ボクに任せたまえ!

  • 1二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:41:20

    ファン感謝祭用の演劇の配役を任されたボク!

    全役ボク!と主張したがたずなさんに却下されてしまった!

    ここはダイスで配役を決めるとしよう!

    ちなみに演目はシンデレラだ!

    ウマ娘名鑑のデュランダルさんまでの119人でダイスだ!

    もし同じ人が出たら下側の役を振り直すね


    シンデレラdice1d119=8 (8)

    意地悪な継母dice1d119=33 (33)

    意地悪な長女dice1d119=100 (100)

    意地悪な次女dice1d119=77 (77)

    魔法使いdice1d119=36 (36)

    魔法の馬車を引くウマ娘dice1d119=15 (15)

    王子dice1d119=23 (23)

    執事dice1d119=8 (8)

  • 2二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:45:01

    ふむ…

  • 3二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:47:58

    このレスは削除されています

  • 4二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:52:04

    このレスは削除されています

  • 5二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:52:28

    シンデレラ…ウオッカ

    意地悪な継母…アドマイヤベガ

    意地悪な長女…サムソンビッグ

    意地悪な次女…サトノクラウン

    魔法使い…エアシャカール

    魔法の馬車を引くウマ娘…ボク!!!テイエムオペラオー

    王子…ビワハヤヒデ

    執事dice1d119=54 (54)

  • 6二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:53:00

    執事…ビコーペガサス

    だね!!

  • 7二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:54:51

    アヤベさんは絶対に入れるという強い意思を感じる

  • 8二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 07:59:51

    めっちや関係者引くじゃん

  • 9二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 08:07:35

    あるところに一人のウマ娘がいました。
    彼女はウオッカ。
    いつも意地悪な継母や姉たちに働かせられ、ボロの服を着ていたため灰かぶりという意味のシンデレラと呼ばれていました。
    そんなある日のことです。
    お城から舞踏会の招待状が届きました。
    「すっげー!あのでっかい城に入れるなんて滅多にないぜ!カッケーバイクとか展示してたりするかなー」
    「バカねシンデレラ。そんなボロの服を着た貴方を舞踏会につれていけるはずないじゃない。
    それより早く今日の家事に取り掛かりなさい。お布団を干してふわふわにするのを忘れちゃだめよ」
    「そうだそうだー」
    「私達のドレスはどれにしようかしら。今から楽しみだわ!」

    かわいそうなシンデレラ。
    ドレス選びをする3人を横目に見ながらお布団を干しに行きました。

  • 10二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 08:19:04

    それからは一日家事三昧。今日もあくせく働いていたら、とっぷり日が暮れてしまいました。
    シンデレラを置いて3人はとっくに城へと出かけています。
    今頃きらびやかな城で、おいしいごはんをいただいたり優雅なダンスを踊ったりして楽しく過ごしていることでしょう。
    シンデレラは床にへたりこみつぶやきます。
    「はー、もうクタクタだぜ。毎日こき使いやがって。今頃みんな楽しんでんのかなー。
    王子?には興味ねーけど…ドレスとか、1度くらい興味がないでもねえっつーかー…。いやでもオレにドレスとか似合うわけ…。でも…
    んあー!どっちにしろオレには関係ないし!」
    シンデレラは立ち上がり、3人のベッドメイクをしに行こうとしました。

  • 11二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 08:36:09

    バタン
    突然玄関が開きました
    「ロジカルじゃねえな」
    現れたのはエアシャカール。
    どんな数式でも物事でもあっという間に計算し、最適なアドバイスをくれるため町のみんなは彼女を魔法使いと呼んでいました。
    「魔法使いさん!どうしたんですか?」
    「魔法使いとか、ロジカルじゃねぇ呼び名はやめろ。それより、舞踏会に行きたいんだろ」
    「そんな、どうして」
    「計算するまでもねえ。
    いつもお前がよく働いているのは町のみんなも知ってることだ。
    実はかわいいもんとかきれいなもんに興味があることもな。
    あんな招待状が町中に配られたんだ。さすがのお前の家族もお前をおいてくことはねぇと思ってたんだが…。こうして通りを歩いてたらどうだ。家に明かりがついてやがる。お前はいつものボロ服を着て働いてやがる。
    …計算が外れちまった。」
    シンデレラは自分の気持が筒抜けだったことを恥ずかしがりながら魔法使いの言葉の続きを待ちます。

