- 1二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:54:24
- 2二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:55:23
- 3二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:55:32
- 4二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:55:52
- 5二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:56:44
- 6二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:56:56
- 7二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:57:33
- 8二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:58:03
- 9二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:58:07
- 10二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:58:40
- 11二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:58:44
- 12二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 20:59:25
おかしい…ゼアルはシンクロではなくエクシーズなはず…
- 13二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:00:07
キリノと先生で超融合するんだよなあ
- 14二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:22:26
クックック…あ、そうです、
先生との体の相性はシミュレートの結果
dice1d14=12 (12)
の生徒が相性良くなると結果が出ましたよ
いえ、決して外の人間とキヴォトス人のハーフが見たいわけではなく、結果の開示と言うやつです
この結果もキヴォトス中に公開しておきます
では
- 15二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:26:29
連邦生徒会の生徒との体の相性が良い…まさかリンちゃん…!?
- 16二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:28:03
連邦生徒会長かもしれん
- 17二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:28:18
- 18二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:30:42
- 19二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:31:46
- 20二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:33:23
- 21二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:39:04
黒服、言い出しっぺの法則って知ってる?
- 22二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:41:14
- 23二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:45:29
- 24二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 21:58:21
- 25二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 22:00:57
ツヤツヤのヴァルキューレ4名と虚ろな眼で横たわる先生
- 26二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 22:04:55
お き ら く リ ン チ
- 27二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 22:09:42
- 28二次元好きの匿名さん24/07/14(日) 22:12:54
- 29二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 02:36:53
ん、相性よりも愛が大事
先生を襲う - 30二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 04:24:42
「キヴォトスでは!」
"えっ、キリノ何してるの!?"
部屋に入るや否や、叫ぶキリノに馬乗りで抑え込まれる。何やら頬が赤いし様子がおかしい。
「急に入ってきたと思えば……。キリノ、そこをどけ。先生は今から私と話があるんだ」
これが先生一人ならどうにもならなかっただろうが、元々カンナの依頼でここに来ていることもあって、カンナから助け船が出される。しかしキリノもそれに負けじと、黒くひび割れた封筒を取り出して再び声を張り上げる。
「でも局長見ましたよね! この手紙、局長のところにも行ってると思いますけど!」
「ああ、その黒い封筒か。なんでも外部の人とキヴォトス人のハーフじゃ、より強い神秘を宿すことになるとな。しかしそれは先生を押さえつける理由にはならない。キリノ、ふざけるのもほどほどに」
カンナがキリノを引きはがそうとこちらに向かってくるが、なおもキリノは言葉を紡ぐ。
「ただでさえ今のキヴォトスでは、いろいろな場所で事件が起きています。先生が寝る時間もまともに確保できないほどに。それは私たちヴァルキューレが十分に対応できていない証拠です!」
「耳が痛い話だな……。まあそれはそうだが」
「なら新たな人材が必要ですよね。新しく強い人が来ればこの問題は解決すると思いませんか? より強い神秘を宿した、先生と私たちヴァルキューレの子供なら」
「……」
「合法的に先生と結ばれる、またとないチャンスだとは思いませんか!?」
「なるほど、一理あるな……」
"カンナ!?"
「そういうことだからさ、先生も早く諦めたら?」
"フブキまで!?"
カンナがキリノに丸め込まれたと思ったら、再度扉が開いてフブキが姿を現した。こちらは既にキリノに懐柔されてるようだった。私に味方はいないのか。
