ホクトベガに関する知識をまとめるスレ

  • 1スレ主ウインディ22/02/11(金) 16:52:44

    ムック本が届いたので、これまでに得た知識をひけらかしていくのだ!
    スレ主は口調が迷子なのでウインディちゃんをエミュするのだ
    ウマ娘から入ったにわかオタクだから、知識量はお察しなのだ。1部ソースを忘れた情報もあるので注意なのだ。それじゃあ行くのだー!

  • 2スレ主ウインディ22/02/11(金) 16:53:40

    >>1

    まずは簡単なプロフィールを見るのだ!


      ホクトベガ

      1990年3月26日産まれ

      父ナグルスキー(ニジンスキー系)

      母タケノファルコン(f9-c)


      生産:酒井牧場

      馬主:金森森商事

      調教師:中野隆良

      主戦騎手:加藤宏明、横山典弘


    ウインディちゃんより3つ歳上なのだ。同期にはユキノやBNWがいるのだ

    誕生日はヒシアマ、シリウスと一緒なのだ


    お父さんの名前が何だか物騒なのだ…。と思ったら、ダンサーの名前が由来みたいなのだ。産駒にはダート馬が多いのだ。父系が今も続いてるかは分からないのだ


    お母さんは牧場の牝系を持つのだ。脚が弱くてダートしか走れなかったけど、後述する調教師の助言で繁殖入りしたのだ。ちなみにこの牝系は今でも続いているのだ。今度ジャスティンロックが弥生賞に出るのだ!


    この配合は、完璧な馬体を持つ兄・ホクトサンバーストと同じものなのだ。この牧場は基本同じ配合をしない方針だけど、サンバーストがあまりにも良かったため再びナグルスキーを付けたのだ。ちなみに、ホクトベガが活躍した後にもう一度ナグルスキーをつけているのだ。少し脳が焼かれていないか…?

  • 3スレ主ウインディ22/02/11(金) 16:54:20

    >>1

    酒井牧場という浦河の牧場出身なのだ。ウインディちゃんとは関係があるようでないのだ。

    ここは昔から重賞ホースを出してきた少数精鋭の牧場なのだ。この年は8頭が生産されたのだ。そしてホクトベガだけでなく、二冠馬マックスビューティの1人娘・マックスジョリーがクラシックに名乗り出たのだ。すごいのだ

    でもホクトベガが産まれた時、生産者からの評価はあまり良くなかったのだ…。お全兄ちゃんからはほど遠い、粗い印象が目立つ馬体だったのだ。また牝馬としては大きく、繁殖向きじゃない体つきだったのだ

    それでも愛情たっぷりに育てられたのだ。幼少期は「タケコ」と呼ばれていたのだ。牧場の仔馬にいじめられることもあったけど、気性の悪化はなかったようなのだ

  • 4スレ主ウインディ22/02/11(金) 16:55:06

    >>1

    オーナーは森滋さんという人なのだ。netkeibaでは森滋→金森森商事→森滋と名義が変わっているのだ。ややこしいのだ!


    農家の生まれで、馬が大好きだったようなのだ。なので競馬関係者のツテ無しに馬主資格を取ったのだ。ちょっと珍しいタイプなのだ

    初年度所有馬の1頭が秋天を勝ってるのだ!やべえのだ。その後も独学て鍛えた相馬眼で通算101頭を購入。30億くらい稼いでいるのだ

    そんなオーナーはホクトベガに『一目惚れ』して買ったのだ。ここら辺ウマ娘化された時に拾われそうなのだ


    名付け親は奥さんなのだ。奥さんは響きを良くするために、下の名前をハ・バ・パ行で始まる言葉に統一してるのだ。こうしてホクトベガはホクトベガになったのだ

  • 5スレ主ウインディ22/02/11(金) 16:56:00

    >>1

    厩舎はヒシアマと一緒なのだ。2頭は1つ違いだったので、一緒にお手入れされたり、放牧先で仲良くしてたのだ。「芝はアマゾン、ダートはホクトベガ」というフレーズも有名だな。百合百合しいのだ


    調教師の中野さんは助手時代から色んな重賞ホースを手がけているのだ。ホクトベガのお母さんもここの厩舎で走ってたのだ。オーナーがホクトベガに一目惚れした時も一緒に来ていたのだ。最初はダートの条件戦を勝てるかも、という評価をしてたのだ


