【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart9

  • 1124/07/20(土) 11:23:06

    デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界で

    その結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を

    協力して担当するスレ(実質10スレ目)。

    原作とほ異なるCPが成立する可能性がありますので、そちらが苦手な方はご注意ください。

    今のところは原作CPが強いです(※タリア艦長とデュランダル議長は完全に破局しました)。

  • 2124/07/20(土) 11:23:30
  • 3124/07/20(土) 11:23:50

    初代スレ

    ここだけデュランダル議長が|あにまん掲示板運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界。https://bbs.animanch.com/thumb_m/2949369/1https://bbs.animanch.com/th…bbs.animanch.com

    2つ目

    これは胃痛枠の二人が|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ。https:…bbs.animanch.com

    3つ目

    【CP注意?】これは胃痛枠の二人がpart2|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ(実質3スレ目…bbs.animanch.com

    4つ目

    【CP注意?】これは胃痛枠の二人がpart3|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ(実質4スレ目…bbs.animanch.com

    5つ目

    【CP注意?】これは胃痛枠の二人がpart4|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ(実質5スレ目…bbs.animanch.com

    6つ目

    【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart5|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ(実質6レ目)…bbs.animanch.com

    7つ目

    【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart6|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ(実質7スレ目…bbs.animanch.com

    8つ目

    【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart7|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ(実質8スレ目…bbs.animanch.com
  • 4124/07/20(土) 11:24:25

    このスレのメイントリオ

     

    ギルバート・デュランダル

    プラント最高評議会議長。本編とは異なりファウンデーション王国を味方に引き入れて戦う。

    タリアを愛していたが求婚を断られ愛人関係も清算する羽目に。

    このスレでの主な役割はアーサーとイングリットに無茶ぶりをしてくるブラック上司。

    「人の心あるんか?」案件をよく引き起こすが、それでもちっぽけな良心はある。

    シンへの好感度21 プラントからの支持率95(ただしアスランが離反すると43に低下)

    アーサー・トライン

    ザフトの最新鋭艦ミネルバの副艦長。黒服。

    ユニウスセブン破砕の活躍で「ディオメデスの槍」「ミネルヴァのフクロウ」として有名になり、その後も武功をあげる。

    前スレでイングリットにフラれた(アーサー「いや、そもそも付き合ってませんけどー!」)

    このスレでは砲撃におけるノイマン枠(※原作でも火器管制ではとても有能の可能性あり)

    イングリットに精神に何らかの細工を施されている模様。ついに疑念を抱き始めた。

    シンへの好感度20。アスランへの好感度45 胃のダメージ73はいまだ回復の兆しも見えない。

    イングリット・トラドール

    ファウンデーション王国宰相付秘書官で女王親衛隊のメンバー。このスレではデュランダル議長の事実上の秘書官。

    議長不在でも任命状により、ザフトでなら黒服級、行政府なら高級官僚級の情報閲覧権とオブザーバー参加権を認められている。

    オルフェを深く愛しているが(恋愛度96)、異父妹であることを理由にアウラから反対されており、それでオルフェが倒れ亡国の危機を招いた。

    一方でアーサーとの仲も進んでいたが、諸般の事情により「ごめんなさい」して淡い恋の記憶となった。

    それなのにオルフェは構ってくれず、自分もアーサーを精神操作する仕事に手を染める等このスレでも幸薄い。

    シンへの好感度も103であり【シンのお姉ちゃん(名誉)】の称号を持つ(恋愛度昇華済み)

    ミーアへの好感度67 議長への好感度46 アスランへの好感度76 精神ダメージ58

  • 5124/07/20(土) 11:26:18

    議長の真の腹心枠

    タリア・グラディス

    ザフトの最新鋭艦ミネルバの艦長。白服。戦女神ミネルヴァの異名を持つ。

    デュランダル議長の元愛人。一児の母(シングル)。

    愛息ウィリアム君の未来のために議長の陰謀に加担する。

    副長が議長の影響で副長業務以外で有能になっていき色々と危険なことに手を出しているのも頭痛の種。

    プラントでの人気でアスランをしのいでいる(109) アーサーへの好感度44 シンへの好感度55 アスランへの好感度21

    レイ・ザ・バレル

    ザクファントムのパイロット。シンのずっとも三人衆のリーダー(シンへの好感度107)。赤服。アスランへの好感度41

    議長の養子枠であり、ディオキアでもタリアと共に真の謀議に参画していた。

    リデラード・トラドール

    ファウンデーション王国女王親衛隊のメンバー。イングリットの異母妹。

    このスレではミネルバに馴染み、特にメイリンと親しい。

    オーブ沖での活躍に続きインド洋でもアビス奪回に成功した。

    アーサーへの好感度100そしてナニカ度1。 シンへの好感度20 議長への好感度25 アスランへの好感度29

    …アーサーのこと好きすぎである。

    ダニエル・ハルパー

    ファウンデーション王国女王親衛隊のメンバー。

    このスレではミネルバに馴染み、特にヴィーノと親しいがシンとも友情を育んでいる。

    オーブ沖での活躍に続きインド洋でもアビス奪回に貢献した。

    シンへの好感度40 アーサーへの好感度38 議長への好感度84 ヴィーノへの好感度60 アスランへの好感度65 

    ヨウランへの好感度82 レイへの好感度67

  • 6124/07/20(土) 11:27:15

    胃痛追加枠

    アスラン・ザラ

    オーブ国防軍三佐。そしてザフトレッドにしてFAITH(カガリの密命で出向中)。ミネルバのMS隊隊長で乗機はセイバー。

    プラントでは共に凄まじい人気(アスラン108、ミーア125)なのでラクス(ミーア)とは契約上偽装カップルである。

    上記の事情とカガリへのプロポーズがミネルバ艦内で広まっている為女難はないが、女性からの好感度は低い。

    議長の支持率の命綱の為腹心として扱われ、アーサー並みには裏事情を明かされた。

    議長を外道と断じていたが、「吐き気を催す邪悪」なのではないかと疑念を深めている。心理ダメージ22。

    ミーア・キャンベル

    ラクスの影武者。プラントでの人気は125というチート性能。ラクスからも公認されている。©ラクス・クライン。

    アスランとは偽装カップルの関係。意外と闇を抱えている。今は地球で営業中。

    議長への好感度 73 アーサーへの好感度100(恋愛度1無自覚) シンへの好感度37 オルフェへの好感度12 イングリットへの好感度85

    アスランへの好感度37

    イザーク・ジュール

    ザフトの隊長でアスランの同期。白服。本国での評価は低い。

    シンから憧れられている(シンからの憧れ54)シンへの好感度98

    議長のお目付け役として派遣されていたが、その議長が色々やらかしたため立つ瀬がなくなってしまった。

    ディアッカ共々「アスランの友人」としてなんとか針の筵状態は回避している。

    でも、宇宙に戻れそうにない。ミネルバに乗艦中。

    ◎ディアッカ・エルスマン

    シンへの好感度85

    ◎シホ・ハーネンフース

    シンへの好感度71

  • 7124/07/20(土) 11:29:29

    ミネルバクルー

     

    シン・アスカ

    原作主人公の一人。インパルスのパイロット。赤服。

    このスレでは周辺環境はかなり改善されていて、基本柴犬状態。

    カガリとの和解とオーブへの帰還を経て、オーブへの愛を自覚し、その上でプラントの人間としての覚悟を固めた。

    強制レベリングによりSEEDに覚醒した? 原作だとこの後ステラやオーブと戦う羽目になるが…?

    好感度ダイスに【レディキラー年上特化(+20% ただし好感度合計は最大100)】のボーナスあり。

    ルナマリアから恋愛感情を向けられているが、本人の自覚は全くない。 ルナマリアへの好感度70 アスランへの好感度40

    ルナマリア・ホーク

    ザクウォーリアのパイロットでシンのずっとも三人衆の紅一点(シンへの好感度114 恋愛度24)。赤服。

    シンが曇ると察知して胸の中で慰めてあげる自称お姉ちゃん筆頭だったが、恋心を自覚した。

    ディオキアで妹的存在も増え、姉力も増している。アスランへの好感度20

    ヨウラン・ケント

    ミネルバの新人整備員。シンのずっとも三人衆の一人。緑服。 シンへの好感度130 アスランへの好感度87

     

    メイリン・ホーク

    ミネルバの新人オペレーター。ルナマリアの妹だが、シンの姉を自称する一人でもある。

    アーサーへの好感度39 シンへの好感度67 アスランへの好感度14

    ヴィーノ・デュプレ

    ミネルバの新人整備員。原作ではヨウランとセットで登場。シンとも親しかった。

    ダニエルと親しくなっている。シンへの好感度40 アスランへの好感度82

    ◎ミネルバの整備クルー

    シンへの好感度32 アスランへの好感度90

    ◎ミネルバの整備以外のクルー

    シンへの好感度58 アスランへの好感度27

  • 8124/07/20(土) 11:32:08

    ファウンデーション王国

    アウラ・マハ・ハイバル

    ファウンデーション王国の女王。見た目は幼いが実年齢は50歳に近い。

    オルフェの嫁についてはもうノープランなので保留中(異父妹なのでイングリットは却下)

    ユーラシア軍の包囲から解放された。シンへの好感度 -7固定 アーサーへの好感度48

    オルフェ・ラム・タオ

    ファウンデーション王国宰相。イングリットから愛を捧げられているがアウラから反対されている。

    イングリットを異性として意識していたが異父妹と知らされ倒れてしまう(心理ダメージ残94)。

    イングリットを放置気味だが、仕事と心労がきつすぎて顧みる余裕がない。つまり、陛下と議長のせい。

    アーサーへの好感度54  シンへの好感度84 アウラへの好感度43(恋愛度34) イングリットへの好感度70

    リデラートへの好感度61 タリアへの好感度69 ルナマリアへの好感度94 議長への好感度94

    メイリンへの好感度18 カガリへの好感度4 ミーアへの恋愛度37 ラクスへの恋愛度昇華済み

    シュラ・サーペンタイン

    ファウンデーション王国国防長官兼近衛師団長。

    相変わらず脳筋で戦闘には強いが指揮官としては疑問符が付く。

    アーサーへの好感度83 シンへの好感度51 議長への好感度39

    ◎リュー・シェンチアン

    アーサーへの好感度4、シンへの好感度96 議長への好感度46

    ◎グリフィン・アルバレスト

    アーサーへの好感度58 シンへの好感度28 議長への好感度30

  • 9124/07/20(土) 11:32:58

    オーブ連合首長国

     

    カガリ・ユラ・アスハ

    オーブ連合首長国代表首長。原作通りスカンジナビア王国に居候中。

    このスレではシンと和解。あまつさえシンのお姉ちゃんを自認するようになり、【シンの真の姉】の称号を得た。

    ユウナへの好感度16 ウナトへの好感度76 トダカへの好感度48 ソガへの好感度20 議長への好感度71

    ラクス・クライン

    原作ヒロイン。過激ザラ派に襲撃され、皆を巻き込んだことにより精神ダメージ60

    キラへの恋愛度82 オルフェへの恋愛度抹消済み シンへの好感度88

    ルナマリアへの好感度83 リデラートへの好感度57 ダニエルへの好感度58

    キラ・ヤマト

    原作主人公の一人。アークエンジェル一党の中心人物。





    ロゴス陣営

    ロード・ジブリール

    ブルーコスモスの盟主にしてロゴスのメンバー。

    プラントを壊滅させるため、ユニウスセブン落下に乗じて地球連合にプラントへの宣戦をさせた。

    しかし、国民感情は盛り上がらず、プラントへの核攻撃も失敗したため責任を追及される。

    さらにオーブ沖でも大敗し、ファントムペインのせいでインド洋の前線基地建設が失敗するなど苦境にある。

    さらに核攻撃にも失敗し、失脚が見えてきた?

