊っていた。
「ふへ、ふはへへ……」
その笑い方はちょっと、と咎める者もいない。普段はお小言をくれる優秀な後輩であり、恐らく今年入った1年生の中でも最も古書館に立ち寄っている図書委員『円堂シミコ』も、今この場にはいない。
にへらと崩れた笑いをしながら、ウイは数時間後に来る至福の時間を夢見て一人、束の間の休息を楽しんでいた。
そう、
「こ・ぜ・き・ウ・イ・さ・ん♡」
一人楽しんでいたのだ。
まぁ、たった今ぶち壊されたが。 - 8071じゃんね☆24/07/13(土) 17:24:21
- 8081じゃんね☆24/07/13(土) 17:24:42
あ……書き直し、じゃんね☆
- 809二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 17:30:53
🎲神はエンタメが好きだなあ
- 810二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 17:35:35
おーまた書き直しとは…余程のことが起こるのか
- 8111じゃんね☆24/07/13(土) 17:40:25
- 8121じゃんね☆24/07/13(土) 18:10:19
【3日目午後・探索イベント(1回目)】
【トリニティ自治区・古書館】
『2.何か英霊に関するヒントがないか古書館を訪れる』
『キーワード:スカサハ、テルモピュライ』
「ふふっ♡今日はヒナタさんとデート♡……なんですね♡それならしっぽり♡爪のお手入れしなきゃ駄目ですよウイさん♡胡桃で黒ずんだ汚れを落とすのは大変ですから、今から⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎のような滑らかな洗剤にまみれて、しっかり奥の奥まで⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛と蛞蝓の⬛︎⬛を思わせるような指と指を絡めた⬛︎⬛的な手洗いをしないとですね♡……ちなみにお湯でふやかすとよく取れるようですよ」
「コハル、ハナコは何故突然爪の手入れの話を始めたんだ?」
「し、知らない!エッチなのは……って大きな声は駄目。あ、ウイ先輩、その、えとお久しぶりです……お邪魔してます」
中央図書館に寄って所用を済ませてから何故か、という何故知っているのかすら謎な裏口をハナコちゃんが案内してくれてそのまま椅子に座っていたウイさんに背中から声を掛けて暫く。
落ち着きを取り戻されたウイさんへと私は声を掛けました。
「あはは……おじゃましますウイさん」
「帰って」
「あはは……」
取り付く島もないとはこの事でしょうか。明らかに怒ってますアピールをしておられるウイさんはハナコちゃんに警戒しています。
「あらあら、嫌われちゃいました……どうしましょうウイさん」
「いや……なんで本人に……普通怒ってますって雰囲気出してる張本人聞きますか……というか急に何の用なんですかハナコさん……今日は蔵書整理の手伝いは頼んでませんしあの、急ぎの用以外ならまた後日に……」
疲れた顔をしつつこの後の予定があるからか、明らかに面倒ごとはお断りという様子のウイさんに笑顔、ではなく真剣な顔で言いました。
「ウイさん、折り入ってお願いがあります」 - 813本編じゃんね☆24/07/13(土) 18:34:09
「えぇぇ……なんですか急に……滅多にそう言う事言わないあの浦和ハナコさんがお願いとか……絶対面倒ごとなんじゃ……」
「はい、お願いがあるんです───コハルちゃんから♡」
目と目を合わせて、普段の嫋やかな様子とは違う本気モードの言葉にたじろぐようなウイさん。
でしたが、それ以上にたじろいだのは突然話を振られたコハルちゃんでした。予想通り、泡を食ったように、けど途中で今いる場所を思い出して小さな声で話を続けていきます。
「いえぇえ!?……って、あっ!……わ、私がお願いするの?」
「はい勿論♡コハルちゃんからお願いしますね♡」
「まぁ、その、こういうのもちゃんと出来るようにならなきゃだから別に言いけど……」
ごにょごにょと呟きつつ下を向いて、ほんの僅か、よしっという小さな声を合図に顔を上げてコハルちゃん。
「あの……ウイ先輩」
「う、うぅ……な、なんでしょうか?」
「ちょっと調べて欲しいものがあるんです。ヒフミ、が持ってる『砂』についてと、それから昔のお話しについて」
「昔のお話ってそんな『あやふやなキーワード』で、この古書館に一体どれだけ資料があると思って……しかもまた『古代の遺物』関連ですか。私は古書が専門であって『古代の遺物』専門家でも茶器の修復専門家でもないんですけど……」
「えと……それなんですけど!その!えと……『スカサハ』?について調べて欲しいの!……んです、よろしくお願い、しますぅ……あ、言ってた『砂』っていうのはこれです……」
小瓶をウイさんへと手渡しつつ頭を下げてくれるコハルちゃんに合わせて私とアズサちゃんも慌てて頭を下げます。
昨晩手に入れた、今ウイさんが静かに眺めている小さな小瓶。それは昨日の夜、戦いが終わってからハナコちゃんと話をして私達も知らない未知の『オーパーツ』或いはランサーの真名についての『手掛かり』となる、そう結論づけた物です。
「……ぅ分かりました」
「お引き受けします……から、少しの間だけ、時間を下さい」
「1、時間ほどあれば解析できると思います……」
「解析の間、は……皆さんの求められる『スカサハ』なる人物の関連資料を持ってきておきますのでご自分で……古書の扱いは、ハナコさんなら多分問題ないでしょうけど、くれぐれも大切に」
では少し準備をするのでこちらで待っていて下さい、と告げて彼女は書架の中へと消えていきました。 - 814ふぁんぶる出した1じゃんね☆24/07/13(土) 18:47:27
だ、🎲振るじゃんね
どれぐらい『スカサハ』と『テルモピュライ』のキーワードから情報を獲得できたかじゃんね☆
それでは、どん☆
【キーワード:スカサハ】
dice1d6=5 (5)
1. クラス名のみ確定した
2. ↑+ステータス1個開示
3. ↑+スキル1個開示
4. ↑+宝具開示
5. ボーナス!
6. ふぁんぶる(情報はdice1d3=3 (3) )
【キーワード:テルモピュライの熱砂の欠片🎲】
dice1d6=5 (5)
1. クラス名のみ確定した
2. ↑+ステータス1個開示
3. ↑+スキル1個開示
4. ↑+宝具開示
5. ボーナス!
6. ふぁんぶる(情報はdice1d3=3 (3) )
【シークレットダイス】
dice1d3=2 (2)
- 8151じゃんね☆24/07/13(土) 18:48:53
!?!?!!?
なんなんじゃんね……今日の🎲はどうなってるじゃんね……
ちょっとまとめてくるから待っててね……じゃんね☆ - 816二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 18:55:54
ダイスは今日も荒ぶっておられる
- 817本編じゃんね☆24/07/13(土) 19:04:03
【皆様こんにちは】
【サポートシステムが起動しました】
【ダイス計測の結果】
【2騎のサーヴァント情報が開示されます】
【まずは推定アサシンの】
【基本ステータス項目から1つ】
【dice1d2=2 (2) (1.クラス別、2.保有)スキル欄から1つ】
【以上2つを選んで安価下さい】
【安価は>>827まで】
【サポートシステムより多くの書き込みのあった『選択』を尊重します。】
【良き選択を】
- 818二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:04:22
両方ボーナスとは…
- 8191じゃんね☆24/07/13(土) 19:05:08
- 820二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:07:08
敏捷、第2スキル
- 821二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:07:42
幸運、第1スキル
- 822二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:16:10
筋力第2スキル
- 823二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:17:53
このレスは削除されています
- 824二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:18:23
敏捷、第2スキル
- 825二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:19:09
耐久、第2スキル
- 826二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:25:30
魔力、第3スキル
- 827二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:25:49
敏捷、第2スキル
- 828二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:26:13
筋力、第2スキル
- 829二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:32:33
魔力、第2スキル
- 8301じゃんね☆24/07/13(土) 19:36:24
【安価の結果】
【ステータス『敏捷』】
【及び】
【第二保有スキルの情報が開示されます】
【続いて】
【推定ランサーの】
【基本ステータス項目『敏捷』『魔力』のどちらか1つ】
【dice1d2=2 (2) (1.クラス別、2.保有)スキル欄から1つスキル欄から1つ】
【なお、ランサーの第一保有スキルは開示されています】
【保有スキルを選ぶ際は第二スキルか第三スキルのどちらかから1つとなります】
【以上2つを選んで安価下さい】
【安価は>>841まで】
【サポートシステムより多くの書き込みのあった『選択』を尊重します。】
【良き選択を】
- 831二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:39:12
敏捷、第3スキル
- 832二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:39:51
敏捷、第2スキル
- 833二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:51:14
魔力、第2スキル
- 834二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 19:54:25
このレスは削除されています
- 835二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:07:03
敏捷 第二スキル
- 836二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:21:46
敏捷 第二スキル
- 837二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:22:27
このレスは削除されています
- 838二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:22:58
魔力、第二
- 839二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:23:15
魔力 第二
- 840二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:23:16
敏捷、第二
- 841二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:23:45
敏捷、第1
- 842二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:24:03
敏捷、第二
- 843二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:24:20
魔力、第1
- 844二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:26:18
敏捷、よく俊敏と書き間違えてしまう問題
- 8451じゃんね☆24/07/13(土) 20:36:18
- 8461じゃんね☆24/07/13(土) 20:46:17
今回の安価とダイスで……
推定アサシンのクラス確定!ステータス『敏捷』判明!第二スキル判明!宝具判明!!
推定ランサーのクラス確定!ステータス『敏捷』判明!第二スキル判明!宝具判明!!
※ただし一部のみ情報にファンブルの影響あり
……こ、困っちゃうじゃんねー☆
ま、これぐらいならまだ大丈夫じゃんね☆
ちなみに……流石にこれだけ分かったらランサーの真名は分かるじゃんね?
成功値80以上で分かるじゃんね☆
ヒフミ:dice1d100=76 (76)
アズサ:dice1d100=48 (48)
コハル:dice1d100=17 (17)
ハナコ:dice1d100=50 (50) (INT補正で+30)
セイバー:dice1d100=5 (5) (聖杯戦争参加経験補正で+30)
- 847二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:51:21
セイバー…w
- 848二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:52:25
セイバーさん!?
ハナコはまあわかるだろうなって感じ - 849二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 20:52:27
どうしたセイバー!?