    厩務員は藤井さんという人なのだ。ホクトベガが初めてGⅠをプレゼントしたのだな。「お姉ちゃん」と呼んでいてゾッコンだったのだ。モテモテなのだ

  • 6二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 16:56:34

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  • 7スレ主ウインディ22/02/11(金) 16:57:00

    >>1

    主戦騎手は2人いるのだ。5歳の上半期までが加藤さんで、それ以降はずっとノリさんなのだ


    加藤Jといえばシリウスシンボリなのだ。中野厩舎の馬にもよく乗ってたのだ


    横典Jのお手馬はメジロライアン、セイウンスカイなのだ。ゴルシの春天・120億円事件の時も乗ってたのだ

    ホクトベガとの勝利は全てダート重賞なのだ。ホクトベガのことをかなり気に入ったらしく、ドバイWCへの出走も強く勧めたようなのだ。更に「欧州で繁殖生活もどうですか」と言ったらしいのだ。愛が重いのだ…

  • 8スレ主ウインディ22/02/11(金) 16:57:51

    >>1

    次に戦績をみていくのだ!


    通算戦績は42戦16勝。けっこう戦ってるのだ

    年齢別に結果を見ていくのだ


      1992年 3歳(現2歳)

      未出走


    ホクトベガは始め脚が内向していて、スタミナも全然無かったようなのだ。落ちこぼれ寸前だったのだ…

    でも厩舎でトレーニングする内にだんだん力をつけていったのだ。お父さん譲りの深い蹄でパワーも十分にあったのだ。これは期待できそうなのだ!


    一方のお全兄ちゃん、ホクトサンバーストは体の成長が1歳半あたりで止まってしまったようなのだ。デビューはしたけど条件戦で惨敗続きたったのだ…


    こうして兄妹の評価は逆転してしまったのだ。この世界ではよくあることだけど、ちょっと悲しいのだ

  • 9スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:00:34

    >>1

      1993年  4歳(現3歳)

      10戦4勝  2着2回 3着2回 内ダート3戦2勝


    いよいよクラシック期なのだ!


    新馬・条件戦はダートなのだ。脚部不安がある子は最初ダートで走ることが多いのだ

    初重賞は初芝だったけど、しっかり勝ってクラシックに乗り込んだのだ。ここまで連対100%なのだ!


    でもここで弱点が見え始めたのだ。ホクトベガは長距離輸送が苦手で、滞在先ではご飯を食べられないこともあったのだ。桜花賞ではそれがモロに出て5着だったのだ

  • 10スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:01:50

    >>1

    この桜花賞を勝ったのはベガなのだ。ベガは社台の馬で、ホクトベガとは関係ないのだ。ユキノのライバルなのだ。先行策でオークスもぶっちぎりだったのだ。強いのだ!このまま三冠も取れそうなのだ


    一方のホクトベガは6着だったのだ。少し苦しいのだ…

    当時最後のティアラだったエリザベス女王杯を目標にするも、2回出た前哨戦は勝ちきれなかったのだ

  • 11スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:02:46

    >>1

    このままでは終われない!陣営はある作戦に出たのだ。まず、ホクトベガを前哨戦からエリ女まで関西に住まわせたのだ。輸送疲れ対策なのだ


    そしてレースプランも練ったのだ。後方に控え、最終直線で空いた内ラチを奇襲。中野さんが助手時代に手がけたグリーングラスを参考にした作戦なのだ


    「ベガはベガでもホクトベガです!」【エリザベス女王杯 1993】実況:馬場鉄志アナウンサー

    内枠・低人気も相まって、作戦はピッタリハマったのだ!念願のGⅠ初勝利なのだ。ベガはオークスからぶっつけで3着。この時アナウンサーが言った『ベガはベガでもホクトベガです!』というフレーズは今でも有名なのだ


    2着にはノースフライトが居るのだ。翌年マイルの女王として名を馳せた掲示板ホースなのだ。何で2400mで2着に入れるのだ…?

