ここだけゴシックホラーな古都 第四夜

  • 1黒頭巾24/08/05(月) 20:18:09

    文明と産業の急速な発展に取り残された古都、この地ではあらゆるものが澱み、穢れ、歪み続けています。

    そこから生まれた怪物たちとそれらを狩る者たちが跋扈するこの陰惨で閉鎖的な街で、あなたはどう生き残りますか?


    ⚠️注意事項⚠️


    ・過度なエログロは禁止です。しかしお題がお題なので増えていく・過激になっていくことが予想されます。

    不安があれば積極的に相談し、予断は慎んでいきましょう。


    ・ゴシックホラーは広範な物語を内包するジャンルです。バッティングを上手く着陸させられるよう、不安があれば積極的に相談しましょう。


    ・世界観のベースはフロムソフトウェア社のアクションゲーム「Bloodborne」としています。ゴシックホラー要素とコズミックホラー要素のバランスや、Bloodborneの雰囲気がわからないなど、不安があれば積極的に相談しましょう。


    ・とにかく隙あらば積極的に相談しましょう。


    ・確定ロールやチートや版権そのままや設定の無断改変・使用などなど、エミュスレやなりチャ文化で禁忌とされる事柄はこのスレでも同様に禁止です。リブートは可能とします。


    ・Bloodborneの上位者ポジションの存在そのもののロールはチートとして禁止します。


    ・次スレは>>190を踏んだ方にお願いします。

    以降は次スレへの誘導が行われるまでレスを控えてください。

    立て方がわからない場合は早めに申告を

  • 2黒頭巾24/08/05(月) 20:18:31
  • 3黒頭巾24/08/05(月) 20:18:56

    保守

  • 4黒頭巾24/08/05(月) 20:23:43

    水銀弾の予備があまりないな
    ……どこかで材料を調達しなければ
    (空き家となった古都の民家にて、長銃の整備をする黒頭巾の狩人)

  • 5ケモノモドキ24/08/05(月) 20:27:03

    グルルルル・・・
     ガルルルル・・・
    (今宵も変わることなく、路地裏の闇をケモノモドキが這い回っている)
    (狩人はこれを狩ってもいいし、雑魚に興味はないと見逃してもいい……代償は、どうせ力ない誰かが支払う)

  • 6情景24/08/05(月) 20:28:51

    【ロケーション】
    一神教の教会
    高きところに十字架を戴く荘厳な建築物、神の家
    聖火教会とは異なる外の世界の宗派のものであり、信徒たちは主への感謝と共に日々を過ごしていた
    現在は少なくない数の避難民達が燭台に儚き火を灯し、震える夜を過ごしている

    神の愛は、獣狩りの夜から迷える子羊を救い得るか

  • 7市民24/08/05(月) 20:33:20

    「娘が……娘が見当たらないんだ! 頼む、行かせてくれ!」
    「駄目だ、危険すぎる! あんただって見ただろうあの化け物共を! 娘さんのことは、残念だが……」
    「助けてくれとは言わない、行かせてくれよ! たった一人の家族なんだ!」
    「そのせいでここが襲われたらどうする!?」

    (避難所となった教会で、市民たちが言い争いをしている。たとえ恐怖と危険に苛まれても、人は団結できないものなのだろうか)

  • 8古都の一角24/08/05(月) 20:38:02

    きゃイン!
     キャnn!
    kyu...!
     ヒヒン・・・!

    (人気のない古都の一角が血に溢れている。断末魔の声を上げて転がるのは無数の獣達。その死骸には、何者かによってつけられた、鋭利な裂傷が刻まれている)

  • 9古都の一角24/08/05(月) 20:39:44

    ・・・・・・

    (やがて獣達の声が収まると、その死骸は闇に溶け、あるいは微塵に砕かれ踏みにじられて。飛び散った赤い血の跡だけが路地に惨劇の名残を残していた)

  • 10古都の一角24/08/05(月) 20:40:05

    (保守終わり)

  • 11影坊子24/08/05(月) 20:56:21

    >>7

    いいねぇ…不和だ…!

