深夜だから言う

  • 1二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 02:44:30

    タマのことをバッチバチに意識していながらもわざと素のフリをしてアプローチ仕掛けまくるオグリって良くない?

  • 2二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 02:44:49

    ああ

  • 3二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 02:45:35

    天然と見せかけたアプローチ......!?!?
    詳しく教えてもらっても......?

  • 4二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 02:56:43

    >>3

    「…………」

    「なんや、このアイス食べたいんか?」

    「前から気になってはいたんだが、手が出なくてな」

    「味見くらいならええで、ちょっとスプーンとって……」

    パクッ(タマのスプーン)

    「これは……美味しいな」

    「……まあ美味かったならええけどやな(!?!??!?!???!?)」

    「ありがとう(意識しているのは私だけか……)」

    みたいな

    エミュ下手ですまん

  • 5二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 02:58:06

    >>4

    いかん…!眠れなくなりそうだ!

  • 6二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 02:59:46

    >>4

    好き(ありがとう)

  • 7二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 03:14:37

    「タマ……なあタマ…」
    「んー?どうしたんやこんな夜中に……ふぁ…」
    「その、ちょっと怖い夢を見て…少しだけここにいてもいいか」
    「ええけどそれじゃ風邪ひくやろ……ウチの布団被っとき」
    「それではタマが風邪をひいてしまう」
    「ええねんウチは寒いの強いんやから」
    「しかし……じゃあこうしよう」

    ゴソ……

    「これで寒くないな」
    「…………セヤナ(アホ! なんで同じ布団に2人で……当たっとんねんいろいろと! 寝れるわけないやろ!?)」
    「タマ」
    「なんや」
    「ありがとう……少し、落ち着いた」
    「……ん。怖くなくなるまでおってええよ」
    この後朝まで一緒にいた

    ありきたりだけど、怖い夢を見て怖さと寂しさでいつもより少し大胆な行動に出るオグリみたいな

  • 8二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 03:16:31

    >>7

    あ^~.....,良いっすね......

  • 9二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 03:31:18

    みんなのオグタマも見たいなあ……(チラッチラッ)

  • 10二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 04:35:55

    アプローチを繰り返すけど気付かれてない(と思ってる)ことに業を煮やした結果公開告白してほしい

  • 11二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 05:46:52

    深夜じゃなくても語っていけ

  • 12二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 05:55:22

    >>7

    ちょっとだけ続き


    「……ん…朝か…ふぁ……んー?」

    スー…スー…(2mm)

    「どわああああああっ!?」

    「!? タマ! どうした!?」

    「ばっ…ばかっ……近い! 近いねんおまっ……ほら起きたら早う出えや!」

    「ああ、すまない……タマは暖かくて心地良いからな。ついぐっすり」

    「なっ……ええから早う着替えてランニング行くで!マッタクスグコレヤデホンマ……」

    (嫌だったのだろうか……でも慌てるタマも可愛かったな)

  • 13二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:04:03

    「タマ、熱は大丈夫か?」
    「ああ、ちょっとはマシになったわ」
    「それは良かった。ところでお粥を作ったんだが食べれそうか?」
    「なんやオグリ、わざわざ作ってくれたんか?」
    「ああ、タマには何時も世話になっているからな。こんな時くらいは私が世話をしよう」
    「嬉しいこと言ってくれるなぁ。そんじゃお粥いただくわ」
    「分かった。ではあ~ん」
    「!?いやいやオグリ、流石にウチ一人で食べれるわ!」
    「遠慮するなタマ。今は私が世話をすると言ったろう?」
    「いや、でも…」
    「………」
    「うっ、そんな目で見つめんなや。う~~~~あ、あ~ん…」
    モグモグ
    「あっ上手いなこれ」
    「そうか、良かった(勢いでやってしまったが中々に恥ずかしいな)」
    「ありがとうな(絶対顔赤いな。熱ってことで誤魔化せるやろか…)」

  • 14二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:09:09

    オグタマの距離感はバグってればバグってるほど良いとされる

  • 15二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:09:56

    >>13

    あ〜んめちゃくちゃ意識してるタマもわざわざお粥作って頑張るオグリも良……良…………………………

  • 16二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:17:30

    同室関係で一番好きだから助かる

  • 17二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:22:11

    オグタマは若干おねロリ感あっていいよね大好き

  • 18二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:40:13

    タマも内心バクバクなのいいね

  • 19二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:42:45

    オグリがふとした時に「いつもありがとう、タマ」って言ってめっちゃ照れるタマちゃんが見たい

  • 20二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 06:47:44

    >>17

    大きい方がロリなのいいよね

  • 21二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 07:05:41

    いいよね天然策士オグリ

  • 22二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 07:14:27

    見るたび思うけど身長差がいい…

  • 23二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 07:52:45

    オグタマはガンにきく

  • 24二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 10:34:46

    深夜じゃなくても建てろ。普通に良スレを見逃すところだった

    それはそれとして攻め攻めなオグリは最高ですよ

  • 25二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 10:38:44

    これとかすき

  • 26二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 10:59:18

    オグタマはオグリの無自覚攻めと言う風潮

  • 27二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 10:59:46

    良い…タマもオグリも持ってないが良い…

  • 28二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 11:03:31

    どっちに生やせばいい?