  • 12二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 08:49:18

    「こんな状況はロジカルじゃねぇ。
    労働には相応な対価が払われるべきだ。加えてお前は自分のためだけじゃなく町のみんなにもよくしている。そりゃみんなお前の望みを叶えたいと思うのは当然だろう。だから…お前が舞踏会に行くための最適解にあたるこいつを連れてきた。」
    「やあやあ!!今宵君を輝ける舞台へと連れて行く使者、テイエムオペラオーさ!!君に見合う衣装をボク自らが見繕ってきたとも!!!君の望み通りの可愛さとカッコよさという比翼を携えた美しき衣装をね!!!」

  • 13二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 08:52:24

    PC動かすの上手い人はウィザードって呼び方するしそういう意味なら嫌いじゃなさそう

  • 14二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 09:02:58

    「そんな、ほんとにいいんですか!…俺早速着てきちゃいます」
    早速着替えたシンデレラ。シンデレラは感動しました。華やかで美しく、それでいて彼女の好きなパンツスタイルでありスタイリッシュな、まさに彼女が求めた通りのドレスでした。
    「すっげー!オレの好みドンピシャです!」
    「そいつはよかった」
    「ハーッハッハッハッハ!僕の見立てに間違いはないとも!!」
    「さて、オペラオー。いくらパンツスタイルだからってドレスで城まで走らせるわけにはいかねぇ。つれてってやってくれないか」
    「ハーッハッハッハッハ!ボクに任せたまえ!!さあシンデレラ君、僕の背に乗れ!!」
    オペラオーにおぶられ、城へと向かうシンデレラ。
    そこへ
    「やっべ!言い忘れてた!その衣装はレンタルだから今日中に返さなくちゃならねぇから0時までに帰ってこいよ!!」
    「わっかりました!魔法使いさん、ありがとうございます!!」

  • 15二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 09:10:20

    城へとたどり着いたシンデレラとオペラオー。
    「さあ到着だ。そして、これは僕からの餞別だよ。」
    オペラオーが差し出したのはガラスの靴。
    「今の靴もとても素晴らしいが、1つくらいいつもがんばっている君の手元に残るものを渡したくてね。僕らウマ娘はこの足で輝いてこそだろう?だからこのガラスの靴さ!」
    オペラオーから思わぬプレゼントをもらったシンデレラ。
    「オレのために、ありがとうございます!オレ、輝いてきます!」

  • 16二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 09:23:40

    1です
    しばらく労働のため離れます

  • 17二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 09:55:08

    おつです
    お体お気をつけて

  • 18二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 10:27:43

    オペラオーバ車、エレクトリカルパレードみたいになってそう

  • 19二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:04:33

    衣装レンタル品なんだ…

  • 20二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:06:18

    これがウマ娘シンデレラガールズの主人公ウオッカ(CV:大橋彩香)ちゃんですか

  • 21二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:22:00

    「ふむ…」
    ビワハヤヒデは舞踏会の場に集った人々を椅子に座って眺めていました。
    「王より、パートナーを見つけよと命を受けたものの…。なかなか難しいものだな」
    王子ビワハヤヒデは頭が切れる。そのため自分のパートナーとしてどのような人物がいいか明確に決めていました。
    「客観的事実として、私は背が高い。あまり小柄な方だと隣に並んだ際のバランスが取りにくいだろう。下私の髪に埋もれてしまったら申し訳ないし。
    また家事にも富んでいる方がよいだろう。メイドたちがいるとはいえ国を統べるものとして己の世話が自身でできるほうが国民の心象がいい。
    人々に好かれる、愛らしさとカリスマ性も重要だ。
    言い換えればかわいさとカッコよさを兼ねているような…。

