【閲覧注意】お腹減った…

  • 1二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:12:18

    「もうこんな時間、か…」
    時計の針は長針と短針が頂点で重なろうとしている
    そして窓の外は紫色
    …静まり返った委員会の部屋を見渡し、ため息を一つ
    「…何か食べようかしら」
    思えば今日は夕飯を食べ損ねてしまった、昼食は自力で用意している(出来ない日もあるが)
    だけど、夕飯は給食部に頼り切りだ
    では、今日はなぜ食べ損ねたのか?…美食研究会、その一言で十分理解できるだろう
    だから今日は夕飯を食べていない、でもこんなことはよくある話…そんな時のために…
    (ガサ…ゴソ……)
    「あった…醤油味か」
    備蓄品のカップ麺、さっさとフタを開け、やや少なめのお湯を注ぎ、ソファに腰掛けて自身の膝より低いテーブルにカップ麺を置く
    最早こうなっては仕事など手につくはずもない、この三分間をしっかりと休む方が後々にとっても効率的なのは明白だ
    ケータイを取り出し、ポチポチと弄って少しした頃、長針と短針が重なり、ゴーンゴーンと音を鳴らす
    「……」
    ケータイの時計からするとあと1分足りない、でもそんなのはもはや関係ない、蓋を開き、麺を箸で掬い上げて啜る
    「…はふ…うん、美味しい」
    ずるずると音を立てて麺を啜る、麺と一緒に砕かれた大豆ブロックが口に入るのも良い
    エビや卵を特別に掬い上げて食べるのも悪くない
    「…うん、これも…ずず…あ」
    箸をスープに泳がせても何も引っ掛からなくなるのには時間がかからなかった
    だが、まだ自身の空腹に終わりは見えない、しかし…ここでもう一つカップ麺を開けるのは…
    (パンとか、ご飯…無いか……)
    カップに口をつけ、スープをちびちびと飲む
    お湯の量を減らしておいたおかげで味が濃いのが嬉しい、飲み終わる頃には空腹も薄れていた
    (…はぁ…長持ちはしないだろうけど)
    「…仕事しなきゃ」
    今日も仕事は残っている、あと少しだけ頑張ろう

  • 2二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:28:42

    "(大人のお弁当をあげる。)"

  • 3二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:32:41

    「……あ」
    「え、な、何?」
    …フウカが美食研究会を見る様な目で私を見ている…これは、そんなつもりではなくて、釈明させてほしい
    「…つまり、お腹が減ったから給食部の食材を…?風紀委員長が?」
    フウカのあの目が容赦なく私を突き刺している
    だけどもはやそれもどうでもいい、お腹が減った、私は今、空腹なのだから…
    (ぐぅ…ぎゅるるる…)
    「う…」
    腹の虫が悲鳴をあげている、それも特大のを…
    たまらず私は顔を赤らめて俯いた
    「…はぁ…ちょっと座ってて」
    厨房に向かうフウカに小さくありがとうと返し、席に座る
    少しすると良い匂いが立ち込めてきた…
    深夜にはあまりにも刺激的だ、こんなに美味しそうな匂いがして良いはずがない
    思わずこぼれそうになったよだれを拭い、今か今かと様子を伺う
    「はい、時間かけてもよくないから簡単に、焼きそばだけど」
    「ありがとう…!いただきます」
    長い時間を待った今、いただきますをいうのすら億劫に感じる、豪快に箸を動かし、焼きそばを口に詰め込む
    「美味しい…!」
    もむもむと口の中で噛み締めると、これが簡単な料理とはとても思えない
    麺に染み込んだ出汁の香り、ソースもだが、それだけではない、キャベツの甘みと紅生姜の酸味
    麺に紛れた豚肉を噛み締めるとその旨みがジワリと滲み出てくるのもたまらない
    フウカの食事は給食でしか食べる機会がなかったけど…これは、美味しい、美食委員会が目をつけるのも納得だ
    「…で、なんで風紀委員長が給食部の厨房を襲撃なんか…」
    「襲撃じゃなくて…その、借りたかっただけ…」
    「……」
    「その目はやめて…その、最近夕飯が食べられないことが多くて、でも、カップ麺ばかりは…その、辛くて…」
    「……はぁ…」

  • 4二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:41:51

    「これ、貸してあげるから…次からは正面入り口から入って」
    「鍵…?」
    「あるものは好きに使って良いけど、給食に影響が出ない範囲にして?それから次の部活の予算の査定、よろしく」
    フウカに作ってもらえるわけではないことにショックを受けつつ、そのありがたい提案を受けることにした
    もちろん次の予算は増額する様に打診をする、今の時点で面倒な万魔殿に噛み付くのはストレスが悪化しそうだけど
    この焼きそばの前にはそんなことを気にする余裕なんてとてもなかった
    「ところで、この焼きそばどうやって作ってるの?すごく美味しい」
    「それは良かったわ」
    焼きそばの作り方を聞いたは良いものの
    豚肉を炒めた油でキャベツを炒めて麺を出し汁でほぐすのあたりで私の思考はシャットアウトされた
    もっと細かい話もあったけど、私にはそこまでの余力はない
    明日は何を食べようかな、そんな考えで頭がいっぱいになっていたのだった

  • 5二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 10:42:13

    ってスレ、みんなでヒナちゃんにご飯を食べさせよう

  • 6二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:00:40

    良いな…
    ところでなんで閲覧注意つけた?

  • 7二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:04:48

    いや、飯テロは閲覧注意つけろって前に言われたから…違うの?

  • 8二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:07:25

    ふくがはじけとんでないからいらないんじゃないかな…

  • 9二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:09:08

    フウヒナ!フウヒナだな!?
    続きを頂いてもよろしいでしょうか!!!!

  • 10二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:11:24

    フウヒナだと!?
    僕以外にデータを持っている人がいるとは

  • 11二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:11:54

    お前のデータも出すんだよ!!!

  • 12二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:13:32

    >>10

    俺と一緒にデータキャラなんかやめちまおう!

  • 13二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:13:59

    >>12

    よし!俺はデータを捨てる!

  • 14二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:14:47

    >>12

    >>13

    この流れのためのスレみたいだな

  • 15二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 11:21:45

    ヒナちゃんにおなか一杯食べてほしい
    深夜だけど山盛りのファストフード食べてほしい

  • 16二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 12:11:30

    >>11

    データ出せと言われてもね


    「……まだ、開いてるかしら」

    そろそろ残っている生徒を帰らせて、食堂を閉めようかという時でした。見覚えはあるのに、記憶よりもずっと小さくて弱々しい影が入ってきたのは。

    「ヒナさん、珍しいですね。まだ開いてますよ」

    「そう、ありがとう」

    何か後ろ暗いことでもあったのか、慌てふためいて帰っていく生徒たち。賑やかだった食堂は一瞬で静かになってしまいました。ジュリは今日は何か用事があるみたいで、私ひとり。少し気まずさを感じながら注文を聞きました。

    「なんでもいいわ。そんなに食材も残ってないでしょ?」

    「そんなに遠慮しなくてもいいですよ。…… あまり食材が残ってないのは事実ですけど」

    「いえ、大丈夫よ。ごめんなさい」

    返答になっているのかよくわからない返事をしながら、ヒナさんは手近な席に腰掛けました。視線は定まらず、かなり憔悴しているようです。

    日頃の激務については耳にしています。いくら強くても人間、疲れることだってあります。それに、食べなきゃ元気も出ません。残ってる食材で、かつ疲れてても食べやすくて元気の出るもの……そうですね、これがいいでしょう。

  • 17二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 12:12:01

    「お待たせしました」
    「あ、ありがとう。でも、二人前もいらないわ」
    「こっちは私の分です」
    ヒナさんの席と、その向かい側の席に配膳して、私も腰掛けました。
    「「いただきます」」
    重なった声が食堂に響きます。ゲヘナとは思えないくらいの静かな時間がそこにありました。
    「……美味しいわね。その、失礼なことを言うと学食の評価は良くないみたいだったから」
    「大量生産するとどうしても犠牲になる部分は出てきますから。本当は美味しく食べてもらいたいですけど」
    「予算も多くはないものね。もちろん人手も」
    ヒナさんはどこか心当たりがあるかのように溜息をつくと、麺を啜りました。そうです、献立はうどんにしました。手早く出せて、消化にも良くて、美味しい。二玉だけでしたが残っていたのは幸運でした。
    丼が空になるのに大して時間はかかりませんでした。2人分の食器を洗って、明日の準備をして、電源やガスの点検をして。あとは忘れ物がないか確認をしようと食堂を覗いて驚きました。
    とっくに帰っているものだと思っていたヒナさんがまだいたのですから。机に突っ伏して、どう見ても大丈夫じゃない状態で。
    「ヒナさん!?」
    触れて気がつきます。とても体温が高いです。どう考えても健康な体温ではありません。肩を揺らしても返答はありませんでした。無理もありません、こんな熱が出ているのですから。
    「救急医学部……はこんな時間までやってませんね」
    このまま放置しておくわけにはいきません。意を決しました。ここからなら、私の家が1番早い。
    想像以上に軽かったその小さな体を背負って、急いで食堂を飛び出しました。

    ここで僕のデータは終わってるんだ

  • 18二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 12:57:40

    「……はあ」
    深夜の業務、ため息が小さく響く、今日は夕飯を給食部で食べた、だと言うのに…先日の件で期待値が上がりすぎていた
    大量調理なのだから仕方ない、クオリティは下がっても仕方ないのに…
    (あんまり美味しく無かったな、晩御飯…)
    今なら美食研究会の気持ちもわかる、あの腕前でアレは、フウカを知らなければ手抜きとすら考えてしまう
    (……お腹すいた…)
    もうこうなっては頭が働かない、何か食べなくては、何かを食べたいのだ、私は気が進まないながらに食堂へと向かった
    鍵を開けて中に入る、誰の気配もしない
    (まあ、うん…)
    微かな期待を噛み殺し、大人しく食材を漁る
    「あれ……」
    一つ、メモ付きの冷蔵庫のドアがあるのに気づく、開く
    [温めて食べて]
    ラップのかけられた丼…
    「これ、フウカが…?」
    もはや疑い用がない、さっさとレンジに押し込み、温める
    それを待つ間にお礼のメッセージを打つ
    『ありがとう、今からいただくわ』
    まるでわかっていたかの様にすぐに返信が来る
    『良かった、召し上がれ』
    温まったどんぶりから優しい匂いが漂ってくる、ラップを外すと…
    「あ、親子丼…」
    普段は箸で食べるが、今日はなんだかスプーンで食べたくなった
    卵と米を一緒に救い、息を吹きかけて冷ます
    「ふーっ、ふーっ……はぐ…あふっ…うん…」
    おいしい、甘めの味付けなのに醤油の香りが香ばしくて、鶏肉を噛み締めるたびにじわりと別の旨みが出てくる
    「…美味しい……」
    カツカツカツと丼とスプーンが奏でる音は、すぐに止んで、あとは器を洗うだけ
    (…美味しかった…)
    満腹感に満足し、ゆっくりと休もうと思ったが最後、腰掛けた椅子でそのまま眠ってしまった

