昔の商品(食でも創作でもなんでも)って色が全体的に淡いけど

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:15:00

    あれは印刷技術が今ほど整ってないからなのか単純に淡い色が流行だったのかどっち?
    将来的には淡い色使いがブームになったりするのかな?

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:24:57

    こういうのって経年劣化で退色して淡い色になってるんじゃないの

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:33:18

    >>2

    じゃあ色使いは現代とそんなに変わらないの?

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:34:26

    浮世絵と洋画の違いが云々〜みたいなサイトだと
    普通に「西洋の絵の具とは違う淡い色遣いが〜」みたいな記述あるからどうだろ

    画材の差な気もする

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:36:00

    ギャラリーフェイクでそんな話あったな

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:38:01

    >>3

    すげー分かりやすいのが「銅」

    錆びて色が変わると「緑青」という緑っぽい色になる

    だから建て直しとかで本来の色になると銅の金属色でギラギラになる

    だから「銅像」とうのはめちゃくちゃ色が変わっちゃってるし、建物の屋根とかも作った時とかと凄い違う

    自由の女神像とかもめちゃくちゃ違うぞ

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:40:33

    >>3

    例えば神社の鳥居とかの赤色あるじゃん?

    鉛丹って言われる赤い塗料使われてて、普通の絵の具みたいな原色ギラギラってほどじゃないけど結構強い発色だよ

    流石に時間で劣化するのは現代の化学塗料でも変わらないし

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:41:43

    >>6

    大仏もそうだな

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:44:03

    古代ギリシャも白亜のイメージがあるけどあれも色が落ちただけで極彩色だったらしい

    当時の白亜イメージを考えて神殿から盗んだ像の色を削った事件があったりする

    エルギン・マーブル - Wikipediaja.wikipedia.org
  • 10二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:49:51

    >>8

    元々の色はこんな感じと推定されてるらしいね

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:50:03

    現代のアナログ絵画も数百年すればあわーい色合いになるんだろうな
    デジタル絵ならまた保存方法も違うけど

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:50:33

    興福寺の阿修羅像も残ってる顔料から復元したらまあ赤い

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:51:23

    >>10

    風情ねぇな!

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:52:43

    強い色じゃないとそもそも目立たないからな
    芸術作品に使うなら至極妥当

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 10:55:22

    でもやっぱ色褪せて淡い色になってる方が風情があるって感じちゃうよな
    極彩色でケバケバはなんか下品に感じちゃう

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:05:58

    当時の人らも濃い色使いってかっこいい〜とか淡い色の方が綺麗なのに〜とか色々感想を抱いたのかねぇ

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:07:07

    小松左京って作家がそのへんネタにした短編小説を書いてる
    年寄りが最近はギラギラした色ばかりになって風情がないと嘆いてるんだけど孫に新しい建物が見たいといわれて仕方なく出かけて派手な建築を眺めながら哀しむ→実はその街は新築された平安京っていうオチ

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:11:22

    >>3

    むしろ昔の方が原色ギンギンだぞ

    法隆寺とか薬師寺とか建築当時凄まじいぞ

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:18:43

    淡い色の伝統色もいくらでもあるし水墨画とかも評価され続けてるから使い分けだよね


    >>18

    仏教建築はたぶんタイとかのギラギラのほうが昔ながらなんだろうなって

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:31:48

    ギリシャ彫刻はちょっとイかれた思想持ちが
    ギリシャ彫刻は真っ白なんじゃい!!!と滅茶苦茶磨いたせいなので白い
    本来は色付きだった

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:34:27

    ちょっとズレるけど古いビデオカメラで現代の街並みを撮る動画とか見るとめっちゃ懐かしい感じに写ってるよね

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:37:22

    >>13

    仏様はあんな地味な色してねぇ〜〜〜って奈良時代の人が今の大仏見たら解釈違い起こすんだろうな……

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:39:34

    銀閣寺も元は銀ピカ?