- 8501じゃんね☆24/07/13(土) 20:55:10
- 851二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 21:00:11
予告たすかる
じゃあセイバーは分かってますよ感を出してただけ…ってコト!? - 852二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 21:01:05
全く別のサーヴァントと勘違いしてた可能性
- 8531じゃんね☆24/07/13(土) 21:22:23
- 854二次元好きの匿名さん24/07/13(土) 23:43:35
早いけど保守
- 855遅筆な1じゃんね☆24/07/13(土) 23:55:18
な、なんとかまとまってきたじゃんね……
普通に今回も難産じゃんね☆
『謎の大人か……』行動も処理できそうじゃんね☆
あとあのオリチャー発動した結果のふぁんぶる処理もどうするか決まったじゃんね……
ナギちゃんごめんね……
後は明日の10時に書いたやつだして午後2回目のの行動安価じゃんね……
とりあえず今日はやっと令呪の説明できてホッとしたじゃんね……
ちなみにヒフミちゃんの令呪は分かりにくかったかもだけど、一応本人のヘイローの形じゃんね☆
『ブルアカキャラ、自分のヘイローの形認識してない説』とか聞いたからちょっとかなり遠回しな言い方になった
……って言い訳するじゃんね☆ミーカミカミカミカ
……ごめんね☆
改めて明日は10時ぐらいに今日の続きのSSを投下して、そこから行動安価になるじゃんね☆
明日もよかったらどうぞ遊びにきてね……じゃんね☆
それじゃあ今日も来てくれてありがとうございました!また明日、おやすみなさい……じゃんね☆ - 8561じゃんね☆24/07/13(土) 23:56:39
- 857二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 00:39:44
お疲れ様です
令呪がヘイローの形はブルアカらしくて良き - 858二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 08:13:23
他陣営の情報は出来るだけ多く欲しいなやっぱり
マスターとサーヴァント次第では大規模な魂喰いとかが起きかねないし
少なくとも目撃者を全て排除する指示を出したマスターがいるのは間違いないわけだから
仮に切嗣みたいに拠点を爆破とかしてくる陣営がいたら厄介だしな - 8591じゃんね☆24/07/14(日) 10:03:36
- 860本編じゃんね☆24/07/14(日) 10:06:01
Recommend by BGM……〈Shady Girls〉
『───これが多分、お求めの資料ですから』
『それでは1時間ほど、お待ち下さい』
『あ、材料費や依頼費用は結構です。修復ではなく、ただの分析ですから』
というわけで、今目の前にあるざっと……dice1d10=10 (10) 冊の本。どうやら古代語の文献を翻訳した、私達でも読める資料のようですが明らかに発刊から十数年以上は経過してるのが分かる古書特有の感じ。
時間の経過によって淡く、鈍く、重厚さを増した装丁。学生たちの手で丁寧に、でも幾度も繰り返し捲られた事で草臥れ少し不揃いになって僅かに変色したのが見て取れるページ。
仰々しい文字はまるで、なんだか教育BDの中でも特にレポート提出が厳しい講義に出てくる資料のようで。
「うぅ……だーな?親族?来寇?なんで?なんでこんなに何回も行ったり来たりしたかと思ったら戦争してるのよぉ……」
「ふむ……難しいな。む?この、ぬんのす?という子はいいな。かわいい」
「あはは……もう少し易し目のやつが来たら良かったんですけどね」
「ふぇにあん?あるすたー?なにそれ訳わかんない……せんせぇ、たすけてぇ……」
「ヒフミ、見てくれ。ぬんのすだ」
「あ、それほんとに可愛いですね」
「嗚呼、私この子気に入った。多分良い子だ、違いない。ぬんっ」
アズサちゃんが開いて見せてくれた資料に乗っていたのは、なんでしょうか。壁画に描かれていた物の再現図のようなんですけどもふもふした毛玉の塊というか角が生えてる人形というか、Nunnosという文字とそんな子が描かれていたり。
- 861本編じゃんね☆24/07/14(日) 10:06:31
「あ、これなら分かるかも……えと、アリアンロッド?えるだなーん、に、ゔぁなーふ?……なんかキヴォトスみたい」
「これは……アルスル物語……?ちょっと違うな」
「あはは……コハルちゃん、それなんか違うやつな気がします……」
「こっちのは焔の如き戦士クホりん?……これも違うか……」
「ふぇ……わわわ分かってたから!こっち!こっち読もうとしたの!!……あ!ほらこれ!!」
「えと……どれですか?」
「ほら!このページに載ってるSkaðiってやつ!!その全身紫タイツ女のことでしょ!!」
「多分ですけど……ちょっと違いますかね……?」
とコハルちゃんと肩を並べてああでもないこうでもないと色々と資料を読み回してみたりして。
そんな風に三人で資料を読み進めたり、ハナコちゃんが要約したりセイバーさんが渡してくれた資料の古代語をなんとか訳しながら額をつき合わせて考えたり。セイバーさんとハナコちゃんが自分達の資料を読んだりする中、急に古代語の、セイバーさん曰く『馴染みのある言語』なのだとか、講義が始まったり。
そしている内に、いくつかの資料に断片的に書かれていた『スカサハ』と呼ばれた過去の時代に生きたその人の姿が少しずつ浮き彫りになって。
「こんな、感じですかね?」
「はい。資料の中から読み取ってセイバーさんの推測から分かる物を埋めて、恐らくは……」
お約束していた1時間が経とうとした頃、私達の手元には『スカサハ』と呼ばれる女性の伝承から読み取った彼女の秘技、鮭跳びの術から考えられる『敏捷』のステータス値、智慧者であり優秀な魔術師だった逸話から一つの『スキル』、そして断片的ながら記されていた有している筈の海獣の骨から作られた『宝具』、そして───
「アサシン、それが今回の現界にあたって用意された彼女のクラスだ」 - 862本編じゃんね☆24/07/14(日) 10:09:57
「ぇえっと……結果から言いますね。こちら、正式名称は恐らく『テルモピュライの熱砂の欠片』だった物です……」
そう言って差し出されたのは小瓶の中あった砂粒ではなく、砂粒が結晶化したなにかの破片、いえ、石のようになった物でした。
「分析だけ……のつもりだったけど、つい……その熱が入って……」
気がつけば修復してしまいました、とウイさんは謝られながら事情を説明してくれました。
ずしりと、掌の上に乗せられたそれは人肌の温もりが残ってとかそういうのではなく、純粋に温かい。
いいえ、違います。
熱い。
赤茶けた塊となったソレは仄かな熱を帯び、どこかあの夜に感じた燃えるような力強さを感じます。
「ふふ、流石丁寧なお仕事ですね。ウイ先輩」
「わざわざ『当てつけ』みたいに先輩呼びしなくていいから……ほら、もう帰って。私この後、出掛けるから」
「まあ♡ご一緒しても?」
「ほんとにやめて……今度、お昼付き合うから」
「まあっ……それは楽しみにしてますね♡」
ああそれからこれ渡しとく解析結果ね、とそう言って紙束を渡すと、また司書机へと戻っていくウイさん。渡されたそれにはとても1時間の仕事とは思えないほど、たくさんの事。
『テルモピュライの熱砂』と銘打たれたその石と関連される『外の伝承』、ある一人の『英雄』の生涯について。
そして、その彼が持つ最も偉大な『功績』。
その他にも石となったソレの推測される組成やこれが実は何らかの情報を記録した『フォトニック結晶』に近い物質なる物ではないかという考察。
より高度な分析もミレニアムでなら可能かもしれないが今以上の情報は『もう少し量が必要』な筈という推理。
キヴォトスでこれまで確認されたオーパーツのリストの中から照らし合わせて類似していると思われるのはエーテルの結晶『のみ』であるという考察。
それらが受け取ったレポートには綺麗な字で緻密に記されていました。 - 863本編じゃんね☆24/07/14(日) 10:17:32
「これでもう一人の方についても分かりそうですね!」
「ええ、これならまず間違いないかと」
『僕はまだ見ていないけど、どうやら良い情報が得られたようだね』
「はい!これなら、せ、ルキウスさんにも良い報告できそうですね『ハナコちゃん』」
思わずセイバーさんへ反応しそうになりつつ、ハナコちゃんへお返事したという形で誤魔化します。百鬼夜行の壁に耳ありなんとやらではありませんけど、何処で誰が聞いているかは分かりません。
セイバーさんから高ランクの気配遮断クラスを持った『アサシン』というクラスについての話を、少し前に聞いたばかりですし気をつける必要があります。
とはいえここに来て得られた二騎のサーヴァントの情報、そのうちスカサハさんの情報はセイバーさんからのアドバイスを元に、サーヴァント化した際に得られたであろうスキルやステータスを想定し終えましたし。ランサーさんの情報もこの後、ウイさんからもらったこの整理されたレポートから同じように読み取っていけばきっと真名や所持してるスキル、宝具へのヒントが見つかる筈です。
「(これは後でペロロ様にも報告しなきゃ、ですね!)」
まだ他のマスター方の『所在』は掴めていませんけど、少しずつ前へと前進しているのが分かって、思わずほころんでしまいます。大好きなペロロ様を思いつつ、気を引き締めながら、それでもみんなと着実に一歩いっぽ進んでいる感覚に胸を躍らせます。
けれど、不意に胸がざわめいて。
「(私は───)」
誰かを守らなきゃ、そう思うけど。
誰かが傷つくのは嫌だ、そんな風に思うけど。
「(その願いって……)」
本当に誰かの本当に叶えたい願いや命を賭けた祈りを踏み躙ってまで、私が戦っていい理由なんでしょうか。 - 864本編じゃんね☆24/07/14(日) 10:25:13
【3日目午後・探索イベント(1回目)】
【情報ボーナス】
『3.見かけない大人か……』
「そういえば、後は気になるのは『見かけない大人か……』」
考えの坩堝。
それに嵌ったようになっていた私の耳に届いたのは、アズサちゃんのそんな呟きでした。
「確かに気になりますよねぇ……一体どんな素敵な性癖をお持ちの方なんでしょうか♡」
「せ、性へ!!……あ、古書館で大きな声出してごめんなさいウイ先輩ぃ……」
「もしかすると特異な行動によって情報を撹乱させようとする意図なのか……いや、だとすれば脚を舐める事に一体どんな意味が。……分からない、そうだ、後で先生に尋ねてみよう」
「あはは……それは許してあげてアズサちゃん」
アズサちゃんのその案がなんとなく尊厳というか性癖の暴露というか大人としての威厳とか、そういうのをぶち壊すことになるからやめた方がいい……という警鐘を心の中のペロロ様が鳴らしてくれました。そこへ、本当に不思議そうな顔をしてウイ先輩が話へと加わりました。
「?……なんの話、それ」
「あらウイさん、気になりますか?─── 夜の街を時に戦車を乗りこなし、ロボット軍団を指揮しながら全身タイツのごりっごりのマッチョな大人の怪人。しかも一度見てしまったら、四つん這い♡で追いかけてきて捕まったら最後、脚からくまなく全身舐め取られて干からびて死んでしまう……っていうう・わ・さ♡」
「ぇえぇぇぇ……ほんとになんなのそれ……」
その反応は本気で引いている時の反応です。改めて聞いてもインパクトが凄すぎて頭がくらくらしてしまいます。私の頭の中で昨晩のランサーさんのような姿の大人の男性が四つん這いで……やめましょう。この考えは精神衛生上よくありません。
どうやらウイさんも同じような考えをしてしまったのか、インドア派なこともあるからでしょうが白くきめ細やかな肌をした頬から若干血の気が引けてます。 - 865二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:40:49
ウイちゃんの臭い嗅ぎたいじゃんね!
- 866二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:46:38
ミカウイは…実在するッ!
