【閲覧注意&SS注意】カリ×ぐだ♀近親モノ

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 07:29:42

    カリオストロ伯爵に「今日履いてるパンツ何色?」と言いたいだけの人生だった。

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 07:35:59

    なんてこったこのぐだ子、オープンスケベすぎる…

    シリアス路線だと、外では優良教頭とその娘で品行方正と評判いいのに、家に帰れば「服を脱ぎなさい、今日一日あなたが清らかであったかこの父に見せてください」とか言われて俯くぐだ子とかが良い
    小さい頃の純粋に愛し導いてくれた父が大好きだったのに、ある日を境にその優しく柔らかい思慕を滅茶苦茶に踏み潰されるんだ…当の本人に
    忍び込んでくる指を拒み切れず、雄として振る舞うカリに怯えつつ、ふと見せる父としての優しさや仕草に縋ってしまいどんどん深みにはまってしまうの

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 07:36:26

     思えば、叔父の家にお世話になるのは人生初だ。
     父と呼ぶべき人と母と呼ぶべき人を同時に亡くしたわたしにとって、生活の融通もしてやる学費も出してやるという叔父の誘いは実にエキサイティングだった。なにしろ高校だけは卒業しなくてはいけないし、身元を誰が引き受けるかなんとなく嫌そうな顔をして会議をしていた親戚のどれかに籍を入れるのはわたしもいやだった。
    「アテはありますから大丈夫ですよ」
     そう言って、わたしはリュックに収まるだけの手荷物を抱えてさして引き止められもせずに親戚の家を出て行った。

    「お久しぶりです、リツカ。最後に会ったのは十年前でしたね」
     叔父は穏やかな笑みでわたしを出迎えてくれた。冗談みたいに広い部屋とか、馬鹿みたいに高そうなグラスに何なのかわからないお茶が出てくるだろうと考えていたので、意外と庶民的な応対に面食らったのは内緒だ。

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 07:47:51

    「お久しぶりです、叔父さん。そちらこそお元気そうで」
     ラベンダーのお茶だという香り高い液体を飲み下しながら、わたしは付き合いの薄い親戚と話をするときの定型文を口にした。
    「この度はとんだことでしたね。辛いでしょう」
    「そうですね、とても辛いです」
     これは嘘。あの人たちとは信じられないほど他人行儀だったし、母親に至っては苦手意識すら持っていたので、事故で死んだと聞かされた時は目の前の暗雲が一気に晴れたような、むしろ清々しい気持ちすら抱いたものだった。
    「じゃあ、これからどうするかの方針について聞きたいんですけれども」
    「そのような冷めた物言いはよしてください。どの道、一つ屋根の下で暮らすことになるのですから」
    「だって重要じゃないですか」
    「リツカ」
     感情の読み取れない声が聞こえる。叔父はソファにかけるわたしの目線より低くかがんで、肩に手を置いた。
    「これからは私たちは家族です。今から親密に振る舞うというのは難しいでしょうが、他人行儀はやめましょう?」
    「ええ・・・」
    「遠い親戚なのだから仲良くはできない、苗字を変えたくないとお思いならそれでも結構。ですが、悩み事があるのならなんでも私に打ち明けてくださいね」
     わたしはただ、居心地の悪さを払拭しようと首を振るしかなかった。

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 07:59:50

     それから部屋に案内された。一人暮らしで、今まで共暮らしの家族も恋人もいなかった、と言っていた割には部屋数は多くて、もしかしたらわたしと暮らすために引っ越ししたんじゃないかと余計な邪推をしたくなった。
    「部屋は勝手に決めてしまったのですが、よろしいですか?」
    「ええ、ええ。よろしいですよ」
     ひんやりしたベッドの感触を楽しみながらわたしは満悦とした気分でごろごろしていた。叔父はそれを見て、はしゃぐ子どもを見るように目を伏せて苦笑すると「では、何かあれば書斎に」と告げて部屋の扉を閉めた。
     わたしはしばらく寝転がったり布団の匂いを嗅いでいたりしていたが、ベッドに自分の体温が移って生温かくなってきたのでベッド脇の椅子に腰かけてスマホを起動した。
     Twitterのタイムラインを流れていくイラストや文章を流し見していると、気になるものがあった。
    「おっ、新作出るんですねぇ~。これは『買い』だな」
     新作というのは薄い本のことだ。わたしは自慢じゃないが、まあそういう欲求が強い方なので。発散する方法はいくつか心得ていた。自由にエロ本を試し読みできる環境というのは気楽なものだ。なにせ両親が健在だったころはそういうものを見られたら一日中茶化されていたから。本当にいやだった、あれは。
     興奮がだんだん冷めてきて、眠気がやってきた。今から寝たら夜眠れなくなるかもしれない、と思いつつもわたしはベッドに寝転び、泥に沈むように眠りについた。