  • 12スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:03:33

    >>1

    最後はターコイズS。ユキノビジンの3着だったのだ

    ユキノとは5回戦って4回先着されてるのだ。この2頭もライバルと言えるかもしれないのだ。ウマ娘化された時の絡みが楽しみなのだ

  • 13スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:04:29

    >>1

      1994年  5歳(現4歳)

      9戦2勝  3着1回 内ダート1戦0勝


    古馬1戦目は平安S!ウインディちゃんも勝ったレースなのだ。ダートの血統だからきっと走れるはずなのだ

    結果は…大敗なのだ。やっぱり輸送はダメみたいなのだ。再び芝中心のローテに戻ったのだ


    夏はオーナーの住む札幌に遠征なのだ。長期滞在だと調子が良いみたいなのだ。ここで札幌記念・札幌日経オープンを勝ってるのだ。しかもオープンはレコードなのだ!地元パワーなのか…?

  • 14スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:07:47

    >>1

    でもその後は勝ててないのだ…

    勝てなくなった理由の1つはハンデなのだ。一度GⅠを勝つと負担斤量は跳ね上がるのだ。元々スタミナの少ないホクトベガには厳しかったかもしれないのだ


    古馬になって勝てないレースが続くと、大抵の牝馬は繁殖入りするのだ

    でもホクトベガはもう脚の不安もなかったし、繁殖よりもレースにむいている身体つきだったのだ。更にこの頃、中野さんはなんとホクトベガの障害転向を計画していたのだ。障害レースは馬にも騎手にも危険がいっぱいなのだ。GⅠ勝ってる牝馬が無理して行くところではないと思うのだ…


    でもホクトベガは飛越が凄く上手かったのだ。中野さんは「中山大障害も勝てそう」と思うくらい期待を持っていたのだ


    もちろん反対の声も多かったのだ。藤井さんがオーナーに手紙を出すなど若干修羅場になったのだ。結局、障害入りさせるかどうかはAJCCの結果次第となったのだ

  • 15スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:08:32

    >>1

      1995年  6歳(現5歳)

      11戦1勝  2着2回 3着1回 内ダート1戦1勝


    いよいよAJCCなのだ。調教師はやる気満々。それまでの調教も殆どが障害用だったのだ


    結果は後の秋天馬・サクラチトセオーの2着だったのだ。勝てなかったけど、内容はかなり良いものだったのだ。ここで中野さんは方針を再転換。平地での競走を続行したのだ



    けれどまた勝ちきれないレースが続いたのだ。宝塚記念のファン投票で5位に入ってるけど、阪神だからか出走していないのだ

  • 16スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:09:28

    >>1

    でもここで転機が訪れるのだ。この年で唯一勝ったレース・エンプレス杯。牝馬限定のダート重賞なのだ。とりあえずこれを見るのだ


    1995 第42回 エンプレス杯 ホクトベガ

    ……何なのだ、これは…


    走ってるのはウインディちゃんも大好きなダートコースなのだ。馬場は田んぼってくらいにグショグショなのだ。日本のダートは濡れてる方が走りやすいけれど、初ナイターでここまで後続を離せるものなのだ…?


    エンプレス杯後は芝のレースに戻ったけど勝てなかったのだ。ここで陣営は引退させ…ず、もう一度ダートに目を向けたのだ。パワーの要求されるダートならまたあの勝ち方ができるかも、と。

    そして砂の女王伝説が開幕するのだ

  • 17スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:10:07

    >>1

      1996年  7歳(現6歳)

      10戦8勝  内ダート8戦8勝


    もうヤバいのだ…。とりあえず見ていくのだ


    新年一発目は川崎記念なのだ。

    このレースと東京大賞典、フェブラリーSはドバイWCのステップレースに位置づけられているのだ。なのでこのレースにはドバイ行きが決まってたライブリマウントがでてるのだ。彼は今31歳。元気に生きてるお馬さんなのだ