  • 29二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 11:05:02

    >>28

    生やすな

  • 30二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 11:39:19

    >>25

    わかる好き

  • 31二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 11:42:25

    我慢できなくなったオグリがタマを押し倒すんだ……

  • 32二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 11:49:51

    >>31

    タマは困惑しつつもまんざらでもないんだよね……

  • 33二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 12:02:28

    ウマ娘同士だと体格がそのまま力の差になるからいいよね…
    強引に迫ってくるオグリに抵抗できずに受け入れてしまうタマ概念はアリですか?

  • 34二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 12:37:48

    >>26

    異論なし

  • 35二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 12:47:29
  • 36二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 15:35:41

    天然策士オグリは無自覚攻めが自覚したらどうなるかよくわかるな……

  • 37二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 19:48:19

    >>10

    似たようなことは本人育成で既にやってるからな…

    容易に想像できるのは強い

  • 38二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 20:52:42

    >>33

    もちろんアリだ

    でもオグリは紳士だからタマが本当にいいと思ってないと無理矢理はしないんだ

  • 39二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 20:54:07
  • 40二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 21:05:36

    >>33

    ふむ

    続けて

  • 413322/02/10(木) 21:40:16

    きっかけは何だったか忘れてしまったが、じゃれあっている内に気が付いたらタマをベッドに押し倒していた。
    シーツは私よりも少し濃い、タマの芦毛の色に覆われてその中央で両手を縫い止められたタマがこちらを見上げている。
    「オグリ、はよどかんかい」
    重ねた手に力の抵抗を感じるが私からしたらずいぶん弱々しい。
    一般的にウマ娘は力が強いと言われるがそれにももちろん個人差はある。人より小柄なタマと大きな私では特にそれが顕著で…今、この状況に分かりやすく現れていた。
    こうして見下ろすと改めて思うがタマの身体は何もかもが小さい。手だって多分私の半分もないだろう。もしかして片手でも捕まえられるのでは? そう考えて試してみると簡単に成功した。
    「コラ! オマエ何しとんねん!」
    眼下では両手を頭上で一つに束ねられたタマがわめいている。ぐいぐいと抵抗が伝わってくるが振り払われる程ではない。それが何だか楽しくなってきた。
    手は抑え込めたが足の方で動きがあるので片手はそのままに空いた手を足首まで伸ばしてみる。
    驚いた。本当に届くとは思わなかった。
    タマはやっぱり小さいんだな。

  • 423322/02/10(木) 21:41:10

    「オグリがやたらデカくて腕が長いだけや!」
    それはあるかもしれないがやはりタマが小さいせいだ。だってタマは足もこんなに小さい。
    「ひゃっ! こそばゆいからやめーや」
    膝を曲げさせ足裏に触れた。確か靴のサイズは20㎝だったか、私の手とあまり変わらない。
    走るのには足裏が大きい方が有利と言う。
    単純に面積が大きければ体重を分散させ足の負担を軽くさせるし地面を蹴る力に直結するからだ。
    なのにタマは誰よりも力強く走ることができる。
    今でもあれ程の走りができるのにもしもタマの身体が私と同じくらいだったら…
    背筋に走るのは恐怖か武者震いか。
    ハンデをものとせず強くなっていくタマは誰よりも尊敬できる素晴らしいウマ娘で、この脚があの走りを生み出しているのだと思うともっと触れたくなった。
    足裏からふくらはぎを辿り膝頭を撫でる。
    部屋着の短パンから伸びる太ももは特に表も裏もしっかりと。細くともやはり鍛えているのがわかるいい脚だ。
    さてもう満足したのでそろそろタマを解放してやらないと。
    しばらく足元ばかりを見ていたからタマの様子がおかしいことにこの時初めて気づいた。
    「…」
    顔どころか首や鎖骨まで赤く染めて息を乱して私を見つめている。腕の抵抗もいつの間にかなくなっていた。
    その時感じたのは食欲にも似た強い衝動。
    導かれるように私は顔を寄せていった。

