ミレニアムモブの日常(最終章に見せかけた前日譚)14

  • 1クイーン◆PpuNVmvyfA24/08/10(土) 22:08:23

    『私達はクイーンって名乗ってる、まぁとある星からの開拓者なんだよね。

    いい感じに水がたくさんある星のキヴォトスって場所を見つけてさ、それでまぁこっそり探査用のロボット送ったりちょいと間引こうとしたら馬鹿みたいに硬いわ同業者っぽいのに見つかるわでもう散々!なんか原住民と同じ姿と組成してる同業者に聞いてみたらなにやらルーツはこの星じゃなくてもキヴォトスで生まれ育ったから抵抗するってさ。生意気だよね、一体で開拓船二隻に抗おうなんて。なーんて思ってんだけど捕まえた矢先に抜け出されてそこそこの命と実験体が失われたついでに兵器までパクられちゃった。流石に核ぼんがぼんが打ち込まれたら堪らないから私達も段階を移行する頃合い。すこーし気候をなんやかんやして我々の得意な水を増やすことに成功した私達は同業者、個体名【甘坂エイリ】にそのことを通達する。これからは第二ゲーム、開拓団も尻に砂がついた気になったかもね?』


    前スレ

    ミレニアムモブの日常(本人不在)13|あにまん掲示板我々の……正確には我々が今動かしている身体の持ち主の名は甘坂エイリ。我々はALIEN、異邦者であり狩人。そして既に滅びた種だ。甘坂エイリは我々を祖とする新種であり、またキヴォトスと呼ばれるこの場所にお…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:09:45

    たておつ

  • 3◆PpuNVmvyfA24/08/10(土) 22:11:56

    使われないステータス

    強さ(90以上で最上位勢)dice1d100=30 (30)+新武装25+自己訓練3=58

    成績(100で全知級)dice1d100=87 (87)

    神秘(100でホシノ級)dice1d100=51 (51)

    事務能力(100でユウカ級)dice1d100=98 (98)

    開発力(100でウタハ級)dice1d100=28 (28)

    学年 dice1d3=1 (1) 年生

    リオとの友好度dice1d100=57

    ユウカとの友好度dice1d100=91

    ノアとの友好度dice1d100=104

    コユキとの友好度dice1d100=67 +5 =72

    身長130+dice1d50=3 (3) cm

    髪の長さ(100でもういるアリス)dice1d100=69 (69)

    胸dice1d5=2 (2)2.コユキ

    腹dice1d4=1 (1)1.がりがり

    尻dice1d5=3 (3)3.割とある

    使用武器:最近出番のないMG M61A2バルカン「ウルカヌスさん」(正式名称ウルカヌスの焔)+可変装甲アーマー「ウルカヌス・ジェフティ」(ゼロシフト無双中)

    格ゲー力dice1d100=81 (81)

    KSG耐性dice1d100=83 (83)

    料理力dice1d100=21 (21)最低保証30

    エイム力 dice1d100=58 (58)-30=28

    趣味 読書(少女漫画)

    むつかしい政治の話し理解度dice1d100=92 (92) +30

    内なる神秘?ALIEN(異邦者)・Hunter(狩人)

    融合カウンター19+dice1d81=64 (64)

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:13:09

    ほしゅ

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:26:53

    立て乙です

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:36:26

    融合率のダイス逆かな?
    前回が81だったけど

  • 7◆PpuNVmvyfA24/08/10(土) 22:41:35

    >>6

    (露骨に大変だったからガッツリ上がるかなと思って振りました)

    (上がりすぎました)

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 22:46:34

    たておつ
    どうなるかねエイリちゃん

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 23:38:09

    たておつです

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:00:14

    最終的に今融合率どんなもん?
    オーバーフローして100超えたん?

  • 11甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/11(日) 00:10:55

    セルフ保守ネタ

    クイーンによる大雨


    アビドス

    大雨洪水


    D.U.dice1d4=2 (2)

    ミレニアムdice1d4=2 (2)

    トリニティdice1d4=3 (3)

    ゲヘナdice1d4=1 (1)

    その他色々dice1d4=4 (4)

    1.快晴

    2.曇り

    3.雨

    4.大雨

  • 12◆PpuNVmvyfA24/08/11(日) 00:15:16

    (多分1番大変なことになってるのがアビドス、続いてオデュッセイアなのかもしれない)

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 03:33:31

    ゲヘナが快晴なのは…今日は快晴ちゃんがナニカしているのかも知れない…

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 04:47:21

    安価スレで続投なのね

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:52:26

    おつ

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 21:14:43

    保守

  • 17甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/11(日) 23:17:28

    アビドスはあれから太陽というものを失いました。
    というのはやや誇張した表現ですがあの日からアビドスがずっと曇りまたは雨となっていました。
    たまに起こる砂嵐によって雨雲は一時的に散らされるもののすぐに戻ってきます、これが普通の雲ではないことは誰の目にも明らかでした。

    ホシノ「うへぇ〜……おじさん湿気っちゃうよ〜」
    セリカ「ほんと、ホシノ先輩じゃないけど暑くて嫌になるわ、いつもとは違う暑さだし」
    シロコ「ん……雨だとサイクリングもできない」
    アヤネ「アビドス以外でもあっちこっちで謎の大雨が起きてるみたいです。先生も対応に追われててんてこまいで」
    コユキ「あーひまーですねー」

    全員で部室で集まってぐだぐだしているわけですが……わたしはいまいち気が気でありませんでした。
    クイーンによる宣戦布告、各地で起こっている大雨…明らかに手を回しているのに動けない自分に歯噛みせざるを得ませんでした。

  • 18甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/12(月) 00:10:26

    1人またはコユキちゃんと2人で出歩けないわたしは事実上アビドスに囚われたまま。

    何か起きていないか、モモトークで都度連絡を取るしかできませんでした。


    『アビドスでは連日雨、洪水でろくにバイトもできません』

    ウタハ『ミレニアムは曇りだね』

    『"トリニティで雨が降ってるけど、D.U.から遠い地区だと大雨が起きていてみんな大変みたいだ"』

    ネル『チビ、お前またなんかやらかしたんだろ?なんか言ってなかったのか?』

    『クイーンは、水を統べる種族であり何かしら絡んでるとは』

    ウタハ『三大校じゃない中小校から侵略するつもりなのかな?』

    ネル『こういう調査に強いのがチビのジェフティなのによ』

    『流石に3回目抜け出すわけにはいきませんしコユキちゃんと誰か1人を連れて行くわけにも……』

    ネル『アタシが付き添えばいいんじゃねぇの?』

    ウタハ『君もどちらかと言えば多忙だろうネル』

    『"私の方でも色々手伝いながら調べてはみてみるよ"』


    皆さんなかなか進展はないようで後手後手の対応を強いられているようです。

    わたしも同様ですが……今更クイーンからわたしに直接アクションはしてこないでしょう。どうしたものか……

    dice1d4=4 (4)

    1.先生当番

    2.雨中に立つ影の噂

    3.機械人形の噂

    4.知ってるやつ2

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 00:23:26

    エイリを行かせないと話にならない…って言ってもホシノたちは断固拒否するだろうし

  • 20甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/12(月) 01:03:26

    繧ッ繧、繝シ繝ウ『縺薙s縺ォ縺。縺ッ』

    『!?』

    ウタハ『なんだ、ハッキングか?』

    ネル『ヴェリタスの奴らがまたなんかしたのか?』

    繧ッ繧、繝シ繝ウ『縺ゅ?∝ー代@蠕?■縺ェ縺輔>』


    突然現れた謎の文字、見覚えがあります。クイーンの船で使われていた……

    それを指摘する前に謎の文字が編集され、みんなが読める文字になりました。


    クイーン『この星の言語はこれでよかった?』

    ネル『クイーン、だと!?』

    ウタハ『ハッキング技術まであったのか……!』

    『口調からして、わたしが何度もあったやつではないです』

    『"何か、用があるのかな?"』

    クイーン『私達に対抗しようとしているのはあなたたちね?第二開拓船は、その対抗を支援します』

    ネル『は?』

    え?


    思わず、声が出ました。

    全員に一斉に見られ、何をしているのかを詰められて仕方なくスマホを見せることになりました。

    一旦説明は置いておいてクイーンの話を聞くことをお願いしてスマホを囲んでみることになりました。


    Chapter11-2

    つづく

  • 21甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/12(月) 01:03:55

    (エイリが動けないから周りから動くしかないかなしみ)

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 10:16:39

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 21:37:44

    保守

  • 24甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/12(月) 23:36:39

    わたしの端末をテーブルに置いて、皆さんに画面を見せます。そこにはモモトークのチャットルーム、本来クイーン対策として使われていたものにクイーン本人が乗り込んできた形になります。


    クイーン『さて、どこから話したものでしょうか』

    ウタハ『まずは、魂胆から聞かせてもらえないかな?本来君たちはキヴォトスに対して侵略しにきた外敵だ。それが私達に協力と言われて簡単にそうなんだと信用することはできない』

    クイーン『(蜴滉ス乗ー代?縺上○縺ォ)もう片方の開拓船の船長はゲームと称してキヴォトスとの戦争を始めようとしている。我々は開拓船であって侵略戦争用の装備はしていないから勝つとしても多大な被害が予想される。そんなものに付き合ってられない。開拓予定地を荒らす相手との戦闘は予想されていたからね、身内とは思ってなかったけど』

    ネル『要は内ゲバかよ』

    クイーン『どこもかしこも争ってる原住民には言われたくないかな!!!』

    ネル『アァ?てめぇさてはこっちが負けると思ってんな?』

    クイーン『さてね』

    ホシノ「語気荒いなぁメイド長ちゃん」

    ノノミ「……」


    既に喧嘩が始まりそうなというか半分始まっているチャット画面を見て小鳥遊さんがこぼします。


    クイーンからもたらされた情報dice1d4=3 (3)

    1.クイーンという生物と文化(あんまりいらない)

    2.1+兵器の設計図

    3.2+戦艦レーダーからのクイーン分布

    4.3+クイーンの弱点(ある意味地雷)

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 00:16:49

    クイーンから結構情報貰ったな

  • 26甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/13(火) 00:18:56

    ウタハ『気象兵器……最近あちこちで起きていると言う雨はこれのせいか』

    クイーン『正確には惑星テラフォーミング用』

    ネル『結局、その戦艦を叩き落とさねぇことにはどうにもならねぇわけか』

    『"このレーダーの分布は"』

    クイーン『こちらから発見できた出撃したクイーンの予想分布図。この星にも海があるみたいだし、まずは外堀から埋めているみたい』

    『クイーン。仮にその片方の戦艦を落としゲームを終わらせたとして、その時にあなたはどうするつもり?』

    クイーン『dice1d4=4 (4) かな、まぁあんたたちが負けたら我々はしれっと占領させてもらうつもりだけど』

    1.別の星に行く

    2.海に住み着く

    3.この星で隠れ住む

    4.暫く停泊する

    ネル『こいつ……』

    『"何にせよ、侵略というなら私も何かしないわけにはいかない。できる限りのことはさせてもらうよ、生徒たちを守るために"』

    クイーン『まぁ頑張って』


    クイーンがチャットルームから去り、それを機に一旦解散という形になりました。

    一部始終を見た形となる対策委員会の皆さん+コユキちゃんからはしばらく何も声が上がりませんでしたので、わたしから声をかけることにしました。


    少し前からわたし、先生、白石さ…ウタハ先輩、美甘さんの4人でクイーンに関する調査の共有をしていました。

    そこに突然クイーンが現れてそこからを皆さんは見た形になります。

    前にもお伝えしたと思いますが、サンクトゥムタワー上空に位置する戦艦を根城にしている連中はキヴォトスを侵略を狙って今現在キヴォトス各地に現れているようです。

    セリカ「つまりそいつらを追い返せばいいんでしょ?」

    アヤネ「それをどうやってするか、という問題ですよね?」

    はい。

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 00:23:08

    追い払う、かー

  • 28甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/13(火) 01:04:31

    ……奴らは液体です、それも水。
    本来アビドスの砂漠は合わないのを雨を降らせ洪水を引き起こすことで無理やり活動しています。
    キヴォトスほどの大きさの地域を戦艦からどうにかできるとは思えません、気象を操作するテラフォーミング装置がどこかにあるはずです。
    ホシノ「……自分が出たいと言いたげだね?」
    飛行でき、大雨に影響されないジェフティが最適です
    ホシノ「ジェフティを過信しすぎだよ。ジェフティがすごいロボットでもそれを使うのはエイリちゃんなんだ、それで何回も痛い目は見たでしょ?」
    それは…はい
    ホシノ「ノノミちゃーん、雨合羽ってあったっけー?」
    ノノミ「えっ、えーっと、流石にないですね……♢」
    ホシノ「そんじゃ、みんな分買いに行きますか」

    小鳥遊さんの言を受け皆さん傘を持ってきました。
    ……まさか、本当に?

    皆さん、これは
    シロコ「ん、いつも通りアビドスを守る」
    セリカ「無関係とは言わせないからね!」
    コユキ「さーやっていきましょー!」
    は、はい。

    皆さん傘を持って、わたしはジェフティさんを着て。
    今起きている事態がなんてことはないヘルメット団との抗争のように気楽な様子で、出て行きました。皆さんが気楽なのかわたしが気にしすぎなのか。
    わからなく、なりそうでした。

    Chapter11-2
    電子の水、戦の兆候
    おわり

  • 29甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/13(火) 01:05:45

    (クイーンの弱点をいまだに共有できないままなせいで気楽なままのアビドス勢)
    (そもそも相手を殺してしまうことの心配な時点でキヴォトス人は相当おかしい部類だということがよくわかる)

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:04:38

    ほしおつ

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:13:04

    人生色々でございます

  • 32甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/13(火) 23:19:29

    人数分の雨合羽が用意された対策委員会。

    仮にまた大雨が降れば気休め程度にしかなりませんが……雨の中行動する最低限の準備は行われたと思います。

    クイーンから齎された情報にあったキヴォトス各地に散布されたテラフォーミング装置、その一つが近場にあるようなのでわたしはdice1d4=3 (3) とともに強行偵察に向かいました。

    1.小鳥遊さん

    2.十六夜さん

    3.砂狼さん

    4.黒見さん

    コユキちゃんは奥空さんとお留守番です。

    装置があるのはdice1d3=1 (1) でdice1d3=3 (3) という状態でした。

    1.砂漠地帯

    2.街中

    3.廃墟の屋上

    1.雨が一際強い

    2.1+というかもうこれ台風

    3.2+しかもクイーンだらけ

  • 33甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/14(水) 00:08:01

    一際雨が強く洪水が発生した区域では、雨合羽がなければ戦闘もままならないほどの強風の中央に大きな筒のような機械が空に光を伸ばしていました。

    さらにはその周りを守るように洪水の水から生えたような人型の存在、クイーンと思われる姿が複数ありました。


    こちらジェフティ、それらしい機械を発見しましたが……

    シロコ「ん、警備が厚い。それに銀行と違って広いし洪水で足場がない」

    砂狼さんを下ろすわけにはいきません、落ちないようにしっかり固定を確認してください

    アヤネ『あれが、クイーン……液体人間』

    ホシノ『うへぇ〜異星人だよ〜』

    ノノミ『エイリちゃん、シロコちゃん……!』


    背負った砂狼さんを固定するハーネスを再確認し、ブレードとウルカヌスさんを装備してしっかりと構え筒に向けて乱射。

    液体でできてるクイーンは自らを盾にすることができません、奇襲としては有効だと思われます。

    テラフォ100 - dice1d100=99 (99)


