- 11じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 13:24:04
- 21じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 13:24:30
【Part1スレ】
https://bbs.animanch.com/board/3576175/
【前スレ】
https://bbs.animanch.com/board/3621865/
【簡単な各種説明と判明してる情報まとめ】
- 3二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:24:57
立て乙です
- 4二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:27:05
立て乙です!
- 51じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 13:27:21
- 6二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:28:57
立て乙
- 7二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:29:24
立て乙です
- 8二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:29:44
立て乙であらせられますわ
- 9二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:36:45
ミカは可愛いじゃんね
- 101じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 13:37:31
本スレから(一応)トリップデビューじゃんね☆
とりあえず前スレの振り返りじゃんね☆
簡単にまとめたじゃんね☆
985さん
ミレニアムの設備でこれまでの証拠を解析。
986さん/989さん
ミレニアムの正式な滞在許可。
エリドゥの損害状況の確認及び生産設備が生き残っているならその使用許可。
トキの行方。
アルや他のサーヴァントがミレニアムの区域に入ったら連絡してもらう。
987さん
接敵時の交戦可能場所指示及び生徒の避難誘導
聖杯戦争関連の情報提供
988さん
武器含め各種物資支援
シュロの調査
緊急時の政治的な後ろ盾
……ほぼ、1が想定した選択からは躱しきれた感じじゃんね☆
正直ホッとしたじゃんね☆
この後はこの話をすごいざっくり流してケセド戦というか軍需工場行くじゃんね☆
【しーくれっと🎲】
熱烈歓迎タイミングはdice1d3=3 (3)
1.正面、2.戦闘中、3.戦闘後
ありがとじゃんね☆
今スレも頑張るじゃんね☆
- 111じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 13:38:16
- 12二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:45:56
ケセド君、泣いてそうだな
- 13二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 13:55:03
言うてケセド君も強いっちゃ強いからな
色彩版とはいえC&Cと正実とエイミで協力してそこにチェリノも加わっての撃破だったし
特色的には兵力の生産って意味である意味バベッジとのミラーマッチとも言える - 141じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 14:07:25
【6日目午前・戦闘イベント(ブリーフィング)】
【Recommend BGM……〈Tech N Tech〉】
『貴女達への協力内容、確認したわ』
『量があるし、今この場ですぐ返事するのは自治区の行政を担う物として無責任になるから少し精査する為の時間を頂戴……政治的な面でも、例え止める為とはいえ殺し合いの参加者に一つの自治区と学園が全面的に協力しているのは大きな隙になる』
『とはいえ、これだけは約束する。早瀬ユウカは貴女達を守ってみせるから。だから待っていて』
その言葉を思い出しながら私達は車両に揺られる。
今回はクルセイダーちゃんはお休みです。単純に『今』のあの子達では『指揮班』がしたい地下通路にも届く強力な通信が行えません。今後も見据えればそういう形での強化は必要かもしれませんね。
「っと、着きましたね……ここが、無人で稼働する『軍需工場』」
今回調査を依頼されたのはミレニアム郊外の境界線にかなり近い場所。ここから地下に入って、謎のオートマタ達が徘徊するエリアまで行くという事になっていまく。
「い、依頼内容を確認します……」
お借りした指揮車を止めて、運転席から車体後方部に向き直りユズちゃんの声に耳を傾ける。
「依頼主、はミレニアムサイエンススクールのユウカ先輩です」
「内容はここ数日間で目撃例やミレニアム自治区境界線での戦闘の痕跡が確認されている、所属不明のオートマタやドローン及びその建造拠点の調査」
「ぜんかい……第二サンクトゥムで確認された個体名『ケセド』に『類似』した存在がいる可能性が依頼主から提示されています」
「あくまで目標は調査、可能であれば制圧を。それに応じて依頼主から特別な『物資』を報酬として受け取る手筈です」
「危険な作戦ですけど……見返りは十分にあります。うまくいけばキャスターさんの工房になるかも……み、みんなっ頑張って!」
作戦内容を話終えてくれたユズちゃんに思わず拍手を送る。なんというかベテランオペレーターさんの雰囲気が漂っています。
「うぅん……どっかで聞いたような」
「アームドコアでしょうか?」
「あ、分かる?ちょっと真似してみたんだ」
どこかで聞いたようなゲームのタイトルを思考に挟みつつ、この後の作戦を考えます。 - 151じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 14:11:21
今回はミレニアムの指揮車から、ハナコちゃんとユズちゃんがオペレーターとして。私達は指揮車を護衛するチームと実際に地下通路から『ケセドと思われる存在』がいる軍需工場内部を調査するチーム、その二つに分かれます。
「かっこよかったですユズ!」
「そうね!あんなに堂々と作戦会議できるならうちに来ても大活躍できるんじゃない!」
「褒めすぎだよみんな……ありがと」
褒められているユズちゃんを見守りつつ、今回の作戦について話すハナコちゃんが提案したチーム分けは───
【行動安価です】
【調査チームと護衛チームを分けて下さい】
【分け方、チーム内のサーヴァントの有無は】
【自由です】
【ただし必ず1名以上は護衛チームとして指揮車を守れるようにするのをお勧めします】
【安価先>>20】
【それでは皆様】
【よき選択を】
- 16二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:22:46
奇襲に一番対応できるのはセイバーたから護衛にいてほしい。同時にマスターであるヒフミは離れない方がいいし、指揮車の運転もヒフミなら出来るからヒフミも護衛側。後の残りのメンバーでケセドの攻略で。
- 17二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:29:13
››16で
- 18二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:29:33
むしろケセド本体と戦闘する可能性を考えると調査チームにはセイバーは居た方が良いのでは?
という事で、調査チームはヒフミ、セイバー、アリス
護衛チームは、モモイ、ミドリ、バベッジ、アズサ(指揮車の周囲に防衛用のトラップ構築)
コハルをどっちにまわすかだな
そういえばヘルタ―スケルターも参戦可能です? - 19二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:36:11
かそく
- 20二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:36:26
- 211じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 14:48:22
安価へのご協力ありがとございましたじゃんね☆
安価結果は>>20さんの
調査チーム:セイバー、ヒフミ、アリス、コハル
護衛チーム:キャスター、モモイ、ミドリ、アズサ
指揮チーム:ハナコ、ユズ
になったじゃんね☆
ちなみに追加で3機は調査チーム、残り14機が護衛チームと一緒じゃんね☆
ちょっと調べたりしつつ書いてくるじゃんね☆
- 22二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:51:25
さて、どのサーヴァントが奇襲してくるのかな?
- 23二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 14:52:56
もし護衛側が窮地に陥った場合でも、セイバーのエクスカリバーは現状絆レベル的に使えなくてもアリスのレールガンで壁か天井ぶち抜いて素早く救援に戻るって手もあるかもだし
ベストな構成だとは思う - 241じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 15:44:14
- 25二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 20:29:21
ケセド戦はどうなるかな
- 26二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 21:42:00
クーデター(デモ?)にバーサーカーが関わってるとしたら、マスターと共にクーデター(デモ?)に参加しそうなバーサーカーって誰がいる?
- 27二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 21:53:44
スパルタクスとか?
でもサーヴァントに関する噂が複合された噂のうちのおそらくバーサーカーの部分だと思われる”四つん這いになって襲い掛かられて”には該当しないから違うかも? - 28二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:05:33
そういえばなんでセリカちゃんは襲われたんだろう
- 291じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:09:24
お、お待たせしてしまいましたじゃんね……
とりあえずケセド戦前までは書ききったし、ケセド戦もマスター用のデータとかも併せて(一応)テストプレイしてきたじゃんね……
これなら明日になるけど導入とか全部今日やって、明日はいきなり戦闘イベント安価からいけるじゃんね☆
という事で15分になったら投下するじゃんね☆
ま、まだ奇襲かは決まってないじゃんね☆
……悩んでるのは内緒じゃんね☆
アリスはめちゃ強いじゃんね☆
我ながらいいバランスの数字を見つけてきたじゃんね☆
ひぃんひぃん言いながら、なんとか言い訳できそうなラインみつけたじゃんね☆
みんなにお時間もらったから書けそうじゃんね☆
バーサーカーは一体どうなってるじゃんね……
ちなみに報道されたりSNSで見つかるサーヴァントそのものの画像や動画は5日目深夜まででセイバーだけじゃんね☆
後はキャスターさんがミレニアムのモブちゃん達と個人的に撮影してたぐらい……とか?
一応理由は考えてるじゃんね☆
直接どちらかの当事者に聞けば分かるじゃんね☆
- 301じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:17:48
【軍需工場内部・調査チーム】
【Recommend BGM……〈Alert〉】
『通信感度♡良好です♡』
「ばっ!……ぅぅ……帰ったら覚えてなさいね……」
『えへへへ……みんな無事に辿り着けてよかったぁ』
なんだかいつかも聞いたような話だなぁと思いつつ、私は今いる場所を見る。明かり一つなく、ただ機械音が振動と共に僅かに呻くのが響いている。
生きた匂いの全くしない、埃臭さと金属臭が鼻を刺すダクト。そこがたった今私とセイバーさん、そしてコハルちゃんにアリスちゃんが降り立った場所でした。
『作戦について再確認します』
『現在皆さんはダクトから地下へと侵入。皆さんの端末に同期したマップに示されている反応』
『ミレニアムで確認された反応がケセドと呼ばれる特異現象かどうかを確認して下さい』
私達の手元にある通信端末に入れた専用地図アプリ。それを起動した画面に触れて、何度か縮小していけば奥まった場所に赤く「TBD:Chesed」と書かれている。
『こ、この後すぐ十四機のヘルタースケルターくんが正面から陽動を仕掛けます』
『この工場は記録されている第二サンクトゥムの物とは別の場所ですが、凡その構造を見る限り同じ造りになって、ます』
『陽動中は皆さん、指定しているダクトを通って、極力交戦は控えて第三コントロール室……ケセドがいると思われる場所に向かって下さい』
十四機のヘルタースケルターさんによる陽動に紛れて私達はこのダクトを出発。
ダクトの壁越しに、ミレニアム製素粒子検出機で内部構造をマッピングしつつ、二つの隔壁を越えた先、第三コントロール室と呼ばれる場所まで敵に見つからないように侵入する。それが今回の調査チームの役割です。 - 311じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:18:14
もちろん接敵してしまったら即座に離脱するようには言われていますが。もし仮に、此処を制圧できてしまえば。軍需工場という大きな『益』を確保できれば、私達だけじゃなくミレニアムにだって利の出る話かもしれません。
場所も自治区の境界線近く。セミナーの方が上手く連邦生徒会と交渉を、そしてそのために私達がこの工場やその周辺の安全さえ確保できたら……そう思うと俄然やる気は湧いてきます。
『それでは調査チームの皆さん、気をつけて』
『わ、私達も敵影を感知したり、何か異変があれば知らせますっ!だから安心してっ!』
「ありがとうございます、ハナコちゃん、ユズちゃん。」
返事を返すと同時に、通信越しに聞こえる音に銃火器の叫びが混じり出す。陽動が始まったんだと判断して、私達は。
「それじゃあ皆さん───行きましょう」
ダクトの中を歩き始めた。 - 321じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:19:00
【軍需工場内部ダクト・調査チーム】
指定されたダクトを通っていく。
元々はある程度、ドローンを使ってマッピングしていたとの事で今歩いているダクトも少し遠回りだが、安全な道のりだ。
何より、陽動しているとはいえ、ドローンを使わなくても私達は最高の偵察方法がある
『(ヒフミ、前方の隔壁前に兵士がdice1d4=3 (3) 機だ)』
『(ありがとうございます、セイバーさん)』
霊体化。
物質に干渉できない代わりに姿を消す、というサーヴァント共通のスキル。
こちらから干渉できないという事は逆に言えば、セイバーさんなら壁も関係なくすり抜けて偵察できるという事。
その間私達はダクトを通り続け、限界まで交戦を控える。
このまま行けば───
【スキーニング成功判定】
【成功値20以上】
【失敗した場合、戦闘イベントが発生します】
dice1d100=78 (78)
- 331じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:19:45
【軍需工場前・護衛チーム】
「工場から出てきた敵は結局dice2d16=8 13 (21) 機だけか。思ったより少ないな」
双眼鏡を片手に戦況を確認しつつ、アズサは一人ごちる。その言葉に補足と言わんばかりにミドリは返した。
「そのオートマタも、アズサさんのブービートラップがdice1d8=1 (1) 機は最初に戦闘不能まで追い込みましたしね」
短時間かつ敵が出てくる工場の搬入口には当然、侵入者を咎める監視カメラの類が確認された中で、アズサ達がしたのは『防衛ライン』の設置。
キャスター自慢の筋力で運んだ、乗り捨てられた自動車で即席のバリケードを用意し。
その50m手前に地雷原を。
そしてそこを通過するまでの道にワイヤートラップ等を仕込む。
後は十四機のヘルタースケルターが搬入口から攻め入って、そしてすぐに反転、後退し追ってきた敵を罠を仕掛けた経路へと誘導し、またそれを繰り返す。
ユズが考案した作戦だが、いざ実行となればアズサのあまりの手際の良さにミドリの中で疑念は大きくなるばかりだった。
───やっぱり補習授業部って、トリニティの特殊部隊かなにかなんじゃ……と。
「だが、もう少し出てきてもおかしくないと思ったんだ。例の守護者にもなっていた相手だ、いつから稼働してるかは分からないけど、それでも碌な防衛設備もない基地の正面を任せられたのがあれだけっていうのは変だ」
「うん、言われてみると……種類も変だよ。オートマタ1種類しか出てこない」
- 341じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:23:02
おかしいと、少女達は口々に考えを声に出す。
自分達の知る限り、そしてユウカや、こういった特異現象に詳しい『先輩』から教えてもらっていた情報から考えると随分と違和感があるのだと。
その少女達の疑問に、紳士は己の『計算』を告げる。
「解析の必要はあるだろうが、今時点で推測できる事がある」
『聞かせて頂けますか、キャスターさん』
「うむ……恐らくケセドという機械とこの拠点は、まだ『未完成』なのだろう」
未完成、という響きに疑問は浮かぶが、それでも少女達の中に納得が生まれる。
「ユウカから聞いた話ではケセド、それなる機械の本質は鋼鉄の殻ではなく中にある『AI』なのだという。そしてAIという思考回路が本体である以上、幾度倒してもこの広大な都市規格の廃墟、その何処かで復活しまた軍需工場が建造されるという。今回もまた現れた、だが、やけに手薄なのであれば」
『ぁ……もしかしてつい最近負けたばかりだからっ!だからまだ新しい場所に移って拠点を作り直しているから、敵の数が少ない……』
『それなら敵の種類が少ないのも説明は出来ますね。建造ラインは一種類の方が効率的ですから』
そう、この中ならばモモイ、そして今はシャーレのシャワー室で喰われそうになっている先生ならばよく知っているだろうが。
通常ケセドと呼称される預言者が用意、建造する戦力はオートマタ、大型軍事用パワードスーツ、小型ドローン、ガードタワーの約4種類。
オートマタのみ、という状況は彼方の情報が逼迫していることを窺わせた。
『じゃあ……それなら、一体誰に倒されて……?セミナーでもシャーレでも最近そんな話……』
「……トキさん、かな?」
「そこまでは推測できん。だが、そうであるならば最悪、アーチャー達は此の『廃墟』を拠点としている可能性もある」
『十分な警戒が必要ですね。それにしても、ケセド。いえ、それも含めた特異現象とは何度かシャーレからの協力要請を受けて対応した事はありましたが、短期間で復活するという話は聞いた事がありません』
『もし仮に……トキさんに……ううん、他の誰かにでも倒されていたとして。なのに今回に限って大急ぎで、ミレニアム側に探知されるのも厭わずに再建造してるとしたら……』 - 351じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:23:35
そう、妙な話ではあった。
これまで一度だって、今のような急拵えで整えたような、建造途中のケセドなんて物と彼女達は遭遇した事ない。
だというのに事実は目の前の軍需工場は『未完成』と告げている。
指揮車にいる二人にはそれが酷く、不気味に思えて仕方がなかった。
「……ごめん、ハナコ、ユズ。話は、一度ここまでのようだ。第二陣が来た。同数程度なら持ち堪えられても、数が増えればキャスターのオートマ「アズサよ、ヘルタースケルターだ」そう、その……ソレも苦しい筈。私達もいつでも対応できるように準備をしよう」
「そうだね。話はここでひとまずお仕舞い。後はいつでもヘルタースケルターの援護をできるように準備しよっか!」
【敵の増援】
機械兵(オートマタ):dicb1d8=
【戦況の推移判定】
0で撤退、17以下で防衛ラインが突破され護衛チームが迎撃作戦開始(戦闘イベント突入)、100に近づくほど護衛チーム及びヘルタースケルターが優勢。
dice1d100=51 (51)
- 361じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:25:26
- 371じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:27:16
【軍需工場内部ダクト・調査チーム】
無事に切り抜けて、次の隔壁前を目指す。
「ねぇ、ヒフミ。これ、変じゃない?」
そう指差すのは既に明かりを灯す事を忘れている非常灯。
本来、ダクトに存在する筈がない。
「コハル、そういう事ならアリスが見つけた物はどうでしょう?」
「ぅえ?!……ま、任せて、ちゃんと変化どうかチェックするから」
「はいっ。お任せします。これなんです……」
小声でアリスちゃんがそっと出したの、どこで拾ったのか、断線して元に繋がっていないバーコードリーダー。
暗くてあまりしっかりとは確認できないけれど、その人工的な白はどことなく軍需工場よりスーパーマーケットとかに置いてありそうな雰囲気を見せている。
そしてこれもまた、こんなダクトにあるのは可笑しい品だ。
「そういえば……どうしてこのダクト、こんなに広いんでしょう?」
「言われてみると、大口径ダクトだとしてもかなり広いです」
「……もしかして、ここダクトじゃないとか?ま、まま迷ったの……?」
「あはは……それは大丈夫みたいです」
そう言って地図アプリを見せて見せるが、私も疑問が浮かんできます。
まるで、元々別の施設だった場所。その構造をそのまま流用して新しい形に作り変えている、みたいな……。
いえ、どちらかといえば『上書き』でしょうか。 - 381じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:28:14
そう考えていると表の通路の状況を調べてきてくれたセイバーさんが帰ってきた。
『(遅くなってすまない、どうやら二つ目の隔壁前にいるのは先ほどと同じ機械仕掛けの兵士がdice1d8=8 (8) 機だ)』
『(助かります、セイバーさん。ダクト側から機械で探査するとしても直接見ない事には分からない事が多いですから)』
『(なに、大した仕事ではないさ。……ただ、先程より雰囲気、というのかな。無機質な彼らにこういうのもなんだけど、先程よりも妙にピリついた物を感じる。気をつけて、ヒフミ)』
セイバーさんからの警告をしっかり胸に刻み、私達は二つ目の隔壁をダクト越しに通過する。
この隔壁を越えれば、地図に示された『ケセド』の反応があった場所まで、すぐだ。
【スニーキング成功判定】
【成功値40以上】
【失敗した場合、戦闘イベントが発生します】
dice1d100=44 (44)
- 39二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:28:29
さらっと先生がシャーレのシャワー室で喰われそうになってて草
- 401じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:29:27
【軍需工場前・護衛チーム】
『の、残りの敵影、dice1d= 機です』
「ありがとう、ユズ」
「壊されちゃったヘルタースケルターはdice1d10=4 (4) 機かぁ……むむむ、勿体無いよぉ……」
「また作ればよい。もし此処を確保できれば、壊された分より遥かに多い数を建造できるのだ。嘆く事はない」
しなっとなるモモイに力強く応えるキャスターだが、その赤く光る視線には懐疑が浮かぶ。
未だ警戒はしているが、立ち入り禁止区域で戦闘を行っている。
だというのに、モモイと同じ自治区の生徒だというアーチャー陣営からのコンタクトはない。
消耗待っている、というのも考えられるだろうとキャスターは思考を巡らすが、計算はそれを否定していた。
この程度の小競り合い、陽動如き消耗なんて事はとてもではないが望めない。
ならば、アーチャーはこの戦闘を察知していないか、した上で不干渉を決めているとキャスターの思考はひとまずの結論に落ち着いた。
だがその為にも、キャスターは確認しておかなくてはいけないことがある。
- 411じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:32:39
「ユズよ、ハナコよ。何か『反応』はあったか?」
周囲の探索用にと、朝食前、というよりヒフミ達が説教を受けていた時間に我関せずとキャスターが作っていた小型スチームドローン。
そこから得られた情報を含め、この一帯の観測を託した少女達へとキャスターは確認を取る。
『キャスターさんのドローンでも見ましたけど、そっちには反応なしです』
『こちらでもソナーや監視モニターで確認する限り特に妙な反応は確認できません。ただ、そろそろ次の増援がくるかと思います』
既に敵の大部分は削れている。
なら次が来ることは予測するに難しくないこと。
「私の地雷やワイヤートラップも、残りdice1d10=10 (10) 割ほどか。次も凌げるといいが」
「出撃る準備は整えましたし、その時はアズサさん。部隊指揮をお願いします」
「ああ、任せてくれ。ハナコ達とユズが用意してくれた作戦だ。私達なら必ずやり遂げられる」
「よぉっし!派手にいくよー!」
【増援前の敵残存数】(ユズの発言)
機械兵(オートマタ):dice1d25=15 (15)
【敵の増援】
機械兵(オートマタ):dice1d12=1 (1)
【戦況の推移判定】
0で撤退、以下で防衛ラインが突破され護衛チームが迎撃作戦開始(戦闘イベント突入)、100に近づくほど護衛チーム及びヘルタースケルターが優勢。
dice1d100=54 (54)
- 42二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:35:02
全くトラップ消耗してないな
- 43二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 22:41:32
さすアズ
- 441じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:44:11
【軍需工場内部最終ゲート前・調査チーム】
ここに来て違和感が強くなりました。
敵の数が、少な過ぎます。
先程ユズちゃんからも、あちらの敵戦力は30機に満たないと連絡があって注意してほしいと言われましたけど……それでもセイバーさんに確認してもらった限り、通路にいるオートマタの数は合計で11機。
あまりにも少ない。
「他の敵はボスの部屋で待機しているのでしょうか?そういうキャラが時々登場するのをモモイとプレイした事があります!」
「戦力を自分の護衛に集中させてるって事?」
「それか、そもそも寡兵なのかもしれないね。もちろん楽観的な観測に足元を掬われてはいけない。アリスの考えを基本に考えるのが僕達はいいだろうね」
その意見はもっともだとしか言いようがありません。
これまで見てきた違和感でやはり敵に『急拵え』というか『無理をしている』と感じ取っていましたが、だとしてもあまり油断してはいけません。
今からダクトを出てそのまま、第三コントロール室。
ケセドがいると思われる部屋に飛び込む。
「みなさん、準備はいいですか?」
何が待っているかは分かりませんけど、
「もちろん!アリスはHPもMPも気力も万全です!行きましょう、ヒフミ!コハル!セイバー!」
「もうっ。そんなに騒いじゃだめなんだか……ああ、もうわかったから!そんな顔しない!行くわよ、アリス!」
「さあ、声も挙がった事だ。しっかり気張っていこう、マスター!」
……い、一応潜入中なんですけどね。とりあえず、私も!
「それじゃあ……ケセド戦、開始です!」
大きな声と共に突入したのだった。 - 451じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:50:00
というわけで、ケセド戦……なんだけどその前に『マスター(生徒)の戦闘』についての説明じゃんね☆ほんとはスニーキング(スニーキングじゃんね!スキーじゃないじゃんね☆)ミッション中にバレたらチュートリアルになる予定だったけど……消えたじゃんね☆
生徒がサーヴァントへの指示以外で戦闘イベント中に出来ることは3つじゃんね☆
①敵にダメージを与える『攻撃』
②敵からの攻撃への『妨害』
③マスタースキルの使用(絆4以降)
①『攻撃』を選択したら敵サーヴァントにダメージを与える時に、選択したマスター(生徒)の攻撃力分のダメージが加算されるじゃんね☆
ただしこれは味方サーヴァントがダメージ判定(ステータスの比較)で勝った場合のみ有効じゃんね☆
②『妨害』を選択したら敵サーヴァントが選んだステータスを、マスター(生徒)の攻撃力分減らしてダメージ判定する事ができるじゃんね☆
ただしそれでダメージ判定に成功しても、別にマスターの攻撃力分のダメージを加算したりする事はないじゃんね☆
ダメージを増やす『攻撃』と判定を有利にする『妨害』って感じじゃんね☆ - 461じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 22:55:19
『攻撃』と『妨害』はどちらかを選択する形になるじゃんね☆
ただし複数人生徒がいる場合、例えばセイバー陣営全員が戦闘に参加するなら。
ヒフミとハナコは『攻撃』、コハルとアズサは『妨害』みたいに選択する事はできるじゃんね☆
③マスタースキルは、サーヴァントのスキルと同じじゃんね☆
行動選択時に『攻撃/妨害』と同時でもスキルのみでも使える、その代わりに1度使うとその戦闘イベント中に再発動はできないじゃんね☆
これは絆4以降、戦闘イベントで使用できる感じじゃんね☆フレーバー的にはサーヴァント同士の戦闘
に目や体が慣れてきて、元々持っていたEXスキルを任意のタイミングで発動できる……って感じじゃんね☆
そしてマスター含めた味方生徒の攻撃/妨害は、敵マスターを対象にしてもオッケーじゃんね☆
その場合相手の支援火力と比較じゃんね☆
勝ったらその分ダメージを、負けたら回避されたって感じじゃんね☆ - 471じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 23:09:32
一応ヒフミちゃんのマスターデータを載せるじゃんね☆
これはまたまとめに載せるじゃんね☆
あと戦闘イベントでの行動選択時、サーヴァントの指示、戦闘への参加(①〜③)の他にもう2個やれる事があるじゃんね☆
1つはアイテムの使用じゃんね☆
これもマスターの行動選択安価した時に例えば、『サーヴァントへ攻撃。スキルを使用。赤銅の林檎使用』みたいに書いてもらえば使えるじゃんね☆
阿慈谷ヒフミ
【ステータス】
最大HP:520 支援火力:1d23
供給魔力量(マスター適性値):75
【所持アイテム】
【アイテム名:ブリテンの円卓の欠片】
分類:情報マトリクス/アクティブ
効果:宝具使用時にそのコストの1/10を肩代わりする。複数ある場合は同時使用や個別で1個ずつでも使用可能。
【アイテム名:新発売「キヴォトス製励振火薬」】
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:マスター及びキヴォトス内の学生の「攻撃」時、使用宣言する事で1d20のボーナスを付与。
ヒト科以外のサーヴァントに「妨害」時、1d20のボーナス。
【アイテム名:赤銅の林檎】
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:戦闘イベント時、使用者を選択。
選択した使用者のHPと魔力を10回復(増加)する。
【アイテム名:赤銅の林檎ジュース】
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:戦闘イベント時、使用者を選択。
選択した使用者のHPと魔力を10回復(増加)する。
アイテム名:英雄の証ワッペン
分類:交流補助アイテム/パッシブ
効果:探索イベントや交流イベント時の情報取得判定で、+1ボーナス。 - 481じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 23:18:48
とりあえず、説明終えたけど……
これから予定してるケセド戦はかなり長くじゃんね……
可能な限り、簡潔に再現を試みたじゃんね☆
なので明日になりますじゃんね☆
初のギミック搭載ボスのお披露目じゃんね☆
素敵な安価結果で、1はこんな機会をもらえて、とってもありがたいじゃんね☆改めてみなさん、ありがとうございますじゃんね☆
それじゃあ明日は14時に安価開始するじゃんね☆
もしよかったら遊びに来てください、それじゃあお休みなさい……じゃんね☆
シャーレの先生業務は大変じゃんね……
シャワー室は一体誰がいたじゃんね……
一応1機は仕留めてるじゃんね☆
とはいえ相手もあくまで防戦だからそこまでふかおいしてこなくてトラップの消費抑えられたじゃんね☆……という感じだと思うじゃんね☆
アズサちゃんは可愛いじゃんね☆
- 49二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:19:46
今回の戦闘の場合はヒフミとコハルとアリスを攻撃と妨害にどう振り分けるかという感じになるのかな
後ヘルタースケルター三機はどんな扱いになるんだろうか - 50二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:23:22
シャワー室というと先生は🐇に喰われそうになってたのかな
- 511じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 23:33:34
- 521じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/03(土) 23:40:43
- 53二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:43:25
妨害重視して確実に攻撃が通るようにするか攻撃重視して火力を高めるかかな
- 54二次元好きの匿名さん24/08/03(土) 23:47:07
そういや工場占拠に成功してヘルタースケルターの製造再開出来たら、
一日分の製造リソース使ってコントローラー操作のヘルタースケルター ユズ用カスタムみたいなの造るのとかもありかな?色彩シロクロ戦の時のアヴァンギャルド君みたいな - 55二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 00:36:01
まだ全陣営が把握出来ていない状態だし、決戦兵器造るよりは偵察用ドローンを大量生産して各地に飛ばしてサーヴァントの情報を収集した方がいい気がする
リアルタイムで状況が分かればZEROのセイバー対ランサーの時のライダーみたいに戦いに割って入る、あるいはそのまま宝具やスキルの解析をして戦いに備えるみたいなムーヴが出来るし
というかバーサーカーの情報が無さすぎるから少しでも情報が要るし、サーヴァントが脱落した時に確認方法が現状ランダムエンカウントな黒服しか無いから、ZEROのギル対百貌みたいなフェイク情報を掴まされる可能性を考慮しても自力で情報を得る手段が欲しい - 56二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 01:52:43
ドローンでの偵察はありだとも思うけどヘルタースケルターは表向きはミレニアムのロボだと思われるだろうし
飛ばす場所によっては外交問題になりそうなのがな
ユウカ相手みたいに先に統治組織なり治安組織なりに話してからの方がいい気もする
幸いナギサにはヒフミが、ヒナにはアリスがコネある訳だし
どこも聖杯戦争関連の事件に手を焼いたりはしてそうだし得た情報を共有するとか、パトロールの人手が不足してる部分の穴埋めにもって形での交渉とかはありなんじゃないかな?
現に前回会った時にナギサは「ですが、今回の事件のように命の危険までもが伴う情報収集を行えるだけの純粋な『戦力』も『人手』も、今のティーパーティにはとても足りません」って言ってたし - 57二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 02:10:10
しかしここまで目立たないバーサーカー陣営初めて見たな
大体は序盤に暴れて退場って感じだからさあ - 58二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 02:13:55
そういやネルというかC&Cはトキの動向知らないんかね
時系列にはパヴァーヌ後っぽいしなんか知ってるかもしれないから話したいな - 59二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 02:21:25
このレスは削除されています
- 60二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 08:43:12
最近、暑いから体調に気をつけてほしいじゃんね
- 61二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 09:41:47
ポカリスエットとか飲んで暑さ対策とか必要じゃんね
- 621じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 13:54:40
1じゃんね☆
14時15分ぐらいからケセド戦始めるじゃんね☆
概ねそんな感じじゃんね☆
出来るじゃんね☆
その場合、建造にかかる日数とかは🎲じゃんね☆
でも多分1d3ぐらいのやつにするじゃんね☆
セイバーがちょろっとアーチャー戦でも言ってたように「見れない」で安全地帯から祈ってるっていうのも案外苦痛だったりするじゃんね☆
ヘルタースケルター達はミレニアム謹製(しかもゲーム開発部って名乗ってる)なぞの警備ロボ扱いじゃんね☆
キヴォトスでの聖杯戦争は本当に自治区間の政治問題まで発展しやすそうで困るじゃんね☆
絆レベルを考慮したじゃんね☆
あの🎲結果で初期に予定してた物が全部変わったじゃんね☆
今のマスターとしてのトキとC&Cの関係については、実はトキが少しだけ触れてるじゃんね☆
お二人とも心配してくれてありがとうじゃんね☆
すっごい嬉しいじゃんね☆
今日はばっちり水分補給して頭痛しないじゃんね☆
- 631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:05:25
改めて戦闘イベントのルールについてじゃんね☆
基本的なのは↓参照じゃんね☆
ここに載ってないマスター(生徒)が参加する時のルールは以下の通りじゃんね☆
昨日のから少しだけ追加あるから気をつけてほしいじゃんね☆
①生徒達はターン開始時に、判定成功時にダメージを加算する『攻撃』と相手の判定を減算する『妨害』のどちらかの行動を選べる。
②行動選択時は『攻撃or妨害』の選択と共に、アイテムやマスタースキルの使用を宣言できる。ただしアイテム、マスタースキルは1回のイベントで1種類につき1回しか使用できない(サーヴァントのステータス選択やスキル使用と同じ扱い)
③生徒はHPを全体の1/5(最大HPの横に記載)失うと気絶判定を1d2で行う。
④令呪はいつでも使用できる。使用する際は自由記入。
以上になるじゃんね☆ - 641じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:07:55
- 651じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:15:16
- 661じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:15:50
- 671じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:18:44
- 681じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:19:03
【味方サーヴァントの霊基データを表示します】
クラス:セイバー
【現在HP】
975
【ステータス】
筋力:A(実数値:52) 耐久:A+(実数値:56+3)
敏捷:B(実数値:47) 魔力:B(実数値:43)
幸運:B(実数値:43) 宝具:C(cost:30)
【クラス別能力】
○対魔力:A
効果:敵からのステータス「魔力」によってダメージ受ける場合、1d50のダメージカット発生。
○騎乗:B
効果:騎乗中にステータス「敏捷」選択時、1d8のダメージボーナス。
【保有スキル】
○魔力放出:A
効果:選択したステータス・宝具に1d50のボーナス。
○直感:A
効果:1d100で判定。成功値30以下で、そのターンの攻撃が1.1倍になる。
○巨獣狩り:A
効果:発動ターン中のみ、1d100の超巨大特攻ボーナスを付与。マスターの魔力を20増やす。
【宝具】
風王結界
ランク:C コスト:0/30 種別:対人宝具/サブ
効果:暴風による攻撃。敵サーヴァントがステータス『敏捷』を選択していた場合は、そのステータスを1d30マイナスして戦闘判定する。 - 691じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:20:26
- 701じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:21:19
【続いて】
【敵陣営の基本データを表示します】
【個体名】
ケセド・リペアード
【ステータス】
本体HP:780
本体火力:0
群体HP:40×1d4
群体火力:20
【クラス別スキル】
剥き出しの玉座:群体HPが1以上の場合、受けるダメージを900ダメージカット。ターン終了時、群体HPが0だった場合、次のターンはスタン。
【保有スキル】
スキル名:玉座への喚び声は此処にありて
効果:パッシブ。ターン開始時、発動判定に成功した場合、1d4体の機会兵を召喚。ターン終了時に機械兵が存在している場合、ATGを1追加。
スキル名:至高の権能を目撃せよ
効果:ATG2以上で発動。そのターン、味方陣営の攻撃とHPを1d50増加。
スキル名:王は慈悲を施すものなり
効果:ATG4以上で発動。敵全体に200ダメージ。
【ケセドのスキル判定】
【スキル:玉座への喚び声は此処にありての効果により】
【機械兵が呼び出されます】
dice1d4=1 (1)
- 711じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:29:14
【現在のケセドのATGは0】
【機械兵達ははその数に応じて、機械兵1〜のように数字で呼称します】
【今回は以下の通りとなります】
・機械兵1:HP40、支援火力:20(固定)
【どの機械兵に攻撃するかを選択する際にご活用ください】
【これより】
【安価を行います】
【1ターン目、まずはヒフミ、コハル、アリスの行動を選択して下さい】
【ヘルタースケルターは自動で機械兵1に『攻撃』を選択し】
【相手のHPがなくなった場合は他の敵を『攻撃』します】
【安価先>>76】
【それでは皆様】
【よい戦いを】
- 72二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:33:40
ヒフミ 攻撃 機械兵1
コハル 攻撃 機械兵1
アリス 攻撃 機械兵1
この書き方で良いのかな?機械兵やケセド相手の場合の判定ってどうなるんだろう?対サーヴァントの時はステータスの比べ合いだったけど - 73二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:35:31
今回の場合相手火力は20だからセイバーの攻撃は間違いなく通るはず
となると全員で攻撃か?
気になるのは攻撃順はどうなるんだろう
セイバーが機械兵1を倒したらそのターン中と次のターンはケセドに攻撃通る感じなんだろうけど
セイバーが機械兵を倒した後にケセドに全員攻撃とかはあり? - 741じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:39:02
- 75二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:42:04
じゃあとりあえず全員で攻撃かな
セイバーとヘルタースケルターの攻撃後に機械兵が生きていたら機械兵に
機械兵を撃破していたらケセドにかな - 76二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:42:15
- 77二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:43:50
此処でセイバーが宝具を使ったとしたら、次の奇襲時(?)の戦闘では宝具は使えなかったりします?
- 78二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:45:07
- 79二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:47:06
多分これセイバーだけで機械兵のステータスの比べ合いには勝てるはずなんだよな
風王結界とヘルタースケルターで撃破できるはず - 801じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:49:49
- 811じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 14:51:22
【安価が達成されました】
【生徒の行動は以下の通りです】
ヒフミ:機械兵1へ『攻撃』dice1d23=13 (13)
アリス:機械兵1へ『攻撃』dice1d51=37 (37)
コハル:機械兵1へ『妨害』dice1d21=6 (6)
ヘルタースケルター1〜3:機械兵1へ『攻撃』30
【なお】
【機械兵1のHPが0になった時点で】
【処理が残っている『攻撃』はケセドに行われます】
【続いて】
【1ターン目、サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>87】
【今回は6ターン戦闘のため】
【4ターン目からは一度使用したステータス、スキルは使用できますのでご安心下さい】
【それでは皆様】
【よい戦闘を】
- 82二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:53:16
魔力は宝具使用とかにも使えるから幸運で
幸運だけで機械兵は撃破できるし - 83二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:53:57
加速
- 84二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:54:08
これは機械兵撃破出来てるよね?
ならケセドに耐久、魔力放出、直感 - 85二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:55:17
いや行動順はサーヴァントが最初だからまだ撃破できてないはず
幸運で - 86二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:59:11
機械兵に幸運
- 87二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:00:32
機械兵に幸運で攻撃
- 881じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:12:48
- 891じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:13:06
- 901じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:15:06
【続いて】
【安価を行います】
【2ターン目、まずはヒフミ、コハル、アリスの行動を選択して下さい】
【遅くなりましたが】
【今回の勝利条件は6ターン以内の敵ケセド本体の残存HP0です】
【安価先>>95】
【それでは皆様】
【よい攻撃を】
- 91二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:15:44
全員ケセドに攻撃で
- 92二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:16:02
サーヴァント先手なら妨害要らなかったか失念してた
全員でケセドに攻撃 - 93二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:16:30
かそく
- 94二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:17:54
全員だケセドへATTACK
- 95二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:18:16
ケセドに攻撃
- 96二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:18:39
全員ケセドに攻撃で
- 97二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:20:22
全員で攻撃
- 981じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:21:27
【安価が達成されました】
【生徒の行動は以下の通りです】
ヒフミ:ケセドへ『攻撃』dice1d23=16 (16)
アリス:ケセドへ『攻撃』dice1d51=15 (15)
コハル:ケセドへ『攻撃』dice1d21=13 (13)
ヘルタースケルター1〜3:機械兵1へ『攻撃』30
【続いて】
【1ターン目、サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>103】
【それでは皆様】
【よい戦闘を】
- 99二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:23:06
あ、そういえばケセドって結構大きいけど超巨大特効って入るのかな?
入らなくても使って損は無いし、とりあえずケセドに耐久、魔力放出、直感、巨獣狩り - 100二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:23:41
耐久とスキル全部使用
- 1011じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:23:54
- 102二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:24:34
かそく
- 103二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:25:15
耐久と魔力放出、直感、巨獣狩りのスキルをケセドに
- 1041じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:28:37
- 1051じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:30:08
さて、人工の神格よ。
一手、指南を頂こうか?
【味方陣営:セイバー】
【行動選択:(実数値:59+16+71=146)】
【行動対象:ケセド本体】
お願い!マイネセシティ!
【味方陣営:ヒフミ】
【行動選択:攻撃(実数値:16)】
【行動対象:ケセド本体】
レイドバトルです!
【味方陣営:アリス】
【行動選択:攻撃(実数値:15)】
【行動対象:ケセド本体】
こんのぉっ!
【味方陣営:コハル】
【行動選択:攻撃(実数値:13)】
【行動対象:ケセド本体】
ガンバル、ガンバル、ガンバル
【味方陣営:ヘルタースケルター×3】
【行動選択:攻撃(固定値:30×3=90)】
【行動対象:ケセド本体】
⬛︎⬛︎⬛︎ガガッ……⬛︎
【敵陣営:ケセド・リペアード】
【残存HP:640→360】 - 1061じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:31:10
- 107二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:31:42
ステータスに+ついてる場合判定倍になるんじゃなかったっけ?
- 1081じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:36:48
- 109二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:40:12
機械兵1は確実にセイバーだけで撃破出来るし機械兵2に全員で妨害して確実に仕留めるか
- 110二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:43:10
かそく
- 111二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:43:38
いや機械兵2もヘルタ―スケルターで撃破出来るから妨害要らないかも?
攻撃順をヘルタースケルターの後にして全員で攻撃でも良いのでは?
20ダメージ分損が出る事を勿体ないと考えるならヘルタースケルターより先に動いて機械兵2を撃破もありだけど - 112二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:47:02
機械兵1と機械兵2の判定が別々の場合1にはセイバー勝っても2には誰も妨害してなくて攻撃が通らないからな
1と2のステータス判定が別々なら2に妨害で同じなら攻撃で - 113二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:49:15
や向こうの火力20でヘルタースケルターの火力30だから普通に通るのでは?
- 1141じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:50:46
- 115二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:52:16
機械兵1はセイバーが倒すとして
コハル 妨害 機械兵2
アリス 攻撃 機械兵2
ヒフミ 妨害 機械兵2
がいいかな
全員出目が腐りでもしなきゃアリス+ヘルタースケルター1体でいけるし上手くいけばアリスだけで倒せる - 116二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:54:01
攻撃順をヘルタースケルターの後にして全員で攻撃
- 1171じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 15:57:13
【安価が達成されました】
【ヘルタースケルターの攻撃が最初に選ばれた為】
【攻撃は自動成功及び機械兵1、2の撃破に成功!】
【以下ケセド本体への攻撃に移ります】
ヘルタースケルター3:ケセドへ『攻撃』30
ヒフミ:ケセドへ『攻撃』dice1d23=6 (6)
アリス:ケセドへ『攻撃』dice1d51=23 (23)
コハル:ケセドへ『攻撃』dice1d21=8 (8)
【続いて】
【3ターン目、サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>122】
【それでは皆様】
【よい戦闘を】
- 118二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 16:06:01
次ターンで再使用可能になるんだったっけ?
敏捷で - 119二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 16:08:00
あれ?マスターの攻撃順がヘルタースケルターの後になっただけだからサーヴァントの後では?
というよりセイバーで機械兵1を撃破せずに多分ヘルタースケルターの攻撃だけだと機械兵2はHP20残ってる様な?
とりあえず筋力で - 1201じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 16:15:30
- 121二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 16:33:34
筋力
- 122二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 16:41:56
筋力
- 123二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 16:43:58
筋力
- 1241じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 16:59:23
- 1251じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 17:00:37
- 1261じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 17:04:34
【ケセドがスタンをしている為、ヒフミ、コハル、アリス、ヘルタースケルター3機は自動で『攻撃』を選択します】
ヒフミ:ケセドへ『攻撃』dice1d23=5 (5)
アリス:ケセドへ『攻撃』dice1d51=42 (42)
コハル:ケセドへ『攻撃』dice1d21=15 (15)
ヘルタースケルター1〜3:ケセドへ『攻撃』30
【続いて】
【安価を行います】
【4ターン目、味方サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>132】
【それでは皆様】
【よい選択を】
- 127二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:08:33
- 128二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:14:46
- 129二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:14:47
ヘルタースケルターと生徒で152ダメージ(残り82)
耐久(59×2)だけでいけるかな
ケセドに耐久 - 130二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:15:46
かそく
- 131二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:19:49
- 132二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:23:47
ケセドに耐久、魔力放出、直感、巨獣狩り
- 1331じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 17:25:00
- 1341じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 17:30:52
さて、フィナーレだ
【味方陣営:セイバー】
【行動選択:耐久(実数値:59×2×1.1+43+23=195.8)】
みなさん!いきますよ!
【味方陣営:ヒフミ】
【行動選択:攻撃(実数値:5)】
上でみんなが待っています、だからっ!
光よッ!
【味方陣営:アリス】
【行動選択:攻撃(実数値:42)】
こんのぉッ!負けないんだからッ!
【味方陣営:アリス】
【行動選択:攻撃(実数値:15)】
モウ、ヒトフンバリ!
ガンバルゾ!
【味方陣営:ヘルタースケルター】
【行動選択:攻撃(固定値:30×3=90)】
⬛︎⬛︎⬛︎……⬛︎……sa……nai
【敵陣営:ケセド・リペアード】
【戦闘結果】
【残存HP:234−347.8=−113.8】
【ケセドの残存HPが0以下になった為】
【セイバー陣営の勝利です】
【おめでとうございます!】 - 1351じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 17:37:04
お疲れ様でしたー!!!じゃんね☆
安価に協力してくださった方、本当に長時間お付き合い下さりありがとうございましたじゃんね☆
長い戦いになったじゃんね……それもこれも1のミスでした……じゃんね☆
複数人戦闘の課題が見えたから次はもっとスムーズにできるようにするじゃんね☆
改めて、ありがとうございましたじゃんね☆
とりあえず1はこれから↑の戦闘シーンと後処理を書いてくるじゃんね☆
それを投下したら6日目午後の行動安価予定じゃんね☆
今回の戦闘は『4ターン』だったじゃんね☆
色々予定してたより敵の数が少なかったりダイスが振るわない中でガッツリオーバーキルできてよかったじゃんね☆
ところで関係ないけど1はエンジニア部が好きじゃんね☆ - 136二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:41:57
安価お疲れ様でした
いずれ、エンジニア部に2台の戦車のバージョンアップを頼むか
Bluetooth機能とか自爆機能とかも搭載されそうだけど - 137二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 17:43:51
お疲れ様でした
エンジニア部が好きわかる。良いよね - 1381じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 18:31:51
- 1391じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 18:38:00
まだ時間かかるじゃんね……
だからトマト想定のフルスペック(仮)ケセドくんを1が本スレ風に再現したやつ貼るじゃんね☆
最初これを出して負けイベントと……イベントを挟むのも考えたじゃんね☆
収拾つかないからやめたじゃんね☆
【個体名】
ケセド
【ステータス】
本体HP:2100
本体火力:10
群体HP:40×4d4(HPは全員で共有)
群体火力:40
【クラス別スキル】
剥き出しの玉座:群体HPが1以上の場合、受けるダメージを900ダメージカット。ターン終了時、群体HPが0だった場合、次のターンはスタン。
【保有スキル】
スキル名:玉座への喚び声は此処にありて
効果:パッシブ。ターン開始時、発動判定に成功した場合、4d4体の機会兵を召喚。ターン終了時に機械兵が存在している場合、ATGを1追加。
スキル名:至高の権能を目撃せよ
効果:ATG2以上で発動。そのターン、味方陣営の攻撃とHPを1d50増加。
スキル名:王は慈悲を施すものなり
効果:ATG4以上で発動。敵全体に444ダメージ。 - 140二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 18:48:39
流石にフルメンバーで挑まないとというかフルメンバーで挑んでも機械兵のダイス次第で高確率で詰みそう
- 1411じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 19:58:46
- 1421じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 21:31:11
け、ケセド戦ようやく4ターン目に辿り着いたじゃんね……!
書き終わりそうだから先に一個だけ、1から質問というか教えてほしいじゃんね☆
前スレのことなんだけど、1000なら○○っていうのが複数あったじゃんね☆
これはどれを選んだらいいじゃんね?(今みたら消えてたけどメモっといたじゃんね☆)
一応下に1000なら○○って書き込んでくれてたレスの内容貼るけど全部は難しいかもだから……やるなら1000レス目のやつか、それか🎲で決めるじゃんね☆
997レス目:セミナー所属キャラ達のマスター適正🎲が振られる
998レス目:1000ならセミナー組でサーヴァント対サーヴァントの映像記録を確認して感想を言う
999レス目:1000なら子ウサギ公園周辺に聖杯戦争関連の噂が流れる
1000レス目:1000なら他陣営同士で激しい争いが起きる - 143二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:47:39
- 144二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:49:10
- 145二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:51:25
ミカ主さんの好きにすれば良いと思いますよ〜!
そして獣、あんたら人類悪なんじゃ…? - 146二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:51:27
- 1471じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:24:16
遅くなりましたが22:30から本編の続き投下しますじゃんね☆
コメントもたくさんしてくれてありがとうございますじゃんね☆
自由にしていいじゃんね☆
分かったじゃんね☆
よく理解してなかったから教えて頂けて助かります……じゃんね☆
1じゃんね☆
ミカ主じゃんね☆
これ可愛くて好きじゃんね☆
頂いたアドバイス通り、1000ならについてはちょっと考えてみようと思うじゃんね☆
今日は本スレの続き書くので手一杯じゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
アドバイスありがとうございますじゃんね☆
獣がここでくるのは予想外すぎたじゃんね☆
来ても勇者王だと思ってたじゃんね☆
でもユニヴァース系はとんでも与太話に見えてわりと考察できるとこ多いから、それはそれで楽しみにするじゃんね☆
ついでに本スレで少し獣について触れたじゃんね☆
タイムリーじゃんね☆
同意してる人もいるじゃんね☆
ありがとじゃんね☆
- 1481じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:30:01
【6日目午前・戦闘イベント】
【無人軍需工場・第三コントロールルーム】
【Recommend BGM……〈Out of Control〉】
二つの隔壁を越えた先で、ヒフミ達を迎えるは至宝の玉体。
キヴォトスで喪われた伝承に語られる『生命の樹』。
その第四の扉に座すは堅牢なる王国。
即ち『慈悲深き苦痛を持って断罪する裁定者』。
曰く『権力を通じて動作する慈悲』。
その貴き名は、CHESED。
球体状の大型演算装置たる本体とそれを覆う強固な球形外骨格たる玉座。
そしてその預言者たる役割に従い建造される機械の軍勢。
デカグラマトンが接触した事で預言者へと変貌したAI、それこそが今目の前に鎮座する第四セフィラ・ケセドであった。
だが、違うと。
種類は違えど、これまで特異現象に関わってきたヒフミやアリス、コハルは理解する。
これはケセドであってケセドでは『ない』。
そしてその宿敵への理解は、正しかった。 - 1491じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:30:59
「ッ!来ますッ!」
「78.6.54.84:114.150.114.120.30.78: 54.84.120.30.108.18.30.96.120.54.90.84:78.90.24.30:6.18.120.54.132.6.120.30.24」
「アリス、構えてッ!」
彼女達の前に君臨するのはケセド、その未完成たる姿。
『先の戦い』で受けた傷を癒している最中。
それはヒフミの考えた『急拵え』、そしてハナコ達が危惧した事の正解。
此処にいるのは手負いの王国。
かつて一度だけ確認されたケセド試作型と同規格程度にまで性能を落としている、言うなれば『ケセド・リペアード』。
「はい!勇者の力、お見せします!」
「84.90.138:36.90.108.18.54.12.72.30:30.144.30.18.126.120.54.90.84」
だが侮るなかれ、第四のセフィラを人工的に体現しているとはつまり。
主の御技、その一端に触れたという事を。
人工神聖、或いはセイバー達のいた世界の理で語るならば『人工神霊:デカグラマトン』の眷属。
例え傷つきその玉体を守る兵士が数を減らしていようと、その威光に翳りはない。
「さぁ───戦いだ」
「「「はいっ!」」」 - 1501じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:31:49
「ッ!?……随分と身持ちが硬いな」
合戦の合図と共に跳躍。
その分厚い殻を砕かんと剣を振い、だが弾かれこそしなくとも刃は進みを止めていた。
その瞬間、悪寒が奔る。
セイバーは僅かな切り込みしか入らないその殻をいい事に、剣を軸として軽やかに一回転。
その反動のまま、ヒフミ達のいる場所まで戻る。
『ケセド?うーん私もそんなに何回も先生に呼ばれたわけじゃないけど……あ、なんか周りの取り巻き破壊しないとダメージ通らなかったよ!』
セイバーの脳裏に、ブリーフィングでのモモイの言葉が蘇る。
ケセドなどと大仰な名前をつけているだけはあると、改めて再確認する。
「(一見科学的な様相はあるけれど、僕らでいう伝承防御の類か。民を失わない限り王国は滅亡しない……ってところかな。まったく……)」
なんて皮肉だと、口元を歪めながらもセイバーは蒸気の如く怪しく輝きを立ち昇らせる眼前の『王』、いや『王国』を見据えた。
「378. אפס」
その球体然とした白は、より強く赤き発光を湛える。
システム稼働の兆候。
スキル『剥き出しの玉座』、発動。
その能力は己と同期した軍需工場を強制稼働させる事による兵力の増強。 - 1511じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:33:28
左の奥、ゲートが開き現れるのは1機のオートマタ。
預言者に殉ずる白き尖兵。
それがヒフミに向かって銃を構えようとして、
「させないんだからっ!」
セイバーが駆けるその一瞬、偶然、そして彼ににとって『幸運』な事に。
彼の動き出しに合わさるようにして、コハルは機械兵の動きを咎めた。
下江コハル、15歳。
未だ身体も幼く、戦地での経験も少ない。
だが乗り越えた修羅場の質、そしてその心に宿す魂は。
あの正義実現委員会の副委員長が認めるほど。
コハルは、可愛いだけでは終わらない。
何より彼女は行動と思考が直結している。
考えるより先に動く、直感型。
目の前の情報を脊髄反射で処理するというのは、戦場においては悪い事ではない。
この手の戦士は『経験』を重ね、己の中に判断材料を増やすほどに強くなる。
そして、この夏に駆け抜けた補習授業部での経験。
それが今回は活きる。
歴戦のセイバーの動きにすら、偶然とはいえ追い縋ってみせた0.11秒の脊髄反射による『妨害』。
その『幸運』は正しくセイバーを補助し。
「ナイスアシストだッ!コハルッ!」
まずは一機、素っ首を撥ね落とす。
コハルの妨害により優先対象を図り兼ねた出来損ないの兵士では、セイバーの動きを防ぐことなぞ叶わない。
「さぁ、機械の王よ───まずはお手並み拝見だ」
オイルの付着すら許さぬ剣速。静かに風音を吹かせる得物を突きつけて、彼は笑った。 - 1521じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:34:13
その言葉、その笑顔に、ヒフミ達は続く。
「ヒフミ、合わせますっ!」
「わわわ……えと、あの、え、え〜いッ!」
「この一撃で……撃ち抜きます!」
アリスが手に持ち、輝きを迸らせるは『光の剣:スーパーノヴァ』。
本来宇宙戦艦用に開発された推定重量100kgを優に超える巨大光粒子放出型レールガン。
キヴォトスでもある程度運動神経のよくない生徒では持つ事も難しく、仮に持てたとして撃てたとして、それをその体幹で支え、反動を抑え、メインアームとして日常的に肌身離さず持ち運ぶとなれば。
天童アリス以外が選択する筈はなく。
だからこそお互いが最高のパートナーとなったのだ。
「貫けッ!バランス崩壊ッ!」
光が放たれる。
正しく勇者の輝き。
ビームなどと安直に呼ぶのも憚れる光の奔流は、民は消えたと王国に告げる。
セイバーの推理が正しければ、それは一時的な伝承防御の攻略。
故に、ケセドは輝きに焼かれて、城門を開け放ち損傷を負う。
それに合わせて放たれた30発のフルオート射撃。
鈍い輝きを放つ5.56x45mm の真鍮は、剥き身の王に突き刺さる。 - 1531じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:35:36
「コウゲキ、コウゲキ」
「ウツゾ、ウテルゾ」
「コウゲキ、ソウシャ」
喋らないの!?とモモイに強請られ、ウタハ達と共に付け加えた音声対応機能(及びBluetooth機能)で片言ながら右腕より弾丸を放ち、追い討ちをかけるヘルタースケルター。
三者三様の攻撃は決して無視できない損耗をケセドに与え、その沈黙を長引かせる。
「チャージタイムは!?」
「じゃっ、ジャスト1分!」
「畳み掛けましょう!!」
ケセドがその城門、球状外骨格を開け放ち、システムを再起動するまでの時間。
その絶好の猶予に少女達は鋼の戦意を送り出す。
『(セイバーさん!スキル……全部を!)』
銃火器を撃っている最中で指示は聞こえない。
だからこそ念話での合図。
その内容は好機を逃すなという物。
『(ああ、任せてもらおう)』
宝具は使用を控える。
ここから脱出する場合や、いかにここが『廃墟』の中でもミレニアムに近いといっても、廃墟は廃墟。
人目につかない立ち入りが禁じられた領域。
『奇襲』があってもおかしくない以上は余計な消費は抑えたいというのがセイバーにはあり。
だからこそ、その身体。
『概念受胎』によって赤き竜を宿した彼の強靭なる肉体、その『耐久』をもって全身より放つ莫大な魔力。スキル『魔力放出』、そして彼の『直感』が伝える僅かな獣性に『巨獣狩り』という札を切る。 - 1541じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:37:19
「(鋼鉄の躯体、科学技術による人工的な神性……決して魔獣ではないが、ともすればケモノに堕ちる可能性だって0じゃない)」
それは本来『あり得ない』。
だが、セイバーは何かを感じ取る。
人類と共に歩む愛持つ叡智が、愛あるが故にその存在を転じた時、世界から当て嵌められる器。
例え人が作った物であっても『前例』がある以上、セイバーの『巨獣狩り』は反応を見せた。
「さて、人工の神格よ。一手、指南を頂こうか?」
ならばこそ、油断も慢心もなく。
踏み込み一閃。
渾身の吶喊。
魔力放出という莫大な魔力量によって起こる理外の強化効率、それによる加速は地上すれすれを駆け抜ける戦闘機も斯くやと言わんばかり。
そしてトップスピードの勢いを乗せた横薙ぎを放つが早いか、即座に転身。
「お願い!マイネセシティ!」
「いざっ!レイドバトルです!」
「こんのぉっ!」
銃声。
少女達の想いを込めた、勝利への楔。
破壊的な打撃音は鋼鉄に包まれた柔肌へと突き刺さり、声持たぬケセドの悲鳴を聞かせる。
溢れる戦意は少女達の力となり、吸い込まれるように狙いを外す事はない。
そしてまた、ここにも。
今は地上で戦う友から送られた『力』がある。
「ガンバル、ガンバル、ガンバル」
その厳しい外見と裏腹に可愛らしい片言の機械音は、創造主達に託された通り、激しい『攻撃』によって少女達を支える。 - 1551じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:38:38
だが、それほどの猛攻を前にして。
目覚めぬモノがいるだろうか。
「……114.150.114.120.30.78:108.30.12.90.90.120」
ヒフミ達の果敢な奮闘は決して無視できない損耗を招き、王国の秩序を乱した。
故に、第四に座す預言者は本来あり得ぬ怒りに震える。
「378. אפס」
「378. אפס」
二度だ。
今まさに二度目の『敗北』を喫さんとしている。
赦し難き蛮行に、最早王に慈悲はなく。
「6.72.72:138.30.6.96.90.84.114:36.108.30.30.」
「Tehilim149:6」
その両刃の剣は左右のゲートから現れた二機の機械兵。そして、ケセドの前にいる少女達に気づかれぬように、ひっそりと地上へと侵攻を始めた十六の尖兵。
だが、ケセドは見誤った。
怒りという、最初から感情を持って生まれる生き物ですら持て余すその激情で。
あろうことか、先に彼女達の後方へ戦力を集中させてしまった。
「数が増えたところで……ッ!」
たった二機のオートマタ。
今更セイバー達にとって敵ではない。まず一機、セイバーがただその恵まれた膂力で剣撃を放つ。
袈裟斬り。
『筋力』任せ、ではない。筋肉の流れを無駄なく運用する緻密な身体コントロールは長年の戦いを経て最適化されたそれ。鋼鉄で身につけようと膾斬りにする。 - 1561じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:40:44
さらにもう一機。
こちらは、数の面で不利を見た。
「ガンバルゾ、マケナイゾ」
甲高い電子音とは裏腹にその大型銃器が牙を向く。
対する機械兵もそれに抵抗を見せ、拮抗する。
だが、口径が違う。
仮に相手がオートマタではなく生徒との一対一での銃撃戦であれば、如何にあのキャスターが生み出して鉄騎兵「ヘルタースケルター」といえど、一蹴に伏す。
どんなに口径が違えど、生徒達はキヴォトスの住民。
戦闘経験が違う。
だが、今この瞬間立っているのは建造されたばかりのオートマタ。
それも本来は複数機での運用が望まれる機体。
ならば結果は必然。
ヘルタースケルターの勝利であり、機械兵はダメージを受けてよろける。
そこを刈る。
「ミテテ、アリスチャン」
もう一機のヘルタースケルターが異音を立てる。
それは全力稼働の合図。
背部噴出口より蒸気を出して飛び上がり、最上段。
頭上より飛来するは真っ向唐竹割り。
ユズに怖がられてからは表立って装備しないよう厳命されていたマチェットで機械兵を両断した。
「ピース」
一言、残心と言わんばかりに言い放ちヘルタースケルターは敵を討ち取った。 - 1571じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:41:58
そう、ケセドはあろう事か油断してしまった。
これがただのAIであれば、冷静に戦力差を計算していただろう。
だが、急造の設備、それによる自身が『使う』筐体の演算能力の低下、地上で行われる苛立たせるような陽動、目の前のヒフミ達の猛攻、セイバーという理外の存在。
そして、激情。
これらの原因によってまたしてもケセドがその身に纏う鉄の殻は外される。
その瞬間。
ヒフミ達はその隙を狙うのを忘れはしない。
「うわぁん、固いですよぉ!」
「ヒフミ!ユズ達から地上戦力の増加したとの通達です!あちらに16機の増援……アリス達も早く合流を!」
「だからって……こいつ中々落ちないの!」
だが、ケセドに油断があったのなら。
ヒフミ達には焦りがあった。
地上での戦闘が激化したという知らせ。
ここまで来て、これ以上長引くならば撤退すら視野に入れる必要がある。
故に、焦りが生まれ手元がブレる。
このままいけば、例えセイバーがいようとケセドの伝承防御プログラムは復旧する。
そう、このままならば、だ。
「デキルゾ、デキルゾ」
淡々と電子音は告げる。
決められた返答を繰り返しているだけであろう。
ケセドとは違う、ただの機械だ。
シンギュラリティと呼ばれる人工知能の一つの限界を突破した物とは違う筈だろう。
だが、だからこそか。
その温度を乗せない音だからこそ、ヒフミ達は冷静になる。 - 1581じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:43:02
「そうです……出来ます……ここまで来たんです!必ず出来ます!勝てます!」
ヒフミの心に平静さが再び宿る。
戦場で心はどうしていたって荒れる。
人は自身の心拍数や周りから聞こえる音、そして目の前に見える状況、そうした五感を通して容易く感情を昂らせ乱してしまう。
それを抑える為にはそれこそ、キヴォトス各地にある治安維持組織が行っている訓練を日常的に踏む必要がある。
それでも、そんな訓練をせずともヒフミは持ち前の明るさとある種の我の強さによって、焦りを飲み込み、今度は鼓舞する。
熱の籠ったその声に、当然アリス達も応える。
「当たり前でしょ!私は正義実現委員会のエリートなんだから!こんなギャグボールみたいなやつ、すぐに倒してやる!」
「アリス達は勇者パーティ!こんなところで負けイベントをしてる暇はありません!」
その言葉通り、士気が上がっていく。
だが、『惜しかった』。
少しばかりケセドの方が立ち直るのが早かった。
「114.1⬛︎⬛︎.114.……120.30.……78:108.⬛︎⬛︎.……12.90.9⬛︎……」
再び殻が閉じようとする。
先ほどの猶予と比べて、格段に早い。
恐らく、これを見逃せば次ヒフミ達に向けられる戦力は今までの比ではなくなる。 - 1591じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:45:11
だからこそ。
「(私のやるべき事は、きっとこれですよね!ペロロ様!)」
「みなさん!……いきますよっ!」
ヒフミは中央の本体を狙うのを早々に諦めた。
否、『任せた』。
「……っ!こんのぉッ!負けないんだからッ!」
コハルもヒフミの意図を言葉なしで『感じ取る』。
ヒフミの意を汲み、コハルもまた閉じようとする『外骨格』を狙って引き鉄を引いた。当然、今まさに閉じようとする外郭の動きを妨害するには足らない。だが僅かながらでも、ヒフミとコハルの『攻撃』は掠めるように本体も傷つけながら確かな時間稼ぎとなった。
「モウ、ヒトフンバリ!」「ガンバルゾ!」
その間に、ヘルタースケルター三機分の火力が本体へと吸い込まれる。大口径の火勢は確かなダメージを与えて、さらにケセドの動きを鈍らせる。
だからこそ、間に合った。
「上でみんなが待っています、だからっ!」
「合わせて、いこうかッ!」
光の剣は臨界を迎え、瞬きを始める。
風の剣は唸りを上げ、閃きを魅せる。
双方の準備を整える為の時間稼ぎ。本体への攻撃を確実に通す為の一手。それは正しく、二人の渾身の一撃として形を成す。
「光よ───ッ!」
「さあッ───フィナーレだ」
この調査チーム、最大火力による光と風の奔流がケセドに向かって放たれた。 - 1601じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:47:32
- 1611じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 22:49:33
>>158のコハルちゃんのセリフは1のミスでした……じゃんね☆
正しくは以下の通りじゃんね☆
「当たり前でしょ!私は正義実現委員会のエリートなんだから!こんなボールギャグみたいなやつ、すぐに倒してやる!」
- 1621じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 23:01:47
【6日目午前・戦闘イベント】
【無人軍需工場・第三コントロールルーム】
【Recommend BGM……〈NERINERI CHALLENGE〉】
「か、勝てましたぁ……」
思わずへたり込んでしまう。
全員大きな負傷はなし。
ケセドという強力な相手に、無事に7人で勝てた。
その喜びとここまでの疲れが足を重くさせます。
「お疲れ様、ヒフミ。いい戦いだったよ」
「あはは……ありがとうございます、セイバーさん!」
ぺたんとお尻をつけてしまっていた私に片手を差し出してくれたセイバーさんに甘えて立ち上がらせてもらう。
とりあえずケセド本体は沈黙したようだし、後は地上に戻るだけ。
『こちら護衛チーム、アズサだ。最後に残っていたdice1d32=20 (20) 機のオートマタが今、システムダウンした。そちらの戦況はどうだろうか』
「はいはい、こちら調査チーム。無事にケセドを「パンパカパーン!アリス達勇者チームはケセドの討伐に成功しました!」もぉっ!今私が話してるでしょぅ!」
「いひゃいでふ!こはふ!」
アズサちゃんからの通信もあって、地上での陽動も無事に終わった事が知れて今度こそ一安心です。
本当に疲れちゃいました。
- 1631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 23:05:47
- 1641じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 23:11:07
『皆さん、お疲れ様でした。マッピングしたデータや交戦記録をユウカさんに届けてお昼にしちゃいましょうね』
「ハナコちゃん達もお疲れ様でした!とりあえず私たちも地上に戻りますね」
とにかくこれでケセドが拠点にしていた軍需工場の制圧は完了。あとはそれを報告して、改めてミレニアム側でも安全を確認して頂くだけです。
その時はキャスターさんにも話を噛んでもらう形にすれば、暫くはケセドが残した技術なんかの解体で得た資材を流用しつつ拠点下……その後は聖杯戦争の問題が解決してからはセミナーに管理を委託すれば、もしかすれば立ち入り禁止も解除されてここ一帯も含めた土地をミレニアムが管理できるかもしれません!