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 08:09:09


     目が覚めて、時計を見上げると七時だった。
    「やば、叔父さん怒ってるかも」
     背中に冷や汗をかきながら居間に向かうが、叔父の姿はどこにもなかった。
     その代わり、テーブルにラップをかけられた晩御飯と「緊急の会議に呼ばれましたから先に食べていてください」という走り書きを見つけた。いそいそと座って味噌汁に口をつけるとまだ温かった。出かけたのはわたしが目覚める直前のようだ。
     それからくっだらないバラエティ番組を流し、うとうとしながら叔父の帰りを待っていると玄関で物音がした。
     叔父は半目のわたしを見てぽかんとしていたが、呆れたようにわたしの頭を撫でた。
    「寝ててもよかったというのに」
    「ひとりで寝るの心細いんですよ」
     叔父はしばらくその言葉を反芻していたが、思いついたように指を鳴らした。
    「ではどうでしょう、しばらくの間わたしの部屋で寝るというのは」
    「え、いいんですか?」
    「はい。ええ、無論あなたが嫌だと思うのでしたら別々の部屋でかまいません」
    「そりゃ、願ったり叶ったりですけど」
     思えば、事故に遭う直前まで父親ともよく一緒に寝ていた。父親という肩書を持つ人間はそういう距離感何だろうか。

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 08:16:45

     流石外国人である叔父専用と言うべきか、叔父の部屋のベッドはダブルベッドサイズだった。
     これなら、不自然に体を触られるようなことはないだろう。そう思うと安心で眠気がまたやってきた。
     目をこするわたしの背中を優しく押して、叔父はベッドへと導いた。
     わたしをベッドに横たえて自分だけ立っているので声をかけると「形式上とはいえ、娘が寝付くまで見守るのは親の務めでしょう」と返される。
     感激というにはほど遠いが、その心遣いが染み込むと胸がきゅっと縮む心地だった。
     短く挨拶して、わたしは再び眠りについた。

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 08:18:51


    「嬉しそう?ええ、それはもちろん」
    「騙すのは専売特許、ですからね」
    「彼女は覚えていない上に、正しい環境で育てられていないようですが、それはそれで都合がいい」
    「花というものは蕾の時点から愛でるものですよ、道満殿」

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 08:25:57


     目覚めたら叔父はまたいなくなっていた。
     居間に行くと朝食が用意されていたので食べ終わって、思い出したことがあったので自分の部屋に行った。
     なけなしの服をひっくり返すと、案の定“当たり”だった。
    「使い古しても擦り切れない布があればいいのに」
     言ってもしょうがないことをぼやきながら、わたしは裁縫道具を持ち出して靴下の穴をかがり出した。
     お小遣いはまだあるので、そのうち靴下を買いに行かなくてはいけない。でもこの炎天下を歩くのは面倒だな、と考えていたら、不意に背後の扉が開いた。
    「・・・」
    「・・・」
     みすぼらしい靴下を持ったわたしと、唖然とした叔父。
     数秒の完全な沈黙のあと、叔父は本気で困惑した声で聞いて来た。
    「それは?」
    「えっと・・・く、靴下、です」
    「縫っていましたね」
    「いや、物は大事にしろってお母さんが」
     叔父は信じられないものを見る目でしばらくわたしの言葉を反芻していたが、やがてため息をつきながらしゃがみこんだ。
    「物を大事にするのはよいことですが、穴が空いたのなら新しく買えばよろしい」

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 08:39:35

    「だって・・・穴が空いたからって捨てたりしたらバチが当たりますし」
    「穴の周りの布も薄くなっているのですから応急処置でしかないでしょう?支度をしますので、あなたもそうするように」
    「え、どこ行くんですか?」
    「服飾店ですよ。年端もいかない少女がそのようなさもしい暮らしをしているなど、私には我慢なりません」
     一息に言って、叔父は本当に準備のために出て行ってしまった。わたしはただ黙って、ひっくり返していた服たちを畳むしかなかった。

