- 1二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:38:08
- 2二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:39:19
再建て乙!
アツコにオギャるとなんか背徳感 - 3二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:40:47
たておつ
- 4二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:41:59
立て乙
伝説になった気分はどうだ? - 5二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:42:13
後できれば本スレの方にこのスレのリンク貼るとかもお控えして頂けると幸いです
理由は察していただけると助かります - 6二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:43:10
- 7二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:48:59
単発SSはこっちに持ってきてもいいんでは?
- 8二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:49:23
- 9二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:50:15
ユスティナの血筋とか?
- 10二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:51:29
それはパンやアツコ
- 11824/08/09(金) 00:52:21
ロイヤルブラッドだ、ごめんアツコ
- 12二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 00:53:02
でもロイヤルブラッドの作ったロイヤルブレッドは食いたいよ俺
- 13二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:00:28
とりあえずアツコ、責任は取るから左手薬指に通す指輪のサイズ教えて
- 14二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:12:18
ロイヤル・ブラッドのアツコが、その華奢な手で捏ねて作ったロイヤルブレッド食べたい
- 15二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:14:27
離乳食ロイヤルブレッド概念?
- 16アツコ推し24/08/09(金) 01:21:20
- 17二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:22:19
- 18二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:23:11
アツコ推し兄貴も来てる
- 19二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:36:19
とりあえず前スレの感じからしてサオリもママになるのでいいのか?アツコに見守られながら先サオ(意味深)する二人を語ってもいいのか!?サオリの大きくなったお腹に目を輝かせて耳を当てるアズサ概念も語ってもいいのか!!??
- 20二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:36:44
サクラコ様属性ベアトリーチェのスレであったな……ロイヤルブレッドを作るアツコ……
- 21二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 01:52:21
いいぞ、存分に語れ...
- 22二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 10:14:55
姫は思い立ったらほんと手が早いもんな……
2人の情事に出くわして慌てて逃げるように去ろうとするサオリの手を取ってそのまま3Pぐらいする - 23二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 10:17:51
秤アツコは私の母になってくれるかもしれなかった女性なんだ!!
こんなことは想定していない!! - 24二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 10:24:46
目撃してしまったサオリが自分も先生が好きだった事に気づいてショックで泣くの想像しやすいし幸せになってくれって言ってからその場から逃げようとするのも想像しやすい…そしてそんなサオリを捕まえて一緒に家族になろう?ってしてくるアツコも想像しやすい…二人とも幸せになれるし良い概念ですね
先生は腹括って二人を幸せにしてくれ - 25二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 10:28:11
学術名アリウスツヨツヨプリンセス
一度決めると多少強引な手段を用いても目的を達成しようとするぞ! - 26二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 14:43:19
その裏でホシノに連れていかれそうなヒヨリと、プラモ作ってて何にも気づけないミサキ…被害者が一人だけいるな?
- 27二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 14:48:55
- 28二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 18:03:09
- 29二次元好きの匿名さん24/08/09(金) 18:04:53
アツコに「先生も家族になるんだよ?」って言われながら気絶させられたら興奮せざるを得ないと思うんですよ
- 30二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 02:38:24
"アツコ……ママになって……"
最初は欲望に満ちた冗談のつもりだった。
私を困惑させたあの発言に対する反撃のつもりで、アツコに甘えてみたくて、アツコの笑顔が見たくて。
けれどさっきまでの出来事は、そんな想定を遥かに超えていた。
廃墟にあるボロボロで狭くて互いの体液でシミだらけになったベッドの上、私とアツコはどちらも一糸まとわぬ姿のまま抱き合い横になっていた。
「先生。私、うれしかったよ」
「先生とシたこともそうだけど、私と家族になりたいって。ううん、私にママになってほしいって」
"アツコ、あのね――"
「ごめんね、先生。先生が望んでいたのはこんなことじゃないんだよね?」
そう言いながら、アツコは私の胸に顔をうずめてきた。
"アツコ?"