私は政治に疎いですがこれで少しでもユウカちゃんの力になれたなら幸いです!
『おつかれー!お昼はどっか食べに行こーよ!』
『私、冷たい物がいい……』
「アリスは冷麺が食べたいです!』
アリスちゃんの口から意外な食べ物が飛び出しつつ、とにかく地上へと足を向ける。
通例という言い方も変ですが、こういう機械系の……で、デカ枕?とかいうAI系の敵は、既にさっきまで戦っていた筐体からいなくなっているそうです。
本体がAIだから何度も新しい工場や筐体を作って復活するのだとか。
とはいえ、一度こうやって沈黙させれば暫くは復活しないそうですし、ちょっとはこれでユウカちゃんもゆっくりできる筈です! - 1651じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 23:23:09
「私は麺類ならパスタとか……あ、冷製パスタなんていうのもいいかもしれませんね!ヴィシスワーズ風にするとか!」
『……聞いたミドリ?』
『うん、聞いたよお姉ちゃん……』
「な、なんですか二人とも?」
夏野菜でさっぱりとか考えましたが、折角なら万人受けしやすいし冷たくて合いそうなのをと思ってパスタを挙げましたが反応があまり良くなくて。
恐る恐る二人に聞けば……。
『女子力!!あれが私達にないものだよミドリぃ!』
『一緒にしないでって言いたいけど、そこで外食じゃなくて自炊の発想にまずなるところがすごいよね……これが2年生の力ぁ!』
「あはは……今度一緒にお料理してみましょうか?私も基本的には一人暮らしで身につけたものですし」
ハナコちゃんもお料理得意というか、この手の事(花嫁スキル)はなんというか卒なく熟せちゃいますし、私よりも教えるの上手ですし。
二人を相手にお料理教室なんてのもいいかもしれません。
「僕はなんでもいいかな。君達の食べたい物を食べるといい」
『ふむ。セイバーよ。我がノア……セミナーの生徒から聞いた話を教えよう』
「あはは……なんだいキャスター?改まって」
『女性が聞いてきた何を食べたいかに対して、なんでもいいと返すのは最も駄目らしい』
「ぐはっ!!」
あ、セイバーさんが崩れ落ちました。 - 1661じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 23:30:01
『と、とりあえずお昼どうするかは置いておいて……本当にお疲れ様でした!』
「ユズもお疲れ様、あとでユズが考えてくれた作戦で私がしっかり活躍したの話したげるからね!」
『う、うんっ!楽しみにしてるっ。それじゃあ帰還後の予定をお話しします』
お昼の話が出たりしているように、よくよく考えればまだ午前中。
ユウカちゃんと話してから、そのままケセド戦って事でなんだかボリュームがありましたが、今日はまだまだ時間もあります。
どこかに探索に行くのもよしですし、例えばトリニティに向けて午後からでれば、夕方か夜からならマリーちゃんと約束したお茶会なんてのも出来ます。
いっそ午後イチでアルさんとアポ取って、今日中にシャーレで会うなんてのもありですし。
アポだけ取って明日会うようにして、15時まではミレニアム内でトキさんの情報集め、後は自由に……なんてのも。
そんな風に考えていて。
『とりあえずユウカさんは不在のようなので、セミナーに各種データを提出だけしたら……あれ』
「どうかしましたか?ユズ?」
『ううん、なにかキャスターさんのドロ⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎……』
じじっと、短く何かが爆ぜる音がする。
『なにこ⬛︎……げて!!……⬛︎力が!』
『⬛︎⬛︎です!ヒ⬛︎⬛︎ちゃん!!急⬛︎⬛︎!!』
それは魔力ではなくて、機械だから殺意もなくて。
だから誰もが浮かれていて。
想定していなくて。
ケセドの再起動に誰もが気づけなかった。 - 1671じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 23:33:39
【Recommend BGM……〈神託〉】
───赦すまじ。
───赦すまじ。
───赦すまじ。
其は『慈悲深き苦痛を持って断罪する裁定者』。
───悍ましき『怪物』の眷属。
経典にミセリコルディアと銘が記されし愛。
───邪なる杯の使徒。
故にこそ、その激情は荒れ狂う。
───霊長を名乗る楽園の住民。
愛とは怒りはある一側面を持って共通項を持つ。
───皆諸共に滅ぶべし。
それを人は『執着』と呼ぶだろう。
───『王は慈悲を施すものなり』強制起動。
そして今この瞬間、ケセドが抱いた憤怒は確かに、この場に少女と騎士への執着であり。
─── ATEH MALKUTH VE-GEDULAH LE OLAM AMEN.
殺意に他ならなかった。 - 1681じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/04(日) 23:56:41
背後を、ヒフミ達は振り返る。
先ほどまで、一体どこに隠していたのかと思うほどの爆発的な熱量。
そう、ケセドは隠していた。
二度目の『敗北』。それは決して赦し難い屈辱。
そして、預言者であるその身に決して赦してはならない⬛︎⬛︎という感情。それらはケセドに狡猾さを与えた。人が見れば傲慢とも捉えるだろう超常存在の視点、神の視座。それをケセドはこの場限り棄てた。油断なく、本来は己の存在保存の為に一定以上の損失を負った場合は戦場からの撤退を定められたケセドが、その役割を、プログラムを反故してまで息を潜めていた。
故にこの瞬間。
油断に満ちた少女達の背後で、準備は整えられた。
「378. שלוש」
セイバーは剣を摂り宝具を放とうとする。
だが『今』の聖剣ではこのケセドには敵わない。
「38.90.108.18.54.12.72.30:30.144.30.18.126.120.54.90.84」
アリスは光の剣をケセドに向ける。
なるほど楽園の霊長として迎え入れられた彼女であれば拮抗し得る。
だが少し遅かった。
「150.90.126:6.108.30:84.90.120:6.72.72.90.138.30.24」
コハルはその小さな身体を目一杯に広げる。
その抵抗に価値があるかは、この後に放たれる裁きの雷によって分かるのだろう。
だがそれを知るのは彼女の亡骸を見る事になる友だとは気づかない。
「File.Bereshit:319」
そうして罪人を焼く極光は臨界を迎える。
土は土へ、塵は塵へ。ロトの妻がしたが如く、振り返った故に『知らぬまま終わりを迎える』という慈悲はなく。阿慈谷ヒフミは───。 - 1691じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 00:00:15
- 1701じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 00:15:35
- 1711じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 00:19:03
- 1721じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 00:25:09
本日の更新はここまでになりますじゃんね☆
無事に謎のサーヴァントがエントリーするとこまで書けたじゃんね☆
一体……誰じゃんね?
多分この子がライダーじゃんね☆
そして今日一日付き合ってくれたケセドくんとは一旦お別れじゃんね……数字に変換するの大変だったから別に悲しくはじゃんね☆
続きは明日の18時からするじゃんね☆
ざっくりダイジェストでやって、そのまま6日目午後の行動安価するじゃんね☆
それでは今日は本当に長い戦闘イベントや長文につきあって下さってありがとうございました!また明日も頑張るし二日してなかったハーメルンの作業も頑張りますじゃんね☆
明日ももしお時間とご都合がよければ遊びに来て頂けたら嬉しいです!それじゃあお休みなさい……じゃんね☆ - 173二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 00:32:31
お疲れ様でした
バーサーカーは貴方だったのか……
これで、全てのサーヴァントが割れましたね
後、とりあえずケセド君は南無やで - 174二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 00:37:08
バーサーカーはスパルタクスだったか。となるとマスターはミノリの可能性大か
あー、なるほど、となるとこれは駅舎の修理にミノリというか工務部が来てる可能性あるかも? - 1751じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 00:49:57
- 176二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 08:53:25
保守〜
皆もゆるファイだよ〜! - 177二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 10:28:29
バーサーカーが出てきてこれで全ての陣営が出てきたことになるか
午後の行動はミレニアムで色々準備したりエンジニア部やヴェリタスに何か依頼したりしたいところではある
今から別地区に移動すると帰りは夜になっちゃうし - 178二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 10:38:19
まあ今ミレニアム付近にはアーチャー陣営とバーサーカー陣営がいるだろうからしばらくはミレニアム地区だけで行動しても充分情報は集まるだろうからな
残り3陣営の内アサシンはそもそもマスターが分からないからどこ行けば情報集まるか分からない
ライダーはおそらくアルがマスターだけど行動範囲は広いから居場所の特定がしづらい
ランサーはトリニティの生徒がマスターだろうけど誰かまでは分かってないからトリニティをあちこち探すしかないしウイからティーパーティーがきな臭いからトリニティには近寄らない方がいいという助言をもらってる
わざわざ他地区行くよりミレニアム内で積極的に動いた方がリスク少なく色々情報も集まるはず - 179二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 11:00:04
でもマリーからお茶会に誘われてるしウイから情報も受け取りに行きたいからトリニティには行っときたいんだよな
正直リスク取ってでも行っときたい気持ちはある
それにランサーも性格的にも(ランサー自身もマスターの可能性がある3人を鑑みても)協力出来る可能性は十分あるだろうし、可能ならば接触して確かめてはおきたいんだよな
ウイの助言に関しては正直個人的には前スレでも言ったようにウイのトリニティ上層部への疑心暗鬼説と考えてる
アサシンに関してはおそらくカヤの可能性もあるかな?とも思ってる
メタ読みだけどミヤコの話題出た時にミカ主が”1の知ってる子達は最近『忙しい』みたいじゃんね☆”って言ってたこと鑑みれば、
カヤが脱獄してるとかあり得るんじゃないか?とも思ったりするから、そこら辺の可能性鑑みて連邦生徒会付近の情報集めてみるのはありだとは思ったり - 180二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 11:13:51
まあいずれはトリニティに行くリスクを加味してでもいく必要はありそうだけど、今から行くと帰りが夜になるからな
今急いでトリニティに行く必要性は薄いと思う
それなら今日はミレニアムで動いた方が準備とかも出来るしトリニティに行った場合実質的に一回しか動けないけどミレニアムなら3回の行動ターンを使えるからコミュして絆レベルも上げられるし、それにミノリがバーサーカーマスターなら修理が終わったらミレニアムからまた移動する可能性は高いから出来るだけ早く接触した方がいいだろうから
修理が終わるまでというタイムリミットがあるミノリの方が優先順位は高い気がする
カヤが脱獄している可能性はありそうだけど
矯正局の囚人が脱走する事件とか大事件だしチンピラさん達が連邦生徒会関連の話する際何故話さなかったのかと言う疑問がある - 181二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 11:25:52
今急いでトリニティに行く必要性は薄いに関しては、マリーからの誘いは今日だし十分行く理由では?折角誘ってもらった訳だし
カヤに関してはむしろその大事件大っぴらになると連邦生徒会的にはごたごたの連続が表沙汰になると不味いから表に出ないようにしてるって可能性も考えられるとは思う
あとメタ的な視点で言うと、その情報出しちゃうとほぼマスター確定出来る情報みたいなものだからぼかす感じに出したとかは十分あり得る可能性だとは思う - 182二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 11:43:10
ウイがシスターフッドじゃなくてティーパーティーがきな臭いって言っていたのが引っかかるんだよな
上層部全体でもなくシスターフッドでもなくティーパーティーなのが
ウイはティーパーティーよりシスフの方を普段は疑ってそうだし、ティーパーティーの方を疑ってるのは何かしら情報を得たからなんじゃないかとも考えられる
まあミレニアムに残るかトリニティに行くかの二択に基本的にはなるのかな
カヤの脱獄を隠蔽していたなら仮にそれが明らかになったら大問題になりそうだな
カヤがマスターならほぼ間違いなくアサシンのマスターだからあちこちで相当やらかしてるわけで
生徒が被害受けたミレニアムやトリニティから非難は免れない - 183二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 11:55:44
アサシンが見舞いに行こうとしていた相手だけど、アサシンのマスター寝ていたから他のマスターの所に行くのは考えにくい。となるとヒフミ襲撃に巻き込まれたアズサだと思う。そうなるとアサシンのマスターは入院先を知っていたからトリニティの生徒の可能性が高いと思う。
これらから現状トリニティに行くのはちょっとリスクが高いと思うからミレニアムで情報収集と戦力強化がいいかな。 - 184二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 12:14:48
そういえば、ナツと接触した時にセイバーとツーショット取らせて欲しいって言ってたから、それを理由にもう1回接触してもいいかも
マスターだったらランサーのマスターだろう、ダイス次第かもしれないけどトリニティ内の出来事について色々知ってるかもしれない - 1851じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 17:24:44
帰ってきたじゃんね☆
お昼のお弁当は今日はさよならするじゃんね……
18時頃から書くじゃんね☆
保守ありがとじゃんね☆
助かるじゃんね☆
お外ほんとに暑いじゃんね……
熱烈歓迎分とシークレット🎲で(戦闘後)って結果が来たからやっと出せたじゃんね☆
長かったじゃんね……
お待たせしましたじゃんね……
ミレニアムで出来る事は結構あるじゃんね☆
マリーちゃんのPVが最高だったじゃんね☆
かわいいじゃんね☆
それはそれとしてメタ読み大歓迎じゃんね☆
ミノリちゃん……はいるかは謎じゃんね☆
基本的にコミュは1日に最低1回の予定で、6日目はユウカちゃん関係で消化したじゃんね☆
+4ptボーナスじゃんね☆
累積9ptだから、もう一回やれば絆5も見えてくるじゃんね☆
- 1861じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 17:28:27
色々焦ったじゃんね☆
エアコンある中で書きたいじゃんね☆
みんなも暑いから空調効かせて、しっかりお水のんで、ご飯も食べてねじゃんね☆
連邦生徒会というかまたリンちゃん泣いちゃうじゃんね☆
そしてナギちゃんは何をしてるじゃんね☆
2日目のアサシンの行動の話があがったから、1から確実な情報を提供するじゃんね☆
これに関しては映像記録からヒフミ達も察してる……かもしれないじゃんね☆
アサシンがマスターから命じられたのは『全サーヴァントと一度交戦する事』『その為に各地で釣り出しをしてこい』じゃんね☆
あの日誰にお見舞いしようと思ったかは内緒じゃんね☆
ちなみに後日モブちゃん達にもお見舞いしようとして、マスターに止められて、甘い物をやけ食いしたじゃんね☆
アサシンさんはかわいいじゃんね☆
約束はどんな小さな約束でも大切じゃんね☆
ナツちゃん経由で分かる情報は、ワンチャン、シャーレが扱うような物も軽めに分かるかもじゃんね☆
どうしてシャーレで調べてる情報が分かるじゃんね……
随分『湿度』高いじゃんね☆
- 187二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 17:45:33
- 1881じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 18:06:36
- 189二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 18:06:45
スカサハ師匠、まんまSNの弟子と同じ事をしてますねw
- 1901じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 18:07:49
令呪で縛られてないからセーフじゃんね☆
- 1911じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 18:12:01
【6日目午前・特殊イベント】
【Recommend BGM……〈運命〜GRAND BATTLE〜〉】
大気が燃える。
空気中にプラズマが如き炸裂光をあげて、断罪の刻は来る。
ケセド、渾身の一撃。
本来は全管理権限を即座に破棄して撤退するAIが、伏してその力を蓄え続けた最高の奇襲。
第三スキル『王は慈悲を施すものなり』。
仮設段階であるとはいえ、今現在自身が管理する設備のdice1d100=51 (51) %から無理矢理捻出させた熱量、そして仮初の器であり、疑似神聖とまで至った己の躯体。
それら全てを投げ打つ、自爆込みの大出力によって自他共に殲滅する放熱の裁き。
暴走とも言えるケセドの過剰駆動によって迸る赤き燐光は、正しく火を思わせ、既に外郭が熔解を始めているのも気にせず赤々と周囲を照らす。
だが、男は不敵に笑った。
「素晴らしい、これはなんと美しい」
うっそりと悦に浸るかのように、夢心地で男は笑う。
ヒフミに声をかけ終えた背中は地響きを鳴らしてケセドへと向かっていく。
「自ら『権力者』であると名乗り上げ、あろう事か幼き少女達にその矛を向ける」
笑みを絶やさぬ大男の肢体は屈強の一言。
鋼を束ねたかの如き筋肉と、肌に刻まれた多くの疵痕。
男が英雄であると誰が疑うか。
- 1921じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 18:19:08
「だが誰もが傷つきながら前を向くというのなら」
男は歩みを止めない。抱擁するように両手を広げて前進する。既に余剰エネルギーが溢れかえるケセドの周辺に、己の肌を焼け焦がされる痛みも傷も厭う事はなく。ただ近づく。
「我が『宝具』で打ち破りしその時の凱旋は、如何程に甘美であろうかッ!!」
その反応にケセドは疑問しか宿せない。自殺行為である、この15秒と満たない時間でやる事が大きすぎる歩幅で抱きつきに来る。理解できぬと、ケセドの思考回路はエラーを起こした。
「───さあ、圧制者よ。その権力は失墜し、神を騙る驕りが蹴散らされる刻が来たぞ!」
だからと言って止まることは、ケセドにはあり得ない。未完成であろうと己が全てを賭して、この一帯にいる全ての生命体を根こそぎ絶滅させんと。
赫赫とした光は、今、臨界し。
「雄ォォォオッッ!我が愛は爆発するッッッ!!」
がっぷり四つ。焼け爛れる肌を気にせず、今まさに臨界を迎えたケセドに組付き。
「378. שלוש」
「疵獣の───」
零距離での爆発。
ケセドの大放熱は放たれる。
その刹那、その数瞬。
それだけでキヴォトスの住民にすら致命傷を与えかねないその一撃を。
一番初めに触れた『バーサーカー』の『常時発動型宝具』、その真価が発揮された。
「咆ォォッッ哮ォォォオッッッ!!!」 - 1931じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 18:28:11
- 1941じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 18:42:27
【6日目午前・特殊イベント】
【軍需工場跡・元第三コントロール室】
圧倒、されてしまっていた。
ケセドが放とうとした、恐らく軍需工場を丸ごと焼き払う高威力の爆発。
それを己の肉体だけで抱き込んで、その宝具でこちらに一切の余波を与えずに、爆発に指向性を持たせて『真上』へと受け流して、暴発させる。
物理的な現象を鼻で笑うような、ファンタジー染みた光景が目の前で起こって。
私も含めて誰もが声を失った。
『……えますか!?⬛︎⬛︎ミちゃん!コ⬛︎ルちゃん!!』
『ア⬛︎⬛︎ちゃん!!返事してッ!!』
誰もが状況を整理できないまま、押し黙るしかない空間に、雑音混じりの音が響く。
膨大なエネルギーが放出された余波か、まだ通信は安定していないけれど通信端末から二人の声が聞こえてきました。
「……あ、はい、ヒフミ、ヒフミです。生きてます、みんな」
生きてますとしか言いようがないと言いますか、圧倒されて何が何だかといいますか。
『……かった!さっき!キャスターさんのドローンが高出力の魔力を……サーヴァントの反応を完治して!』
『空中からその反応が降ってきた時は本当に……ヒフミちゃん達のいる地点に落下したと思いますがその様子だと大丈夫だったんですね?』
あ、目の前の人は本当に空から降ってきたんだと呑気な感想しか生まれない。 - 1951じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 18:54:18
「と、とりあえず無事です!ご心配おかけしました!」
通信越しにそう言いつつ、先ほどまでケセドを抱きしめていて、今は全身に浴びたオイルやケセド本体だった破片を力強く払っている男性の後ろ姿を改めてみる。
鉄色の肌に搭載された筋肉はまるで大理石の彫像のよう。
衣服もかなり……その特殊な感じで鋼鉄製の下着しか身につけていません。
普段のコハルちゃんなら即死罪判決を言い渡すと思いますが、今はもう呆気に取られてぺたんと座り込んでいます。
「あ、あのっ!」
私達より前に立っているセイバーさんとアリスちゃんは後ろ姿しか見えませんけど、その手の握りしめた具合から見えない剣を離した様子はないですし、警戒は解かずにいてくれています。
だから、私にできること。
まずはお礼を言おうと声をかける事にしました。
「……ぬふっ」
キャスターさんがウッドベースなら、この方の声はバリトンサックスでしょうか。
金属めいた鋭利さはあれどどこまでも低く、そして聞く人の胸を熱くさせるような力強い鼓舞。
そんな声の持ち主は今振り返って……
「どうしたかな?幼き少女よ」
満面の笑みと見事なラットスプレッドを披露してくれました。 - 1961じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 19:10:21
え、笑顔です。
すごい愛嬌のある方のようで、にこやかに白い歯を見せながら、彼は一歩ずつこちらに近づいてくる。
「───アリス、すまない」
「うぴゃっ!?」
その足取りは先ほどまでケセドに迫っていった時のような、半ば駆け足というかスキップめいた歩みではありません。
こちらを脅かさないように、一歩、また一歩とゆっくりと丁寧に進んでくれる。
『(ヒフミ、話すのは構わないけど。こちらの判断で離脱するよ)』
『(すみません、セイバーさん……その時はよろしくお願いします)』
アリスちゃんと目を回しているコハルちゃんを猫のようにして両手に抱きかかえて、隣まで来てくれたセイバーさんからの提案を受ける。
状況だけ見れば間違いなく助けてくれた相手ではあるけれど、だからと言って味方だとは言い切れない。
ところで、離脱する時は両手に二人を抱えてますけど私はどこに捕まればいいんでしょうか。
「その……助けてくださってありがとうございました!」
「構わないとも。幼き子が愚かなる圧政によって涙するならば───この『スパルタクス』の出番である」
はっきりと、煙を立てて怪我を修復しつつある彼はにこやかにそう告げた。 - 1971じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 19:27:25
『(トラキアの英雄、スパルタクスか……)』
『(あの……どんな方なんでしょう……?)』
『(詳しくはまた後で。ただその名を名乗り、あれだけの力を魅せたのなら、まず間違いなく本人と考えていいと思うよ。クラスは恐らく……)』
「叛逆の原石たる少女よ。まだ『傷』は痛むかな?」
セイバーさんとの念話の途中、スパルタクスさんから不思議な事を聞かれる。
多少擦りむいたり流れ弾で痣は出来たかもしれないが、大きな怪我はない。
とはいえ、そのダイナミックな姿形から想像する以上に、先ほどの近づき方といい気遣いに満ちた紳士的な方なのだと感じさせます。
「はいっ!もうぜんぜん大丈夫ですっ!……あっ、お名前……あのっ!私も自己紹介、してもいいですか?」
「勿論だとも。聞かせてくれたまえ」
膝をついて、そうスパルタクスは私の目をじっと見る。
棍棒を手から離し、静かに私の言葉を待ってくれるその理性的な姿に、緊張こそあれど恐怖を私が抱く事はそれほどありませんでした。
「トリニティ総合学園2年生、阿慈谷ヒフミです。この度は助けて頂いて、本当にありがとうございました!」
名前と改めてしっかりとお礼を伝える。
流石に夜会の時みたくカーテシー、というわけにもいかない以上、その分だけ深々と私は頭を下げる。
それを静かに見守り、ゆっくりと彼は口を開いた。
「礼を受け取ろう。君達の営みを守れたのなら、私も満足である」
堂々とその言う姿は、衣服こそ纏っていませんが、とても高潔な戦士を思わせる。
彼もまた偉大な英雄なのだとひしひしと感じながら私は─── - 1981じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 19:30:24
【行動安価です!】
【……】
【失礼しました】
【行動安価です】
【スパルタクス本人に聞きたい事、してみたい事を募集します】
【現時点でクラスは判明していませんが】
【相手はサーヴァント】
【くれぐれも気をつけて】
【安価先>>204】
【それでは皆様】
【よい質問を】
- 199二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 19:40:57
どうしてここに来たのか、というか、ここを感知したのか聞くかな?
あとはマスターからの指示によるものかどうか?
推測としては自身の意志で圧制者(ケセド)を感知して来たって可能性が高そうだけど - 200二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 19:43:10
あなたはなにがしたい?
- 201二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 19:44:04
一応スパルタクス相手だし言い方には気をつけた方が良さそうだな
どうしてここにきてくれたのか
誰かが助けてくれるよう頼んでくれたのかあたりかな - 202二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 19:48:41
- 203二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 19:50:07
- 204二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 19:50:28
- 2051じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 19:57:18
- 206二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 20:12:24
質問
スパルタスクは、このイベントでケセドにどれぐらいのダメージを与えたんでしょうか?数値的に。 - 2071じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 20:25:17
- 2081じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 20:27:37
私は───。
『1.もし他にも助けてくれたのに関係している人がいたらお礼が言いたいんですがここに来るのに協力してた人はいますか?』
彼もまたサーヴァントだというのなら、マスターがいるのでしょうから。
もし助けに来てくれたのが、その人の意思だというのならもしかすれば協力し合えるかもしれません。
「スパルタクスさん……一つ、教えては頂けませんか?」
「聞こうとも」
ただ、ストレートに聞いても教えづらいというのはあるでしょうから、スパルタクスを通してアポを取る形にするのではなく、最悪でも私の気持ちが相手に届くように。
「今回助けてくださった事、それにもし他の方も関係しておられるのでしたらその人達にもお礼を伝えたいんです」
「ふむ……」
「もし会う事が難しいなら、スパルタクスさんに託す形にはなっちゃいますけど……できればきちんと面と向かってお礼したいです。ここに来るのに、どなたか『協力』してくれた人はいるんでしょうか?」
その言葉にスパルタクスさんは。
「それが指示というのなら、私は誰の指図も受けていない。そう答えよう」
はっきりとそう仰った。 - 2091じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 20:35:25
指示を受けていない、つまりサーヴァントとして自分の意思で独断で助けたという意味。
それが本心からなのか、マスターを隠す意図があるかは定かじゃありません……。
「ただ───」
「……え?」
やはりスパルタクスさんからマスターについては教えてもらえないかなと諦めかけた時に、彼は特段と顔色や表情を変えることなく、先ほどと同じようにはっきりと。
「私に『協力』してくれた『同胞』ならばいる」
「少女よ、君が願うのなら私は同胞のいる場所まで案内しよう」
「───礼を言われるという歓びを、彼女達も同じように受けるのなら、それは喜ばしい」
それだけ言って彼は私達を通り過ぎて、歩き始めてしまう。
『(どうするんだい、ヒフミ?)』
『(と、とりあえず追いかけましょうか……)』
その背を追って私とセイバーさんは歩き出す。
「あっ、スパルタクスさんっ!!上にお友達がいて、通信車もあるんですけど乗っていかれますかー?」
「スパルタクスはこの大地への叛逆に悦びをおぼえるのだ……私の事は気にせずともいいんだ、幼きヒフミよ」
そういう事になりました。 - 210二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 20:46:23
ふと思ったけど、スパさんが自身のマスターへ聖杯戦争の説明をしっかりやれてるイメージがない
まあ、黒服がなんとか説明してるだろうけど - 2111じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 21:03:24
【ミレニアム自治区・通信車内】
「うふふ♡……ヒフミちゃんはもしかしてサーヴァントの事を犬猫とかだと思ってます?」
「あ、あはは……そ、そんな事ないですよ」
「ヒフミ、流石に私も搬入口からヒフミ達を引き連れて半裸の巨人が出てきたのにはびっくりしたぞ」
運転中でなければ真っ先に目線を逸らしてしまいたかったのですが、残念ながら今は真っ直ぐに前と、先導するように魔力を分かりやすく漏れ出させてくれる、霊体化中の彼を追いかけるしかありません。
「ひ、ヒフミさん……あの人、人?は次の信号を右に曲がられました」
「ありがとうございますユズちゃん!」
背中に感じる冷たい視線だったり残念そうな物を見る目だったりは気にしないようにします。
私だってよくよく考えたらかなり滅茶苦茶な気がしますが、ここまで来たからには今更スパルタクスさんのマスターにお会いしないわけにもいきません!
「ねー!キャスター!スパルタクスってどんな英雄なの?」
「む!アリスも気になります!あのエネルギー、それに袴と棍棒だけの装備……きっと彼は装備縛り中のベテラン勇者です!」
「……ねぇ、コハルちゃん。あの服、どう思う?」
「エッチ……エッチ……エッチ、いや、でも……うう……」
エッチかどうかという哲学的な問いに頭を抱えているコハルちゃんはさておき、私もモモイちゃんの言う通りスパルタクスさんの事は気になる。
現状残るクラスはバーサーカーだけ。
狂戦士、だなんて呼ばれる割に、確かに服装はちょっとあれですけど、スパルタクスさんは理性的だ。
一体どんな方なのか、気になってしまう。 - 2121じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 21:08:02
……難しいな。我が知る聖杯から与えられた知識と、我の生きた時代の『彼』に対する考え方は、少し乖離が激しい。よって我ではなく、屋根にいるセイバーに聞くといい」
「呼んだかい、キャスター」
「セイバーよ、上半身だけ霊体化を解除して天井から顔を出すのはやめよ。見ろユズが半泣きだ」
天井からにゅっと逆さまになって顔を出したセイバーを見て、隣で振り返って話を聞いていたユズちゃんが明らかに動揺しています。
分かります、あれちょっとホラーっぽいですもんね。
「っと……申し訳ない、ユズ。つい君を揶揄いたくなってしまったんだ……どうか愚かな『私』を許してはくれないかい?」
「……ひゃ、ひゃい」
そんな今時臭すぎる甘い台詞を、天井をすり抜けて車内に戻ってきたセイバーさんは宣いました。
しかも、ここぞとばかりに珍しい一人称使っていますね、ちょっと小癪な気がします。
「それで、セイバーさん?スパルタクスさんってどんな方なんですか?ユズちゃんから100m離れてお答え下さい」
「100m離れたらもうそこは外だよヒフミ……」
「あはは……」
「ははは……」
そんなやり取りをしながら私達はスパルタクスさんの魔力を追いかけていく。
彼が向かう先、もしかしたらもっと人気のない場所かもなんて考えていたけれど、思ったよりずっと人通りが多い。
そんな場所を走り続けて私達がたどり着いたのは……。
「モノレール、ステーション……?」
昨晩私とセイバーさんがいて、ユウカさんが苦心して直そうとしているモノレールステーションでした。 - 213二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 21:10:09
もしミノリだとしたらこちらはトリニティ生だからブルジョワ扱いされそうで怖くもあるな
- 214二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 21:21:37
前スレで多かった1000なら〜ってやつ、結局どうなるんやろか?
- 2151じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 21:35:21
【ミレニアム自治区・モノレールステーション】
【Recommend BGM……〈PRST Marching〉】
「おお!同胞者達よ!スパルタクスが帰還したぞ!」
彼が案内してくれたのは、修理中と書かれたA型バリケードの奥にある壊れたモノレールステーション。
そこ立てかけられた工場看板の責任者欄には『レッドウィンター連邦学園工務部』と『工務部部長 安守ミノリ』と記入されている。
「あ、スパさんおかえりー」「昼休み中どこ行ってたの?」「少し遅くなるかもって話だったけど案外早かったね」「スパさん次、北口の足場やっちゃおうって部長言ってたよ」「そういやスパさん、モノレールの解体じゃなかったっけ?」「それスパさんが午前中で終わらせちゃった」「あれ?てかお客さんじゃね?」「スパさん『ナンパ』したのぉ〜」「私らいるじゃーん!このこのー!」
スパルタクスさんの周りに集まるヘルメットを被った少女達、恐らくレッドウィンターの方なんでしょう。
スパルタクスさんも彼女達に挨拶を返しながらヘルメットを被り、紺色にオレンジのラインが入ったツナギを徐に着だしている。
「あはは……初めまして、みなさん。実はスパルタクスさんにお世話になってお礼に伺ったんですけど……」
セイバーさんとキャスターさんも合わせて10名の大所帯で押しかける形になりましたがまずは挨拶をしつつ、この工事現場の代表者の方を探そうと、スパルタクスさんを囲む集団へと声をかけて。
「───何の用だろうか?」
ポケットに『左手』をいれながら、
「もし何か用があるのなら、私が───」
右手に拡声器を持ったヘルメット姿の少女が
「安守ミノリが話を聞こう」
私たちの前に現れた。 - 2161じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 21:54:29
【ミレニアム自治区・モノレールステーション前】
【レッドウィンター工務部仮設現場事務所】
「粗茶だが」
「ありがとうございます、えぇっと安守先輩」
「ミノリで大丈夫だよ、ヒフミ」
そう言って私達の分の珈琲を準備してくれたミノリ先輩は長机の向こうに周り、『頭を下げられた』。
「本来現場に民衆を入れたりはしない、危険だからな。それを今回は、君達をうちの『部員』が勝手に招待したらしい。危険に晒すような真似をしてしまって申し訳ない。スパルタクスにはよく言って聞かせるから、今回はどうか許してほしい」
「いえっ!そんな私達がお礼を言わせてほしいって……あ、あの頭をあげてくださいミノリ先輩!」
慌てて、頭を上げてもらうようにお願いすると彼女は申し訳なさそうにしつつ、訝しむような顔をした。心当たりがないと言わんばかりに。
「お礼、と言われても私達がミレニアムに来たの今朝方で今もまだ足場を組んでる最中だし……もしかして病院の芝生や入口を直した話だろうか?」
「いえ、その実はさきほど……スパルタクスさんに命を助けて頂いたんですっ……それで、お礼を言いたくてっ」
その言葉に僅かに目を閉じてから、彼女は珈琲を口にして、暫く黙りこくって。
「───君達は聖杯戦争の関係者、か」
そう、鋭い眼光で、確信と共に尋ねてきた。 - 2171じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 21:58:37
- 218二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:03:27
まあ間違いなくミノリはマスターだろうな
午後の行動としてはトキに関する情報収集やエンジニア部やヴェリタスに色々頼んだりしたい感じはある
備えあれば憂いなしという言葉もあるわけだし
しっかり準備してから本格的に動き出しても遅くはないだろうからな - 2191じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 22:11:31
両手を組んで、机に乗せる。
その左手の甲には歯車のような痣、令呪が輝いている。間違いなく、彼女こそがスパルタクスさんのマスターである証だった。
「ミノリ先輩が、スパルタクスさんの?」
「殺し合いなんてごめん被るけどね。私がスパルタクスの、バーサーカーのマスターだ」
殺し合いなんてという彼女の苦々しい響きに、胸が跳ねる。もしかすると、モモイちゃんの時のように、そうなるのではと期待が膨らむ。
モモイちゃん、そしてセイバーさん達に目配せをして、静かな頷きを貰う。
「ミノリ先輩、私は……「悪いけど」……え?」
私がセイバーさんのマスターだとそう告げようとしたその時に、彼女は手でそれを制した。
一口、また一口と、氷をぶつける珈琲を口にしてから彼女は立ち上がる。
「今日中に足場を完成させなくちゃいけない。これから君達と腰を据えて話す時間はないんだ」
「明日以降、少なくともこれから私はミレニアムに(dice1d7=6 (6) )日間は滞在するから」
「その日の朝でも構わないから、連絡をくれれば指定の時間に会って話そう」
どうだろうかとそういう彼女の目は、言外にここでは何も喋らないと言っているのを感じて。
私達は一礼をしてから、セミナー本部へと戻るのでした。
- 220二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:13:14
これはミノリは日数に余裕あるし今日は今日の予定って言ってたマリーとの茶会で良い気がする
- 221二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:14:37
エンジニアで戦車2台の魔改造強化(たぶんBluetooth機能やらSDGs要素やら何処でも宅配頼めるようになってしまうんだろうが。)
- 222二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:17:54
流石にクルセイダーちゃんの方は改造しない方が良いんじゃ?センチュリオンちゃんの方は元々廃棄に困ってたらしいから大丈夫だろうけど
- 223二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:21:46
スパさんがすっげぇいい空気吸ってそうで何よりです
- 224二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:23:03
現状ミレニアムに四陣営集まってるからな
そのうち他陣営もミレニアムに集まってることに気がついて来る可能性は充分あるし
ミレニアムで何かしら起きる可能性はありそうだし今のうちに準備した方が良さそうな気はする - 2251じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 22:25:58
【ミレニアム自治区・ゲーム開発部部室】
『ちょっとノア?これちゃんと映ってるの?』
『ばっちり?かわいい?これなら先生だって振り向く……って何言ってるの!!もうっ!!』
『んん……こほん、と言うわけで今貴女達の手元にある物が頼まれてた例の件についてよ』
『まず、滞在許可証。モモイが勝手に、まぁぁぁた勝手に発行してた物と違ってセミナーから正式に発行されるミレニアム滞在許可証になるわ。短期留学って名目で取ってるから』
『これが生徒会所属の生徒さんだったり治安維持組織の子だったら大変なんだけど、ヒフミ達は補習授業部なんでしょ?ならこちらが短期留学を受理したって書類をあっちの学生課に投げといたし、これで問題ないわ。一々、トリニティに戻って外泊申請の延長とか面倒だろうし、それにこちらで一定期間預かる形をとれば、責任の所在だったりも分かりやすいから』
『それから、軍需工場に行ってもらう時に用意したアプリにある程度、市街地の中でも戦闘して問題ない場所を幾つかピン留めしてあるからまた参考にしてみて。なるべく遮蔽物のある場所を選んだから『横槍』は入れられないはずよ』
『実際に戦闘になる場合はアプリ内で『緊急連絡』か私個人に連絡入れて貰えば、保安部を動かして避難誘導するから、そこは安心して』 - 226二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:29:30
治安維持組織の子(コハル)
- 2271じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 22:32:45
『アルやトキの所在を含めた聖杯戦争についての情報、そして箭吹シュロについてだったりの情報については私達の方でも調べておくわ……もし情報の入手が『成功』した場合は、『夜』に連絡するから』
『それからエリドゥについてだけど、基本的には封鎖されていて監視カメラ程度なら生きてるけど……そちらも私達から確認する限りでは『異常はなかったわ』……ただ、これについては絶対とは言い切れないの。私達ですら理解の及ばない技術が使われた都市であったりするし……もしかするとトキもあそこを拠点に……いいえ、また確信を持てたら伝えるから』
『物資についても同じ、リクエストがあれば『夜』にモモトークで連絡するか私に直接会いにきて伝えて。私に直接言ってもらえたらその場で、『夜』にモモトークで連絡してくれたら『翌朝』には用意しておくから』
『最後になったけど、無事に帰ってきてくれて本当によかった……どうしても日中はバタバタしてて中々会えないけど、今晩含めて夜なら動けるからまた顔を見せて』
『戦う貴女達の事を、可能な限り支援するから、任せて』
『それじゃあまた、ね』
『ふぅ……ビデオメッセージっていうのも緊張するわね、変じゃなかったかしらってノア!?切ってなかったの!!』
『もうっ!あんまりビデオ通話とか慣れてないんだから仕方ないでしょ!先生とだってそういう通話は……大体ノアだって!……え?』
『ごめんなさい、ユウカ……ちゃん?』
『待って、ちょっと待ちなさいノア!笑ってないで説明して!!』
───ピッ。 - 2281じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 22:39:09
- 2291じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 22:55:46
「……とりあえず、これからの予定話しましょうか?」
ユウカちゃんから受け取った滞在許可証を首にぶら下げながら、私はみなさんに提案しました。
私達には友達の醜態について触れない優しさがあったのだった。
「はいっ!折角だし戦車魔改造しよう!」
「駄目です!……って言いたいですけど今後もユズちゃんやハナコちゃんが指揮や管制してくれるならそういった機能は欲しいですね」
「そうなると『エンジニア部』かな?キャスターも道具とかあった方が楽でしょう?」
「それは確かにそうだが、我としては折角ならあの軍需工場を拠点として整備するのを進めたい」
「あれだけの広さがあれば十分にヘルタースケルターを建造できる。今から始まれば明日からは毎日建造していけるだろう」
「わ、私はこの前会った、ウイ先輩にもう一度……やっぱり『ゴルゴネイオン』についてはなんだか引っかかるっていうか……」
「僕もユズに同意見かな。ゴルゴネイオン、もしかするとまだ真名の分かっていないライダーへの手掛かりに……やめるんだヒフミ、そんな目をしないでくれコハル、目を逸らさないでくれハナコ……」
「アリスはネル先輩達にトキのお話を聞き行くのがいいと思います!」
「ネル先輩って誰なのよ?」
「ネル先輩はチビメイド様です!コハルと同じぐらいチビです!」
「あ、ん、た、もっ!小さいでしょっ!」
「いひゃいでふ!こはふ!」
ざっとこれぐらいでしょうか……。
みなさんの意見を考えたりしながら、これからの3時間、或いは夕方までの6時間。
そこで出来る行動は─── - 2301じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 23:00:38
【行動安価です】
【6日目午後・探索等イベント(1回目)でしたい行動を書いて下さい】
【なお】
【記入漏れはありましたが、午後になったのでこのあと本日中までならマリーとの約束は果たす事ができます】
【また】
【ミノリとの交流は明日以降になるのでご注意下さい】
【それから】
【ヴェリタスとの交流も可能です】
【安価先>>238+dice1d4=4 (4) 】
【それでは皆様】
【よき行動を】
- 231二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:01:28
流石にセイバーも、今回は真名予想を外したりはしないだろ(フラグ)
- 232二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:03:46
ウイへの差し入れやお茶会への手土産にスイーツを買ってから、まずはマリーの茶会にかな?たしか誘われてたのは一応夕方だったし
- 2331じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 23:05:29
1から大事な話じゃんね……
なんか違和感感じて前スレに行動安価見てきたら大体安価先は1個だったじゃんね……
なんかおかしい気がしたじゃんね……
大変申し訳ないけど>>238さんだけにさせてほしいじゃんね、お願いしますじゃんね☆
- 234二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:07:30
夜にユウカが会いたいって話もあるしエンジニア部とヴェリタスに1回目で会って2回目でコミュかな?
- 235二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:07:58
マリーのお茶会に外部のゲーム開発部が行くのは少し無理があるから補修部とゲーム開発部で別々行動。補習部はウイとマリーの訪問。ゲーム部は軍事工場の拠点化とセンチュリオンちゃんの改造。後ヘルタースケルター使ってエリドゥへの偵察をしたいかな。
- 236二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:09:12
別行動でもいいなら剣組と術組に分けて、剣組はマリーとお茶会&ウイ先輩の所に行って、術組はミレニアムで活動と拠点の整備で良いと思うけど……
- 2371じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 23:10:46
- 238二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:10:58
- 2391じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 23:18:21
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
安価の結果は>>238さんの「補習授業部はスイーツを買ってウイへの差し入れやお茶会への手土産にスイーツを買ってから、まずはマリーの茶会に。ゲーム開発部は軍事工場の拠点化とセンチュリオンちゃんの改造」という行動になるじゃんね☆
補習授業部は他自治区に行くから実際の行動は6日目午後・探索イベント(2回目)からになるので……行動順としてはゲーム開発部の描写→ゲーム開発部の午後2回目の行動(またみんなから応募するじゃんね☆)&補習授業部って感じになるじゃんね☆
多分投下は明日の17:30過ぎぐらいになるじゃんね……許してほしいじゃんね☆
またセンチュリオンちゃんをどんな風に開発したいかとかあったら教えてほしいじゃんね☆
コメント拾いつついい感じにレベルアップさせるじゃんね☆
みんなも暑さには気をつけて今週も乗り切ってほしいじゃんね☆
水分も忘れずに、寝る時も涼しくしてね……じゃんね☆
- 240二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:20:40
- 241二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:21:14
アーチャー戦の事を考えれば前面装甲強化と機動力強化とかかな?
また超遠距離から仕掛けられた場合近づかなきゃいけないしその場合に有用になりそう - 242二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:24:00
エンジニア部が関わるからBluetoothと自爆機能は外せないかな。
- 243二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:26:33
ただの自爆より、自爆特攻の機能の方が欲しい気もする
- 2441じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 23:28:58
本スレでのネルちゃんのスペック(案)を貼るじゃん☆
サーヴァントとかとのパワーバランス的にこんな感じかなぁってざっくり用意したからまだ穴あるかもじゃんね☆
美甘ネル
HP:821
支援火力:1d89(最低値50)
魔力供給量:1d100=
【マスタースキル】
スキル名:あぁ?ぶっ殺されてぇか?
効果:攻撃選択時のみ発動可能。支援火力に1d76&1.7倍ボーナス。発動後、気絶無効。
あと明日は投下前に前スレ1000ならの安価もするじゃんね☆
遅くなってごめんなさいじゃんね☆
アーチャーの射程おかしいから、装甲強化案は確かにありじゃんね☆
ナギちゃん達はちょっとお政治力が高すぎるじゃんね……
大事じゃんね☆
クルセイダーちゃん!……まぁそれもまた浪漫かもじゃんね☆最終手段は大事じゃんね☆
- 245二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:29:50
逆にむしろミカがマスターなら協力の目もある気はするんだよな。
前スレの675で”心配しすぎだよ、ナギちゃん。
大丈夫。ナギちゃんもセイアちゃんも、先生もコハルちゃんも。ぜぇんぶ、私が。
───守ってみせるから。”
って言ってる事を鑑みれば、願いの為というより対処の為に動いてるって気がするし
むしろこちらにコハル居る以上協力してくれる可能性の方が高いのでは?
ただ、故にトキみたいに棄権する様に言ってくる可能性もあるけど、願いの為に戦ってて競合するって訳じゃ無ければ、言葉を尽くして説得する事も出来そうな気はするんだよな
それにエデン条約後って事を考えればナギサも疑心暗鬼が取れて落ち着いてるだろうし悪辣な手段はとって来ないだろしというか、誠実に向き合えばむしろ協力してくれる可能性も高いと思う
少なくとも個人的にはティーパーティは過剰に恐れるべきじゃないとは思う
- 2461じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 23:30:00
- 247二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:32:20
ネルは戦闘続行持ってそう
- 248二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:35:05
マリーの茶会でマスターかどうかは流石にはっきりするかな
マスターなら穏便に話し合いとかも充分出来そうだけど
違うなら茶会終わった後ミレニアムに直帰してトリニティには近づかないように動いた方が良さそう
ミカがマスターの場合、ウイがティーパーティーがきな臭いって言ったのにはある程度理由がありそうだし会うついでに聞いた方がいいかもな
何かティーパーティーが隠蔽しようとしてる動きがあるとかそんな感じの話かもしれないし
ミカと話し合うなら話し合いが拗れたらトリニティだとまずいことになるかもしれないしDU地区とかで話し合いたい
トリニティはティーパーティーの影響力あるわけだし - 2491じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/05(月) 23:38:29
- 250二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:41:18
んー、せっかくだからミレニアムに外泊するって報告ナギサとハスミ辺りにしておきたい気持ちあるんだよな
以降トリニティに行かないなら尚の事
というかアーチャーとバーサーカーの情報増えたからそれもウイに頼った方が良い訳で、以降はトリニティに行かないってのは無理では? - 251二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:43:25
そういや毎回図書館で情報調べるのEXTRA思い出すな。あっちは図書室だけど
- 252二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:47:40
ウイにはモモトークでやり取りすればいい気はする
アーラシュとスパルタクスという真名は分かってるからそれを伝えて調べてもらうなら真名分からないまま調べるのに比べたら負担にはならないだろうし
マリーの茶会とウイへの差し入れで午後2回目のターンは終わるから夜のターンに二人に会いに行くのは流石に無理があると思う
夜のターンでミレニアムに帰りたいところだしな - 253二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:53:21
ミレニアムにセイバー、アーチャー、キャスター、バーサーカーが今集まってるからな
下手に動くよりミレニアムにいることアピールした方が他陣営もミレニアムに集まって接触しやすくなりそうだし
情報とかは色々集め方はありそうだしヴェリタスに映像解析してもらうとかの手もある - 254二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 23:56:33
出来れば明日にでもミノリと会って話し合いしたいところではある
それにミレニアムにはトキもいるから丸一日ミレニアムで動く日あってもいい気はするんだよな - 255二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 00:01:46
センチュリオンちゃんの改造案、とりあえず装甲強化と走力強化と指揮とサポートの強化かな
他にも、VoB付けたりプロペラ付けたり水陸両用にしたり自爆特攻機能を付けたりAI付けて話せるようにしたり合体機能や変形機能とかもロマンがあるだろうけどwww - 256二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 00:03:13
ぶっちゃけトキは敵対確定でミノリはこちらがトリニティ生という事を考慮すると協力関係結べるか怪しいからなぁ……
アルも好戦的に動いてる感じではあるしスカサハは言わずもがな
となるとあとは協力関係結べる可能性あるのはランサー陣営だし(少なくとも茶葉持って接触しようともしていたし)
そういう意味でもトリニティで動いた方が良いって考えかな - 257二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 00:06:41
- 258二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 00:07:14
トキは自分の独断で他の学校の敷地で他の学校の生徒と戦闘行為するような子ではないと思うから多分バックに誰かいるんじゃないかな。可能性としてはヒマリかリアの2人だけど、ヒマリなら直ぐにゲーム開発部に何らかの形で接触してくると思うからリオかな。
そうなるとエリドゥにトキがいるかな - 259二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 00:07:32
トキについてはトキが何を望んでるか知る為に、トキが求めてる『命題』について聞くのにヒマリと接触出来る方法を探すのがベストな気もする
居るとしたらエリドゥとかかな? - 260二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 01:24:44
- 261二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 08:14:03
キャスターとゲーム開発部組がトリニティ総合学園の数学のテスト セイバーと補習授業部組がミレニアムサイエンススクールの数学のテストを受けると各キャラ何点を出すんだろ?
- 262二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 09:11:28
センチュリオンちゃんの強化としては装甲や機動力強化、攻撃力強化などかな
物資も色々欲しいところではある
軍事工場の拠点化でヘルタースケルターの増産体制は万全になりそうだな
ケセドが生産していたオートマタとかの残りがあったり他にも何かあればそれも利用出来そうだが - 2631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 14:33:23
お昼食べるじゃんね☆
コメントも返すじゃんね☆
お家には帰れないじゃんね☆
ウイちゃん大活躍じゃんね☆初期プロットには登場する予定なかったじゃんね☆
びっくりじゃんね☆
図書館で調べることになったのは安価結果だからかなり偶然だけど、要所要所でEXTRAは意識してるじゃんね☆魂の改竄いれたのもそれじゃんね☆
初期プロット版に実は橙子さんいたじゃんね☆
モモトークは便利じゃんね☆
snとかApoとかは固定電話の時代だからこうはいかないじゃんね☆
ミレニアムで大バトルが始まるじゃんね☆
ミレニアムで集められる情報は6日目の行動次第で関係なくなるから1個減るじゃんね☆
今日そこまで書けたら書きたいじゃんね☆
とはいえまだまだたくさん(急いで)用意してあるから安心して調べてみて欲しいじゃんね☆
- 264二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 14:40:03
ヘルタースケルターの増産以外にも何かしら工場利用出来ないかな
色々出来そうな気はするが
使えるものはなんでも使いたいし - 265二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 14:45:25
可能性としては全ての陣営がミレニアムに集まるけどみんな先に戦って消耗したくないって感じで睨み合いが続く事態もあり得なくはなさそう
消耗した相手を叩きにいくってのはみんな考えそうだからこそ消耗は抑えたいってなりそうだし - 2661じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 14:54:56
VOB着けたらそれはガチタンじゃんね☆でもロマンを追求するのは大事じゃんね☆
トキちゃんは7番目のマスターらしく頑張ってくれるじゃんね☆
シャーレに寄れるじゃんね☆
たぶんどんなに夜遅くなっても先生は元気に仕事してるじゃんね☆
大体現実の先生も23時過ぎまでは職員室明るいなんて今でもわりと見る光景じゃんね☆
つらいじゃんね……
このキャラクターならこういう動きをするって考えるのは二次創作の醍醐味の一つだと1は思うじゃんね☆なるべく大切にしつつ、原作のキャラクターと乖離してしまう行動にはそれなりに大きくてある程度納得できる理由をちゃんと用意したいじゃんね☆
トキの命題は、ヒフミの選択とは対をなす感じで設定してるじゃんね☆
1は正反対だけど、よく見たら同じ結論になるって感じが好きじゃんね☆
本スレでは連絡先を交換してた……って感じにしてるじゃんね☆その説明をしてくれてとっても助かるじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
……とりあえずセイバーの🎲振るのが怖いじゃんね☆
軍需工場の拠点化でヘルタースケルター関係のオートマタは1d40の建造できる数に最低値ボーナスが10機つく感じになるじゃんね☆
いちおうFGO1部4章で作ってたアングルボダ……の聖杯抜きかつ霧も安全なやつとかは作れる想定にしてるじゃんね☆
簡易魔術炉心?みたいな感じじゃんね☆
他にも作りたい物とかあればパワーバランス考慮しつつ1が調整して出していきたいじゃんね☆
ミレニアムが戦場になるじゃんね☆
でも『千年王国』で『聖杯戦争』ってなかなか浪漫あるじゃんね☆
リオちゃん泣いちゃうじゃんね☆
- 2671じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 15:06:14
お知らせじゃんね☆
1はそろそろ授業に戻らなきゃだからその前に安価を二つまとめてするじゃんね☆
今日の1はまったく余裕がないから、安価を二つもまとめてしちゃいます!……じゃんね☆
1個目の安価は前スレの1000なら○○って折角書いてくれたからどれか1個物語に反映させるじゃんね☆
2個目の安価は戦車の改造を(多分場所的に軍需工場内で)この後検討していくけど、エンジニア部を呼ぶかどうかじゃんね☆
以下の①、②の選択肢から1つずつ選んでほしいじゃんね☆
① 1000なら○○について
1.セミナー所属キャラ達のマスター適正🎲が振られる
2.セミナー組でサーヴァント対サーヴァントの映像記録を確認して感想を言う
3.子ウサギ公園周辺に聖杯戦争関連の噂が流れる
4.他陣営同士で激しい争いが起きる
②戦車改造にエンジニア部を呼ぶかどうか
1.エンジニア部も軍需工場に呼んで改造していく
2.エンジニア部は呼ばずにモモイ達だけで内密に改造する
書き方は『①1、②2』とか「3、2」みたいにしてみてねじゃんね☆
安価先は>>275じゃんね☆
ではではよろしくお願いします……じゃんね☆
- 268二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:10:50
ミレニアムが主戦場になったら、セミナーの面々は過労で倒れそうですね
がんばれ……ユウカ、ノア、コユキ…… - 269二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:13:40
②
- 270二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:32:53
トキの拠点には、アヴァンギャルド君がいたりするのだろうか?どうなんだろ?
- 271二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:35:04
①1②1
- 272二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:40:01
①2②1
かな。セミナー組の反応見てみたくはある - 273二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:46:40
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- 274二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:47:25
2,1で
まぁエンジニア部なら勝手に来そうな気もするが
初めから見たけどセリフ回しがすごくすごくてすごいです!
楽しみにしてます! - 275二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 15:48:17
- 276二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 17:15:38
さて、どうなるか・・・・・・
- 2771じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 17:38:07
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
内容は>>275さんの①の1000ならは「セミナー組でサーヴァント対サーヴァントの映像記録を確認して感想を言う」で②の戦車改造にエンジニア部を呼ぶかどうかは「エンジニア部も呼んで一緒に改造」になったじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
書きつつ出来た分を投下するじゃんね☆
明らかに途中なのにキリのいい時間で投下が止まったりしたら察して下さい……じゃんね☆
その時は書き溜めて投下に切り替えるじゃんね☆
- 2781じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 17:56:01
【ミレニアム自治区・軍需工場前】
「っと、それじゃあ私達こっちだから」
自治区境界線から少し行ったところ。
3機のヘルタースケルターくん達が出迎えに来てくれたのを確認するようにひょっこりと、モモイちゃんがセンチュリオンちゃんの展望塔から顔を出して言う。
「はいっ!もう大丈夫だとは思いますけど……」
「大丈夫、大丈夫!ヘル助達も残してある程度調べたけど、ケセドの影も形もなかったし!」
お互いにキューポラから顔を覗かせながらの会話。それがなんだか、少しだけ新鮮な気がして。
顔を見合わせて何もないのにくすくすと笑ってしまう。
「気をつけてね、ヒフミ。何かあったら飛んでいくからすぐ連絡して」
「モモイちゃんもですよ、緊急時はすぐに知らせて下さい」
モモイちゃんは軍需工場を改めてキャスターさんの拠点として改造。
私はトリニティに行って、マリーちゃんと少しばかりお茶会をしてから、おそらく重要だと思われる『ゴルゴネイオン』についてウイさんに話を聞きに。
ミレニアムに本拠地を移した以上、なんどもトリニティに行くのは大変な部分もあります。
だから毎回が最後だと思って、しっかりウイさんから貴重な情報を聞いてこなきゃいけません。
前回会った時よりも沢山の情報が手に入りましたし、今回はいつも以上に具体的な事も聞けるかもしれません。
「それじゃあ、行ってきますモモイちゃん」
「うん、行ってらっしゃい。帰り、ミレニアムで待ってるからね、ヒフミ」
左手をぐっと上げて令呪を見せる彼女に、私も少し恥ずかしがりつつ右手の令呪を見せて。
どちらからともなく笑い合って、私達はその場で別れた。 - 2791じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 18:02:27
【Recommend BGM……〈Pixel Time〉】
「というわけで、早速拠点?工房にしていこうか!」
「「おー!」お、おー……」」」
ヒフミ達と別れてから、戦車を降りた私達ゲーム開発部はちょっと調子は合わなかったけど、ちょっと調子は合わなかったけどやる気を出していく。午前中の探索で大まかなマッピングは出来たし、後は各所にあるケセドの兵器製造ラインを確認しながら素材や部品、そのまま使えそうな建造用の大型機械なんかを流用して新しく私達の拠点にする。なんだか、そういうゲームみたいでワクワクしてしまい勇足で一歩踏み出そうとして。
「だが、その前に我のスキルについての復習といこうか」
「ぐぇぇ……」
キャスターにとんと軽く肩を掴まれて思わず変な声を出してしまう。復習も予習も苦手なのだから、勘弁して欲しい。
「アリス、覚えてます!キャスターは『陣地作成』を持ってません!」
「生前が魔術師じゃなかったから……ですよね?」
「だ、だから……工房?っていうのを作れない、んですよね?」
「そうだ、今はどうあれ生前の我はあくまで科学者。科学的検知に基づいた魔力と魔術の運用しかできん。だからこそ『道具作成』しかなく、結界等を構築する『陣地作成』の獲得はなかった……それは建築家の仕事なのだ」
出会った時から口酸っぱく魔法……ではなく魔術師ではないと告げていた彼の言葉を思い出す。
「だが、魔術的結界ではなく、科学に基づく『工房』いや、工場や『要塞』ならば作る事は可能だとも」
ぱちんというか、がきんというか。
かなりどでかい音を立てながらキャスターが指を鳴らす。
『待 た せ た ね !』
明らかにとんでもない量の機材を積んだトラックが私達の後ろにある搬入口から入ってくる。
そのトラックから響いた聞き覚えのある声に私は悟る。あー、この工場たぶん終わった、と。 - 2801じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 18:26:12
「酷いじゃないかモモイ。ケセドの工場を完全に解体してミレニアムの管理下に置く……そんな素敵な話に私達を噛ませないなんて」
「ごめん、モモミド。部長もキャスターさんからこの話聞いてから有無を言わさない勢いだったから……とりあえず他の子達に部の方は任せて私達だけ手伝いにきたよ」
「おおっ!こちらがあのケセドが支配していた軍需工場!ミレニアムに記録されている限りではケセドの工場は、ケセド撃破後もAIとのホットラインが繋がっているリスクや未知数の技術が使われている事、他にもそもそも『廃墟』の中でもかなり奥まった場所の工場を選んでいる事からこれまで接収する事が出来ませんでしたがこんなミレニアムの境界線に面した謂わば表層域を拠点しているなんてとっても珍しいんです!そもそも『廃墟』についての話になりますがそもそも……」
うぅん、元気いっぱい。
この人達こそ、ミレニアムが誇るマイスター率いるエンジニア部のスーパーエリート達。
アリスの言う技術スキルカンスト勢、白石ウタハ先輩、猫塚ヒビキ、豊見コトリの三人だ。
「いつ呼んだのさ……?」
「先ほどだ。手空きなら面白い物があるぞと言えばすぐに来た」
「いいんですか、おじ様?こういうのって……」
「いずれ我らの同盟関係もバレるであろう。それに」
そう言ってちらりとユズに目線をキャスターは送った。その意図は分かるけど、なぁんで私じゃないのさ!
