- 1二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:15:04
- 2二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:20:47
カキツバタにだけピンポイントで皮肉屋ってこと?
- 3二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:25:59
てかスレタイ別に皮肉になってなくね
- 4二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:38:51
「キョーダイをスグリに勝たせて今のリーグ部を是正したい」
というのがカキツバタの目的なので、
「スグリに勝てない」というのは特大の地雷……なのかな多分? - 5二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:41:18
カキツバタに勝った上でスグリにも勝つ自信があるのに「カキツバタが勝てなかった相手に勝てるかしらねぇ」とか言ったら嫌味というか皮肉にはなるか
- 6二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:41:54
- 7二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:45:54
スグリと仲良くてスグリより強い奴って条件で主人公に狙いをつけてるから主人公に拒否されたらかなり厳しくはある
ただ何らかの手段でリーグ部の空気をなんとかするのとスグリとも楽しくやれるようにするのを両立してくれるなら
必ずしもバトルで勝ってくれなくてもいいのかもしれないけどカキツバタは事情を知らないので他のアプローチを思いつかないから断られたら困る
- 8二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:48:07
カキツバタに目の前で食堂デート見せられてオイラとアオイはすっかり仲良しなんだぜ〜されても興味なさそうだったからスグ→アオ概念世界のスグリ以外は気にしないんじゃないかな
- 9二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:51:00
言っちゃだめだったらごめんよと言いつつまったく自重しないのすごいな
内容がほぼ1とも関係ないしな - 10二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:52:54
カキツバタに皮肉なら「元チャン」煽りしたときに「自分も元チャンなのによく言えるね」ってのが一番攻撃力高そうではある
- 11二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:55:34
まあアレは直後の真面目パートで「お前に勝てなかったオイラが言うのもなんだけどよ…」って語りで入ってるあたり本人も低みから飛ばしてる野次の自覚は流石にあるやろ
- 12二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:55:53
なんでアオイと仲良くなるとスグリがズタズタになるんだ??
- 13二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:56:52
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- 14二次元好きの匿名さん24/07/29(月) 22:59:47
原作でも後編クリア後にカキツバタがアオイに部長の雑務全部押し付けようとしたのがタロにバレて
ガチ説教の果てにカキツバタが請け負うことを約束させられたって会話の流れで「おめでとう!」って皮肉言えるね
「おっ!?意外と言うねぃ」みたいにちょっとビックリされた記憶 - 15二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 06:26:39
あーだいたい把握、こういう感じか
「は?」とカキツバタは自分でもびっくりするくらい素っ頓狂な声を上げた。でもそれもしかたないだろう。目の前少女が今、信じられないことを言ったからだ。
「……だから、わたし、スグリに勝てないかもしれないよ?」と少女アオイが同じことをもう一度言う。それに対してカキツバタは動揺を隠せずに、
「な、なんでだよ?オイラたち四天王をごぼう抜きにしたキョーダイならスグリだって……」と言うと、
「だってわたし、ダブルバトル苦手だもん、シングルバトルと比べて、ちょっとだけど。」とさらに信じられないことアオイは言った。
「……な、何訳わかんねーこと言ってんだよ?そのダブルバトルで、オイラたち四天王に勝ったじゃねえかよ。」とカキツバタは更に動揺しながらなんとか口を紡ぐが、
「それは単にカキツバタたち四天王が弱いからだよ。」とアオイは刃のような言葉を簡単に口に出した。
「なっ……」とカキツバタはついに言葉を紡ぐことすら出来なくなった。
「シングルバトルと比べて、ダブルバトルはどうしても思考が一歩遅れちゃう、そうなるとポケモンへの指示は二歩遅れる、まあそれでできるスキは一瞬だけど、今のスグリに対しては致命的かもしれないの。まあカキツバタたち四天王には大して問題にはならなかったけど?ようするに付け焼刃なの。わたしのダブルバトルは。」とアオイは自分のダブルバトルが未熟であることを自分で指摘する。
「……つ、付け焼刃でオイラたち四天王をごぼう抜きにしたってのかよ?それに、指示にスキ?そんなもん……」とカキツバタがなんとか口を紡ぐと、
「あ?感じ取れなかった?その程度の腕なんだね……バトル特化の学校とか言ってるけど、こんな小さい小さい箱庭の中でお遊戯みたいにバトルしあったって、大した経験積めないよ。」とアオイは学校の存在意義すら否定するようなことを平気で口にする。
「キョ、キョーダイ、テメー……」とついに苛立ち始めたカキツバタを無視して、アオイはさらに言葉を紡ぐ。
「はっきり言うけど、ヌルイよこの学校、スグリが苛立つのもわかるよ。」とついにアオイはカキツバタの地雷を踏みぬく言葉を口にだした。 - 16二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 06:26:56
「――!!テメー!!」とカキツバタ感情のままにアオイの胸倉をつかんでしまう。
しかしアオイは「……なに?事実でしょ?カキツバタ?」となんでもないかのように無表情にカキツバタの目を見つめる。
「――!!」とアオイの目を見たカキツバタの脳裏に、昔祖父から言われた言葉がフラッシュバックした。
『いいかカキツバタ?ドラゴンタイプはポケモンの中でも特に扱いが難しい。半端な者の指示など受け付けん。だからドラゴン使いは圧倒的な意思の力を持たなければならない。目だよカキツバタ。目でポケモンを射抜いて従わせるんだ。』
(こ、こいつなんて目でオイラを……)とカキツバタは自分が胸倉をつかんでるにもかかわらず、目の前の少女の意志に圧倒されてしまう。
「……ッチ!」と舌打ちしながらカキツバタは手を離してそっぽを向く。これ以上は見ていられなかった。
「じゃ、じゃあなにかい?結局キョーダイはスグリに負けちまうのかい?」と不貞腐れながらカキツバタは言う。
しかしアオイは「……へ?なに言ってるの?『勝てないかもしれない』だけで、バトルは絶対勝つつもりだよ?」と心底不思議そうに言う。
「……は?なに言ってんだキョーダイ?言ってることが矛盾してるぜぃ?」とカキツバタは言うが、
「矛盾?なに言ってるの?ポケモンバトルへの気概ってそういうものでしょ?カキツバタにはわからない?」とアオイは言う。
「……訳わかんねーよキョーダイ、それに指示のスキ?ってやつがスグリには致命的なんだろ?じゃあ……」とカキツバタは言うが、
「そんなのかんけーないよ、その程度の不利なんて、今まで沢山経験してきたもん。だから、絶対スグリに勝つ。勝って、スグリを助けてあげないと。」とアオイは言う。
「……助ける?スグリを?」とカキツバタが問うと、
「うん、スグリは今きっとすごく苦しんでる、きっとわたしのせいで……だから必ず勝って、スグリを助けるの。だから――」と、アオイはカキツバタの顔を覗き込むようにして言葉を続けた。
「――カキツバタはなんのかんけーもないからね?黙って見てて?」とアオイはカキツバタに太い釘を刺した。
「……わかったよキョーダイ。オイラは何もしねー。」とカキツバタは言うしかなかった。
「ん。じゃあまた後でね」とアオイはバトルコートを後にした。 - 17二次元好きの匿名さん24/07/30(火) 06:27:14
後に残されたカキツバタは
「はあ……とんでもねーやつだねぃ。スグリのお友達ってやつは……」とテラリウムドームの偽物の空を見上げるしかなかった。