  • 43二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:01:40

    エッッッッッッッッ

  • 44二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:03:03

    素晴らしすぎる

  • 45二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:09:26

    良い…………

  • 463322/02/10(木) 22:16:41

    お目汚し失礼しました
    需要があればタマ視点も書いてみたいところ

  • 47二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:17:51

    オグリはテクとかはあんまりなさそうだけど相手の事を大事に想ってるから痛い事はせずにゆっくりと攻めてそう

  • 48二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:44:57

    オグリ「……」ゴソゴソ

    タマ(…またか…また今日も布団に潜ってきよった…)

    タマ「…なんや?オグリ」

    オグリ「んん~タマぁ~…一緒に寝よ?」ギュッ

    タマ「なんやオグリ…今日も甘えん坊か?」

    オグリ「うぅ…タマのいじわる…」

    タマ「しゃあないな~…今日だけやで…よーしよーし…」ナデナデ

    オグリ「ん…ふふっ…やっぱりタマは優しいな…」

    タマ(気持ち良さそうにしとるな…かわええなぁ…)

    ここから誰かR-18に発展させてくれ頼む

  • 49二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:56:51

    R-18はガイドラインに触れるからのべりすとを使うのが得策だよ……♠

  • 50二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:57:35

    書けそうだけど公開はしない…

  • 51二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 22:59:46

    単純に文を突っ込めばいいの?

  • 52二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 23:04:50

    >>46

    見たい!

  • 53二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 23:07:31

    >>51

    本文にこれ突っ込んでストーリー設定とキャラクターブックに色々書き込めばできると思うよ

    脚本のところにR-18とか入れないとそっち系にはならないから注意

  • 54二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 23:08:21

    >>46

    需要はあるよ!いっぱい!

  • 55二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 23:49:16

    >>53

    へえ…すごいなのべりすと君…いっぱいキスし始めた…

  • 56タマ視点22/02/11(金) 01:07:42

    いつものじゃれあいが今日はちっとばかし激しすぎた。ベッドにひっくり返って起き上がろうとしても動けへん。
    オグリがウチの手首を抑え込んでいるせいや。
    これが並の人間相手やったら軽く吹っ飛ばしてやれるのに同じウマ娘相手やったらそうはいかん。こういう時に自分がウマ娘の中でも非力で弱いっちゅーことを思い知らされて腹が立つ。
    せやけどそんなウチのコンプレックスなんかオグリにぶつけるもんやない。さっさと起き上がって仕舞いにしてしまいたかった…そのつもりやった。
    「オグリ、はよどかんかい」
    いつまでもどく気配がないので急かしてみてもまるで固まったみたいに動かへん。オグリが天然なんはよう知っとるけどこの時は何を考えてるかわからんかった。
    …分かる訳あるか!
    「コラ! オマエ何しとんねん!」
    あろうことかコイツ、ウチの両手をまとめて抑えよった!
    もう一度腕に力を込めてみてもオグリのでっかい手はすっぽりウチの手を包んでしまっとる。何の為にと思う間もなく理由を知った。
    「タマはやっぱり小さいんだな」
    ウチの全長図る為か! ウチはマグロやないぞ!!
    イラッとして言葉がキツくなってもそんなもんお構いなしに足の裏をくすぐり出す。

  • 57タマ視点222/02/11(金) 01:08:41

    せやけど妙な感じやった。
    足の指を摘み、土踏まずを親指で撫でる動きはくすぐるっちゅーよりも足の輪郭を覚えるようなものや。
    ウチはとっさに唇をきつく噛んだ。
    今口を開けば間抜けな声が出てしまいそうで、終生のライバルの前でそんな醜態を晒すのはウチのプライドが許さへん!
    いずれ飽きるもんやからそれまでの我慢…そうやって黙っとったせいかオグリのヤツ、ますます調子乗りよった!
    「タマの脚はきれいだな…それにすべすべしている」
    こっ恥ずかしいことを呟きながらあちこち触り出す。くるぶしの突起をくりくりと捏ね回したかと思えばふくらはぎを足首から一気に撫で上げる。
    膝はオグリの手の平で覆うと握ったり閉じたりの動きを繰り返した。
    その度に妙な感覚はウチの中でどんどん大きくなって声を抑えることだけに集中しないと持ちそうもない。
    それやのにオグリの手がどう動いていくのかが気になって脚の感覚が鋭くなっていくのが自分でも分かる。
    ゆっくり時間を掛けて膝上に達した手は短パンの裾に指先が入ったところで止まる。内腿をざわりと通りすぎる感触は未知の刺激。声を噛み殺しきれなかったかもしれないと思うと頬が熱くなった。
    ようやくオグリの気が済んだらしいが呼吸するのも忘れていたせいかレースの後のように息が荒いし身体に力が入らない。
    よくもやってくれたな、そんな意を込めてオグリを睨んでやると視線が合って、そして。