いや、何を言わせたいのかあんまり分かんないけど。
「トキさんの件もありますし、今ならみ、ミノリっ!……先輩、の事もありますもんね」
「そうだ、今トリニティには4つの陣営がいる。今更隠し立てして動くより、多少漏れても構わないから信の置ける友を動員して早く安全な拠点を設けるのが重要だ」
正直に言えば助かるメンバーなのは間違いない。
アリスのレールガン作ったほどだし、その技術力だって伊達にこのミレニアムで『エンジニア』なんて看板を背負ってるわけじゃない。
じゃないんだけど……不安だ! - 2811じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 18:29:07
- 2821じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 18:59:06
「さて、『教授』。まず、我々はどうしたらいいのかな?」
「ふむ……まずこの場所で出来ること、そしてしなくてはならぬ事を伝えよう」
そう言っていつの間にか近づいてきたヘルタースケルターの頭にキャスターが触れると、ヘルター……やっぱり長いからヘル助の目から映像が投射される。
その映像に映っていたのは三つの階層で区切られたマップ、恐らくこの施設の物だった。
「現在13機のヘルタースケルターのうち10機をこの工場内に放ち安全確認をさせている。この工場はケセド、あやつにとってもやはり仮宿のような物なのだろう。聞いていた奴の規模と比べると、大きさとしてはそう広くはない」
言われてみると確かにこの工場、先生と一緒にケセド退治で潜った工場よりは狭いなぁと改めて思う。
こじんまり、とまでは言わないが一つのエリアはせいぜいが大きめの自治区体育館……いやちょっと大きいスーパーマーケットぐらいだろうか。
「今いる搬入口からすぐ地下に入った今この場所を地下1階として。二つの隔壁、つまりケセドのいた第三コントロール室のある『地下3階』までがこの施設の全容となる」
「幸いにも、今回の戦闘で大きな被害があったのは地下3階だけだ。修復はヘルタースケルターに任せておけばdice1d3=2 (2) 日後には完了するだろう」
思ったより早いなぁと思う。中々派手な戦闘だってアリスから聞いたし。
「我はこの拠点を作る上でヘルタースケルターの量産だけでなく、大型魔力炉……のような物を作ろうと思う。そしてそれが完成すれば、セイバーを含め、我らにかかる拠点内での維持コストはほぼ考えなくても済むようになる」
要するに私の魔力供給では追いつかなかった怪我なんかも、その魔力炉が出来れば、この施設にいる限り自動で回復してくれる……らしい。
RPGでいう、宿屋……みたいな物だろうか。
- 283二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 19:06:58
魔力炉、上のコメ返で言ってたみたいに霧も発生させられるならアーチャーの遠距離からの攻撃の対策にもなりそうね
- 2841じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 19:15:00
「我々は地下一階から地下三階までの三つのエリアの安全を確認して「確保」、使える『物資の回収』、『各エリアの要塞化』、そしてそれを運用する上で必要な我々だけが使える『逃走経路』を作る」
そう言って、キャスターはそれぞれのエリアで元々どういう事をしていたのかの映像を流してくれる。
私達が今いる搬入口から入ってすぐの第一エリアは資材置き場だったらしい。物資を探すならここからだろうか。
その下の第二エリアは所謂工場。ここを自由に行き来できるようになれば、ひとまずはヘルタースケルターも元の生産台数に戻せる、かな?
第三エリアはケセドがいた通り、演算室。大型魔力炉を作るのもここにするらしい。
「それが我らがやるべき事だ」
だ、そうらしい。
「なるほど、そういう事なら我々の雷ちゃん湯煙エディションを貸し出そうか」
なんだって。聞いた事ない名前が飛び出てきた。
「ん?ふふっ気になるって顔だねモモイ。そう、この子はキャスター『教授』からインスピレーションを受けてね……この子は超小型蒸気タービンを搭載してるのさ!精密な電子制御を排したことで高負荷な環境でも運用に耐えうるというわけだね」
無論Bluetooth付きだよとにこやかに笑うウタハ先輩はご機嫌な様子だ。うん、これはあんまり突っ込むと長くなりそうだし、黙っておこう!
「教授、それじゃあ階層ごとに手分けしてするの?」
「いや、ウタハの作った発明品とて台数は「今日持ってきたのはdice1d10=5 (5) 台数だね。明日以降なら追加でdice1d5=5 (5) 台は貸し出せるよ」……ふむ、なら人海戦術で全員で探索するのがいいだろう。人数がいればそれだけしっかり探しつつ、修復や要塞化を進められる」
「なるほど、人海戦術!!多人数を動員し次々に繰り出して、仕事を成し遂げようとするやり方、または戦術のことですね! 本来の意味としては多数の兵員を投じて、数の力によって敵軍を破る戦法のことらしく、そのやり方はミレニアムでも保安部などではドローンと共に「おっけーコトリ、私聞くからねー」ありがとうございます!それでは……」
- 2851じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 19:25:12
「というわけでだ、モモイよ。我らは今から三つのエリアから一つずつ選んで『拠点』へと改造していく」
「お前なら、まずはどのエリアを選ぶ?」
なるほど、そうきたか。
私に聞かれると思ってなくて少しぼうっとしてしまっていた。
どのエリアから優先して始めていくか……。
地下一階、この第一エリアなら『物資』を回収できる。それにまずは入り口周辺から安全を確保していくのは大事かも。
地下二階、第二エリアは『ヘルタースケルターやお助けアイテムの建造』が可能になる。純粋に兵力が増えるし、今この場にいる3機のヘル助と5機の雷ちゃん以外の人手も増える。
地下三階、第三エリアを優先して改造すれば『魔力炉』を作れる。そうすれば毎朝必ずキャスター達もHP満タンになるメリットがある。
う〜ん。
どのエリアから選ぶべきかな───。 - 2861じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 19:36:33
ここで説明タイムじゃんね☆
色々あったケセド工場の拠点化については、こんな風に探索して安全確認とか修理や改造をして工房・拠点化する……みたいな感じになったじゃんね☆
行動安価でこの軍需工場を選んだ場合に発生する特殊イベントになるじゃんね☆
第一から第三エリアのうちどれか一つを選んで改造を進めてほしいじゃんね☆
選んでもらったエリアでダイス1d100を振って、累計100を越えたら完全制圧&拠点化(工房化)に成功って感じになるじゃんね☆
あと人員分、例えば今回ならゲーム開発部5名とヘルタースケルター3機、エンジニア部3人と雷ちゃん5機の16人(機/騎)分のボーナスが付与されるじゃんね☆
あとヘルタースケルター3機(と今安全確認してる10機も)と雷ちゃんに関しては寝てる間にも各エリアを探索(1d20ぐらいで振るじゃんね)してくれるから、選ばなかったエリアも含めてどんどん拠点化は進んでいくから安心してほしいじゃんね☆
ミニゲーム?みたいな感じじゃんね☆
というわけで安価じゃんね☆
安価先は291じゃんね☆
第一〜第三エリアのどれか一つを選んでほしいじゃんね☆
よろしくお願いしますじゃんね☆ - 287二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 19:46:39
第2エリアかな
生産設備は早めに解放した方がリソース的には得だし - 288二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 19:47:48
人手増やせば拠点改造も早くなるし第二エリアかな?
ただ魔力炉もかなりメリットあるんだよな
HPが毎朝満タンになるならリスキーな策もやりやすいし - 289二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 19:54:27
第2→第3→第1の順番なら、効率といざって時の保険が効きやすいかな?と思ったので、安価踏んでたら、第2エリア希望
- 290二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 19:56:58
第二エリアかな
- 291二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 19:57:39
第2エリア
- 2921じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 20:00:42
- 293二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:02:19
半分か
次の行動ターンも拠点化したほうが良さそうかな - 2941じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 20:02:26
- 2951じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 20:05:03
- 2961じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 20:30:18
【廃墟・元軍需工場第二エリア】
「いやぁ、意外とさくさく進むもんだね!」
「そ、うだね……大きくて広いけど……人手は結構あるし、お掃除するみたいで楽しいかも……」
施設の拠点化……なんて聞かされた時は一体どんな重労働が待っているのやらと恐々してたけど、思ったよりずっと簡単に作業は進んでいく。
というのもやっぱり、ヘル助や雷ちゃんがガンガン物資や機材を運んでくれてるし、ウタハ先輩達もこの手の物には詳しいようで、改造工事も急ピッチな様子。
「ミドリぃ!そっちはどーお?」
「うーん、なんの機械かさっぱりだけど、罠とかもないし……」
「やはり、仮宿。急拵えだったのであろうか……」
「でしょうね。明らかに一から用意したのではなく全く別の製造ラインで無理矢理動かしてオートマタ達を作っていた痕跡があります」
徹夜仕事かと思いきや、案外あと数時間もあれば第二エリアは完全に蒸気機関と近未来的なエンジニア部製のアイテムで埋め尽くされた工場へと変貌するのは間違いなさそうだ。
「とりあえずはこのまま、雷ちゃん達に任せておいても進むかな。そういえばモモイ。君、随分と『面白い物』に乗っていたね?」
「えぇ?面白いって……んあぁ、戦車のこと?」
「そう!戦車!実はさっき少しだけ足回りを見させてもらったけど、あれは横流し品なんかじゃない。確かにトリニティで正式に運用されているセンチュリオン戦車だ!」
ウタハ先輩がいやににこやかに近づきながら肩を組んできた。
「い、いやぁ……あれ実は友達からの借り物で……」
「なぁに!あとで(多分)原状回復できる程度のことしかしないさ(きっと)!どうだいマイスターである私達、そして君のところの教授の手があれば、きっと素晴らしい物が出来上がると思うんだ……!」
「ほう。それはいいな、我もあれはまだまだ改良のの余地があると思っていたところだ。まずはエンジンを改造できるか」 - 2971じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 20:30:56
あ、やばい。
これは止まらないかもしれない。
「装甲どうする?私、もう少し前面とか厚めにしてもいいと思うんだけど」
「足回りもいいですねぇっ!いっそのことナイトロあたりも積んでいきませんか!!」
ごめんね、ヒフミ。
ヒフミ達のセンチュリオン、もうどうにもならないかも……廃棄予定を貰った(※盗んだ)って聞いたし、セーフかな!?
「いやいや君達、やはりここは火力強化だよ、主砲に手を加えよう。ほらちょうどアレがある」
「でも実弾の浪漫、捨てるの勿体ないかも」
「それなら両方乗っけますか!!」
「「そ れ だ !」」
そんなわけで、センチュリオンの強化改造は始まって、どうやらあとdice1d5=5 (5) 日後、この第二エリアの改造が終わればさらにそこからdice1d3=3 (3) 日短縮して新センチュリオンが爆誕するらしい……。
ヒフミ……もう少しゆっくり帰ってきていいからね。
- 298二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:33:43
逆に考えるだ、キャタピラさえ残っていれば上側が人型になってても戦車だと言い切れると
- 299二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:34:46
🎲が両方最大値だw
- 3001じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 20:43:23
- 301二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:48:21
引き続き第二エリアの拠点化をしつつトキの動向についてヴェリタスに調べてもらうとかかな
- 302二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:49:10
ボーナスは減ってもダイスの値自体は1d100で変わらない感じです?
その場合は情報収集の方が良いかな?
ヴェリタス行ってヒマリからの指示について聞くのとかも良さそう。もしヒマリがトキの協力者なら聖杯戦争関連の事指示してる可能性高いし
その場合は昨日の襲撃の事話して、トキがマスターだからヒマリがその協力者の可能性から聞きに来たって感じに理由とか話せば聞き出しやすくもあるかな - 3031じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 20:51:42
- 304二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:52:51
となると情報収集かな
ヴェリタスに色々頼んだりとか - 305二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:53:48
ヴェリタスに行って色々な情報収集
- 306二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:55:33
ヴェリタスにエリドゥ辺りのネットワーク調べてもらうのもありかもな
もしトキが拠点として使ってたり、ヒマリやリオが居たりするなら何らかの痕跡がある可能性もあるし - 307二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:59:57
かそく
- 308二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 21:00:22
- 309二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 21:01:28
ヴェリタスに行って色々聞く(ヒマリの指示についてや、エリドゥ辺りのネットワークを調べてもらったりとか)、かな
まあヒマリがトキの協力者の場合、ヴェリタスもこの数日の間にヒマリからの連絡でトキ側についてる可能性も無くはないんだけどね - 3101じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 21:22:19
ごめんなさい遅くなってしまいました……じゃんね☆
安価へのご協力ありがとうございますじゃんね☆
午後2回目の行動は>>308さんの「ウタハたちに工事任せてヴェリタス行ってトキやエリドゥ関連などについて調べてもらう」になったじゃんね☆
さて、今日は誰が部室にいるじゃんね☆
dice1d5=1 (1)
①チヒロ
②コタマ
③ハレ
④マキ
⑤熱烈歓迎!天才清楚!
⑥熱烈歓迎!
- 3111じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 21:24:00
- 3121じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 21:44:51
【廃墟・元軍需工場第二エリア】
「センチュリオンを持っていきたい?ああ構わないよ」
「センチュリオンのデータ自体はこちらにもありますし、後はエンジンやらを新造したりですから完全に丸一日か半日使えない日は最終日だけですから安心下さい!」
思ったよりも順調に第二エリアの改修作業は進んだのもあって、別行動はどうかってミドリから話が上がった。実際この調子でいけば、今日終わらずとも明日は間違いなく次のエリアにはいけそうだ。
だから、キャスターも交えて話し合って、ひとまず現場をウタハ先輩達に任せる事にした。
「こっちの事は任せて……話、詳しくはないけど聞いてるから」
「へ?」
「あれ聞いてないかい?ユウカがね、今色んな部活に頭下げて回ってるんだ。どうにも厄介ごとに巻き込まれているようだから、君達に頼まれたら助けてあげてくれって。その分遅れる納期や抱えてる仕事やらについては予算手当や折衝をセミナーが担当するつもりらしい」
流石に任せきりは嫌だから、どの部活もある程度は他の部員に任せて回るよう調整しているけどねと続ける言葉に、胸がじんとする。
「ユウカが……」
今は忙しいだなんて言って、結局ユウカは私達の為に今も出来る事をしてくれているのだろう。
政治的に全面的にはなんて、どの口が言うのだろう。
本当に、胸の奥と顔がくしゃってなる。
「モモイ、私達には君達がどんな難題に挑んでいるのかは分からない。実際、コトリの言った通りケセドの工場跡地をこうやって弄るのだって連邦法違反ギリギリのラインだ」
「それでも、君達にはこれが必要なのも分かる。私達で支えられる事は技術者の誇りにかけて必ず成し遂げてみせる。だから───」 - 3131じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 21:50:16
「君達も思い切り難題に挑んでおいで。なに、君達含めて我々はミレニアムの生徒。『難題』に挑むのは義務であり、宿命であり、そしてそれを支えるのもまた我々の始まりがそうであったように『当たり前』なんだ」
「「「「はいっ!」」」」
声を揃えて、胸を張る。
ヒフミと共にハッピーエンドを目指すと『決めた』。
そんな私達を、私を、応援してくれる仲間が学校中にいる。
こんなに心強い事はない。
私達は、顔を見合わせて力強く手を繋いで走り出す。
次の行き先はヴェリタス、情報収集だ。
そうだ、きっと大丈夫。まだ大丈夫。
私は必ずハッピーエンドに辿り着くんだと、戦車に乗るために、この地下から地上へと走り出した。
「教授。あの子達をよろしくお願いします。無茶を、とてもする子達だから。見守って下さい」
「───任された。必ずその願いに応えよう。お前達も何かあれば第三エリアへ行け。ここにいる三機と、地下の『避難路』を用意している残る十機がそこにいる」
「ええ、助かります。それではまた」
「うむ、また夜に」 - 3141じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 22:13:34
【6日目午後・探索イベント(2回目)】
【ミレニアム自治区・ヴェリタス部室】
「しっつれーしまーす!誰かいませんかー!」
「……もう少し静かに入ってくれないって、もう何度目?モモイ」
「えっへへ、おっ邪魔しまーす!チヒロ先輩!」
まだ昼間だっていうのに、というかそもそもこの部屋に窓も太陽光も機材の関係から全く縁がないわけだけど、暗くてモニターの明かりだけが灯る部屋。
ヴェリタスの部室にいたのは、『珍しい』事に副部長兼部長代理の各務チヒロ先輩その人だった。
「今日は外回りじゃないんですね」
「通常業務。ハレ、あの子から聞いてるでしょ?うちのぽんこつ美少女ハッカー様がまぁた行方晦ましてるの」
その癖、仕事だけはエイミ経由でぶん投げてくるから敵わないとぶつぶつ愚痴を吐きつつ珈琲を飲む姿には哀愁を漂わせている。
うぅん、これは20代OLの風格だね!
「それで、ここに来たって事はユウカからのお願い事関係でしょ?」
「はい、チヒロ先輩に幾つか教えてもらいたい……いえ、調べて頂きたい事があるんです」
うんうん、流石うちの妹!ヒフミやハナコも交渉上手だしユズだって部長らしく前に出てくれるけど、この手の事を任せるとなったらやっぱりうちだとミドリと『アリス』のツートップだね!
「はいはい、どこの監視カメラ?ある程度、日数ならそれこそ(dice1d5=4 (4) )日前まで漁って「エリドゥ」……は?」
「エリドゥについて調べて下さい。多分、そこに私達の知りたい人が」
「トキさんがいると思うんです」
少しだけ、時計の電子音がはっきり聞こえる気がした。
- 3151じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 22:36:12
「……エリドゥなんて、随分物騒ね。……ああそういう事。血相変えてユウカがあろう事か私に、『ヴェリタス』に向かって頭を下げるんだから何事かと思ったけど、また厄ネタか」
「駄目ですか?」
「『無理ですか?』って聞かなかったのには50点あげる。教えてあげるからミドリ、貴方イラストだけじゃなくて外商も担当してみたら?多分伸びるんじゃない」
「全部……全部きっちり片付けたら、ぜひ」
ミドリが褒められてるのを見てによによしてたら思いっきり足を踏まれた。解せぬ。
「とりあえずエリドゥについて調べるの自体は出来るよ。今はセミナーが管理してるけど、あの騒動から閉鎖して今日までの監視システム自体は私らが管理してるしね」
「それならっ「ただ」……はい」
「全部とは言わない、ぼかしていいからある程度説明しなさい。トキって事はバックにいるのは会長かうちの部長、どっちかはいるでしょ。まさか『一人』で動いてるとは思えないし」
そういう事なら、と私は念話で霊体化中のキャスターに声をかける。
『(キャスター!ここはかっこよく!)』
『(うむ……そうだな、少しばかり見得を切るとするか)』
というわけで、今度は私が前に出る。
そういう説明をしなきゃいけないなら、当事者がしっかり話さなきゃいけない。
私の決意を感じ取ったのかアリスが完全にスタンバイモードだ。
ふっふっふ!さぁ!見さらせい! - 3161じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 23:14:40
Recommend BGM……?〈SURE PROMISE〉
「分かりました、ちーちゃん部長」
「誰がちーちゃんよ、バカモモイ」
「それではご覧下さい……!我がゲーム開発部が誇る最大戦力を!」
「は?」
蒸気が迫り上がる。
「わーばかばかばか!なになに!?何してんの!?」
暗闇の中に赤い瞳がぐぽんと輝く。
「ちょっとユズ!ミドリ!何しようとしてるか分かんないけどあの馬鹿止めて!ここ部室!」
関係ない、ずっとこういう感じで登場してみたかったんだ。
前回はヒフミ達と喫茶店だし、ヒフミは完全にグロッキーだし。
アサシンと戦った時は結構気持ちよく出来たけど。
というわけで、狭かろうが機材があろうが(万一でもキャスターが直すから)関係なし!
さぁ!ご唱和ください!我の名を!
「キャスター!Show time!」
左手の令呪を掲げて叫ぶ。
後ろからもくもくと上がるスモークに焚かれてキャスターがゆっくりと姿を現す!
「……」
「すごい!かっこいいです!モモイ!キャスター!」
かんぺき〜!これこれ!この外連味ある登場したかったんだよねぇ! - 3171じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 23:16:08
- 3181じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 23:21:02
ど、どうじでぇ……。
「はい、雑巾。しっかり拭いてね」
「じょ、女史よ。我が除湿しているから問題はな「そういう事じゃないって分かりません?いいですか!人の!部室で!しかも!精密機器あるのに!スモーク!」……いや、我がその……直せばいいかなって「直しゃいいってわけじゃないんです!そもそもねぇ!」……うむ」
キャスターは廊下越しに除湿機と化し。
「モモイ、そこ、お昼にハレがエナドリ溢したから一応もう一回綺麗に拭いといてね。虫、来たらこまるから」
「びぇぇぇえ!な゛ぁ゛ん゛て゛ぇぇ!!」
「ほら喋らず働く」
私は大して濡らしてないのに、ヴェリタスの部室の床を雑巾で拭いていた。
うぅ、この雑巾、うちの部室にあるのと違って生乾きの匂いしない……。
「すみません……チヒロ先輩」
「もう良いって。私もこのおバカがやる事予想でにてなかったし」
「ほ、ほんとにごめんなさい……」
「アリス、学びました!電子機器のある場所でスモークを炊いて登場してはいけないと!」
立つ背が……立つ背がないよぉ!! - 3191じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 23:43:33
そんなわけで、私はせこせこと掃除をしつつ、キャスターは除湿に励んで。
その間アリス達は手伝いという事で一緒に部室掃除したり、チヒロ先輩の事務仕事をして。
「とりあえず、はい。エリドゥについての情報。ぶっこ抜いたから」
ずっとキーボードを叩いていたチヒロ先輩がくるりと私達の方に椅子を向け直してから、モニターを指差して見せてきた。
「もう……ですか?」
「当たり前でしょ。誰がここの管理ソフト用意したと思ってるの?……『改竄』された映像記録ぐらいさくっと該当箇所だけピックアップするのに半日もいらいの」
「おぉ!流石ヴェリタスです!見ましたかモモイ!ワザマエ!一本です!」
まぁた変な言葉覚えててと思いつつ、報告してくれるアリスの頭を撫でながら私も聞いてみる。
改竄というけれど、結局のところ。
「トキは、いましたか?」
その言葉にキャスターが買ってきたドリップ珈琲に口をつけてから、一拍置いて、チヒロ先輩は告げた。
「『いなかった』」
「……っ」
そんな気は、していた。
相手はあのトキだ。C&Cの部員の中でコールサインを貰って、あの会長の傍に起用されたある種の『天才』。
こういった直接的でない事にしろ戦闘に関する分野で、特殊部隊のエリートである彼女が自分の姿を監視カメラに残すわけがない……。
「ま、だから別のところから調べたけどね」
「へ?」 - 3201じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 23:46:53
間の抜けた声が出てしまうけどチヒロ先輩は気にせず話を続ける。
「そりゃ相手が特殊部隊の、それもミレニアムの最高戦力なC&Cの数字持ち。監視カメラに映るなんて馬鹿な真似する筈ないのにわざわざ『改竄』してるだなんて……意味ありげでしょ?」
「言われてみれば……」
「だから調べるのは別の場所。例えばエリドゥ近くで大量の物資が搬入された形跡。あとは発電所からエリドゥに送電されたりしてないか。勿論これらは全部白だったけど」
「対デカグラマトン用にうちとエンジニア部が開発してる振動ソナー。元はビナーやケセドが動きを見せた時に即応できるようにする為なんだけど……テスト中のこれに微弱な反応がある。つまり───」
「誰かがエリドゥの隔壁を動かしている」
「そして、それを動かす管理権限の所持者はうちの部長と今は不在の会長と」
「───私だけですね」 - 3211じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/06(火) 23:57:03
【Recommend BGM……〈nervous talk〉】
一度、深呼吸をする。
頭に酸素を届けないとちょっと展開についていけない。
さっきまでいよいよ犯人に迫るぞー!って感じだったのに、その本人がすぱんっと出てこられちゃうと頭がパニクっちゃう。
「久しぶりじゃん、トキ」
「ええ、ご無沙汰しております、モモイ」
平然と澄ました顔でそう言ってくる。
相変わらずくーるびゅーてぃだ。
『(キャスター、アーチャーの反応ある?)』
『(感知できん。少なくともこの建物内にはおらん)』
『(そっか)』
珈琲を買い終えてから霊体化していたキャスターに声をかけて、確認する。
どうやら危険自体は、今すぐにはないって感じらしい。
「最近見かけないから心配してたんだ。元気してた?」
「貴女に比べれば遥かに健康的な生活を送っていますから」
「はは……そりゃいいね」
目的は、ヒフミにもした勧誘というか提案なのかな?
とりあえず探る、というよりそこをはっきりさせちゃおう。 - 3221じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 00:07:40
「私のとこにも『誘い』に来てくれたの?」
「はい。モモイ、貴女の令呪とサーヴァントを頂戴に参りました」
おお、ストレート。
トキは顔色一つだって変えてない。
はっきりと、令呪とサーヴァント。マスター権を寄越せと言ってきた。
アリスが悩むように光の剣を抱きしめて、ユズが心配そうに見守って、ミドリが一歩前に出た。
「ッ!トキさ「ミドリ、待って」……でもッ!」
「いいから。『お姉ちゃん』に任せて」
「……ッ、ほっんと嫌い……」
嫌われちゃった。まあ仕方ない、この言い方がずるいのはよく分かってるんだし。
しっかし参ったなぁ、これは『やっぱり』ヒマリ先輩が後ろにいるか、もしくは。
「それでさ、その勧誘。うまくいってる?」
「残念ですが、どなたも首を縦には振っては頂けませんね」
「そっかそっか。ねぇトキ」
さて、どうしよう。出たとこ勝負もいいところだけ、直球で聞いてみようか。
「貴女は『どんな理由』があって令呪とサーヴァントが欲しいの?」
「───教えれば、貴女は譲ってくれますか?」
「いやぁ難しいかなぁ……私にも願いごと、『あるし』」
そう、願いがある。
この身を賭けても叶えたい、願いが私にはあるんだ。
だから、私も譲れない。 - 3231じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 00:21:40
「必要ならばその腕を貰う、などと物騒な真似をしたくはありません」
「へぇ、『できるの』?」
「それも含めて私の『命題』であり、『賭けの内容』すから」
命題、か。
思う事がないわけではないけど、今は考えたって仕方ない。
というか流石にしてこないと思うけど即死系ボスみたいにエンカしたら問答無用だと困るんだよなぁ。
多分『しない』とは思うけど、ここにアーチャーがいないなら、この部室ごとぶち抜くとかBADエンドなら間違いなくあり得る。
とりあえずトキの来た目的は分かったし、次は、ついでにお土産でも貰っていこうか。
「聞いてもいい?っていうか聞くね。なんか他のサーヴァントとかそういう感じの情報ない?ほら、ぴょんぴょん跳んでさ」
「馬鹿正直に答えるとお思いですか?」
「え、友達だし」
「……馬鹿でしたね、貴女は」
心底疲れたため息を吐いてるけど、こっちだって緊張してるからさっさとやめてコーラがぶ飲みしたいぐらいには疲れてるんだけどなぁ! - 3241じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 00:29:22
「エリドゥ」
「ん?」
唐突にトキが呟いた。エリドゥってなんだっけ。
「……私が今拠点としているのはかつて私達が敗れた地、エリドゥです」
「言ってよかったの?」
「『電子的手段でエリドゥの情報を探る』、そういう行動が確認されたから私もここまで、出向きましたからね」
今更ですと事も無げに呟くけど、不確定でふわふわしてた情報だから本人が認めてくれるの結構ありがたいんだけどね。
とりあえず、一人、拠点が分かった。
ヒフミにいい知らせを持ち帰れるかな。
「待って、逆探したって事?」
「まさか、貴女の得意とする分野で私が敵うはずはありません。ただの推理です。高度なセキュリティを施したエリドゥ、その情報に誰かが接触した……なら後は探すまでもないでしょう?各務副部長?」
「その『接触』した事に気づいたってのが、あり得ないって言ってるだけどね───部長、元気?」
「勿論。篭りきりで少々心配になりますが、エイミと共に元気に過ごしていますよ。これで宜しいでしょうか?」
「そりゃお気遣いどうもっ」 - 3251じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 00:36:26
「必要でしたら、『ご案内』しましょうか?」
「……トキの拠点にってこと?」
「えぇ。ゆっくりと話し合いが出来れば、それに越した事はありませんから」
「それ、平行線にならない?」
「えぇ、ですからゆっくり『話し合い』が出来る場所にご案内するのです」
───『廃墟』は少々五月蝿い輩がいますから。
「……っ!モモイッ!」
アリスが光の剣を構えた。
「やめなよ、アリス」
「……やめません。私が守ります」
「いいから、降ろして……ね?」
そんな事したって動きはしないけど、アリスが大事にしている光の剣、その銃口の前に立って銃身に少しだけ体重をかける。
……やっぱり、アリスは力持ちだなぁ。
「……わかり、ました」
「うん、いい子いい子……さて、待たしちゃってごめんねトキ」 - 3261じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 00:47:47
トキは、うん、目をつぶって黙ったままでいる。
そうだね、待たせちゃったんだから、仕方がない。
さて、どうしよっかな。
「とりあえずさ……空いてる日ある?」
「ご希望があれば、お迎えに参りますが」
「いいよ、うちにもすーぱーかーあるし」
「あのような玩具が、ですか?」
参ったなぁ、筒抜けだこれ。
「見ててって!めちゃかっこよくなるんだよぉ!」
「……ああ、なるほど。早瀬ユウカが走り回ったのはそれです「ねぇ?」……っ」
「───ユウカは関係ないでしょ?」
「……それは失礼を。『勘違い』させる発言でした」
「いいよ、私もちょっと考えなしだった」
「それはいつもの事でしょう、慌ただしいモモイ」
さて、約束を取り付けなきゃね。
私も彼女も、段々とこの話し合いが終わる予感はずっとしているのだから。
「遊びに行く日さ、そっちの都合でいいから。……だからまたモモトークして。待ってるから」
「……分かりました。歓待の用意を、万全に整えておきます」
「言うねぇ!それじゃ楽しみに待ってようっと!」 - 3271じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:00:37
「ではまた夜に」
「うん、待ってるから。あ、ヒフミ達も連れてっていい?」
「はい。たくさんの馳走を用意しておきますから」
それだけ言って、トキはブーツの音を廊下に刻みながら出ていった。
それを見届けて、私も息を吐く。
いくら友達相手とはいえ、一応敵対しているわけで。やっぱり緊張してしまう。
とりあえず、約束は取り付けた。
最悪も想定しなきゃだけど、まずは『話し合い』は出来る。
ただあの様子だと今日明日すぐにってわけじゃないかな。
『用意』、あるだろうし。
実際に会えるのは早くて『明日の夜』かな。
さて、後は。
「チヒロ先輩、やっぱりもう一個お願いしてもいいですか?」
「……なに?」
「ええっとその───」
さて、こっちはもう一仕事。帰ってきたヒフミが喜んでくれるように情報収集、頑張りますか。
ヒフミ達、今頃どうしてるかな?
【施設の拠点化進行度(第二エリア)】
100以上で拠点化完了(現在進行度52%)
dice1d100=82 (82)
- 3281じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:05:36
【6日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・某所】
私達は、いいえ、私は戦っていました。
「どいて下さい!!私は……私は……っ!」
味方はいないです、でも挫けちゃいけません。
アズサちゃんが、私を見守ってくれています!
「いいやどかないよ、ヒフミ。僕は───君のサーヴァントなのだから」
セイバーさん……どうして、どうして分かってくれないんですかっ。
「……っ!だからって!私は諦めません!私は必ず……!」
「そのモモフレンズカップケーキを全種類買うんですっっっ!!!」
「体重計に乗って悲しむのは君だ!君なんだヒフミ!」
いいえ、全種類買って一人で食べるんですっ!
あ、アズサちゃん達の分は別で買いますよ、勿論。 - 3291じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:13:57
というわけで、ヴェリタス編は決着じゃんね☆
モモイが最後に何を調べてほしいと頼んだかについては……まだ内緒というか1も悩み中じゃんね☆
みんなに安価取る……かもしれないじゃんね☆
しかし予定外じゃんね……トキはこんなところで再登場する予定なかったじゃんね……
ほんとはちーちゃんがエリドゥについてサクッと話して終わりの予定だったじゃんね……
おかしいじゃんね☆
筆が踊ったじゃんね☆
というわけで明日はトリニティ編じゃんね☆
今回はナギサ様(多分)絡まないし、お政治もなし!
安価の指定にあったケーキをさくっと買ってからまずマリーちゃんと会って(合ってるじゃんね?)、それからウイちゃんじゃんね☆
1はウイちゃん好きじゃんね☆
今日も遅くなりましたがお付き合い下さりありがとうございました、明日は18時からを予定しております、よろしければ遊びに来て頂けたら幸いですじゃんね☆
それではみなさん、今日もありがとうございました、明日も暑くなるからしっかり水分摂って下さいね!お休みなさい……じゃんね☆
帰るじゃんね☆
溶けるじゃんね☆ - 3301じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:21:58
1のミスでした……宣言するじゃんね☆
>>327の拠点化の進行度🎲にボーナスつけ忘れたじゃんね☆
エンジニア部3人とヘルタースケルター3機と雷ちゃん湯煙エディションが5機だから+11ボーナス入るじゃんね☆
82+11で93じゃんね☆
超過分は繰り越すじゃんね☆
次のエリアは59%完了した状態からスタートじゃんね☆
おかしいじゃんね☆
ミニゲーム感覚だから元々あんまり長引かせてヤキモキさせるのだけはないようにするつもりだったけど、こんなに早くする予定じゃないじゃんね☆
いつものことじゃんね☆
これだから🎲はやめられないじゃんね☆
- 3311じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:24:15
その日珍しく、桐藤ナギサは穏やかな1日を過ごしていた。
昨晩、トリニティ自治区境界線付近で崩落事故こそあって少しばかり寝足りないがその分、穏やかな午前中を過ごしていた。
「(いけませんね、昼下がりというのもあってつい、うとうとしてしまいます)」
このところばたついていたり、夜間に飛び起きて処理する案件が頻出したり、挙句日中でも戦車がカーチェイスしていたりで心の平穏といえば数日前の愛するヒフミとのお茶会と、顔を合わせば喧嘩しつつそれぞれ羽と尻尾で内心をしっかり表現している友人達の会話を眺めるのと……心から信頼する殿方との定期連絡ぐらいの物であった。
意外とある。
とはいえ、ほぼ毎日3時間睡眠という地獄のような連日連夜の激務をこなしているナギサである。
それを考えればささやかな平穏であろう。
ちなみに巷で対となるように呼ばれるゲヘナ学園の盟主はといえば、実はこのところナギサと似たり寄ったりなスケジュールだったりする。
そろそろ吐きそう。
「(どうか今日は穏やかな一日を過ごせますように……)」
それはなにも自分一人だけではない。
この学園で、この自治区で生活を送る人々の安寧を願う為政者としての精神性。
桐藤ナギサ、17歳。
その若さにして卓越した政治手腕と、人々の上に立つだけの強い心を持つ稀有な学生。
故に今こうして、昼下がりに一人きりの茶会を楽しみながらも、その頭脳は───
「なっ……ナギサ様!」
「───どうなさいましたか?」
すぐさま切り替わる。
自らが信を置き、昨晩も働き詰めだった行政官の慌ただしい様子に、だからこそ上に立つ物として慌てる事はしない。人は慌てても誰かの落ち着いた言葉や調子、或いはその呼吸を聞けば落ち着きを取り戻すという。
だからこそ、努めて穏やかに、そしてナギサ自身も極めて冷静さを保ったまま聞く。 - 3321じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:25:24
そう。
「な、ナギサ様のご友人の」
その言葉を聞くまでは。
「阿慈谷ヒフミ様が突然ミレニアムサイエンススクールに転入されました!」(※短期留学)
「ミレニアムに宣戦布告します」
「ナギサ様!?」
「正義実現委員会に召集を。それからパテル分派にも声を」
「ナギサ様!?」
「新参の癖に三大校に祭り上げられてさぞ気分がよかったのでしょう。飼い犬、いえ、野良猫に噛まれるとはこの事ですか」(※本スレではミレニアム設立にトリニティも一枚噛んでるという設定が初代スレに実はある)
「ナギサ様!?」
「前から気に入らなかったんです───どうして私のヒフミさんとアイドルグループを結成したのがミレニアムの学生なのかと」
「ナギサ様!?」
「ああそれから、アビドスに連絡を。今代は会長はいませんが副会長ならいる筈です───三大校の席が一つ空きましたよ、と」
「ナギサ様!?」
───桐藤ナギサ、乱心。
これは愛する少女を取り返す物語である。 - 3331じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:27:01
- 334二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 01:27:23
ナギサ様、絶対に道中でヒフミちゃんに接触してくるじゃないですかw
- 335二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 01:34:05
お疲れ様です
第二エリアが完成したからリソースの生産に関しては安心か
そしてナギサ様の乱心草 - 336二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 01:36:27
お疲れ様でした
さて、何事もなくトリニティでの用事は済ませられるだろうか?
そして、そろそろセイバーのメイン宝具を解放させたいですね〜
エリドゥに遊び(?)に行く時は特に必要になりそうだし…
汝等、その目に聖剣より放たれる黄金の輝きを刻め!! - 3371じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 01:41:40
ま、まだ来てるのに気づいてないからセーフじゃんね☆
まあ明日の🎲で熱烈歓迎引いたら……でも接触したってきっとお清楚かつ穏やかに対応してくれるから大丈夫じゃんね☆
ね☆ナギちゃん☆
ナギちゃん……?
どうしたじゃんね☆
返事するじゃんね☆
これでバンバン、ヘル助作れるじゃんね☆
せっかくみんなが選んでくれて、1がへなちょこなのに付き合ってくれたケセド戦の報酬になるじゃんね☆
折角だから安価がケセド戦になってよかったって思えるとびきりにしたいじゃんね☆
ナギちゃん可愛くて好きじゃんね☆
砲手、支援をって言うのちょっとお洒落すぎるじゃんね☆
今のところはナギちゃん次第じゃんね☆
穏やかに過ごしてほしいじゃんね☆
ウイちゃん待っててね……じゃんね☆
メイン宝具もそろそろじゃんね☆
+6ボーナスあるし……一応ちょっとずるっけだけど絆5からの絆アップイベも挟んで加速させるじゃんね☆
だってそろそろ1部も終了じゃんね☆
- 338二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 02:06:45
まあでも実際心配はしそうだから行動に余裕があればミレニアムに一時的に滞在する報告くらいはしておきたい気持ちはある
それはそれとしてナギサ可愛いわかる
最終編2章の防衛時にハスミにL118榴弾砲について懐かしい響きではありませんか?って言ってたりしてて、砲兵出身なんじゃないか?って説とかもあったりしますよね - 339二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 07:54:57
ナギサ様、STAY!
落ち着け!落ち着くんだ!ナギサぁ! - 340二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 07:57:38
正実モブ「なんか、コハルちゃんがミレニアムに転入って聞いたんだけど大丈夫かな?」
↑
これを聞いてしまった正実ネームドキャラ達とかどうなるんや!? - 341二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 08:01:14
トキやミノリと会うこと考えると明日は一日中ミレニアムにいるのが無難かな
拠点化とかも進めたいし
余裕があるなら廃墟とかも探索したい - 342二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 08:07:41
ひたすらにミレニアムに籠る事を毎度主張してる人は何なんだ……?
流石に廃墟の探索は聖杯戦争との関連も薄いしそこまで必要無くない?工場設備ももう確保したし - 343二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 08:12:10
まあただ廃墟探索とかは抜きにしてもミノリとトキがミレニアムにいてトキの方は明日の夜以降じゃないと会えない状況なら明日ミノリとトキ両方に会う場合はそもそも他地区には行けないというのはある
ミノリに午前で会ったとして、次の午後の1回目で移動して2回目で探索したら戻るの夜になってトキには会えないし - 344二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 08:13:54
正直明日の行動に関してはミノリに会ってミノリの目的を確かめるとか、D.U.でアルへの接触を試みたり連邦生徒会周りの情報を調べるとかが良いんじゃないか?とは思ったりはする
D.U.なら他地区に移動する際に寄ったりとか出来てる事考えると、移動に大きく時間が掛かるって感じにならない可能性はあるし - 345二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 08:19:46
あとトキに関しては早くても明日だから明日以降でも問題ないって考えると、センチュリオンちゃんの改造が完了してからの方が良い気もするんだよな
戦闘になる可能性もある事を考えるならだけど - 346二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 08:25:16
まあ他陣営と会うなら拠点あるミレニアムかある程度安全ではありそうなD.U.で会いたいのはあるな
D.U.とミレニアム間の移動ならそんな時間はかからないはずだし
基本的にはミレニアムとD.U.で情報収集や他陣営と会ったりしつつ何かしらあった時には他地区に行くのが無難な気はする - 347二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 10:28:29
拠点化が完全に完了した後は魔力炉使って何か作ったりヘルタースケルターの製造ラインをよりいいものにしたり拠点の防衛設備とかを用意して拠点防衛戦の時有利になるようにしたい気持ちはある
拠点で戦うってなった時アドバンテージは多い方がいいし
連邦生徒会関連の情報も一度しっかり調べたいな
何かしら連邦生徒会が有益な情報持ってる可能性は充分あるし - 348二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 12:51:10
- 3491じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:01:09
コメント返していくじゃんね☆
ハーメルンの投稿は明日にするじゃんね☆
ナギちゃんもナギちゃんで心配してるじゃんね☆
砲兵出身からの、武力ではなく自治区運営という形で学生達を守ろうとしてティーパーティーに……なんてお話もまた浪漫あるじゃんね☆
ナギちゃん実は寝不足じゃんね☆
頑張ってほしいじゃんね☆
モブちゃんも結構寂しがるし、ツルギちゃんはかなり動揺するし、マシロちゃんもしょんぼりするし、ハスミちゃんはやけ食いじゃんね☆
拠点化が完了するとかなり戦闘も前のめりでいけるじゃんね☆HP全回復は美味しいし、第一エリアにもなんかアイテム生やす予定じゃんね☆廃墟の大きさ分かんないから本スレでは一つの自治区規模ぐらいに設定してるじゃんね☆廃墟関連なら1がぱっと思いつくのは工場(拠点)周辺に罠を仕掛ける……とかじゃんね☆
合ってるじゃんね☆ミレニアムの廃墟に聖杯戦争と関わる物はないじゃんね☆
こうやって考えるとちょっと1が行動縛りすぎな感じじゃんね……反省じゃんね☆ドキドキエリドゥ訪問については少し余裕を持たせてみるじゃんね☆
アルちゃんも寂しがってるじゃんね☆
トキちゃんとアルちゃんの二人の名前並んでると1はドキドキするじゃんね☆
明日以降だから、明日の夜行動からならいつでもオッケー!って感じじゃんね☆
D.U.でも情報集めは出来るじゃんね☆
誰に聞くかは……内緒じゃんね☆
どういう選択になるかは安価次第ではあるけど拠点をどう扱うことになっても余程の事じゃない限りは、みんなが強化してよかったってなるようにしたいじゃんね☆
フラグだったじゃんね☆
- 3501じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:03:25
- 3511じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:05:18
【6日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・カフェ街】
【Recommend BGM〈After school Dessert〉】
硝子の向こうに光が見えた。
色とりどりの表情は店外にいる私からも視認できる。
お友達と並んで楽しそうにしている。
私はその姿を───守りたいんですっ!
「買います」
「駄目だ」
「買います」
「駄目だ」
「買うって言ったら買いますっ」
「いい加減にしなさいっ」
セイバーさんに止められたって私はめげませんっ!
「私はぜぇっっっっったい買うんですっ!!」
「駄目だって言ってるだろう!ここ数日、毎日じゃないか!」
周りが少し騒ついてきましたけど、関係ありません。ここで今、見つけた期間限定モモフレンズカップケーキ全7種類を必ず購入する義務が、モモフレンズファンである阿慈谷ヒフミにはあるんです。
誰か一人なんて選んでしまったら、寂しがる子が出てくるかもしれません。
必ず一人残らずお迎えして、きちんと並べて食べてあげなきゃいけないんですっ! - 3521じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:10:33
「ひどいです……どうしてそんな(ケーキを買っちゃ駄目なんて)酷いこと言うんですか!しかも勝手に(霊体化解いて)出てきて!」
「僕だって(不審者扱いされるから)出てきたくなんてないさっ……けどヒフミ、僕はもう、(連日ケーキ食べまくって朝昼晩もしっかり食べてる)君に(注意をするのを)我慢できないんだっ!」
「だからって……!ただ少し(全種類)、ご褒美を買おうとしただけじゃないですかっ!」
「駄目だ、流石にカップケーキ(を一度に7個食べようとする)なんて買っちゃいけない。君は今日まだこの後やるべき事(マリーとのお茶会と古書館で情報収集)があるんだ」
「それでもっ!私は諦めませんっ!」
「……っ、(体重が出会った時より明らかに)重いんだよ、今の君は……っ!」
ひどすぎます……。
こんなの、あんまりです……。
私はただ、1個(dice1d10=1 (1) 00)円のモモフレンズカップケーキ(100gあたり400kcal)を7個買おうとしてるだけなのに……。
これが世の理不尽なのでしょうか……
「なに痴話喧嘩?」「あれ、阿慈谷さんじゃない?」「あ、SNSで出回ってたコスプレの人じゃん」「え、もしかしてそういう事?」「うわぁ経済DVってやつ?」「ひど……」「ヒフミちゃんかわいそう……」「じゃんねじゃんね」「ケーキ一つ買わせてあげたらいいのに」「てか、あれ別れ話なんじゃ……」「は?ヒフミちゃんに男いるとか解釈違いなんだが」「ヒフアズ一点掛けしてましたのに」「ヒフコハでしょ?」「ヒフナギ!ヒフナギはありまぁす!」
- 3531じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:12:40
- 354二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 18:13:17
もの凄くリーズナブル
- 3551じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:15:06
- 3561じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:27:48
気がついたら、周りがちょっとずつ騒がしくなってきました。
いけません、もしかして、ちょっと人の目が集まりすぎでしょうか。
そう思っていたら、ハナコちゃんがちょうど良いタイミングで取りなしてくれる。
「まぁまぁ、セイバーさん。ヒフミちゃんもお小遣いの範囲で買うみたいですし、値段もリーズナブルですから。それにちゃんと食べ切るって言ってますし」
「しかしね、ハナコ。ここ最近、ヒフミはここ毎日ケーキを食べているんだ。不摂生は体によくないよ……せめてどれか一つにするとか」
言われてみると確かにここ連日のようにケーキを食べている気がします。
この前もセイバーさんに抱えてもらった時に突っ込みが入りました。
けどあそこにはペロロ様達が私を食べてとお願いしているんです。
私は、諦められません。
「ほ、ほら!ヒフミもケセド戦頑張ったしご褒美って事で!……折角、ヒフミの好きなモモフレンズのやつだし、許してあげて……下さい」
「私もヒフミと一緒に食べたい。出来れば……全種類並べて……駄目だろうか、セイバー」
コハルちゃんとアズサちゃんのコンビプレーによる身長差30cmからの上目遣いコンボですっ!
これはセイバーさんに大ダメージのはず……っ!
そう思っていたら、セイバーさんから大きなため息をもらいました。
これはもしやっ! - 3571じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:35:19
「……分かったよ。そこまで言われて僕が意固地になるのも変な話だろう」
普段の礼拝中はペロロ様のことばかり考えていますけど今日ばかりは主に心から感謝します。
やりました、ありがとうございます、トリニティご当地モモフレンズカップケーキ(7個セットで700円、カフェ街で只今露天販売中)を手にする事ができます!
「ただしっ!食べたらしっかりその分は運動、それから暫くは毎食しっかり野菜を食べること、い「はいっ!」……はぁ、調子いいなぁ」
セイバーさんも納得してくれましたし、これで意気揚々、堂々と買いに行けます。
思わずお財布を握る右手に宿る令呪も熱くなりますね!
「それではみなさん!買いに行きましょうっ!」
この一悶着の前にウイさんと、マリーちゃんへのお土産は買い終えてますし、カップケーキを買ったら大聖堂に直行。
その後は楽しくお茶会して、ウイ先輩のところで情報を集めるだけ。
だから私は帰ってから味わうペロロ様カップケーキの甘さを想像して、私は満面の笑みで、露天へと歩き出した。 - 3581じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 18:44:13
【トリニティ自治区・トリニティ大聖堂】
指定された駐車場にしっかりクルセイダーちゃんを停めて、大聖堂の入館受付に向かう。
今回は事前にマリーちゃんへ話をしているからきっとすぐ通してもらえます。
手ぶらでという事でしたが折角なので幾つか焼き菓子を包んでもらいました。
私達が帰った後に、マリーちゃんがシスターフッドの方達と楽しんでもらえたらいいのですが。
そう思って待っていると、軽やかな足音が聞こえてくる。
きっと彼女だろうと思うと、ついつい胸が弾む気持ちになる。
そうして足音は近づいて、廊下の角から私達を出迎えてくれたのはホワイトリリーの香りだった。
「みなさん、お待たせしました!」
柔らかな声と同じぐらい優しげな微笑み。
治ったばかりだからか白いマスクはあるけれど、この前会った時よりずっと健康そうな血色。
傍にいるだけで落ち着くような心地にさせてくれる、伊落マリーちゃんがそこにいた。 - 359二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 20:24:59
どんなお茶会になるんだろうな
- 360二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 21:10:56
ホスト規制で更新止まった感じかな?
- 3611じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 21:24:05
- 362二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 21:28:23
この時期の日の出てる時間に長時間外は危ない
体調にお気をつけて - 3631じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 21:32:02
- 3641じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 21:32:16
【Recommend BGM〈Aira〉】
長胴式の教会ということもあって、大聖堂は荘厳な光が降り注いでいる。
ステンドグラスから溢れる午後の日差しは燦々と教会内の装飾や束ね柱の美しさを色めかせている。
奥に見える礼拝堂では今も讃美歌が響き、オルガンの音と共にまるで別世界に来たような不思議な感覚に、思わず足を止めて聞き入ってしまいそうになるほど。
そんな、シスターフッドの本部であり由緒正しいトリニティ大聖堂の袖廊を、百合の甘やかな香りを追って私達は歩いていく。
「ごめんなさい、少し離れの方に準備をしていたので」
「大丈夫です!普段は礼拝堂の方にしか行きませんでしたけど、こちらにも色んなお部屋があるんですね」
「はい、幾つかは時代の流れや戦火と共に無くなってしまいましたが、今でも談話室や応接間、来賓の方が来られた際の宿泊室、そして私達も使っている寝室もあるんです」
昔は厨房が三つもあったんですよと、こちらを振り返ってマスク越しに手を口元に当てながら可笑しそうに彼女は話してくれる。
その仕草もどこまでも女性的で品があって、このお友達がとても一つ年下とは思えない奥ゆかしい佇まいがあって、思わず見惚れてしまう。
「本当は折角ですから、まず礼拝堂の方でみなさんとお祈りをしてからと思ったのですけど、今の時間は聖歌隊の方達がちょうど使われてて」
「あはは……また帰りとかでもいいですし、あんまり気を落とさないで下さいマリーちゃん」
「ありがとうございます、ヒフミさん。……ではまた、お帰りの際に御案内しますねっ」
その言葉の弾み具合でどれだけ彼女が人の為に祈るのが好きなのかがよく感じられる。 - 3651じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 21:33:10
一度でも彼女と関わりを持てばきっとよく分かる。
伊落マリーちゃんという子がどれだけ誰かの為に心を砕いて、誰かの想いに寄り添える人なのかを。
ハナコちゃんが信頼しているのもすごくよく分かる、表裏なく真っ直ぐな献身の姿勢。
そんな美徳が、前を歩いて案内してくれる年下の女の子は持っている。
「(しっかり頑張らなきゃ……)」
せめて、この後のお茶会でしっかり楽しんだらまた聖杯戦争について情報収集。
トリニティでも被害にあった子達がいる。
次、誰がそうなるかは分からない。
もうこれ以上、あの病院で戦っていた子達のような辛い目にあう人が出ないように。
そして、マリーちゃんのような優しい子が傷つく事がないように。
私は強く、心に刻む。
今できる事を、そしてハッピーエンドを。
ひだまりのような彼女達の学園生活を守るんだと、たったこれだけの時間でしみじみと感じてしまう。
「さぁ、着きました。シスターフッド自慢のテラスガーデンです!」
そっと廊下から外へと私達を連れ出して、何も刻まれていない白い手を重ねてマリーちゃんは言う。
本当に嬉しそうに案内してくれたそこは、石造りの小さな東家と鮮やかな緑に囲まれた、ひっそりとした佇む小庭。
外という事もあってもっと暑さを感じるかと、日陰になっているのを差し引いても心地よい。 - 3661じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 21:35:30
シスターフッドとの付き合いが以前からあるハナコちゃんまで驚いた様子を見るに本当にシスターフッド内の人間だけが知っている、職員専用の場所の憩いの場、みたいな場所なのだろうか。
そんな場所に案内してもらうだなんて、なんだかくすぐったい。
そんな私達の反応にマリーちゃんは小さな子がいたずらに成功した時みたく、目を細めながらころころと笑う。
「随分涼しくて驚かれました?実は数代前のシスターフッドの方が夏でも外で楽しくお茶会出来るようにって、元々薬草を育てていたこの場所にグリーンカーテンを始められたんです」
その涼しさに驚いてしまったけど、よく見ると東屋を清涼感のあるテラスライムが天蓋のように覆ってしっかりと淡い光と影を生んでいる。
「元々、修道院だったのもあってスクエアの水路と同じ水源からこの大聖堂にも地下水を汲んでいるんです。この石畳のちょうど真下、なんですけど。そこや奥にある貯蔵庫から気持ちいい冷えた風が流れてきて、とっても涼しいんですっ」
自慢げに、いえ、本当に自慢なんでしょう。
大事な宝物を教えてくれるように、シスターフッドの先輩達とのこの場所での思い出話をしつつ、彼女は席へと案内してくれる。
「それじゃあ、すぐお茶とお菓子をご準備しますから」
そう言って黒いウィンブルを揺らして中へと戻っていった。 - 3671じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 21:53:44
待ち時間は決して長くなかった。
二重に重ねられた硝子のボウル。
一方には紅茶を、もう一方にはそれを薄めないようにと氷が敷き詰められている。
それをお玉で一杯ずつ丁寧にグラスへ注いでくれる。グラスもさっきまで冷蔵庫にあったのだろう、気遣いの温もりと冷たさを指先で感じ取れた。
そっと、一口飲む。
驚いてしまう。
私だってトリニティ生だ、紅茶のいろはだって学んでいるし、ティーパーティでのお茶会だって何度も体験してきた。
それでも、このアイスティーの香り高さはその中でも格別の部類だった。
口いっぱいに広がる落ち着いた渋みはミントのような爽やかさがあって、喉にするりと落ちていく。
鼻から抜ける空気に僅かな香りを確かに感じる。
「これ、実はまだお出しした事ない特別な物なんです」
「茶葉をブレンドして、蒸らし時間や抽出時間も決めてあるシスターフッド秘蔵のアイスティー。今日の為にサクラコ様と何度も練習してみた自信作なのですが……」
「いかが、でしょうか?」
いじらしく、緊張した面持ちで聞く彼女に私達は顔を見合わせてからはっきりと、
「「「「美味しいですっ!」」」」
その言葉に彼女の表情は綻んでくれた。
「それなら良かったです。どうしてもあの日、折角会いにきて下さったみなさんへのお礼がしたかったですから」
「お菓子も用意したんですよっ!おすすめはその、少し早いですけど美味しい無花果を分けて頂けたので、それでタルトを作ったんです」
「自信作、だなんて言うのは少し恥ずかしいんですけど……」
ナパージュでお化粧をしてより一層その瑞々しさを象徴するイチジクのタルト。
プレーン、胡桃、チョコ、それから紅茶を練り混んだスコーンと角のたったクロテッドクリーム。
ジャムを詰めて宝石みたいに可愛らしい輝くステンドグラスクッキー。
軽食もと数は少なめに、でもしっかり用意されたサンドイッチ。 - 3681じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 21:59:46
どれも手作りのようで一体どれだけ準備をしてくれてたのかと今日何度目か分からない驚きが生まれる。
「うん、すごく美味しそうだ。マリー、ありがたく頂く」
「た、食べるからね!……ありがとう、マリー」
二人からの言葉にマリーちゃんは嬉しそうにしながらタルトを切り分けていく。
「本当に美味しそうなお菓子ばかり。マリーちゃんの秘密の特技、見つけちゃいましたね」
「もうっ!ハナコさんはこれまで何度も私のクッキーを召し上がってくれたじゃないですかっ」
怒ったような台詞には戯れつく信頼が二人の間に感じられて、なんだか見ていてほっこりしてしまう。
ただただ彼女の傍には優しい空気があった。
「はいっ、ヒフミさん……無花果、お嫌いでないといいんですけど……」
「ぜんっぜん、大丈夫ですっ。もう私、今から食べるの楽しみで!」
「まぁ……嬉しいです。頑張って作った甲斐があります」
ふんわりと微笑んで、
「では、どうぞ。召し上がって下さい」
「主の祝福と恵みに感謝して。どうか、みなさまに心と体を支える糧となりますように」
そう言って、私たちのお茶会は始まった。 - 3691じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 22:13:21
喋るのも、食べるのも、口が止まるのを忘れているようだった。
最近の噂話や私達が留守にしていた間に起こったトリニティでの小さな話。
例えば礼拝堂に子猫が迷い込んだとか、シスターフッドに今度クロノススクールの雑誌担当の方が取材に来るとか。
今日までしていたチャリティーバザーであった幼い子達との交流、なんでも山海経の梅花園の子達が遠足で遊びに来たのだとか。
「ウィンブルが珍しかったようで、何度か引っ張られてしまいました……」
「そういう小さい子相手でも悪いことしたらちゃんと教えてあげればいいんだから!それで……その、破れたりしなかった?」
「大丈夫ですよ、コハルさん。あの子達もちゃんと手加減してくれたようですし……サクラコ様が止めて下さいましたから!」
マリーちゃんの話を聞きながら、タルトに舌鼓を打つ。
しっかり閉じ込められた果肉の粒感と濃厚でありながら後を引かない甘味を堪能しつつ、それに負けじと引き立てるアマンドクリームの優しい香ばしさ、そして果肉とクリームと共に口の中で踊り出すタルト生地の異なる食感。
食べ終えた後に残る静かな余韻。
決して高級菓子店のような華やかさはないけれど、とても基本に忠実で、そしてそれが丁寧に作られた事を裏付けている真心の籠ったタルト。
この甘さがあるからこそ、またアイスティーの痛くないのにしっかりとした渋みがよく合う。 - 3701じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 22:28:20
「では、崩落事故が?」
「はい、痛々しい事件です……ナギサ様も憂慮されているようで……」
「まぁ……。彼女にも今度差し入れしてあげないといけませんね。ふふっ、ツナ缶でも持って行きましょうか」
次はクッキーに手を伸ばす。
ステンドグラスクッキーは見た目は華美な分、食感の差があってか、苦手な人も一定数いる。
ただ、マリーちゃんが用意してくれたこれは、その飴のようになったジャムの部分を小さくしてくれている。
誰が食べても喜んでもらえるようにという気遣いが感じれるた。
「いけませんよ、またそんな事仰ったら。幸い、昨日の件はもう片付いたようですけど、なんでも今度は転校がどうのこうので……結局ミネ団長に救護されたとか」
「なんだ、またナギサは救護されたのか」
「あはは……ナギサ様、お疲れなのでしょうね……」
「……本当に差し入れ、してあげた方がいいですかね?」
声が聞こえないなと気になってふと、横を見ればコハルちゃんがハムサンドを口いっぱいに頬張っている。
最初は上品に一口ずつ食べていたようだけど、どうやら舌にあってか幸せそうに口を膨らませている。
私も食べたけど、あのハムサンドはすごくいい。
クッキーもタルトもそしてスコーンも決して甘すぎるわけではない。
素朴で甘さも控えめで、紅茶によく合う味だ。
だからこそ、少しだけ、でもしっかりと塩味が聞いているハムサンドやトリニティ名物きゅうりサンドが本当に良い。 - 3711じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 22:43:50
しっかりマヨネーズとマスタード、そして胡椒がかけられて、すこしだけレタスやきゅうりの水気を吸ってしっとりと味が染み込んだパン。
その塩気が優しかった甘味と比べて、ほんの少しだけ主張強めだから、口の中が喜びをあげてしまう。
コハルちゃんの手が止まらないのも理解できる。
「そうだ、マリー。私達は今、ミレニアムにいるゆだ。短期留学、というやつだな」
「まぁ、ミレニアムへ?以前、 晄輪大祭の時に良くして頂いたのですが、ユウカさんはお元気でしたでしょうか?」
「はい、とっても元気にされてますよ!今日帰ったらマリーちゃんが気にしてたって伝えますね」
マリーちゃんがユウカさんとお知り合いだったのを初めて知りつつ、意外とは思わなかった。
晄輪大祭という事はきっとお二人とも運営側にいた筈。それならきっと真面目でしっかり物な二人のことだ。
馬があったのだろう。
「お忙しいようですけど、変わらず精力的♡に活動されておられました♡」
「ふ、不埒なことは言ってはいけません!」
「むぅぅぅう!んぐむぅぅぅうぅぅぅ!」
「あら、怒られちゃいました♡……コハルちゃんは飲み込んでからお話しましょうね」
コハルちゃんが胸を叩き出しので急いで紅茶をマリーちゃんが注いで渡してあげている。
静かで、でも賑やかで、涼しい風と木漏れ日を浴びるお茶会。
私は、ただただそれを満喫している。 - 3721じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 22:50:06
別段と、重要な何かを話すわけではなくただ少し前までは『当たり前』に過ごしていた時間を。
聖杯戦争の事を考えずにただのんびり友達とお喋りする時間に呼吸をしている。
その事実がなんとなく、鼻の奥をツンと刺す。
気づいている、ずっとセイバーさんが気を利かせて一言も喋らないでいてくれている事を。
お腹が減らなくたって、意外と彼は食べるのが好きで、多分今日買ったカップケーキだって後で一緒に食べる事になる気もしてる。
それなのに、沢山のご馳走を前にしても何も喋らず、この時間を邪魔しないようにしてくれている。
その気持ちは分かっていて、感謝していて、彼と過ごす日常だってすごく楽しくて。
でもこんな風に『殺し合い』を考えなくて済む時間がただただ愛おしくて、懐かしくて。
悪い事だって、ずるい事だって、今だってモモイちゃん達は頑張ってるのに。
でも。
───ずっと、ここにいられたらと願ってしまう自分がいて。
そんな風にいじける私の心に。
「ヒフミさん?どうか、されましたか?」
彼女の綺麗な音が、飛び込んできた。 - 3731じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 22:59:22
「あ、はは……す、すみません、なんだかぼうっとしちゃって!」
つい、誤魔化してしまう。
こんな小さな悩み、気にしていても仕方がない。
ただ、たまたま今日、こんな風にトリニティっていう自分の住む場所に帰ってきて、こんな風になんてことのないお茶会をして。
だからほんの少しだけ、ノスタルジーみたいな物に浸ってしまっただけなんだから。
時間だってもうそろそろいい頃合いになる。
この時期は日差しが高くて、昼間がすごく長く感じるけど、この東屋を出たらきっと、もう日の光に痛みを感じるような暑さは残ってないだろうから。
だからこんな最後の方で空気を湿っぽくしたくなくて、手を振って誤魔化して。
「主は───」
その手をそっと。
「あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはありません」
彼女の小さな手が包み込んだ。 - 3741じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 23:18:16
「例えそれが荊の道をお与えになっても、貴方が越えられると主は知っておられます」
マリーちゃんはテーブルをいつの間に離れて私の傍へ。その修道服が汚れるのも厭わずに。
まだ免疫力が落ちているから、と付けているマスクをいつの間にか外して。
「そして必ずそれに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのです」
その声をきちんと私に届くように。
木漏れ日と髪がかかった影のコントラストがまるで一枚の絵画のように描いて。
本当に小さく、静かな声で祈ってくれた。
「私はあなたの心を救えません。ヒフミさんがどんな風に悩んでいるのかを察する事すらできない未熟さを恥いるばかりです」
大きく口を開いたわけじゃない。
微かに薄らと開かれたそれから漏れ出た音は静謐さを秘めていて。 - 3751じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 23:23:48
「ただ、知っておいて下さい」
でもしっかりと芯の通った決意がある。
「夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る」
私を信じてください、そして貴方の苦痛が癒やされますようにと。
「辛い出来事も必ずヒフミさんなら歩けます。そしてその道には少し荷物を降ろして休む場所もあるんです。そうして歩いて、日が暮れて心を休めれば、朝日と共にきっと立ち上がれる力が湧いてきます」
その声は小さくとも染み渡るように。
私の心に注がれる。
「だからどうか、安心して下さい」
ああ、やっぱり今日無理してでも来てよかった。
「明けない夜はないのですから」
マリーちゃんに会って、お茶会もして、こんな風に祈ってもらえて。私はなんて贅沢なんだろう。また少しばかり硬くなっていた心がほぐれていく気がする。隣人愛。困っている人に寄り添い、傷ついた人を癒そうとする無償の愛に私は触れて。
「どうかヒフミさんの心に、一刻も早い平穏が訪れますように」
「───Amen」
涙ではなく、決意が溢れる。
こんなお友達が私にはいるのだから。
だから、私は戦えるのだと。
しっかりと心に刻んだ。 - 3761じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 23:42:48
【6日目午後・探索イベント(2回目)】
【Please continue BGM…… 〈Aira〉】
涼しい石畳から蒸し暑さを残すアスファルトへ。
先に乗り込んでいる彼女達を追って、私も歩いていた。
「ごめんなさい、お見送りがここまでになってしまって」
振り返れば、すっかり夕焼けに染まった空の下、マリーちゃんは申し訳なさそうにしている。
マスクを付けていて口元は見えないけど、きっと固く結ばれている気がする。証拠に耳がへたっている。トリニティ大聖堂の裏口からセントラルを抜けて、私達がクルセイダーちゃんを停めた駐車場まで。ここまでだなんて言いつつ、着いてきてくれたのにだ。どこまでも真っ直ぐに誰かを想う彼女に、今回ばかりはへんてこな気持ちになって、だから。
「……また」
「え?」
「またお茶会しませんか?今度は私達もお菓子『作ってきます』」
ありがとうなんて感謝、でも、気にしないでなんて気遣いなんかより。この時私は、次の約束の方がいい気がした。
「ヒフミちゃん、お料理上手ですからね」
「なら私も何か作ってみよう。任せろ、野外炊飯は得意だ」
「それお菓子じゃないでしょ……わ、私も!サンドイッチ作ってくるから!」
キューポラから無理矢理顔を出したり、装甲の上に立ったりしながらみんながマリーちゃんに声をかける。
「マリーちゃんとのお茶会、すごく楽しかったですっ!だからっ!また……また今度もしませんか?」
心からの想いを、マリーちゃんがそうしてくれているように、私も真っ直ぐ伝えて。その返事は。
「……はいっ!楽しみにしてますね!」
夕陽に照らされて、その髪色と同じ色に染まって。
私達は笑顔で別れた。 - 3771じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 23:47:40
- 3781じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/07(水) 23:51:25
- 379二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 23:57:04
めっちゃ好戦的だなランサー陣営
明らかに潰しに来てるし味方にはならなそう
まあマスターの魔力的に宝具は使って来なさそうかな - 380二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 00:05:54
さてランサー陣営は誰か
4日目の時に茶葉持って来てた事考えると、潰しに来たというよりはどっちかというと強引にでも聖杯戦争から遠ざけたいって意図の可能性もある気はするんだよな
そして第六というと「第六のマスターは流石といった様子でぎこちなくも既に動き出し」か - 381二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 00:05:59
お疲れ様でした
マリーちゃんマジ天使なんだな!