  • 19二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 12:58:28

    フウカの優しさが沁みる……

  • 20二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 13:10:35

    寝取られじゃんね……

  • 21二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 13:16:23

    >>20

    寝てから言え

  • 22二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 16:49:38

    「……長…!…風……員長!……起きて!」
    「…んっ…?」
    半ば怒鳴り声の様な声、揺り動かされる体で脳が少し働く
    重たい瞼を開き、辺りを見渡す
    「なんでここで寝てるの!?風紀委員長!」
    「…フウカ?…あれ…」
    辺りを見渡してようやく気づく、昨日の食事の後、寝てしまったのだ
    「ご、ごめんなさい…!こんなはずじゃ…」
    「…それよりも、風紀委員長、時間、大丈夫?」
    「え?」
    バッと時計を見る、朝の5時…まさか、こんな時間になるまで寝ていたなんて
    「…仕方ないか、これから進めれば、なんとか…」
    「……そうじゃなくて、今時間あるかって聞いたつもりなんだけど」
    「え?」
    フウカの方を向くと、明らかに不満を前面に出した様子…そういう事か
    「…手伝えって事?」
    フウカは小さく頷く
    「ジュリは昨日から熱を出して休みなの、7時半には食堂を開けるために来たけど…」
    「……」
    考え込む、こんなところで油を売る時間はない、自分の仕事だって碌に終わらないのだから
    「手伝ってくれるなら、今日の3食、いや、4食は特別に用意するから」
    (パンッ)
    差し出された手を勢いよく取り握手する、その手を打ち合わせた乾いた音が食堂に響いた
    (…風紀委員長って、意外と食いしん坊…?)

  • 23二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 16:52:04

    もう胃袋掴まれちゃってるじゃん…そんなのもう結婚じゃん…

  • 24二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 17:10:30

    「何をすれば良いの?」
    「とりあえず、そこの野菜切れる?」
    指さされたのはキャベツ、水菜、ニンジン、プチトマト、それからキュウリ
    「サラダにしたいんだけど、どうすればいいかわかる?」
    なんとも回りくどい言い方…と思ったけど、とりあえず考える、全てがサラダの材料なら…
    「水洗いしてキャベツ、にんじんは千切り、水菜はサイズを揃えて切って…トマトと胡瓜は…別に処理して添えるだけでも良いのかしら」
    「…よし!採用!」
    「え?」
    「それだけわかってるなら任せても大丈夫かな、じゃあ風紀委員長、そっちはお願い、時間ならあるから気をつけてやってね!」
    「……ああ、そういう…」
    要するに今の質問は私への指示をどれくらい具体的に出すかを決める為だったのだろう
    言われた通りキャベツを千切りにするため、スライサーを探す
    ……探す、探したが……
    「ねえ、もしかして…」
    「うん、スライサーなんてないわよ」
    「……早く教えて欲しかったわ」
    やむを得ず、水洗いしたキャベツをある程度剥き、その向いた葉を重ねて丸める
    そして端から千切りにしていく、本体はそのまま千切りにする…
    (……太い、もっと薄く切らないと)
    そうは思いつつもうまくいかない、4000人分のキャベツの千切りだ、こんなにゆっくりとやっていては、いくら時間があっても…
    「……いつも大変ね、給食部は」
    「風紀委員会ほどじゃないから、平気」
    チラリとフウカを見ればこちらの倍以上の速さで卵を焼いたり、パンを切り分けてトースターに突っ込んだりと
    これでは向こうが完成するまでに終わらない

  • 25二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 17:10:41

    ザクザクザク…
    切れども切れども終わらない、私がキャベツは少し太く、自分の仕事が雑になり始めているのが気になった
    だけどそれを修正する余裕はない…
    (…早くしないと…!)
    「終わった!風紀委員長、そっちはどう!?」
    「え、あ…」
    …全く終わっていない、そう答えるのがつい怖くなって、言葉が出なかった
    任せられた仕事が終わらないなんて、いつ以来だろうか…
    「…やっぱり、そんなに焦らなくて良いのに」
    「…?」
    「言ったでしょ?私元々1人でやるつもりでここに来たんだから」
    そう言ってフウカは隣にまな板と包丁を置き、キャベツを切り始める
    「……ごめんなさい、結局役に立てそうにないわね」
    「…ううん、1人でやってたら、きっと泣き言を言いながらやってたから…だから、風紀委員長がいてくれて良かった」
    「そう…」
    …昨日の夕飯が美味しくないなんて言った自分が恥ずかしい、フウカはいつもこんなに頑張っていたのに、ジュリもそうだ
    「……ヒナでいいわ」
    「え?」
    「風紀委員長がこんなところで包丁を握ってるわけにはいかないから」
    自分でも意味不明な言い訳をしたと思う、でも、3年生で、風紀委員長になって以来、こんな経験はなかったから、少し恥ずかしくなった
    「わかった、じゃあヒナ、手が止まってる」
    「あ、ごめん…」
    そうして私たちは4000人と2人分の朝食を作った

  • 26二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 17:13:47

    毎度思うけど4000人分の給食を実質一人で作るの重労働とか言うレベルじゃねーな…

  • 27二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 17:55:08

    「さて、ヒナの朝ごはんを…」
    「必要ないわ、私もこれを食べるから」
    「でもそれじゃあ約束が…」
    そう言いかけたフウカを制して自分の分と、フウカの分の食事を用意する
    「私達が作ったご飯が、特別じゃないの?」
    「…ううん、特別!」
    そういってまだ食堂の開く前、静まり返ったこの部屋で、2人で食事をとることにした
    目玉焼き、パンとサラダ、それからスープ、簡単な食事ではある
    「パンや目玉焼きを任せてくれたら、もう少し早く終わった気がしたけど」
    「そっちは数が限られてて、失敗したら間に合わないから」
    「…サラダの方は?」
    「お昼はお好み焼きにするから、多少分厚くても問題ないの」
    思わず「なるほど」と声が出てしまった、あの短時間で私が失敗しても問題ないメニューまで考えていた
    「…はむ」
    パンを口に含む、至って普通のボソボソとした安いパン、スープを飲んで流し込む
    「…うん」
    「やっぱり別の物、用意したほうがいい?」
    「…必要ないわ」
    サラダも、普通の野菜を切ってドレッシングをかけただけ
    特別おいしくもない
    「……あれ、このトマトときゅうりは美味しいかも」
    「ホント!?良かった!」
    「…特別な物なの?」
    「そう!ジュリが育ててくれたの!」
    「へえ、あの子が…」
    しばらく話しながら、食事を楽しんだ、仕事に戻ることを考えると憂鬱だったけど
    (……悪くなかったかも)
    お昼休みのお好み焼きは、なんとなく美味しく感じた気がする

  • 28二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 18:57:21

    新鮮なフウヒナだ。。。

  • 29二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 19:37:50

    いい…悪くない

  • 30二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 19:49:58

    ここってフウカ以外はアリなんですかね!?

  • 31二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 19:50:44

    >>30

    メインはヒナちゃんであって、シチュはなんでも良いです…

    後深夜に限る必要もないです……

  • 32二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:04:20

    結局人間は安いコッペパンにオニオンスープがあれば幸せなんだ

  • 33二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 23:06:00

    「…失礼するわ」
    「お待ちしておりました、ゲヘナ風紀委員会、委員長の空崎ヒナさんですね?」
    「ええ」
    ここは陽の光が眩しい庭園、トリニティの敷地
    これは過去の話、エデン条約の少し前の話…そう、目の前にいるのは
    「あなたが、桐藤ナギサ」
    「はい、初めまして」
    トリニティの生徒が挨拶とは言え軽く頭を下げたことについ驚いてしまう
    周りの護衛の生徒もややどよめきが感じられる、そう、周りにはティーパーティーの護衛がいる、私は1人なのに
    (どれだけ警戒してるのかしら、銃まで預けさせられたのに)
    「…みなさん、ここからは護衛は不要です」
    「で、ですがナギサ様…」
    「ヒナさんはたった1人で銃すら預けてここまで来てくれました、私はその信頼に報いたいのです」
    至って初の言葉、だけどそれを一言一言をはっきり伝えている、それを聞いた周りの護衛はおずおずと下がっていく…
    (なるほど、そういう動かし方もあるのね)
    「気にする必要無かったのに」
    「先ほど言った通りです、私は貴女の信頼に報いたい、その歩み寄りがエデン条約に必要なものだと思っています」
    「…そうかもしれないけど、果たして全員がそうできるの?」
    「その為の、話し合いの場です、どうぞこちらへ」

  • 34二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 23:19:15

    庭園を散歩しながら話し合いは続く、頭を使う話が続いてしばらくした頃…
    (…お腹、空いたわね……)
    ああ…思えば、お昼を食べ損ねてしまった…
    それを思い出したらもうダメだ、空腹が頭の中を占有しようとしている
    「…という事で、これが…」
    この話は終わる気配はない、トリニティの成り立ちの話なんて聞かなくても知っている
    けど、気分よく喋らせておかなくては後々に禍根を残すかもしれない…
    「……退屈な話だったでしょうか?」
    態度に出したつもりはなかったけど、ちゃんと聞いてなかったことに気づかれたかもしれない
    「…いいえ、教科書の内容を書き換えるのは骨が折れそうだと思ってただけ」
    「風紀委員会が頭を悩ませる内容ではないと思いますけれど」
    そう言ってお淑やかに笑う姿はまさにトリニティのお嬢様…今の私が空腹に苦しんでいるのに気付けば、見下すのだろうか?
    「…さて、第一回公会議に倣って」
    いつの間にか、庭園の奥の小さな屋根のあるスペースへと案内されていた
    「お茶会などいかがでしょうか?」
    椅子とテーブル、日除けの屋根だけでは無い、わざわざ一方向だけ取り付けられた壁に美しいステンドグラスまで
    壁のない方向を見れば庭園が一望できる、計算された作り、美しさ、ゲヘナにはない物
    チリン、とテーブルに置かれたベルが鳴る
    「どうぞ、かけてください」
    その言葉通り椅子に腰掛け、ぼんやりと待つ
    少しするとティーセットを乗せた台車を先程の護衛たちが押してくる
    小気味よく食器やカトラリーが奏でる音を楽しむのがマナーなのだろう
    だけど私の頭の中は早く食べたい、その一言で埋まっていた
    「給餌は必要ありません、内内の話をしますので」
    今度は意見も無く、護衛が下がる、桐藤ナギサは自ら席を立ち、私のカップにまで紅茶を注ぐ
    「…人に見られたら、誤解をされるんじゃ」
    「だから下がってもらったのです」
    …何を考えているのか、よくわからない
    「何から食べましょうか?サンドイッチなんて、如何ですか?」
    「いただくわ」