無限の可能性を信じるじゃんね - 8671じゃんね☆24/07/14(日) 10:52:42
- 868本編じゃんね☆24/07/14(日) 11:03:35
「というか噂、なんてあまり間に受けない方がいいですよ───噂なんてものは所詮『尾鰭』がつくんですから」
ため息一つ、司書机へ向かって椅子に寄りかかるようにして座ったウイさんはぼそりとそう言いました。見るからに上質な革が張られたその木製の椅子は主を出迎えてか、それとも賛同してか、主人の体重を隠すように囁くような声をあげていました。
「尾鰭、ですか?」
思わず、聞いてしまいます。
噂に尾鰭がつく、言われてみれば当たり前なのですが。目の前にいるのはトリニティ全体を見渡してもそうそういない学業優秀で、それこそ『書』という情報の整理専門家。
そんな頼れる3年生からの話を『なんとなく』今この場で聞いておくべき、そう思ったんです。
「……ええ、まぁ、はい。その、噂は『混ざる』、そういう物です」
白い指でちょこんとつまみ、目頭を揉みほぐしながらウイさんが訥々と語り始めてくれました。
まるで古い物語を朗読するかのように。太古の記録を詳らかにするように。
その声は私たちしかいない古書館に不思議と響くような形でするりするりと耳に入ってきました。
「見たものを面白おかしくした『誇張』、そうした方が望ましいという勝手な『願望』、きっとこうである筈に違いないという『偏見』、それは受け入れられないから多分こうだという『推論』……」
司書机の上に無造作に置かれていた眼鏡を掛けたウイさんは、指を折って一つひとつ、『噂』という物が成立するための『要因』を数えていく。
「そういうのが人の間を渡り合う中で蓄積されて、時には複数の話が一つになってしまったり、拡大解釈や逆に分かりやすく『希釈』される」
彼女の形の良い鼻に載せられた鈍い真鍮色。
その細い縁に、古書館の古めかしい電灯の光が当たって品のある輝きが彼女の顔を彩って、本当に魔術師だと錯覚させるような、えも言われぬ魔性を帯びた魅力が語りに載る。
「それが一つ、また一つと重なるように、混ざるように、無造作に積み上げられていく。一見つぎはぎにも塗り重ねた絵の具にも見える、『多層化された情報」
ふいに幼い日の思い出が脳裏に過ぎる。絵の具を使った絵画の時間。夢中になって沢山の色を塗り重ねていって。結局、色同士が混ざり合って元の色が分からなくなって、だけど、塗った場所からはみ出た事で偶然重ならなかったから僅かに覗いていた元の色の事を。 - 869本編じゃんね☆24/07/14(日) 11:12:12
「それが『噂』。情報という物は人から人へと伝わっていく過程でどうしても歪みを孕んでしまいがちです、そこ、五月蝿い。……とにかくっ、確固たる本という形を持つ物ですら時に情報の齟齬が生まれてしまう。なら、実態すらを持たない独り歩きする言葉、『噂』は───きっと尚更なことでしょう」
「そういう物ですよ、噂なんていう物のは」
それが物語が終わった合図のようにウイさんは口を噤みました。
「あら、古関先輩がそれを仰るんですね……♡」
僅かな静かさの余韻を浸り終え、ハナコちゃんのくすぐるような揶揄いがウイさんへ届けられました。それにむすっとした顔しつつ、彼女もまたいつもの事と言った様子で言い返します。
「なんですか私が言ったら何かおかしいですか妖怪『深夜の水着女』」
早口ではあるけれど、なんとなく私の知らないハナコちゃんとの親愛に裏打ちされた物なのだろうと感じる悪口。ハナコちゃんもまたそれが分かって気にした様子は全くなく笑顔を向ける。
「うふふっ……♡」
呆れたと言わんばかりの態度で嘆息しつつ、ウイさんは締めにかかりました。
「もうなんなんですか……とにかく」
「噂、が気になるのなら『現地調査』、フィールドワークをおすすめします。……実際に訪れて初めて分かる大切なことがあると、私もこの前実感したばかりですけど」
「うふふっ……♡」 - 870涙な1じゃんね☆24/07/14(日) 11:22:49
あ、あとちょっとじゃんね……
がんばるじゃんね……
色んな箇所で誤字がひでぇじゃんね……
てにをはに関しては大変心苦しいけどみんなで脳内修正してほしいじゃんね☆
あとこのハナコのセリフ『─── 夜の街を時に戦車を乗りこなし、ロボット軍団を指揮しながら全身タイツのごりっごりのマッチョな大人の怪人。しかも一度見てしまったら、四つん這い♡で追いかけてきて捕まったら最後、脚からくまなく全身舐め取られて干からびて死んでしまう』(>>864)の部分は以下が正しいじゃんね……
『─── 夜の街を時に戦車を乗りこなし、時にロボット軍団を指揮しながら闊歩する全身タイツのごりっごりのマッチョな大人の怪人。しかも一度見てしまったら、四つん這い♡で追いかけてきて捕まったら最後、脚からくまなく全身舐め取られて干からびて死んでしまう』
本当一体なんなんじゃんねこの怪人は……
- 871本編じゃんね☆24/07/14(日) 11:36:36
「嗚呼、それから」
話が終わり、私たちが口々にウイさんへの感謝を伝え帰り支度を始めたそんな時。
思い出したように、ウイさんは口を開きました。
「またぞろ変な事に関わっているみたいだから言っておくけど……『ティーパーティーには気をつけなさい』」
箴言。ウイさんの薄紅の唇から奏でられたのは静かな忠告でした。
「それは、一体どういう?」
どきりと、胸が跳ねる。ウイさんが語る『気をつけろ』という忠告、その真意を尋ねる。それにつまらなそうな顔をして、私も聞いた話だけどと前置きをしながら教えてくれました。
「正義実現委員会まで使って大人を探してる、とか……私も詳しくしらないけど。シスターフッドも『彼女』の動きに注視してる……らしいから」
「彼女、ですか?」
言わなくても分かるでしょと言いたげに横顔に掛かる重たい濡れ羽髪を耳へと流しながら、その人の事をつらつらと読み上げる。それは私にとっても、決して馴染みのない名前ではなかった。
「この自治区を牛耳る三人の一角」
「父と子と聖霊の名を掲げた三頭政治の主」
「トリニティ自治区の最高行政府にして生徒会たる『ティーパーティー』の頂点」
「追放の憂き目にあった『パテルの聖女』と調子を崩しがちな『サンクトゥスの寵児』」
「その二つの席を庇護し支える『フィリウスの君主』」
「現生徒会長ホスト代行、『桐藤ナギサ』」
「彼女の事よ」 - 872二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:51:06
ナギサ怪しいかぁ…
- 873二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:57:10
でも正直ヒフミというかアズサも含めてトリニティの生徒が襲撃を受けた訳だし、動きとしては妥当な気もする感じもある
- 874本編じゃんね☆24/07/14(日) 12:04:13
「……まあどうしてもトリニティ内の動きが気になるなら、『スイーツ』でも手土産に訪ねてみたら、いいんじゃない」
「『他の学区』に行って噂を調べるにせよ、彼女と茶会の席を一緒にするにせよ、甘い砂糖菓子は……他人の口を軽くするから」
それだけ。
そう言ってウイさんは今度こそ約束があるからと口を閉ざされしまいました。
『しかし、大きな収穫となったね』
「ああ。あの女の事についてもかなり情報を取得できた」
「ウイさんに直して頂いた古代の遺物、砂の欠片、いえ今はもう一つの結晶体ですか。こちらに関しては一部、修復で得られた情報に『欠け』がありますけど……」
「でも、欠けがあっても結構な量のことが分かったんでしょ?なら、ランサーとかいうやつの『しんめい?』……とかも」
クルセイダーちゃんに乗って私達は次の目的地へ。
その間、今回得られた情報の整理と。
その正体、真名について迫っています。
私も後少しで分かりそうなのですが、悲しい事に古代史の講義は『事情』があってお休みしたりしてたので2年生までの範囲であってもハナコちゃんほどは詳しくありません。
「そうですね、ランサーさんに関してはあと一歩で分かりそう……なんですけど」
『アサシン』さんの情報を集めるので精一杯になってしまったのと、ウイさんの都合もあったので受け取ったレポートと古書館にある資料の照合までいかなかったのを無念に感じる。明日以降、またアポイントを取って古書館へいく必要があるかも……そう考えていた私にセイバーさんとハナコちゃんからそれぞれ意外な言葉がありました。 - 875二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 12:27:53
やっぱナギサちゃんは腹黒じゃんね!
- 876本編じゃんね☆24/07/14(日) 12:50:39
「それについてなんだけどね、ヒフミ。もしかすると僕はランサーの真名が分かるかもしれない」
「まあセイバーさん『も』?失礼ですが、まだ資料は私達しか読んでいませんけれど……もしかして昨晩の戦いで?」
「なるほど、ハナコは資料から推理したんだね。僕が誇る友のような慧眼だ」
「……ふふっありがとうございます」
二人のやり取りを聞きつつ、思わず声に喜色が載せて聞いてしまう。
「本当ですか!?セイバーさん!ハナコちゃん!」
握るハンドルへも力が込められる。今日でかなりの情報を集めたところに、更に一歩、前進できるかもしれない。聖杯戦争という分からないことばかりの未曾有の状況。少しでも多くの情報が手に入るのはそのまま心の安心に繋がります。
「ああ───なんと言っても彼は僕のいた国まで遠く名の知られた大英雄だからね」
折角だしハナコと一緒に答え合わせをしようか、というセイバーさんも自信に溢れた声。
これは……いけます!
「何せ、養父や義兄、あとはまぁ……彼女のことはいいとして。とにかく寝物語に「ピロートーク!!?急になんてこと言ってるの!?!?」……よ、よく読み聞かせてくれた話だからね……」
締まらない空気になりつつ、でもなんだか補習授業部らしい雰囲気が車内を漂います。
その雰囲気に呑まれまいとしてか、襟を正し、しっかりと落ち着いた声でセイバーさんが語り始めました。 - 877本編じゃんね☆24/07/14(日) 12:53:30
昨晩、剣を交わした時に確信したけれどね、彼の戦い方は守る者のそれだ。
幾百、幾千もの猛攻を凌ぎ、防ぎ、時には砕く。盾と槍を活かした鉄壁の布陣。
そしてここからは推測になるけれど、彼が纏う装飾には遥か遠きアカイアの民。それが見てとれた。
恐らくはギリシャ神話圏の英雄。そして、話をして感じたどこかの王族と見受けられる品格ある風格と礼節を重んじる立ち振る舞い、そして猛々しい護り堅き戦士となれば……そう難しくはない
確かに彼の持つ盾と槍。どちらも確かに優れた業物ではあるけれど、彼の英雄が持ったと名高い『聖槍』ではない───だけどね。
何事にも例外はあるんだ。彼のマスターはどうやら、礼節を重んじ人道に背くことのない人物だというのは『あのやり取り』で分かったけど、それとは別に中々に強かなようだ……僕の経験が役に立ったよ。
僕はかつて『別の聖杯戦争』に参加した際に、本来の得物とは違う武具をマスターから渡されたサーヴァントを見たことがあってね……その前例さえ知っていれば、騙される事もない。
何より見通しが甘い。僕の生きた時代、彼の代名詞はその宝具である槍ではなくて……『兜』の方だったのだから。
そう、彼こそ『イリアス』に語られた大英雄。欧州において知らぬ者はいないとされる偉大なる守護の砦、我らが騎士の模範にしてトロイア最強の戦士。
「兜輝くヘクトール───それがランサーの真名だよ」
「あ、多分違いますねー」
「……へ?」
「資料によればテルモピュライってあるのでレオニダス王じゃないかと♡推理勝負は私の勝ちですね、セイバーさん」
「……ヒフミ」
「……なんでしょうセイバーさん」
「人は、時に間違えて成長するものなんだ」
爽やかな笑顔で、セイバーはそう言ったきり次の目的地に着くまで霊体化を解いてくれませんでした。 - 878二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 12:55:52
ダイスに振り回されたセイバーのメンタルやいかに()
- 879本編じゃんね☆24/07/14(日) 12:56:22
【安価と探索イベントの結果】
【敵サーヴァントの一部データが閲覧可能になりました】
クラス:アサシン
真名:スカサハ
性別:女性
出典/地域:ケルト神話/アイルランド
HP:825
【絆レベル】
不明
【ステータス】
敏捷:A+(dice1d10=10 (10) )
【保有スキル】
スキル名:原初のルーン
ランク :A
分類 :アクティブ
説明 :北欧の魔術刻印「ルーン」を自在に操る。ここで言うルーンとは、現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、神代の驚異的な威力を有する原初のルーン───北欧のオーディンによって世界に見出されたモノのオリジナルである。
スカサハは、 クー・フーリンに対して原初の18のルーンを授けたとされる戦士であると同時に強力な魔術師でもある。
効果 :「魔力」選択時、1d50のダメージボーナス、以降の戦闘イベントでダイス測定する場合20の最低値ボーナス及びマスターの魔力に20追加
【宝具】
蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)
ランク:B+
コスト:80
種別:対軍宝具/メイン
レンジ:5〜40
最大補足:1〜50人
効果:2d50人を対象に、宝具攻撃する。1d100ダイスを振り、成功値30以下で即死効果を付与。
- 880本編じゃんね☆24/07/14(日) 13:00:41
クラス:ランサー
真名:レオニダス一世
性別:男性
出典/地域:史実/スパルタ
HP:959(現在値不明)
【ステータス】
筋力:B(実数値:44)
耐久:A(実数値:53)
敏捷:D(dice1d10=1 (1) )
魔力:?