そして、今回のvsランサーは前回以上に激しい戦いになりそうですね
しかし、マジでランサーのマスターは誰なんだ?
こんなに好戦的だとすると……うーん……??? - 382二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 00:28:37
ランサーのマスターはミカかな?
ランサーのマスターがトリニティで確定だし、マリー除いたらナツとミカだけのはず
無理やりにでも聖杯戦争から遠ざけたいっていう線の方が高いかな
この演出でマリーだったらそれはそれで驚きだけど… - 383二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 00:33:16
- 384二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 07:32:41
- 385二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 07:47:48
どんな意図をランサーのマスターは持っていたかは分からないけど腕を切り落とそうとしてきた相手と友好的に話し合いというのは難しいだろうな
この件を踏まえると今後ランサー陣営との話し合いは明らかに難しいしトリニティに近寄るリスクは高くなったのは確か
出入りするなら細心の注意を払って極秘に行って極秘に帰って来るぐらいはしたほうが良さそう
話し合い出来る相手ならともかく明らかに敵対的な陣営がトリニティを拠点にしていてそれ以外に友好的な陣営がトリニティにいるわけでもないなら行く理由はランサー陣営討伐と黒服に会いに行くぐらいしかなさそうだし
ウイには今後は可能な限りモモトークで色々聞くのが良さそうではある - 386二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 08:27:08
現状セイバー陣営との関係としては
アーチャー、ランサー、アサシンが敵対
キャスターは同盟関係
バーサーカーはまだ分からないけど殺し合いはごめんってミノリが言っていることから非好戦的っぽくはある
ライダーはアサシンと組んでいるなら多分敵対でそうじゃないなら不明かな
この関係性とかを加味して考えると今後はD.U.とミレニアムでの行動が基本になって来そうだな
マスターがいなさそうな他地区に行く理由はあまりないし、ランサー陣営が敵対してきた以上はトリニティに行く理由はウイや黒服から情報もらうためぐらいしかないから行くメリットがそこまでないし
ウイにはモモトークで聞く手もあるだろうから
拠点強化やD.U.やミレニアムでの情報収集、友好的になりうる可能性がある陣営との話し合い、他陣営を釣り出すための策を実行するとかが基本的な選択肢になってくるんだろうか - 387二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 08:58:50
ぶっちゃけ完全にランサーが敵対かどうかはわからんしこの後の展開次第じゃないか?
早計に判断して完全に敵対と交渉の芽を捨てるのは悪手かと。とりあえず19時からの戦闘やその後の展開を見てからの判断でも遅くは無いとは思う
これに関してはむしろ逆で、ミカだった場合>>383みたいのが理由ならミレニアムに拠点を移した事が今回の襲撃の原因になったとかもあり得るからなんとも言えない
少なくとも4日目夜とかだと友好的な接触を試みてたのは事実だし
ミノリは正直わからない。聖杯戦争としての戦いは望んでなくとも話し合い次第ではミノリ自身やバーサーカー自身の判断としての敵対はありえるからなぁ。上記で書いた様にミノリからのブルジョア判定だったりあとはバーサーカーからの圧制者判定がかかると敵対的になる可能性は十分ある。少なくとも聖杯戦争的な目線での判断はあまり意味を成さない陣営の可能性はありそう
更に言えばこちらはトリニティ生だから(トリニティは基本的裕福なため)素の価値観での発言がブルジョワ的発言にならないとも言い切れないから交渉するならモモイ達主体(もしくはアズサ主体)の方が安心とは言えるんだよな
アルに関しては目的が何かによる。風紀委員達から魔力を奪ったり、アビドスを襲撃したりとある程度好戦的に動いてるのは事実、魔力の収集に関しては明確に勝ちを狙いに行ってる行為とも言えるから、話し合いがどういう帰結に達せれるか不明。討伐対象になるマスターに関する質問の際に黒服が言ってた「唯一、ライダーに関しては注視していますが……まぁ勝ち残ればの話でしょうから。今は仕方ありません」についてが少し懸念点
アサシンを守った件に関しては、メタ的な推測ではあるがあのシーンが元々アーチャーの想定もあったという事を考えれば同盟の可能性は高いとは言えない
トキに関しては『命題』次第かな
ミカ主曰く
"トキの命題は、ヒフミの選択とは対をなす感じで設定してるじゃんね☆
1は正反対だけど、よく見たら同じ結論になるって感じが好きじゃんね☆"
らしいから現状は敵対してはいるけど展開次第では共闘ルートもあり得なくは無いとは思ったり
- 388二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 09:09:14
このレスは削除されています
- 389二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 09:13:49
聖杯に予備システムがある場合は七騎全てが同じ陣営という事態になったら十四騎に増えて聖杯大戦が幕を開けることになるからな
全陣営と争わないのはそういう理由もあるからまず無理だろうしどこの陣営なら信用出来るのかを慎重に考える必要がある
現状キャスター陣営は全面的に信用して大丈夫だろうからどう連携していくかだよな
同盟のメリットは最大限活かしていきたいし - 3901じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 11:09:28
今日は投下自体は18時からゆるゆるペースで、戦闘イベントの安価は19時からする予定じゃんね☆
遊びに来てもらえたら嬉しいじゃんね☆
前に使った事あるじゃんね☆
つまりそういう事じゃんね☆
黒服が何をもって流石と言ったかはそのうち書くじゃんね☆今日も一応、書くじゃんね☆
マリーちゃん大好きじゃんね☆
気合い入れて書いたじゃんね☆
ランサーのマスターはとってもアクティブじゃんね☆
誰かは今日書くじゃんね☆
フェアじゃないから言うじゃんね☆
ランサーのマスターは、自分の意思で、この場で、冷静に、ヒフミちゃんの腕を斬り落とせって命令したじゃんね☆
それに関してはモモイちゃんが√分岐じゃんね☆
黒服がまたトリニティ自治区の教会で監督役してるばっかりにトリニティにはまだまだ用事ができちゃうじゃんね……
困ったもんじゃんね☆
どのマスターにも交渉の目はあるから言葉を尽くしていくのが大事じゃんね☆
もちろんその反対な結果にもなり得るから注意は必要じゃんね☆
どの子も一方的な悪役にしたり、単純な二元論で片付けたりする事がないように丁寧に書いていきたいじゃんね☆
この聖杯戦争にも予備システム自体はあるじゃんね☆
でも、あったとして起動するかは別じゃんね☆
キヴォトスの聖杯は冬木の聖杯ってわけじゃないじゃんね☆
- 391二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 12:20:00
聖杯大戦というか予備システム起動ルートも面白そうではあるな
ぶっちゃけ現状ヒフミ達視点では聖杯戦争の予備システムとかは知らないだろうし、それを避ける理由も現状は無いだろうし - 392二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 13:11:03
相手がカウンター狙ってる時に、攻撃しないって手は選べるのかな
こっちは相手の宝具がカウンター関連だと気が付いているし - 393二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 13:16:08
聖杯大戦になったら更に面白く……被害がヤバい事になりそうですね!
個人的には、黒服がこれ以上の介入を認めないと言ってた“彼”という人物(?)も気になる所
それと、何故セリカがサーヴァントに狙われたのかも
まぁ、とりあえずvs槍兵をなんとか切り抜けないとだけど - 394二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 13:19:55
予備システム自体はあるけど起動条件は別にあるって可能性もあるのか
それとも聖杯の場所が分かってるなら誰でもすぐに起動出来るとか?
シュロがもし場所知ってるならそれを起動する可能性もあるのかな
まあ聖杯大戦突入したら十四騎による争いになるから面白くなりそうではある - 395二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 13:25:43
黒服が膠着するのは避けたそうな感じなのは
膠着しちゃったら予備システムが起動しちゃって収拾がつかなくなるからって可能性もあるか
ただ監督役が肩入れしすぎは出来ないから取引をヒフミに持ちかけたって感じで - 3961じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 13:34:41
お昼じゃんね☆
これからをお楽しみに!……じゃんね☆
戦闘イベントについての質問じゃんね☆
ランサーの宝具については、基本的に宝具発動とカウンター攻撃はワンセットになってるじゃんね☆
あと防御系の宝具だから、物語の流れ上でこっちがメイン宝具つかうとマスターも使用を宣言してくる……感じにしたいじゃんね☆
それはそれとして前のアサシンvsランサー戦にあった〈わくわく宝具🎲〉みたいなのはターン開始前に振るじゃんね☆
聖杯大戦になったら、トリニティ滅んじゃうじゃんね☆
彼については黒服頭抱えてるじゃんね☆
セリカが狙った理由については……気になるならアビドスと連絡してみるか柴関ラーメン行くといいじゃんね☆
アーチャーに直接聞いても教えてくれるじゃんね☆
お答えするじゃんね☆
1.予備システムは存在する。
2.起動条件もApoと同じ。
じゃんね☆
イエスともノーとも言えない代わりに黒服の精神面に触れる形でお答えするじゃんね☆
黒服が取引を持ちかけた理由の一つは同情からじゃんね☆
- 397二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 13:57:59
予備システムがあって起動条件も同じなら起きる可能性はあるか
実際起きたら大半の関係者は唖然としそうだが
黒服が同情するっていうのは気になるな
なんで同情してるんだろう - 398二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 14:09:03
実際予備システムの処理というか聖杯に関する処理がどうなるかはわからないけど
ヒフミがハッピーエンドを目指すなら困難な道ではあれど逆に予備システムの起動を狙うのもありっちゃありなんだよな
昔見た別の掲示板の聖杯戦争の安価スレとかだと聖杯の容量増えるパターンとかも多かったし、そのパターンだった場合は願いを叶えられる陣営も多くなるだろうから大団円は目指しやすくはなるんだよな
困難な道だろうしどういう処理になるかはわからないから賭けにはなるけど
まあそれが聖杯大戦形式だった場合は向こうの陣営の願いは?って話にもなってはくるけど - 399二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 14:12:52
予備システムが起動すれば十四騎の争いになるわけだからその分潰し合いも起きるだろうけど他陣営同士が争いあって自分たちだけ争わずに隠れられたらその陣営は終盤有利になるからな
それ狙って起動させようと動く陣営はいるかも - 400二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 14:15:26
聖杯大戦は確か「長期間サーヴァントによる戦闘が行われない」が条件だっけ
剣術同盟にうまくいって槍狂が合流すると防衛宝具と拠点持ちで三騎士のうち二騎がいる数の暴力も可能な四陣営同盟になるから他が手を出せなくなる可能性はある
しかも穏健派の陣営だから同盟側から喧嘩売らずにに膠着→大戦開始もありうる まあほぼないけど
大戦するならマスターはマスター候補がいなかった山海経・一応所属生徒とはいえ逸れものが候補だった百鬼夜行とゲヘナ・引っ掻き回しそうな七囚人あたりがいいな - 401二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 14:16:35
- 402二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 14:29:15
ある程度の期間サーヴァント同士の争いが起きない可能性は普通にありそうだな
キヴォトスは広いし
どのみちこのまま行くと膠着状態に突入する可能性はかなりある
同盟相手に単騎で挑みたい陣営はまずいないし
他陣営同士で戦って消耗してそこを同盟に突かれたらたまったものじゃない
ミレニアムかどこかで1日か2日睨み合っていたら争いが起きていないと判断されて予備システム作動はあり得る
しかも予備システムは誰も知らないはずだからそれを阻止しようがないし - 403二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 14:53:04
あのシーンって呼び出しに答えなかったアサシンのマスターがトキを連れてきた
→トキに意味深なことを言ってたらアーラシュに殺気を向けられる
→アサシンのマスターとトキが帰ろうとしたから伝言を頼んだ
だと思うんだけど
「彼に伝えろ『これ以上の介入は私も彼も認めない』と」(意訳)だから黒服ともう一人の関係者が首を突っ込もうとしてくる誰か(アサシンのマスターやトキが会える人物)に牽制してるんだよね
黒服があんまり悪感情持ってなさそうだったし軽く伝言を頼んでたからもしかして彼って先生なんじゃないかな
先生はすでに聖杯戦争を把握していて困ってたトキや殺陣営に接触したけど実は下手に介入して丸く収めようとすると逆に面倒なことになるから止めてるとか
ヒフミがシャーレで言ってた「全部この人に投げちゃう」を全陣営がやったり各陣営の説得フェーズを簡単にこなしちゃった結果戦争が止まって大戦が開始して余計騒ぎが大きくなったり変なのが召喚されたりするとか
- 404二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 16:08:54
多分トキの目的は「全員倒してとっととこんな儀式は終わらせる」だと思う
ヒフミが話をしたりうまく協力できるならする・やばい陣営は対処する・最後は正々堂々と決着をつけてハッピーエンドっていうスタンスだからみんなが苦しむような儀式は止めるっていう結論は一緒だけどやり方は正反対になる - 4051じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:00:19
暮れ六つ。
ウェストミンスターの鐘が、時計台から鳴り響く。
青がまだらに残る夕焼け空。
人々に黄昏を知らせている。
誰ぞ彼。
昼と夜の狭間。
魔が魔を呼び合い嗤いあう。
そして、またここにも。
人を殺す『魔』が降り立つ。
声が、はっきりと聞こえた。
間違える筈がない。だってその声と、私はさっきまで楽しくお喋りしていたのだから。
私の、右腕を、落とせと───。
「ヒフミ……ッ!」
甲高い音が鳴る。金属同士がぶつかる音だ。
それを耳にして、私は惚けたように後ろを向いた。
セイバーさんがいた。ほんの目と鼻の先に、数センチ手を動かす距離に彼の背中がある。その手にいつものように剣を構えていて。
それが鍔迫り合いになって。
「下がれッ!早く下がるんだッ!」
その正面にはランサーさんがいて。だから、それって、つまり。
「まりー、ちゃん?」
その命令を降したのは彼女だという事に、他ならないのだから。 - 4061じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:03:37
【Recommend BGM……〈深淵の聖母〉】
主は言われた。
わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。
其は災いを与えようというのではなく、平穏を与えようとするものであり。
あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。『エレミヤ書29:11』
「……ごめん、ヒフミ」
謝罪と共に行動は起こされた。
少女がぐんと、背後から襟を掴まれて引っ張られる。
ほんの一瞬、息が詰まる。
痛みを伴わないその衝撃は、けたたましい銃声と共に景色を加速させて剣士との距離を離した。
dice2d5=4 4 (8) m。
先ほどいた場所から真後ろへ。
軽い音と共に固いアスファルトの上に再び足が乗る。軽く、咳き込んでいると、ヒフミを掴んでいた相手がその背を摩る。
「あず、さ……ちゃん?」
返事はなく、目線もヒフミを向かない。その目線の先を、ヒフミはつられて辿る。辿ってしまう。
果たしてアズサの視線の先。ただ真っ直ぐ、ヒフミ達同様に先ほどの銃撃でセイバーの正面から距離を取ったランサーと。
彼の隣に立つ少女を。
『伊落マリー』を見据えていた。
- 4071じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:05:13
「……です、か?」
「……ヒフミ、やめよう」
「……どういう、事……なんですか?」
「ヒフミ、いいからっ……気にしちゃ駄目だ」
油断なく片手で構え続けていたアズサの声に焦りが滲む。
アズサは切り替えが出来る。
この状況で内心はどうあれ、それを理由に動きを乱す事は最低限に抑えられる。
だが、ヒフミは違う。
ヒフミは───。
「なんで……っ!なんでマリーちゃんがっ!」
叫ぶ。
冷静になんていられない。
つい数瞬前まで笑い合っていた相手が、槍を向けてきた。
腕を斬り落とすと、キヴォトスにあっても取り返しの付かない傷を与えようとしている。
その事実に半狂乱になりながら、必死に叫ぶ。
「聖杯戦争のマスターだからですよ、阿慈谷ヒフミさん」
対するマリーは平然と返す。
何を当たり前の事をと。
そしてヒフミの頭の中でそれはこう変換される。
『殺し合いの参加者だから』、と。
理解が追いつかない。
口の端から泡を飛ばして、溺れて夢中で水面に顔を出したように荒く息を吸いながら。
ヒフミは激情を吐き出す。 - 4081じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:06:12
「だって……だってさっきまであんなに楽しくっ!」
「はい、楽しかったです。でも、それとこれとは話は『別』でしょう?」
「……っ!おかしいです、なん、で……だって私達お友達でッ!」
「はいっ!お友達です!そして殺し合いの当事者です」
全力疾走後のように喉を空気が往復している。
それなのにヒフミの肺には何も満たされないように。
浅く、荒く、痛さを伴い心臓が早鐘だけを打つ。
否定したいのに出来ない現実を脳が拒もうと必死に理屈を考える。
「ちが、違う……そんなの違います!間違ってます!マリーちゃんはこんな事ッ!」
「おかしいでしょうか?誰もが己の願いがあって、そしてその願いを成就させたいと、その為なら誰かに害を成しても構わないと思う者に聖杯は令呪をお与えになるのですよ」
私にだって願いはあって貴女もそうでしょうと。
課題はやってきたかと登校中の友人に尋ねるような気軽さでマリーは言う。
令呪を、サーヴァントを召喚する為の権利を配られたのなら、お前も同じ。
どうしても叶えたい願いを抱いているのだろう、と。
その言葉はヒフミには受け入れ難く、幼い子のように首を振る。
だってヒフミがたどり着いた結論はつまり、マリーはだれかを殺してでも願いを叶えたいと言っていて、自分も同じ穴の貉だとせせら嗤われているという事なのだから。
怖い、否定しなきゃ、私は、マリーちゃんはそんな筈ない。
だってあんなに優しくて、あんなに私の為に祈ってくれて。 - 4091じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:07:50
そして、必死に散らかった頭の中で一つの希望に縋り付く。
他ならない彼女の言葉から。
「……令呪」
「はい?」
「マリーちゃんの手に、令呪はありませんでした」
「ええっと……どういう」
「マリーちゃん、冗談なんですよね!どっちの手にも令呪なんてなくてだからマスターだなんて……あっ!もしかして誰かに脅かされてッ!ま、任せて下さい、私がマリーちゃんを脅してるそんな人ッ!」
嘘なのだと、何かの間違いなのだと叫ぶ。
ヒフミは見ていた。
会う人々のその両手に令呪が、殺し合いの参加者の印はないかと。
コンシーラーで厚塗りしたって隠せないその証拠を、必ず確認する癖がついてしまっていた。
だから、マリーの手も度々見て、だから安心していた。
そして、それがヒフミが考え得る今この場で、この悪夢みたいな現実を否定できるたった一つの希望で。
「嗚呼、そういう」
徐にマリーはマスクを外す。
白い不織布のマスクは風に飛ばされていく。
同じように、ヒフミの希望も。
「私の令呪を見せればいいんですね?」
ぺろりと、舌を出した。
小さく形の良い、淡いピンク色が今このオレンジ色の世界でグロテスクな程に艶かしく、ヒフミの脳を刺激する。
そう、その舌に。
「もういいでしょうか?あまり人前で舌を晒すのは恥ずかしいですから……さあ、ランサー」 - 4101じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:15:55
- 4111じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:28:51
マリーちゃんに舌ぺろさせたかったじゃんね☆
令呪は手以外にも宿るじゃんね☆
続きはちょっとお外暑いから19時過ぎになるじゃんね☆
許してください……じゃんね☆
脳が溶けちゃうじゃんね☆
それが起きた時の関係者は半狂乱になるじゃんね☆
現状7騎分のマスターとサーヴァントしか考えてないからその時はまたみんなに安価していくじゃんね☆
明言するじゃんね☆
ヒフミ達セイバー陣営以外にそれを選択する陣営はいないじゃんね☆
だから安心してほしいじゃんね☆
新しいマスター達考えるのもウキウキするじゃんね☆
彼については通功の古聖堂である質問をすると分かるじゃんね☆
多少、1日ぐらいミレニアムいても大丈夫にしとくじゃんね☆
予備システム作動しちゃうからってミレニアムで準備したりの行動選択をみんなの中で狭めることはないようにするじゃんね☆
予備システムについては今後の流れでその選択を取るならまたきちんとお知らせするじゃんね☆
1はどっちでも全然大丈夫じゃんね☆
トキちゃんについてはお食事会予定してるから色々話してみてほしいじゃんね☆
- 4121じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 18:32:25
- 413二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:38:18
何を思って『選択』をしたのか。その理由となりそうな情報とか、まだヒフミ達には見えてないこの聖杯戦争に関する情報結構ありそうだな
- 414二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:39:42
ベータ版マリーは目が怖いじゃんね…
- 415二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:47:48
色々謎が多いけどまずは戦闘凌がなきゃな
今回は3ターンかな - 416二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:51:51
予備システムを起動するのはヒフミたち次第か
起動した場合は聖杯戦争がどう転ぶかは全く予想出来なくなるけど願いをより叶えられるようにはなりそうだしメリットもデメリットもある感じかな - 417二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:56:10
- 418二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 19:09:42
- 419二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 19:16:55
こうなると今まで手を見て大丈夫って判断した娘達もまた疑わなくちゃならないの辛いな
ハナコじゃないけどアレやコレに令呪があるかもしれないし - 420二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 19:29:18
なるほど、介入が出来る陣営はまずないか……ナギサ様、今こそヒフミへの愛が試される時ですよ(ニッコリ)
- 4211じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:00:29
お待たせしましたじゃんね☆
毎回恒例お外じゃんね☆
準備できたから🎲一回振って20時5分から戦闘イベントするじゃんね☆
色々あるじゃんね☆
どうしても真名当てとマスター当ては名前とか顔とかステータス割れてるから、謎解き要素としてほかのもプラスしてるじゃんね☆
ずっと使いたいイラストだったじゃんね☆
3ターンじゃんね☆
メリットはその時の状況によって変わるじゃんね☆
デメリットは明確に大きいのが1個あるじゃんね☆
1も絶対マリーちゃんに似合うと思ってたから、そう言ってもらえて嬉しいじゃんね☆
ちなみに原作Fateシリーズだと舌の他には背中や腕にも令呪はあるじゃんね☆
各マスターの令呪の位置は、大筋には関係ないけど、ちゃんと意味があるじゃんね☆
別作品だけど十刃の孔の位置みたいな感じ……じゃんね☆
フレーバーテキストじゃんね☆
ナギちゃんファイトじゃんね☆
- 4221じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:01:48
少しダイス振るじゃんね☆
【魂の改竄】
振り分けたptはdice6d5=1 4 3 2 4 1 (15)
①筋力
②耐久
③敏捷
④魔力
⑤幸運
【シークレットダイス】
dice4d34=13 31 20 12 (76)
【TUFダイス】
1d100で成功値90以上または累計90pt到達で1回咲きます。
また今回咲いてしまった場合、そのアイデアロールの結果によっては浦和ハナコ、下江コハルは戦闘に参加できません。
現在累計68pt。
dice1d100=87 (87)
【TUFpt達成の場合】
【以下7項目から】
【アイデアロール1回が発生します】
dice1d7=7 (7)
①うそつき(戦闘に不参加)
②うそつき(戦闘に不参加)
③うそつき(戦闘に不参加)
④アーチャー
⑤ゲヘナ
⑥トリニティ(戦闘に不参加)
⑦しんじつ(戦闘に不参加/これ以降行動選択時にバッドステータス付与)
- 4231じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:04:34
- 4241じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:06:10
【6日目午後・戦闘イベント】
【Recommend BGM……〈恐怖への呼び声〉】
【サポートシステムが起動しました】
【これより交戦を開始します】
【戦闘条件確認……該当あり】
【味方陣営1騎、2名】
【敵陣営1騎、2名】
【戦闘ターンは3ターンとなります】
【ご注意下さい】
【味方サーヴァントの霊基データを表示します】
クラス:セイバー
【現在HP】
975
【ステータス】
筋力:A(実数値:52) 耐久:A+(実数値:56+3)
敏捷:B(実数値:47) 魔力:B(実数値:43)
幸運:B(実数値:43) 宝具:C(cost:30)
【クラス別能力】
対魔力:A
効果:敵からのステータス「魔力」によってダメージ受ける場合、1d50のダメージカット発生。
騎乗:B
効果:乗り物への騎乗中にステータス「敏捷」選択時、1d8のダメージボーナス。 - 4251じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:08:35
【保有スキル】
魔力放出:A
効果:選択したステータス・宝具に1d50のボーナス。
直感:A
効果:1d100で判定。成功値30以下で、そのターンの攻撃が1.1倍になる。
巨獣狩り:A
効果:発動ターン中のみ、1d100の超巨大特攻ボーナスを付与。マスターの魔力を20増やす。
【宝具】
風王結界
ランク:C コスト:0/30 種別:対人宝具/サブ
効果:暴風による攻撃。敵サーヴァントがステータス『敏捷』を選択していた場合は、そのステータスを1d30マイナスして戦闘判定する。
【続いて】
【マスターと味方生徒の基本データを表示します】
阿慈谷ヒフミ
【ステータス】
最大HP:520/104
支援火力:1d23
供給魔力量:75
白洲アズサ
【ステータス】
最大HP:496
支援火力:1d42
【浦和ハナコは今回の恐慌状態に陥った為】
【今回の戦闘にハナコの参加は不可能です】
【下江コハルはハナコを介助していますが】
【ヒフミの行動で呼びかければ次ターンから援護にきてくれます】 - 4261じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:10:45
【続いて】
【敵陣営の基本データを表示します】
クラス:ランサー
マスター:伊落マリー
真名:レオニダス一世
HP:現在値959
【絆レベル】(累計値:34)
6
【ステータス】
筋力:B(実数値:44+2) 耐久:A(実数値:53+1)
敏捷:D(実数値:21+1) 魔力:?(実数値:?+2)
幸運:C(実数値:35)
【クラス別能力】
不明
【保有スキル】
スキル名:殿の矜持
ランク:A
効果 :『耐久』及び『宝具』発動時に発動する事で1d50でダメージカット。また集団戦時に発動ターン中の攻撃を自身に集中させる(ターゲット集中状態)を付与。
スキル名:戦闘続行
ランク :A
効果 :スキル発動後にHPが0になった場合、HPを1d250回復する。
【宝具】
炎⬛︎の⬛︎⬛︎⬛︎
(テ⬛︎モピュ⬛︎イ・エノ⬛︎⬛︎イア)
ランク:B コスト:40
種別:対軍宝具/メイン レンジ:不明
最大補足:不明
効果:発動ターンのみ1D50のダメージカットボーナス。相手からの攻撃対象ダイス判定に応じてカウンターが発動。
相手の攻撃を受けきった後、自身が行動継続可能な場合(HP1以上の場合)のみ、300−ダイス判定値分のカウンターダメージを相手に与える - 4271じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:11:11
- 4281じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:14:20
【マリーのステータスに一部ミスがあった為】
【再掲します】
最大HP:525−76+dice4d30=13 13 14 22 (62)
【マリーの戦意pt】
100以上で宝具発動(現在累計0pt)
カウンター宝具の為、セイバー宝具使用時には自動で使用選択。
dice1d100=65 (65)
【敵マスターの火力支援】
マリーはdice1d3=3 (3)
1.妨害(dice1d34=29 (29) )
2.攻撃(dice1d34=15 (15) )
3.参加しなかった
【敵サーヴァントのスキル使用】
マリーはスキル使用をdice1d2=2 (2)
1.指示した(使用スキル第dice1d3=3 (3) )
2.指示しなかった
【これより】
【安価を行います】
【1ターン目、ヒフミとアズサの行動を選択して下さい】
【安価先>>435】
【それでは皆様】
【よき行動を】
- 429二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:17:10
とりあえず、俊敏かな?
- 430二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:18:06
初手で耐久選ぶなら、相手がスキル使ってこないなら妨害で最大値引かれても勝てるから、
ヒフミもアズサも両方、攻撃かな - 431二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:20:53
ヒフミが呼びかければハナコとコハルが援護に来てくれるからヒフミは呼びかけじゃないかな。
- 432二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:24:40
正直ステータス的にはヒフミとアズサの参加で勝てるから呼びかけるより、後の行動の為にコハルにはハナコの介抱続けてもらった方が良いのでは?
何に気づいたか教えてもらえるかはわからないけど重要な事の可能性あるし、戦闘に参加してもらうより精神落ち着けてもらった方が良いかと - 433二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:33:40
ヒフミ&アズサ:攻撃
コハル:ハナコの介護
セイバー:俊敏か耐久
って感じで良い? - 4341じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:33:59
【アイテムの補足を行います】
【ヒフミの行動選択時】
【以下のアイテムを使用できます】
【所持アイテム】
アイテム名:ブリテンの円卓の欠片
分類:情報マトリクス/アクティブ
効果:宝具使用時にそのコストの1/5を肩代わりする。複数ある場合は同時使用や個別で1個ずつでも使用可能。
アイテム名:新発売「キヴォトス製励振火薬」
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:マスター及びキヴォトス内の学生の「攻撃」時、使用宣言する事で1d20のボーナスを付与。
ヒト科以外のサーヴァントに「妨害」時、1d20のボーナス。
アイテム名:赤銅の林檎
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:戦闘イベント時、使用者を選択。
選択した使用者のHPと魔力を10回復(増加)する。
アイテム名:赤銅の林檎ジュース
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:戦闘イベント時、使用者を選択。
選択した使用者のHPと魔力を10回復(増加)する。
【また】
【援護に来れるのは……】
【現状、コハルのみです。ハナコは不可能です】
【HFM・DSK】
100以上で来ます。
dice1d100=57 (57)
- 435二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:37:58
ヒフミ&アズサ:攻撃
- 4361じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:40:53
【安価が達成されました】
【生徒の行動は以下の通りです】
ヒフミ:ランサーへ『攻撃』dice1d23=13
アズサ:ランサーへ『攻撃』dice1d42=1 (1)
【続いて】
【安価を行います】
【1ターン目、味方サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>443】
【なお】
【さきほどのHFM・DSKの結果とコハル達とは関係ありません】
【HFM・DSKはコメントの結果を見て】
【今イベントに限り発生した特殊判定です】
【ご了承下さい】
【それでは皆様】
【よい戦いを】
- 437二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:45:19
とりあえず耐久かな?
あ、でも向こうの宝具の処理がどんなにかにもよるか。発動ターンに攻撃しなかった場合カウンターは来ないのかな?攻撃しなくても来るなら押し切る為に耐久は残した方が良いかも?
そしてHFM・DSKってもしやHifumiDaisukiか - 438二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:51:40
筋力
- 4391じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 20:53:52
……ちょっと後出しになるけど、戦意ptの溜まったターンに攻撃しないをヒフミ達やセイバーが選択したら、相手は宝具使用を控えて普通に攻撃するじゃんね☆
相手が攻撃してこないのにエノモタイアーってしてたら絵面がシュールなのと、そこは相手も判断すると思うからじゃんね☆
その場合、セイバーは攻撃を選んでないから相手が選んだステータスとセイバーの『敏捷』による『回避』でのステータス判定を行うじゃんね☆
この場合、①既にステータス『敏捷』を使用していても回避は出来る②回避を二連続行うと判定値半分になる(ポケモンの連続まもるみたいな?)③セイバーが回避に成功しても敏捷分のダメージは与えられない……みたいなので今回はいくじゃんね☆
- 440二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:58:33
耐久かな
- 441二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 20:59:42
なるほど。それなら今は耐久選ぶのが良いか。
筋力選んで相手が耐久引いたら判定負けるし - 442二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:05:46
耐久で
- 443二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:05:57
耐久
- 4441じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 21:06:31
- 4451じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 21:10:33
【5日目深夜・戦闘イベント】
【1ターン目】
なんで……どうして……
【味方陣営:ヒフミ】
【行動選択:攻撃(判定値:8)】
【行動対象:→ランサー】
ヒフミ……ッ!
【味方陣営:ヒフミ】
【行動選択:攻撃(判定値:38)】
【行動対象:→ランサー】
ランサーッ!君は一体何をッ!
【味方サーヴァント:セイバー】
【行動選択:耐久(判定値59×2=118)】
元より我らは聖杯欲しさに参加した愚か者。
であれば敵を討つのに、それ以上の理由が要りましょうか……ッ!
【敵サーヴァント:ランサー】
【行動選択:敏捷(実数値:35+2=37)】
くっ……!
【戦闘結果】
【セイバーの勝利】
【ランサー:HP959−81(+8+38)=HP832】 - 4461じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 21:12:40
【マリーの戦意pt】
100以上で宝具発動(現在累計65pt)
カウンター宝具の為、セイバー宝具使用時には自動で使用選択。
dice1d100=71 (71)
【敵マスターの火力支援】
マリーはdice1d3=1 (1)
1.妨害(dice1d34=27 (27) )
2.攻撃(dice1d34=4 (4) )
3.参加しなかった
【敵サーヴァントのスキル使用】
マリーはスキル使用をdice1d2=1 (1)
1.指示した(使用スキル第dice1d3=2 (2) )
2.指示しなかった
【HFM・DSK】(累計57pt)
100以上で来ます。
dice1d100=48 (48)
【安価を行います】
【2ターン目、ヒフミとアズサの行動を選択して下さい】
【攻撃または妨害を選択して下さい】
【アイテム使用やコハルへの呼び掛けも可能です】
【安価先>>452】
【それでは皆様】
【よい行動を】
- 447二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:16:11
二人とも妨害してセイバーは回避に徹するかな
- 448二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:16:36
とりあえず両方妨害かな?
一応一回だけでも回避出来ればこれ以降回避でもダメージレースでの勝利判定は十分狙えるはず - 449二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:16:54
ヒフアズ:妨害
- 450二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:19:14
ヒフミ&アズサ:妨害
そしてHFM・DSK溜まったがどうなるか - 451二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:31:36
ヒフアズ両方妨害
- 452二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:32:10
ヒフアズ:妨害
- 4531じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 21:34:41
【安価が達成されました】
【生徒の行動は以下の通りです】
ヒフミ:ランサーへ『妨害』dice1d23=20 (20)
アズサ:ランサーへ『妨害』dice1d42=35 (35)
【続いて】
【安価を行います】
【1ターン目、サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>459】
【またランサーから魔力の昂りを感知】
【ランサーは『魔力』ステータス使用済みの為】
【伊落マリーは自身の魔力とHPを代価に宝具を発動するつもりです】
【ご注意下さい】
【それでは皆様】
【よい戦いを】
- 454二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:35:50
セイバー、回避しろ!
- 455二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:39:33
回避
アイテムあるのにHP消費で使うのか。戦闘前のHP減少といい何か気になるな - 456二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:46:11
回避で
確かに、何か変ですね… - 457二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:49:10
スキル直感使用しつつ回避
これは可能かな? - 458二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 21:56:56
- 4591じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 21:58:56
- 4601じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:04:44
- 4611じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:05:38
- 4621じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:11:36
- 463二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:14:07
ナギちゃん来た!
やはりHifumiDaisukiであったか - 4641じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:14:36
- 465二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:17:08
信じてたで、ナギサ様!!!
- 4661じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:27:29
宝具使用のHP消費について触れてる人がいるから『それについては』お返事するじゃんね☆
契約サーヴァントの情報マトリクス(ヒフミちゃんが持ってる『ブリテンの円卓の欠片』)は、マスターの魔力やサーヴァントの魔力を大きく越えて宝具使用時のコストを肩代わり出来るじゃんね☆
ただし、その魔力を捻出するには魔力を事前に込めておく必要があるじゃんね☆
マリーちゃんのやつだとコスト40分の魔力を事前に溜め込んでるじゃんね☆
当然溜め込んで使ったらまた入れ直しじゃんね☆
だから足りない6点分のコストをHPから賄おうとしたじゃんね☆
……もう一個について?
内緒じゃんね☆ミーカミカミカミカミカ
ちなみにハナコちゃんは戦車内でdice1d3=3 (3)
1.虹演出
2.乙女の尊厳を守り抜いた
3.守り抜いたけど失神した
ナギちゃん怒涛のブチ切れエントリーじゃんね☆
かなり早かったじゃんね☆
- 467二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:29:18
ナギちゃん様は本当に凄いお方です!
この後の説明では、ナギちゃん様にはある程度は喋っちゃって大丈夫かな? - 4681じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:29:43
- 469二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:29:47
こう考えるとセイバーの星の聖剣は威力的にも十三拘束的にも本当に使いどころ限られる奥の手だな……
風王結界のがガンガン使ってける - 4701じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:32:45
- 471二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:42:26
ふう〜、おわったぁ。ナギサ様来てくれたか。
- 472二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:43:57
この後、「Morose Dreamer」が流れる場面きそうなんよな。なんとなく
- 4731じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:47:22
- 4741じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/08(木) 22:49:52
というわけで安価じゃんね☆
このあとヒフミちゃん達はナギちゃんに保護されるじゃんね☆
ハナコちゃんなんか失神してるじゃんね☆
そしてランサー陣営は行方を晦ますじゃんね☆
流石にシスターフッドには帰れないし、シスターフッドも今回の事は黙秘するじゃんね☆
そういう選択を彼女達、そしてその協力者は選んだじゃんね☆
エデン条約編後だし、ナギちゃんも下手に派閥争いの火種や、『生徒を傷つけて殺し得る存在』が行政機関の中枢やそれに近しい権力を持つ組織内にいる、いたこと、そしてそれが戦った事をトリニティ生はもちろん他自治区にも知られたくないから強硬策には出れない現状があるじゃんね☆
そんなナギちゃんにどこまで保護されたヒフミ達は話すか安価じゃんね☆
安価先は>>482
①〜③、または④の自由記入のどれかを選んで下さい……じゃんね☆
①完全黙秘
②全部話す
③一部だけ、先生に話したぐらいのぼかし具合
④助けてペロロ様〜(自由記入)
それじゃあ1は一回お家帰って書いてくるじゃんね☆
くーらーぷりーずじゃんね☆
- 475二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:51:47
②かな。ユウカにも話してるし戦闘も見られてるしわざわざ隠す事も無いとは思う
ヒフミの心情的にもユウカに言ったのにナギサには隠すってのはちょっと心苦しいだろうし - 476二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:54:05
私なら②か③のどっちかかなぁ?
- 477二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:54:22
ナギサ様には②かな
- 478二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:57:45
②+極秘裏な協力要請(ナギヒフ同盟)とか情報を聞くとかかな
- 479二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 23:04:02
流石に②かな、でも①を選んで曇るナギ様も見てみたい…
- 480二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 23:05:38
②と、その後に、アビドスでのクレーター事件についてティーパーティー主導でのパトロールの際の事聞いたりとかするかな。一連の騒動に関係のある事だって伝えて
- 481二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 23:07:20
3
- 482二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 23:07:29
- 483二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:14:31
ブルアカカテ草
- 484二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:52:14
ブルアカカテあるじゃんね
- 4851じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:25:14
【6日目午前・戦闘イベント】
【Recommend BGM……〈恐怖への呼び声〉】
すると彼女は「ヨナカーンの首を盆に載せて、ここに持ってきて頂きとうございます」と言った。
王は困ったが、いったん誓ったのと、また列座の人々の手前、それを与えるように命ず。
そうして人を遣わして、獄中でヨナカーンの首は落とされた。
その首は銀の盆に載せられて運ばれて、少女はそれを母のところに持って行った。(マタイ19:25)
少女は微笑う。
舌を隠して、うっそりと。
目の前の少女の腕が欲しいと囁いて。
従者は洛陽を浴びるその手の槍に力を籠めて。
飛び込む。
だからこそ愚直なまでに、少女を背にして。
守る戦いを得意とする彼が果敢にセイバーを攻め立てる。
「ランサーッ!君は一体何をッ!」
ランサーの猛攻と奇襲に、本来セイバーにない動揺が生まれる。先の一戦、そして映像に記録された彼の言動。
「我が主が選び、そして私はそれを受け入れた。ただそれだけです」
何よりその真名、レオニダス一世。
いずれも彼が一角の人物であるとセイバーは認めていた。強く、気高く、慈悲深い。
「彼女はヒフミの良き友だと、私は今も……そう思っているッ!」
その主人もまた、霊体化して傍に控えていたセイバーから見ても驚くほど清廉であった。直接の邂逅は一度きり、そして今回の茶会での様子だけだが、友を愛し、言葉遣いは美しく、品があり、己が属する組織に誇りを持つ。そんな素晴らしい女性だと考えていた。
「……そうですか」 - 4861じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:26:56
だからこそ、この凶行とそして今、槍を振るうその合間にも一切の油断なくセイバーの隙を伺いながらヒフミを狙っている事実に理解が及ばない。
その戦い方は、三百の王らしからぬ猛攻振り。
攻め手を緩めず、首を、脚を、眼を。
『魔力』で生み出した焔を矛先へと載せて、セイバーがしてみせたように間合いを惑わせ、僅かでも掠めれば火傷を与えんとする。
嫌らしく攻め立てて、少しでも傷をつけて戦況を優位に。
痛みを、傷を与えて、隙を作る為に。
そうして、ヒフミへとその矛先を向ける機会を作るための戦い方。
その刃が向かわんとしているヒフミは。
「なんで……どうして……」
俯いて呟くばかり。
それでも、その手に銃を握っている。
セイバーが戦っている。
その事実と、突然のしかかった状況に、必死に抗う為に。
縋るように愛銃を構える。
震える銃口で如何程の事が出来るかなぞ、考えもしないで。
ただ、ひたすらに撃つ事でその胸の痛みを吐き出そうとする。 - 4871じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:28:56
「ヒフミ……くッ!」
精神の衰弱、それが見て取れる。
あまりにも強烈すぎる、伊落マリーからの強襲にヒフミの心がへし折れかかっているのがアズサには手に取るように分かった。
「(見てきた事だ……こうなった者達をッ……!)」
白洲アズサは知っている。
経験している。
アリウス自治区で生まれ育った彼女は、こういう風な裏切りを何度も見てきた。
そうして傷つき折れて砕けて、立ち上がれなくなった者を何人も見てきた。
あの地獄を経験して、なおもアズサは砕けなかった。
そして砕けなかった分だけ、砕けた少女達の末路を見てきた。
だからこそ。
「(まだ大丈夫……大丈夫、ヒフミは折れ切ってない)」
ヒフミの瞳は揺れている。
脚にだって力は入っていない。
それでも彼女の心の芯はまだ折れていないのを感じ、それを信じてセイバーへ援護射撃を行う。
二人がかりの『攻撃』。
それは偶然にもヒフミの指が漫然と動いた為に、波状攻撃となってセイバーの隙を埋めていく。
「何が理由でヒフミを狙うッ!答えろレオニダス王ッ!」 - 4881じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:31:52
揺さぶりをかける言葉に、ランサーは反応しない。
ただその恐ろしいほどセイバーを手負いにさせて動きを阻害させんとする連撃を幾重にも混ぜ込みながら淡々と答える。
「元より我らは聖杯欲しさに参加した愚か者」
内心の一切を押し潰す声に色は乗らず。
事実を告げるようにただ愚者であると。
「であれば敵を討つのに、それ以上の理由が要りましょうか……ッ!」
「くっ……!」
そう言い切った。
「人払いを済ませていても、『気付かれて』しまってはいけませんから……使いましょうか?ランサー」
早く、早く、腕を頂戴。
銀のお盆に載せて、私の元へと届けて頂戴。
そんな風に微笑う。
そうしてマリーからランサーへと魔力の譲渡が始まる。
予想していなかったのか、ランサーはこの場で初めて焦りを口にする。
「……ッ!ご無理はぁッ……無用ですッ!マスターァッ!」
盾で剣を持ったセイバーの手首ごと押し潰さんと叩きつけながら叫ぶランサー。
だがそうしている間にも、マリーからの魔力はじわりじわりと彼へと送られ続けていく。
「(まずいな……アレは僕でも危険だ)」
宝具発動の予兆を感じ取ったセイバーの脳裏に、過日のランサーとアサシンとの戦い、その記録が甦る。護りを旨とし、最後にはカウンターを行う攻防一体の宝具。 - 4891じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:33:22
「(下手に動けば、手痛い反撃を貰うだけか……ッ!)」
その概念的なカウンターは、ランサーが守り抜きさえすれば、その分だけ苛烈となる。
下手な一撃を与えれば、残った盾の数だけ迎いの一手は増強する。
カウンターの余地なく完全に破壊しきらなくては、こちらが敗北しかねない。
故にセイバーは『回避』を選択した。
それを、マリーは静かに見守りながらランサーへ判断を降した。
その手に握られたのは落ち着いた鈍い金細工が施されたマリーの愛銃、「パイエティー」。
その意味は信仰深さ。
その口径は0.5インチ。
キヴォトス全土を見ても使い手の少ない、高威力の拳銃。
それを撃つ。
硝煙を纏い、楚々と唇に弧を描いて。
セイバーの手や脚を狙って回避の『妨害』を試みる。
「マスターッ!貴女は何もッ!」
セイバーの狙いを理解して、妨害をして無理矢理にでも攻撃を、宝具を誘おうとするマリーの動きをランサーは咎める。
そんな事をすれば刃が向くかもしれないという焦りを込めて。
だがやはり、その笑みを崩さずにマリーは言う。
「ふふっ、私は大丈夫です。それより早くヒフミさんを」
そんな彼女へ、ランサーの動きを『妨害』しながらヒフミは問う。
何故と。
何故こんな事をと。
「なんで……なんですか!?」 - 4901じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:34:29
つい数刻前まで茶会を楽しんでいた。
あんなにも他愛無い話で笑い合った。
当たり前のヒフミの守りたい時間がそこにあった。
あった筈だったのだ。
「マリーちゃん、がマスター……なら!お話しましょう!こんな事しなくたっていい筈ですっ!きっとお話すれば……だからっ!」
振る舞うのは初めてなのだと、この場所を教えるのは秘密なのだと本当に嬉しそうにしていた笑顔が。
自分の辛いところに気づいて、苦しい事はきっと晴れると両手を握り祈ってくれた時間が。
「はい、その腕を切り落としたら沢山お話しましょう!」
そんな優しい彼女がいるトリニティ、そしてキヴォトスを守る為にハッピーエンドを目指して戦うと改めて心に刻んだ誓いが。
「ちがっ……違うんですっ!そんなの……そんなの変です!おかしいですっ!」
全てゴミ箱に投げ捨てられるのを、ヒフミはどうしても信じたくなくて。
許せなくて。
「答えて下さいマリーちゃん!なんでこんな……ッ!」
ただ、何故と。ヒフミは悲鳴を上げた。
「何故、ですか?大丈夫です、ヒフミさんにそれを知る必要はありませんよ。」
ふわりと微笑う。
枯れた花を手折り、その次が育つのを楽しむような普段通りの声で、笑顔で。彼女の友であれば誰もが、愛するあの笑顔を貼り付けて。
伊落マリーはちょうだいと強請る。
「だから安心して───その腕を私に預けて下さい」 - 4911じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:35:15
その言葉に愕然とするヒフミへ、アズサは被りを振ってから改めて銃を構え直す。
「もうよそう、ヒフミ」
「……っ!で、でもっ!!」
「今はきっと、何を言っても……」
アズサとて、マリーの事は友人だと心から思っている。
思っている上で、無理だと理解した。
今の彼女に何を言っても駄目なのだと。
僅かな未練がヒフミと共に声をかけ続ければと囁くのを、ヒフミの命を守るという現実的な判断で捩じ伏せて。
アズサはその未練を振り切るように苛烈にランサーへと銃弾を叩きつけていく。
その二人の声と、援護は確かにセイバーへと届いた。
届いたからこそ、心を痛める。
先ほどまでと違い回避に専念し、マリーからの妨害を受け流しながら。
まだ若い少女達が、友である筈の二人が傷つけあうという事実に歯噛みして。
「どうしました……やけに逃げ腰、ですなァッ!」
だからこそ、その思考を僅かに割いた愚かな行為をランサーは『幸運』と捉えて、セイバーへ槍をもって咎めた。
空気を燃やし、煙を上げて。
僅かでもアスファルトを掠めれば、それを熔かして。
槍は飽くなきままに、セイバーの五体へと迫り続け。
僅かに、マリーからの弾丸を受け損ねて、ほんの一瞬、『隙』が生まれて。
ランサーはその鎧ごと矛先を捩じ込まんと槍を。
「まだまだ……ッ!?」 - 4921じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:39:04
【Recommend BGM……〈不屈の覚悟〉】
「───砲手、支援を」
轟音。
ランサー目掛けて飛び込むは118mmの榴弾砲。
その数、実にdice1d10=3 (3) 発。
トリニティでの蛮行を咎める一撃である。
「ぬぅぅぅ……ッ!!」
ランサーがその身に盾を構えて爆発を防ぐが、それでも手酷い痛手を与えてみせる。
神秘を有し、神秘を成立させる現代兵器。
汎人類史とは異なる進化を辿ったこのキヴォトスで成立した、有り得ざる技術。
そしてそれを振るうのはトリニティ砲兵隊、否、それを率いる彼女だからこそ。
L118牽引式榴弾砲より放たれた福音は、トリニティへの蛮行を許しはしない。
「時間切れ、ですか……残念です」
爆風とアスファルトだった物を粉塵が漸く落ち着きを見せた時、ヒールの音は鳴り響く。
「この場所で」
彼女が来たのは必然であった。
あの列車事件から一体どれだけ『準備』し続けたか。
あの事件があった晩に、事後処理へと駆けつけた『シャーレの先生』と極秘裏に協力関係を結び、各分派へ越権行為なのも厭わずに指揮を出し続けこの地を守護し続けた桐藤ナギサが来るのは突然なのだ。
「このトリニティで」
そうして今この場を支配する。その瞳には冷徹な光を湛え。亜麻色の髪を靡かせ、沈みゆく夕陽よりもなお力強く存在を世界へと刻みつける。
- 4931じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:39:41
- 4941じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:41:03
爆発を盾で受け、その勢いを殺しながら隣へと降り立ったランサーの姿をちらりと確認してからマリーはナギサへと静かに言葉を放った。、
「……貴女直々に出向いて下さるとは思いませんでした」
驚いているのだろうか、その表情は変わらずだが、その声には僅かな焦りがあった。
それを気にした様子もなく、同じように、否。
より鋭利に唇に弧を描いてナギサは、言葉にしていないマリーの思惑を咎める。
「逃すとでも?迷子の伊落マリーさん」
「……さすがです、ナギサ様。もう退部申請書の件についてもご存知とは」
退部、そして迷子。
マリーの言葉から、つまりはそう言う事なのだろうと、突然の音と衝撃に惚けた頭でヒフミはぼんやりと考えた。
今ナギサと対峙している伊落マリーは最早シスターフッドの所属ではない、と。
そしてナギサもまたマリーの言葉に反応する。
心の底から嗤うように、微笑んで。
「シスターフッドの情報網と隠蔽には舌を巻かれますが、いつまでも我々ティーパーティと正義実現委員会が後塵を拝んでいると思っていらしたのなら……貴女の古巣もどうやら知れたほどですね」
この時初めて、ヒフミの目にマリーの笑顔以外が映る。
血を一滴を余さず抜いたような白い無表情と怒りとも悔しさとも悲痛ともが相混ぜになった瞳の色を、ヒフミは見た。 - 4951じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:46:22
「ッ!……行きましょう、ランサー」
「御意に、マスター」
ナギサへの返事はない。
それだけ言って彼女達は姿を消した。
未だ火薬の臭いが立ち込める駐車場で、夕陽を浴びる純白の彼女はその姿を静かに見守り、暫くしてヒフミ達へと向き直る。
「我々には時間が必要です」
こつりとヒールを鳴らしてヒフミへと近づく。
決して声だって大きいわけではない。
だがその声に秘められた重さは、あまりにも大きく力強い。
「説明と釈明を」
元よりナギサの愛は大きく、広い。
自校の顔も知らぬ生徒を、まだ見ぬ未来のトリニティ生の為に、そしてたった一人の幼馴染を守る為にかつて彼女は全てを捨てて戦いに挑むほどだった。
その愛が今、真っ直ぐにただ一人へ向けられる。
いつの間にかへたり込んでいたヒフミを見下ろしながらこのトリニティの地における為政者は告げる。
「では、少しお時間を頂きますが、構いませんね?」
強く、されど優雅に。
虚偽も拒否も許さぬとそう告げられた言葉へ。
ヒフミとアズサは頷く他なかった。 - 4961じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:52:24
そんなわけで1も釈明しますじゃんね……
書ける気がしたじゃんね……
今回戦闘2ターンだし、ヒフナギ待ってるし、しかもBGMについてのコメントもあってウキウキで……
時間が足りなかったじゃんね……
多分書いてたら4時とか5時にお届けする事になるじゃんね……
というわけで今日はここまでになりますじゃんね☆
明日は安価部分についてと(できたら)ハナコとコハルの状態やって、ウイちゃん関連の話までいけたら……いいなぁじゃんね☆
最後になりましたが安価へのご協力、本当にありがとうございました、全部のレス読んで1は元気貰ってます!明日も頑張ります!……じゃんね☆
明日は19時30分から本編の続きというかナギちゃんとのお話やるじゃんね☆
それではみなさん、お休みなさい……じゃんね☆ - 4971じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 01:56:39
- 498二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 02:04:58
お疲れ様でした
聖杯戦争系は他にも安価スレで見かけるしそのままでも大丈夫な気はしますね
あとレス数考えると安価の方が良いかも?実況・安価以外のカテだと最大レス数200って事考えるとスレの消費速度が5倍になる訳ですし - 4991じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 02:12:57
- 500二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 07:23:03
安価スレでいいと思う
- 501二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 07:27:45
このレスは削除されています
- 502二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 07:28:32
マリーはシスターフッドの所属ではなくなり姿を消した以上、今後はどこにいるかを探るのは困難だろうな
ヴェリタスとかに頼るしかなさそう
カテについては安価カテのままでいいんじゃないかなと - 503二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 07:31:23
マリーが腕を明確に狙ってきてシスフからも姿を消した以上、当面の間は話し合いは難しいだろうな
今探してマリーを見つけてもまた戦闘になりそうだし
分からないことが多い上マリーが話していたことから考えると今後シスフや救護騎士団には頼りにくい
トリニティで行動する際のリスクは高くなったな
とりあえずモモイたちと早めに合流して今後の話し合いをする必要性はありそう - 504二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 08:13:56
聖杯戦争が聖杯大戦になった場合の時、追加されるのは、【ルーラー+基本7クラス】だろうな。
んで、追加マスター候補の安価を取る場合の時に打とうと思ってる人何人かいて悩み中
【椎名ツムギ、愛清フウカ、河和シズコ、ニヤニヤ教授、オウル(デカグラマトン組)、ソラ(エンジェル24)、扇喜アオイ、丹花イブキ、清澄アキラ】で悩み中
ウムム - 505二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 09:33:31
聖杯大戦にするのはメリットもデメリットもあるからな
ただ十四騎による聖杯大戦は面白いことになりそうではある
マスター適正が高かったウイが参戦する可能性もあるし
十四騎に増えた分他陣営との一時的な共闘もしやすくなる
七騎に減るまで共闘しようとかの案も提示できるし
それにセイバー対セイバーという聖杯大戦だからこその戦いも起こりうるから - 506二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 09:54:19
聖杯大戦に出来るならしてみたい気持ちはあるな
他陣営同士の争いは起きやすくなりそうだし
どう行動するかとかも変わってきそう - 507二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 10:54:22
むしろトリニティでの行動リスクはむしろ低くなったのでは?ナギサとの話し合い次第ではあるけどわざわざティーパーティと敵対する事になる政治的リスクは負わんでしょ
”流石にシスターフッドには帰れないし、シスターフッドも今回の事は黙秘するじゃんね☆”ってミカ主も言ってるし
更にマリーはおそらく退部申請までしてる訳でシスターフッドを巻き込む気は薄そうなんだよな
それはそれとしてランサーのマスターであるマリーが居なくなり、ナギサへの説明も果たせそうな以上、トリニティで探索する必要性は現状低くなったというか
ナギサに直接報告する必要がある事が出来たり、ウイに直接見てもらう必要があるものを入手したり、した時くらいになるんじゃないかな?マリーもわざわざトリニティ内に居る可能性は低い気もするし
ただナギサとの話し合いや今後の展開次第ではあるけど、ミレニアムで有事があった際の退避先としては有用になるかも?
マリーを探すというかマリーと話すのは向こうが知ってる何かをこちらも知ってからだと思う。たぶんそうじゃないとそもそも言葉を聞いてくれない気がする
友人である相手に相手に簡単に刃を向けられる様な性格はしてないだろうし、宝具を使用しようとした時のランサーのセリフから考えても、肉体的、精神的に相当無理をしてでもヒフミを聖杯戦争の中から降ろそうとしてた訳で、相当な覚悟をしての行動だったと思うし
余程ヒフミには聖杯戦争の中に居ては欲しくない、そして知って欲しくはない何かなんだろうとは思う
ハナコが気づいた事について話してくれれば早いけどたぶんなかなか話してくれない気がするし、いっそトキが知ってる可能性(そして話してくれる可能性、低そうではあるけど)に賭けてトキとの話し合いの時に聞くってのも手
それはそれとして、どこかでハナコへのカウンセリングの為に1行動割くのもありだろうな、”しんじつ(戦闘に不参加/これ以降行動選択時にバッドステータス付与)”って表記的に結構深刻そうだし
セイアに頼るって手もあるかな?カウンセリングは向いて無さそうだけど、ハナコの友人って事や、鋭くなった直感でハナコが気づいた事についてセイアも気づく可能性などを考えて
あとはいっそハナコへのカウンセリングに関しては先生に頼るって手もある気はする。まあヒフミ達でハナコに言葉をかけた方が良い気もするけど無理そうな場合の最終手段かな - 5081じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 11:23:05
基本的に安価スレでこのまま続けて感じでいくじゃんね☆
教えてくれてありがとじゃんね☆
あと聖杯大戦について気になってる人がいるから1はお知らせするじゃんね☆
予備システムについて知ってるのは監督役だけじゃんね☆
教えてくれてありがとじゃんね☆
分かんなかったからホッとしたじゃんね☆
ヒフミ視点では分からないだろうけど、確実に調べるならシスターフッド仕込みの隠蔽工作vsヴェリタスの調査能力バトルじゃんね☆
ただある程度ならヒフミ達は事前知識で絞り込めるじゃんね☆
カテについて教えてくれてありがとじゃんね☆
このまま行く方針が固まってきたじゃんね☆
フェアじゃないからお伝えするじゃんね☆
マリーちゃんに限らず言葉を尽くす事で変わる結果はあるじゃんね☆
原作含めたこれまでのヒフミ達の行動、そしてこれからの選択が大事じゃんね☆
イブキちゃん好きじゃんね☆
雷帝と関係ある説は聞いてからドキドキしてるじゃんね☆
ちなみに本編にも雷帝の話は実は出てきてるじゃんね☆
メタ的な話になるけど2つだけ、今の時点でお知らせできる事を書くじゃんね☆
①古関ウイは聖杯大戦移行時にマスターにならない
②キヴォトスでの今次聖杯戦争が大戦形式に移行した場合、その状況によってはセイバーvsセイバーだけは起こり得ない
……じゃんね☆
現時点でその提案を受け入れる陣営はセイバー陣営以外存在しないじゃんね☆その方針で動く場合は勝利して、言葉を尽くすのが大事になるじゃんね☆
とりあえずハナコちゃんのカウンセリングは必要じゃんね☆
- 509二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 11:27:54
現時点でその提案を受け入れる陣営はセイバー陣営以外存在しない、ってその方針を選ぶ場合キャスター陣営とも一旦戦う事になる感じだったり?
- 510二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 11:37:30
まあとりあえず早めにモモイたちと合流して落ち着いてからカウンセリングとかはしたほうがいいな
拠点とかじゃないと気が抜けないし - 511二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 11:44:07
ヒフミたちが予備システムを知らない状態で戦闘しないように立ち振る舞った結果聖杯大戦になるって可能性はあるのかな
- 512二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 11:52:44
今後どういう事態になるかは分からないけど
一度徹底的に拠点の防備を固めた方が良さそうだな
拠点で色々やりながらカウンセリングというのもありだろうし - 5131じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 12:00:40
- 514二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 12:04:59
正直、現状は悠長に防備固めるよりもマリーが知ってる何かについて探る方が良いかも?とも思ったり
腕を切り落とすなんて性急な事を試みたって事は切羽詰まった何かがあるって可能性もあるだろうし、早めに知った方が良い気がしなくもない - 515二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 12:06:12
黒服は予備システムの起動は好ましく思ってない感じかな
起動させたいなら警告に来るとは思えないし
あるいは一応監督役だから起動させたいけど警告はしなきゃいけない感じなのか - 516二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 12:09:48
マリーが何を知ってるかは探りたいところではあるけど
拠点整備とカウンセリングは両立出来そうだし、何か調べながらカウンセリングというのは難しい気がするからな
まず合流して落ち着いてから拠点整備を進めつつカウンセリングもして一通り作業出来てから情報収集でもいいだろうし - 517二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 12:12:41
戦わないようにすれば監督役が来るって言うのは利用出来そうではある
そのタイミングで取引とかをすることも出来そうだし
来た時に予備システム絡みの質問をすればそれには答えざるを得ないだろうからな - 518二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 12:20:42
とりあえず予備システムルート目指す場合なら魔力回復系のアイテム多めに生産しとくのも手かも?