    結果は…ホクトベガの圧勝!ダートの帝王を子ども扱いなのだ。ライブリマウントは泣いていいのだ

  • 18スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:11:02

    >>1

    フェブラリーSなのだ。このレースが最後のGⅡ開催だったのだ。雪・良はルームマッチでは再現不可能なのだ


    背負った斤量は57.5キロ。牝馬としてはかなり重いのだ。ハンデが苦手だったホクトベガは3番人気になったのだはてさて結果は…


    1996年フェブラリーステークス - ホクトベガ

    砂の女王にもはやハンデは通用しないのだ。捲って再加速とかもう分からんのだ

    ちなみに牝馬の優勝は過去にも、GⅠになった後もいないのだ。今年のソダシに期待なのだ

  • 19スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:12:12

    >>1

    そこから連勝!連勝!連勝!なのだ。後続を何馬身差もつける派手な勝ち方でホクトベガの人気は鰻登りだったのだ


    この年、ホクトベガのオーナーは『ベガ』という名前の焼肉店を札幌にオープンしたようなのだ。店内にはホクトベガの記念品が沢山置かれ、レース映像も流れていたらしい。ウインディちゃんも行ってみたかったのだ


    とうとう帝王賞で牝馬の獲得賞金トップに立ったのだ!これは10年以上破られなかったすごい記録なのだ

    エンプレス杯も2連覇したのだ。一定の成績を納めると貰える地方競馬全国協会(NAR)のボーナスも半年でゲットしたのだ。地方競馬の脳まで焼いたのだ…

  • 20スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:13:06

    >>1

    しかもどんどん通過順位が前になっているのだ。エンプレス杯では出走回避が相次いだとも書かれているのだ。…なんかこれと似たような話を聞いたことがあるのだ


    このまま速すぎて逃げ馬になっちゃいそうなのだ。まあそんなことできる馬はそうそう居ないけどな!


    1996年南部杯(ホクトベガ)【女王様とお呼び!】

    ……逃げたのだ…


    このレースの1ヶ月前に屈腱炎を発症してたとか信じられないのだ。「名馬は劇的に生きる」という本では、別のレースでも1週間前に膿ができたけど、完治して勝ったとあるのだ。タフすぎるのだ…


    中野さんはホクトベガに良い意味で恐怖を覚えたようなのだ。彼女の強さについて聞かれた時は「彼女の強さはモナリザの微笑み。永遠の秘密です」と答えているのだ。完全に堕ちてるのだ…


    ちなみにこの実況で「女王様とお呼び!」と言ったアナウンサーは後日めっちゃ怒られたようなのだ。ちょっと可哀想なのだ



    それにしても、凄い歓声だったな…。この日の盛岡レース場は入場者数レコードを更新したのだ。他の地方競馬場でも観客数を更新しているのだ。もうアイドルホースと言っても過言じゃないのだ!

  • 21スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:13:46

    >>1

    次はエリザベス女王杯なのだ。これにはちゃんと理由があるのだ


    この年からエリ女は古馬にも解放されたのだ。なのでクラシックで勝った現役馬3頭に声がかかったのだ。実質レジェンドレースなのだ


    サクラキャンドルは怪我しちゃったので中野厩舎の2頭が出走したのだ。何気にこれがヒシアマとの初対戦なのだ


    結果はホクトベガが5位入線、ヒシアマは2位入線だったのだ。でもヒシアマはさらに斜行して7着になってしまったのだ…

  • 22スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:14:51

    >>1

    次の浦和記念は3/4馬身まで詰められたけど勝利したのだ。これで南関東グランドスラム達成なのだ!


    …これ何かのゲームなのだ?


    ホクトベガはここまで関東、遠くて盛岡の交流重賞にしか出ていないのだ。これは輸送が苦手なホクトベガが力を発揮できるよう、当日に運べる場所を選んだからなのだ

    結果として競馬場スタンプラリーみたいになったのだ。恐ろしいのだ…

  • 23スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:16:01

    >>1

    次のレースは東京大賞典!…ではないのだ


    実は、東京大賞典は96年まで2800mだったのだ。これが理由かは分からないけど、次走は有馬記念になったのだ。


    ホクトベガ初のグランプリなのだ。ウマ娘基準では初の長距離なのだ。3回目の出走となるヒシアマと仲良く入場してたのだ


    そしてここで外せないのがサクラローレルなのだ。この馬はサクラ軍団最強と言われながらも怪我に泣かされていたのだ。でも96年に春天を勝ち、最強ホースの1頭となったのだ

    さらにローレルははホクトベガと同じ、ノリさんのお手馬でもあったのだ。ノリさんに出会った時期も大体一緒なのだ。こういう関係はウインディちゃん大好きなのだ


    ノリさんはローレルを選んだのだ。理由は…96年の秋天を調べたら分かるのだ


    結果はローレルが優勝!ホクトベガは9着だったのだ。中2週で頑張ったのだ

  • 24スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:16:37

    >>1

    年が明け、ホクトベガは1996年の最優秀ダートホースに選ばれたのだ。更に地方競馬全国協会(NAR)の特別賞も受賞したのだ!