    【人混みをすり抜けて教会に入る】

  • 12教会の市民24/08/05(月) 21:33:59

    「お前には血も涙もないのか!? 外の狩人どもと一緒だな!!」
    「なっ、あんな化け物と一緒にするなよあんた!!」
    「お、おふたりとも落ち着いて……」

    (古都の通りで、一人の少女が心優しい鉄の塊(!?)に保護された頃のこと。教会では未だ誰かの命を想う市民同士による口論が繰り広げられていた)
    (存在すれども存在感のない影法師のことなど、誰も気に留めていない)

  • 13黒い鉄塊24/08/05(月) 21:36:30

    >>12

    【扉を叩き、少女を教会の前に置いて去っていく。その後のことは何も考えていないように】

  • 14聯盟員、パストラレ24/08/05(月) 21:52:24

    【問題など知らぬまま、呑気に街を見回り、少しばかりの獣を狩った後休んでいる】
    今日も良い獣狩り月夜ですね

  • 15教会の神父24/08/05(月) 21:58:15

    >>13

    おや、今の音は…… ガチャリ

    (ノックの音に気が付き、喧嘩を仲裁していた神父が扉を開いた)


    ……寝ている、子供?

    (置き去られた少女に気が付き、怪訝に思いながら彼女を抱き上げる神父。そのまま教会の中に帰ろうとして……)



    >>14

    ああそこの方!

    もしやこの子を送り届けてくださったのですか?

    (巡回する聯盟員の姿に気が付き、ひょっとして彼女が連れてきてくれたのかと声を掛ける)

  • 16聯盟員、パストラレ24/08/05(月) 22:08:38

    >>15

    いえ、違いますね……

    今日私は獣以外見てませんよ

  • 17教会の神父24/08/05(月) 22:19:14

    >>16

    さようでございましたか……

    ですが、私共のためにも、獣を狩ってくださりありがとうございます

    もし、よろしければ狩人殿も中で休んでいかれませんか?

    なにもないところですが……薬草茶くらいでしたらお出しできます

    (少女を腕に抱えたまま、聯盟員に丁重にお辞儀をする神父。感謝の意と共に中で休んではどうかと一声かけると、少女を連れて先に教会の中へ消えていった)


    皆さん朗報です!

    親切な狩人殿がこの子を……

    (扉の向こうからは神父が市民たちに少女を紹介する声が聞こえる)

  • 18聯盟員、パストラレ24/08/05(月) 22:21:09

    >>17

    いえ、血塗れなままだと中の人達を驚かせてしまいますから

    ……おかまいなく

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/05(月) 22:29:36

    かりうどー?

    すごーい!

    おねえさんだー!

    ヤイノヤイノ

  • 20聯盟員、パストラレ24/08/05(月) 22:39:55

    >>19

    (随分と元気な子達だなと思いつつ、外でその声を聞いて彼らが無事に育てるよう夜明けを目指さねばと決意を固める)

  • 21「銃を握る弱齢」『獣』24/08/05(月) 23:25:34

    「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ...!」
    『グルルォォァァアアアアア"ア"ア"!!!!』
    [どこか、街の中駆けるは年の少ない男或いは女。石畳に靴底でパーカッションを刻み、曇り塗れな瞳は死の間近さを知っている。
    狙う。不運な罹患者の慣れ果て。闇に紛れて獲物に迫るだろう。叫びつつ。]
    [響く小気味のよい足跡が重くずっしりとした、けれど素早いものに呑まれていく。12m。それは残りの猶予を表す距離。逃げる。逃げる、人の子。]
    [子は辺りを見て、庇護者のいないことを知り、隠していた懐をまさぐって銃を握る。獣の爪の音がして、反射的に前転。幸運にも攻撃は外された。壁に刻まれた爪の跡に汗は冷える。]
    [カウンター。獣に対し子は弾丸を放つ。獣はよろめき、倒れ、子もまた銃の反動で大きくのけぞり尻餅をついた。]
    「...死んだ?」
    [安堵する時を祈りながら確認する。だが獣のわずかな蠢きに気づいた。瞬間叫び、走り出す!]
    「クソ、まだだ!?」
    [だが躓いた。石畳と石畳、1ピースの間に小さな足先が見事入り、子はバランスを崩して銃を手放しながら転ぶ。迫る獣の凶爪。]

  • 22聯盟員、パストラレ24/08/05(月) 23:28:51

    >>21

    ……危ない!

