- 1二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:25:40
- 2二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:30:35
テニスウェア…良いっすね
他の人の占いも出来るんですか? - 3二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:33:00
これはラクスと交信してる?
- 4二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:35:14
えっキラもテニスウェアを?
- 5二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:39:38
- 6二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 21:58:21
寂れたリゾートのテニスコートの隅っこでラクスがミニスカのテニスウェアでキラがハーフパンツのテニスウェア着て
ラクス「ああダメですキラ、外でなんて……」
キラ「僕ら以外誰もいないよ、風の音と川のせせらぎ、鳥や鳴き声、聞こえるのはそれくらい……ねえラクス、ダメ?」
ラクス「──キラがそう仰るなら吝かでは、ありませんが……本当になさるのですか?」
キラ「うん、だってラクス可愛いんだもん……」
ラクス「あっ、そんないきなり、──ン」
という妄想をラクスがしてたわ - 7二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 22:01:26
もう自分じゃ何もできないからキララクが愛し合うのを見て楽しむのか
- 8二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 22:33:12
確かに変に肌露出するよりボディライン魅せた方が効果あるだろうなあの破廉恥マンは
- 9二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 23:22:43
後輩達への占いも聞きたいなー
- 10二次元好きの匿名さん24/07/27(土) 23:51:20
☆
- 11二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 10:08:49
- 12二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 12:34:29
バスミルクとレッドローズのアロマオイルを用意して、いざお風呂へ
普段は柔らかな香りのピンクローズのアロマを好んで使うのだが何となくレッドローズの情熱的な香りが気になりチョイス
カップにお湯を注ぎレッドローズのアロマ垂らす、湯船に少し温めのお湯を満たしていく、レッドローズの刺激的な香りに包まれながらお湯が満ちる間に身を清める。
湯船にお湯が満ちたらバスミルクを垂らしお湯を白く染めミルクの甘い香りが浴室に充満する。
「ラクス?」
「どうかされましたか?キラ?」
突然の事に驚きながら用意していたタオルで秘部を隠し愛しき人に問い掛ける
「──その、懐かしい香りがした気がして、今お風呂だよね?」
「そうですが……」
「……一緒に入って良いかな?」
「──もちろんです。キラ、ゆっくり準備なさってくださいね」
急いで湯船に浸かる。
ドアの向こうから聞こえる衣擦れに「──休めるだろうか」という一抹の不安を抱きながら扉が開くのを待っていた
- 13二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 13:39:10
- 14二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 15:26:46
入浴後に眠そうに目をトロンとさせているラクスを抱き上げて寝室のベッドに横たえさせた。
夕食の準備をしようと起き上がろうするラクスに「今日は僕が夕食をご馳走したいから休んでいて」と制し、お昼寝をしてもらう事にした。
僕が作れる料理は多くないが幸いな事にカレーライスとサラダの材料はあるし自分でも作れる。食べたあと冷蔵庫で保存すれば明日の朝も食べられるだろう
調理をしながらあの香りを思い出す。
紅いボトルに入った胸を刺すような甘くて強い香り
「彼女」が纏っていた香りにとても似ていた
本当は別の香りを好んでいたはずだ、ピンクローズ、ラベンダー、ゼラニウム、ローズマリー、それともまた別の香りなのか
僕は彼女の事を何も知らない
ただ、会ってもう一度話したかった
そして、謝りたかっ
「痛っ──」
指に滲む赤、僕が知る彼女の色
何となく彼女に怒られている気がした。
- 15二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 15:28:49
さっと傷口を処置し絆創膏で塞ぐ
調理を中断しラクスのもとへ向かう
ラクスは寝入っているようで穏やかな寝息が聞こえる。
ベッドを揺らさないように近付いて髪を撫でる。
湯船に二人で浸かった時、僕はラクスを後ろから強く抱きしめた。
あの香りは僕にとって別離の香りだ、だから少し不安になってしまった。
何処かに行ってしまわないように、不安と胸に空いた穴を埋めるように強く強く抱き締めた。
「……ッ」
指の切り傷が少し痛む
また彼女に怒られたのだろうか
カレーは一度作ってしまえば後は待つだけだ、早く作ってしまえという事だろうか?
多少の名残惜しさを振り切って台所へ戻る
「ラクスにご馳走するって言ったし頑張ろう」
もう一度手を洗ってふと思い立つ
今なら、素直に言える気がする
「ありがとう……フレイ」
そう言って調理を再開した
- 16二次元好きの匿名さん24/07/28(日) 23:56:14
- 17二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 10:37:02
カガリへのメッセージを贈るためペンを取る。
そうしてどれだけ言葉を綴っただろうか、重ねれば重ねる程どれもこれもが陳腐に思えて幾度も便箋を丸めては放り投げた。
任務の合間に見かけたオレンジ色の石が目を引くネックレス
目に留まった瞬間に「カガリに贈りたい」と想う思考すら追い抜いてプレゼント用の包装を頼み購入していた。
それでいて、いざ渡すとなればいつもこれだ、どんなに言葉を並べても納得できず贈り物だけになってしまう。
だが、今回は今度こそ伝えたい、例え不格好だったとしても伝えなくてはならない、そんな予感がする
だがそして、書ききった。
納得は出来ていないが時間が差し迫っていた。
真に遺憾ではあるが言い訳と事実を綴って妥協した。
贈る前に花屋に目を引く鉢植えがあったのでそれも購入する。
会う事は出来ないが出来うる限りの想いを、──愛の言葉を詰め込んだつもりだ。
結局は俺の自己満足に過ぎない、だから喜ぶ事を祈りながらマーナにカガリへの贈り物を頼んで──俺は俺のすべき事をする
【どれだけ言葉を重ねても陳腐に思えてしまって仕方ないので事実だけを記してメッセージとします。
アスラン・ザラはカガリ・ユラ・アスハを愛しています。
アスラン・ザラ】
カガリ「……あのハツカネズミ、少しは成長したのかな。──オレンジムーンストーンのネックレスにカラミンサの鉢植えとか、どんな言葉よりも雄弁じゃないか……」
- 18二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 18:58:29
「愛情」と「愛の囁き」か……
占い師フレイ先生とSS職人さんありがとう - 19二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 19:07:56
気付いたら素敵なSSスレになってる!
