【🎲⚓︎】北海道で聖杯戦争やるぞ！⑦

1◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:33:48

前スレ

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7人目が乱入してきた聖杯戦争、はーじまーるよー！！

2◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:34:14

陣営まとめ！三騎士編！

セイバー：メドゥーサ
セイバーのマスター：ターニャ・ニコラエヴナ（女）
出身：ソ連の魔術師
回路の量B、質E 属性：風、水特性：均一化
願い：祖国の復興

アーチャー：ロビンフッド
アーチャーのマスター：アーノルド・スタローン（男）
出身：アラスカ州経歴：元コマンドーの魔術使い
質：E量：E 属性：アベレージワン特性：コマンドー
願い：なし、アインツベルンに引渡し

ランサー：クーフーリン
ランサーのマスター：ロイ・クラーク（男）
出身：アイルランド経歴：宝具級の切り札を持つルーン使い
回路の質E、量D 属性：火特性：撹拌
願い：原初のルーンを極める

3二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:34:23

立て乙!

4◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:34:34

四騎士！

ライダー：太公望
ライダーのマスター：天　劉（男）
出身：香港経歴：楼主級の思想魔術師
(質：量)B：A 属性：火・風特性：鎧
願い：不治の病の治療

キャスター：キルケー
キャスターのマスター：杉本明日子（女）
出身：北海道経歴：農家出身の一般人
魔術回路(質：量)B：E 属性：無特性：矛盾
願い：聖杯を破壊する(こんなもの壊れてしまえ)

アサシン：甲賀三郎
アサシンのマスター：氷室エレオノーラ（女）
出身：日本経歴：アナスタシアのクローン
魔術回路(質と量)E：C 属性：水、風特性：台風
願い：自由

5◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:36:29

四騎士！

バーサーカー：ポール・バニヤン
バーサーカーのマスター：足利ガブリエル(男)
出身：経歴：一般通過剣聖
(質：量)B：C 属性：不明特性：不明
願い：不明

マスターまとめ！
とりあえず足利氏の不明部分埋めちゃいますかね

6二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:37:17

立て乙です！

7◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:41:29

とりあえず足利さんの出身を決めますか

>>12まででダイス

8二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:43:19

ロッキー山脈

9二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:44:44

日本アルプスの小村

10二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:46:08

京都

11二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:46:54

奈良市

12二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:47:12

冬木市

>>7

13◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:49:22

dice1d5=5 (5)

14二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:49:39

！！？？

15◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:50:02

冬木に人斬りがポップしおった…

16二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:50:06

つまり兵庫か

17◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 00:53:15

という訳で冬木出身の剣聖です…次に彼の魔術属性を決めますね>>22まで

18二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:53:44

空

19二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:54:03

風(斬撃特化の異質タイプ)

20二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:54:05

虚数

21二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:58:42

水メインに虚数サブ

22二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 00:59:43

空

>>17

23◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 01:00:56

dice1d5=5 (5)

24◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 01:02:13

空属性！これまたレアな属性ですな、直接戦闘だと頭ひとつ抜けてそう？という訳で特性>>29まで

25二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:02:55

引力

26二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:03:24

回転

27二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:04:58

無明

28二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:05:02

空絶

29二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:06:02

重力

>>24

30◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 01:06:20

dice1d5=1 (1)

31二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:07:15

運命の引力的な？

32◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 01:07:29

特性は引力…あ〜例の姿を消したやつの正体が図らずも決まった…という訳でラスト、彼の願いを>>36まで

33二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:09:16

物質同士の繋がりとしての引力斬れるならヤバい
願い：果てのない戦いそのもの

34二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:09:43

刀による決闘が全ての世の中

35二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:10:14

剣による悟りを開くのに最適な環境

36二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:10:47

剣を極めるための不老

>>32

37◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 01:13:22

dice1d4=4 (4)

38◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 01:14:46

既に剣聖なのに…？未だ頂は遠く…？とりあえず纏め
バーサーカー：ポール・バニヤン
バーサーカーのマスター：足利ガブリエル(男)
出身：冬木市経歴：一般通過剣聖
(質：量)B：C 属性：空特性：引力
願い：剣を極める為の不老

39◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 01:15:18

という訳で今日はここまで、また明日

40二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:16:01

不老か、不老不死じゃなくて、不老なのがミソだよね。命の危険性に身を浸さないと境地に辿り着けないと思ったのかな？

41二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 01:17:47

属性：空ってことはエーテルに干渉出来るから大気やサーヴァントの体も切れるのか

42二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 08:47:46

朝保守

43二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 19:02:41

保守

44◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 23:03:51

よっしゃ再開します！という訳で動く陣営〜dice1d5=3 (3)

>>163

45◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 23:05:01

お、ランサー陣営。いい感じに話が繋がるか？どう動いたか>>50迄でダイス！

46二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 23:06:15

突然のバーサーカー陣営の正式な参戦に困惑

47二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 23:20:18

早速ランサーとガブリエルが手合わせ

48二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 23:22:09

陣地にしてる山に結界を貼って挑戦者待ち

49二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 23:27:56

腹ごしらえによった屋台でキュケオーンを食べたマスターが豚になってしまいピンチ

50二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 23:31:23

予想外の自体が多いため同盟相手を探す

>>45

51◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 23:39:46

dice1d5=3 (3)

52◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 23:40:16

待ちの姿勢に入ったか、そして札幌からまた離れた…

53◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 23:42:22

とりあえず挑戦者がいるかとか決めよう

dice1d2=2 (2)

1いる

2居ない

1の場合どの陣営が？

dice1d6=1 (1)

54◆p7tGWirjNSb.24/07/22(月) 23:43:43

状況が膠着して進まねぇ！？！未だに陣営脱落どころか増えてるし！！！という訳で書いてきますノシ

55◆p7tGWirjNSb.24/07/23(火) 01:25:50

札幌より離れた山中にて、ランサー陣営は陣を敷いていた。
「いやぁ、まさかバーサーカー共が参戦してくるとはなぁ」
呵々とランサーは笑う。対照的にマスターであるロイは浮かない顔をして
「だとしても厄介な敵が増えたのは事実だからな…」
「ま、なんとかなるだろ。それよりもそろそろ動かねぇとな」
そう言いながら幾つかの石にルーンを刻み込み周囲へばら撒く、即席のトラップだ。
「…そうだな、それに厄介な陣営もいる事だしな」
そう言って懐から何かを取り出す、それは霊脈に印が刻まれた地図であった。
「明らかにひとつの陣営が霊脈を掌握している、下手に籠城なんてしても霊脈から干渉されてあの基地の二の舞だ」
「とすると…」
「他の陣営と手を組んでそこを叩く」
その言葉に獰猛な笑みを浮かべたランサーは覇気を放ちながら声を上げる。
「いいねぇ！！そろそろ大暴れしたいと思ってたとこだ！！」
しかしそんなランサーを意に介さずロイは言葉を紡ぐ
「ただ、今日はここで待ちに徹する。良いな？」
「わーってるよ、とりあえず準備は終わったぜ？」
そう言いながらルーンを刻んだ石を投げ渡す。その出来に頷いたロイは陣になるよう配置し、他の陣営を待ち構えていた。