     ブティックに着いた。
     店員さんや客の人たちは、フェロモンムンムンの叔父と凡庸なわたしというギャップに瞬きしていたが、まあそういうのは無視だ無視。比較されるのは慣れているので。
     服装から推測するに相当金持ちだろう叔父のことだ、たっかい服を買ったっておかしくないだろうにこういう庶民的な店に連れてきてくれたのは正直気が楽になるので助かる。その辺やっぱり大事に思われてるのかな。
     夏真っ盛りなので薄手だけど下着が見えづらいブラウスとか、スカートとか、ワンピースとかを何着か選んだ。こういう自分で選ぶ機会というのはなかなかないので随分迷ったが、わたしなんか何を着たってどれも似たり寄ったりだと思い直して全部買ってもらうことにした。
     肝心の靴下も、かわいいのを何個か買ってもらった。あと、スニーカーにパンツ、ブラジャー、タンクトップ。叔父は変に恥ずかしがることもなくそれをレジに持って行った。

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 09:00:51

     帰り道、何かを思いついたらしい叔父はいたずらっぽい微笑みを浮かべてこう言ってきた。
    「そうだ。あなたがよろしければ、水族館に行きませんか?」
    「なんで?」
    「家族の親睦を深めるには、特別な場所に行くのが一番です。近くに色々な動物を保護している水族館があるのですよ。どうですか?」
    「・・・うーん、まあいいですけど」
     曖昧に答えると、叔父は嬉しそうにハンドルを切った。車は進路を変えて、すぐ水族館についた。
     海のように薄暗い館内は、カニだのマグロだのクラゲだのがうろうろしていて見ごたえがあった。
     そういえば、親が生きていた頃もこんな風に息が詰まる気分だったなぁと思いながら筒を昇っていくアザラシを見上げているわたしに、叔父が声をかけてきた。
    「リツカ、この近くで写真撮影をしているそうですよ。どうですか」
    「ええ、子どもっぽい」
    「女子高生はまだ子どもですよ。いいではありませんか、思い出に一枚」
     そこまで強請られたのならしょうがない。わたしは叔父に手を引かれるまま撮影ブースへ移動した。楽しそうな叔父を見ていると、なんだか大人と子供が反転したような気分だった。わたしが大人で、叔父が子ども。
     アンコウの人魚と普通の人間という、大人向け特撮ドラマにいそうな組み合わせ(案の定ガラガラだった)顔はめパネルに顔をはめ込むと、叔父はスマホを取り出してシャッターを切った。
     ぱしゃっ。

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 09:19:52

     帰り道、叔父とソフトクリームを食べた。
     叔父は暑そうに編み込んだ長い髪を掻き上げていた。アイスとは違う、甘い匂いがふっと立って、わたしはなぜかドキドキした。なんでこんなによくない気持ちでワクワクするんだろう。イケメンの叔父がいたら、みんなこうなるのかな。

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 09:23:17

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  • 14二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 09:24:48

    【注意!!R-15です!!】
     夜になった。
     叔父は居間でパソコン作業をしていて、わたしは自分の部屋でスマホを眺めていた。
    「・・・ひまだなぁ」
     リビングでテレビを観てもよかったが、そんなことをしたら叔父の邪魔になるかもしれない。叔父の機嫌を損ねるのはよくないだろう。
     枕に鼻をつけ、息を吸う。京都への修学旅行で嗅いだ、香木のような甘く上品な匂いがした。
    (・・・・あ、やば)
     その匂いを嗅ぐと、胎の底がうねるのを感じた。最近ご無沙汰だったから、反応してしまったのかもしれない。
    (・・・あれ、やろっかな)
     ワンピースをめくって、足の付け根に指をやる。
     この悪い遊びみたいなことでムラムラが発散されるのだから、人体と言うのは安いものだ。
    「・・・んっ、ふっ・・・」
     二本の指を行き来させていくと、だんだん体が小刻みに震えて、息が荒くなっていく。
     ぽこっとして、こりこりとしたところ。そこを撫でるたびに、お腹の底から突き上げるような心地よさがこみあげてくる。
     一度だけ、布越しでない自慰をしたことがある。その時は駄目だった。うっかりここを隠している皮までまくりあげてしまい、あまりの激感にしばらく身動きできなかった。
     あれは、慣れたら不味い。ああしないと我慢できない体になってしまう。そうなったら、誰よりも淫らで下品な“牝”になってしまう。

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 09:25:34

     ────泥棒猫。
     母親の金切り声が聞こえてきたような気がして、わたしを包んでいた快感が失せそうになる。
     幻聴を振り切るために枕に顔をうずめ、甘い匂いで肺を満たす。そして盛り上がったそこを、強くひっかいた。
    「・・・・ふっ、ぅあっ・・・・!」
     一瞬だけ、体が自分のものでなくなるような、浮き上がって落下するような感覚で眩暈がした。
     ドッと力が抜けて、ベッドに体が沈む。
     そういえば叔父も、こんな匂いがしていたな。あの性欲がなさそうな人も、誰かを思って自慰をすることがあるんだろうか・・・体を清めることも忘れ、気だるく目を閉じた。
    【R-15終わり】

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 09:25:59

    午前の部はここまで。また昼時に会おう!