「先生、心配しないでください。この部屋は防音室です、万に一つもこの状況が外部に漏れることはありません。フブキ、鍵は閉めてあるな?」
「もっちろん。私も先生のことは嫌いじゃないしね、いい機会かなーって」
私が心配しているのはそういうことではない、などと考えている間にカンナとフブキまで私を抑え、衣服を剥ぎ取り始めた。そして三人とも口をそろえて、満面の笑みを浮かべて叫ぶ。
「キヴォトスでは!!!」
「キヴォトスでは!」
「キヴォトスでは!!」
もちろん力で敵うはずないとわかっていたので、抵抗はしなかった。
- 31二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 04:33:57
- 32二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 04:58:16
- 33二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 10:06:56
まだ助けが来るかもしれないから(震え)
- 34二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 16:36:37
満面の笑みを浮かべるカンナとかもはやホラーなんだよね
- 35二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 22:59:18
「「「キヴォトスでは!」」」
もはや誰がそれを叫んだのかわからないほどに、私の前には学校問わず多くの生徒が集まっていた。
何やら黒服が私との子供を産むことはいいことだとかなんとか、変なメッセージを生徒の元に残したのが原因らしいのは、いつの間にか私に随伴するセリナから聞かされたことだ。
そんな神出鬼没なセリナが向こうにいなかったこと、それと知る限りキヴォトスの中でも随一の戦闘力を持つホシノ、ヒナ、ツルギ、ネルも参加していないことは不幸中の幸いだろう。
「まあ待て、お前ら何をしようとしてるか今一度考えてみろ。先生を襲うなんて何馬鹿なことを考えてる」
事態を収拾するためか、そこに割って入ってきたのはカンナ。数刻前に私を襲ったせいかツヤツヤしている気がする。
しかしもう贅沢は言ってられない、誰でも味方に付いてくれるのなら歓迎だ。けれどそれに反発も飛んでくる。
「先生はヴァルキューレの建物から逃げるように飛び出してきたと、近くの監視カメラ映像が映していた!! 口では正義をかざしつつも、すでに先生とひと夏のアバンチュールしたあとなんじゃないの!!」
「い、いや、先生はこうなることを恐れて飛び出していっただけでだな……」
カンナの反論も虚しく、そーだそーだとヴェリタスの面々が騒ぎ立て、それに反応した一部の暴徒がカンナに襲い掛かる。
一応ヴァルキューレ内のカメラに決定的な証拠は残っていない。あとヴァルキューレの狂犬の名は伊達ではないようで、襲い来る暴徒をちぎってはなげちぎってはなげ。
カンナはまだデコイにはなるようだ。
- 36二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 23:00:11
「もはや打つ手はありません。先生、ここまででしょうか……」
"これは奥の手だから、あんまり使いたくなかったんだけどね……"
ここまで献身的にサポートしてくれたセリナも、その疲れを色濃く見せている。
私は生徒の集団がこの規模まで膨らんでしまった時点で、この方法に頼らざるを得ないことはわかっていた。
"大人のカードを取り出す"
カードを宙にかかげ、膨れ上がる影が生徒の形を成してゆく。
影が晴れたそこに佇むのは、ホシノとサクラコにアズサとヒナ。も
ちろんあちらの集団に見えることはない、私の信頼のおける生徒たちだ。
「先生、これは一体……」
"少し道を間違えてる生徒を導くのも先生の役目ってね。さてと、もう一仕事しますか。みんな、よろしくね"
振りむいたその目に光は宿っていないが、任せてほしいという強い意思を確かに感じることができた。
諦めるにはまだ早い、またいつもの日々に戻れると信じて、私は戦闘指揮を執る。
- 37二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 23:29:20
- 38二次元好きの匿名さん24/07/15(月) 23:31:28
- 39二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 09:40:53
それじゃ、次は連邦生徒会に逝ってみよー
- 40二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 13:09:32
でも先生のことは所属の同じ同僚か部下って扱いだし、アオイが襲うか襲わないかくらいか
- 41二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:01:05
「キヴォトスでは!」
そう宣言しながら手をわきわきとさせ、にちゃあと音がしそうな笑みを浮かべて迫るアオイに対し、私はそれを静止せんと後ろ手に発信機のボタンを押しつつ、とにかく説得するほかなかった。
"アオイ、こんなことをしても何にもならない。きっとリンちゃんが黙ってないよ"
「大丈夫、リン先輩ならしばらく戻ってこないわ。一応怪しまれないよう、適切な方法で連邦生徒会各位に仕事を割り振っているから、今ここにいるのは私と先生だけよ。その上私はリン先輩からの信頼も厚いのよ、これほどまでにおいしい状況が未だかつてあったかしら?」
それを聞いて、とりあえず私は電話をかけてみた。
"ならいいんだね? もしもしリンちゃん!? 今おたくのとこのアオイに性的に襲われそうなんだけど!! え? 良い大人なんだから妄想も大概にしろって? 真面目なアオイがそんなことするはずないって? してるからこうしてリンちゃんを頼ってるんじゃん!! 忙しいからって……あっ、切られちゃった……"
「ほらね。先生も素直に諦めなさい」
こうなってしまえば、もはや逃げるほかなかった。
"い、いやー! 生徒に襲われっ!?"
「そう簡単には逃がさないわ」
逃げ出したまではよかったものの、すぐにアオイに引き倒され、のしかかられてしまう。
「さあ、観念しなさい。これから始まるのは二人だけの総決算よ。先生の服を捲った先には何があるのかしらね……」
"……そろそろかな"
「先生、いい加減」
ズドォーン!!
- 42二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:04:35
アオイが何かを言いかけたところで、突然後ろの壁が吹き飛び、煙を割いてホシノが室内に転がり込んでくる。
そしてそのままの流れで、私の上からアオイを投げ飛ばす。
「先生、大丈夫!?」
"タイミングバッチリ。あと少し遅れてたら食べられてただろうね……"
