- 1二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 01:34:17
セリカ「これが、人力発電機⁉︎ これさえあれば電気が無限に」
シロコ*テラー「言う程無限に発電は出来ないよ、まあ運動のついでに電気を貯められるってだけ」
アヤネ「ありがとうございます、エアコンまで修理してくれて」
シロコ*テラー「気にしなくて良いよ、部品があったから修理しただけだから。あとホシノ先輩、本校跡地に固定砲台が落ちてたから屋上へ付けておいたよ」
ホシノ「ちょっと待って? それって落ちてたの? 確かあそこってカイザーPMCが基地にしてたような」
シロコ*テラー「地面に転がってたから落ちてたであってるよ、なんか廃墟になってたから」
ノノミ「自爆したような、まあ砲撃されたりゲヘナ風紀委員の方々が暴れ倒したりしましたから廃墟になってもおかしくは……」
ここだけシロコ*テラーがアビドスで拾った物を修理して学校の設備にしたり売ったお金の一部を借金返済に入れてるアビドス
シロコ*テラーのお陰で徐々に要塞化が進んでるアビドス高校 - 2二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 01:48:18
シロコ*テラー「銃弾製造機を直したから持って来たよ」
シロコ「銃弾製造機?」
シロコ*テラー「ん。材料を入れれば銃弾が作れる、アビドスには材料が幾らでも落ちてるからあると便利」
セリカ「こっ、これがあれば無限に銃弾が手に入るって事⁉︎」
シロコ*テラー「言う程無限じゃないよ、まあ銃弾に困り難くなるだけ。無駄撃ちしても良いわけにはならないよ」
アヤネ「でもあれば便利です。本当にありがとうございます」
シロコ*テラー「電気コンロも要る? 拾って修理したんだけど、要らないなら売ってくるよ」
ノノミ「売れるんですか?」
シロコ*テラー「最近アビドスに移住する人が増えたんだ、それで生活必需品に需要があるとか。まあ、アビドスに落ちてる機械って結構良いものが多いんだ」
アヤネ「嘗てキヴォトスで最も栄えた、と言われるだけはあると言う事ですか……」
シロコ*テラー「みたいだね、落ちてる家電はちょっと前まで最新型だったみたいな物が多い」 - 3二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 01:51:40
クロコすげぇ……出来そう!
- 4二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 01:54:04
良い概念だ…
- 5二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 01:59:58
うわ、すげぇ良い
惜しむらくは今が人かなり少ない深夜だってこと…… - 6二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 02:06:13
(対策委員室でTVゲームに興じるシロコ*テラー、それを後ろから見てるセリカとシロコ)
アヤネ「何をしてるんですか?」
シロコ*テラー「拾ったゲーム機を修理したから、動作確認。ソフトも綺麗そうな物だけを拾って来た」
アヤネ「な、なるほど。でも流石にここにゲームを置くのは」
シロコ*テラー「修理が確認出来たら全部売るから、此処で動作確認してごめんね」
(電源を切り、別のゲーム機にケーブルを繋ぎ直しシロコ*テラー)
アヤネ「待って下さい、これって確か高額で取引されてるレトロゲーム機では!?」
シロコ*テラー「そうなの? ごめん、相場はよく分からない」
セリカ「あぁ、負けちゃう負けちゃう‼︎」
シロコ*テラー「いや、動くかどうかを見てるだけだから」
アヤネ「やっぱりです、オークションで数百万くらいで取引されてるゲーム機ですよ‼︎ ネットオークションで売れば凄いお金に」
ノノミ「アヤネちゃん、よーく見て下さい。これらは箱も説明書もあって、しかも未使用の美品です。ここにあるのは砂漠に転がってたゲーム機、売れても数万くらいが良いところじゃないですか?」
アヤネ「うっ。で、でも、出して見るまで分からないじゃないですか! ちょっとそのゲーム機をネットオークションに出してみましょう!」
シロコ*テラー「うん、いいよ」
レトロゲーム機の売れた値段
dice1d100=82 (82) 万円
- 7二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 02:09:16
82万はかなりでかいぞ!!
- 8二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 02:15:43
アヤネ「う、売れたぁ‼︎ す、凄い値段で売れました‼︎」
ノノミ「意外と売れるんですね、びっくりです」
(売れたと聞いてゲーム機を梱包し始めるシロコ*テラー、寂しそうに見てるセリカとシロコだがゲーム機はまだ数台置いてある)
シロコ*テラー「じゃあ残りもアヤネにお願いして良い?」
アヤネ「はい! 今回は愛好家の人達に目がついて競り合った結果みたいですから、同じように売れるか分かりませんけど。でもこれなら良いお金になりそうです!」
セリカ「い、一台くらいなら残しても良いんじゃない?」
シロコ*テラー「ゲーム、気に入ったの?」
セリカ「そ、そんなんじゃないけど……結構面白かったし、そんな全部売らなくても……」
ホシノ「まあ、一台くらいなら別も教室とか。セリカちゃんの私物にしても良いんじゃないかな? でも遊びすぎは駄目だよ〜? おじさんとの約束ね?」
セリカ「う、うん!」
シロコ「次、私も遊ぶ」
セリカ「うん!」
- 9二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 02:18:34
実際金稼いだのアビドス借金にまわしてそう
- 10二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 02:19:31
ミレニアムに行ってスキルアップとかもありそう
- 11二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 02:22:07
- 12二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 03:43:30
プレ先世界線だとみんなが消えた後も一人借金返し続けてたみたいだし、その時に身につけたんだと思ってる。
それこそ最初は新品を見本に見様見真似で直して何台かダメにしつつも感覚掴んでスキルを磨いたとかかと。
アヤネも修理スキル持ちだから、アヤネが読んでた修理用の教本が残ってても違和感ないし、それを読んで独学で身につけた可能性もある
- 13二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 04:28:44
- 14二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 09:39:12
シロコ*テラー「これで良し、風力発電機の取り付け出来たよ」
アヤネ「何から何までありがとうございます」
シロコ*テラー「偶然部品をアビドス砂漠で拾えただけ、私はただ組み上げただけだから」
ホシノ「あまり砂漠の方で宝探しは程々にね? 遭難したら大変だよ〜」
シロコ*テラー「分かってるよ、だから最近砂漠の方にも幾つか仮拠点とかを作ってる。探索に便利」
ホシノ「……そっか、向こうのシロコちゃんは凄いね〜」
セリカ「これって風を受けるほど電気が作れるって事? じゃあ砂嵐が来たら」
シロコ*テラー「壊れるからね、だから風が強くなったらこの真下辺りに設置したリモコンで仕舞うんだ」
セリカ「そ、そうなんだ。砂嵐が来たら真下の教室に入ってリモコン操作と」
シロコ*テラー「それとこっちの私、そろそろドローンのメンテだよね。私がやろうか? 何なら機能拡張も出来るよ」
シロコ「ん、自分でする。性能も今のままで十分」
シロコ*テラー「ドローン用の小型マシンガンとか付けない?」
シロコ「重たくなる」
シロコ*テラー「そんなに重くならないし、ドローンの浮力を上げれば問題ない。改造やろうか?」
シロコ「良い、今のままで十分」
シロコ*テラー「そう、わかった。じゃあ勿体無いから、こっちで小型ドローンを幾つか作って学校の警備に回すか売ろうかな」 - 15二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 09:44:08
有事の際に要塞化したアビドスを稼働させる電力はシロコとクロコが二人で自転車こいで稼ぐ
- 16二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 09:45:13
そうか一人で全部やってきたならこれくらいは出来るのか
出来るようにならなきゃ早々に死ぬともいう - 17二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 09:58:00
- 18二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:09:51
- 19二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:11:18
お世話になった先輩同級生後輩外部の友人失って恩師も死んだけど前を向いて生きていこうとしてる子だよ
- 20二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:11:44
故郷滅んで恩人亡くして、和解したとはいえかつての仲間のそっくりさんに銃を向けなきゃいけなかった時点で…
- 21二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:11:50
👺
- 22二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:13:38
砂の中に家すら埋まってるからな!
