【閲覧注意】メロコと彼氏君

  • 1二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 09:48:19
  • 2二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 09:49:24

    グルーシャ「熱さでナッペ山溶けたんだけど?・・・微笑ましいからいいか」

  • 3二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 09:50:13

    二人の未来はまだ始まったばかり

  • 4二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 09:54:11

    最終話でもうラブラブだったんですがそれは……

  • 5二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:05:20

    >>4

    こういう話は一旦ケンカしてからの仲直りで読者を興奮させるのがテッパンだからじゃないかな

  • 6二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:10:52

    彼氏君のポケモンはソウブレイズは対として相応しいけど、他となると難しいな
    ドレディアとかのサポート系になるかな?

  • 7二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:13:17

    後半設定拾って書いてた者ですが、
    初期、(してないとき、テメー呼び)中期(したあと、テメー呼び)後期(婚約、『  』呼び)未来「結婚妊娠、『  』呼び」
    よ四通りの内どこらへんが読みたいですか?

  • 8二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:15:45

    >>7

    シチュエーションによって使い分けるのがいいかもね、ちょっとズレるけど何かの動画で海老蔵が麻央に「おまえ」って言ったときには初めて愛というものを知った人のような感慨を感じたから

  • 9二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:19:49

    このレスは削除されています

  • 10二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:20:53

    じゃあどんなシュチュエーション、話しが見たいですか?

    とりあえず

    >>15くらいまでの設定拾って書いてみます

  • 11二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:23:00

    メロコと彼氏君のタッグバトル

  • 12二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 10:28:37

    実はメロコが彼氏くんとちびっこのころに出会ってて、その相手が彼氏くんだったというのがホームビデオで発覚

  • 13二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 11:12:07

    ほぼ満員のエレベーターで思わず壁ドン

  • 14二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 14:46:23

    勉強会でどっちかが寝落ち

  • 15二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 16:36:55

    彼氏が熱を出してそれを看病するメロコ

  • 16二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 19:16:06

    了解です。順繰りに書いてみますのでちょっと待ってください。

  • 17二次元好きの匿名さん24/07/26(金) 21:44:16

    期待しかしねえ、もうやくしまるメロコ

  • 18二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 01:18:23

    ゲーム準拠かつ小説でバトル書くのは超ムズイので、バトルはアニポケ準拠でいきます。
    時期は後期です。

    平日のバトルコートで、
    「押す!今日も気合入れてバトル学だぞ!」とキハダ先生が言って、生徒たちが
    「押す!」「押す!」「……押す」「キハダ先生今日もかっこいい!」「……リップさんとどんな関係なんですか?」「ミモザ先生と仲いいってホントですか!?」ってそれぞれ挨拶を返すんだ。
    それに対して「はいはい!今関係ないことは後で!今日は実戦!テラスタル研修応用テスト(アニポケ参照)に合わせたルールでバトルするぞ!ただし、トレーナー二人でタッグを組むこと!2対2の合わせてポケモン4体の実戦だぞ!みんな気合入れていこう!オー!」と説明兼鼓舞をするので、
    「オー!」「オー!」「お、オー」「かわいい……」とそれぞれ返事をするんだ。
    その生徒たちの中に、「……『  』と授業かぶるなんて珍しーな」「そうだね、ああ、バトルかー、俺まだまだだからなー」とメロコと『  』もいるんだ。
    それで「まあ授業だし肩の力抜けよ、ジムだってハッコウシティまで通過してるんだしよ。」ってメロコがポンと肩に手を置いて『  』の緊張を抜くんだ。
    それに対して「わ、わかった、ありがとうメロコ。」って『  』がお礼を言うんだ。
    で、キハダ先生が、「じゃあ呼ばれたものからバトルコートに出るように!ポケモンは後出しじゃんけんにならないように事前に決めておくこと!じゃあ始めるぞ!」と開始を宣言するんだけど、
    「ではメロコ、『  』!前へ!」って呼ばれて
    「はあ!?!?」「え……!?」って二人とも驚くんだ。
    それに周りの生徒たちが「スター団のメロコと彼氏君!?」「うわ、動画で見た!!」「『お熱い』二人だ!」「ヒューヒュー!」ってはやし立てるから、
    「ちょ、おい、うっせーぞテメーら!ちょっとキハダせんせーよお!!」ってメロコが文句を言うんだけど、
    キハダ先生は、「ハッハッハ!言っておくが実力を加味しただけで人選に他意はないぞ!」って言うから、
    「――!!ッチ!しゃーねえ!行くぞ『  』!(実力を加味……?)」「わ、わかった!(実力を加味……?)」と、二人でコートに立つんだ。

  • 19二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 01:19:12

    でも、「では次に対戦者!ペパー、ボタン、前へ!」って聞いて、
    「はあ!?」「ええ!?」ってもっとびっくりするんだ。
    「え?新チャンピオンの友達!?」「学校最強大会の常連じゃん!?」「え?彼氏君可哀想……」って生徒たちが反応するんだけど、
    「マ、マジボスかよ……」「え?俺普通に無理じゃない?」って本人たちは更に気が気でないんだ。
    で、4人が相対するんだけど、「……言っとくけどメロちゃんたち相手に手加減できひんからね?やろ?ペパー?(合法的に彼君ボコるチャンス……!!)」ってボタンが闘気むんむんで言って、
    「おう!実力を見せつけてやるぜ!(いやボタン絶対私情挟みすぎちゃんだぜ……)」ってペパーが返すんだ。
    「うーんマジやべえな……(マジボスどうした?)」「ええ……俺どうしたら……(めちゃくちゃ殺気を感じる……)」って二人は戦う前から勝機が薄いことを感じるんだけど、
    「……でも勝機はあると思うぜ。」ってメロコが言うから、
    「ど、どこに?」って『  』が聞くと、
    「……?『  』と一緒だからに決まってんだろーが?オレたち二人なら最強だぜ?だろ?」ってメロコが何の疑問もなさそうに言うから、
    「……!!わかった!メロコ!一緒に戦ろう!」って『  』の腹が座るんだ。
    「……へへ、いい顔になったじゃねえか!じゃあ行くぞ!」「おう!」と二人の意志が一致して、
    「うんうん、四人ともいい顔だ!それではバトル、開始!」ってキハダ先生が号令を出すんだ。

  • 20二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 01:20:56

    「よっしゃいけ!グレンアルマ!」「いけ!ソウブレイズ!」と二人がポケモンを出して、
    (さあて、ペパーパイセンの方はある程度予想つくとして、問題はマジボスだ。)とメロコの思考が回転するんだ。
    (マジボスのやべえところはタイプの違うブイブイズ6匹平気で育ててることだ、何が出てくるか予想がつかねえ、逆に言えば『じゃんけん』に勝ててれば勝機はある!なにが出てくるか……)ってところまで考えたところで、
    「よっしゃ頼むぜマフィティフ!」「……行ってきてシャワーズ!」ってペパーとボタンもポケモンを出すんだけど、
    「はあ!?うっそだろ!?」「えぇ!?」って二人で驚愕するんだ。
    それに対して「フフーン、『じゃんけん』はうちの勝ちみたいやね?メロちゃあん?」ってボタンがドヤ顔で言って、
    「……!!くそったれが!(敵に回ったマジボスやべえな……)」「うわ……(あ、あの時を思い出す……)」ってボタンの運と闘気にひるむんだけど、
    「ええい!先手必勝!おい!」「!わかった!ソウブレイズ!サイコカッター!」と指示を出すんだ。
    それに対して、「……シャワーズよけて」ってボタンが指示を出すと、シャワーズはひらりとよけてサイコカッターをかわすんだ。
    「え!?(普通によけられた!?)」って『  』が驚愕すると、
    「『サイコカッター』……ええ技やけど、うちのシャワーズに当てるには、ちょーっと経験が足りんのちゃう?……シャワーズ――」
    「!!やべえ!!おい!」「!よけてソウブレイズ!」「――ハイドロポンプ」と技と指示が交錯して一瞬の差でなんとかよけきるんだ。
    「(マジボスのシャワーズのハイドロポンプはやべえ!一発で勝負が決まっちまう!)グレンアルマ!シャドーボール!」ってメロコが指示するんだけど、
    「だから甘いって……シャワーズよけて。」とこれもよけるんだ。
    「ッチ!」っとメロコが舌打ちする間もなく、「うちがこのまま遊んどくから、ペパーは積んどいて、シャワーズ――」「よっしゃ、マフィティフ!爪とぎ!」「――ハイドロポンプ」と一方的な展開になるんだ。

  • 21二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 02:31:44

    メロコが「よけろ!グレンアルマ!」と指示してこれもなんとか避けるんだけど、「ほーらどんどんいくし、ここままやとペパーが積みきって勝負ありやよ?シャワーズ――」
    「!!よけてソウブレイズ」「――アクアブレイク」と一瞬指示が遅れて今度は技が掠るんだ。
    「!大丈夫か!?」「な、なんとか!」
    (くっそ!ハイドロポンプと違ってアクアブレイクは早え!指示が遅れたら確実に当たっちまう!でもその分威力は小せえ!掠った程度ならまだ全然戦れる!)とメロコが思考を巡らせて、
    「同時に行くぞ!グレンアルマ!――」「!ソウブレイズ!――」「シャドーボール!」「サイコカッター!」と同時に技を浴びせるんだ。
    「ど、どうだ!?」「……」っと状況が一瞬わからなくなるんだけど、
    「……大丈夫シャワーズ?おうおう、さすがに掠ったかー、まあしゃあないね」とほぼ無傷のシャワーズがそこにいるんだ。
    「!くっそ!(同時でもかよ!)」「……(ど、どうしたら……)」って『  』が怯むんだけど
    「!!怯むんじゃねえ!!『  』ならやれる!!」ってメロコが怒鳴って、「!!わ、わかった!!……じゃあメロコ!!」と『  』がメロコに向き直るから、
    「な、なんだ!」ってメロコが聞くと、「……俺を信じて!!」と『  』が言うから、
    「……!!わかった頼む!!」ってメロコが託すんだ。

  • 22二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 02:32:03

    で、ボタンが、「ほーんなんか考えてる?まあ小手先じゃどうもならんよ?シャワーズ――」と指示を出すと同時に、「ソウブレイズ!――」「ハイドロポンプ」「ゴーストダイブ!」と技が交錯するんだ。
    ゴーストダイブで姿が消えたソウブレイズに対してボタンは「だから小手先じゃどうもならんって、ダイブ先なんて予測できるんよ?シャワーズ、足元にアクアブレ――」
    「――マジボス、それは外れだ。」「――え?」「――オレらを……いや、オレの『  』を――」
    「ど、どうしたマフィティフ!?」「!?」「――なめんじゃねえ!」
    ボタンの思考が回転して(は?うちじゃなくてマフィティフの方行った?いや一発食らわせても逆襲食らうだけっしょ?ん?なんかおかしい――)とマフィティフの方を見ると、
    マフィティフを半分沈んだソウブレイズが捕まえてて、(……!!技を出さずに捕まえただけ!?あっまず――)「――ペパー!!」とボタンが思わず怒鳴って、
    「――!!マフィティフそのままでいい!ゲキリ――」とペパーが指示するんだけど、
    「遅せえ!グレンアルマ!アーマーキャノン!」とメロコが指示するんだ。(味方ごと!?あっ特性……!!)そのままマフィティフはソウブレイズごと直撃を食らって、ソウブレイズだけ無傷のままなんだ。
    (ソウブレイズの特性もらい火!!炎技はソウブレイズには効かん!!)「シャ、シャワーズ!アクアブレイク!!」とソウブレイズに技をかけるんだけど、
    「!ソウブレイズ!」と『  』が言うと、ソウブレイズはそのまま飛び上がって、ひらりとアクアブレイクをかわすんだ。
    (う、うちのシャワーズのよけ方……!?一目で真似された……!?)
    「『  』!!畳みかけろ!!」ってメロコが言って、『  』は「ソウブレイズ!むねんのつるぎ!」とそのままマフィティフにとどめをさして、
    キハダ先生が「ペパーのマフィティフ!戦闘不能!」とひんし判定を出すんだ。

  • 23二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 10:15:03

    そして「やった……はは……やったな!『  』!!」とメロコが言って、「ああ、やったよメロコ!!」と『  』が返すんだ。
    「はは……さーてマジボス?これからは泥試合だぜ?」とメロコが言って、「……マ、マジか……ああ……」ってボタンがよろけるんだ。
    「相性で勝ってるとはいえ、2対1でオレらに勝てっかな?いくぞ『  』!!」「ああ!!」と試合が続行されるんだ。
    そして、ちょっとして、キハダ先生が「――ボタンのシャワーズ!戦闘不能!勝者、メロコ、『  』!」とメロコ達の勝利を宣言するんだ。

    その結果にメロコが「……勝ったな……」半ば信じられないように言って、『  』も「ほ、ほんとに勝った……?」って互いに信じられないんだ。
    で、お互い向き合って、互いの姿と無事な自分のポケモンを確認して、そのまま歩み寄って「やった?」「……お、おうやったぜ……」「――!!!!やったああああああ!!」とお互い抱きしめあって健闘を称えあうんだ。
    「すげえ!すげえ!マジボスに勝っちまうなんてよ!」ってメロコが興奮しながら言って、「メロコが察して信じてくれたおかげだよ!!あはは!なんか手震えてる!!」ってお互い興奮しあうんだけど、
    「あーすげえ!ほんとにすげえ……ってあ……」とふと周りを見ると、
    「学校最強大会常連に勝っちゃった……」「すごいコンビネーション……」「愛の力だ……ほらすげえ抱きしめあってる」「愛だね……」「愛の力すげえ……」って生徒たちがざわざわしてることに気づいて、
    「……ちょ、ちょっと離れろ……もう遅せえけど」「う、うん……」ってどちらともなく離れるんだ。
    そこにキハダ先生が「うんうん!!二人ともとてもいい試合だった!!いいコンビネーションだった!健闘を称えあうのはとてもいいことだぞ!!まあちょっと周りを見る目も必要かもしれないな!ハッハッハ!」と締めて、
    「さあ生徒のみんな、勝者に拍手を!!」っと生徒たちに拍手を促すんだ。「すごかった!」「かっこよかった!」「これから二人を推すよ!」「ファンクラブ作りたい……」と健闘を称えられるんだ。