さて、あとはこの忌まわしき地からおさらばするのみだ。
ホシノに助け起こされ、一緒にぽっかり空いた穴から出ることとした。
そこでよろよろと起き上がるアオイが疑問を口にする。
「先生、いつの間に応援を……。そんな素振りは一切見せなかったはず……」
"私も先日の騒動から学んだんだ。もしもの事態に備えて、私の信頼のおける生徒には救難信号を送れる装置を渡しておいたのさ。今回はホシノが来てくれたね、ありがとう"
大人のカードは代償が怖い。そうホイホイ使えるものでもないので、策は講じておくべきだろう。
ホシノの頭を撫で繰り回してあげると、気持ちよさそうに目を細めてる。かわいいね。
"それじゃあアオイ、またね。次はもっといい出会いになることを期待してるよ"
「待って、お願い! いかないで!!」
悲痛なアオイの叫びが木霊するが、ここで立ち止まっては好き放題されてしまうだけだろう。
私は心を鬼にしてその場を後にした。
- 43二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:49:12
書いてて思ったのはヴァルキューレとの4Pだけで完結してた感。既に先生はキリノに童貞を食われるのみならず、カンナとフブキにも食われてるし。ダイスが連邦生徒会に当たったのも悪いけど、なんか薄めて薄めて伸ばしてる感しかないから、この辺で他の人に託すべきなんでしょうかね。
- 44二次元好きの匿名さん24/07/16(火) 23:55:12
いや、そもそもここスレ主にすら捨てられてそうだし誰も好き好んで寄り付かないか
- 45124/07/17(水) 01:26:21
- 46二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 06:50:29
スレ主がいたならよしとします
あと今夜はアビドス3章の続きがあるのであさあげしておきます - 47二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 06:52:58
「キヴォトスでは!」
この言葉を最近よく耳にしているような気がする。主に襲われる前に……。
前は事あるごとにキリノが口走る程度だったが、明らかに他の生徒も私を襲っても問題ないみたいな認識で使ってくる……。
疲れからか私はシスターフッドのマリーを訪ねていた。
"これどうにかならないかな、明らかに頻度がおかしいんだよね……"
「先生も大変なのですね……」
こうしてマリーに愚痴っても何も改善しないのもわかってはいるが、少し疲れてきた。
今までは仕事に忙殺されて疲れていたが、今は生徒から襲われるのに気を遣わないといけないって、やっぱり何かがおかしい。
「特にはやり病の噂も聞きませんし、きっと気の迷いですよ。先生は私たち生徒のことを想って、頑張ってくださっています。お疲れのようですし、少し休憩していってください」
ぎゅっと手を握ってくれるマリーの優しさが染み渡る。安堵からかどっと緊張が抜け落ち、一気に眠気も襲い来る。抗いがたいそれに身をまかせ、私の意識は闇へと沈んでいった……。
「せんせっ、せんせっ!」
体を揺さぶられるような、それでいて気持ちの良い感覚に意識が覚醒していくと、そこには半裸で私の股間に跨るマリーの姿があった。すでに入ってしまってもいた。もちろん私は何もしてないし、きっと疲れマラというやつだろうか。
"いや、現実逃避はよそう。マリーこれはどういうことかな"
マリーのことだ、きっとなにか事情があったのだろう。聞き出すために優しく問いかける。
そこで一番聞きたくなかった言葉が返ってくるとも知らずに。
マリーは寝そべるように私の耳元でこうささやいた。
- 48二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 06:55:40
「キヴォトスでは♡」
「先生は共有財産です♡」
「こんなに私たちのために尽くしてくださってるのに、思わせぶりで誰に見向きもしていません。だからみなさん、こうして行動に移すしかないんです♡」
マリーが腰を動かす度、結合部から汁が溢れ、ぐちゃりぐちゃりと淫靡な水音が響く。
なるほど。だが私も先生である身。男としては気持ちいいし、マリーには大変申し訳ないが、ここは助けを呼ばないと。
"サクラコさまー!! あなたのとこのマリーに現在進行形でんむっ"
「んっ♡むちゅ♡ぷはっ、だめです先生、せっかくここまで漕ぎつけたんですから、私の中に出していってください♡」
叫ぼうとしたらキスで黙らされてしまえば、もはやどうしようもなかった。
そんな間もマリーの腰は止まることを知らず、私の精を搾り取らんと激しくなるばかりで。
「先生も気持ちいいですよね♡」
"……"
「何も言わずともわかります♡その緩み切った顔が証明ですから♡」
やはり私も先生である前に男であり、じゅぷじゅぷと絶え間なく責められ、甘い密壺に弄ばれてしまっては我慢できるわけもなかった。
"もう無理っ"
「私の中に出してください♡先生♡」
マリーに抱きしめられた私は抜くこともできず、中に出してしまった。
その後で現れたサクラコに助け出されるまで、私は動けずにいた。
- 49二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 12:36:30
(先生の精神が)あかん
- 50二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 20:05:57
ho
- 51二次元好きの匿名さん24/07/17(水) 22:03:09
半分バカエロとはいえ黒服はよぉ…
- 52二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 01:22:38
ん
- 53二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 10:47:57
ほ
- 54二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 20:23:23
お
- 55二次元好きの匿名さん24/07/18(木) 21:29:16
「キヴォトスでは!」
そんな声が私がいなくとも、シャーレ周辺で響き始めるようになってきたため、アオイの件を盾に連邦生徒会にシャーレ休業を承諾させた。
リンちゃんについては、最初こそ信じていなかったものの、ホシノが壊した部屋の壁が証拠となり、話は思いのほかスムーズに進んだ。
連邦生徒会はきっと今頃、シャーレに割り振られていた鬼のような仕事が戻され、地獄の様相を呈しているだろう。
そんなわけで時間はできたので、ポストモーテムと称して、サクラコ様といっしょをしていた。
"ねえサクラコ。改めてだけど、私がマリーに襲われた件、どう思う?"
「そうですね、彼女も悪気があった訳ではないのでしょう。悪巧みはしていたようですが……」
"悪巧みって?"