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:41:14

    >>17

    これちょっと読んでみたいわ

    いつの時代も上の年代はシンプルなものを好み、若者は派手でインパクトのあるものを好むのかな

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 11:45:21

    まぁたしかによく考えたら仏壇とかお寺のはめちゃくちゃ金ピカだもんな
    緑色が普通なわけなかった

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:09:18

    >>17

    >>24

    「新都市建設」って短編ね

    自分は親の本棚にあった「ある生きものの記録」って短編集で読んだけど今読もうとすると全集になるのかな

    書かれたのは高度経済成長真っ只中で古い町並みを壊してどんどん変わっていった時代だから読み始めは現代の話と思わせて実は…っていう

    あと平安京じゃなくて平城京だった

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:28:47

    浮世絵も元はもっと派手派手だったのかな
    春画のエグみが増しそう

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:31:10

    >>22

    実際に仏典にも「仏の肌は金色で髪は紺青色」って記載されてるから、奈良時代の派手な大仏は忠実な再現ではあるんだよな

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:45:54

    商品というと服飾もアリだよね

    江戸時代はツヤのある布地や派手な色を禁止する奢侈禁止令がたびたび出されてたからそれをよしとする風潮もあった

    派手好きの江戸っ子はちょっとだけ従ってあとは知らん顔してた

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:48:15

    >>13

    けど家の仏壇の金の仏像とか見てたらこんなもんじゃね?

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:50:08

    >>29

    参勤交代で来た田舎武士を揶揄する「浅葱裏」なんて隠語もあったっけ

    派手だけど安物ですぐに退色する浅葱色を裏地にする的な意味で

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/11(日) 12:56:02

    >>29

    >派手好きの江戸っ子はちょっとだけ従ってあとは知らん顔してた

    とは言え露骨に派手な色を使うとマジでしょっ引かれるし

    四十八茶百鼠みたいに、規制の範囲内の地味な色の中でどこまでオリジナリティを出すかが「粋」ともされたらしいね

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 00:34:06

    >>25

    お堂とか金ピカが差し込む光と蝋燭で薄暗く照らされるから荘厳なんよね

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 00:39:32

    >>12

    上野に来たとき見たけどほんのり彩色のあとは残ってるのよな

    江戸っ子だとぱっとみ地味だが織りが手間かかってるとか裏地とか派手だとかはあったような

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 11:33:54

    金ピカ大仏にしろ真っ赤っ赤阿修羅像にしろ昔の人はそれを維持できるもんならしたかったんだろうなと思うと切ない

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 11:38:02

    >>33

    なるほど今より照明が暗いからド派手に彩色したってのはありそう

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 11:39:18

    朱塗りとか当時の製法で考えてもバキバキの派手派手だぞ

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 11:48:24

    >>36

    秀吉の黄金の茶室とか悪趣味呼ばわりされるけど薄明かりだといい感じになるらしいな

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 12:12:49

    ダビデ像が色つくとめっちゃ卑猥になるから人物彫刻は白でいいと思う

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 12:28:25

    仏教関係は極楽の表現かつ権力者のアピールだから金が掛かってド派手なほど権威の象徴になる

    修復しようにも金を出してくれるパトロンがいないと無理なんだけど「○○様を越えた」「○○様の後継者は自分」という表明にもなるから手出しされずに朽ちていって「朽ちた状態が最良」扱いになったりする

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 12:31:17

    >>13

    ヨーロッパでも石像は本来カラフルだけど後世のものは白いままで完成ってことにしちゃうし

    日本の仏像も時代が下ると黒一色とか金だけとかに最初からされるようになっちゃうから昔の人間もそう思ったんだよな…

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 12:56:57

    裸の像や絵画は色薄いぐらいの方が程よくセクシーで見やすいと思うわ
    当時はもっと生々しかったんだろうな…

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 12:58:10

    姫路城がそうだよね
    修復の時批判凄まじかった

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 13:08:39

    平泉で金色堂見たけど凄いビカビカだったな
    雨風やら日光で劣化するってんで700年以上前から覆堂で保護されてたらしい

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 13:15:06

    美術の価値は「オリジナルである」ことが重視されたりするよね
    この場合のオリジナルは「製作時の状態」じゃなくて「製作者以外が手を加えていない状態」で経年劣化は受け入れられている

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/12(月) 13:36:22

    >>43

    劣化した状態が当たり前になりその状態で評価されていると修復=台無し扱いされるな


    像とかは本物には手を加えずレプリカで再現したりできるけど城とかの建物規模になると無理

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