- 23二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:16:57
色々経験してきた分スレた部分はありつつも有能なアビドスのお姉さんシロコ…
良いよね… - 24二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:18:46
- 25二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 13:45:49
シロコ*テラー「自家発電機を追加で三つ、風力発電機を追加で四つ、リモコンの同時出し入れ、全部終わったよ。良い感じに部品が落ちてて助かった」
シロコ「よく落ちてるね、アビドス」
シロコ*テラー「廃ビルの中へ侵入したら良い感じに部品が落ちてたから、結構命懸けだけど」
ホシノ「うん、次行く時は呼んで? 流石に一人で砂漠に埋もれた廃ビル探索は無理だよ」
シロコ*テラー「専用の装備を持ってるから平気、寧ろ全員分は無いから呼ぶのは厳しいかな」
ホシノ「うへ〜、おじさんだけでも良いから呼んで? 何かあってからじゃ遅いから」
シロコ*テラー「私一人の方が動けるから別に良いよ、ホシノ先輩の方が少し心配」
ホシノ「……そっか、じゃあその装備ってやつの作り方を教えて? せめてアヤネちゃんのドローンとかと一緒に探索するのは」
シロコ*テラー「ん。ドローンなら私も持ってる、心配は要らない。それより、使える電力も増えたから固定機銃とかを空き教室に設置しようか? 意外と拾うんだ、固定機銃」
アヤネ「どんどんアビドス高校の設備が充実していきますね……」 - 26二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 18:07:13
シロコ「私にも機械の直し方教えて」
シロコ*テラー「…よわシロコにはまだ早い」
シロコ「わたしの方が強い、よわシロコはあなた」
(いつもの乱闘)
セリカ「先輩達またやってる…」
ホシノ「二人とも〜アヤネちゃんが怒っちゃうからほどほどにねー?」
シロコ*テラー「それじゃあまた来る」
シロコ「ん、次こそは私が勝つ」
ホシノ「おじさんもそろそろ帰るね、おっきいシロコちゃんも途中まで一緒に行こっか」
シロコ*テラー「ん、わかった」
シロコ「私も」
アヤネ「シロコ先輩は部屋の片付けです!」
シロコ「ん…」
ホシノ「それでさ、結局どうして教えてあげないの?」
シロコ*テラー「ホシノ先輩は教えた方がいい?」
ホシノ「おじさんは好きにしたらいいかなって思うよ〜、ただ理由があるなら聞いておきたいかなってだけ」
シロコ*テラー「…あの技術は私が『一人』で生きるために必要だったから身につけた、でも彼女にはみんながいる。だから必要ない」
ホシノ「…そっか」
シロコ*テラー「あと、アビドスで同じ事やられたら私の獲物を横取りされる」
ホシノ「シロコちゃんらしい理由だね〜…でもさ、シロコちゃんがいうみんなにはあなたも含まれてるってことだけは忘れないでね?」
シロコ*テラー「ん、わかってる」
ホシノ「そっか、ならおじさんとしては言う事なしかな。それじゃあまたね、シロコちゃん」
シロコ*テラー「ん、また…」 - 27二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 18:26:27
やっぱどんな姿になっても時間が経っても、シロコにとってホシノはお姉さんだしホシノにとってシロコはかわいい後輩なのいいよね。
- 28二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 18:42:35
砂上の要塞学園アビドスの完成は近い
- 29二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 18:51:33
- 30二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 19:25:19
砂漠で廃ビルからお宝発掘ってメタルマックスを思い出すな
- 31二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 19:45:03
- 32二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 20:06:49
本編ユメ先輩が言ってた「小さなことの積み重ねが~」にも掛かるし
こうやってリペア&リサイクルでお金を稼ぐっていうのは現実的かつ理にかなった良い手段だよね - 33二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 20:40:05
(砂漠の廃ビル前に集うシロコ*テラー、シロコ、ホシノ、セリカ、ノノミ。アヤネはいないが、彼女の操るドローンが飛んでいる)
(シロコ*テラーは手慣れた様子でビルの窓ガラスへ道具を取り付けると、綺麗に穴を空ける)
シロコ「ん、銃の方が早い」
シロコ*テラー「じゃあ向こうでやって、アホシロコ。説明するより実際に体験する方は早い」
ホシノ「シロコちゃーん、それとセリカちゃんもやっちゃ駄目だからね〜? これ防弾ガラスだから、撃ったら跳ねて周りに当たっちゃうよ?」
シロコ「……じゃあそう説明すべき、意地悪を言う方が悪い」
ホシノ「多分、昔もそうやってシロコちゃんが失敗したんじゃないかな〜?」
(シロコ*テラーは空けた穴の中へドローンを侵入させ、ワイヤーを括り付け、穴へ飛び込む。床にはドローンからぶら下がった状態でゆっくり近付き、幾つか蹴り付けて地面へ降りる)
ホシノ「うへ〜、もしかして床って抜けるの?」
シロコ*テラー「うん、廃墟になって久しいからね。あと中の発電施設が生きていて、警備ドローンも動いている事が多いから爆薬の使用は厳禁。地上部分は停電してても、地下は別の電源が生きてるなんてよくある事」
ノノミ「お、思ってたより廃ビル探索って難しいんですね。この中には一人で行くんですか?」
シロコ*テラー「一応手伝いとして、そっちの私が適任かな。砂狼シロコは、ドローンを相棒としている。いざという時はドローンに乗って飛べるから」
ホシノ「おじさんはダメって事?」
シロコ*テラー「ん。先輩は重装備で、ドローンの扱いに慣れてないと思うから……」
ホシノ「うーん、装備を置いていけば一緒に行くだけでも」
シロコ*テラー「悪いけど、そっちのシロコも私も、もう一人を連れて飛ぶのはキツイかな。まずは床を補強するかしないと皆んなと一緒に探索は厳しい、一先ずこのフロアを一通り回ってから床の補強かな」
(説明を終え、シロコ*テラーからワイヤーと外部バッテリーを渡されたシロコは自分のドローンへ装着し同じように廃ビル内へ入り、アヤネのドローンと共に廃ビル探索へ) - 34二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 20:56:29
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 20:57:39
(廃ビル内へ入り込んだ二人と一機のドローン、そこはオフィスフロアとなっていたようで書類やパソコンが乱雑に放置されている)
(二人が歩くと、所々で床が抜け落ちた。更に耳を澄ますと廊下の方から機械が移動する音が聞こえて来る)
シロコ*テラー「ん……ここはハズレかな、探索するには脆いし、警備ドローンがこんな所をうろうろしている。床を補強したら、下手すると外へ出て来るかも」
アヤネ『そうなったら、一歩間違えば警備ドローンが暴走して市民を攻撃しかねませんね……どうしますか?』
シロコ*テラー「余計な戦闘へ入る前に撤退かな、床を補強したり先生が一緒なら攻略しても良いけど廃ビルにその価値があるか分からない。廃ビルは幾らでもあるから、違う所へ行こう」
シロコ「ねえ、このパソコンは使えるの?」
シロコ*テラー「まあ、修理すれば。アヤネ、要る?」
アヤネ『えっと……流石嘗てのアビドスオフィスビル、旧型ですが一級品ですよ』
シロコ*テラー「じゃあ可能な限り持って行こう、警備ドローンもまだ私達に気付いてないみたいだし」
(その後、シロコ達はパソコンのモニターや本体などを担いで駆け足で脱出。途中、床に大穴が空いたがドローンのお陰でそのまま脱出に成功。穴を塞ぎ一行は撤退)
(拾ったパソコンは修理し、別の教室へ置かれることに。以降、その教室は『作戦指令室』と呼ばれることに)
- 36二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 22:37:07
何にも知らないヘルメット団を機銃と固定砲台が襲う!
- 37二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 23:03:36
- 38二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 04:08:31
- 39二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 04:22:07
- 40二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 07:47:04
- 41二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 07:58:44
・本編終章で自分の世界は手遅れかつ、平行世界で必死に生きてる自分達と対峙、加えてプレ先経由で自分を託されてるわけだから折れるわけにはいかない+もう一人の自分に大事なものを託されて自分の存在を認められる
・3章で別世界の自分の色彩化を身を挺して回避、姿を消して影からサポートしようとしてたのにホシノ達に「この世界のシロコとは別人なんだから好きにしていいんだよ?」と存在を肯定される
ここまでされたら下手に折れられないし、あくまで目の前にいるのは別世界のホシノ先輩なんだって割り切れてるんだと思う
- 42二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 13:01:42
- 43二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 15:41:34
- 44二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 16:11:54
アビドスの弱点の1つって有事の際の人手の足りなさだから
実際防衛するなら校舎を要塞化しちゃうのはありだよね - 45二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 16:18:50
クロコって言わば探索ゲーの周回プレイヤーみたいに金目の物の在り処は知ってるんだよね。
だから人口が再び増えて漁られる前に急いで回収した物も多そう - 46二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 16:30:50
当番でのセリフ見ているとすごい仕事できるんだよねクロコ
- 47二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 19:27:12
もう生徒どころか先生の相棒感が凄いんだよな、あの一言見ると『こいつ本当にシロコ?』と『シロコ、先生の仕事を手伝えるようになったのか』が同時に過ぎる
- 48二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 23:22:39
「ん、待ってたよ先生 仕事が終わるまで帰さないから」
同人イベント終了後にクロコ当番にした時に言われて笑ってしまった - 49二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 00:45:12
廃ビル探索に先生を起用しようとするが、ビルの床抜け等の観点から床の補強が必須と考えてた対策委員
その時、丁度ヒナを連れてアビドスに来た先生。話を聞いて『私も行きたいけどそう言う事なら』と諦めかけた途端にヒナが言う
「先生を抱えて空を飛ぶくらい訳ないわ、例えハイビルの中でも戦闘中でもね」
そう言い返すヒナに、クロコは『風紀委員長程の実力者と先生の指揮が加わるなら良いかな』と言って同行を許すんだ
なおホシノは『またヒナが頼られた』事実を念頭に不満を語るがヒナから
「そんな重武装の貴方を抱えて飛んだらただの盾と何が違うの?」
と冷徹で的確な指摘と言う名の煽りを受けつつ黙るホシノ。居残り組は入り口部分の床補強を急ぎ、先行するクロコ達は廃ビル探索を始める
とか
地下には警備用ドローンの自動整備施設や百年は持つ発電機構が動いていて『嘗てのアビドス』に思いを馳せる先生がいる - 50二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 08:10:16
屋上と空き教室の窓から伸びるそれぞれ十を超える機銃と砲門、飛び出す十数機の警備用ドローン、更に小型の飛行型警備ドローンが十数機、これが作戦司令室に居るアヤネが把握。加えて学校の地下に飲み水と食料を生産する機械まで設置されている……とか?