>>163

56二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 08:47:34

朝保守

57二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 16:54:20

ほしゅ

58二次元好きの匿名さん24/07/23(火) 23:20:39

保守
まだかな？

59◆p7tGWirjNSb.24/07/24(水) 07:39:33

すいません昨日は寝落ちしてしまいました…今夜はやりますのでお待ちを…

60二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 19:36:41

保守

61二次元好きの匿名さん24/07/24(水) 22:53:53

待ち

62◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:00:43

お待たせしました再開します！というわけで次の陣営！dice1d5=4 (4)

63◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:03:03

ライダー陣営ですね、さて5日目に何をしてるのか！>>68まででダイス！

64二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 00:04:13

拠点を攻めて来たアーチャー陣営と戦闘

65二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 00:06:02

術者として厄介なキャスターの神殿を攻略に向かう(戦闘の途中でアサシンが乱入)

66二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 00:08:07

土遁を利用してランサー陣営の拠点最奥に侵入。陣地を破壊して勝負を決めにかかる。

67二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 00:13:27

何故か拠点を特定したバーサーカー陣営が正面から勝負を仕掛けてくる

68二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 00:18:04

消耗の激しいセイバー陣営の居場所を他陣営に流出させて勝負を誘導する。

>>63

69◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:22:38

dice1d5=5 (5)

70◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:23:32

まーたターニャちゃんに試練が…

71◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:24:47

幾つの陣営に漏れたのかダイスを振ろう

dice1d5=1 (1)

(最低1つ)

72二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 00:24:58

ターニャちゃんprprここが勝負だから頑張って欲しい

73◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:25:24

ほう？一体どこの陣営に漏れたのかdice1d5=(セイバー、ライダー抜き)

74◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:25:43

dice1d5=3 (3)

75◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 00:26:35

キャスター…比較的穏健なところに行ったな…

76◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 07:02:55

すいません寝落ちしました！

ライダー陣営の工房にて、ライダーのサーヴァント太公望とそのマスター天劉は向かい合っていた。
「して、他の陣営にまともに打撃を与えられたのは霊脈の罠のみと…」
「いやぁ、流石は英雄と言ったところですかね！中々厳しい戦いです」
軽口を言うように、はははと笑いながら答える太公望。しかし天劉は笑えなかった
「しかしそろそろほかの陣営を落としたいところ…どうする？」
その言葉にふむと考え込んだライダーはマスターへとある提案をする。
「でしたらこういった案はどうでしょう───」
「…！呵々！中々面白いわい、よかろう！！」
了承を得たライダーは1枚の地図を書き出した───。

札幌、某ホテルにて
「ねえ、また手紙」
杉本明日子たちキャスター陣営へとまた手紙が届いたのだ。今までとは異なり、そこには宛先などは書いていない。
「ふぅん？どれどれ…」
キルケーが手紙に何も仕掛けられていないことを確認し、封を開く。そこには地図に点が打たれたものと、何処かの屋上で黄金の剣を振るう女性と白銀の髪で軍服に身を纏った女性の写真が幾つか入っていた。
「ねえ、これって…」
「おそらくはセイバー陣営…かな？この手紙の差出人は彼女達とやり合って欲しいみたいだね」
そうしてキルケーは考え込むようにその手紙を見て
「うん、少し考えよう」
そう言ってマスターである明日子と共に話し合うことにした。

77二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 18:53:17

保守

78◆p7tGWirjNSb.24/07/25(木) 22:22:51

すいません！今日は用事があってできそうに無いです、再開そうそう申し訳ない…

79二次元好きの匿名さん24/07/25(木) 22:23:53

分かりました、頑張って下さい！

80二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 08:31:01

保守

81二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 20:25:42

保守

82二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 22:51:08

夜保守

83◆p7tGWirjNSb.24/07/26(金) 23:53:28

すいません随分遅れました！再開します！！とりあえず次の陣営dice1d4=4 (4)

84◆p7tGWirjNSb.24/07/27(土) 00:03:31

んお！？まさかのキャスター陣営！？続きをかけと！？彼女たちはどう動く？>>89迄でダイス！！

85二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:05:41

セイバー誘って手紙の送り主を倒しに行く

86二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:14:49

逆探知したライダーの居所を実質同盟であるアサシンと共に攻めに行き、セイバーの居所は好戦的なバーサーカーとアーチャー陣営に流出させる。

87二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:17:51

ライダーに手紙を送り、同盟を組んでセイバーを倒しに行こうという誘いをかける
同盟の条件は残り二騎になるまで継続
最後の二騎になったとしても互いのマスター狙いはしないというものではある

88二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:22:20

セイバーと因縁のあるアーチャーに情報を横流しつつ、手紙から探知したライダーの居所をバーサーカーに伝える。

89二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:23:25

ライダーに倒してほしいならもっとセイバーの情報が欲しいという手紙を送る

>>84

90◆p7tGWirjNSb.24/07/27(土) 00:26:09

dice1d5=1 (1)

91◆p7tGWirjNSb.24/07/27(土) 00:28:11

これは…戦局が大きく動きそうだぞ…？そして苦労することになるターニャちゃん、ダイスの女神ターニャちゃんのこと大好き過ぎない？

92二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:28:34

ギリシャ女神コンビvs中華仙人ですと!