  • 35二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 23:30:51

    目の前に置かれた小皿に並べられたサンドイッチを手に取る、こういうお茶会に出るサンドイッチは質素だと聞いていた
    でも、レタスやトマト、ハムまだ挟まった、素直に美味しそうなサンドイッチ…
    「…いただきます」
    「どうぞ、召し上がれ」
    「あむ……はぐ…」
    瑞々しいトマト、シャキシャキとしたレタス、食感を楽しんでいるとパンの甘味、トマトの酸味、そしてハムの塩気…
    クラシックな、それでいて洗練されたというべきか…なんと言えば良いかわからないけど、これが高級なサンドイッチ…
    気づけば手に取ったサンドイッチはどこかへと消え、次のものを手に取っていた
    (…流石に、はしたないかしら)
    「お気になさらず、召し上がってください」
    こちらのためらいに気づいたのか、にこやかにそう語りかけられる
    「実は私も空腹でして」
    そう言ってサンドイッチを食べる姿から、私は安心感と好感を感じている
    優雅な立ち振る舞い、というのはこういうものを言うのだろう、ウチのトップにも教えてやりたい
    「…ありがとう、すごく美味しいわ」
    「…!」
    その言葉に驚いた様に桐藤ナギサは目を丸くする、そして顔を綻ばせ…
    「そう言っていただけて嬉しいです、こういう場でそんな感想を下さる方はあまり居ませんから」
    「…?…そう、それは、良かった…?」
    何を喜んでいるのかはわからないけど、と困惑しながら次のサンドイッチを食べる、黄色いペーストだから卵だと思ったけど
    「……これは…」
    潰したゆで卵をマヨネーズとマスタードで和えたものが挟んである、そう、予想通り、だけど完全なペースト状
    滑らかな食味がバターの様で、パンが口で解けるのと一緒に消えていく、そして最後に胡椒の香り…
    「……お口にあいませんでしたか…?」
    「いいえ、こんな卵サンドがあるなんて思わなくて、これもすごく美味しい…」

  • 36二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 23:50:17

    「良かったです、頑張って作った甲斐がありました」
    「……?…作った?」
    「はい」
    …てっきりお抱えの料理人でもいるのかと思っていた、だけど、これを自分で?
    サンドイッチだけでもわかる、洗練されたこの料理はフウカとは路線が違うだけで練度は遜色ない
    「どれをたべても美味しいわ、素直に感心するしかないくらい」
    「それはよかったです」
    サンドイッチがもうなくなってしまった事に残念さを感じながら、他の何かをと探す
    「よければこちらのパイなんていかがでしょうか?ミートパイです」
    「ありがとう」
    切り分けられたパイをさらにナイフで切り分け、口に含む
    じわりと滲み出る肉の旨みとサクサクのパイ生地、そしてバターの香り
    (流石に手掴みでかぶりついたら怒られるかな…) 
    紅茶を口に含むとその華やかな香りでスッと上塗りされてしまう、でもこれも良い
    サクサク、パクパク、ナイフもフォークも止まらない…
    (……ふふ、こんなに美味しそうに食べてくれる方、随分久し振りで、こちらまで楽しくなってしまいます)
    紅茶を口に含み、飲み干す…そして庭園をながめる
    (……お腹は4割ってところね…)
    もう塩気のあるものは一通り食べ尽くしただろうか、でも、ここからは…
    (…あとは、ケーキで埋める)
    クリームたっぷりのショートケーキ、それともチョコレートがずっしりと入ったブラウニーか…選ぶ必要なんてない、両方を食べる権利があるのだから
    「まずは、ブラウニーから」
    フォークで切り崩し、一欠片を口に含む
    (…!…てっきり、もっと甘いものと思っていたけど)
    甘い、確かに甘いけど、甘すぎない…しつこく無い、だけどハッキリ甘さを感じられる、そして奥に香るこれは…
    「…レモン…いや、オレンジピール?」
    「はい、まさか気づいてもらえるなんて…!」
    桐藤ナギサは嬉しそうに笑う、なんだか気恥ずかしくなって紅茶を口に含み、濁してしまう
    (すかさずに紅茶を…!その紅茶との相性にまで気づいてくださるなんて…!)
    …なんだか、より嬉しそうな顔になってる気がする…

  • 37二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 00:01:22

    「…さて」
    次に待っているショートケーキに使われたフルーツは桃、桃のショートケーキは食べたことがない
    そもそも淡白な桃がクリームと合うのか?そんな疑問を呑み込み、ケーキを口に含む
    「!」
    …甘い、今度は甘い、クリームが甘いのはもちろんだけど、それ以上に桃が甘い…!
    甘い桃は食べたことがある、でもあれはぐずぐずに熟していて、こんなに食感のある桃は甘く無い
    というかこの桃は食感があるのに今まで食べたどの桃よりも甘い…
    (…それに、飲み込んでから気づいたけど、こんなにフルーティな香りがするのね…)
    ハッキリと桃の香りだとわかる、まるで桃味の香料かの様に、桃の香りが存在感を示してくる
    食べる前はまるでそんな気配はなかったのに、食べたことにより体温で温められ、香りが立った
    「……美味しいわ」
    「良かったです」
    (この桃のケーキと紅茶は確かに相性は悪くありません、ですが桃の香りを楽しむためにあえて紅茶を飲まない…流石です…!)
    なんだか視線が先ほどから変になってる気がする
    だけど何を食べても美味しいこの状況においてはそんな些事を気にする余裕なんてない
    ティーポットの紅茶を飲み尽くし、ケーキを食べ尽くし、「ふぅ…」と息を吐いて、ようやく冷静になる
    (……条約の話、全然してない…)
    チラリと桐藤ナギサを見ると、恍惚とした様子で「はぁ…」とため息を漏らしていた
    私に呆れているならわかるけど、なんであんな表情をしているのかはよくわからない
    そのまま茶会を終えた私達は元来た道を帰り、別れる
    ただ、最後に「また、ぜひまたお茶会をしましょう…!」と言われたことくらいしか、今日の収穫は無かった
    ……即座に「喜んで」と答えた私自身にも、思うところはあったけど
    (…これで良かったのかしら、まあ、美味しかったし、いいか)
    …エデン条約に向けての話し合いなのだから、仕方ない、決して美味しいものに絆されたわけじゃないのだから

  • 38二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 00:02:33

    こーれーは、閲覧注意かも

  • 39二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 00:06:15

    ヒナナギ…新しい世界か

  • 40二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 00:10:05

    閲覧注意でお腹減ったとかいうからてっきり女の子を食べるタイプかと思ってた…これもアリだな

  • 41二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 00:30:44

    良いスレを見つけた

  • 42二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 03:51:56

    ヒナは何にでも良いからもっと満たされてくれ
    パクパクしてる間は幸せそうでいいね

  • 43二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 06:56:36

    意図せず茶菓子を最大限に楽しむヒナちゃんかわいい

  • 44二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 10:08:28

    「……お腹が、すいたわね…」
    “うん、そろそろ良い時間だね”
    シャーレ、デジタル時計のAMがPMに切り替わって少しした頃
    今朝から私は先生のお手伝いでシャーレに来ていた、仕事は順調、ほとんど終わり
    でも、そろそろ電池が切れ始めた
    “そろそろお昼ご飯にしようか”
    「そうね……あ」
    お弁当を取り出そうとして、気づく…無い、忘れてしまった
    (…仕方ない、コンビニにでも…)
    “ヒナ、もしかしてご飯がない?”
    「…うん、だから買ってくる」
    “それならさ…”
    子供っぽい笑みを浮かべながら差し出されたチラシを見る
    「…ピザ?」
    “私の奢りだよ、どう?”
    「……」
    悩む必要のない申し出だ、だけど即答するのはやはり恥ずかしいのだ、少し迷うそぶりを見せてから
    「じゃあ、ありがたく」
    悩むフリをする間も、ずっと何を食べるか、それが考えれない程、私の口はピザに侵食されていた
    適当に注文を済ませ、ぼんやりと届くのを待つ、先生と雑談をするも、どうしても事務的な話になってしまう
    (…はぁ…)
    せめてこんな時に女の子らしい話題の一つも出せない自分が嫌になる
    それでも先生は笑顔を崩さず、にこやかに対応してくれるのだから…それが救いだ

  • 45二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 10:24:20

    これはいい飯テロスレ

  • 46二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 10:36:13

    しばらくしてピザが届く
    (…小さかったかな)
    私が頼んだのはSサイズにサイドメニューのセット、ピザはシンプルに店名を冠したノーマルなピザ
    サイドはポテトとチキンナゲット、ベーシックで安いものを選んだ
    「…先生はずいぶん頼んだのね」
    “あはは、こういうのってついつい頼みすぎちゃうんだよね”
    Mサイズのピザに単品のサイドが二つ、ドリンクもある
    1人で食べ切れるのかという疑問はあるけど、先生だって成人男性、あのくらいは食べられるのだろう
    「いただきます」
    蓋を開けばトマトソースにサラミとチーズ、それから香草を乗せただけのピザ
    簡素だけど、早く食べたくて仕方ない
    4等分されたそれを一切れ持ち上げる、コマーシャルの様にチーズがたらりとはいかないけど…十分魅力的
    「あむ」
    一口、ソースが口いっぱいに広がる、塩気は控えめなのにややスパイスの強いこのソース、これは止まらなくなる
    もむもむと口の中で噛み締めるとトマトと香草の爽やかさもありながら、刺激的
    かつ、生地の小麦の香り、チーズの香りがやさしくまとまっている
    「……美味しい…」
    “うん、美味しいね”
    このソースの味が消える前にポテトを口に放り込む……この選択は正しかった…!
    おそらくそのまま食べても美味しいだろうが、この太めのポテトのまったりとした食感にソースが合う
    そして口にへばりついたポテトをコーラで流し込む、口の中の油が炭酸で流れ落ち、キレを感じる
    炭酸とはこういうときのためにあるのだ、これが良い