  • 24二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 10:44:23

    後日談1
    一通りバトルが終わって休憩中に、
    「なあ、キハダせんせーよお、さっき『実力を加味した』って言ってたよな?」ってメロコがキハダ先生に聞いて、
    「ん?そうだぞ?」ってキハダ先生が返すから、
    「いや『  』ってまだジムバッジハッコウジムまでだし、さすがにマジボス相手はきついんじゃ……?」って聞くと
    「んー?でも少なくとも『  』くんのソウブレイズはもう一線級に戦えるくらいには強いはずだぞ?観察してれば大体わかるぞ。」ってキハダ先生が答えるから、
    「え!?そうなのか!?って観察してればって……?」ってメロコが言うと、
    「まあそこはバトル学専攻教師の観察眼だな!」って言うから、「そ、そうか……」ってメロコは言うしかないんだ。
    「『  』くんならいつかジムバッジ制覇も夢じゃないかもしれないな!まあ支えてあげなさい!ハッハッハ!」ってキハダ先生が笑うから、「はは……まあ言われなくても!」ってメロコが返すんだ。

  • 25二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 11:12:41

    後日談2
    その後、「みんなよく頑張ったな!それぞれいい試合だった!これからの糧になるといいな!では本日のバトル学は終了!さあ解散!!」とキハダ先生が授業を締めて、
    「ありがとうございました!」「ありがとうございましたー」「やっぱりミモザ先生との関係気になる……」と生徒たちはそれぞれ挨拶して解散するんだ。
    そこでメロコは、「あ、おーいマジボス。」ってボタンを呼ぶんだ。
    「あ、メロちゃん……いやーまさかやられてまうなんて、うちも精進せんとね。」ってボタンが言うから
    「……なあマジボスよぉ、なんであんなすごい悪人面で勝負挑んできたんだ?正直怖かったぞ?」ってメロコが問うんだ。
    それに対して「え!?いやそれは……」ってボタンがちらっと『  』の方を見て、「まぁうん、うちの私情やね……(彼くんボコボコにしたかったとは言えん……)」と俯くんだ。
    それに対して「しじょー?なんだそりゃ?」ってメロコが言うんだけど、
    「……まぁ察しろとは言わねーけど、聞かないでおいてやってくれ……(ボタンあとでへこむだろなぁ……)」とペパーが言うんだ。
    「?まあわかったけどよ……」ってメロコが引いて、
    一方の『  』は「はは……(多分だけどそういうことだろうな……)」となんとなく察するんだ。
    終わり

  • 26二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 16:31:08

    書いてる者ですが、なんか執筆ってすごく精神の健康にいいですね……なんかすっきりしまし、幸せなメロコを書くのは自分もほっこりします。
    次もまた書きますのでちょっとまってください

  • 27二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 17:43:23

    >>26

    おー、まってるぜ

  • 28二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:33:04

    >>22

    ゴーストダイブの描写がダイナミックでいいな…

  • 29二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 23:23:48

    次行きます。設定は中期です。

    休日の夜、『  』の部屋のベッドの上で
    『グーチョキパーで、グーチョキパーで何作ろー?何作ろー?』
    「何この天使……」と、『  』は一人でスマホロトムである動画を見ながら悶絶してるんだ。
    『片手がグーで、片手がチョキで、ヘイラッシャー、ヘイラッシャー。ああー、よくできまちゅたねー』
    「ああ、最高……!!これが後1時間分!?絶対俺耐えられない……と、とりあえずPCにバックアップ取ってそれから……」ってところで、
    「……よお、なんか面白そうなもん見てんじゃねえか」って別人の声がして空気が凍るんだ。
    「…………メ、メロコ、いやメロコさん、なんで俺の部屋に……?」って『  』が油切れ起こした機械みたいにギシギシしながら振り返ると、そこに当然声の主のメロコがいるんだ。
    で、「どーしてもこーしても今日は休日で?定例のアレの日じゃねーか?だからこうして可愛い可愛い彼女様がのこのこ甲斐甲斐しく抱かれにやった来たんだけど?」って声の主のメロコが笑みを張り付けたまま言って、
    「なのに扉ノックしても反応ねーし?試しに開けてみたら普通に開くから入ってみたら?テメーがベッドで寝っ転がってなんか見てるから声かけようとしたんだけど?なんか聞き覚えのある声が聞こえたから?そんなまさかと思って声かけたんだが?」と続けるんだ。
    それに対して、「……へー、そ、そ、そうなんですかー、ごめんねーき、気づかなくてー」と『  』が声の震えを抑えられずになんとか言うんだけど、
    「……まあとりあえずあれだ、言い訳とかうんぬんかんぬんを聞く前に、テメーには『制裁』が必要だよな……『爆ぜろや』」と制裁タイムに突入するんだ。

  • 30二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 23:25:30

    以下制裁タイム
    「ちょちょちょ待って待ってメロコ!!ほんと言い訳させて!弁明の機会をください!お願いします!お願いします!」
    「まあまあちょっとおとなしくしてろよ、ちょっとテメーの顔面ザクロ見たいにするだけだからよ。」
    「ほんとごめんほんとごめん!お願いだから待って!お願いだから待って!あっ!!相変わらず握力すごいね!俺メロコのそういうところも可愛いと思うよ!あっあっほんと待って待って!!」
    「いいから抵抗すんなって、そのうち痛みとかも超越するからよ。」
    「わかったわかったわかった!!ほんとすいませんほんとすいません!!あっ!!アイアンクローだけはやめて!!アイアンクローだけはやめて!!ほんとに洒落にならないから!!メロコのそれは洒落にならないから!!」
    「抵抗は見苦しいぜ?どうせ今日が人生最後の日なんだからよ?男らしくザクロになろうぜ?」
    「いや!!やめてお願い!!いや!!!いや!!!!ああああああああ!!!!!」
    制裁タイム終わり

  • 31二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 01:16:20

    その後、「で、まあ制裁も終わったことだし?言い訳を聞こうか?」とメロコが椅子にふんぞり返りながら言って、
    「………はい……すいません……」と『  』はベッドの上に正座して俯いたまま言うんだ。
    そして「……まあ聞きたいことは一つだけなんだけどよ……」とメロコが言って、
    『あ、今日はお友達のカルボウちゃんと一緒に遊んでまちゅよ!可愛いでちゅねー』
    「……なんで、テメーが、オレのちっせえころの動画を持ってんだよ!」って流しっぱなしの動画を指さしながら言うんだ。
    それに対して「……も、貰った。『メロコには秘密ね』って……」って『  』が俯き続けながら言って、
    「はあ!?誰にだよ!!こんなもん持ってるやつなんて――」ってってメロコが言うから、
    「――……メロコのママさん……」って『  』が続けるんだ。
    で、「は、はあ!?なんだそれ?いつの間に知り合ってたんだよ!って言うかどこで知り合ったんだよ!!」ってメロコが当然の反応をして、
    「……いや、普通にSNS見てたら『娘から送られてきた!』って写真上げてるアカウントがあって、それがどう見てもメロコが撮った写真だから、もしかしてと思って……」って『  』が言うから、
    「……『思って』、それで?」とメロコが続きを促して、
    「……普通に『ひょっとして娘さんってメロコさんですか?すいません娘さんとお付き合いさせてもらってます。』って名乗って近づいて……証拠の写真とか電子学生証とか渡して信用してもらって、電話番号とかも教えてもらって、日常的にやりとりするようになった……」って『  』が俯き続けながら言うんだ。
    それに対して「……なんだよその謎の行動力と押しの力はよ!!テメー知り合ったころから思ってたけどそういうとこあるよな!?」ってメロコが言って、
    「……面目次第もございません……」と『  』が俯きながら謝るんだ。
    それに対して「で、こんなもんまで送られてくる仲になったと……オレの尊厳とか羞恥心とか考えなかったのかよ?なあ?」ってメロコがドスを効かせながら言って、
    「……すいません、ほんと天使みたいに可愛いからあまりの魅力に抗えなくて……ほんとにすいません……」と俯き続けて謝るんだ。

  • 32二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:32:15

    で、「はあ、まあ聞きたいことは聞けたからいいし、ウチのママとテメーがやり取りしてるのもまあ許すけどよ……」ってメロコが言うから、
    「え?許してくれるの?」って『  』が顔を上げるんだけど、
    「あ、動画は削除しろよ、とーぜんだろ」ってメロコが言うから、
    「ええ!?!?そ、それだけはご勘弁を……!!」って『  』がメロコに縋りつくんだけど、
    「いや当たりめーだろ!!どこのだれが自分のちっせえころの動画身内以外に見られて嬉しいと思うんだよ!?」
    『今日はご近所の男の子とあそんでまちゅよ!お手手繋いで可愛いでちゅねー!』
    「……ほら、こんなとこ見られて嬉しいと思うか!?めっちゃ恥ずかしいだろ普通!!テメーも自分のちっせえころの動画とか持ってこいよ!!」ってメロコが言って、
    「でもぉ……でもぉ……こんなに可愛いのに……死んだとき棺に入れてほしいくらい永久保存したいのに……」って『  』がごねるから、
    「うっせえ!いいから消すぞ!あ、あとでそういうの送るなってウチのママに釘さしとくからな!またもらおうったってそうはいかねーぞ!」ってメロコが怒鳴りながらスマホロトムに手を伸ばして、
    「ああ、そんなあ……」って『  』が絶望したところで
    『あ、お友達とお手手繋いだままこっちに来まちゅよ!なにかおはなしがあるのかな?』
    「……は?」と動画を消そうとしたメロコの手が止まるんだ。

  • 33二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:33:00

    『あ、やっぱりお話があるみたいでちゅね。どうしたのかな?』
    「お、おいちょっとこっち来てテメーも見ろ。」ってメロコが動画に釘付けになったまま言うから、
    「え?どうしたの?」って言いながら『  』も見ると、
    『あ、あのねあのね、おれ、おれ、ももちゃんとけっこんしたい!おねがい!』
    「こ、こいつテメーじゃねえ?」ってメロコが指さしながら言って、
    「……へ?あれ?うそ……」って『  』も固まるんだ。
    『へ?ウチのももちゃんと結婚?あらそんなこと言ってくれてママほんとにうれしーわぁ……でも二人ともまだ子供だし、結婚は早いかなあ……』
    「……」「……」と二人とも固まったまま無言で
    『じゃ、じゃあおとなになったらももちゃんむかえにいく!だからおねがい!ももちゃんとけっこんさせて!ぜったいのやくそく!』
    「……へ?え?ももちゃんってえ?へ?……」って『  』が混乱しながら言って、
    「……お、思い出してきたぞ……近所でやたら遊んだ男の子……」ってメロコも混乱しながら言って、
    お互い向き合って指さしながら、「あのときのアイツってテメーだったのか!?」「『ももちゃん』ってメロコだったの!?」とお互い言い合うんだ。

  • 34二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:34:02

    「え?へ?は?どーいうことだよ?あのときのアイツがテメーって……?」ってメロコが頭抱えながら言って、
    一方の『  』も「いやいやいや、聞きたいのはこっちだよ?そ、そもそも『ももちゃん』って何?どういうことメロコ?」って言うと、
    「……いや、その、それは……話すとちょっと長くなるんだけどよ……」ってメロコが言うので、
    「う、うん。」って『  』は聞く体制を整えるんだ。
    で、メロコは「そ、そもそも、『メロコ』ってオレの名前の由来はよ、ある伝説の果物の名前が由来なんだよ。その果物はパルデアでは『メロコトネス』って言うんだけど、カントーのあたりじゃ『モモ』って言うらしいんだよ。」って言って、
    「そ、そうなんだ……」って『  』が答えて、
    「おう、カントーじゃ『モモタロー』って言う伝説の剣士の物語もあるらしいぜ……で、ウチじゃそれにあやかって、まだお腹ん中いる時とかちっせー時とかにオレのこと『ももちゃん』って呼んでたんだよ……まあいわゆる幼名ってやつだな。」ってメロコが答えるんだ。
    それに対して「そ、そうだったんだ、メロコがあの『ももちゃん』……」って『  』呆然としながら言って、
    「お、おう、まあそういうことだな」ってメロコが返すんだけど、
    「……あの時のももちゃん……いっぱい遊んだももちゃん……け、結婚したかったももちゃん……」って『  』がブツブツ言い始めて、
    「お、おいどした?大丈夫か?」ってメロコが気に掛けるんだけど、
    「…………」とそのまま無言になって、
    「お、おい……?」ってメロコが心配になってくるんだけど、
    「っぷ!あは!あはははは!!さいっこう!さいっこうだよメロコ!!」って突然笑い始めるんだ。

  • 35二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:34:57

    それに対して、「お、おいテメーどうし――」って言いかけたところで、
    「――ああ!さいっこうだよメロコ!!」って抱きしめられてそのままふとももを持って抱えあげられるんだ。
    「ちょ!なにすんだよいきなり!あ、頭打つ!あぶねーって!」ってメロコは慌てるんだけど、
    「だってこんな嬉しいことある!?メロコがあの『ももちゃん』だなんて!あー信じられない!さいっこう!」とメロコの言葉にかまわず、ダンスを踊るようにメロコを抱えたまま回り続けるんだ。
    「おい!テメー!なんか最初に会ったころみてーだぞ!」って上からメロコが文句を言うんだけど、
    「あったり前じゃん!だって俺、学校で始めて合った時、メロコに一目ぼれしたつもりだったんだよ!」って『  』がテンションが高いまま言って、
    「はあ!?オレに一目ぼれ!?聞いてねーぞそんなの!」って抱えあげられたままメロコが言って、
    「だって、最初にすれ違った時から、自然と目で追ってて、そのまま追いかけて、一人になったところで話しかけて、なぜかそのまま告白しちゃって!あはは!」って『  』が笑いながら続けて、
    「自分でもなにしてるのか訳わかんなかったんだけど!こんなのもう納得しかないよ!だってメロコはあの結婚したかった『ももちゃん』だったんだもん!こうなって当然だよ!あーもう、さいっこう!!」って回りながら言うから、
    「はあ!?あのわけわかんねー告白ってそういうことだったのかよ!……なんだよそれぇ……」ってメロコは半ば呆れながら言うんだ。
    で結局そのまま「あーもう最高、『ももちゃん』最高!メロコ最高!これはもう運命だね!」って『  』のテンションが高いまましばらく回り続けるんだ。