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 10:34:37

    なんだこの文豪は
    素晴らしい

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 14:42:59

    「・・・カ。リツカ、起きなさい」
     揺り起こされ、目を開けると心配そうな叔父の顔があった。
    「叔父さん、どうしたんですか・・・」
    「どうしたも・・・ あなたがあられもない恰好で寝ているので驚きましたよ。いけませんねリツカ、はしたない」
     めっ、と人差し指を突き付けられると何も言い返せない。
     まさか気絶するまで自慰してただなんて口が裂けても言えるわけがない。
    「生き物なら『そういうこと』をしたくなるのは当然ですが、後始末はきちんとしなくては。同じ家で暮らす人間に不快な思いをさせてしまいますよ」
    「・・・嫌な気持ちにさせましたか?」
     首を縮めてつぶやくと、叔父は厳しい顔をゆるめて、
    「そのような顔はしなくても、驚いただけで怒っているわけではありませんよ。ただ、汗をかいたまま眠れば風邪をひくかもしれないでしょう」
     そうして、わたしは叔父に促されるまま軽くシャワーを浴びて、さっぱりして叔父の部屋に向かうとテーブルに錠剤が一粒とホットミルクが置いてあった。
    「体が温まれば薬の回りも早いでしょうと思いまして」
    「わたし、薬なんか飲まなくても眠れますよ?」
    「正しい睡眠週間というものは薬の力を借りてでも守らなくてはいけないのです。私の知り合いに三時間しか寝ていないというのが自慢の者がいましたが彼は頭の血管が切れて寝たきりに」
    「あーはいはい、わかりましたよ」
     叔父の熱弁を聞き流して、錠剤をミルクで流し込んだ。
     叔父はいつもどおり、窓際の席に座って外の風景に目をやっている。わたしは気遣いに感謝しながら布団にくるまり、ほどなく眠った。

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:01:36

     翌日、珍しく同じ席で朝食を取ることになった。
    「ねえ叔父さん」
    「なんですか?」
    「叔父さんはしたことあるの?」
    「なにをです」
    「自慰」
     叔父は無言の笑顔でコーヒーを噴き出し、ものすごい勢いでむせた。
    「ゴホッゴホッ!・・・ なぜそのようなことを?」
    「ご、ごめん・・・ まさかそこまで動揺するなんて」
    「ゴホ、ふう・・・ まあ、私も親である以前に男ですからね。まあそういうこともしますよ」
     あなたの見ている前でするようなみっともない真似はしませんが、と言い切る叔父さんは、ウチの父親と違って親を立派にやっているのだろう。墓場にいるのだからもうどうしようもないが、父親にこの人の爪の垢を煎じて飲ませたらどうなってたのだろうか。
     そう思っているわたしに、叔父はにやっと笑いかけた。
    「そういうリツカこそ、猥褻な話が好きなのですね。早熟な部分があるので気にかけていましたが、その調子ならここでの暮らしにもすぐ慣れましょうとも」
    「ああ、どうもです」
     わたしは飽きて、朝のくっだらないテレビ番組をつけた。
     優雅に食事を摂る叔父の手をそれとなく眺める。太くごつごつした、男の手。数度しか触れたことはないが、もしもあれで────

     ────いや待て、わたしは今何を考えた?
     顔を上げると、叔父のどこか影のある微笑と目が合った。
    「───・・・もし次があるとしたら、その時は手伝いましょうか?」
    「・・・・え」
     叔父の笑みをじっと見つめてしまう。仏のような穏やかさに、悪魔の誘惑が混じってるようなどこか淫靡な表情。

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 15:07:16

     ごくっと喉が鳴る。
     体の奥底から、なにかワクワクとした気持ちが突き上げてくる。
     ああまずい、これに従ってしまえばわたしは────
     叔父はいつの間にか笑みを消していた。
     こちらの心の動きを余さず読み取ろうとするような、蛇のまなざし。
     テレビ番組の、中身のない会話が右から左へ通りすぎていく。
    「・・・・・・・・・・・冗談、冗談ですよリツカ。真剣に悩まずともよろしい」
     叔父はいつも通りの朗らかな雰囲気に戻って、片手をこちらに近づけた。
     痛いほど感覚が集中している耳にそっと触れる。
    「そのような顔は、私以外の人間にはしませぬよう」
     ふっと耳元で笑う気配。
     そして、叔父は再び朝食を食べる作業に戻った。
     わたしは、今まで見たことのなかった叔父の振舞いにおののいて、しばらくの間凍り付いたように固まっていた。

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/04(日) 21:05:09

    今日はここまで!