ドローンが軍団規模になり、この上で対策委員達も戦線に加わったらみたいな感じだろうか
- 51二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 09:25:11
このレスは削除されています
- 52二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 09:27:19
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 09:35:50
- 54二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:59:58
畑を作って動物を飼い始めるのかもしれない
- 55二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:51:25
地下へ辿り着いた四人は驚愕する。
無人のビルと思えぬ程整備されていて、床抜けの心配する必要を感じない空間が広がっていたからだ。一行は一度地上部分へ戻り、床を補強する資材を持ち込み床を補強しながら地下へと進む。
地下に辿り着き、キチンとした地面に辿り着くと得意気になるホシノ。対策委員はヒナとクロコを加えた万全の体勢で警備用ドローンを撃退しつつ地下へと降りていく。
その最奥、そこには撃退し撤退したドローン達を収容し修理する設備が目に入るよ。壊すべきかと思案する一向に、周囲を探索していたヒナが口を開く。
「こっちに来なさい、面白い物があるわ」
「面白い物〜? 一体何だって……っ⁉︎」
ホシノは、対策委員は息を呑む。そこにあったのは端末、学生証を読み込む為の端末だ。しかもアビドスの校章まで刻まれている、つまりこれは。
『アビドス高校の施設、ですか⁉︎ 一体何のために』
「私が、読み込ませてみるね」
戸惑う空気の中、ホシノが口にして皆が無言で頷く。ホシノは自分の学生証を端末へ置くと、周囲の機械から光が走り出し。
『ようこそ、此処は緊急避難用シェルターです。アビドス高等学校三年、小鳥遊ホシノ様。ご指示をどうぞ』
「緊急避難用、シェルター? ここ、避難用のシェルターなの? 企業の地下に⁉︎」
「考えてみれば当然よね、キヴォトスで最も栄えた自治区だもの。企業と学校が連携していてもおかしくはないわ、ここは言わばアビドスで何かがあった時用の避難先として用意された、と言う事ね」
ホシノの疑問にヒナが答え、不満げながら納得の意を示す。しかしシロコがポツリと。
「砂嵐の時に使われなかったのかな?」
『多分、使ったとは思いますが』
「でも砂嵐が長く続いたからって避難用シェルターでずっと生活するなんて普通無いと思うよ、シロコちゃん。だから人が居なくなって、ビルも放置され、今に至るんじゃないかな」
アヤネとノノミの解説により納得するシロコ、ホシノはその間にも端末を操作し続けていて。
「あった、各ドローンの機能停止。待機状態へ移行して」
「これでもうここのドローンは動かないって事?」
セリカの問いを肯定する一堂、ホシノは更に操作を続けていき。
- 56二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:58:21
「うへ〜此処から本校や各分校までの避難通路まで開く事が出来るんだ。つまり、ここのドローンや発電機に物資とか諸々ぜ〜んぶおじさん達の学校に持って行けるってことかな?」
「出来るよ、何ならそう言う指示も出せる筈」
指摘するのはクロコ、彼女の意見を聞いたホシノは更に端末を操作しそう言った意見を問うと。
『それらの指示はお受け出来ません、アビドス高等学校生徒会長の認可が必要です』
「あ〜生徒会長の認可が要るのか。おじさん一応副会長だけど、無理かなぁ?」
『元々ここで働いていたり近くの人を避難させる為の場所ですからね、勝手に持ち出すのは難しいですよ』
「じゃあ取り外そう、大丈夫。慣れてるから」
「ダメだよ、多分それやったらドローン達が動き出しちゃうと思うから」
『避難通路を開けっぱなしにして、私達の学校と繋げたままに出来ますか?』
アヤネの質問を受け、機械に問うホシノ。どうやら推奨しないが問題ないと返事が来る。対策委員はその場で話し合い、ここの避難通路を開放状態のまま放置にする事を決定。
一堂はそのまま開かれた通路を通り、アビドス高校へと帰還を果たす。
“なんだか凄い冒険をした感じだね”
「お疲れ様先生、まあでも面白い物が見れて良かったじゃない。旧アビドス高校の残した施設なんて、そうそう拝める物じゃないわ」
「まさかおじさんもあんな物が残ってるなんて思ってなかったよ」
- 57二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 08:03:11
「にしても驚いちゃいましたね、まさか避難通路が体育館の地下に繋がってたなんて」
「ん。エレベーターが上がりきった先が体育館だった時は驚いた」
翌日、廃ビル探索の感想を言い合うノノミとシロコ。
「でもよく考えると当然ですよね、学校の避難所と言えば体育館ですから。体育館の地下に通じているのも当然かと」
「でもおじさん、2年以上も通ってて気付かないなんてびっくりだよ〜何処かの資料に書いてたりしてね」
朗らかに語り合うアヤネとホシノ。
更に数日後、整備用ドローンの所属を現アビドス高校に変更したところアビドス高校から砂が消えて見違える程綺麗になっていて。
「大変だよアヤネちゃん! 砂が、校庭や校舎の端っこにこびりついてた砂が消えてる‼︎」
「おはようセリカちゃん、びっくりですよね。この校舎ってこんなに綺麗だったなんて」
慌てるセリカに対しはにかむアヤネであった。
- 58二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 12:42:56
素材などを集め学園を再興させ同時にアビドスの謎を解き明かす
- 59二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:12:03
- 60二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 07:10:04
ほしゅ
- 61二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 07:13:12
クロコは不死人で狩人で褪せ人だった・・・?
- 62二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 07:48:32
シロコ*テラーは一人砂漠の方へ向かうとホシノとノノミが同行を申し出、彼女は許可を出し3人は砂漠へと向かう。
やがてある埋もれた建物に辿り着くと、シロコ*テラーは屋上へ跳び乗り穴を開けるドローンから伸びるワイヤーに掴まりながら中へと降りていく。
「シロコさーん、ここは一体なんですか?」
「ん、此処はコンビニだよ。数十年前に砂嵐で埋もれて放置された、ね。此処には物資を補充しに来ただけだから」
そう言っては暫くシロコ*テラーは静かになるが、やがてドローンが浮上し箱を引っ提げていて。箱の中は銃弾だ、シロコ*テラーが使っている銃器の分は勿論手榴弾なども入っている。
「銃弾の補充に来たんですね?」
「他にもあるから、荷物を下ろして」
指示を受け、ノノミとホシノは荷物を外すとドローンは再度店の中へ潜っていく。此処から少し距離があるからか、シロコ*テラーが何をしているのかはわからない。
やがてドローンがまた荷物を持って上昇して、二人が受け取ると中身は化粧品と保存食だ。
「うへ〜こんなの食べちゃダメだよ、シロコちゃん」
「流石に食べ物は幾ら保存食でも限界があるんじゃ……ほら、消費期限は10年以上も前とかですよ? それに化粧品も回収してるんですね、こんな古いの使うなら私のお古を譲るのに」
二人が会話していると更に上がってくるドローン、荷物を受け取り中身を見ると生活用品だ。
「ティッシュにトレイレットペーパー……な、なんだか生々しいね」
「これくらい買えばいいと思いますけど、何かあるんでしょうかね?」
言いながら待っていると今度はシロコ*テラー自身が上がって来る。
「お待たせ」
「いつもこう言うところで物資を補充してるんですか?」
「いや、今日はコンビニを見つけたから覗いただけ。近くに砂漠探索用の拠点があるから、そこへ持っていく」 - 63二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 07:58:15
返すシロコ*テラーはそのまま荷物を持って移動、砂に埋もれた一軒家の中へ入る。ノノミ達も続くと驚きの声を上げる、壁は補強され冷蔵庫がありエアコンなども完備。
直ぐにシロコ*テラーはエアコンをつけ、二人に水を出す。
「来てくれてありがとう、此処は最近作った探索用拠点で大したおもてなしは出来ないけど」
「い、いや、おじさんびっくりだよ。こんな立派な家に住んでたなんて」
「ううん、此処には砂漠探索で寝泊まりするだけ。本拠展と言うか住んでる家は別に有るよ、ここよりもっとずっと立派」
そう返され、ノノミは室内の様相を見渡しては。
「じゅ、十分こちらも立派かと……さっきの保存食はどうするんですか? 食べるとかは」
「一応口にしていけるか確かめるよ、食べれたら御の字」
「捨てなさい、10年以上前にきれてる物は。もう、そう言うの食べちゃダメって教えた筈だよ」
「あ、う、うん。そうだったね、ちょっと前までは食料も満足に食べられなかったからうっかりしてた。今はお金もあるし、そう言うことしなくても良いんだよね。うん」
何処か懐かしそうに語るシロコ*テラー、ホシノは脱力しノノミはシロコ*テラーが最後に持ち出した物を指差し。
「それは一体?」
「これは売り物、ブラックマーケットに売るといい値段になる」
取り出したのは雑誌や漫画の類だ、保存状態が良かったのか見てくれは良い。
「古い雑誌ですか、結構綺麗ですね」
「砂嵐で埋もれてたお陰かな、こう言うのは割と売れる。特にこう言うの」
そう言って取り出したのは、18歳未満閲覧禁止のマークがついた大人の絵本だ。
- 64二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 07:58:53
「え、えええ⁉︎」
「ここっ、これは⁉︎」
「ブラックマーケットだと、結構売れる。特にこれは未開封で付録のDVDが付いてる、高値で売れるよ」
「そりゃ,ブラックマーケットならそうかもだけど……えまって? ティーパーティーホストに激似⁉︎ 良いのこれ!」
ホシノは思わずシロコ*テラーが出す大人の絵本に食い付く、表紙には三人組の女性が顔を隠しあられもない姿で映っている。だが二人はすぐに違和感を覚える、そうこのティーパーティーに激似と言う彼女達は。
「ティーパーティーの方々、こんな感じでしたか?」
「銀髪や黒髪の子なんて居ないはず、あれ?」
「先輩、これ数十年前の雑誌だよ。ここに書いてあるティーパーティーホストに激似なのも、数十年前の話。ほら、これ見て」
「は? ……ぇ、はぁ?」
シロコ*テラーが出したのは『アビドス生徒会長に激似』と言う売り文句の雑誌だ、ホシノはその一文を見ただけで濃厚な殺意を放つがすぐに殺意は霧散し【何これ?】と表情で語る。
「ホシノ先輩が入学した頃にはアビドスの生徒会長が居たんでしょ、全く似てないと思うんだ」
「いや、うん。全然似てない、これ誰って感じ」
「えっ、じゃあ昔の生徒会長さんなんですかこれ⁉︎」
ノノミは驚いてその雑誌を見るが、テープ留めされていて開く事が出来ないことに気づいてシロコ*テラーは取り上げる。
「あまり触ると値段が落ちる。特にこのテープは未開封である証拠、荷物を整理したら早速売りにいく」
「そうなんですね、あっ化粧品! シロコさん、化粧品使うなら私のお古あげますよ。そんな古いの態々使わなくても」
「ん、普段はちゃんと買ってる。でも流石に砂漠の中にある此処に置いとける程じゃないんだ、ここはあくまで仮の寝床だから」
「じゃあ今度ちゃんとしたお家に呼んで下さいね」
「うん」
シロコ*テラーは柔らかく微笑み頷いた。
- 65二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:48:47
- 66二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:39:15
確か旧アビドス生徒会長って70人ぐらいいた事もあるらしいからな、中身は『アビドス生徒会長(のそっくりさん)達大集合‼︎』って感じの見出しだったりするかもなんだな
居るかは置いといて、当時現役生とか知ってる大人は懐かしんで買いたくなるかも知れない。そう言う点ではある意味結構レアと言うか需要の高い『お宝』な可能性がある……先生に見つかったら即没収されそうだなとか思ったが
- 67二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:05:15
- 68二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:11:19
今のメンバーにそっくりとかの雑誌も流れたりしてんだろうな……知られたらだいぶとヤバそうだが
- 69二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:54:24
「やあ、アヤネちゃん」
地下シェルター発見から数日、ホシノはアビドス生徒会に関する資料を見直している。ホシノも把握していないだけで、他にも『旧アビドス高校の遺産』について何かないかと思ったのだ。
そんな中に足を運んだのはアヤネ、単純に綺麗になった校舎内を見ていたらそんなホシノに出会っただけで。
「何か見つかりましたか?」