    そして…ホクトベガに世界最高賞金額のレース・ドバイWCへの招待状が届いたのだ

    陣営はもちろん出走することにしたのだ。今のホクトベガなら世界に通用すると誰もが信じていたのだ。そのためにはステップレースも負けられないのだ!

  • 25スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:18:27

    >>1

      1997年 8歳(現7歳)

      2戦1勝  内ダート2戦1勝


    みんなの脳を焼き切ったホクトベガは再び川崎記念に出走したのだ。今年は彼女がライブリマウントの立場になったのだ。観客数は定員の2倍!消防に怒られるレベルだったのだ


    でもこのレースには浦和記念でホクトベガに迫り、更に東京大賞典を勝利したキョウトシチーも出ていたのだ。ウインディちゃんの見た競馬番組ではホクトベガを不安視するコメントが多かったのだ

    …もう何もツッコまないのだ


    結果は…ホクトベガの大圧勝!7歳になっても実力は衰えなかったのだ


    そしてこのレースが国内ラストランとなったのだ。輸送が苦手なのでフェブラリーSには出ず、ドバイへ直行したのだ

    初のGⅠとなるフェブラリーSはウインディちゃんが優勝したのだ!エッヘン。でもホクトベガとも戦ってみたかったのだ

  • 26スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:23:49

    >>1

    さあ、いよいよドバイなのだ


    当時ドバイに行くには飛行機を何便も乗り継ぐ必要があったのだが、ホクトベガはこの輸送で絶不調になってしまったのだ…。ドバイの暑い気候もキツそうなのだ


    陣営は全力でケアをしたのだ。ドバイの人のご好意で練習場とかも貸してもらったようなのだ。少しずつ体調は戻っていったけど、それでもレースにはギリギリ…というところだったのだ


    しかし、思わぬことが起こったのだ。当日、季節外れの豪雨で競馬場はビシャビシャ。レースは延期されたのだ


    陣営はこれを恵みの雨の思ったようなのだ。そして、延期日までには体調もしっかり戻すことができたのだ!調教の時にライバル陣営から声をかけられることもあったようなのだ。これは期待できるのだ…!

  • 27二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 17:25:57

    ゴドルフィングループにも協力してもらえるの熱いよね

  • 28スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:29:59

    >>1

    このレースにはアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアから様々な馬がやってきたのだ。何頭かピックアップするのだ


    シングスピール(Singspiel)アイルランド

    16戦6勝 2着8回 G1 2勝

    1996年のジャパンCを優勝しているのだ。ターフで活躍した馬だけど、ダートのGⅠに殴り込みなのだ


    ジャグラー (Juggler)オーストラリア

    びっくりするぐらい情報が出てこない馬なのだ…。でも、ホクトベガと同じく国の代表としてやってきているのだ。重賞を勝ちまくってるらしいのだ


    カムタラ (Kammtarra)アメリカ

    6戦4勝 

    あのラムタラの半弟なのだ。前走で強い勝ち方をしたようなのだ。名前似すぎなのだ


    他にもエリシオという凱旋門賞馬が来ていたけど、延期になったことで帰ったようなのだ


    まだここら辺の情報は集めてる途中なのだ…海外競馬は調べづらいのだ

  • 29スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:35:16

    >>1

    いよいよレース当日なのだ。延期で帰っちゃった日本のファンも多そうなのだ…


    当時は海外レースのテレビ中継がなく、日本ではラジオたんぱを聞くしかなかったのだ。この時実況を担当したアナウンサーお話が優駿の蹄跡にあったはずなのだ


    時々つける黄色いメンコを付けて登場したのだ。藤井さんはゲートまでホクトベガを見送りに行ったのだ。ノリさんも本気だったのだ。現地に来ていた中野さん、オーナー、誰もがホクトベガの好走、いや勝利を期待していたのだ