  • 10124/07/20(土) 11:36:11

    本日の投下は18時から再開予定です。
    よろしくお願いいたします。

  • 11二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 13:38:37

    保守

  • 12124/07/20(土) 18:15:26

    ごめんなさい、横になったら寝てました。
    書き溜め出来てないので投下スピードがゆっくりですがお付き合いいただきましたら幸いです

  • 13124/07/20(土) 18:16:13

    MISSION10
    「英雄たちの後始末」

  • 14124/07/20(土) 18:24:54

    イシュタリア

    議長執務室(外ではアーサーとシンが立たされています)

    「多忙の中よく来てくれたね、オルフェ、イングリット君」

    「いえ、父上のお召とあればいつであろうと喜びです」

    「……」(一礼のみ)

  • 15124/07/20(土) 18:37:05

    「今日は今後の方針について改めて諮りたくてね」

    「聞かせて欲しいのは、今回の核使用をもってロゴスの存在を公表するか否かについてだ」

    「二人とも意見を聞かせて欲しい」

    「時期尚早かと」

    「オルフェの意見に賛同いたします」

  • 16124/07/20(土) 18:52:09

    「ふむ、時期尚早か。理由は何かね」

    「はい、確かに地球上での核使用はインパクトが大きいですし、民衆に恐れと不信を呼び起こすでしょう」

    「ですが、それだけです」

    「民衆の心をロゴス討伐に向けるには犠牲が足りません」

    「目に見える悲惨さ、地獄のような情景こそが民衆の怒りを呼びます」

    「贄が、それも無垢な贄が必要なのです」

  • 17124/07/20(土) 19:08:12

    「やはり、黒海東岸に1発落とすべきだったと?」

    「いえ、1発だけなら誤射と言い抜けることもできます」

    「ロゴスが地球の民衆を無慈悲に虫けらのように踏みにじる絵が必要です」

    「わかった、ジブリールの周辺に工作を仕掛けよう。君たちアコードの力も借りるよ」

    「彼が私たちのために踊ってくれるように」

    「差し当たってはロゴスでの彼の立場が危うい。助けて差し上げたいのだが」

  • 18124/07/20(土) 19:16:48

    「かしこまりました。我が王国の重臣に泳がせている者がおります」。

    「父上の周囲にスパイを潜り込ませることに成功したと思い込ませましょう」

    「その重臣、彼から信用されるかね」

     

    「イングリットが嫁にあてがわれるはずだったのに、私がイングリットと愛人関係になったので破談にされた、と」

    「……」

  • 19124/07/20(土) 19:30:22

    「なるほど。では、地上のことは君たちに任せるよ」

    「なにしろプラントでは最高評議会と民衆が今回の件でお冠だからね」

    「わざわざ連れ帰る為の特使まで用意するほどだよ」

    「そこまでせずとも今回は素直に帰るつもりだったのだがね」

    「民衆対策にタリアを連れていくから、英雄たちとミネルバの誘導は頼んだよ、イングリット君」

    「…はい」

    「差しあたっては、外に立っている二人を解放してあげたまえ」

    「彼らは君の誘導もあったとはいえ、よく働いてくれたしね」

    「それから、オルフェ。もう一人の英雄とタリアを呼び出してくれたまえ」

    「いくつか私自身が指示せねばならないことがある」

    「彼ら二人の人気が私の政権運営に不可欠だ。今後の事もある君も誼を通じるといい」

  • 20124/07/20(土) 19:51:44

     

    何故だろう

    心が寒い

    デュランダルが仕切る会議にはこれまでにも多く参加した。

    非情な内容であることも多かった

    それでも、オルフェの導きで不安はなかった。

    それなのに…

    何故今日はこんなに寒いのだろう

    ああ、そうか。彼の、アーサーの過剰ともいえる反応にどこか癒されていたのだ

    あの時、アーサーはいつのまにか私に惹かれていたのかとと驚いていたけど

    寂しさを抱いてくれていたようだったけど

    私も思った以上にアーサーに心を許していたのだろう。

    オルフェがすぐ隣にいてくれるというのに、なんだか今日はとても寒い

  • 21二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 19:54:01

    お労しい

  • 22124/07/20(土) 19:55:53

    イングリットが寄ってくる柴犬に癒されつつも

    目をそらすアーサーに曇らされるまで

    あと10分

     

  • 23124/07/20(土) 20:07:38

    今回の「リターン・オブ・イシュタリア」で名高い英雄と言えば

    核ミサイル迎撃作戦において全権を委ねられ指揮を執ったアーサー・トライン

    迎撃を逃れた最後の核ミサイルを決死の働きで阻止したシン・アスカ

    そして、いつものアスラン・ザラであった


    それぞれの人気は

    アーサー 93+ dice1d10=6 (6)

    シン dice1d100=16 (16)  + dice1d10=2 (2)

    アスラン108 + dice1d10=5 (5)

  • 24二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 20:09:14

    >>18

    さらっとお労しいポイントが加算されとる…!

    (今回はオルイン√だけど、アサイン√だった場合、ここも難関ポイントになったんだろうか……)


    そしてシンの人気しょっぺえ……(まあ今まで目立ってなかったからこれからやろ

  • 25124/07/20(土) 20:21:10

    あくまでも舞台が地球だったこともあってプラントではさほど盛り上がってはいなかったが

    それでも地球上での活躍をアーサーに任せる程度にはアーサーの人気は上がった。

    そしていつものようにヒロイックに部下のしりぬぐいをしたアスランの人気は高まった。

    シンは広報部の推しの割に人気はいまいちであったが「アスランの部下」として多少の知名度は得た。

    なにより敵国になったオーブ出身の英雄の出現でオーブからの移民者の立場が改善されたと聞いて

    シンは満面の笑みを浮かべた

    移民ゆえの弱みによって評価されることの少かったシンにとって

    赤服受領と並んで、同郷者たちの助けになれたことは誇りとなったのである

  • 26124/07/20(土) 20:33:51

    そして、作戦後の英雄たちへの周囲の反応だが…

    ケース1  

    シン・アスカさんの場合

    まずは百裂張り手

    ルナマリア「バカバカバカバカ!死んだかと思ったじゃないのよ!」

    シン「ルナ…」

    シンはここまで心配してくれて事といままでの付き合いからルナマリアのことを家族のように感じるようになりました

    存在を肯定してくれる相手として以前よりされに依存しがちになります。

    無茶をするシンが心配で心配でいつもシンのことを考えるようになるルナマリア

    面倒を見られることでシンが柴犬で懐くのでルナマリアからの恋愛度が上がる

    そんなルナマリアを守るために頑張ろうと無茶をするシン

    そしてそんなシンを見てカッコいいと思いつつも心配なルナマリア

    そんなルナマリアを見て「俺、必要とされてる!」とルナマリアへの好感度を上げるシン

    恋愛度好感度無限上昇機関の完成であった。

    ルナマリアの恋愛度 24+ dice1d10=10 (10)

    シンの好感度 70 + dice1d10=2 (2)

  • 27124/07/20(土) 20:48:18

    グーパン

    アスラン「この馬鹿野郎!」

    アスラン「無茶をして命を粗末にするんじゃない!ルナマリアを泣かせるな!」

    カガリ、キラ、ラクスに聞かれたらどんな反応があるか気になるところですが

    シンには「心配してくれている」というのが伝わりました。

    まぁ、原作での地球降下の際の救出が立場を逆転して行われたようなものですし

    シンにオーブへの憎しみがないこともあって良好な上下関係が築かれます

    シンからの好感度 40+ dice1d10=1 (1)

  • 28124/07/20(土) 20:55:12

    ごめんなさい、投下途中ですが社電が来たので本日の投下は終了です。
    また、午前中に明日の予定をお知らせします
    お付き合いいただきありがとうございました。

  • 29二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 20:58:27

    社電ってプライベートに来るのか

  • 30二次元好きの匿名さん24/07/20(土) 21:17:10

    おお、スレ主ドンマイ……
    シン、アスランとも良好な関係を築けててよかったね。(現在、上との関係がぼこぼこの副長から目をそらしつつ)

  • 31二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 06:33:04

    スレ主ドンマイの保守

  • 32二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 14:32:17

    ちょい心持ち早めの保守、お仕事ガンバだスレ主

  • 33二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 14:36:32

    保守とコメントありがとうございます。

    前スレ188

    アーサーも色々と気付きつつあります。反逆する理由も

    前スレ199

    前スレ200

    >>11

    >>21

    初期の司令タイムの3人の組み合わせからアーサーとオルフェを入れ替えたらただの陰謀会議になってしまいました

    >>24

    まぁ、イングリットをアーサーと番わせてもアウラ的にメリットありませんし

    そして、シンはある意味理想的なポジショニングになりました。

    >>29 >>31

    中小企業なんで、事務所の電話の転送設定ありの社用スマホがあるんですよ

    休みでも本社からの指示は来ることもあるんです。

    >>30

    ミネルバ内部の結束は固くなりました。ええ、ミネルバ内部は。


    本日の投下は18時からを予定しています。

    よろしくお願いいたします。

  • 34124/07/21(日) 18:05:42

    投下を再開いたします。
    よろしくお願いいたします。

  • 35124/07/21(日) 18:08:05

    我ら後方見守り隊


    「聞いたぜーこのー。すっげー活躍だったんだって?」

    整備員

    「いやーほんとよくやってくれたー」

    「いや、あの、インパルス大破というかほぼ全損でごめんなさい」

    「いいんだよ、インパルスはお前を生きて連れ帰ってくれた。それだけで整備士冥利に尽きるってものさ」

    「胸を張れよ、英雄だろう、一応」

    整備員たち

    「よくやったな」「お疲れさん」「すげーなおい」

    「(正直無茶やって機体ぶっ壊したと聞いたときは腹が立ったけど)」

    「(本国の奴ら、移民だからって、こいつの働きをろくに認めやしねーっていうじゃねぇか)」

    「(俺、メールで同期に教えてやったら、プロパガンダ乙って返された)」

    「(俺も。家族にそれよりザラ隊長のこと教えろってさ)」

    「(そんなにコケにされてるのにこいつは気にもしねー)」

    「(だったら、俺たちだけでも認めて盛り立ててやらねーとな)」

    「(応!こいつは俺たちのエースだ!)」


    アーケードゲームとあにまんの一部ではおなじみのミネルバ後方見守り隊の誕生であった。


    シンへの好感度

    ヴィーノ40+  dice1d10=2 (2)

    ヨウラン130+  dice1d10=10 (10)

    ミネルバの整備クルー32+  dice1d10=1 (1)

    ミネルバの整備以外のクルー58+  dice1d10=4 (4)

  • 36124/07/21(日) 18:20:51

    「お前はこの国の人々を守った。生きているということはそれだけで価値がある。明日があるということだからだ」

    「だからこそ、お前も自分の今日を大切にするんだ。明日へ繋ぐ為に」

    「あの場面を切り抜けられたのは間違いなくあなたのおかげよ。でも、自分も大切になさい」

    イザーク「そういうところはアスランの真似をせんでいいのだ、貴様は!」

    ディアッカ「まぁまぁ、こいつの働きはグゥレイトォだったとは思うさ、そこは褒めとこうぜ、そこは」

    シホ「ええ、褒めるべきは褒め、𠮟るべきは叱りませんと!」

    「(辛そうに目を背ける)」

     

    「ありがとうよ、俺たちの国を守ってくれて」

    「(たとえ、イングリットの仕込みがあったとしてもお前はよくやったよ)」

    「ホント、ありがと」

    「(私に言わないで直接言ってやんなさいよ…言えるわけないか…)」

  • 37124/07/21(日) 18:22:57

    ケース2  


    アーサー・トラインさんの場合


    (シンとの対話でイングリットがクロであるとの疑いが濃厚になり)