幸運:C(実数値:35)
【クラス別能力】
不明
【保有スキル】
スキル名:殿の矜持
ランク :A
説明 :『耐久』及び『宝具』発動時に発動する事で1d50でダメージカット。また集団戦時に発動ターン中の攻撃を自身に集中させる(ターゲット集中状態)を付与。
スキル名:戦闘続行
ランク :A
分類 :アクティブ
説明 :生還能力。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
効果 :スキル発動後にHPが0になった場合、HPを1d250回復する。
【宝具】
炎⬛︎の⬛︎⬛︎⬛︎(テ⬛︎モピュ⬛︎イ・エノ⬛︎⬛︎イア)
ランク:⬛︎
コスト:⬛︎0
種別:対軍宝具/メイン
レンジ:不明
最大補足:不明
効果:発動ターンのみ、1d30のダメージカットボーナス。
- 881本編じゃんね☆24/07/14(日) 13:04:42
【また】
【今回の探索イベントの結果】
【以前獲得した情報マトリクスが『成長』しました】
【以下に成長後のマトリクスデータを記入します】
アイテム名:古びたテルモピュライの熱砂
分類:情報マトリクス
説明:元の形が分からないほど風化した、過日に残されたテルモピュライの熱砂、或いは砂岩の欠片。
彼を呼んだマスターとの道のりがごく僅かだが刻まれていた。
【通常、探索イベント等の各種イベントや戦利品で獲得できるアイテムと事なり】
【情報マトリクスに分類されるアイテムのみ】
【集める事で成長が確認されます】
【ただし味方サーヴァントと敵サーヴァントとでは情報マトリクスを収集した際の効果は異なります】
【ご注意下さい】
【それでは皆様】
【良き収集を】 - 8821じゃんね☆24/07/14(日) 13:15:59
や、やっと【3日目午後】の1回目の探索終えたじゃんね……
とりあえず① 見かけない大人か…、② 何か英霊に関するヒントがないか古書館を訪れる、③ 皆で情報収集だの行動に関する安価(>>755)の内容は全部書けたじゃんね☆
あとボーナスダイス(>>814)に関しては情報ボーナスって形で色々書いてるじゃんね☆
噂についてだったり地名だったり……色々じゃんね☆
見つけたらハナコちゃんパワーで検討材料に使ったりしてほしいじゃんね☆
ちなみにふぁんぶる(>>807)処理に関しては……ウイちゃんの方で処理したじゃんね☆
ウイちゃん、ナギちゃんごめんね☆
この後は恒例の行動安価じゃんね☆
時間は14時から安価するじゃんね☆
それまでの間は、今日はぽんぽん長めの投下しちゃったからよかったらのんびり読んだりお話ししたりしながら待っててね!……じゃんね☆
お楽しみに!!……ってしてくれてたらうれしいなって思ったりしちゃうじゃんね☆
- 8831じゃんね☆24/07/14(日) 13:20:49
- 884二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 13:34:11
ステータス見る感じ、相性的にはスカサハ相手に戦うならレオニダスと同盟組めれば優位に立ち回れそうな感はある
というかスカサハはもろに推定バベッジの天敵っぽいな - 885二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 13:37:59
そういえば今んとこ大英雄しかいないけどバベッジ卿だけ近代?なのか
スペック的にはどうなんだろ - 8861じゃんね☆24/07/14(日) 14:01:15
- 887二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 14:05:14
ナギサに会いに行くのはありな気がするんだよな。
大人を探してるって事は何か知ってる可能性ありそうだし、エデン条約編以降って事が確定してるなら少なくともヒフミ達に悪いように接する事は無いんじゃないかな?
あとはヒフミがしそうな行動として、知り合いが巻き込まれてないか近況確認するとかもありな気もする。特にメタ的な視点で言うなら、イタズラ☆ストレートのメンバーとかマスターとその身内候補ばかりだし。
とりあえずどこに行くにせよ手土産のスイーツ買っておくのはありな気もする - 888二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 14:11:04
地道に手掛かりを得ていかないとだし手土産用意してナギサ様に会いに行くのがいい気がするかなあ
- 889二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 14:21:42
他マスターの情報も欲しいが現状どうにもならんからなぁ
多少のリスクがあっても手土産持ってナギサに会う一択かな
他なんかあるだろうか…悩む - 890二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 14:24:58
ナギサちゃんは純粋なミカちゃんと違って腹黒じゃんね
- 891二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 14:36:52
あくまでメタ的な推測だけど『他の学区』に行くにせよナギサに会うにせよ『スイーツ』を持って行った方が良いってウイの言葉と、
情報ボーナスって形で色々書いてるっていうミカ主の言葉、
それを合わせて考えて、スイーツを買い行くという行動をすると良いという誘導というボーナスと予測してみるなら
スイーツ買いに行った先で他マスターに接触出来る可能性も?候補から考えるとナツとか? - 892二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 15:03:03
ゲヘナとかも気になるけど行ってもなあという感じなんで必然的に3日目はトリニティになるな
スイーツ買ってナギサに会うか他トリニティ生に会うか…
けどティーパーティーには気をつけろって言われてたし罠(?)だったり…? - 893二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 15:19:26
神視点入ってるけどアビドスへ行くと容疑者のホシノに接触できるしうまくいけば同盟が組めるかもしれない
マスターじゃなくても黒服案件なので相談できたり少数精鋭の対策委員会を味方にできる
動機としても覆面水着団の縁で心配だから様子を見に行くとかできるから問題はない
ホシノがアサシンのマスターだったら?あはは……
まあでも今いるトリニティでできる限りのことはやった方がいい気もする - 894二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 16:35:20
あげ
なかなか思いつかなくて申し訳ない - 895二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 16:36:56
このレスは削除されています
- 896二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 16:40:22
スイーツを買ってナギサの動きを注視してるシスターフッドに行くとかもありかな
マリーもマスター候補なわけだし
ナギサのことをより詳しく探れるかもしれないしマリーと会えればマスターかどうか分かるかもしれない
もしマリーがマスターなら同盟組める可能性もある - 897二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 16:55:41
ミカもマスター候補である事を考えれば、ナギサはミカの為に情報集めてるって可能性もありえはするのよな
ミカがそこまでナギサに頼るか?というとわからないけど - 898二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 17:01:17
スイーツは買い込んでおくとしてどこに行くかって感じか
トリニティのマスター候補はナギちゃん、ミカ、マリー、ナツの4人
下手に接触して他勢力に警戒されるのは怖いしそういうしがらみの無いナツに会うのもアリか
現時点じゃナツの情報はないからスイーツ買う時に偶然出会う形で - 899二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 17:15:41
ナギサ探りたいけどリスキーだしシスターフッド当たるのもいいかもな
いやシスターフッドもリスクはあるけど - 900二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:01:38
政治がらみを考えるとナツに会えればいいが理由がな…
- 901二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:04:31
ティーパーティーには気をつけろって言われてるしナツも出会えるかわからんからスイーツ持ってシスターフッドで
- 902二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:10:30
スイーツ買ってシスターフッド行って情報収集するのが良さそうな感じはする
マリーと会える可能性は充分あるし - 903二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:20:42
ただナギサが怪しい辺りに関してはファンブルの影響での情報の錯綜の可能性もありそう
- 904二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:23:45
あーファンブル考えてなかったな
ただほんとに怪しい線も無いではないし直接当たるとリスクそれなりにあるから隠密調査ってことで(?)シスターフッドかなぁ - 905二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:52:38
シスターフッドに行って情報収集かな
- 906二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:57:42
- 907二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:57:47
手土産のスイーツを買いに行ってからナギサに会いに行って情報探る
- 908二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:59:10
今日なんか広域規制ひどい気がする
やっととけたよ - 9091じゃんね☆24/07/14(日) 19:02:00
- 910コメント返しする1じゃんね☆24/07/14(日) 19:05:35
ナギちゃん……一体何を企んでるじゃんね☆
それは確かにじゃんね☆為政者としての勤めを果たす良い子なナギちゃんじゃんね☆
ナギちゃんはいい子じゃんね☆モンブランとショートケーキの降りはなんなんじゃんね☆
ヒフミがしそうな行動……っていうのも良きじゃんね☆ただもし難しいなぁと思ったら全然自分の思うように書いてもらっていいじゃんね☆
情報ボーナスシーンに書いた「そんな頼れる3年生からの話を『なんとなく』今この場で聞いておくべき、そう思ったんです。」……みたいにしそうにない行動にも上のやつ含めて一応理由づけ(の候補)は2、3個用意してあるじゃんね☆
しかしよく考えたらイタズラ☆ストレートの身内ばっかりじゃんね☆
ナギちゃん喜ぶんじゃないかじゃんね☆
他マスター情報ないと攻めるにせよ交渉するにせよ難しいじゃんね……ごめんねじゃんね……
ミカもナギちゃんも可愛いじゃんね☆
メタ視点も大歓迎じゃんね☆
ゲヘナについてなら……そうじゃんね☆
フウカちゃんの機嫌ダイス振るじゃんね☆
100に近いほどヤバいじゃんね☆
dice1d100=37 (37)
神視点できるのもまた皆の立ち位置だからこそじゃんね☆いいことじゃんね☆ホシノちゃんは強いね……じゃんね☆
読んでくれる、レスまでくれる……それが嬉しいじゃんね☆謝らないでくださいな……じゃんね☆
マリーちゃんは可愛いじゃんね☆
どんなマスターと同盟組めるか……みんなの交渉技術次第じゃんね☆
- 911コメント返しする1じゃんね☆24/07/14(日) 19:10:11
- 912コメント返しとダイスじゃんね☆24/07/14(日) 19:15:26
- 913二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 19:16:22
クリティカル…?
シークレットといい不穏だな - 914二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 19:16:52
また🎲荒ぶってる
- 915コメント返しする1じゃんね☆24/07/14(日) 19:24:28
- 916二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 19:49:02
欲しい情報、やっぱり他の各マスターに関連しそうな情報とか?
