- 1二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 22:52:21
何時も通り合鍵を使って中に入ると見慣れた光景が広がる。
スポンサーから貰った家具がモデルルームのように置かれ、何も無い殺風景な雰囲気を醸し出す。
買って来た食料を一先ずは玄関に置いてリビングの方へ向かう。
「マサル、来たぞ!」
ソファーに座っているガラルのチャンピオンは何も籠っていない顔で窓の外をぼんやりと眺めていた。
一言声を掛けただけでは届かないのも分かっているので、もう一度叫ぶ。
「……あ、ホップ……来てたんだ……」
薄く驚いた様子のマサルは、立ち上がろうとするもホップは構わないと笑う。
クローゼットには沢山の結構な柄のTシャツが垣間見える。
今日はポケモン達も一休みしているらしく、モンスターボールも棚に並んでいた。
『あーはっはっは!イッツ、チャンピオンタイム!!!』
良くも悪くも話題に上っているマサルは、Tシャツとバトルが絡まないとこの具合だ。
決して私生活を疎かにしている訳ではないが気を抜いたら飯を抜いて呆然とし尽くしているのもままあること。
スポンサー付き合いやジムリーダーとの諸々で外食も多い故ゴミ箱や冷蔵庫も空っぽな日も多い。
すっかり研究の合間を縫って、レポートのカンヅメついでに世話焼きで泊り掛けするのがホップの習慣となった。 - 2二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 22:53:48
ださTに正気を吸い取られてる…
- 3二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 23:03:27
>結構な柄のTシャツ
このできうる限りの柔らかい表現はさすホプですね
- 4二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 23:12:57
クローゼットから大量のウィンディの瞳がこちらを見ている
- 5二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 23:14:48
チャンピオンがTシャツを買いに来る店って話題にはなるけど客足は遠のきそう
- 6二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 23:20:02
先天性にしろ後天性にしろ生活能力がないチャンピオン主人公概念好きです