    「(イングリットさんはクロかなぁ、ブラックナイツだけに!)」

    と現実逃避しつつ、イングリットからのシンへの影響を減らすためにルナマリアやジュール隊と休みが重複するように調整を入れていく

    シンを守るために面倒を見たのでシンの良い点にも気づき、好感度20+  dice1d10=3 (3)

  • 38二次元好きの匿名さん24/07/21(日) 18:39:29

    このレスは削除されています

  • 39124/07/21(日) 18:41:03

    「アーサーさん、凄いです。頑張りましたね」

    と多忙の中メッセージが届く。

    ※なお、アスランには偽装カップルとして甘ーい内容の動画だは互いにマスコミ対策と割り切ったものだった


    タリア「…アーサー、あの人と話をした?」

    アーサー「いえ」

    タリア「…そう。私はあの人の風除けのために本国に召還されるわ。その間ミネルバのことは任せたわよ」

    アーサー「えーっ!」

    タリア「任せたわよ、艦長代行さん。…それから、ウィリアムのこと、ありがとう」

    アーサー「は?」

    タリア「私が忙しさにかまけてほったらかしていた時も色々気を配ってくれていたんでしょ」

    タリア「あの子からの手紙にあったわ」

    アーサー「いえ、自分が力不足であったために艦長には余計な手間を撮らせてしまっていましたので」

    タリア「そう…じゃあ、そういうことにしておくわ。じゃあ、任せたわよ。細かいことはウィラード司令に聞けという事だったわ」

    アーサー「了解いたしました!(あの人かぁーいや、議長やイングリットさんより今はマシだけどさ)」


    アーサーに対してはタリアが信頼度向上します

    アーサーへの好感度44+  dice1d10=4 (4)

  • 40124/07/21(日) 18:47:07

    (※この人は実は既出で最初のスレでアーサーにタリアの疑惑を伝えて怒らせた人です)

    「久しぶりだねぇ、トライン君」

    「これは、ウィラード司令!ご無沙汰しております」

    ウィラード「構わんよ、君も多忙の身だ…どうやら骨身にしみたようだな。ミネルバの副長であるということの意味が」

    アーサー「は……!」

    ウィラード「何も言わんでいい。語らんでいい。知ることが幸せや安全を意味するものばかりではないことも分かっただろう?」

    ウィラード「軍人ならばグッとこらえて飲み込むべき時がある。今の君の立場はそういうものだ」

    アーサー「…ご指導はありがたく。それで(訳アリの厄介者になった)自分にどのようなご用件でしょうか」

    ウィラード「ああ、今回の件でミネルバが旗艦機能も含めた全力を発揮するには人手が足りていないということがわかったのでね」

    ウィラード「ブリッジクルーに補充1名だよ。ウィンザー君、挨拶を」

    「アビー・ウィンザーです。明日付でミネルバに配属されますのでご挨拶に参りました。以後よろしくお願いいたします」

  • 41124/07/21(日) 18:51:29

    「…成程。いえ、司令部の心遣いに感謝いたします。よろしく、ウィンザー君」

    「アビーと呼んでください。他のクルーやお客人にもそのように接してらっしゃると伺っています」

    「…よろしく、アビー。それでミネルバに何をさせるおつもりで?(二本目の首輪か、今度は議長じゃなくて軍司令部、情報部かな?みたいだけど)」

    「ミネルバにはスエズ攻略の環境づくりのために派手に暴れまわって欲しいのだ、トライン艦長代行」

    「え…つまり、グラディス艦長不在の中で連合軍の目を引き付ける囮になれというのですか!」

  • 42124/07/21(日) 18:54:10

    「フ…察しが良くなったね、トライン君。今の君にとっては不幸なことのようだが」

    「だがそれもこれも君の舌が招いたことだよ。口は災いの元だ」

    「連合では『人類という種族の最低限の尊厳』というワードが物議を呼んでいるようですわ。特に反戦派の方々が好んで使われているそうです」

    「あ…それは…」

  • 43124/07/21(日) 18:56:32

    「【尊厳】を守るために頑張って生き延びることだ。行く先がどこであれアラスカやヤキンドゥーエよりはマシだろうさ」

    アーサーは敬礼してウィラードが立ち去るのを見送るしかなかった。

    「アビー、さっそく死地に付き合わせることになるがよろしく頼むよ」

    「黒海周辺や世界情勢など必要な情報があれば共有してほしい、ミネルバと共に生き延びるために」

    「はい、わかりました(意外に直接的な物言いなのね)」


    アビーからの好感度 dice1d100=19 (19) 

  • 44124/07/21(日) 19:56:54

    ごめんなさい、
    ちょっと次のケース3アスラン・ザラさんの場合の内容に無理がありましてので練り直します。
    本日の投下はここまでとさせてください。
    お付き合いいただきありがとうございました。

  • 45二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:07:16

  • 46二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 05:58:41

    待ってます

  • 47二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 11:58:29

    ちょっと早いですが保守

  • 48二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:28:05

    >>43

    アビーちゃん登場

    アーサーへの好感度はしょっぱいけど彼の胃のためにはこんなもんでいいか

  • 4924/07/22(月) 17:16:29

    本日の投下は21時からの予定です。
    よろしくお願いいたします。

  • 50二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 19:15:57

    保守

  • 51124/07/22(月) 21:09:47

    投下を再開いたします。

    よろしくお願いいたします。



    >>45

    >>46

    >>47

    >>48

    >>50

    コメントと保守ありがとうございます。

  • 52124/07/22(月) 21:13:52

    ケース3  


    アスラン・ザラさんの場合


    議長執務室

    オルフェに先導されてタリアと共に入室

    「やぁ、よく来てくれたね、タリア、それにアスラン」

     

    「「いえ」」

    「(これは…)」

    苦笑いするオルフェ。

    デュランダルの支持基盤はこの二人あってのものなのにその二人に不信と不満を抱かせている。

    「(これは、誼を通じろというのは私にもフォローをしてほしいということかな)」

    「(まぁ、いずれ姫を奪うために研究していた相手だ。転がして見せよう、アスラン・ザラ)」

  • 53124/07/22(月) 21:22:07

    「まずはアスラン、君に頼みたいのだがね。アークエンジェルと接触してほしい」

    「実は以前からコンタウト自体は受けてはいたんだ、ただ、ファウンデーション救援が急務だったからね」

    「無理を言って先延ばしにさせていたんだ。黙っていてすまないね」

    「いえ、状況が状況でした。致し方ない事と理解いたします」

    「(理解はするが納得はしてない、と)」

  • 54124/07/22(月) 21:36:53

    「ファウンデーション王国救援は君の力もあって成功したし、なにより核の使用の件もある」

    「世界が色々と影響を受けているし、彼らの我慢も限界だろうからね」

    「なんとか拗らせないようにしてほしいんだ」

    「加えて私とタリアも本国に呼び戻される。事情を知っている私たちがここにいる間に安定した交渉の窓口を築きたい」

    「逆を言うと今を逃したら次はいつ話し合う機会が取れるか先行きが不透明だ」

    「彼らは世界に大きな影響力を持っている。なにしろあの三隻同盟の中核たちだからね」

    「なんとか良い関係でありたいものだよ」

  • 55124/07/22(月) 22:32:36

    「わかりました。具体的な方法の指定などはありますでしょうか」

    ※議長に不信感はあるが、キラとカガリのことが心配でとりあえず棚上げにしたアスラン。


    「たしか地中海の海岸でのコンタクトの予定だよ」

    「明日付で情報部からミネルバに転属する人材がいてね、彼女がアークエンジェルとの接触の段取りをつけてくれている」

    「今、アーサーの所に挨拶に行っているはずだから、合流して確認してくれたまえ」


    ※このスレではアビーさんに情報部所属という独自設定が生えております。

     原作のアビーさんファンの皆様ごめんなさい。

     でも、情報部員として放り込むのに一番いいポジションのキャラなので

  • 56124/07/22(月) 23:06:33

    体調不良により今日の投下はここまでにさせてください。
    すみません

  • 57二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 05:49:16

    おつ

  • 58二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 06:01:27

    投下乙です。
    アーサーという立派な緩衝材がいなくなったから代わりをさせられるオルフェ君かわいそ

    最近体調崩しやすい気候だから、スレ主もご自愛ください。

  • 59二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 10:23:17

    投下乙です
    いなくなってから分かるアーサー(死んでない)
    の光属性や癒しや人間関係の緩衝材としての凄さが改めて分かったような気がしたね
    やっぱり議長はアーサーに突きつけられた言葉をもっと深く受け止めた方が良いかも
    自分の思うように彼に闇に堕ちろして動かしたせいでイングリットやタリアやアスランが離反フラグを着々と付けてるような気がするから

  • 6024/07/23(火) 13:21:37

    本日20時から投下再開予定でしたが、書きだめしたファイルが文字化けしたため復元と修正とで時間をとられそうです
    ごめんなさい。

  • 61二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 13:22:28

    >>60

    ど、ドンマイです…

  • 62二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 15:09:42

    >>60

    それでもとめげずに投下を頑張ろうとするスレ主には敬意を捧げたい

    無理そうな時は休んで欲しいですけれど

  • 63前スレ19824/07/23(火) 16:55:28

    >>60

    ええんやで、わしらはいつでも待てるから

  • 64124/07/23(火) 20:40:16

    コメントありがとうございます。

    投下を再開いたします。

    文書だけで画像準備はまだですのでゆっくりになりますが、よろしくお願いいたします。


    >>57

    >>58

    ありがとうございます。オルフェもメンタルダメージをだましだまししながら職務に励んでいます。

    イングリットに甘えれば楽に慣れるのにねぇ

    >>59

    議長も失恋の上にディスティニープランが実現困難なので辛いのです

    >>61

    >>62

    >>63

    ありがとうございます。

    とりあえず今回分は復旧できました。

    (珍しく書き溜めが溜まってるときに限ってこれでしたので時間かかりましたが)

    スレ建て用の一式とか次回予告とか次回作案とかはまだですが。

  • 65124/07/23(火) 20:45:56

    議長執務室

    「大丈夫?大分のことを疑っているようだけど、アスラン」

    「まぁ、私もどこまで信じればいいのか、図りかねているんですけど」

    「大丈夫だよ、タリア。アスランもアークエンジェルの面々を説得すれば動きようがなくなる」

    ※不安そうにタリアを見て

    「ア―クエンジェルの面々を説得ですか?姫の件もあって私や父上、それに陛下への心証はよろしくないと考えますが、どのように説得される御積りですか?」

  • 66124/07/23(火) 20:53:59

    「別に奇をてらうつもりはない。ロゴスのことを知らせて、ロゴスからプラント、そして世界を守るためにやったことだと告げる。」

    「無論私のやったことはミーア君をラクス嬢の影武者にしたてた事を始めとして彼らにとって許しがたい事も多かろうがね」

    「だからこそ、責任はとる」

    「責任?」

    「ロゴス討伐さえ成ったなら、私は引退する。元のしがない遺伝学研究者に戻るさ」

    「決して権力の座にしがみついたりはしないのよ。これはアウラ陛下も同意見だ。退位をお考えだよ」

  • 67124/07/23(火) 20:59:37

    「待ってください!それって、厄介ごとを私や姫君、それにアスハ代表に丸投げして陛下と父上は悠々自適の引退生活に入られるという事ですか!?」

    「せめて、やった事の後始末はして…」

    「オルフェ、未来を担う若者がそんな弱気でどうするんだい」

    「イングリットから色々と話を聞いております。父上、あなたはちょっといきあたりばったりすぎませんか!」

  • 68124/07/23(火) 21:04:05

    「イングリットから聞いた?ああ、アーサーとの事か(すっとぼけ)」

    「あれでアーサーはお人好しで大人だからイングリットに手は出さなかったよ。イングリットも君一筋で…」

    「そちらじゃ、ありません!イングリットはアーサー・トラインと二人で御父上のしでかしたことの後始末を…」

    「あ、そっちか」

    「そっちかじゃありません!」


    なお、こういいつつもオルフェはイングリットとアーサーの仲を…

    dice1d2=1 (1)

    1. ちょっとイングリットの心が揺れたことを気にしている

    2. うるさい、そんなことより残業回避だ

  • 69二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 21:10:31

    このレスは削除されています

  • 70124/07/23(火) 21:12:17

    「大丈夫、アーサーはお人よしだから君とイングリットが頼めば後始末に付き合ってサービス残業してくれるよ」

    「そうかもしれませんがイングリットとは一緒に仕事をさせたくありませんよ、さすがに!