    【銃で怯ませ返そうと、出来なくても自らの身体で受けようと間に飛び込む】

  • 23「銃を握る弱齢」『獣』24/08/05(月) 23:48:52

    >>22

    「いや_」

    [絶叫の放たれる前、0.2秒間の声帯内の初期微動は予想外の乱入者で中断された。]

    [獣の頭部に弾丸はめり込んで、側頭部を抑えながら獣が嘆くように叫んでいる。]

    『ゲァォウアッアアア!?ァァアァイィアアア!!!!』

    [絶叫に怖気付きながら、抜けた腰を急ぎで戻し、立ち上がる。続いて放つは弾丸だ。子は銃を起立とともに拾い上げて、口の中に目掛け、放つ。それは首元に当たったが、どのみち致命傷に変わりはない。僅かな安堵の後、思い出したように]

    「...っ!」

    [子は逃げ出した。割り込んできたそれに獣と同じ目を向けて、弾丸をこめておきながら。]

  • 24聯盟員、パストラレ24/08/05(月) 23:51:02

    >>23

    狩人、苦手なんですかね……?

  • 25「銃を握る弱齢」24/08/06(火) 10:44:02

    「...ハァ、ハァッ、ゲホッ、ゲホ、カヒューッ、ゲホッゲホッ...」
    [何mも、いや、何十m?逃げて、逃げて、ひとまず灯はない。安堵してその場の壁に座り込む。不安定な息を整え、次の襲来に備えるために。]
    [咳き込む。喉が乾いてじくりと痛む。きっと声は掠れている。足りない酸素を補うために肺は喉に重労働を強いて、酸素は無駄に吐き出される。数分走り続けるなど常人には限度を逸しているのだから。
    あの血に狂った奴等には、到底わからないだろうが。]
    「...ハーッ、ハーッ、息も落ち着いた。これから、どうしよ...」
    [銃の弾を見る。懐にあるのはあと五発。薬室内含めるならば、あと六発だ。頼りない。確実に、足りなくなる。ありったけくすね、集めた筈のそれは充足とは言い難い。]
    [だが助けは、求められないだろう。先ほど擦りむいて怪我をしてしまった。きっと助けられれば、忌々しい血を『投与』と称してブチ込まれるのだろうから。]
    [辺りを見渡す。例えば誰か来て、それに対応できるように。]

  • 26黒頭巾24/08/06(火) 20:14:42

    >>25

    卿は……随分呼気が乱れているな

    追われているのか? それとも……

    (忙しなく辺りを見渡す少年──あるいは少女──の、思いの外近くから、声がした。振り返ればそこには、焦りから見落としていたのだろうか、あるいは音もなく歩み寄ってきたものか、路地の闇に溶け込むような、黒い頭巾を被った影を認めることができる)

    (小柄な影は少年/少女に対し、どこか気遣うような色を含んだ声をかけ……)


    酔っているのか?

    血に。あるいは狩りに

    (けれど同時に警戒も露わに、手にした長銃の銃口を、彼に/彼女に向けていた)

  • 27狩りに゙酔う群衆24/08/06(火) 20:38:21

    (かつて狩人の立てた炎の櫓。獣の死骸を燃料に、キャンプファイヤーめいて煌々と輝きを放つそれを前に、一部の市民たちが集まっている)

    驫?縺ョ譚ッ縺ォ鬟イ縺ソ迚ゥ繧呈コ?縺溘○!
      陦?繧! 陦?繧! 陦?繧!
    逵溽エ??豸イ菴薙′蝟峨r貎、縺
      魄ョ陦?繧呈懇縺偵h! 轤弱?萓帷黄繧!

