トレーナーさんとプロレスするデース!

  • 1二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 22:26:23

    エル「遠慮はいりません!どこからでもかかって来てください!!」
    エルトレ♂「…いいだろう。エル、今から私は勇猛果敢なチャレンジャーと化し、全身全霊を以てして君に立ち向かうとしよう!」グッ!
    エル「ア…♡トレーナーさんの熱い闘志がビンビンと伝わってきます…♡す、すごいデース…♡」ビクビク
    エルトレ♂「よ、予想外の返しが来たが…まぁいい。君達!ゴングを鳴らしてくれ!試合開始だ!」

    スぺ「わかりました!それではいきますよ~…よーい、ドン!」カーン!
    サアイクゾ!フン!! ケ!?ハヤスギブギャ!!
    キング「徒競走のピストルみたいなゴングね…」
    スカイ「ゴングの鳴らし方なんて知らないだろうしね~。そう言うセイちゃんも全く知らないんだけどさ」
    コノワザカライクゾ!!ハッ!! ヌッヌケダセナ…アアアアアアアアアアア!!!
    グラス「二人共、ゴングの話はそこまでにしましょう。…勝負は迅速に決します。会話してる間に終わってしまいますよ?」
    キング「そうね…この戦いはエルさんの個人的趣向による欲求不満を満たすための茶番に過ぎないのだけど、対戦カードが…」
    マダイクゾ!トリャ!! ムグウウウウウウウウウウ!!!
    スぺ「元・世界№1プロレスラーだったっけ?エルちゃんのトレーナーさん」
    スカイ「正確にはプロレス業を休業してトレーナーやってるから、未だに№1ではあるらしいよ。すごいよね~」
    ヒッサツワザダ!!ウケトメラレルカ!? ケ……ケ……
    グラス「決着がつきますよ」
    スカイ「え?もう?早くなーい?」
    スぺ「エルちゃん、何も出来ずに倒されちゃいそうだね…」
    キング「エルさんが怪我しないように全身全霊で戦う…それを成立させることができるとは、流石は世界№1プロレスラーね」
    グラス「男女ウマ娘混合プロレスの頂点、その技量を見ることができるとは…感服です」

  • 2二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 22:26:49

    スぺ「そういえば、どうしてプロレスを休業してトレーナー業をやってるんだろう?」

    スカイ「休業宣言をした記者会見で本人が言ってたらしいけど、URAとプロレス協会が協定を結んだらしくて、互いの業界の発展のために数少ないウマ娘プロレスラーに成りえる『バーストフレイム!!!』才能を持つウマ娘の発見と育成を試みたいってのが本筋。(グルグルグルグルヒュー)個人的な話だと、自身の更なる進化のためにウマ娘がレースで発揮する力を参考にしたいっ(ドン!!!)てのと、プロレス関係なしにあらゆる方向性『ケェェェェェェェェェェェェェ!!!』の才能を持つウマ娘達の将来を支えたいって思ったからトレーナーになった…って言ってたような~言ってなかったような~」

    キング「がっつり詳細を話してから、どうしてあやふやな記憶扱いできるのかしら…?」
    スぺ「ほんとうにすごい人なんだね!…あれ?…もしかして、試合終わっちゃった?」
    グラス「はい。見事な必殺技でしたよ」
    キング「み、見逃した…」

  • 3二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 22:27:18

    エル「ケ…………」チーン
    エルトレ♂「…ゴングを鳴らしてくれ」
    スぺ「は、はい!」カーンカーンカーーン!!!
    スカイ「勝者、エルトレさ~ん」パチパチパチパチ
    キング「タイムは1分15秒…エルさん、よく持ったわね…」

    グラス「ウマ娘ならではの耐久力と、プロレス知識による技の耐え方が役に立ちましたね。世界№1の技量のお陰で、外傷内傷共に0のようです。…どうでしたか、エル?幼少期からずっと応援していたプロレスラーから全力で技をかけてもらえるなんて、ファン冥利につきるでしょう?」

    エル「………ハイ…トレーナーさんの……技………とっても強くて………痛くて………………気持ち、よかったデス…♡♡♡」ビクビク

    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

    エルトレ♂「…痛みを快楽に変換し、力を高めるプロレスラーも存在する。これも一種の才能か…」
    グラス「憶測ですが、一個人にしか発揮されない才能だと思いますよ~?」

    おわり

  • 4二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 23:06:30

    おまけ 設定開示

    エルトレ…世界№1プロレスラー。とんでもない筋肉を持つ男性。あだ名はブエノさん。
    URAとプロレス協会の協定を結び、互いの業界の更なる発展のため少数だったウマ娘プロレスラーの増員を目指し、トレセン学園からプロレスの才能のある娘を発見し育成する計画が実施された。その計画に一個人の願望も合わせて参加したのがブエノさん。自身の更なる進化と、若者の将来を支えるために、ライセンス試験を何の問題もなく一発合格した。
     正義のプロレスラー役。向上心の塊、正々堂々とした佇まい、他者を労わり誰にでも優しく接する良心的な振る舞い、悪を絶対に許さない正義の心と、まさしくヒーローの理想のような性格をした漢。当然ファンが多い。
     男女ウマ娘混合プロレスにて数多く強敵に立ち向かう際に、数多くの力を得て、数多くの異名を自称しながら勝ってきた。例の一つを出すと、ナイアガラの滝で滝行して得た力を、ナイアガラの滝を模したバトルコスチュームと共にリングに持ち出して、名乗る異名が『恐慌駆り立てる大滝の激流』…といった感じ。多すぎてファンでも全部覚えている人は少ないという。
     様々な激戦を繰り広げ、しかし敗北はたったの二回。その二回とも同じプロレスラーからであり、日本№2の実力者であり、世界でも№3な男だという。そのプロレスラーも、今回の計画に参加しているとか…。
     エルとの関係は、昔はファンとプロレスラー。今はトレーナーと教え子といった感じ。とても良好な関係を築けているようだが、エルからの矢印が少々…いや、とんでもない大きさで向いているようだ。ビッグラブ。

  • 5二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 23:11:06

    流石、エンターテイメントたるプロレスのナンバーワン・・・
    しかし、プロレスとはベビーフェイスだけでは成り立たない。ヒールも必要だし、技を受けられる技量が求められる。
    だからこそ高い身体能力と大番狂わせを成せるウマ娘に目を付けたか。

    この男ならば、アンダーテイカ―に引導を渡せるやも・・・

オススメ

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