「先生が襲われた例の部屋を調べたところ、微量ながら薬物が検出されました。単なる睡眠薬ですが、先生が寝てしまった原因と思われます」
"……"
どうやらあれは安堵感などではなく、マリーの仕込みだったらしい。もはやどうすればいいのか、何を信じればいいのかわからなくなってくる。
「……でもこれで先生の純潔は、マリーさんに散らされてしまったんですね」
"いや、実はその前にヴァルキューレの生徒三人にも襲われてて……。私の初めては生活安全局のキリノって子に……"
「」
"それに、その三人にも中に出しちゃってるし……"
「」
私の訂正を聞いて絶句するサクラコ様。まあ突然、こんなこと馬鹿げたことを言われても、そりゃあ困って当然だろう。私なら困る。
"だって仕方ないじゃん!意思だけで体の反応を抑えられるなら苦労してないって! それに逃がしてくれなかったし……"
サクラコ様はこんな私を、静かに抱きしめてくれた。やさしいね。
あとやるせなさから、今更になって涙もでてきた。
「もはや先生には、護衛が必要でしょう。やりすぎと思われるかもしれませんが、交代制でいつでも誰かがついて回るべきです」
"担当生徒の行動を縛るのは申し訳ないけど、そうも言ってられないか"
「むしろ先生からの依頼であれば、指名された方は喜んで請け負ってくださることでしょう」
そんなこんなで、私は護衛の生徒を選ぶこととなった。
- 56二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 05:24:38
見てる人も少ないでしょうし生徒さん募集します
あんまり強くない生徒さんだと先生を守りきれないかもしれませんけど - 57二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 10:12:26
ワカモ
- 58二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 10:17:02
ツバキ
- 59二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 11:46:21
クロコ
- 60二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 13:12:35
キキョウ
- 61二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 13:30:53
ネル
- 62二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 13:34:02
ミユ
- 63二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 20:49:07
それでもこちらから提案するのを申し訳ないと思った先生は、こっそりと護衛になってくれる生徒を募集することにしたんですね。
てっきり保守ついでに2、3人がいいとこだと思ってましたが、6人も協力してくれるようです。
今まではこうしようと浮かんだものを書き起こしてたので、一旦お時間いただきますね。
大きい方から順番ダイス
ワカモ
dice1d100=94 (94)
ツバキ
dice1d100=79 (79)
クロコ
dice1d100=50 (50)
キキョウ
dice1d100=34 (34)
ネル
dice1d100=18 (18)
ミユ
dice1d100=74 (74)
- 64二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 20:50:06
それとツバキの設定上の強さってピンとこないんですけど、どのくらいか博識先生教えてください
- 65二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 21:01:14
こういうのは損得勘定なしに先生を守れるかだから
- 66二次元好きの匿名さん24/07/19(金) 22:15:34
- 67二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 00:28:14
このレスは削除されています
- 68二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 00:29:27
「「「キヴォトスでは!」」」
「私がいる限り、先生には指一本たりとも触れることは許しませんよ」
決まり文句を叫びつつ、毎度のごとく押し寄せる生徒の群れに対して、宣言通り誰一人通さず、ライフル一本で一騎当千の立ち回りを見せるワカモ。
サクラコの提案を飲んだものの、やはりこちらの事情でみんなを呼び出すのは気が引けたため、護衛については募集という形で行うことにした。
そして、護衛の募集はこっそりだったものの、真っ先に名乗り出てくれたのが彼女だった。
"それにしても、よくあんなに早く気づいたね"
「それはもちろん、あなた様が助けを必要としていたのですから。このワカモ、地の果てからでも駆け付けてみせますわ」
"それは頼もしい限りだね"
ただ、ワカモが守ってくれてるとはいえ、これではシャーレを休業したというのに、全く気が休まらない。
いずれ、黒服に文句を言いに行く必要がありそうだ。
「それにしても飽きないことで。一体どこから、これだけの数が湧いてくるんでしょう」
"キヴォトスは数千からなる学園都市だからね。その気になれば、いくらでも生徒はいるみたい"
私と話しながらでも、一人一人確実に、ワカモは飄々と迫る生徒を沈めていく。
そしてついに、果てしなかった生徒の群れも全て倒れ伏していた。
今回はワカモがキヴォトスの中でも、かなり強い生徒だったからよかったものの、この調子だと生半可な生徒じゃ、とても護衛は務まらないかもしれない。
"それにしても来てもらったのに、戦いっぱなしになってごめんね。いずれ埋め合わせはするから"
「あなた様は護衛を必要としていたのですから、この程度なんでもありませんわ。望まれるのなら、ずっとあなた様に付き従っても……♡」
"すごく頑張ってくれてるのは嬉しいけど、ワカモにばかり負担はかけられないよ。今日が終わって、またいずれお願いすることがあるかもしれないし、その時のためにしっかり休息もとってほしいな"
ワカモの手に、用意してきた包みをそっと握らせる。