  • 58二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 01:32:30

    致してないのにこんなにえっちなことある???????????
    しゅき

  • 59二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 03:04:46

    走ることに全てを掛けるウマ娘だからこそ、脚に触れるのは至上の行為だと思うの
    オグタマのようにお互いの走りに憧憬や尊敬を抱いている場合は特に
    だから最速の脚が一つ布団で絡み合って動けなくなることにエモさやエロスを感じる
    直接的な性描写よりグッと来る

  • 60二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 04:03:42

    >>59

    ちょっと感心したのが悔しい 寝る

  • 61二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 04:09:36

    「あんなぁオグリ。ええ加減学園内の道くらいは覚えたらどうや?」
    「すまないタマ、努力はしているのだがどうしても上手くいかない」
    「ホンマに努力しとんのやろな?まあええわ、ほんで?何処に向かうつもりなんや?」
    「ああ、自分の教室に帰ろうと」
    「まだそのレベルかいな!ここに通ってから何年経ってると思っとんのや!!」
    「そう怒らないでくれ。今日は調子が悪かっただけなんだ。」
    「普通は調子関係なく学園内で迷子になったりせんわ!」
    「そうなのか?凄いなタマは。」
    「いやウチだけちゃうわ。はぁ…ほら、手」
    「ああ、ありがとう(本当は手を繋ぐために迷子になったフリをしていると知ったらタマはどう思うだろうな)」
    「ホンマしゃあないやっちゃなぁ(まあこうやって手を繋げるし全然気にしてへんけどな)」

  • 62二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 04:12:07

    >>61

    学校内で手を繋ぐか?という疑念から生まれた別バージョン


    「やっと見つけたでオグリ!」

    「むっタマか。久しぶりだな」

    「いや久しぶりとちゃうわ!人混みの中探すんにどれだけ苦労したと思ってんねん!!」

    「すまない。はぐれないように注意していたのだが、気がつけば一人だった。」

    「しかも携帯に繋がらんしで心配したで!」

    「携帯は忘れてしまったんだ。…………心配してくれたのか?」

    「!!いや別にそこまで心配してへん!言葉の綾や!」

    「そうか…」

    「いや、そんな寂しそうな顔すんなや… はぁ…嘘や、めっちゃ心配した」

    「タマ!ああ、私もタマとはぐれて心細かった!」

    「うぐっ…そっそうか…ほっほなだいぶ時間も経ってもうたしさっさと次行こか」

    「ああ、タマ手を繋ごう」

    「!!なっなんでや!?」

    「もしかしたらまた迷子になってしまうかもしれないだろう?だからもうタマとはぐれないように」

    「そっそうやな!ホンマにオグリはウチがしっかりせな直ぐどっかに行ってまうんやから!」ギュッ

    「ああ、タマには頼りっぱなしだ(小さい手だ。だが凄く安心する)」

    「ちょっと急ぎめに行こか!(顔赤いのバレんようにするために横で歩けへん!)」

  • 63二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 04:43:28

    良い…オグタマが身体に染み渡る

  • 64二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 06:26:11

    タマはなんか童貞みたいな反応しそう

  • 65二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 07:02:13

    >>64

    お似合いなんだよな

  • 66二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 07:48:54

    神スレ

  • 67二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 14:42:16

    保守

  • 68二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 14:46:04

    保守かねて
    オグタマは同室設定が神
    ちょっとしたことで火が着いたら二人きりの空間で邪魔するものが何もない

  • 69二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 14:55:25

    オグリがやたらとスキンシップが激しいけど元々家族との距離感が近めなのであまり気にしないでいたタマ
    だけど最近は度を越してきたように思えて話し合うのだけど、オグリが「タマもやってみるといい」と言うので戸惑いながら挑戦するタマ概念

  • 70二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 14:57:19

    >>57

    うまい…

  • 71二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 19:19:11

    この二人程常に一緒に行動してそうと思える二人組はそうそうないのでは?
    食事も風呂も当然のように示し合わせて一緒に行ってそうだし休日もオグリが食べ歩きデートに誘ってきそう
    お互いのサポカイベント出演皆勤は伊達じゃない

  • 72二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 21:08:30

    なんでこんな淫靡なのか

  • 73二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 21:12:35

    オグリはキスが長そうだしタマはキスだけでトロトロにされてそう

  • 74二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 21:18:53

    >>71

    実はね…

  • 75二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 21:20:26

    >>74

    これもう公式が最大手だろ……

  • 76二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 21:30:46

    タマ実装以来公式からの燃料が過剰すぎて辛い辛くない

  • 77二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 00:19:58

    >>73

    なんか分かる

  • 78二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 00:30:30

    タマは公式でオグリから照れ屋認定されてるからな
    (SRサポカイベント参照)
    タマから積極的に出ない分オグリから迫ってタマがアワアワするシチュがよく似合う