  • 36二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:35:45

    で、回転が緩やかになってきたところで「おいテメー、いい加減おろせよ。」ってメロコが言って、
    「あ、あはは、あーごめんねメロコ。ほんとに興奮しちゃって。」って『  』が言ってようやく降ろされるんだ。
    で、正面から向き合って「……メロコ」って真剣な表情で『  』が言うから、
    「……!な、なんだよ」ってメロコが思わずぶっきらぼうに答えるんだけど、
    「メロコ、好き、大好き、愛してる、ずっと昔から、『ももちゃん』だったころからずっと」って真剣な表情のまま言うんだ。
    それに対して、「……おう」ってぶっきらぼうのまま答えるんだけど、
    「……抱きしめていい?」って『  』が聞いて、
    「……おう」ってそれにもぶっきらぼうのまま答えて、そのまま抱きしめられるんだ。
    そして抱きしめたまま「メロコ、大好き、愛してる」って『  』が言うんだけど、
    「……」ってメロコは無言のままで、
    「……?メロコ?」って『  』はちょっと不安になるんだけど、「……!」とピンときて、メロコの耳元で、
    「……『ももちゃんだいすき』」って言ってみるんだ。
    それにメロコは「――!!!!て、テメーなあ!」って言うんだけど、
    「あはは!メロコ今すごい照れてるでしょ!顔見なくてもわかるよ!」って『  』が笑うから、
    「……くっそ!あーもう!……」ってメロコは照れ隠しするしかないんだ。

  • 37二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:36:59

    このレスは削除されています

  • 38二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:37:56

    で、「……メロコは?俺のこと好き?」って『  』が抱きしめたまま聞くから
    「な、なんだよ突然……」ってメロコが言って、
    「だってメロコ、あんまり言ってくれないから……」って『  』が言うから、
    「わ、わかったよ……好きだぜ、昔、テメーに『けっこんして』って言われたときも、ま、まあ悪い気はしなかったな。」って返すんだ。
    で、「そっか……メロコ、俺のこと愛してる?」って『  』がさらに聞いて、
    「え?いや、それはその……」ってメロコが言いよどむから、
    「……言ってくれないの?」って『  』がしょげた感じで言って、
    「い、いやだって、さすがに恥ずいし……」ってメロコが言い訳するんだ。
    それに対して「……してる時はいっぱい言ってくれるのに……」って 『  』が言うから、
    「し、してる時のはノーカンだろ!」ってメロコが反論するんだけど、
    「うーん、でも今日は絶対メロコの口から聞きたいし、まあじゃあ『当初の予定通り』にしよっか。」って『  』が言うから、
    「?『当初の予定』?あっ……」とメロコは自分が今日何をしにここに来たのかを思い出すんだ。
    で、「じゃ、運ぶよー」って『  』はそのままメロコをお姫様抱っこするんだけど、
    「お、おいなんか今日ちょっと急に強引だぞ?」ってメロコが聞いて、
    「だって、なんか今日はもう嬉しさが爆発しそうで、居ても立っても居られないだよ。」って『  』がメロコを運びながら言って、
    「そ、そうかよ……」ってメロコが運ばれながら言うから、
    「うん、ああなんかもう今日はあんまり嬉しいから、ちょっと気づかいできないかも。」って『  』がメロコをベッドに横たえながら続けて、
    「だからほんとにメロコには申し訳ないんだけど……覚悟してね?『ももちゃん』」って『  』が言うんだ。
    一方のメロコは
    (ああー、こいつスイッチ入ったな、こうなるともうどうしようもねえ)って『  』の顔を見て察して、
    「……わかったよ……好きにしてくれ。」って言って、
    「……うん、じゃあ……」『  』が答えて、
    「おう……んう……んん……はあ……」って『  』からのキスを受け入れるんだ。

    終わり

  • 39二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 07:39:08

    ありがとうございました。次行きますのでまたしばしお待ちください

  • 40二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 08:44:01

    後日談浮かんだので追加します。

    後日談1
    後日、『  』がSNSでメロコのママさんに事の次第を打ち明けると、
    『あらーじゃあ、もうウチのメロコとはもう運命の相手ね!末永くよろしくね!』
    って返信がきたから、
    「末永くって……そうか末永くか……」って将来のことを意識するようになるんだ。
    そしてテーブルシティのデリバードポーチで『補充』した後に、宝飾店が目に留まって、
    「…………さすがにこれは……でも……」と葛藤したあとで、
    「……うん、決めた!よし!」と腹を決めて宝飾店に入るんだ。

  • 41二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 08:44:38

    後日談2
    休日の朝『  』の部屋で
    「こいつまだ起きねーのか?しゃーねえ朝飯でも作ってやるか……」ってメロコがベッドから起きてシャワーを浴びに行こうとするんだけど、
    「……うぅーん」って『  』が唸るから、
    (お、起きたか?)って思いながら見守るってると、
    「……うーんももちゃん……けっこんして……おねがい……」って『  』が寝言言うから、
    (な、なんつー恥ずかしい寝言だよ!こいつってほんと……)って一人で悶えてるんだけど、
    「……うぅーん……ももちゃん……ももちゃん……」って『  』連呼するから、
    (な、なんか昔の自分に浮気されてるみてーで腹立つな……)って勝手に嫉妬して、
    「……ももちゃん……ほんと……すき……」
    「……おい!いい加減起きろ!」
    「……!!痛った!?……え?なに!?」って結局叩き起こすんだ。

  • 42二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 13:19:35

    日焼け止め塗るの忘れて真っ赤っかになって「いたいい!」って泣いてるももちゃんの涙をふいてる『  』がいた昔もきっとあるはず

  • 43二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 14:43:16

    >>42

    可愛いですねそれ、ぜったい『  』なら紳士的に対応してそうですね

  • 44二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 20:18:03

    主人公が『  』って表記されてるのキャラの名前を自由に変えられる小説みたい

  • 45二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 21:01:59

    >>44

    ほんとは『>>1』なんですけどさすが文章にするにあたってあれだったので……

    名前不詳ってことにしてます。自己投影の意図はないです。

  • 46二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 21:58:05

    >>45

    いいよいいよむしろ助かる、文字変換ソフトで便利だから

  • 47二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 23:49:16

    きゃ、キャラが勝手にしゃべる……本筋まで遠い……とりあえず明日になります。

  • 48二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 00:08:32

    >>44

    俺はドゥービーって名前にして読んでる

    意味はマリ〇ァナの隠語

  • 49二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 09:35:19

    >>13

    これ修学旅行のときに思わずやっちゃったことあるわ

  • 50二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 19:39:59

    俺もホームビデオに映っていた小さい頃の俺と遊んでいる謎の女の子と再会することになるのかなとか思っちゃう

  • 51二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:03:16

    次行きます、設定は後期です。

    休日、テーブルシティの学校門前で、
    「さーてと、じゃあ空飛ぶタクシー呼ぼうぜ。」とメロコが言って、
    「わかった、ちょっと待ってね。」って『  』が応じるんだ。
    で、『  』が呼んでしばらくするとバッサバッサという羽ばたき音と共に空飛ぶタクシーが降りてきて、
    「お待たせしました!学生さんですかね?学生証をお見せください!」って操縦手が操縦席から降りてきて言うので、
    「ん。」「はい。」と二人はスマホロトムをかざして電子学生証を見せるんだ。
    それを操縦手が同じくスマホロトムで読み込んで、
    「……はい!お二人とも確認しました!行き先はどちらまでですか?」と聞くから、
    「ハッコウシティまでお願いします!」と『  』が答えるんだ。
    操縦手はそれに応じて「わかりました!ではお乗りください!」と操縦手がタクシーのドアを開けて案内するから、
    「ありがとうございます!」と『  』が先に乗り込んで、
    「メロコ、はい。」「おう。」とメロコの手を取って引き上げるんだ。
    それを見届けて操縦手が「それではしばらく、空の旅をお楽しみください!(いいカップルだな……)」と操縦手がドアを閉めて、やがて羽ばたき音と共にタクシーは空を飛び始めるんだ。

  • 52二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:03:38

    「いやー、こういう時ってほんとにタクシーって便利だよな。しかもただで使えるなんて、学生の時だけの特権だな。」って外を見ながらメロコが言って、
    「そうだね、大人は大体モトトカゲか自分の飛行ポケモンに乗ってるもんね。」と『  』が同意して、
    「そういやマジボスの友達の、例の新チャンピオンのポケモン、陸海空全部行けるらしーぜ?一度見てみたいもんだな。」ってメロコが言うから、
    「え?そ、そんなポケモンいるんだ……どこで捕まえたのかな?」って『  』が言うと、
    「さあな……いやひょっとして……」ってメロコが窓の外の景色を眺めながら、「……大穴の中かもな……」って高度が上がるに連れて見えてきたパルデアの大穴を見ながら言うんだ。
    それに対して「え?大穴?それはさすがにないんじゃ――」って『  』って言うんだけど、
    「――あくまで噂だけどよ、マジボスとその友達って大穴行ってなんかして帰ってきたらしいんだよ、そのポケモンに乗ってよ。」ってメロコが言うから、
    「え?……ほんとなのそれ?ボタンさんには聞いてみたの?」って『  』が言うと、
    「スター団全員で聞いてみたけどなしのつぶてだったぜ、なんか隠してるみてーなのはなんとなく分かったけどよ。」ってメロコが、大穴を見たまま言うんだ。

  • 53二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:03:56

    それに対して、「……スター団のみんなにすら言えないことなの?」って『  』が疑問を口にして、
    「だよなー、オレらにすら言えないってどういうことなんだろうな……っていうかそもそも大穴ってなんなんだろうな?とーぜん見たいにパルデアの真ん中に鎮座してるけど、中はどうなってんのかさっぱりわかんねえし、テラスラルの根源らしい?って言われてもわけわかんねーし。」ってメロコが続けて、
    「でも、パルデアの人間ってそうやって謎だらけなのに平気でここで生活してるんだよな。……いや正確には、『近づかないし、近づくべきじゃない』ってなんとなく理解して、それを飲み込んで生活してるってことなんだろうな……」ってメロコがアンニュイが雰囲気を出しながら言うから、
    「……そうなのかな。」って『  』はメロコの横顔を見つめながら言って、
    「……多分、それがパルデアで言う『大人になる』っていうことなんだろうな……『謎を解くんじゃなくて飲み込む』ってことが……」ってメロコが外を見たまま呟いて、
    「……」と『 』はもう無言のままメロコを見つめ続けて、
    「……オレ、『大人』になれっかな……」ってメロコが外を眺めながら、無表情で言うんだ。

  • 54二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:04:10

    それに対して、「……メロコ……」と『  』が呼び掛けて、
    「……なんだよ……」ってメロコが外を見たまま応じると、
    「……綺麗だ。」って『  』が言うから、
    「は、はあ?なんだよいきなり?」ってメロコが『  』の方に向き直って言うと、
    「あ、やっとこっち向いてくれた……いやだって、いつもメロコのこと『可愛い』とか『かっこいい』とか思ってたけど、今さっきはなんだか綺麗だったから。」って『  』が言って、
    「……なんだよ、人が真剣に話してるのに、テメーは人の顔に見とれてんのかよ……あー、あほくせー。」ってメロコが呆れて、
    「ふふ、ごめんごめん、でもメロコ、『大人になれるかな』って言ってたけど、今さっきのメロコ、今までで一番大人っぽかったよ。」って『  』が言うから、
    「……そ、そーかよ。」ってメロコがちょっと照れながら言って、
    「それにもう、メロコは大人の一員でしょ、ある意味では。」って『  』がメロコの左手に右手を重ねながら、「だって俺たちもう、婚約までしてるんだから。」って続けるんだ。
    それに対して「……ま、まあそうだな……ってなんか無理やり納得させんじゃねえよ!」ってメロコが抗議して、
    「ふふ、ごめんね……」って『  』が言いながら、メロコを見つめ続けるから、
    「……な、なんだどうした?……(あれ?『  』、なんか……)」ってメロコがたじろぎそうになるんだけど、
    「……メロコ、キスしていい?」って『  』が突然言うもんだから、
    「は、はあ!?いきなりなんだよ今そういう空気でも――」
    「――じゃあダメ?」って『  』が言って、
    「……い、いやダメじゃねえけど……わ、わかったよ、ほら(な、なんかやっぱりこいつ……)」とメロコが受け入れ態勢を取って、
    「……ん……」と『  』はそのままキスするんだ。

  • 55二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:04:26

    このレスは削除されています

  • 56二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:07:02

    「……んぅ……んん……はっ……んん……うぅ……」とそのままメロコは十秒くらいキスを受け入れて、
    「……んう……はあ……も、もういいだろ、なげーって。」とちょっとだけ強引にキスを打ち切るんだ。
    それに対して「……ん、ごめん、ありがとうメロコ。」って『  』がお礼を言って、
    「……お、おう、どういたしまして?」ってメロコが応じるんだけど、
    (や、やっぱりそうだよな?こいつなんか……夜の時みたいな顔してた……どうしたんだ一体……?)と胸中で思って、
    一方の『  』も
    (……なんかキスしたくなっちゃったけど……あれ?なんかおかしいな……)と自分でもよくわかってないんだ。
    「……」「……」と微妙な空気のままタクシーはハッコウシティまで飛んでいくんだ。