”勝利して、言葉を尽くすのが大事”って事は戦って相手を消耗させる事になる訳で、勝利してもそのまま魔力尽きて相手のサーヴァントに退場されたら目指せないだろうし - 519二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 12:22:33
ヒフミたちは合流に夜のターン使うとしてもモモイたちは動けるからモモイたちが何するかも大事そうだな
アイテム類に関してはいくらあっても損はないしたくさんほしいところではある - 520二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 13:10:26
マリーがセイバーを倒さずにヒフミに大怪我を負わせてでも令呪を奪おうとしているのが怪しいなあ。トキも令呪を奪おうとしていたし。
考えるなら、サーヴァントが倒されてしまってもマスターと聖杯との契約は切れない。聖杯が顕現した際には契約しているマスターには何らかの不都合が発生する。契約を解除するにはサーヴァントの脱落以外で令呪を失う必要がある。こんな感じのカラクリとかがありそうなんだよな。 - 521二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 13:20:41
まだ分からないことは多いな
そもそも聖杯はどこにあるんだというのもあるし
マリーは大怪我負わせようとしたけどトキは負わせてでもってわけじゃなかったし
仮に契約結んだままなら困るようなことがあるならそれをトキは話した上で説得すると思うんだよな
その方が成功確率上がるし - 522二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 13:41:04
聖杯大戦ルート行くかは別にして一回黒服には来てもらった方がいいかな
情報は多い方がいいし
来れるってことは何かしらの方法でヒフミたちの位置を知ってる感じなんだろうけど
強制イベントの扱いになるのかな - 523二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 14:34:29
他陣営に比べて情報力で負けてるっぽいんだよね
多分巻き込みたくないからって情報取集やら根回しやらできる大きなところに事情を説明して力を借りなかったり怪しんで黒服との接触を避けてたからな気がする
ブルアカ世界だからって甘く見てたけど割とガッツリ聖杯戦争してたというかそんな感じがした - 524二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 14:42:02
諜報戦になっていく感じなのかな
情報量で負けてる状況を打開するには優れた情報網を手にするか他陣営の手に負えない状況にするかとかかな
本気で予備システム起動ありかもしれないな
少なくとも他陣営の度肝は抜けるし
七騎での聖杯戦争という前提条件が変わるから相手はそれに対応することになる
ヒフミたちは仕掛けてる側だから動揺とかはせずに対処できるアドバンテージがある - 525二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 14:55:28
このレスは削除されています
- 526二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 14:55:54
今までと行動指針を大きく変えた方がいいかもしれないな
情報収集したって相手がより多くの情報を得れる状況なら情報収集するんじゃなくて戦闘時に有利を取れるよう物資を集めたり武装を強化したり防衛設備を強化したりするなど戦闘方面の強化に専念するというのはありかもしれない
同盟組んでるアドバンテージがあるし - 527二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 15:08:38
これからヘルタ―スケルターも生産されてく事を考えると正直戦力は割と十分な気もするが
今回のマリー戦だってモモイ達が居なくて更にハナコとコハル居ない状況でさえ圧倒ではあった訳で
情報収集や交流の手番減らしてまで戦力増強に比重を大きく振るのはむしろ損では?
それに少なくともただ聖杯戦争に勝利するだけではヒフミの目的のハッピーエンドは達せられない気はするからもっと情報を知らないといけない気はするんだよな
思ったけどいつもなんでそんなに毎回籠ったり守りを固めたりの提案を?
それに戦力増強なら、マスタースキルや宝具の解放考えるとむしろ絆上げの方が急務な気はするし - 528二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 15:37:54
絆上げは積極的にすべきだと思うけど
調査というのはミレニアムやD.U.ならともかく他地区に行く場合は帰りも含めたら2ターン使うわけで
それなら基本的にミレニアムやD.U.で情報収集したり上げしたり装備強化した方が4ターン使えていいと思うけどな
ヘルタースケルターは戦力としては充分強いけどアサシンがめちゃくちゃ削ってた時みたいに削られる時は削られるし
ヒフミたちの武装とか強化して妨害とかにより補正かけたらこれから先同盟組まれた時にも少しでも優位が取れるだろうから
まだD.U.ではじっくり情報収集出来てないし
ミレニアムでも得られる情報は多いだろうから - 529二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 15:51:20
サーヴァントがキャスターで後で治せるとかでもないのに腕を切り落とす選択って相当なんだよな
腕を失うより大変なことになるって何が起こるんだ
原作だと泥聖杯・マスターかサーヴァントにやばい能力持ちがいる・叶えちゃいけない願いを持ってる奴がいる・別の儀式が並行して行われているとかがあるかな
ブルアカ絡みだとマスターの神秘が聖杯に吸われる可能性があるとか
あと思いつくとこだと令呪とマスター権の移譲ができることはわかってるから「聖杯戦争を知って誰かの権利を奪って参加しようとしてる連中がいる」かなそいつらに捕まると腕どころじゃ済まないかもしれないからマリーは無理やり脱落させようとしてる
それと合わせて聖杯大戦のデメリットとして前半七人と違って意図的に参加するマスターが出てくる可能性がある
ただそれならトキみたいにシスターフッドの誰かに権利を渡すよう要求すれば済みそうなんだよな - 5301じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 16:13:28
トキちゃんに聞いたらさらっと教えてくれるじゃんね☆
黒服のスタンスに関わる事だから、黒服と話してみると分かるかもじゃんね☆
一度腰を落ち着けないと中々ヒフミちゃん達も辛いじゃんね☆
ハナコちゃんに限らず友達に裏切られたショックでわりとズタボロじゃんね☆
普通に話すだけなら、通功の古聖堂に行くのもありだしモモトークを利用してもいいかもじゃんね☆
ありじゃんね☆
魔力炉出来たら、魔力回復用の飴玉でも作れるようにするじゃんね☆
そうじゃんね☆
実は夜ターン、モモイ達は動けるじゃんね☆
ちょっとフェアじゃないからそれについてはお伝えするじゃんね☆
マリーとトキは持ってる情報が少しだけ違うじゃんね☆
そしてマリーは戦略的にセイバーを倒すよりも、マスター狙いを優先したじゃんね☆ヒフミちゃんに奇襲かけて腕切ってマスター権奪う方が早いじゃんね☆
トキは逆に倒せれるなら倒すし、べつに消耗しないで済むから交渉で譲ってもらえるならそれはそれでよしってスタンスじゃんね☆
- 531二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 16:15:20
情報収集や絆上げ、戦力増強とか状況によって最善手は変わるしいろんな意見があった方がいい気はする
予備システム使用の明確に大きなデメリットってなんだろうな - 5321じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 16:28:17
トキは頑張ってるじゃんね☆
モモトークで連絡して頼んだら来てくれるかもじゃんね☆それか通功の古聖堂に行けば確定で会えるじゃんね☆
情報戦は今のところアサシン陣営除けば一人勝ち状態じゃんね☆
こればかりは偶然じゃんね☆
ヒフミ達は予備システムの存在を知らないじゃゆね☆
今後の方針について、少しでもみんなの判断材料になるような事をハナコ視点で気づいた事を今日投下予定じゃんね☆
あくまでもハナコ視点だからそれがすべてじゃないし間違ってる箇所もあるかも……じゃんね☆
マリーちゃんはマリーちゃんの願いの為に動いてるじゃんね☆
本スレのマリーちゃんのテーマは『覚悟』じゃんね☆
色んな意見があるのは大事じゃんね☆
明確なデメリットはまだ内緒じゃんね☆
そのデメリットだけはどんなに状況が変わっても1は変更しない予定じゃんね☆
- 5331じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:27:59
- 5341じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:30:33
【6日目夜・交流イベント】
『ひふみっ!たすけてっ!』
『は、はなこがっ!ハナコが気絶しちゃってっ!』
その声を聞いて、急いでクルセイダーちゃんの中を確認したら、必死にハナコちゃんを看病しているコハルちゃんがいた。
そのまますぐに、ナギサ様が手配してハナコちゃんはティーパーティの来賓用保健室に搬送された。
そして今、彼女は泣き腫らした瞼を閉じて、寝息を立てている。
「熱中症による一時的な失神だと考えられますから、暫くすれば目が覚めると思います。どうか今晩は安静に」
「ありがとうございます、『セリナ』ちゃん」
「いいえ、私は何も。それでは、一度失礼しますね」
救護騎士団の彼女は、一枚の羽を揺らしながら病室を出ていく。
残されたのは私達三人、そしてベッドに横たわるハナコちゃんだけだった。
セリナちゃんが出て行っても私達は誰も、口を開けない。
行かなきゃ、いけないのは分かっていた。
ナギサ様から聴聞の呼び出しが掛かっている。
ハナコちゃんの容態を確認したらすぐに、いつものバルコニーへ『一人で』来るようにと。
そう、言われている。
言って、説明しなきゃいけない。
どこまで話さなきゃ、いけないのだろうか。
マリーちゃんが、敵になった話も、しなきゃいけないんだろうか。
その事実がずっと、頭の中でリフレインしている。
訳がわからなかった。
どうして彼女はあんな風に襲いかかってきたのか、それならどうしてお茶会なんてしたのか。
いっそのこと、毒でもなんでも入れてあの楽しい場所で終わらせてくれたらよかった。
あんな風に戦う事になるぐらいなら。
言葉を何度も吐き出したのに、何も伝わらなかった。
大切なお友達のマリーちゃんから腕を切り落とされそうになった事実が痛い。 - 5351じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:34:04
分かり合えなかったなんて信じられなかった。
信じたく、なかった。
胸の中が沈んでいく。
だから、動けない。
喋れない。
何もする気が起きない。
「……ヒフミ、ちゃん、?」
そうやって自分の手の甲ばかり見ていた私の耳に、掠れた声が飛び込んだ。
「ハナコちゃんッ!?目が覚めたんですね……よかった……ほんとによかったっ」
「ばかハナコっ!急に倒れて、ほんとに心配したんだからっ!ばかばかばかぁ!」
「熱中症だそうだ。起き上がったりせずに安静にして、ハナコ……起きてくれて、ホッとした」
薄らと目を開ける。
痛々しい点滴の刺さった左腕には力がまだうまく入らないようで震わせながら、持ち上げて。
それを私が急いで両手で包んで。
彼女は、少しだけ安心したような顔をして私達に尋ねてきた。
「ま、りーちゃん、は?」
正直に言えば、今聞かれたくなかった。
ほんの1時間も前の話だというのに思い返すのがやけに億劫で辛かった。
それでもなんとか口に出す。
「……マリーちゃんは、あの後ナギサ様が来られて、そのままあの場所から」
行方が分からなくなったのだと、そう伝えると彼女は目をつぶった。熱中症でまだ頭痛がするのかもしれないけれど、きっとそれ以上に辛かったのだろう。私達と出会う前から、ハナコちゃんはマリーちゃんと仲がよかったというのだから。余計に胸が重くなる。 - 5361じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:36:02
「……ヒフミ、ちゃん。私は……」
ふと目をつぶったまま、彼女は何かを私に伝えようとした。それがなんとなく、私は聞かなくてはいけないものだと気づいて。けれど、その後に。
「いいえ……何でもありません」
彼女は何も語ろうとしなかった。
何でもないと痛いという頭をそれでも僅かに振ってはにかむ。心配しないでと笑う。
「ヒフミちゃん、は怪我や痛いところは?」
「私は……どこも。大丈夫です、だからハナコちゃんは安心して自分の身体を治してくださいっ」
なら私もと空元気を演じる。側から見たらきっと馬鹿馬鹿しいお話なんでしょう。お互い、空元気を演じているなんて。でも私は、力瘤をつくって元気だとポーズまでして、目をつぶって寝ている彼女に伝える。その言葉に心底安堵したように、
「なら、よかった……」
ぽそりと、彼女は呟いた。
「ごめん、なさい。まだ頭、重くて……」
「いいんです、また起きたら……」
お話しましょう、そう呟こうとして、駄目だった。
言葉が出なかった。
ただハナコちゃんには伝わったようで。
「……えぇ」
静かにそう言って、暫くしてまた寝息が聞こえた。 - 5371じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:38:25
「私が」
唐突に、コハルちゃんが口を開く。
「私がちゃんとみてるから。ヒフミは行ってきて」
「ああ、私達がいるから」
コハルちゃんは帽子で影が出来て表情は見えない。
アズサちゃんは心配そうにこちらを見ているのが目の端に映っている。
けれど私はその言葉に何も返せれなくて、逃げるようにして病室を出た。
誰かと喋るのがただただ今、辛かった。
目的の部屋の前に着いて、念話をしながら無言でバルコニーへと繋がる扉を開ける。
『(……セイバーさんは、ここで待っていて下さい)』
『(彼女、いるけどいいのかい?)』
『(……気づいているならきっと、セイバーを連れて中に入らない方が誠実な筈ですから)』
セイバーさんと頭の中で話す分には出来るんだなと自分の醜態に嗤ってしまいそうになる。
そんな自分を見てほしくなくて。
扉の傍に控えている『彼女』へなんの声もかけられなくて。
また顔を伏せるように下を向いて、私は中へと入る。
「お待ちしていました」
「…………ナギサ様」
「どうぞおかけになって下さい。きっと」
───長い話になるのでしょうから。 - 5381じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:39:20
長い話になるのだと言った彼女は、席に座ってティーカップに口を付けてばかりだった。
月明かりに照らされて、白く抜き取られたように、彼女だけがそこにいて。
僅かに絹が動いて擦れる音と、カップがソーサーに置かれる微かな音だけがバルコニーに在った。
私は出されたカップの水面を見て、黙りこくってしまった。
迷う時間なんてないのだと思ったばかりで、このザマだった。
私は結局なんの覚悟も持たずにまた考えなしにこの人の前に座っている。
それがあまりにも情けなくて、その気持ちが余計にささくれてぐちゃぐちゃになっている心をざわつかせて。
だからじっと、薄い琥珀色だけを眺めていた。
「カモミールティー、お気に召されませんか?」
「……いえ、その」
無礼だと、マナー違反だと分かっている。
でも何から話せばいいか分からない。
ユウカちゃんとの時は、隣にセイバーさんが、後ろにみんながいた。
「なら、ぜひ。今日は夜風が少し涼しいですから。きっとお口にあうと思うんです」
「……はい、ありがとうございます」
でも今私は『ひとりぼっち』でここにいる。
何から話せば理解を得られるとか協力してもらえるとか、そもそも下手をすれば退学だってあり得るんじゃないかとか、色んな考えが泡のように弾けて、べちゃりと墜落していく。
「そういえば今日、ペロロ様でしたか。それのアニメを見ました。随分と愛らしい番組なのですね」
「……あはは。そうなんですよ」 - 5391じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:40:39
分からなかった、いざ喋ろうとして、何も出来ない。
誠実さのアピールなんて、笑ってしまう。
そんな格好つけたって私には自分にあった事を時系列に並べて話す事すら出来ないのに。
ばかみたい、そう思ってしまう。
苦しい、そう考えてしまう。
辛い、逃げ出したいと思ってしまう。
早く喋らなきゃいけない。聴聞なのだ、きちんと釈明して説明しなきゃいけない。
当たり前だ、彼女はこの自治区の行政、その中心にいるのだから。
その彼女のお膝元で本気で殺し合いをしたなんて、ああ一体どんな風に説明しよう。
ユウカさんのように納得してくれるのだろうか。
……状況はまるで違うのに。
いや、そうじゃないんです。
「そういえば聞きましたよ?なんでもミレニアムへ短期留学をしたと。あまり驚かせないで下さい、なるべくそういう事は事前に話をして頂かないと」
怖い。怖いんです。
また何か喋って、一生懸命考えて、だっていうのに相手に何も伝わらないのが怖い。
マリーちゃんは笑って言った。
殺し合いの参加者なんだから、と。
話し合えば分かり合えると思っていた心が挫けてしまいそうになる。
マリーちゃんの事ばかりが頭の中を埋め尽くしている。 - 5401じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:43:15
「そうそう、この前ミカさんが───」
だから、この時間が『苦痛』だった。
世間話なんて勘弁してほしい。
1人で来いなんて呼び出して、こんな風に話をして。
早く詰問でもしてくれた方が喋りやすかった。
こんな風にさも『貴女が喋るのを待ってます』なんてされても、ただ辛かった。
「それから先生が───」
喋ったら分かってくれるのだろうか、理解を示してくれるのだろうか。
分からないから怖くて仕方がない、他の誰かもすぐに裏切るような気がしている。
こんな風にお茶会をしたって数分後には殺し合いに嬉々として向かう。
そんな現実を目の当たりにして、私はもう何も出来る自信がない。
喋る事自体が怖い。
なのに目の前の彼女はこの場所から『解放』してくれなくて。
「聞いてくれますか?セイアさんったら───」
だから、もう。
「…………ですか?」
限界だった。 - 5411じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:44:04
「……はい?どうかしま「なんなんですかっ!?」……急に立ち上がっては折角のお茶が台無しですよ、ヒフミさん」
笑っている。
なんなんだ、なんなんですか。
「早く聞けばいいじゃないですかっ!」
「あの男の人達はなんなんだってっ!」
「なんで駐車場でマリーちゃんと殺し合いしてるんだって!」
「影でこそこそ何をやってるんだって!」
「そうやって責めて、話を聞き出せば!」
砕ける音がする。
何かが跳ねる音もする。
何もかも台無しにする音が。
でもどうだってよかった。
どうせ私を『傷つけるんだ』。
こんなに一生懸命頑張ってハッピーエンドを目指そうとしているのに、トキさんもマリーちゃんも私の話なんかちっとも聞いてくれない。
殺し合いなんていけない事だから、だから私は間違ってないって、みんなが傷つかなくていいようにって、こんなに叫んでるのに。
「もう何を話せばいいのかなんて分からないんです!」
「どれだけ喋って、どれだけ言葉を交わそうとして!」
「なのにみんな願いがどうとか……うるさいんですよ!」 - 5421じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:47:03
机を叩く。
椅子を蹴り倒す。
うるさい、うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい。
みんな勝手なこと言って。
私の話なんて聞いてくれなくて。
挙句の果てに友達だと思っていたのにいきなり襲い掛かられて。
それなのに説明?
それなのに釈明?
部外者の癖にっ!
私みたいに殺し合いに参加してるわけでもない癖にっ!
「大体ナギサ様に何話せばいいんですかっ!」
私が何を言ったって聞いてくれないじゃないか!
私はやっと同盟まで結んだのに今度は令呪を寄越せ、その次は腕を寄越せ!
みんなして私の気持ちをめちゃくちゃにしないで下さい!
誰も聞いてくれないなら話なんて私にさせないでください!
「私が辛いことなんて何も知らない癖にっ!」
───ぱちん。
「ぁ……ぇ……?」 - 5431じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 19:57:01
【Recommend BGM……〈Morose Dreamer〉】
「……どれだけ」
乾いた音がして。
頬が熱くて。
がたりと、鈍い音がして。
「どれだけっ」
バカみたいにその音につられて見てみれば、椅子が大理石に倒れている。
「どれだけ心配していたと思っているんですかっ!」
その椅子がさっきまで彼女が座っていた物だと、目の前で手を振り切った姿で荒く肩で息をしているナギサ様を見てようやく脳は認識した。
「急に襲われて、ずっと心配していたら今度はバスジャックなんて馬鹿な真似して!その次はいきなり外泊届けを出して合宿所に寝泊まり!」
「私がそれを知った時、どんな思いだったか貴女に分かりますか!?」
「殺されかけたと聞いてっ!それなのにこっちの気なんて何一つ知らないで自由勝手に動き回って!」
叫んでいる。
見たことがなかった、こんな風に声を荒げる彼女を。そんな風に私の理性は驚いていて、けれど衝動は止められなくて。
「あはは……なんですか、それ」
「勝手に心配して、勝手に怒って……」
「……私の気持ちなんか知らない癖に!」
「私がどれだけずっと怖かったか知らない癖に!」
「勝手なこと言わないで下さい!」
叫ぶ、吐き出す。目の前の彼女にぶちまける。ずっと溜め込んでいた、その感情はきっと怒りだった。
それを小さい子の癇癪のように喚く。 - 5441じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 20:08:01
「勝手なこと!?それは貴女の方でしょ、ヒフミさん……っ!」
「なんですか、ミレニアムへの外泊申請って……挙句の果てに短期留学?……馬鹿にしてるんですか?」
馬鹿にしてるのか、そう聞かれて頭に血が昇る。どんな考えで、どんな想いそれを友達に頼んで、その場所を手に入れる為にケセドと戦って死にかけて。
どれだけ私が大変だったと───。
「ばかって、馬鹿ってなんですか!」
「ユウカさんにお願いして、信じてもらえなかったら嘘つきと思われてもう二度と前みたいに関われないかと思っても!頑張ってお話して!」
「今度は信じてもらえたからそれに報いたくて調査だけでいいのにケセドとも戦って!」
「大体ミレニアムに行ったのだって、トリニティよりもずっとモモイちゃん達の傍の方が安全だからっ!」
嗚呼、それは言っちゃだめですと心の中で誰かが叫んでも止まらないし、止められない。
もう全部腹が立って仕方なかった。
怖くてもモモイちゃん達と補習授業部のみんなとハッピーエンドにって頑張ったのに、何一つだって上手くいかなくて。
裏切られて、私はもう、無理なんです。
「あんぜん……どれだけの人が、どれだけの生徒達がっ!」
「フィリウスもパテルもサンクトゥスも!みんな必死にやって!」
「ツルギさんもハスミさんも毎晩ずっと警邏をしてっ!セイアさんだってご自身の安全を無視して、ミカさんだってずっと先生の元で情報を集めてくれて!」
「私だって毎晩寝ずにこの自治区のっ!貴女がいる学園の安全を守ろうと、二度と貴女が死ぬかもしれない事がないようにっ!それなのにっ!」
「安全じゃない?!ふざけないで下さい!!」 - 5451じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 20:26:09
知らない、そんなの誰もお話してくれなかったじゃないですか。
こんなに情報を集めて、たくさん色んな場所に行って必死にずっと色んな事を調べてきたのに、そんな話は誰もしなかった。第一、安全なだけじゃだめなんです。
「だから……何で分かってくれないんですかっ!」
もう喉の奥から鉄の味がする。
でも心の奥から湧き出てくるモヤモヤしたのがちっともなくなってくれないから、私は血の混じった泡を飛ばして喋り続ける。
「聖杯戦争なんです!殺し合いなんです!生徒が見回りしたって殺されちゃうかもしれないんです!」
─── 「ヒフ⬛︎ちゃんを怪我させたおまえなんかにまけるかぁぁっ!!」
ああ、覚えている。ずっと見ない振りをしていた。
アサシンさんに襲われた5人の被害者のその中の1人。彼女を私は知っていた。だって同じクラスの子で、時々隣の席になるからお喋りだってして、お茶をしに行った事だってある友達で。そんな彼女は病院で戦って傷ついていた。
私のせいだ。私の名前を叫んでいた。また私のせいで傷ついてしまった、そしてそれを見ない振りをずっとしていた。怖かった。簡単に人が死んでしまう現実を直視するのが嫌だった。
「だから私が頑張ってるんです!モモイちゃんも、補習授業部のみんなもっ!ゲーム開発部のみんなだって!」
「誰も傷つかないようにって!聖杯戦争って殺し合いから貴女達を守ってるのに!」
「そんな事、何も知らない癖に分かった風に言わないで下さい!」
だから、叫ぶしかない。私の寝ている間に私のせいで傷ついた友達がいた。もう今更見逃せない、もう二度と傷ついてほしくない。だから戦ってきたのに。それなのに。そんな事を知らないって、そんな風に。私は、私に出来る事を精一杯───。
「じゃあなんで、言ってくれなかったんですかっ」 - 5461じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 20:38:16
「言ってくれたら力になれるじゃないですか……」
「教えてくれなきゃ分からないじゃないですか……!」
「なんで私を頼ってくれなかったんですか……!」
その声は滲んでいて、そこでようやく私は彼女の顔を見た。
ぼろぼろだった。お化粧だって涙の跡で流れていて、その綺麗な瞳も真っ赤に痛々しくなって、いつも整っている髪だって大声を出していたから乱れていて。
ナギサ様は泣きながら私と話をしてくれていた。
その事実に今更やっと気がついた。
「なんですか、聖杯戦争って。知りませんよ、ヒフミさんが殺し合いに参加してるだなんてっ」
「……言ってません、でしたから」
「なんでミレニアムには話して私達に、私に話してくれないんですか!」
「……っ。だって、だって同盟がっ!」
「うるさいっ!そんなの知らないっ!」
あのナギサ様が子どものように駄々を捏ねていた。拳を振って、首をいやいやと小さな子のように横にして、奥歯をぎりりと噛み鳴らして。
叫んでくれていた。
「補習授業部の方達にはお話されてっ、貴女の苦しみを分かってあげられるのに」
「貴女だって私には何も話してくれなかったじゃないですかっ」
「私だって……私だってっ!」
「ヒフミさんのお友達なのに……っ!」 - 5471じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 20:55:28
いつの間にか彼女は私の傍にきていて。
掻き抱くように私の背中に手を回した。
「わた、しっ……だって!貴女が辛いのを……っ!苦しいのを……っ!」
肩が濡れていく。
同じように、私の目の前ではらはらと雨が降る。
「分かって、助けてあげたいんですっ……だから話して下さいっ」
気づいたら私の腕も彼女の背中に回っていた。
暖かいなと、場違いな感想が胸にぽっかり空いていたそこを埋めていってくれる。
「どんなお話だって、どんな言葉だって」
勝手に諦めかけていた、言葉なんて尽くしても。どれだけお話しても、友達だとほんの数瞬前まで思ってた相手にだって裏切られると───。
「ヒフミさんから貰える物なら毒だって私は飲み込んでみせるからっ」
違う。
マリーちゃんは『友達』だ。まだちゃんとナギサ様としたように、そしてこれからきっとしていくように。
『お話』なんて全然できてない。なのにちょっとすれ違っただけで私は勝手に失望してしまった。
「もう二度と、もう二度と」
情けない。こんなに、こんなに優しく私を包んでくれる人がいるのに。そんな素敵な人が友達だと叫んでくれたのに。
「貴女を決して手放さない、決して裏切らないっ」
誰も分かってくれないと勝手に斜に構えて、誰も理解してくれないと勝手に諦めてしまった。 - 5481じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 21:01:14
「だから勝手にいなくならないで、勝手に私を置いて行かないで、ちゃんと全部私にも教えて下さい」
それを教えてくれて、愛してくれて、話をしようと言ってくれたのは今この腕の中にいる温もりで。
「お願いです、ひふみさん」
その言葉に私の理性は何かを喋ろうとして。
「ごめん、なさい」
出てきたのはたった六文字で。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
ずっとそれだけが壊れたテープみたいに流れる。ありがとうっていいたのに、これまでの事ちゃんとお話したいのに、だけど出てくるのはそれだけで。
「いいんです、私もごめんなさい」
「違うんです、ごめんなさいナギサさま」
「いいんです、だから、ゆっくりといいから」
「はい……はいっ」
すんっと鼻を互いに鳴らして、ぼたぼた降る雨は止まなくて、口から漏れるのはそんなみっともない音で。
だけどまっすぐな『本心』で。
たった六文字に、たくさんのありがとうと、たくさんのごめんねと、たくさんの大好きだよを乗せて。
私達は暫くの間、その両腕の力を緩める事ができなくて、心に満ちていく暖かさを二人きりで分かち合い続けた。 - 5491じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 21:07:55
「……かっぷ、割っちゃいました」
「安物ですから、お気になさらず」
「なぎさ様のうそつき」
「嘘じゃありません、うそだと思うなら、今度一緒に買いに行って確かめませんか?」
「えへへ……確かめちゃいましょうか?」
「えぇ、確かめましょう」
「お茶にしましょう、また淹れ直しますから」
「……いいんですか?」
「もちろん。なんどだって、ヒフミさんの為なら淹れ直しますよ」
「……長いお話になりますよ」
「それなら今日は泊まって行ってください、夜が更けてもずっと、私は聞きますから」
「……なら、話します」
「───はい」
夜は更ける。
二人の語らいを聞いているのは星空と月と、ティーポット。
その中にあるのはカモミールティー。
カモミールの花言葉は───。 - 5501じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 21:12:57
- 551二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 21:17:09
雨降って地が固まったか…?
あとはセイバーとより深い相互理解を経ての真名開示とかできれば更に地を固められるのだろうか - 5521じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 21:17:20
- 553二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 21:19:38
ヒフミもナギサも互いに感情しっかりと吐き出し合って話せたのは良かった
- 5541じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 21:30:40
- 5551じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 21:36:20
【ダイスの判定を終了します】
【お疲れ様でした】
【判定の結果、累積経験値が10ptを超えた為、絆レベルが1つ上昇】
【ボーナス分を含めて累計23pt加算される為、絆レベルが5に到達した事を確認】
【霊基データの中から、未開放の情報(?表記)がこれ以降は全て解放されます】
【データ更新時にまたアナウンス致しますのでもう暫くお待ち下さい】
【また喜ばしい事に今回開放されるメイン宝具・真名につきましては専用イベントが発生します】
【そして誠に悲しい事ですが】
【皆様、彼女にどうか『ご注意』下さい】
【続いて】
【魂の改竄を行います】
【次の①〜⑤のステータスに2pt分を割り振って下さい】
【どれか一つのステータスに2pt集中させてもいいですし、二つを選んで1ptずつでも問題ありません】
①筋力 ②耐久(現在+3pt) ③敏捷
④魔力 ⑤幸運
【安価先>>562】
【それでは皆様】
【良き選択を】
- 556二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 21:46:17
①に2ptかな
- 557二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 21:52:39
①と③に1ptずつで強化していきたいかも……
- 558二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 21:59:02
このレスは削除されています
- 559二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:02:37
③に2
- 560二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:02:41
1と3に1ptずつ
- 561二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:08:34
- 562二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:15:26
①と③に1pt
- 5631じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 22:17:29
- 564二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:19:02
彼女にどうか『ご注意』下さい……“彼女”って誰の事だろうか?
獅子身中の虫がいると思ってしまうのは……考えすぎかな? - 5651じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 22:26:40
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
公式準拠とは改めて見てもちょっとスペック高すぎじゃんね☆
これが王道の強さ、じゃんね☆
ヒフミちゃん達は夜はこのままトリニティでお休み……なのでこのままモモイちゃん達の夜行動安価じゃんね☆
どっか行ってもいいし、部室戻ってもいいし、拠点の改修進めてもいいじゃんね☆
安価先は>>572じゃんね☆
それじゃよろしくお願いします……じゃんね☆
特殊イベントやるじゃんね☆
思い切り吐き出したじゃんね☆結構ドキドキしてたからよかったって言ってもらえるとホッとするじゃんね☆ありがとじゃんね☆
彼女は特殊イベントに出演予定じゃんね☆
実は1の推しの子じゃんね☆
だから彼女に関しては大丈夫じゃんね☆
獅子身中の虫、というかうそつきに関しては実はコメントで引っかかりを覚えてた人が何人かいたじゃんね☆
すごい嬉しいじゃんね☆
- 566二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:31:38
どっか行くとて、どこにいきゃ良いんやろか?
- 567二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:38:15
ゲーム開発部のだれかとかだったら本格的に人間不信になるぞヒフミが
- 568二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:39:08
ユウカに会いに行きつつ、ヒフミ達に連絡かな?
”どうしても日中はバタバタしてて中々会えないけど、今晩含めて夜なら動けるからまた顔を見せて”ともビデオメッセージで言ってたし
あとはトキにエリドゥに呼ばれた事とかも伝えておけば、万が一、話し合いから戦闘になって撤退が必要になった際にバックアップ得られる可能性もあるだろうし - 569二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:39:46
あれ?これもしかして、ヒフミちゃん達の預かり知らない所でミレニアムとトリニティの上層部での情報交換の通信会議があり得るか?
そうだとしたら、三大校のうちの一つがハブられている気がするけど……気の所為じゃんね!! - 5701じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 22:40:13
- 571二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:46:51
②で情報集めつつ物資も確保できるの結構大きい気がするが……
- 572二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:47:59
- 573二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 22:57:42
うそつきとは別だけど先生ゲヘナでオークション会場吹っ飛ばしたのが誰かわかってそうだよね
あとアスナがアビドスでの事件の調査メンバーだったから何か聞けるかもしれない - 574二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 23:14:50
見返したらアビドスのクレーター事件、ミノリも調査のメンバーか
ナツが言ってた爆破事件の件だったり、D.U.でデモしてて気付いた事がないかだったり、クレーター事件だったり、ミノリにもマスターとしての思惑以外にも聞くこと結構あるな - 5751じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/09(金) 23:26:33
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
安価の結果、>>572さんの「② セミナーに行って情報収集と物資の注文&ヒフミ達に安否確認のモモトーク」になったじゃんね☆
ちょっとどんな物を頼めるかとかで時間かかりそうというか多分明日になりそうだから、明日の話も先にしとくじゃんね☆
明日はちょっとかなりバタバタする予定だからお昼頃に一回何時から投下始めるかとかお知らせするじゃんね☆
ちょっと後手になるけど許して下さい……じゃんね☆
いまきせーかかったじゃんね☆
アーチャー戦で戦線離脱の為の援護……となると結構な火力が必要じゃんね☆
本スレのアーチャー、千里眼持ちだし射程とんでもないじゃんね……
でも頼めばしっかり用意してくれるじゃんね☆
通信会議……そういうのも素敵じゃんね☆
あとゲヘナで思い出したけど、マコトちゃんは今ガチモードじゃんね☆
理由についてはゲヘナ側からの情報提供は立場的に難しいから集めた資料から見てみてほしいじゃんね☆
情報については有益な物を渡せれるよう1もいっぱい考えてみるじゃんね☆
先生はわりと色々知ってるじゃんね☆
大人のすべきことをしてるじゃんね☆
ミノリとの話し合いでも得られる情報はしっかり用意してるじゃんね☆
- 576二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 23:39:13
カイゼリン・ブリッツって雷帝のことか
そりゃガチモードになるし調査打ち切りをヒナが受け入れるわ - 577二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 08:10:50
とりあえずヒフミたちは朝にモモイたちと合流して
そのあと話し合いして方針を決める感じがいいのかな? - 578二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 09:55:06
お疲れ様でした
雨降って地固まる……うん、良い友情だな
ナギサ様(トリニティ首脳陣)も本格的に聖杯戦争に関わりだしたので、今後が楽しみですね
そして、もしかしてなんだけど……“星の聖剣”レベルのモノじゃないと破壊が出来ないナニかがあったりするんだろうか? - 5791じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 11:19:06
1じゃんね☆
今日も19時30頃に投下するじゃんね☆
今日の予定はモモイちゃん達ゲーム開発部の夜行動してセミナーから情報と物資の注文(安価するじゃんね☆)じゃんね☆
その後はこの前安価してた1000なら○○の内容書くじゃんね☆
今日で6日目は終了するじゃんね☆多分じゃんね☆
あってるじゃんね☆
1が出してる施設やお店の名前は、必ず元ネタに各自治体のモチーフ国(説)に実在してる建物を使ってるじゃんね☆
カイゼリンブリッツも元ネタ探してたらいいのがあったから当時3章見てすぐだったのもあって雷帝ネタいれたじゃんね☆見つけてもらえて嬉しいじゃんね☆
そんな感じでまとめにも色々情報はあるじゃんね☆
トリニティからミレニアムに『戦車や公共交通機関』で移動すると合流は午後になるじゃんね☆
泰然としてるナギちゃんこそ涙も鼻水も流して取り繕わない本音を、そんなナギちゃんに敬愛を向ける先輩に対してではなく対等の友達として吐き出すヒフミちゃんやりたかったじゃんね☆
こういう青臭い春、1は好きじゃんね☆
星の聖剣が必要な、セファールや異聞帯ORTクラスは出てこないから安心してほしいじゃんね☆
- 580二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 12:12:20
物資注文か
武装とかも頼めるはずだし何を頼むべきかな
ヒフミたちが朝に移動する場合1ターン使うということは朝のターンでモモイたちがどう動くかも大事だよな
拠点整備がモモイたちが寝てる間にどれぐらい進むか - 581二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 12:19:27
思ったけど物資の注文って何頼めば良いだろうな
魔力に近そうだしエーテル系のオーパーツとか?
生産自体はキャスターの宝具で行われるだろうし資材の必要性は無さそうだけど
あ、でもエンジニア部によるセンチュリオンちゃん改造の為の資材とかはありか - 582二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 12:27:25
偵察とか色々使えそうだしドローンとか?
後拠点固めるなら建材とか防衛設備関連のものとか
拠点整備完了した後にエンジニア部に頼めばやってくれそうだし
エンジニア部に防衛設備とかを強化してもらってる間に魔力炉使って何か生産とかしたら効率は良さそう
アイテムとかはあって損はないし - 583二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 12:32:37
このレスは削除されています
- 584二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 12:36:08
拠点整備は順調に行けば明日には終わるかもしれないからな
明日には第二エリアの整備は完了してるからヘルタースケルターも結構数増やしてそうだし
効率は良くなると思う - 585二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 12:38:49
いっそのこと移動用に輸送ヘリかオスプレイでも用意してもらうのがいいかも。空での移動なら時間短縮できるはずだし。
- 586二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 12:45:17
ドローンやオートマタを大量に用意してもらうとか?
新型だけなら数は揃えられないなら旧型含めてでもいいし
戦闘において数は力になるし貰えるだけ貰っても損はない気はする - 587二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 13:05:54
そういえば武装といえば、キャスターの道具作成(偽)って武装も作れるみたいだけど生徒の武器用の対サーヴァント用アタッチメントみたいなものとかも作れたりするのかな?
キャスターについて考えてたら、ふとfakeの方のデュマ思い浮かんでなんとなく。あっちとは道具作成というか宝具の性質が違うからなんともだけど - 588二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 13:46:06
それでいうとキヴォトスにトスにきた時一番ヤバいのって技術力が現地基準になる高杉社長かもしれない
- 589二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 17:05:18
拠点の整備は出来るだけ早く完了したいな
全て整備出来れば物資回収や魔力炉とかを使ってアイテムゲット出来るし
やれることの幅が広がる - 590二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 17:14:35
セミナーがサーヴァント対サーヴァントの対戦記録動画を見つけたのコユキっちくさいなぁ。
物資の中に望遠鏡とか混ぜてユズのGLの着弾地点を調整するための観測手の戦術増やしたり出来るかな?後は、普通にドローン(攻撃用と偵察用)とSplatoon3のトラップみたいな索敵トラップとか? - 591二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 17:17:18
- 592二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 17:27:41
- 593二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 17:30:36
アズサが使えるトラップ関連の物資もありだな
後は監視カメラとかサーマルスコープや暗視スコープ、万が一籠城戦とかになった場合に備えての食料や水、オートタレットとかの防衛戦に使えそうなもの、敵か味方か分からない人物が来た時に拠点から姿を見せずに話すためのスピーカーなど? - 594二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 17:41:47
閃光弾とか煙幕ってサーヴァントにも効くんだっけ
一瞬足止めする程度でも効くなら欲しいな
あと敵マスター用の麻酔弾みたいな殺さず無力化できるものも欲しいな - 595二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 17:55:03
そもそもキヴォトス人は多少撃った程度(ナギサでも5.56mm弾を1マガジン分撃ち込んで気絶程度)では死なないから、サーヴァントでの攻撃以外に関してはそこまで気にしなくても良い気がする
マスターの無効化狙いなら普通に攻撃すれば大丈夫じゃないかな? - 596二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:22:46
関係ないけど個人的にまとめたやつ置いとく
剣:ヒフミ 鯖 プロトアーサー
弓:トキ 鯖 アーラシュ
槍:マリー 鯖 レオニダス一世
騎:アル 鯖 ???(推定メデューサ)
術:モモイ 鯖 バベッジ(ヒフミ視点不明)
殺:??? 鯖 スカサハ
狂:ミノリ 鯖 スパルタクス
マスター候補→トキ、ホシノ、ミカ、マリー、黒服、モモイ、ミノリ、アルちゃん、シロコ*テラー、カヤ、シュロ、ミカ、ハルカ、ナツ
残り候補→ホシノ、ミカ、黒服、シロコ*テラー、カヤ、シュロ、ハルナ、ナツ
うち現在登場→ホシノ、ミカ、黒服、シュロ、ナツ
各陣営のスタンス
剣、術→非好戦的。仲間を増やしたい。聖杯に個人的な望みがあったりはしない
弓→好戦的。何か望みがあり、本気で勝ちに。
どことも徒党を組む気はない?
槍→好戦的。無理にでも聖杯戦争を終わらせたい?
トリニティを思ってるのを見ると、腕を切り落とすのはヒフミを聖杯戦争から遠ざけるための行動か?令呪の譲渡を知らないor出来ないと知っている?
騎→一番分からん。アルちゃんがいつも通りの善性とポンコツぶりであることを願う
殺→好戦的。喧嘩吹っ掛けまくってる割にマスターの情報が渋くて読めん
狂→非好戦的。そもそも聖杯戦争に消極的な気も。
個人的には敵対はないと思うが、仲間にするのは厳しそう - 597二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:26:17
バーサーカー陣営に関しては同盟は難しくとも不戦協定ぐらいは結びたいな
アサシン倒すまではヒフミたちと戦闘しないとかの - 5981じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 19:32:26
基本的な食料と飲み物の他には、一応特別な物資をユウカちゃんから貰えるじゃんね☆
予算?ユウカちゃんのポケットマネーからじゃんね☆
防衛設備についてはユウカちゃんの物資とはまた別枠、キャスターとエンジニア部が作ってく感じになる……じゃんね☆
陸路より空路の方が速いじゃんね☆
報告書の先生が別自治区に行くのがやたら速かったりしたのはD.U.にいるのと、シャーレのヘリ出したから……っていう設定だったじゃんね☆
いくつか用意してるじゃんね☆
問題は1が銃器に詳しくないから実銃の威力あげるアタッチメントが銃弾以外思いつかないじゃんね……でもちょっと色々考えてみるじゃんね☆
キャスター陣営でもかなり(1が)やばいのに高杉社長は技術と行動力もあって大変じゃんね☆
- 599二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:40:32
ユウカのポケットマネーは凄い
リオがエリドゥ建設の為にしてた横領を補填できるくらいだし - 6001じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 19:42:18
今、第二エリアが完了じゃんね☆夜行動分と夜間の指示をまた安価するじゃんね☆
セミナーが見る映像がどんな物になるかは……まだ内緒じゃんね☆
ご新規様じゃんね☆
嬉しいじゃんね☆
1もスパさん大好きじゃんね☆
どのサーヴァントにもしっかりかっこいい見せ場を作りたいじゃんね☆
あれはどういう形で神秘が働いてああなってるか謎すぎるじゃんね☆
トラップ関連については……また考えて見るじゃんね☆
千里眼とか特定のスキル持ちには効きにくい感じじゃんね☆
生徒達は気絶判定あるから戦闘イベントでは死なないじゃんね☆
情報まとめてくれてありがとじゃんね☆
そろそろアサシン陣営も動くかもじゃんね☆
うまい落とし所を見つけてほしいじゃんね☆
とんでもない話じゃんね☆ユウカちゃんちょっとすごすぎじゃんね☆
- 601二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:44:01
実銃のアタッチメント調べてみて、サイレンサー(消音器)とかウェポンライト(小型の銃に取り付ける用の懐中電灯)とか良さそう。
- 6021じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 19:45:18
【白洲アズサ】
・報告だ19:30既読
・ランサーのマスター『伊落マリー』と交戦19:30既読
・トリニティの生徒会『ティーパーティ』の介入を受けて、マリーは逃亡。情報によると自治区中心部周辺には存在が確認できなかったそうだ19:32既読
・補習授業部3名とセイバーに大きな怪我はなし19:33既読
・……ハナコだけ、熱中症と心因的なショックで倒れて治療、今はまだ意識が戻ってないから、コハルと私で様子を見ている19:34既読
・明日には復調するとのことだ19:34
・ヒフミはこちらの生徒会長と話をしているらしい、一応大丈夫……らしい19:35
・私達はこちらで泊まって明日からまた動く19:36
・モモイ達も十分に気をつけて19:37 - 6031じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 19:48:20
アズサから返ってきたモモトークに情報ありがとうと気をつけてのメッセージを残して息を吐く。
同じ学校の生徒、それもお茶会をしようなんて約束してた相手がマスターだった。
ヒフミの気持ちを考えると、胸が張り裂けそうになる。
私だって、もしミドリやユズやアリスがマスターでいきなり戦わなきゃいけないなんてなったら。
しかもお茶会に誘われてソレだ。
相手の子は勝ちたいからそうしたのか、それとも別の理由があるのか。
……嫌だなぁ。やめよ、考えるの。わからない事悩んでたって、進まない、進めない。
それよりも。
「お姉ちゃん、お夕飯買ってきたよ」
「ぱんぱかぱーん!アリス達は無事にお使いクエストから帰還しました!」
この子達と自分ができる事、やれる事を一個ずつ片付けないとだ。
「ありがとぉ!やっぱエンジェル24といえばホットスナックだよねぇ」
「わ、私はAチキ、好きだな」
まっ!とにかくはまずは買い込んだお夕飯を持ってちゃっちゃとセミナーに行くとしよう。きっとユウカが待っている。
「アリスはジャイアントフランクフルトです!」
「からあげチャンのチーズ味かなぁ……あとアリスちゃん、それ多分コハルちゃんの前で言わないであげてね」
口うるさくてもなんだかんだ優しい姉のようなあの人のところが。ちょっと太ももがデカいけど。
「私Aチキ!!!!!!!」
『(モモイよ、はしたないぞ。夜、それも室内でそのような大きな声を出すでない)』
『(Aチキください)』
『(こやつ直接念話で……!)』 - 6041じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 19:49:24
【6日目夜・探索イベント】
【ミレニアム自治区・セミナールーム】
『2.セミナーに行って情報収集と物資の注文&ヒフミ達に安否確認のモモトーク』
「ユウカー!お夕飯買ってきたよー!!」
勝手知ったるセミナールームに入れば見慣れた顔は、一人しかいなかった。
「いらっしゃい、四人と……」
「うむ、霊体化を解き忘れていた。ユウカよ、失礼した」
「キャスターさんもですね、お待ちしてました」
ユウカが指先を動かしてホログラムモデルのパーテーションを起動させ、簡易的な応接間を用意してくれる。
いいなぁっ!あれ!うちの部室にも欲しい!
『(無理だ)』
『(無理かぁ)』
「悪いわね、差し入れまで用意してもらって」
「いいよいいよ……こっちこそありがとう、ユウカ」
「さぁ?何だったかしら?」
「んー、何だっかな?」
少しだけ照れてるユウカをもう少しからかってみたいし、まだまだお礼を言いたいけど今は我慢だ。
にしても先生関係以外で照れるユウカなんて珍しい物見れて今日はラッキーだね!
「とりあえず、貴女達は食事しながらでいいからこちらで分かった『情報』と『物資』の話をしちゃいましょうか」 - 6051じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 19:56:28
そう言われたら私たちも我慢する必要はないわけで、私はアリスが買ってきてくれたゼリーを食べつつユウカが話を切り出すのを待つ。……あれ?
「ちょっとなにさユウカ?顔なんかついてる?」
「……ケセド戦の報告も『トリニティでの戦い』も聞いてるから。だからちょっとだけ、ね」
そう言って下唇を噛んでいるユウカに、胸がどきっとする。そんな風に心配した顔をされると、やっぱりなんだか私も悲しくなる。そんな顔をさせたくて、私もヒフミも戦う事を選んだんじゃないから。
「だいじょーぶ!ケセドだってヒフミ達がボコボコにしたし!ね、アリス!」
「はいっ!アリス達は負けずに帰還しました!次も、これからもモモイの言う通り大丈夫ですっ!」
二人でにっと笑ってVサインだ。ユウカにそんな顔してほしくない、だから誤魔化すみたいで嫌だけど、強がって見せる。それにほら、その方が勇者っぽいしね!
「……そうね、ちゃんと帰ってきてくれたんだもの」
なら小難しい顔してても仕方ないとユウカは切り替えるように、最近やけに肌艶の良い頬をぴしゃっと叩いてる。
「そうだよ、ユウカ。考えすぎて小皺増えるよ」
「なんですってミドリぃ!」
「ちょ、ちょっと!私今カップ麺食べてるんだから!」
机から身を乗り出すユウカにカップ麺持ったまま避けるミドリとその汁が跳ねてあわあわしてるユズ。
うぅん、しまらないね!というわけでキャスター!
『(うむ……請け負おう)』
『(よっろしくー!)』
「して、ユウカよ。その情報というのは?」
頼んで正解だね!キャスターが軌道修正してくれて、咳払いしつつユウカは話を始めてくれた。
ところで、アリス?汁のかかったユズの肌舐めようとするのはやめなって!誰にそんなの習ったの!? - 6061じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 20:08:09
「まず箭吹シュロ」
「彼女についての情報だけど、データベースから確認して百鬼夜行連合学園の陰陽部に問い合わせてみたけど、詳細は分からなかった。とりあえずうちにも、あちらでも足取りは追えないっていうのが現状ね」
一応手配書は保安部に回したけどというユウカの言葉に出会った事のないシュロという子の事を思い浮かべる。どうやら指名手配こそされてないけど、今後ミレニアムで職質されたら一発で詰所行きみたい。ごしゅうしょーさまだ。
「トキについては……ヴェリタスであった話を聞いてる」
「結果から言うと、エリドゥに関してはこちら側からのアクセスは『無理』だった」
「そしてその事実から、トキには恐らく『ヒマリ』先輩が協力しているっていうのがセミナーとしての結論よ」
なるほど、やっぱりそっちかぁ。
でもヒマリ先輩が協力してるとなると、ちょっとキッツイなぁ。
あの人めちゃくちゃ頭いいし。
「次にアルについてだけど……」
うんうん頷きつつトキとヒマリ先輩について悩んでる私にユウカはハッキリと。
「モモイ、貴女が今調べようとしている事はやめなさい」
チヒロ先輩と同じように忠告されてしまった。 - 6071じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 20:19:42
『───モモイ。それは駄目』
『ソレは下手につつけば外交問題になるの』
『だからそれを調べるなら、私じゃなくて自分達の端末とかで表側の部分だけ調べて我慢するか』
『問題にならない相手に頼みなさい』
チヒロ先輩の言葉を思い出す。ちょっと気になって調べようと思った単語だったけれど、どうやら上級生達かそれとも行政に携わる生徒にとって、そのワードはあんまり触れてほしくない……っていうのは今のユウカの反応で確信が持てた。
「んー、分かった。ならアルについては」
「ええ、こっちで調べられる分はちゃんと伝えるから。早くて明日には色々と、ね」
「おっけー!じゃあよろしくね!」
どうやらこの対応で正しかったらしい。
もう少し簡単にでも知りたかったけど、今は諦めよう。
「今はこんなところかしらね。レッドウィンターのの工務部とは接触したんでしょ?」
「顔合わせただけですけどね」
「アポイントまで漕ぎ着けれる段階なら上出来よ、場所が気になるならうちの部屋も貸すから自由に使いなさい」
「えっ!?ユウカの自室を!?」
「ばか、セミナーに決まってるでしょ」
レッドウィンターのミノリ先輩についてもどうやら調べてくれているようだ。
なんでも数日前に起こった、生徒会に向かってデモ行進の最中に何故か生徒会で軍事クーデターが起きたらしくて、それを何故かデモ隊とバーサーカーを率いてミノリ先輩が鎮圧した結果、バーサーカーの銅像が建った……なんて話もあるらしい。
どういうこっちゃ? - 6081じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 20:24:48
「それじゃあ物資の話、しましょうか」
「うおぉっ!待ってました!」
「ゆ、ユウカ先輩……あの、お金とかは?」
「……今回は色々提供あったりしてるから、気にしなくていいから」
そう言いつつ、でけぇ太ももの横に置いてたA4用紙を私達に渡してくれる。
なんか皺が寄ってるけど、多分突っ込むと私の顔があの万力に挟まれるから黙っておこう。
「その中のリストから欲しい物をそうね……dice1d3=2 (2) 個までなら明日の朝には貴女達の拠点に用意できるわ」
「7個全部ってなると発注先が違ったりして遅くなるから……ごめんなさい」
「それじゃあよく読んで、必要な物、私に教えて」
ユウカから渡されたリスト。
その中で私が選んだのは───。
- 609二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:24:54
アルちゃんの情報なしかー……アルちゃんチラッと顔見せだけしかしてないけど何かおかしいんだよな
相手が風紀とはいえイオリの頭を踏みつけに出来るかなって……踏んだら髪汚れるじゃんとか言い出すのがアルちゃんだろうし - 6101じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 20:26:16
【提供可能物資リスト】
①光る!鳴る!DXあばんぎゃるど君
購入限度:なし
最大HP:100
支援火力:4d10
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
説明:ミレニアム保安部や各自治体の治安維持組織で実験的に運用されているアバンギャルド君の廉価モデル。今現在は、各自治体からの依頼を優先していて納期がかなり遅れている筈だが……。提供者兼製作者は匿名希望とされている。廉価版とはいえ性能は折り紙つき、必ず力となってくれるだろう。
効果:戦闘に参加可能。ゲーム開発部所属部員がダメージを受ける際、自動でダメージを肩代わりする。
②ビューティフルドリンクバー
購入限度:1回
分類:ステータス補助アイテム/パッシブ
説明:栄養満点なコールドプレスジュースが楽しめるフルーツドリンクバー。スムージー感覚で栄養摂取!
効果:味方陣営生徒のHPと気絶耐久値を10追加。
③SNOWロケットランチャー
購入限度:なし
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
説明:ミレニアム保安部も使用する口径66mmの使い捨て対戦車ロケット弾発射機。
ユウカが特別に調達した物は実験用の高威力炸裂弾を搭載している。
効果:使用生徒の攻撃/妨害判定を1d72で行う。
④ゲームガールアドバンス復刻版
購入限度:1回
分類:交流補助アイテム/パッシブ
説明:『あの頃の冒険が待っている』。今冬発売予定、名作ゲーム機「ゲームガールアドバンス」の復刻版。童心に帰ってみんなでレトロゲームを楽しむのもいいかもしれない。
効果:味方陣営サーヴァントとの絆レベルアップ処理時に、『サーヴァントと休憩時間にゲームをした』事によって味方陣営の生徒人数分ボーナス。 - 6111じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 20:30:11
⑤ ミレニアム製ポケットドローン「アイギス7号」
購入限度:7回
分類:戦闘・交流補助アイテム/パッシブ
説明:ミレニアム屈指の天才「小鈎ハレ」が手掛けたEMPドローン。
手のひらサイズと小型ながら、索敵や通信妨害など一台あるだけでも活躍する。
効果:交流イベントでの情報取得時に1台につき+1ボーナス。
また、味方陣営が所持している場合、各種イベント開始時に先制攻撃へのダイス判定。先制攻撃の感知に成功した場合、1d7の回避ボーナス。
⑥檜の大浴槽
購入限度:1回
分類:補助アイテム/パッシブ
説明:百鬼夜行産の檜を使って作られた大きな浴槽。とっても高価。入ってみると、美肌効果を実感できる……かも。特定の部活に依頼すると効果が上昇するとかしないとか。
効果:夜行動終了時、拠点にいる味方生徒のHPを30回復する。
⑦新発売!「初恋を忘れられない貴女に贈る発煙弾」
購入限度:なし
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
説明:焼け尽きた灰のようなものが入った特殊な弾丸。当たると通常の手投げ式発煙弾のように煙幕を噴き出す。販売元は不明だが、どうやら中身の灰が重要らしい。
効果:生徒の「妨害」時、使用宣言する事で1d20のボーナス。
⑧次回注文したい希望の品
説明:上記①〜⑦から選ぶ物資とは別に選択可能。こんな○○が欲しいとユウカに頼んでおく事でセミナーの伝手を使って、次の日の夜には入手しておいてくれる。さすユウ。
【注意事項】
・水や食料、弾薬も同時に届けられる。
・購入限度内なら同じ物を複数頼んでもいい。
・今回は①〜⑦の中から2つ選ぶ形になる。⑧はこんなのが欲しいという希望があれば安価レスに併記してもらえば次回物資供給時にリストに反映。
・購入限度を越えた場合、リストからその物資はなくなり別の物が入れ替わりで記載される。 - 6121じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 20:36:31
- 613二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:39:32
⑤と④かな
- 614二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:44:44
②ドリンクバーと⑤ドローン
- 615二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:46:41
3と5かな
他の陣営やマスター候補と接触する際には細心の注意を払った方がいいだろうな
相手の事情を知らないようではいくら話しても説得出来ない場合もありそうだし
しっかり相手のことを調べ上げた上でD.U.やミレニアムで接触する感じの方が良さそう
相手のホームじゃ何あるか分からないから
予備システム起動ルート狙うなら戦闘は避けたい - 616二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:53:30
⑤は持っておきたいな、他は迷う
心はDXあばんぎゃるど君を欲しているんだが - 617二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:55:52
⑤はみんな欲しいけどもう一つに悩む感じなのかな
どれも役に立ちそうだし
後⑧で戦闘から即座に離脱出来る何かが欲しいかな - 618二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 21:01:32
④と⑤
- 619二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 21:07:08
4と5
- 620二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 21:10:40
- 6211じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 21:17:39
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
安価結果は>>620さんの④ゲームガールアドバンス復刻版と⑤ ミレニアム製ポケットドローン「アイギス7号」の二つになったじゃんね☆
④は次回以降から別の物資に変更じゃんね☆
あと⑧で戦闘から離脱する物ってアイデアがあるから……ちょっとうまい方法考えるじゃんね☆
もろもろ片付けて書いてくるじゃんね☆
- 6221じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 21:35:38
『④ゲームガールアドバンス復刻版と⑤ ミレニアム製ポケットドローン「アイギス7号」』
「欲しい物資はハレのドローンと……分かってたけどゲーム機ね」
これ見よがしにユウカがため息をつくけど、そりゃ仕方ない。だって私達。
「げーむ、開発部……ですから」
「流石にアバンギャルド君とかも気になったけどね、ユズちゃんのMk.Ⅲは……」
「無理させすぎてオーバーホールしてから、パーツバラバラで保管されてるしね……」
確かにアバンギャルド君も気になるし、なんかやたら名前の長いのもあるし……そういえばあの発煙弾のパッケージ、『ヒフミも持ってるな』。
……ま、いっか!とにかくまだ未発売のゲームガールアドバンスの復刻版!多分サンプル品なんだろうけど、しっかり遊び倒さなきゃ!
「ユウカ、ハレのドローンは『アテナ3号』とは違うんですか?」
「私もハレからしっかりとは聞いてないけど、アテナ3号の姉妹機らしい……からそれ以上はまたハレとかに聞いてみて」
「えぇ……!ユウカが選んだ物資じゃん!」
どうやらユウカもよく分かっていないらしい。まあ『あの』ハレ先輩が作った物だし、ユウカはそっち畑じゃないからそりゃ分かんないだろうけどさ。
ついからかいたくなって。
「私、選んでないわよ」
ユウカは微笑んでそう言い切った。 - 6231じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 21:44:10
「このリストに載っている物品は全部、この学園の生徒達が提供できるって用意してる物」
「後でお礼言っときなさいよ。……みんな」
「貴女達の為なら、困ってる後輩の、友達の為なら、……『仲間』の為ならって好き勝手用意し始めたんだから」
まぁ買い取らなきゃいけないのもあるから、その分予算は増やさなきゃなんだけどね、なんてそう言って優しげに微笑んでユウカはリストを撫でる。
言わなくても分かってしまう。
きっとここに載っているのはユウカが色んな部活に頭を下げて回ってくれて、それに色んな人達が応えてくれた『結果』なんだって。
じんと、胸が熱くなった。
その嬉しいような恥ずかしいような気持ちを隠すように、私はグーサインだ。
「もっちろん!後で全部終わったらしっかりお礼言うから!」
「そ、なら……ちゃんと怪我せず、毎日顔を見せに来て、それからやり抜くこと。……いいわね?」
その言葉への返事はたった二文字で十分。
私達四人は声を合わせて、笑顔で応えた。
ちょっとだけ、檜の大きなお風呂に入ってみたかったのは私一人だけの内緒だ。 - 6241じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 21:53:26
【行動安価です】
【前回、午後二回目の行動で】
【第二エリアの拠点化が完了しました】
【作業を担当するのはエンジニア部3人と雷ちゃん5機とヘルタースケルター3機の8名になるので+8ボーナスと繰越分の34%があります】
【物資保管庫と出入り口となっている第一エリア】
【と】
【大型魔力炉を建造予定の第三エリア】
【どちらから拠点化を始めるか安価を行います】
【安価先>>630】
【第一エリアか第三エリアのどちらかを選んで下さい】
【それでは皆様】
【よき選択を】
- 625二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 21:56:18
第三エリアかな?
- 626二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 21:57:06
魔力やHPのリソースの充実を考えると第三エリア、防衛を考えると第一エリアって感じではあるか
どちらにするか - 627二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:02:28
どっちやるにしても多分作業し続ければ明日には終わる気がするからな
ヘルタースケルターも明日には結構な数が増産されているはずだし - 628二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:03:59
なら一応、防衛を整えるか
- 629二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:06:56
第三エリア
- 630二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:10:39
第3エリアだ!
- 6311じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 22:17:35
- 632二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:19:05
ユウカの厚意が沁みる…
そして絶好調建設 - 633二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:19:18
第三エリアも完了したか
これは上手くいけば明日の朝には全て完了するかもしれないな - 634二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:24:42
エンジニア部がノリノリで工事してそう
- 6351じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/10(土) 22:27:06
次は繰越で51%完了した状態でスタート、しかも夜もヘルタースケルターと雷ちゃんがしてるのを1d20+8ボーナスぐらいで加算したところから拠点化工事開始じゃんね☆
とんでもなく早かったじゃんね☆
とりあえずセミナーの鑑賞会を書いてくるじゃんね☆
ちょっとだけ要望してもらった内容から外れるかもだけど……ちゃんとセミナーの子達は見るから安心してほしいじゃんね☆
ユウカちゃんはほんとかわいいじゃんね……これから大事に書いてくじゃんね☆
とんでもない早さで建築完了じゃんね☆
拠点化は完了しそうじゃんね☆
明日の午前のうちに第一エリアもおわるじゃんね☆
特に第三エリアはアングルボダもどきの設置作業もあるだろうからきっと大喜びでしてくれたみたいじゃんね☆
- 636二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 02:37:55
モモイ、心配してたヒフミちゃんが覚悟完了した状態になっててビックリしそうですねw
そして、ミレニアム暖ったけぇよ…!! - 637二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 08:13:29
聖杯戦争が聖杯大戦に変わろうとする時のBGM予想
【Encroached sky】
そして、保守と一言感想
これぞ、ミレニアムサイエンススクールの結束 - 638二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 08:41:07
とりあえずセミナーの鑑賞会終わったら6日目は終わりかな?
7日目の行動としてはまずはヒフミたちは最優先で合流すべきかな
モモイたちは拠点整備を引き続きエンジニア部に任せつつ魔力炉使って何か作ったりヴェリタスになんか頼むとかもありだろうけど
合流して話し合ってから拠点でなんかしつつハナコのメンタルケアとかをしたいところではある
聖杯大戦ルートを狙うならあんまり派手に動いて他陣営に狙われる事態は避けたいからな - 639二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:17:41
聖杯大戦で盤面リセット?を狙うならその前にトキ対処しないと駄目じゃね?
アーチャー+エリドゥとかただでさえ籠城が強い組み合わせだろうに、巻き込まれ参加で鯖と令呪渡す人がいたら工房化進めても睨み合いになるかと - 640二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:32:53
別に令呪と鯖を渡してもらうのはこっちがやっちゃいけない決まりはないからな
新たな参加者に先に接触してこっちが鯖と令呪譲ってもらうなり同盟結ぶなりすればいいとは思う
それに他陣営を捜索して接触するならトキはエリドゥから出てくるしかないからな
籠城してばっかりもいられないはず - 641二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:35:53
スレ主は規制に引っかかった感じかな?
聖杯大戦になった場合誰が参加するかは重要ではある
補習授業部やゲーム開発部の誰かが新たに参戦する可能性もあるし - 6421じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 11:02:46
おはようございますじゃんね……
書いててそのまま寝落ちしてましたじゃんね……
ほんとにごめんなさいじゃんね……
夕方までに書き終わらして、セミナーの鑑賞会投下して午前のキャスター陣営とセイバー陣営の行動安価とその描写まで今日は頑張りたいじゃんね……
ヒフミちゃんは覚悟完了じゃんね☆
しばらく辛いことあっても大抵のことじゃめげないじゃんね☆
ミレニアムはあったけぇじゃんね☆
トリニティ√ならトリニティもきっとこんな感じになったじゃんね☆
保守ありがとじゃんね☆
そのBGMはすっっごく好きだしブルアカ的にも大事なBGMだから使うなら大戦√突入時……とかみたいな大切なタイミングでここぞで使いたいじゃんね☆
エンジニア部しかいないし第一エリアまだ未改修だからどっかの陣営に拠点を夜襲させようかと思ったけど、折角安価で決めてもらったのを大事にしない感じになる悪趣味なライブ感になるから、6日目は平穏に終わるじゃんね☆
ちょうど次は7日目だし……じゃんね☆
トキちゃんは強いじゃんね☆
ただどの陣営もそれぞれが色んな形で覚悟決めてるから鯖も令呪も渡すつもりはないから安心してほしいじゃんね☆
仰る通りライダー陣営と同じぐらいトキちゃんもわりと活発に動いてるじゃんね☆
トキちゃんのスタンスは基本的には交渉じゃんね☆
なんだかんだエンジョイしてるアサシンは見習ってほしいじゃんね☆
寝落ちじゃんね……ほんとごめんなさい……じゃんね☆
ボラン……出ち……校外学習でチビちゃん達連れて炎天下の下で水遊びしたのが響いたじゃんね☆
戦力的には味方陣営から新しいマスターが出てきたらグッド、メンタル的には4thpv顔になる子は出てくるじゃんね☆
- 643二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:05:11
ぶっちゃけ予備システム起動を狙うかどうかも今後の情報次第な気もする
他のマスター達と話した結果、予備システムの起動が必要そう、もしくはそれぞれの望み的にサーヴァントを脱落させない必要があるとかなら予備システムの軌道は必要そう
逆にサーヴァントとマスター共に自陣営のサーヴァントが残留する事自体は別に望んでないって陣営が何陣営かある場合は予備システムを起動しないルートでも問題は無さそう?それぞれの願いと聖杯の容量の兼ね合いもあるだろうけど
まあ結局、他の陣営それぞれと話さない事にはどっちのルートにするべきかもかも現状は定かでは無い、って感じでは?それにヒフミの方針は『言葉を尽くしてハッピーエンドを目指す』ではある訳だし
現状、セイバー、キャスター、バーサーカー辺りの陣営はサーヴァントの残留を望んでそうな気はする
セイバーは受肉は望んでないけど、暫くこの地に留まれる程度の魔力でも貰えれば十分
キャスター陣営は、受肉
バーサーカー陣営は、工務部の部員たちもスパルタクスを工務部の同胞として扱ってそうだし残る事を望んでそうな気もする
って感じだし - 644二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:05:59
聖杯大戦ルートに行くこと狙うならどういう風に行動すればいいんだろうな
- 645二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:16:57
受肉にどれぐらい容量使うかがは分からないからな
受肉だけで大分使ってしまったからもうこの願いは無理って可能性もあるわけで
まあバーサーカー陣営とは話したいけど他の陣営と話すのは今すぐってわけにはいかないだろうし
アサシン陣営はそもそもマスター分かってないし会った瞬間即戦闘になる可能性がある
アーチャー陣営はエリドゥで話し合いするなら敵拠点で戦闘になってもいいようにこれなら絶対大丈夫って納得できる準備をしてから行きたいし
ランサー、ライダー陣営はまだ情報が足りない気がするんだよな
ハナコが立ち直ってから色々慎重に情報集めてその後接触って感じじゃなきゃ上手くいかない気がする - 646二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:17:30
体調にはお気を付けて……
あれ?これは拠点の防衛を早急に整備しないと拠点がヤバい?