    カムタラ、ルソーが収まって…ゲートが開いたのだ

  • 30スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:43:17

    >>1

    実を言うと、ウインディちゃんはまだこのレースの映像を見ていないのだ。なので本などの情報で得た知識を書くのだ。すまんのだ


    結果は…勝てなかったのだ。ゴールできなかったのだ

    4コーナーでの競走中止。コースのぬかるみに脚を取られたようなのだ。ドバイのダートはと日本と違う土のダートなのだ。水捌けが悪くて泥になりやすいのだ。もし乾いた馬場だったなら…とウインディちゃんは願わずにいられないのだ


    転倒したホクトベガに後続のビジューダンドゥが追突。この馬も競走中止になったのだ。ホクトベガは…騎手を庇うように脚を踏まれたのだ


    左前腕節部複雑骨折。予後不良となったのだ

  • 31スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:46:10

    >>1

    ホクトベガの遺体は検疫の関係で持ち帰れなかったのだ。たてがみだけを切り取られ、ドバイで火葬されたのだ。ドバイにお墓があるという話も聞いたけど場所が分からないのだ…


    たてがみは生産地の酒井牧場に埋葬されたのだ

    墓石には、数ヶ月後に亡くなった同期マックスジョリーと共に名前が刻まれているのだ


    ウインディちゃんは去年お墓参りに行ったのだ。日当たりの良い場所だったと思うのだ。誰のものかは分からないけど蹄鉄も置いてあったのだ

  • 32二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 17:48:22

    >>24

    ちなみにJRA最優秀ダートホースに選ばれた牝馬は今現在時点でホクトベガのみなのだ

    牡馬有利のダートで牡牝分けなかったら普通牡馬になるのだ

  • 33二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 17:50:12

    芝よりダート走ってた時期のほうが短いのは意外だったわ
    芸人の蛍原が推してたから名前は知ってたけどよく知らなかったからわかりやすい解説たすかる

  • 34二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 17:55:18

    皮肉にもノリさんの当時の騎乗は勝利に貪欲なやり方だったもん
    それが結果的にダートの不良場と重なってしまった誰も悪く無い結果の事故だったもん
    もんもん……マックスジョリーも三週間くらい後に追うように初仔を産んで亡くなったもん…

  • 35二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 17:56:08

    実は1996年の第41回ダイオライト記念と第17回浦和記念の優勝レイは売却されていたりする

    スレ主はぜひぜひ

    https://minomushiya.com/?pid=104533457

    https://minomushiya.com/?pid=104533459

  • 36スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:56:54

    >>1

    ホクトベガが亡くなったことをノリさんはとても悔やんだようなのだ。ウインディちゃんが買ったムック本は亡くなった後に発行されたものだけど、ノリさんのページだけインタビューじゃなかったのだ…


    一時期は騎手を辞めることも考えたけど、ファンや周りの人が止めたことでなんとか続行するのだ。そして、ある2つのレースを勝利するのだ


    1つ目はアルテミスステークス。この時騎乗したココロノアイは、先述のマックスジョリーの孫なのだ


    実は、アイのお母さんはマックスジョリーが命がけで産んだ第一子なのだ。ジョリーはその時の骨折で亡くなってしまったのだ…

    その牝馬、ビューティーソングはレースに出ず牝系をつぐため酒井牧場の繁殖牝馬になったのだ。そして一族に初の重賞勝利をもたらしたのがココロノアイなのだ


    ノリさんは勝利インタビューで「ホクトベガの酒井牧場の馬で勝てたことは嬉しいです」とコメントしてるのだ


    そういえば、ウインディちゃんがお墓参りに行った時2頭の繁殖牝馬がいたのだ。1頭はホクトベガの姪っ子フラワーロック。もう1頭は聞き忘れたけど、もしかしたらジョリーのお孫さんだったかもしれないのだ