    砂狼さん、突撃します

    シロコ「ん、大丈夫…!」

    dice1d4=4 (4)

    1.クイーン水の壁

    2.シロコミサイル

    3.殴って壊す

    4.あっ

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 00:20:16

    アビドスで1人だけクイーンとエイリの間に何があったか知ってるノノミ、色々気が気じゃなさそう

  • 35甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/14(水) 00:55:32

    砂狼さんが手に持つドローンからのミサイルで爆撃しつつウルカヌスさんの射撃で大部分破壊された機械の頂点にブレードを突き刺します。既に火花が散っているそれから距離を取りプラズマ砲を放つとブレード越しに電撃が流れました。

    砂狼さん、目を逸らしてください!
    シロコ「ん?わかった」

    さらに機械から浸けられた周囲の濁流越しに電撃がクイーンたちに流れ次々と破裂していく。
    ただ単に飛び立っているように見えるだけのそれがクイーンの死だなんて、なかなか思いませんよね。
    少しだけ雨と風が収まり、小さな雨と流れる水の音だけが周囲に響きました。

    シロコ「終わった?」
    ……はい。どうやらクイーンたちも逃げ出したようです
    アヤネ『と、とりあえず機械を回収して帰ってきてください!』
    ホシノ『……』

    完全に壊れた機械を持ち上げ、アビドスに帰りました。

    Chapter11-3
    駆ける閃光、弾ける命
    おわり

  • 36甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/14(水) 00:57:16

    おまけ

    エイリdice1d100=37 (37) -20

    ホシノdice1d100=55 (55) +20

    ノノミdice1d100=100

    アヤネdice1d100=73 (73)

    セリカdice1d100=16 (16) -20


    (エイリより大きいと嘘をついていることに気づく)

  • 37甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/14(水) 00:59:24

    (コユキは眩しくて見てられなかった、シロコは素直に見てなかったためノーダイスです)
    (嘘です振り忘れただけですがそのままでいいやと思ってます)

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 01:14:54

    セッ、セリカ!あんたって子は!可愛いね

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 02:30:11

    どうするんだろうねこれ
    ホシノアヤネがエイリのクイーン退治の実態を完全に知ったとなったら…

    特にホシノは否定なり説教なりできるのかな
    対策委員会編の置き手紙でいざとなったら自分のヘイローを壊せ≒人を殺せと頼んだことすらあったし…

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 13:00:40

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:23:06

    とりあえず見守るしかないね

  • 42甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/14(水) 23:52:22

    アビドスに戻る頃には雨は止んでいました、とはいえまだ雲はあるし洪水もしばらく続くでしょう。
    校舎に帰ってきたわたしたちを迎えた皆さんは明るく、しかしどこか曇った顔を浮かべていました。

    ホシノ「おかえり〜」
    セリカ「うまく行ったみたいね!」
    シロコ「ん。」
    コユキ「割と楽勝なんじゃないですかこれ!」
    どうだろうね?

    そもそもいくつあるかもわからないあの機械、そこそこ小さいのもあり探すことそのものは大変ではありませんが……おそらく他にもあるだろうクイーンの警備が問題です。飛行できるジェフティさんならまだしも普通に徒歩で行く場合相当つらいでしょうけど、わたしたち以外はどうするのでしょう?

    ホシノ「シロコちゃん、雨の中大変だったでしょ?今日は帰ってお風呂入りなよー、風邪ひいちゃうよ?」
    シロコ「……ん、わかった。また」
    ホシノ「エイリちゃんはこっちね、色々聞かせてよー」

    砂狼さんは家に戻り、露骨に小鳥遊さんに手を引かれて部室へ戻りました。そこにいたのは小鳥遊さんと十六夜さんで奥空さん、コユキちゃん、黒見さんの姿はありませんでした。

    ホシノ「まずはお疲れ様ー」
    あ、はい。その、どうされました?
    ホシノ「……あのクイーンってやつらさ。逃げてったの?」
    ………はい
    ホシノ「嘘が下手だね」

    ピタッ、と周囲の空気が凍りついた感覚がしました。

  • 43甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/15(木) 00:20:40

    ……嘘なんて

    ホシノ「映像、私達も見てたんだよ?エイリちゃんが放った電撃による機械の放電、その中で苦しむ様子を見せて……破裂したクイーン」

    ノノミ「……」

    ホシノ「エイリちゃん、まさかとは思ってたけど……電気や炎が苦手って、そういう意味だったんだね」

    はい。


    わたしは観念したように頷きます。

    電気や炎による蒸発に弱い。それは単にゲームの弱点のような話ではなく……駆除における有効手段。

    命の取り合いを前提にしたものでした。


    嫌悪感

    ホシノdice1d50=49 (49) +50

    ノノミdice1d50=14 (14) +50

  • 44甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/15(木) 00:47:57

    ホシノ「何してるか、わかってるの?」
    はい。わたしたちがしているのは生存競争。殺し合いです
    ノノミ「……っ!」
    ホシノ「……わかってるんだね?命を奪うって、失われるって意味が」
    そのつもりです
    ホシノ「そっか」

    小鳥遊さんも、十六夜さんも目を伏せました。
    こうなるから聞かせたくなったのに……
    わたしの内心は届くことなく、小鳥遊さんの「ごめんね、エイリちゃんも疲れたでしょ?」と明らかな話題変えの一言で半ば追い出されるように部室を後にしました。
    校門にはまだコユキちゃんたちがいて、来て早々コユキちゃんと黒見さんに頭を撫でられる形で労われました。
    奥空さんは何か真剣な顔をして、部室の方に走って行きます。おそらく、バレるだろうなぁ。

    セリカ「しかしクイーンももしかして大したことないんじゃない?」
    飛行できるジェフティさんあってこそですよ?
    あの時地表は大洪水で立つこともできないと思います
    コユキ「ひえー…大洪水と大雨の中機械壊すって無理すぎません?銃が撃てなくなっちゃったり?」
    セリカ「そこまで柔じゃない……と思うけど、流石に泥水とか入ったらわかんないし整備はちゃんとしとこう……」
    コユキちゃん、わたしは帰りますがどうします?
    コユキ「にはは!背中げっとー!」
    セリカ「行動はやっ……とりあえずお疲れー」

    コユキちゃんを背に公民館に帰ります。
    小鳥遊さんの瞳から感じた怒りにもにた雰囲気。これからどうしよう、また1人出て行く必要あるかなぁ
    ……コユキちゃん、どう思うんだろうな
    背負っているコユキちゃんと、ひどく距離があるようなそんな気がしました。

    Chapter11-4
    戦の真実、問われる決断
    おわり

  • 45甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/15(木) 00:48:31

    (話を聞いたアヤネの嫌悪感(ショックとも言う)dice1d50=4 (4) +50)

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 00:52:49

    ホシノだけ数値が高いのは死を実体験で知ってて
    ノノミアヤネはまだ実感が足りてないって感じの数値

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:45:41

    なるほど

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:57:25

  • 49二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:51:43

    ホシノはどうするのかな
    何を思うのか、ノノミアヤネと何を話すのか

  • 50スレ主◆PpuNVmvyfA24/08/16(金) 00:33:44

    (申し訳ありません、寝てまして更新できませんでした……)

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:36:26

    (ちょっと遅いけど今から更新してくれても良いのよ)
    (でも寝てくれても良いのよ)

  • 52◆PpuNVmvyfA24/08/16(金) 00:54:44

    その頃の他地域

    dice1d4=4 (4)

    1.ミレニアムでアバター捕獲作戦

    2.トリニティのクイーン防衛戦

    3.すごいことになってるオデュッセイア

    4.赤冬名産人間氷

  • 53◆PpuNVmvyfA24/08/16(金) 01:05:44

    ノドカ「あれ、シグレちゃんシグレちゃん!なんですかこの……氷像?」
    シグレ「最近レッドウィンターのあちこちで見れる人型の氷像。なんか妙に精巧だからチェリノ会長も対抗して雪だるま作るらしいよ」
    ノドカ「……なんかこれ動いてません?」
    シグレ「中に人間が入ってるわけでもなし動くわけないでしょ。ただまぁ急にたくさん現れたからいろんな噂もあるみたいだよ」
    ノドカ「ちょっと現れるところ見てみたいですね!」
    シグレ「がんばれー」

    その頃の赤冬
    雨を降らそうとしたら雪になるし降下したクイーンが凍るしもう散々
    おわり

  • 54◆PpuNVmvyfA24/08/16(金) 01:07:08

    (クイーンは高温による蒸発と低温による凍結と雷による破裂に弱い)
    (こいつら弱すぎない……?)

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 01:11:39

    液体化・同化持ちで耐久性も高かったら誰も勝てないから…

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:16:52

    妥当

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:28:17

    保守

  • 58甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/16(金) 23:28:06

    最近のマイブーム……というわけではないけど、夜中に屋上で空を眺めるのがすっかり日課になっていました。

    曇に染まった中から一部がようやく空いてきた空、雲に突き刺さる光とその雲の中か上にあるだろう船艦二隻。どう終わらせるのか。それを考えておかないといけないのかもしれない。

    ぼうっとしていたいのに頭に考えが巡る中、声が聞こえてきました。


    dice1d8=4 (4)

    1.コユキ

    2.ホシノ

    3.ノノミ

    4.シロコ

    5.アヤネ

    6.クイーン1(戦ってる方)

    7.クイーン2(協力してる方)

    8.先生

  • 59甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/16(金) 23:46:07

    シロコ『ん、私。シロコ』

    砂狼さん。どうしました?

    シロコ『セリカに聞いた、エイリこの時間は電話待ちしてるって』

    そういうわけじゃないんですけども……

    シロコ『ん、dice1d4=2 (2)

    1.風邪ひいてない?

    2.これからも同じ感じのことするの?

    3.アビドスに雨が降るなら少し残しておけば良さそうだと思うんだけどどう?

    4.殺さなきゃいけなかったの?

  • 60甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/17(土) 00:39:25

    えーと、そうですね。データにあるテラフォーミング装置を一個ずつ破壊していく形になるかと
    シロコ『ん……壊すんじゃなくて回収して売ったりできないかな』
    星の外の技術とはいえキヴォトス中にばら撒かれてるので……どうなんでしょう?
    シロコ『それに、雨を集めるなら砂漠化を抑えられるかも』
    砂漠に雨降らしても緑はできないんですよ?
    シロコ『………ん、知ってる。スクラップ』

    明らかに落胆した声色の砂狼さんを慰めつつ、また空を見上げます。
    少しだけ、気が軽くなるといいのですが。砂狼さんも真実に気付いた時、きっと傷つくでしょう。小鳥遊さんか十六夜さんか……

    シロコ『エイリ?』
    っ、はい?なんでしょう?
    シロコ『悩んでるのがわかりやすい』
    む、むぅ
    シロコ『ん、悩んでる姿は見たくない。ホシノ先輩とかノノミとか先生に相談するべき』
    う、うーん。考えてみます
    シロコ『ん。』

    砂狼さん、表情からはあんまりわからないけど色々考えてるのかな……?
    ……そんな、命の取り合いとは無縁そうな砂狼さんを巻き込んでいることに、少し…心が痛みました。

    夜会話-砂狼シロコ
    おわり

  • 61甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/17(土) 00:39:45

    (命の取り合いと無縁そう(すっとぼけ))

  • 62二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 10:34:05

    このレスは削除されています

  • 63二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 16:05:37

    シロコは出自が不明だから神秘がアヌビスなだけで同族かも知れない()

  • 64甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/17(土) 23:16:54

    翌日、わたしは破壊した施設の一部を持ってdice1d2=2 (2) を訪れました。

    1.ミレニアム

    2.シャーレ

    付き添いはコユキちゃんとdice1d4=2 (2) 、やっぱり単体で出歩くのは許されていませんでした。

  • 65甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/17(土) 23:17:45

    dice1d4=2 (2)

    1.ホシノ

    2.ノノミ

    3.アヤネ

    4.セリカ

  • 66甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/17(土) 23:47:56

    失礼します

    コユキ「にははー!」

    ノノミ「どうもー⭐︎」

    "やぁエイリ、コユキ、ノノミ"

    ……うわぁ


    先生は相変わらず疲れ切った様子で書類に埋もれています、仕方ないからとわたしたちも書類を片付ける手伝いをすることにしました。天井まで届くんじゃないかと思うほどに積まれている書類の束がとりあえず収まったのは12+dice1d8=8 (8) 時のことでした。

  • 67甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/18(日) 00:44:35

    ……先生?
    "はい"
    溜めすぎです
    "はい……"
    コユキちゃん割と早い段階で飽きて遊んでますし、十六夜さんもう寝てますよ?
    "ごめんなさい…"

    書類仕事が終わったころにはもう空も暗くなり始めていました。
    シャーレの片隅でひっそりと置かれたままのテラフォーミング施設がどこか哀愁すら漂わせています。
    そんな中わたしに正座させられていた先生に一頻り説教したのち、施設の一部を持ってきました。

    これが、テラフォーミング装置の一部です。とは言っても雷によって破壊したのでもう使えませんが……
    "これが、キヴォトスのあちこちに?"
    そう考えられます、先生からもクイーンと装置の周知を
    "うん、任せて。……これだけで済むのにこんなに時間かかっちゃってごめんね"
    本当ですよ、ユウカ先輩から散々言われてるでしょうからこれ以上は言いませんけど。

  • 68甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/18(日) 01:41:25

    "それで……エイリ。そのクイーンとの戦い、なんともなかったのかい?"
    問題、とは?怪我とかはありませんが
    "クイーン達は?"
    クイーン?
    "エイリたちと戦ったんでしょ?どちらも怪我してないといいんだけどね"
    ………何故、クイーンの心配を?あれらは本人も言う通り侵略者ですよ
    "うーん、生徒たちは頑丈だからそういう怪我は少ないかもしれない。だからきっと大怪我をさせてしまうことはなかなかないと思うんだよ。そういう悲しい思いは、あんまりしてほしくはないからね"

    先生は、本気で生徒の心配をしているのでしょう。我々やクイーン達が行う戦いが命のやり取りではあってほしくないと本気で思っている。
    たとえ人間ではないよくわからないクイーンでも、話し合いができるならわかりあえると信じているのでしょう。
    そんな段階は、もう通り過ぎていると言うのに。わたしが、通り過ぎさせたと言うのに。

    …クイーン達は、施設の破壊と共にどこかへ逃げ出しました。ただでさえ雨で水だらけになってるんです、液体であるクイーンたちが逃げる場所は多いでしょう。
    ですが、飛行できて天候を無視できるジェフティさんでなければ破壊は難しいと思います
    "……。そっか。私もどうにかできないか色んなところに相談してみるよ"
    はい。

    嘘をついた。少なくともあの場にいたクイーンは残らず感電して破裂したはず。
    自分が全て解決できるなんて思い上がるつもりはないけど、せめて命を奪うのはわたし一人だけで済ませることはできるはずだと思います。

  • 69甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/18(日) 02:06:28

    この考えは、おそらく先生にばれているでしょう。何処までかというのはわかりませんが……これは、教えるつもりがないと言う意思表示にもなるでしょう。

    "そうだ、みんなお腹すいたよね?ご飯食べに行こうか"
    ノノミ「すやすや⭐︎」
    コユキ「すぴー」
    わたしが運びます。行きましょう
    "……そ、そっか"

    寝てる2人を担ぎ上げて先生の後を追います。先生は金欠らしく、十六夜さんが嬉々として奢ろうとしていたのをわたしがなんとか割り勘にしました……わたしと十六夜さんの、ですが。
    先生、あんなに激務なのにお金もらってないんですね……

    Chapter11-5
    渦巻く疑念、一時の安息
    おわり

  • 70甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/18(日) 02:06:59

    (朝から20時まで書類処理……!?)