7日目にナニがあるのか…ワクワクしますね!! - 647二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:20:01
拠点の整備しなきゃまずいなら明日朝は全力で拠点整備した方がいいだろうな
明日朝ならヘルタースケルターもかなり増産できてるはずだから多分完成するはず
とにかく急いで防備固めて襲撃する気無くすぐらいに万全にしたい - 648二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:26:49
どう頑張ったとしても全陣営が願い叶えるのは容量的に無理だろうからな
聖杯大戦にして願いを叶えられる陣営を増やすってのはありな気はする - 6491じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 11:28:48
いつか時間できたらスカサハちゃんの1日とか書きたいじゃんね☆
最速でキヴォトスライフに順応してマスター置いてけぼりにしてるし、他陣営と違って曇ることがないから安心してみんなにお見せできるじゃんね☆
どの陣営にも言えるけど、大なり小なりわりとどの子もサーヴァント達を生きている人として扱ってるじゃんね☆
魔術が前提にあって内心はどうあれ戦力として割り切れるFate世界とブルアカ世界との違いじゃんね☆
だからサーヴァントも犠牲にしないっていうその一点『だけ』は全陣営が足並み揃えれるじゃんね☆
1はどの√に関しても誘導したりはなるべくしないようにしておきたいというかみんな選択を尊重したいから、あくまでも方法だけ書いとくじゃんね☆
まずサーヴァントのHPを全損させるのだけは回避するべきじゃんね☆
その上で各陣営の『願い』と知っている『情報』を関わる中で知ることじゃんね☆
なんか知ってそうなランサー陣営もアーチャー陣営もそしてクリティカル&ファンブル踏んだハナコちゃんも、全容についてはまだ分かってないじゃんね☆
全部知ってるのと大体察したのは……今言える中なら、観客席でヒフミちゃんを推してる子ぐらいじゃんね☆
ハナコちゃんについてはメンタルケアしてあげてほしいじゃんね☆
ほっとくと大変……じゃんね☆
それから今回でしっかり曇ったもう二人の子については書く予定じゃんね☆
アズサちゃん?ヒフミちゃんが回復したらそのまま自動的にメンタル回復じゃんね☆
あの子はエデン条約編後だから最初からブレないし挫けても立ち上がるじゃんね☆
- 650二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:31:01
- 651二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:37:29
スカサハ師匠、キヴォトスライフを本当にエンジョイしているようで何より(?)です
ふと、聖杯戦争が全て終わったキヴォトスの港でハチャメチャな釣りしてる男性サーヴァント達とスカサハ師匠が思い浮かんだ……
そして、それらを呆れた目で見てる関係者な少女達も…… - 652二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:37:55
第一エリアもあと49%、つまり7日目中には完成するだろうし整備自体はエンジニア部に任せる感じで大丈夫じゃないかな?
基本的には襲撃はあるとしても夜だろうし。一応「サーヴァント同士の戦闘は夜間に行う」暗黙のルールは黒服やサーヴァントは認知してるっぽいし(1スレ目の330参照)
サーヴァントも犠牲にしないって一点『だけ』は全陣営が共通してるなら予備システム起動ルートで行く必要になる可能性は高そうね - 653二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:46:40
朝の行動に関しては調査とかはヒフミたちが合流して情報共有してからでも遅くはないから
整備はエンジニア部に任せて魔力炉とか使って何か作るかHPは毎朝全回復するんだし廃墟にいるオートマタとかを大量に回収してキャスターの力で上手いこと自分たちの兵力に出来ないかな - 654二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:49:58
敵の襲撃あるなら第一エリアの整備が完了した後引き続き防衛設備とかの強化をエンジニア部に頼むのはありかもな
- 655二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:50:05
- 6561じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 11:51:54
書いてくるじゃんね☆
ありがとじゃんね……みんなも小さいお子さんと遊ぶ時は気をつけてほしいじゃんね☆
どんだけ気をつけてても人数多いと精神的にも疲れるじゃんね☆
あと初代snは主人公視点で二週間の開催期間だったじゃんね☆
1はsnだとHF√が好きじゃんね☆どっちのエンディングも好きじゃんね☆鉄板だけどスパークスライナーハイも好きじゃんね☆
折角の設備だから活用できる機会はあってほしいじゃんね☆
安価の結果や選択した事は大切にして、次はこうしようってヒントになったり、作ってよかったってなったり、そんな風にセイバーが前に言ったように『結果と過程はワンセットじゃない』『選択して行動したことは無駄にはならない』を大事にしたいじゃんね☆
逆転の発想じゃんね☆
それは1的にはなかった視点だから好きじゃんね☆
こういう柔軟な考え方を、今ある情報の中から出来るのはこれからきっと大事になるじゃんね☆
どうか大戦√に限らず、どの道を皆さんが選んでも完膚なきまでに完全なハッピーエンドに辿り着けますように……じゃんね☆
1もそうしたいじゃんね☆
そしてだからこそ、っていうのも浪漫だと思うじゃんね☆
師匠はそれなりに感じてる事はあるけどそれはそれ、キヴォトスおもしれーしてるじゃんね☆
今はとある子とかとよく遊んでるじゃんね☆
黒服は勿論、サーヴァント達もその暗黙のルールも、そしてそれを守る必要がキヴォトスとFate世界とでは違う理由があるのも理解してるじゃんね☆
オートマタを自陣営で使うならその分の素材でヘルタースケルター作るかそのまま活用するか……な感じになるじゃんね☆
1機あたりのHPと火力はヘルタースケルター、数ならケセド補正なしのオートマタって感じじゃんね☆
無駄にはならないじゃんね☆
まだ内緒だけど、1は聖剣も光の剣もどっちも大好きじゃんね☆
- 657二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:54:51
たしか7日目午前開始前にアルについての情報がある程度モモイ達に届けられるみたいだし、7日目午前の行動考えるのはそれからでも良い気はする
- 658二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:59:10
キヴォトスは明らかに広いから聖杯戦争がより長期化しそうではあるな
黒服も1月以上かかる可能性は普通にあると考えてそう - 659二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:02:12
ヘルタースケルターやオートマタの数が増えればでかいだろうな
凄い数が拠点を守ってるってなればそれを見て一回帰ろうってなる可能性もありそうだし - 660二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:08:09
数のアドバンテージに関してはアサシンやライダーが天敵ではあるんだよな
ヘルタースケルターが大幅に倒されてたのも、宝具が対軍のアサシン相手だと相性最悪だったってのある気がするし - 661二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 13:18:04
オートマタでもヘルタースケルターでもいいから数を増やせばそれだけ敵が倒さなきゃいけない数はふえるからな
増やして損はないはず
廃墟に行って回収しまくるなり賞金首狩りまくって賞金で大量購入するなり色々手段はある - 662二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 13:42:58
そこら辺をする手番消費とそれをしてまで数を揃えて他陣営との話し合いに役立つか?って所だなぁ
相手を話し合いの席に着かせるのにある程度の戦力は必要だろうけど、現状見た感じだとそこまで過剰に戦力が必要な盤面には見えないってのはある
あと、それを揃えてる間に他陣営同士のぶつかり合いで脱落者が出ると困るのは事実ではあるしな - 663二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 13:49:08
まあ今日の朝のモモイたちのターンに関してはやること限られてきそうだしな
情報収集はヒフミたちと合流して互いに持ってる情報共有してハナコのケアをしてからの方がいいと思うし
工事はエンジニア部に任せて魔力炉でなんか作るかオートマタなどを廃墟で大量に入手すること狙うかヘルタースケルターやお助けアイテムの製造関連や魔力炉強化するかとかになりそう - 664二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 13:56:39
他陣営が脱落するのは聖杯大戦ルート狙うなら回避したいけどそれ以外のルート狙うならそこまで気にする必要はない気はする
聖杯大戦ルート狙いの場合は全損は回避しなきゃまずいって感じだからな
他の条件とは違ってそれだけは阻止しなきゃまずい
ただアサシンの宝具が即死あるからそれがきついのはある
3割出たらダメっていうのは運が絡むしアサシン陣営とは全陣営戦闘させないようにするか宝具だけは絶対使わせないようにするか - 6651じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 14:06:09
①dice3d5=4 1 4 (9) 、dice3d2=1 1 2 (4)
dice3d3=1 3 1 (5) 、dice3d2=2 1 2 (5)
dice3d100=77 36 55 (168)
ちゃんとお届けするじゃんね☆
でかすぎじゃんね……始めた時はまさか広さにやられるとは1も考えてなかったじゃんね☆
1回帰ろうになるか……謎じゃんね☆
対軍宝具の強みじゃんね☆
素材は第一エリアに行けばまだあるから安心してほしいじゃんね☆
実際セイバーとキャスター陣営は人数的に戦力強いじゃんね☆
普通の聖杯戦争と違って神秘成分ごりごりの現代兵器を使って戦い慣れてる生徒がマスターやその仲間にいる聖杯戦争は人が多いってだけでも強みじゃんね☆
- 6661じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 14:09:37
- 6671じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 14:10:29
- 668二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 14:14:39
なるほど、長期化をさせないようにする為にミレニアムに集めて争わせようって事か……流石は黒服、策士だな
そうなったら、ミレニアムのとばっちり感が半端ないけど - 669二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 14:15:11
なんのダイスなんだろうな
やるべきことは結構ありそうだし何するか迷うな - 670二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 14:15:16
なんだか、急に不穏な🎲だなぁ。
- 671二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 14:15:45
そういや戦闘イベントのルールを見た感じ”宝具は保有スキルや自身の宝具を使ってダメージを相殺、または防御系の宝具の使用で可能。”ってあるけど、ダメージを相殺した場合って即死効果とかはどうなるんだろう?防げるのかな?
- 672二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 14:17:16
聖杯大戦になって全陣営ミレニアムで戦闘することになったら被害はとんでもないことになりそうだ
- 673二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 14:18:57
今日の夜に戦闘はないにしろ明日の夜に何か起きる可能性はあるしどうするべきかな
まあセイバーキャスターが拠点にいればなんとかなりそうな気はするが - 674二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 15:19:11
時間をかけて聖杯戦争していけばセイバーキャスター同盟がどんどん優位になるはずだからな
ヘルタースケルターがどんどん増えていくしアイテムとかも作れる
睨み合いが長く続くような状況になったとしてもいい気はする - 675二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 15:31:27
いっそのことリオを探し出してリオに色々手伝ってもらうとか
アバンギャルド君とヘルタースケルターを量産出来ればさらに戦力拡大出来るし
リオを見つけ出せばユウカもお礼として支援物資をたくさんくれるくらいはしてくれそうだし
まあ見つけ出す難易度はめっちゃ高そうだが - 676二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 15:34:52
聖杯戦争の勝利って点だけで見ると現在の同盟だと拠点に籠るのが有利ではあるんだけど、その分他の陣営が狙われやすくなるのはヒフミの目的の『言葉を尽くしてハッピーエンドを目指す』的には不利だとも思ったり
言葉を交わして理解する前に他の陣営に脱落されちゃうのって苦い結末が一つ出来る訳だし、完全なハッピーエンドからは遠ざかる気はする
もちろん聖杯戦争ではよくある当然な事だとしても、ヒフミが目指してるのは単に聖杯戦争で勝ち残る事じゃなくてハッピーエンドな訳だし - 677二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 15:44:19
難しいところではある
積極的にいって自分たちが脱落しちゃったらまずいし
だからって拠点に篭り続けた場合他陣営の動き次第ではどこかの陣営が打撃くらってまずい事態になるかもしれない
ただどんな結末を狙うにしろ絶対避けたいのは途中で敗退することではあるけど - 678二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 15:47:59
このレスは削除されています
- 679二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 15:50:40
今一番リスク少なく話し合い出来そうなのはバーサーカー陣営なのは確かではある
ミノリとは早いうちに話してみてその結果次第で今後について決めるのはありかもしれない - 680二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 15:54:36
原作でも「なんか知らんうちに脱落してた」は普通にあるからな
- 681二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:00:39
願い叶えるためには争わなきゃいけないからな
この7陣営で争うのが嫌なら聖杯大戦ルートにするしかないし
セイバーとキャスターだけになればキャスターの受肉という願いは容量的に叶うだろうけど
全陣営譲れない願いがあるなら7陣営で争うか聖杯大戦ルートかってことになってくるとは思う - 682二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:04:21
- 683二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:19:06
- 684二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:52:17
- 685二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 16:57:57
このレスは削除されています
- 686二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 17:01:32
サーヴァント同士の戦闘が一定期間起きないが聖杯大戦ルートの条件ならひたすら拠点にいれば互いに睨み合いになって達成って可能性もありそうだが
やられちゃダメ以外は必須ではないけど大戦に突入した後に関わってくる要素って感じな可能性もあるし
まあ今日の朝行動でアイテム作って大戦ルートに備える手もありではあるかな - 687二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 17:12:17
自分fateにわかで聖杯大戦ってなんだ……?って思って軽く調べて来たけど、チーム戦の後で普通にバトロワするってルールなのね
ただ、あくまで聖杯戦争で傷ついてほしくないだけで勝利に他陣営ほど固執してないヒフミ、モモイにとっては、殺し合いの参加者が増える聖杯大戦√は望ましくないと思うんだけど
それでも狙うメリットがあるのか?ここんとこ分からん、有識者説明求む - 688二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 17:24:32
メリットとして挙げられるのは願いを叶えられる陣営が増えることかな
願いにもよるけど聖杯戦争のシステム上サーヴァントが脱落すればするほど叶えられる願いの規模はデカくなるから
仮に受肉に2.5騎分必要として聖杯大戦が終わって残りが受肉を願う4陣営しかいないならみんな受肉して終わりってことになるし
みんな叶えたい願いがあるわけだからその願いを叶えることが出来る人が増えるのはメリットではある - 689二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 17:55:16
- 690二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 18:00:43
まあキャスター陣営は受肉願ってるからそれが叶いやすくなるって意味ではセイバー、キャスター同盟にもメリットはある
- 6911じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 18:30:04
- 692二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 18:34:57
モモイたちと同盟組むことが想定外だったのか
拠点変更したのが想定外だったのかな? - 6931じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 18:43:04
そろそろハッピーエンドについても踏み込んでくじゃんね☆
そこら辺が次のテーマじゃんね☆
途中敗退だけは怖いじゃんね……
バーサーカー陣営に関してはかなり理性的じゃんね☆
√分岐あるとあれだけ強かった強敵が別√ではナレ死……なんてのある事じゃんね☆
他の子達の『願い』を調べてほしいじゃんね☆
1も頑張って原作と睨めっこして決めたじゃんね☆
旦那は1的にはすごい好きだけど出禁じゃんね……
理由は宝具じゃんね……
突入する前には分かるじゃんね☆
というより大戦√はそのデメリットを受け入れて√に行くか行かないかを決める形で移行なるじゃんね☆
アルちゃんについてもしっかり丁寧に書いていきたいじゃんね☆
アイテムについてはどんなのにするか悩み中じゃんね☆いい感じにしたいじゃんね☆
殺し合いの参加者が増えるのはヒフミちゃんと、モモイちゃんにとって受け入れ難い事なのは間違いないじゃんね☆自分たちと同じように苦しんで欲しくない……って思う子達じゃんね☆
それでもちゃんと大戦√は用意してあるから安心してほしいじゃんね☆
- 6941じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 18:48:50
- 6951じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:16:15
- 6961じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:19:30
【6日目夜・特殊イベント】
【ミレニアム自治区・シチュエーションルーム】
【Recommend BGM〈Fruitful Blossom〉】
「急な呼び掛けにも関わらず、お集まり頂きありがとうございます」
ミレニアムサイエンススクール『セミナー』。
会計、早瀬ユウカ。書記、生塩ノア。補佐、黒崎コユキ。
同校、『Cleaning&Clearing』。
部長、美甘ネル。計四名出席。
『問題ありません、我々としても早急にお話したかった案件ですから……彼女達はまだ?』
トリニティ総合学園『ティーパーティ』。
主宰生徒会長、百合園セイア。
助宰生徒会長、桐藤ナギサ。
同校、『正義実現委員会』。
委員長、剣先ツルギ。計三名出席。
「いえ、きっともうそろそろ……通信の接続を確認しました。来られたようです」
『うへぇ、皆さんお揃いだ。遅くなってごめんね』
『すみません、巡回パトロールチームとの引き継ぎで遅くなってしまいましたっ』
アビドス高等学校『アビドス廃校対策委員会』。
委員長、小鳥遊ホシノ。
書記、奥空アヤネ。計二名出席。
「それでは改めて、始めましょうか」
「トリニティ・ミレニアム、そしてアビドスの三校での」
「───聖杯戦争非常対策会議を」 - 6971じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:21:35
『そういえばゲヘナとレッドウィンターは?』
『万魔殿の羽沼議長と風紀委員会の空崎委員長の連名で欠席連絡が。どうやらこの案件に関わる事で現場対応を指揮されていた人員が出せないと』
「レッドウィンター事務局については……またクーデターらしいです……」
ああ、やっぱりかという感想が、モニターに映る全員の顔に出る。レッドウィンター事務局、それは生徒会に所属する者なら誰もが知る、キヴォトスきっての魔境。あの地で自治区運営をする小さな肩とその右肩を思って、彼女達は天を仰いだ。
今夜は徹夜だな、と。
『……にして、ゲヘナは大変だねぇ。そこら辺、トリニティとはどうなの?』
『今期間限りですが不干渉協定の締結にむけて動いてはいます。お互い、下手に突かれたく腹はありますから』
『おっきい学校だと大変だぁ……まぁ、借りというかうちも桐藤ちゃんとこの聖園ちゃんにはお世話になったし、うちで力になれる事あったら言ってね』
『お気遣いありがとうございます、小鳥遊委員長』
ホシノでいいよぉという緊迫した空気をほぐす声に思わずナギサも苦笑しつつ了承する。お互い同学年、彼女の存在を2年前から知っているからこそ、その言葉の意味をナギサはしっかりと理解する反面、とてもあの『天才』とは思えない緩さとのギャップに少しの戸惑いも覚えてしまう。
『シャーレはどうだい?やはり、独自で動いているんだろ?』
「純粋にお忙しいのと、他にもゲヘナや他自治区からの依頼もあって手が回らない……って感じですね。とはいえ先生もかなり気にしてますから……」
「あんまり当たりつけるのは先生の配慮に対して失礼かもしれませんけど、恐らくは『SRT』のような少人数かつ自治区を持たない生徒達に頼んでいるかと」
シャーレの、そして先生の気遣い。それはトリニティとミレニアムの自治区を運営する者しては有難い配慮だった。表沙汰になれば庇いきれないのだから。
「その内二名ずつがトリニティとミレニアムの生徒であり、うち二名は両生徒会と協力関係にあり、残る三名は……」
ユウカの言葉が言い淀む。当然だ。誰も自校の生徒、いや、同じキヴォトスの住民が。
『行政府や学園そのものに対してはともかく、少なくとも我々と協力関係にあるマスターと敵対している、ですか』 - 6981じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:23:08
大切な友達同士で命の獲りあいをしているなどと口にしたくはない、その思いを理解できるからこそ、ユウカと気持ちも立場も似ていながら一年長く行政に携わってきた桐藤ナギサは、年長者として言葉を引き継いだ。
友の悲痛な涙も声も、今日十分なほどに聞いたのだから。
「事態を穏便に収束させるという点で考えると非常にデリケートな状況です」
「うちの人員さいて情報の隠蔽してますけど、正直ぎりっぎりですよぉぉ」
ノアは苦悶に満ちた表情でデリケートと言い、情報工作をセミナー側から指揮するよう任せられたコユキもげんなりして言う。
ここでいう情報工作、つまりは聖杯戦争に関わる一切の情報、その隠蔽だ。
今はまだどの陣営も夜や人気の少ない動くのもあってなんとかなっているが、キヴォトスは情報社会。
潰して回ってもいつかは破綻が来る事を少女達に予感させていた。
『他自治区については?』
「ミレニアムと連携指定校にある中小自治区については問題ありません」
『トリニティもです。そして羽沼議長からは情報統制は今のところは問題ない、最悪風紀委員会を使ってでも根切るという言葉を預かっています』
『あそこの委員長ちゃんに実力行使させるなんて穏やかじゃないねぇ』 - 6991じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:27:12
『それだけゲヘナも本気なのだろう。自由と混沌を掲げる彼女達も、キヴォトスの根底にある秩序───人の命を尊ぶという最後の一線を踏み抜くのを許す事だけはないさ』
『それを誰かが許せば、その刃が自分達返ってきても文句は言えませんからね。一線を踏み越えて待っているのはそういう結末だけです……そういえば他の大きな自治区はどうでしょうか?』
アヤネの言葉にユウカは言葉を詰まらせつつ、苦虫でも噛み潰したような表情を見せる。
「レッドウィンターは……サーヴァントの銅像建てたらしいわ」
『いや何やってんのさ』
間髪入れないホシノの言葉だったが、こればかりは誰も何も言えない。
あの自治区は何かこう、他の自治区とは別の秩序で動いている節があるのだから。
「他校に関して、特に大きな自治区を抱える百鬼夜行、山海経、ワイルドハントについてはマスターも確認できませんし、こちらで調べた限りは何らかの干渉を行う兆しはありません」
『どの生徒会も今代は特に聡明な人材が揃っておられます。火遊びのつもりで首を突っ込んで大火傷を負いたいと望む方はいないと、信じましょう』
「そうであってほしいですね……」
マスターを擁さない自治区の動きは静観。
恐らく自衛の為に情報を集めてはいるだろうが、だからといってそれを元に介入や三大校にちょっかいをかける者はいないだろうと、ユウカ達は断定気味に推測する。
自分達が逆の立場だと考えれば絶対に関わりたくない案件なのは間違いなく、そして彼女達が逆の立場で自分達を想ってくれればきっとそうはしない……そんな風に信じてみたかったのだから。 - 7001じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:36:00
「では一通り、現状についてわかったところで、そろそろ件の『映像』を確認しましょうか……コユキちゃん」
軽く手を叩きながら、一度話を切り替える為にノアはコユキに準備を促す。
黙ってた方が良さそうだなという考えと、思った以上に大変だった資料集めと外回りしていたユウカの代役として事務処理をしたのもあってコユキはグロッキーだった。
とはいえ、あまり変なところを他校の生徒に見せるのは『正しくない』し、ユウカ達に『悪い気がして』、コユキにしては珍しくテキパキと作業を進めながら話し始めた。
「はいはーい。えぇっと、こちらの映像については一点目が本日のケセド戦で確認できた物、もう一つはトリニティ側からの依頼で削除された監視カメラの映像、で、それをデータベースから洗い出して見つけた物……です」
『昨晩あった崩落事故……いや崩落事件の映像記録だね。いやいや手間をかけたね。まさかそんな物まで隠蔽されているとは……』
セイアの声には疲れが滲む。
それもその筈、ここ数日ナギサと共に事務仕事や不安がっている自治区内の企業との面談、果ては今回のマリーの件でシスターフッドへの聴聞まで熟した後なのだから。
だが、セイア自身、ここで疲れたなどと弱音を吐いている暇はない。
阿慈谷ヒフミは浦和ハナコと桐藤ナギサの、セイアの大切な友人の友なのだ。
そしてハナコ自身も聖杯戦争に関わっている。
為政者としても、一人の友としても、へこたれている訳にはいかず、そしてそれはこの場にいる全員に相手は違えど共通した想いだった。
「アビドスのホシノさんはサーヴァントとの直接的な戦闘経験もありますし、うちからは美甘部長、トリニティからは剣先委員長という各校の最高戦力の方がこの場にはいます。その意見も含めて」
「サーヴァントの戦い、そして『宝具』の危険性について確認していきましょう」 - 7011じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:37:30
【5日目夜・戦闘イベント(回想)】
【トリニティ・ゲヘナ自治区境界線】
【Recommend BGM……〈Souls to Fight〉】
監視カメラの映像、それが映し出したとあるトリニティ・ゲヘナ間の自治区境界線の一帯には誰もいない。
これまでの紛争染みた両校での戦いで瓦礫だけが残るその場所は普段であれば不良生徒達がいそうな物だが、今だけはぞっとする静謐さを孕んでいた。
そこに鼻歌が流れる。
引きずるような足音と調子外れの聖歌は、主の身許に近づかんと音を奏でる。
そして、その音は唐突に現れた少女と共に、ぶつりと切れた。
「こんばんは、良い月夜ですね」
修道服の少女が、誰もいない暗がりに向かって微笑みかける。
その舌先に令呪を載せて、その隣に己が盾たる槍兵を従えて。
「今宵はトリニティでの『狩り』ですか?随分、下品な真似ですけど───そんなに急いでどうなさったんですか」
疑問符はない。確信めいたことだと、少女の声は相手へと伝えている。
それを、暗がりから現れた娘は詰まらなそうに返した。
「話す必要、あるかしら?───伊落マリーさん」
「主は聞く耳のある者は聞きなさいと仰られました。この世界の始まりが言葉であるのなら、話す『意味』はあるのでは?───陸八魔アルさん」
「悪魔に説法?悪趣味ね」
「ええ、out-lawでしょう?」
陸八魔アルと呼ばれた舌打ちを返して。その右に嵌められた手袋を口を使って抜き取る。
そうしてアルは、咥えたそれを吐き出すように地面へと叩きつける。
古い決闘の申し込み、今は廃れた風習。
それを令呪を見せつけるという形でアルはしてみせた。 - 7021じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:39:12
その合図に合わせて、槍兵はマリー庇うように前に立ち、もう一騎も夜の帷からするりとその姿を現した。
「まあっ今日は随分早くに姿を見せて下さるんですね。この前は出し惜しみされてましたのに」
「もう二度もやり合っている貴女相手に無用な駆け引きをするの、馬鹿みたいでしょ」
「ええ、本当に……『馬鹿』みたい」
「まったくよ……さて」
話は終わったと、真紅の外套から抜き出すのは一丁の古風な狙撃銃、『ワインレッド・アドマイヤー』。同時にマリーもまたその右手に苺の花の金細工が施された『パイエティー』を構える。
「ライダー」
「勝てたら好きにしていいわ」
ライダーと呼ばれた女はその身を包んでいた黒いスーツ、その糸を解くようにして新たな戦装束へと身を包む。
「ランサー」
「少し乱暴ですけど交渉の余地はありません」
対する槍兵、レオニダス一世の全身から焔が溢れ出す。全身から溢れるように張り詰めていく魔力が、世界を軋ませる。
「ここで伊落マリーを」
双方共に、
「ここでライダーを」
この場で互いの息の根を止めんと、
「「殺しなさい」」
開戦の号令を告げた。 - 7031じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:40:13
「マスター狙いか、ライダーッ!」
「当然でしょう。この地の少女の強さはよく理解しています、サーヴァントと同程度には厄介な存在で明確な弱点を持つならば、先に潰しておくに越した事はありません」
まず仕掛けたのはライダーだった。
鎌首をもたげて獲物がくる『幸運』を待つように、その手に持った『鎖に繋がった一対の鉄杭』を鞭のようにしならせての攻撃。
ただの鎖が僅かに瓦礫に触れただけで道を開ける、いや、切断される。
それほどの速度で迫る鎖の先端には腕ほどの太さが鉄杭。
正に蛇の毒牙、当たれば生徒であってもその肌に小さくない傷を残すだろう。
『(ランサーさん、お手伝いします)』
それを看過する伊落マリーではない。
マズルフラッシュを焚いてライダーへと0.5インチの銀弾が吸い込まれていく。
「……なるほど」
当然、それは当たらない。
その速度、まるで霞か何かのような身熟しだけで弾丸は何も空間を通る事となる。
恐ろしいのはその動き、映像を見ているネル、ツルギ、ホシノには理解できる。
それは鍛え上げられた技術によるものではない。
純粋に見えた物を躱す、驚異的な動体視力と見てからの回避を可能とする身体能力。
間違いなく一部の、それもキヴォトスでも最高クラスの運動神経を有した学生が厳しい訓練の果てにのみ許されるような芸当。
それを長い藤紫を揺らす女は、生物としての基本的なスペックのみで可能としている。
間違いなく強者である事を、窺わせた。 - 7041じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:43:37
そして対峙する男もまた、その動きになんなくとついていく。
「援護ッ……感謝しますマスターッ!」
大薙。
矛先へと『魔力』を込めた一閃は、隙という名の『幸運』を拾おうとするライダーの動きを咎めていく。
速さは間違いなくライダーに分があるだろう。
現にランサーはマスターを背にしてdice1d10=6 (6) m、付かず離れずを保ちながら防戦を強いられている。
縦横無尽に地を駆け回り変則的に顎を向ける鉄杭とライダーの動き、そして。
「忘れてもらっては困るのだけど?」
「……ぬゥッ!」
狙撃。
アルからの強襲が行われる。
その波状攻撃を受けて、ランサーの全身は細かな傷を作り始めた。ランサーの守りを『妨害』し、ライダーの攻撃を通そうとする狙い。
だが。
「流石に硬い……っ」
「当然ッ!仮にも『貴女』の前で下手な戦いを見せられようかッ!」
ライダーが魔性の戦い方ならば、ランサーのそれは鍛え上げられた技術の結晶。肉体の鍛錬、そして幾度もの戦いにおいて完成されたある種凡庸な『誰にでも出来る戦い方』。盾で攻撃を防ぐ、槍で突く、その単純な動き。空気を爆発させるような蹴技の勢いを盾で完全に殺し、ほんの僅かでも距離を詰めてくれば針の穴を通すが如き精密さで鎖の合間を縫ってライダーの急所を突く。そうして。
「───『相も変わらず』、馬鹿な方」
「獲った……ぞォッ!」
ライダーの左肩、それを真っ直ぐに穿ってみせた。
単純、そしてどこまで無骨。なれどもその完成度、最早文句のつけようもなし。獣の速さに人の技術が勝利する。その動きに、一つの治安維持組織を預かるツルギはモニターを前にして胸を熱く昂らせた。
- 7051じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:44:26
血飛沫があがり、左肩を抑えるようにしてライダーが距離を離す。
その姿をモニター越しに美甘ネルは冷静に観察する。
「(関節ごと持ってかれてるな、ありゃ私でも治すのには骨が折れる……普通の奴なら撤退だ)」
そう、ランサーの一撃には魔力が篭っていた。当然その破壊力は左肩の肉どころか左肩鎖関節を丸ごと穿って孔を開けて見せる。
それほどの怪我を負えば生徒達でも、半月は治療に時間がかかるだろう。
ネルでさえ、そこまでの深手を負うなら少しぐらいは撤退を考える。
だが、ライダーの動きは、ネルの予想通り継戦の意思を見せている。
目元を眼帯で隠した女は、薄らと笑みを作り、ぶらんと垂れ下げた左腕を庇う事をやめて。
「少し、ギアを上げましょうか」
「あら、素敵じゃない。それなら、いいわ」
狙撃の為だろう、いつの間にか廃ビルの屋上へと移動していたアルは嫣然と指示を出す。
「第二スキルを使いなさい」
「ええ、有り難く」
その動きは変わる。
鎖を、鉄骨が剥き出した大型の瓦礫を絡めて、空中へと持ち上げる。
ふわりと浮く様は砂糖菓子だろうか。
まさか。
その重量は軽自動車と同じ程度はあるだろう。
その重さを鎖の先端に備えたそれは、即席のモーニングスターか、フレイルか。
鎧や盾でその身を守る騎士を殺す為の武器と同じ効果をより強大に仕立て上げられた殺意が、今まさにランサーへと牙を向く。
「では、お覚悟を───」 - 7061じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:46:20
壊音。
最早爆撃すら思わせる一撃。魔力で補強もしているのか鋼鉄程の強度を得た瓦礫は上空よりランサーへと叩き込まれる。
「愚、ゥゥッ……ッ!!」
一度。二度。三度。止まる事はない。まるで発条で跳ねるようにか、盾で防ぐランサーに衝突するたびに空へと戻り、また降ってくる。正にモーニングスター、明けの明星か。アスファルトを陥没させ、足元が崩れている中。最早嬲るような激しい鉄槌の攻撃に、ランサーは防ぎつつ前進していく。
「ランサーさんっ!スキルを……っ!」
あまりにも暴力的な光景、馬鹿げた質量攻撃にマリーの喉奥から悲鳴のような音が響く。先程までしていたパイエティーでの援護もやめて、叫びながらランサーへと出した指示は第一、第二スキルの使用。そして。
『(なんとか脱出を、私の事は気にせずにっ!とにかく宝具を使っても構いませんっ!)』
ランサーが中々動けないのが、その後ろに自分がいるからだと分かっていても、そうそう離れるわけにもいかず。マリーは宝具の使用を許可した。
「かん、謝……しますぞマスターッッ!」
瞬間、ランサーは宝具を起動。
マスターの魔力ではなく、彼女の持つアイテムを用いて全身に魔力を巡らせんとして。
「今それを使わせるわけにはいきませんから」
瓦礫を叩きつける瞬間に、ライダーは硬く掴むように絡めていた鎖をその手から『消した』。
「チィ……ッ!勘のいい事だ」
自由落下。
空中に投げ出され、つい先程まで注ぎ込まれていた魔力の残滓を纏いながらランサーへと降り注ぐ巨大な瓦礫。それを、宝具の発動をキャンセルする形でランサーは薙ぎ払うようにして、頭上から迫る巨石に盾を叩きつけ、轟音。鎖越しに流されていたのならいざ知らず、少々魔力が込められた程度の石ころ、槍兵はその『筋力』で容易く破壊してみせた。 - 7071じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:47:05
- 7081じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 19:48:37
「───ええ、マスター」
瞬間、戦況は一変する。
双方の距離、その間合いをライダーは僅か一歩で詰め。
「眠りなさい、スパルタの子よ」
触れるようにランサーの胸に手を『当てた』。
「がッ……ッ!?」
撫でるように、軽く押すように。
手で枯れ葉を払うように。
ただそれだけで、ランサーは一瞬にしてマリーのいる場所までその身を吹き飛ばされる。
一撃。
否だ、攻撃ですらない児戯。押しただけ。
それなのに、ランサーの第三・第四肋骨、そして胸骨体が粉砕される。
「ランサーさん……ッ!?」
瓦礫に埋もれる彼の姿に驚愕と恐怖、そして何よりも心配をありありと浮かべてマリーが駆け寄ろうとして。
「あら、随分情けない声をあげるじゃない」
7.62mmの弾丸がほぼ同時にdice2d5=3 1 (4) 発、ランサーへと近づこうとしたマリーの側頭部や肩、そしてランサーの肉体へと突き刺さる。
「ぃ、痛ぁ……!聖なる力よ……ッ!」
叫ぶ。足を止めて、倒れ込みそうになるのを奥歯を噛み締めるようにしながら、我慢して己のマスタースキルをマリーは起動させる。なおをランサーとマリーへと襲いかかる弾丸からその身を護る神秘の護り、その領域を生み出す。
- 7091じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 20:01:04
『(思ったより優秀、骨もあるわね。なら……熔かしてしまいましょうか)』
『(アル、あまり無理をしては……)』
『(……問題ないわ。貴女の餌はあの子達含めて三人もいるんだもの……それで十分足りるでしょう?)』
『(承知しました、それが貴女の命令なら)』
ライダーに魔力が注ぎ込まれ、満ちる。
それをモニターで確認した小鳥遊ホシノはすぐさま理解した。
アレが来る、と。
かつての一戦、ホシノはライダーの宝具と対峙した。そこまで追い詰めていた。
そして宝具を受けて、防ぎきっている。
だが。
「(やっぱりアレ、本領じゃなかったか)」
切り札っぽいわりには弱かったとホシノは回想し、だからまだあると当たりをつけていたが、果たしてそれは正解だった。
ライダーは鉄杭を首へと突き立て、血飛沫を噴き上げる。
その血は意思を持つように虚空へと魔法陣を描く。
脈動し、蠢き、まるでそれ自体が生きているかのように悍ましく陣は回転する。
文字は踊り、線は渦巻く。
そうして周囲の空気にプラズマを迸らせながら。
「お控え、を……ますたー」
「ランサーさんっ!?」
男は立ち上がった。
油断はなかった、予想を超える実力者だった、それだけの事。
故に、男はその実力すらねじ伏せん為に、痛みすら力と変えて猛りを見せる。 - 7101じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 20:01:54
- 7111じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 20:04:03
【6日目夜・特殊イベント】
【ミレニアム自治区・シチュエーションルーム】
暫くの沈黙が彼女達を包んでから。
早瀬ユウカは口を開いた。
「以上が、自治区境界線の警備カメラから削除されたデータを可能な限り復元した物となります」
「各自治区の、治安維持担当者から何かご意見はありますか?」
それに真っ先に口火を切ったのは、やはり。
「純粋な身体能力、それだけなら問題ねぇ」
C&Cリーダー、美甘ネル。
このミレニアム自治区における、最高戦力である。
その彼女ははっきりと条件つきだが問題ないと口にする。
「あたしや剣先、小鳥遊ぐらいの実力ならまず一対一でも対処が出来る。流石に会計や書記みたいなもやし共じゃサシは無理だろうけど、それでも複数人ならべて『あの人』がいりゃなんとでもなる」
『おじさんは疲れるから嫌だけどねぇ』
「んなもん知るかっ……つぅか、お前一回あのライダーってのと殴り合ってんだろ?」
その言葉にホシノは顔を顰めて答える。その口調は緩やかだが、明らかに毒があった。
『三味線弾いたか、それともあの令呪ってのが原因か分かんないけど、あそこまでじゃなかったよ』
『ホシノ委員長の仰る通り、ヒフミさんから聞いて提供を受けた資料の物とは別格です。正直、寒気がしました』
「ツルギ委員長は如何でしょうか?」
僅かな瞠目後、ツルギは淡々と所感を語り始める。
『令呪、を使った命令前なら私も小鳥遊委員長やそちらの美甘と同意見です。ですが、令呪、という命令を受けた後に関しては……私の知る限り身体能力で『単一』でアレに勝る者を『そうそう』は知りません』
「やはり、ですか……」 - 7121じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 20:06:38
令呪、話には聞いていたがまさかあそこまで戦闘能力を跳ね上げるほどとは思わなかった。
ネルの言う通り、通常状態の彼らならその際の被害を考えなければ十分対処が可能だ。
だが、令呪、そして最後に見せた───。
「……宝具については、ケセド戦の映像資料、そして先程の物を見て頂いた限りご理解頂けたかと思います」
口にするのも悍ましい、そんな風にユウカは吐き出す。確かに彼らサーヴァントの実力は高い、一対一での攻略は難しい。そう、難しいだけだ。
例えば令呪を使われたとしても複数人、それも以前のように学校の枠を取っ払って協力する事になれば、『負け』はしないのではとユウカは戦力差を見ている。
だが、それを簡単にひっくり返す要因があった。
『聞かせてほしい、早瀬書記───アレを受けて我々キヴォトスの生命体は生存可能か?』
その言葉に、ユウカは。
「前者と後者で出力が違いましたが……推測される熱量から考えて……少なくとも前者に関してはなんの装備もなしに受けた場合の生存は不可能です」
『やはりか……嫌な直感だけは当たる物だから、敵わないな』
『身体的には同強度、ですが、我々を殺し得るだけの兵器を有した存在、ですか……』
困ったことになったと、この場にいる九名は途端に頭が重さを感じるような錯覚を味わう。自校の生徒達が巻き込まれて、そして呼び出してしまった存在の脅威度を改めて理解する。こんな情報が公になれば一般生徒達のパニックは必須。そしてそんな存在を従えて、本人の意思を別としてどんな形であれ戦争に、殺し合いに参加している生徒への排斥だって考えられるだろう。
「幸い、生徒会長代行はこの件に関して、一線を踏み越えない限りは自治区での対応を認めるという言葉を貰っています」
『助かりました、ユウカさん』
「いえ、これは『私ではないので』」
『……なるほど、彼女が?』
「えぇ、動いてくれました」
ユウカ自身、彼女に頼れたのは僥倖としか言えなかった。 - 7131じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 20:08:13
正直、先にこの映像を確認した時には全身に鳥肌が立った物だ。
モモイとヒフミが、そしてアルとマリーが、果てはトキまで巻き込まれている物が、こんな凄惨な戦いだと思ってもなかった。
なんだかんだ保安部の戦力をかき集めれば、何とかなるという甘い考えはとうに消えた。
犠牲なくやるならば、C&Cの数字持ち、そして他校の最高戦力との協力が不可欠だと理解した。
『とりあえずは今後も何か分かったら即座に情報を共有していこう。少なくとも、これに今のタイミングで我々が介入するのは犠牲者を増やすと……直感するんだ』
『実際のところ、武力的な介入や極端な物資の支援は代理戦争を引き起こし兼ねません』
『表沙汰にして他の子達がどう考えるか……なんてのはちょっと想像したくないねぇ。自分の心だって満足に制御できないのが人間なのに、他の人の心にそれを期待するのは間違ってるからね』
トリニティ、アビドスの発言はユウカにとっても納得のいく物だ。
下手に突けばどんな風に爆発するかも分からない案件なのだから。
「ミレニアムでは一応ケセドの軍需工場跡地の調査名目で、調査担当のエンジニア部への支援という形で物資の情報を今後も提供していきます」
『こちらからもミレニアムとの技術交流という形で物資と情報、それから掛かった費用の補填を行います』
「……よろしくお願いします」 - 7141じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 20:13:31
その言葉を最後にして、かつて四大校と並び称された生徒達の会議は終了した。
ユウカの胸にあるのは危機感と脅威の共有が出来、今後の協力を取り付けられた僅かな達成感と、形容し難い恐怖。
「(モモイ……)」
友達が、可愛い後輩が、彼女達が一体何に巻き込まれてしまったのか、それをただただ案じるしか無かった。
『ところで今回の映像の念話?だっけ、そこの台詞どうなってるの?』
「あ、それは私がなんとなくつけたやつです!いやぁ、なんかこんな感じの事言ってそうだなぁああっ!??」
「……すみません、みなさん。この子にはしっかり言い聞かせますんで」
『あの、ユウカさん、彼女のお顔が真っ赤から真っ青になってますから、ね、それぐらいで、ね?』
哀れ、コユキに明日は来るのだろうか。
それはユウカの太ももだけが知っている。 - 7151じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 20:15:05
- 716二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 20:21:28
お疲れ様です
ユウカちゃんの太ももに挟まれるなんて……コユキ、羨まけしからんぞ其処を代われ!!!
そして、見た宝具よりも別格な“星の聖剣”という宝具をセイバーが持っているんですよね〜
……うん、いつの日かエクスカリバーを使った映像記録を見たらこの会議の面々が更に頭を抱えそうですね - 717二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 20:59:50
このあとヘルタースケルター増産や拠点整備関連の判定とかもやるのかな
- 718二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 21:28:30
この映像とかを見るに現段階でライダー陣営と接触するのは明らかにハイリスクな感じがする
マスター狙いもやってくるだろうし - 719二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 21:43:11
流石にシャーレで会う分には大丈夫じゃないかな?
というか各地区に魔力集めに出向いてるっぽいしミレニアムに来る可能性もあるんだよな。一般生徒がその被害に遭う可能性も考えればこちらが出向いて迎撃する必要が出る可能性はあるかも? - 720二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 21:48:58
流石に隠蔽しきれないようなことをするとは考えたくないが
一般人に堂々と被害出すようなことをするならミレニアムも指名手配するだろうし
アルがシャーレで会うことに応じる保証はないし応じたとしてもその行き帰りのどこかで何か仕掛けてくる可能性もある
融和姿勢と見せかけて奇襲とかあり得そうだし
会うならもっとしっかり情報集めてからにしたい - 721二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 21:51:41
ライダー陣営は黒服が注視してたし、某snの高校みたいな事をミレニアムや他自治区でやらないかは心配な気もする
というか、何かアルちゃん焦ってない? - 722二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 21:55:36
アルちゃんがマジモンのアウトローしてる……
他陣営と比べて情報収集能力で負けてるからか、マリーの事といい分からない事が多いな
他陣営同士の潰し合いで犠牲が出るのを避けたい剣&術陣営としては、各マスターを説得できる材料が一番欲しい訳で、それがほぼない現状だと拠点の防衛固めても、大戦√狙いにしろ動くしかなさそう
籠城考えなくても、安全な宿舎ってだけで価値は高いけどね - 723二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 21:57:19
実際に前の描写で聖杯戦争と関係無い風紀委員から魔力を奪ってるっぽかったり、アビドス襲撃してたり、この映像でもトリニティに魔力を集めに出向いてるっぽいし、ミレニアムへの襲撃もあり得なくはないんだよな
一般生徒っていうのは聖杯戦争関係者じゃない生徒って意味ね - 7241じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 21:57:52
- 7251じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:02:30
ちょっと色々処理するじゃんね☆
【建造したヘルタースケルターの数】
現在個体数:13機
建造数:dice1d40=29 (29)
【絆レベル上げ〜5】
1.あった 2.なかった 3.パフェコミュ
アーチャー陣営(現在3レベル):dice1d3=2 (2)
バーサーカー陣営(現在3レベル):dice1d3=3 (3)
【絆レベル上げ6〜】
1d100で累計値60以上で絆レベル6に到達。
端数は持ち越します。
ライダー陣営:dice1d100=71 (71)
キャスター陣営:dice1d100=57 (57) (+54)
アサシン陣営:dice1d100=7 (7) (+7)
【絆レベル上げ7〜】
1d100で累計値70以上で絆レベル6に到達。
端数は持ち越します。
ランサー陣営:dice1d100=46 (46) (+34)
【しーくれっとだいす】
彼女は明日からdice1d7=5 (5)
①誤魔化す、②誤魔化す、③トキとの対談を受けてから考える、④うそつき、⑤誤魔化す、⑥マリーを探す、⑦誤魔化す
- 726二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:07:09
ケセド戦で風王鉄槌使ってたっけ
手綱は威力方向で脅威だけどもう一つの鮮血神殿(溶解+生命吸収結界)もやばいんだよな
マスターの能力が高いほど威力が上がるらしいから適正94のアルちゃんが使ったらやばそう - 727二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:13:13
他陣営に情報収集能力で負けてるなら嘘でも流してみるとか?
居場所に関する嘘を流してあちこち探し回ってもらうとか
時間稼ぎは出来るかもしれない - 728二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:16:20
トキはアーチャーとの絆はちゃんと深められているのだろうか
普通に駒として見ているパターンなのか - 729二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:18:30
これマリーは腕を切り落とす以外に令呪を失わせる方法がないと思ってるみたいだな
とはいえマリーってシスフの所属な訳で、諜報員的な冷静さを持ってても特段おかしくないわけで。
それなのに、鯖を倒しても脱落しないよとか聞いてヒフミさんやばいとか思っても、ここまでの凶行に走るのは何故なんだ
トキとの接触はした方が良さそうね - 7301じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:19:58
まとめるじゃんね☆
【建造したヘルタースケルターの数】
現在個体数:41機
【絆レベル】
アーチャー陣営:絆3
バーサーカー陣営:絆5
ライダー陣営:絆6(持ち越し11pt)
キャスター陣営:絆6(持ち越し51pt)
アサシン陣営:絆5(持ち越し14pt)
ランサー陣営:絆7(持ち越し10pt)
うーん、アサシンとランサーは解釈一致じゃんね☆
アーチャー陣営は……もう少し距離を詰めていってほしいけどここも解釈一致じゃんね☆
ケセド戦はラストの描写でそれっぽい事を演出したけど、使ってはないじゃんね☆
ケセド戦で宝具使ったのはバーサーカーじゃんね☆
はやく使わせてあげたいじゃんね☆
忘れるところだったから助かったじゃんね☆
ありがとございますじゃんね☆
そこら辺については……トリニティかゲヘナかシャーレで聞くと分かるじゃんね☆
先生も困ってるじゃんね☆
- 7311じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:20:38
- 7321じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:21:42
- 733二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:22:07
そういえば夜の間にヘルタースケルターたちはどれぐらい拠点整備進めたんだろう
- 7341じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:25:56
- 7351じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:26:44
【7日目午前・導入イベント】
【トリニティ自治区/ミレニアム自治区】
【Recommend BGM……〈Shooting Stars〉】
「朝よ!」
「どうしたんだ、コハル?」
「あはは……コハルちゃんは今日も元気一杯ですね」
「うふふ♡朝からコハルちゃんは元気びんびん♡ですね」
「そこっ!うるさい!ご飯食べて元気になっただけだから!あとハナコ!エッチなのは駄目!死刑!」
「うん、しっかり朝食も食べて栄養を腹に満たせば活力も沸く。やはり君のその力強さと切り替えの良さは本当にすば「栄養!?お腹!?満たす!?ボテ⬛︎!?エッチ!ど変態!!特殊性癖!?しけぇぇぇ!!」……コハルのこれを一日一回は聞かないとなんだか最近ソワソワするね」
それは重症ですよ、セイバーさん……。
「さて、午前中はどうしましょうね?」
『ねー、どうしよっか?』
モモイちゃん達とモモトークで通話をしながら、来賓用保健室で話を進める。
朝すぐに対応してくれたセリナちゃんによれば、ハナコちゃんはもう体調面は問題ないようで、このまま帰っても大丈夫らしい。
その証拠にいつも通り、ハナコちゃんの表情は明るい。
いいえ、ハナコちゃんだけじゃありません。
アズサちゃんもコハルちゃんも、そして私も。
表情には力が漲っている。 - 7361じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:27:30
『(どうやら、昨晩はいい話が出来たみたいだね)』
『(はいっ!……ご心配おかけしました)』
『(いいや、僕は心配なんてしていなかったさ───君なら立ち上がると信じているからね)』
そう言うセイバーさんの表情は優しげでなんとなく恥ずかしくて、ぽすっと軽くパンチしておく。
そんな姿は当然みんなに見られているわけで、なんだか居た堪れない空気を感じます……。
とりあえず、私は空気を払拭する為に、咳払いを一つ。
「午前中に関してはミレニアムに向かうなら、特例でナギサ様……えぇっとトリニティに生徒会長の方が……なんですかモモイちゃん?」
『いや……その……いやぁ?』
『分かるよお姉ちゃん……ねぇ?』
『お、お嬢様学校ってほんとに上級生に様付けなんですね……!』
『アリス、ノアから借りました!確かマリみ『はいやめよーねー』むぅぅぅぅぅ!』
どうやらミレニアムの文化はトリニティと違う様ですがナギサ様はナギサ様ですし、別に如何わしい事はしてません!
ちょっと昨日は抱っこして寝ましたけど、なんにもありませんでしたよ!
「も、モモイちゃん?ナギサ様はかなり良家の御出身だったりで!そもそもティーパーティのトップに立つ三人の中のお一人ですし!そもそも私も上級生全員に様付けしたり、そういうのを強要する事もありませんから!」
『うんうん、そうだね、分かった分かった』
「分かってません!?」
なんて事でしょう、これは帰ってからしっかりトリニティについてお話しなくては! - 7371じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:29:38
「それはともかく、まずはこの後の行動についてですね。ヒフミちゃんが言いかけたように、今回はナギサさんのご好意でヘリを出してくれるそうですから、合流自体はそう時間はかからないはずです」
『今が7時前だから午前中は一緒に行動できるかな?』
「それか、D.U.で合流するのも一つだな。あまり大々的にトリニティのヘリを使ってまで動くと、他の陣営から怪しまれかねない」
「あっ、そっか。ヒフミはともかく、モモイと協力関係だったりティーパーティの人達が力を貸してくれるの知ったら……」
『ゲームだとそういう強そうな陣営は……集中狙いされて真っ先に脱落ですね……』
もちろん、マリーちゃんは恐らくミレニアムに私達がいる事を知ってるからもしかすると同盟を結んでいるのを知っているかもしれませんし、ミノリ先輩も私達全員と会ってますし、トキさんもモモイちゃんから昨日あった話を確認した限りでは知っていてもおかしくないようですし……。
私達の同盟関係だったりを知ってそうにないのはアルさんと、まだ姿の見えないアサシン陣営ぐらいでしょうか?
『んー、私ちょっと調べ物したいんだよね』
「モモイがぁ?」
『しっつれーな!私だって気になる事、あるんだから!だから個人的には『ゲヘナ』に行きたいかな?』
「となると、合流も兼ねて午前中はお互いに陸路で移動。午後からゲヘナで調査……ですかね?」
モモイちゃんは調べごとがあるらしく、『ゲヘナ』に行きたいらしいです。
アルさんの出身地ですし、何かしら情報が掴めるかもしれません。
コハルちゃんじゃないですけど、モモイちゃんが調べたい……そんな風に言うのなら何か確信があるのかもしれません。 - 7381じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:30:55
「私は古書館に「うふふ♡先に連絡を入れたら、彼女は暫くはお忙しいらしいですよ♡」うーん、なら『ゴルゴネイオン』についてはまたモモトークで聞く感じになりそうね」
「私は拠点の整備をしたい。あそこはミレニアム自治区の中でも端だ。戦闘をしても市街地に迷惑をかけないのなら罠を仕掛けたりしておきたい」
『私もアズサさんの意見に賛成。ユウカから幾つか物資も届いてるし、他の陣営がいつ攻めてきてもおかしくないなら、ちゃんと整備しておきたいかな。ウタハ先輩達もしばらく泊まり込みでいてくれるし』
アズサちゃんとミドリちゃんは『拠点の整備』。
どうやら、キャスターさんの力で私達の銃にマジック的な?アクセサリーを用意したりも出来るみたいですし、拠点をより安全にする作業とかも出来るみたいです!
それからどうやらウイ先輩とは暫く会えないようです、またモモトークしておきましょう。
『私は……その、D.U.かミレニアムでミノリ先輩とお話したいかな……協力してくれるかは分からないけど、なんとなく中立な感じのする人……だったし』
「うん、僕もなるべく早くバーサーカー陣営とはコンタクトをとっておきたいかな……もしくは作業だったりはキャスターの使い魔が進めてくれるなら、いっそ今日はオフなんてのもいいかもしれない」
『我も同意見だ。作業だけなら我がヘルタースケルターとエンジニア部でも多少は進められる……お前達も昨日は連続で戦闘をしている、午前か午後のどちらかだけでもゆっくり休む……というのも悪くないかもしれん』
ユズちゃんは午前中のうちにミノリ先輩とのお話をしたいらしいです。
ミレニアムなら空路、D.U.なら陸路……という感じになるでしょうか……。
セイバーさん達は休養をという事です。確かに昨日はケセド戦からマリーちゃんとの戦いで連続して戦闘をしています。
幸い大きな怪我はありませんが、一度休むのも手かもしれません。
私は───。
①モモイちゃんの言うようにゲヘナへ行く(午前中は移動、午後から行動)
②アズサちゃんとミドリちゃんの言う通り拠点の強化(大型ヘリで行くため、午前中から行動)
③ユズちゃんが提案したD.U.かミレニアムでミノリ先輩と話し合い(午前中から行動)
④セイバーさん達の言うように今日は休む(午前中はそれぞれトリニティ、ミレニアムで休養)
⑤助けてペロロ様〜(自由記入) - 7391じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:36:37
安価の前に今回は一個だけ注意事項があるじゃんね☆
ヘリでの移動はトリニティ→ミレニアムだけじゃんね☆
理由はその二校は上層部がヒフミ達の行動をサポートしてくれるからじゃんね☆
他の自治区に戦車積んだヘリ飛ばすのは流石にいきなりアポや正当な理由なしは難しいじゃんね☆
それと昨晩の会議の内容はヒフミ&モモイ達も共有済み、アルちゃんの情報や戦ってる姿も確認済みじゃんね☆
さすユウじゃんね☆
というわけで安価じゃんね☆
7日目午前中の行動を↑の①〜④から一つ、もしくは⑤で自由にやりたい事書いて欲しいじゃんね☆
上のヘリの話以外は特に制限とかはないじゃんね☆
安価先は>>747じゃんね☆
それじゃあよろしくお願いします……じゃんね☆
- 740二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:38:51
④でハナコのカウンセリングというか話すというかかな?
ハナコが気づいた事についても気になるし。ただハナコやヒフミ達的にトリニティとミレニアムのどっちのが落ち着くかだな
午前中休んだ場合、ミレニアムへのヘリでの移動は午後に出来たりはします? - 741二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:39:42
この中なら②かな
①は雷帝絡みを調べることになりそうだから外交問題になるかもしれない
③もうちょっと後でもいい気はする
好戦的な陣営でもないし
残る②と④なら拠点襲撃の可能性があるし②かな - 7421じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 22:40:01
- 743二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:42:04
⑤でモモイたちは午前から拠点強化
ヒフミたちは連戦だったし一回休養もありかな - 744二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:44:34
ミレニアムかD.U.で合流して休む&ハナコのカウンセリングってのはどうかな?
- 745二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:47:30
③
トリニティ・ミレニアムの生徒会から支援を受けてるからそこで権力の犬判定が飛んできそうではあるけど、味方に引き込めれば戦力面の心配がほぼなくなるし、最低でも停戦とか情報共有が出来れば互いに友好的又は中立的であると明確になる
ミカ主がそれぞれのマスターが別々な情報を同程度持ってると言ってたし、それが情報が足りないアルちゃんやアサシンの陣営に繋がる可能性を考えれば早めの接触は必要だと思う - 746二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:55:16
他マスターと平和的に接触してスタンスとかを共有できる機会ではあるしミノリさんと話すのもありなのかな
- 747二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:55:41
- 748二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:55:44
⑤でヒフミ達は④みたい休憩しつつハナコやみんなと一旦腰を据えて話す
モモイたちは今までの情報を元にユズを中心にゲーム開発部らしく戦闘のシミュレートを考えながら、今まで出てきたサーヴァントの対策を考えながらの武装作り - 749二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:57:32
3秒差か……惜しかった……
- 7501じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 23:01:18
- 7511じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 23:19:55
【7日目午前・特殊イベント】
【トリニティ自治区・飛行場】
「戦車の積み込みできたよー!」「コハルちゃん、ミレニアムのお勉強頑張ってね!」「応援してるからね!」「じゃんねじゃんね」「何かあったらモモトークしてね!」「浦和先輩の胸囲測ってきてね!」「あんまり変な人ついてっちゃだめだよ」「ちゃんと帰ってきてね!」
「あーもー!分かってるから!もうっ!」
コハルちゃんが正義実現委員会の子達に囲まれてもみくちゃにされてるのを横目で見ながら、私は目の前にいる方へと向き直る。
「……もう、行かれるのですね」
「はい……動かなきゃ、言葉を伝えなきゃ、何も分からないままですから」
「……いつでも、貴女のお帰りを待っています」
「はい、私の帰る場所は……トリニティですから!」
飛び切りの笑顔をナギサ様に見せる。
思い悩む事はある、まだまだ分からない事、知らない事があるのだと昨日の戦いでよく分かった。
そして、今心配した顔で私を見る彼女のおかげで、知らないからこそ、分からないからこそ、『言葉を尽くす』大切さに気づいた。
「───ぁっ」
「大丈夫です、ナギサ様。必ず帰ってきますから。そしたらまたお茶会に誘って下さい」
「……えぇ、必ず。約束ですよ」
「はいっ約束です」
ぎゅっと想いを込めて、彼女の細い身体を抱きしめる。この小さな身体にたくさんの愛が詰まっていて、その愛を昨晩分けてもらったから、今度は私が返す番。
少しでも彼女の心配を取り除けるように、これから離れ離れになる時間を少しでも埋めれるように。
「それじゃあ───行ってきます」
「はい───行ってらっしゃい」 - 7521じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 23:44:50
【7日目午前・拠点強化イベント】
【ミレニアム自治区・拠点】
【Recommend BGM〈Pixel Time〉】
「おーかーえーりー!!」
「ただいま帰りましたモモイちゃんっ!……ってなんですかこれ!?」
無事に廃墟近くのヘリポートに降ろしてもらい、そのままクルセイダーちゃんで拠点へと帰ってきた私達を出迎えてくれたのは大量のヘルタースケルターさん、その数なんと『21機』!
昨日ウタハさんの言っていた雷ちゃん湯煙エディションも10機になってますし、なんだか随分と賑やかになってきました。
「ヒフミよ、よくぞ無事に戻った。その顔は……うむ、お前に関しては問題なさそうだな、安心したぞ」
「はいキャスターさん!ご心配おかけしました!」
「なに、それは我ではなくモモイ達に言うといい……随分と心配して今にも飛び出しそうだったのでな」
「ちがっ、違うからねー!いやちょっとはさ、そりゃ心配したけどさ!でもヒフミだしさ!信じて「モモイちゃん!」にゅえっ!」
心配してたなんて電話口でもあくびにも出さず今もこうして笑顔で出迎えてくれた優しい友達に思わず胸がいっぱいになって、つい抱きしめてしまう。
思った以上に暖かい体温はまるで小さな子みたいで、私の中で母性が目覚める気がしちゃいます!
「ありがとうございます、モモイちゃん!心配してくださって……すっごく嬉しいですっ!」
「あーもー!いいから!はなしてよー!はずかしーじゃん!キャスターのせいだよー!」
「なに、麗しきかな友情は。暫しそこで友交を楽しむといい。我はここにはいないもう20機のヘルタースケルターに指示を……」
そう言ってキャスターさんが動こうとして、
「やぁ、おかえり諸君。おや、やはり教授もここだったね、なら丁度いい」
「ええ、ちょうど良かったわ。それから……おかえりなさい、ヒフミ。帰ってきてくれて本当によかった……それじゃあ」
「少し話をしましょうか」
頬に煤をつけたウタハさんとスポーツドリンクを片手に持っているユウカちゃんがこちらに話しかけてこられました。 - 7531じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/11(日) 23:52:09
という導入を書いたところで今日の投下はおしまいになりますじゃんね☆
明日は早めの16時から投下してアルちゃんの映像記録とは別の話、それから今後の拠点強化についてを話していくじゃんね☆
それを早めに終わらせて、午後の行動安価して1回目までは済ませちゃいたいじゃんね☆
ヘルタースケルターの台数が少ないのは別の作業に半分回してるからじゃんね☆
何かは……前回ちょろっと書いてるじゃんね☆
キャスター教授はそこら辺、しっかりセイバーとも相談して抜け目なくやってくれてるじゃんね☆
ちなみにキャスターが教授呼びなのとか妙にカフェHatchaやトリニティに反応してるのは史実ネタじゃんね☆(Hatchaは元ネタが同年代なだけじゃんね☆)
ではでは今日も長くまでお付き合いくださってありがとうございました!もうすぐ1もお盆休みちょっと貰えるからそれまでに進められるとこまで頑張りますじゃんね☆
それではみなさん、お休みなさい……じゃんね☆ - 7541じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/12(月) 00:04:02
【⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎】
・少し、お時間を頂けませんか?26:14 既読
・彼女達は連れてきません26:15 既読
・貴女の都合に合わせます26:17 既読
・幾つか確認したい事、例えば26:18 既読
・ランサーのマスターの所在26:19 既読
・なんてのは如何でしょう?26:20 既読
・もしくは、聖杯戦争、いえ26:21 既読
・マスターに選ばれた事について26:22 既読
・貴女なら知っている筈ですよね?26:23 既読
・どうか教えて下さい26:24 既読
・御返事を待っています26:25 既読
───。 - 7551じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/12(月) 00:04:39
- 756二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 00:08:00
- 7571じゃんね◆cbItSHG.3g24/08/12(月) 00:12:41
- 758二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 00:23:39
お疲れ様でした〜
これは……ハナコのカウンセリングを急いだ方が良さそうな気がしますね
マリーもかなり精神的に追い詰められてそうだし、アルちゃんも何か様子が変だし……全ての参加者に光があらん事を(某麻婆神父風)
しかし、トキとのお茶会にミノリとの会談にゲヘナへの調査にハナコのカウンセリングに情報収集に他にも色々とやる事が多いですね
ヒフミちゃん、大変だろうけど頑張れ……頑張れ……!! - 759二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 07:55:38
おつかれさま〜
保守と私が好きなブルアカの曲をいくつか挙げる
【Interface(Hardarrange)】
【unwelcome guest】
【Operation☆DOTABATA】
【夢路の花】 - 760二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 09:20:28
ヘルタースケルターの合計数は41機じゃなくて42機かと
別作業というのは第一エリアの整備とかかな? - 761二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 09:23:39
メッセージ送ってるのはハナコの可能性が高いけど送り先は誰かな?