93二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 00:32:00

今から一緒に~これから一緒に~(ライダーを)殴りに行こうか♪

94二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 08:39:21

保守

95二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 17:47:47

ほしゅ

96二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 18:06:35

このレスは削除されています

97二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 18:07:20

ライダー陣営はこう考えているかもしれない
最善:セイバー陣営とキャスター陣営が潰し合う
そうなれば、最善だが実際はそうはならず同盟を結ぶかもしれない
次善:セイバー陣営とキャスター陣営が協力していけると考えてノコノコと自分のところに来る。
セイバーに関しては対策術式が作られていから問題無いし、自分の陣地ならばキャスターにも負けないという考えかも

98二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 18:26:17

まあ太公望は封神執行持ってるから神性持ちのメドゥーサにはさらに有利に戦えるだろうからな
セイバー陣営は大分きつい

99◆p7tGWirjNSb.24/07/27(土) 22:41:58

ちょい難産です、もう少々お待ちを…

100二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 22:42:59

お疲れ様です。無理なさらず頑張って下さい。

101◆p7tGWirjNSb.24/07/28(日) 01:02:29

札幌某所、月が登り街の灯りが付き始めるほどの時間。人通りが全くと言ってなくなった道にて4人の女が相対していた。
｢───うん、時間通り来てくれたみたいだね｣
口火を切ったのは翼の生えた少女であった。
｢同盟の誘いがあったのでな。しかしキャスターが陣を引かずにセイバーに会おうとするとは｣
そうして1枚の手紙を取り出した銀髪の女性、ターニャはそれを投げつけた。
｢良いだろ？それに、勝てはしなくとも負けることは無いからね｣
｢なぜそう言い切れる？｣
｢だって、同郷相手だもの｣
次の瞬間、セイバーが手元の鎖を凄まじい勢いで投げつける。だがそれはキャスターの鼻先で止まった。
｢随分なご挨拶だ、さて改めて挨拶をさせてもらおうか。私はキャスター、真名は…同盟を組んだら教えてあげよう！｣
ターニャはちらとセイバーを見る、ため息をついたセイバーはその鎖を手元に引き寄せ呆れたように呟く
｢必要ありませんよ、鷹の魔女にして堕落の悪女キルケー｣
｢酷い言い草だな！！君の方こそ似たようなものじゃないか！勇者を石に変える怪女メドゥーサ！！｣
互いの言葉に青筋を立てながら聞くに絶えない罵詈雑言をぶちまけあっている二騎を後目にターニャはキャスターのマスターであろう少女へと話しかけた。
｢で、同盟の条件とは？｣
｢ええっと、貴方たちの情報を私たちに送ってきた陣営の打倒まで共闘する、です｣
｢ふむ、然しそれは…｣
｢私たちに旨みがない…ですよね？えっとキャスターが言うにはこの手紙を送ってきたのは霊脈を掌握している陣営と恐らく同じということでして…｣
その言葉を聞いたターニャは得心がいったように頷き
｢霊脈の奪還が出来ればキャスターの能力は飛躍的に上昇するからか、掌握された霊脈を元に戻すために手段を選んでいられないという訳か。わかったその条件でいい、我々も手段を選んでいる余裕は無いのでな｣
そうして右手を差し出すターニャ、その意図を組んだのか明日子も手を差し伸べ固く握手をした。

102◆p7tGWirjNSb.24/07/28(日) 01:09:59

｢───で、今こうやっていると｣

そう呟いたキルケーはメドゥーサと共にビルの屋上に居た。そこは標的の工房からおおよそ100メートル程しか離れていない場所、既に相手からは捕捉されていると考えていいだろう。

｢私が陽動、貴方は霊脈の主導権をどうにかして奪ってください。良いですね？｣

｢わかっているさ、さぁ始めよう！｣

というわけで一旦区切り、再開時にダイスを振ってキャスター、セイバー同盟VSライダー陣営の結果を決めます。描写は戦いの結末が決まったらで

んで、相談したいんですが補正をどうしましょうか。とりあえずノーマル状態をdice100として同盟による加算が同盟側に、ライダーは陣地ボーナスと対セイバー用の術式加算って感じでいいですかね？

103二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 01:20:21

良いと思いますよ。神性と魔獣への特効、戦略の天才たる太公望に対し、召喚による物量と結界系宝具による陣地上書き可能なギリシャ組良いカードだと思います

104二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:40:22

ライダーへの陣地ボーナスと対策術式の加算の合計は５０から６０くらいが良いかと
セイバーとキャスターの合計値が５０か60以下ならライダーに確定で負けますが、合計値が１５０か160以上ならライダーが負けるのが確定する丁度良いラインなので。
そして出来ればですが、戦いの結末を決めた後にダイス安価でどのような戦いになったのかを決めさせて欲しいです。

105二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:55:20

ライダーには封神執行のスキルがあって、神性持ちのセイバーに刺さるからその分の補正もあっていいかと
Bランクのスキルで結構効果でかいと思いますし

>>106 >>109

106二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 09:26:59

>>105

これ以上の補正はライダー側が有利になりすぎるので必要ないと思われます。

1on1ならば特効も充分に発揮されますが2対1かつキャスターは神性無し、マスターなど人員数の差もありますのでそれらと相殺されているかと

>>107 >>109

107二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 14:04:07

>>106

封神執行のボーナス分はあっても良いと思う。封神執行が神性特攻だけならまだしも、魔性特攻もあるから、メドゥーサの神性と魔性の二重属性に対して特攻が刺さりまくりだし、ただの一流魔術師なら人員差による数の暴力も有効だったんだろうけど、ライダーのマスターはライダーやキャスターには劣るだろうが、楼主級という現代魔術師としては化け物中の化け物なんだよな。螺旋館の楼主は時計塔のロードに相当するらしいし、そんな楼主に匹敵するレベルの魔術師がライダーによって霊脈を一方的に掌握している。当然ながら霊脈中の魔力はライダーと共有して使えるし、自身の陣地という条件の中ならサーヴァントに攻撃が入れるＡランク魔術をポンポンと連発する事は容易いだろう。セイバーは対魔力でキャスターには術師としてのレベルの違いでライダーマスターの攻撃は通用しないだろうけど、それ以外にとっては別格すぎて絶望もの。並大抵の魔獣は意味無いし、軍隊相手でも軽く蹂躙出来ると思う。だから封神執行分のボーナスは相殺出来ないと考える。

>>108

108二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 14:51:09

>>107

Ok。そっちはライダーを勝たせたい。こっちはライダーを負かしたい。これ以上は喧嘩になるから大人しく🎲に任せよう。

>>109

109二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 14:57:44

>>108

ライダーを勝たせたいとかそんなつもり無くて、ただ、>>105への>>106への反論に向けて言ったつもりです。

自分としましてはどっちが勝つか負けるかよりどのような戦いになるかの方に興味あります。

110二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 23:27:25

スレ主には出来れば、安価をするなら２３時５０分より前に募集をかけて欲しい。２４時を過ぎると案を出したくてもホスト規制で案を出せなくて辛いんだ。

111二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 01:06:28

保守

112◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 06:38:31

すいません…体調崩してダウンしてました…夏バテめぇ…！今日は絶対にやりますんでお待ちを…！

113二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 17:42:39

待ってるでー

114◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:09:22

補正について太公望は
陣地ボーナス50(太公望の術士としての腕込み)＋対抗術式ボーナス＋10＋マスター補正＋5
同盟組は
同盟によるボーナス＋30位で行きたいと思います

115◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:13:20

太公望

dice1d100=85 (85)

同盟組

dice1d100=82 (82)

(合計値にボーナス分を加算)

116二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 21:15:13

数値がどっちも高い！激戦や！

117◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:15:17

太公望
85+50+10+5=
同盟組
82+30=
となります、出目が拮抗しちゃった分ボーナスがでかいなぁ

118◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:16:04

計算してくれないんだった
太公望150
同盟組112です。

119◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:18:33

これはアレだ、Zeroの切嗣対ケイネスみたいな戦闘内容は激戦だったけど結果をふりかえってみれば切嗣の想定通りだったみたいなヤツだ。

とりあえず敗北側の二陣営の結果も決めちゃおうか

セイバーdice1d2=1 (1)

(1：消滅 2：撤退)

キャスターdice1d2=1 (1)

(1：消滅 2：撤退)

120◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:19:26

おぉう…え〜敗退ですね。主人公ェ…

121二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 21:20:01

流石は太公望
しっかりと消滅させているぜ

122◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:22:32

そんでキャスターが消滅したもんだからアサシンのマスターの聖杯の機能が動いちゃったよ、連鎖事故がひでぇや

123◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 21:27:23

まぁとりあえず結果は決まったのでどんな戦いになったのかを安価でピックアップして書きますか、>>128まででどんな戦いになったかをピックアップ。尚同盟組マスター二名は離れたところで待機しているものとする

124二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 21:27:42

主人公補正でセイバーを生き延びさせるとかは...
流石に無いか。

125二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 21:41:08

スレ主すみません。一つ枠を潰してしまった。>>129までピックアップして下さい。

戦いの終盤にキャスターに令呪のバックアップが付いた宝具の固有結界を使われるという想定外の事態が発生し、陣地の有利が消えてライダーがピンチになるが、四不相君の真名解放を行い、セイバーとキャスター両名に大ダメージを与え、固有結界の維持が出来なくなり、固有結界が崩壊。

126二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:16:03

尖兵として襲撃してきたセイバーの魔獣をライダーの術が大半消滅させる。それなりに強いが故に残っていた魔獣達がライダーマスターに襲い掛かるがライダーマスターが本気を出して残りの魔獣を倒す。

127二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:26:22

地脈の奪取が上手くいかずセイバーが消耗する中、四不相の急襲でキャスターが退場。残ったセイバーも打神鞭で倒されるもターニャの別動隊によってライダーのマスターが死亡

128二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:27:22

戦いは非常に激しいものとなったが工房のアドバンテージを活かし太公望が終始有利な展開になる
そしてついにセイバーが倒されてしまい、キャスターは令呪のアシスト込みで宝具を使おうとするがキャスターのマスターがセイバーが倒されたことの動揺により判断を迷ってしまったことで宝具の発動が遅れてしまい、その隙を逃さず太公望によってキャスターは撃破されてしまった
その後セイバーのマスターは逃亡し、キャスターのマスターはライダー陣営に捕縛され、令呪全ての譲渡と引き換えに解放された

>>123

129二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:30:10

四不相と幻影にセイバーの相手をさせている間に土遁でキャスターを急襲して撃破。近くにいたターニャ達も殲滅してライダー勝利。しかし事態を静観していたアサシンの乱入によりマスターが倒されてしまい、残されたライダーは明日子に契約を持ち掛ける。

>>125

130◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 22:35:06

(。-`ω´-)ﾝｰいくつかツッコミどころあるけどまぁピックアップ形式やし、ええか
んじゃぁ書いてきます

131二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:37:04

さて、何が選ばれて、何が選ばれないのか楽しみ

132◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 23:12:40

その光景は、この世のものとは思えないものであった。ありとあらゆる魔獣神獣が所狭しとひしめき合いながらこのビルへ向かい突撃してきているのだから。幸いな事に恐らく襲撃者たちがめぼしい道路を封鎖しているためか民間人達には観られていないようだ。そんな光景をホテルの最上階から見下ろすライダーは笑っていた。
｢いやぁ！地獄みたいですね！！｣
｢笑ってる場合か！…勝てるのか？｣
｢なぁに問題ありません！思想鍵紋、励起！対獣術式、起動！！｣
片手を軽く横に薙ぐ。次の瞬間、獣達の直上に凄まじい数の砲撃が降り注いだ。
｢さて、有象無象程度の獣ならばこれで終わるのですが…やれやれ、随分と気合いの入った獣が幾つか居ますね…｣
そこには獣達の血で真っ赤に染った道路の上を闊歩する多頭の蛇がいた。
｢あれは…ギリシャのヒュドラか？なんという化け物を…｣
かの賢者、ケイローンでさえその苦しみから不死を返還した最悪の猛毒。それを生み出す多頭の蛇こそが今目の前に残る大蛇、ヒュドラである。
｢それ以外の小さい獣がヒュドラの腹の下に居たのか生き残っていますね…はてさてどうしたものか｣
｢はぁ…仕方あるまい、ライダーよお主はあのデカブツをどうにかせい｣
そう言って呑んでいた酒を地面に投げ捨てると懐から複数の術符を取り出した天劉
｢おや？となると…｣
｢露払い程度は儂がやろう、変わりに確実に仕留めてこい｣
そう言った劉は目の前のガラスに手を当てるとまるで薄い膜を通り抜けるようにその身体をすり抜けさせると地面へ落下していった。
本来、一流の魔術師であるのならば気流操作と質量操作によって降りるところを彼は何もせず、ただ自身の周囲を魔力の殻で覆い地面へと降りる───いな、落下していったというのが正しいだろう。そして凄まじい音と共に地面には人一人分の陥没したあとが残った。

133◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 23:53:15

本来、人一人程度が落ちた程度ではアスファルトにはヒビすら入らない。しかし今起きたのは明らかに異常であり、人一人の質量では起きえない事象。
｢ふぅ、久しぶりにやったが気持ちがいいわい｣
そんな異常な穴から這い出た天劉は何も無かったような様子で目の前の怪物たちを見据える。それは、双頭の犬。かのテュポーンとエキドナの子の1種、その名をオルトロス。目の前にいるのは本来のそれよりも幾分小さいものであるがそれでも並の魔術師では相手にならず、高位の魔術師でも手を焼くであろう魔獣の群れであった。
｢さぁて、かかってこんかい！犬っころ！！！｣
そう、天劉は自身の思想鍵紋を励起させ構えた。次の瞬間、複数のオルトロスがその無防備な肉体を食いちぎらんと歯を剥き出しにし喰らいつく。が、その歯は見えない何かに阻まれ肉体に傷をつけることは出来なかった。
｢呵呵！天式・蚩尤、魔獣程度の歯が立つものでは無いわ！！｣
その術式は至ってシンプル、自身の周囲を風とエーテルで編み上げた鎧で覆う、それだけである。そしてその鎧は攻防一体、食らいついたオルトロスの口内から凄まじい音とともにオルトロスの血液が噴出する。
｢ヌンッ！！｣
そして、それを意にも介さず腕を押し付けその口を縦に割く。
｢思想鍵紋、領域接続！！｣
そして幾枚の術符を取り出し魔力を通した瞬間、その札は硬質化し、燃え盛る剣と化した。
｢チェアッ！！｣
燃え盛る刃は双頭の犬達を切り裂いていく。そして、刃の炎が収まったのはその場に居たオルトロスを全て全て斬り伏せたあとであった。

134◆p7tGWirjNSb.24/07/29(月) 23:53:34

続きは明日

135二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 00:13:08

　スレ主さん本日もお疲れ様でした。
　毎夜楽しませて頂いております。
　自分は文章力に自信がないですが、アイディアを形にしてくれる貴方の活動を見ていると自分も挑戦したいと思う勇気を貰っています。
　特に本日の展開は自分の文章力、社会的立場を向上させて公式のシナリオ制作に携わるために努力する覚悟を頂きました。
　本当にありがとうございます。

136二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 08:46:04

これガチなん？

137◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 11:20:49

斬り伏せた後に残ったのは道の先でまるで面白そうな玩具を見つけた子供のような無邪気で、それでいて弄ぶような邪悪な笑みを浮かべたヒュドラのみであった。
｢呵呵呵！さぁて終わったわい、ライダー！！｣
燃え尽きた苻剣を投げ捨てながら上空へと声をかける。そして、次の瞬間上空に巨大な波紋が映し出される。
『八十四符印、全基起動───空よ、開け』
何処からかライダーの英称が聞こえてくる、そしてその波紋の大きさが最大限まで広がった瞬間、巨大な柱の様なものが大地へと突き刺さる。
『天よ、落ちよ───！『打神鞭』！！』
それは、ライダーの宝具、多くの神を屠り封神してきた宝貝。その一撃は神代の大蛇と言えどもまともに食らっては一溜りもなく…潰れた肉体から漏れ出る毒が凄まじい臭いと煙を上げながら広がっていった。その様子を上空から四不相に乗りながらゆっくりと降りてくるライダー、太公望は観察していた。
(…おかしい、ここまでしても尚サーヴァントが出張って来ない？)
｢何やっとるんじゃライダー！さっさと降りてこい！｣
｢はいはい、わかりましたよ。しかしマスターも中々の強さですね、流石は｢オット、それ以上は言わんでくれ｣…わかりました｣
そうして地面に太公望が降り立った瞬間、真横から凄まじい速度でナニカが太公望へと突撃していった。
｢なっ───！｣
｢ようやく降りてきてくれましたね｣
その影は、メドゥーサ。彼女たちは太公望達が工房より離れるのを待っていたのだ。そして彼女は太公望へと突撃しマスターである天劉から引き剥がし、別の場所へと移動した。
｢…！マスターは工房へ！！！｣
｢っ！スマン！！｣
一言交わしただけで太公望の意図を組んだ天劉はホテルへと駆け込む。

ホテルのある通りから一区画程離れた場所でメドゥーサは止まり太公望を投げ捨てる。危うげなく着地した太公望は目の前の敵を見据えた。
｢随分とお転婆ですね…｣
｢生憎、手段を選んでいられないので。貴方はここで釘付けにさせていただきます｣
その言葉と共に鎖が蜘蛛の巣のごとく広がりながら太公望へと襲いかかった。
｢おっと！危ない危ない。｣
手に持った打神鞭がまるで意志を持ったかの如く自動的に鎖を弾く。その様子をバイザーで太公望からは見えないがメドゥーサは怪訝な目をしていた。

138◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 11:21:00

(やれやれ、自動防御付きですか…これは長くは持ちませんね…)
｢さて、後は任せましたよ…｣

一方その頃、ホテルの屋上にて。キルケーは太公望の仕掛けた術式を掌握せんと悪戦苦闘していた
｢あ〜！！！一体なんだいこれ！！明らかに様式が違いすぎて時間がかかる！！｣
それは、西洋の魔術と東洋の魔術の在り方の違い。西洋は神という事象から魔術を行使するのに対して太公望が扱った魔術は思想魔術、人工根源である思想盤に接続しそこに刻まれた術式などを行使するもの。
｢法則性は一定だけど私の知るものじゃない…！これは不味いかも…かっ！？！｣
苦戦しながらも解体していると背後から凄まじい勢いで何かが攻撃してきた。
｢なっ！？…防御術式…！？｣
後ろを振り向くとそこに居たのはまるで竜種のような姿をした神獣であった。
｢くっ…！不味い！！｣
防御術式を展開しようとした瞬間、神獣四不相はその口から凄まじい灼熱の炎を放ち敵対者を焼き尽くした。
その場に残ったのは炎の跡のみ。
満足したのか軽く炎を吐き出し自身の主の元へと向かって飛翔していった。

139◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 20:44:43

少し離れた場所にて、ターニャと明日子は待機していた。
｢…2人は大丈夫でしょうか…｣
明日子はポツリと不安を吐露する。それに対するターニャの返答は些か冷たいものであった。
｢心配するのは無駄だ、もう我々にできることは祈ることと合図があったら即座に令呪を使う事だけだ｣
｢そう、ですよね…｣
そして、明日子へキャスターからか細い念話が届いた。
(ごめん…マスター…もう勝ち抜くことはできないや)
｢っ！？キャスター！！何言ってるの！！｣
その声だけで明日子は理解する、既にキャスターは満身創痍である事を、彼女の瞳から涙が溢れ出す
(ひとつだけ、大仕事をして私は消える。だから令呪を頼むね…君との日常、楽しかったよ…)
｢キャスター！！！！！！！｣
涙を流している明日子。彼女の右手にあった令呪三画、全てが輝き消えていった。