  • 47二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 10:44:36

    “ヒナ、良ければ一切れどう?”
    「え?いいの?」
    喜んでその申し出を受ける、先生が差し出したのは…
    (これは…薄い…?)
    そして、普通のカットの仕方ではない、縦横に、いわゆる格子状のカット
    クラッカーの様なそれを持ち上げる、緑のソースにポテトやチーズ…
    「…あむ」
    カリッ…そう、この食感は普通のピザでは味わうことのない、これがクリスピー…
    「…良い…」
    薄く伸ばし焼き上げられた生地を噛み締める度、小気味良い音が鳴る
    そしてこのソース、香草がふんだんに使われていて心地よい香りがする
    それだけでなく、こちらのピザより塩気が強い、それもまた良い…だが、なにより
    「このポテト、薄切りにしてあるのが良いわね…」
    “ね!”
    薄切りのポテトが載っているのが良い、カリカリと、しかし柔らかな食感もある
    そう、このピザは私が先ほど口の中で作ったポテトとソースの組み合わせを少し変えたもの
    で、ありながら、食べたときの感触は対照的にクリスピー…そして油のしつこさもやや薄い
    (なるほど、これは…確かに一枚食べ切れる…)
    “ヒナ、よかったらもっと食べてよ、実は私、一枚食べ切る自信がなくて”
    「……そう?なら…こっちも食べて、先生」
    “いいの?ありがとう!”
    …流石先生、いつも負けてしまう…こちらの不快にならない様に、勧めてくれるのだから
    (少なめに頼んだのに気を遣われたのね)

  • 48二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 10:44:47

    両方のピザを味わい、ここで手付かずのチキンナゲットに視線が落ちる
    「……」
    ゴクリ、生唾を飲み込み、チキンナゲットを拾い上げ、乗せる
    そう、クリスピーな先生のピザに…そして、一口
    カリッ…そして、ジワッ…このピザは悪く言えば淡白な側面がある、だけどチキンナゲットを乗せ、脂を足すと…
    「!」
    ドリンクを手に取る、ゴクゴクゴク…
    口の中を洗い流す時に生まれるキレの良さ、私の直感は正しかった
    (合うわね…)
    “おお、これは良いね”
    「……」
    つい先生の前ではしたない食べ方をしたことに恥ずかしさを覚えつつ
    先生も同じ様に食べて喜んでくれたことも嬉しい…
    “うん、せっかくだし映画なんか見ない?”
    「え、何?唐突に…」
    先生は私の返事などお構いなしにたくさんのディスクの入った棚を漁る
    “ヒナはどんな映画が好き?色々あるよ、シャークネード、シックスヘッドジョーズ、シャークネード2”
    「サメばっかり…」
    “ならブラッククローラーとか、マンイーター…”
    「それは、何?」
    “ワニ映画だね”
    「……もっと他の映画はないの…?」
    “例えばどんなのがいい?”
    「…その、普通の、ラブコメ的な……」
    “うん、じゃあそのジャンルにしようか”
    …これはしてやられたのだろうか?そう思いつつも、悪くないなと感じ、そのまま映画とピザを楽しんだ
    当番の仕事は残り少なかったので、軽く片付けた

  • 49二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 12:04:47

    何で誰も書いてくれないんですか…?

    >>16以降誰も書いてくれなくてさみしいです…

  • 50二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 12:14:26

    >>49

    すまない…ワイは飯描写書いてもどうにもおいしそうな感じにできなくてな……

  • 51二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 12:44:03

    >>50

    私もまだまだなので一緒に頑張りましょう!

  • 52二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:06:40

    昼ピザにしちゃった…

  • 53二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:18:13

    ジェノベーゼのウルトラクリスピーうまい

  • 54二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:20:31

    このヒナちゃんティーパーティーに出されるものすべて食べたとしたらすごい量食べてないか?
    帰り妊婦さんみたいになってないか?

  • 55二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:30:04

    ナギちゃんに食べられちゃったみたいになってるのか…

  • 56二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:37:14

    このレスは削除されています

  • 57二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:40:04

    良くできたとは言い難いが…書いてみたよ

    いつも通りの、特別な時間…カタカタ…カタカタカタカタ…真夜中のシャーレのオフィスにタイプ音が響く         

    「先生は、いつもこんな時間まで…?」                    あまりの仕事量に思わず口を開く   


    "あはは…今日は少し多めだけど、まぁ大体そうだね、慣れてるから、       心配ないよ…ヒナはいつでも休んでいいからね?"


    「……ええ…」

    慣れてる…私も気持ちはわかるが、慣れて良いものじゃないだろう……


    そうして仕事をこなしていた時


    「グゥゥゥゥ……」と、大きめの音がなった


    "あ、ヒナ…おなかすいてる?"


    「え…あ、その……」恥ずかしさで声が詰まる


    先生がふと時計を見る、もう12時を回っていた


    「こんな時間まで付き合わせちゃったし、                    夜食でも食べる?簡易的なものになっちゃうけど」


    「え…あ…い、いただきます…//」思わぬ提案…正直、断る選択肢はなかった


    "じゃ、用意してくるよ"                            そういって先生はキッチンに向かう


    数十分後

    出てきたのは小さめのコッペパンに暖かいオニオンスープだった


    「「いただきます」」…
    tele​gra.ph
  • 58二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:44:31

    もしかしたらヒナちゃんってすごく可愛いんじゃ…

  • 59二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:45:03

    >>57

    ありがとうございます…ありがとうございます…

  • 60二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:46:49

    >>58

    判断が遅い(画像略)

  • 61二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:46:53

    >>58

    👺👺

    👺🤞===🟣

  • 62二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:49:06

    エデン条約はここにあった
    …あったんだ、確かにさっきまであったんだよおおおおおおおおおおおお

  • 63二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:54:49

    閲覧注意で「お腹蹴った」と思って開いたら「お腹減った」スレだったか...

  • 64二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 13:57:19

    これ閲覧注意ついてんの紛らわしすぎる

  • 65二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:13:16

    このレスは削除されています

  • 66二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:13:40

    >>65

    ごめんなんかミスって送信したごめん

  • 67二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:17:26

    >>63

    同じ人がいた…どんだけ最低なんだと思いながら一日かけて覚悟決めた

  • 68二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:19:33

    ヒナちゃんに手料理を食べてもらうためにドタバタぎゃーぎゃー大騒ぎするアコちゃんはあるだろうか

  • 69二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:21:05

    >>68

    いいな、書いてくれ

  • 70二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:26:59

    ヒナ委員長の朝ごはん的なノリかと思ったらもっとしっとりしてた

  • 71二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:48:37

    アコ「情報部から報告が、不良たちが一同に集まって『ヒナ委員長にこれまでの礼をしてやる』と……」

    ヒナ「そう……」

    〜〜〜〜

    カスミ「温泉旅館は出来上がっているぞ」

    ハルナ「食材と料理人も準備万端ですわ」

    アル「当日の警備は任せて頂戴」

  • 72二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:49:13

    ヒナちゃんがツヤツヤになっちゃう!!

  • 73二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:50:46

    なんてこった!これはヒナちゃんを拷問するつもりだぞ!!
    具体的には温泉で体を温めてホワホワになったあと、胃に優しい懐石を食べて、ゆっくり寝るんだ!
    しかものんびりしてる時は警護があるから何も心配ないし、朝起きたら朝風呂も浴びれるし美味しい朝ごはんがあるんだ!ヒナちゃん(極楽すぎて)壊れちゃう!!

  • 74二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:51:31

    >>71

    こういうとき疑心暗鬼にならず素直に楽しめるのがヒナちゃんの強みだよね

    仮に罠だとしても踏み抜けばいいだけだからいざという時までほんとにリラックスできる

  • 75二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:52:03

    そこに先生を添えることで完成する
    ヒナちゃん甘やかしスポット…

  • 76二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:52:25

    >>57

    お前の情熱受け取った、もっと見せて♡

  • 77二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:53:15

    >>74

    これ

    上のヒナナギで癒されたから>>71をちゃーんと読みたい、頼む、ほんとに頼む、くれ

  • 78二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:55:47

    >>77

    (この1レスしか考えてなかったという顔)

  • 79二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 14:56:46

    >>78

    書いて♡役目でしょ♡

  • 80ひよりん24/07/15(月) 14:59:22

    割と適当に書いても許されるスレなので書いてください!!!
    理由はスレ主の私が許すからです!お願いします!!

  • 81二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:02:37

    ヒナちゃん甘いもの食べて…もっと食べて…

  • 82二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:08:50

    ナギヒナとかいう絶対あり得ないカップリングが現れたことにより、温泉美食便利屋がヒナを労わるという
    絶対に他のスレなら起こらなかった偉業だよこれ

  • 83二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:11:30

    美味しい限定商品を得るために暴れてた美食研をひねりつぶした後で「そんなにして食べたいほどにおいしいものなの?」からの美食研との食べ歩きツアーってこと?

  • 84二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:11:56

    良い!ヒナちゃんが食欲に屈してるの見たい!!

  • 85二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:12:54

    >>83

    普段のヒナちゃん、というか元ネタの方ならもう絶対「食べるのもめんどくさい…」ってタイプなんだよな

    このヒナちゃん完全にサボったり欲に負けたりご飯食べたりしてて、むしろ見てて安心できるんだよ…

  • 86二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:14:48

    フウヒナの配給はここであってますか…?
    ここにくれば、新鮮なフウヒナをもらえるって聞いたんですけど…

  • 87二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:18:49

    ヒナちゃん美食研入らない?多分幸せになれるよ???

  • 88二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:24:38

    ところで確保された料理人の人権は?