    (炎を囲う彼らの瞳は暗く淀み、既に正気にないことは誰の目にも見て取れるだろう)
    (……放っておけば、次はナニを狩ろうとするか、わかったものではない)

  • 28肉屋のおやじ24/08/06(火) 20:52:58

    さて牧場狙いの痩せ犬狩りは終わったが…ありゃなんとも
    ま、その辺正すは牧師さんだなんだの仕事だろ
    【仕入れ先のトラブル解決を終え、”犬肉”をサンタクロースのような大きさの革袋に突っ込み背負って】

  • 29「銃を握る弱齢」24/08/06(火) 21:30:54

    >>26

    [『あなた』の目の前にいる子供らしき背丈の者は、フード、そして荒削りの陶器によく似た質感の仮面を被って顔を隠している。警戒心丸出し、いや何より恐怖した様子で、子供は『あなた』に銃を向けながら後ずさる。]

    「...来るな...来るなッッ!!お前だってあの変な...血であるかすらわからなさそうなのを身体に入れてるんだろう!?狂人がッッ!!!!」

  • 30道化師の女24/08/06(火) 21:32:30

    良い子の皆~♪飴ちゃんをプレゼントだ!
    【集まった子供達にペロペロキャンディーを配っている】

  • 31狩りに゙酔う群衆24/08/06(火) 21:33:48

    >>27

    譛医′髯ー縺」縺?

      譛医′谺?縺代◇?


    (不意に、櫓を中心に集まる群衆の頭上に影がかかった。炎の傍にあってなお暗がりに感じる気配を得て、何事かを小声に話し合った、その瞬間)



    hoooowl!!


    菴穂コ九□!?

      縺代b縺ョ縺?! 迯」縺檎樟繧後◇縺!

    迢ゥ繧!!

      陦?繧呈ウィ縺!!


    (炎の櫓を踏み潰し、乗合自動車を思わせる程の巨大なナニカが舞い降りた)

    【シーン終了】

  • 32黒頭巾24/08/06(火) 21:53:54

    >>29

    血を恐れよ……なるほど

    古い狩人の振る舞いか

    (子供の内にある恐怖……獣と狩人の血への恐れを正確に汲み取った様子の黒頭巾。けれどそこから思い至るのは、見るからに未熟な目の前の子供に即さぬどこかズレた結論で……)


    けれどその言動、狂したのならばこちらこそ狩らねばならない

    ひとつ、深呼吸でもしてはどうだ

    あるいは言葉も通じないようであれば……

    (発狂した狩人のごとく、銃を振りかざして喚く子供に、どこまでも黒頭巾の狩人は冷静に、親切に、けれど警戒を緩めずにと努めて接する)

    (血のようななにかを入れているとはなんのことだと一瞬迷うも、すぐさま狂人の戯言かと切り捨てながら)

  • 33肉屋のおやじ24/08/06(火) 21:57:22

    >>30

    神父さん程度かと思ったら、あんな姉ちゃんもガキらに食い物やってんのか

    そんな身を削る”善人”なんて珍獣みてえなもんかと思ってたが…存外いる所にゃいるもんなのか…?

    【肉屋の店頭で犬肉を解体して吊るしながら見て】

  • 34「銃を握る弱齢」24/08/06(火) 22:10:27

    >>32

    「...」

    [子供は、銃を下ろした。意思疎通を図るべく、というのは建前で、恐怖の対象に逆らえないことをただ愚かでない故知ったからだ。生の時間を30秒も過ごしていない子鹿のように脚を震わせながら、そして一定の距離、5m程度距離を離した。]

    [話し出す。]

    「つ、通じてる...!そこらの狂った奴等とは違うから!」

    [あなたの「或いは」の先に、きっと、今のところ穏便に済むはずと祈りを込めて答えが返された。]

  • 35道化師の女24/08/06(火) 22:20:21

    >>33

    ケラケラ♪

    子供は……だからね

    私は元気な子供さえいれば幸せなんだ♪

  • 36黒頭巾24/08/06(火) 22:22:46

    >>34

    ならば良かった

    それで、そうまで憔悴するまでに、何があった?