「うん、面白いのが出て来たよ」
そう言って渡されたのは『災害時・戦闘時等の緊急避難用マニュアル』と記された資料一式、アヤネは早速中を読んでいく。
「普通のマニュアルですね、近隣住民の避難や体育館の封鎖、避難中の対応や資材の場所とか使い方。特に変わったものは」
「最後のページを読んでみて」
言われた通り、アヤネは最後のページを開く。その一番下の空白部分に走り書きがある事に気がつき、読み上げる。
「旧生徒会の遺産、地下シェルター、場所不明、使い方不明、噂、伝承、先輩達から代々受け継がれた話、分からない、分からない、ひぃん……先輩、これって」
「うん、おじさんが学校に来る前の先輩が書き残したメモだよ。多分その先輩は、当時の先輩達から地下シェルターの話を聞いてメモして自分で調べたんじゃないかな?」
「ホシノ先輩は、この先輩から話を聞かなかったんですか?」
問われたホシノは顔を逸らし、片付けた資料を見つめつつ。
「先輩は、卒業までおじさんと一緒じゃなかったんだ。だから──」
「ごめんなさい、無神経でした」
「ああごめんごめん気にしないでいいから」
若干捲し立てるような早口で返すホシノ。
「一先ず見つかったのはこれだけだよ、でも結構面白い話だよね。当時の先輩達が、タダの噂話だと思ってた物をおじさん達は見つけちゃったんだよ?」
「そう、ですね。ええ、これは大発見ですよ」
「あっちのシロコちゃんが始めた宝探し、最初は危ないなとか上手くいくかなって思ってたけどさ。こうなると、おじさん達も本腰入れて頑張ろうかってなるよね」
「はい、気掛かりな事や響心になる事は沢山ありますが……出来る事を増やしていきましょう、そうそう向こうの地下施設に食料プラントがあったじゃないですか。この学校の地下に避難民に食事を提供する機械や調理用ドローンがあったようでして、近々アビドス高校に食堂が出来るかもとの事です」
「うへぇ、またこの学校の設備が良くなっちゃうよ〜」
- 70二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 08:12:28
間違いなく流れてると思われるが、ブラックマーケットの地下とかで高額で取引されてそう
曲がりなりにも自治区トップだからね、そっくりさんに如何わしい行為をさせ『自治区の長にそっくり』を売りにしたらそりゃあって言う
表に出しちゃいけない類だよ、だから表に出回るのは現役じゃなくて『先代』とかいう呼び名が付いてそう
- 71二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:11:43
なんかこのままレベルアップしてエリア拡大できそうな
- 72二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 17:33:28
借金返済してその上でアビドス再興も出来そう
- 73二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:42:39
アヤネは部屋を出る直前、ふと思った事をホシノへ問う。
「そう言えばこの資料、何処にあったんですか? 緊急避難用マニュアルなんて沢山あったのに、よく走り書きのある資料を見つけましたね」
「それがさ、整備用ドローンが掃除してくれたじゃん? そしたら砂に埋もれて見えなくなってた棚が見えたんだよ」
「その中にこれが?」
「ううん、誰かが開いただろう資料の束が置いてあったんだよ。その中から一つ一つ調べたら見つけたんだ」
息を呑み、直ぐに言葉を紡げないアヤネ。幾ら何でも、同じ資料の束を一つ一つ中を読んでこの資料を見つけ出したと言う。何故そんな執念を見せたのか、何がホシノをそうさせたのか。
アヤネは小さく深呼吸し、一旦忘れて。
「なるほど、そうだったんですね。それでこれを見つけるとはホシノ先輩は凄いですね!」
「いやぁ〜、あ。その資料さ、実は複数人で書いたみたいなんだ。よく見ると『分からない、分からない、ひぃん』って文以外は別の人が書いたみたい」
もう一度、深呼吸。ホシノのこの病的に思える執念、これは異常ではないと自分に言い聞かせながらアヤネは。
「ふむふむ、と言うことはこの資料は複数の生徒達で回し読みしながら書いたメモと。ありがとうございます、ホシノ先輩」
「それ程でも〜あ、その資料は一応おじさんが管理するから此処に置いといてね」
ホシノに催促され、アヤネは手に持った資料を机に置くとそそくさと退室していった。
- 74二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:48:35
たまたま見つけたけど、なんかすっごい面白い概念見つけたぞ
- 75二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:36:22
これもまた先輩の残した足跡…ってコト!?
- 76二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:38:21
上にもあったけど、アビドス砂漠で宝探しをする不良とかいないんかなって考えたが多分いない
理由としては
1、ホシノ。一年生時にアビドス治安回復の為に不良退治や見回りを実行、下手すると噂が残ってて依頼でもされなきゃ不良は近付かない可能性
2、カイザーPMC。カイザーが砂漠の中にでっけー基地作って宝探ししてたら不良も盗掘者も砂漠に近寄らのでは、対策委員編2章後は消えてるけど
3、対策委員。借金返済の為賞金首狩とかやってるらしい、一応アビドス砂漠の持ち主ではなくなってただろうけど流石に対策委員へ喧嘩売るのような真似はしないのでは。組織で行動でもしなきゃキツい
て感じ。更にこの世界線だと(もしかしたら本編でも)クロコが砂漠でウロウロしてて、不審者は撃退されてそうで。一手間違えれば対策委員に襲われ、賞金首なら本腰入れて討伐される、そりゃ誰も近寄らんって
逆に近付くのはでけえ組織では、例えばアケミ率いるスケバン軍団とか…… - 77二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 03:45:25
それに加えてアビドス砂漠自体も死人が出るレベルの砂嵐が発生したりビナーがうろついてたりする危険地帯だしな。地元民でない勢力が動くには危なすぎるし、地元民は危ないことを知ってるからそもそも探索しないわけか……
- 78二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 12:28:47
各仮拠点に砂漠探索用マシンをそれぞれ用意してるクロコは居る
砂上用バイク、バギーとかを修理して走らせて、色々素材を集めてたり、なんなら武装させて戦闘用バイクとか作ってても良い。ビナーを見かけたら基本逃げるけど、逃げ切れない時は普通に迎撃とかもする - 79二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 18:57:58
>>78ますますメタルマックスみたいだ
- 80二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 20:10:13
トゲトゲだらけの改造車にカイザー理事を括り付けて砂漠を爆走するクロコ…?(連想の合体事故)
- 81二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 20:46:36
- 82二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:56:59
借金返して終わりじゃないもんなその後学園の再校もありそして街の復興もやらないとな
- 83二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:12:46
- 84二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 05:08:32
- 85二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 06:07:10
ビナー君は数十年前からアビドス砂漠に居るらしいし鹵獲したら情報が手に入る…?
- 86二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 09:16:00
- 87二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:01:37
- 88二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:43:54
砂漠にはビナー君いるし、未だに動いているシェルター、一手間違えれば雷帝とアビドス高校のコラボ遺産がこんにちはする可能性高し
なので様子を見るとか先生の護衛とか言ってヒナが風紀委員の面子引き連れてほぼ毎日の勢いで顔出して来そう、ホシノもシロコ*テラーも事情は把握してるだろうけど
- 89二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 16:23:49
- 90二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 16:37:47
- 91二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 16:45:50
飛んで火にいる夏の虫、か
- 92二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 17:11:08
シナリオライターがアビドスの砂漠を自分用の四次元ポケットだと思ってるとこあるから…
- 93二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:01:33
アビドス砂漠は色んな物埋まってそう
- 94二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:21:18
- 95二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 06:45:43
>>89死の神だから正真正銘のデスエンカウント
- 96二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 08:13:02
生徒会長に就任したホシノが機械に指示を出すと『登録されていません』と返される
悩む対策委員の前に機械が言い出したのは『エラー。本校と繋がりません』で、更に『第一分校校舎を確認、エラー』とドンドン他の校舎の名前が出て来て、ついに現アビドス高校の校舎へ接続した際に『確認完了、特別処置により小鳥遊ホシノ様をアビドス生徒会長と認定、登録』と機械が語るとモニターが表示される
色々調べたら兵器も動かせる事に気づくが、一旦自分達の高校へ送電させたりドローンを動かすだけで終わらせて
ホシノ「想像以上にヤバいものを見つけた気分だよ、これ」 - 97二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 17:36:49
>>94見返り少ないだろうし
- 98二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:43:32
大型トラックがアビドス高校へ入って来る。
誰が運転してるのかと言えば、シロコ*テラーである。彼女はそのまま大型トラックを校庭へ入れると車から降りて荷物部分を展開させ、そこで対策委員達がやって来る。
「ちょっとちょっと、何をする気なのさ? 大きい事するなら、おじさん達に教えてくれないとさ」
「別に大きな事をするつもりはないよ、ちょっとした工事」
「工事の時点で大きな事ですよ?」
突っこむアヤネを無視してシロコ*テラーは端的に自分のやろうとしている事を口にする。聞いた対策委員5人、互いに顔を見合わせると声を合わせて。
「手伝う‼︎」
トラックに積まれた荷物を下ろし、機械を取り付け、彼女達はシロコ*テラーの指示を受けながらテキパキと工事を進めていく。半日をかけ、遂にそれは完成する。
整備用ドローンを手に入れた対策委員、ドローンは校舎全体の掃除を行い校舎中が出来立てと思わせる程の輝きを放ったのだ。そう、ヒビ割れ砂が溜まっていたプールも。
プールに溜まっていた砂は除去され、ひび割れた箇所も修復され、現役だった頃と同じ輝きを放っている。そこに目を付けたシロコ*テラーは思い付いたのだ、『砂嵐が来ても大丈夫にすれば良いのでは?』と。
そして彼女はアビドス砂漠中から材料をかき集め、戻って来たのだ。そして半日掛けた工事の果て、出来上がったのが『プールを覆う隔壁』だ。
「で、出来た」
「ん、完璧」
シロコ*開閉式にした天井の動作を確認しつつ呟き、更に別の操作を行う。プールから水が噴き出し、どんどん水が溜まっていく。
「す、凄い」
「こ、この間まで砂まみれでヒビ割れたプールが……」
「蘇ってます‼︎」
ノノミははしゃぎながら締める。対策委員は既に水着姿だ、準備体操を終えてする事は一つ。5人は顔を見合わせて、一斉に跳び込んだ。
立ち上がる5人分の水柱、5人は想い想いにプールの中で泳いだり水掛をしたりしながらはしゃぎ合う。その様子を微笑み見守るシロコ*テラーに。
「シロコさーん! 気持ちいいですよーっ!」
「おいでよーっ!」
呼び掛ける対策委員達、シロコ*テラーは手を挙げて静かに返事をすると隔壁の外へと出て行く。 - 99二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:55:14
“一緒に泳がないの?”