あとはティーパーティが探しているという大人についてとか? - 917コメント返しする1じゃんね☆24/07/14(日) 20:03:59
- 918二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:33:58
あげ
- 919本編じゃんね☆24/07/14(日) 21:44:12
【3日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・ケーキ店】
【情報ボーナス】
『ヒフミ、やはり私はティーパーティーに探りを入れるべきだと思う。この状況で大人を探しているというのなら聖杯戦争に関連し……どうしたんだ三人、というか四人とも』
『何故、顔を背けているんだ?』
『あはは……ちょっとそのぉ……アズサちゃんが病院にいる間……そのぉ……いろいろとぉ……』
と、戦車騒動のあれやこれを説明したやり取りがあったのが少し前。ティーパーティー、というよりも個人的にナギサ様への面会を申し出たところ、お会いになって頂けるとの返事がありました。
どうやら午後のアフタヌーンティーをご一緒させてもらえるようです。その連絡を受け取って私たちは一度荷物を置きに戻り、ウイさんが教えてくれたアドバイス通り『スイーツ』を求め、クルセイダーちゃんを走らせ。ちょうど今、目当てのケーキ屋さんが建ち並ぶ通りへ無事に到着したところでした。
「平日の午後(※現在トリニティは不審者が出た為、臨時休講中)だとやはり空いてるわね」
「お昼時や下校ラッシュがある時は有名店は混んじゃいますからね……これなら良いスイーツが買えそうです!」
時刻はアフタヌーンティーを楽しむにはまだ少しだけ早い時間。その準備をしていた各委員会の姿はもう今はなく、かといって夕食後に楽しむデザートを買い求める社会人のお客さんの姿もそこまでいない、学生だけの時間。
「さっ!皆さん!お買い物の時間ですよー!」
天候はいいのに臨時休講、という学生にとってのベストコンディションな為、想定していたよりも少し数は多いです。ですが、それでも時々放課後に遊びに来る時間と比べて大通りは比較的空いていました。そんな好条件も『相まって』、つい、浮かれた調子の一歩と鼻唄がでました。
「ふふ、ヒフミちゃん嬉しそうですね」
当然、と言うべきか。ハナコちゃんがそれを見逃すはずもなく、痛いところを突かれてしまい、
「ぁえ!?……いや、その、ナギサ様とは最近中々お会いできてなくて、いつもモモトークで少しだけお喋りするだけで、そのぉ、お茶をっていうのもなんだか久しぶりで!!」
平常心を取り繕う事もできないまま、みっともない言い訳が出てしまいました。 - 920本編じゃんね☆24/07/14(日) 21:45:36
穴が、穴があったら切実に入りたい。
耳に熱を感じます。
バレてしまったら恥ずかしい事では決してないのに。
別になんて事のない、ただ友達とお喋りしに行くだけなのに、それに浮かれているのを指摘されるのは、なんだか、少しだけ、照れくさい。
……だって本当に、久しぶりなのです。
エデン条約に関する一連の騒動からこれまで。中々ゆっくりした時間を『定期的』に設けてお食事を共にする。
あの方と……他の子と違って立場的にも中々会えない友達と。
どんな形であれ、一緒に過ごせるというのは。
私が、そんな気持ちが喉まで上がったり、そんな恥ずかしい事は言えませんと理性が押し下げたりしている中でアズサちゃんがフォローを入れてくれました。残念ながら……
「ヒフミ。隠さなくても良い。ヒフミが嬉しい事なら私も嬉しい」
言い方がすごくこう、湿っぽい感じの言葉選びになってます。
具体的に言うとコハルちゃんがおすすめしてくれた本(※全年齢)とかに登場する、浮気されてもそれを責めずに受け入れる系の彼女的な台詞と言いますか……。
「ぁいや!?あ、アズサちゃん!?他意がないのは分かりますけどその言い方はなんだかぁ……!」
「どうした、ヒフミ?私の言い方になんの間違えがあるのか教えてくれ」
「ぇええっと……ですねぇ……!!」
他意は『きっと』ありません。多分。
でもそんな言葉に何故か余計に慌ててしまって、何故か必死に私は弁明というか釈明というか。
別に悪い事なんて『一つもしてない』のに(※本人は普通の女子高生だと自認している)、何故かアズサちゃんに謝っているという不思議な時間が生まれました。 - 921本編じゃんね☆24/07/14(日) 21:58:49
「……ねぇ、ハナコ。」
「はい、コハルちゃん♡」
「私、ああいう会話、この前昼ドラで見たわ」
「奇遇ですね♡私はコントです」
『すまない、もしかして。いや、これは僕の邪推かもしれないんだが、ヒフミとアズサは……っておや?』
と後ろの方で二人とスピーカー越しで通話している体で霊体化したまま声だけ出している器用なセイバーさんが何かを喋っているようでしたが、なんとか誤魔化すというか、説明に必死になっていた私はそれに全く気が付かず。だから、当然。
「へいへーい、そこながーるず&ぼーい」
背後から近寄ってきた、意識していない『誰か』からの声に、どきりと心臓が嫌な音を鳴らすのは仕方のない事だったのかもしれません。
「ちょっと私とお茶でもしないかい?」
皆が一斉に振り返る。
そこにいたのはアイリちゃんのお友達。淡い珊瑚色の髪を空気ごとまとめたような柔らかく横に流し。蕩けたような眠たげな瞳の奥に理知を宿して。
「良いお店、知ってるんだ。どう?───」
彼女の事は知っています。
アイリちゃんから度々話で聞いていた放課後スイーツ部に所属している、
「補習授業部のぶちょーさん?」
柚鳥ナツさんでした。 - 922本編じゃんね☆24/07/14(日) 22:27:24
「貴女は確か……柚鳥ナツちゃんでしたね?」
「やあやあ、そう言う貴女は……シャーレの当番シフトでも重なった事がないトリニティ生で補習授業部なら───浦和ハナコ先輩かな?」
「えぇ、はじめまして。柚鳥さん」
ナツでいいよー、と間延びした声と共に数メートルばかりあった私たちとの距離を詰めていく。
『(……セイバーさん)』
『(ヒフミのような魔力は感じない。少なくとも今見る限り、白、かな)』
その言葉に安堵を覚え、逆立って張り詰めた空気を落ち着かせる。まったく意識していなかったタイミングで掛かった声。セイバーさんに言われた『アサシン』さんの特徴を聞いてから無意識のうちに脳が警鐘を鳴らす、そんな風な心の持ちようになっていたのだと気がつきました。
「『順調かい?』……生徒会長へのお土産探し」
「……っ。それは、どこで?」
「?さっきそこでもみくちゃしながら喋ってるのが聞こえたからだけど……聞いたらまずい話だったかな?」
お〜っとまずったまずった、と若干大仰な形で頭を掻く彼女。
困ったなと言う口や表情の変化は動きに反して大きくはなく。だけどその眠たげな瞳だけはじっと私を見つめている。何故か、嫌な緊張が走ります。友人の知り合い、それも単独での接触。一体何故?
「ふむふむ……まあいきなり声をかけた私も悪かったしね」
「あ、いえその……こっちこそちょっと今、ティーパーティーとのお茶会があるので緊張してて。ごめんなさい、ナツちゃん」
気持ちを、立て直す。ちらりと斜め前にいるハナコちゃんとコハルちゃんは心配した顔で、そして恐らく後ろにいるアズサちゃんも同じ顔を。
それが分かるからこそ、心を強く持つ。
『万が一』を警戒する。
だからこそ、
「へぇ……『あの』桐藤ナギサに度々茶会へ呼ばれている阿慈谷部長が緊張って。これからお叱りでも受けに?」
初対面の少女に自身のことを知られているという、情報アドバンテージを奪われている事実に。
僅かに焦りが生まれた。 - 923二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 22:36:17
おお怖…
- 924二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 22:49:02
ニブニブニブニブ ニブニブニブニブ
ニブニブニブニブ ニブニブニブニブ - 925本編じゃんね☆24/07/14(日) 23:06:23
「ま、なんでも良いけどね。ところでさっきの話、引き受けようかな?」
「あはは……なんの話でしたっけ」
「おー?いや別にさ、強請ろうってわけじゃないんだけど。ま、いいか」
にひ。
笑い声、一つ。
その独特なペースと雰囲気に、崩される。
「(……困りますね、これ)」
裏社会での取引相手が作る雰囲気は高圧的な『驕慢』か或いは子ども相手だからという『嘲弄』が基本だ。そしてこのタイプは、まず私が相手をした事のない方です。
計算がある『かもしれない』、裏がある『かもしれない』。だけど、そもそもペースがブレない、変わらない。相手を揺さぶる引き鉄を探しださないと、そもそも交渉の席につけないタイプの人間。
唾を、飲み込んだ。
「これでも私は放課後スイーツ部。日々、飽くなきロマンを私は探し求めて、歩き続けている。まだ見ぬ至宝、愛しき芳香、さんざめく芸術……つまりだよ、阿慈谷ぶちょー」
音を立てて牛乳を一口、その間も視線は逸れず。
緊張は名前を呼ばれたタイミングでまた一つ階段を上がります。
普段呼ばれ慣れていないからこそ、その名と、それが呼ばれる今がまるで特別な意味を持っているかのように錯覚させられる。
「君たちの求めるロマン。そこに辿り着く為の宝の地図。私がそれを提供してしんぜよー……ただし、『契約』には必ず代価が必要。至宝の逸品への対価なら……たまらぬロマンこそが相応しい」
契約、地図、至宝、対価。
じわりと、嫌な汗が流れる。
「あー……つまりね。ティーパーティーの席に相応しい物を必ず出せる隠れた名店を教える。代わりに『一つ』、お願いを聞いて欲しいと思ってね」
さぁ、どうかな?と片目をぱちりと閉じた彼女への私の返事は─── - 926本編じゃんね☆24/07/14(日) 23:30:04
「よーし!しゅっぱーつ!」
絶妙に力が抜ける雰囲気。対応を間違えないように私一人だけで着いていこうかと思っていたけどハナコちゃんからの『ぜひ私たちもご一緒させてもらいますね』の一言で、5人と私のすぐ傍を霊体化して歩くセイバーさんとで大通りから少し外れた場所を歩いていく。
「あまり、こっちには来ない?でも大丈夫。帰り道も用意してるよ」
その変わらない声の調子とは裏腹に、徐々に道は細く、暗く。
するりと通り抜けていく空気を追って歩いていった私たちは、気づけば裏路地へと入っていました。
「随分……歩くんですね?」
「んー?おー……隠れた名店は知られざる場所にあるからこそ、なのさ。にひっ、また一つ世界のロマンを知ったね阿慈谷ぶちょー」
クッションのよく効いているであろうそのスニーカーの向かう先へ、私たちも連れ添って歩く。
『(セイバーさん、みんなの後ろを)』
『(昼間とはいえ、此処は随分と薄暗い。背中は任せてほしい)』
そう言って軽く、ほんの一瞬だけ霊体化を解いてかアズサちゃんの肩を叩き。
「……了解」
いつの間に取り決めたのか小さく言葉を返して、私のすぐ傍を今度はアズサちゃんが歩く。
即応できる、状況は整う。
必要最低限の準備、自分の愛銃とモモフレンズのロゴが入った円盤型のデコイの用意は済んでいる。
そして、
「うーん、この辺でいいかな?」
彼女はその歩みを止めました。 - 927本編じゃんね☆24/07/14(日) 23:42:20
「さて、血よりも重い代価を払う時は今」
くるりとゴム音を鳴らしながら振り返る。薄暗い道の中央、僅かな陽射しを受けてより黒い影が延びていく。
「阿慈谷ぶちょー。私はね、『見て』『知って』しまったんだよ」
赤い瞳がじと見つめる。光源の少ないこの場所なのに、はっきり見えてしまう。眠たげに、揺蕩って。
「あの場所に、私も居た」
けれどその視線は澄んだまま。
決して逃さないと言外に知らせてくる。
「ロマンを追い求める権利は諸人に与えられ、また同時に『秘する権利』も平等に主は与えられた───筈」
熱も寒さも何もなく。ただただ、停滞した温度が漂っている。私たちも彼女もどちらにも動きはないまま。腹の探り合いが終わる。それはきっと、
「だが、この探求は止められないし、止めたくないから」
「だから、貴女に求める物はただ一つ───」
「このモモスタにあがってる男性と写真を撮らせて欲しい、あツーショットでよろしく〜」
へ? - 9281じゃんね☆24/07/14(日) 23:44:59
- 929二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 23:51:13
ツ…ツーショかぁ
- 930二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 23:52:56
底知れない感じの雰囲気出てたナツ良き
- 9311じゃんね☆24/07/15(月) 00:24:56
「ほら、昼前に『Hello's』居たよね?私もその時、うちの猫ちゃん達といてね……今ワイルドハントから来てるショコラティエの出張特別展やっててね」
「それでふらふらしてたら阿慈谷ぶちょーが今トリニティ中で話題沸騰ちゅーの謎のヒーローXと階段の踊り場で密会してるのを発見してしまった……」
「私は思ったよ、『おー、これはロマン』……ってね」