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 06:34:55

     まあ、叔父のことだ。おじさんになると笑えないギャグを連発するものだと後輩も言っていた。
     だからあのあれも、イケオジだからこそ許されるセクハラだということで大目に見よう。
     けれど、叔父は自分でやっておいて気まずくなったのかそれ以降わたしにそういった発言はしないようになった。
     そのうちわたしと叔父の間には、いつのまにか細い糸のような緊張感が張り詰めるようになった。
     こういうことがある。家でテレビを観ているとき、ふと視線を感じて目を向けると、叔父の何の感情も浮かんでない瞳と目が合う。
     叔父は静かにわたしの視線を受け止めて、また自分の時間へと戻っていく。そういうことがあるたび、その糸はピンと音を立てて、細やかに震えるのだった。
     わたしの方も、叔父の姿を以前のようなニュートラルな目で見ることができなくなりつつあった。叔父のパンと張った胸板や、ごつく太い二の腕に気を取られてしまうことがしばしばあるのである。
     わたしたちはいつのころからか家族らしい触れ合いもしないようになり、次第に距離が離れていった。お互いに何を考えているのかはなんとなくわかっていたが、四十九日も明けてないうちにそんなことを打ち明けてどうするのかというためらいがあった。
     叔父の存在を強く感じながら浅い眠りにつく日々が一ヶ月も過ぎれば、この距離感も家族らしいのかなあと内心自分で自分を笑うこともたまにあった。
     そうして、一見するとごく普通の父親と付き合いが薄い娘のようなわたしは、夏休みに入った。

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 17:31:27

    「リツカ、花火大会に行きませんか?」
     それは、夏休み真っ盛りのことだった。
     郵便を取りに行った叔父はうきうきした様子でいかにも素人が手作りしましたって感じのチラシを差し出してくる。
     確かに、夏休みと言えば花火大会だろう。ぶっちゃけ花火自体には興味はないが、屋台の焼きそばやフランクフルトは普通に食べる時より三倍はおいしいと論文でも発表されている。
    「いいですね。行きましょう」
    「では、あなたに似合う浴衣を買わねばなりませんね」
     叔父は童心に返ったような楽しげな様子でそうめんを平らげると(なんと三人前食べきったのである。ウヒョーッ!)出かける準備をし始めた。
     わたしも麦わら帽子に日焼け止めを用意して、叔父の後を追った。

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 21:21:40

    今日はここまで!

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 08:01:46

    「どうですか、リツカ」
     更衣室から出てきた叔父は、蛇の鱗のような模様を刺繍した浴衣を着ている。
     普通の人間なら正気を疑うセンスだが、叔父ほどの美形が着れば例えジャージでも似合うのだろう。
     素直に似合うと答えたわたしの頭を撫でて、叔父は「あなたの浴衣も実に似合っている」と言った。
     わたしはといえば、悩みに悩んだ結果朝顔模様という安直なものだ。ほかにも色々あったのに、結局こんなありふれたものしか選べないあたりわたしのセンスは大したことないのだろう。
     とはいえ叔父が褒めてくれたことは普通に嬉しい。そのことも伝えると、叔父は少し照れたように鼻の頭をかいた。
     二人で話し合い、履きなれた靴のほうがいいだろうということで下駄は買わないことに決めて浴衣だけ購入した。
    「ねえ叔父さん」
    「はい、なんでしょう」
    「カワイイわたしがカワイイ浴衣を着たりなんかしたら、ナンパされちゃうかもしれませんねえ」
     叔父はその言葉を聞くなりこらえきれなくなったみたいに噴き出した。
    「ああ、むくれないでください。ただ、あなたは子どもっぽいので魅力に気づく人間は限られそうだと思いまして」
    「んだてめえやるか」
    「褒めてるのですよ。賛美眼のある人間にしかわからない魅力というものは貴重なものですからね」
     ほんとか?ほんとに褒めてるのか?

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 18:25:25

     日が暮れていくにつれて蒸し暑い大気が波を引くように失せていき、薄いワンピースでは鳥肌が立つ程度には寒くなった。
     着替えた叔父は、浴衣姿のわたしの手を引いて、車にうやうやしく乗せた。まるでわたしが薄いガラス細工にでもなったみたいで、少し面白かった。
    「なにか愉快なことでも?」
    「いえ、特に」
     父親に触られている間もこんな風に丁寧に扱ってもらえたことは無いので、そのことが新鮮だっただなんて言えない。それで実際に彼氏未満の関係だった人をなくしたのだから。

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/06(火) 20:52:07

    きょうはここまで!