「先生? いつの間に来たの?」
隔壁の外へ出るとヒナと一緒に先生がいて、シロコ*テラーは其方へ振り向く。
“さっき来たばっかりだよ、所でプールに壁が出来てたり皆が泳いでたりしてるけどこれって”
「うん、砂嵐が来ても平気な壁を作った。これでプールは壊れない」
「一ついいかしら?」
口を挟むのはヒナだ、彼女は苦い表情で壁の方を見て。
「この壁、見たところカイザーの基地とかから拾って来たようだけど……砂嵐どころかミサイルの直撃を受けても平気な壁よ、ちょっとしたシェルターとなっているんだけど分かってやったのかしら?」
「ん、防御力は正義。いっそ近隣住民の避難所にするつもりで作った」
「そ、そう」
どこか自慢げに返すシロコ*テラー、ヒナは軽く引き気味だ。
“で、シロコは泳がないの?”
「実は、水着が無いんだ。あると言えばあるんだけど」
“水着に何かあったの?”
「この間、着てみたら水着が千切れた。正直サイズもギリギリだったから、今度新しい水着を用意する」
“そ、そうなんだ。ヒナもホシノと一緒に泳いでくれば?”
「先生、私は水着を持ち歩いているように見えるかしら?」
流石にヒナも睨むような視線を先生に向けた。
- 100二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:02:13
だんだんと豪華になっていくアビドス高等学校
- 101二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:08:28
要塞化&地域の避難所化が進む現アビドス本校校舎
- 102二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:10:10
学校がいざという時の避難所になるから学園の防備などを強化するのは当然
- 103二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 05:37:02
ほしゅの
- 104二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 08:16:38
- 105二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 16:45:45
アビドスが昔以上の姿になるな
- 106二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 00:25:26
昔以上にするにはまず生徒数をどうにかしないと……今6人だけだし……
- 107二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 00:43:03
大潟トラックがアビドス高校へと侵入、運転手はシロコ*テラーだ。
若干呆れた表情の対策委員が出迎え、シロコ*テラーは車から降りると荷物を開ける。中身は武装車が合計五台。ホシノは一歩前に出て、呆れ切った表情で問う。
「いや、これなに?」
「落ちてた車を改造したんだ、いくつか学校へ寄付しに来たよ」
「基地の中に落ちてたの?」
「うん、直すのに苦労した」
腰に手を当て胸を張るシロコ*テラー、アヤネが荷台へ乗り車の様子を確認して。
「結構いい物ですね、修理されたと思えない。機銃に、あミサイルもついてます。うーん、私達で車を動かせるのいましたか?」
「そっちのシロコは運転出来ないの?」
「出来ない」
「未熟シロコだからか、うーん。車の一つくらい動かせないとダメだよ、しょうがないから教えるよ」
シロコは頬を膨らませ威嚇するのみで返事は無い、彼女も覚えた方が良いのは分かってるし知りたいと思うもののいかんせん別世界から来た自分の物言いが癪なのだ。
「まあまあ、まだこの学校の生徒も5人。いや6人だけだし、予備含めて2台だけ貰おうよ」
「そうですね、今回はお金に変えておいおい増やすと言う事で」
「じゃあ、2台下ろして残りは」
「待ちなさい、向こう側から来たもう一人の砂狼シロコ」
車を荷台から下ろしていると声をかけられるシロコ*テラー、声の方へ体を向けるとヒナと先生がいて。
「あなたね、最近ブラックマーケットを出入りしている謎の生徒というのは」
「ブラックマーケットには出入りしてるけど、何か問題があったの?」
「ええ、最近ブラックマーケットへ兵器を売り込む謎の生徒がいると言う話が出てるのよ。神出鬼没で、制服も分からないと言うね。情報部からの話でまさかと思ってたけど」
ヒナは荷台に乗って車を見て。
「これ、貴方の手製?」
「ん。私が修理して改造した」
「ブラックマーケットへ売り捌くの?」
「そう、問題はある?」
ため息を吐くヒナ、彼女は困り果てた表情で。
「ブラックマーケットへ兵器を売り込みに行くのを黙って見過ごせない、と言ってもゲヘナの私にはどうしようもないのが現状だけどね。と言うわけだけど、先生の意見は?」 - 108二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 00:43:45
”うーん、ヒナとしてはブラックマーケットへ売り込むのはダメ?“
「ダメというより見過ごせない、非合法に武器を売り払っているのよ? ブラックマーケットでは『黒衣の武器商人』とか呼ばれているらしいわ、下手すればゲヘナにも被害が及びかねない」
“えーっとね、私としては心苦しいけど。もう1人のシロコはブラックマーケットじゃないとダメなの?”
「ブラックマーケットなら生徒証も使わず、査定とか学校が定めた規定も無視して売れるから一番楽で稼げる」
シロコ*テラーの返しを聞いて先生も苦しい表情を見せる、今回先生はヒナ側として来てるのでヒナの意見を通させたいと考えている。だがだからと言えシロコ*テラーの意見を無視出来ずにいるのだ。
「買い取ってくれるなら私はどこでもいいけどね、早くて良い値段で買い取ってくれるなら誰でもいいよ」
“……分かったよ、シャーレで買う”
「いいの?」
苦しい表情を見せる先生だが、シロコ*テラーの質問は笑顔で答え。
と言う事で武装車を三台まとめて買い上げた先生、シャーレ持ちの戦闘用車として置いた結果Rabbit小隊の琴線に触れたのか大層気に入り運転の練習に張り切っていたとか。そうでもなかった、とか。
- 109二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 07:46:42
街も直して人も呼ばないとな
- 110二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 08:25:04
三章後、ネフティスが交通整理とか鉄道関連の事業をやってくれてるおかげで人が入り込んでるらしい(クロコの絆でも行ってる)
順当に復興すれば、二年くらい後に生徒数が今の十数倍になってる可能性があるんよね
- 111二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 10:03:59
- 112二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:04:53
環境が整って来れば生徒数も増え嘗てのアビドスに戻る日もそう遠くない
- 113二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 22:04:48
対策委員の5人は新たに出来た学食を体験中。
地下で見つけた食料プラントより穀物や野菜系の供給が判明、さらに地下牧場まで発見されたと言う。流石に家畜は居なかったが、どうやらドローンが飼育や精肉などを実行してくれるらしい事まで確認。
しかしすぐに牧場を使う事は出来ない為、そこは一旦放置に。対策委員が目を付けたのは『全自動調理機』だ、食材を入れるだけで機械が調理してくれると言う。穀物や野菜は地下の食糧生産プラント、それ以外は当番がセットする方向で決着。
こうしてアビドス高校に学食が誕生、早速5人は試食に挑んでいき。
「なんか、微妙だね」
「うーん、お野菜が悪いと言うか調理が拙いと言うか」
「今調べたのですが、AIが古いようで。今度最新の調理用AIに切り替えてみます」
アヤネが締めると同時、警報が鳴り響く。何事かと反応する対策委員、アヤネは冷静にスマホに届いた情報を読み上げる。
「武装したヘリが一機こちらへ接近中⁉︎ 皆さん、一先ず屋上へ‼︎」
「うん、アヤネちゃんは対空兵器の用意をして。みんな、屋上へ行くよ!」
ホシノの言葉に頷き迅速に行動する対策委員、そして屋上へ辿り着きアヤネは早速ヘリの方へ双眼鏡を覗き込む。
「あれは。っ、はぁぁ〜〜〜〜ぁぁぁあっ」
そしてアヤネは脱力し、深い溜め息を吐いて呆れ返った表情を見せる。その様子に対策委員一同全員が呆れた表情を浮かべて。
「ああっと、その反応って」
「ん、向こうの私が迷惑かけた」
シロコが締めると、ホシノのスマホから着信音が鳴る。周囲を見渡すホシノ、四人は呆れた表情で頷き電話に出ると。
『やあ、先輩。今、ヘリでアビドス高校の上空に向かってるよ。着陸したいけど良い?』
「ああ、うん。いいよ、怪我には気をつけてね」
そう返すはヘリを操縦しているシロコ*テラー、彼女がヘリを操縦しておりアビドス高校へと向かっている。先ほどアヤネが脱力したのも双眼鏡で覗いたら彼女の姿を見たから、と言うのが大きい。
やがて近付いたヘリはゆっくりと校庭へ着地、乗っていたシロコ*テラーは悠々と降り立つ。そして対策委員達のやって来て。
「もう、突っ込まないよ。向こうのシロコちゃん」
「突っ込む? 何かあったの、先輩」
「そっちがどうしたのさ? 今度はヘリで来るなんて、おじさんもうびっくりだったよ」 - 114二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:22:46
「ヘリが四機も出来たからお裾分けに来た、私は一機あれば十分。残りは学校に寄付しようかなって、要らないなら売りに行くけど」
そんなシロコ*テラーの言葉を受け、アヤネがヘリの方へと近付いて様子を見る。一通り様子を見た後にアヤネはシロコ*テラーに対して頭を深々と、腰を45度に曲げて。
「お納め頂き有難うございます‼︎」
「そんなに良かったんだ、持って来てよかった。本当は大型トラックに乗せたかったんだけど、一機しか乗らないから直接乗って来た」
「うん、急に戦闘用ヘリがこっちに来たから驚いたよ。撃たれたらどうするの?」
「ん。近くに着いたら連絡するつもりだったし、対空射撃の精度も少し見たい気もしたから」
そう軽く返すシロコ*テラー、ホシノは溜め息を吐くとシロコ*テラーは。
「じゃあ残り二機も持って来たい、アヤネはヘリの操縦が出来たよね? ホシノ先輩、悪いけどヘリを置いてある場所まで送ってくれない?」
「おじさんに運転出来るかなぁ? あんま運転してないんだよね」
「でも他に運転出来る人いないでしょ? 未熟なシロコは出来ないだろうし」
「んっっ‼︎」
シロコ*テラーの言葉にシロコが怒りの声を上げるが、そこで止まる。その様子にシロコ*テラーは呆れたとばかりに。
「運転出来ないんでしょ、文句があるなら運転出来るようになってからにして。まだ生徒は少ないんだから、こう言うとき困るよ」
「まあまあ、シロコちゃんも一緒に来なよ。帰りはおじさんと一緒に運転の練習しよ?」
ホシノの言葉に、間をおいて静かに頷くシロコ。そこでアヤネが。
「そう言えば、このヘリはどうしたんですか?」
「落ちてたのを修理した。砂漠には色々なヘリが落ちてる。今日持って来たのは元々ゲヘナの校章があったけど、削り落とした」
「な、なるほど。え、他校のヘリが砂漠に落ちてる?」
「こりゃ、私達も砂漠探索に付き合う必要があるかもだね」
そして出発する一向、時間をかけてホシノとシロコが帰ると今日も先生とヒナが学校に来ていてまた一悶着があるのだった。
- 115二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 08:26:56
- 116二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 08:35:34
アヤネめっちゃ喜んでて草
まぁ、どっかの先輩にヘリ落されちゃったもんね!仕方ないね!