  • 89二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:27:39

    >>88

    そんなものないよ

  • 90二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:28:28

    フウカならあるけどモブまで面倒見る理由ないしね…

  • 91二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:32:35

    あと料理得意なキャラってほかにいたっけ

  • 92二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 15:33:48

    野外で夜遅くまで戦闘した後に簡易的な炊き出しして、「ほ…」してるヒナちゃんが見たいよアコえも~ん!!

  • 93二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 16:02:46

    アコは供給してもらう側では??

  • 94二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 16:27:30

    ヒナちゃんよく食べるけど一口小さそうでかわいい

  • 95二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 17:12:13

    >>91

    ルミ

  • 96二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 17:17:14

    >>91

    外伝ならユウカもできる

    アルちゃんもなんだかんだできそう

    便利屋貧乏飯…

  • 97二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 17:18:41

    >>96

    こ れ だ ! ! !

  • 985724/07/15(月) 19:12:22

    ヒナ委員長には甘いもの食べて癒やされてほしいんです…

    甘美な甘味、そして酸味「ふぅ…たまには散歩も良いものね」

    その日は書類が特別少なく、パトロールに出ていた


    まぁ流石に風紀委員長直々に出ているとなれば、日頃好き勝手している輩も    今日ばかりは落ち着いているので、散歩とさほど変わらない


    「おい!トリニティの生徒がゲヘナに何のようだ!?」

    辺りに響くほどの怒号が聞こえる


    「ん…?」ふと道の脇に目をやると四人のトリニティの生徒が          二人のゲヘナ生に絡まれている、


    「私達はこの辺りに穴場のスイーツ店があるって聞いて…」           

    木の葉のような特徴的なヘイローをした子が言うと


    「そんなんどうでもいい!お嬢様なら金持ってるだろ!?」


    カツアゲまで…さすがに見過ごせない


    「ちょっとあなた」


    「あ?なんだよ…ヒュッ……」


    「ふ…風紀委員長!?なんで…逃げろぉ!!」


    ……話を聞く前に逃げてしまった…まぁいいか


    「あ、あの…助けてくださりありがとうございます」               先程の生徒がお礼を言ってくる


    「気にしないでいいわ、これが仕事だもの」


    「すごい速さで逃げていった…」

    猫耳の子が困惑している、まぁ無理もないわね


    「お…
    tele​gra.ph
  • 99二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 20:07:23

    >>81

    言い忘れたが案をもらったよ、ありがとう

  • 100二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 20:24:36

    >>98

    これ以降スイーツにも食指が動くヒナがいるといいな…

    稀にスイーツ部とばったり出会って仲良く甘味を堪能してくれ…

  • 101二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 20:54:07

    ゲヘナの郊外で騒ぎを起こした美食研の皆さん、その騒動の鎮圧にあたったのはゲヘナの風紀委員長さんでした。
    なんとか逃げきるも標的の晩餐を失ったハルナさんと、対処にあたり夕食のタイミングを逃すヒナさん。
    事態を乗り越えて2人が行きついた思考は、奇しくも同じものでした。

    ((食堂に行ったら、何か小腹を満たすものにありつけないかしら――))

    疲れを引きずりながらも、全くの別ルートで食堂に向かうハルナさんとヒナさん。
    そして、食堂で明日の準備をするフウカさん。
    3人の深夜の食堂での出会いから始まるのは、小さな空腹を満たす温かな一時の物語でした。

    第6話、「ソーセージと野菜のポトフ」。先生、私も暖かいスープが飲みたいです!

    ※続きません、ネタだけ投下です

  • 102二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:22:36

    >>101

    素晴らしい

    本来敵対する関係が空腹の前に手を取り合う。。。

    これこそ美食ですわ

  • 103二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 21:56:56

    >>102

    片方原因なんですがそれは…

  • 104二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:07:21

    「…はぁ……」
    書類を片付け、時計を見る
    時刻は2時、もちろん深夜である、既に仕事は終わり、あとは帰って寝るだけ…
    (…今日はいつもより、早く終わった…)
    そう、だから少しだけ多く眠れる…と思ったのも束の間
    ぐぅ…ぎゅるる…
    「……そう言えば、晩御飯から何も食べてなかった」
    …カップ麺でも適当に食べて、誤魔化す?それともそのまま寝る?
    「……」
    チャリリと、ポケットの中の鍵を弄る、一度意識したらもうダメだ、お腹の減りが気になり目が冴えてきた
    「…仕方ない、何か食べなきゃ」
    食堂に向かうことが決まった、睡眠時間よりも、満腹が選ばれた

  • 105ひよりん24/07/15(月) 22:08:31

    「…あ」
    冷蔵庫を漁ると、いわゆるくず野菜、端材などとも呼ばれる、根や先端の使われなかった野菜がある
    スープにでもするのだろうか、かなりの量がある
    (ネギ、ニラ、キャベツ…にんじん…ニンニクの芽…)
    口内に涎が溜まってきた、私はそれらの野菜を使う分だけ器に取り、卵を一つ拝借する
    「……あ」
    そして、たまたま見つけた、適当に炒めて食べるつもりだったけど…
    これにしよう、これがいい、長期保存用の即席ラーメンを手に取る
    (ええと、あとは…)
    自費で買った、レンジで炊ける1人用炊飯器に一合分の米を入れ、水を注ぎ、軽く洗う
    「……いいのかしら、ご飯まで」
    …わかっている、わかっているが、最早この空腹には勝てない
    ラーメンとご飯、明らかにこの時間にはカロリーとかそのレベルを超えて…
    鍋に薄く油を塗り、キャベツ、ニンニクの芽、ニンジン、ニラの順に炒める
    そして隣の鍋に湯を張り、麺を茹でる
    「……これは、こうして」
    ネギの根に近い部分を箸でつまみ、直火に当てる
    パチパチと音が鳴る、少し焦げたあたりで麺の鍋にネギを入れ、一緒に煮込む

  • 106二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:08:56

    このレスは削除されています

  • 107ひよりん24/07/15(月) 22:09:43

    「……」
    ご飯をレンジに入れ、炊く、麺はあと1分、ご飯はあと3分、野菜は醤油と塩胡椒で味をつけ、いつでも食べられる
    「あとは、この卵を…」
    どうしよう?目玉焼き?ご飯に載せる?それとも野菜炒めと…?
    自身の空腹に従う、その気持ちは揺るがない…
    「……よし」
    私は即席麺の粉スープを開け、鍋に入れた、そう、丼ではなく、鍋に
    そして軽くかき混ぜ、全体にスープが溶けたところに卵を割り落とす
    火を止め、麺が程よくなったら丼に移し、その上に野菜炒めを乗せる
    「……これは…」
    完成するとその背徳的なボリュームにたじろいでしまう、だが、非情にも背後からは…ご飯が炊けたことを知らせる音
    「……」
    最早、食べない選択肢などなかった
    全てが整った、氷を入れたグラスに水道水を注ぎ、ようやく完成
    まずは…もちろんラーメン、野菜炒めの下の麺を掴み、持ち上げて啜る
    「…!」
    …安い袋麺、空腹な今なら苦にならない程度に思っていたけど、悪くない
    美味しいわけではないけど、本来はケミカルなスープの味わいがどこか食べやすい
    (…野菜炒めの味付けが効いたのね)
    野菜炒めをほぐし、麺と合わせて食べるとより美味しく感じる
    「…うん、そこまで濃くしてないけど、これくらいが好きかも」
    熱々のラーメンを啜り、そしてキンキンの氷水で流し込む
    焼けた喉を冷やすこの温度差が心地良い、そしてこんどはラーメンの後にご飯を口に含む
    「…うん、あたり」
    野菜炒め定食がメニューにある理由がわかる、香ばしく炒めて仕舞えば野菜も立派なおかずになる
    野菜炒めだけを掴み、ご飯に一度着地させてから口に運ぶ
    そしてラーメンスープが沁みたご飯を食べる
    「……はぁ…」
    良い…

  • 108ひよりん24/07/15(月) 22:09:55

    食べ勧めていると、とうとうそれが顔を出す
    「…来たわね」
    白身が固まった卵、ポーチドエッグという奴に近い状態、中の黄身はきっと固まっていない
    それを慎重に取り出し、ご飯に乗せる
    そして、箸の先端をさしこみ、割る
    デロリ…完璧だ、火は通っていない、だけど程よく加熱され、少し硬くなっている
    それを少量の野菜炒め、ご飯と合わせて口に運ぶ…
    「……うん」
    これが美味しくないはずがないのだから、ただ、あまりにも熱い
    味わうたびに氷水が消えていく
    いつの間にか、空になったラーメン丼を少し寂しく思いながら、ご飯の茶碗を眺める
    「……」
    スープをご飯に注いで、雑炊のように啜る
    先程のラーメンとして食べた時より、ケミカルさがややキツイが、これもまた愛嬌
    一粒残さず食べ、飲み干し…大きく息を吐く
    「……はぁ…」
    食器を洗い、改めて椅子に座る
    (…また怒られるだろうけど)
    最早帰る気などない、明日の朝もまた手伝えば良いのだと自身を納得させ
    そのまま椅子とテーブルに体を預けて目を閉じたのだった

  • 109ひよりん24/07/15(月) 22:10:20

    書いててお腹減ったので食べて来ます…

  • 110二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:12:18

    >>109

    ミイラ取りどころかミイラの制作者がミイラになってどうする

  • 111ひよりん24/07/15(月) 22:14:05

    >>110

    だって!今の食べたいものを書いてるんですよ!!!

  • 112二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:14:44

    >>111

    もう食べたかのような書き振りである

  • 113二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:15:50

    夜食のラーメンは至高……

  • 114二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:23:19

    業務スーパーの袋麺安いけど薬品っぽいよね…

  • 11557 9824/07/15(月) 22:26:17

    >>111

    ならしゃあない!私も夜中の甘味がやめられない!!デブまっしぐらだ!!

  • 116二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:27:44

    >>115

    うわーん!もう終わりです!体重が増えるのが怖くてご飯を炊くのだけはやめました!美味しいです!!!!

  • 117二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:30:34

    >>115

    >>116

    3桁いったら本番だ、高みで会おう

  • 118二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:35:47

    深夜に!ラーメンは!大罪です!!!!