「不本意ながら暴いてしまった、ロマン。なら、彼と君が知り合いというのはここだけの秘密……と目撃者からの自己申告すればぶちょーの『不安』も解消、ついでに私もロマンツーショット撮ってヨシミ達に自慢できるからうぃんうぃん……うーん我が事ながら名案」
今日じゃなくても構わないから、あちなみにお店はこの路地を抜けた先だよ裏道通るというのもまた乙な事だよ……と、変わらない調子で彼女は呑気に続ける。
そんな調子にもう引っ張られようと諦めて、気になった点を確かめました。
「ふ、不安ですか?」
「あり、違った?あーこれはまた失敗かな?てっきり私が声を掛けて顔を見たら途端に焦るから、『秘密がバレて強請ろうと思われてるなぁ』……って思ったけど」
思わず肩と表情から疲れと力が抜けた、そう感じたのはなんの気のせいでもないはずです。
「あはは……えと、ならモモトークの連絡先交換しときましょうか?」
「おー、これがアイリから散々聞いていた阿慈谷ぶちょーの連絡先。これもまたロマン」
「あはは……また連絡しますね、ナツちゃん」
「にひ、待つのもまた楽しみ、だね」
気づいたら簡単なこと。私を知っていたのはきっとアイリちゃんから。目線が常に合うのも心配してたから。独特な雰囲気なのは、彼女の持ち味で、そもそも最初からそういう意図はなかったから。ハナコちゃんが着いてきたのは……多分あの時点で気づいてたから。
イマジナリー(˶ᐢ ᐢ˶)「はい♡正解ですよ♡」
「ではでは、連絡先もげっとしたし───いざ未知なるロマンへ!しゅっぱーつ!」
私の中にあった誤解も戦意も緊張も溶けて、振り出しに戻りつつ、お茶会のお土産を───
「それに近くても最近物騒だからね」
「『噂』の怪人に出逢うのは───ちょっとロマンに欠けるかな?」
にひひと笑いつつ私を先導してくれようとした彼女の言葉に、今度こそ、私は『知らなきゃいけない』と直感して体に僅かな緊張が走るのを覚えました。 - 9321じゃんね☆24/07/15(月) 00:43:12
というわけでなんとかナツとの邂逅が終わったじゃんね☆
ナツちゃん可愛いじゃんね☆
次回はナツちゃんからクリティカル分の情報ボーナスタイムじゃんね☆
なんでナツちゃんが色々知ってるか?
色んなとこにスイーツ巡りしてるからじゃんね☆
明日は一応お昼ぐらいから投下する予定じゃんね☆
ざっくりダイジェストだからそんなに長くならずで、その後は恒例の安価を2回!!!じゃんね☆
ナツちゃんから聞ける『放課後スイーツ部から見た各自治区の様子』的な情報について自治区の中から1個選んでもらうの1回。
もう1回はナギサ様との会話デッキじゃんね☆
また、安価お願いするけど、よろしくお願いしますじゃんね☆
今日もたくさんの時間お付き合いしてくださってありがとございましたじゃんね☆
また明日も遊びに来てくださったら嬉しいじゃんね☆
それではみんな今日もたくさんレスしたり読んだり遊んでくれてありがとうございました、お休みなさい……じゃんね☆
遅くなったけど、心配してあげてくれてありがとじゃんね☆
ツーショット撮りたかったナツちゃんじゃんね☆
ちなみに初めに声かけたのはアイリちゃんから話聞いてたヒフミちゃんが困ってそうだからっていう善意じゃんね☆
ナツちゃんは優しい子じゃんね☆
ナツの言動に関してそう言ってもらえるとホッとしたじゃんね☆
改めて読むとなんてことなかったり、実際イベントであった言い回しだったりにしつつ、初めて目を通してもらった時は底知れない感じを出したかったじゃんね☆
ありがとじゃんね☆
- 933二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 01:55:07
- 934二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 09:47:09
いいじゃんね
- 935お知らせする1じゃんね☆24/07/15(月) 12:27:25
……ちぃっとも書くのが進みませんじゃんね☆
頑張って書いてるけどちょっと難産じゃんね☆
いい案が思いつかないのと分岐ごとやらで書き分けてるせいじゃんね☆
私のせいじゃんね☆
とりあえずそれとは別に安価するとかの話(>>932)はアドバイス参考にしたりで検討し直してるじゃんね☆
今ナギサ様書くのに苦戦してるじゃんね☆
おせいじ、辛いじゃんね☆
そんなわけで、少しお時間をください……書け次第、なんとか本日中の夜までには……なんとか……
もし待っていてくださる方いらっしゃったらほんとにごめんなさい……じゃんね☆
ナツちゃんのことそう言ってもらえると嬉しいじゃんね☆
それからアドバイスまでありがとうございますじゃんね☆
安価も10前後ぐらいにして遠めのはやめていく、🎲も活用しつつなるべく連続で複数回安価したりするのも控える方針に切り替えてくじゃんね☆
目指せストレスフリー、じゃんね☆
中々安価とか不慣れなので色々試行錯誤中……なのでこんな風に分かってないこと、こうした方がもっと良いかもしれないこと、そういうのを教えて頂けるのはとっってもありがたいじゃんね☆
私はほんとに遅筆だったり、中々展開動かず一歩ずつなシナリオだったり、管理能力が杜撰な1じゃんね……
でも今回教えて頂いたアドバイスとか参考にして、少しでもみんながなるべくストレスフリーで参加できて少しでも楽しめる物語を作っていけるよう頑張るじゃんね☆あとエタらないじゃんね☆
言いにくい事だったと思うじゃんね、それを丁寧に優しく教えてくれて嬉しかったです、ありがとじゃんね☆
ありがとじゃんね☆
コメントの一つひとつがやる気の栄養になるじゃんね☆
なんとか、なんとか文章捻り出してくるじゃんね☆
- 936二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 12:32:47
おせいじ描写は大変よね…
まったり待ってます!どうか気負わずに - 937二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 17:44:12
あげ
気長に待ちます - 938二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 17:54:24
ナギサはどこまで知ってるんだろうな
探りを入れたりして味方かどうか、聖杯戦争関係者かどうか探っていく感じになるのかな
聖杯戦争関係者ならわかることを話したり、自分たち以外ではアサシン陣営やランサー陣営しか分からないことを話すとか
味方じゃなさそうなら嘘ついて混乱させる選択肢もあるか? - 939二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 18:15:35
せっかくの祝日なんだしゆっくりしてくれてもええんやで
- 940本編じゃんね☆24/07/15(月) 21:20:53
「どんな噂かぁ気になるぅ?」
私の質問へ返ってきたのんびりした疑問へ、苦笑いのようにして先を促す。
先立って歩く彼女はどこか明日の天気でも話すようにのんびりとした口調で話し始めた。
「大した話ではない、『らしい』。最近というかここ2、3日ぐらいで出回り始めた話、『らしい』。私が聞いたのは、昨日シャーレ当番の後にカフェでたまたま耳に入ってきた話かな」
その口から語れた『噂』は、あの時チンピラの方達から聞いた話によく似ていました。
「『ゲヘナ近く』で夜に人気のない道を歩いていると怪人が現れる」
「見てしまったら最後。どれだけ急いぞ逃げなきゃいけないのと『思っても』、絶対に逃げられない」
「そうして捕まったら」
路地の闇を抜ける。昼下がりでまだ燦々とした光が溢れる道。
そこに一足早く踏み込んだ彼女はちらりとこちらを見やりながら、
「───最後は『悪夢』を見せられる」
その温かい場所とは裏腹の、酷く仄暗い言葉が綴った。
「どう?私好みではないけれど、これもまた人によっては心を震わすロマン……かもしれない」
冗談めかしながらまた前を向くその顔は相も変わらず。多分含みも何もないのでしょう。けれど私は、なんとなく近づいてきた誰とも分からぬ怪人が、この薄暗がりの路地にも潜んでいるような気がしてならないのでした。 - 941本編じゃんね☆24/07/15(月) 21:23:51
「なんてね。さあさあ補習授業部ごいっこー様。もうすぐ目的地は右側ですお疲れ様でしたって……おお、反応がそーくーる」
目的地の看板が見えた。古くからあるお店ではないようで、真新しい看板に「Hatcha」とだけ記されたが目につく。どことなく書店か文房具店かといった雰囲気のそこがナツちゃんが言う目的のお店のようでした。
「ここは最近出来たお店でね。飲食スペースまで用意した割に借りた物件が元々書店だったのもあって人が中々来ない……所謂、隠れた名店さ。ちなみに私が見つけたんだ」
ちょっとだけ自慢げにそう言ってから、彼女は踵を返そうとする。思わず、言いそびれていた物が口から転げ出た。
「ナツちゃん!……ごめんなさい、おかしな態度をとってしまって……それから案内してくれてありがとう!」
「んー?君と私は取引をした、それだけの事。それ以上、私から君へ想うことは……そうだね」
にひ、とまた彼女らしい笑い声を一つ漏らしてからその瞳を少しだけ細めて、この年下の女の子は
「新たな友への友情以外、『ないもない』さ」
そう言って酷い態度を取っていた私を許してくれました。
「ちなみにナツさん、まだ他に知ってたりする噂話とかってありますか?私も花の女子高生らしく好きなんです、噂話」
「おー麗しのハナコ先輩!おーけーおーけー、思い出そー」
そういうわけでと帰ろうとする彼女を引き留めて、もう少しだけ何か知っていないかと聞き取りをする。あの後別れた方が綺麗ではあるのかもしれませんが、それはそれとして放課後スイーツ部として自治区外にも足を運ぶという彼女から少しでも情報を集めたい気持ちがありました。
「……あ、あとはレイサも何か言ってたかな?」
「『昔私達と行ったトリニティ郊外のスケバン達の溜まり場から少しずつ人が消えている』『みんな揃って、まるで大きな動物に狙われた草食動物みたいに……何か知りませんか!?杏……』っとと、最後のやつに関しては『本当に』関係ないや」
「あと聞いた話なら……」
【情報ボーナス】
dice1d5=3 (3)
⓪D.U.(確定入手)、①トリニティ、②ゲヘナ、③ミレニアム、④アビドス、⑤レッドウィンター
- 942二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:24:23
このレスは削除されています
- 943二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:29:52
おつです
怪人…悪夢…誰なんだろ - 944二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:31:31
悪夢で浮かぶのはペイルライダーとかではあるが
仮にペイルライダーなら相当厄介なのは間違いない - 945二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:36:04
逃げたくても逃げられないか
魔眼持ちだったり? - 946まずはD.U.からじゃんね☆24/07/15(月) 21:38:44
「D.U.周りが慌ただしい雰囲気みたい、だね。昨日行った時に思ったけど、連邦生徒会の子達の出入りがいつもより激しかったよ。なんでも各自治区で意識を失って倒れる怪事件が多発していたり……」
昨日の事を思い出してか、こくりこくりと頷きつつナツちゃんは続けて話していきます。
「先生もそのせいか、バタバタしてたかな?あー、後、あまり当番で見かけない子がいた。長い黒髪の子」
長い黒髪、そう聞いてちらりとアズサちゃんの方へと目を向けるとなんだか考え込むような仕草をしています。もしかすると、そうなのかもしれません。
でも、そうだとするなら……先生がこのタイミングで呼んだ理由は一体『どれ』なんでしょうか。
「『“私が頼んだんだ”“連絡がつかない子がいるから、少しその事で頼んでいてね”』……だったかな?」
ナツちゃんから聞く先生の言葉。それは、確証に至るにはやや足りませんでした。
「あとはまあ普通だよ。いつものように先生が眠そう、というか徹夜したのかな?『あんまり聞かない名前』の学校の事で事後処理してたとか……」
なんだったかな?……むむむ、歳かな?と彼女は思い出せないと両手をあげる。その姿にお気になさらずと告げて、私は先を促した。
「あとは爆破事件があったって電話が来たり。いやぁ電話口からちょこっと聞こえて来た声は随分先生と親しい感じだったよ、随分高飛車なおませさんみたいだった、私はあのれでぃーの声をそう回想した……あ、あと遠くからデモ行進の声が聞こえたぐらい?『誓いの印を掲げろー!』とか?」
デモ、誓いの印。爆破事件。高飛車。
聞いた言葉を頭の中のメモに書き込みながら、少し気になっていた自治区の事を私は、やや唐突になってしまいましたが、聞きました。
「んん……?ミレニアム?」 - 947二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:43:56
もしかしてメドゥーサさん?