一体誰なんだろうね!ホシノ! - 117二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 11:28:30
- 118二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 12:47:21
- 119二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:19:48
- 120二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 21:20:13
アヤネもヘリを欲しがってたり自分で弄ってたからね、何処ぞの先輩がぶっ壊したのもあるけど良いものを持って来てただで使って良いよはそりゃ感動の涙が出るってもんよ
- 121二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 00:47:26
アビドスどんどん強化されていってるしあとは人材だな。
- 122二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 07:47:59
或いはそれこそ、小規模でも『砂祭り』の開催とかだね。単なる学園祭規模でも良いから『アビドス砂祭りが復活!』を謳い文句に宣伝するとか
- 123二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 10:06:45
30スレ前後まで見てたけど意外と伸びてて笑う
あと発掘で思い出したけどACみたいな超兵器出てきそうだな - 124二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 19:50:52
- 125二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 20:22:52
- 126二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 20:24:31
らんだむダンジョン、ざくざくアクターズみたいになりそう
- 127二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 20:57:56
>>125生徒達が作りましたってヤツだな
- 128二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 21:06:01
- 129二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 22:21:29
あえて色ガラスしか作れないのを活かしてアビドスでしか出来ない色のガラス細工で頑張ってみるとか……
- 130二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 09:30:33
エンジニア部はどこから聞きつけたのか、彼女達は『黒衣の武器商人は先生の知り合いなのだろう? 会わせて欲しい』と尋ねて来る。
先生もそれ自体は構わないのだが、理由を問うと彼女の作品に感動を覚えたとか。ブラックマーケットに流れている自作の武器や兵器類、シャーレに新しく配備されてる武装車などを見て是非とも会いたいと言うのだ。
そう言う事なら、と先生はシロコ*テラーをエンジニア部に紹介してから更に数日後のこと。
「先生、助けてくれ!」
“どうしたの、ウタハ”
エンジニア部一同が涙目でシャーレを訪ねて来る、理由はシロコ*テラーだとの事。詳しい話を聞くと。
「一緒にロボットを作ってたのですが、ロケットパンチを見て彼女は」
『ん。腕を飛ばすのは非合理的、中にミサイルを仕込む方がいい』
「と言って我々の静止を無視してロケットパンチを内臓ミサイルを撃ち出す機能に変えてしまったんだ」
コトリの言葉にウタハが繋げる。
「それだけじゃないんです、ロボットと言えば自爆なのに彼女は」
『ん……自爆する意味が分からないから自爆機能は全部取り外すね』
「と言って自爆機能に関する部分を取り外してしまって……」
「彼女の手腕は見事だと言うのにあそこまでロマンを分かち合えないとは……! お陰で物凄く堅実で平凡な機動兵器になってしまったんだ。先生、彼女にロマンを教えてあげて欲しい!」
先生は頷き、早速シロコ*テラーの下へと向かう。そして彼女にエンジニア部の嘆きを語り、もう少し彼女達を理解して欲しいと訴えると。
「それをホシノ先輩に言って、先輩が正しいと認めたなら考えるよ」
先生は膝を屈しそうになったが、諦めずにホシノ元を尋ねる。そして事情を説明、返って来た言葉は。
「でも兵器に自爆機能は要らないと思うよ、それにロケットパンチ? 腕を飛ばした後撃ち落とされたらどうするのさ、しかも戻って来るんだよね? なら最初からミサイル内蔵が正解に思うけど」
先生は屈するしかなく、涙を流してエンジニア部へ謝った。
- 131二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 10:43:12
リアリストとロマンチストは相容れないか
- 132二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:16:59
自爆は一応必要じゃないかな?いざという時にはさ
- 133二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:24:14
シロコは趣味多彩だけど、実用性に振ってる節あるから、
ロマンとは微妙に違ってくるよね - 134二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:24:45
- 135二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:28:19
シロコ*テラー「削岩機を付ける意味が分からない。近接武器? えっと、削岩機みたいな機械をつけるならもっと単純な鉄の塊で良いと思うよ」
(先生はその後もドリルの良さを熱弁したが、シロコ*テラーの同意は得られなかった。その熱意に応じて『ホシノ先輩が良いと言えば考える』と返されるも、ホシノにも『おじさんは牽制用の武装を付けて近付かれないようにする方が良いと思うな』と言われて涙と共に膝を屈した)
- 136二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:32:55
>>134だからドリルは外せと……あれっ?最初から付いてない……
- 137二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 03:14:42
先生…(ホロリ
- 138二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 12:08:00
保守
- 139二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 12:26:31
“だったら合体は!合体なら”
- 140二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 13:20:10
合体ねえ
確かにロマンだしカッコイイし否定はしないよ?
でも最終的にオミットしてしまった方が良かったりするんだよね、平成セブンのウルトラホーク1号然り、SEEDFREEDOMのインパルス然り - 141二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 13:55:03
ならば変形機構を
- 142二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 14:57:44
シロコ*テラー「貴方達は」
アル「え、人? ってシロコ、じゃないわね。シロコのお姉さん? あれでも見た事あったかしら……?」
シロコ*テラー「何で此処に?」
カヨコ「依頼で砂漠の近くに来たんだよ、そしたら砂嵐に巻き込まれて遭難しちゃってね。そしたら、この小屋に辿り着いたんだ」
ムツキ「ちょっとの間だけ居させてねシロコのお姉さん、あ。それとドアを爆破しちゃったのごめんね?」
シロコ*テラー「まあ、それぐらいなら良いけど。取り敢えず水でも飲む?」
アル「気を使わなくて大丈夫、砂嵐が止み次第直ぐに出て」
(テレビを付けるシロコ*テラー、画像が荒れているが砂嵐がいつ迄続くかと言う報道がされている)
シロコ*テラー「この砂嵐、深夜まで続くけど。一応食料の備蓄はあるから、泊まって行くことは出来るけどどうする?」
ハルカ「えっと、どうしましょうアル様?」
ムツキ「流石に外があんなじゃアビドスを出るの一苦労、どころか一歩間違えたらミイラだよこれ」
シロコ*テラー「布団は……代わりならあるけど、寝床くらいなら提供出来るよ」
アル「寝床って、こんな砂漠の入り口付近でこんな人数で押しかけて平気なの?」
シロコ*テラー「大丈夫、備蓄はある。今から遅めのお昼にするけど何か食べる? 一応それなりにだけど何か作るよ」
カヨコ「流石にそこまで世話になるのも……と言うか、此処ってそんなのがあったの? さっき調べた時に無かったけど」
(床の一部分を取り外し、スイッチを押すシロコ*テラー。すると地下へ通じる扉が床に出現、シロコ*テラーは降りて行く。気になった便利屋達も降りていくと冷蔵庫や貯水庫に台所、奥には寝具が数セット置いてあり)
シロコ*テラー「今水を汲んだら上に持っていくから待ってて、お昼も食べるなら用意する」
カヨコ「業務用の大型冷蔵庫だ、中身は少ないけどこれだけあったら立派な拠点だね。此処に住んでるの?」
シロコ*テラー「砂漠探索の幾つかある拠点、此処はその一つ。えっと、貴方達の会社は」
アル「あ、自己紹介が遅れたわね。私達は便利屋68、お金次第でどんな依頼もこなす何でも屋よ。って妹のシロコから聞いてるのよね」
シロコ*テラー「ん。そうだね、ええと。陸八魔、アルだっけ。アビドスを助けてくれた事もあるって聞いてる、一泊くらいしていきなよ」 - 143二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:48:11
- 144二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 01:13:55
出たな、名誉アビドス生こと便利屋68!
- 145二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:07:03
続きが気になる
- 146二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:26:52
- 147二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 17:52:44
他の学園との絡みやかつてのアビドスがチラッとわかって面白い
- 148二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 21:37:13
真夜中だと保守大変そうだから保守
- 149二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:07:49
信頼には信頼で恩には恩で返すのがアウトローよ
- 150二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:39:26
シロコ*テラー「ついて来るのは良いけど、爆薬は使わないでね。この建物が倒壊しても、私は最悪自分だけドローンで逃げるから」
ムツキ「はーい、わかってまーす」
カヨコ「まあ、私達も一応アウトロー名乗ってるし。自分の命くらい自分でどうにかするよ、と言うかここで戦闘って起きるの?」
シロコ*テラー「放置されて数十年と言っても曲がりなりにもキヴォトスで最も栄えた自治区の企業が使っていた建物だよ、地下部分でドローンが動いているんだ。だから人数が居ると助かるけど、ん。此処の床は補修する心配は無さそう」
ハルカ「お化けとか、出そうな雰囲気ですね……」
シロコ*テラー「多分居ないと思うよ、砂嵐で企業が撤退なり倒産なりで工場だけや会社だけ放置されただけだから。居るとすれば警備用ドローンくらい、ほら出てきた」
アル「噂をすれば、ってどうするの!?」
(出てきたドローンに対し素早く銃を構えて乱射、距離を詰めて蹴り付け更に銃を撃ち込みすぐさまドローンは静かになる)
シロコ*テラー「ん。こんな感じ」
ムツキ「ひゅーっ、シロコちゃんのお姉さんやっるー!」
ハルカ「あ、あれ、今の何だか」
アル「流石シロコのお姉さん、戦い方も妹のシロコそっくりね」
カヨコ「いや今のそっくりどころか殆ど……やめやめ、今は考えるのやめよ。で、シロコのお姉さんは何が目的?」
シロコ*テラー「ドローン工場なら、ドローン用の部品を貰いたいな。型は古いけど、色んな所で高値で売れる。予備パーツもいくらあっても困らないからね」
ムツキ「何だか本当の宝探しみたい、ワクワクしてくるね? アルちゃん!」
アル「はしゃがないのムツキ、これはアウトローとしてのケジメよ。一宿一飯の恩義、此処できちんと返させて貰うわ!」
シロコ*テラー「……貴方達の借りなら、もう返して貰ってる」
アル「えっ、今何か」
シロコ*テラー「行くよって言ったんだけど」
- 151二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 08:22:26
よくよく考えたら、対策委員って便利屋に対して作った借りの方が多いのか?