  • 71二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 12:12:21

    このレスは削除されています

  • 72二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 16:40:57

    先生、本当にとことんエイリに対するコミュがうまくいってないな…

  • 73甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/18(日) 23:40:25

    今日は先生への報告と書類処理だけで溶けました。

    アビドスに帰ってきたわたしたちはいの一番にベッドに飛び込みました。


    つ、つかれた……久しぶりに戦闘以外の疲れを感じた…

    コユキ「にはー、エイリちゃん体力ありませんね?私は元気いっぱいですよ!」

    それはコユキちゃんが大体寝てるか遊んでたからだね???????

    囧「ニャァァァァァァァァァァアアアアア!!」


    それぞれぐだぐだしていると、スマホに1つの通知が届きました。これは、dice1d4=3 (3) からです。

    1.対策本部のチャットルーム(ウタハネル先生)

    2.ユウカ先輩

    3.クイーン1

    4.クイーン2

  • 74甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/19(月) 00:06:54

    クイーン『やぁ』

    ブロックしてやろうか。
    一瞬出てきた考えを振り払い、渋々応答を返します。

    何のようだ、我々にまだ何か用なのか
    クイーン『いやーゲームには対戦相手との語らいも大事でしょ?』
    まだゲーム気分なのか、クイーンたちは死んでいるのに
    クイーン『命をかけたゲームなんだから当たり前じゃん?それに未知の惑星の開拓なんてしてるんだからみんな命の危険があることなんて承知してるさ。それにただでさえ希薄な自己が消えたところで、ね』
    自己が希薄?
    クイーン『あ、知らない?我々クイーンはこんな生態してるからね、混ざって融合、別れて分裂が常だよ?我々にとって同族はかつての自分でありいつかの自分。やってらんないよね』
    ……その割にはお前は十分饒舌だが
    クイーン『海にも一滴の濁りってね、自己が強固な個体がリーダーとなることが多いんだ』

    クイーンの生態、かぁ。
    気にならないと言えば嘘になるけど、それどころじゃないという考えの方が強い。それに、もう片方のクイーン船長の発言的にはこいつは数少ないらしいクイーンの中でもさらに変わり者、ということになる。

    クイーン『そんでそんで。どうやらキヴォトスだとテラフォーミング装置の破壊が難しいみたいだね』
    難しいだけで不可能ではない。クイーンに対する抵抗自体は可能で戦艦という限りが
    クイーン『同業者ちゃんさぁ、さっき言ったよね?我々は別れて分裂が常なんだ、しかも水が豊富にある地域があったよね?』
    まさか……!
    クイーン『今回のヒントタイムはここまで!ばっははーい』

  • 75甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/19(月) 00:18:31

    わたしは急いでシャーレに連絡を入れ、大慌てで伝えます。


    『"もしもし、こちらシャーレ"』

    甘坂エイリです!先生、オデュッセイアの状況はわかりますか!?

    『"えっ?dice1d3=2 (2) だけど……"』

    1.一応繋がる

    2.不安定ながら繋がる

    3.大時化で繋がらない

    クイーンから連絡が来ました……奴らの本拠はいまあの戦艦にはありません!

    『"えっどういうこと?"』

    奴らは水が多いほど活性化するみたいです、それが潮水でも発生するならいまクイーンが1番存在するのは戦艦内や雨が降っているだけの地域ではありません!

    やつらは、海に潜んでいます!


    わたしの声が部屋中、あるいはシャーレにも響きました。


    Chapter11-6

    恐るべき存在、潜む脅威

    おわり

  • 76甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/19(月) 00:19:10

    (実質海魔)

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 09:38:30

    海に潜む奴らどう対処するかな彼女達

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 14:04:46

    メチャクチャ強いわけじゃないけど厄介すぎる

  • 79甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/19(月) 23:52:32

    翌日、わたしたちは朝の集まりで提案してオデュッセイアに近い港にみんなでやってきていました。

    曇り空ながらやや荒れた海はどこか不穏な空気を漂わせていました。


    ホシノ「来たはいいけど……」

    ノノミ「どうやって見つければいいんでしょう?」

    シロコ「海上で襲われたらひとたまりもない」

    行ってきます。奥空さん、データリンクとオペレートを

    アヤネ「ちゃんとしてくれてよかったです。勝手に行ってたらまたお説教でしたよ?」

    うぐっ……

    "みんな!"

    シロコ「ん、先生?」


    奥空さんの視線を受けつつ接続を確認して飛び込もうとしたところで聞き覚えのある声、先生の反応がありました。

    どうやら昨日伝えたクイーンの居場所を先生自身で確認しに来たみたいでした。

    わたしが海に潜って探すと言うのを知らせると明らかに不安そうな顔をしました。失礼な。


    では、いきます!

    ホシノ「鬼が出るか蛇が出るか、何も出ないといいなー」


    表面の時点で黒い海の中に飛び込むと周囲は真っ暗。カメラを赤外線に変更して少し沖の方に進みます。

    dice1d4=3 (3)

    1.なにもない

    2.さかな

    3.こえがきこえる

    4.あれっ?

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 00:07:40

    ところでホシノノノミアヤネはエイリのクイーン狩りについてはどう受け止めたんだろうか
    一応行かせてるあたり受容したんだろうか

  • 81甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/20(火) 00:26:58

    『譚・縺溘↑縲∵?繧峨?謨オ』
    っ!

    周囲、全方向から響く音のようなもの。
    映画館の中にいるような音に揺らされる感覚とともにゾワっと背筋が凍るような嫌な予感を覚え即座に浮上しました。

    アヤネ『エイリちゃん!?』
    何か来ます!

    わたしを追いかけるように、水面から手の形のように水が形取られわたしを掴もうとする。水中じゃないなら問題ない、そう判断したわたしはゼロシフトで岸に戻りました。
    大きな水の腕はわたしを見失ったのか空を握り周囲を探すように振り回した後にまた沈みました。

    セリカ「……え、なにあれ?」
    クイーンの集合体、でしょうか?
    シロコ「ん……アビドスにいたのはあんなに大きくなかった」
    アヤネ「腕だけで数十メートルはありましたよ!?」
    ホシノ「こっちに来るよ!」

    小鳥遊さんの声に応えるように岸辺の水が盛り上がり、人型のような水の塊が浮き上がりました。上半身だけが海から生えたような、巨人がそこにありました。

    ホシノ「う、うへぇ〜」
    コユキ「これと戦うんですか!?本当に!?」
    アヤネ「先生、下がりましょう!指揮をお願いします!」
    シロコ「ん……やろう」

  • 82甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/20(火) 00:48:53

    確か、先生が一度に指揮できる限界は6人。アビドスの五人とコユキちゃんで一杯です。
    わたしが陽動します!と宣言し飛び上がります。

    "エイリ、無理はしないで!腕が届かない距離から牽制を!"
    了解しました!

    巨大クイーンへウルカヌスさんによる弾丸の雨を浴びせます。
    直接的なダメージは見当たりませんが散らされる液体とこちらを見るような動きをしてるので効果はあるのでしょう。
    どうにか、ダメージを与える方法を探さないと!


    Giant Of Sea
    QUEEN LEGION

    つづく

  • 83甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/20(火) 01:00:39

    (謎総力戦)

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 08:44:43

    ギミック戦かぁ

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 17:01:17

    嫌な奴

  • 86甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/20(火) 23:17:53

    眼前には巨大クイーンの頭。

    わたしを見ているようで、腕を伸ばして掴もうとすらしています。

    動き自体は鈍重なものなためジェフティさんなら余裕を持って回避できます。

    しかし下の方で戦っている皆さんは有効打を与えられていないようです。ほぼ海そのものと戦っていているから、かもしれませんが。

    なにか、有効打になり得るものはないでしょうか?


    有効性

    エイリdice1d100=45 (45) -90(液体)+30(電撃)

    ホシノdice1d100=31 (31) -90

    シロコdice1d100=40 (40) -90

    ノノミdice1d100=96 (96) -90

    セリカdice1d100=27 (27) -90

    コユキdice1d100=16 (16) -90

    アヤネdice1d100=27 (27) -90


    巨大クイーンdice1d100=13 (13)

    エイリ回避dice1d100=41 (41) +50(ゼロシフト)

  • 87甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/20(火) 23:52:48

    大きすぎる。

    普通のサイズのクイーンなら弾けて死ぬようなプラズマ弾を受けても手が破裂したと思ったら直ぐに生えてくる……まるで効いていない。

    多少の出力じゃ全身まで電気が走る前に破裂してダメージが通らないみたいです。みなさんも有効打を与えられていないようですね…


    ホシノ「うーん、これは困ったね」

    シロコ「ミサイルも、取り込まれてる…」

    アヤネ「どこか、核のようなものがあるはず…!」

    "ノノミ、全体的に攻撃して効果がありそうな場所を探して!"

    ノノミ「は〜い♤」


    十六夜さんがガトリングを振り回し、巨大クイーンの全身に向けて銃弾をばら撒きます。その弾丸の大部分は水の体に取り込まれ落ちていきますが、一部、dice1d4=2 (2) に銃弾が撃ち込まれた瞬間に動きが止まりました。

    1.脳天

    2.左胸部

    3.喉

    4.下腹部

  • 88甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/21(水) 00:09:55

    ん?

    ノノミ「あれは心臓、でしょうか?」

    ホシノ「流石に遠いなぁ」

    "シロコ、ノノミ、セリカ、エイリ!心臓の位置に集中砲火!"

    シロコ「ん!」

    セリカ「合点!」


    一斉にミサイルや弾丸やプラズマ砲を打ち込むとdice1d4=3 (3)

    1.大きく揺れて全体が破裂した

    2.爆破して散らばることに連動して形が崩れる

    3.動きが止まり溶け落ちていく

    4.パァンと大きく音を立てて破裂したけど……直ぐに戻った

  • 89甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/21(水) 00:33:58

    大きく巨大クイーンの動きが揺らいだ後に止まり、体の維持ができなくなったのか水が次々と落ちて行きます。数十メートルは落下した水は凶器となり海面を叩きます。

    "ま、まずい!全員離れて!"
    ホシノ「ちょっとやばいかな」
    アヤネ「えっホシノ先ぱっ」
    コユキ「囧ゔぁー!!!!」
    ああもう!

    小鳥遊さんが先生と奥空さんを、わたしがコユキちゃんを抱えて離脱します、落下した水による津波は岸の一部を飲み込んだ後、引いていきました。

    終わった……、倒した?
    コユキ「うひー、やっつけられたんでしょうか」
    "これで終わった……本当に?広大な海から集めたのがあれ一体なのかな?"
    ホシノ「ちょっとちょっと、縁起でもな──」

    周囲の地面が揺れる。
    まさか、そんなはず……そう思いながら海を再度見ると、水が浮き上がるように何かを形作ります。
    それは、大きな人のようで……

    『謨オ縺?』
    『謨オ縺?』
    ホシノ「うっそぉ……」
    そんな……

    言葉かどうかもわからない低い音を起こしながら、水の巨人が複数海から生えていました。

    Chapter11-7
    真なる脅威、無限の命
    おわり

  • 90甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/21(水) 00:34:35

    (たくさんいるならそうりきせんにも悩まなさそう)

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 01:11:45

    ホシノたち普通に戦闘してるな…
    エイリがした殺し合いを咎めた割にはすんなりやってるような

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 01:32:26

    気付いてない三人は弾けても逃げただけだと思ってるからね
    残りの皆は少なくとも一人でやらせはしないって感じかも

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 08:30:26

    だとしてもやらないと皆がヤバいからね

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 14:51:07

    戦わなければ生き残れない

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:58:19

    このレスは削除されています

  • 96◆PpuNVmvyfA24/08/22(木) 00:35:40

    (申し訳ありません、投下できませんでした……)
    (どうオチつけるっぺ……)

  • 97二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 00:53:01

    窮地でエイリの融合率とかエイリアンカウントが進んで覚醒とか?

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 11:52:00

    なんにせよ平和になってほしいなぁ

  • 99二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:54:22

    保守

  • 100甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/22(木) 23:24:43

    見える範囲だけでもdice1d6=4 (4) +1体の水の巨人。

    1体だけでもその巨体と不死性は脅威そのものだったのにそれが複数、まだ増える可能性すらある。


    コユキ「どっどどどどうします!?逃げます逃げましょう!?」

    アヤネ「ここからじゃ火力が足りませんし、もし一斉にあの巨人たちが動いたら、津波が…!」

    "……一度距離を取るんだ、それで一旦大人しくなるなら出直しになる"

    シロコ「ん、追いかけてきたら?」

    "海から生えていることこそが最大の強みのように見えるんだ。だから海から出てくるならそれは倒すか追い払うチャンスになる"

    皆さんが下がるのに合わせてわたしも距離を取ります。背を見せずじりじりと下がるのってなんだか熊を相手にしているみたいですね……熊よりよっぽど陰湿ですけど

    dice1d4=1 (1)

    1.じーっとこっち見てる

    2.沈んでいく

    3.帰ってった

    4.無理やり這いずって追いかけてきた

  • 101甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/23(金) 00:12:29

    動きませんね
    "海から出てこれないとみるか出ないだけと見るか……オデュッセイアの子達も心配になるけど"
    ホシノ「大火力がほしいね〜、ミレニアムでなんかない?」
    ウタハ先輩が何か作っている、とは
    ホシノ「望み薄だなぁ〜」
    "とにかく、一時撤退しよう。今の私たちじゃ追い払いきれない"

    安全域まで離れたと判断した先生の声を合図に港を離れます。
    海から離れアビドスに近づくにつれ雨も治ってまた暑い日差しが指してきました。
    部室に帰ってくると全員疲れきったようにぐだーっと椅子なり床なりに座り込みました。わたしも置いたジェフティ箱さんを背にして座りました。

    セリカ「あー……疲れた」
    ホシノ「いやー水だし遠いしでおじさん役立たずだったよー」
    ノノミ「……」
    コユキ「あのー……エイリちゃん?」
    ん、なに?
    コユキ「あれがクイーンなんですよね?……勝てるんです?」
    単発大火力があればね……今ウタハ先輩が作ってるのがそれらしいし
    "さて……私は一度シャーレに戻って各所に協力を要請してくるよ"
    シロコ「ん、頑張って」

    先生が戻ってから、急に部屋の雰囲気が変わりました。主に小鳥遊さんと十六夜さんから。

  • 102甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/23(金) 01:05:32

    ホシノ「そういやエイリちゃん、あの破裂した最初のやつ。あれ生きてるの?」

    ざわっ、と周囲の視線がわたしに一斉に向くのを感じました。
    ……誤魔化しは許されなさそうですね。

    正直わかりません。あんな大きなの見たことなかったですし生体反応もよくわかりませんでした
    ホシノ「うーんそっかー」
    セリカ「え、ちょっと待ってよ!あいつら逃げたんじゃなかったの!?」
    シロコ「……まさか、アビドスに現れたあいつらも」
    ……。

    わたしは何も言いませんでした、言えなかったというほうが正しいでしょうか。
    今更、皆さんにどう思われてしまうかが不安になるなんて。
    わたしはジェフティさんを纏い窓を開いて外に浮かびます。

    我々が今行っているのは種間の生存競争。奴らはキヴォトスを侵略し人間の数を減らすと言っている。こちらから殺さないと殺される。
    あな……お前たちがやる気ないと言うのであれば我々がやるだけだ。そもそも我々が挑まれたゲーム、降りるつもりはない
    セリカ「あ!あんた、狩人ってやつね!」
    アヤネ「本当に、殺しを?」
    コユキ「エイリ、ちゃん?」
    ホシノ「……」
    我々は一度帰る、我々の処遇は好きに話し合えばいい

    みんな、それぞれ困惑を隠しきれない顔でわたしを見ています。わたしはそれに背を向けてゼロシフトで上空に飛びます。逃げるように。

  • 103甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/23(金) 01:21:33

    はぁ……

    大きくため息が出ます。もう何回目の飛び出しでしょうか、我ながら懲りないなあと1人呟く。
    とりあえず公民館に帰ろうと思うと、背中になんだかずしりとした感覚がありました。

    ???「うへ〜、せっかちだよエイリちゃん」
    うわぁっ、小鳥遊さん!?