  • 119二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:37:53

    これを食べて、美味しいなあって思うんです
    でも、ご飯があるともっと美味しかったのにな…って思うんです……えへへ…

  • 120二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:39:40

    深夜ラーメンはシスターフッドのものではなかったのか…
    でもこんなにラーメン食べてるならルミのラーメン食べたらインスタント物足りなくなりそう

  • 121二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:41:13

    >>120

    これは見たい…

  • 122二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:50:56

    開くんじゃなかった…こんなスレ…

  • 123二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:53:45

    チャーハンを書きたかったけどチャーハンは戦争の火種なので書けません…
    駄菓子もです、きのこたけのこを下手に出したら殺されてしまいます…

  • 124二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:56:33

    キャベツ太朗パクパクして欲しい…
    チロルチョコとか食べてて欲しい…

  • 125二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:58:23

    じゃがりことかいいと思う…
    ヤングドーナツもいい…コアラのマーチとかも似合いそうだな
    いや、完全に見た目に引っ張られてるけど

  • 126二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 23:03:22

    閲覧注意を見て、「ぐへへ…」って気持ちで開いたんだ
    そしたら、お腹減っちゃった…

  • 127二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 23:03:48

    深夜の飯テロは重罪です、キヴォトスでは死刑です!

  • 128二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 23:37:55

    飯ウマスレみたいだな…

  • 129二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 08:07:37

    ヒナナギしたいのにシチュが思いつきません…助けてください……

  • 130二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 08:11:24

    ヒナナギが会う理由ないのが悪いんです!どうすれば良いんですか!?

  • 131二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 09:24:45

    ここの2人なら普通に友達になれると思うけどなぁ

  • 132二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 10:17:37

    エデン前で描けばいいだろ!

  • 133二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 10:39:32

    >>129

    >>130

    便利なシャーレ当番で被ったでもいいんじゃないか?

    前に書いた人と被るけども…

    シャーレ当番で被ってから意気投合して飯食いに行くでもいいんじゃないか

    ワイは書けんけど…

  • 134二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 16:06:59

    書けよ!!!

  • 135二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 16:07:24

    みなさん雑談混じりの保守ありがとうございます
    フウヒナを今夜持ってきます…多分

  • 136二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 16:23:32

    逆になんだね ナギサ様を来賓としてゲヘナに迎えて手作り料理をいっしょに食べるヒナという構図でも良いので?

  • 13757 9824/07/16(火) 16:24:08

    やぁ、麺類をチュルチュルすするヒナを唐突に思いついたから書いたよ

    ◯亀製麺のおろし醤油うどん美味しいよね昼時のシャーレにて

    "よし、あらかた片付いたね、手伝ってくれてありがとうヒナ"


    「いいのよ、それにしても今日は書類が少なかったわね」


    "前にヒナが連邦生徒会に掛け合ってくれたからね、それでだよ"


    "だからさ、そのお礼も兼ねて一緒にご飯食べに行かない?"             そう先生が笑いながら言う


    今は12時半…お昼には良い時間だ

    何より先生と一緒にご飯……


    「ええ、お言葉に甘えさせてもらうわ」


    "良かった、何が食べたい?"


    「そうね…最近暑いし、なにかササッと食べられるようなものがいいわ」


    "ん〜なら冷たいうどんなんてどうかな、良いお店知ってるんだ"


    「いいわね、じゃあ行きましょう」

    笑みが零れそうだが必死に抑え、平静を装う



    そうして先生オススメのお店についた


    "ヒナは何にする?"


    「そうね……」


    メニューに目を通すと目立つようにオススメ!と書かれたメニューがある


    「じゃあこの…おろし醤油うどんにするわ」


    "いいね、じゃあ私は…山かけうどんにしよう、天ぷらはいる?"


    「じゃあ、海老天で」


    "OK、わかった"


    うどんを受け取り、席につく


    "「いただきます」"


    tele​gra.ph
  • 138二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 16:57:36

    >>136

    良いよ、さっさとかけ

  • 139二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 18:06:57

    >>135

    楽しみにしてるぜ

  • 140二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:08:04

    「……ん…んぅ…?」
    鼻をくすぐるような甘い匂いに、深く沈んだ意識が引き摺り出される
    「……」
    机から上体を起こすと、もうフウカは料理を始めていた、ジュリもいる
    手伝わせれば良いものを、見逃してくれたらしい
    「あ、ヒナ、おはよう!」
    「おはよう…何か手伝うことある?」
    「大丈夫!あとは焼くだけだから!」
    焼くだけか、少し気になる
    「おはようございます!風紀委員長!」
    「おはよう、その…ごめんなさい、変なところで寝てて」
    「いえ!ちょっと驚きましたけど、フウカ先輩から聞いてましたから!」
    「…そう」
    その返答に少し恥ずかしさも感じつつ、何かできることをと様子を伺う
    ジュリは何かを切っているらしい、私よりも素早く、正確に
    手が足りない様子はない…これなら掃除でもしてしまおうか…テーブル用の布巾は…
    「あ!いいからいいから!」
    「でも…」
    「私たちも一息入れるところなの、ね、ジュリ」
    「はい、先輩、フルーツ切り終わりました!」
    「…そう」

  • 141ひよりん24/07/16(火) 21:08:33

    大人しく引き上げるしかないのか、そう思っているとフウカがテーブルに皿を並べ始める
    「朝ごはんにしましょ?」
    「え、でも…」
    「いいの、ね?」
    「みんなで食べた方が美味しいですから!」
    「……なら、いただくわ」
    並べられたのは、パンケーキ…でも、ただのパンケーキじゃない
    「…かわいい」
    「頑張りました!」
    満面の笑みのジュリが答える、きっと盛り付けは彼女なのだろう
    まんまるのパンケーキにフルーツとチョコソースでクマの顔を作ってある
    「そっちは、うさぎ?」
    「そう、ジュリのは?」
    「私はネコです!」
    「器用なのね…」
    食べるのが勿体無い、これにナイフとフォークを入れるのは、なんだか申し訳なくなる
    「早く食べないと冷めちゃうわよ?ほら、そんなに気になるなら写真でも撮れば?」
    「…お言葉に甘えて」
    パシャリ、スマホのカメラ機能を私事に使ったのはいつ以来だろう
    嬉しい気持ちで思わず顔が綻ぶ、改めてナイフとフォークを取り直し、申し訳ない気持ちを押し殺してナイフを…
    ふわり…華やかなバターの香り、これは…
    一口分をチョコソースとバナナと合わせて口に運ぶ
    「…甘くて美味しい…」
    「ね!」

  • 142ひよりん24/07/16(火) 21:09:03

    いつもの給食と比べて、おいしい、甘いから?そうじゃない、丁寧に作られてる
    柔らかくて、焦げずに程よく火の入ったホットケーキ、プレーンでバターの香りが口いっぱいに広がる
    だけどコレ単体では甘さより、バターの香りと塩気が際立つ
    そしてそこにチョコソースとバナナ、ねっとりとした甘味、そして強烈なチョコの香り
    「……良いわね」
    カットオレンジを合わせても良い、バナナのねっとりとした甘味と食感が変化し、歯切れ良く、そして酸味で引き締まる
    冷蔵庫のフルーツはきっと他にもたくさんある、でもベーシックながらに相性のいい2種類を選んである
    オレンジにもこだわりを感じる、切り分けたあと果汁を拭き取ってあるらしい、パンケーキが湿らないようにだ
    切ってまとめておけば果汁が滲み出てびしゃびしゃだろうに…
    「どうしてこんなに凝ってるの?」
    「コレは特別、いつものお礼」
    「風紀委員会にはお世話になってますから…」
    「主に私が、だけどね」
    そう言って2人が笑う
    「……そう、じゃあ今後もちゃんと守らないとね」
    ゆったりと3人で朝食を楽しんだ

    ……
    「委員長、こちら万魔殿からです、給食部の予算の件で視察を…」
    (……ああ、こういう事)
    2人の思惑を理解し、苦笑しながらも、書類に目を通す
    「イオリに行かせて、どうなっても評価は最良で通して」
    「え、行く前に決めるんですか?」
    「いいの、アコ、普段の食事が美味しくなって欲しいと思わない?」
    「……まあ、それは…」
    「じゃあ、そうしなさい」
    アコを帰らせ、スマホの写真を眺める
    (まあ、今回は打算もあったみたいだけど…)
    「……悪くないわね」

  • 143ひよりん24/07/16(火) 21:09:31

    うわーん!パンケーキが食べたいけど流石に今から焼く気は起きません!!!!

  • 144二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:09:50

    食欲のままに書きました!!

  • 145二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:15:27

    このフウカ強かですき
    でもそれ受け入れて友情にしてるヒナちゃんもっと好き

  • 146二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:20:22

    >>137

    明日のお昼はうどんが確定した

  • 147二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:22:15

    >>146

    じゃあ朝食はパンケーキだな

  • 148二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:24:10

    よく考えたらあのラーメンの後コレか
    ヒナちゃんお腹大丈夫???

  • 149二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:36:46

    まってた

  • 150二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 21:45:53

    フウヒナ助かる

  • 151二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 22:20:13

    ヒナちゃんもっとたくさん食べて♡ってアコがどか盛りラーメン持ってくるとこまで見える

  • 152二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 22:25:44

    腹減って来た……

  • 153二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 22:34:52

    あー、これが夜食系だったら俺はダメだった、朝食だから耐えられた

  • 154ひよりん24/07/16(火) 22:55:38

    シャーレの当番、それはある種の戦場、何故ならば
    「あら、これはこれは…風紀委員長」
    「今日は1人なのね、片付ける手間が少なくていいわ」
    “ま、まあまあ、2人とも…”
    先生を目当てに寄りつく不良生徒が後を経たないからである…
    今日きたのは、美食研究会の黒舘ハルナ
    日々問題を起こしては風紀委員会に制圧される生徒たちの筆頭である
    「…さて、ですが、今日は捕まるつもりはありません、何せ、悪いことはしませんから」
    “…じゃあ、何かあったの?手伝って欲しいこととか…”
    「先生、甘い顔をしないで、要件は何?」
    「要件ですか、要件と言えばそれは確かに要件ですが、そのように回りくどい言い方をする必要はありません」
    「くどい、さっさと本題を話しなさい」
    「では…お昼ご飯を一緒に食べませんか?もちろん、ヒナさんも」
    「……何?」
    “いいね、そろそろお昼時だし、願ってもない話だよ、ね?”
    「……」
    ふと、自身の腹部に手を当てる
    (……お腹、減ったわね)
    「何を食べるの?」
    「今日食べるのは…中華、それも山海経の本格中華のテイクアウトです!」
    (……悪くない、箱が出てきた途端この刺激的な匂い…)
    遠くの自治区に食事に行く余裕なんてない、だからこそ、コレは願ってもないチャンス…
    “お、それは…玄武商会のものだね、ヒナ、絶対美味しいよ!”
    「…いいわ、なんでも」
    最早、食べない選択肢はなかったのだ