「ずっと先生が欲しかった。みんなの先生だって頭の中ではわかっていたのに、独り占めしたくて」
「最後のチャンスかもしれないと思ったから、わからないフリまでしちゃった」
「だけど……これからは家族だから、いつまでも一緒に居られる。それでしょ……パパ」
わがままな子どものような言葉選び。それなのに声色は怯えているような、縋りつくようなそれだった。
彼女なりに精一杯の勇気を振り絞ったのだろう。背中に回されたアツコの腕の力がしがみつくように強くなっているのも、きっとその表れだ。
そうでなければアツコの身も心も、彼女の持ち得る全てを捧げるとは思えなかった。
……ならば、大人として責任を取ろう。
"アツコが望んでくれるなら、いつまでもそばに居るよ"
"むしろそばに居てほしいのは私のほうなのかもね。この幸福感を手放したくないんだ"
アツコと目と目を合わせて、今一番伝えたい言葉を口にした。
"アツコ、好きだよ。私と家族になってほしい"
「先生……ありがとう。大好き」
何度目か思い出せないほどに交わした口づけは、相変わらず甘かった。 - 31二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 02:38:56
生まれて初めてSS書いたけど…30行って難しいね
- 32二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 02:42:59
感謝を...
- 33二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 11:51:29
- 34二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 11:53:10
- 35二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 20:11:28
サオリがアツコに捕まるまでの文面思い浮かんだけど、コミケ行くために早寝するから誰かに任せる
- 36アツコ推し24/08/10(土) 21:35:33
- 37二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 08:14:25
サオリはどんなママになってくれるんだろう...
- 38二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 17:27:26
- 39二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:52:07
- 40二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 23:14:49
今度はユメ先輩(?)を連れ帰ろうとするホシノにスレを乗っ取られかけとる…
- 41二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 10:13:49
- 42アツコ推し24/08/12(月) 13:20:09
良い…壁になって眺めていたい…
- 43二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 22:38:25
- 44二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 02:06:44
「練習はしてきたから……」
"あ、アツコ!?"
「先生の全部、私にちょうだい?」
偶然のことだった。深夜から早朝にかけてのバイトが終わり、今日のねぐらを探そうと近くの廃墟に足を運んだとき、廃墟の一室から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
声が漏れている部屋をつきとめた私は、弾痕が作り出した覗き穴を利用して中の様子を見ることにした。
やはりそこには姫……いや、アツコと先生がいる。
私にとって大切な存在と、私を大事にしてくれる存在。その二人が部屋の中で息を荒らげながら、何かをしていた。
仰向けになった先生の上に跨ったアツコが腰をぶつけあっていて……いや、おかしい。何故二人とも服を着ていない?何故お互いに苦しそうな声を出しながら何かを耐えるような表情をしている?
理解が追い付かない私を置き去りにするかのように二人の声はさらに荒くなっていき、アツコが見たこともない表情をしながら声にならない悲鳴を上げた。
二人とも息絶え絶えになりながら、アツコは先生にしなだれかかっていた。
「……これで、パパだね」
さっきまでと打って変わって、微笑みを浮かべたアツコが腰を浮かせると、アツコの股間から白い液体のようなものが何かを伝って先生の腹部に零れた。
跨っていたアツコが先生の上から降りると、どうやら液体が伝っていた何かは、先生の股間にあるものだったことがわかった。
アレは、何だ?そしてアツコはどうして幸せそうな顔をしている?
そんなことを考えていた次の瞬間だった。
先生は起き上がると同時、アツコをベッドに押し倒すと、そのまま覆いかぶさっていた。
"今度は私が動くから、力を抜いて……"
「せん、せ?……うん、全部って言ったもんね」
「お願い、私の中に全部出して?」
短い会話の後、先生の股間にあるソレを……アツコへと差し込んでいた。 - 45二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 02:07:05
「せん、せ……!」
"アツコ、アツコ!"
今になってわかった。アツコと先生は腰をぶつけあっていたのではない。先生にある何かを、アツコに差し込み、それを出し入れしていたのだ。
私の股間にもある割れ目。定期的に血が出るだけのその部位の用途などついぞ知らなかったが、そういう役割があるのだと、目の前の光景が示していた。
……何も知らなかったはずなのに、私の指先が、タイツ越しに私にもあるその部分をなぞるように触っていた。
何故だ?何故私はこんなことをしている?そして、私はどうして『興奮』している?