  • 79二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 06:51:06

    一度気持ちを伝えられたら以降ずっと触れ合ってそうな2人

  • 80二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 12:55:57

    このスレは絶やしてはならない

  • 81二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 13:24:41

    保守

  • 82二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 14:45:48

    オグリとタマにはお互いのお腹を触って変な気持ちになって欲しい

  • 83二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 00:23:56

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 10:30:07

    >>82

    わかる…腹いいよね

  • 85二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 13:16:06

    ウマ娘のウマ同士カプは史実関係もしくは同室関係で作られるけど史実かつ同室のオグタマ強すぎる…
    原作自体が双方ドラマチックな出自で性質が対称的でって出来すぎてるくらいだし
    当時から馬同士で組み合わせる人がいたのも納得だわ

  • 86二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 13:45:52

    原作でも新聞記事とかイベントの記憶とか見ると割と仲良しでほっこりする

  • 87二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 19:29:07

    強いね…オグタマ…

  • 88二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 03:04:51

    この二人の関係は日常のほのぼの仲良し感とレースのバチバチ感が両方味わえてお得!
    同室のライバル関係は他にもいるけど落差が一番激しそう

  • 89二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 15:00:09

    保守

  • 90二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 00:13:46

    このスレのせいでシングレオグタマの最低な妄想してしまった
    本誌の有馬決着後、初めてタマに勝てたオグリだけどまだタマが勝ち越してるしレースからは引退してしまうから…と違う方法でタマを屈服させて勝ち星にしようとする
    控え室で無理矢理タマを押し倒して勝ち逃げは許さないと抵抗するのを抑え込むオグリ

    アプリの二人だと難しいけどシングレならこんな雰囲気のオグタマも興奮する

  • 91二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 11:11:32

    保守

  • 92二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 11:17:18

    >>90

    いい…

  • 93二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 20:25:58

    シングレのタマ本当にイケメンで男前だから、そんなタマがオグリの手練手管で半泣きになり喘ぐところが見たい

  • 94有マ後シングレオグタマ122/02/16(水) 02:42:38

    「……なんや、負け犬の顔を拝みに来たんか?」
    疲労困憊の身体を動かすのもだるそうに、タマモクロスは突然の来客に顔だけ向けて応対した。
    引退会見の調整や各種対応などに追われて彼女のトレーナーは忙しなく動いており、専用の控え室にはタマモクロスただ一人だけだ。
    そこへ現れたオグリキャップに何用かと微かに疑問を抱いたが警戒心の欠片もなく迎え入れる。
    それを後悔するにはそう時間は掛からなかった。
    「…っ!」
    ぼんやりと立っていたオグリキャップが、突然襲い掛かってきたのだ。ソファの上で仰向けになり視界を覆うようにオグリキャップの顔がある。
    何の悪ふざけかと起き上がろうとするも肩を抑え込まれてびくともしない。困惑の中、やっとオグリキャップが口を開いた。
    「……私はまだタマに一度しか勝ててない」
    タマモクロスとは三度戦い、三戦目でようやくオグリキャップが勝てた。
    しかし引退の決まったタマモクロスにはもう追い付けないし彼女の勝ち越しで終わってしまう。
    それが悔しくて悔しくて。
    「だからここでタマモクロスを負かせたい」

  • 95有マ後シングレオグタマ222/02/16(水) 02:43:34

    実に身勝手な言い分に抑え込まれたままのタマモクロスが怒りの形相になる。
    「ふざけんなや! 勝負はレースで決めるもんやろ!!」
    「私だってちゃんとレースでキミに勝ちたかった!」
    だがその怒り以上に激しい声色で言い返してくる。口数の少ない寡黙な彼女にしては珍しく雄弁に。
    「だけどキミとはもう戦えないから……仕方がないんだ。私はもっとキミと競いたかったのに……」
    「せやけどこんなことしてタダで済むと思うんか?!」
    最強を打ち倒したオグリキャップは既に大スターで、そんな彼女がこんな事をしたと知られたらスキャンダルだ。世間から面白おかしく扱われるのは本意ではないだろう。
    しかしそんなタマモクロスの言葉などまるで聞こえなかったかのように彼女は顔色一つ変えなかった。
    「……後輩に負けてその挙げ句襲われました、とキミが訴えるのか?」
    「ぐっ……」
    目撃者にも期待できないこの場所で何が行われるか、証言者は本人だけで。
    そしてそれは最強として君臨していたタマモクロスのプライドが許さなかった。
    ならば残るは腹を括るしかない。
    「……だったら好きにしぃや。せやけど、こんなんでウチは負けへんからな!」
    空しい強がりを最後にそれからどちらも言葉を発することはなかった。