先生ありがとう、これからも投下期待して良いですか!? - 20二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 19:15:30
ちょっと解説
オレンジムーンストーンの意味「豊穣」「結実」「パートナーと円満な関係になれるように」
男性から贈られるネックレスの意味「ずっと一緒にいたい」「離したくない」
カラミンサの花言葉「愛のささやき」「清涼」「別れは静かに」
なお、これを無意識かつ偶然で揃えてます。
あの破廉恥マン
- 21二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 19:16:59
- 22二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 19:33:25
- 23二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 23:02:59
- 24二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 09:01:49
⭐︎
- 25二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 17:41:06
ペアのブレスレットに4本のミニヒマワリの花束と4つのミニヒマワリのハーバリウム
今年の3月から考えていたルナへの誕生日プレゼント
ブレスレットと花束は余裕を持って手配出来た
問題はハーバリウムだ、自分の手で用意したかったが時期と手間を考えるとルナに知られずに用意するのは恐らく無理だ。
少し悔しいがプロに任せる事にする
7月26日
ルナの誕生日
拍子抜けするくらい平和な1日でいつもより時間の経過が遅く感じられる。
横目で誕生日プレゼントを渡されて笑顔のルナを見る
正直、不安になる。
自分が選んだ物を果たしてルナはあんな風に喜んでくれるだろうかと、考え過ぎるのは自分の悪い癖だと思うけど考え込むとどんどん気が落ちていく。
見兼ねた隊長が声を掛けてくれた。落ち込んでいる理由を話すと隊長は
「ルナマリアは朝に見掛けた時から見るからに上機嫌だったよ。約束は取り付けてるんでしょ?きっと楽しみなんだよ。それに好きな人が選んでくれた贈り物は嬉しいものだし、──さあもう少し頑張ろうシン」
と言ってくれた。元気が出た - 26二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 17:45:10
- 27二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 17:47:16
今日はどんな誕生日プレゼント貰ったのとか凄く平和だったねとか他愛無い話をしながら目的地へと車を走らせる。
「着いたよ」
「途中から見えてたけど……すごいね映画館にいるみたい」
街の夜景が見渡せる展望台、その駐車場
「バイクでたまに来るんだ、ここまで登って一息ついて坂を降りて帰る。それだけの場所だから今まで誰にも教えてない」
「……シンだけの場所、なんで連れてきてくれたの?」
「なんでって、……自分が知る限り一番綺麗な場所だから?──あ、座ったまま待ってて」
車から出てトランクからプレゼントの入ったバスケットを持ち出して運転席に戻る。
「……誕生日おめでとう、ルナ」
「わぁ……ありがとうシン、──花束と置き物?」
ルナマリアはハーバリウムを手に取り夜景にかざした。
「ミニヒマワリの花束とハーバリウムだよ──ルナ左手出して」
「う、うん……ブレス、レット?」
ルナの腕にブレスレットを着ける
ルナは目を真ん丸くしてブレスレットをマジマジと眺めていた。
そうして自分も右腕にブレスレットを着けた
「うん、ペアだけどね。……今どき流行らないかもしれないけど──少しでもルナとの繋がりがほしくて、ってルナ??」
──泣いてる、泣いてる!?
「あ、いやごめん!嫌だったら何か別の物で埋め合わせするかr」
「違うの!嬉しくて泣いてるの!察しなさいよ!シンのバカ!!──ンッ!」
混乱に混乱が重なって訳が解らない
ただ唇に感じる柔らかな感触とシートの隙間のもどかしさだった
- 28二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 17:59:29
今回は難産かつ文字数多めになってしまったので色々察してほしい
個人的には、種自由後のルナマリアの内面はラクスのそれと近くなっててシンのアプローチが尽く刺さって「誕生日デート!ルナポイント+100!シンセレクトデートカー!+100!ぎこちないエスコート!ルナポイント+100000!!」とか「あー!強力な愛しさが膝にしっかり届くぅぅぅう!同時に涙腺までぇぇぇぇ!!」みたいなイメージが浮かんだ
あくまで個人の解釈なので留意してほしい - 29二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 18:25:56
今回も解説
ミニヒマワリの花言葉→「貴方だけを見つめてる」「憧れ」「高貴」「愛慕」等々
ミニヒマワリ4本→「貴方に一生の愛を捧げます。」
ミニヒマワリ4本+ハーバリウム4個=8→「貴方の思いやりに感謝します」
男性からペアブレスレットを贈る→「永遠」「束縛」
ですかね。
シンの場合は調べた上でこれが良いかな?あれが良いかな?と悩みながら用意するタイプだと思われます。
- 30二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 18:47:40
- 31二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 23:18:44
素敵やん……
- 32二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 08:58:45
☆
- 33二次元好きの匿名さん24/07/31(水) 20:31:56
──君を感じられて嬉しかった
またね、フレイ……