先生とアツコの行為を見ながら、無意識のうちに指先を下着の中へ、無防備なそこに入れてしまっていた。
「っ!!?」
アツコが上げていた声にならない悲鳴の正体を、身をもって理解した。
落ち着いて考えをまとめたいという意思に反して、私はタイツも下着も下ろした状態で、指を中で動かしてしまう。
奥歯を噛みしめて、どうにか声を出さないように抗う。それでも指は止められず、私は私をいじめていた。
部屋から再び聞こえてくる荒い息遣い。それと同時に私もさっきまでとは別の何かを感じ始めてしまう。
覚えのない、ふわっとした感覚。
「ぁ、あぁっ!?」
腰が抜けて倒れ込んでしまった私は、さっきまでなかったはずの水たまりの上に尻もちをついた。
どうして水たまりが突然できたのか、何の液体なのか。それを気にする間もなく中の様子を確認すると、行為をつづけながら今度は二人は唇を重ねていた。
唇を重ねることの意味だけは、いつかどこかで見て、覚えがあった。
『愛し合う二人がすること』
となると部屋の中で行われている行為も、愛し合う二人がする何かなのだろうか?
私は私の中に入ったままだった指をようやく引き抜き、考えをまとめ始めた。
部屋の中でアツコと先生がしている行為と、私が私の意志に反して実行した行為。
愛する二人がしていることと、私が一人だけでしたこと。
私は虚しさを感じていた。
そしてその虚しさは、苛立ちへと変わっていた。 - 46二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 02:07:17
大切なアツコが愛する人を得たこと、大事にしてくれる先生が愛する人を得たこと。
そのどちらも喜ばしいことのはずなのに、どうして私の中には黒い感情が芽生えている?
少し考えて、その感情の矛先がアツコにも向いてしまっていることに気づいてしまい、吐き気を覚えた。
何故だ?
アツコが愛する人を得たのならばそれでいいはず。
先生が私からアツコを奪うわけでもなければ、"彼女"のようなことをするはずもない。こんな私を大事にする先生なのだから。
それなのに、この嫉妬心はなんだ?
アツコ、先生、嫉妬、奪う……奪われる?頭の中で色々な考えが渦巻いて、一つの答えにたどり着いた。
私は……先生に、愛されたかったのか。
ようやく気づいたこの気持ち。しかしどうにもならないのだと思うと、膝を抱えて泣くことしかできなかった。
最後に泣いたのは、アツコを助けた日のことだったか。アツコに関わることでまた泣くとは何という皮肉だろうか。
"アツコ、好きだよ。私と家族になってほしい"
「先生……ありがとう。大好き」
ようやく意識を取り戻した時に聞こえてきた言葉は、愛を誓い合う二人の祝福の言葉。
そして、私に対する無慈悲な呪いの言葉。幸せを手にした二人と、置き去りにされた私。
どうすべきかわからないまま、その場を去ろうとしたその時だった。
「ねぇ、そこにいるんでしょ?サッちゃん」
いつからか気づいていたアツコに呼び止められてしまい、どうすることもできずにドアを開けて部屋に入ると、ベッドの上に横たわる二人が居た。
「先生、お願いがあるの」
「サッちゃんも家族に、ママにしてあげて?」
「先生を独り占めしたいのは確かだけど、サッちゃんとミサキとヒヨリ、みんなと家族で居たいから」
「だから、お願い。まだできるでしょ?」
言葉の意味を理解できなかった。だが……
「……先生」
"サオリ、どうして泣いているの?"
私は服を脱ぎながら一歩ずつ先生に迫り、そのまま抱きついた。
私が覚えているのはここまで。だが私と先生、そして私とアツコの関係がさらに深まる何かがあったことだけは事実だ。 - 47二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 02:08:33
- 48二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 05:31:59
圧倒的感謝...!