「先生、これはなんでしょう……?」
"バレンタインのお返しって時期でもないけど、甘いものは疲れに効くからね。感謝のしるしとして、キャラメルを用意してきたんだ。ありがとね"
「私のために……♡」
喜んでもらえたようでなにより。用意した甲斐あったというもの。
その後は別れるまで、終始ご機嫌なワカモだった。
- 69二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 04:20:34
「「「キヴォトスでは!」」」
「ダメ! 待って! 先生には手を出さないで!」
前回のワカモから一転、抵抗虚しく物量による制圧で、ツバキはあっという間に動けなくなり、私は生徒たちに唇を奪われ、胸を押し当てられ、股間をまさぐられ、既に好き放題されていた。
「今助けるからね! 先生!」
ツバキもタンクとして、必死に周囲を挑発しているが、いかんせん生徒の数が多すぎて機能していない。
護衛を申し出たツバキは頑張っているが、もう無理そうだ。
「それじゃあ先生の先生ご対面です~」
"あんまり見ないで……"
「先生! そんな!」
生徒の壁でもはや、私とツバキはお互いが見えなくなっている、これだけは救いだろうか。
それでもなお、もろに見られてしまっていることとか、声でいろいろとわかってしまうもので……。
「ほら、先生もうこんなに大きくなってます♡そんなに私たちに挿入れたかったんてすね♡」
"こういうことはするべきじゃないよ……"
「わかってます、みんなで順番に気持ちよくしてあげますから♡」
周囲の生徒が下着を下ろし、露わになったワレメからは、既にドロドロの蜜がしたたっていた。
見てはいけないのに、どこを向いても同じような光景だった。
自然と下腹部に血流が流れていくのを、さらに硬くなっていくのを感じる……。
ぴとりと一人の生徒の、オスを知らないであろう無垢なワレメが、ぐちゃりぐちゃりと蜜を塗りたくるように、私の怒張した先端にあてがわれる。
「先生だって、口では嫌がってますけど、ここはこんなに中で出したがってますよね♡その先生の願いをかなえてあげます♡」
「先生!! いやあああああああ!!」
もはやツバキの悲鳴が薄れてしまうほどに、えっちな女の子に囲まれて、のぼせ上っていると言うべきか、とにかく正常に思考が働いていないことは確かだった。
先生と生徒でこんなことは駄目なのに、その中で気持ちよく搾り取られたいと、それしか考えられないほどに。
口を開けば自ら懇願してしまいそうで、僅かに残った理性では口をつぐむのが精いっぱいだった。
- 70二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 04:21:34
そして、ついにワレメを擦り付けるのみならず、腰を下ろしてしまい、ずぶずぶとナカへ飲み込まれてしまう。
「先生のが私の中に……♡私嬉しいです♡先生はどうですか♡」
そんなの気持ちいいに決まってる。でも先生として、それを面と向かって言うわけにもいかない。
快感でおかしくなりそうな理性を総動員して、顔を背けて我慢するが、すぐに腰の上の生徒が上下に動き始め、声が漏れ始めてしまう。
「あはっ♡やっぱり先生も好きなんじゃないですか、女の子のココ♡大丈夫です、ここには先生に挿入れてもらいたいえっちな娘がたくさんいますから♡」
喋る間も生徒の腰の動きは止まらず、騎乗位の下にいるにもかかわらず、きつきつでとろとろの中で気持ち奥なりたいと、私は知らないうちに腰をへこへこしていた。
「あんっ♡やっと先生も正直になってくれた♡ほら、出したくなったらぴゅっぴゅって、中に出していいんですよ♡あっついの出してください♡」
中に出すのをせがむように、さらに動きが激しくなり、結合部からは混じり合った陰水が溢れ、いけないと頭の片隅で思いつつも、射○感はどうしようもなくなり、ついに限界まで昇り詰める。
「先生っ♡中にくださいっ♡」
「でるっ!!」
体は正直なもので、気持ちよくしてくれたお礼と言わんばかりに、生徒の中に白濁を放っていた。
背徳感も相まって視界がちかちかするような、激しい快感の渦に浸っている中、生徒に何かを飲まされる。
「これ、山海経産の強力な精力剤です♡他の子も欲しがってますから、みんな愛していってくださいね♡」
そこからは改めて、多くの生徒との逢瀬が始まった……。
これは後から聞いた話だが、ツバキが解放されたあとで目にしたものは、毛布にくるまってすやすやと寝息を立てる私だったとか。
- 71二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 08:21:29
ツバキのメンタルケアが必要だよこんな結末
- 72二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 08:28:30
「「「キヴォトスでは!」」」
「最近公園でも、よくこの声聞こえてくるんですよね……」
自動ドアすら認識できない影の薄さから、私の隣にいても相手に気づかれず、精密射撃で次々と襲い来る生徒をダウンさせているのはミユ。
三人目の護衛はRABBIT小隊の一人ということもあって、安心して任せられる。
え、ツバキ? ……あれは悪い夢だったんだよ、そう。悪い夢。
「反撃してこないですし、一直線に向かってくるだけですね……。ここまで単調な作戦も、そうないんじゃないでしょうか」
"ミユからすれば、退屈しのぎにもならなかったかな……。わざわざ来てくれてありがとうね"
「いえ、私なんかが先生のお役に立てるなら。このくらいなんでもありません」
ただひたすらに、ミユが生徒を撃ち、リロード。さらに撃ってリロードの繰り返しだった。
お昼過ぎを超えたあたりで、生徒の影も見えなくなった。
"ミユ、お疲れ様"
「そんな、大したことなんてしてません……。こんなこと、きっと誰でもできますよ……」
"いや、私はミユにしかできないことだと思うから、ミユも誇ってもいいと思う"
「あ、ありがとうございます……」
"じゃあ、そんなミユにご褒美。今日はもう大丈夫だろうし、おいしいものでも食べにいこっか"
「えっ、いいんですか?」
"ミヤコたちにはナイショでね"
「はい!」
ミユのうさ耳をなでりこなでりこしながら、二人で並んで街へ繰り出す。
ミユは基本RABBIT小隊で行動しているため、こうして1:1というのも珍しい気がする。
"ミユは何か食べたいものある?"