    集まってくれた皆は個々にそれぞれ魅力的だが、私の条件に当てはまる者は残念ながらいなさそうだ」

    王子ビワハヤヒデは小さくため息をつきました。

  • 22二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:23:03

    >>19

    年に一度でも出番があるかどうかわからない高価なものをプレゼントするのはロジカルじゃねぇので

  • 23二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:32:07

    その時会場がどよめきます。
    「わあ…素敵」
    「かっこいー…第二王子様とか?」
    「ちがうわよ。第二王子様は黒髪の凛々しく雄々しい方ですもの」
    「いや、あの方女性だわ。涼し気な目元ながらも愛らしさがある」
    ざわざわと動揺が広がる会場の中心にいたのはそうシンデレラです。
    「うひゃー。ここが舞踏会会場かぁ。バイクはねぇが、きらびやかで調度品なんかもカッケー。…あの人とが王子様か。よし、ここまでお膳立てしてもらったんだ。バッチリ一番輝いてやる!…なぁ!」
    シンデレラは未だ椅子に座ったままの王子を見つけ、手を伸ばしました。
    「オレと一緒に踊りませんか」

  • 24二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:37:34

    王子は驚きました。
    今までエスコートすることはあっても、このように誘いを受けることなどなかったのです。
    思わずときめいてしまいました。
    「では…そのお誘いを受けよう」
    ふたりは踊り始めます。
    二人の踊りは優雅で周りのものを魅了します。ですがじつは
    「うわ、この靴きれいだけどうごきにくいなぁ」
    「ふふ、あんな熱烈な誘いをされて驚いたが…踊りは不慣れかい?」
    「そんなことないんですけど…ちょっと調子でなくて」
    「焦らずとも大丈夫だ。私がサポートするから君は思うままにしてくれ」
    ビワハヤヒデ王子の適切なリードを受けてのものでした。
    王子は先程のときめきとともに今隣にいる彼女に愛らしさを感じていました。

  • 25二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:44:49

    踊り終えた二人はラウンジで談笑していました。
    その過程で王子は彼女をパートナーとして迎え入れると心に決めました。
    「すまない、君が良ければ、是非私と…」
    ゴーン!ゴーン!
    0時の鐘が鳴り響きます。
    おしゃべりに夢中で、シンデレラは時間など忘れていたのです。
    「うわやっべー!!魔法使いさんに怒られる!!すんません王子様!オレ帰らなくちゃ!!」
    「えっ、ちょっと君!」

    ウオッカは走ります。もう全速力で走ります。とにかく早く帰らなければと走りに集中したせいで、ガラスの靴を落としてしまったことにも気づきませんでした。
    ガラスの靴は王子に拾われました。

  • 26二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:45:30

    労働に戻ります…

  • 27二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 12:49:23

    意地悪な継母…アドマイヤベガ
    なぜかすごくすごい適役に見える

  • 28二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 13:22:15

    と言うかさらっと自分も引いてるのこやつ……ってなる

  • 29二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 15:12:14

    「ビコー君、ビコー君はいるか!」
    「どうしたんだ王子!ヒーr…執事になにか用か?」
    「ああ。これからこの町のウマ娘全員の足を調べてきてもらいたい。このガラスの靴とぴったり合致する者が私の求める人だ」