    いつのまにかジェフティさんの背に小鳥遊さんがしがみついていました。ゼロシフトで飛ぶ前の一瞬で飛び乗っていたのでしょうか?

    ホシノ「まぁさ、少しお話ししようよ。空でも飛びながら」
    まぁ、構いませんが。

    怯えを隠しながら、少しでも悟られないようにしつつ巡行飛行体勢に入り小鳥遊さんに背中に乗せます。わたしは、暫く小鳥遊さんが口を開くのを待つしかありませんでした。

    Chapter11-8
    射抜く目
    つづく

  • 104甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/23(金) 01:21:54

    (小鳥遊ホシノからは逃げられない)

  • 105二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 09:13:42

    先輩とのランデブー
    ドキドキするね

  • 106二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 15:18:51

    何言われるんだ

  • 107二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 23:00:55

    保守

  • 108甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/23(金) 23:41:11

    ホシノ「エイリちゃんさ。初めて命が亡くなるのを見た時どう思った?」
    ……呆然としました。何が起こったのか一瞬わからなくなるほどに
    ただ、直ぐに頭を切り替えていました。
    これがわたしがおかしいのかどうかは、わかりませんけど
    ホシノ「人それぞれ、だろうね」

    小鳥遊さんの声色から感情的なものは感じられません。まるで普段の雑談のように、しかし真剣な口調でわたしに語りかけてきていました。

    ホシノ「さっきの飛び立つ前の口調、あれ演技でしょ?」
    お見通しなんですね
    ホシノ「ちょっと素が漏れてたからね」
    ……。
    ホシノ「前言ったこと覚えてる?危険だからみんなでやるんだって」
    ですが、その危険がヘイローの破壊が含まれるものとは
    ホシノ「そりゃま思ってなかったけどね?ただ……私達が殺したくなくても相手もそうとは限らない。そんな単純な話なんだよね」

    正直、意外も意外でした。キヴォトスにおいて命の奪い合いは禁忌です。命を奪う、殺人なんてもってのほか。そんな争いに巻き込まれるなんて、普通嫌がります。だから、わたしはみんなからまた離れようとしたのに。

  • 109甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/24(土) 00:45:36

    ……どうして、そこまでして
    ホシノ「それはお互い様だと思うけど……私、ちょっとそういうのに近い経験があるからね。後輩にそんな悲しい思いしてほしくないんだよ」
    小鳥遊さん……
    ホシノ「それは、エイリちゃんだって同じなんだよ?」
    ……ごめんなさい

    それしか言えず、顔を背けることしかできませんでした。小鳥遊さんの願いは、既に破れている事実を受け止めるしかなかったのです。

    ホシノ「あやまらないでよ」
    ……
    ホシノ「んー……じゃあさ、一つだけ約束してくれない?」
    はい?
    ホシノ「生きるために殺すことはあっても、殺すために殺すことだけはしないで。命が失われることを当然だと思わないように」
    え……?
    ホシノ「覚えておいてね。じゃまた明日」

    それだけ言うと小鳥遊さんはジェフティさんの背から飛び降りてしまいます。
    普通、こんな高高度から飛び降りたら大怪我するのに……小鳥遊さんだからとでもいうのでしょうか。
    思わぬ事態に暫く動きが止まっていましたが、望遠カメラで見てみると小さなクレーターの中心で小鳥遊さんがこちらに手を振っているのが見えました。
    無茶苦茶だあ……

  • 110甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/24(土) 01:07:20

    帰りましょう。
    そして、コユキちゃんを待ちましょう。コユキちゃんが知る頃のわたしからは変わり果てた我々をどう思うでしょうか。
    どう思われたところでわたしが辛いだけでわたしたちがやることは変わらない。
    殺すためには殺すな。小鳥遊さんの言葉の意味を考えながら、公民館へ戻りました。

    Chapter11-8
    射抜く瞳、撃ち抜く言の葉
    おわり

  • 111甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/24(土) 01:08:37

    (ちょっとだけ先に死に近づいた先輩の協力)

  • 112二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:49:40

    相変わらず放たれ滞空し続ける特大ブーメラン、私は小鳥遊ホシノにはなれない…。

  • 113二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 08:32:26

    このレスは削除されています

  • 114二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 12:20:49

    自問自答だねぇ

  • 115二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:36:34

    保守

  • 116甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/24(土) 23:42:18

    公民館の屋上、その縁に座り遠くのサンクトゥムタワーを眺めて待ちます。
    オデュッセイアの船か、アリスさんのスーパーノヴァ、あるいは新兵器。
    超高出力の攻撃が必要とされているこの状態……この先どうするか。
    思案に更けていると後ろから扉の開く音が聞こえました。

    コユキ「……エイリちゃん」
    コユキちゃん。

    コユキちゃんの声に振り向かずにこたえます。
    とことこざっざっと足音ののち隣に座り、わたしの方を見ました。

    コユキ「エイリちゃん…いつから、こんなに変わっちゃったんですか?」
    いつなんだろうね。もしかしたら最初からかも?
    コユキ「……」
    半分冗談。みんなでリゾート行った時からだよ

    コユキちゃんは表情を曇らせますが、わたしは慰めつつも続けます。コユキちゃんにはこれに関しては非はありません。

    コユキ「なんで、殺し合いなんかしなきゃいけないんですか?キヴォトスってすごく広いですし……そうでもしないといけない理由なんてどこにあるんですか?」
    ……
    コユキ「……ごめんなさい」

  • 117甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/25(日) 00:17:49

    コユキちゃんは悪くないよ、それが多分普通なんだと思う。
    わたしやクイーンたちは本来キヴォトスの存在じゃないから……違うんだ
    コユキ「そんな……そんなことないです!エイリちゃんはずっと優しくて、不器用で、真面目で、馬鹿力で、運動苦手なエイリちゃんです!!」
    今半分ぐらい悪口じゃなかった?

    自分からしたら、あの頃からは変わり果ててるつもりだったけど……コユキちゃんからはそう見えてなかったみたいで。
    じゃあどうするの?と伝えるとコユキちゃんはまた俯きます。わたしとしては、アビドスにいて欲しいんですけどそうもいかないんだろうな、なんてすでに内心わかっていました。

    コユキ「いきます……いきますよ!キヴォトスの危機って言われても正直ピンとは来ませんけど!先生とかミレニアムとかアビドスとかエイリちゃんの危機とか!そういうのを終わらせるためにやってやりますよ!」
    コユキちゃん……

    楽しいこと以外やりたがらないタイプのコユキちゃんが、震えながらもそう宣言した。
    その意味をなんとなく理解できたわたしはコユキちゃんの手を取りそっと握りました。

  • 118甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/25(日) 01:02:52

    コユキちゃん……協力してくれるのは嬉しいよ。でも無理だけはしないで。
    その、これは守るための戦い、なんだから。
    コユキ「……ホシノ先輩から言われたんですか?それ」
    に、似たようなことは……なんでわかったの
    コユキ「エイリちゃんはすぐ抱え込んでとんで行っちゃうからでーす。わかりやすいんですよー」
    ぐぬぬぬ
    コユキ「にははは!」

    コユキちゃんは笑ってむにむにと頬を摘みます。
    むう、身長はコユキちゃんの方が大きいのは認めるけどなんだか子供扱いされてる気分。おとなしくしているとスマホから着信音が鳴りました。

    ???『私だ、ウタハだ』
    ウタハ先輩?
    ウタハ『……出来たよ、エイリ。ジェフティの追加武装だ』

    電話先のウタハ先輩の声は完成したと言っているのに暗いものです。その目的がクイーンの駆逐……殺すことであることを鑑みれば当然ではありますが。

    わかりました。今から行きます
    コユキちゃんはどうする?
    コユキ「にははは!1人で行ったらまた怒られますよー?」
    小鳥遊さんたちにモモトークで連絡しないとね…
    ウタハ『なっ、コユキを連れてくるつもりなのか!?』
    外出は2人以上だって言われたんですよ。それき、コユキちゃんも知ってしまったんですから
    ウタハ『わかっ、た。待っているよ』

    通話が切れたのを確認して、ジェフティさんを纏いコユキちゃんを載せます。コユキちゃんに連絡を任せ、ミレニアムへ向けて飛び立ちました。

    Chapter11-9
    純なる決意
    つづく

  • 119甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/25(日) 01:03:23

    (最近ダイス振ってないな)
    (最近安価してないな)

  • 120二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 01:34:24

    コユ×エイは尊い
    君のデータにも追記しておいたよ

  • 121二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 10:38:13

    このレスは削除されています

  • 122二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 18:56:10

    このレスは削除されています

  • 123甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/25(日) 23:43:13

    ウタハ「……やぁエイリ、コユキ」


    明らかに暗い様子の白石さんに出迎えられ、ジェフティさんを預けます。

    わたしたちは搭載までエンジニア部で暇潰し。というつもりだったのですが豊見さんに捕まってしまい……


    コトリ「説明しましょう!今回作成された空間圧縮破砕砲ベクターキャノンは圧縮した空間をエネルギーで満たしさらに圧縮することで対象範囲を丸ごと破壊する広範囲破壊用武装です!原理としては」

    つまるところゼロシフトに使ってる技術の流用ですね?

    コトリ「はい!圧縮した空間を移動に使うのがゼロシフトであり攻撃に使うのがベクターキャノンです!ただしベクターキャノンはゼロシフトと違い長いチャージ時間が必要で」

    コユキ「あの、ジェフティになんでこんなのつむか、知ってるんですか?」

    コトリ「え?dice1d4=1 (1)

    1.作れたからでは?

    2.空間圧縮技術のテストでは?

    3.かっこいいですよ?

    4.……はい

  • 124甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/26(月) 00:27:51

    コユキ「うーんエンジニア部」
    す、すごいですね。

    はい!とにこにこする豊見さんの説明を暫く聞いているとウタハ先輩から来てほしいといわれ少し前にみた部屋に向かいます
    ウタハ先輩はまたもや泣きそうな、暗い表情をしたままでした。

    ウタハ「……」

    ウタハ先輩が視線を向ける画面には、テラフォーミング装置の破壊戦や巨大クイーンとの戦闘が映っていました。それを見た、見てしまったのでしょう

    コユキ「ウタハ先輩……」
    ウタハ「だ、大丈夫だ。大丈夫……」
    ……これですね。ウタハ先輩、わざわざ戦闘映像の確認をしなくても
    ウタハ「い、いや。これも、マイスターの責任だ」

    口を押さえつつも、気丈にするふるまうウタハ先輩の背中をさすります。
    マイスターの責任。……わたしが果たすべき責任とは、なんなんでしょう?

  • 125甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/26(月) 01:09:10

    ありがとうございます……その、ウタハ先輩
    もし、ウタハ先輩がその責任に耐えられなさそうならば……わたしが背負います。戦って、殺すわたし「すとーっぷ!」ひゃー!
    ウタハ「こ、コユキ?」

    真剣な顔で話していたのに突然コユキちゃんに頬をつねられて妙な音が鳴りました。
    何するのと引き剥がすとむーとした顔をわたしに向けていました。

    コユキ「エイリちゃんはそうなってから背負い込もうとしすぎなんです!先生じゃないんですから!」
    先生をなんだと思ってるの
    コユキ「1人ができることなんてたかが知れてるんですからみんなで!ホシノ先輩にも言われたんでしょ!」
    う、うん……その、ごめんなさいウタハ先輩
    ウタハ「いや、いいんだ。私を心配してくれてるのはわかるから……これがマイスターであることなんだ、私が果たさないといけないからね」

    ウタハ先輩に微笑まれ、コユキちゃんと一緒に頭を撫でられる。むぅと思いつつも大人しく、しばらく撫でられていました。
    それでウタハ先輩を少しでも癒せるならと。

    Chapter11-9
    純なる決意、絡む責任
    おわり

  • 126甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/26(月) 01:09:46

    (ベクターキャノン装備でほぼ最終形態ジェフティ)

  • 127二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 02:20:55

    完全体ジェフティVSホシノ*テラー、ファイッ!