  • 57二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 03:30:04

    で、舞台はハッコウシティに移って、
    「おー、これがパルデアエステートのビルかー、間近で見るとやっぱり高えな。」って目的地について調子を取り戻したメロコがビルを見上げながら言って、
    「遠目ではずっと見てたけど、入って昇るとなると俺も初めてだ……。」『  』が応じるんだ。
    そして、「よっしゃ!じゃあ最上階まで行こうぜ。」ってメロコが『  』を引っ張ってビルの中に入って。
    『展望フロアヘノ、エレベーターハ、コチラデス』って案内音声が聞こえてくるから、
    「エレベータこっちみてえだな、って――」ってメロコが見た先には、ちょっと長い人の列があるんだ。
    『  』もそれを見て「――並んでるみたいだね……今日休日だからかな?」って言って、
    「……しゃーねえ、オレらも並ぶか。」とメロコが言うんだ。
    で、そのまましばらく二人で並んで、エレベータを待つんだけど、待ってる間、メロコは隣の『  』の様子が気になるんだ。
    (手、繋ぐのはいいけど、なんかちょっと手汗が出てるな……それになんかそわそわしてるし、やっぱりこいつ、なんか今日変だな。)
    って思いながらも。順番を待って、やがて自分たちの番まで列が進むんだ。
    それで『エレベータガ、到着シマシタ、譲リ合ッテ、オ入リクダザイ』と案内音声とともにエレベータの扉が開くんだ。

  • 58二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 03:30:25

    メロコと『  』は列の先頭になったので、「メロコ、端の方いこっか」と『  』がメロコの肩を抱いて、エレベータの隅に行くんだ。
    そのままメロコを端に導いて、自分は壁になってメロコを守る体勢になるんだ。
    そして、他のお客さんもぞろぞろと中に入ってきて、『  』が背中を押されて「おっと。」「!」といわゆる壁ドンの体勢になるんだ。
    そしてそのまま『ドアガ、閉マリマス、展望フロアマデ、シバラク、オマチクダサイ』と音声案内が流れて、エレベータが上昇し始めて、
    「ほ、ほんとに満員だね……ごめんメロコ、ちょっと我慢してね。」と『  』が言って、
    「お、おう……」とメロコが応じるんだ。
    そのままの体勢で展望フロアまで待つんだけど、
    (なんか……変だな……、いつも肩で風切って歩いてるメロコがこうして縮こまってるの見ると、なんか……)とドクンと『  』の心臓が高鳴るんだ。
    で、そのまま自然と顔が近づいて行って、(え?俺何をしようと?あっやば……)と、天然紳士の『  』は自分がようやく、『実は朝からずっと自分がムラムラしてたこと』に気づくんだ。
    一方のメロコは、(あ、こ、こいつまた夜の時みてえな顔になって……!!こ、こんなとこで!?ヤバイ!)と背筋にゾクゾクするもの感じて、
    (か、顔ち、近い、でも周りにばれるから声出せねえ!あっ……)っとメロコが半ばパニックになってる間に、二人の距離はゼロになるんだ。
    で、「――!!!!っ!!!!」と(音立てるな!周りにばれちまう!)とメロコは音を立てないように必死になるんだけど、
    (あー、やばい、足りない……)と『  』とそのまま大人のキスに移行するんだ。
    それにメロコは「――!!!!っんう……――!!」(こ、こいつこんなとこで!?やべえ音出る!バレちまう!!)となんとか声を抑えるんだけど、
    (必死になってるメロコ可愛いな……)と『  』キスを継続してしまうんだ。
    で『ポーン 展望フロアニ、到着シマシタ、オーシャンビュート街並ミヲ、オ楽シミクダサイ』と音声案内が鳴って扉が開いた瞬間に。
    「……はあ……」「……」と唇が離れるんだ。

  • 59二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 03:31:25

    で、他のお客さんが出ていくなかで、「ご、ごめんメロコ……行こっか……」「……」と、『  』が無言のメロコの手を引っ張ってエレベータを出るんだ。
    で、そのままオーシャンビューを一緒に見るんだけど、「……」とメロコは無言のままなので、
    (……さ、さすがに怒ってるよね……どうしよう……)と『  』はどうしようか悩むんだけど、
    その時に「……景色が頭に入ってこねえ……」ってメロコがボソッと言うから、「え?……ご、ごめんメロコ……」って『  』が謝るんだけど、
    「おい……ここ出たら、すぐに学園に帰るぞ……」ってメロコが言うから、「え?今日は『ハッコウシティを遊びつくそう』って」……『  』が言うと、
    「……うっせー、ちょっと耳かせ。」「えっ……」と腕を引っ張られて、

    「帰ったらすぐ『  』の部屋行く、覚悟しろよ。」ってメロコが耳元で言って、

    「……ワカッタ……」ってノックアウトされて、
    「ったく……テメーが悪いんだかんな。」って二人は『目の前のオーシャンビュー以外のこと』に頭がいっぱいになるんだ。

    ちなみに周囲の観光客には(あのカップル、耳打ちした瞬間空気変わったな……)(今多分だけど……)(……誘ったな?)(夜のお誘いだ……)(若いっていいなあ……)
    とバレバレだったんだ。

    終わり

  • 60二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 12:54:51

    こういう展望台のエレベーターって音楽流れるからそれでよけいにムード作ってほしい

  • 61二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 14:11:55

    大人になったら(もうすでに結構大人だが)ビルディングのレストランフロアでディナーを楽しんでてほしい。

  • 62二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:14:21

    次行きます、設定は中期です。

    平日、学園の廊下で、
    「あ、メロコ、ちょうどよかった」って声かけて
    「あ、おう、どうした?」とメロコが応じて、
    「メロコって美術史の講義とってたよね?俺もとってて今度の試験、範囲一緒だから一緒に勉強しようよ。」って一緒に勉強に誘うんだ。
    それに対して「おういいぜ、……あっ今日はだめだ……」ってメロコが言うから、
    「え?なんで?どうしたの?」って聞くと、
    「オレの部屋、今ひっくり返して掃除兼整理整頓中、人招ける状態じゃねえ。」ってメロコが言うから
    「ああそっか……じゃあ、俺の部屋来る?」って他意もなく聞くと、
    「……は?テメー昼間から……あ、いやそうじゃねえか……ごめんテメーの部屋はいやだ。(こいつの部屋行くと自動的に『そういう』気分になっちまう……)」ってメロコが断るんだ。
    「あ……そう……じゃあエントランス行く?」って何となく察しながら聞くと、
    「うーん、一人の時はともかく、二人で自習スペース使ってるとなんか周りに注目されちまうし……」ってメロコが言うから、
    「あーうん、それは俺が悪いね、ごめん。」って例の薔薇を思い出しながら謝るんだ。(ちなみに今も薔薇を12本定期的に送ってる)
    それに対して「いや、今は半分くらいオレが悪いからお互い様だよ……(調子こいて公衆の面前で引っ付いてたもんな……)」ってメロコが言うから、
    「うーん、じゃあどうしよっか……」って悩むんだけど、
    「あ、じゃあうちの部室行こうぜ。今日は使う予定ねーし。」って、メロコが思いつくんだ。
    それに対して「え?スター団の部室?」って聞いて、
    「おう、部活って名目で空き教室借りてるんだよ。ちょーどいいだろ?」ってメロコが言うから、
    「……うーん、わかった行こっか。」ってちょっと気が進まないけど応じて、
    「?じゃあ案内するぜ。」とメロコは手を引っ張ってスター団の部室に行くんだ。

  • 63二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:15:13

    で、「ほら、ここの教室だ。鍵も借りてるから安心だぜ。」ってメロコが鍵を刺して扉を開けながら言って、
    「う、うん。(なんか緊張するな……)」って思いながら応じて、教室に入って、
    「じゃあそこの席使っていいぜ。じゃあどこから始めようか?」
    「じゃ、じゃあパルデア帝国中期のとこから……(あー、これあれだな、なんかメロコの実家に来たような気分になってる……)」って思いながら勉強会を始めるんだ。
    で、そのまま一時間くらい一緒に勉強するんだけど、
    「あー、ごめん、なんか眠い……」って眠気を感じながら言って、
    「え?あー、ちょっと集中し過ぎたか……別にいいぜ寝ちまっても、ちょっと間したら起こすからよ。」ってメロコが応じて、
    「ごめん、ありがとうメロコ……」って机に突っ伏して寝はじめるんだ。
    一方のメロコは、(ほんとに寝たな……こいつ本当にどこでも寝ちまうな……)って思いながら、勉強の手を止めて、観察し始めるんだ。
    で、(こいつの無防備な姿、久しぶりに見るな……そういや最初に見た時、オレこいつに無意識に……)ってちょっと昔のことを思い出して、
    (…………今も、まあいいか……)と思って、寝てる後頭部にゆっくり顔を近づけてキスするんだ。
    「……へへ……(あー、我ながら色ボケだな……)」って自分の行動に自虐しつつも、
    (……でももういいか……)と開き直って、身体ごと覆いかぶさるようにして後頭部に顔を埋めるんだ。
    (あー、こういう時でもねえとしっかり嗅げねえもんな、しゃーねえよな……)と言い訳しつつも肺いっぱいに匂いを吸い込んで、
    (男のシャンプーの匂いって女のやつと全然違げえな、あとなんかちょっと男の匂い……)と堪能しつつも、
    (あー、なんかいいな、落ち着く……)としばらくそうしたままなんだ。

  • 64二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 21:16:14

    で、しばらく経って、(……はっ!……あ、やべえオレも寝ちまうところだった、やべえやべえ……)
    と、メロコが顔を上げると、
    「……」「……」「……」「……」「……」と目の前にスター団+ボタンの面々がいるんだ。
    で、「な……!え……!て、テメーらいつの間に……」とメロコが口をパクパクさせながらなんとか言うと、
    「……いや今日は使う予定なかったんだけど、何となくみんな集まっちゃったから、じゃあ部室行こっか?って流れになって……」ピーニャが言って、
    「……で、鍵が開いてたから、どなたかいるでござるか?と思って入ったら、こういう状態で……お二人とも入っても気づかない様子で……」ってシュウメイが続けて、
    「なんか、話には聞いてたけど、直接見ちゃうとなんかこう……なんか……」とオルディガが『身内のそういうの』を見ちゃった時のような微妙な顔で言って、
    「あーなんかごめんね、メロコちゃん……でも、なんかこう……ごちそうさま?」ってビワが言うんだ。
    で、そのタイミングで「……うーん、メロコ?どうし……ってうわ!」って起きてきて、
    「……あ、おはよー……」ってビワだけが言うんだけど、
    「…………」って全員で気まずい雰囲気になっちゃうんだ。
    で、ちょっと間が空いた時に、
    「……部室は……」ってボタンの低い声が響いて、
    「!……ま、マジボス……その……」ってメロコが何か言おうとするんだけど、
    「……部室は、イチャイチャするとこちゃう。」ってボタンが低い声のまま不機嫌丸出しで続けて、、
    「仲ええのはいいいいけど、二人とも節度を持てし。」ってボタンが注意して、
    「わ、わりいマジボス……」ってメロコが謝って、
    「……???な、なんかすいません……」と状況をつかめないまま謝るんだ。

    終わり

  • 65二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 22:54:01

    好きすぎる、助けて

  • 66二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 09:06:30

    ストックがなくなったのでちょっと待っててください

  • 67二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 09:33:03

    >>66

    ストックが尽きたら次のお題を募集する感じですか?

  • 68二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 09:35:35

    >>67

    そうですね、質問とか感想とか挟んでまたお題募集する感じでいきます。

    とりあえず最後のお題気合入れていきます。

  • 69二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 17:43:43

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  • 70二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 17:46:25

    ss書きニキネキはハーメルンとかで二次創作として正式に執筆するべきや
    もっと目立っていい

  • 71二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 18:02:05

    ちょっと執筆の調子悪いのでおためごかしに

    婚約後、学期末、メロコの部屋で。
    「わりい!先に謝っとく!ほんとにわりい!」と突然メロコが謝ってくるから、
    「ど、どしたの突然?何かあった?」と『  』が聞くと、
    「……いや、ほんとこっちのミスっつーか身から出た錆っつーか……その……」とメロコが言いにくそうなので、
    「う、うん。」と真剣に聞く体勢を整えると、
    「……う、うちのママがうっかり口滑らしてオレらのことパパにバレちまった。」ってメロコが心底焦った顔で言うから、
    「えっ?そ、それってど、どこまで?」と聞くと
    「……婚約したとこまで……」と返ってくるので
    (あ、これはやばい)とその後の大体の予想がつくんだ。
    そして「で、それ聞いたパパが、『休暇中に彼を家に連れてきなさい』ってママに……」ってメロコが言って、
    「…………わ、わかった、行くよ。メロコの親御さんに会いに。」と、逃れようがないので言うと、
    「ほ、ほんとか!?わかった、じゃあママに連絡しとくぜ。」と言って席を立って電話を始めるんだ。
    で、『  』は(場合によっては大穴送りだけど……いずれはこうなったことだ!覚悟を決めろ!)となんとか自分を鼓舞するんだ。
    こうして一大決戦(二回目)の火蓋が切って落とされるんだ。

    続く
    続きは後日書きます

  • 72二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 21:09:21

    期待してる

  • 73二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 07:38:35

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 18:29:35

    保守

  • 75二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 21:02:07

    保守

  • 76二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:29:13

    次行きます。すいません大分難産でした。設定は後期です。

    平日、学校の廊下で、
    「……うーん」とメロコが歩きながら悩んでるんだ。
    (……アイツと連絡がつかねえ。)
    (いつものモーニングメッセージに既読もつかねえ、電話に出ねえ、部屋の扉ノックしても反応がねえし扉には鍵がかかってる。)
    (アイツ、ひょっとして今日学校にいねえのか?いやオレに言わずにどっか行くなんてありえねえよな……?)
    (うーんどうすっか……)としばらく考えて、
    (しゃーねえ、アイツのクラスの教室行って、クラスメイトになんか知らねえか聞いてみるか……)と『  』の教室に足を向けるんだ。
    で、『  』の教室の前について、休憩時間でざわざわしてる教室の中を覗いて、(うーんやっぱちょっとこういうの気まずいな……)
    と思いつつも、教室内に向かって、「あのー、ちょっといいか!聞きてーことあんだけどよ!」声を向けるんだ。
    それに「ん?」「何?」「どしたの?」クラスメイト達が顔を向けてきて、
    メロコが「あのー『  』って――」って言いかけたところで「――え?メロコさん!?メロコさんじゃん!?」って誰かが気づいて教室がざわつくんだ。
    「え、マジで!?」「ほんとだ!動画で見た!!」「あいつの彼女のひと!?」「そういや生で見るの初めてだ……!!」「うわすげー!」と教室から色々反応が来て、
    (おお!?なんかすごい反応されてる……)と様子を見てると、
    「ちょっと!ちょっと!こんなザワザワするとメロコさん困るでしょ!みんな一旦落ち着いて!」とクラスメイトの一人が言って、続けて
    「メロコさんだよね?アイツからたまに話は聞いてるよ。仲良くしてくれてるんだよね。」と聞いてきて、
    「お、おう?こっちこそいつもアイツが世話になってるな。」と挨拶みたいなのを返すんだ。