石化の魔眼が神秘で減衰して動けなくなって昏睡事件は鮮血神殿、悪夢は暗黒神殿かな - 948二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:44:35
意識を失って倒れるとなるとガチでペイルライダーか?
- 949二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:45:56
あ、メドゥーサの可能性もあるか
- 950次はミレニアムじゃんね☆24/07/15(月) 21:48:06
「あーなんかあったかなぁ?……お」
思い出したと言わんばかりにぽんと手叩き一つ。
ナツちゃんの語りはするすると、私の耳へ届けられていきます。
「そうだそうだ、アイリがワイルドハントの子と一緒に遊びに出掛けた時に見たらしいけど」
どうやらまた一つ交友関係が広がったらしい友人の顔を思い出しながら、友人の楽しかった思い出から垣間見える情報のピースを知るために、身が乗りだす気持ちを抑えたまま聞き役に徹します。
「いつもは見かけるロボットとは違う、なんだっけな?『へるたーすけるたー?』『ゲーム開発部最新作?』とかいう幟をつけたロボットが結構な数(dice1d100=85 (85) )街を巡回してたって……」
ロボット……ですか。ミレニアムはこの学園都市にあっても、こと最先端の科学技術に関しては類を見ない自治区です。
「流石叡智の都市、ミレニアム……ゲーム開発というロボット工業とは全く別の分野を専門とする者でも優れた技術力を有するとは……恐るべし」
ロボットやドローンは他の学区以上に日常的な風景です。だからこれ以上、聖杯戦争に関連する噂話や情報はない。そう、思っていたら───
「そうそう、そのロボットと一緒にいた小柄な女の子……ゲーム開発部の子もタトゥーシールを貼っていたらしい。今ゲヘナで流行っているらしいけど、ミレニアムでも一緒かな?……トリニティはティーパーティーが入荷規制してる、なんて話もあるぐらい手に入らないアレ」
「やれやれ、昨日のティーパーティーの件といい。トリニティはもう少し学生に甘くてもいいんじゃないかな?具体的に言うと部費」
「ああ、そうそう。彼女の名前───」
「才羽モモイ、というらしい」
大きな手掛かりを得ました。
- 951二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:53:09
結構な数来たなあ
- 952二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:53:34
- 953一部誤字ったので再掲じゃんね☆24/07/15(月) 21:55:39
「それじゃあ私はここで」
「ん?なにも買わないのかって?だいじょーぶだいじょーぶ味はカズサの名前を賭けて保証するよ」
「あー……というかだね」
「今日は午前から特別展でチョコも買ったし食べたしで……そう、懐寒くカロリー暑くってやつ」
「聞かないで欲しい事もある。『秘するが花』さ。なんたって私も勿論、花のじぇいけー、なんだから」
そう言って、ナツちゃんは帰っていきました。
大きな、とても大きな収穫があります。新しいお友達、そして聖杯戦争に繋がるかもしれない情報。この後もナギサ様とお話しすればまた何か分かるかもしれません。次へと繋がる一歩と新しい友情を得て、私は心が弾む音が聞こえた気がしました。
【購入したケーキ】
0〜10:ふつう、11〜20:うれしい、21〜50:さすナツ、51〜70:ヒフミさん♡、71〜90:ヒフミさん♡♡、91〜100:ヒフミさん♡♡♡
dice1d6=4 (4)
①夏苺のショートケーキ(dice1d50=1 (1) )
②期間限定モンブラン(dice1d50=6 (6) )
③具沢山フルーツタルト(dice1d50=26 (26) )
④紅茶のシフォンケーキ(dice1d50=44 (44) )
⑤窯出し濃厚プリン(dice1d50=8 (8) )
⑥ミレニアムロールケーキ(dice1d50=20 (20) +30)
───そう、来られましたか。
ではお通ししてあげて下さい、最高のお持てなしで。ええ、勿論。
栄えあるティーパーティの皆さんでしたら……お茶会の席にフォークとナイフ以外は無粋な事は、分かりますね?嗚呼、それと。
ミカさんへ急ぎ、連絡を。
- 954二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:59:20
この店本当におすすめなのか?
- 955再掲できてないじゃんね☆24/07/15(月) 22:03:33
ミスがあったので再掲しようとしてコピペしたら行数超えて消したのにコテハン変え損ねたじゃんね……
しかもケーキのダイス間違って1d50のまんまで直してないじゃんね……範囲が違うじゃんね……
というわけで、振り直しと貼り直しします……じゃんね☆
てかミレニアムやばいことなったじゃんね……
【一部修正】
「やれやれ、昨日のシスターフッドの件といい。トリニティはもう少し学生に甘くてもいいんじゃないかな?具体的に言うと部費」(>>950)
【購入したケーキ】
0〜10:ふつう
11〜20:うれしい
21〜50:さすナツ
51〜70:ヒフミさん♡
71〜90:ヒフミさん♡♡
91〜100:ヒフミさん♡♡♡
選んだケーキはdice1d6=1 (1)
①夏苺のショートケーキ(dice1d100=34 (34) )
②期間限定モンブラン(dice1d100=6 (6) )
③具沢山フルーツタルト(dice1d100=95 (95) )
④紅茶のシフォンケーキ(dice1d100=28 (28) )
⑤窯出し濃厚プリン(dice1d100=) )
⑥ミレニアムロールケーキ(dice1d100=7 (7) +30)
前回(>>953)より数が小さかったら、前回の🎲結果を採用するじゃんね☆
- 956二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:08:29
両方6のモンブランw
- 957ダイスやり直しじゃんね☆24/07/15(月) 22:14:33
空白入れ忘れてダイスできてない項目(⑤)あるじゃんね……選んだケーキが違うから関係ないかもだけどこういうシステム関係のミスは一個取りこぼしたりなあなあにすると段々積み重なってくものだから、今のうちに振り直すします……じゃんね☆
今度こそ頼むじゃんね……🎲
あとコメントも返信するじゃんね☆
【購入したケーキ】
0〜10:ふつう
11〜20:うれしい
21〜50:さすナツ
51〜70:ヒフミさん♡
71〜90:ヒフミさん♡♡
91〜100:ヒフミさん♡♡♡
選んだケーキはdice1d6=6 (6)
①夏苺のショートケーキ(dice1d100=12 (12) )
②期間限定モンブラン(dice1d100=85 (85) )
③具沢山フルーツタルト(dice1d100=58 (58) )
④紅茶のシフォンケーキ(dice1d100=3 (3) )
⑤窯出し濃厚プリン(dice1d100=22 (22) )
⑥ミレニアムロールケーキ(dice1d100=87 (87) +30)
前回(>>953)より数が小さかったら、前回の🎲結果を採用するじゃんね☆
おせいじがんばるじゃんね……
ずっとキャットファイトしてるじゃんね……
>937
待ってて下さってありがとじゃんね☆
お待たせしました……じゃんね☆
書いてたら胃が痛くなったじゃんね☆
- 958二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:15:30
この後会話デッキの安価ですか?