  • 128二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 09:58:24

    このレスは削除されています

  • 129二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:13:36

    コユキ強くなったなぁ

  • 130甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/26(月) 23:29:11

    その頃のdice1d4=3 (3)

    1.ユウカ

    2.先生

    3.RABBIT

    4.ひつじさんチーム

  • 131甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/26(月) 23:40:42

    dice1d4=4 (4)

    1.クイーンに苦戦してるぞ

    2.先生に助けられる

    3.デカルトに助けられる

    4.クイーンを追い払ったぞ

  • 132空井サキ◆PpuNVmvyfA24/08/27(火) 00:18:26

    先生から聞いてはいた液体の体を持つ生物、クイーン。

    雨に乗じて水に潜む、銃弾がすり抜ける怪物に私達は苦戦を強いられていた。

    なんとか第1波と思われる地面から生えた集団を追い払った私達だが……正直精神的な疲労があった。


    ミヤコ「RABBIT各員、状況報告」

    「RABBIT2、問題なし。だが今ある武器じゃ追い払うのに一苦労だ」

    モエ「RABBIT3へーきだよ。爆発による飛散が比較的効いてるっぽいのかな?」

    ミユ「RABBIT4……銃弾が効いてない…ごめんなさい、役立たずで…」

    ミヤコ「先生からの情報では炎と雷に弱いそうですが……この雨の中で火炎放射器は使えませんね」

    「雷ってなんだ?スタンガンか?」

    モエ「流石に出力足りなすぎでしょ」


    狩人の奴、元気にしてるだろうか。

    変なやつながらなんだかんだ人がいいやつだったからこういう騒動にも巻き込まれてるんだろうし…

    そういやアビドスって砂漠だったっけ。雨とか降らないんだろうな


    結局dice1d4=2 (2)

    1.モエプレゼンツ爆破祭り

    2.頭を弾けさせると怯む

    3.とりあえず体が崩れて逃げるまで蜂の巣にする

    4.ミサイル

  • 133空井サキ◆PpuNVmvyfA24/08/27(火) 00:25:07

    人型をとってるだけあるのか頭っぽい部分を銃弾で散らさせると動きが鈍くなり何度も繰り返すと逃げていく。
    人に近い感覚器とかしているのかもしれないな。
    だが普通に戦うより弾薬の消耗が激しい。先生からの補給を頼りすぎるのも良くないんだが……
    なにか有効そうな手段はないものか、模索していく必要があるだろうな。

    こういう不思議生物との戦い方は流石に教範にはないからな……自分で探すしかない。

    その頃のウサギたち
    雨の中の戦いには慣れていた
    おわり

  • 134空井サキ◆PpuNVmvyfA24/08/27(火) 00:25:28

    (普通に雨の中でもウサギに負けてる弱きものたち)

  • 135二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 09:13:41

    ウサギたち強いな

  • 136二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 17:03:49

    このレスは削除されています

  • 137甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/27(火) 23:40:14

    ジェフティさんの対クイーン兵器『ベクターキャノン』を受領したわたしたちは急ぎアビドスへ帰還、再び海のクイーンを討伐に行きたいと進言します。

    即座に撤退できるよう、1人と一緒に行きたいと言うと小鳥遊さん「じゃいこうか」とナチュラルにわたしの肩に手を当てます


    コユキ「えーっ!」

    ホシノ「おじさんこれでも盾役だからねー、火力面はエイリちゃんに任せるけど目を引いたり生き残る分にはちょっとしたもんだよ?」

    ノノミ「ホシノ先輩、攻撃届きます?」

    ホシノ「……ま、まぁなんとかなるんじゃないかな?」

    セリカ「激しく不安だわ……」


    やや不安そうにされますが、すぐに戻って来れるとのことでわたしの背に小鳥遊さんが乗っかります。

    それは自分が行くと言うのを譲る気はないと言う意思表示に見えました。


    コユキ「ちゃんと帰ってきてくださいね!」

    シロコ「ん、ホシノ先輩と一緒なら大丈夫」

    あれ、わたしそんなに信用されてない?

    アヤネ「気をつけてね」


    皆さんに見送られ、小鳥遊さんを載せて出撃しました。


    クイーン港の様子(撤退時点で巨大クイーン×5)

    dice1d4=4 (4)

    1.なんかdice1d4=2 (2) 体ぐらい減ってない?

    2.撤退した時と変わらない

    3.生き生きしてる

    4.増えてるdice1d5=5 (5)

  • 138二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:41:27

    10体もいるのか
    数で押されたらまずそうかな

  • 139甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/28(水) 00:02:38

    ……あの、これもしかして
    ホシノ「海が遠いアビドスでよかった、って言える状況じゃないね〜」

    波打ち際に立つわたしたちの目の前には見渡す限りの生えたクイーン。
    一体倒すのに苦労したのにさらに5体。合計10体ほどいるはずですが殆ど見えません。
    既にわたしたちの姿は見えているようで、ゆっくりと囲み始めています。

    少し離れてベクターキャノンを使用します、小鳥遊さんは陽動を
    ホシノ「まぁ任せてよ、あっちはそんなに地上に出れないみたいだしさ」

    小鳥遊さんを残し、少しでも高いところ、近場のコンテナの上に乗りベクターキャノンを使用しようとすると無機質なアナウンスが鳴りました。

    『Shift to VECTOR CANNON Mode.』

    全身からアンカーが放たれコンテナに繋がれジェフティさんが固定されます。これで、わたしは逃げられません。

    『All energy lines connected』

    小鳥遊さんが発砲を開始、視線がそちらに向きました。
    腕を大きく振り上げ叩きつけるだけで大きな衝撃と飛び散る水が小鳥遊さんを飲み込まんとします。

  • 140甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/28(水) 00:30:36

    『Inner chamber pressure rising normally』


    大きな音を立てるジェフティさんに気付いたのかクイーンも腕を伸ばしますが、根元にSGの弾丸が埋め込まれます、わたしに迫る腕が止まりそのまま腕が薙ぎ払われました。


    『Life-ring has started revolving』


    砲が完全に起動し、周囲に浮かぶドローンが周りを回ります。

    大きな音と光がわたしの位置を知らせます。完全にわたしを脅威と見てクイーンが迫ります。


    『Ready to fire.』

    小鳥遊さん下がって!撃ちます!!

    ホシノ「なんかやばそう!?っ!」


    飛び退くのをみて、ぐっとトリガーを引く。

    形成された銃身に溜められたエネルギーの本流が解き放たれ、圧縮された空間とともに射線上をのみこんでいく。

    空間ごと抉り取るように消しとばし海ごとクイーンたちを飲み込んで行きました。

    撃破数dice1d10=1 (1) +5

  • 141甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/28(水) 00:59:41

    横幅が足りなかった……?
    6体の姿がありませんが、まだ4体の巨大クイーンが残っていました。

    撃ち漏らした……!?もう1発……っ

    ベクターキャノンが格納されアンカーから解放された途端全身から力が抜ける。思わず倒れ込みそうになるものの膝と両腕でなんとか耐える。

    ホシノ「エイリちゃん!!」
    小鳥遊、さん……
    ホシノ「大丈夫?」
    だ、大丈夫、で……
    ホシノ「全然そう見えないけど……困ったね」

    残ったクイーンたちですが、わたしが無理やり立ち上がると慌てた様子で海に沈んでいきます。
    もう一発撃たれたらひとたまりもないと考えたか、逃げ出したようです。しかし、少し経てばまた増えてしまう可能性があります……
    ここまで考えたところでくらっと視界が揺れます。
    すっかり慣れた緊急リリースを行い箱状に戻したところで箱をせに座り込み、小鳥遊さんの珍しい慌てる顔を最後に、意識を手放しました。

    Chapter11-10
    光の奔流、消える巨人
    おわり

  • 142甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/28(水) 01:00:29

    (要因:本人が小さいせいでベクターキャノンの銃口が大きくならず横幅が足りなかった)

  • 143二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 03:35:45

    目の前で溺れかけたり自分たちが置き去りにしたせいで出ていかれたりそれが遠因で狩人なんてのが目覚めたりその事が巡り巡っていつのまにか血で手を汚してたり
    エイリはいつだっておじさんの情緒をめちゃくちゃにする

  • 144二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 04:14:03

    そういえばめちゃ普通に話してたけどセリカやアヤネ達はエイリのあれこれは受け入れたんだろうか

  • 145二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 13:49:18

    エイリ大丈夫だといいが

  • 146二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:17:07

    なんとかなる
    なんとかなれ!

  • 147甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/28(水) 23:23:51

    ふわふわとした浮遊感。

    ジェフティさんを着ていないのに空に浮かんでるような感覚に覚えがありました。

    わたしたちの中、暗く暖かい闇の中。わたしと我々が出会った場所。

    いつもならわたしたちがいるはずのその闇にはわたし以外誰もいませんでした。


    ……誰もいない中は、ちょっとだけ寂しいですね。

    遠い記憶dice1d4=4 (4)

    1.『戦士』

    2.『新生』

    3.『捕食者』

    4.『女王』

  • 148甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/28(水) 23:56:45

    自分が自分じゃない頃の記憶。
    小さなわたしは暗い中、熱に包まれていた。
    そのときのわたしにはある声がずっと響いていました。『喰らいなさい』『生きなさい』『守りなさい』
    暗く熱い闇の中で声が響いて、いつしか篤さが無くなったころ。自分を覆う何かを破いて、わたしが最初に見たものは、潰れた丸かった何か。そして見上げてあるのは暗いのに明るい星空と、空を覆う光輪だった。

  • 149甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/29(木) 00:39:40

    ──はっ。

    目を開くと、曇り空と片隅にピンク色の長髪、小鳥遊さんの顔が見えました。

    ホシノ「うへへ、おはよう〜」
    ……おはよう、ございます
    ホシノ「いやぁすごかったねぇ」

    小鳥遊さんが見る先、海は曇り空ながら穏やかでクイーンが暴れていたのが嘘のように静かに波を打っていました。

    ホシノ「……身体は平気?」
    あ、えーと……大丈夫だと思います
    ホシノ「あれだけすごいことしたんだし反動もすごかったんだろうね〜」

    すごいこと。
    そう小鳥遊さんは言いますが撃ち漏らしもあったのに倒しきれず気絶していたことが情けなく思えました。
    それに気付いていたのか小鳥遊さんはそっとわたしの頭を撫でます。……あれ?もしかして今、わたし膝枕されてる?

    ホシノ「うへへへー、子供が増えた気分だよ」
    増えた……って、小鳥遊さんにお子さんが?
    ホシノ「似たようなものだよー、後輩たちがね」
    アッハイ

    小鳥遊さんのほにゃほにゃした顔をよそに立ち上がり、ジェフティさんを纏い直します。どれぐらい気絶していたのかはわかりませんが……急いで帰らないと。

  • 150甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/29(木) 01:04:58

    小鳥遊さんを背に乗せてアビドスに戻ります。
    その最中、小鳥遊さんから声がかかりました。

    ホシノ「そうだエイリちゃん」
    はい?
    ホシノ「すごいのうったあと気絶したところまでアヤネちゃん見てると思うから、多分帰ったらまた詰められるよ」
    ……
    ホシノ「エイリちゃーんナチュラルに方向変えようとしないでねー」
    …反動のことを知らなかったことと、それしかなかったことは主張させてください
    ホシノ「本人に言ってね〜」

    すごく気落ちしたまま、アビドスに帰ることになりました。
    Chapter11-11
    遠い記憶
    つづく

  • 151甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/29(木) 01:15:02

    (反動ダメージダイスにするの怖いから気絶するぐらいふんわりした感じで)

  • 152二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 02:24:45

    どう受け止めたのかわからないけどクイーン殺しの件もあるし心配と不安が高まり過ぎてアヤネそろそろ泣きそう

    ……それにしてもクィーンを狩るというか狩ったことについては本当にどう思ったんだろうかセリカアヤネシロコ

  • 153二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 03:16:21

    アヤネ視点も欲しいなあ

  • 154二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 04:38:25

    クイーンハントを続けるんだハンター…それが生きるという事だ…

  • 155二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 09:06:08

    このレスは削除されています

  • 156二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 20:12:28

    このレスは削除されています

  • 157二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:39:29

  • 158◆PpuNVmvyfA24/08/30(金) 01:05:44

    (指が進まず隔日投稿みたいになってて申し訳ありません……)

  • 159二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 09:25:23

    ほしゅ

  • 160二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 20:00:42

    おきになさらず

  • 161甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/30(金) 23:10:50

    アヤネ「これより、甘坂エイリの法廷を開始します」

    あの、この流れ前にもやったような

    アヤネ「被告人は静粛に!」

    アッハイ

    ノノミ「検察側、準備できてます♤」

    ホシノ「弁護側、準備できてるよー」

    コユキ「なんですこれ」


    アビドスに戻ってきたわたしと小鳥遊さんは帰ってくるなりあれやこれやと運ばれてまたもや激おこ裁判第二審。

    砂狼さんと黒見さんの姿が見えませんがなにかあったのでしょうか?


    人型のモノが「抉り取られ消滅」したのをみたダメージ

    セリカdice1d50=19 (19) +50

    シロコdice1d60=22 (22) +40

  • 162甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/31(土) 00:14:03

    アヤネ「では十六夜検事、冒頭弁論を」
    ノノミ「エイリちゃんはミレニアムから受領したベクターキャノンという武器を使い、巨大な人っぽい怪物、クイーンを倒しました。その際突然エイリちゃんとの通信が途絶、数十分後通信が回復し帰還しました♧」
    アヤネ「ありがとうございます、被告人、間違いありませんね?」
    気絶の時間は分かりませんが間違いありません。……このノリまだやるんですか?
    アヤネ「やらなくてもいいんだね?」

    あっ、地雷踏んだ。そう直感的にわかりました、具体的には敬語が取れたあたりから。
    奥空さんは裁判長と書かれた紙の置かれた席から立ち上がるとわたしの目の前まで歩き徐にわたしの頬を摘みました。

    アヤネ「また!無茶を!してーーー!!!」
    いだだだだだだだーーー!
    ホシノ「それ以上いけない」

  • 163甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/31(土) 00:39:01

    アヤネ「エイリちゃんは暫く出撃禁止!」

    そんなぁ

    アヤネ「病院かミレニアムの保健室、あるいは救護騎士団に叩き込んでもいいんだからね!!!」

    アッハイ

    ホシノ「お邪魔になりそうだしいこっかー」

    ノノミ「はーい⭐︎」

    コユキ「にはー⭐︎」

    えっあの皆さん

    アヤネ「話まだ終わってないからね!!」

    ひえぇ……


    全員退室していき奥空さんに長々説教されることになってしまいました。

    ……あれしか方法がなかった、とは伝えましたけどそういう問題でもないみたいです。

    黒見さんと砂狼さんが様子を見にくるdice1d3=3 (3) 時間後まで、奥空さんの説教は続きました。


    Chapter11-11

    遠い記憶、近い絆

    おわり

  • 164二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 00:44:49

    とはいえクイーンを明確に倒せるのはエイリだけという…

  • 165甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/31(土) 00:50:47

    >>164

    (実は大雨の中でも問題なく行動できるのとクイーン殺すのに抵抗がないのがエイリなだけでクイーン狩り自体は火炎放射器持ちのメグやレールガンのアリスなどもできるかも?)