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:30:05

    すると、「あ、あのさ、メロコさん、ざわつきを抑えた手前、こんなこと聞くのはいけないって言うのはわかってるんだけど、でもどうしても気になるから聞かせてほしいんだけど……」と逡巡しながら言うから、
    「?べ、別になに聞いてくれてもいいぜ?そんな遠慮しなくても……」とメロコが戸惑いながら応じると、
    「じゃ、じゃあ一つだけ教えてほしいんだけど……アイツと婚約したって本当?」とクラスメイトが真剣な顔で聞いてくるから、
    「え!?あー、うん、ほんとだぜ、ほら。」と左手の指輪を見せるんだ。
    すると、「キャー!マジ!?」「ほんとだったんだ!!」「うわ、初めて見た!」「アイツすげーな!」「うわー、俺には考えらんねえ……」とクラスがさらにざわめくんだ。
    (うーん、自分で決めたこととはいえ、こうめちゃくちゃ反応されると小っ恥ずかしいな……)とメロコは静かに見守るんだけど、
    「はーいはいはいみんな落ち着く!とはいえわたしもびっくりしちゃった……ほんとに婚約してたんだね……いや正直ちょっと心配だったから……」ってクラスメイトが言うから、
    「あー、まあさすがに驚くよな……って心配?なにを?」とメロコが疑問を口にすると、
    「いや、アイツ昔は普通にいい奴で、特になにも問題なかったんだけど、その、メロコさんに出会ったとたん、えーと、あの、その……」と言いよどむから、
    「……あー、思ったことそのまま口にしてくれていいぜ、大体わかってるから」とメロコが半ば察しながら促すんだ。

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:30:43

    それに応じて「う、うん……なんかアイツ、急にケンタロス見たいになっちゃって、『一緒に喫茶店行ってくれたってことは脈ありだよね!』とか『海行くことになったんだけど完璧なエスコートしたい!』とかクラス中に聞いて回るようになっちゃって……」ってクラスメイトが若干げんなりして思い出しながら言って、
    「そ、そんな感じだったのか、悪いななんか……」ってメロコが言うから、
    「いやメロコさんは全く悪くないんだけど、挙句の果てにエントランスでの薔薇の花束事件でしょ?もーなんか完全におかしくなっちゃったみたいで……」ってクラスメイトが言うから、
    「あー薔薇かあ、懐かしいな……今でも定期的に貰ってるぜ。」とメロコが他意もなく言って、
    「あ、そうなんだ……(今すごいことさらっと言ったな……)で、まあ万事そんな調子だったから、ちょっと心配だったんだけど、しばらくしたら、なんかデートしてるところ見たとか噂が流れてきて、そしたらナンジャモさんの配信に一緒に出てきたから、『あーなんかうまくいったのかな』思って、まあ一安心?してたんだけど……」とクラスメイトが続けて、
    「そしたら!『なんか指輪してるとこ見た!』って噂が流れてきて、さすがに『ええ!?どういうこと!?』ってなってまた心配になってたんだけど……今のメロコさんの様子だと大丈夫?見たいだね?」とクラスメイトが聞くんだ。

  • 79二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:31:16

    それに対して「ああうん、まあアイツ天然で紳士?なとこあるし、普通に愛してくれるし、これだってオレが喜んで受け取ったし……へへ……なんか心配かけちまって悪かったな。」とメロコが指輪を見ながら自然と言うから、
    「!?!?あ、そ、そうなんだ……(今さらっととんでもないこと言ったな!?すっごい自然に惚気たな!?)ま、まあうまくいってるならよかった!で……?」ってクラスメイトが言うと、
    「『で……?』あ、そうだ!聞きたいことあって来たんだよ!アイツと連絡とれねーんだ!何か知らねーか!?」とメロコが言うと、
    「え?連絡取れないの?タイム先生が今朝、『『  』くんは風邪で病欠です』って言ってたけど……」ってクラスメイトが言うから、
    「……え?風邪?……」ってメロコが言うんだ。

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:32:24

    (あ、寝てた……のか……ああ、熱ヤバいな……頭ボーっとする……)と『  』は自室のベッドで目が覚めるんだ。
    (どれくらい寝てたのかな……お腹減ったな……でもとても起き上がれない……)って独りで苦しんでるんだけど、
    (そういえば、こんな独りなのって、ほんとうに久しぶりかも……ああ、なんだろうな……すごく……寂しい……)と独り感情がせめぎあうんだ。
    しかしそこに「オイテメー、独りで何やってんだよ?」と唐突に別人の声が聞こえてくるんだ。
    それに、「!?えっ……メロコ……なんで……?」ってなんとか応えるんだけど、
    「なんでも何もねーよ、テメー風邪引いたってんなら、なんで真っ先にオレに連絡しねーんだよ。」ってメロコが言うから、
    「ああ……ゴメン……連絡する余裕も……考えも……なかった……っていうか、鍵は……?」って疑問を口に出すと、
    「寮母さんに頼んでマスターキーで開けてもらったぜ。」と答えるから、
    「え?……そんなの……普通……無理じゃ……」ってまた疑問を口にしすると、
    「婚約指輪見せたら一発だったぜ。」とメロコが回答するんだ。
    それに対して、「え!?そ、そこまで……しなくても……」とメロコの行動に驚くと、
    「うっせー、テメーが悪い、……だいぶ熱あんな……」とメロコが額を触って熱を確認するから、
    「だ、だめだよ……近づくと……うつるかも……」とメロコの行動を遮ろうとするんだけど、
    「テメーなあ、オレらつい一昨日濃厚接触どころか直接接触したような仲じゃねえか?風邪なんてもううつしてなんぼの仲だろ?」ってメロコが言うもんだから、
    「そ、そんな……身も蓋もない言い方……やめて……」ってなんとか応じるんだけど、
    「うっせー、テメーが悪い、……どうせなんも食ってねーんだろ?なんかスープでも作るから待ってろ、台所借りっぞ。」とメロコは台所に向かうんだ。

  • 81二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:33:10

    それでしばらくして「ほら、できたぞ、身体起こせっか?」と器を持ったメロコが聞いてくるので、
    「う、うん……なんとか……」と関節が痛む身体をなんとか起こすんだけど、
    「ああ、無理すんなって、ほら、口開けろ……」って匙をこちらに向けてくるから、
    「そ、そこまで……しなくても……」って逡巡するんだけど、
    「いいから病人は黙って世話されてろよ……ほら……」って言葉とは裏腹に優しい口調で言われて、
    「わ、わかった……あむ……」と匙を受け入れるんだ。
    それで、「……美味いか?『  』」と今日初めて名前で呼ばれた時に、
    (――!!!!)胸の中の何かが決壊するんだ。
    「……お、美味しい……あれ……な、なんで……」と言葉と共に涙が出てくるんだ。
    「……どーした?……」と聞いてくるメロコの言葉はあまりにも平静で優しくて、
    「……ご、ごめん、じぶんでも、なんでか……」となんとか返すんだけど涙は止まらなくて、
    「……ゆっくりでいいぜ……聞いててやっから……」ってメロコに背中をさすられて、
    「……う、うん……な、なんか、多分……もうここ最近は、メロコとずっと一緒だったから……なんか……久しぶりに独りで……な、なんかひどい風邪引いて……急に独りで……さ、寂しくなっちゃったんだと思う……」と心中を吐露して、
    「……そうか……」とメロコに背中をさすられながら続けて、
    「……な、なんか……すごくかっこ悪いね……俺……ごめん……メロコ……」と自分でも意気消沈していくのを感じて、涙は止まらないんだ。

  • 82二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:34:00

    それに対して、「……たしかに、かっこよくはねえかもな……」ってメロコが言うんだけど、続けて、
    「でも、それでいいじゃねえか、病気のときまで、かっこつける必要なんてねーよ。」ってメロコが言うから、
    「え……?俺かっこつけてる……?」と聞くと
    「無自覚かよ……『  』って少なくともオレの前じゃすごいかっこつけたがるからな?そうでなくても最低限紳士であろうとするしよ。」ってメロコが続けて、
    「今日だって、オレに連絡しなかったのは、オレに弱ったところ見られたくなかったからじゃねーのか?無意識かもしれねーけどよ。」と言うから、
    「……そ、そうかも……グズ……なんだろ……なんか余計に情けないね俺……グス……」となんとか涙をぬぐいながら言うと、
    「だから、病気のときまでかっこつけなくていいし、情けなくていいんだって……ほら……」とメロコが器を置くとベッドに上がってきて、
    「え……ちょっと……」と止める間もなく、頭を抱きしめられるんだ。
    それで、「メ、メロコ……だからうつるって……」ってまだ泣きながらなんとか言うんだけど
    「んなことどうでもいい……そんなことより『  』が泣いてるのを見るのが、オレ辛れーよ。」とメロコが頭を撫でながら言うから、
    「……な、なんか……そんなこと言われると……余計に……」と涙が止まらなくて、
    「……いいぜ、何時までもこうしててやっからよ……だから、辛いときくらいオレを頼ってくれよ……頼むよ……」ってメロコが言うから、
    「……ご、ごめん……グズ……」「……そうじゃねーだろ……」「……!あ、ありがとうメロコ……」「……おう」
    と、しばらくメロコに頭を預けて慰めてもらうんだ。

  • 83二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:34:41

    それからしばらくして、
    「……落ち着いたか?」ってメロコが聞いてくるから、
    「……うん、大分、ありがとうメロコ」とお礼を言って、一旦また寝るんだ。
    「へへ、なら良かったぜ。」って言いながら頭を撫でてくるから、
    「ちょ、メロコさすがに恥ずかしいって……」って口では言っても抵抗はできなくて、
    「へへへ、あーなんかこれいいなー……!あー悪い……」って突然メロコが手を引っ込めるから
    「?どうしたの?」って聞くと、
    「……『病気の『  』も可愛いなー』って思っちまった……あーオレ悪い女だな……」って言うから、
    「……はは、そ、それは確かに悪いね……ってなに?普段から……俺のこと可愛いって……思ってたりするの?」って思わず聞くと、
    「?そりゃ普段から、たまに思ってるぞ?」って普通に返ってくるから、
    「そ、それはちょっと……なんか……」と複雑な気持ちになるんだ。
    それに対して「なんだよいいじゃねえかよ……テメーのそういうとこかっこつけだっつーんだよ。もっとベタベタに甘えるなりしてくれていーんだぜ?」ってメロコが言うから、
    「そ、それは今の体調だと特に……魅力的だけど……流石にちょっと男としてのプライドがあるというか……むしろ甘えてもらうのがいいというか……」と言うと、
    「じゃ、お互いがお互いに甘やかしたらいいじゃねえか、これでWINWINだろ?」ってメロコが言うから、
    「そ、それだと本当にバカップルになっちゃうよ……」となんとか返すと、
    「いや、多分今更だろ、オレらもう婚約者だし。」ってさらっと返されて、
    「……そ、それもそうだね……」と言うしかないんだ。

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/01(木) 22:39:18

    それで、「じゃ、今夜はここに泊まるぜ。」普通にメロコが言うから、
    「え……そ、それはさすがに……」と断ろうとするんだけど、
    「あ、さすがに同じベッドでは寝ないぜ?STCでアジトに泊まり込む時の寝袋持ってくるからよ、今夜はそれで寝るよ。」と返されるから、
    「そこまで……しなくても……」って返すんだけど、
    「……独りだと寂しいんだろ?治るまで一緒に居てやるよ、もう寮母さんにも関係明かしちまったし。」と言われるから、
    「わ、わかった……ありがとうメロコ(なんかもうすでにベタベタに甘やかされてるな……)」と思いながら、言うと、
    「へへへ、これくらいなんでもねーよ!」とニコニコしながら言うもんだから、
    「……メロコは将来、絶対いいお母さんになるね……」と思わず言ってしまうんだ。
    それに対して「へ……?……あのなあ、『  』よお……」とメロコがジト目になって、
    「……な、なに?」と返すと、
    「オレが子供産むとして、相手は誰だよ?」ってメロコが聞いてくるから、
    「……へ?それは……あっ……」とようやく自分が何を言ったのか気づくんだ。
    で、「……へへへ、なんだよテメーもその気になってくれたのか『パパ』?」ってメロコがニヤニヤしながら聞いてくるから、
    「パ、『パパ』は流石にやめて……い、今はまだ……」となんとか返すんだけど、
    「あー前に言ったよな……『子供は4人くらいほしい』って。まあ将来頑張ってくれよ、頼むぜ。」とメロコがニヤニヤしたまま言ってくるから、
    「ほ、ほんとにバカップルの会話だよこれ……」「いやだから今更だろ。」「うーん、まあ頑張るよ……」「え?マジで具体的に考えてくれんのか!?うわーほんと頼むぜ?約束な?」「わ、わかった……」
    と二人で会話しつつ、時刻は夕方になっていくんだ。