- 49二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 13:15:12
- 50二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 16:25:25
- 51二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:37:37
- 52二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 09:34:18
- 53二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:55:51
- 54二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:57:56
- 55二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 01:20:24
私と先生が家族に……ううん、私たちと先生が家族になってから少し後のこと。先生はシャーレ居住区に私たちの居場所を作ってくれた。
天候に左右されない清潔で暖かな寝床に、飢えも栄養失調とも無縁の食事、自分のやりたいことに集中できる環境。
今までとはまるで違う、ヒヨリが読んでいた本の中のような生活が始まった。
先生は"家族を養うのは当然だから"と言っていたけど、私たち4人はできることで先生に対価を支払うことを決めていた。
戦闘が絡むシャーレの業務のお手伝い、主にアビドスへの支援物資の輸送、先生からお願いされたプラモデルの制作代行……って言ってたっけ。
とにかく誰かに強制されるわけでもない、自分たちの意志で対価を支払いつつ、日々を過ごしている。
そんな私といえば……
「今日もおつかれさま、先生」
"うん、量が多くて大変だったけど、何とか終わったよ"
シャーレのオフィス、今日の業務を終えた先生は立ち上がりながら体を伸ばしていた。
今、この部屋にいるのは私たち二人だけ。……それなら。
「ね、先生」
私はソファに座りながら、膝の辺りをポンポンと叩いてみせる。先生は頷くと隣に座って横になり、私の膝に頭を乗せてきた。
「よしよし、先生は偉いね」
"うん、うん……"
先生の頭を撫でる。一定の方向にゆっくり、ゆっくりと、手のひらを滑らせる。
「ふふっ、どう……かな?」
"気持ちいいよ、アツコ……"
私だけが知っている、本当は甘えん坊な先生。その様子が可愛くて、ひたすらに撫で続ける。
私が選んだ対価は、先生が甘えられる相手になること。前に、わからないフリもしちゃったからね。
とはいえ自分がしたいことをしているようなものだから、対価と呼んでいいのかはわからないけど。
それに……
"アツコ、今日は何が食べたい?"
「それなら、オムライスがいいな」
"オムライスだね。お店、空いてるといいけど──"
「あのね、先生が作ってくれるオムライスが食べたい」
"そっか、まあ頑張ってみるよ"
甘えているのは、私も同じだから。 - 56二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 01:21:31
先生が作ってくれたご飯を5人で囲んで食べて、寝る前にすることもちゃんと済ませて。
"それじゃ、みんなおやすみ"
そう言いながら私たちが使う部屋の入口から背を向けて離れようとする先生の右腕を、私は3回叩いた。
「おやすみなさい、先生」
"……うん、明日もよろしくね"
先生は振り向くこともなく、親指だけを曲げた右手を振ってその場を後にした。
……私は今、シャーレの居住区にある先生の寝室のドアの前に立っている。
時刻は深夜0時。鍵が開く音を聞いた私は、誰に見られているわけでもないのに、素早く部屋の中に入った。
「お待たせ、先生」
"いらっしゃい。で、いいのかな"
先生が鍵をかけている間に、私は何十歩か行った先にあるベッドに腰かける。
"隠しているつもりかもしれないけど、もうみんなわかっていると思うよ"
「夫婦の営みには合図があるんでしょ?それなら、挨拶みたいなものだよね」
"まあ、そういうものなのかもね"
隣に座って苦笑する先生。そんな先生に私はのしかかって、二人でベッドに倒れ込んだ。
「それじゃ、今日もよろしくね。パパ?」
指と指を絡め合い、キスをして……今日も長い夜が始まる。
目を覚ますと、先生は私を抱き寄せたまま寝息を立てていた。
今回も、やっぱり激しかった。でもそれを望んだのは私で、先生はそれを叶えてくれただけ。
先生が何度も私の中に注ぎ込んでくれたお腹をさすりながら、思い返してみる。
今までどれだけ願っても、どれだけ憧れたとしても手に入るものなど何もない日々だった。
だけど先生が私の家族になってくれたあの日から、願いは叶う一方だった。願えば願うだけ叶っていって、恐ろしいくらいだった。
そんな今、一番欲しいものは、叶えたい願いは……先生との赤ちゃん。
どれだけ時間が掛かるのかも、方法が合っているのかもわからないけれど。
……もしかすると、ただ快楽に溺れたくて口実にしているだけかもしれないけれど。
だけど、それでもいいよね。
貴方が選んだお姫様(プリンセス)は、本当は誰よりも『甘えん坊』で『わがまま』だから。
一方的なおやすみのキスは、やっぱり甘かった。 - 57二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 01:21:48