  • 155ひよりん24/07/16(火) 22:56:19

    「では、早速いただきましょう、当番の方もと思い3人分買ってきましたので」
    まさかヒナさんがいるとは思いませんでしたが、などと宣うハルナを横目に、差し出されたチャーハンの入った容器を手に取る
    (これは…)
    チャーハンと一緒に入ってるのは、麻婆豆腐?汁気のある料理と一緒にチャーハンを…
    「それは大人気の麻婆チャーハンセットですね、それからメインにこのカニ玉甘酢餡とエビチリ、春巻きを…」
    (…なるほど、良いラインナップ…)
    自身の容器をカパッと蓋を開ける、するとツンとコショウの香り、そして香ばしさを感じさせる
    「いただきます」
    プラスチックのレンゲでチャーハンだけを掬い上げ、口に運ぶ
    「……ふぅん…」
    悪くはない、塩気の程よく聞いたチャーハン、全体を覆う油もラードを使っている、だが特有のクセがない…
    チャーシューも卵も、それぞれが別々の味を持っていて、噛み締める度に違った旨みがある
    特に気になるのは玉ねぎが入っていること、コレとお米が甘味を演出している…
    食べて1番強く感じるのは甘みだ、だけど嫌ではない、でもどこかチャーハンらしくない気もする
    「如何ですか?」
    「美味しいわ、良いお店ね」
    「それは当然です、私たちが認めたお店ですから」
    「……爆破せずに終わることなんてあるのね」
    “…い、嫌な説得力があるね…”
    次は、と麻婆豆腐を一口…
    「っ…!?」
    辛い…!山椒と唐辛子の刺激で口の中だけでなく、唇までがヒリつくほど辛い…!
    「先生、コレ、食べられるの…?」
    “え?私のは餃子と唐揚げだから…”
    「え…?」
    ハルナの方を見ると、先生と同じものを食べていた
    (…やってくれるわね)
    3人分買ってきてこんな陰湿な嫌がらせをするなんて…美食研究会
    (うーん、この唐揚げも美味しいですが、やはりあの麻婆豆腐も気になりますね、でも一つしか買えませんでしたし…)

  • 156ひよりん24/07/16(火) 22:56:51

    「……」
    どうすれば良いのだろう、コレを食べ切るには…流石に残すわけにも行かない
    (そういえば)
    メインディッシュとして買ってきた品に手をつけていない
    エビチリを掬い、口に運ぶ
    「っ…!」
    コレも辛い、だが、辛さの奥にある甘味、奥深い味わいと、プチプチとしたエビの食感
    ほのかな甘みが辛味をまろやかにしつつ、でも刺激は全く容赦がない、だが…
    (これは、ご飯が欲しく……?)
    チャーハンを口に含む、するとどうだろう、甘味の強いお米と玉ねぎたちが辛さをマイルドにする
    (……そういうことなのね)
    ようやく理解できた、このチャーハンは単品で食べても確かに上等
    でも、おかずと合わせることでその真価を発揮する…
    麻婆豆腐を掬い、そして炒飯を掬い、口に運ぶ
    「かぷ………っ…う…辛い、けど、美味しい…」
    刺激的な味わいを噛み締め続ける、すると甘みが顔を出し、口の中でマイルドになる…
    そこから、そこからなのだ、ようやく麻婆豆腐の中に旨味をしっかりと感じられる
    「…あむ…あら、このエビチリは少し辛いですね」
    “うん、少し辛めだね…でも美味しい”
    「先生、こちらの春巻きも美味しいですよ」
    (春巻き…)
    箸でとる、全体が綺麗に色づいたそれを…
    パリッ…ジワッ…滲み出て来るのは肉汁とは違う、これは…
    (椎茸の香り?…うん、椎茸ね)
    噛み締めると口に広がる椎茸の美味しい香り、食感も皮のパリパリ、春雨のプチプチ、そして筍がポリポリと
    それぞれの音が心地よい、味付けも優しく、まろやかで、まとまりがある

  • 157ひよりん24/07/16(火) 22:57:12

    「……」
    何を思ったか、これをチャーハンの上に置き、エビチリのソースをレンゲで掬う
    そしてソースを春雨にかけて口に…
    「……ふふっ」
    大当たり、この味わいは想像以上だ、エビを食べてないのに強烈にエビが香る
    ソースに溶け出したさまざまな旨みが春巻きをさらに具沢山にした様に強烈に存在を主張する
    なのに、メインは春巻きだ、食感が楽しい、そしてソースの辛味を分散させる
    (この方、こんな顔をするのですね…)
    “……私も………あ、これは美味しい!”
    「ほんとですね…春巻きとエビチリソースがこんなに合うなんて…」
    まだ終わりじゃない、まだ手をつけていないのが隠れている
    カニ玉の甘酢餡かけ、ぱっと見は厚みのある薄焼き卵に餡をかけただけの物
    それを箸で切り分けて口に運ぶ…
    「…はぁ……」
    これは、そう、箸休めという立ち位置なのだろう
    食感も柔らかく、歯切れ良い、そして甘味のある餡…カニの風味も主張が強くない
    マイルドな味わいが刺激に疲れた口を癒す…思わずため息が漏れるほど優しくて美味しい

  • 158ひよりん24/07/16(火) 22:57:29

    「これも上等ですね、チャーハンの辛味に疲れた口に嬉しいです」
    “うん、高菜チャーハンも美味しいんだけど、こういう口を休めてくれる存在はありがたいね”
    「…高菜チャーハン?…チャーハンが違うの?」
    「あら、どうやらその様ですね、サイドに合わせて炒飯を変えている様です」
    “へえ…確かに唐揚げと餃子の脂っこいところにこの高菜チャーハンはサッパリ食べられたかも”
    「ただの高菜チャーハンというわけではない様ですね、ラードではなくひまわり油を使う事で…」
    (……なるほどね…)
    どうやら、この麻婆豆腐にはなんの陰謀もないらしいことに気づき、やや恥ずかしさを感じながら、3人で中華を食べた

    「ヒナさん、良ければ今度一緒に食事に行きませんか?」
    「…どういうつもり?」
    「いえ、ただ…私の知っている風紀委員長は冷徹、冷酷、冷淡、食事に興味などない人でしたから」
    「……」
    否定はできない、だがそれをハルナに言われるのは納得できない
    「ですが、今日、食事を食べる姿…いえ、美食を楽しむ姿は、一緒に食事をしていて気持ちの良い方だと教えてくれました」
    「…だから、誘うって?」
    「ええ」
    「…お断りよ、風紀委員長が美食研究会に入るわけないでしょう?」
    「そうですか、残念です…では、これを」
    「何、このメモは…ちょっと」
    その日、美食研究会のSNSにフォロワーが1人増えた

  • 159ひよりん24/07/16(火) 22:58:06

    うわーん!お腹減りました!!眠れません!カップ麺開けてきます!!

  • 160二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 22:59:01

    また食べてる……

  • 161二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:00:25

    は????
    腹減る…

  • 162二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:02:09

    エビチリ食べたい……

  • 163二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:04:43

    ハルヒナ…!?
    ヒナに飼われる系以外で存在するのか…!!!

  • 164二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:07:27

    美食のTwitterみながら「このお店行きたいな…」ってしてて欲しい…
    で、ハルナ捕まえた時に「あのお店はどうでしたか?」「まあまあね」
    ってして欲しい

  • 165二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:14:23

    >>164

    いい

    それで一本書いて♡

  • 166二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:15:19

    腹減ったって!!
    俺も食べたい!!

  • 167二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:19:00

    >>166

    カップ麺美味しいです…その悲鳴のおかげでもっと美味しいです……

  • 168二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:19:19

    どの閲覧注意スレよりもダメージがでかい
    夕飯食った直後なのに腹減って来たよ…

  • 169二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:20:05

    うわ、マジでハラヘッタ、死ぬ……

  • 170二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:29:44

    深夜は確かに閲覧注意だな

  • 171二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:31:41

    中華食ってないなぁ…

  • 172二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:43:22

    いいな、死ぬほど腹減る

  • 173二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:44:32

    これ悲鳴で完走しそうで笑う

  • 174二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:48:15

    こっちがお腹減ったな…だよ……やめてくれよ……

  • 17557 98 13724/07/17(水) 07:29:31

    いやぁ…やっぱ飯の表現難しいねぇ、スレ主にはかなわんよ……中華しばらく食べてないなぁ…

  • 176二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 10:28:21
  • 177二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 12:16:13
  • 178二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 12:19:33

    ほな次は睡眠欲かあ

  • 179二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 16:41:50

    >>177

    この人だったのか…落ちてしまったのは残念だった

  • 180二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 18:53:54

    >>177

    この描写力が仇となってYoutubeではすべて削除された悲運の作品…いや、残党かな…?