    終わり 感想とかあれば嬉しいです。

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 07:25:22

  • 86二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 09:33:13

    寝袋メロコかわいすぎ

  • 87二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 16:17:55

    >>86

    わざわざこういう柄のやつ選んで寝てそう

  • 88二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 21:32:13

    またお題を募集しようと思います。

    >>95>>96>>97くらいで。

    間に感想とか質問とかあればどうぞ。励みになります。

  • 89二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 22:14:56

    悪いことしない?って言って二人でシガーキスする話見てみてええ~~~

  • 90二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 22:33:04

    あ、すいませんNG描写も一応言っておきます。
    2つあって、まず行為の直接描写は掲示板的にNGです。あと普通に超ムズイです。世の官能小説家は文章の鬼です。
    次は原作準拠の複数体でのポケモンバトルの描写はカットします。理由は超長くなるのと、駆け引きや相性、特性を考えるのが超ムズイからです。タッグバトル編はかなりひやひやしながら書いてました。
    以上の程、よろしくお願いします。

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 22:39:07

    シガーキスはギリギリOKかな?火のついたタバコから移し火でもらう間接キス

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/02(金) 22:58:48

    >>91 展開考えてみましたがいけそうなのでOKします

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 08:09:50

    煙草の吸い方知らないメロコがいたらかわいい
    火を付けながら吸うんだよ~って教えたい

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 08:36:50

    感想、好き!!!!!!!!!
    最初期のイケイケムードの『  』くんもまた見てみたい

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:11:59

    カッコつけてるのはいじめられっ子だったメロコを安心させるためなんだろうなあ

  • 96二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 20:48:06

    俺こういう呪物作っちゃったんだけど『  』と一緒に実家じゃなくてアジトでお泊りする話書いてほしい

    もちろんハッピーエンドで

    【閲覧注意】こら!メロコ!!!|あにまん掲示板bbs.animanch.com
  • 97二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:14:42

    ライターひとつでも話のネタはつくれるからな
    ほのおタイプの技で付けるのかジッポでやるのかでも味わいが違う

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 01:12:04

    とりあえず、アジトにお泊りして悪いことする話書いてみます。

  • 99二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 07:46:26

    ジャンジャンわるいことしろ(悦び)

  • 100二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 19:02:55

    保守

  • 101二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 22:08:39

    >>91

    一緒のタイミングでに口で吸いこまないとダメなんよねこれ

  • 102二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 07:33:07

    ブラックラグーンのアレみたいなメロコがみられるぞ、楽しみ

  • 103二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 17:57:43

    >>5

    学生なんて進路で自然消滅なんてあるあるだしな

  • 104二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 19:02:13

  • 105二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:38:04

    さあメロコをキュン死させるんだ

  • 106二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:27:33

    行きます、設定は後期です。背徳感マシマシで行きます。あと長いです。

    平日 夕方、チーム・シェダルのアジト。

    「……よくやった、戻れモトトカゲ」と『  』が戦闘不能になったモトトカゲをボールに戻すんだ。
    それに対して「おーし、戻れヘルガー」とメロコも自分のポケモンを元に戻すんだ。
    で、「あー、負けちゃったなー。」と『  』が言うと、
    「でも大分筋よくなってるぜ、ポケモンへの指示も早くいい感じになってるし、まああとは場数と他のポケモンの鍛錬だろうな。」と『  』を労って、
    「チャンプルジムの壁は高いかな……」と『  』が言うので、
    「惰性で行ったやつは大体あそこで引っかかるって言うもんな……確かアオキさんだっけ?、一度戦って見てえな」ってメロコが言うから、
    「……そういえばメロコはジム巡りしないの?」って聞くと、
    「うーん、悪かねえけど、遅れてる単位取得に、STCに、部活にって普通に忙しーからなあ、まあもうちょっと落ち着いてから考えるわ。」と応じるから
    「そっか、一緒にジム巡ってくれたら心強いんだけどなあ。」と言うと
    「……二人でジム巡りなんてしたらめちゃくちゃ目立つと思うぞ、主にあの動画のせいで……」ってメロコが言うから、
    「ああ、そうだね……まあ今更だけど……おかげで学生なのに安定収入得ちゃったけど……」と複雑な気持ちで言うと、
    「……んふふ、投資信託頼んだ時のマジボスの顔、今から思い出すと笑えてくるな。」ってメロコが笑いながら言うから、
    「いやいや、こっちは気が気じゃなかったよちょっと……」と不機嫌丸出しのボタンの顔を思い出しながら返すと、
    「こないだのバトルの授業の時といい、マジボス、身内のこととなるとああだからなあ……まああんまり気にしないでやってくれよ。」ってメロコが言うから、
    「ま、まあわかった……(小姑みたいだなあ……)」と返すんだ。

  • 107二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:28:17

    その後、日没になって、「よーしじゃあ今日のSTCは終了だ!みんな今日もお疲れ様!気いつけて帰れよ!」とメロコが号令をかけると、
    「お疲れ様ですボス!」「おつっす!」「あー、今日は骨が折れた……」「晩飯食べにいこーぜ!」とスター団の面々が各々挨拶して帰るんだけど、
    「あれ?今日ボス居残りっすか?」とメンバーの一人が聞いてきて、
    「おう、今日はちょっとこっちで集中して素描しようと思ってな。」とメロコは手に持ったキャンバスを示しながら言って、
    「おおー、ボス、部活も張り切ってますね!じゃあ『  』さん、ボスよろしくっす!」とメンバーはモトトカゲに乗って帰っていくんだ。
    で、メンバーが全員帰ってアジトが無人になったところで、「……とまあ、オレは心にもないことをのたまわったわけだけど……」とメロコが言うから、
    「あ、やっぱりそうだったんだ……」と勘ぐってたことが間違ってなかったことを確認して、
    「さーてと、じゃあまあ、誰もいなくなったことだし?今日の夜の目的を始めよーぜ。」とメロコが言うので、
    「そういえば聞いてなかったけど、何するの?」と聞くと、
    「……へへ、そういや今更なんだけど、『オレら一年ぐらい不良だったんだなー』って思い出してな?」とメロコが続けて、
    「だから今日は、『学校じゃ絶対できない不良っぽいことしてやろうぜ大会!』をしようと思ってな。自室に色々集めておいたから、『  』も付き合えよ」と言うから、
    「へー、いいんじゃない?なにが出てくるか楽しみだな。」と言うと、
    「お?案外乗り気じゃねーか?もうちょっと真面目に止められるかと思ってたけどよ。」と返されたので、
    「まあメロコのすることだし……グレーか、ばれなきゃOKくらいのもんでしょ?」と言うと、
    「……褒めてんのか馬鹿にしてんのかどっちだよ?」と聞いてくるから、
    「もちろん『メロコを信用してる』って意味だよ。」と返すんだ。
    それに対して「……だからそれどっちだよ……まあいいや、とりあえずシャワー浴びに行こうぜ。」とメロコは返すんだ。

  • 108二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:29:30

    それで一緒にシャワー室行くんだけど、「あのー、メロコさん、なんで一緒に服脱いでるの?」と聞くと、
    「なんだよ、いいだろ別に、今更だろ。」と胸を張られるから、
    「そ、そんな恰好で胸張って堂々とするのやめて……」「そっちこそ正面からガン見すんなよ」って言い返されるから、
    「そ、それこそ無理だよ……今更だけど、メロコって本当に肌白くて綺麗だね。」って照明に照らされたメロコの全身の肌を見ながら言うと、
    「まあ、そばかすと一緒で普通に遺伝だな、このせいで気を付けねえと日光で真っ赤っかになっちまうけど。」ってメロコが言うから、
    「ああ、なんか思い出した……昔、真っ赤っかになっちゃって泣いてるの慰めたっけ……」と『ももちゃん』だったころを思い出しながら言うと、
    「ちょ、今更そんなの思い出すんじゃねーよ!」って軽く肩パンされて、
    「ええ……裸見られるよりそっちの方が恥ずかしーの……」と聞くと、
    「う、うっせえ……いいからそこどけよ、シャワー浴びっから」とメロコは『  』を押しのけてシャワーを浴び始めるんだ。
    それを、「……」と後ろから、メロコがシャワーを浴びてるところを眺めて、シャワーで濡れた艶めかしい肌とか、小さい背中とか、形のいいお尻とか眺めちゃって、
    (あ、やっぱ無理だ)とスイッチが入っちゃったのを悟って、そのまま近づいて、メロコのうなじにかじりついて、
    「んひゃ!?ちょっテメー――んう!?」と振り返ってきたメロコの口を塞ぐんだ。
    「んんん!んう……ふわ……んん……て、テメーこんなとこで――」ってメロコがちょっと抵抗してくるんだけど、
    「いやいや、どう考えてもメロコが悪いんじゃん?っていうかこの展開ちょっと期待してたでしょ?」とメロコを壁に押し付けて鎖骨のあたりを舐めながら言うと、
    「う……、ま、まあ予測してなかった……んうう……って言ったらウソになる……けど……んあっ……ソコは……」って段々メロコの声が艶っぽくなってくるから、
    「あんまりちょうはつしちゃダメだよほんとに……じゃあいい?」と了解を聞いて、
    「……んふ……ふう……わ、わかったよ……ピル飲んでるし、いつも通り、してくれ……」
    と、シャワー室でことを始めちゃうんだ。

  • 109二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:30:30

    しばらくして、「すっごい夜空だなあ……キャンプでもしてる気分……」と『  』が屋外でキャンプチェアーに座りながら言うんだけど、
    「おい、いっちょ前に賢者タイムかよ……本番はこれからだし、夜は長いぜ?」自室から戻ってきたメロコが言って、
    「いや、メロコのせいで『本番』しちゃったじゃん……あーもう、そんなつもりじゃなかったのに……」って『  』が頭を抱えるから、
    「へへ……わりいな、半分くらいオレのせいだわ。」と素直に謝罪すると、
    「いやほんと、男を軽率にちょうはつしちゃだめだよ……男ってみんな――」
    「――『夜はルガルガン』だろ?『  』ってしてるときだけそんな顔してるからよ、こっちもおとなしくされるがままになっちまうんだよな」と続きを返して、
    「……え?俺そんな顔してるの?」って聞いてくるから、
    「してるしてる、普段の天然紳士の『  』からは想像できねーような感じ、思わず背筋がゾクゾクしちまうんだよな……」って返すんだ。
    それに対して、「な、なんか屋外でピロートークって不良っていうかもう……」って言うと、
    「へへへ、変態みたいだな。でも燃えただろ?」って聞かれるから、
    「……うん、水に濡れたメロコ、ほんとに綺麗だった。」って素直に認めると、
    「たまに一緒にシャワー浴びてるのにな……状況がそうさせたんだろうな……さて!本番はじめっぞ!」とメロコは持ってきたクーラーボックスといくつかの箱をピクニック用の机に置いて、自分もキャンプチェアーに座るんだ。
    それに対して、「おお、色々あるんだね……まずはなにからいくの?」と聞いてくるから、
    「まあまずはこれからかな?」って箱から、ラッピングされた黒い大きめのガム状のものを取り出すんだ。
    「何それ……あ、ひょっとしてそれ夜中にタクシーの操縦手さんが嚙んでる――」
    「――当たり、噛みタバコってやつだ、これでまずオールしても平気なくらいになろうぜ、ほら。」と箱を渡して、
    「ん、わかった。」とお互い口に含むんで、少しの間くちゃくちゃするんだけど。
    「うーん、なんかよくわかんねえ……不味い……」とメロコが言うから、
    「すぐには効果でないんじゃない……?」と返して、またしばらくくちゃくちゃするんだ。

  • 110二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:31:14

    で、しばらくしてメロコが「……おお、なんかキたかもしれねえ。なんか腹の奥が熱い感じ……」とメロコが言って、
    「う、うん、なんか薄い眠気が飛んでった……」と同様の感想を言うと、
    「おー、なんか薄ーくテンションが上がる感じがするな!いい感じだし次いこーぜ!」とメロコはクーラーボックスから瓶をグラスを取り出すんだ。
    「おお、また直球なのきたね……しかも3瓶も」と
    「サングリアにベルムーにシードラ、定番なの用意したぜ、ほら、グラス。」とメロコがグラスを渡してくるから、
    「ありがとう、じゃあサングリアからいく?飲みやすいって聞くし」と言うと、
    「そーだなー、じゃあほら。」とメロコが瓶の封を開けて、グラスに注ぐんだ。
    で、「……ん、ありがとう。」とグラスに注いでもらって、
    「……ん、よし、じゃあカンパーイ。」とメロコも自分のグラスに注いで、グラスを向けて来るから。
    「はい、カンパーイ。」と応じて、一口飲んでみるんだ。
    「おお、結構いけるな……美味い。」とメロコが言うので、
    「ほんとだ、飲みやすい……美味しい。」と同意すると、
    「……おーいけるいける、こりゃいいな。」ともうメロコが二杯目に行こうとするから、
    「ちょ、ちょっとペース早くない?大丈夫?」と聞くと、
    「いや酔わねーと意味ねーだろ……ほらテメーも飲め!」と瓶を突き付けてくるから、
    「わ、わかったわかった……」と急いでグラスを空けるんだ。

  • 111二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:32:26

    で、しばらくして、3本目に手を出したあたりで、
    「うおー、やべえ……だいぶキタ……」ってメロコが机にへたり込んでて、
    「アハハ!メロコ顔真っ赤だよ。もともと肌白いからわかりやすいなあ。」って反応すると、
    「うっせー、テメーこそ、目ぇ座ってんぞ……顔に出てねえだけでしっかり酔ってるだろ……」とメロコが言うと、
    「あっそう?そう見える?アハハ!真っ赤なメロコも可愛いなあ……そばかすが強調されて星みたいだ。」と言うと、
    「おい、なんだそりゃ?口説き上戸かよ……テメー絶対めんどくさい酔い方してるだろ……大体テメーだってなあ!普段からかっこつけてねえでもっと甘えるなりなんなりしてこいよ!」とメロコが大声を出すから、
    「えー、絶対やだ!むしろメロコがデロデロに甘えてきてほしい!」欲望を素直に口に出すと、
    「テメーオレの性格誰よりも知っててそれ言うのかよ!だ、大体さっきもしてる時は素直に甘えてるだろ……あれじゃダメか?」とメロコが言うから。
    「――!!!!ダ、ダメジャナイデス……いやでもあれはメロコが『受け止めてくれてる』って側面もあるから――」といじましい可愛さにノックアウトされそうになりながらなんとか続けると、
    「――あ、あれはどっちかっつーともう意識が変になってるから受け身になってるだけだっつーの!大体テメー前戯とか全然やらせてくれねーし!」とメロコがムキになってくるから、
    「可愛い可愛いメロコにそんなことさせられないよ!大体ここ半年メロコの中以外で出したことないし!もう一生それでいい!」と返すと、
    「一生はオレの身体がもたねーよ!人のことなんだと思ってんだ!妊娠してる時とかどーすんだよ!」とメロコががなってくるから、
    「その時はニャオハの香りとか嗅いで我慢する!で、できるようになったら全部メロコにぶつける!覚悟しててね!」と言うと、
    「こえーよ!普通にこえーよそれ!子供4人ほしいとは言ったけど、パーティー作れるくらいになっちまいそうだよ!くっそ……そ、その前にテメーの性欲が落ち着いてることを期待するよ……ったく」とメロコが降参して話がひと段落するんだ。