共闘二回に援軍一回で。柴関ラーメン爆破も一応一億円寄付で返してるし、意外と作中で返してる描写が少ない……?
クロコ的には便利屋の借りを何となく思い出して返してるのかも - 152二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 15:08:49
砂漠に埋もれらゲーム屋へ入り込み、美品状態で在庫に眠ってたレトロゲームを回収するシロコ*テラーと対策委員
同行してた先生は自分が幼少期か生まれるより前の時代からあるゲームに興奮して一つくらいくれないかって言い出して、1個くらいと譲ってくれるんだよね
ホクホク顔でシャーレに戻るとレアなレトロゲーに食い付くゲーム開発部達が……てのもあるかな - 153二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 15:44:23
砂漠にクソ ゲーが大量に埋まってる可能性
- 154二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 15:46:24
>>152欲しかった限定版のゲームを見つけて大興奮の先生
- 155二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 17:47:10
- 156二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:50:22
ホントに宝の山だな
- 157二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 02:04:02
砂漠に埋もれてるだけで意外なお宝はいっぱい眠っているんだろうなあ
- 158二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 03:05:54
宝と一緒に厄ネタさえ埋まってなければなぁ……
キヴォトス全域厄ネタ無い所などない?
レッ……赤冬とか(震え声) - 159二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 08:10:27
シロコから電話が掛かってくる先生
『ゲーム開発部って部活を知ってる?』
疑問を持ちつつ肯定する先生、すると電話から
『先生助けて〜! アビドス高校の人達に捕まっちゃった〜!』
響くモモイの声、何があったのかシロコに聞くと
『砂漠に向かおうとしてたから、危ないし保護したんだけど暴れて仕方ないんだ。取り敢えず全員叩きのめして武器を奪ったんだけどこんな感じで、出来れば引き取って欲しいんだけど』
二つ返事でアビドスへ発つ先生、アビドスに行くと警備用ドローンに囲まれ銃を突き付けられて両手を頭に置いたままの姿勢でいるゲーム開発部の四人
「銃を返してよ!! いい加減はなせ!! ケチ!!」
「あ、先生。終始こんな感じ、変に抵抗するから何度か撃って静かにさせたんだけど……落ち着くとまた騒ぐの繰り返しなんだ」
「あっ、先生! 助けてよ先生! この人達さっきから何度も撃って来るんだよ、酷いよ!!」
「お姉ちゃんが騒ぐからでしょ。あ、先生、どうも」
こっちに気付くとさらに騒ぐモモイ、挨拶するミドリ、青い顔で震えてるユズとモモイと同じくらいダメージがありそうなアリスが大人しくしてる
事情を聞くと、先生がレトロゲームを砂漠で発掘したと聞き、まだアビドス砂漠にはレアなレトルトゲームが眠っている可能性に気付いたモモイが砂漠へ直行しようとしたら
「ん。砂漠は危ない、その装備じゃ足りない。大人しく帰って……抵抗するんだ、じゃあ」
親切に忠告したシロコへ撃ち返すゲーム開発部(モモイ)、そう来るならと近くに控えていた対策委員達全員の強襲を受ける事になり今に至る
って感じのが思いついた。アリスがノノミと張り合えるほどの怪力なので一番手こずった様子(食い下がったのはモモイ)
- 160二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 08:18:29
モモイだからなぁ…
- 161二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 14:11:04
レアなソフトに本体が埋まってるなら欲しいよな
- 162二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:47:08
うん?ノノミがアリスと張り合えるって事は(重量や反動とかは別にして)光の剣使えるんじゃ?
絶対ミニガンの時より移動速度落ちるだろうし、反動ヤバすぎて歯を食いしばってる様な表情するかもだけど - 163二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:20:26
- 164二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:06:19
雷帝の遺産を見つけてイベント発生とかある
- 165二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:05:28
- 166二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:14:49
- 167二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:16:35
だと思った。普段使ってる光の剣と混同しちゃいけないよ
- 168二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:17:17
(探索を終えて帰還する事になった一向)
シロコ*テラー「少し暴れ過ぎたね、ドローンが過敏になってる。放っておくと外へ出て来るな、これ」
アル「外って、私達が通った瓦礫を潜って来るって事?」
シロコ*テラー「整備用ドローンだよ、建物を修復したり瓦礫を撤去して来る可能性がある。部品もあるから、エレベーターを直して登って来るかも」
ハルカ「ど、どうするんですか?」
シロコ*テラー「爆破かな、脱出時に爆薬を置いていって吹っ飛ばそう」
ムツキ「オッケー! んじゃ帰り際にオミヤゲ、沢山置いてこっか」
ハルカ「あ、必要かもと思ってあちこちに予めセットしておきました」
シロコ*テラー「次からは言って、今度やったら撃つから」
カヨコ「悪かったね、確かに爆弾一発で崩れるかも知れないとこでそれは悪手だ。ハルカも、次やる時はちゃんと言いな」
ハルカ「は、はい……ごめんなさい」
アル「まっ。まあでも設置する手間は省けたから良いじゃない、さっ早く此処を出ましょう!」
(早々に脱出する5人、起爆し崩れる廃墟)
アル「何でかしら、今日は安全に爆発出来た気がするわ」
ムツキ「いつもは事故で爆発オチだもんね、たまには平和な爆発オチも悪くないよね」
カヨコ「いや、爆発オチ自体早々あってほしくないんだけど」
ハルカ「あっシロコのお姉さん、今日はありがとうございました」
シロコ*テラー「ん。また、何処かで」
アル「ええ、何か依頼があるのなら遠慮頼って頂戴。私達、便利屋68をね」
(会釈をかわし車を発進させ走り去るシロコ*テラー。なお砂に埋もれたアビドス旧市街地に放置された便利屋は暫く彷徨った後、対策委員と先生とヒナに保護されたのは別の話)
- 169二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:32:57
- 170二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:47:20
- 171二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 18:23:28
>>170「……ん、なら母?」
- 172二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 22:14:54
ホシノ「いやぁ、強かったよこの子達。アリスちゃんは力強いし、モモイちゃんはやたらと食い下がるしおじさんちょっと本気出しちゃったよ」
“そ、そうなんだ”
アリス「はい! ネル先輩よりは手応えがありました!」
“アリス、そういう事は言っちゃダメだからね?”
ユズ「アリス……アリスが戦った時のネル先輩は本気じゃないから……」
”ところで何で此処に来たの?“
(ゲーム開発部達は『先生がレアなレトロなゲームを砂漠で拾ったと聞いたので自分達も探しに来た』と返す。しかし対策委員達は『その装備じゃ危険、砂漠を舐めちゃいけない』と語り、ホシノがいつになく真剣な表情に低い声で語る)
ホシノ「昔、砂漠で遭難して亡くなった生徒が居るんだ。例え砂を被っただけの旧市街地でもぱっと見は砂漠と一緒、油断すれば命を落とす……軽い気持ちで来ちゃいけない」
ミドリ「は。はぃ」
アリス「分かりました、もっと装備を充実させてから探索に挑みます!」
ユズ「な、亡くなったって……砂漠で? ほ、本当に?」
”モモイ、今日は帰ろう。ユウカ達も心配してるよ“
モモイ「え、ユウカ達に言ってないけど?」
ユズ「一応アビドス砂漠に行くとは言ってあるから……あれ、アビドス高校の人達がいるって事は。砂漠の探索って、許可とか必要なのかな?」
”許可?“
アヤネ『言われてみればそうですね、砂漠にある物はアビドスの物なので他校の方が探索するなら許可とかが必要かと』
シロコ「あれ、でもそれを言ったらアビドス自治区の各権利って」
(シロコの口はノノミとホシノによって抑えられる。一応モモイが食い下がったが結局許可は出ず、先生はゲーム開発部を連れてミレニアムへ帰還する)
ユウカ『ユズからアビドスに行くとはモモトークにありましたが、それだけですよ。ただ、アビドスの生徒会の方々に迷惑をかけてないと良いんですが。間違ってあちらの生徒会長に喧嘩でも売ったら大変ですよ、リオ会長も見つかってないのに誰が責任取るんだって』
(先生は、生徒会長であるホシノが軽く本気になったと言う発言を思い出しつつ冷や汗を流しながら何も無かったよとだけ返した)
- 173二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:29:54
危うくミレニアムとアビドスの外交問題になるとこだったと
- 174二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 09:25:57
まあホシノなら『このぐらい気にしてないよ、平気平気』って感じに笑って流すだろうから心配無いけどね
ホシノ「シロコちゃんに比べたらモモイちゃん達なんて可愛いくらいだよ」
シロコ「いや、私の方が聞き分けが良かった」
シロコ*テラー「未熟なシロコはもっとよく思い出すべき、一年生のころはヤンチャで流して良いもんじゃない」
シロコ「そんな筈ない、いい加減な事を言わないで」
(いつものように始まる二人の銃撃戦)
- 175二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 09:34:51
- 176二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 09:55:54
そらまあ『私は別のキヴォトスから来た、少し歳を重ねた砂狼シロコ』って名乗ったら色々面倒だからな、姉と勘違いされたなら自分が何者か語る必要もなく何なら『姉シロコ』と名乗れるからね
ただシロコ*テラー本人は嘗て便利屋と絡んだ時の記憶が断片的に蘇ってそうだが
- 177二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 18:05:51
保守
- 178二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 22:50:04
姉って認識が一番良いよな
- 179二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:18:53
シロコ*テラーを助手席に、後ろにホシノやアヤネを置いて運転の練習するシロコ
真横からめちゃくちゃ注意や指摘を飛ばすシロコ*テラー、気が散るから黙っててと返すシロコに
「車の運転は周囲に気を配る必要があるから、気を散らすと言うか。周囲に気を配らなきゃダメ、そこの曲がり角から不良が出て来たらとか意識しながら運転するべき」
「うる、さい!」
「運転なんてやり方を頭に入れた後は身体で覚えて、周囲をの状況を見て判断して運転する事を意識して」
と言われてしまいにはホシノを隣に置いてと言うが
「ダメだよ、ホシノ先輩は横から手も足も出す。人が運転してたら、急に横からブレーキ踏んだりハンドル回したりとか普通にする」
「そそっ、そんな、ことは」
「もしかして、さっきから先輩が運転席を身を乗り出してるのってシロコ先輩が心配だから手を出そうとしてたんですか!?」
振り返ってホシノを睨もうとするシロコ、同時に『ぶつかるから前を見て』と指摘するシロコ*テラー、急ブレーキを踏むシロコが居たとか - 180二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 11:16:17
ふと、モモフレンズの歴史が長かったら『旧市街地の中から古のペロログッズを発掘』とかあるのかなって思った
だから
(アビドスへ遊びに来たヒフミ、対策委員がシロコ*テラーを見掛けたのでアヤネを司令室に置いて5人で追い掛ける)
(シロコ*テラーが砂に埋もれた建物から昔のペロログッズを発見)
ヒフミ「え……ぺ、ペロロ様? これは確か数十年前の、ペロロ様が世に出たばかりのグッズ達では!?」
シロコ*テラー「そうなの? キャラ物はマニアが高く買い取ってくれるから、大体ブラックマーケットに流すんだけど」
ヒフミ「下さい!」
シロコ*テラー「ちょっと待って、今相場を調べるから」
セリカ「お金取るんだ……」
ヒフミ「お財布は……ギリギリ、でもいけます!」
シロコ「今日は普通に買うんだね、ヒフミ」
シロコ*テラー「全部動作確認してからね、あそうだ。仮拠点にも幾つかこんな感じのグッズを在庫としてあるけど」
ヒフミ「下さい!!」
シロコ*テラー「買えるの? あ、これ此処にあるグッズの合計金額」
ヒフミ「……シロコさん、ご相談があるのですが」
シロコ「何?」
ヒフミ「お金って借りられますか?」
シロコ「ん……そうだね。よし、一緒に賞金首を退治しに行こう!」
(この後トリニティ自治区にて賞金首狩りを行う対策委員、否覆面水着団。ティーパーティーやらシスターフッドやらから情報を仕入れての浄化作戦が決行されたとか、補修授業部に先生を招集して『トリニティ内で暴れる覆面水着団なる組織の調査』が行われたとか) - 181二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 11:31:32
なんてことしてくれたんだw
いや、被害にあうのは賞金首だから良い、のか? - 182二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 11:38:55
- 183二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 16:20:21
コハル「ハスミ先輩から聞いたんだけど、最近トリニティ内に潜んでいたと言う凶悪な犯罪者達が激減したんだって」
アズサ「この間バイトしてるサオリに会ったんだが、最近ゲヘナで有名になってた賞金首が次々と消えてるらしいぞ」
マリー「はい、此処最近トリニティとゲヘナから賞金首が次々と消えていってると言う話を聞きます。主にアビドス自治区から近い所ばかりですが。平和になってきたと言う事だと思います」
ハナコ「……先生、これって。その、ヒフミちゃんと、こう。関係が」
“ええと、まあお尋ね者が減ったのは良い事だと思うよ?”