- 58二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:40:10
おつ
- 59二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:53:51
おつおつ
- 60二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:48:22
- 61二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 01:22:06
- 62二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 01:50:29
ええもん魅せてもろたわ
- 63二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 12:07:09
- 64二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:37:05
おつです
- 65二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 01:27:21
サンクス
- 66二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 11:50:45
- 67二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:14:11
幾らでも書いてくれ
- 68二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 09:18:33
- 69二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 18:28:38
アツコを、アリスクを全力で甘やかそうとする勢力の一人であってそれ以上じゃないから、オギャる方面の文章は専門家に任せた
- 70二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:58:06
しれっとミサキがプラモ作ってる…
- 71二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 10:43:12
ほんとだ…
- 72二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 19:12:47
アビドスに行くときにヒヨリも一緒にいるかどうか、それが問題だ
- 73二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:56:51
ほす
- 74二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 10:23:20
このレスは削除されています
- 75二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 20:25:07
- 76二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 03:30:32
今日の出張しての業務を終えて、ようやくシャーレのオフィスのあるビルのエントランスにたどり着いた。
急いでやらないといけないような仕事もない以上、本来オフィスに寄る必要はなかった。
それでも行かなければならなかった。アツコが、あの部屋で私を待ってくれているのだから。
"ただいま。お待たせ、アツコ……?"
ドアを開けて照明が点いたままの部屋の中に入ると、出迎えてくれるアツコが……いない。
ガラス張りのドアなのだから、外から見てわかることではあるのだけれど。
部屋の中を見回して、アツコを探す。
どこにいるのか考えて……死角から忍び寄ってきていたアツコを捕まえて、そのまま抱え上げた。
「よくわかったね、先生」
"わかるよ。アツコのことなら尚更、ね"
「そっか、そうだよね。うん……」
抱え上げたアツコが肩を叩いてきたので、そのまま下すと、今度はアツコが正面から抱きついてきた。
「おかえり、先生」
"うん、ただいま"
そう言いながら、私もアツコを抱き返した。
私たち二人の挨拶は、いつの日からか言葉と抱擁を同時に行うものに変わっていた。 - 77二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 03:31:14
"みんな、立派に育ったね"
「うん、先生が教えてくれたからね」
シャーレ居住区のテラスに設置されたベンチに二人で座りながら見つめる先にあるのは、花壇いっぱいに咲いた花。
食事の時間にはまだ早いからと、アツコと一緒にシャーレ居住区にある花壇の前に来ていた。
菜園は結構前から作っていたけれど、花壇が完成したのは少し前のこと。私はこの花壇を使ってアツコと花の育て方を学び、今では綺麗な花でいっぱいの花壇になっていた。
「先生と一緒に育てた子たち……それなら、私たちの子って言ってもいいよね」
からかうような声でそんなことを言いながら、隣に座るアツコが肩に頭を乗せてくる。
"まあ、ある意味間違ってはないけどね"