    (ただメグはエイリが苦手としている上にそもそも殺しに忌避感が強いキヴォトスでそれを頼めるかと言えば……)

  • 166二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 04:10:45

    コユキのびっくり爆弾の電撃でもやれると思う
    というか落雷直撃で残機減りそうなの本当に弱きもの…

  • 167二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 14:25:50

    エイリはどうするんだろうな

  • 168二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 19:33:29

    悩ましい話だ

  • 169甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/08/31(土) 23:30:49

    出撃を禁じられたわたしは、コユキちゃんとdice1d5=2 (2) と共にシャーレを訪れました。

    1.小鳥遊さん

    2.十六夜さん

    3.砂狼さん

    4.奥空さん

    5.黒見さん

    主な目的としては港での戦いの報告と現状の確認です。わたしたちからはアビドス、ミレニアムぐらいの情報しか集まらないのもありますが。


    "そう、か……"


    話の顛末を聞いた先生は暗い顔を浮かべました。大方巨大クイーンを殺させたことに関する罪悪感なのでしょう。その辺りを気にする必要はない、と伝えますがあまり効果はなさそうでした。

  • 170甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/01(日) 00:18:16

    "みんなは、大丈夫なのかい?その、こんな命のやり取りに巻き込まれて"

    ノノミ「それ、っは……」

    コユキ「ぜんっぜん大丈夫じゃないですよもー!!!」


    十六夜さんの声をかき消してコユキちゃんが先生の膝に座ります、さらにはぐるんぐるんと先生ごと椅子を回しだしました。


    コユキ「いきなり命の奪い合いに巻き込まれるしあんなの見ちゃうしエイリちゃんはおかしくなるし!「ちょっと?」いつのまにかキヴォトスまでおかしくなりかけてる!やってらんないですよもー!!」

    "ちょ、コユキっ、助けっ……"

    はいそこまで。


    回転してる2人を止めると慣性でがたんと先生とコユキちゃんが吹き飛んで行きました。

    が十六夜さんがその体でキャッチ。すごい弾力してる……

    のはいいとして閑話休題。聞きたいとしては巨大クイーンとの戦いが影響強そうなオデュッセイアですが……一応連絡はついたそうで、dice1d10=3 (3) だそうで

    1〜3.オデュッセイア海洋学園は伊達じゃない

    4〜6.時化に抗うのは慣れたもの

    7〜9.浸水したけどギリギリセーフ

    10.やばい

  • 171甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/01(日) 00:50:47

    コユキ「あんなデカいのがたくさん暴れたのに」
    ノノミ「浜側で暴れてたからオデュッセイアまで届かなかった、とかでしょうか?」
    "とはいえ、雨に乗じてクイーンが乗り込んできたこともあったみたいだから……"

    他の学校も雨が降り続けているもののクイーンそのものを追い払うことはできているようです。
    ただいくらでも湧いてくるし雨ばかりだしで……やはりテラフォーミング装置の破壊を優先する必要がありそうです

    ノノミ「ダメでーす♧」
    うぇっ、十六夜さん!?
    コユキ「出撃禁止でーす!」
    そ、そんなぁ……
    "ははは……でも、エイリだけに背負わせるわけにもいかないよ。わたしもできる限りの手伝いをしないとね"
    む、むぅ……

    わたしの考えは、傲慢なのでしょうか?
    もう巻き込まれているからと、みなさんに獲物戦いを強いることなんて……

    コユキ「エイリちゃんまーた何か企んでますね!?」
    そ、そんなことないよ!?
    "エイリは1人じゃないんだ、信頼できる人に相談するといいよ。もちろんわたしでもね"
    うっ、うう……はい

    相談……信頼できる人……
    わたしが信頼してる人、全てを話せる人……そんな人、いるのかな…?

    Chapter11-12
    止まぬ雨
    つづく

  • 172甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/01(日) 00:54:12

    (がんばれ先生)

  • 173二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 03:30:29

    上手く折り合いはつけ始めてるんだけどね
    今更ハンターから戻るなんて無理だろうし

  • 174二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:59:19

    信頼できる人
    誰になるかな

  • 175二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:23:04

    先生の心労が計り知れんな

  • 176二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 21:03:05

    ずっとそうではあるけど
    苦労が続くね

  • 177二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:19:53

    とことん先生と相性の悪い生徒してるなエイリ……
    ゲーム部と一緒に襲撃した時からだいぶ傷つけちゃって以来今度は鋭利に寄り添うって決めてたのに
    死にかけたり失踪したり挙句の果てに狩人になったりで
    こんどは殺生までしてるってなるから生徒たちの見てないところでやばいくらい後悔とか溜まってそう

    精神ダメージどんくらいなんだろ

  • 178二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:34:53

    誰に話すんだろうか
    それとも話さないのかな
    どうなるんだろう

  • 179二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:25:07

    このレスは削除されています

  • 180甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/01(日) 23:29:57

    信用と信頼。

    似ているようでちょっと違うこの二つ、先生がいうわたしに必要というのは信頼。感情による繋がり。

    ……なんとなく、わかる。

    わたしがどこか感情というか考えというか、そう言う面でコユキちゃんや皆さんと乖離し始めていること。あの時、狩人から戻ってきた時から涙ひとつ流せなくなって言ったこと。

    そういうのを、全部吐き出して、わかりあう相手が必要。

    そういうことを、先生は言いたいんだと思う。

    わたしが、これからも甘坂エイリであり続けるならばその通りであり、わたしが甘坂エイリですらなくなると言うのならただの杞憂。言うなれば大きなお世話。

    ……甘坂エイリですらない一体の狩人になりたい、なんて気持ちがあるわけじゃない。

    ただ、ただ……わたしは、本当にまだエイリのままなのか?それをわたし自身わからないままなんです。

    それを……誰に言えるの?dice1d4=2 (2)

    1.先生

    2.コユキちゃん

    3.ユウカ先輩

    4.言える訳……(クイーン)

  • 181甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/01(日) 23:58:39

    先生、一室借りてもよろしいでしょうか?できれば防音で

    "うん、いいよ。"

    ありがとうございます。コユキちゃん、こっち来て

    コユキ「えっなに、なんです?」

    ノノミ「エイリちゃん……?」

    "ノノミ、ちょっとだけ2人にしてあげよう"


    先生から鍵を受け取りコユキちゃんの首根っこ掴んで鍵に書いてある部屋、仮眠室に2人で入る。

    防音でってお願いしたのでコユキちゃんが多少騒いでも大丈夫でしょう?

    コユキちゃんを適当にベッドに放ると「にべっ!」と鳴き声が聞こえます、気にせずわたしは隣に座りました。


    コユキ「えっなに、なんですか!?何が始まるんです!?えっちなこと!?」

    真面目な話したいんだけどいい?

    コユキ「あ、はい」

    ……何から、話せばいいかな。


    わたしはぽつり、ぽつりと語り始めました。

    エデン条約騒ぎがあって、アビドスから逃げ出して。狩人に何もかも押し付けて、目覚めた時にはもう自分がエイリだということも感じにくくなって。

    クイーンの騒ぎが始まって、戦艦に突入してクイーンから話を聞いて自分がもともと人間じゃないことに確信がついた。

    でも、なんだろう……未練と言えばいいのか。そういうのに引っ張られて、自分はどこか迷っているんだ。そう、可能な限り伝えました。


    コユキ「エイリちゃん……」

    ……

    コユキ「dice1d4=4 (4)

    1.(無言で抱きしめる)

    2.エイリちゃんは帰るところが欲しいんですね?

    3.正直、よくわかんないです

    4.そういうこと考えちゃう時期ですか?(制裁)

  • 182二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 00:38:03

    真面目な話と言ったのにこれである

  • 183甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/02(月) 01:00:11

    真面目な話って言ったんだけど?
    コユキ「囧がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

    力を込めたアイアンクローをコユキちゃんに叩き込みます。
    反省したかな?と言った時間で下ろすと涙目のコユキちゃんがベッドに気が抜けたように倒れました。

    コユキ「いたい……」
    茶化すからだよ。本気で話してるのに
    コユキ「そんなこと言われても……まぁクイーンなんてものがきてますし一旦本当としてですよ?」
    そこまで前置かないとダメ?
    コユキ「どーでもよくありません?」
    えっ

    思考が停止しました。
    まさかここまで悩んでいたことがどうでもいい、と一蹴されることなんて全く想定していませんでしたから。

    コユキ「えーとですね。エイリちゃん、またいきなり人格変わってどこか行くとかしませんよね?」
    う、うん……多分
    コユキ「別にエイリちゃんがなんかよくわかんない生まれだったとしてですよ、それ私と一緒に学生するのに関係あります?」
    あるんじゃないかなぁ…今現在進行形で起きてる
    コユキ「それはクイーンのせいであってエイリちゃんのせいじゃないんです!エイリちゃんがなんかこうよくわかんない姿になっちゃうとかそういうことじゃないなら、私達の青春にそんなもの関係ないんですよ!」

  • 184甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/02(月) 01:18:57

    なんと言うか、反応に困ります。
    ま、まぁやろうと思えば今まで通りの暮らしだってできなくはないでしょうけどそこまで言い切られるとそうかも……という気持ちがでてきます。

    コユキ「ふふーん、エイリちゃんは頭が硬いんですよ!……それとも、学生やるの嫌になりました?」
    い、いやぁ。別にそこまで変わり果てたわけじゃないけど
    コユキ「じゃあそれでいいんですよ!クイーンを倒して今まで通りの日常に帰るんです!」
    ……。

    コユキちゃんはいつも考えなしで思いつきで変なこと始めては制裁されていたけど…それでも、こうしてどこか明るいコユキちゃんだから、わたしたちは仲良くなれたのかもしれない。
    生きるため、そしてコユキちゃんとまた一緒の日常を送るため。
    戦う理由が一つ、増えたことを実感しました。

    ありがとう、コユキちゃん。わたし、コユキちゃんが友達でよかったよ
    コユキ「にはははー!そうでしょそうでしょう!」

    少しの間、2人で共に笑い合いました。

    Chapter11-12
    止まぬ雨、枯れぬ友情
    おわり

  • 185甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/02(月) 01:20:09

    (書いてて脳裏に浮かんだそれ青春に関係ある?理論がなんかそれっぽく感じられました)
    (なお、クイーン騒動が終わった後パヴァーヌ2章でまた曇らされるんだよねこの2人……)

  • 186二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 01:51:07

    青春やる上で障害になりそうですねパヴァーヌ2章での狩人と混ざってるエイリの動向考えると…

  • 187二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 02:56:17

    というか先生やユウカがアビドスにいるエイリをわざわざ呼び出すとは思えないというのもある
    エイリに心的ダメージ与えかねないことに呼び出すかなというのと、エイリ呼び出すとコユキがセットで来るからそうなるとコユキのハッキングでエリドゥ制圧すればいいって話になるだろうからリオ会長があらゆる手を使って阻止しそうだしな

  • 188二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 03:14:20

    ミレニアムに用事があって立ち寄ってる時に事件が起きて、とかでもありえるけどね

  • 189二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 03:14:25

    パヴァーヌ2章へエイリとコユキがどう参加するかというのはあるだろうな
    コユキをミレニアムから離したのは計画をリオ会長が実施する際敵に回られたらエリドゥハッキングを阻止出来ないからってのもありそうだし
    リオ会長はコユキの能力をよく知ってる以上コユキが敵に回らないよう最大限に策を打つはず
    後エイリの今までの行動とかを加味して先生たちがエイリを呼ぶのかなというのもある
    いっそパヴァーヌスキップして最終編行きもありな気もします
    エイリの場合経験を買われてウトナピシュティムの本船にも乗船出来そうだし

  • 190二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 03:21:17

    コユキがいたらエリドゥ制圧がすぐ終わりそうだからな
    パヴァーヌ2章があっという間に終わる気がする
    仮にエイリだけがミレニアムにいたとしても作戦を行う際にコユキを呼んでハッキングすれば良いって話になるだろうし
    何かしらの形で会長がコユキへの連絡を妨害してもならエイリが一回アビドス戻ってコユキを連れてくればいいって話になるし

  • 191二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 03:33:46

    エイリがゼロシフト持ってるから行きも帰りも一瞬で移動できるからコユキを呼ばない理由がないからな
    コユキと一緒にゼロシフトで一回ミレニアムに来てるから問題はないだろうし
    コユキとエイリが二人ともアビドスにいて呼び出しを受けたとしても即到着出来るから
    ヴェリタスとコユキならリオ会長もハッキングを阻止出来ないだろうからな

  • 192二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 03:45:15

    ワタシ オマエ マルカジリ に成る訳でもなし関係ないでしょ理論
    考えすぎるエイリには救いだね、大切な人たちの所に戻るために戦う、どっかのピンク髪もよく覚えておけ

  • 193二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 12:15:46

    彼女達の今後の青春は如何に…

  • 194二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 22:44:47

    このレスは削除されています

  • 195◆PpuNVmvyfA24/09/02(月) 23:51:21

    その頃のdice1d4=2 (2)

    1.ひつじさんチーム

    2.C&C

    3.セミナー

    4.クイーン

  • 196◆PpuNVmvyfA24/09/03(火) 00:24:38

    アカネ「クイーン迎撃任務も1日dice1d10=5 (5) 回。普段の業務に加えて雨の中これとなると……」

    アスナ「面白いよねこれ!」(ぶるぶるぶるっ

    ネル「犬かテメェは!やめろ水滴飛ばすな!」

    カリン「しかし迎撃、撃退だけじゃ意味がないのも事実。リーダー、敵拠点はないの?」

    ネル「あるっちゃあるけどよ……チビからの情報で雨を降らせる施設っつうのがな」

    アスナ「じゃあそれ壊せばいいんじゃん!」

    ネル「周囲は大雨に加えて洪水だ。まともな戦闘ができると思うんじゃねえぞ」

    アカネ「爆破も効果薄、狙撃も困難ですか。チビというのはエイリちゃんですよね?どうやって破壊を?」

    ネル「パワードスーツで突っ込んでぶん殴って壊した」

    アスナ「リーダーみたいな脳筋戦法だね!」

    ネル「一緒にすんな!!!!」

    カリン「となると……エンジニア部に装備の発注を?」

    ネル「どうだろうな、チビのジェフティに光の剣とかいうレールガン。エンジニア部の予算もどれだから残ってんだかな」

    アスナ「私達にもパワードスーツ担当とかいればいいのにねー」

    カリン(メイドにパワードスーツって一体……?)

  • 197◆PpuNVmvyfA24/09/03(火) 00:40:21

    ネル「あ?……チッ、おいテメェら、お客様だ」
    アスナ「あ、休憩おしまい?」
    カリン「……ふぅ。行ける」
    アカネ「目標は?」
    ネル「水人間大量だ、全員水餅にして返してやるぞ」
    アスナ「おー!」

    その頃のC&C
    めちゃくちゃ忙しいながらいつも通り頑張ってる、なお爆破ができなくて1人ストレスが溜まってるとか
    おわり

  • 198◆PpuNVmvyfA24/09/03(火) 00:41:07

    (本編を投下できない時に誤魔化しでその頃の◯◯やってるけどほんへ進めろと言われたらその通りとしか言えません)

  • 199二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 00:51:33

    本編の筆が進まなかったらエイリ視点の裏の他のキャラの心情とかが気になるのでそっちも欲しい(我儘)

  • 200二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 02:23:37

    対策委員会の面々がエイリを見てどう思ってるのかとか気になるところ

  • 201二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 03:24:57

    アスナの神秘は怖いっすね、未来予知やめてください

  • 202二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 10:24:58

    手広くやってんなクイーン

  • 203二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 21:15:29

    ほしゅ

  • 204甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/03(火) 23:42:50

    ノノミ「おかえりなさーい⭐︎」
    "おかえり。すっきりした顔をしているね"
    そう、でしょうか?