貴女という言い方的に黒服ではなさそうだが - 762二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 12:39:44
トキとはいつぐらいに会うべきなんだろうな
エリドゥ行って話し合いが決裂して戦闘になっても困るから話し合うにあたって話し合った日はアーチャーとセイバー、キャスター間で戦闘をしないし他の陣営を戦うように誘導することもしないって条件はつけた方がいいかもしれない - 7631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/12(月) 13:31:01
- 7641じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/12(月) 15:23:23
- 765二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 15:51:59
了解です、ご自愛くださいじゃんね!
- 766二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 16:02:09
ゆっくり休んで次に備えればいいじゃんね
- 767二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 17:18:19
了解しました、ゆっくり休んでください
ミノリと会って話すなら夜は避けたいかな
夜に拠点がら空きにしていたらその隙をついてどこかの陣営が来るリスクがあるだろうし - 768二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 17:36:41
このレスは削除されています
- 769二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 17:38:12
トキは夜にしてほしいって言ってるのが引っかかるんだよな
話し合い以外にも狙いがある可能性は考えられる
夜にセイバー陣営とキャスター陣営が拠点を空けることを狙ってるとか
セイバーキャスター同盟が拠点を強化してることは他陣営からしたら好ましくないだろうし
トキは話し合いしたいだけで何も企んでなくても夜に拠点に誰もいないのはリスク高いし
モモイたちが話し合いに行ってヒフミたちは拠点を防衛するって感じの手を打った方がいいかもしれない
必ず両方とも行かなきゃいけないわけでもないだろうから - 770二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 18:22:49
何でもかんでも疑ってかかって防衛ばかり考えるのは良くないと思うが
トキの性格、そして今までの接触を考えればそんな手段を取ってくる可能性は薄いとは思うし
それに、言葉を尽くして和解の道を探るのに、先に相手からの誘いを罠と疑ってるって態度を全面に出すのは悪手でしょ
もっと戦略よりも人心を考慮して方針を考えるべきでは?
『言葉を尽くしてハッピーエンドを目指す』って方針を持ってるのはヒフミなんだしヒフミが行かなきゃ意味なくない?そして呼ばれたのはモモイでもある訳でモモイも行くべきなのは事実だし
罠だったならそれに対応し突破すれば良いし、拠点が襲撃されたなら建て直せば良いだけじゃない?
ヒフミが目指してるのは単なる聖杯戦争での勝利ではなく、言葉を尽くしてのハッピーエンドである事を忘れるべきじゃないとは思うが - 771二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 18:46:22
言葉を尽くしてハッピーエンドを目指すのは大事だと思うけど
いろんな可能性はしっかり考慮すべきだと思う
疑ってかかりすぎるのも良くないけど
今拠点を失えばそれを知った他陣営がキャスターの拠点を壊れたのがチャンスだとばかりに集中的に攻撃してくる可能性もあるわけで
話し合いするにしたってこっちが不利な状況で話し合いしようって言っても応じるとは限らないし応じてくれても不利な条件を負うことになったり話し合いが上手くいかなくなりやすいリスクがある
仮にヒフミたちが同盟を結ぼうと提案したとして、その時ヒフミたちが不利な状況なのか有利な状況なのかどちらでもないのかで相手がその提案にどう考えてどう返答するかは変わってくるだろうし
聖杯戦争で勝つことばかり考えすぎるのは良くないけど、だからといって自分たちの状況が不利になることを簡単に許容しちゃダメだと思う
ヒフミたちの目的のためにも追い詰められすぎるのは避けたい - 772二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 19:11:54
やるべき事はたくさんありそうだし何からすべきなのかは悩むな
どのルート狙うにせよサーヴァントと戦闘するのは避けたいけど
戦闘続けば消耗するし聖杯大戦ルート狙うなら特に戦闘は避けたい - 773二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 20:21:38
このレスは削除されています
- 774二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 20:29:16
そういえばウイが急に忙しくなったのは気になるな
何かあったのかな? - 775二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 20:47:20
それこそリスクを過剰に恐れ過ぎだと思うが
そもそもブルアカ原作を参考にマスター達の性格を鑑みてそんな事(拠点を壊れたのがチャンスだとばかりに集中的に攻撃)をする可能性がどれほどか?って考えるべきでは?
そして次に、セイバーとキャスターのスペック、そして補習授業部やゲーム開発部やヘルタースケルターの人数を鑑みれば、3騎での同盟でかかって来られたとしても、おそらく同等かギリ不利のくらい戦いには持ち込める訳で、
現状はむしろ盤面的にはこっちが有利過ぎるくらいな訳で、有利すぎるのも逆に話し合いには不都合に働くこともあるのでは?力の差があり過ぎればそれは対等な話し合いではなく脅しにもなりうる訳だし
現状は追い詰められてすらいないのに追い詰められる事ばかり考えるのもどうかと思うが
あとはヒフミの性格も鑑みて、今のヒフミが罠の可能性があるから行かない話し合いを諦めるって事をするか?って話でもある
それにこちらがする話し合いって聖杯戦争を大団円で終わらせる為の話し合いであり、真実を知っても自分たちはそう動く覚悟があり、トキだけに重荷を背負わせない一緒に背負うってものでもあるだろうから、有利不利での同盟とはまた別のものでは?
- 776二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:12:38
ちなみに数値的な話すると、現在のヘルタースケルターを総動員した場合、サーヴァント一騎との戦闘だと圧殺出来ちゃったりするという
ヘルタースケルターは自動で攻撃を選択という事を考えても、ヒフミ達全員で妨害撃って攻撃通した場合、毎ターン42×30で1260削れる訳だし、相手も人海戦術で来るとかじゃないと過剰戦力であったりはする - 777二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:26:07
バーサーカー陣営はマスター的にもサーヴァント的にもしなさそうだし
アーチャー陣営は話し合い提案してるわけだから弱ってるからすぐ集中攻撃するとは考えにくいけど
他3陣営は集中的に狙ってくる可能性は結構ありそうだけどな
アサシン陣営はまだマスター分かってないしスカサハは好戦的だからマスターとスカサハ次第ではやりそうだし
ランサー陣営はマリーが明らかに普段と様子が違うから、様子がおかしくなった理由次第ではそれを実行する可能性はある
ライダー陣営はまだ分からないこと多いからなんとも言えないけど、黒服が注視していることやアルが魔力を集めてるように見える感じからするに聖杯戦争に勝ちたいと積極的に動いてる感じだから弱ってる相手を叩くことは戦略の一つとして考えるのでは?
普段と様子が違う人物もいることとか加味すると結構可能性はありそうだと思う
まあ数値的に見たらヘルタースケルター42機いれば圧倒できそうではあるけど
ただアサシン陣営が一回の戦闘で70機以上減らしてるんだよな
初手で宝具使ったのかな - 778二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:33:36
このスレは露悪・悪趣味方向に行かないようにしてるとはいえfateも含めたこの手のデスゲームもので話し合い全振りは死亡フラグな気がする
勝つ動きは必要なくても負けない動きは必要というか
とはいえ冷静に考えるとヒフミやモモイの光属性主人公ムーブで誤魔化されてるだけで数の暴力・最優のセイバーとバフ盛り盛りキャスターのスペックの暴力・ヴェリタスの情報力・聖杯戦争に対処したい学園上層部からの支援を受けているという強者側なのも事実なんだよな
やるべきことを頑張ってこなしたら順当に強くなりすぎたんだなって - 779二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:48:40
トキと会うのはすぐじゃなくてもいいからな
なんで夜じゃないと会えないのか、エリドゥ以外では会えないのかとかぐらいはトキに聞いても問題はないだろうから
聖杯戦争の戦闘は基本的に夜に行うっていう暗黙のルールはトキも知ってるだろうから
夜に相手の拠点で話し合いしようって言われたら普通に考えたら警戒はすると思う
みんなで夜に話し合いに行くとしても夜に誰か襲撃に来ても大丈夫なようにしてからとかでもいいとは思うし
可能な限り対策はしたい - 780二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 02:10:33
おつほす
- 781二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 08:26:27
- 782二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:23:13
とりあえずトキのとこへ行く時はマスター二人+αとサーヴァント二騎で行って残りのメンバーとエンジニア部、ヘルタースケルターくんたちに防衛してもらう感じがいいのかな
あとは襲撃があったら一報が入るようにしつつ生徒組にはやばそうだったらすぐ逃げるよう言っておくとか - 783二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:35:19
トキと会うとしてもミノリと会った後の方がいいんじゃないかな
もしミノリが味方になってくれたならバーサーカー陣営にその日の夜防衛をお願いすることも出来るし
基本工事は朝昼にやるだろうから夜は空くだろうから - 784二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:52:57
トキの話は必ず今日の夜行かなきゃいけないわけじゃないし
マスター二人とサーヴァント二騎がエリドゥに行くなら可能な限り防備固めておきたいな
拠点に残ったメンバーの安全確保のためにも
アズサとエンジニア部で連携して拠点に攻め込んで来た敵を対処するトラップとかを作ってもらうのもありかもしれない
もう1日待てばヘルタースケルターをさらに増産できるし
トキも1週間以上とかならともかく2日ぐらいなら遅れても許容しそうだから - 7851じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 14:13:46
お休み頂いて昨日夕方からだいぶ休めましたじゃんね☆ありがとうございました……じゃんね☆
今日(とたぶん明日)で7日目終わらせて次に行くじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
土日連チャンだったりでへとへとだったけど、昨日午後から休ませてもらってだいぶ元気になったじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
書きだめとかはできなかったけど……体力はバッチリになったじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
今回お休みもらって帰ってからだいぶゆっくりしてフル充電じゃんね☆
ちょっと1から少しだけ、ほんのちょっぴりだけどお伝えするじゃんね☆
まずミノリはある程度基本的な聖杯戦争についての知識は持ってるから、戦闘は夜間に行うっていう暗黙のルールも知ってるじゃんね☆
だから、マスター同士が『夜に会おう』って誘うのは心象よくない……から1としてはあまりおすすめしないじゃんね☆
仰る通り、他陣営からすると剣術同盟の拠点の強化に賛否含めて色々思うところがあるじゃんね☆
1としては、この世界にいるのはちょっと前まで普通に青春してて、今は殺し合いに巻き込まれた生身の高校生達だと思ってるじゃんね☆
だからこそ、人心を考慮した方針っていうのも大事だと思うじゃんね☆
ただこのキヴォトスで起こってるのはあの型月世界発祥よ聖杯戦争じゃんね☆その前提は注意が必要だと1は思うじゃんね☆
- 7861じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 14:15:35
いつも通り、触れられるコメント内容についてだけお返事じゃんね☆今回は悩んだじゃんね☆
方針は大事だけど目的の為に追い詰められる、という事がないようにするのは大事じゃんね☆
マスターもサーヴァントも大体出揃ってきて、7日目になったじゃんね☆これまで誰がマスターなのかやどんなサーヴァントなのかを調べてきてもらったじゃんね☆だから『次』、1が考えてる本編2部にあたる8日目以降で何をすべきか、誰と戦うべきかの方針を決める時の判断材料になりそうなのを今日明日で書き始めていきますじゃんね☆
1はウイちゃん好きじゃんね☆
> 真実を知っても自分たちはそう動く覚悟があり
これだけは1から明確に言えるけどとても大事じゃんね☆1はハッピーエンド主義者じゃんね☆所謂基本的なTRPGのGMと同じで、1はみんなが不利になったり詰みになる展開を『不必要』にするつもりはないじゃんね☆……そういう事じゃんね☆
とはいえ40機横一列に並べたり一つの戦場で同時運用するっていうのは場所的には難しいじゃんね☆
数はどちらかといえば、壊れてもある程度補填できる……ぐらいに思ってもらえたら嬉しいじゃんね☆
FGOでもブルアカでも一度に何十人(何十騎)も同時運用するのは……そういや一回だけあったじゃんね☆
キャスターvsアサシンは結局お蔵入りしちゃったじゃんね……流れは初手でたまたま生産工場にいたモモイとアリスとキャスターに挨拶、そのまま戦ったから生産工場はぶっ壊れてついでに宝具ブッパじゃんね☆アサシンのマスターは「なにそれ知らん」って困惑顔じゃんね……かわいそうじゃんね☆師匠、ランサー戦でもそうだけど余裕あるから気分良くなるとすぐ宝具使うじゃんね☆
間違いなく強くなったじゃんね☆
順調に強いじゃんね☆
そこら辺の事はモモトークでも通話でも聞いたらトキちゃんはしっかり答えてくれるじゃんね☆
保守ありがとじゃんね☆
セリナちゃんが来てくれたじゃんね☆
セリナちゃんのモチーフが聖母では?って説あるって聞いてからドキドキじゃんね☆
- 7871じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 14:23:05
- 788二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 16:41:49
8日目から第二部か
となると7日目は第二部に備えた色んな準備とかに使うべきなのかな - 789二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:43:46
シュロにモノレールステーションに呼び出された時ヒフミ1人で行く選択肢があったということはミレニアムの範囲内ならならマスターとサーヴァントが離れても問題ないということなのかな
それならトキの呼び出しにヒフミとモモイとセイバーで行ってキャスターは残るって選択肢もありかもしれない
護衛としてはセイバーがいればなんとかなるだろうし
それ以外にもキャスターとエンジニア部は拠点で作業してヒフミやモモイたちはミレニアムで調査やヴェリタスにやミノリに会うって手も取れるだろうから - 7901じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 18:47:19
- 7911じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 18:51:16
- 7921じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 18:54:49
【7日目午前・拠点強化イベント】
【廃墟・拠点第二エリア】
「物資……というかドローンとゲーム機は渡しておくから」
ユウカちゃんの周りに飛んでいる1台のドローン。
大きさは本当に手のひらサイズですが、かなり高性能という事で拠点周辺をしっかり監視してくれるらしいです。
ただ1台だと周るのにも時間がかかりますから、台数を増やすのもありかもしれませんね。
あとはゲーム機ですけど、正直これから拠点で過ごす事を考えると『娯楽』に繋がる物資は大切な気がします。モモイちゃん、ナイス選択です!
「さて、アルについての情報よ」
「どうでしたか?」
「そうね……『何も掴めなかった』というのが私達からの情報になるわ」
何も掴めなかった、という言葉に落胆以上に背筋に冷たい物が走ります。
ユウカちゃんの言葉がそれそのままなら、つまりは。
「ミレニアムの情報網でもですか?」
「ええ……ある程度、トリニティとゲヘナの自治区境界線で頻繁に動きを見せているけど、それ以外の拠点や日中の行動なんかは『何も分からなかった』」
「自治区境界線か……相手の狙いが読めないけれど、迂闊に双方の自治区が手を出せない場所を狙ってか?」
「大方はそんなところだと思うけど……」
正直に言えば厄介この上ない。
ミレニアムでも確かにこの広大なキヴォトス全域の情報からすぐにアルさん達の動向を調べる事ができるなんて事は難しいですけど、それでもここまで情報を徹底して隠しているのはすごく気になる。
私達が持っているのはあの風紀委員会の方達との戦いの記録、先生から頂いた報告書、ごく短時間だけ姿と声が確認できた病院の監視カメラ映像、そしてナギサ様から渡された映像記録に映っていたマリーちゃんとの戦闘記録だけ。
後はその記録からアルさんが既に一度令呪使用を宣言しているのと、今聞いた自治区境界線を中心に動きを見せている事……。 - 7931じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 19:01:25
「引き続き、極秘裏にアルとマリーがミレニアム自治区内に足を踏み入れた場合にはすぐ連絡をするよう各公共交通機関やうちの保安部には『保護』って名目で知らせてるから」
「保護……そうですね、じゃないと」
「……いくらアウトローなんて言ったって、あの子達を犯罪者にしたいわけじゃないから」
「……ありがとうございます、ユウカさん」
その言葉に少しだけ辛そうな顔をユウカさんは見せる。私だって同じ気持ちだ。なんとかアルさん達、そしてマリーちゃんと早く接触しなきゃ……誰かが傷ついてしまう前に。
「それじゃあ、私はここで……また今晩もセミナーにいるから、物資の話とかあればモモトークでもいいから連絡して」
そう言ってユウカさんは足早に帰っていきました。
「さて、次は私と博士からの話になるよ」
「うむ、まず現状の確認だ。現在運用可能なヘルタースケルターの数は全部で42機。そのうち22機は第一から第三までの各種エリアのメンテナンスや細かい補修を行っている。一人ひとりの自室の用意や食堂等の用意もできている。居住する分にはユウカ達からの食料等の物資提供は必要だが、長期的に暮らせる状態となった」
「残すところは今いる第一エリアとなるけど……ここも既に半分以上完成している。午前中には完全にこちらで各種システムの掌握も済むし、ひとまずの拠点化は完了するだろう」
ウタハさん達に言う通り、この後私たち全員で作業を進めれば、第一エリアも完全に拠点として運用していけそうです!
「そこで我らから提案できるのは二つ」
「この拠点の隔壁強化、そして周囲に罠等を設置する拠点の要塞化」
「そしてお前達の武器の強化となる」
隔壁の強化は気休めにしかならないであろう……だが建造を繰り返せばほんの一時的にでも……宝具を防ぐ事も可能だ」
何故か宝具という言葉の前にキャスターさんは言い淀んだのを見て、私たちは静かに目配せする。
けど、モモイちゃんもどうやら『まだ』その話は聞いていないようだ。
……なら、今聞くのは後にしましょう。
「もう一つは武器についてだ。我とエンジニア部はしばらくお前達の助けとなる武器……そして防具の用意に注力する」
「拠点の強化を含めどういった物かはリストを渡す。一日のどこかで第二エリアにいるエンジニア部に伝えれば、対サーヴァント戦で有利になる物を用意しよう」 - 7941じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 19:03:50
【拠点強化アイテムリスト】
今回製造できるアイテム数:dice1d3=1 (1)
①防護隔壁lv.1
製造限度:なし
分類:拠点強化アイテム/パッシブ/第一エリア
説明:キャスターとエンジニア部が共同製作した対爆対弾対刃シャッター。宝具はまだ無理だが、『重ねる』事で真価を発揮する。
効果:第一エリアに設置可能。敵の拠点攻撃時、判定を妨害する。レベル1につき5点。
②精密スコープ
製造限度:なし
分類:生徒強化アイテム/パッシブ/全生徒
説明:エンジニア部謹製の照準器。遠くの物も手に取るように分かる。
効果:装備した生徒が『攻撃』選択時、+6ボーナス。
③ワイヤートラップlv.1
製造限度:なし
分類:拠点強化アイテム/パッシブ/指定なし
説明:アズサが待ち望んでいたミレニアムC&C御用達のワイヤートラップセット。相手がワイヤーに掛かると自動で銃弾が発射される。強化する事が可能。
効果:敵の先制攻撃時、判定。成功値は相手サーヴァントの幸運ステータス以上。成功した場合、相手陣営全員に1d10のダメージ。
④特殊サイレンサー
製造限度:なし
分類:生徒強化アイテム/パッシブ/全生徒
説明:特殊な任務用のサイレンサー。流出には気をつけなくてはいけない。
効果:装備した生徒が『妨害』選択時、+6ボーナス。
- 7951じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 19:07:30
⑤ いなずまちゃんlv.1
製造限度:なし
分類:拠点強化アイテム/パッシブ/第一エリア
説明:雷ちゃんをベースに必要な機能のみを絞って再設計された小さなセントリーガン。相手が侵入に手こずっていれば、ダメージを与えてくれるだろう。
効果:第一エリアに設置可能。敵が拠点攻撃判定に失敗した時、相手陣営全員に3d2のダメージ。
⑥増強マガジン
製造限度:なし
分類:生徒強化アイテム/パッシブ/全生徒
説明:詳細不明の消音器。可愛らしい星マークがついている。
効果:装備した生徒が『攻撃/妨害』選択時、+3ボーナス。
【注意事項】
・レベルのあるアイテムは複数製造する事でレベルを上げていきます。レベルの上昇と共に効果も強化されます。
・生徒強化アイテムは1個につき、1人装備(強化)可能です。生徒強化アイテムを選択される時は誰に装備するかの指定もお願いします。
・生徒強化アイテムの付け替えは行動安価時に可能です。ただし、戦闘中に付け替える場合はその生徒達は行動できないのでお気をつけ下さい - 7961じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 19:16:53
「如何に素材があろうと、製造ラインの問題や魔力の問題もある……いま用意できるのはこれぐらいとなる」
「そしてだ。いずれの武器も隔壁も用意する事は重要だが、それに囚われすぎるのには気をつけよ」
「如何にお前達が頑丈であろうと、例えこの地が寛容であろうと」
「所詮武器とはどこまでいっても他者を傷つける道具でしかないのだ」
そう締めくくるとキャスターさんは第二エリアの方へと向かっていきました。
私達も作業を始めなくてはいけません。
その作業の中で、少しでも今何が必要で、誰に対してどんな備えをすべきか。
私達はよく考えなきゃ───
【第一エリア拠点化進行度】
100以上で拠点化完了(現在進行度63%)
キャスターとエンジニア部、別作業中のヘルタースケルター20機を除く8名、1騎、22機のボーナス。
dice1d100=72 (72) (+31)
- 7971じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 19:22:29
全エリアが無事に午前中の作業で拠点化したじゃんね☆
1もほっとしたじゃんね☆
さてちょっと連続になるけど安価をしますじゃんね☆
上の【拠点強化アイテムリスト】の①〜⑥から1個欲しい物を選んで欲しいじゃんね☆
生徒強化アイテムを選ぶ時は誰に装備させるかも一緒に添えてほしいじゃんね☆
安価先は>>805じゃんね☆
それが終わったら午後の探索活動になるじゃんね☆
それじゃよろしくお願いします……じゃんね☆
- 798二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:24:04
守り固めるなら1かな?
拠点攻撃がどんな感じなのかがまだよく分からないけど - 799二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:31:25
④かな。妨害に固定値で6は攻撃にも回避にも結構大きい
- 8001じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 19:31:49
- 801二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:02:19
①か④かな?
- 802二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:10:20
とりあえずいる可能性が高いヒフミかモモイに4をつけて確実にサーヴァントの攻撃を通すか1をある程度レベルアップして侵入を防ぐか
- 803二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:17:49
2
- 804二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:18:22
3
- 805二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:18:40
- 806二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:20:49
シークレットダイス二つはなんなんだろうな
大分気になる - 8071じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 20:50:19
- 8081じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 20:51:52
【7日目午後・導入】
トマトは1cm角ぐらいに小さく、玉ねぎとにんじんもみじん切りにしてしまう。切ったトマトとほんの少しの玉ねぎをホットチリソースとレモン果汁、それから軽く七味と塩を合わせてソースの味を整える。ソースの用意が出来たら次はフライパン。
「ねーまだー」
「モモイ、お皿持って。私も麦茶とコップ用意するから」
「ごめんねアズサちゃん……お姉ちゃんもごろごろしてないで働いて!」
「ふふっ、本当にお二人は仲良しですねぇ」
モモイちゃん達もお腹を減らしているようだし、急がなくては。にんにくはほんの少しだけ、香りを立たせたらすぐに取り出してしまって、玉ねぎを炒めて頃合いを見て挽肉。流石ユウカちゃん、野菜もお肉もある程度揃えてくれてあったし、用意してくれた組み立て式キッチンも思いの外使いやすい。
「だって動くと暑いんだもーん……ねーありすぅ」
「はいぃ……空調効いてても蒸気がすごくてアリスはもうだめですぅ……」
「う、うごかなきゃだめよ……やっぱむりぃ……」
「君達大丈夫かい?ほらアズサから麦茶来たよ」
しかし失念していました、夏の拠点、大急ぎで個室と広間代わりの今いる簡易食堂兼レクリエーションルームという名のゲーム部屋には冷房は用意して頂けましたが……残りはちょっとサウナみたいになってます。正直、廊下に出るのも蒸し暑いです。
と、お肉も良い色になったら片方に寄せてからフライパンを斜めに、余計な油をキッチンペーパーで拭き取ってから火から降ろします。
「ヒフミちゃん……これでいい?」
「ありがとうございます、ユズちゃんっ!」
ユズちゃんが用意してくれた、人数分の水気を切ってから千切ったレタスの上にご飯をよそったプレートに、炒めた玉ねぎとお肉、その上からソースと砕いたトルティーヤチップスとチーズをかけて。
「ヒフミさん、出来たのから乗せていきますね」
そう言ってミドリちゃんが用意してくれた目玉焼きを乗せれば、なんちゃんってタコライスの出来上がりだ。
さぁ、お昼にしましょう。 - 8091じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 20:58:15
「でさ、この後どうするわけ?」
「個人的にはこの後は休養でも良いんじゃないかな?幸い拠点も形にはなった、キャスターが掌握している今ならあのケセドも取り返しにはこれないわけだし、午後一杯はゆっくりしてもバチは当たらないさ」
ミレニアムのショッピングセンターをぶらぶらするか、D.U.に最近できたプール型レジャー施設……なんてのもいいかもしれません。
そうなると午後は『夕方』まで遊ぶ……形になりますかね?
「んー、私は今から行ってもだしゲヘナについては今日はいいかな……夜には帰っておきたいしね」
「モモイ、すごい気にしてるけど……やっぱりゲヘナ……ライダーさんが気になるの?」
「どっちかっていうと、『確認』かなぁ……あんだけ釘刺されたってことは『なんかあるでしょ』」
ゲヘナ、となるとやはりアルさんの事でしょうか。タイミングを見て、モモイちゃんの気になる事についても話を聞かなくちゃです。
「私はトリニティに行きたいです」
「はい?さっき帰ってきたのになんでよハナコ。ウイ先輩忙しいからモモトークで連絡取る……って感じになったじゃない」
「実はトリニティに……し・た・ぎ♡忘れちゃいました♡」
「エッチ!馬鹿!そんなのこっちで買えばいいでしょ!?」
「お気に入りなんですよ♡それはそれとして、トリニティでお買い物したり、夜はしっぽり合宿所で……なんてのもよくないですか?」
ハナコちゃんは忘れ物を取りに行きたいとのこと。実際境界線の話も気になりますから買い物じゃなくて、実際にマリーちゃんとアルさんが戦った現地に行くのはいいかもしれません。
そのまま一泊して、またヘリ……をお借りすれば帰って来れますしね! - 8101じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 21:29:14
「ならさ、午後はあっついんだししばらくゲーム大会とかしよーよ」
「またお姉ちゃんそんな事言って……そりゃ私もしたいけど……」
「あはは……ゆっくり過ごして、夕方からまた動くのもありですかね?」
このまま食堂でゲーム大会をして、夕方の行動はまたその時に考えるのもありかもしれません。
ユウカちゃんから用意してもらいましたけど改めて買い物に行ってお夕飯の食材を、なんていうの。
そういえばウイ先輩にはいつ頃、連絡しましょうか。
「私はやはり廃墟周辺を探索しておきたい。此処は『連邦生徒会が指定した立ち入り禁止区域』だ」
「正直その危険性はあるからね。自治区内ではないから好きなだけ戦闘も攻撃もできる……廃墟に限らず『アンタッチャブルな場所に拠点』を構えるというのはそういうリスクがある」
「自治区法はあくまでも自治区内のみに適応します、そして立ち入り禁止区域の中でも『廃墟』はトリニティの『カタコンベ』等と同じ、連邦生徒会がそもそも調査する事自体がリスクがあると判断しての立ち入り禁止扱い。ならそこで何が起こっても『シャーレを除く』どの行政機関も即応する事は有り得ませんね」
……言われてみれば確かにです。
ここがミレニアム自治区の外でありどこの自治区内でもない空白地帯である以上は、政治的なアレコレを考えずに戦闘ができます……私も、他の子もです。でも、ヘル助さん達も数が揃ってきていますし、拠点化自体も出来ています。アズサちゃんとウタハ先輩は危惧していますが、これ以上、調査したり戦力を拡充する事は『ハッピーエンド』にどういう形で『必要』になるのでしょう……。
「わ、私やっぱり、ミノリ先輩に会う、のがいいと思うよ……」
「ミノリさん、だっけ?私もユズの言う通り会いに行ってみてもいい気がする……かな。物作りでもそうだけど、不確定要素って怖いからね」
「セイバーは休息を提案したのならば、我はヴェリタスに行く事を進めよう。モモイの提案は断られたが……誤情報を流す、というのを試すのを前々から思っていてな。情報の専門家であるチヒロ……女史であればきっと良き結果を生むだろう。他にも調べたい事があれば、何か頼んで見るのもよい」
なるほど、ユズちゃんとヒビキちゃんはミノリ先輩にコンタクトを、キャスターさんはヴェリタスに行って情報収集と誤情報の拡散の依頼を提案されました。
私達は───。 - 8111じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 21:33:46
- 8121じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 21:36:42
あ、安価先は>>820じゃんね☆
①、②だけは連続になるけどそれ以外は特に指定とかないし自由に動いてみてほしいじゃんね☆
それじゃあよろしくお願いします……じゃんね☆
いつものだから一度お家に戻るじゃんね☆
このままじゃ溶ける!……じゃんね☆
- 813二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:37:39
③とそれに並行してハナコの心理状態や行動に注視しながら話を聞く事を試みるかな
ハナコは何か気づいてそうだし、下手するとハナコが一人で行きかねない可能性もあるし
午前に拠点の強化なんかが選ばれちゃったせいで二度手間になるけど、ミノリと会うのは明日でも大丈夫だろうし仕方ない - 814二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:41:46
なんとなく休養系のイベやった方が良い気もするけど、ハナコが気づいてる事はかなり気になるんだよな
- 815二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:43:31
①か②で休養かな?
しっかり休んで体も心も回復というのはありだと思う
後気分悪くしたら大変申し訳ないですけど拠点の強化なんかって言い方は良くないかと - 816二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:44:17
⑥
- 817二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:51:03
③
- 818二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:58:11
①とハナコのカウンセリング
- 819二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:59:28
加速
- 820二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:59:30
- 821二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:00:10
⑥
ハナコがあのタイミングで何かに気付いて、それを伏せてるのは凄く気になるけど、ミノリからの心証も考えて昼間に会いに行くべきだと思う - 822二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:03:00
- 8231じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 22:20:36
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
安価の結果は>>820さんの③トリニティ郊外の自治区境界線へになったじゃんね☆
1はみんなから貰った安価の内容やコメントは全部出来得る限り尊重して大切にしていくじゃんね☆
長い目で物語全体を見た時にあの時選んでよかったとなるべく多くの人が納得できるよう頑張って書いてくじゃんね☆
腕が鳴るじゃんね☆
ダメだった時は1はへたっぴだなぁって笑ってやってほしいじゃんね☆
あんまり誘導する気はないけど、聖杯戦争的に夜に呼び出して話をするなら覚悟はいるじゃんね☆
トキちゃん?あの子は覚悟なんて出来てないじゃんね☆ミーカミカミカミカミカ
トリニティに行かなかったら残りはD.U.の選択肢が際どかったじゃんね☆
その為の午後2……じゃんね☆
- 824二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:21:04
- 8251じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 22:23:43
- 826二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:35:40
トリニティに行ったとしても帰りはヘリ使えるから夜にミレニアムにすぐ戻るという選択肢もあるのはメリットだよな
- 8271じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 22:37:28
【7日目午後・導入】
【廃墟・セイバーキャスター同盟拠点/食堂】
「トリニティに行く、となると私達はお留守番かな?」
「センチュリオンに乗って行くのはいいですけど、明日の午後15時までには戻ってきて下さいね!昨日のうちに第二エリアの拠点化も完了しましたから改造しますからねー!」
「もし戻るのが難しくても『夜までに』戻ってきてくれたら……私達でなんとか次の日の朝には動かせる状態にするから」
どうやらセンチュリオンちゃんは明日の午後から、もしくは夜から改修作業があるようです。
帰りはやはり空路、ヘリがいいかもしれませんね。
ヘリなら今晩でも帰って来れますし!
……勝手に改造する事になりますけど、大丈夫でしょうか?
イマジナリー꒰𑁬⸝⸝>ヮ<)꒱「コハルちゃんの為なら仕方ない……かな☆」
「トリニティに行くならナギサにも一言連絡した方がいいだろう。特に自治区の境界線はアルの行動や一昨日の戦いもあった場所で、緊張してる可能性もある」
「そうですね、ナギサ様に連絡しておきます!」
ナギサ様に自治区境界線の調査をさせて欲しい事の連絡を『モモトーク』でして、私はみんなの方を向き直る。
「それでは皆さん、自治区境界線の調査に行きましょー!」
「「「「「「おー!」」」」」」
「……どうしたセイバー?」
「……いや、僕の気のせいさ」
「あの娘達に気を遣うのは良いが、我には構わず言うといい。万一には対応する、『貴方にそうしたように』」
「すまないキャスター、助かるよ」
- 8281じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 22:48:51
【7日目午後・特殊イベント】
【トリニティ自治区】
『え?此処で降ろしてほしい……ですか?』
『はい♡実はアパートの方にも荷物があって♡少し荷物を纏めるの時間がかかりそうなんです』
『そうですか……なら、合流はどうしましょうか?』
『もしヘリで帰られるのでしたらヘリポートへ、このままトリニティで一泊されるようでしたら食材を買うタイミングで私も合流しますから連絡を下さい』
『分かりました!それじゃあ……何かあったら必ず連絡くださいね、ハナコちゃん!』
『……はい。勿論ですよ、ヒフミちゃん』
という経緯があってハナコちゃんは一度市街地でお別れしました。元々荷物を取りに行くという話でしたから、なんだかいないのは少し……いいえ、かなり寂しいですが。
それでも帰ってきた時にハナコちゃんに良い報告ができるように頑張らないとですね!
「……ええ、これから伺います」
「お土産は不要でしょう?」
「じっくりお話を聞かせて下さい」
「───⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎さん」 - 829二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:51:12
やっぱりあのシークレットダイスは会う日程決めだったのかな?
もしミレニアムにいる選択肢を取ったらハナコどう動いたんだろう - 830二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:14:46
4文字でトリニティにいてもおかしくない人…
誰だろうなぁ… - 831二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:17:13
苗字と名前込みなのか、名前だけなのか
名前だけならサクラコあたりか?
センチュリオンの改良作業もあるし夜に戻りたいな
夜に戻れば明日の朝には動かせる状態にしてくれるわけだし - 832二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:18:48
- 8331じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 23:19:28
【7日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・自治区境界線】
「さて、着いたのはいいですけど」
「わあっ!なんにもありません!これはマップ名戦場跡地ですね!」
アリスちゃんの言う通り、見渡す限り瓦礫と廃屋ばかり。
エデン条約が本格的に始動する前はまでは鉄条網あったりとかなり緊迫した場所だったところです。
トリニティとゲヘナで隣接している境界線は此処以外にもありますが、基本的には郊外の住宅地になってるか、ここみたいに戦場跡みたいになってスラム街みたいになっている……のどちらかです。
私も余程のことがない限りは、治安もそこまで良くありませんしあまり訪れる機会はありません。
そして───。
「驚くほど、人の気配がないね」
「はい、こういった自治区境界線はどうしても中心地より見回りも少ないですから、普通は闇市になったり色んな方がたむろされたりで人はいるはず……なんですけど」
ナギサ様から先ほどあった、というか電話口で聞いた話では、一昨日の戦いの後、崩落事故という名目のマリーちゃんとアルさんの戦いについての調査要員の方達はゲヘナとの話し合いで全く調査はせずに撤収しているとのことです。
なんでも羽沼議長という方からの嘆願があったそうです。ただ、それ自体は聖杯戦争のマスターを庇う意図ではない……という確認だけは取れているのだとか。
「しっかし、ここから何処を調べよっか?」
「実際に現場は今いる場所を中心に大体半径50mぐらいの円にすっぽり収まるぐらい……かな?」
「アルがいたのは北のビルです!その方向に初エンカした時の物陰もあります!」
「逆に伊落先輩が出てきたのは南側……かな?」
「監視カメラがあったのは東西にそれぞれ一つずつ。データベース自体を隠蔽したらしいが、調査出来ていないなら何かあるかもしれないな」
東西南北でそれぞれ調べる場所があります。
どこから調査しましょうか───? - 8341じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 23:33:09
【行動安価です】
【以下の4つからヒフミ達が探す場所の順番選択して下さい】
①北→東→南→西
②東→南→西→北
③南→西→北→東
④西→北→東→南
⑤助けてペロロ様〜(自由記入)
【安価先>>842】
【一つの場所の捜索に大体作中時間で1時間ほどかかります】
【その為、後になる場所ほど、周囲の暗さや疲労から情報取得判定にマイナス補正が発生します】
【情報取得判定は1d100、成功値は今回はセイバーとキャスター二名いる為、二騎の幸運の合計値に、人海戦術が有効な為生徒の数分の+7ボーナスがあります】
【それでは皆様】
【よい選択を】
【セイバーの幸運】
幸運:B(実数値:43)
【キャスターの幸運】
幸運:A(自己申告/実数値:10+dice1d10=3 (3) )
- 835二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:38:01
この中なら①かな?
アル関連は気になるし - 836二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:38:47
①か③、アルの情報を優先するかマリーの情報を優先するか
- 837二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:40:29
①
- 8381じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/13(火) 23:41:39
- 839二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:45:10
北→南→西→東とかもありかもな
- 840二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:49:30
二
- 841二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:50:02
1
- 842二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:50:14
- 843二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:54:35
そういやゲヘナ自治区との境界線といえば、前に黒服が言ってた”「最近、聖杯戦争を探ろうとしている人物がいましてね」”って発言も思い出すんだよな
そこは前にナツが言ってた”「『昔私達と行ったトリニティ郊外のスケバン達の溜まり場から少しずつ人が消えている』『みんな揃って、まるで大きな動物に狙われた草食動物みたいに……何か知りませんか!?杏……』っとと、最後のやつに関しては『本当に』関係ないや」”とも関係ありそうな気がするし
あと捜索ってキャスターが灯りを付けてマイナス補正のうちの暗さによる分を打ち消したりとかは出来ないかな?見た目的に灯りはつけられるだろうし - 8441じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 00:09:16
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
安価の結果は>>842さんの① 北→東→南→西になったじゃんね☆
ボーナスについて訂正があったじゃんね☆
ヒフミちゃん英雄の証ワッペン持ってるから+1ボーナスじゃんね☆
しかもハレちゃん制作のアイギス7もあるからさらに+1で生徒の人数分と合わせて+9ボーナス……幸運の合計値56も合わせて込み込みで成功値は65以下じゃんね☆
みんながナギちゃんに全部話すを選択しなかったら毎回必ず空路はお願いできなかったじゃんね☆
あってるじゃんね☆
ミレニアムとD.U.だったら当番とか言って抜け出してたじゃんね☆
内緒……だけど違和感に気づいてるコメントもあったじゃんね☆1は内心冷や汗だったじゃんね☆
ちなみに夜から頼む場合はエンジニア部の子達は徹夜仕事になるじゃんね☆
1は実は誰に会うのかは書いてるじゃんね☆
お時間あったら色んなとこ見てみて探してほしいじゃんね☆
それについては何人かいるじゃんね☆
そして明るさ補正に関しては打ち消せるじゃんね☆
1の現在進行形で茹ってる頭には思いつかなかったじゃんね☆
このコメント出たから暗さ補正はなくすじゃんね☆
- 8451じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 00:18:50
とりあえず北の情報取得🎲ふって今日のところはおしまいになるじゃんね☆
明日はお昼ぐらいから始めるじゃんね☆
いつものになった時はハーメルンの活動報告に書き込んでお知らせするじゃんね☆
その時は判定成功・失敗分を書き溜めてからになるじゃんね☆
それじゃあ今日も一日お付き合いくださってありがとうございました!たくさんのコメントや安価に協力してくださる方達のレスがとっても励みになってます……ありがとうございますじゃんね☆
ではではみなさんお休みなさい……じゃんね☆
……セイバーの絆レベル5とキャスターの絆レベル6分のボーナス忘れてたじゃんね☆
全部足したら成功値は76以下じゃんね☆
【北の物陰と廃墟ビルで情報は入手できたか】
成功値76以下。情報数は2つ。
dice2d100=43 93 (136)
- 8461じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 00:23:28
- 847二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 02:46:54
おいついた~
ハーメルンで見つけて楽しく読ませてもらってます! - 848二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 08:17:04
お疲れ様でした〜
ハナコ、此処に来ての一人行動とかヤバいフラグにしか見えないぞ……!
プーサーは何か感づいているみたいだし、頼んだぞ……!!
そして、ハナコが「お土産は不要でしょう?」とか言ってるし相手は“古関ウイ”ちゃんだったり? - 849二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 09:55:30
此処の伊落マリー、ジャプニカ暗殺帳とか書いてそうだな
- 850二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:45:23
ハナコが会いに行ったと思われる人か〜。
私は、"くろふく"にBETするか。 - 851二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 11:41:00
情報をしっかり集めて拠点帰って英気を養って2部突入に備えたい感じではある
夜にミノリと会うのはあまりいい感じではないだろうし
トキと会うならなぜ夜じゃなきゃダメなのかとエリドゥ以外では会えないのかぐらいは聞いてからにしたい
今回の調査でどこまで情報集まるかな
ハナコと会う候補としてはウイ、サクラコ、黒服とかかな?
ハナコは何を知って何を考えてるんだろうか - 8521じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 11:41:59
もうあと30ふんぐらいしたら投下してくじゃんね☆
だめな時はいつものようにハメの活動報告にお知らせするじゃんね☆
1的に今日こそは7日目終わらせていきたい……なんて希望的観測を抱いて走るじゃんね☆
わぁい!ご新規様じゃんね☆
嬉しいじゃんね☆
中々ハーメルンの方を更新できてなくてごめんなさいじゃんね☆
時間作って必ず書くじゃんね☆
プー……セイバーは基本的に酸いも甘いもだから、この手の事はしっかり把握してるじゃんね☆
いざとなったらって『私』が動こうとは思ってるじゃんね☆
いつも振り回されたりしてるけど頼りになるじゃんね☆
ハナコの会う相手は……今日書くじゃんね☆
当初の予定ではどっちでも良かったけど兼ね合いで今回はその子に頼む事にしたじゃんね☆
マリーちゃんは何も変わってないけど、『覚悟』だけはしたじゃんね☆
でもシスフは必要だから辞めたじゃんね☆
1は桜ちゃん大好きじゃんね☆HF√も大好きじゃんね☆
黒服もずっとスタンバってるじゃんね☆
- 8531じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 12:23:49
- 8541じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 12:30:29
【7日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・自治区境界線/北】
【Recommend BGM……〈Vivid Night〉】
「ビル側はどうですか?」
『こちらアズサだ、排莢した後の空薬莢も見つからない。徹底している』
「薬莢もちゃんと回収してるってこと?それって……」
「自分達がいた痕跡を消したいって……感じかな?」
アズサちゃんの報告を受けて、私とミドリちゃん、コハルちゃん、そして。
「とにかく、自分達と繋がる物は消したい……のかも……薬莢まで徹底的に回収してるなら、購入先がバレたくない……ならやっぱり陸八魔先輩達は私達のような自治区側のバックアップはない……のかな?」
考え込んでいるユズちゃんとセイバーさんの5人でアルさんが現れた方にある物陰や廃屋を一つひとつ虱潰しに探し続ける。
ユズちゃんの言葉を私も考えてみるけれど、羽沼議長のトリニティへの譲歩的な態度がある以上、やっぱり物資とかの協力体制はなさそうだ。
自治区側から弾薬等を供給してもらえるなら、正規品でも横流し品でもなんでもある程度融通が効くはず。
「アズサちゃん、そっちには『何もない』んですね?」
『うん。二日経ってるというのもあるし、元が廃屋なのもあって現場の保存状態もあまりよくないのもある。ただそれを差し引いても何もない』
それなら、わざわざ戦闘後に薬莢を回収する意味が生まれない。
だってどんな弾薬でも自治区の財力で用意できるなら、薬莢一つで足取りを追われる心配なんていらない。
「ねぇ、普通足跡とか薬莢とかそういうの全部消すのって『逃亡先を知られたくない』とかがセオリーなんじゃないの?」
「うん、そういうのもあるけど……『逃走経路』をバレたくないなら、それこそブラフ含めてばら撒いて撹乱……させるとか私ならするかも」
「監視カメラの件はどっちがしたか分からないけど、ここにいた『証拠』を消したいっていうのなら薬莢とかそれ自体が大きな『情報』になるか、ここにいた『事実』を隠したいのかの二択かな?」 - 8551じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 12:48:07
宝具まで使った戦闘後、疲弊してる事だって考えられるしそこまで派手な事をすればどんなに自治区の端とはいえ、私とマリーちゃんの戦いの時のように誰かが気づかれる可能性だって大きい。
それなのに薬莢も含めて痕跡を徹底して消してるならのなら、アルさん達の痕跡を何か一つでも見つけられる事が彼女達の足取りを追う上での大きなヒントになる筈です。
「となると、やっぱりこっちをしっかり探す感じね!アズサ達があっと驚くようなの見つけなきゃ!」
「そ、そうだねっ、何となくだけどやっぱり陸八魔先輩達に『私達みたいな大きな組織との協力はない』と思うから……きっと何か、うん、たぶん、隠しきれなかったナニカがあるはず……たぶん……」
「日差しが暑いからちょっと辛いけど、頑張らなきゃだね!……うん、でも本当に暑い……帰ってクーラー効いた部屋でゲームしたい……」
「ほらそこ!弱気になっちゃだめ!きっと手がかりはあるから!」
そんな風に話をしつつ、廃屋内の本棚やら、使い古されたソファ、あとは型落ちしたテレビが置かれた台をひっくり返したりしながら探し続ける。
「……妙だね」
「セイバーさん?」
「いや、僕の気にしすぎかもしれないしまだ全部を見て回ったわけじゃないけど、アルという少女は戦闘中にどうやってビルまで移動したんだろうか?」
セイバーさんの疑問に頭の中でクエスチョンマークが浮かぶ。
どうやっても何もこの廃屋群や瓦礫に隠れてひっそり移動しただけ、だと私は映像を見た時に思った。
別に数十メートルの距離を移動するのは例え隠れながらだって手間じゃない。
「それはきっと、この廃屋とか瓦礫とかの物陰に隠れながら……」
「僕も最初はそうだと思った。君達の運動能力は目を見張る物があるから」
だけどと続けながらセイバーさんは、足元を見る。
そこには確かに瓦礫や長年掃除されていない事で粉塵のような埃が、そしてそこに残る私達の足跡があった。
「そうまでして痕跡を消したがるライダーのマスターがわざわざこんな場所を通ったんだろうか?」 - 8561じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 13:21:57
「ここであったライダーとランサーの戦い。あれは夜間の戦闘だ。暗い中で『痕跡』を消すのだって、一苦労な筈。それならコハルの言う通り何かしらの痕跡があっても可笑しくない。人の手による物なのだから取り零しがある筈だ。ましてや戦闘中に移動したのなら……」
それがこうまで綺麗に見当たらない、だから私達は苦労していました。
だけどここまで何も見当たらないのなら。
「……もしかして私達、『探す場所』を間違えてましたか?」
「恐らくは……戦闘で一切被弾のリスクもなく、そして足跡含めてこうまで痕跡を残していないなら」
そうだ、それなら確かに納得がいく。
移動をする上でそんな場所があるのなら、アルさん達はもしかすると、予想以上にトリニティとゲヘナ間をスムーズに動けていたのかもしれない。
そしてそれなら彼女達が自治区境界線に現れた事、ナツちゃんの言っていた郊外のスケバンさん達の姿が見られなくなった……っていう話も理解できる。
何より私達はそれによく似たものを知っている。
「ゆ、ユズ……なにか難しい事言ってるけど分かる?」
「戦闘中に上なんて目立つ場所は移動できない、それなら見るべきは下……?でもそんな物自治区境界線に作れる筈ない……なら昔からある?羽沼議長はそれを隠したい……もしくは把握しきれていないから大々的な捜索をやめたかった……」
「み、みどりぃ……」
「はいはい、コハルちゃん、大丈夫だよ。多分この後説明してくれるから」
……コハルちゃんが頭を抱え出しましたし、ひとまず一度ここでの探索で得た情報の結論を共有しましょう。恐らくアルさん達は。
「『地下』、この地面の下に通路があってそこを移動した。だからこんなにも痕跡が見つからない……ですかね?」
その言葉にセイバーさんと、ユズちゃんは真剣な顔で頷いてくれました。
【自治区境界線/北での情報】
【陸八魔アルは、戦闘中も含めて自治区境界線の地下にある通路を使って移動していた】 - 8571じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 13:26:23
- 858二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 13:31:04
Zeroキャスター陣営のパターンか
- 8591じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 13:44:54
【7日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・自治区境界線/東】
ひとまずアルさん達は地下を通って廃ビルと物陰、そしてもしかするとゲヘナとトリニティの間も移動しているというかもしれないという情報を入手できました。
「でもそんな通路、本当にあるの?だってそんな、自治区を越境するような通路なんて……」
「まず間違いなく問題になるよね。でもそれだとすると、やたら陸八魔さん達の情報が手に入らない理由にはなるんじゃないかな?どこにいるのかほんとに分からないんだし」
そう、ミレニアムの情報網、そしてトリニティ側からもあまり得られる情報はなかった。それが誰も知らない地下を通っていた、という形でなら一応説明がつく。
「ねぇ、モモイ……どう思う?」
「……やっぱり『ある物』使ってる感じかな?俄然、あれについて調べなきゃって気持ちと、そりゃあゲヘナも触られたくないよねって気持ちで半々」
「……そうだね」
モモイちゃん達は何かに気づいたようですし、恐らくそれはこの前から言っているゲヘナ、それもアルさんの所在に関する情報。私もトリニティに存在する『あれ』の存在を知っているから、ある程度予測できてきました。もしそうなら、状況はよくありません。下手をすればトリニティはいつでもライダー陣営が出入りできる場所で、最悪それが公に露呈すれば……。
「あまり表立って調査は……難しいかもしれませんね」
「そうだね。あんまり詳しくはないけど、自治区間で戦争でも起きたら大変だよ」
こんな形で知りたくなかった情報が出てきてお腹が痛くなってきました。
ナギサ様に報告は……しておいた方がいいのでしょうか。
多分ナギサ様達なら決して悪いようにはしないとは思いますし、恐らく万魔殿側もそれがあるなら頭を抱えているでしょうし。
「うぅっ……アリスはちっとも分かりません!後で良いからちゃんと説明を要求します!」
「私も分かんない……助けてハナコぉ……」
帰ったらきちんと二人にも説明しなきゃですが、その前に。
「とりあえずこの東側を探してみましょうか」
丁寧に破壊された監視塔を見上げながら私はそう言った。 - 860二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 15:02:12
どんな情報得られるかな
- 8611じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 15:11:46
破壊された監視塔のコンクリートからは、剥き出しになった鉄筋が見えている。といっても錆びたりはしていないから、ここ何日かで破壊されたのは間違いないでしょう。破壊も念入りではあるけど何を使って壊したのかは一目瞭然だった。
「爆破……ですね。焦げ跡とかもしっかり残ってますし」
「サーヴァントの力でって感じじゃありませんね。ヒフミさんは陸八魔さん達がそういう武器を使ったりとかっていうのは?」
「あまり……でも確かアルさんが『ムツキちゃん』って子と『ハルカちゃん』って子が仕事で使うから爆薬代が馬鹿にならないって……」
マリーちゃん、ではなさそうな気がする。
マリーちゃんならそれこそシスターフッドの力を借りて、トリニティ側の監視映像ぐらい処理できてしまうんじゃないでしょうか。それに、この崩れた監視塔だった物を見る限り、なんというか『あまり丁寧じゃない』。
「なんか、『雑』じゃない?さっきまで薬莢一つだって残さず回収してたんでしょ?なんでコレはこんなに『乱暴』に壊してるの?」
「カメラや映像機器の類い……は破壊されて残骸だけだな。逆に言えば残骸が『残っている』」
そう、一目見て分かるぐらい北側で痕跡一つ残さないよう立ち回っていたのが嘘みたいに『雑』に処理されている。監視塔を破壊した方法から、その痕跡まで、かなり残っているのだ。
「こちらはデータを消してしまったから大丈夫という事なんでしょうか?」
「我はあまりその分野については詳しくはない。だが念入りに破壊はされている、この破片や壊れたカメラ自体から得られる物はない……そうライダー達は判断したか」
「でもさ、なんかスマートなやり方じゃないよね?北側みたいに何一つ痕跡を残そうとしないなら、それこそこの監視塔ごと宝具で消し炭にするとか、それか機材丸ごと盗むぐらいやってもよくない?ほら、ライダーってめっちゃ力持ちっぽかったし」
「時間が足りなかった、もしくは人手が足りなかった……っていうのも全然あり得る話だけど……なんだか、露骨すぎる気がする……なんていうか敢えてこんな風に『分かりやすく』違う形で壊したっていうか……」
アルさんがそういう風に指示をしたのか。
単純に壊す役目だった人の性質なのか。
或いは。
「この『壊し方』自体が何かしらのメッセージ、なのかもしれませんね」 - 8621じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 15:22:52
「メッセージ……と言えばダークネス・スピリッツシリーズでもお馴染みですね!」
「だ、だーくねす・すぴりっつ?なにそれ?」
「コハルは未プレイですねっ!それでは今晩早速アリスと一緒にプレイですっ!一緒に火を継ぎましょう!」
アリスちゃん達の言うことはともかく、瓦礫をどかしたりしても何かめぼしいものは見つかるわけじゃない。
けどあからさまに北と東でやり方が統一されていない。
爆破痕なんかを写真に記録してミレニアムに帰ってから調べればどんな爆薬を使ったとかなら分かるかもしれない。
なんなら壊れたカメラ類の破片なんかも持ち帰れば何かしらの情報が手に入る筈。
そう、戦った映像や情報は消そうとしてるのに、痕跡がこちらには残っている。
なんだか私にはそれが意図がある気がする。
もしかすると。
「便利屋68の方の中に、アルさんの方針や思いとは違う意見の方がいる……?」
なんとなく、そんな風にこの瓦礫の山を見て私は思った。
【自治区境界線/東での情報】
【便利屋68内に、陸八魔アルの聖杯戦争に対する方針と噛み合わないメンバーがいる】 - 8631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 15:28:41
- 8641じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 15:29:55
- 8651じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 15:53:18
【7日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・自治区境界線/南】
まだ青空は見えますけど日差しが段々と熱を失ってきた。もう一時間もすれば時計台の鐘も鳴る頃です。幸いキャスターさんが光を照らしてくれているので、暗くなるの自体は探索に影響は出ませんが少しずつ疲れも溜まってきました。南側でも何か有益な情報が見つかれば良いんですが。
「……こちらは戦闘痕が酷いね」
セイバーさんが地面を撫ぜながらそう言う。その場所は地面が崩落したように抉れていて、おまけに所々が焼け焦げている。間違いなく宝具同士が衝突しあった名残です。
「アズサちゃーん、そっち、どうですかー!」
少し声を張って奥の瓦礫、ちょうどランサーさんが胸を押されて吹き飛んだ辺りを探索してくれている、アズサちゃん達へと声を掛ける。
彼女達は振り向いてくれたけれど、返事がない。少し離れているからその表情はあまりよく見えないけれど、なんというか困惑した様子が感じられた。
何かあったかと思い近寄ると、手袋越しに見つけたそれを私に見せてくれた。
「アズサちゃん、何かありましたか?」
「……うん、一応」
「そうですかっ!マリーちゃんにまた会う手掛かりがあったのなら大チャンスですっ!」
「そうね!やっぱりこっちにも足跡とか移動した痕跡は見つけられなかったし……」
「彼女もライダー達と同様に、どうやらかなり移動には注意を払っているようだからね。何かしらの手掛かりがあったのなら、」
そうセイバーさんが伝えたタイミングで、アズサちゃんは見つけた時に一緒だったらしいミドリちゃんと顔を合わせてから。
「……マリーが使ったと思われる空薬莢、それから」
その手に持った銀色の薬莢と。
「───アンプル剤が見つかった」
中身の入っていない使用済みのアンプルを見せてくれた。 - 8661じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 16:13:47
どきりと、心臓が嫌な音を立てた気がした。
「アンプル、ですか……?」
「中身が入っていないから何かは分からない、けど、瓶自体の変色とか使用するためにおった部分以外に破損がないから……かなり真新しい物だと思う」
もしかするとマリーちゃんが使用した物かもしれない。体調が悪いのか、それとも。
「キャスター、何か分かるかい?」
「我の魔術分野の知識はどうしても偏りがある。一概にこれだとは言い切れん。そしてそれが魔術に関係する物だけとも言い切れん」
「ただの医薬品……と?」
「分からんな、もし気になるのであれば先ほどの薬莢も含めてミレニアムで鑑定するのが早かろう」
その言葉を受けて、モモイちゃんがポケットからビニール袋を取り出す。
「とりあえず、壊したり無くしたりしたらいけないから袋に入れちゃう?」
「そう、ですね……中の薬剤とかもしかしたら残ってるかもしれませんし」
「だね。とりあえずしまっとこうか」
そう言ってアズサちゃんからアンプルと薬莢をそれぞれ受け取ると袋に入れて、そのまま手首へと結んでしまう。
確かにあれなら、戦車に戻るまで無くす事もありませんね。
「パンパカパーン!アリス達はアイテムを二つもゲットしました!アズサ、ミドリ、お手柄です」
「そうだね……ここにきて物って形で何か見つけられたのは大きいかな?」
「ミドリの言う通りだ。解析をすればそれらの入手経路も特定できると思う。それに銀色の薬莢……重さからもしかすると銀製なのかもしれない。わざわざ銀を使っている理由も調べれば何か分かるかもしれない」
少し、なんだか言いようのない不安を覚えてしまいましたが、よくよく考えれば大きなヒントを二つも入手できました。この調子でまだ壊れていない西側の監視塔も行けば何かが見つかるかも……そう思って戦車に乗ろうとして私は。
「あれって……?」
何か光る物を(dice1d2=2 (2) 個)瓦礫の中で見つけました。
- 8671じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 16:22:28
【アイテム入手の為の安価です】
【以下の2つのアイテムから一つずつ、または同じ物を二つ入手できます】
【欲しい物を2個選択して下さい】
①テルモピュライの熱砂の欠片(相手サーヴァント情報の一部開示及び交換アイテム)
②ゴルゴネイオンの欠片(相手サーヴァント情報の一部開示及び交換アイテム)
【安価先>>872】
【それでは皆様】
【よい選択を】
- 868二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:29:16
うーん、②を2つかなぁ?
- 869二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:31:46
②を二つで
- 870二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:33:44
このレスは削除されています
- 871二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:36:20
②×2
- 872二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:38:14
ライダーさんの情報はあんまりないし②を二つで
- 8731じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 16:48:45
【安価の結果】
【以下のアイテムを獲得しました】
【ご確認下さい】
アイテム名:ゴルゴネイオンの欠片
分類:情報マトリクス
説明:名も忘れられた島にいた古い女神、その歴史の一欠片。
彼女が歩んだ道のりがほんの僅かだが刻まれている。
【敵サーヴァントの情報マトリクスを入手した為、敵サーヴァントの情報が以下の閲覧不可の情報(?表記)から】
【好きな物を二つ選択して下さい】
【安価先>>880】
【それでは皆様】
【良い選択を】
クラス:ライダー
【ステータス】
筋力:?
耐久:?
魔力:?
幸運:?
【クラス別能力】
第一クラススキル:???
第二クラススキル:???
第三クラススキル:???
第四クラススキル:???
【保有スキル】
第二スキル:???
第三スキル:???
- 874二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:52:48
第二、第三スキルかな
- 875二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:52:55
筋力と魔力
- 876二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:57:56
筋力と第二スキル
- 877二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:09:09
第二、第三スキル
- 878二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:10:32
このレスは削除されています
- 879二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:12:57
魔力と第三スキル
- 880二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:19:45
魔力と第二スキル
- 8811じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 17:32:08
【安価の結果】
【敵サーヴァントの情報を一部獲得しました】
【また敏捷ステータスについて今回改めて計測致します】
【ご確認下さい】
クラス:ライダー
【ステータス】
敏捷:A(+dice1d10=4 (4) )
魔力:B(+dice1d10=7 (7) )
【スキル】
第二スキル:怪力
ランク:B
説明:魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。持続時間はランクによる。
効果:「筋力」でのステータス判定時、1d30のボーナス。
【今回情報マトリクスを同じ種類の物を2つ入手しています】
【個々で所有する事も可能ですが】
【合成させる事も可能です】
【この場で二つの情報マテリアル(ゴルゴネイオンの欠片)を合成しますか?】
【はい/いいえでお答え下さい】
【安価先>>886】
- 882二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:32:52
はい
- 883二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:36:56
はい
- 884二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:37:39
はいで
- 885二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:40:07
はい
- 886二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:40:09
はい
- 8871じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 17:48:48
- 8881じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 17:58:11
【7日目午後・特殊イベント(回想)】
【?日目??】
【ゲヘナ自治区・便利屋68】
『ねぇ、ライダー……あの子は?』
『……寝ていますよ、アル』
『そう……ならいいの』
音がなる。陶器が苛立たしげに机に置かれる。
『私は……どうしたらいいの?』
『……私を召喚してしまった以上は、もう降りる事は不可能です。恐らくこの聖杯戦争でサーヴァントを自害させる事は貴女達に大したメリットを齎してくれない……戦って殺す、それを強制させるシステムです』
『そう……』
椅子を回してアルと呼ばれた少女はブラインドにそっと触れる。その隙間からは僅かにネオンの光が漏れている。それを睨みつけるように、下唇を噛みながら少女は黙って光を見つめていた。それに女は声をかける。居た堪れないと、我慢がどうしてもできないと言うように。
『アル……貴女が望むのなら、私は貴女達の剣となりましょう。でも望まないのであれ『やめてちょうだい』……はい』
それを少女は遮って、ブラインドに折れ目がつくのも気にしないで音を立てながらそれを握りしめた。
『少しだけ……少しだけでいいの。時間を頂戴、ライダー』
『……勿論です。心の整理も必要でしょうから』
そう言ってライダーと呼ばれた女は姿を消した。
後に残ったのは嘔吐くような泣き声だけだった。
【回想を終了します】
【特殊イベントは情報マトリクスが進化する時に必ず発生します】
【セイバー以外の情報マトリクスを集める事で他陣営のサーヴァントとそのマスターとの記録を読み解けます。ぜひ有効活用を】 - 8891じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 18:03:41
- 8901じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 18:11:04
【7日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・自治区境界線/西】
青空に浮かんでいる雲にオレンジ色が混ざり出した。廃屋の中にまで入ってくる日差しが、ここからの1時間はきっとこれまでよりぐんと少なくなる。
だけど少しだけ安心だった。キャスターさんが明かりをつけてくれるし、何より西側の監視塔はまだ倒壊していない。その分、情報にも期待はできないかもしれないけど、時間的にも最後に探す事を考えれば、瓦礫を掘り返したりする手間が省けるのはありがたかった。だからそう。
探索もすぐ終わると───。
「こんにちは、皆さん」
【Recommend BGM……〈深淵の聖母〉】
「何か───お探し物ですか?」
微笑みを湛えて影を伸ばす彼女に。
伊落マリーちゃんに今ここで会うなんて想像もしていませんでした。 - 8911じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 18:12:38
- 892二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:15:26
マリーとここで遭遇か
ただ流石に前回の戦闘よりさらにランサー陣営不利な状況で戦闘を仕掛けてくるとは考えにくいが - 893二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:17:14
お疲れ様でした
何か裏がある感じですね、この聖杯戦争
その裏が何なのか分かれば良いのですか……
そして、18時の女と成りつつあるマリーちゃん……? - 894二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:17:46
”恐らくこの聖杯戦争でサーヴァントを自害させる事は貴女達に大したメリットを齎してくれない”か
これはトキとの話し合いにも有用な情報になりそうな気もする。詳細はわからないけど、サーヴァントを失って降りたとて何らかのデメリットが残る可能性があるって情報でもある訳だし - 895二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:24:19
色々分かったことはあるし調査終了後、拠点かどこか落ち着いた場所で情報整理した方がいいかもな
後で改めて考えたら分かることもあるかもしれないし - 896二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:28:31
今はマリーとの遭遇だから関係は無いけど、ミノリ達相手に有効そうな交渉の内容は思いついた
我々に殺し合いをさせようとする『聖杯戦争』という『圧制者』に立ち向かう為に協力して欲しい って感じに言えば、ミノリやスパルタクスの性格考えれば乗ってくれる可能性高いんじゃないかな?って
ヒフミの方針的にも嘘ではないし(聖杯を奪い合う事を前提とした、もしくはサーヴァントを犠牲にする事を前提としたものである聖杯戦争において、大団円を目指すならば、それはもう聖杯戦争というシステムへのある種の抗いな訳だし)
とはいえ、ヒフミ達がミノリやスパルタクスの性格を知ってないと思いつかなそうだから、先に何らかの方法でミノリ達の性格を知る必要はあるけど - 897二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:42:39
- 898二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:49:37
ゲヘナトリニティ間をライダー陣営はバレずに動けるということはそれ以外の地域に移動しようとしない限りは捕捉できないか
ただライダー陣営は当然それは分かってるはずだから他地区に簡単には移動しなさそう
他地区に行くってことはそのアドバンテージを捨てて捕捉されるということだし
会うのは難易度高そうだ - 899二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:54:51
探して会うよりは呼び出せるだけの交渉材料を用意してシャーレとかに呼び出すとかが会いやすそうな気はする
- 900二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 19:02:37
呼び出すとしたら相手に来たいと思わせるメリットか来なかった時のデメリットを付けるとか?