メドゥーサと太公望の戦いは激化の一途を辿って居た。しかし、メドゥーサが太公望の攻撃を避けようとした時、背後から凄まじい炎が襲ってきた。
｢なっ！？｣
｢おかえりなさい、さて。これで僕の方が有利になりました｣
それはホテルから飛翔してきた神獣、四不相が吐き出した炎であった。
｢いやぁ、四不相はいい仕事をしてくれましたね｣
｢っ！？まさかキャスターが…！！｣
ホテルから少し離れた場所にて、メドゥーサと太公望の戦いはメドゥーサの劣勢という状況であった。
それもそうだろう、そもそもが英霊としての相性が太公望の方が有利、そこに対策術式まであるのだ。ここまで持ったメドゥーサを褒めるべきだろう。
｢さて、これで仕事も終わりですね。後は貴女を倒すだけです｣
｢くっ…！｣
覚悟を決めたのかメドゥーサも武器を構え宝具を解放しようとした瞬間。
｢あまいね…！宝具開放───！｣
四不相の背より声が響く。それは、倒されたはずのキャスターの声であった。
｢『禁断の狂宴』(メタボ・ピグレッツ)！！｣

140◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 20:55:45

キャスターの宝具が開放された瞬間、その空間が塗り替えられた。
ありとあらゆる豪勢な食事が並ぶ食卓が所狭しと並ぶ宴会場、そして少し離れた場所には数え切れないほどの豚達がその食事に向かって突撃してきていた。
｢さぁ…これでキミの得ていた陣地からの補正は得られないよ…！｣
｢全く！厄介なことを！！｣
太公望は四不相に乗ろうとするが
｢させません｣
メドゥーサの鎖によりその行動を制限され、乗ることが出来なかった。
(長くは持たない…早くトドメを！)
(わかっています！)
キャスターが決死の覚悟で作り出した隙を逃さぬよう、メドゥーサは自身の宝具を開放せんとした───次の瞬間。
｢宝具開放───『擬竜神獣・四不相』｣
太公望がそう呟いた瞬間、乗り込もうとしていた四不相が上空へと飛び上がる。
｢っ！不味い───｣
｢させませ───｣
それを阻止せんとメドゥーサは刃を太公望に突き立てようと突撃するが
｢一手、遅かったですね｣
その言葉と共に視界が炎で埋め尽くされた───

141◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 21:00:21

炎が晴れ、視界が開くとそこは先程まで居た固有結界では無くそれまで戦っていた区画であった。
｢キャスターは…もう、退去してしまいましたか…｣
大地へ倒れ伏しながら状況を把握する、目の前には多少衣服が焦げてはいるが五体満足なライダー。対する自身は表皮の多くを焼かれ目も霞んでいるような様であり誰から見ても勝敗は明らかであった。
｢何か、言い残すことはありますか？｣
｢そうですね…マスターへ危害を加えないで頂けると助かります｣
｢わかりました、ではさらばです｣
そして彼の手から放たれた鉄鞭が自身の頭蓋を砕き、そこで意識は途絶えた。

142◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 21:05:58

｢ふぅ、想定内とはいえ中々肝が冷えました｣
セイバーの消滅を見届けた太公望は獏のような姿になった四不相にまたがるとふわりと浮き上がり自身の工房へと向かっていった。
工房では天劉が既に酒を片手に太公望を待っていた
｢おう！待っておったぞ！！｣
｢マスター…もう呑んでいるんですか？｣
｢なぁに呑まねばやってられんわ！…で、どうじゃった？｣
｢セイバーとキャスターは敗退、僕たちの勝利に一歩近付きましたよ｣
｢うむ、上々上々。どれ、今魔力を回してやるからその傷をさっさとなおせい｣
｢そうですね、ありがとうございます｣
こうしてライダー陣営は勝利を収め、受けた傷を癒すために休息に入った。

143◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 21:06:59

というわけで長かったですがキャスター、セイバー陣営敗退となります！いやぁ長かった…ほんとに長かった

144二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:12:49

お疲れ様でした。どのキャラも活躍させていて、とても良かったです。

145◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 21:33:36

てなわけでふたつの陣営が落ちたことで一気に戦況が動いたところで次の陣営行くかぁ！(脱落したマスター二人の今後はこの後の残りの陣営の動きで考えるよん)

というわけで次の陣営dice1d2=1 (1)

146◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 21:34:09

アーチャー陣営ですね！彼らは一体何をしている！>>151まででダイス！

147二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:42:13

アサシン陣営の拠点を発見
拠点に打撃を与えるためにタンクローリーを遠隔操作で突っ込ませた

148二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:49:10

元コマンドーの仲間からターニャ達の敗走を確認の報告を受ける。
アーチャーと一緒にターニャ達に接触して、様子から見てセイバーの退去を確認。取引の末に何があったのかの情報提供を受ける。話を聞く途中で今の内にライダー陣営に奇襲をかけるべきという意見が出るが、最後まで話を聞いた結果、ライダー陣営に奇襲をかけるのはあまりにも危険と判断する。

149二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:52:58

同盟とライダーの戦いを見て相手を陣地から出さない限り勝てないと判断
とりあえず遠くに逃げて策を1から考え直すため根室に逃亡

150二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 22:07:39

買い物をするため車を走らせていたら、同じく買い物をしようとしていたバーサーカー陣営と遭遇
数時間の間カーチェイスをした結果なんとかバーサーカー陣営を振り切ったが両者ともに周りに人がいないところでガソリン切れを起こしてしまい帰るのに相当の苦労をする羽目に

151二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 22:32:51

ターニャたちがライダーにより敗退したことを知り作戦を変更
ゲリラ戦をするための物資を仕入れるために稚内に向かう

>>146

152◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 23:03:38

dice1d5=1 (1)

153◆p7tGWirjNSb.24/07/30(火) 23:04:30

ハリウッド映画とかで見たことあるぞこれ！？

154◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 00:13:09

とりあえず今日はいったんここまで、安価系は明日まで保留。本編はきっちり書き上げるのでお待ちを！
ではまた明日ノシ

155◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 02:04:36

っとその前に館にアサシンたちがいるのか居ないのかで展開が変わりそうだから決めておかないと

dice1d2=2 (2)

