ここでベアトリーチェ善人世界線概念をひとつまみ

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 23:53:17

    「お待たせしました。あなたが聖園ミカさんですか?」

    「う、うん。あなたは……」

    「私はアリウス分校校長"ベアトリーチェ"。キヴォトスには歴史研究が目的でやって来ました。アリウスの生徒たちとは利害が一致していて、このように外と関わる機会では代表を務めています」

    「そうなんだね。よろしく――」

    「そ・し・て!!!!」

    (どこからともなく差し込んだスポットライトが道を作り、その中からマスクを被った生徒が現れる)

    「!?」


    「こちらが!!!! アリウスのうら若き生徒会長、その光でキヴォトスを照らす(予定の)大輪の花、完璧にして完全のスーパープリンセス……秤アツコですッ!!!!!!」バァァァァァァンン


    「……よろしく。これから、お互いにとって良い関係になれることを願っている」


    「Foooooooo!!!!!いいですよぉアツコ、今日も輝いています!!!!!!」パシャパシャパシャパシャ



    ここだけベアトリーチェがやや真っ当な大人だけど、それはそれとして生徒たちの存在で個人的に性癖を満たしてしまっている世界線(アツコに例の覚悟装束を着せたりなど)

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 23:54:01

    先生と仲良くやれそう

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/10(土) 23:54:40

    「……なんか凄い人が出てきたね……?」
    「すまない。マダム、普段は落ち着いているんだが、盛り上がるとああなってしまう人で……」
    「いいんじゃないの?悪い人じゃなさそうだし」
    「そう言ってくれると有難い」

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:16:40

    「驚きましたよ、シャーレの側からこちらに出向かれるなど。それもこんなに早く……」
    ”申し訳ありません。最近忙しかったせいで、いつ時間が取れるかハッキリしなくて――っと”
    「あ。……その見た目、マダムが言ってた”先生”?」
    "こんにちは。君がアリウスの生徒会長?"
    「うん。今のところ生徒会に私しかいないし、ただのお飾りだけど」
    「そう言わざるを得ないのも今の内だけですよ、アツコの人徳があればアリウスは直ぐに組織として纏まりを見せるはずです。現に今までも、内戦終結の象徴として皆の説得を頑張ってくれたではありませんか」
    ”へえ。結構やり手なんだね”
    「そうでしょうそうでしょう。訓練でも成績が良いんですよ、部隊の持久力を大きく高められるんです」
    「ふふっ。マダム、はしゃぎすぎだよ」

    ”ところで、さっきから気になってたんだけど”
    ”アツコのその格好って……?”
    「これ? アリウスに新しい生徒会を作る時、マダムから貰った制服」
    ”制服?”
    「うん。キヴォトスの生徒会長はこういう服を着る物です! って」
    「………………」
    ”……えっと、ベアトリーチェ?”
    「何です?何か文句があるんですか」
    ”いや文句というか、どういう意図なんだろうって”
    「意図なんてただの私の趣味ですよ!!!!!文句があるなら私を殺せばいいじゃないですか!!!!!!」
    ”ベアトリーチェ!?”

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:17:24

    過保護というか、ただのやべーやつというか……

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:18:59

    善性の獲得の代償として変態性も獲得してしまったベアトリーチェか.....

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:27:51

    「というか、先生が私にそれを言えるんですか?果たして」
    ”私まだ何も言ってな”
    「――脚!!! 脚フェチでしょうあなた、そういう顔をしています!!!!」
    ”な、なんで!?そんなこと無いよ!!!”
    「とぼけるつもりですか!?どうせ素足よりも靴下のほうが好きなタイプでしょう!?」
    ”いやそれは場合によるっていうか”
    「どう場合によるんですか?」
    ”……あっ”
    「かかりましたね。そうやって自分と関わる生徒全員に劣情を催しているんでしょう!!!!アツコだけに留めようとしている私の苦悩なんてこれっぽっちも理解――」
    ”でもベアトリーチェってサオリの腹筋とかも邪な目で見てるよね”
    「それを言ってしまうならここからはもう殴り合いしか残されていませんけど」
    ”面白え!!!!やってやらあ!!!!!”
    「きええええええええ!!!!!!!」
    ドカッバキッボコッ ニャー

    「ふふっ……」(アツコによる慈母の眼差し)

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:30:39

    とあるのワシリーサさんかな?

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:34:52

    暴走したユスティナがアツコをいじめ始めた時、「私のお姫様に何してるんですかアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!」って叫びながら駆け付けて、自ら変身して戦い始めるほうのベアトリーチェ

    「ハア……ハア……アツコ、怪我はありませんでしたか……信じられませんあいつら本当に……」
    「大丈夫、ありがとう。……えっと。ごめん、私はマダムのお姫様にはなれない」
    「(死亡)」
    「みんなのお姫様、だから」
    「(蘇生)」

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:36:35

    クックック……なんだコイツ……

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:39:14

    親バカ……いやバカ親……

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:40:33

    "どうやら私達は立場上は相容れないけど――"
    "「親友」だったようだね"

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 00:43:55

    "今日は歴史研究家としてのベアトリーチェに聞きたいことがあって来たんだけど"
    「専門は狭いですけど、それでも良いなら」
    "ありがとうございます。……『ユスティナ聖徒会』について、何か知らない?"
    「はい、トリニティのシスターフッドの前身だった組織ですよね。よく調べました……というか、トリニティの歴史を調べ始めたきっかけでもあります」
    "おお!"
    「あの服考えた人天才ですよね」
    "えっ?"
    「なんでもありません」

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 01:03:40

    「以上がここ1ヶ月の探索成果になります。おさらいすると、カタコンベの経路に当たる部分をすべて割り出したことによって、そこから我々の探求を脅かしうるような兵器やアーティファクトの情報は導き出せないということも分かった、という結果です。何か出て来るのを期待していた面もあるので、安心もあり残念さもあり……といったところですね」
    "(静かに拍手が湧き立つ)"
    「……発表の時間が余ったので、訊いてしまいましょうか。黒服、私の方針に何か不満があると聞きましたが?」
    「不満、ですか? 別に、不満というほどのことでもありませんが……」
    「まあ、想像は付きます。あなたは研究者の性格が強いですし、そこへ行くと私の研究はついででやっているようなものですから」
    「……貴女は些か、自らの欲望に正直すぎると言いますか。あくまでゲマトリアのスタンスとしては、キヴォトスに存在する物全てが実験対象であり、生徒も例外ではない……ということを最近、個人的に考えている。それだけです」
    「先生に比べたら私なんてマシな方でしょう。生徒なら全員イケるんですよあの人」
    「……いえ、先生はゲマトリアではありませんし」
    「協力したいと言っていたじゃないですか。『協力している』と『協力したい』の間で対応を変えすぎると選り好みになりますよ?」
    「それは……そうなのですが……そこまで早口で言い返すほどのことでも……」

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