随分とおかしな返答をしながら、もう片方の腕を伸ばしてアツコの頭の撫でてみる。
「あ……ふふっ」
撫でられて気持ちよさそうなアツコの横顔は、とても可愛らしかった。
その顔をまだ見ていたくて、そのまま撫で続けていたのだが……
私の、正直者のお腹が鳴ってしまった。
「続きは、ご飯の後にしよっか。先生」
"そうだね……"
雰囲気が台無しになったところで、食事の準備のために屋内へと戻った。
アリウススクワッドのみんなで囲む食卓も、今ではすっかり見慣れた幸せな光景の一つになっていた。
ただ、今日はアツコ以外のみんなはそれぞれ用事があるようで、食事を終えるとすぐに退散してしまい、再び二人きりになっていた。
アツコに手を引かれてやってきた花壇の前のベンチ。誘導に従ってベンチに座ると、やはりアツコは肩に頭を乗せてきた。
「ね、続き。しよ?」
"お望みのままに、なんてね"
何故かそうしなければならないという気になり、さっきと同じように頭を撫でてみると、アツコは相変わらず気持ちよさそうにしていた。 - 78二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 03:31:30
しばらく撫で続けて、摩天楼の明かりがさらに輝いた頃。
"ねえ、アツコ──「ねぇ先生?」あ、うん"
「ん?先生も何か話したかった?」
"いや、先にアツコの話から聞かせてほしいかな"
話を切り出そうとした矢先、見事に出鼻をくじかれてしまったが、先にアツコの話を聞いてからでも遅くはないはずだ。
「それなら、お言葉に甘えて」
姿勢を正したアツコを見て、思わず背筋を伸ばして相対してしまう。
「先生、目を瞑ってもらっていいかな?」
アツコの言葉に頷いて、目を瞑る。
何をするつもりなのか。視覚以外の感覚を研ぎ澄ましていると、胸元に何かが当たるのを感じた。
「よし、もう目を開けていいよ」
恐る恐る目を開けて、胸元に注目すると……そこには青いバラのネックレスが掛けられていた。
"アツコ、これは?"
「私からの気持ち、かな」
神妙な面立ちのアツコの言葉に思わず息を呑み、次の言葉を待つ。
「先生と家族になって、生活も変わって、幸福な毎日が続いて」
「何か先生に返したいなと思って……ううん、先生が私のものだってことを証明する何かが欲しくて」
「いろいろ考えて、ネックレスにしたの」
私の左手をアツコは両手で包み込んで、目を覗き込みながら言葉を続けた。
「先生。この気持ちを受け取って……ほしい」
感謝の気持ちと、独占欲。その二つが入り混じったアツコからの贈り物。
それなら……空いている右手でネックレスに触れながら、口を開く。
"もちろん、全部受け止めるよ。ネックレス、ありがとうね"
「よかった、うれしい……」
アツコは目に涙を浮かべたまま、両手で包んでいた私の左手に頬擦りをしていた。 - 79二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 03:32:29
"ねえ、アツコ"
"次は、私の話を聞いてもらってもいいかな"
アツコが落ち着いた頃に、何とか声をかけてみる。
「うん、先生も話があるんだよね。それなら今度は私が話を聞く番、だよね」
指で涙をぬぐったアツコは、こちらを見つめて話を聞く体制をとっていた。
"君にこれを"
ポケットから取り出した箱を、アツコの目の前で開けて見せた。
「っ!先生、これって」
"今日の帰り道に買ってきたんだ"
"本当は指輪にしようと思ったんだけど、それは二人で一緒に選ぼうかなって"
"それでネックレスにしたんだけど……"
箱の中身は、アツコが贈ってくれた青いバラのネックレスとまったく同じ物。
"アツコが気に入ってくれそうなものを選んだつもりだったんだけど、こうなるなんて"
違いがあるとすれば、精々製造番号くらいのものだろうか。
"気になるなら、別のものを買いに行くけど"
「ううん、うれしい……これがいいな」
そう言い終えると、アツコは背中を向けた。
「先生。そのネックレス、つけてくれる?」
"うん、いいよ"
さっきアツコがしてくれたみたいに、今度はネックレスをつけてあげた。
お互いの胸元で光る、青いバラのネックレス。
「お揃い、だね」
"そうだね"
「指輪、今度一緒に見に行こうね」
そんな言葉を口にしたアツコの笑顔は、何よりも眩しかった。 - 80二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 03:36:08
- 81二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 12:31:56
- 82二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 22:40:23
- 83二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 08:55:34
- 84二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:06:09
- 85二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 22:18:47
最初は指輪のサイズ云々を使いたかったんだけど、書いてるうちに「ここの 先生orアツコ がそんなことするわけねえだろ!」って感じで解釈違いが4回起きた末にできあがったのが77-79。難しいね