    (銃を降ろし、意思疎通の構えを見せた子供に、黒頭巾もまた銃口を下げる。けれど彼ないし彼女が己を警戒したままなのも理解して悪戯に距離を詰めるようなことはせず、路地の影に立ったまま声を掛ける)

  • 37肉屋のおやじ24/08/06(火) 22:26:33

    【解体と吊るしを終え、ふと古都の通りを見る

    恐怖に狂いかけてぶつぶつと呟くものがいる。壁にもたれかかり頭を抱えるものだいる

    …だがそれでも確かに、穏やかに笑い日常をおくる者や元気に走り回る子供達も又存在する】

    ま、これも狩人さんだの教会の人達だのお陰かね

    >>35

    …本気でいってるなこれ

    まあ俺にとっても後々の客、将来の飯の種っつー意味では大事だけどそこまではなあ…

    キャンディーもそりゃあるだろうが、そういう姉ちゃんだからガキ共も懐いてんのかね

    【呆れたような感心したような。イマイチ興味のない分野で明らかに凄い成果を出した人を見るような目で】

  • 38「銃を握る弱齢」24/08/06(火) 22:29:43

    >>36

    「...あんたに教えてどうするの。あの...あんな悍ましいものを入れる、『血の治療』なんて方便のものをどうせあんただって受け入れてるくせに...!」

    [ヒステリックに叫び、左手で『あなた』を指差しながら説明を拒絶する。]

  • 39肉屋のおやじ24/08/06(火) 22:33:02

    【ガサガサ、新聞を捲って】
    『血の治療』なあ。スッポンの血飲むようなもんなのかね
    【適当に読みながら料理の時間だ
    大鍋に水、犬肉と骨、それに塩と香草をひとつかみ…
    後はぐつぐつ煮込めば犬肉のスープの出来上がり】

  • 40黒頭巾24/08/06(火) 22:40:05

    血の医療……輸血のこと?
    あれはろくに調べもせずに他者の血を入れれば、拒絶反応が出るのも当然だと思うが
    (古都の外からやってきた、いわゆるモグリの狩人(職業的な意味で)な黒頭巾。子どもの言う血の医療の意味を正しく理解していないようで、どこか困ったように、困惑した様に眉をひそめる)

    (メタ∶医療行為としての輸血ってこの時期あるのか分かんない! 分かんないけどあるものとして言ってます)

  • 41「銃を握る弱齢」24/08/06(火) 22:58:04

    >>40

    「...はぇ?」

    [知らぬ、存ぜぬ。そんな雰囲気を感じたか。子供は首に傾斜を付けて、驚嘆。それを外に声として吐き捨てた。]

    [おっかなびっくり、問いただす。もしや『あなたは。]

    「...『血の医療』っ...て...しら、ない?知らないの?」

    [あなたに答えを求む。それが数分待つものであって、時間の短長は問題か?]

    [いや、問題ではない。]

    (メタ:僕もよくわからないので大丈夫だと思います)

  • 42道化師の女24/08/06(火) 23:10:51

    >>37

    「将来の飯の種」か…

    確かにそれは言えてるね♪

    【やがてキャンディーを配り終えると、スキップしながら夜の闇へと消えていった】

    それでは次回もお楽しみに♪

  • 43黒頭巾24/08/06(火) 23:12:03

    >>41

    輸血、のことではなさそうだ

    それなら古臭い迷信だけれど瀉血?

    いや……そもそも医療行為に血が結びつくのは昔からだろう

    (困惑したように眉をひそめたまま、子供の言う事を理解しようと努める。血の医療。名前の通りの医療行為ではないのだとすればと思索にふけり)


    ……なるほど

    血に狂った狩人の行い、あるいはその元凶か

    であれば、自覚する限りにわたしはそれと関わりはないよ

    (ようやく、彼女は正しい答えにたどり着いた)

  • 44肉屋のおやじ24/08/06(火) 23:17:49

    >>42

    【手を振り見送り、出来た大鍋のスープを売り出す】

    さあ食った食った勝ち肉のスープだ!早いもん勝ちあるだけだぜ!


    【カンカンとお玉を鍋に打ち付ける音、スープの肉と香草の香り

    ふらふらと器を持ちコインを握りしめた人々が引き寄せられて並んでいく】

    はい毎度毎度。…飯屋じゃなくて肉屋なんだが、存外馬鹿にならねえんだよなあこの稼ぎ

    ってあんた狩人だろ?こっちのスープじゃなくていい肉がある…血の医療代で余裕がない?あれの力が無きゃ戦えないから?