  • 181二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 19:15:22

    ストーリーで疲れちゃった
    なんか優しいものでも食べて元気になって…

  • 182二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 00:27:44

    「…あっつい……」
    「イオリ、少し静かにして」
    ゲヘナの夏は他の自治区より少し暑い、ジリジリと焼かれる様なこの部屋には反省文を書いているイオリと私だけ
    「……委員長、せめてそのコート脱がない…?」
    「…もう直ぐ終わるから待って、今は手を止めたくないの」
    「……全く、早く空調が直らないかな…このままじゃ蒸し焼きだ…」
    空調が壊れたの1週間前、万魔殿は3日で直すと言ったが着工すらしていない
    「イオリ、書類に汗を垂らさないで」
    「えっうわっ!?」
    …正直、イオリの言い分もわかる、このままでは暑さでおかしくなる…だけど
    「……そろそろ、ね」
    「え?」
    (…お腹、減ったわ……)
    そして、この飢え以外の感覚、それはもちろん…
    (……喉も、乾いた…)
    そう、空腹を満たすのが楽しいのなら、この乾き切った喉を潤す事も、きっと…
    「イオリ、進捗は?」
    「ちょうど、半分くらいだけど……」
    「そう、キリがいいところで手を止めて、お昼はまだでしょ?」
    「…了解」
    そうして少し、その待ち遠しい少しの後、イオリと一緒に食堂に向かう
    今日は、特別を予約してあるのだ、この暑い1週間を過ごしたからこその“お楽しみ”を…

  • 183ひよりん24/07/18(木) 00:29:39

    道中、自販機の前に立ち止まる
    「イオリ、何か飲む?」
    「…じゃあ、これ」
    イオリが選んだのはスポーツ飲料…
    (良い選択ね)
    二本買い、イオリに手渡す
    「ありがとう委員長!く〜!これこれ、あー冷たい!」
    「…なんて事をしているの」
    首にあて、動脈を冷やしているのだろう、満面の笑みでその冷たさを享受しているイオリを人睨みする
    「わっ、ご、ごめん、確かにはしたないか…」
    (……)
    私が危惧したのは、そこじゃない、でも所詮は他人のこと、自身のペットボトルの蓋を開け、体温が映る前に、喉に流し込む
    ゴク…ゴクッゴクッ…
    「……ふぅ…」
    (…これは、堪らないわね…)
    体が求めている物を摂取する、するとそれは最高の味に感じるという
    温度、栄養素、そして水分、全てが求めていたベスト…不味いはずがない、最高に感じないはずがない…
    「はー!美味い!ご馳走様!」
    「良かったわね」
    半分ほど飲み、ペットボトルのキャップを閉じてコートのポケットに放り込む
    ジリジリとした暑さを楽しみながら食堂に向かう
    ……
    「来たわよ」
    「あ!ヒナ!…に、イオリ?」
    クーラーが入り口まで届いている、涼しくて気分がいい…
    「委員長、ほんとに給食部で食べるの?やめとこうよ、出してもらえないって、それに外ならもっと…」
    「文句があるなら1人で行きなさい」
    「うぐ…」
    キッチンに程よく近い席に座り、対面にイオリを座らせる
    「…委員長、普段お弁当だから知らないと思うけど…私はここで…!」「……はぁ…」

  • 184ひよりん24/07/18(木) 00:30:15

    食前にする話ではない、私もイオリがどんな目にあったかくらい、聞いている、でも態々連れてきたのには理由がある
    「イオリ、貴方に書かせてる反省文、なんだったかしら?」
    「……給食部の畑を踏み荒らした事に対する物…で、でも…!」
    「わかってるわ、あの戦闘は仕方ないもの、不良生徒を追いかけて畑に入り、そこで戦闘したことまでは理解できる」
    「じゃ、じゃあ…!」
    「でも、イオリ、あなたがそのあとした行動はとても誉められないわ、確かに委員会としての正当な活動、だけど…」
    イオリは不良生徒を確保した、だが…
    「その時に野菜を守ろうとしたジュリも巻き込んで、謝罪もしないのは、筋が通らないでしょう?」
    「そ、れは…」
    「あなたのプライドはわかる、でも、アビドスの時の様な真似はやめて」
    「ぐ……」
    苦い顔をしたイオリの肩越しに深く頷くフウカの姿が見えた
    食事前にこんな話をしたくは無かったし、イオリも素直に謝ればジュリは許してくれる
    なのにこんな事で私達は頭を悩ませなくてはならない
    「お待たせ!」
    フウカがドンと桶を机に置く
    「これは……そうめん?」
    「そうね」
    「そうだけど?」
    「早く食べましょう!」
    「……こんな物のために…?わざわざ食堂に…!?」
    …イオリの気持ちもわからなくはない、だけど、この素麺は最高の食事だと言いたい
    ここでこれ以上時間を浪費したくない、私のお腹はもう限界、真っ白な素麺を前にして涎が口から溢れそうになる

  • 185ひよりん24/07/18(木) 00:32:01

    「いただきます」「あ、ずるい、いただきます!」「いただきます!」
    つゆを椀に注ぎ、素麺を箸で掴み上げる
    美しく水滴を滴らせる素麺をつゆに浸して…
    「ずるるっ!」
    豪快に啜り、もむもむと咀嚼する、つゆの鰹出汁の香り、醤油の旨み、味醂の甘み…
    「……良いわね」
    暑さに弱った胃に素麺が優しく落ちていく…
    「うん、やっぱり夏はそうめんよね!」
    「イオリもいただきなさい、午前は暑かったし、体も弱ってるはずよ」
    「…いただきます…ちゅる…」
    渋々食べ始めたイオリも少しすると次々に麺を啜り始める、やはりそうめんは夏の弱った体を癒してくれる
    「……これ、つゆはフウカの手作りね」
    「わかる?拘ってみたの!」
    「え!?…普通に売ってるやつくらい美味しい…」
    「そうね、でも何か……」
    そうめんの水分で薄まったつゆを一口含む…
    美味しい、これだけでこんなにも美味しいなんて…
    (…香りが良い、だけど、甘み、塩味…これは、酸味…?どこか、爽やかでフルーティな…)
    「これは、トマト?」「え!?わかるの!?」
    隠し味を当てられた、これは嬉しい、それに意識するとトマトの味がよくわかる
    「じゃあそろそろ、ね?」「はい!」
    ジュリが冷蔵庫かれトッピングを持ってくる、ネギ、生姜、大葉、それ以外にも…
    (これは、何?…ひき肉の炒め物?それを冷やすなんて…?)
    とりあえず、とネギをつゆに散らしてそうめんをすする
    「うん」
    これは普通に美味しい、もむもむと噛んでいたそうめんにシャキシャキが加わる
    今度はそこにおろし生姜、勢いのまま刻み大葉も入れてしまおう
    「ずるるっ……ふぅ」
    やはり、これは美味しい…大葉の香りは落ち着いていて、その上、生姜の刺激のある風味…
    トッピングが多いせいでじゃくじゃくとした食感になったけど、それもまた味変としてはいい…

  • 186ひよりん24/07/18(木) 00:32:50

    (…はぁ……でも、これは、単調になって来たわね)
    そうめんを頼んだ以上、この未来はわかっていた、文句はない、だけどそろそろ単なる味変では限界だ
    「ヒナ、そろそろ、コレじゃない?」
    「…そうね、フウカ、ちょうだい」
    「少し多いと思うけど、コレくらいがちょうどいいと思うから、よくかき混ぜてね」
    差し出された炒めた挽肉らしい小鉢を受け取る、白く固まった脂が少し見える…
    やはりコレは冷やすものではないのではないか?そう思いながらも、私はフウカを信じている
    ポチャリ、つゆに落とし、かき混ぜる、もはやメインは挽肉、ひき肉でつゆがひたひたになっているような量…
    「……」
    かき混ぜているとふわりと香る、この匂いは…
    「ラー油を頂戴」
    「ここにあるわよ」
    ラー油を2滴、さらに混ぜてそうめんを浸す…そしてひと息ですする
    「……なるほど、流石ね、フウカ」
    「え?何、それそんなに美味しいの?」
    「試してみなさい」
    イオリが同じ様に挽肉とラー油を入れ、そうめんをすする
    「…これ、メチャクチャ美味しい!挽肉と…ナス?」
    「そうね、よく炒められてトロリとしたナスがひき肉の油を吸っている…塩気も効かせてあって、刺激的…」
    気になったのは白い脂、コレはいわゆる接着剤の役割
    バラバラの挽肉をまとめ、そうめんを食べているのに小さなハンバーグのような塊がでてくる
    これがいい、コレのおかげで飽きが消える
    だが、白く固まった脂は悪く言えば肉の臭みとも取れる匂いを発する、だけどすでにつゆに入ってるのは…
    生姜、ネギ、大葉、どれも合わせるとその臭みを消してくれる食材、口の中に残ったのは香ばしい香りと旨みを味わえる
    (その上このナス、トロトロになった茄子がそうめんへまとわりつく力を強めている…ラー油の香りもいいわ)
    先日食べた中華を思わせる、だが、それほどの刺激ではない、胃にもそれほどキツくはない
    (…これ、豆乳で溶いて、担々麺みたいにしたら美味しいでしょうね…)
    そう思いながらも、今からそれを食べる余裕はお腹にない…もっと早く食べるべきだった

  • 187ひよりん24/07/18(木) 00:33:04

    「…ごちそうさま」
    「ごちそうさまでした」
    …大きくため息を吐く、鰹出汁の香りがした、それが心地良い
    「…どうだった?イオリ」
    「……その、美味しかった、ありがとう…それと、ごめんなさい」
    「いえ!あれは仕方なかったですし…!」
    「いいのよジュリ、言ってやっても」
    「そうよ、遠慮はいらないわ」
    「委員長!?」
    「……大丈夫です、その…お野菜は、あんまり無駄になりませんでしたから」
    「そうなの?」
    それは初耳だった
    「え、でも、私結構…」
    「たくさんのトマトが落ちてしまいましたし、収穫にはまだ早い子達が根ごとダメになってしまいましたけど…」
    「でも、ジュリが育てた野菜はおいしかったでしょ?」
    「…そういうこと…」
    「はい、今回そうめんのお供にお出しした野菜は、その時の子たちです」
    「…そっか……その、美味しかったよ、ほんとに、ごめん」
    イオリが素直に頭を下げた
    ジュリは困ったように笑いながら改めてイオリを許し、コレで事件は解決した
    (……おかげで私もコレにありつけたわけだし、悪くなかったわね)
    それはそれとして、後日給食を食べたイオリの評価は「不味い…なんで?」だった

  • 188ひよりん24/07/18(木) 00:33:52

    うわーん!お腹が減ってて眠れません!そうめん茹でて来ます!!

  • 189二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 00:34:31

    また食べてる…

  • 190二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 00:40:59

    >>177

    >>1

    こマ?

  • 191ひよりん24/07/18(木) 00:42:39

    >>190

    600グラム300円のそうめんが美味しいくらいの割合でほんとです…

  • 192二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 00:43:38

    >>191

    続きをくれ!早くくれないと風邪を引く

  • 193二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 07:26:26

    >>192

    お前まさかずっとズボンを……?

  • 194二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 08:21:19

    >>193

    いや、全部

  • 195二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 12:43:58

    >>194

    お前おかしいよ

  • 196二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 12:44:09

    そうめん食べたい……

  • 197テレグラフの人24/07/18(木) 20:37:54

    ヒナちゃんは幸せに美味しいもの食べててくれ……

  • 198二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 22:33:57
  • 199二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 23:38:15

    うめ

  • 200二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 23:48:19

    200なら明日もヒナは美味しいご飯食べてる

オススメ

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