「その、焼き肉弁当をここ最近食べれてないので、焼き肉がいいです」
「あっ、すみません……。こういうときは、パフェとか甘いものって言うべきなんですよね……」
"そんなことないよ。私もちょうどその気分だったし、焼き肉行こうか"
「……はい、よろしくお願いします」
伏し目がちに、それでも嬉しそうな顔をしているミユ。かわいいね。
お店に入り、席へ案内され、適当に注文する。そして運ばれてくる肉を焼く。
- 73二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 08:30:04
「あの、やっぱり私なんかがいいんでしょうか……」
"ミユのにとってはなんでもなくても、私を守ってくれた。私は助けられたんだから、それでいいの"
"ミユはもうちょっと、自分に自信を持てるといいかもしれないね。少し過剰に誇るくらいがちょうどいいかも"
「えっと、今日は先生を死の淵から助けてあげました……とか?」
"そう、そんな感じ。いつでもネガティブで、自分に優しくないのは甘えを許さないことにも繋がるけど、やりすぎもまた毒だと思うから。度合は考えつつね"
焼けた肉をミユのお皿に積んであげる。
みるみるうちにほおばり、ご飯も進んでいる。
そして肉を焼く。
"ミユは魅力がたくさんあるんだから、そう卑下することもないんじゃないかなってね"
「私に魅力、ですか?」
"タレをほっぺにつけちゃってるとことか"
ついてたタレを指でぬぐってやり、そのまま口で舐めとる。
「先生!? 私なんかの」
"そこ。「私なんか」じゃない。「こんなにかわいい私なんかの」はいっ"
「こんなにかわいい私なんかの……」
"その調子"
二人して肉をつつき、ご飯を食べる。
「先生は、こうして私と二人っきりでご飯、どうですか」
"楽しいよ、ミユが嬉しそうにしてるのを見れるからね"
「……先生、簡単にそういうこと言うから襲われちゃうんですよ」
"でもそう思ってるしなあ"
「ふふっ……。先生も物好きですね、こんなにかわいい私なんかのことを」
話しているうちに肉は尽きた。ご飯も尽きた。
どうやらここまでのようだ。会計を済ませてお店を出る。
「今日はありがとうございました」
"また次に会う時も、かわいいミユが見たいな"
「頑張ってみます……」
これでミユが少しでも前向きになってくれるといいな。そう感じる一幕だった。
- 74二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 08:42:48
これ交代じゃなくて6人で守るもんだと思ってた…
- 75二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 10:43:18
- 76二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 11:49:42
>え、ツバキ? ……あれは悪い夢だったんだよ、そう。悪い夢。
現実から目を背けるな──!
- 77二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 20:07:17
「ん、来たよ。先生」
"いらっしゃい、シロコ! 久しぶり!"
アトラハシースの箱舟で、プレナパテスに託された生徒。
脱出シーケンスを使って以来会うことはなく、ずっと行方知れずだったものの、シロコから会いに来てくれるとは予想外だった。
"元気そうだね。こっちにはもう慣れた?"
「ん、街並みなんかはほとんどおなじだったし。不自由はしてない」
その言葉に偽りはなく、健康そうな状態であった。
"それはよかった。とりあえず、今日は何の用で来たのかな"
「……先生が守ってほしいって聞いてきた。もう先生を失いたくはないから」
"あー、まあ募集はしてたけどね。シロコに今のみんなの相手をさせるのは……"
「何か問題でもあるの?」
"いや、本当にばかばかしい話なんだけど、私を性的に襲おうとしてくる生徒がここ最近多くてね……"
「……先生」
"それで守ってくれる人を募ってたんだよね。でもわざわざこっちに来てまで、こんなこと頼むのもなあって"
当の私はと言えば、気まずげに目を逸らすしかなかった。
改めてみるとなんだこのばかみたいな状況は。
おのれ黒服め。
「大丈夫、私の先生が認めた先生なんだから、必要としてるならなんだってする。それに」
"それに?"
「ばかみたいでも、殺伐とした本気の戦いじゃないに越したことはないから」
"それもそうだね"
シロコは別の世界で、キヴォトスの終末の景色を見てきたはず。それならこれもまた、平和のひとつみたいなものだろうか。
そんなシロコだが、箱舟ではプレナパテスの指揮こそあったものの、その力は強大だった。
シロコが一緒にいてくれるなら、もはや怖いものもない。
- 78二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 20:11:26
「それで、どこから襲ってくるの」
"えっとね、決まって「キヴォトスでは!」って叫びながら、押し寄せる生徒たちが来るはず"
「……」
私の言葉を聞いたシロコが、拍子抜けしたような表情を浮かべる。
"どうしたの?"
「いや、明らかに挙動不審に叫んでる人がいっぱいいたから、それらはまとめてしばってある」
"そういえば今日は、いつもなら聞こえてくるであろう叫びが聞こえてない……"
「いつも聞こえてるんだ……」
どうやらシロコは図らずとも、開始する前に護衛の仕事を完遂していたようだ。
"やっぱりシロコは頼りになるね"
「ん、もっと褒めて」
"シロコは強くて綺麗で、信頼のおける生徒だ"
「ん、ん」
私は、大人びた表情で喜ぶシロコを抱きしめてあげる。
"私はシロコの本当の先生にはなれないけど、シロコがこの先幸せに過ごしていけるよう、出来る範囲で頑張るつもりだから。シロコも一緒に頑張ってくれる?"
「もちろん。先生と一緒なら、私も頑張れるから」
そしてこの日は、まるまる時間が余ってしまったので、私の経験してきたこの世界でのアビドスのみんなについて、いろいろと教えてあげることにした。
ここが別世界とはいえ、元気なアビドスのみんなの話を聞くシロコは嬉しそうだった。
- 79二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 20:17:27
キキョウはツバキから情報提供されるのか、病んだツバキから何かを察するのか
キヴォトスでは! - 80二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 22:38:03
「「「キヴォトスでは!」」」
「ちょっと先生。何あれ、こっち向かってきてない?」
"あれから私を守ってもらうための護衛、募集してたんだよね。キキョウ頑張って!"
「あんな数、私一人じゃ無理に決まってるでしょ! 馬鹿じゃないの!」
"今まで来た生徒は、四人中三人が一人で戦えてたし"
護衛の募集には、なんとキキョウも来た。そして迫りくる生徒の群れを見て、顔を引きつらせていた。
まあそりゃあ、募集の際に相手が何かを伝えなかった、私にも非はあるかもしれない。
けど、誰も乗り気になると思ってなかったし、その前提で用意してたからなあ。
そんなことを考えていたら、キキョウが素早く荷物をまとめていた。
「あんなのまともに相手してられるわけない。逃げるよ、先生」
"逃げるって言っても、当てはあるの?"