  • 96二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 03:19:36

    神スレを見つけてしまったようだ…

  • 97二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 10:33:12

    今日のログインでオグタマセットだったのよかった
    やはりこの組み合わせはどこかで来ると思ったよ

  • 98二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 18:44:50

    スレ立てした1じゃないけどこのスレがあるとTwitterとかで吐き出しにくい際どいssを放出できて助かる
    なのでできるだけ長生きして欲しい

  • 99二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:19:22

    スレ立てした1だけどそう言ってもらえると嬉しい
    もっといろんなオグタマが見たい

  • 100二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 01:24:03

    ここのせいでオグタマzone衝動買いしたわ

  • 101二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 08:06:16

    自分で書き込んだネタは自分で消費しなきゃ…ということで何回か書いたけど次は>>69のネタで書きます

    それまでスレが残ってるといいな

  • 102二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 08:15:39

    オグタマはいずれガンにも効くからな

  • 103二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 18:38:51

    保守

  • 104二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 01:44:37

    深夜でも深夜じゃなくても言え

  • 105二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 01:49:20

    昼にも言え

  • 106二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 10:36:14

    毎秒叫べ

  • 107二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 19:58:16

    保守

  • 10869のネタ 前編122/02/18(金) 22:10:41

    「オグリ……最近のオマエ、ちっと変やで」
    栗東寮の一室で神妙な顔で向かい合う芦毛が二人。
    彼女達はこの部屋の住人であるオグリキャップとタマモクロスで、親友でもある二人は日頃から仲が良いためこうした雰囲気になるのは珍しい。
    しかしそうせざるを得ない程タマモクロスは思い悩んでいた。
    近頃どうも、親友の接し方がおかしいのではないかと。
    元々タマモクロスは狭い家で家族と肩を寄せあって暮らしていたということもありパーソナルスペースはさほど広くない。それに加えて天然じみて放っておけない後輩と本人の世話焼き気質が重なり、またどちらも地方出身で人肌恋しい時もあったのだろう。いつしか互いの心理的にも身体的にも近くに居るのが当たり前の関係となっていた。
    食事も風呂も登校も、どちらともなく誘ってそれに応える。
    部屋で寛ぐ時さえも無意識に相手を求め身を寄せる。それが二人の常だった。
    タマモクロスもそのような日々を心地よく感じていたのだがそれでも違和感はぬぐえず、思いきって直談判することにしたのだった。

  • 10969のネタ 前編222/02/18(金) 22:11:40

    「そうなのか?」
    だが言われた当人はといえばきょとんとした顔でとぼけた答えを返す。心底心当たりがないのだろう、嘘を吐いていないのはこれまでの付き合いでよく知っている。
    オグリキャップ相手に抽象的に話しても意味がなかった。タマモクロスは渋々、といった様子で口を開く。
    「何かこう……やり過ぎや!」
    そこから語られるのは親友同士にしても少々濃密な触れあいだった。
    タマモクロスがテレビを視ていれば背後から膝の間に小さな身体を包み込むように抱き締める。これだけなら慣れたものだ。
    しかしそこから首筋に顔を寄せて来るようになったのは彼女の想定外だ。
    鼻を鳴らして匂いを嗅ぎ、口付けし、食む。更にはメンコを外した素の耳にも甘噛みしてくるようになり、初めてされた時には寮中に叫び声が響いてフジキセキに注意されてしまった。
    一度や二度なら冗談かと思えたが繰り返すようではタマモクロスの身が持たない。
    彼女の渾身の訴えを前にして流石のオグリキャップも感じ入ることがあったようだ。申し訳なさそうに表情を曇らせた。
    「すまない……タマを困らせるつもりはなかったんだ」
    「い、いやそない凹まんでも……何であんなことしたん?」
    急激に萎れてゆく姿に今度はタマモクロスの表情に焦りが浮かぶ。理由があってのことなら譲歩する気配さえあって、彼女のお人好し振りがよくわかる。
    「何でと言われても……目の前にあると気が付いたら、としか」
    「何でやねん!!」
    即座に盛大な突っ込みが入った。