    仮眠室から戻ってきたわたしたちを十六夜さんと先生は笑顔で迎えました。
    そこまでわかりにくいのでしょうか?わたし……

    "心は、決まったのかい?"
    はい。わたしは戦います。コユキちゃんと送る日常のために、狩人としても甘坂エイリとしても
    コユキ「な、何度も言われるとなんか照れてきますね……」
    ノノミ「エイリちゃん、私達は日常に入れてくれないんですか?」
    えぁっ、その、アビドスの皆さんやミレニアムのみなさんも含めて、ですよ!?
    ノノミ「えへへー⭐︎嬉しいですねー⭐︎」
    むぎゅっ

    豊満な十六夜さんの肉体に抱き込まれわたわたしていると先生の咳払いで解放されました。

    "エイリが元気になってくれたのはいいけど……出撃禁止を言い渡されたんじゃなかったのかい?"
    あっ
    コユキ「あっ」
    ノノミ「ふふふ♡」

  • 205甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/03(火) 23:56:04

    ……頑張って説得します
    コユキ「がんばれー」
    手伝ってくれないの?
    コユキ「私に説得の技能があったら毎回ユウカ先輩やノア先輩に反省室叩き込まれませんよ!」
    自慢げに言うことじゃないね

    コユキちゃんとああだこうだ言い合っていると十六夜さんと先生の笑う声が聞こえてきました。
    ばっと2人の方を見ると笑うのを隠すこともなく、十六夜さんにわたしたち両方撫でられました。

    ノノミ「可愛いですね♡」
    "ごめんね、微笑ましくて"
    コユキ「しんゆーですから!」
    親友、ですから。

    コユキちゃんと、顔を見合わせ笑いました。

  • 206甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/04(水) 00:48:11

    話したいことも終わり、買い物して帰路につきます。
    道中、わたしの背で暇らしいコユキちゃんから声がかかりました。

    コユキ「まだ、あそこに戦艦あるんですか?」

    おそらくサンクトゥムタワーの真上を指差してるであろうコユキちゃんの質問を受けレーダーを確認すると、変わらず戦艦は浮かんでいるのが見えました。そのことをつたえると「どうにかできないでしょうか」と十六夜さんからも声が聞こえました。

    ベクターキャノンを使えば落とせはするかもしれませんが……
    コユキ「…それ、落っこちる戦艦は」
    そのままD.U.に降り注ぐね
    ノノミ「慎重にやりましょうね?」
    はーい
    コユキ「はーい」

    ベクターキャノンによる強襲は見送ることになりました。やはり、あのクイーンを倒して、なんとか戦いを終わらせないといけない。
    ……そのために必要なこと。アビドスでも話し合わないといけませんね。
    まだアビドスのテラフォーミング施設と海の巨大クイーンを撃破しただけ、広いキヴォトスのあっちこっちに手を伸ばしているのなら、もっと何かしないといけない。
    アビドスへ急ぎました。

    Chapter11-13
    つづく

  • 207甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/04(水) 00:49:00

    (どう進めるかなぁ)

  • 208二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 04:50:14

    メンタルケアは成功したけど相手が厄介だから簡単にはいかないね

  • 209二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 10:34:30

    このレスは削除されています

  • 210二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 13:10:28

    このレスは削除されています

  • 211二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:38:52

    コユキと仲良くなってるのすごく可愛くて良い

  • 212二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 22:17:16

    アヤネから見たエイリ、目を離すたびに死にかけるか倒れるかおかしくなるかの3択だからもう出撃断固拒否しそう
    なんなら泣いて止めるまでありそう

  • 213◆PpuNVmvyfA24/09/05(木) 00:06:19

    エイリたちがシャーレに向かった頃のアヤネたち

    アヤネ「……」

    セリカ「アヤネちゃん露骨に機嫌悪そうなんだけど」
    シロコ「ん……怒ったアヤネは怖い」
    アヤネ「なんですか!?」
    ホシノ「うへへ、荒れてるねぇアヤネちゃん。エイリちゃんが心配?」
    アヤネ「当たり前じゃないですか!エイリちゃん、戦いが苦手なのに自分ができることだからっていつもいつも無茶して!あんな小さな子なのに……」
    セリカ「一応同い年なんだけど」
    ホシノ「そうだねぇー…おじさんより小さい子が身を削ってるのはよくないんだけど」
    シロコ「ホシノ先輩がジェフティを着たらいいんじゃないの?」
    ホシノ「おじさん空飛んだことないしサイズ的にも合わなくってさ」
    アヤネ「……わかってます、クイーンとの戦い、雨を降らせる機械の破壊にジェフティを使えるエイリちゃんが必要なのは。でも!」
    ホシノ「押さえつけるだけじゃ反発されるだけだよアヤネちゃん。エイリちゃんの意志を無視しても飛び出されるだけじゃないかな」
    アヤネ「なら!……どうすればいいんですか、これ以上エイリちゃんが傷つかなくて済むには…」

  • 214◆PpuNVmvyfA24/09/05(木) 00:27:33

    ホシノ「この戦いを終わらせるしかないよね」
    アヤネ「……」
    セリカ「なぁに、出撃禁止はともかく誰か1人付き添いはそのまま必要でしょ!別に付き添いの方にはエイリも文句言ってなかったし」
    シロコ「私達も、施設破壊に向かうべき?」
    ホシノ「雨に気をつけるんだよー」
    セリカ「ホシノ先輩も働く!」
    ホシノ「うへぇ〜」
    シロコ「ん、旧市街地とか高台が多いところなら洪水も平気」
    ホシノ「足を滑らせないようにね〜」
    アヤネ「……オペレータは、しますから!」
    セリカ「んじゃ、頑張りますか!」

    その頃のアヤネたち
    エイリにばかり頼らないように作戦会議中
    おわり

  • 215◆PpuNVmvyfA24/09/05(木) 00:29:18

    (なんだかんだエイリが1番向いているだけで施設破壊は誰でもできる……はず?)

  • 216二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 08:06:21

    がんばれ皆

  • 217二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 13:30:53

    しっかり施設破壊できるといいな

  • 218二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 22:58:14

    このレスは削除されています

  • 219甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/06(金) 00:14:54

    アビドスに帰ってきて早々、奥空さんに手を引かれ部室に連れてこられたわたしたちはいつものテーブルを囲み席につきました。


    アヤネ「では、改めて今日の対策委員会を開始します!」


    そう意気揚々と奥空さんは宣言しました。出撃禁止を言い渡されて直ぐの行動に正直わたしは面食らいました。


    や、やる気ですね……

    コユキ「何かあったんです?」

    アヤネ「な、なんでもないです!それで、アビドスにもまだ存在するテラフォーミング設備についての作戦会議となります!」

    セリカ「露骨に話逸らした」

    シロコ「ん、照れ隠し」

    アヤネ「静粛にしてください!!!」


    奥空さんが開いたPCには以前クイーンから送られた設備分布が表示され、そのうちの一つにはバツの字で上書かれていました。旧アビドス区域内だけでも残りdice1d10=6 (6) の設備が点で示されておりキヴォトス全体で幾つ投下したのやらと天を仰ぎたくなりました。

  • 220甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/06(金) 01:29:51

    アヤネ「この中でも特に近いdice1d2 +1件をリストアップします。1つをエイリちゃんを中心とした部隊、1つをホシノ先輩を中心とした部隊で破壊に向かいます」

    え、出撃禁止なんじゃ

    アヤネ「監視のもとです!!!」

    アッハイ


    こういう会議中、主導する奥空さんは書記らしく覇気のある姿になります。

    ノア先輩のような有無を言わさない圧は見習いたいものです。

    ……会計らしい黒見さんと会長のはずの小鳥遊さんについてはノーコメントで


    ホシノ「でも大丈夫なの?その周囲も雨降ってないかなー?」

    アヤネ「間違いなく降ってます。なのでホシノ先輩側には足場の多い市街地のものを、エイリちゃんには足場のない砂漠地帯のものを攻めてもらいます」

    わたしの付き添いは?また砂狼さんでしょうか

    アヤネ「そう考えています。シロコ先輩のドローンミサイルならば空中からでも火力が出せるはずです。それ以外のノノミ先輩とセリカちゃんはホシノ先輩と。コユキちゃんは私と管制を」

    コユキ「うっ、苦手分野……だけど頑張りましょー!」

    スゴイ、コユキちゃんが苦手なことに取り組んでる

    コユキ「私をなんだとなんだと思ってるんですかー!!」

    ホシノ「うへへ、暫く雨も楽しんだしそろそろ太陽も懐かしいから…行こっか。太陽を取り戻しに」


    全員でおー!と掛け声し、それぞれ出撃。わたしも砂狼さんを背負い旅立ちました。


    Chapter11-13

    出で立つ戦士、臨む太陽

    おわり

  • 221甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/06(金) 01:37:16

    (地味にダイスミスしてたdice1d2=2 (2) +1)

  • 222二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 08:26:49

    最大数か

  • 223二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 12:10:23

    作戦がうまく行くといいな

  • 224二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 12:41:57

    無事に終わるといいけどどうなるか

  • 225二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 14:09:51

    テラフォーミング設備を破壊し切れるといいけど
    苦労はしそうだけど上手く出来たらでかいかな

  • 226二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 16:42:51

    何回も言われてるけど考えすぎるエイリとあんま考えないでまず行動に移すコユキの相性が良すぎる

  • 227甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/06(金) 23:45:18

    エイリ側

    dice1d4=3 (3)

    1.余裕(カット)

    2.シロコミサイル(カット)

    3.クイーンたくさんいて大変

    4.なんでここに巨大クイーンが?


    ホシノ側

    dice1d4=1 (1)

    1.ホシノ無双

    2.アビドスチームの底力

    3.水が多すぎる

    4.クイーンがでかすぎます!

  • 228二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:55:31

    さすおじ

  • 229甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/07(土) 00:03:53

    こちらジェフティ、目標Aを視認。
    警護のクイーンが大量にいて装置を囲んでいます。ジェフティさんの装備なら殲滅後破壊に移れると思いますが
    シロコ「待って、ダメ」
    砂狼さん?
    シロコ「それに、慣れたらダメ!」
    わ、わわっ!?

    砂狼さんに肩をばんばん叩かれる。ダメージはないけど揺れて飛行姿勢が崩れかけましたがなんとか立て直し、少し責めるように砂狼さんに声をかけます

    危ないです
    シロコ「ん……ごめん。でも……命を奪う選択肢から始めちゃダメ」
    むぅ……わかりました。どうにかやってみましょう
    奥空さん?
    アヤネ『は、っはい!こちらアヤネ!』
    これから攻撃始めます。小鳥遊さんの方は大丈夫そうでしょうか?
    アヤネ『あー……えっと』
    ホシノ『こっちのことは気にしないで〜、こっちはあんまり雨も強くないからいけるよ〜』
    ノノミ『ほ、ホシノ先輩、待っわぷっ!?』
    セリカ『ど、どんな脚力してんのよホシノ先輩!?』
    ホシノ『洪水に飲まれちゃうよー、こっちこっち』
    アヤネ『……らしいです』
    アッハイ。

  • 230甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/07(土) 00:34:09

    とりあえず……命を奪うのは最小限にですね
    シロコ「ん、ミサイルで散らす」

    砂狼さんが手に持つドローンから放たれるミサイルの爆発は施設を覆うクイーンらしき液体を撒き散らす。
    大雨の中というのもあり爆破はそこまで大きいものではないというのもあり命を奪えるほどではなかったようで洪水の川となっている地面に逃げていく、覆う液体がなくなったのを見計らって施設に向かって突撃しようとしたところで、アラートが突然鳴り急停止すると地面から水の壁が競り上がりました。

    っ、壁?
    シロコ「突破できそう?」
    ジェフティさんは全領域対応ですから平気だと思いますが……砂狼さんがどうなるか
    シロコ「……エイリ。あそこに穴を開けて、5…10秒ぐらいあれば大丈夫?」
    ゼロシフトを使えれば。ですが
    シロコ「ん、じゃあお願いね」
    えっ

    わたしの返答を待たずに砂狼さんはわたしの背を飛び出しドローンにミサイルを放たせて水の壁を散らします。
    上からは重力、下からはクイーンの意思による水が穴を塞ごうとしているのを、さらには落ちて水に飲まれる砂狼さんが見えました。
    わたしが優先するべきは、施設破壊。
    障害物がなくなったのが見えたので施設の至近距離にゼロシフトで現れたわたしはブレードを突き刺します。
    さらにウルカヌスさんを至近距離で連打して穴だらけにして破壊。小規模の爆発が起こりました。

  • 231甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/07(土) 01:10:58

    機能停止したのを確認して即座に洪水の中に飛び込みます。
    視界は0でしたがレーダーを頼りに流れるクイーンの中を突き進み流される砂狼さんを抱き上げ上空に飛び出します。
    生体反応はある、と見たところではぁ、と大きく息を吐いて砂狼さんが目を開きました。

    シロコ「ん……濁流の中って、思ったより辛い」
    みんなわたしが気絶したりすると怒るのに砂狼さんまでそういうことするんですから
    シロコ「先輩の役目だから」
    なんか納得し難い……奥空さん?こちらジェフティ、目標を破壊しました。
    シロコ「雨、止んだね」

    空を見上げると、まだ曇りは晴れませんが大雨も亡くなりました。下は洪水のままですがいずれどこかに流れていくでしょう。
    ……小鳥遊さん、大丈夫でしょうか

    Chapter11-14
    先達の献身
    つづく

  • 232甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/07(土) 01:11:18

    (次回、ホシノ無双)

  • 233二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 01:26:27

    とりあえず鏖殺から入ろうとするあたり相当根深く狩人染み込んでるなエイリ…
    それをなんとか引き留めようとするシロコだけど見るからに渋々って感じになってるし
    そらアヤネも心配で気もそぞろになる

  • 234二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 10:53:19

    このレスは削除されています

  • 235二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:23:30

    とりあえずエイリの方はなんとかなって一安心かな?