1：居る、２：居ない

156◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 02:06:49

札幌郊外にて、そこには日本には似つかわしくないソ連風の洋館が幾つか立ち並んでいる土地であった。そこに二人の男が現れる。明らかに堅気ではないような立ち姿をしているのはアーチャーとそのマスター、アーノルドであった。
「あれがヴィンの入手した陣営の拠点か」
「ええ、ヴィンの旦那曰く「ソ連の白軍共が出入りしている、聖杯戦争に白軍の関係者も参加しているという情報もあるから八割以上工房だろう」ですって」
肩を竦めながらアーチャーは言い放つ。対してアーノルドは周囲を見渡し何かを見つけたのか軽く頷くと。
「アーチャー、仕事だ」
「へいへい、何すりゃいいんですかい？」
「それはな──────」
その作戦を聞いたアーチャーは驚愕していた。
「いやマジっすか！？本気でやるんすか！？！？」
「ああ、これが1番効率的」
そう言いながらアーノルドは無線で仲間へ端的に連絡を済ませた。
「さぁ夜まで待つぞ」

住宅から明かりが消え始めた頃、1台のタンクローリーが凄まじい勢いでひとつの館へと突撃していく。一切のブレーキもせずにそのまま館へと突っ込み、炎上し始めた。
周囲の家からは悲鳴と急いでいるような音が響き渡る。
そんな状況を少し離れた場所で暗視スコープを使いながらアーチャーとアーノルドは観察していた。
「どうだアーチャー、サーヴァントは見えるか？」
「ん〜…今んとこ居ないっすね…」
「そうか…そうなると俺たちが探っていたのが漏れていたか…」
そう思いながら燃える館に集まる野次馬や消防車から視線を切りあそこに居たであろう陣営に警戒しながらその場から撤収していった。

157◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 02:07:32

手な感じのあっさりで、残りの陣営はランサー陣営なので安価は明日の朝位で、ではノシ

158二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 08:41:41

保守

159◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 09:07:35

再開します、とりあえずランサー陣営は何をしたか安価！>>164迄でダイス！

160二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 09:14:44

気付くの遅れましたが、読み返したんですけど、ランサー陣営はもうやってますね。というか五日目は全陣営終わってますね。

>>161

161◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 09:19:42

>>160

終わってないですよ、あくまで前スレに書いてたのはバーサーカー陣営の同行(ランサー陣営視点)なので

>>163

162二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 14:07:35

このレスは削除されています

163二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 14:08:02

>>161

前スレのバーサーカー陣営の動向のランサー陣営視点ではなくて、今スレでの>>44のダイスで動く陣営をランサー陣営にして、>>55でランサー陣営の動向を書いていますよ。

>>164

164◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 20:51:59

>>163

ほんとだ！？失礼しました…

>>159

165◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 20:53:22

と、とりあえず再開します！えー、6日目ですね！セイバー、キャスターは脱落して残り五陣営。一体どこから動くのか！

dice1d5=2 (2)

166◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 20:54:07

ランサー陣営じゃないか！？彼らは何をしたのか！>>171迄でダイス！

167二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 21:08:03

結局はランサー陣営かい！というツッコミをして
ランサー陣営は本格的に動き、同盟相手を探しながら、拠点を爆破した陣営を探す。途中でそれらしき拠点があったので警戒しながら入ったが、それはライダー陣営のダミーでランサーの勘と速さでギリギリ事なきを得た。

168二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 22:42:04

再び札幌に出向き、拠点を爆破させた陣営を探すが見つからない

169二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 22:59:37

セイバー敗退により故郷に帰れないことが確定して飲んだくれているターニャちゃんに遭遇。情報交換をしつつ、絡み酒とハニートラップにより彼女も同行することに...

170二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 23:07:08

昨夜の疲れを癒すためマスターと湯治に来ていた偶ライダーを発見して追跡。訪れた温泉にてライダー、ランサー、偶然にも居合わせたアサシン達によるサウナ我慢勝負が始まる。

171二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 23:11:09

セイバーとキャスターが返り討ちにあったのを見て同盟を組んでもあの工房にライダーがいる限りは勝てないと考え作戦変更
十勝付近にある樹海に魔術を使ったトラップや魔術を使わないトラップを仕掛けそこに一陣営ずつおびき寄せることを計画
どうやって誘き寄せるかなどの問題はあるがその準備をするためにひとまずライダーの拠点の札幌から離れて帯広に移動して樹海に籠るための装備や食料、トラップに必要な物資が届くまではそこにいることに

>>166

172◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 23:12:33

dice1d5=3 (3)

173二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 23:18:36

ターニャちゃんまたダメになってる

174二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 23:20:33

おかしいなエッチな絵面の筈なのにイメージがブレイブエリちゃんなんだわ

175◆p7tGWirjNSb.24/07/31(水) 23:29:37

ターニャちゃんがダメインと化している…可笑しいな？こう、冷徹な軍属魔術師みたいな感じだったのになんでこうなった？

176二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 23:32:39

ジャージ着てヒマワリの種を肴にウォッカ飲んでる模範的なゴプニクのイメージ

177◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 00:21:48

札幌某所にて、ランサーのマスターであるロイ・クラークは山に籠るための食料を買い足すために街へと出ていた。
行き交う人々は大規模な交通規制があって大変だっただの怪獣が暴れただの空飛ぶ龍をみただの様々な噂話を話していた。
(噂じゃあないんだがな…)
そう思いながら食料の入った紙袋を抱えて歩いているとふと酒屋が目に入った。
(…ランサーへ土産でも買っていくか)
酒というのは宴はもちろん謀略の為の道具、果ては怪物退治のキーアイテムとしても語られることがあり余程でなければ嫌う英雄はいない。英雄譚と切っても切り離せないのが酒というものだ。
そう思って酒屋の扉を開くと───そこには惨状が広がっていた。
酒屋の中心で半泣きになりながら一升瓶をラッパ呑みしている銀髪の軍服の女性がいたからだ。
「───は？」
素でそんな声が出た。そんな自分を気にせず酒を呑みながら
「あんな反則級のがいるなんて聞いてないわよ！！！国にも帰れないし部下たちとは連絡つかないしー！！！」
「…まさか、セイバーのマスターか？」
「あぁん？あんた一体誰なのよ…ふぅん…ねぇ、お姉さんといい事しなぁい？」
そう言ってふらりと立ち上がった銀髪の女性、ターニャはするりとその身体を自分へと押し付けてきた。
「んなっ！」
「あなたが望むなら"なんでも"してあげるわよ…フゥ…」
「んひっ！？」
耳元に息を吹きかけられ情けのない声を上げた様子を見て
「ね、だぁめ？」
「いや、俺は…その…」
「うふふ、私の持つ他のサーヴァントの情報、欲しくないの？」
「っ！？」
その言葉を聞いた瞬間、茹だりかけた頭がすぅっと冷えていく。
「貴方が私を保護してくれるというのなら得た情報を全て貴方に渡すわ」
「…わかった、だがここで話すことじゃない。俺の拠点に来てくれ」
「わかったわ…宜しくね？」
そう言って2人は酒の代金を支払うと拠点としている山へと向かっていった。