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 07:46:26

     祭り会場に着いた。
     くだらないことで盛り上がってるらしい人の笑い声や、肉の焼けるいい匂いがする。
     そうして当たり前のように集めるは、衆目。作り物のように整った叔父とどこにでもいそうな少女の組み合わせはどこにいっても目立ってしまう。自明の理だ。
    「なにから買いましょうか、リツカ」
    「たこ焼きと焼きそば!今日はたらふく食べますよ~ッ」
    「食べ過ぎでお腹を壊しませぬよう」
     叔父はふっと笑うと、わたしの手を握った。
     ひんやりとして大きな手にくるまれた瞬間、心臓が一拍跳ねる。
    「・・・迷子になってはいけないと思いまして」
    「い、いえいえ。全然大丈夫ですから、ハイ」
     きょとんとしている叔父にもごもごと言い返して、わたしはうつむいた。

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 18:26:36

     カリッとしたたこ焼きややや油っぽい焼きそば、チョコバナナにわたあめを麦茶でキメて、締めのリンゴ飴を舐めていると、叔父が「通りすがりの方から一番花火がよく見えるスポットを聞きました」と言ってきた。
     彼の案内で人混みから離れ、静かな丘へ登る。まだ花火は上がっておらず、夜の帳が下りた丘はなにかお化けでも出てきそうな雰囲気だった。
    「よく見えますね」
     かすかにお祭りの喧騒が聞こえる。祭りの灯りはミニチュアの灯篭のようだ。
     古びたベンチを見つけたので、汚れを簡単に払ってそこに座ることにした。
     腰を下ろしたタイミングで、UFOがやってきたみたいにぱあっと夜空が明るくなった。
     花が咲き誇っては萎れていく様子を早回しにしたみたいに、火薬でできた脆い花びらが打ちあがっては暗い空にはらはらとこぼれていた。いくつも瞬いていたはずの星はその明るさに力を奪われて、その存在を消したようだった。
     わたしの手の上に、冷たい何かが覆いかぶさるのを感じたので目を凝らす。そこには、叔父の筋張って血管の浮いた手が被さっていた。
    「叔父さん」
    「はい」
    「なんだかこうしていると、恋人同士みたいだね」
    「・・・そのようなことを考えて、怖くは思いませんか?私の言動が」
    「慣れてるから」
     炎の花に照らし出された叔父はこちらを見ていた。獲物を取り逃がした動物を思い出す、残念そうなものだった。
    「やはり、あの男から引き離しておくべきだった」

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 21:21:31

    「いいんですよ・・・もう過ぎたことですし」
    「少なくとも」
     叔父はわたしに顔を寄せた。
    「あなたがどこまであの男に触れられたか知らないと私が我慢なりません」
     吐息がかかる。焼きそばの匂いがした。
     あ、と考えたときには、叔父の唇が間近にあった。
     鼻の柱につきっと痛みが走り、顔が離れる。噛みつかれたんだ。
    「・・・普通そこはキスじゃありません?」
    「ここでするにはあまりに惜しい」
     叔父は口元を歪めると、わたしの腰に手を回した。花火はいつの間にか終わっていた。
    「続きは後で」
     ふはぁっと吹き付けられた息は甘苦かった。吐息で温もったのか、それとも最初から熱かったのか、耳がじんじんする。
     わたしは壊れた首振り人形みたいになって、やおらに立ち上がった。

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 21:23:00

    今日はここまで!

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 08:32:50

    ほしゅ

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 18:46:42

     それから帰るまでの時間はお互い黙りっきりだった。
     車のエンジン音すら静寂を助長するようで、名前も知らない音楽を流して静けさを誤魔化していた。
     家に着くと、叔父があわただしく扉を開いてわたしを部屋に押し込んだ。
     もつれるようにベッドルームに入る。叔父は不意にわたしを抱き寄せて、せいいっぱい丁重にわたしをベッドに横たえた。
    「リツカ」
     ヘテロクロミアの瞳が、ギラギラと光ってわたしを見下ろしている。
    「無理だと思うのなら、今が最後のチャンスですよ」
     わたしは、起き上がって着物をはだけると、かつてそうしたように叔父の手を取って人差し指を口に含み、舌を這わせた。
     叔父は何かを堪えるように息をついて、自分の浴衣に手をかけた。
     みっしりと筋肉のついた、もしかしたらずっと見たかったかもしれない体が目の前にある。
     わたしはお香の匂いがする叔父の肌に頬を寄せて、どくどくと鼓動の熱い肉をちろっと舐めた。
     眩暈がして、力が抜けた。体が抱きとめられて、蛇みたいに締めつけられる。
     どれだけそうしていたろうか。叔父はわたしの顎を手で掬い、そうっと唇を合わせた。
     いやな感じはぜんぜんしなかった。お互い、痛いくらい心臓が張り詰めているのに双方の温もりが体に染み込んでくるようでホッとする。
     と、生温かい肉が歯をなぞってくる。おずおずとそれを受け入れれば、かすかに焼きそばの匂いがする舌がわたしのそれを絡め取って、凄い力で吸い上げてきた。