前者はまだ思いつかないし、後者は間違いなく相手の心象は良くないだろうな - 9011じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 19:11:06
お外に来たじゃんね☆
察して下さい……じゃんね☆
というわけでちょっと遅れますけど、30ぐらいにはするじゃんね☆
今日はでも7日目終わらせるというかハナコちゃんのドキドキ面談までやるじゃんね☆
今日はちょっと用事があって来たマリーちゃんじゃんね☆必要なら戦闘もする気は普通にあるじゃんね☆マリーちゃんは覚悟してるじゃんね☆
ありがとじゃんね☆
監督役も頭抱えてるじゃんね☆
気づいたらマリーちゃん夕方に出歩いてるじゃんね☆
トキとの話し合いで有用かは……内緒だけど、その情報はここでライダー関係アイテム2個手に入れてそれを進化させる選択しなかったら多分そうとう先まで入手できない情報だったじゃんね☆
拠点に戻る時はミレニアムに帰るかトリニティで一泊かの安価じゃんね☆
ミノリちゃんについては……人となりを詳しく調べたい時はシャーレの先生をおすすめするじゃんね☆
ざっくりでいいならそれこそヴェリタスとかでもいいじゃんね☆
スパルタクスについてはセイバーかウイちゃんに聞くのをおすすめするじゃんね☆
フェアじゃないからお伝えするじゃんね☆
ヒフミの一人称視点の情報はあくまでヒフミの考えでしかないじゃんね☆
そこら辺も含めて7日目はしっかり描写したいじゃんね☆
交渉関係については少しどこかで触れる事にするじゃんね☆みんなが選択する時の判断材料になったら嬉しいじゃんね☆
- 9021じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 19:39:52
【7日目午後・探索イベント(2回目)】
【トリニティ自治区・自治区境界線】
【Recommend BGM……〈深淵の聖母〉】
夕日を背にして、その黒を地面に伸ばしながら。
彼女は今日も微笑んでいる。
変わらぬ表情で、あの時のお茶会と変わらない笑みをその口元に浮かべて。
「あら?ハナコさんはいらっしゃらないんですね?」
まるで今気づいたとそう言わんばかりに、口に手を当ててマリーちゃんはそう言う。
何も、これまでと変わらない。
「代わりに……あまりお見かけしないお客様がこんなに……はじめまして。『トリニティ総合学園』1年生の伊落マリーです」
その裾を僅かに持ち上げて、夕焼けに照らされながらもぽっかり浮かんだように白い靴下とそれよりなお色のない下腿を見せつけるカーテシー。
彼女の目はじとりとモモイちゃんを見つめていた。
「うん、はじめまして。私はモモイ───『ミレニアムサイエンススクール』1年、ゲーム開発部の才羽モモイだよ」
「まあっ!やっぱりミレニアムの方でしたか!ヒフミさん達が短期留学に行かれているというお話しを伺ってましたからそうかなぁって!」
「……うん、合ってるよ」
一歩、また一歩と彼女はこちらへと足取り確かに進んで来る。
こんな場所で会わなければ、あんな事がなかったのなら、何も思う事はなかったけれど。
やっぱり少しだけ、喉が渇く。
「───そこまでにしてもらおうか、ランサーのマスター」
「通るならば、相応の痛手を強いるが……如何するか?」
あと数メートルというところで、セイバーさん達が間に入った。
誰も、このタイミングで会うと思ってなかっただけに、どんな風に話せばいいか分からないまま押し黙ってしまっていたから、正直助かりました。 - 9031じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 19:48:05
「あら?こんにちはセイバーさん、それから貴方がキャスターさんですか?」
「……如何にも」
「ふふっ、それは良かった。きちんとこれからの事を考えたらちゃんとお顔は見ておきたかったですし」
ころころと鈴が愉快げに鳴る。
その言葉に私はつい繰り返してしまった。
「これ、から……?」
聞いてしまって、後悔した。分かりきった問いなのだから。
「はいっ!私は『マスター』ですから!『敵』のサーヴァントについては少しでも知るべきでは?」
何を今更と本当に不思議そうな顔を見してみせるマリーちゃんに思わず歯噛みする。
言葉を尽くすと決めたとはいえ、マリーちゃんにどんな言葉を掛ければいいかが分からない。
彼女が何を思っているのか、何を願っているのか、知らない。
だから私は、『今』のマリーちゃんを知る為に力ではなく、言葉での対話を少しでも時間をかけて。
聞かなくちゃいけない。
僅かでも彼女の願いに、心をノックしなくてはいけない。
得られる物は僅かでも、そんな事では諦められない。
だから───。
【行動安価です】
【伊落マリーにどんなことでも質問できます】
【それでは皆様】
【よき質問を】
- 904二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 19:56:03
巻き込まれた形の参加なのか、自主的に参加を決断したのか
これまで4回戦闘しているようだけどそんなに連戦をして消耗していないのか
私たちが敵だと言うなら何故自らの姿を見せたのか
遠巻きにサーヴァントたちの様子を見るだけで良かったのではないか
とかかな - 905二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 19:57:30
薬というか落ちていたアンプルについてや
前回の戦闘やランサーのセリフから気がかりなマリーの体調についてや
マリーがシスターフッドを抜けてまで、そして命を懸ける程の願いについてとかかな?
あとは、アルの記憶を見て知った、”恐らくこの聖杯戦争でサーヴァントを自害させる事は貴女達に大したメリットを齎してくれない”について話して、聖杯戦争に参加している事自体、サーヴァントのマスターである事自体に、殺し合いの参加者となってしまう事以外の何かデメリットはあるのか?とか聞くとか?
腕を切り落としてまでマスターから降りて欲しい理由も聞きたいけど、答えてくれるかどうか怪しいからなぁ - 906二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:13:10
前回の戦いといいあまりにも無理をして何か焦っている様に見えるが何故か?って問うのもありか
- 907二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:14:33
かそく
- 908二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:14:48
- 909二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:14:57
- 910二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:16:10
拠点とかは自分で用意しているのか
協力者はいるのか - 9111じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 20:25:42
- 912二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:27:56
マリーに質問したいことってパッと思い付かないな
ゴルゴネイオンの回想もあってそう単純にマスター降りれなさそうなのは分かったし
アルちゃんのこととか訪ねてもいいけど、既にある情報を確定させる方向もいいと思う
・仮に今、全て令呪を使いきったら、自分を襲う理由がなくなるか
みたいな - 913二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:28:18
マリーとかアルちゃんとかアサシンのマスターとかトキちゃんとか、食糧問題とかどうしてるんやろか?
限りのあるものだし、蓄えが少ないと大変だろうし - 914二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:31:47
トキに関してはヒマリとかが事前に準備してるんじゃないか?
晩餐会やるぐらいなら備蓄の心配はなさそう - 915二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:36:08
陣営によっては聖杯戦争が長期化すれば食糧や弾薬の備蓄を気にする必要が出てくるからな
調達にも金がかかるからそのうち資金が尽きてもおかしくないし
食料とかを購入してる時に発見されて追跡されるリスクもある
そういう面でもセイバーキャスター同盟は補給してもらえるのは有利だな
長期化による資金や食料、弾薬の不足を心配しなくていいし - 916二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:36:19
トキの方にはヒマリ居るし、マリーは昨日まではシスターフッドに居たし。マリーは今はどうしてるかはわからないけど
アルは元々風紀委員に追われたりとかもしてるしそこら辺(食糧問題)の対処は慣れてそう - 9171じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 20:49:00
安価の結果、以下の10個の質問をする事になったじゃんね☆
①巻き込まれた形の参加なのか、自主的に参加を決断したのか
②これまで4回戦闘しているようだけどそんなに連戦をして消耗していないのか
③私たちが敵だと言うなら何故自らの姿を見せたのか(遠巻きにサーヴァントたちの様子を見るだけで良かったのではないか)
④薬というか落ちていたアンプルについて
⑤マリーの体調
⑥マリーがシスターフッドを抜けてまで、そして命を懸ける程の願い
⑦聖杯戦争に参加している事自体、サーヴァントのマスターである事自体に、殺し合いの参加者となってしまう事以外の何かデメリットはあるのか?
⑧腕を切り落としてまでマスターから降りて欲しい理由
⑨拠点とかは自分で用意しているのか
⑩協力者はいるのか
ちょっと量が量だからしばらく時間かかるじゃんね☆
ごめんねじゃんね☆ - 918二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:52:42
備蓄に余裕がある陣営が相手の備蓄を奪うなり燃やすなりして相手が動かざるを得なくするという手もあるのか
まあ定期的に補給してもらえるセイバーキャスター同盟には効かないしそれが効く陣営は限られるだろうけど
間違いなくやられた側から怒りを買うしその手段をヒフミたちがすることもないだろうけどそういう手段をマスター不明のアサシン陣営とかがする可能性があるし一応頭には入れたほうがいいのかな? - 9191じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 21:03:07
- 920二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:04:37
了解しました
明日はどれぐらいの時間からやるとか分かりますか? - 9211じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 21:08:24
ごめんなさい全然予定が見えないのでお昼ぐらいに一回お知らせします……じゃんね☆
- 922二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:10:24
多めに質問書いてしまって申し訳ない
- 9231じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 21:19:34
- 9241じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 22:34:24
1じゃんね☆
この度は大変ご心配をおかけしました、安価して下さった方にまでご配慮とお気遣いの言葉を頂いて本当にスレ主としてありがたいと思いつつも、そのようなお心遣いをさせてしまった事に己の不甲斐なさを恥いるばかりです。本当に申し訳ありませんでした。中々至らない点も未熟な点もあるスレ主ですが今後もみなさんが頂戴した安価で物語を書いていきたいと思っておりますので、よければ今後もお付き合い頂ければ幸いです。
今回の件につきましては、改めて安価内容と向き合った結果、全11個の質問項目を以下の通り並べ替え、幾つかをまとめる形で全てSS内に描写する形となります。
【質問リスト】
①私たちが敵だと言うなら何故自らの姿を見せたのか(遠巻きにサーヴァントたちの様子を見るだけで良かったのではないか)
②巻き込まれた形の参加なのか、自主的に参加を決断したのか
③これまで4回戦闘しているようだけどそんなに連戦をして消耗していないのか
④薬というか落ちていたアンプルについて
⑤マリーの体調
⑥ 前回の戦いといいあまりにも無理をして何か焦っている様に見えるが何故か?
⑦マリーがシスターフッドを抜けてまで、そして命を懸ける程の願い
⑧腕を切り落としてまでマスターから降りて欲しい理由、聖杯戦争に参加している事自体、サーヴァントのマスターである事自体に、殺し合いの参加者となってしまう事以外の何かデメリットはあるのか?
⑨拠点とかは自分で用意しているのか、協力者はいるのか
23時から投下していく予定にしております、また少ないながら安価も予定しております。
よければまた見てやって頂ければ幸いです。 - 9251じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 22:43:29
なんとか書けそうじゃんね☆
ご心配をおかけしてごめんなさい……じゃんね☆
23時からマリーちゃんとのお話行くじゃんねほしい
途中に当初から予定していた安価を入れるじゃんね☆
読んでくれてる人達の視点が凄すぎて1は焦りまくりじゃんね……
この質問に1からは答えれないじゃんね☆
また質問安価は絶対必ずするからもしよかったらその時に聞いてみてほしいじゃんね☆
他の陣営で食糧に関して割と切迫してるのは一箇所だけ……とお答えするじゃんね☆
ライダー陣営もそこら辺を危惧してる……のかもしれないじゃんね☆
ほんとに食糧とか物資とか剣術同盟は潤沢じゃんね☆
そういう事も長期化してなりふり構わなくなったら……あり得るかもしれないじゃんね☆
できるなら、そこまで追い詰められる前にヒフミちゃん達にはなんとかしてもらえるよう物語頑張っていきたいじゃんね☆
- 9261じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 23:00:31
『Q.1〜9 マリーへの疑問』
聞きたいことは多い。
この聖杯戦争についても、マリーちゃん自身にも、分からない事が多すぎて、だから知らなきゃ何も分かりあう為の一歩目を踏み出せない。でも一体何を、何から……。いいえ、聞きたい事は決まっています。でも、それをストレートには聞けなくて、だから二の足を踏んでしまった。
「私達が敵だって……」
そんな私を、後ろから強い声が支えてくれる。
怯えも不安も入り混じっていて、けれど強く芯のある声が。
「私達が敵だって言うなら!……なんで顔、見せてくれたの?なんでっ!……別に自分から出てこなくてもっ……教えてよ、まりー……」
コハルちゃんの叫ぶような声にハッとする思いだった。その言葉は強いけど批判ではなく、どこまでも心配する思いが乗っている。一番初めにきっかけを作ってくれたコハルちゃんへ感謝しながら、
「(いきますよ……ペロロ様)」
心の中で大好きなペロロ様を思い描いて、それから私も彼女へ続く。
「……私達には、マリーちゃんが本当に『敵』なのかなんてわかりません。だけど、それでも、私達はマリーちゃんの友達です。今この場でわざわざ話しかけてくれたのだって、何か用事があって、だからお話しに来てくれたんですよね?……もし、もしそうなら。私もお話させて下さい……教えて下さい」
「マリーちゃんはこの戦争に、巻き込まれているだけなんですか?」
まずは私達の立場をはっきりさせて、それからもう一度確認しなきゃいけない。本当にマリーちゃんは望んで聖杯戦争に参加したのか、それともただ巻き込まれているだけなのかを。
「……私は」
「私だけの願いの為に戦争に参加しました」
「そこに嘘も偽りもありません」
一瞬だけ、瞼を閉じてから。やはり微笑んで彼女はそう言い切った。だけど、そこに深く重い何かがあると、彼女が聖杯戦争に参加する覚悟をした理由に、『ヒント』はあると『直感』する。 - 9271じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 23:02:04
だから深追いしようと口を開いた時、周囲の温度が僅かに上昇した。
「もういいでしょう、マスター」
「……ランサー」
夕焼けに包まれた彼女の横に陽炎が生まれたかと思えば実像が結ばれる。マリーちゃんのサーヴァント、ランサーさん。彼がさりげなく、けれど油断なく盾でマリーちゃんを庇うように立ちながら現れた。
「彼らと言葉を交わす必要も、無駄に矛をぶつけ合う必要も今はありません。戻りましょう」
「……そう、ですね」
マリーちゃんは少しだけ顔を落とす。逆光で暗く影になってしまって何も表情は見えない。ただ、今、折角会えた友達ともう離れてしまうのだけは私には我慢できなかった。
「……あのっ!待って……下さい、ランサーさん」
「───何か?セイバーのマスター」
頬に一瞬だけ熱を感じた。それはあの夜に感じたそれとは違って、もっとざりざりとした怒気に似ていた。それに怯えそうになるけれど、
「もしかしてさ、『コレ』、探しに来たりしたの?」
誰かの左手が私の右手を強く握りしめてくれた。
一歩後ろに引きそうだった足が踏みとどまる。私の隣に立って袋を、アンプルと銀の薬莢が入った袋をマリーちゃんへと見せる彼女と共にランサーさんの視線に負けじと見つめ返す。きっとランサーさんもマリーちゃんの事を案じている、それはこれまで見てきたからよく分かる。
だけど私だって───友達です。
「……答える義理は「れ、連戦!」……何か、小さな少女よ」
後ろからまた一歩進む音と声がした。 - 9281じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 23:10:58
「4回も、連戦してるんならっ!そのっ、疲れてるんじゃ……ないかって……そう思ったからっ、だから」
コハルちゃんが言葉を切りながら、鋭くも強い圧迫感に負けじと叫ぶように尋ねてくれる。
「だから薬、とかその使ってるんじゃって……ほんと体調も……マリー良くないんじゃないかって……」
その言葉にマリーちゃんは、初めて笑顔を崩した気がした。
暫く、沈黙が流れて、それから彼女はどこか歪な笑みを作って言った。
「『いいえ、どこも』」
「私は健康ですよ、コハルさん」
「でも驚きました、私達の戦闘記録を随分とお持ちなんですね?」
嘘だ。マリーちゃんはきっと無理をしている。無理をしないといけない理由がきっとある。
ここだと私の中で『直感』が囁く。
けどマリーちゃんの話は、コハルちゃんの告げた回数へと流れていく。
「そっ……それは……」
「いいえ、構いませんよコハルさん。殺し合い、なんですから。沢山の情報を集める事は重要なことです」
「ちがうっ!私達はっ!ヒフミはそんなつもりじゃっ!」
「大丈夫、いいんですよコハルさん。その程度の情報が集まったところで私達が不利になる事はありませんから」
にこりと今度こそいつもの微笑みで返す。
言葉の文字列だけなら強気だけれど、その温度は寒々しい。挑発でもなんでもない、あの映像記録を見られてもなんの問題もないと心から思っているのが分かる。
だけど。
「じゃあ、このアンプル貰ってもいいよね?どうせ空なんだし」
モモイちゃんの言葉を、マリーちゃんは無視できなかった。 - 9291じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 23:20:28
「貴女は……そうですか」
「もしかして、やっぱりこれ回収に来たの?それなら私達にこれ、どうして欲しい?」
今度はモモイちゃんが強気に言う。交渉、というほどの物じゃない。もし本当に彼女が望むなら私は薬莢もアンプルも渡してもいいと思ってる。
その代わりに、彼女の反応を、想いに少しでも触れたい。
彼女に届く言葉を見つける為にも、彼女の想いを知らなきゃいけないから。
だからモモイちゃんはこの場で見つけた『情報』を全て賭けてくれた。
「……薬品も薬莢も、指定の場所に捨てるようトリニティでは義務付けられていますから……渡して頂けるならこちらで処分しましょう」
「なるほどねぇ……どうしよっか?」
そのニヤリと笑うモモイちゃんへ私達は───
【行動安価です】
【以下の選択肢からマリーに渡す物を決めて下さい】
①なにも渡さない
②銀の薬莢だけ渡す
③アンプルだけ渡す
④両方マリーに渡す
⑤助けてペロロ様〜(自由記入です、数・量等一切制限ありません。自由な発想でお書き下さい。1が必ずSSにします)
【安価先>>934】
【マリーに物資を渡した場合、拠点に戻ってからそれについて調べる事は難しくなります……が、完全な0にはなりません】
【ご注意下さい】
- 930二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:28:49
アイギス7号って映像記録や撮影の機能ってあるかな?
あるなら⑤でアイギス7号でこっそりアンプルや薬莢を記録しつつ、両方渡すかな - 9311じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/14(水) 23:30:57
- 932二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:47:23
アンプルの中身全部使ってたとしても内部に薬品の痕跡の付着とかはあるだろうから解析したい気持ちはあるけど、向こうの心情考えれば悩みどころ
渡す代わりに、”無理をしないといけない理由”を問うとか?答えてくれるかが怪しいからなぁ - 933二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 00:04:54
④
- 934二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 00:05:03
- 9351じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 00:09:36
安価へのご協力、本当にありがとうございますじゃんね☆
安価の内容は>>934さんの『⑤でアイギス7号でこっそりアンプルや薬莢を記録しつつ、両方渡す
渡す時に、”無理をしないといけない理由”を問う』になったじゃんね☆
書いてくるじゃんね☆
- 9361じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 00:19:37
『⑤でアイギス7号でこっそりアンプルや薬莢を記録しつつ、両方渡す時に、”無理をしないといけない理由”を問う』
一度集まって話をする『振り』をした。
初めから、どうするかなんて決まっている。
マリーちゃんが欲しいと言うのだ、きっと何か考えがある。
なら全部渡すのは全く困らない、けど、それでも『万が一』。
知るべき事を知らなかったで悲しむことがないように。
私はミドリちゃんに目で合図を送ると、小型ドローンを今回預かってもらっている彼女は小さく頷いてくれた。
こっそりと、私はモモイちゃんから受け取った袋の中身をしげしげと確認する『振り』をして、それを隣に来たミドリちゃんが静かに袖の中に隠したドローンで撮影する。
背中を向けているからマリーちゃん達は勿論、その角度から私とミドリちゃん以外はただこれから渡す物品を確認しているようにしか見えない。
そうやってゆうに1分、じっくり眺める振りをして大体の角度からの撮影を終えて、私達はマリーちゃんへと向き直る。
「どちらも、お渡しします」
「……皆さんの配慮に感謝します」
特に変化はない。ホッとしたとか、そういう内心は出ません。
でもマリーちゃん、それは甘いですよ。
必要とする品を入手したのにそこから生まれる気持ちを噯にも出さないなんて……この二つに何かあるって言っているような物です。
「あの、ヒフミさん……?」
だから私は、彼女の瞳をまっすぐに見た。 - 9371じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 00:27:37
「無理をしなきゃ……いけないんですか?マリーちゃん」
「……何も、何も無理なんてしてませんよ?」
嘘に決まってる。
確かにポーカーフェイスは上手です、正直これだけ見事に表情を描けるなんて私は少し前まで想像もしてませんでした。
でも物の売り買い、取り引きのてにおはは、私だって覚えがあります。何せブラックマーケット仕込みですからね!
だから、袋を手渡したそのまま、私は彼女の手をそっと握る。
彼女が『無理』をしているのは、もう分かったのだから。
「……離して下さい」
「駄目です。教えて下さい」
「……離して」
「嫌です。ちゃんと目を見て無理をしてないと言って下さい。私のこの手を斬り落としたい、マリーちゃん『が』そうまでしなきゃいけない願いを教えて下さい」
「……っ」
「ちゃんと教えて下さい……お友達のお願いを何にも知らないままなのも、そんな無理した顔してお友達を知らんぷりするのも……私はそんなの嫌なんです」
例えこの瞬間に腕を斬り落とされたら、その時はきっと泣き叫ぶぐらい痛いんだろうと思います。
きっとそれはすごく辛いのも分かってます。
馬鹿な行動なのも百も承知です。
それでも、私はマリーちゃんの友達です。
どんなに理性が怖あと叫んでも、目の前で無理してる彼女を知らんぷりするのは嫌なんです。
「……ごめん、なさい」
それでも、今回もやっぱり私の手は振り解かれてしまって。
彼女は背を向けてしまった。 - 9381じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 00:37:22
けど、だからといって。
私はまだ、諦めない。
「マスター、これ以上は……「随分と焦りが見えるね、ランサー」……セイバー。私は……貴殿と話す事は何もない」
ランサーさんが、どこか急かすように背を向けたマリーちゃんを促そうとしたそのタイミングで、静かにセイバーさんは口を開いた
「素直に問うて、答えようもないのは分かるさ。それでもまだヒフミ達は、そして僕も君の主人が善き少女であると信じている───他ならぬ君の言葉だからだ、レオニダス王」
あの晩、初めてランサーさんと出会った時、彼は心から嬉しそうにマリーちゃんの事を誇っていた。
今ならその意味だって分かる、きっと本当に彼はマリーちゃんのサーヴァントになったのを心地よく感じてくれたのだと。
他ならない私達だって、彼女の友達なのだからその気持ちはよく分かる。
だからこそ、聞かなきゃいけません。
「理由があるのなら、聞かせて下さい。戦いを急がなきゃいけない理由、マリーちゃんが大好きなシスターフッドを抜けてまで聖杯戦争を戦わなきゃいけない理由」
そして、彼女がした『選択』とそれに伴う覚悟の理由を。
「腕を斬らなきゃ、いけないんですか?サーヴァントの方を……その自害させる選択がこの聖杯戦争には用意されてない。だから、そうまでこの殺し合いから私を脱落……させてくれようとしてるんですかっ……?」
これまで、彼女と話してきた時間を思い返して、けっして彼女がいたずらに人を傷つけて喜ぶような人間じゃないのは知っている。
なら彼女の選択は、もしかすると『私の為』なんじゃないかと。
そう聞いて。
───12ゲージの号砲が鳴り響いた。 - 9391じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 00:51:32
空砲、だろう。咄嗟に身構えそうになるのを必死に抑えつけて、彼女の背をじっと見続ける。何か問いが返ってきてくれたら、嬉しい。けど1回では彼女の気持ちは変わらないかもしれない。それでも……ううん、それなら。何度だってノックする、彼女の心に呼び掛ける。だって友達なんです、ならきっと必ず通じ合える筈なんです。
「……帰りましょう、ランサー」
「……ええ、マスター」
彼女達はゆっくりと、空に沈んでしまいかけているオレンジに向かって歩き始める。
その足取りはすごくゆっくりで追おうとすれば、追いつけるけど、誰も動かない。ただ待つんです、マリーちゃんが教えてくれるのを。無理強いをして、組み伏せて口を開かせて、そんな事がしたいんじゃないんです。だからきっと。
「拠点や協力者は……いるんだな?」
今必要なのは、アズサちゃんがそうするように足を動かすのではなく言葉なんだと思うんです。
「……でしたら、どうかしましたか?アズサさん」
「いや、寝床や食糧の心配をしていたけれど。でも仲間もいるみたいだし、少し……安心した」
「……んとうに」
小さく、本当に小さくマリーちゃんが言葉を風に乗せてから。ほんの少しだけウィンブルを揺らして、それから。
「───ライダーには気をつけて下さい。それから何かあれば『シスターフッド』へ。『必ず』ヒフミさんの力になってくれますから……私が言っても信用はないかもしれませんが……」
その言葉に私は、はっきりと告げる。
「教えてくれて、ありがとうございますマリーちゃんっ!何かあったらマリーちゃんも私に言ってくださいねっ!」
笑顔で右手を振って、そう言う私に彼女は。
「いずれまた、戦場で」
そう言って、ふわりとランサーさんに運ばれて姿を消しました。 - 9401じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 00:59:36
というところで本日の投下は終了になりますじゃんね☆
なんとか9個(11個分)の質問をする感じになったじゃんね☆
質問にマリーちゃんは答えれなかった分、少しずつ小出しにはなるけど色んな情報を書いてるじゃんね☆
明日は別の話を本当に軽くしてから、夜の導入して行動安価になりますじゃんね☆
今週は大体お昼過ぎぐらいからのんびり始めるじゃんね☆
それでは最後になりましたが、本日は本当に自分で安価しておきながらあの始末で申し訳ありませんでした……明日からもまた頑張りますからどうか読んでもらったり安価を通して一緒にお話作って頂ければ幸いです!もちろん!たくさん安価には書いてもらっても大丈夫です、貰った安価、1の出来る限りの精一杯で必ず大事にします!……じゃんね☆
ではではみなさん、お休みなさい……じゃんね☆ - 9411じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 01:13:55
こつりと、裏口から人が入ってくることに少女は気がついた。ろくに電灯を付けないその場所で彼女は来客を待つ。その顔には憂いと痛みと、後悔で化粧をされていた。知っていたのだ、彼女はこうなる事を。蝙蝠のようだと己を蔑みながら、それでも彼女は僅かでも『嘘』の中に『真実』を混ぜて。それでも、後悔は消えず。だから少女は一人、審判を待ち続けた。そうして。
「一人で待っておられたんですか?」
来客は、浦和ハナコは苦々しげに呟いた。まるで他の人を、いや、いっそ兵士でも引き連れていて欲しかったのだろうと少女は当たりをつけた。……そうすれば気持ちよく敵として関われたのかと、少女はまた一つ心に石を乗せた。
「……いえ、良いんです。それよりも、お時間を取って頂きありがとうございます」
断る理由がないのだ、もうその義務を果たしてしまったのだから。浦和ハナコは『遅すぎた』のだ。
「貴女が残した『嘘』をやっと見つけることができました。だから───」
だが同時に、これからには『間に合った』。
だからこそ、今ここにハナコはいる。
「今度こそ本当の話を教えてください。お願いします───」
そうして、少女は伏せた顔を上げ、その目がペリドットの輝きと交差して。
「───古関ウイさん」
古関ウイは、静かな頷きをゆっくりと返した。 - 9421じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 01:14:51
- 943二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 07:45:37
お疲れ様でした〜
もしかしてなんだけど、この聖杯戦争でプリヤの美遊のような聖杯を生徒で造ろうとしてたり?
しかも、完成時は聖杯の機能以外を全て無くすようなヤバいのを
マリーちゃん、“覚悟”を決めているとしてと色々と揺れている感じがしますね
ヒフミちゃん、これからももっとガンガン揺さぶってゆこうぜ!!
魔術に詳しいサーヴァントがいれば、また何かわかったりするのだろうか?
該当するの、キヴォトスライフをエンジョイしてるらしいスカサハ師匠しかいなさそうだけどw - 944二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 08:54:48
保守!
- 945二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:09:36
夜行動の際にはユウカに連絡することも忘れないようにしないとな
物資を貰っておきたい - 946二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 15:24:37
夜の行動は、ヘリ使えるしヘリで戻って拠点で英気を養うとかでもいいかもな
拠点に戻れるなら戻るに越したことはないし
8日目から2部だから心身ともに万全にした方がいいだろうから - 947二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 15:37:48
いいっすね……この中盤の物語が移り変わる感じがたまらなく好きだわ
8日目から一体どうなるのか…… - 948二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 15:59:25
2部突入する前に心身ともに万全にして
戦車の改良やユウカから物資を貰って準備万端で2部にってやれたら良さそうではある
2部以降はどんな感じになっていくか分からないし
どうなっていくかな - 949二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:10:44
夜の行動、薬莢やアンプルの画像からそれらについてヴェリタスかユウカに調べてもらうとかもあるかも?
- 950二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:16:42
まあ戦車のこともあるし休むにせよヴェリタスとかに何か頼むにせよミレニアムに戻った方が良さそうではある
- 951二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:21:19
- 952二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:21:59
- 953二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:28:52
トキに会いに行くのはアンプルのこととかを調べたり、ライダーとアルの会話のことをしっかりと話し合ってからでも遅くはない気はする
あの会話の記録に関してはヒフミたちは唐突だったからあまり考察とかしてないし
結構あの情報は重要だと思う - 954二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:18:26
とりあえず、ハナコとウイの会話で何か新しい事が分かればいいね
- 9551じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 19:25:50
- 9561じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 19:39:33
今日の流れは①ちょっとした幕間、②夜行動導入→安価、③夜行動、④一部終了に合わせたイベント……で、いけそうなら最後に絆5開放による特殊イベントじゃんね☆
多分新しいスレ建てる感じになるから、余ってたらまた幕間書いたりしてくじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
これまではわりと日常や情報収集だったじゃんね☆
次は一人ひとりの願いと向き合っていく……感じになるじゃんね☆
……今のうちに謝っとくじゃんね☆
ごめんねじゃんね☆
薬莢については結構分かるじゃんね☆
アンプルの情報は……🎲次第じゃんね☆
でも読んでるみんなには多分分かるじゃんね☆
ミレニアム案けっこう多めじゃんね☆
名前も挙がってたしわりと違和感感じてる人が前スレ?ぐらいからいて1はヒヤヒヤだったじゃんね☆
フェアじゃないから、お伝えというかお答えするじゃんね☆
トキちゃんはお食事会で交渉決裂しても別に即座に戦闘……にはならないじゃんね☆🎲でファンブル引いた時か、自分達から敵対行動をした時だけじゃんね☆
記録については何度でもヒフミ達は見たいタイミングで見返せるじゃんね☆
あれは『進化』したタイミングで必ず周囲の人間にその記録を見せるアイテムじゃんね☆
頑張って書くじゃんね☆
- 9571じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 19:54:05
【7日目午後・特殊イベント】
【トリニティ自治区・古書館】
【Recommend BGM……〈Interface Hard Arrange〉】
時計の針が小さな音を室内に刻む。
酷く微かな進みは、それでも今この場にいる二人分の沈黙に勝る大きさだった。それを破ったのは、古書館の主人からだった。
「いつから?」
ウイの言葉は嫌になる程淡々としていて、ぎしりと音が胸の奥から鳴ったのをハナコは自覚した。
「……昨日、ようやく。マリーちゃんがマスターなのを確認して、ですね」
「……そう」
その返事にウイの口から漏れる言葉は少ない。司書机を挟んで、二人分用意された珈琲に口をつける事なく、静かに会話は続く。
「初めから、知っておられたんですね?」
「……ノックスの十戒は?」
「探偵役なんて……私はそんな大した役柄じゃありませんよ」
古めかしい探偵小説の基本。その一つ目を思いだしながら、ハナコは苦々しく笑った。人間という生き物はどうしようもなくなると、笑みをこぼして心の苦痛から逃れようとするのだから。そうしてハナコは、自分が何故『古関ウイの嘘』に気づく事ができたのかを語り始めた。
「……初めの違和感は、貴女の言葉には足りない物があったからです」
補習授業部との一度目の邂逅。その時のウイの言葉に違和感があったとハナコは告げた。
「ウイさん。貴女はずっと、ティーパーティの事ばかりに注意を向けさせようとしていた」
「いつもの貴女なら、言及しても可笑しくないシスターフッドについては殆ど触れないなんて……『私の知っている』古関ウイ先輩の姿から乖離してます」 - 9581じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 20:05:12
大きな違和感。それはハナコの知る『古関ウイ』という少女の人物像の中で、そしてこれまでの関わりの中であった、『シスターフッド』の数々の陰謀論染みた噂に対する反応。
「唯一触れたのは、『シスターフッド』がナギサさんの動きに注視している『らしい』……そんな誰かから聞いた言葉だけ」
それが、この聖杯戦争期間中だけは素振りも見せずに何故かティーパーティに対してだけ注意しろと言い続けた。
まるでシスターフッドへ視線を向けさせない為かのように。
「ティーパーティ、それもホストの動向を気にしている。普段の噂とは明らかに違う、明確にごく最近のシスターフッドの内情を知っている人間なんて……シスターフッドの関係者以外にはいません」
そう、古関ウイはシスターフッドに対して懐疑心は抱いてはいるが、それとはまた別にシスターフッド内に友人がいる。
大聖堂の物販及び施設管理を担当する立場にある若葉ヒナタと。
ならば、そのヒナタがウイに内情を話すとしたならば、それは様々な理由は考えられても『ウイがハナコ達へ何かを隠そうとしたのなら』それはきっと、ウイとシスターフッドが協力関係だから、若しくはだったという理由が最も納得できるとハナコは推測していた。
「もう一つは二回目にここを訪れた時。貴女は私たちが持ってきた映像を見て、特殊撮影染みた『ドラマ』と決めつけた」
続けた言葉にハナコはあの監視カメラの映像を振り返る。
アレをドラマと決めつけた、それは古関ウイという聡明な少女にしてはあまりも。
「その言葉は私達にとって都合が良すぎるんです、幾らなんでも。明らかに特殊撮影やCGの域を越えた画角を無視した1時間近い『監視カメラ』の映像について言及せず、ドラマとして、創作物であるという前提の元に的確な情報を伝える」
そう、都合が良すぎる反応なのだ。
監視カメラの映像だ、とてもではないがテレビ放映されるような物には見えなかっただろう。
第一解析したというのなら、5人の少女の奮闘が、あの槍兵達の戦いが、全く編集されていない事に気づいてもおかしくない。
「ドラマの映像だと思うのなら、そんな物の映像解析を依頼した事を私達は責められるべきですし、本当に起きた戦闘の映像記録だと気づいたのなら貴女はそれについてもっと私達へ質問していても可笑しくない」 - 9591じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 20:11:58
なのにウイは『フィクションだから気にしていない』と納得して、『だけど情報分析だけは3時間みっちりした』という矛盾した行動をしていた。
「そしてマリーちゃんがマスターであるという事実が分かれば……あとは単純です」
「貴女はマリーちゃん……いいえ、シスターフッドに協力を依頼されていた。内容は、マリーちゃんがマスターになった事実の黙秘と、聖杯戦争『その物』についての情報収集」
「だから、貴女は決して私達をシスターフッド……いいえトリニティで活動する事に注力させないよう誘導させていた……違いますか?」
喋り終えたハナコを確認してからウイは珈琲を勧めるよう手を動かすが、ハナコは黙したまま答え合わせを待ち続けた。
だからウイは天を仰ぐようにしてため息を一つ溢してから、答えた。
「……ティーパーティ。それも生徒会長クラスがかぎ回ってるって言えば、普通はトリニティで活動を控えると思ったんですけどね」
まるで犯人の自供のようだとハナコは吐き捨てそうになる言葉をぐっと堪えた。
「ヒフミちゃんはナギサさんと仲が良いですから」
「そう……」
目の前の『先輩』が何を想って自分にだけ分かる『嘘』をついていたのか、もう気づいているのだから。
「……気づくのが遅くなってしまって、ごめんなさい」
「……なんのこと?」
「惚けないで下さい。わざと私に分かるような形で『嘘』を撒いた事ぐらい、分かりますから」 - 9601じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 20:24:36
自分達への、ヒフミへの協力を拒否しても良かった筈なのだ。依頼だってもっと雑に『分からなかった』で済ましても良かった筈なのだ。
古関ウイはシスターフッドと協力関係にあった。
ハナコはそれをヒナタからの依頼だと考えた。
マリーがマスターである事を、大切な後輩を殺し合いから守ろうとヒナタやサクラコが動いて、だからこそ膨大な蔵書量を完全に把握する情報処理のエキスパートであるウイに頼ったのも理解した。
ヒナタという友人の心を守る為にウイが協力した事は容易に想像できる。
「……よしなさい。私は貴女達に『嘘』をついた。隠し事を、していたんです」
その上で、古関ウイは。
「それでも、貴女は公平にあろうとした。私達の力になろうとして、私にヒントをくれた」
マリーの事を黙りながら、けれど自分がシスターフッドへの内通者だとわざと、自身と交友のあるハナコにだけ分かる形でずっと『隠し事』をしていると言葉に栞を挟んでいた。
その板挟みがどれほどだったか、ハナコは想像もできなくても、彼女が苦しんでいた時間を想うことは出来たから。
「だから……ごめ「やめなさい」……っ」
それに気づいたからこそ、苦しませてしまったとハナコは下向いて。
それをウイが止めた。
「貴女が何を言ってるかなんて、私はこれっぽっちも『わからない』。私はただシスターフッドに協力してただけ、貴女が何か私に対して思う事があるなら……よくも騙したと、そう思いなさい」
静かに、淡々と、諭すようにそう言ってウイは珈琲に口をつけてから。
「まだ確認していない事があるのでしょう?」
ハナコが気づいた、『その先』を促した。 - 9611じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 20:33:24
「……マリーちゃんの動きは性急でした」
目を瞑り、何かを堪えるようにしてから、ハナコは話し始める。
「トリニティ、それも人払いを済ませたと言っても中心地での突然の奇襲。そしてそれが失敗しても彼女は頑なに戦闘を継続した」
そう、どれだけ人を集めないようにしてあの時間、ちょうど退勤する自治区の大人の出入りもあるような時間だ。まだ夜には遠い夕方。
なのに彼女はそんな時間に、トリニティの中心地で戦闘を続行した。
なら考えるべきは戦闘をしなくてはいけない、そして。
「マリーちゃんは、ヒフミちゃんの令呪を欲しがった……その言葉を言ったマスターは『2人目』です。そしてその言葉通り、彼女もそのサーヴァントもセイバーさんを倒すのではなく『腕』を、ヒフミさんの聖杯戦争からの脱落を狙い続けた」
ヒフミを狙った『理由』だ。
ハナコはマリーとの付き合いはそれこそ補習授業部の面々と会う前からだ。
彼女の人となりも知っている。
そして、そのプロファイルから、ハナコの知る彼女の姿から導ける『理由』は二つ。
「マリーちゃんはヒフミちゃんに殺し合いなんかさせたくない、そう思ったか」
もしくは。
「マスターである事自体が大きな危険を孕んでいるか」
「教えて下さい、古関ウイさん。ヒフミちゃんは……いえ」
「聖杯戦争のマスターに残された時間はあとどれぐらいですか?」 - 9621じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 20:58:40
「……私は、そこまで詳しくない、から。これはたくまで私の憶測になる。それはちゃんと理解して」
長い静寂の後、ウイは訥々と語り出した。
「貴女の言うとおり、私はシスターフッドに協力した。依頼されたのは伊落マリーが突然巻き込まれた聖杯戦争についてと、謎の体調不良を引き起こした彼女の症状に類似例はないかを求められてだった」
「調査も治療も極秘裏に行われた、私はなんの役にも立たなかったですけどね。……そりゃそうですよ、これまでこのキヴォトスで聖杯戦争なんて『一度も』起きてないんですから、何も調べようはなかった。治療にあたったのは例の彼女だったから……なんとか伊落マリーは復調した。それでも小康状態に押し留める対処療法で限界だった」
酷い有様だったと静かな声に忸怩たる思いを込めて彼女は吐き捨てた。
「伊落マリーの治療によって得られた情報はは、二つ。一つはある程度肉体の負担を軽減できる投薬治療の手段。もう一つは、彼女がこのままだと遠くないうちに死ぬという事実」
それはどうしようもないほどにハナコは認めたくなくて、意識を失ってまで目を逸らそうとした事実で、気づいてしまった真実であった。
「その原因なんて分かりきってた」
「マスターの肉体に大きな負担がかかる理由は単純だった。キヴォトスの人間に『魔術回路』は存在しない」
「魔術、回路ですか……?」
思わずハナコは口を挟んだ。
セイバーから聞いた事のあった単語。確かそれは。
「……流石にサーヴァントから聞いてるか。外……というよりこの星とは違う道を歩んだ歴史、異なる世界。その世界の魔術師が『魔術』を行使する為に体内に作り出す疑似的な神経。そしてその魔術回路を持つ者に、基本的には聖杯は戦争への参加権である令呪を分配する」
自然に、事前に知っていたようにウイは止まる事なく魔術についての講義を始める。
「サーヴァントの肉体は霊基と呼ばれる。それは魔力によって編まれた仮初の器。クラスによって多少の差はあるけど、サーヴァント自身の魔術回路で魔力を補ってもそれを『作る為』の魔力や存在を維持するには必ず外部からの魔力を必要とする」
それがマスター側から供給しなきゃいけない魔力、と補足しながらウイは続けた。
」 - 9631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 21:10:38
「当然そんな物、この世界の人類にあるわけがないでしょ。だっていうのに、サーヴァントは召喚されて、今日まで存在を維持し続けている。ならこう考えると早いでしょ」
本当に気色が悪いと、心から憎々しげにするその思いを隠す事なく。
彼女は告げた。
「この地の聖杯戦争におけるマスターの役割はパイプであり蛇口」
「誰かが召喚された全てのサーヴァントに魔力を供給している、恐らくは───マスターとなった生徒とサーヴァントの間にあるパスを通して、ね」
そう、魔術回路もなく魔力も生成できないというのにサーヴァントが存在できるのなら。
その理由は明白。
マスター以外の第三者から魔力は供給されているのだ。
「マスターの魔力量だと思ってた物はどれだけの魔力を一度にサーヴァントに供給できるかの肉体的な耐性、さながら蛇口。大きい物は一度にたくさん魔力を、その口が小さい、つまり魔力への耐性が弱い肉体だと供給できる魔力は少なくなる……けど」
一度息を大きく、吸ってから。
「水道と同じ。蛇口の大きさもそこから出る水の量も、結局大元にあるのは一緒。彼女達マスターはサーヴァントと魔術的・概念的な契約を結んだ事で生まれたパスを利用して魔力を供給する為のパイプにされたのよ」
古関ウイはこの聖杯戦争の状況から読み取った真実を浦和ハナコへと告げた。
「最初に何日持つか聞いたけど……それは一人ひとりの魔力に対する耐性によって違う」
「けどもし……魔力に大して極めて高い、おおよそこの地の人間の限界とされる耐性があっても」
「早ければ、9日」
「そこを過ぎればいつ、肉体が魔力の負担に耐えきれなくなって伊落マリーのように高熱や吐血といった症状を起こしても可笑しくない」
そう、ウイは告げた。 - 9641じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 21:13:30
- 965二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:18:23
早ければ9日か
余裕が一気になくなったな
トキと遅くても明日までに会って話をする必要性が出てきたか
ただこれ黒服がマスターの場合はどうなるんだろう
キヴォトスの外から来ている黒服の場合は魔術回路がある可能性はあるはず - 9661じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 21:24:45
- 967二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:29:15
サーヴァント失っても令呪は消えないんだっけ?いや、それでもサーヴァントいなくなれば蛇口の先がなくなるんだから結局その魔力の代わり?を出すこともなくなるのでは?やっぱり自害でも問題ないと思うんだが。
それにもしそれが事実なら相手に話して聖杯戦争からの脱落を促さない理由がなくない?相手に不安を与えないようにって理由だと腕を奪おうとするのはおかしいし、マスターがわからないのが問題なら第4次でイスカンダルがやってたみたいに他のサーヴァントを呼ぶってのもありだし。
正直情報が出きってないと思うんだけど - 968二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:31:06
思ったけど、トキはモモイに送ったメッセージで”もちろん、令呪についてもこちらの技術で『切り落とす事なく』貴女をお救いすると約束します”って言ってる事を鑑みると、魔力のパスへの何らかの干渉手段を見つけてる可能性もあるのかも?
もしくはこのデメリットについて知らない可能性があるか
そして、ライダーの回想においてライダーが”恐らくこの聖杯戦争でサーヴァントを自害させる事は貴女達に大したメリットを齎してくれない”って言ってた事を鑑みると、そもそもトキやマリーの考える手段でも解消出来ない可能性とかもありそう
というか、もしかしてハルカが本当はライダーのマスターでアルが偽臣の書でマスターをやってる可能性もあるかも?アルの性格考えると、だからなりふり構わなくなってる可能性もありそう - 9691じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 21:38:09
- 970二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:38:28
- 9711じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 21:49:38
【7日目夜・導入イベント】
「さっくせーんたーいむ!」
「この後の予定について、だね」
モモイちゃんとミドリちゃんの元気な声が、パーキングに響き渡る。
小型ドローンのアイギスちゃんや霊体化しているお二人に周囲を警戒してもらいながら、私達は今後の予定を話し合おうと集まっていた。
「とりあえずミレニアムに帰る?」
「ヘリは使えるからこのまま一泊して朝方に帰るというのも手だな」
コハルちゃんとアズサちゃんの言う通り、私達のここからの動きは基本的には二つ。
ミレニアムに帰るか、このまま合宿所とかで一泊するか。
「ミレニアムに帰ってできる事……なら、ヴェリタスにアイギス7号の映像を解析してもらう……とか。たぶん、情報の受け取りは『明日の朝』、になるかな?」
「それならアリスは解析を頼んだ後にゲーム大会をおすすめします!」
「ヴェリタスに頼むならカラオケ大会は?この前ウタハ先輩達がエンジニア部でカラオケしたって聞いてから気になってるんだ」
ミレニアムに帰ると情報の解析、その後はゲーム大会かカラオケ大会……楽しそうです!
「でも情報の解析だけなら、トリニティからデータ送るだけでもすまない?」
「そうですね、その事については急いで帰る必要はないかも……ですね」
「確か合宿所にはブルーレイがあったから、それを見たりして過ごして明日ゆっくり帰るのもいいかもしれないな」
ゆっくり、と言われると少し誘惑されちゃいますね……それにペロロ様シリーズもたくさん置いてありますし!
みなさんで鑑賞会なんてのも楽しいかもしれません!
私達はこのあと───。 - 9721じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 21:55:28
- 973二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 21:55:49
実際すぐに全員倒して終結が一番近道だとは思う
ただ裏に第三者の存在が見えた以上、そう簡単に行くか分からないし、何よりマスターが減るとその分の魔力が更に分配されてリミットが早まるみたいな罠がありそうで怖い
- 974二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:03:00
まあミレニアムに戻った方がいいだろうからミレニアムには戻るとして
大分状況が変わってきちゃったからヴェリタスへ依頼した後さらに戦力拡大するために色々動くのもありな気はしてきた
なりふり構わず全勢力を撃破するのが一番いいって可能性も出てきたから
後ユウカへの支援物資関連の連絡も忘れないようにしないと - 975二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:03:41
いろいろトキに話して向こうの反応を見て見たい事もあるけど、流石にマリーとああして話した後だし精神的な疲労を考えると休息系の行動した方が良いと考えると①かな?
そういやハナコは帰る時一緒に来るのかな?居ないなら連絡して少し待ってから動くとかした方が良いかも?
今回の事ヒフミ達には話してくれなくても、トキの拠点に行く時とか一緒に居てくれてヒマリ辺りに話してでもくれればトキ側の動きも変わりそうな気もする。
トキはこの情報知らない可能性高いかもというか、サーヴァントが増えればその分魔力の通る量は増えるし負荷も増える訳で、流石にそれはヒマリが止めそうな気がするし - 976二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:10:14
- 977二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:10:46
基本的には1で、ただユウカへの連絡とヒフミたちが寝てる間にセイバーかキャスターどちらかが拠点周辺の調査や周辺にいるオートマタなどの回収とかもやった方がいいかもな
なんか拠点にあってもすぐに駆けつけられる範囲で
戦力拡充出来た方が良さそうな気がしてきたし - 978二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:13:33
まあ①な気がする
この夜のシーン中にどっか襲撃受けたりってのはありそうだけどまあそんなんどうにもならんし…… - 979二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:22:25
8日目に入って状況が変わるかもしれない以上できれば拠点近くにいたいから①かな
- 980二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:22:37
- 981二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:22:37
①+ユウカに支援物資の連絡入れるで
- 982二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:29:29
安価範囲過ぎたから話すが、
メタ的な話だけど、『言葉を尽くしてハッピーエンドを目指す』という方針を得ているって事はその方針を目指す事は十分可能だとは思うんだよな
逆に全勢力撃破って道を選ぶのは手っ取り早いけどノーマルエンドルートな気もして、それを安易に選ぶより『言葉を尽くしてハッピーエンドを目指す』って道を困難でも頑張ってみたくない?とは思ったり
少なくとも現在確認できる範囲では、どのマスターもサーヴァントが犠牲になる事も望んではいないっぽいし - 983二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:33:55
これハッピーエンド目指す難易度が一気に上がった気がする
強硬手段にせよ話し合いにせよマスター不明で居場所不明のアサシン陣営の存在がタイムリミットが出来た今両方の難易度を一気に高めてる
アサシン陣営のマスターが誰かをはっきりさせて居場所を特定しない限りノーマルエンドすら危うい
マスター分からなきゃマスターの居場所をヴェリタスとかに探ってもらう手段が取れないし - 9841じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 23:18:30
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
とっっっても困ったけどトラブル解決したじゃんね☆泣くかと思ったじゃんね☆
それはさておき安価の結果は>>980さん(>>976さん)の『③現在ハナコが一緒に居ない場合、ハナコに連絡を送ってハナコの返事が来てから行動を決める
ハナコが一緒にいる場合は①』になったじゃんね☆
ハナコちゃんいないけどここから連絡してもう一回安価して行動を決めるってのはみんなに申し訳ないので、いたパターンの『①ミレニアムに帰ってヴェリタスに依頼後、ゲーム大会orカラオケ大会(どっちしたいか指定がなければ🎲になるじゃんね☆)』を採用するじゃんね☆
丁寧に書いてくれて助かりましたですじゃんね☆
物資連絡……は今回はみんなが安価レス内で書いてくれてる人いるし連絡した感じにするじゃんね☆
またこの後物資リスト貼って安価じゃんね☆
1はぽんこつスレ主だけどそれでもみんなが目指す物を尊重するじゃんね☆一応保険というかリカバー策もある……ので気にせず走ってほしいじゃんね☆
8日目に突入するからアサシンのマスターについても7日目のうちに触れるじゃんね☆
総決算じゃんね☆
まだ色々謎残ってるし1が全部バラしちゃうわけにいかないから話せない事は多いからほんと申し訳ないじゃんね……でもアサシンについては7日目で少し分かるから8日目からの方針決めの参考にしてほしいじゃんね☆
- 9851じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 23:39:50
【7日目夜・探索イベント】
【廃墟・セイバー•キャスター同盟拠点(食堂)】
あの後ハナコちゃんと合流して改めて話し合ってから、ミレニアムに戻ろうという事になりました。
ペロロ様アニメの鑑賞会(徹夜コース)のつもりでしたが……無念です。
これなら私もハナコちゃんと一緒に合宿所に行けばよかった……わけはありませんね。
「ひ、ヒフミちゃん……また明日とか、そのアプリとかで調べてこっちでぺ、ペロロ様シリーズ見れないか調べますっ……から落ち込まないで」
「ゆ、ユズちゃんっ!……ありがとうございますっ!」
「むぅぅっ!?……ぐ、ぐるじぃ……」
優しいユズちゃんからの言葉に思わず抱きしめてしまいます。私もファンサイトに会員登録してますけど、自分からこんな風に見ようって誘ってくれるなんて……沼に引きず……いえ、一緒に楽しく見なきゃですね!
『連絡受けた……のはいいけど、あの二人何してるの?』
「仲良きことは美しきかなぁ……って感じかな?どう思う、ハナコ?」
「ええ、とっても素敵です♡お二人の未熟な⬛︎が服の下で⬛︎⬛︎あいながら⬛︎く昂り合う未知の感覚を確かめ合いながらの友情♡うふふっ夏なのに桜色染まっていて愛らしいですね♡」
「まっ、またそんな事言って!変態!どすけべ!」
と、いつの間にかユウカちゃんとそれからヴェリタスの(1.チヒロ、2.コタマ、3.ハレ、4.マキdice1d4=2 (2) )さんにも連絡が繋がったようでお二人の姿がホログラムに投射されています。
『とりあえず私からはまた物資関連のリストを用意してるからそれを確認して欲しい物言ってもらえる?』
「うん、ありがとうユウカ。やはりミレニアムの生徒会は優秀だ」
『別に私だけの力じゃないから……お礼はまた供給してくれた部活の子達とかトリニティの桐藤会長に言ってあげて』
ユウカちゃんの言う通り色んな方にお世話になりっぱなしです。いずれしっかり、ご挨拶に行かなきゃですね。
「その時はアリスもお供します!色んな部活、見に行きましょう!アズサ!」
「ああ、楽しみだ。……そういえばこの後、(1.ゲーム大会、2.カラオケ大会dice1d2=1 (1) )するが、ユウカは来ないのか?」
『そうしたいけど、誰かさんが山ほど事務書類抱えてるからこの後夜勤番なの……本当にあの人ったら私がいないともうっ』
- 9861じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 23:54:55
『んんっ、それはいいから……今表示しているリストから欲しい物選んで。明日の朝には準備して届けるようにしておくから』
【物資リスト】
①光る!鳴る!DXあばんぎゃるど君
購入限度:なし
最大HP:100
支援火力:4d10
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
説明:ミレニアム保安部や各自治体の治安維持組織で実験的に運用されているアバンギャルド君の廉価モデル。今現在は、各自治体からの依頼を優先していて納期がかなり遅れている為、ユウカであっても入手は困難な筈だが……。提供者は匿名希望とされている。廉価版とはいえ性能は折り紙つき、必ず力となってくれるだろう。
効果:戦闘に参加可能。ゲーム開発部所属部員がダメージを受ける際、自動でダメージを肩代わりする。
②ビューティフルドリンクバー
購入限度:1回
分類:ステータス補助アイテム/パッシブ
説明:栄養満点なコールドプレスジュースが楽しめるフルーツドリンクバー。スムージー感覚で栄養摂取!
効果:味方陣営生徒のHPと気絶耐久値を10追加。
③SNOWロケットランチャー
購入限度:なし
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
説明:ミレニアム保安部も使用する口径66mmの使い捨て対戦車ロケット弾発射機。
ユウカが特別に調達した物は実験用の高威力炸裂弾を搭載している。
効果:使用生徒の攻撃/妨害判定を1d72で行う。
④特装版『想い出の詩集』(初版)
購入限度:1回
分類:交流補助アイテム/パッシブ
説明:あのミレニアムプライスで優勝を果たした伝説の詩集、その特装版。その耽美で情緒な文字列は君を夢の世界へ誘う。純文学な感じがたまらない某ミレニアムの某セミナー書記が手掛けた詩集。
ちなみに本人は今回の物資提供について承諾どころか、その事実すら知らない。はっちゃ。
効果:夜にこの詩集を読む事でよく寝る事が出来る為、味方陣営の生徒の気絶耐性値を10上昇。
よく寝てリフレッシュ出来ているので、脳が冴えて情報取得判定に+1ボーナス。 - 9871じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/15(木) 23:57:24
⑤ ミレニアム製ポケットドローン「アイギス7号」
購入限度:6回
分類:戦闘・交流補助アイテム/パッシブ
説明:ミレニアム屈指の天才「小鈎ハレ」が手掛けたEMPドローン。
手のひらサイズと小型ながら、索敵や通信妨害など一台あるだけでも活躍する。
効果:交流イベントでの情報取得時に1台につき+1ボーナス。
また、味方陣営が所持している場合、各種イベント開始時に先制攻撃へのダイス判定。先制攻撃の感知に成功した場合、1d7の回避ボーナス。
⑥檜の大浴槽
購入限度:1回
分類:補助アイテム/パッシブ
説明:百鬼夜行産の檜を使って作られた大きな浴槽。とっても高価。入ってみると、美肌効果を実感できる……かも。特定の部活に依頼すると効果が上昇するとかしないとか。
効果:夜行動終了時、拠点にいる味方生徒のHPを30回復する。
⑦新発売!「初恋を忘れられない貴女に贈る発煙弾」
購入限度:なし
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
説明:焼け尽きた灰のようなものが入った特殊な弾丸。当たると通常の手投げ式発煙弾のように煙幕を噴き出す。販売元は不明だが、どうやら中身の灰が重要らしい。
効果:生徒の「妨害」時、使用宣言する事で1d20のボーナス。
⑧次回注文したい希望の品
説明:上記①〜⑦から選ぶ物資とは別に選択可能。こんな○○が欲しいとユウカに頼んでおく事でセミナーの伝手を使って、次の日の夜には入手しておいてくれる。さすユウ。
『今回はdice1d3=3 (3) ぐらいならすぐ準備できるから……それじゃあどれにするか選んで』
【安価先>>994】
【上のダイス結果の数まで欲しい物資を選んで下さい】
- 988二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:02:38
情報取得判定の事考えると④と⑤かな
- 989二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:09:39
あ、今回は3個か。前回と同じ感覚で2個選んでた
となると④と⑤と②かな - 990二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:27:45
4,5、6
- 991二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:35:40
②、④、⑤
- 992二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:37:43
④1個と⑤2個
- 993二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:38:55
④⑤確定として後は②⑥のどっちか選べばいいな
- 994二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:40:18
- 9951じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 00:52:31
夜遅いのに安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
安価の結果は>>994さんの『②ビューティフルドリンクバー、 ④特装版『想い出の詩集』(初版)、 ⑤ ミレニアム製ポケットドローン「アイギス7号」』の三つになったじゃんね☆
……ノアちゃんごめんねじゃんね☆
とりあえず今晩は残りレス数少ないし、大筋と関係ない短編を少し投下したらおしまいになりますじゃんね☆
明日はちょっと暑くても負けじとお昼から新スレ建ててそこで少しの時間だけど7日目の夜の内容やって安価するじゃんね☆……その後はまた夜からになるじゃんね☆
次はついにPart4……いつもので遅くなったりでたくさん迷惑かけてるのにみんながいつも遊びに来て読んでくれて、安価を通して一緒に物語を作って下さって本当に嬉しいです。いつも本当にありがとうございます!……じゃんね☆
これからもどうぞよろしくお願いします、ではではお休みなさい……じゃんね☆
- 9961じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 00:57:59
- 9971じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 01:18:47
【 日目冬・ イベント】
【トリニティ自治区・トリニティスクエア】
別段と、帰りが遅くなるのは構わなかった。
古書館の主人として選ばれて、その場所を預かる事に疑問なんてなかった。
古書が、本が好きだった。
友達だった。
そこに書かれた物語が、情報が、技術が。
連綿と続く人の記憶が愛おしくて、大切で。
だから古書に囲まれて過ごすのに苦痛は覚えた事はないし、先輩達が引退して引き継ぎをしてからはずっと古書館で寝泊まりしていた。
とはいえ、全ての荷物を移し替えているわけじゃないから。
どうしても自宅に帰らなきゃいけない時はある。
安いからと選んだその学生寮は、あまり好きじゃなかった。
最初は話しかけられたりしたけれど、最近の流行とかファッションとかそういうのに疎い私が誰かと仲良くなれるわけもなくて。
結局一人で過ごしているから、時折聞こえる談話室からの声がやけに嫌だった。
だから結局今日も、来週講義で使う荷物を取りに夜遅くに古書館を出た。
「……雪」
別に感傷的になる事なんてない。
降り出したそれに思うのは、明日の朝に申し訳程度に雪かきをしないと滑る生徒がいるかもしれないな、なんてつまらない事。
ただ、面倒で、寒いだけ。
冷たい花弁が頬に当たって濡れるのを、伸ばし放題になっている髪に触れて溶けるのを。
詩人のように思う事なく、まだ黒い地面を蹴って歩く。
誰もいない、真っ暗なトリニティを家路へ向かって歩いていく。
吐く息の白さをみつめて、僅かに道行を照らす街灯を浴びて、私は歩いていって。
「───ひぃぇあ?」
その人を見つけた。 - 9981じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 01:21:11
まばらに並んだ街灯の下、ベンチに腰掛けるのとんがり帽子に雪より白いローブ、まるで御伽話から抜け出したような一人の女性。分厚い雲に覆われた天蓋を見上げている横顔は憂いを帯びたまま、そのまつ毛に雪を乗せている。一体いつから座っていたのか分からないけど。ヘイローもないその人がどうしてだか気になって。
私は声をかけた。
「あの……風邪、引きますよ?」
彼女はそこで初めて私に気付いたとでも言うようにその細めていた瞳を開いて私の方を見て、ふわりと疲れたように微笑んだ。
「……ええ、そうかもしれません」
「あ……はい……」
気の利いた言葉なんて出るわけがない。あまり人と喋るのは得意じゃない。それに、こんな風に疲れ切って今にもその足を止めそうになっている表情に、なにか掛けれる言葉を、私は持ち合わせていない。
革靴に雪が当たって水滴になって滑り落ちていく。
大人の、女の人だ。
変わった格好をしている。
はっきり言って不審者だ。
物語なら間違いなく私は犠牲者第一号だ。
これ以上声なんてかけるのは馬鹿を見るだけ。
でも。
朱色の髪を揺らして、何も言わず、何もせず。
ただただ疲れて雪の中で埋もれるのを待っている、そんな風に見える彼女に。
私は───。
「あ、あの……」
「はい、何か?」
どうしても暖かい何かを渡したかった。
「───うち、来ます?」 - 9991じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 01:23:10
- 1000二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:15:33
おつうめ