  • 112二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:33:13

    で、「あ、そういやこれまだだったな……」とメロコが思い出して箱を取り出すんだ。
    「ん?なにまだなにかあったの?」と言うと、
    「んーまあちょっとまてよ……」とメロコが椅子からちょっとフラッとしながら立ち上がって、そのままこっちに近づいてきて、
    「ちょ、ちょっとメロコ……」「いいから、ちょっとおとなしくしてろ」と上に跨ってくるんだ。
    「メ、メロコさん?外でおっぱじめるのは流石に――」と狼狽えると、
    「――ちげーよ、ほら、これだよ。」と持ってきた箱を示すんだ。
    「へ?ひょっとして火つける紙タバコ!?まだ売ってるの!?っていうかどこで売ってたの!?」とそれを見てびっくりすると、
    「ハッコウシティの地下街行きゃ普通に売ってるぜ。」と事もなげにいうから、
    「ええ……それ普通に危ない場所じゃない……?」と返すと、
    「テメーオレが元不良ってこと忘れてるだろ……まあそこは化粧と服装でそこのTPOに合わせれば何もねーぜ。これ買う時も年齢確認もされなかったしよ。」とメロコが得意げに言うから、
    「うわ……ほんとに不良っぽい……」と今更ながら感心するんだ。
    で、「よし、じゃあ……」と箱から取り出したタバコを咥えて、
    「ほら、テメーも咥えろ」と上に跨ったまま一本差し出してくるから、
    「わかった……ん……」と口で咥えるんだ。
    「で、火の元なんだけど……しゃーねえな、グレンアルマ!」とポケモンを呼び出して、
    「グレンアルマ、指先にちょこっと……いやわかってるわかってるって、これ一本だけだから、頼むってほんと……なあいいだろ?明日おやつ倍にするから……」とグレンアルマをなだめすかして、
    グレンアルマは逡巡しながらも指先?に火をポっと出すんだ。
    「おし、サンキューなグレンアルマ。」とメロコがそれにタバコの先を近づけて、
    「ん……フウー」とタバコに火をつけるんだ。

  • 113二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:33:52

    で、「じゃあ俺も……」と、グレンアルマに火をつけてもらおうとするんだけど、
    「いや、てめーはこっちだよ。」とメロコに顔を向きなおされるんだ。
    「え?何?」とちょっとびっくりしてると、
    「いいからそのまま……」とメロコが顔を近づけてきて、
    「……(な、なんか緊張する……メロコ官能的な顔してるな……)」と思いつつもされるがままにして、
    「……よし、いいぞ、そのまま息吸え。」とお互いのタバコの先を接触させて言うんだ。
    「う、うん……スウ……」と息を吸うと自分のタバコにも火がついて、
    「……!!ゲホッ!エッフ……」と肺に煙が流れ込んでくるんだ。
    「ヘヘヘ、せきこんでら。『シガーキス』っつーんだよこれ。一度やってみたかったんだよなー……スウー……ハアー」とメロコがタバコを吸いつつ言うから、
    「……あのさあ、メロコ……」と呼びかけながら。
    「……ん、なんだよ――んう!?」とそのまま顔を近づけてキスするんだ。
    「んん…んう……ふう……はあ……」とそのまま深いキスを続けて、
    「んう……ふう……ぷはっ!て、テメー、じ、人生最悪のキスの味じゃねえか……」とメロコが振りほどくまで続けるんだ。
    「メロコが悪い、『シガーキス』なんかじゃ、足りない。」と催促すると、
    「ちょ、待てって、タバコ吸わせろ……スウー……ハアー……んう!?……」とメロコが一吸いしたのを確認してからキスして、
    「んう……ふう……スウー……ハアー」としばらく喫煙とキスを繰り返すんだ。

  • 114二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:34:29

    で、一本を根本まで吸ったくらいのところで、
    「うへえー、あたま重い……クワンクワンする……」とメロコがしだれかかってくるから、そのまま受け止めるんだ。
    「酒とタバコとキスのちゃんぽんはやばかったかもね……」と言うと
    「ああー、でもなんか変に心地いいな……堕落してるわこれ……へへ……」と耳元でメロコが言うから、
    「……不良っぽいねー。」
    「……不良っぽいなー。」と言い合うんだ。
    「ああもう、このまま寝ちまいてえ……いいか……?」とメロコが聞いてくるから、
    「いいよ、寝ちゃったら、部屋の寝袋まで運んであげるから。」と応じると、
    「おう……わりい……ああ……いいなあこれ……癖になっちまうかも……」とメロコが意識を低くしながら言うんだ。
    「……」そして、しばらくそのまま、メロコの背中をさすりながらたたずみ続けるんだ。

  • 115二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:35:30

    翌朝、メロコの部屋の寝袋で、
    「んう……うお!」とメロコが起きると隣の『  』の寝顔にびっくりするんだ。
    (ああそっか昨日、あー、最後に迷惑かけちまったなー)と思いながらそのままむっくり起き上がって、
    「ちょっと頭いてえけど、まあ大丈夫だな……ふぅあー」とあくびをすると、
    「うう……メロコ?」と『  』も起きてくるんだ。
    「お、おうおはよー。」
    「んう?あ、おはよーメロコ。」と挨拶を交わして、
    「……ん……」とどちらからともなく近づいてキスをするんだ。
    「んう……へへ……なんかむずがゆいな……」と言うと、
    「……やっぱり普段のメロコが一番可愛い。」と返ってくるから、
    「!?……そ、そっか。」と思わず照れると、
    「……うん、可愛い、」と繰り返されるんだ。
    で、二人で外に出て、
    「ちょうど夜明けかー、まぶしー」と昇る太陽を見ながら言うと、
    「……そうだね……ソウブレイズ。」と『  』がポケモンを出して、
    「ん?どした?」とメロコが聞くと、
    「ん、ちょっとね、ソウブレイズ、お願い。」と応じながら、ポケットからタバコの箱を取り出して、一本口に咥えて、ソウブレイズに火をつけてもらうんだ。
    それに対して「おいおいなんだよ、ひょっとしてはまっちまったのかよ?テメーも立派な不良だなー」と言うと、
    「……ん、そうかも……スウ……ハア……」と何度かタバコを吸うのを見守るんだけど、、
    「……」と、タバコを吸いながら朝日を眺めるその姿に思わず見惚れてしまうんだ。
    で、「……ん?どしたのメロコ?」と聞かれるから、
    「……や、やっぱ『  』、タバコはやめろ。」とタバコの先をつまんで消してしまうんだ。
    それに、「!?ちょっとメロコなんで!?指やけどしなかった?」と『  』が慌てながら言うから、
    「だ、だって、わ、笑うなよ?なんかあんまり様になっちまってて……なんかふらっとどっか行っちまいそうな雰囲気になってたから……」と言うと、
    「……メロコを置いてどこかにいったりなんかしないよ。約束したでしょ。」と優しく言われて、
    「……た、頼むよ……」とどこか不安なので、胸に向かってゆっくり抱きつくんだ。

  • 116二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:36:05

    それに対して「……わかったよ、メロコ、たばこはこれっきりにする。」とメロコの頭を撫でながら言うから、
    「……おう、けんこーにも悪いしな。」と胸の中で言って、
    「んふふ、今更それ?」「だ、だってほんとにけんこーに悪いし、」「お互い不良なのに」「う、うっせー、いいから長生きしろよ……」
    と、二人を朝日の光が包み込むんだ。

    終わり。これは筆が乗りました。ありがとうございます。

  • 117二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 08:20:11

    このレスは削除されています

  • 118二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 08:24:16

    実は手巻きタイプのタバコを作るときにはローラー式だとしたでなめて切手みたいに糊にするんだ…

  • 119二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:08:51

  • 120二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 04:44:36

  • 121二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 07:55:22

    不良ぶってんのに健康気にしてるのかわいい

  • 122二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 16:30:39

    また何か二三、お題募集します。質問とか感想とかもあればどうぞ

  • 123二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 17:25:57

    セリフのスパイスになりそうだから風景の描写がもっとほしいです!

  • 124二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 21:19:32

    AIも案外助けになるぜ
    chatGPTで「スペインの夏が終わりかけている浜辺にいる恋人同士の男女の様子をロマンチックに描写してください、女性の名前はメロコで一人称はオレ、男性の名前は『  』です」みたいなかんじでやったのを基にして作ればいいのができる

  • 125二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 22:59:28

    >>124

    わりと無限に出力できるな

  • 126二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 23:13:02

    風景描写入れるなら、セリフのあとにある○○って言うんだ。を行数調整したら読みやすさあがりそう

  • 127二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 23:25:43

    風景描写入れるなら文体変えないといけませんね。プロット考えてみます

  • 128二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 23:31:18

    マリオカートとかスマブラを『  』とその他スター団とやってニンテンドースイッチのコントローラーを握力で破壊するメロコ

  • 129二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 07:47:17

    セリフ部分のあとに風景描写するときには一行スペースあけてくれると捗る

    このレスみたいな感じで 期待してるぜ

  • 130二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 11:03:04

    このレスは削除されています

  • 131二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 13:22:16

    >>128

    ダメにしたの2桁いきそう

  • 132二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:09:38

    設定は後期です 文体変えます。

    あの時の気持ちは今でも鮮明に思い出せる。全てが終わり、変わり、オレらが救われたあと、マジボスの友達、新チャンピオンに会いにパルデアの「ラ・プリメーラ」とやらが来た時だ。
    オモダカとか言っただろうか、正直、会ってもいないのにいい印象なんてなかった。この学校の校長のさらに上、理事長という立場でありながら、数年前の学校の惨状を放置した責任者だったからだ。
    だから、もし会えたら小言の一つでも言ってやろうかと思っていた。だが、そんなのは実際に新チャンピオンとアカデミーのエントランスで話しているのを見ると消し飛んでしまった。
    あの威風堂々とした佇まい、後光でも背負っているかのような印象、あれを前にして普通に話している新チャンピオンに畏怖の念すら覚えた。と、同時に察したのだ。『あんな怪物じみた人でもどうしようもなかった』のかと。
    今でも思う、どうしようもなかったのか?他に手はなかったのか?もっといい結末はなかったのか?と。マジボスの友達が盤面をひっくり返していなければ、全ては悲劇に終わっていたはずだ。
    だから、目の前にある『これ』はその『悲劇だったはずの残火』のようなものなのだろう。

    「やっとだ……やっとあの時のお返しができる……ただで済むと思うなよメロコよお」「呑気に独りで歩いてるのが悪いんだぜ?」「弱っちかったくせに派手な格好しやがって……覚悟しろよ」

    目の前の三人の男が各々好き勝手言っているのをオレはどこか他人事のように聞いていた、いや正確には聞き流していた。

  • 133二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:10:11

    ここはオレのチームシェダルのアジトからほど近い道路、ちょうどオレらのチームの旗がはためいているところだ。
    今日は中々に忙しかった、STCで生徒たちの相手を一通り済ませたと思ったら久々に新チャンピオンがカチ込んできたのでそれはもう熱いバトルをした。結局僅差で負けてしまったが、新チャンピオンの新しいパーティーにいい経験を積ませることができたようだ。
    (『ありがとうメロコ!おかげで調整バッチリ!これでまたネモとスグリにいいバトルを仕掛けられるよ!』とお礼を言ったと思ったらもうあの妙なポケモンに乗ってすっ飛んでいった。相変わらず忙しいやつだ。)
    その後、日没を前にしていつも通り寮への帰路につこうと、アイツに『これから帰る』とメッセ―ジを送ったところ、『モトトカゲで迎えに行くからちょっと待ってて!』と返事が来た。だから、夕暮れの中でオレはゆっくり徒歩で道路を歩いて、いつものチームの旗が果てめく景色を楽しみながら、アイツと鉢合わせるのを待っていた。その時だった、オレらのチームの旗竿の影から男が三人出てきてゆくてを塞いだのは。
    最初はただの通行人かと思ったが彼らの剣呑な雰囲気を見て違うと察した、ならば彼らはトレーナーでバトルの誘いだろうか?とも思った。『スター団のメロコ』と言えばそれなりに名が知れているからだ。だから、

    「誰か知らねえけどバトルか?いいぜ!いつでも受けて立つぜ?」と声をかけてみたのだが、「はあ?ふざけてんのか!?」「あの時のこと、忘れたとは言わせねーぞ!」「ボッコボコにして川に流してやる……」

    とどこか様子がおかしい。何を言っているのだろうか?と首を捻って、彼らの顔をじっと見てようやく気付いた。こいつらは――

    「――お前ら……オレらをいじめてた……」と自分でも驚くほど素の声が出た。こいつらは元いじめっ子で、スター団結成を前にして尻尾巻いて退学して逃げた奴らの一部だ。どうしてここまで言われないと気づかなかったのか?