    …今の狩人ってのも世知辛えんだな。ほれ肉多めに入れとくから頑張りな

    今度はスープじゃなくて肉屋の方を宜しくだ

  • 45「銃を握る弱齢」24/08/06(火) 23:29:17

    >>43

    [未、受領者。人生において一度たりとも合わぬ、

    否。合わ「なかった」立場の人間。]

    [血に酔い、血に狂う群衆や狩人や、何より獣とは確実にならないあなたを、その主張を聞いたとき。]

    [銃を手放して石畳に落とす。ゆっくり、ゆっくり歩み寄る。これが、この出会いが夢でないと確かめ切るために、一、一と足を踏み込む。]

    [止まって固唾を飲む。]

    「...あなた、に、触りたい...あなたが狂ってないって確かめたい...お願い...お願い...」

    [声を絞り出して懇願する。声は涙ぐんで、今にも消え入りそうなほど小さい。]

  • 46一神教のシスター24/08/07(水) 21:03:41

    スヤァスヤァスヤァ……ハッ!
    い、いけない、眠ってしまいました!

    (戦うすべを持たない避難民の集まる一神教教会。終わらない獣狩りの夜に対し、それでも休息は必要であり、交代で不寝番を立てていたのだが……心身の疲労は彼らを確実に苛んで、当直であった教会のシスターは眠りから覚めると慌てて長椅子から立ち上がった)

    火は……良かった、消えていませんね
    ……外から異音もありません
    (幸いにして、彼女が眠りこけている間も窓辺に置かれた金の燭台はか細い炎を灯し続け、扉や窓を破られた様子もない。分厚い木製の扉に耳を当て、獣がここを襲っているような音もしないことを確かめて、護身用の警棒を手に、シスターは外の様子を確かめるべく扉を開いた)
    (その先は……)

  • 47一神教のシスター24/08/07(水) 21:04:35

    ひっ
    (扉の外、教会前の小さな広場を目の前にして、見張りのシスターはどうにか悲鳴を飲み込んだ)

    (そこに広がっていたのは、まさしく惨状、恐怖の世界。石畳は元の色がわからぬほど真紅の血色に染まり果て、かつて参拝者の目を楽しませた花壇は悪趣味な血肉臓物の展示場へと姿を変えていた)
    (人々の憩いの場であったベンチはひしゃげ、砕けて、剣が突き刺さり、前衛芸術の成り損ないとなり。そんな広場の、通りのあちこちに、獣や人の死骸が無数に転がっていた)
    (ある人間は胴を二つに切り分けられ、その近くには元は何の獣であったか、巨大な何かに踏み潰された毛皮の絨毯が広がっている。あるいは縦に両断され、はたまた首を撥ね飛ばされ、壁のシミと潰されて……)
    (人も獣も全て別なく、何者かに虐殺されたあとの犯行現場、あるいは屠殺場の如き惨状は……まだ甘い)

  • 48一神教のシスター24/08/07(水) 21:05:19

    Grrrrrrr...

     嗚呼、主よ、どうか我らをお救いください……

    (真にシスターが恐れたのは、そんな惨劇の犯人。あるいは屠殺場の処刑人)
    (悠々と広場の中央に丸まって眠る、乗合自動車を思わせる程に巨大な獣の姿だった)

  • 49黒頭巾24/08/07(水) 21:06:13

    >>45

    なるほど……古狩人などではなく

    血を恐れるただの子供か

    (陶器の仮面越しの声の震えに、獣狩りの夜に獲物を手放す未熟さに、とうとう彼女は子どもの正体に思い至る。ただの子供であるということ。そして、狩人を狂わす血の医療、その言葉を知り、恐れる立場にいること)


    期待しているところすまないが、わたしも狂わぬ保証はないよ

    獣を狩り、その血を浴びたことも一度や二度ではない

    (すなわちこの子は、すぐでなくとも潜在的に、自身の、狩人狩りの標的となり得るということを)

    (頭の中の冷酷な部分は、子供が狂人でない可能性を微塵も捨てずに。甘やかな部分は、己が狂人であったなら彼/彼女の期待を裏切るとして)

    (これまで只人として狩人の生業に身をやつしてきた通り、突き放すような言葉を口にして、武器を手放した子どもの脇を抜け、立ち去ろうとする。その間際)


    卿が狂していないというなら、一神教の教会を訪ねると良い

    あれは産業革命とともに、この都の外から来た人々だ

    (願いを叶えるように、すれ違いざまにぽんと頭を撫でて。血を恐れる子に同胞の存在を伝えながら、黒頭巾の狩人は古都の闇に姿を消していった)

  • 50肉屋のおやじ24/08/07(水) 21:27:00

    >>47

    うお…ッ…!