178二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 10:29:20

保守

179◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 21:15:04

山中、ランサー陣営の拠点にて
「…で、この姉ちゃんを連れて帰ってきたと」
「悪いランサー…」
「ふむ、トラップの設置が甘いな…」
拠点に着いた途端、先ほどまでの醜態からは考えられない鋭い目線で自分の拠点兼工房を精査しだしたのだ。
「君の魔術形式はわからんが戦略的に見るとこの陣営の防御は少々甘いな」
「胃やいきなり何言ってんだよ！？」
そう、つい突っ込みをしてしまったのは仕方のないことだろう。
「兎に角だ、姉ちゃん。約束は守ってもらわねぇと困るんだが」
「む…それもそうだな。一先ずは自己紹介を、私の名前はターニャ・ニコラエヴナ。ソ連軍魔術特務機関に所属していた魔術師だ。」
そう言って胸元の徽章を見せる。
「ソ連の…ん？していた？」
「ああ、敗退してしまってな…その…な？」
何となく察しはついた、敗退したことで組織、下手をすれば国から追われているのだろう。
「そこら辺の事情はどうでもいい、他の陣営に関する情報を話しな」
「ふむ、わかった…私が遭遇したのは―――――――」
そうして彼女の口から語られたのはバーサーカーを覗くすべての陣営、それらの情報であった。
「へぇ、東の大軍師にして仙人に不可視の狙撃手ねぇ…相手にとって不足はねぇが…」
「流石に手が足りない…！太公望に至ってはほぼ全土の霊脈を掌握してるんだぞ！」
自分だけのバックアップでランサーが太公望を倒せるとは思えない、小型とはいえ幻想種複数を危うげなく倒せる魔術師がマスターなのだ。一撃の火力では負ける気はないがそれ以外の面では勝てる気がしない。そんな現状に絶望していると

180◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 21:15:15

「さて、ここで交渉なのだが…」
「一体なんだ！」
「私が、いや私たちが協力してもいい」
「渡りに船だと思うがどうすんだ？」
「…条件はなんだ」
「聖杯戦争の間、協力者として庇護下においてほしい」
「…何人だ」
「私の直属の部下、総数は30人余といったところか」
他の者たちは戦死や敗退の報で逃亡したとのこと
「…わかった、受けよう」
「そうか、それは良かった。ではよろしく頼む」
そうしてセイバーの元マスターとランサーの協力関係が築かれた―――

181◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 21:16:33

これにてランサー陣営終了！というわけで次の陣営は！？dice1d4=4 (4)

182◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 21:17:42

バーサーカー陣営！彼らはいったいなにをした！>>187まででダイス！

183二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 21:23:42

札幌中の飯を巡っている時に、ナンパに絡まれているキャスターマスターを孫と偽りながら助け、ナンパを追い払い、車でキャスターマスターの家の周辺まで送った。車の中での道中の会話で今まで何があったのかの情報の話を聞いた。

184二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:00:48

マスターの剣技で霊脈の繋がりを物理的に切断、引力特性を活かして自らの陣地にのみ魔力が流れ込むようにして挑戦者を待つ。

185二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:03:23

🎲で出た陣営に殴り込み。

186二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:07:08

ライダー陣営の拠点に行ったがダミー拠点だったためトラップに引っかかってしまった

187二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:11:53

昨夜の戦いの跡地にてバニヤンの第二宝具を使って情報収集と対抗策の準備中。
セイバーと斬り合えなかったことを残念がりつつも、いずれ仙人と死合うことを考えて笑みを漏らす。

>>182

188◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 22:12:54

dice1d5=4 (4)

189◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 22:15:36

太公望のトラップとかヤバそう…わかったセイバー陣営の被害

dice1d100=8 (8)

小さい程被害は少ない、ゾロ目なら無傷の生還

190◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 22:16:04

ほぼ被害なしになりましたね…

191二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:17:20

剣聖の勘で直前に動いて被害を最小限に抑えたのかな？

192二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:18:24

そろそろ次スレに移行していいかもですね。

193◆p7tGWirjNSb.24/08/01(木) 22:53:16

札幌、とある廃ビルにて。明らかに釣り合っていない二人がそのビル内を探索していた。
「ねぇ、本当にここにいるのかな…」
「さてな、だが痕跡の残る場で最も近かったのがここだ」
容姿からは考えられない大人よりも一回り大きいサイズの少女と猫背で和服を着て日本刀を佩いた男がビルの隅々まで探っていた。
「でも、何か変だよ…？」
少女…否、バーサーカーのサーヴァントは天井を指さす
「明らかに人がいた痕跡がない…」
「…まさか！」
男が何かに気づいた瞬間、天井が崩壊し始めた。
「きゃっ…！」
「ぬうっ…」
それと同時に地面に仕掛けられた陣が発動し彼らの動きを封じた。
数十秒後、その廃ビルは見るも無残ながれきの山と化しバーサーカー陣営は下敷きになった―――――はずであった。
「ええい！マスター、ケガはない？」
がれきの山から、明らかに巨大になったバーサーカーが現れる、その足元にはマスターである男が多少かすり傷を負いながらも五体満足な状態で立っていた。
「問題ない、しかしここまで大掛かりな罠とはな…キャスター、或いはライダー当たりの仕掛けか？マスターが仕掛けた可能性もあるな…」
バーサーカーのマスター、足利ガブリエルは冷静に状況を判断していた。
「もう！怪我してないのならいいのだけど…」
「む、すまなかったな。詫びに今宵の夕食はパンケーキとしよう」
「わあい！…じゃなくて！！！」
可愛らしく怒りながらその体躯を小さくするバーサーカー。ガブリエルは申し訳なさそうにしながらもその眼はこの罠を仕掛けた、まだ見ぬ強敵に心躍らせていた。