    (でも、仕事が回らなくなったらプラントからアーサーをもらい受けよう)」

    「(やっぱり私に何かあった時のウィリアムの後見人にはこの二人じゃなくてアーサーに頼みましょう)」


    ロゴスという大敵を見据えながら、彼らは未来を見据えていた。多分。

  • 71124/07/23(火) 21:35:21

    イシュタリア

    高級ホテル

    レストラン個室

    「で、議長から聞きたいことを聞いたら残って欲しそうだったタオ宰相と険悪な雰囲気の議長と艦長を残してさっさと退出して副長に合流したと?」

    「うん、私と合流した後もアビーから聞きたいことを聞き出したらホーク姉妹主催の歓迎会があるって有無を言わさず私たちから隔離したよ」

    「ウチのシホにまで根回ししてきたのはすごかったな。お前もそんな気遣いとか機微に通じた振るまいとかやればできるんだよなぁ」

    「一応味方とはいえ誰の差し金で送り込まれたかわからない情報部員をフリーで動き回らせるわけにはいかなかったからな」

    「この場で話すことを知られたくないんだ、できるならば議長にもウィンザー君の後ろにいる誰かにも」

  • 72124/07/23(火) 21:43:23

    「(成程、情報工作の一環と想定して動いたから物凄く手際が良かったんだ。さすがというか何というか難儀な子だなぁ、アスランも)」

    「(…とはいえ、ファウンデーション、そして議長の目と耳は塞げないだろうけど)」

    「ホーク姉妹を動かしたということはシンやヨウランたちも巻き込まれるだろうから、祝勝会も兼ねて派手にやっていいと伝えたよ」

    「艦の交際費から出すから梁収書は取ってきてもらうことにした」

    「艦長お不在におけるミネルバの作戦行動についてのザフトとしての調整と話し合いであるとも伝えたので邪魔も入らないよ、一応はね」

    「完璧である必要などないさ(議長相手でも牽制ぐらいにはなる、とアーサーにアイコンタクト)」

    「イザークがいないからシンが寂しがるな…で、本当のところどうなんだよ、副長さん。あの尊厳の戦いでのアンタの真意は?」

     

    「そうだぞ!貴様。事前に言っていたことと真逆のことほざきおって。普段なら二枚舌の巧言令色の徒とみなすところだぞ!」

  • 73124/07/23(火) 21:52:44

    「アスランから気になることを聞きましたのでね。それでこの場をセッティングしたんだが…事情を伺っても?」

    「そうか…ありがとう。話を聞いてくれて。そして、すまない。私がうかつだった」

    「うかつ?」

    「多分私はイングリットさ…トラドール秘書官とその背後にいる議長に操られていたんだ」

    「あの御前会議の直前にも私は艦長に撤退を進言したんだよ」

    「艦長は理解してくれたみたいだったんだけど、ただ『あの人は負ける賭けはしないのよ』とだけ返されて話が終わったんだ」

    「納得がいかないまま御前会議に参加したんだけど、突然議長から話を振られて困惑しながら視線をそらしたらトラドール秘書官と目が合って、」

    「そしたら、あんなリスクの大きな作戦を開陳していたんだ。直前まで撤退を進言するつもりでいたのに」

  • 74124/07/23(火) 22:06:54

    「ええ。貴方は議長からの無茶ぶりに嬉々として応じているように見えました」

    「そうだな、何を無責任にほざくのか!議長の腰腰巾着がと思ったほどだ」

    「おい、イザーク!」

    「いやぁ、いいんですよ、エルスマン副官。実際、当人でもなければ私もそう思ったでしょうし」

    「でも、本当なんです。それに、最初私は何らかの暗示薬物を使用されたかと思っていました…シンの話を聞くまでは」

  • 75124/07/23(火) 22:07:53

    「「「シンの!?」」」

    「ええ、あの後シンと話したんです。そして何故お互い無茶をしたかの話になって…」


    回想

    「俺もイングリットさんがお辛そうだったんで励まそうと目を合わせてお話したらやる気が出てきて!」

    「それで、今回やりすぎちゃったんです。でも、自分のことながら単純すぎて笑えてきますね!」

  • 76124/07/23(火) 22:08:47

    「そしたら、シンもトラドール秘書官の目を見て話をした後で急に気持ちが切り換えられていたんです」

    「私も御前会議の場だけでなく、そもそも核ミサイル迎撃計画立案した時も、迎撃作戦の直前も彼女と目を合わせた途端に…」

    「ハニトラという意味で誑かされたのでも薬物を使われたのでもなく得体のしれない何かが彼女にはあるとしか…」

    「信じてはもらえないでしょうね。ここ以外でこんなことを話してもトラドール秘書官を誣告しようとしているとしか思われないでしょう」

    「でも、本当なんです!」

  • 77124/07/23(火) 22:12:34

    「いえ、信じますよ、副長。あの御前会議の場で貴方の瞳が急に赤みがかっていたんです」

    「そして議長特使を返上したばかりなのに議長の軍権の代行者なる怪しげな称号と権限を渡されて嬉々としている、

    「そんな風に見えました。明らかにあの時の貴方は普通ではなかった」

    「そして、思い出しました。オーブでタオ宰相がラクスに求婚した時にアウラ陛下が語った、アコードという存在のことを」

    【CP注意?】これは胃痛枠の二人がpart3|あにまん掲示板デュランダル議長が運命開始時点でミネルバとファウンデーションを競わせている世界でその結果生じる事態の収拾と後始末、関係各所へのお詫び、艦と国の運営に関わる様々な雑務を協力して担当するスレ(実質4スレ目…bbs.animanch.com

    「あ!」

    「アコード?なんだそれは?」

  • 78124/07/23(火) 22:29:21

    「【人類の調停者として世界を導く存在】だそうだ。ただ、その時のアウラ陛下の物言いからして、ラクスがその要でその声と歌もアコードの力に関係していると思われる」

    「それが精神に干渉できるという意味であるならば、トラドール秘書官にもそれが使える可能性はある」

    「副長だけでなく、シンにもそのようなことがあったというのなら疑いはさらに深まるな」

    「マジかよ!?」(「それ真面目に言ってる?』と『そんな存在がいんのかよ』の二重の意味で

  • 79124/07/23(火) 22:30:23

    「マジだ! だからこそラクスは表舞台に戻ることを躊躁したし、ミーアの存在もあって隠棲している」

    「ミーア?誰だ、それは? それにラクス嬢が隠棲だとぉ!?」

    「ミーアは議長が用意したラクスの影武者だ。俺と偽装カップルをしている」

    「あーだから、ラクス様あんなんなってる訳ね。今更お前と仲睦まじくしてるんでキラはどうしたと思ってたがそうか、そういうことか」

  • 80二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 22:37:14

    このレスは削除されています

  • 81二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 22:38:24

    このレスは削除されています

  • 82124/07/23(火) 22:39:09

    「せっかく議長のお墨付きでアークエンジェルと接触できるんだ。ラクスにもアコードの力がなんなのか解明できたのか聞いてみよう」

    「それなんだがな、アスラン。俺も連れていってくれないか」

    「お前ならアークエンジェルの皆と面識があるし大丈夫?だと思うが、どうしたんだディアッカ?」

    「その、ミリィとな」

  • 83124/07/23(火) 22:40:02

    「全く、どいつこいつも色ボケしおって…頼めるかアスラン。事情説明には複数の視点がある方がよかろう。特にアーサーとシンの件もあるしな」

    「(こいつとシホを二人っきりにするためにも頼むよ)」※ひそひそ話

    「(あー、シンが邪魔になりそうだね。ホーク姉妹にシンをそれとなく引きはがすように頼んでおくよ)」※同じくひそひそ話

  • 84124/07/23(火) 22:42:05

    「トラドール秘書官たちの能力に操られた件だけじゃあない、他にも腑に落ちない点があるんだ」

    「イシュタリアに向けて放たれたミサイルは何故12本だったんだろうか? 否、そうじゃない何故最初は11本だんたんだろうか?」

    「ミサイルを撃ち込?むんだ。セオリーとして我々防御側の対処能力を超える物量をぶつけることが正しい」

    「そりゃあな、飽和攻撃が常道だわな。特に今回みたいに1発でも落ちればいい場合はフェイク含めてあれこれと叩き込むはずだ」

  • 85124/07/23(火) 23:11:09

    「実際12本一気に撃ちこまれていたら1本は見過ごさざるを得なかったかもしれない」

    「正確にはタンホイザーの射線をずらす事で2本以上を巻き込むことも選択肢に入れざるを得なかっただろう」

    「場合によっては核によって地上にもたらされる被害とタンホイザーによって地上にもたらされる被害を天秤にかける必要もあったはずだ」

    「だが、敵は1発温存した。何故だ?こちらの打つ手を見てその穴を突くため? それは後付けの理由だろう」

    「だったら最初から第1波は様子見に数発撃ち込んだ後で一番手薄な所に残り全てを叩きこめばよかったはずだ」

    「たった1発残してもこちらの対処がしやすくなっただけだ。実際にシンが対処したわけだしね」

  • 86124/07/23(火) 23:23:12

    「…成程議長たちは色々と隠し事をしているだけじゃなく、色々と人知れず後ろ暗い事にも手を出しているかもしれないな」

    「アコードの能力と同じく憶測に基づく陰謀論の域を出ないけどね」

    「その陰謀の下でミネルバは何をしてくことになります?」

    「うん、議長が議会やマスコミ対策の為の風よけとしてグラディス艦長を連れていきらしいから、僕が艦長代行になって地中海で派手に暴れることになるらしいよ」

    「アスランに加えて、僕にシンと売り出し中の英雄が乗ってるから広報も張り切って仕事する気らしいし」

  • 87124/07/23(火) 23:27:26

    「うわぁ」(マスコミ対応、特にミーアとコンビを組まされるものを思い起こしてしまった)

    「フハハハハハ、ご愁傷さまという奴だな、アスラン」

    「それにしても議長は今度こそは本国に帰る気のようで何よりだ。俺たちもようやく月に帰れる」

    「それで、いつお帰りになるんだ?護衛の俺たちもまだ聞いていなんだが」

  • 88124/07/23(火) 23:28:47

    「ミネルバはスエズ攻略の環境づくりの為に黒海から地中海にかけて転戦する予定だ」

    「なので、戦力を落とすことは望ましくないとなってね」

    「シンのインパルスもマーレが駄々こねて取り寄せようとしていた2号機が回されてくるようだ」


    「クソが!」

    またしてもシンに機体を持って行かれて逆恨みを募らせるマーレさん


    「なので、ミネルバ搭載MSは「リターン・オブ・イシュタリア」作戦時と変わらず9機体制を保つことになった」

  • 89124/07/23(火) 23:32:25

    「…一応聞くけどアスラン、シン、レイ、ルナマリアの4機の他の5機はどこから?」

    「うん、だから議長はミネルバにジュール隊やブラックナイツを乗せたまま囮として活用する腹なんだ」

     