    【大きなズタ袋を背負い大鉈を持った巨漢は惨劇の光景に一瞬驚きの声を上げかけ

    しかしぐっと抑え囁くような小声に抑えて】


    …だがあの教会は…無事みてえだな?

    腕っこきの狩人来呼びに行かねえと…それまで刺激しないようにして

    【”肉集め”は中断だ。急いで戻り狩人が情報を集めるような酒場だ焚火だに情報を回す

    狩人達はこの事を知ることが出来るだろう】

  • 51「銃を握る弱齢」24/08/07(水) 22:10:46

    >>49

    「...」

    [古狩人ではない。それに、頷いて同意する。握手の形でまともな人間の人肌を感じたい欲望とともに手を引っ込めて、半歩後ろに下がる。]

    [行く先を示してくれたことに、礼を言おうと思った時。あなたはもういなくなっていた。「ありがとう」の一文字も伝えることはできなかった。]

    [銃を握って歩き出す。一神教の教会に向けて。

    いずれ街を出るのだとしても、今はどこかに救いを求めたかった。]

  • 52聯盟員、パストラレ24/08/07(水) 22:45:21

    >>48

    大丈夫ですk…大丈夫ではなさそうですね

    【何人かの聯盟の狩人に声をかけて連れてきた】

  • 53灰の獣24/08/07(水) 23:17:28

    Grrr Grrrrr...

    (誰かに誘われたか、あるいは血と獣の気配に気が付いたか。教会を訪れた狩人達の目に飛び込んでくるのは巨大な獣の姿だ)
    (燃え尽きた灰のようなグレーの毛皮はふさふさと生え揃い、前足の間で目をつむる頭部は犬か狼そのもの……いや、顔貌に限らずその姿形のすべては、乗合自動車──今更ながらバスのことだ──もかくやという巨大さを除けば、灰の毛並みの狼そのものである)


    ピクリ

    (狩人達が広場に足を踏み入れたから、というわけではないのだろうが。不意に大狼の耳が小さく震え、俊敏に音もなくその巨体を起こし、立ち上がった)

  • 54灰の獣24/08/07(水) 23:26:18

      ガアアアアンッ!

    (広場の大狼がその巨躯を起こすのとほぼ同時に、その場にいる全員の耳に突き刺さるように、獣の咆哮が響き渡る。狼のもの、ではない。その大口は咆哮の瞬間、未だ閉じたままでいて)

      グルルル、ガヴッ!!
    ひぃっ、しゅ、主よ、どうか、どうか我らに御身の愛を……!

    (直後に、路地の闇から一匹の獣が飛び出してきた。一部にジンロウモドキと呼ばれる飢えた獣は、わずかに開いた教会の扉、その前に座り込むシスターに向けて一直線に牙を剥いて)

  • 55灰の獣24/08/07(水) 23:40:35

      グ、ガ・・・?
    Woh

    (翻るは、銀の一閃。ジンロウモドキの爪牙が人を傷付けるより早く、その胴は上下に分断されて絶命した)
    (その直前に狩人達は確かに見た)
    (地面に突き立てられた大剣を、その柄を咥えて器用に引き抜き、刃を振るう灰色の大狼の姿を)

  • 56一神教のシスター24/08/07(水) 23:42:07

    たす、か……? フッ
     w woh...

    (自らに襲いかかってきた恐ろしい獣と、それが目の前で死に絶える姿を目にして、眠りから覚めたばかりのはずのシスターは、実に数分ぶりに意識を手放した)
    (……そんな彼女を前にして、捕食するどころか襲いかかるような様子すら見せない大狼は、どこか困ったように吐息を漏らすと、大剣を咥えたまま教会の屋根を跳び越えて、古都の何処かへと去っていった)

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/07(水) 23:51:18

    このレスは削除されています

  • 58聯盟員、パストラレ24/08/08(木) 00:28:20

    >>55

    ……ふむ、獣を襲う獣とは

オススメ

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