  • 11069のネタ 前編322/02/18(金) 22:12:28

    「目に付いたもん何でも口に入れるなや! オマエは赤ちゃんか!!」
    「赤ちゃんにされてるのはタマだろう?」
    「それはどうでもええねん!」
    タマモクロスにとっては不可解な答えであったがオグリキャップにとってはそうではなかったらしい。顔をしかめて不満を露に反論しだした。
    「そうは言ってもタマはいい匂いがして匂いを嗅いでいると落ち着くし、肌が白くてもちもちしてるからすごく美味しそうに見えるんだ」
    だから無意識にやっていたらしい、と食欲の権化たる彼女らしい言い分はある種の納得と恐怖をもたらした。
    「あー……そか、噛みつかんだけ気ぃ遣ってくれてたんやな。もうあんなんしたらあかんで」
    彼女の手加減がなかった場合を想像して背筋が凍ったところでこの話し合いを締めようとするタマモクロス。
    しかし親友を困らせていた事実はオグリキャップからしたら簡単に終わらせていい話ではなかった。
    「タマ……本当にすまなかった」
    「もうええって」
    「いや、よくない!」
    遠慮しても尚も強硬に言い張り、暫しの思考の後に思い付いたらしい。
    高らかに提案した。
    「タマも私に同じことをしてくれ!」

  • 111二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 22:13:11

    後編はこれから書くのでスレの生き残り祈願

  • 112二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 09:44:09

    保守

  • 113二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 10:19:28

    楽しみ

  • 114二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 19:29:36

    応援してる

  • 115二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 21:17:51

    い〜いスレだぁ…

  • 116二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 02:14:39

    保守

  • 11769のネタ 後編122/02/20(日) 02:15:12

    「……さぁ、いつでもいいぞ」
    どうしてこうなったのか遠い目をしてタマモクロスは考える。親友の奇行を諌めたかっただけなのに自分がそれをする羽目になってしまった。
    アホらしい、と一蹴することもできたのだがそうはしない。
    これも目の前の少しズレた天然なりの罪滅ぼしなのだろう、彼女のお人好しがここでも発揮されて付き合ってやることにしたのだった。
    ベッドに腰掛けたまま向ける背中は線は嫋やかながら自分より広く大きく、膝立ちでないと届かない。
    マットレスが軋む音を鳴らしながら肩に手を置き、「いざ」と顔を寄せようとした寸前待ったの声が掛かる。
    「髪が邪魔だな」
    長い髪を片方に寄せて流し首筋を晒け出した。
    瞬間タマモクロスは不意に胸が高鳴りたまらず息を飲む。
    同性なのだから肌を見る機会はいくらでもあるし事実これまで何とも思っていなかった。
    ただこうして隠されていた場所が自分の為に本人の手によって剥き出しにされるという、それ自体に目眩のような感覚を覚える。
    「……いくで」
    本当に触れてもいいのか躊躇いすら生じたがそれを振り払うように小さく声掛けをして、口付けた。

  • 11869のネタ 後編222/02/20(日) 02:17:13

    「あっ」
    オグリキャップの肩が跳ね声が洩れる。
    普段の彼女らしくはない少し高めの、吐息混じりの妙に艶めいた声。
    不意に飛び出した声はどちらにとっても衝撃で、それが自分を咎める為のもののように感じタマモクロスは咄嗟に離れ彼女の様子を窺った。
    「心の準備はしてたんだけど自分がされると少し驚くな」
    恥じらいが頬を朱に染めてそこに嫌悪の色はない。タマモクロスが何かを言うより先に再び前を向いて首筋を差し出す。
    ……どうやら続けろということらしい。腹を括って、気が済むまで付き合うことを覚悟した。

    二人きりの室内では本人達以外に音を発するものはない。
    甘さを含んだ声が、ベッドの軋む音が、息継ぎが、それらの音が二人の状況を示している。
    タマモクロスは首を食みながら鼻先に覚えのある香りを嗅いだ。
    寮に備え付けの自分も使っているシャンプーの香り、だが彼女の髪を通してからだとどうにも自分と同じ物だとは思えない。だから確認するようについ何度も息継ぎに紛れて吸い込んでしまう。
    その度にくすぐったそうに声を洩らすものだから落ち着かない。

  • 11969のネタ 後編322/02/20(日) 02:18:02

    「あんま声出すなや」
    「くすぐったくて、つい。タマはじっとしてたからこんなになるとは思わなかった」
    その言葉に自分の時はどうだったのかと過去の出来事が脳裏に甦る。
    熱い舌が這う度に言い様のない感覚が通り抜けて声になって洩れてしまうのは今のオグリキャップが正にそうだ。
    ただタマモクロスはその声を恥じて手で口元を抑えて堪えていた。
    そのせいで行き場を失くした疼きは身の内に留まり続け抵抗すらできない程の疲労を生み出しされるがままであったのだと。
    その時の苦労を思うと少しだけ腹が立つ。
    ちっとくらいやり返したってもかまへんよなぁ?
    タマモクロスに沸き立つのはささやかな悪戯心。
    いつまでもこの戯れは続けられないから最後に一つ痕跡を残す。本人には見えない首の中心、そこに強く吸い付いて。
    「……ほならこれで仕舞いや。オマエもあんなんされたら困るっちゅーことがよくわかったやろ?」
    「タマ、今の」
    「もうウチは寝るからオマエも夜更かしせんとき」
    何かを言われるより早く自分のベッドに潜り込み背中を向ける。
    その場の雰囲気と勢いに流されて随分なことをしてしまったから今更正面から顔を見れそうにない。
    きっと明日になってもそうだろうからせめて少しだけ時間稼ぎをしたかった。