    こうして執事はガラスの靴がぴったり合うウマ娘を探しまわりました。
    そしてとうとう、シンデレラの家にたどり着きました。

    「はー。レンタル超過分の料金は魔法使いさんが払ってくれたけど、めっちゃこわかったなぁ…。魔法使いは怒らせるもんじゃないっていうけどあれはマジだぜ。
    それにせっかくもらったガラスの靴はどっかに落としちまって見つからないし…。やっぱ城に行かないとかな。でもこのカッコじゃあなあ」
    シンデレラが掃除をしながらつぶやいていると
    「まったく、なにをブツブツ言っているのよシンデレラ。早く掃除を終わらせなさい。そろそろ執事様がいらっしゃる時間よ。」
    「そうだそうだー」
    「『ガラスの靴とぴったり合う足を持つウマ娘を王子様のパートナーとして迎え入れる』なんて、ロマンチックよね〜。おそらく王子さまが探されているのはあのすごく目立っていたパンツスタイルのウマ娘でしょうけど…私と足のサイズは同じに見えたわ。同じ舞踏会会場にいたから話題も合わせられるし、これは彼女が見つかる前に私で決まっちゃうかも!」
    勝利を確信したように浮かれている次女。
    「(みんなあれが俺だって気づいてないのか)」

    ドンドン!
    「失礼するぞ!」
    扉が開き、執事がシンデレラの家に入ります。手にはガラスの靴を大事そうに抱えています。

  • 30二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 15:24:40

    「早速だがこの靴を履いていってくれ!」
    まずは継母のアドマイヤベガ。
    「…私には大きいみたいね…。あら?これ…」
    「そうだな!じゃあ次!」
    次は長女サムソンビッグ
    「わたしも合わないなぁ」
    「よし、次!」
    次は先程浮かれていた次女サトノクラウン。
    「(若干左足がゆるいけど…)やったわ!ぴったりよ!これで私は王子様のパートナーね!」
    次女はガラスの靴を履いたまま喜びのまま踊りだしました。すると
    「あら?この靴なんだか変わってるような…」
    「そうだ!サイズが合う人なんていっぱいいるからな!靴底を見てくれ!」
    言われるまま靴底を見た次女はびっくりしました。
    ガラスの靴には、同じくガラスで作られた蹄鉄が刻まれていたのです。

  • 31二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 15:32:30

    「ええ!?何これ!!ガラス製の蹄鉄なんて、聞いたことないわ!それにただ形を模してるんじゃなくてかなり精巧な作りになってる」
    「そう!正直アタシも王子もびっくりしたが、この靴には蹄鉄がついているんだ。」
    「なるほどね…。ウマ娘の蹄鉄はそれぞれの特性にあったもの。全く同じ蹄鉄のウマ娘はまずいないでしょう。だから判断材料にピッタリなわけね。『ぴったり合う足』というのはサイズだけじゃなく蹄鉄まで含めてのことってわけ。…意味わからないけど。」
    蹄鉄には詳しい継母のアドマイヤベガが解説してくれましたが、みるみるしょげていく次女のサトノクラウン。

    そして執事はウオッカにガラスの靴を差し出しました

  • 32二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 15:41:41

    そして…ウオッカはガラスの靴をはき、普段使っている靴を見せました。しっかりと蹄鉄がついています。そしてその蹄鉄とガラスの靴の蹄鉄はぴったり一致しました。

    こうしてシンデレラウオッカは王子ビワハヤヒデのパートナーとなり、幸せに暮らしたとのことです。

    え?なんで蹄鉄がついていたのかって?
    それはね…
    「ハーッハッハッハッハ!!ボクがしっかりシンデレラ君の蹄鉄を調べ特注していたからだとも!!プレゼントだからね、名を刻むよりよほどウマ娘らしいじゃーないか!
    だが。なぜ靴が脱げてしまったりダンスが踊りにくかったりしたんだろうね?」
    「…当然よ。インソールも無いガラスの靴だなんて脱げやすいし痛いに決まってるじゃない。あなたのことだから美しさを優先したんでしょうけれど、ふわふわは必要なものなのだからね」
    「ハーッハッハッハッハ!失敬!!だがこれで」

    めでたしめでたし

  • 33二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 16:06:25

    乙です
    最後まで言わせてもらえないの草

  • 34二次元好きの匿名さん24/07/22(月) 18:46:21

    まさかダイスがここまで仕事をしてくれるとは思わなかったよ!
    思いつくままスラスラ書いてしまった!

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