    「ハァーァァッ!? 俺たちがこの先もミネルバに乗り続けるだと!聞いてないぞ、そんなこと!だいたい議長の護衛はどうなる?」

  • 90124/07/23(火) 23:33:36

    「あー、今回の核ミサイル迎撃の件でプラントが議長を連れ戻すために別口のFAITHを迎えによこすらしいんだ。なので、護衛は彼らが」

    「で、ジュール隊はこのままミネルバに転属になって、ボルテールもローラン隊に配属変更になるそうだよ…あーご愁傷様?」

     

    「おのれおのれおのれおのれおのれっ!もういい、わかった!今日は…飲むぞ!」

  • 91124/07/23(火) 23:34:48

    「飲むか!」

    「い、イザーク、大丈夫か?」

     

    「うるさいうるさいうるさいうるさいっ!これが飲まずにいられるか!貴様たちも付き合え、アスラン、アーサー!」

    その夜はオールナイトで飲み明かしました



    余談

    ジュール隊地球残留との報を聞いた時の月光のワルキューレさん

    ※15連勤目です

    小競り合いばかりと議長は言っていたが地球軍の物量は凄まじいので

    優位ではあるが気は抜けず、疲労も溜まるのだ。

  • 92124/07/23(火) 23:37:04

    本日の投下はここまでです。
    次回に備えてアークエンジェルの面々とアスランの会話を復元いたします。
    お付き合いいただきありがとうございました。

  • 93二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 23:40:48

    乙でした
    アビーさんの立ち位置が情報部になったのはびっくりしましたがアーサーやアスラン達がこうやって内緒話をする展開には膝を打ちました
    しかしアコードには読心能力がある……どうなることやら

    続きが楽しみですが、どうかご無理のない範囲で……!

  • 94二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 10:25:45

    無理なさらないで下さい…保守

  • 95二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 13:05:48

    お疲れ様です
    解凍作業がスムーズに行く事を願う
    休みたい時は遠慮なく休んで欲しい

  • 9624/07/24(水) 19:22:31

    ごめんなさい。
    本日の投下は出来ません。

  • 97二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 20:48:38

    乙です

  • 98二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 20:51:30

    了解、お大事に

  • 9924/07/24(水) 23:04:52

    本日はすみませんでした。
    次回でアークエンジェルと接触するのでそのシーンをいじっていたのですが
    冗長になったのでアクセルを踏む事にいたしました。

    その結果初期(胃痛スレに改名したころ)に考えていた結末には絶対にたどり着かない事が確定いたしましたので
    今日の投下お休みのお詫びも含めまして没エンディング供養をさせていただきたく存じます

  • 10024/07/24(水) 23:15:12

    文字化けからサルベージされた没エンディング

    アーサーの戦後(2スレ目立てたころの予想。結末3択ダイス予定)

    デュランダル、タリア、レイ、アウラ、オルフェは死去し、イングリットは結局オルフェへの報われぬ愛を選んで去り、アーサーは一人残された


    1.FAITHを含め大戦中に得た全ての栄典を剝奪。黒服として原隊復帰(なお原隊であるミネルバは爆沈)

    アーサー自身も戦時中の立ち位置には違和感があった為むしろ納得し、自らの保身は意に介さず、全力でミネルバ隊の名誉を守った。

    そのためシンやルナマリアを始めとするミネルバ隊への栄典はそのままとされた(シンはFAITHについては自発的に資格返上)

    死亡したタリアとレイについても生前の栄典は剥奪されず、戦没者名簿に名を残された。

    議長を引き継いだラメントやジャンガンナート国防委員長、ジュール情報局長もアーサーの出処進退の潔さには敬意を抱いたという。

    裁判後コンパスに志願しミレニアム副艦長に任命される。そこにはシンを始めとするミネルバのクルーたち

    そして総裁秘書となったイングリットの姿があった…

    「トラドール…さん?」

    「また…イングリットと呼んでくれませんか」

    ※(考えた後これ0083!となった。いや、コウよりはるかに救いがあるけど)

  • 10124/07/24(水) 23:17:54

    2.軍籍剥奪


    世界を混乱に陥れたデュランダル議長の罪は許されるものではなかった

    悪目立ちしたがゆえに、アーサーはデュランダルの右腕という名目と多くのデュランダル派の人々の罪を押し付けらてしまう。

    ザフト、そしてプラントからも追放されたアーサーは地球に降り立った。

    出迎える人影…

    一年後ファウンデーション王国女王イングリット・トラドール・ハイバルを補佐するアーサーの姿があった。そしてミネルバ隊の皆も



    3.死刑


    世界を混乱に陥れたデュランダル議長の罪は許されるものではなかった

    悪目立ちしたがゆえに、アーサーはデュランダルの右腕という名目と多くのデュランダル派の人々の罪を押し付けらてしまう。

    世界の敵として処刑された…と思ったら死んでないよ僕!?

    ブラックナイツが助けに来たぜ!ファウンデーション王国がユーラシアに再併合されたんで宇宙で亡命政権?

    あ、これなんかジャンク屋の所にあったミネルバな!

    クルーもいるぜ!?

    さぁ海賊女王イングリットの下で国盗りだ!!



    とまぁ、アサインルートでもイングリットは結局オルフェの生前は諦めきれず、傷心をアーサーで癒して再出発、関係再構築という予定でした。

  • 102二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 09:08:52

    ダイス神の導きには誰も勝てないのです…保守

  • 103二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 10:47:29

    没エンド公開たすかる~。
    こういう「選ばれなかった未来」について思いを馳せるのも楽しいのだ。

    逆に言うと今スレ主が頑張って今の展開からたどり着くであろう結末を練り練りしているのかと思うと頭が下がるぜ……

  • 104二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 10:58:48

    地味にそのメンツは死亡固定なのか

  • 105二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 12:24:29

    お疲れ様です 
    投下お休みのお詫びはご自愛してくれた結果なので良いのですが
    サルベージされた没エンド
    いずれも共通してるのはアーサーが大人として出来る事をしっかりやってるから
    最後に助けに来てくれたのかな
    本編がどんな結末になるか見届けたいですね

  • 10624/07/25(木) 17:47:12

    コメントありがとうございます。

    ご心配をおかけいたしました。

    >>93

    原作でもレイとタリアを信じている議長が手をまわしたからでしょうけどルナマリアにちょっと型落ちとはいえ高性能機預けるとか軍司令部としては頭痛の種だったんじゃあないかと。

    メイリンノ交代要員のアビーさんはタイミングと言い、立ち位置といい情報部のエージェントとしてうってつけですので。

    まぁ、実際はもっと目立たない平凡そうな人がそういう任務を担っていたんでしょうけど

    >>94

    >>95

    >>97

    >>98

    >>102

    ですよね。アークエンジェルでも分岐2択を用意してますが、今夜そこまでたどり着けるか…

    >>103

    楽しんでやってることですので、読んでいただいてありがとうございます。

    >>104

    ディスティニープランを強行する流れでした。

    ザフト側がほぼ原作通りでファウンデーションがアウラ、オルフェが議長に殉ずるという想定でしたね

    >>105

    いただいたコメントにもありましたが、アーサーさんは見送る人でした。

    タリアも、レイも、イングリットも没エンディングでは見送っています。


    本日は19時から投下予定ですよろしくお願いいたします。

  • 10724/07/25(木) 18:53:20

    本日の投下時間を20時からに変更いたします。
    申し訳ございません

  • 108124/07/25(木) 20:06:34

    投下を再開いたします。

    よろしくお願いいたします。


    地中海

    海底

    アークエンジェル艦橋

    「アスラン・ザラ以下2名乗艦許可願います」

    「乗艦を許可します…それにしてもあなたまで来るとは思ってはなかったわ。お久しぶりね、ディアッカさん」

    「お久しぶりです、ラミアス艦長」※オペレーター席のミリアリアに手を振りながら

    知らんぷり

  • 109124/07/25(木) 20:21:35

    「よく戻ってくれたな、アスラン。早速だが情報共有しよう」

    「知らせないといけない事、知りたいことが沢山あるんだ」

    「カガリ…」

    「私の結婚式のこととか、お前とミーアの熱愛報道についても含めて」

    「か、カガリィっ!」


    斯々然々と情報共有しました。

  • 110124/07/25(木) 20:28:34

    「オーブはそんな風になっていたのか…なぁ、アスラン、そのセイランって一族、ロゴスと…」

    「ああ、メイリンに調べて貰ったんだがどこまで深くかは分からないがセイラン家はロゴスと繋がっている」

    「それにザフト情報部にブルーコスモスの盟主ロード・ジブリールとのつながりを掴まれている」

    ※端末にジブリールとセイラン父子が会談している画像を出す。

    「ロード・ジブリールって情報部の調べだと核攻撃を主導したやばい奴だろ。そんな奴とのつながりかよ」

    「おやおや随分とはっきりくっきり証拠写真を撮ってるじゃあないか、追求する気満々だなぁ議長」

  • 111124/07/25(木) 20:32:48

    「なんだと、見せろ!(アウラんから端末を奪って)これは…」

    「落ち着け、代表」

    「ロード・ジブリールといえば確かにブルーコスモスの盟主だが同時に連合の要人でもある繋がりを持つこと自体は悪い事じゃない」

    「こうなっては確かに心証が甚だよろしくないがね」

  • 112124/07/25(木) 20:39:01

    「そうか、そうだな」

    「…それはそうとアスラン、メイリンってミネルバのクルーであのおとなしそうな女の子だよな」

    「大昔のスパイ映画みたいな破廉恥なことをして情報を引き出したりしてはないだろうな」

    「するわけがないだろう!」

    「お前を疑ってはいない。ただ、お前が勘違いさせてないか心配なんだ」

    「あーそれなら心配ないぜ。他はともかくミネルバじゃあ、こいつの事情は粗方全部知れ渡ってるから」

  • 113124/07/25(木) 20:45:15

    「アスランの事情?」

    「ああ、ラクス様との婚約は破棄済みでお互い新しいパートナーがいて、プラント国内の政治情勢の都合上偽装カップルしてるとか」

    「まぁ」

    「こいつの新しいパートナーがアスハ代表だってことも、プロポーズの詳細と心理描写付きでクルー全員が知ってる」

  • 114124/07/25(木) 20:51:30

    カガリ「な、なんだとぉ、アスラン。お前、何でそんな」

    アスラン「誤解だ!そもそも君がシンをホテルにお持ち帰りして一晩過ごした時に…そうだ、カガリ!君はその時シンに何を話したんだ!」

    カガリ「あー、あの時の。いやぁー、スマンスマン。色々嬉しくて舞い上がってた」

    「(それはシンの真の姉とかいう奇天烈な称号を勝ち取ったからか、アスランからプロポーズされたからか…どちらにせよ混乱を呼びそうだからまぁいいか)」

  • 115124/07/25(木) 21:05:24

    「誤解が解けて何よりです。本題に戻りましょうか」

    「うん。そもそもロゴスって何?」

    「ああ、ブルーコスモスを煽ってこの戦争をひき起こした組織だそうだ」

    「勿論彼らだけが悪いわけでも、彼らが存在することや成すこと全てが悪なわけではないが」

    「彼らによって戦争が幾度も引き起こされているのも事実」

    「そこで彼らの悪行を曝け出し、世界の敵にして連合の良識派と手を組んで彼らをつぶす」

    「その結果世界のほとんどで経済は混乱するからプラントと連合で手を組んでなんとか新秩序(経済も含めて)を構築する」

  • 116124/07/25(木) 21:10:15

    「プラントを宇宙の化け物ではなく、地球を母星とする人類の一部として社会に取り込んだ新世界を、な」

    「無茶なのは百も承知だが、デュランダル議長の任期中に終戦までのロードマップを作るにはこれしかないと」

    「ちなみにデュランダル議長の後任はこのままいくと強硬派がつく予測なので、それまでにけりを付けたいとのことだ」

    「一旦戦火が収まればプラントも厭戦気分は大きいので強硬派も暴走はしづらいだろうと」


    ※このスレ独自設定です。温和なラメントさんが後任になれたのデュランダル議長が強硬路線とった反動とも思えましたので

     穏健路線のままだったら後任は強硬派になったんじゃないかと(もしくはクーデターでザラ過激派蜂起)