  • 12069のネタ 後編422/02/20(日) 02:24:51

    翌朝になって、二人の態度は何ら変わりはなかった。
    正確には平然としたオグリキャップにつられてぎこちない態度だったタマモクロスもすぐに平常運転に戻った。
    今日も揃って昼食を取りにカフェテリアで過ごす。この日はクリークも一緒だった。
    「あら~? オグリちゃんそれじゃあ食べにくいんじゃないですか~?」
    彼女の食べる料理の中にうどんもあったのだが、長い髪が垂れるのが不便そうで見兼ねて声を掛けられる。
    「ん、そうだな……」
    「じっとしててくださいね~すぐにまとめて……あら?」
    嬉々としてヘアゴムとブラシを手に手早く結い上げようとしたクリークの動きが止まった。
    「なんや? どないしたん……っ!」
    露になった首筋に残る小さな赤い跡。それについて心当たりがないとは言えなかった。
    「ここ、赤くなってますよ? 虫に刺されちゃいました~?」
    頼む、何も言ってくれるなと内心で必死に願う。
    しかしそれは儚い願いにしかすぎなかった。
    「ああ、これは多分昨日タマがつけたやつだ」
    昼休みのカフェテリアなど空席がない程に混み合っている、当然彼女達の会話が聞こえる者もいる訳で……
    「キャーーー!!」
    「えっ、嘘! そういうこと!?」
    途端に周囲から黄色い声が上がり、それが益々注目を集めて外野から外野へと伝わっていく。
    「二人とも本当に仲がいいんですね~」
    「なっ! 何言うとんねん!」
    どうにか誤魔化したいタマモクロスが突っ込みを入れてもオグリキャップは至って普通の顔で言い返した。
    「ひどいじゃないかタマ。私が前にキミにした時はこんな跡をつけたりしなかったのに」
    「余計な事言うなやぁぁぁぁ!!」
    周囲の声は最早絶叫に近い。何かが倒れる音がする。
    カフェテリアはある意味地獄絵図と化しており、ここで生まれた誤解とも言えない誤解がついぞ消えることはなかったという。

  • 121二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 02:29:38

    豊富な語彙力による表現とほのぼのオチに収束できる塩梅
    御見事にございまする

  • 122二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 04:05:31

    すばら……すばらしい……
    オグタマからのタマ攻めからの尊いオチ
    2人の秘事の雰囲気
    どれをとっても良い……最高ですありがとう……

  • 123二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 08:22:44

    素晴らしい…

  • 124二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 12:06:38

    お粗末様でした
    保守してまで楽しみにしてた方もいたようで、期待通りのものが出せたか心配ですが読んで頂きありがとうございます
    まだ書きたいネタはあるのでそれまでスレのながいきを祈ります
    保守兼ねて、別スレで書いた「キスしないと出られない部屋のオグタマ」をどうぞ

    「タマ」
    おかしな事故とその解決方法の通達を聞いて頭を抱えていたタマモクロスの背後から声が掛けられる。
    なんや、と振り向けばすぐそこにオグリキャップの顔があり避ける間もなく唇が触れる。
    触れたのは一瞬のことで、それを認識すると同時に扉が開く音がした。
    「オグリ…オマエなんちゅうことを…」
    微かに頬を染めてはにかむ仕草のオグリキャップと、顔中を真っ赤にして衝撃と羞恥に震えるタマモクロスの反応は対照的だった。
    「このままだと食堂にも行けないから早く解錠しないとと思ったんだが…いけなかったか?」
    行動に移した理由は実に彼女らしいもので、現実的にも彼女の行動は間違っていない。しかしタマモクロスとしては素直に頷けない。
    「せやけどもっとこう、こういうんはちゃんと了承取ってからやないと…」
    複雑な思いを胸に巡らせ一般論でお茶を濁すがオグリキャップは顔に疑問符を浮かべている。自分が何を言いたいのかよくわかっていないのだからオグリキャップからしたら尚更だ。
    「…タマは嫌だったのか?」
    飾らないストレートな物言いは彼女の美点であるが、時にそれは人を追い詰める。
    あー、とかうー、とか。タマモクロスは珍獣のような唸り声を上げながらどうにか言葉を捻り出す。
    「嫌や…あらへん」
    二度目はもう少し長かった。

  • 125二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 19:57:38

    保守

  • 126二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 02:08:27

    露骨なやつよりドキドキしてまう

オススメ

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