    そうして、話は冒頭に戻るのだ。相手方三人が好き勝手恨み節を言っているのをオレはどこか他人事のように聞いていた。自分でも驚いたが、心底どうでもよかった。お前のせいで勘当寸前までいっただのなんだの、他の不良仲間から舐められる羽目になっただのなんだの、親に泣きついて他地方の学校に通ったはいいがそこで今度は自分がいじめられる羽目になっただのなんだのと。

  • 134二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:11:00

    そうして一通り聞き流したあと、オレは相手方三人に言った。「……で、結局お前らオレをどうしたいんだよ?」と。そう問うと相手方三人はニヤつきながら、各々ポケモンを繰り出した。なるほど、ルール無用でオレをボコりたいというわけだ。

    正直言って戦う前から結果は見えていたのだが、オレも「しょうもねえことに付き合わせて悪いな……行けコータス!」とポケモンを繰り出した。

    結果から言うとオレの完勝だった。相手方は各々二匹、合わせて六匹のポケモンで一斉に襲い掛かってきたのだが、こっちのコータスとブースター(マジボスからもらったイーブイを進化させたやつだ。)は余裕で六体とも完封した。相性不利のポケモンもいたにも関わらずだ。

    相手方は心底ショックだったようだ。「な、なんでだよ!あんなに鍛えて強い技覚えさせたのに……!!」「ふざけんな!ふざけんなよクソ!」「……な、なんで……?」といった感じだったので、オレはため息をつきながら言った。

    「はあ……お前らよお、鍛えて強い技覚えさせれば、それでバトルに勝てると本気で思ってんのかよ?」

    それに対して、「はあ?」「な、なにを……」「?」と、何もわかってない風だったので、オレは呆れつつ言葉を続けた。

    「お前ら、そのポケモンたちと遊んでやったか?ピクニックでウォッシュしてやったか?おいしいサンドイッチ作ってやったか?ちゃんと絆を育んでやったか?」と。

    そうして聞いてみると、全員が全員頭にはてなを浮かべるので思わず笑ってしまった。こいつらは結局なにも変わってないし、何も学んじゃいなかったのだ。

    「はは、いくら鍛えて強い技覚えさせたって、指示を出すお前らが成長してないんじゃなんにもなんねーよ。しかもポケモンを復讐の道具みたいに扱うなんて、心底馬鹿げてるぜ。」と、

    それに対して相手方はもう、何も言えないようだった。ただ茫然と突っ立っているだけだったので、

    「……なあ、オレもう帰っていいか?今なら誰にも何も言わねーし、ポケモンで襲い掛かって来たこともジュンサーさんにも口外しねーよ、もうすぐ婚約者が迎えに来るしよ。」と言ってみたところ、

    三人の内の一人が「は、はあ!?婚約者!?婚約者ってなんだよ!?なんでお前なんかに……!?」と意外なところに食いついてきたのでオレは言葉を続ける。

  • 135二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:11:36

    「?そうそう、婚約者、我ながら学生のクセして色ボケだよなー、へへ……」と左手の指輪を示して見せる。

    それに対して「お、俺はあれのせいで『弱いやつキモイ』って振られたのに……お、お前は……ふ、ふざけんなよおい……」と相手の血管が切れるのが聞こえてきそうな表情で言う。思わぬところで相手の逆鱗に触れてしまったようだった。

    そのままそいつは他二人の静止を振り切ってこちらにズンズン近づいてくるとオレの胸倉を掴んできた。コータスとブースターが割って入ろうとしたのでそれは手ぶりで止めた。
    正直なんの感情も湧かなかった、少しは怖がるなりなんなりしてやってもいいというのに、相手はかつてのいじめっ子だというのに、だ。
    それが相手にも表情で伝わったのだろう。だだでさえひどかった表情がどす黒い憎悪の顔に変わっていくのがわかった。それでも何も感じない。心底どうでもよかった。

    そのまま相手は憎悪の感情のままに「ふざけんじゃねえええ!!」とオレの顔を思いっきり殴りつけた。

    「ぶっ……」「なっ……!?」と、相手は驚いた様子だった。そりゃあそうだろう。普通は顔面を殴られたら、吹っ飛ぶなり、尻もちをつくなりするだろう。そのはずなのに、オレはちょっと後ずさっただけで堂々と立っているのだから。

    「痛って……ああ、悪いな、オレ、遺伝なのか才能なのか生まれつき筋肉強いみたいでよ、一発殴られた程度じゃどうともなんねーんだよ。」そう言いながら殴ってきた腕を掴むと、「いっ……!?」と相手の顔が歪む。

    「ほら、握力すごいだろオレ?そういう体質らしいんだよ……こんなこと、オレをいじめてる時は知りもしなかっただろ?」とそのまま相手の腕を放り投げるように離す。

    「あー痛てて……ちょっと腫れるなこりゃ……なあ、もういいだろ?殴られようが何だろうがオレはもう本当に、心底どうでもいいんだよ。完璧に過去に区切りがついちまってるんだよ。だからお前らも、そういうの忘れちまっていいからよ、前向いて人生進めろよ。」

  • 136二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:12:16

    我ながら傲慢な言葉が口から出てきたものだ、と思う。でもこれが心の底からのオレの本心だった。今はもう、健全に毎日が充実し過ぎている。いじめのことを完全に過去に流せるくらいの経験と時間をオレは得てしまったのだ。
    目の前の憎悪を滾らせる相手を見て、哀れだとすら思ってしまう。相手は全く納得できないのだろう。またもう一発殴ってくる構えを見せる。……まあいいか、もう一発くらいなら……と。オレが奥歯を嚙み締めた時だった。

    「メロコに、なにしてる。」と今まで聞いたこともないような低い声が聞こえた。「あっ……『  』……」オレを殴ろうとする相手の腕を『  』が掴んで止めていた。いつの間にかそんなに時間がたっていたのだ。そして、この状況はまずい。非常にまずい。

    「は?なんだてめ――ガフッ!」オレが止めるまもなく、相手は『  』の一撃で吹っ飛んで転がっていった。ああ、なんてことだ。『  』は生来の紳士だ。人に手を出すなどあり得ない。そのはずなのに。

    「お、おいやめろ!!」とオレは『  』の腕を掴んで止める。正直驚いた。抱きつくとオレの顔がコイツの胸にくるぐらいだから、コイツは周りと比べても、ビワ姉には及ばないがガタイはいい方だ。だからって人一人を吹っ飛ばすくらい力が強いなんて知らなかった。

    「お、おいもういいだろ!お前らそいつ連れてとっとと行けよ!」とオレはアホみたいに突っ立っていた残り二人に声を荒げる。完全にビビってたのだろう。オレの言葉にビクリと二人は反応して、慌てて転がってるやつを助け起こそうとする。そんな時だった。

    「ゆ、許さねえ……絶対許さねえ……」と、転がってたやつがか細く呻くのが聞こえた。「い、一生、一生つけ狙ってやる……お前の幸せなんて全部ぶっ壊して、産まれたきたことを後悔させてやる……」もはや憎しみを超えた、殺意を込めた声が聞こえてくる。

    「ぶっ殺してやる……どんな手使ってでも絶対ぶっ殺してやる!!メロコ!!」とよろよろと立ち上がったそいつがついに言ってはいけないことを言い放ってきた。

    相手に本気の殺意を向けられても、オレは平静だった。こんなやつ一人に恨まれるからって別にどうということもない。ただここまでくると、さすがにジュンサーさんに言わなければならないだろうか?『  』が相手を殴ったのは正当防衛で片がつくだろうし……と、考えていた時だった。

  • 137二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:12:59

    「……殺す?メロコを?」地獄の底から聞こえてくるような冷え切った声が隣から聞こえてくる。その声色に、思わず背筋がゾクゾクした。 

    「――!!!!そ、そうだよ!!お前メロコの婚約者だろ!お前ごと全員まとめてぶっ殺してやるよ!」と相手が言う。まずい、これから起こることが予想できる気がした。だから……

    「……わかったもういい……ソウブレイズ」と『  』はポケモンを出した。やはり予感は正しかった。「――!!!!グレンアルマ!!」とオレもポケモンを出す。そして、

    「ソウブレイズ、サイコカッター」「グレンアルマ!シャドーボール!!」とオレは相手に向けられたサイコカッターをシャドーボールで相殺させた。

    危ないところだった、判断が遅れていたら確実に相手に本気のサイコカッターが当たっていた。もしそうなっていれば……

    向けられた相手はというと、「ひ……ひい……」と情けない声を上げながらその場にへたり込んでいた。自分が殺意を向けておきながら、自分自身に殺意が向かってくるなんて思いもしなかったらしい。当たり前と言えば当たり前だが。

    「――!!!!おい!ボケっとしてんじゃねえ!!さっさと逃げろコラ!二度とその面見せんじゃねえぞ!!」と激を飛ばすと、残り二人がどうにかへたり込んだやつを抱えあげて、よろよろと逃げていく。少し遠ざかったところでモトトカゲをだして、三人はようやく去っていった。

  • 138二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:13:57

    「…………行ったか…………ハアー」と肩の力がようやく抜ける。正直生きた心地がしなかった。なんて結末になってしまったのか。

    「……あの、メロ――」と『  』が声をかけてくる前に、オレは『  』の顔を本気で引っ叩いた。甲高い音が周囲に響く。

    「――痛った……」と『  』は鈍い反応を示す。オレは湧き上がる怒りの感情のままに『  』の胸倉を掴むとあらん限りの声量で怒鳴った。

    「テメー何考えてんだ!!本気のポケモンの技人に向けるなんてよ!!もし当たってたらテメー一生ムショ暮らしだぞ!!わかってんのかよ!!!!」自分でも驚くほどの声が出たが、『  』の反応は相変わらず鈍かった。

    「……ごめん……後先なんて、全然考えてなかった……『殺す』なんて言われたから……それで……頭がいっぱいになって……」と無表情で『  』は言う。

    そうだ、少しでも指示に躊躇を感じたら、ソウブレイズは技を出すのを躊躇っただろう。本気だ。本気で殺意を向けたから、ソウブレイズもそれに応えたのだ。なんて危なっかしいのだろうか。

    「……!……そうかよ……ハアー」とオレは脱力して、胸倉を掴んだまま『  』の胸元に顔を埋める。

    「……頼むから、もう二度とこういうのやめてくれよ……いくらオレのためだからって、手を出すな……ポケモンも向けるな……頼むよ…………」とオレは『  』に懇願する。

    そういうと、『  』はいつものようにオレの髪を撫でながら言うのだ。「……ごめん……でも、メロコも黙って殴られるなんて今後はやめてほしい……」と。

    「……そりゃそうだな……悪い……今後はちゃんと自衛する……だから頼むから、今後は俺の言う通りにしてくれよ?ほんとに頼むぜ……?」と胸元に顔を埋めたまま言う。ようやく人心地がついてきた。

    「うん……そうする……痛てて……」と『  』が言うので、

    「ああ悪い……思わず本気で引っ叩いちまった……大丈夫か?」とオレは顔を上げて『  』の頬に触れる。少し赤くなっている。これから腫れるだろう。

  • 139二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:14:29

    「……メロコの方こそ……殴られたところ大丈夫……?」と『  』は同じようにオレの頬に触れる。

    「……これぐらいなんでもねーよ、すぐ治る。アイツのパンチヘナチョコだったからよ」とオレたちは互いの頬を触りながら見つめあった。

    「……」「……」そうやってちょっとの間見つめあった。そして「……ん……」オレたちはどちらからともなく軽くキスをした。

    「……」「……」そのまままた見つめあい、沈黙が続いたのだが、耐えられなかった。

    「……プッ!アハハハハ!!なにやってんだろうなオレら!?完全に色ボケだろ!!」とオレは自分の行動に思わず笑ってしまう。

    「……フッ、ンフフフフ……ほんとだね、さっきまで殺す殺さないとか言ってたのに」と『  』は一緒になって笑う。

    「ヘヘヘ……ほらもう日が落ちる、さっさと帰ろーぜ、モトトカゲ乗せてくれよ。」とオレは『  』に促す。

    「フフ、OKー。出てこいモトトカゲ!」と『  』はモトトカゲを出す。そのまま跨って「じゃあメロコ、いつも通りしっかり捕まってね。」とオレに促す。

    「おう!じゃあ頼むぜ!」と自分もモトトカゲに跨って、『  』の背中に抱き着きながら言う。そうして、夕暮れの中をモトトカゲが走り出した。

  • 140二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:14:53

    ボウルタウンを抜けて、南三番エリアのワイディングロードをかけている途中にふと思った。
    もし、襲われていたのがオレじゃなくて『  』だったら?と。
    『  』はまだ一線級のポケモンを揃え切れていない。ポケモン六匹で無法に襲い掛かられたら、まだきついかもしれない。そして手持ちが戦えなくなって『  』自身が襲われたら?そんな場面にオレが遭遇したら?
    「……!」なんてことだ。考えるだけ背筋が泡立つような感触がした。そんなのを見てしまったら、とても理性的にはふるまえないだろう。相手に何をするかわからない。結局『  』もオレも同じ穴のジグザグマだったのだ。
    「……へへ」とオレは『  』を抱きしめなおす。一直線に目的地に向かうこのモトトカゲのように、オレたちの運命は、たとえ先行きが天国だろうと地獄だろうと同じなのだろう。
    そんな決意、と言うか再確認を、オレは『  』の背中でやりなおすのだった。

    終わり 文体としてはこんな感じでいいでしょうか?

  • 141二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:17:34

    薬味が効いた後半戦の牛丼みたいで二個美味しいかんじになってる

  • 142二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 07:21:49

    ちょっと一緒にゲームするやつはむずいので待ってて下さい
    またお題募集しようと思います

  • 143二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 15:55:14

    他のスター団の子も出していいならみんなでBBQしてメロコの好きなものを把握していく『  』を見てみたい

  • 144二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 21:45:11

  • 145二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 06:18:56

  • 146二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 10:22:21

    さんざん二人で部屋を掃除したのに最後の最後で今までの努力がオシャカになるやつ見てみたいかも

  • 147二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:24:33

    友達と海辺のコテージでカレー作りしたけど、肝心の米の炊飯予約を朝の6時にセットしたおかげで40分待たされる羽目になって夕暮れ時の浜辺でチルアウトできて逆によかったことがあるのでそれ使ってください

  • 148二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:32:32

    アカデミーの先生視点のやつもいいな

  • 149二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 09:19:08

    逆にメロコから花をプレゼント

  • 150二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 20:12:52

オススメ

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