    「暴走しないではなく、あくまでもしづらいだけなのね」

    「まぁ、はい。核撃たれてますし、ユニウスセブンを落としたり、ラクスを暗殺しようとする連中もいますので」

  • 11724/07/25(木) 21:53:21

    一旦小休止いたします
    明日は投下できそうにないのと今日の投下で行う二択で展開が変わるので書き溜めの時間を確保するためにも今日は投下を続けます
    22時30分から再開予定です
    よろしくお願いいたします。

  • 118二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 22:19:03

    お疲れ様です
    前作の主役なだけあってAA陣営の作中の役回りは参戦したら状況が一変するジョーカーだよね 
    こうして物語にしっかり向き合ってるのを見ると
    物書きとして尊敬します 

  • 119124/07/25(木) 22:37:41

    投下を再開いたします


    「二つに分かれて敵視しあい戦火を交える世界…生きづらいものね」

    「ただ平和に暮らせて、死んでいければ一番幸せなのに」

    「そうですね。俺たちは苦しんで迷って迷いぬいた先の選択の果てでも後悔ばかりだ」

    「ザフトに戻って議長に身近に接してつくづくと思い知らされた」

    「議長は悪だ。より正確を期するなら目的達成のためにどれだけ悪辣になることも倫理を投げ捨てることも厭わない」

    「度し難いことに議長は自分の傲慢さや残酷さに自覚はなかった。むしろ善意のつもりですらいた」

  • 120124/07/25(木) 22:41:12

    「自分の中の信念、あるいは正義を貫くためには俺は彼をこそ討つべきだったかもしれない」

    「だが、同時に議長は世界に平和をもたらす事には真摯だった」

    「彼に従う人々も彼の掲げる大義を信じ、平和の為と信じて戦っている」

    「俺はオーブの理念をこそ尊いと感じながらも議長の非情で醜悪で、だが、確かに被害は減らされる道を良しとした」

    「そこに多くの涙と悪辣な真相があると感じていながらだ」

    「平和が欲しい余り、見えない場所でひっそりと切り捨てられる少なくない人々の犠牲を黙認した」

    「私も同じだ、アスラン。大西洋連邦と同盟を結びながら面従腹背で、プラントにお前を派遣して二股をかけた」

  • 121124/07/25(木) 22:45:48

    大西洋連邦の旗の下で戦いながらも捨てられオーブに亡命したアークエンジェル。

    その旅を共有した者たちには二人の苦悩がよくわかった

  • 122124/07/25(木) 23:00:02

    「アスランの気持ちはわかったよ。

    「デュランダルという人は良くない人なんだろうけど、そして僕たちに隔意を抱いているけど」

    「それでも、今は彼の示す道が最悪の中での最善だというんだね」

    「でも、今僕たちはザフトに協力はできない」

    「キラ!」

    「(まぁ、最悪と最悪よりは少しだけましな道のどちらか選べって質の悪いセールストークだしなぁ)」

  • 123124/07/25(木) 23:27:03

    「オーブ大使館の駐在武官からの情報だ、代表誘拐事件を受けて国内では戦争どころではない、代表をお助けする方が先だと世論が沸騰していてな」

    「ユウナが率いていくはずだった派遣艦隊の編成が思わしくないらしい」

    「空母1隻か、空母抜きMS抜きの艦艇で編成するかという状況のようだ」

    「ここでアークエンジェル、そして私が姿を現してはオーブが派遣艦隊を渋る言い訳がなくなる」

    「それどころか逆に全力を出せと内外から圧力を受けるだろう」

    「だから、アークエンジェルもフリーダムも出せない」

  • 124124/07/25(木) 23:41:28

    「…ミネルバは黒海周辺の情勢が小康状態に入り次第、スエズ攻略の環境づくりの為に地中海で暴れまわる予定だ」

    「連合…ロゴスの耳目を集める為の囮だな。となれば当然オーブ軍もミネルバに差し向けられるだろう」

    「その時、君はどうするつもりだ、カガリ。泣きわめくか?泣き喚いて戦いをやめろと叫ぶか?」

    「だが、いくら君が泣き喚いても戦いは止まらないだろう。俺も一度ザフトとして戦場に立ったなら…」

    「たとえ、たとえ相手がオーブだろうと引き金を引くだろう。そうしなければ部下や戦友、そして自分自身の命すら守れないからだ」

    「オーブ軍にしてもだ、応じるわけがない。応じたその瞬間自分たちは背中から撃たれ国土にはかつての同盟国の軍が攻め寄せる」

    「国を守るための手段として出兵してきて、代表の感情論に引きづラれて国土を焼かれましたなどど認められようはずもない」

  • 125124/07/25(木) 23:43:34

    「シンの奴が言っていたな、俺の家族はオーブに殺されたと…あれはあいつの幼さが言わせた駄々だが、それでもいくらかの真実を含んでいる」

    「君がこのままオーブとしての国の選択がどうあるべきかを考えずに、感情のままに戦場に飛び込んだら第2.第3のシンが生まれるだろう」

    「だから、選んでくれカガリ。このままオーブ軍に戦いをやめさせるために説得をし、地球軍の追撃からオーブ軍を守りながら本土へ向けて撤退戦を行うか」

    「それとも、派遣艦隊は諦めてオーブへ戻り政権を奪い返して連合から離脱し中立の理念を掲げるのか」

    「それ以外の道でも構わない。今は待ちの姿勢が許される時じゃない」

    「たとえ不十分でも今ある情報で方針を決断し実行しなければ、議長によるロゴス追求に出遅れる」

    「議長が動く前に、彼の行動によってもたらされる世界的な経済的危機への対処をしないと大変なことになる」

    「だから、途中経過はどうあれオーブに帰るんだ、カガリ」

  • 126124/07/25(木) 23:47:07

    「そして、キラ、お前も決断の時だぞ」

    「フリーダムとアークエンジェルを持ち出した以上お前もこの戦いに関わらずにはいられない」

    「だが、この戦いが終わった後の身の振り方も考えるんだ」

    「このままそのことを考えずに戦い続ければ、お前もこの世界のしがらみに絡めとられてしまう」

    「ザラ家の後継にしてラクスの婚約者だった過去が、俺をプラントに呼び戻したように」

    「ラクスのパートナーであり、カガリの弟であるということはそれだけの重みがあることなんだ」

    「!」

  • 127124/07/25(木) 23:54:03

    「ラクス、君もだ」

    「議長からの伝言、いや懇願がある」


     

    『君が表舞台に戻ってくるというなら、私にそれを拒むことはできない。また、そんな資格も権利もない』

    『私を断罪するというならそれもいい。だが、ミーア君には配慮してあげてくれないだろうか』

    『彼女は私が君の居場所を奪うために立てた影武者とはいえ、プラントの為という私の甘言を受けた被害者でもある』

  • 128124/07/25(木) 23:55:44

    「ミーア、ラクスの影武者の子だが、彼女は歌を歌いたいがために自分を偽りラクスになることを決めたといっていた」

    「ラクスに似た歌声を持ってしまった自分にはラクスの真似をするしかプラントでは許されなかったからと」

    「そうか…あれだけの力量がありながらミーアなんて聞いたことがない歌手だと思ったがそういうことか」

    「光がまばゆければまばゆいほど、その影をまた濃くなる…聞いてみたが意外と好きな曲調だったんだがなぁ」

    「だから、ラクス、議長を止めるために表舞台に戻るときはミーアを殺す覚悟をしておくんだ」

    「ミーアは私には歌しかないと言っていた」

    「ミーア自身が選んだ末の自業自得ではあるが、それでも…彼女に歌う機会すら与えなかった過去のプラントに俺と君は責任がある」

  • 129124/07/26(金) 00:11:33

    「少し厳しすぎないかと思うのだけれど」

    「仕方ないんですよ、アスランもラクス様も、そしてついでに俺もプラント最高評議会議員を親に生まれましたからね」

    「いわばプラントの雰囲気を作り出す側でしたからね」

    「それにラクス、君はアコードだ。トラドール秘書官たちが使う不思議な力の問題もある」

  • 130124/07/26(金) 00:13:38

    「ラクス、カガリ、議長は君たちにも詫びていた。この戦争を終わらせられても世界はさらなる混乱の火種を抱え込んだままだ」

    「それなのに自分は政治から身を退く。無責任で済まない、と」



    それは本心も含まれたいた。

    ロゴスをつぶすことで反コーディネーター勢力を組織化し統一運用できる指揮系統とその活動資金を潰す。

    それによって当面のプラントの安全を確保する、地球の政治的経済的混乱と引き換えに。

    デュランダルはディスティニープランを実施することでその混乱を最小限に抑え、戦争のない世界を構築するつもりだった

    だが、それは事態への特効薬ではなく、あまりにも大きすぎる副作用を伴う劇薬だった。

    否、毒であるとすら言える。

    アウラもラクスとの件を契機に考え方を切り替え、自国安定へとひとまず舵を切った

    故にディスティニープラン実施は凍結する。

    そして、自分にはディスティニープラン以外の解決策を見いだせないため任期満了をもって政界から引退し研究職に戻る

    混乱 した社会を放り出して


    「ちっぽけな良心、そして愛。彼は非情に徹せられなかった。」

    「俺たちにとっては本当にはた迷惑で厄介ごとばかり遺していくであろう人物ではあったが」

  • 131124/07/26(金) 00:15:51

    さぁ、三人とも決断の時だ。


    覚悟はある? 君は戦い続ける? dice1d100=99 (99)    

    1ほどまずカガリがオーブ軍を説得するからミネルバは手出ししないで→AA地中海ルート

    100ほどわかったアスラン、まずオーブを取り戻す。だからミネルバは派手にやってくれ→AAオーブ本国ルート

  • 132124/07/26(金) 00:24:41

    「わかった、アスラン。私たちはオーブに戻る」

    「戻ってオーブを守るために全力を尽くす」

    「だから、オーブ軍については頼む。できるだけ、出来るだけでいいから救える命は…救ってやってくれ」

    「わかった。できるだけのことはしよう」

  • 133124/07/26(金) 00:30:28

    アークエンジェルはアスランたちに議長への親書を託し急ぎオーブへと戻り政権奪還へと動き始めます。
    地中海でオーブ軍とミネルバが激突する事を避けられるものはいなくなりました
    しかしながら、大西洋連邦による再占領といった最悪の事態は避けられるかもしれません。
    本日の投下は以上です
    MISSION10は今回の件を議長に報告し議長がプラントへの帰路につく次回で終了予定です。
    また、明日は投下をお休みいたします。
    また、土曜日にお付き合いください
    よろしくお願いいたします