どんな内容話すべきなんだろうな - 959二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:20:23
ミカが呼ばれてるの怖いな
- 9601じゃんね☆24/07/15(月) 22:21:34
続きはナギサ様関係の話が書けたらになるじゃんね……
多分明日の夜じゃんね……
この後はコメント返しするじゃんね☆
実は読んでくださってる方からアドバイスもらったじゃんね☆(>>933さんじゃんね☆)
それで安価についても改めて色々考えてみて……
結局、あんまり情報ないのに、ナギサ様といきなり話して下さいっていうのは流石に丸投げすぎるからやめようと思ってるじゃんね……
当たり前じゃんね……安価する事に意識取られすぎたじゃんね……
もしするとしてもナギサ様との会話シーンをある程度投下してからその上で聞きたいことありますか?の安価にしようと思ってるじゃんね☆
その時はよければよろしくお願いします……じゃんね☆
- 961二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:30:28
まあ安価やダイスに振り回されて話が進まないくらいならある程度スレ主の予定通りに進めた方がいいかもしれない
- 962二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:32:45
現状ナツはマスターではないだろうし、連邦生徒会関連のニュースというか噂の内容的にカヤがマスターも考えにくいからな
防衛室の山羊さんがいた頃という発言を見るに今はいないってことだろうから
おそらく時系列はカルバノグ後だろうけど
アサシンのマスター候補は絞られてきた感じはする - 963二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:43:08
モモイの情報掴めたのでかすぎるな
あとはミカが不穏なのと他のマスターとサーヴァント…ライダーはメドゥーサかもってくらいか - 964コメント返しの1じゃんね☆24/07/15(月) 22:48:33
そんな風に仰って下さってありがとございます……じゃんね☆ちょっとホッとするじゃんね☆
ミレニアムはいい感じじゃんね☆
一体誰なんじゃんね☆
ペイルライダーは……内緒じゃんね☆
そういえば型月の魔眼って一体キヴォトスでどれぐらい聞くのか……謎じゃんね☆1は炎焼の魔眼が好きじゃんね☆
本スレではウイちゃんの話通り、噂はどこまでいっても噂じゃんね☆
誇張されたり、その逆だったり、誤魔化したり、でもちゃんと元になった事実があるじゃんね☆
ペイルライダー人気じゃんね☆
ライダーさん来たら大変なことになるじゃんね……
主に貞操が……
とりあえず書いて基本設定的に問題なかった分じゃんね☆……まさか修正忘れあったけど……
一度にたくさん情報出してごめんなさい……じゃんね☆
やっと、やっとここまで来れたじゃんね……
みんなのおかげじゃんね☆ありがとじゃんね☆
こんな悲惨なことになるなんて思ってなかったじゃんね……
- 965コメント返しの1じゃんね☆24/07/15(月) 22:49:53
モンブランはアニメ出演も果たしたケーキなのにじゃんね……
どんな連絡をしたのか……じゃんね☆
怖いじゃんね☆
そんな風に仰って下さってありがとございます……じゃんね☆1なりにいい塩梅見つけながら、がんばるじゃんね☆
カルバノグ後になったじゃんね☆
カヤちゃんは今……どこで何してるじゃんね☆
1的にもデカかったじゃんね……
あとはローラーか、ケーキ分で……
みなさん、今日はたくさんお待たせしてごめんなさい……それでも心配してくれた人、待っててくれた人、読みに来てくれた人、色んなこと考えて楽しんでくれる人がいて、すっごく嬉しかったじゃんね☆
明日こそはナギちゃんとのお話会終わらせるじゃんね☆
ロールケーキと紅茶を食べ飲みするじゃんね☆
それではみなさん、改めまして本日もありがとうございました、もしよかったらまた見に来てやってください……じゃんね☆
ちなみに明日は夜開始じゃんね☆
- 966二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:50:04
- 967二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:52:52
このレスは削除されています
- 968二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:53:48
- 969二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:57:48
このレスは削除されています
- 970二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 23:09:37
聖杯戦争に勝つことを考えるなら終盤まで拠点に籠るのが一番無難な手ではあるからな
自分の拠点で戦えば有利を取れるだろうし、誰も拠点に攻めてこないまま他陣営同士で戦いあって残り二騎とかになれば万全の状態で戦えるのはアドバンテージになる
バベッジ本人は終盤まであまり動かないで他陣営同士の潰し合いを期待してるという可能性はある
実際どこか一陣営ぐらいは拠点に篭って終盤まで一切姿を見せず、そのサーヴァントに関する情報が出てこないという事態はあり得そうだし
そろそろ次スレかな - 971二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 08:36:07
保守
- 972二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 12:34:31
モモイの情報得れたのをどう活かすかは大事だろうな
接触したらヒフミがマスターであることはまず間違いなくモモイにバレるし
バベッジがどういう思惑で動いてるかが分からないからなまだ
明らかにロボットは目立ちまくってるからそのうち他陣営も気付きそう
戦闘をひたすら回避することを目指すなら目立たないようにしながらマスターがいなさそうな他地区に逃げて隠れ潜むという手もある
この広いキヴォトスで本気で隠れられたら見つけるのは容易ではないし - 973二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 13:22:49
正直ヘルタースケルターの増産考えれば放置しておくと厄介なのは確かだし、敵対するにせよ協力するにせよ一度連絡か接触かしておいた方が良い気がする
エイプリルフール企画のイタズラ☆ストレートが実際にあった事として計上されてるなら、その縁でアリス経由で連絡取る事は出来そうだし
モモイというかゲーム開発部の性格考えるならスカサハの件や黒服の件について話せば厄ネタの対処までなら同盟張れそうな気はするんだよな。ただ、厄ネタの対処が終わった後は勝者目指して勝負仕掛けて来そうな気もするけど - 974二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 14:45:33
モモイたちに友好的にいきたいなら早めに接触すべきではあるかな?
増産が進んだ後に接触してもこれだけ準備出来たし組まなくても大丈夫と考える可能性もあるし
ただ敵対する方向で行くならできるだけ早く奇襲しかけて撃破狙いが良さそうな気はする
セイバー陣営が奇襲攻撃を仕掛ければキャスター陣営にそれなりの被害を出せる可能性は高いし襲撃されたキャスター陣営が拠点から逃亡する可能性もある
襲撃かけられたキャスター陣営が別の場所に移動する選択肢を選べば移動してる間はヘルタースケルターの増産は出来ないだろうから
キャスターが拠点に篭って準備を盤石にしていくのは敵対するなら避けたいし
ただかなりモモイたちは目立ってるから他陣営と戦闘して消耗するのを期待して接触しない手もある
キャスター陣営を放置したらまずいと考えた他陣営が動く可能性は十分あるだろうから
全ての陣営を自分たちで撃破しなきゃいけないわけじゃないし
接触しない場合はヒフミたちはモモイがマスターの可能性が高いことを知っているけどモモイたちはヒフミがマスターであることを知らないなら情報面で有利を取れている状況になるというのもメリットになるのかな - 975二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 15:17:04
現時点の鯖情報
剣 アーサー
弓 ?
槍 レオニダス
騎 ?(メドゥーサ?ペイルライダー?)
術 バベッジ
殺 スカサハ
狂 ? - 976二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 19:12:57
- 977二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 19:38:55
最悪なのは接触したけど話し合いが決裂して敵対することになるパターンかな
モモイとバベッジがどういう考えでこの聖杯戦争に参加してるか分からない以上話し合いがうまくいかないリスクはあるだろうし
手段選ばず戦えば有利を取れる可能性は高いけどやばい手段を使えば使うほどバレた時怒りを買うことになるからそのあたりも考えて行動しないといけないだろうな
味方になる可能性がまずないアサシン陣営相手とかなら手段選ばずに戦うことのリスクもそんなにない気はするけど
今日の分は次スレ立ててやるのかな?
あまり残りレス数に余裕がないから途中で埋まりかねないし - 978二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 19:51:18
モモイ達の性格考えれば悪辣な接し方さえしなければ決裂するにしても悪い様にはならない気はする
殺生を問わない陣営が居るって事を伝えれば、それの対処までは最低限停戦くらいは出来るんじゃないかな?って
本編のストーリーとかから鑑みても他者の命を危険に晒してまで願いを求めるまではしないだろうし - 9791じゃんね☆24/07/16(火) 20:01:41
まだ時間かかるじゃんね……困ったじゃんね……
とりあえずコメント返しじゃんね☆
85機って……なんでこんなに増えるじゃんね……
🎲がわんぱくすぎるじゃんね……
それはめちゃすごい作戦じゃんね☆
結局最後まで生き残れたなら勝ちじゃんね☆
それはそうと次スレになるじゃんね☆
嬉しいじゃんね☆
保守ありがとうございますじゃんね☆
キヴォトスデカすぎじゃんね……
確かにその繋がりはあるじゃんね……
うむむ……まあ困ったら🎲に聞くじゃんね
>全ての陣営を自分たちで撃破しなきゃいけないわけじゃないし
聖杯戦争やってくのに大事な考え方……かもしれないじゃんね☆
まとめありがとうございます……じゃんね☆
大問題じゃんね☆
🎲次第じゃんね☆
今日の分は次スレでって形になるかと思います……目の前の物を片付けて帰れたら、建てますので……
本編100%そのものは書けないけど、それでも本編で大切にしていた物は大事にしていきたいです……じゃんね☆
- 9801じゃんね☆24/07/16(火) 20:06:49
次スレの事を改めてお知らせします……じゃんね☆
とりあえず本スレに関しては残り20レス分ぐらいなので次スレを本日中に建てて投下する形になります……じゃんね☆
新しいスレを建てるにあたって、簡単なまとめを作りましたじゃんね☆
まだ作成途中だけど……随時追記してくじゃんね☆
x.gd最後になりましたが、無事に1スレ感想できそうですごくすごく嬉しいです。みなさん、たくさんの安価への協力やコメント、そしていつも読んでくださって本当にありがとうございます……じゃんね☆
次のスレでもよろしくお願いしますじゃんね☆
あ、残ぎょ……補習が終わったら新しいスレと今日の分を投下するじゃんね☆
- 9811じゃんね☆24/07/16(火) 20:11:36
- 9821じゃんね☆24/07/16(火) 21:57:27
- 9831じゃんね☆24/07/16(火) 22:01:54
建てたじゃんね☆
次のスレはこちら↓じゃんね☆
【ダイスと安価】ブルアカキャラがマスターの聖杯戦争Part2|あにまん掲示板っていう感じのやってるじゃんね☆このスレは2スレ目じゃんね☆主人公は『阿慈谷ヒフミ』ちゃんじゃんね☆召喚したクラスは『セイバー』じゃんね☆補習授業部メンバーと一緒に聖杯戦争に殴り込みしたじゃんね☆適宜…bbs.animanch.com新しいスレでもよろしくお願いします……じゃんね☆
もうちょっとだけ書いてから、出来てる分だけ投下していくじゃんね☆
このスレは、お話したりして使ってほしいじゃんね☆
- 9841じゃんね☆24/07/16(火) 22:03:24
- 9851じゃんね☆24/07/16(火) 22:09:37
- 9861じゃんね☆24/07/16(火) 22:15:09
シスターフッドすっかり抜けてたじゃんね……
マリーちゃん忘れてたじゃんね……
いい感じのナギちゃんの画像も探さないとじゃんね……
……なんとかなるじゃんね☆ - 987二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 22:22:29
次も頑張ってもろて
- 9881じゃんね☆24/07/16(火) 22:31:25
- 989二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 22:49:10
う
- 9901じゃんね☆24/07/16(火) 23:34:57
懺悔するじゃんね……
ナギちゃんとハナコちゃんのブリティッシュトーク、正直めっちゃ書くの楽しかったじゃんね……
あれだけ言い合って実は内心というかただヒフミちゃんの取り合いしてるっていうのが可愛いなぁと自己満足しちゃってるじゃんね…… - 9911じゃんね☆24/07/17(水) 01:08:32
- 9921じゃんね☆24/07/17(水) 01:08:47
!?!?!?!
- 9931じゃんね☆24/07/17(水) 01:12:32
- 9941じゃんね☆24/07/17(水) 01:28:10
- 9951じゃんね☆24/07/17(水) 01:32:03
- 9961じゃんね☆24/07/17(水) 01:35:09
- 9971じゃんね☆24/07/17(水) 01:36:19
- 9981じゃんね☆24/07/17(水) 02:10:47
幼い頃から、本が好きだった。
文芸。実用書。絵本。雑誌。所謂ジャンルを問わず、書という形で知識が納められたそれを。
私は物心着く前から、ずっと好きだったらしい。
それは今変わらない。だけど、当時一冊の本だけが何故か酷く心に残っていた。語り継がれたおとぎ話。ただの絵本。だけれど、
───見てしまったのですね。
───見られたからには此処を出て行かないと。
───私は、貴方と過ごせて幸せでした。
───さようなら。
「見るなのタブー」、そう呼ばれる類型の一つ。
どこにでもある、教訓じみた話。なのに、私はずっとそれが心残りで。
だから、なのでしょうか。
あの日助けたのは偶然で。
恩返しが欲しいとかそういうのじゃなくて。
ただの気まぐれで。
でも、それを喜んだ貴女の顔が。
『そこな御両人様───』
『ごめん下さいまし。先日お救いいただいた鶴にございます』
『フフッ、初めから己を明かすも、また一興かと』
『このキャスター、我が盟友との誓い、そして一宿の恩に報いん為』
『真心込めて機を織り、目もあやなる衣を献じ、尽きせぬ恩義に報いましょう』
『さあ、古関ウイさん』
契約を結びましょう─── - 999二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 08:10:17
Part2に続くじゃんね
- 1000二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 08:14:10
おつです 次スレも楽しみにしてます