「百花繚乱の参謀を舐めないで。戦闘になることを前提に、撤退できる場所やこの周囲一帯の地形は、頭に叩き込んできてる。先生は遅れないようについてきて」
"わかった"
キキョウが選んだ手段は参謀らしく、勝てないと踏んで戦略的撤退のようだ。
臨機応変に対処できるのはいいことだね。
「待てー!」「先生を逃がすなー!」
今のところは野を越え山越えじゃないけど、キキョウの適切なナビゲートでショートカットをしたりと、生徒の群れと距離を保てている。
それでも倒しての対処ではない以上、どこかしらで振り切る必要がある。
最悪数に物を言わせた人海戦術でもされてしまえば、振り切ることすらできなくなるが。
「ああもう、いつまで逃げればいいの! これじゃあ埒が明かない。先生、こっち!」
"キキョウ!?"
- 81二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 22:40:59
角を曲がったところで、手を引かれるままに連れ込まれたのは、ご休憩にぴったりでピンク色なホテルだった。
キキョウが素早く受付を済ませて、一緒に部屋へとなだれ込むことに。
"……キキョウ?"
「まさか先生を逃がそうとして、生徒と二人で逃げてたのに、実はこんなところで休憩してる。なんて誰が考えられる?」
"まず、その発想には至らないね……"
人海戦術といっても、それが有効なのは外の話だ。
建物内やその上階まで考えるとなると、生徒でとても手を回せるものとは思えない。
「それにしても、咄嗟に入ったはいいけど、なんなのここ。目がチカチカするような派手な色ばっかりだし、何このYesNo……」
ベッドの上の枕を手に取って、真っ青になるキキョウ。冷房の効きすぎかな。
"キキョウは察しがいいね"
「先生を襲う気なんてないし、偶然入っただけだから!」
"わかってる。私の護衛っていう無茶振りに、その場で応えてくれただけなんだよね"
元々は戦うつもりで来たのだろうけど、実際は敵の規模が想定より大きく、アドリブだらけの撤退劇だったのだろう。
そして、これもまたアドリブ。
"どうせしばらく出られないし、そういうことは抜きにして、ゆっくりしていこっか。私もこういうとこ来るの、初めてなんだよね"
「先生、彼女とかいなかったの?」
"うん、お恥ずかしながら……"
そうして外が落ち着くまで、キキョウと部屋の物や設備を物色したりして過ごした。
「そういえば、今まで来た護衛の四人中三人があの規模と戦えてたって言ってたけど、残りの一人はどうだったの?」
"……あんまり聞かないでほしいかな"
誰にだって、思い出したくない記憶はあるものだ。
- 82二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 03:48:35
>誰にだって、思い出したくない記憶はあるものだ。
(´;ω;`)ブワッ
- 83二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 07:52:19
「「「キヴォトスでは!」」」
「何人束になったところで、アタシには敵わねえよ。まあ挑んでくる心意気くらいは、ケンカと一緒に買ってやるぜ」
まさかここまでくるとは、それが正直な感想。護衛の6人目はまさかのC&Cのネルだった。
踊るようにサブマシンガンを振るい、時に蹴りつけ、時に肘を撃ち込み、ワカモの時より苛烈に迅速に、生徒の群れを無力化していく。さすがコールサインOO、もはや何も言うまい。
"来てくれたことには感謝してるけど、私のところに来ててよかったの? ミレニアムの出席とか、C&Cの依頼とかあるんじゃ"
「あー、まあ出席については、先生がなんとかしてくれるだろ? それにアタシ抜きじゃ依頼もこなせないほど、C&Cはヤワじゃねえからな」
当の本人がいいと言うのなら問題ないか。後でミレニアムへ一報入れておこう。
そしてネルはと言えば、文句のつけようなしに、襲撃を捌ききって見せていた。
「さて、こんなもんか。数だけは意外に多かったな」
"すごいあっというまだね。過剰戦力だったかな"
しかし、強さが足りなければ、ツバキよろしく物量で封じ込められるし、キキョウも逃げに徹することになってた上、ワカモやミユレベルが必要な基準になると考えると、これ結構まずい事態である。そのことは改めて理解できた。
詰みあがった生徒の山を尻目に、ネルに問いかける。
"早く終わったら、その生徒とご飯行ったり、何かやってるんだよね。何か希望ある?"
「それじゃあ、アタシとゲーセン行こうぜ。先生と戦いてえやつがあるんだ」
"いいね、その挑戦受けてたとう"
せっかくだからネルのホームグラウンドにしてあげようと、ミレニアムのゲームセンターまで行くことにした。
ネルと一緒に歩いていると、そこかしこから何か聞こえてくる。
「リトルタイラント……」「あれが代わりに餌食になってくれるなら……」「ご愁傷様です……」
ネルはここで、一体どんな噂が立っているんだ。
- 84二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 07:54:47
「っあ゛ー! また負けた! 先生、もう一回だ。次こそ勝つ!」
"もちろんいいよ。でも勝てるかな、こう見えてゲームセンターに通ってた時期もある、この私に"
一体何時間やっていたのか、ネルと並んで格闘ゲームにかじりついていた。
普段はケンカっ早いものの、こういうとこではしっかりマナーを守れている辺り、C&Cの常識人枠なことを実感する。
ネル相手ということもあって、手加減をしても納得しないだろうと、それはせずにやってる。
が、そのせいで一向に終わる気配もなかった。
しかし、外も暗くなり始めてそうで、そろそろ撤収すべきか。
的確にネルを追い込むのはいつも通りに。
「まずっ! だがまだ逆転を!」
"ふふん、あまいn……ふえっくしゅん!!"