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/08(木) 22:18:27

    ほし

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 08:13:43

     内臓全部飲み干すつもりなんじゃないかというくらいに舌と唇の動きが激しくなった。本能的に口を閉じようとしたわたしの口に親指を突っ込み、ぐしゅぐしゅと唾液をかき混ぜながら舌をさらに奥へ押し込んでいく。
     叔父の舌が思いのほか長いというのをわたしは初めて知った。ほんとうに蛇みたいだ。頭が枕に押し付けられる。一通り暴れて気が済んだのか、叔父の顔がはなれた。唾液がだらしなく糸を引いたが、気持ち悪く思わないから不思議だ。
    「リツカを抱きます」

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 18:49:49

     それからの記憶はあいまいだ。

     けだるく目を覚ますと、ちょうどよくいつも通りのスーツを着た叔父がお盆を持ってやってきていた。
    「おはようございます」
    「・・・おはようございます」
     パジャマを着せられているので夢かと思ったが、声が思った以上にがらがらだった。
     姿見に立って、手首の痣や胸元のうっ血跡を見ていると「早く食べないと冷めますよ」と声をかけられる。
     お盆には味噌粥入りの茶碗が乗っていた。
    「嫌いになりましたか?」
     もくもくと食事に没頭するわたしへ、叔父はそんなことを言ってきた。
    「・・・別に」
     おかゆはそんなになかった。わたしは匙を置いて、叔父の背中によりかかった。
    「好きですよ。家族は、何をしてもいいんです」
     髪を編んでいない叔父は少し新鮮だな。そんな見当違いのことを考えながら、叔父の体で熱い頬を冷やしていた。

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 21:04:59

    今日はここまで!

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 08:12:55

     後から聞いた話だが、わたしを家に住ませるようにした直後ですでに叔父は養子手続きをしていたらしい。
     わたしの意見を聞かずに、だ。今となっては「だからどうした?」という話である。
     叔父との生活は特に何も変わらなかった。叔父はご飯に卵焼きを焼いたりシチリアの料理だと言って朝からシャーベットを出してきたりしたが、わたしはあまり食べ物の好き嫌いがないので困ることはなかった。
     意外だったのは、叔父がそういうことをするときは無理強いしてこなかったことだ。叔父はおおむね、わたしから誘いでもしない限り手を出してこないというイタリア紳士だった。わたしくらいの年でデキてしまうのは大変だということで避妊もしてくれた。とんだジェントルマンである。
     ただ、それ以外だと叔父はわりと子どもっぽいところがあるというのがわかった。てきぱきと在宅ワークをこなしている姿を見かけることもあれば、機嫌が落ち込んでいるときはわたしをぬいぐるみのように抱き寄せてじっとしていることも多々ある。
     不満があるだなんて口が裂けても言えないが、ちょっと物足りない。

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 19:46:26

    「叔父さん、わたしもバイトとかするべきかなあ」
     ソファで寄り添ってる間そう呟いたわたしを見下ろして、叔父が黙って続きを促してくるので、求人チラシを見せた。
    「この家に戸籍を置いて暮らすってことはお金をいくらか落としておくべきでしょうし、高校生のうちからバイトでもしておいたほうがいいかなあって」
    「・・・リツカ、子どものうちからそんなことはしなくてよろしい」
    「だって、子どもじゃやらないことしてないじゃん」
    「あまり我がままを言うと拗ねますよ」
     渋い顔をする叔父が面白くてケラケラ笑うと、するりと叔父の腕が腰に絡みついてきた。
    「それとも、今から大人のすることをしましょうか?」
     婀娜っぽい声が耳朶に染み込むにつれて、全身の血液が顔に上がってくる。
     そんなわたしにいたずらっぽい笑みをこぼしていた叔父は「さっきも言いましたが、その歳で働くなど考えずともいいのです。少しずつ勉強して、大人になっていけばいいのです」と言った。
    「もうだいぶ大人の階段上ってるよ・・・」
     叔父は風呂場に向かった。その途中で振り返って、
    「一緒に浴びますか?」
     わたしは「やだっ」と叫んでクッションを抱きよせソファにころがった。叔父の裸はもう見慣れているが、そんなものを見せられて冷静でいられるわたしではないのだ。

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 21:11:34

    今日はここ待て!