  • 134二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 07:19:29

    投下乙です
    ワンチャン、原作のザフトのオーブ侵攻やクレタ沖海戦が回避できるかどうかはカガリにかかっているな……

  • 135二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 17:18:32

    一応の保守

  • 136124/07/26(金) 17:57:22

    コメントありがとうございます。

    >>118

    過分なお言葉ありがとうございます。とても励みになります。

    AA陣営はモルゲンレーテをほぼ抱き込んでいてオーブ国内での支持率の高いカガリを擁しているのが強いですよね

    ただ、今回の選択はAAというかカガリにとって過酷なルートになる予定です。

    原作だとザフトが結果的にしたセイラン家排除をカガリがしないといけなくなりますので

    >>134

    まずはダーダネルスですね、タンホイザーを止めてくれるフリーダムがいないので

    ただ、カガリがうまくやればオーブが被る戦渦は減るはず…

  • 137二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:28:49

    おつ

  • 138二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 07:14:43

    もしかしてAA+フリーダムの介入なしってことは、ハイネ生存フラグ立った?
    (ハイネがステラにやられたの、武装なくなったのもあるけど、フリーダムに気を取られてたのが大きいと思うので)

  • 139二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 14:19:14
  • 140124/07/27(土) 20:34:53

    今日はMISSION10の残りと次回予告を作りながら投下いたします。
    よろしくお願いいたします。

  • 141124/07/27(土) 20:35:16

    陰謀論とアコード


    アーサーの>>73からのアコードの力についての疑念と>>84からの核ミサイル発射についての疑問を知らされたアークエンジェルのメンバー


    「言われてみれば20にも満たない小娘の言葉でプラントの皆さんが動いてくれたことはあまりにもできすぎでした」

    「そんなことないわ。確かに貴方の年齢で自分の考えを自分の言葉で訴えかけて世界の人々に届けられるのはすごいことだけど」

    「うん、ラクスは皆に自分の意見を押し付けたことはないよ」

    「自分の意見はこうだけど、皆さんはどうですかと、皆にも考えって欲しいと言っているだけなんだ」

    「(そうか?俺には結構追い込みをかけてきたような)」

    「(何か?)」

    「(ラクスの意志がダイレクトに心にこれが…アコードの力!?)」

  • 142124/07/27(土) 20:49:43

    「それにしても核ミサイル発射もデュランダル議長の仕込みか…本当だとしたら恐ろしいな」

    「仮にアコードの力で人を操れるにしても全てを操るのはできすぎだとは思う」

    「だから、最初はラクス暗殺も見て見ぬふりを決め込むつもりだったのと同じく、

    ロゴスの悪行を証拠を押さえて自分に都合がいいようにするように準備しながら素知らぬ顔で待ち受けていただけかもしれない」

    「この疑惑をマスコミに流してみるか?意外と食いつくかもしれんし、議長への牽制にもなる」

  • 143124/07/27(土) 21:05:42

    「あー、アスランの人気とあとアーサーも知名度上がってるから二人に公の場で追及させるという案もあったんだが二つの点から俺たちは見送った」

    「二つの点?」

    「一つは、核兵器に関することもアコードの力についても憶測をもとにして組み立てた陰謀論に過ぎないということです」

    「我々にはアウラ女王によるラクスへの接触や証言者のアーサーとシンへの信頼といった要素があるのである程度納得できましたが、」

    「そうではない大多数にとってはただの憶測に基づく誣告にすぎません」

    「それはそうだね。僕もラクス暗殺を見過ごそうとした人だという悪い印象があるから信じたけれど」

    「多くの人を納得させられるかというと、そうではないわね

  • 144124/07/27(土) 21:43:37

    「牽制のために噂という形でばらまくという手もあると思うが」

    「ええ、それも考えました。ですが、第2の理由から断念した方が良いと思いまして」

    「それはどんな理由なの」

    「そのての陰謀論を言い出すと議長たちよりもっと怪しげな人物たちがいるんでね」

    「そちらに飛び火して大問題になったらとても困るんですよ」

    「もっと怪しげな人物たちですか?それは?」

    「ラクス、君とカガリだ」

    「は?」物理的な力すらありそうな圧

  • 145124/07/27(土) 21:51:35

    「デュランダル議長と極秘会談のためにアーモリーワンに赴いたカガリは地球軍による襲撃を手引きして最新鋭MSの強奪と議長暗殺を謀った」

    「議長暗殺には失敗したが並行して進めていたユニウスセブン落下の陰謀に際して、

    随員のアスラン・ザラを破砕に協力させることで英雄としての名声をさらに高めた」

    「さらに大西洋連邦と同盟を進める一方で保護していたラクスと共謀してアスランと共にプラントに返すことで影響力を残すことを画策」

    「デュランダル議長がラクスとアスラン・ザラを頼りにしたためにプラントを実質的に影響下に置いたカガリは」

    「アークエンジェルに自分を誘拐させることで大西洋連邦との同盟の責任をセイラン家に押し付けることに成功した」

    「今はアスラン・ザラとラクスを介してプラントと強調しつつ、セイラン家を通じて大西洋連邦と結ぶことでどちらが勝っても政治的勝利を得られるようにしている」

    「こんなところか」

  • 146124/07/27(土) 22:02:31

    「…実際陰謀を企んでいるかはともかくやろうとしていることにそこまで差がないのが酷いな」

    「アスランも二人とセット扱いだから大きな事件の現場には常にアスハ代表の影響があると陰謀論なら言い張れるんでね」

    「まずいでしょ、そんなの」

    「あれ、じゃあ、私がジャーナリストとして今この現場の記録を作って公開したら?」

    「それこそ陰謀論の裏付け証拠になるわね」

    「さっきの議長への疑いも私が全ての黒幕であるというのと同レベルの話だから危険が大きいんだな。わかった、下手な手出しはやめよう」

  • 147二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 22:12:26

    イシュタリア

    議長執務室

    「そうか、姫たちはオーブへと戻られるか」

    「はい、詳細はこちらの信書をお読みください」

    一読して

    「フ…アーサーと同じことを言われるから。これはアーサーが甘いというより私がわかりやすく悪辣なのかな」

    「だが、残された時間は少ない。今は進むしかないのだよ」

    「それをわかって言わざるを得ないのが姫の潔癖さかあるいは誠実さか」

    「どちらにしても難儀なことだ。個人としては好感を持てるが政治家としては…」

    「実務はブレインに任せてご本人は大まかな方針決定と国民への説明役に徹した方がいい気もする」

  • 148124/07/27(土) 22:41:30

    「アスラン、君は戦後はクライン嬢との婚約解消とオーブ軍への移籍を公表するのだね」

    「はい」

    「その時はアーサーにも声をかけてやってくれないか」

    「アーサーには私の命ということで色々やってもらったし、これからもしばらくはやってもらう」

    「そうすると敵を作りすぎてしまうだろうからね。下手をすると命が危うい」

    「彼も私の退任後は冷や飯食いになることは覚悟しているだろうがそこまでは考えていないだろうからね」

  • 149124/07/27(土) 22:57:42

    「アーサーは真面目で誠実な男だし、姫君、アスハ代表の信書を読むと案外部下としては相性も良さそうだ」

    「ファウンデーションのオルフェにも斡旋をしてはいるのだが君の紹介という形でオーブでの再就職も悪くはないかもと思ってね」

    「勿論プラントに残せればそれが一番なんだが後ろ盾になってくれそうな人物に宛てが無くてね」

    「そこまで心配されているのに無茶ぶりをやめるという選択肢はないんですね」

    「勿論だとも。アーサーにはロゴス妥当とその後始末が終えるまでは馬車馬のように、擦り切れるまで働いてもらうさ」

    「何しろ、政治的背景だの本人のエゴに基づく陰謀などを考慮する必要なく使えてしかも優秀という稀有な人材だからね」

  • 150124/07/27(土) 23:05:38

    「実際彼から距離を置かれつつあるとはいえアーサーの働きには満足しているんだ」

    「私とタリアの事にも余計な口をはさむでなく、職権乱用をするでも、虎の威を借る狐になることもない」

    「本当に稀有で使い道の多い男だよ。だから、まぁ、これまで、そしてこれからも迷惑をかけるささやかな褒賞として身の振り方ぐらいは用意してあげたくてね」

    「嫁候補の紹介は断られたようだがね」(ミーアとイングリットの釣書を示して)

    「グラディス艦長からも言われたでしょうに、余計なお世話だと思いますよ」

    「そうかね?だがまぁ彼は私が英雄にした男だ」

    「だったらその後始末ぐらいはしてやらないとね」

  • 151124/07/27(土) 23:06:46

    MISSION10「英雄たちの後始末」終了です。

  • 152124/07/27(土) 23:07:37

    次回予告

  • 153124/07/27(土) 23:08:54

      

    議長はジュール隊を置いてプラントへ戻った

  • 154124/07/27(土) 23:09:55

    その時意外な再開が

  • 155二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 23:11:31

    アグネスに更なる災いが?

  • 156124/07/27(土) 23:11:37

    ミネルバは黒海を出て地中海へと向かう

  • 157124/07/27(土) 23:13:49

    そこに待つものは

  • 158124/07/27(土) 23:14:59

    NEXT MISSION
    「ダーダネルスを超えて征け」

  • 159124/07/27(土) 23:15:59

    次回もアーサーと共に胃痛に付き合ってもらう

  • 160124/07/27(土) 23:25:51

    保守とコメントありがとうございます。

    >>135

    >>137

    >>138

    このスレではハイネは月方面の所属のままです。

    その代わりにジュール隊がミネルバ配属となっています。

    >>139

    >>155

    次回をよろしくお願いいたします


    明日夜の投下は昼までにお知らせいたします。

    お付き合いいただきありがとうございました。

  • 161二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 06:58:02

    待ってます

  • 162124/07/28(日) 11:44:53

    本日は19時から投下再開予定です。
    よろしくお願いいたします。

  • 16324/07/28(日) 19:07:58

    投下を再開いたします
    よろしくお願いいたします。

  • 164124/07/28(日) 19:10:15

    MISSION11
    「ダーダネルスを越えて征け」

  • 165124/07/28(日) 19:10:43

    イシュタリア

    市街地

    ムスッとしているシンをあやしているルナマリア

    ルナマリア「もう、そんな顔しないの。ジュール隊長にも色々とお立場があるんだし、しょうがないでしょ」

    ※イザークとシホを二人きりにするためにアーサーの依頼で連れだしています。

    シン「う、うん…でもなぁ、せっかくの休暇なのに…」

    ルナマリア「シンは私とのデート楽しくないの?」

    シン「え、いや、ルナといるのは楽しいけど…ってこれデートだったの!?」

    ディオキア以降こんなやり取りを続けてきた結果シンのルナへの好感度は

    72+ dice2d10=2 7 (9)

    ルナマリアの恋愛度24+ dice2d10=8 5 (13)

  • 166124/07/28(日) 19:12:04

    そこに語り掛けてくる人影が一人

    「久しぶりね、二人とも」

    シン「げっ」

    ルナマリア「あんた、アグネス!」

  • 167124/07/28(日) 19:16:22

    「随分なご挨拶ね…ま、いいわ。昨夜は久しぶりに8時間寝れて気分がいいから」

    「ひ、久しぶりに8時間睡眠って月は小競り合いしかないんじゃなかったの?」

    「その小競り合いが毎日毎日毎日毎日ぃっ!うざいのよ、しつこいのよ!」

    「さして手ごわくはないけど倒しても倒しても出てくるの、あいつら虫か何か!?」

    「だ、大丈夫か…アグネス」

    さすがに心配になった模様

  • 168124/07/28(日) 19:19:09

    アグネス「だ、大丈夫よ。落ち着いたわ。山ざ…シンもなかなか活躍してるようね。見たわよ色々と」

    シン「あ、ありがとう」

    珍しくミネルバ以外のザフトから褒められる、それも「あの」アグネスから褒められていることに驚きが隠せない

    アグネス「でも、大変だったんじゃない?」

    シン「ああ、急な出撃で進水式もやらないで地球におりて転戦したから」

    シン「オーブ、ディオキア、そしてここイシュタリアでは休暇をもらえたけどそれ以外は基本常にコンディションイエローだったし」

    アグネス「でしょうね。最前線はどこも大変よね…」

    シン「お、おう」

  • 169124/07/28(日) 19:27:43

      