私は盛大にくしゃみをすると同時に、操作レバーを逆方向へと倒す。
すると、同時に操作キャラは攻撃を中断し、無防備に背中を見せて移動し始めた。
「どうやらツキは、アタシに回って来てたようだな!」
そしてこの隙を見逃さず、ネルは練習していたであろう必殺コンボを打ち込み、見事一勝をもぎとったのだった。
「アクシンデントがあったとはいえ、勝ちは勝ちだな」
"うん、ネルの勝ちだ。おめでとう"
勝てなかった相手に勝てて、満足げなネルと帰路を共にした。
- 85二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 08:09:32
ネルは生放送を見るにあたってのあさあげでした。
募集に応じてくれた生徒さんは、それぞれ先生を守るため頑張ってくれましたね。
さて、結果としてはこんな感じに……なんでしょうねこれ……。
<結果>
ワカモ:先生と幸せな時間
ツバキ:すぐ近くで先生が食べられる
ミユ:先生と焼肉デート
シロコ:先生とおはなし
キキョウ:先生とラブホ漁り
ネル:先生とゲーセン
あとは一段落した先生が、黒服に文句を言いに行くようです。
スレ主さんまだいらっしゃれば、適当こきつつダイスでも振っておいてください。
- 86二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 13:56:55
- 87二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 15:43:25
- 88124/07/21(日) 16:11:20
- 89124/07/21(日) 16:12:32
- 90二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 23:20:24
「先生! 大丈夫~?」
いつものんびりとしてるのに、電車まで使って駆け付けて来てくれたツバキ。
彼女もまた優秀な生徒だが、敵は一人ではない。脇から抜けられる可能性もある。
そこでだ。
"ツバキ、今から私はこの”シッテムの箱”に入る" - 91二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:13:07
- 92124/07/22(月) 00:15:19
- 93二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:00:56
"もしツバキが守れなくても"
"私は恨まない"
シッテムの箱に触れ、私の身体が電子やエーテルにコンパイラされ、中に送り込まれて行く。
「えっホントに消えちゃった、忍者みたい」
私は全てをツバキに託して青空の教室へと入って行くのだった。
─滅びた青海の教室─
「妙案ですねぇ先生! これなら守られる可能性が高いはずですよ!」
「肯定。百鬼夜行連合学院生春日ツバキの指揮を執りながら戦った場合先生の身柄の保証率はわずか1%。
しかしこの作戦なら8割にも上ります。」
「できるだけ私たちは干渉しませんが、もしものときは…先生も”覚悟”をしてください!」
"私はツバキを信じてるよ"
"それにツバキになら裏切られたって良いしね!"
「うーん…先生がそこまで言うなら…?」 - 94二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 23:15:57
「よし、よし…もう先生大丈夫だからね」
そう言い大切そうにシッテムの箱を枕を収納するケースにしまうツバキ。
ここから先はツバキに任された。
アロ「私たちは一応外の様子がわかりますが実況は必要ですか。先生?」
"信じると言ったから"
"それにトイレの時とか、気まずいじゃん…?"
アロ「トイレまで実況するわけないじゃないですか?!」
プラ(…言われなければしてそうなのは言わなくていいでしょうか…?)
プラ「…それでは私達だけで外の様子を見守りましょうね、先輩」
こうなると私はいよいよ輪をかけて無力になった。
事態収拾の方法をよく考える、がもうすでに膨れ上がった事態を鎮めるにはもはや大人の責任を取る他ないだろう。
私は怒って"子作りは子供が実験でやるようなものじゃないんだよ"と叱った。が、それなら避妊すればという子が後を絶たず…。
アロ「わあっ?! ツバキさんそんな大胆なこと言って…」
プラ「……(絶句)」
聞こえてくる声には耳を傾けずに思案した。 - 95二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 10:30:52
アロ「あっ! ツバキさんがそろそろ出してくれるみたいですよ?!」
プラ「残念ですが、ここは先生の本来の居場所ではありません…箱外での休息を提案。」
2時間ほどしたときにアロナとプラナから声がかかり、私は外に出ることになった。
仮想空間から出るというのも不思議だが、私の身体が『実行』されるが如く現実に移行していく。
目が覚めた先は茶屋だった。ツバキは立って辺りを警戒していた。 - 96二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 22:30:30
「私は外で見守ってる…だから、先生は中に入ってて」
"ツバキと一緒に居た方が"
"私も安らぐんだけどなぁ……"
「うっ…うん、わかった…」
言うなり口を真一文字に結んだツバキ。
何かあったに違いない。
とりあえずお茶でも飲んで、話せそうなら聞いてみよう。 - 97二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 10:14:33
>「外の人間とキヴォトス人のハーフは、より強固な神秘を宿す可能性があるそうです」
雑種強勢かよ
ライガーとか半喰種とか
- 98二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 10:37:29
"私は緑茶で"
「わ…私は ほ、うじ茶で」
「緑茶一つにほうじ茶一つですね~かしこまりました~」
明らかにもじもじとして恥ずかしそうなツバキ。
いつもは隣に座るのに今日は対面だ。
"なにかあったの?"
「ううん、なんでもないよ…?ほんとうに…」
"もしなにか悪いことをされたり、貶められたりしたら、すぐに伝えてほしいな"
"責任はみんな大人が負うからね"
意を決したように口を開いた。
「私ね、嘘ついちゃったんだ…悪い子なの……」