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 08:35:17


     娘はぐっすり眠っている。
     カリオストロは彼女の頬についたおくれ毛を払ってやって、カーテンを引いた。
     薄暗い部屋を照らすように、月光が差し込んでくる。
     ここまでうまくいくと恐ろしいくらいだ。彼女が親から親らしいことをされずに生きてきたということは薄々察していたが、誰もそれを訂正しないようにこっそりと根回しをしていた。おかげで、彼女は間違った成長を遂げてくれた。
     父親のせいで早熟に性知識を身につけていたことを知った時は、高笑いしたくなったほどだ。
    ・・・
     百年かけて地獄を歩き回っても、藤丸立香はいなかった。
     自分だけ天国に行ったのだと察するまでにもう百年かかった。
     こんなにひどい裏切りはないだろう。罪の重さで言うなら彼女は地獄行きは間違いないだろうに、あの女はそれをケロリと忘れて一人で天国へ行ってしまったのだ。
     だから、二度目は決して逃がさないと誓った。
     過ちを山ほど犯させて、地獄から逃げられないようにする。例え本人がかつての記憶を思い出して絶望しても、決して自分から逃げられないように。
     歪む頬を抑えるように、口元へ手をやりながらカリオストロはくつくつと笑った。なにもかも漂白され、苦しみも悲しみも全部彼女に押し付けて救われた世界の中で、ようやく捕らえた生贄を丸飲みにする大蛇のように、その瞳は歪んでいた。

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 19:01:41


     叔父と求めあうのは、凄くよくないことだという自覚はある。
     流石に遠縁の家族とそういうことをするというのは倫理的にも遺伝的にもいいことではないとうっすら知っているので、自分はいつかバチが当たるのだろう。
     だが、今更元の関係に戻れるのか?って話だ。ここ最近では、叔父に体を触わられるだけで体が熱くなったり、一人で自慰をしても思うように達せなくなることが多くなった。そんなわたしが、今になって怖くなったから正常な親と子に戻ろうだなんてできるわけがない。
     それに、もう倫理もくそもどうでもいいのだ。根を下ろすと決めたこの巣穴に例え人食い蛇がいたとしても、ここはとても穏やかで、住み心地がいいのだから。

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 19:07:58

     このことは秘密だ。叔父と、自分だけの。
    「・・・そうですか。あなたの友だちはマシュ・キリエライトと言うのですね」
    「はい。すっごくいい子なんで、そのうち紹介します」
    「それではいつか、私の友人も紹介しましょう。僧侶と富豪です。冤罪を着せられて酷い目にあったのですが、不屈の闘志でのし上がった人たちなのですよ」
    「是非お会いしたいです」
     わたしたちはわいわいと話をしながらドアを閉めた。鍵をかけて、車に乗り込む。
     秋が近いこともあって肌寒い。新しい服を買いに行こうとわたしが持ちかけたのだ。
     気が違ったように暑かった夏は過ぎ去って、木枯らしのような生ぬるい風が黄ばんだ葉っぱをさらっていく。
    「リツカ」
    「はい」
    「今、幸せですか?」
     助手席に乗り込んだわたしは、叔父のほうを向いた。その唇へ己の唇をそっと重ねて、
    「はい。すっごく幸せです」
     あらん限りの笑顔でそう告げた。
     すると叔父も安心したように、わたしの手を包み込むように握る。わたしも手を重ね、冷たいその手を温める。
     この手を、わたしは一生離さないだろう。

                                           おしまい

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 19:11:33

    これにて近親カリぐだはおしまいです。以下、簡単な設定。
    【××立香】
     転生して記憶がない。両親から虐待を受けていた。本編開始時にはすでに非処女。
    【カリオストロ】
     記憶持越しで転生した。今度こそ女王陛下を囲い込むぞヒャッハー!やった、できた。
    【立香両親】
     なんか死んだ。
    【マシュ】
     記憶なしで転生。なんか知らんが先輩と叔父の距離の近さに未来で脳が破壊される。
    【富豪】
     エドモンダンテスニキ 転生した立香を探し回っていたが一歩遅かった。多分脳破壊される。
    【僧侶】
     DOUMAN。あーあこれで地獄行きですねェと後方愉悦顔。

    残り時間はご歓談にご利用ください。

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 19:32:39

    この地獄状態好き…

オススメ

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