    ルナマリア「それで、月戦線のあんたが何故地球のそれもファウンデーションに?」

    アグネス「議長のお迎えよ。ヴェステンフルス隊長のお供で久々の休暇がてら降りてきたってわけ」

    シン「あ、ジュール隊長たちがミネルバに残るんで別の迎えが来るって言ってたけどアグネス達だったのか」

    アグネス「まぁねえ…ジュール隊のエース3人が抜けたせいでヴェステンフルス隊長と私は連勤続きでね…」

    「肌荒れを化粧でごまかすのも限界だったしそもそも身だしなみの時間もろくに取れなくなって…」

    シン&ルナマリア「「うわぁ、ご愁傷様…」」

  • 170124/07/28(日) 19:32:48

    「あんたたちも大変なんでしょ」

    「え、うん(ジュール隊とブラックナイツがいなかったらきつかったかも)」

    「あ、ああ(飛べる機体が俺だけだったらオーブ沖とかで沈んでたかもなぁ、ミネルバ)」

  • 171124/07/28(日) 19:34:17

    アグネスはミネルバ隊のこともブラック環境だと察していた。

    なので同病相憐れむで「大変ねぇ、お互い」とシンへも当たりが柔らかくなった。

    実は秘かに応援すらしている。彼らが忙しくして注目を集めるほど彼女の、月光のワルキューレの広報方面での負担が減るので

    真面目にプロパガンダ兼任の前線部隊所属の誼で、同志的連帯感がアグネスの中で醸成されていた。

    というかきちんとしたシャワーと食事そして何より睡眠が得られるのなら二番手でも三番手でもかまわないほどに。

    ※後の戦史研究家の間ではコンパス業務をこなす下地はこの時できていたとする説が有力である。

  • 172二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 19:45:28

    脱走ポイントとかも溜まってそう
    溜まりすぎると脱走しだすとか

  • 173124/07/28(日) 19:46:21

    そして最近連絡をくれない冷たい友人、ルナマリアへは

    「へー、シンと付き合うようになったの、よかったじゃない。祝福するわ、友人として」

    「べ、別にまだ付き合ってはいないわよ!」

     

    「あー、いいからいいいからそういう照れ隠し。あの、ヴィーノってやつとアンタの妹が同期の皆に情報ばらまいてるし」

    「な、なにそれっ!それに…どうしたのよ、アグネス?」

    「うるさいわね、あんたは山猿のことをしっかりくわえ込んでいればいいのよ」

    「ちょっ(くわえ込むって露骨すぎるんだけど!)」

    ※当スレでは閲覧注意の搭載は見送っております

  • 174124/07/28(日) 19:52:03

    アグネス「いやマジでお願い。さもないと私、山猿と見合いさせられるのよ!」

    ルナマリア「えーと?」

    アグネス「広報的に婚姻政策もあるからカップルを量産したいらしくて話題のカップルを作りたがっているの」

    アグネス「ラクス様とザラ隊長は鉄板だけど、皆が真似するにはちょっと高嶺の花がすぎるし」

    ルナマリア「ああ、なるほど?(実際は破局してるし)」

    アグネス「だから、手ごろなところ。たとえば同期とかでくっつけようと圧がすごいのよ」

  • 175124/07/28(日) 19:57:31

     

    ルナマリア「え、ええと、アカデミー時代のあんた達の関係考えれば正直正気の沙汰じゃないんだけど」

    アグネス「そりゃそうよ!私も嫌!でも、それでも盛り上げるためには手段を選べない感じなの」

    ルナマリア「うわぁ」

    アグネス「お願いね、ルナマリア、やま…シンのことをしっかり手綱握っておいてよ、私の為にも。だから、さっさとくっつけ!」

    ルナマリア「アグネス!」

  • 176124/07/28(日) 20:00:46

    「ああ、あんたたちの活躍の映像は見てるわ、プロパガンダ込みでしょうけど大したものよ」

    「山猿は男としては、ないけど味方としては期待しているわ」

    「私たち色々あったけど男の趣味まるで違うからまた仲良くやれそーね」

    「じゃねー、また今度連絡するから返信よろしく!特にシンとの進展状況は詳しくね」

    「私も外堀埋めるのに(広報を通じて)応援したげるから」

    ルナマリアをゲテモノ好きとみなし、好き放題言って去っていった。

  • 177124/07/28(日) 20:04:14


    残されたのは同期にカップルとして認識されていることを知ったカップル未満の二人である

    シンの好感度

    81+ dice2d10=4 2 (6)

    ルナマリアの恋愛度

    37+ dice2d10=5 6 (11)  恋愛度以下ならこの空気に乗って告白 dice1d100=93 (93) 

  • 178124/07/28(日) 20:14:05

    ルナマリア「で、デート続けましょうか」

    シン「え、あ、うん」

    お互いに意識しすぎて微妙な終わりとなりました。

  • 179124/07/28(日) 20:19:04

    イシュタリア

    議長執務室跡地

    「私は迎えを待っているだけだから、そう律儀に見守ってくれなくともいいのだがね」

    「いえ、迎えの者に引き継ぐまではしっかりと警護させていただきます」

    「すみません。来るときに色々と言われましたもので」

    「任務ですので」

  • 180124/07/28(日) 20:21:41

    「失礼します。特務隊、ハイネ・ヴェステンフルス以下2名。デュランダル議長をお迎えに参上いたしました」

    アグネスを伴い入室

  • 181124/07/28(日) 20:32:24

    議長「ああ、すまないね。月からわざわざ」ハイネ

    「いえ、それほどのことでも」

    議長「君もな。確か月光のワルキューレと呼ばれているエースだというのにわざわざ煩わせてすまないね」

    アグネス「いえ、良い気分転換になりました」

    イザーク「ジュール隊イザーク・ジュールだ。任務をそちらに引き継ぐ…逃がさないでくれよ」

    ハイネ「ああ、確かに引継ぎを受けた。急に地球に赴任になって大変そうだが大丈夫か」

    イザーク「ああ、やってみせるさ。月はどうだ」

    ハイネ「いきなりエースが3人も引き抜かれてかなり大変だが、まぁ、やってみせるさ」

  • 182124/07/28(日) 20:35:50

    議長はハイネとアグネスに警護されながらタリアと一緒にプラントへ戻りました。

     

    なお、ハイネとアグネスは帰還後休むことなく月にとんぼ返りしてリアルガンダム無双をさせられました。

    議長が去った以上ミネルバがイシュタリアに留まる理由もなくなった。

  • 183124/07/28(日) 20:37:51

    本日の投下はここまでとさせてください。
    お付き合いいただきありがとうございました。

  • 184二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 01:54:50

    乙です…アグネス、ドンマイ

  • 18524/07/29(月) 07:49:09

    コメントありがとうございます。

    >>161

    >>172

    逃げても行く先がないですからねぇ

    (コンパスからならプラントに逃げ帰れた)

    >>184

    ジュール隊のプラントでの人気がダイス目のせいで低い→議長がやらかし続けたのでその巻き添えを受ける→ハイネの代わりにエース二人も一緒に地球に来る→残されたハイネやアグネスの負担増(ワールドがブレイクしないので月の地球軍も補給が万全で元気なのでさらに倍)→アグネス連勤生活に

    このスレではただの過激ではないザラ派程度の扱いの予定がどんどんお労しくなっております


    今夜の投下は20時再開の予定です。

    よろしくお願いいたします。

  • 18624/07/29(月) 18:25:24

    あ、落ちることろだった。
    20時から再開いたしますよろしくお願いいたします。

  • 187二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 19:19:29

    お疲れ様です
    いつも大変楽しく読ませていただいております
    🎲神の思召しにより議長が結局DPしないルートに行きつつもこの世界線独自の流れになり、それぞれのキャラが本編と似て非なる言い回しや立ち位置になるのが新鮮で読んでいてとてもわくわくします

    規制で書き込めない事ばかりですが、本当に毎日楽しみにさせていただいてますので……続いて下さって嬉しいです
    でもどうかご無理はされませんように……!

  • 18824/07/29(月) 20:04:55

    >>187

    過分のお言葉ありがとうございます。

    本日は短めですがお楽しみいただければ幸いです。


    それでは投下を再開いたします。

  • 18924/07/29(月) 20:05:26

    ミネルバ

     

    艦橋

    「前々から情報自体は入っていたけどオーブの黒海派遣軍がスエズに入港したそうだ」

    「陣容は空母タケミカヅチと赤道連合の護衛艦6隻」

    「赤道連合?」

    「はい。オーブ国内ではその国是もあり黒海への派遣艦隊には反対意見も多く、タケミカヅチ1隻の派遣しか議会で認められませんでした」

    「とはいえ、空母1隻での派遣は危険すぎるので護衛艦を出せなければ派遣はできないと今度は軍部が拒否」

    「議論が空転を続けたところで大西洋連邦が仲介し、戦意溢れる赤道連合が護衛艦を出すことでオーブと赤道連合の混成艦隊7隻がスエズに到着したわけです」

  • 190二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 20:14:20

    このレスは削除されています

  • 19124/07/29(月) 20:16:03

    「なるほどな(情報部所属だけあって裏事情にも詳しいな)

    「(わざわざ説明してくれるということは存在意義を認めさせることが先決と踏んだな)」

    「(申し訳ないけどオペレーターとしてはメイリンより1段落ちるからなぁ、必死にもなるか)」

    「司令部では、スエズへの陸路を立て直すことを目的として艦隊が出撃してくるとの考えだ」

    「その際にはオーブ艦隊のみならず、アーモリーワンから強奪された機体を運用する空母も出てくると考えられる」

    「当然ミネルバには黒海への地球軍侵攻阻止と併せて残り2機の破壊あるいは奪回の命が下された」

    「よって本艦は出撃する。最前衛マルマラ海の入り口、ダーダネルス海峡へ向かい守備に就く。発進は○六○○。」

     

    「「はっ!」」

  • 19224/07/29(月) 20:17:31

    「それで…ザラ隊長。シンの事なんだけど君から今度の敵がオーブだって説明するかい?」

    「なんなら僕が代ろうか?」

    「いえ、大丈夫です」

    「そうかい?君もきついんじゃないのか?無理はしてないか…」

     

    「やめんか、貴様ら!お前ら直属上官が二人して辛気臭い顔をしているから部下が戸惑うんだろうが!」

    「アスランに上官としての振る舞いなどもとより期待できないとはいえ」

    「艦長代行、貴方までそんな接し方とはいままでそれでよく副長業務をこなしてきたな!」

  • 19324/07/29(月) 20:18:55

    「あ、はい。すみません」

    「……(期待されてないって)」

    「なんだ、アスラン。前の戦争でのザラ隊のあれこれを今更蒸し返してもいいのか?」

    「いや、いい」

     

    「お前たちの辛気臭い話を聞かされたら割り切れるものは割り切れん! 筋違いだが、俺が話をしてきてやる!」

    「お前らは出撃準備を進めてろ!」

    「あ、はい」

    「わかった」


    シンは尊敬するジュール隊長の訓令を受けて気力が50上昇もとい、とてもやる気が出ました。

  • 194二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 20:21:18

    頼りになるイザークだな

  • 195124/07/29(月) 21:19:24
  • 196二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 21:34:40

    スレ立て乙埋め

  • 197二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 09:10:50

  • 198二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 12:33:33

    乙です

  • 199二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 12:36:44

    埋める

  • 200二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 12:37:32

    乙です

オススメ

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