ヒフミ「た、足りない……お金が、足りない」
シロコ*テラー「うん、ごめんね。こっちも生活や借金返済があるからさ、悪いけど値引きは出来ない」
ヒフミ「ま、まさか、店一個分くらいの在庫がまるまるあるなんて聞いてないです!」
シロコ*テラー「言ってないからね」
ヒフミ「……あの、良いバイトとか、あったりしませんか? と言うかいつもどこで稼いでるんですか?」
シロコ*テラー「ん。旧市街地とか、旧アビドス校舎とか」
ヒフミ「お手伝いとか必要では!?」
シロコ*テラー「いや、流石に危ないから要らない」
ヒフミ「そんな……!」(ところでこのシロコさんのお姉さんっぽい人誰だろ……?)
- 184二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:19:55
- 185二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:17:55
アビドス砂漠はたまにビナーと遭遇し極稀にアヌビスやホルスにエンカウントする
- 186二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:43:56
- 187二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:08:44
- 188二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:50:29
旧市街地を発掘して出てきた遺物を集めて展覧会でもやったら観光客も呼べて万々歳なんじゃなかろうか。せっかく生徒会の谷なんて展示場もあるわけだし
- 189二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 10:16:40
修復不可能になるまでバラバラになったシェマタの残骸とかも展示品として…いや、ダメだマコトとヒナが許さんな
- 190二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 17:34:51
遺産を見つけたらヒナとマコトに引き渡さないとな
- 191二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:04:20
シロコ*テラー「ヒフミ、お金を用意できないなら全部売るよ。買い取り手も一応付いたし」
ヒフミ「仕方、ありません……此処にずっと寝かせておくよりは良いですし、一応持ってないのは優先的に買ったので。欲しい人に向けて売って下さい」
シロコ*テラー「分かった」
ヒフミ「ちなみに買い取り手は?」
シロコ*テラー「ブラックマーケットの売人」
ヒフミ「それ絶対だめだな奴ですよ!?」
シロコ*テラー「交渉の末、数パーセント割増しで売ってくれるって」
ヒフミ「五倍出すので待ってもらう事は」
シロコ*テラー「五倍の資金をいつまでに用意出来る? 最長で一カ月」
ヒフミ「無理、です」
ホシノ「やあシロコ、のお姉さん。今日はここの仮拠点なんだね、でヒフミちゃんは何で四つん這いで泣いてるの?」
シロコ*テラー「これをブラックマーケットに売るんだ」
”それって、モモフレンズのペロロだね。えっと、ヒフミは納得してるの?”
シロコ*テラー「やあ先生、納得も何もお金がない」
ヒフミ「はっ、先生! シロコさんのお姉さんがブラックマーケットに物品を横流しを行おうとしています、これってアウトではないですかね!? シャーレとしては責任持って引き取るべきではと思うんですが!」
”え。そうなのかな?”
ホシノ「まあ、普通ブラックマーケットに近付く物じゃないしねえ。ヒフミちゃんの言う事も頷けるけど、シャーレに代わりに買って貰って自分の物にしようとかは考えてないよね。ヒフミちゃん?」
ヒフミ「イエソンナコトハナイデスヨ?」
ホシノ「おじさんと先生の目を見て言おうか、ヒフミちゃん」
ノノミ「あっ、居たんですね。お出かけですか? これペロログッズですね、あまり見た覚えが無い気がするんですけど」
シロコ*テラー「ん。今からブラックマーケットへ売りに行く」
ヒフミ「ああ、待って下さい。先生、シャーレで押収とか出来ませんか?」
ホシノ「あれの売り上げもうちの借金返済に充てられるから無料では譲れないな~」
(交渉の末、全部ブラックマーケットに納品される事になった。先生はグッズの強盗だけはしないようヒフミへ注意を行った) - 192二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:37:41
ヒフミェ… そろそろ次レス立てないとマズいかな?
- 193二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:43:18
- 194二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 04:31:22
ファウストの勇名がまたキヴォトス裏社会に轟いてしまうな…
- 195二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 13:16:58
先生について掘り出し物のレアレトロゲームを求めるゲーム開発部
シロコ*テラーのグッズショップ発掘に付き合うと万全の装備で同行するヒフミ。なお発掘された物はアビドスの物なのでヒフミの手に渡らず、幾ら友人でも良い金になると知っている対策委員に泣き落としも効かずまた泣き寝入りした模様
そしてシロコ*テラーと並んでゲーム系の機械を修理してシロコやセリカと一緒にレトロゲームを楽しむゲーム開発部、先生に頼まれ一部はアビドスに残すから遊びに来ればいつでも遊んで良いよってホシノが言いそう - 196二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 00:36:53
そしてレトロゲーム遊びたいがためにアビドスに入り浸り過ぎてユウカに怒られるまでがセットと
- 197二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 00:50:25
ヒフミを迎えにアビドスまで来た補習授業部、生産停止した過去のスカルマングッズに目を留め可能な限り散財しようとするアズサ、買い占め出来なくて泣いてるヒフミにコハルは
「私達の財布を使おうと考えないでよ」
「いえ、一応全種類は抑えたのでそこまでは。でも此処で買い占めないと全部ブラックマーケットへ流れていくんですよ……」
泣き崩れるヒフミに呆れるコハル、此処最近賞金首が消えた理由これではと気づくハナコ、スカルマングッズを買い揃えてホクホクするアズサが居た
- 198二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 08:25:07
ホシノが屋上でお昼寝してて、ある時身を起こすとこっちを学校の外にこっちを見てる中学生達に気づくんだ
にこーと手を振ると手を振替して立ち去っていく中学生達
シロコやノノミが下校中、中学生達に「アビドス高校の生徒ですか?」と聞かれる
曰く、最近引越しして来たがアビドスに綺麗な高校があって見学に来たいって言われる
そして対策委員達は大慌てで学校見学や説明会の準備を始めるんだよね - 199二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 08:25:29
やはりヒフミはアウトローだな
それと次スレかなそろそろ - 200二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 13:07:57
シロコ*テラー「ん、みんな出来たよ」
ホシノ「何が出来たの、もう一人のシロコちゃん」
アヤネ「監視カメラです、校外に加えて近くの砂漠入口や旧市街地の映像が映るようにしました。これで砂漠へ不用意に入る人が居たらすぐに対応出来るようになります」
シロコ*テラー「砂漠で彷徨ってミイラになる人も居るって聞くからね、これで大丈夫」
ホシノ「そっか。もう、砂漠で干からびる人は出ないんだね」
シロコ「それは分からないと思うよ、砂漠の中までは映ってないし」
アヤネ「ですが怪しい人物が居れば直ぐにカメラで追えるようになりました、えーとあ。実際にもう旧市街地に誰かが、便利屋68!? と、誰かともめてるようです」
セリカ「旧市街地で何してんのよあいつら、自爆までしてるし」
ノノミ「音とか拾えますか?」
シロコ*テラー「ついてはいるけど距離あるから拾えるかは、多分誰かの依頼じゃないかな」
アヤネ「まあ放っておきましょう、どうやら爆発オチで終わったみたいですし」
セリカ「あいつら、ホントいつでもどこでも爆発してるわね」
シロコ「なんですってーって叫びが聞こえて来そう」
ノノミ「カメラ大丈夫ですかね」
シロコ*テラー「カメラは拾い物だし、幾らでもあるから大丈夫」
アヤネ「……音、拾えました。なんですって〜って叫びがバッチリ入ってますね、相手は何かの組織から脱走したみたいですね」
セリカ「誰かの生活を覗いてる気分になるわね」
シロコ「砂漠で生活してる人なんていない」
シロコ*テラー「私も旧市街地に家があるけど見ないね、一応カメラは私の住んでる方にはつけてないよ」