  • 37スレ主ウインディ22/02/11(金) 17:59:29

    >>1

    2つ目はレースはスパーキングレディカップ。副題は「ホクトベガメモリアル」。川崎競馬場が1997年に設置した牝馬限定の交流重賞なのだ


    ノリさんは3歳馬アンジュデジールに乗って勝利!インタビューもとても嬉しそうだったのだ

    去年は出走しなかったけれど、今年はどうなのだ?出走してくれたら嬉しいのだ

  • 38二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 18:04:42

    >>20

    ホクトベガは南部杯を勝った初めての牝馬なのだ

    後にもう一頭だけ、ゴールドティアラという牝馬が勝ったのだ

  • 39二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 18:05:02

    お葬式の時ノリさん1人喪服だったんだよね…

    驚きももの木20世紀 砂に消えた女王・ホクトベガのくれたもの


  • 40スレ主ウインディ22/02/11(金) 18:07:45

    >>1

    さて、ここからは特に書くことを考えていなかったのだ

    最後に馬主・血統周りの記述をして終わるのだ


    オーナーはホクトベガの死後も馬主を続けていたけど、2000年前半に撤退してるのだ。その頃に焼肉ベガも閉まっちゃったみたいなのだ…

    今は80代後半くらいなのだ?近況が全く分からないけど、元気でいることを願っているのだ


    母タケノファルコンの牝系はそこそこ繋がっていたようだけど、今も繁殖に回ってるのはフラワーロック1頭だけのようなのだ…


    去年、リオンディーズ産駒のジャスティンロックが京都2歳ステークスを勝ったのだ。デビュー前から応援してたらウインディちゃんの脳は焦げ焦げなのだ。コロナじゃなきゃクラシック全部見に行きたかったのだ!


    更にノルマンディーにも2歳馬がいるのだ。芦毛の牝馬デイジーロックちゃん。デビューが楽しみなのだ!そしてまだ居ない後継牝馬になってほしいのだ。本当に…

  • 41二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 18:10:23

    とても悲しい…

  • 42スレ主ウインディ22/02/11(金) 18:14:05

    とりあえずここで終わり!なのだ。このスレを見てくれてありがとうなのだ!


    >>35

    知ってるのだ。2005年あたりに出回り始めたようだな。Twitterでも南部杯の記念品を持ってる人がいたのだ

    でもウインディちゃんは学生なので購入も管理も難しいのだ。悔しいのだ…


    >>32

    >>38

    知らなかったのだ!やっぱりホクトベガはすごいのだ…

  • 43二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 18:14:37

    どうでもいい余談だけどマックスジョリーとグリーングラスは牝系を辿ると理事長秘書の半姉と全姉に繋がるもん
    妹の家族が姉の家族の幼馴染の勝利を手助けしたもん
    だからこそもう一度ココロノアイちゃん経由でタケコの家族と再会して欲しいもん…

  • 44スレ主ウインディ22/02/11(金) 18:26:54

    >>43

    またまた初耳学なのだ!

    その一族、幼馴染に関してエモいエピソード連発しまくりなのだ…

    ジョリーの一族は他にもジュリエットソングが居たはずなのだ。近い年にオープンクラスの馬を出すのは難しいことだけど、もしオープンで再開できたら嬉しいのだ!

  • 45スレ主ウインディ22/02/11(金) 18:36:49

    >>1

    >>40

    追記なのだ


    酒井牧場の繁殖牝馬の何頭かは、ホクトヒシヨウという馬の牝系を持っているのだ

    この馬は森オーナーが3年目に買った馬で、その子どもも森オーナーに購入されたのだ。恐らく唯一の馬主血統なのだ


    ヒシヨウ→ビューティ→ペンダントと続き、その娘ビーナスラインは酒井牧場の繁殖牝馬となったのだ。今は2、3頭くらい後継の繁殖牝馬が居たはずなのだ

    なんだか感慨深いのだ…

  • 46二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 18:43:47

    >>17

    ちなみにホクトベガの前のダート王、ライブリマウントはナリタブライアン世代、

    ホクトベガはビワハヤヒデ世代なのだ

    …世代後退してるのだ

  • 47二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 20:16:47

    ウマ娘に登場してスズカみたいに「その先の景色」を見せてほしい、夢想させてほしいと思う反面、ウマ娘化せずそっとしておいて欲しいとも思ってしまう。馬主さんがどう思ってるか、ウマ娘に関与してるのか分からない以上なんとも言えないんだが…。仮に実装されたら滅茶苦茶嬉しいんだけどね。

  • 48二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 23:36:58

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