  • 236二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 23:23:01

  • 237二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 01:52:45

    (ゆっくり寝るんやで)

  • 238◆PpuNVmvyfA24/09/08(日) 07:53:36

    (申し訳ありません、がっつり寝落ちしてました……)

  • 239二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:04:03

    お気になさらず

  • 240二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 23:34:54

    お体を大切に

  • 241黒見セリカ◆PpuNVmvyfA24/09/08(日) 23:40:40

    クイーンっていう水の化け物を倒すため、私とホシノ先輩とノノミ先輩の三人でアビドスに雨を降らす機械を壊すために市街地を移動していた。
    道路はもう完全に川になってて通れないからビルの屋上を伝っていたんだけど……ホシノ先輩、盾とか持ってること忘れてるんじゃないかってぐらいひょいひょい跳んでってる。

    ホシノ「ノノミちゃんセリカちゃん、大丈夫?遅れてるよー」
    「ホシノ先輩がっ!速いのよっ!」
    ノノミ「着いていくのも、大変ですね⭐︎」

    私達が一つのビルを超える間に三つぐらいは超えてる気がする。ちょくちょく戻ってきて様子見にきてるのがなんとも。

    アヤネ『もうすぐ目標地点です!皆さん、戦闘準備を!』
    ホシノ「っと。あれっぽいね?」

    ホシノ先輩が指差した先にあるのは水のような何かに覆われた、三つ足の円柱。何か光ってることから何か動作して雲と雨を呼んでいる、と言うことが感じとれた。

  • 242黒見セリカ◆PpuNVmvyfA24/09/09(月) 00:51:48

    「え、どうすんのあれ……足の踏み場ないんだけど」
    ノノミ「ギリギリ届くかもですけど、威力は期待できなさそうですね?」
    ホシノ「どうにかして近づくしかないかー……」

    どうしよう、とじーっと周囲の川になった機械の周辺を見ていると、なんだか渦を巻いてる、ような?
    それを伝えるとホシノ先輩は「あーこれいけるね」と呑気なことを言い出して盾を開き飛び降りた。

    「えっちょ、ホシノ先輩!?」
    ホシノ「陽動するよ、援護お願いねー」

    盾に乗って着水したホシノ先輩はすぐに盾ごと跳び立ってそこらに浮かんでいる車に乗る。その周囲に生えてきた人型に囲まれたが─
    ホシノ先輩、その人型を踏んだ。

    「えっ」
    ノノミ「えっ」
    アヤネ『えっ?』
    ホシノ「やっぱりだ」

    いやっ液体じゃなかったの?なんてツッコミをする前にあっちこっちに生えた人型を踏んで近づいていき水の壁に盾を叩きつけた。ばしゃぁぁぁんなんて音を立てて水の壁が引き裂かれた。
    そこからさらに跳んで円柱に銃弾を浴びせると光が消えていく。機能停止、したんだろうか

  • 243黒見セリカ◆PpuNVmvyfA24/09/09(月) 01:46:09

    「えぇ……」
    ノノミ「凄いですね⭐︎」
    ホシノ「うへへ、うまくいってよかったよー」

    雨が止んだところに盾を船にしたホシノ先輩が流れている。川の流れる先方面に校舎もあるということで私達も降りて合流するとホシノ先輩はうへへと笑っていた。

    アヤネ『目標Bの破壊、確認しました!』
    「いや、ホシノ先輩が1人でなんとかしちゃったんだけど」
    ノノミ「見てるだけで終わっちゃいましたね?」
    エイリ『そ、それは、また……?』
    ホシノ「いやーたまたまだよー」
    「そんなわけないでしょーが!!!!」
    ホシノ「うへぇーーー」

    ホシノ先輩の頬を思いっきりひっぱっても鳴き声がでるだけで堪えたようすもなし。エイリの方もなんとかなったみたいだけど……
    これ、エイリとホシノ先輩だけでなんとかなるんじゃないの?
    そう思わずにはいられなかった。

    Chapter11-14
    先達の献身、遠き壁
    おわり

  • 244◆PpuNVmvyfA24/09/09(月) 01:46:46

    (足が水に沈む前に次の足を出せば沈まない理論)

  • 245二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 02:32:53

    人の話を聞かずに突っ走る暴走列車の片鱗が既に見えてるぞ暁のホルス

  • 246二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 09:06:10

    このレスは削除されています

  • 247二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 16:36:45

    ホルスこっわ

  • 248二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:06:31

    まぁ今回はサクッと片付ける方が良さそうだし多少はね?

  • 249甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/09(月) 23:42:12

    二機のテラフォーミング施設を破壊してアビドスの校舎に戻ってきました。

    小鳥遊さんたちも上手くいったらしいのですが、後ろの十六夜さんと黒見さんは疲労困憊というようで……。

    さらにはこちらも砂狼さんが少し調子が悪そうです。


    アヤネ「まずは、みなさんお疲れ様でした。これでアビドスのdice1d40=19 (19) +50%がテラフォーミング施設の影響を逃れる形になります」

    ホシノ「こっちは市街地で足場山盛りだからなんとかなったけど……そうでもないとエイリちゃん頼みだねー」

    わたしはまだいけますが

    アヤネ「ダメです、ホシノ先輩とエイリちゃん以外は疲れ切ってますから」

    シロコ「ん……私は、平気……」


    砂狼さんは疲労というわけではなさそうですがそれはそれとして調子は悪そうです。

    シロコ???dice1d100=94 (94)

  • 250甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/09(月) 23:49:31

    シロコ「ん……ごめん…ちょっと、先に休む」

    ホシノ「シロコちゃん?大丈夫?誰か付き添ってあげよ」


    明らかに顔色が悪くしている砂狼さんは早退するということでdice1d4=1 (1) が送ることになりました。


    1.小鳥遊さん

    2.十六夜さん

    3.黒見さん

    4.わたし

  • 251二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:53:41

    ちょっと洒落にならない値出てない?

  • 252二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 00:09:53

    アヌビスの出番が…?

  • 253甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/10(火) 00:39:45

    小鳥遊さんと砂狼さん、大丈夫でしょうか
    ノノミ「……」
    セリカ「初めて見たわね、あんなシロコ先輩」
    アヤネ「ホシノ先輩がついてるから大丈夫だと思いましょう。状況を整理しますから一旦解散します。お疲れ様でした!」
    「「「「おつかれさまでしたー」」」」

    わたしはコユキちゃんを連れて公民館へ帰ります。ただ、頭の中で砂狼さんのことがどこか引っかかっていました。
    帰ってきて早々ではありますが小鳥遊さんに通話をかけた時でした。

    ホシノ『もしもしー?』
    小鳥遊さん?エイリです。砂狼さんは…
    ホシノ『シロコちゃんなら今寝かせたところだよ。話聞く限りはちょっと泥水飲んじゃった感じなんじゃないかな』
    なるほど……
    ホシノ『エイリちゃんもあんまり責任感じないでよ、やるって言ったのはシロコちゃんもなんだからさ。おじさんもまぁまぁがんば(がたっ、ばたばたっ、ブツッ』
    小鳥遊さん?小鳥遊さん!?

    突然の大きな物音。同時に切られた通話。何かあったのは明白でした。
    わたしはコユキちゃんを呼んで背に乗せ、急いで砂狼さんの家に向かいます。背中に這う嫌な予感から逃げるように。

    Chapter11-15
    潜む危機
    つづく

  • 254甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/10(火) 00:40:08

    (94なんて出ちゃったからにはもう、ネ…)

  • 255二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 00:50:45

    液体生物……誤飲……
    あー体内に入られてますねこれ

  • 256二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 01:28:12

    そっちか~!黒服ゥ!サブプランが危ういぞなんとかしろ!

  • 257二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 02:46:48

    異常の内容次第だけど水を口に含んだら侵入なんてなったらいよいよある程度以上の防水で水シャットアウトできるジェフティ持ちのエイリしか出撃不可になる
    水踏んで跳ぶなんで芸当できるホシノも裏を返せば足を踏み外せばアウトってことだし
    とは言えエイリに任せるなんて心情的にさせられない…しかし状況はそんなことを言ってられない…
    板挟みになりそうだねアヤネ

  • 258二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:46:54

    シロコ大丈夫かな
    なんとかなるといいが

  • 259二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 13:24:34

    送ったのがホシノだったのは不幸中の幸いかな

  • 260二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:25:29

    なんだろうなぁ怖いなぁ

  • 261甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/10(火) 23:29:39

    小鳥遊さん!

    声を出しながら砂狼さん宅の扉を破り飛び込むとそこには砂狼さんを押さえつける小鳥遊さんの姿が。
    ……あれ?普通に制圧してる?

    コユキ「もしかして来なくてもよかったタイプですかー?」
    ホシノ「いやいやそうでもないよー、手が足りなくてさー。エイリちゃん手伝って」
    あ、はい。

    暴れようとする砂狼さんをどうやってるのか押さえ込めている小鳥遊さんから引き継いでぐっと抑え込みます。「うぐっ」っという呻き声が聞こえましたが一旦無視。

    コユキ「それで一体どうしたんです?」
    ホシノ「なんかシロコちゃんが突然襲いかかってきてね、おじさんびっくりだよもう」
    ……襲いかかってきた?
    ホシノ「シロコちゃーん、どういうわけか教えてくれないかなー?」

    砂狼さんの顔を覗き込んで声をかけると小鳥遊さんを睨んで恨めしそうな声をぼそっと漏らしました。

    シロコ「谿コ縺吮?ヲ窶ヲ谿コ縺励※繧?k窶ヲ窶ヲ」
    コユキ「なんて?」
    ホシノ「全くわかんないんだよね」
    ……多分、クイーンの言語です

  • 262甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/11(水) 00:08:32

    ホシノ「あいつら喋……ってたね、うん」

    コユキ「なんでシロコ先輩が液体人間たちの言葉喋ってるんです!?」

    ……考えられるのは、水


    テラフォーミング施設を破壊する際砂狼さんは濁流に飲まれていきました。

    直ぐに救出はしたものの小鳥遊さんも砂狼さんが水を飲んでしまったと言っていた。

    クイーンは、液体。まさかとは思うけど……


    もしかして、クイーンを体内に入れたら、操られる?

    コユキ「えっ」

    ホシノ「わぁ…」

    シロコ「縺ッ縺ェ縺帙∴縺医∴」

    …どうしましょう

    ホシノ「吐かせる?こう、お腹をごって」

    脳筋!?

    コユキ「とりあえず、この状態なら大人しいみたいですし……病院とか?」

    砂狼さんから出てきて別の人に入り込むとか起きかねませんよ?


    うんうんと頭を捻りますが解決策はでないまま。

    とりあえず砂狼さんをdice1d4=3 (3) に輸送することにしました。

    1.アビドス校舎

    2.病院

    3.ミレニアム保健室

    4.シャーレ

  • 263甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/11(水) 00:31:33

    そんなわけでわたしと小鳥遊さん、そして運ばれる砂狼さんでミレニアムが誇る保健室、その一つに検査をお願いしに来ました。

    簀巻きとなった砂狼さんを引き渡し、大雨・戦艦騒ぎのクイーンを飲み込んだらこうなったと説明します、一応留学中とはいえミレニアム生のわたしもいたのでそこそこ話しは通り検査を無理やりさせることになりました。

    がたがたと聞こえる保健室の中の音に、わたしたちは不安を募らせていました。


    ミレニアムdice1d50=34 (34)

  • 264甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/11(水) 00:49:00

    戦闘の音が聞こえる。

    ミレニアムでもたまになくはないけど…ふと耳に入ってきた言葉が問題でした。


    <蜿悶j霎シ繧?蜿悶j霎シ繧?

    <な、なんでそっちに!?屋内だ、屋内に逃げろー!


    聞き覚えのある何言ってるのかわからない言語を話す生徒が、別の生徒を襲っている。

    クイーンの言葉と思われるそれを口にしながら襲いかかっている。


    小鳥遊さん、あれ……!

    ホシノ「うへぇ…そりゃそうか、クイーンと戦ってるのはアビドスだけじゃないってわけだよ……」

    わたし、救出に行きます!

    ホシノ「ミレニアムでおじさんが暴れるわけにもいかない、お願いね」

    はい!


    窓を開いて飛び出し、ゼロシフトで暴れる生徒の頭を掴んで地面に叩きつける。

    襲われていた生徒に「逃げて!」と声をかけて、襲っている生徒dice1d3=2 (2) 人を前にする。

    顔面を叩きつけたのに気絶したように見えない。もしかして意識は元からない?


    <繧ィ繧、繝ェ繧「繝ウ縺!、縺薙m縺幢シ!


    とにかく、制圧しないと。

    いつものようにブレードを構えました。


    Chapter11-15

    潜む危機、蔓延る悪意

    おわり

  • 265甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/11(水) 00:49:34

    (クイーンは強いのか弱いのかよくわかんない生態してる)

  • 266二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 01:07:39

    これあれだ、兵隊が大した事ない代わりに寄生プロセスが簡単なラダムだ
    どうしてこう寄生系エイリアンってのは胸糞悪い上に厄介なんだか…

  • 267二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 09:50:15

    面倒…

  • 268二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 14:51:48

    とりあえず制圧出来るといいけど

  • 269二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 23:13:21

    不安だな

  • 270甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/11(水) 23:46:22

    さてどうしたものでしょうか。

    目の前の2人は明らかに正気ではなく推定クイーンに寄生されている。クイーンだけならまだしも寄生されている生徒まで殺してしまえばもう言い訳はできないですが……dice1d4=2 (2) でいきましょうか

    1.とりあえずボコる

    2.1+一旦雨が降ってない屋内に移動

    3.2+クイーンを吐き出せるよう腹パン多め

    4.別に感電で死ぬほど生徒柔じゃないし普通にプラズマキャノンでいいじゃん

  • 271甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/12(木) 00:05:46

    そうと決まれば話は早い。2人をdice1d2=1 (1) で吹っ飛ばして屋内に誘導します。

    1.ブレード

    2.ブースト全開ラリアット

    少し時間を稼げば保安部も来るでしょうし、遅延戦闘を行いましょう。現状治し方がわかってない以上とりあえず動けなくすることから、ですね。


    ブレードでぼっこぼこにした結果

    dice1d4=1 (1)

    1.直ぐ立ち上がる

    2.動きが鈍った?

    3.ヘイローが消失した、のにまだ立ち上がった

    4.保安部到着

  • 272甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/12(木) 00:28:29

    おかしい、明らかにおかしい。
    ブレードによる一撃は結構な威力、直撃すれば1発で気絶させることも可能なつよつよ鉄棒です。明らかに戦闘訓練を受けてない一般生徒が何度も殴られ吹き飛ばされているのにすっと起き上がり、気絶した様子もない。
    何度も何度もぼっこぼこにしたら大怪我や最悪ヘイローが壊れかねない、ある意味寄生された人達が人質となっている状態でした。

    ウタハ『エイリ!』
    しら、ウタハ先輩?
    ウタハ『ジェフティのカメラから解析させてもらった!……プラズマキャノンが格納されていたな、それを使うんだ』
    ……まさか、生徒ごと感電させるつもりですか!?
    ウタハ『それなら、これ以上彼女らを傷つけることはない……!』
    ふー、わかりました。

    ウタハ先輩の声が震えているのは、命を奪うことの意味をわかっているからでしょう。
    わたしはその意思を汲み取りプラズマキャノンを起動、ふらふらしている2人に雷の塊を打ち込みます。着弾と同時に電磁の領域が広がり2人の生徒を中身ごと焼いていく。がたがたと動いたのち小さな破裂音が2つ鳴り、ヘイローが消失して倒れ込んだ。割れた様子は、なかったはずだけど

  • 273甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/12(木) 00:59:55

    <暴れてるのはここかー!?

    保安部が到着したようです。
    やや焦げて気絶してる生徒2人、明らかに下手人っぽい鎧(留学中のはず)。
    銃を向けられるのは必然でした。
    ここで逃げる必要もないよね、とわたしはジェフティさんを解除し両手を上げ無抵抗を示しました。
    これで、よかったはず。砂狼さんにも同じことする羽目になるのでしょうか……?

    Chapter11-16
    引き裂く雷光
    つづく

  • 274甘坂エイリ◆PpuNVmvyfA24/09/12(木) 01:04:43

    (電気属性、やはりコユキグレネード…)

  • 275二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 01:06:14

    はっちゃー!

  • 276二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 10:56:52

    コユキしか勝たん

  • 277二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 14:33:33

    とりあえず制圧出来たか

  • 278二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:28:19

    便利だなぁコユキグッズ

  • 279◆PpuNVmvyfA24/09/12(木) 23:24:40

    (申し訳ありません、体調不良により今日投下ありません…)

  • 280二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 03:35:50

    お大事に

スレッドは9/13 15:35頃に落ちます

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