【安価・🎲有】シンオウトリオが

[1 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 22:32:03]

dice1d8=5 (5) 地方へdice1d3=1 (1) に行くそうです

どこに？

1.カントー 2.ジョウト

3.ホウエン 4.イッシュ

5.カロス 6.アローラ

7.ガラル 8.パルデア

何しに？

1.悪の組織の壊滅

2.観光

3.>>3

[2 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 22:38:37]

フレア団は最終兵器で人類浄化しようとしてたからね
広義の現世界破壊だもんね
アルセウスから神託でも下ったんかな

[3 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 22:40:48]

カロス地方で話題になった悪の組織と言えばやはりフレア団…ではなく新生の組織だとか

組織の名前

>>4

目的

>>6

ボスの名前

>>8

幹部の人数

dice1d5=3 (3) 人

[4 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 22:44:35]

クロヌ団
クロヌ:フランス語で（王位，権威を表わす）冠，宝冠

[5 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 22:59:24]

フラダリの復活

[7 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 23:00:43]

マーガレット

[8 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 23:00:51]

>>7

[9 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 23:21:45]

ヒカリ｢フラダリの復活を目的とした悪の組織・クロヌ団ね…｣

ジュン｢フラダリって確か世界を滅ぼそうとしたフレア団のボスだったよな？｣

コウキ｢確かフレア団ってカロスリーグを最年少で殿堂入りしたdice1d2=1 (1) (1.少年 2.少女)によって壊滅したのではないでしょうか？｣

ナナカマド｢ウム。だが半年前から奴らは急に姿を現してな…｣

クロヌ団がフラダリ復活の為に行っている悪事

>>11

[10 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 23:33:03]

ゼルネアスのクローンを作る

[11 二次元好きの匿名さん 24/08/11(日) 23:47:48]

最終兵器をまた作る為に多くのポケモンを犠牲にしている

[13 二次元好きの匿名さん 24/08/12(月) 00:23:23]

ナナカマド｢多くのポケモンを浚い、最終兵器を作る為の犠牲にしているのだ｣
コウキ｢なんて酷い…！！｣
ジュン｢そんな事があってたまるか！！｣
ヒカリ｢許せない…！！ねえナナカマド博士！！あたしたち、絶対にクロヌ団を滅ぼします！！カロス地方に行かせて下さい！！｣
ナナカマド｢ウム！良い返事だ！ここにカロス地方・ミアレ空港行きのチケットがある。持っていきたまえ｣
ヒカリ｢ありがとうございます！｣
ジュン｢サンキューな博士！じゃあ早速…｣
ナナカマド｢…… …… …… ……｣
ジュン｢……うう わかったよ｣
ナナカマド｢ミアレ空港に着いたらサウスサイドストリートのポケモン研究所に向かいたまえ。私の教え子がそこで待ち合わせをしたいと言っているのでな｣
コウキ｢わかりました。では行ってきます｣

[14 二次元好きの匿名さん 24/08/12(月) 10:54:37]

ほ

[15 二次元好きの匿名さん 24/08/12(月) 11:56:28]

ミアレシティ ポケモン研究所

ヒカリ達を出迎えたのはポケモン博士・プラターヌとカロスリーグを最年少で殿堂入りした少年・カルムだった。

プラターヌ｢シンオウから遠路はるばるこんにちは！キミ達の事はナナカマド博士から聞いているよ。ボクはプラターヌ！｣

コウキ｢お初にお目にかかります、コウキと申します｣

カルム｢俺はカルム。こっちは相棒のdice1d3=1 (1) (1.ブリガロン 2.マフォクシー 3.ゲッコウガ)。よろしく｣

ヒカリ｢あたし、ヒカリ！この子は相棒のエンペルト！そんでこっちが…｣

ジュン｢オレ、ジュン！こいつは相棒のドダイトス！よろしくな！｣

各々の自己紹介が終わった後、プラターヌが口を開く。

プラターヌ｢さて、そろそろ本題に入ろうか｣

[16 二次元好きの匿名さん 24/08/12(月) 22:09:35]

プラターヌ｢ナナカマド博士から聞いているとは思うけど改めて説明するよ。キミ達にはクロヌ団の悪事を阻止してもらいたい｣

コウキ｢わかりました。ところでクロヌ団について現時点で掴めている情報はありますか？例えばアジトとか…｣

ジュン｢フラダリの復活が目的ならフレア団のアジトが奴らの拠点になってるんじゃないか？｣

カルム｢いや…先週俺とセレナで調べたが誰もいなかった。あ、セレナは俺の友達兼ライバルなんだ。後ほど紹介するよ｣

ヒカリ｢誰かが入った跡は無かったの？｣

カルム｢そういう形跡も見つからなかった｣

カルムとセレナが調べたのは？

dice1d2=1 (1)

1.フラダリラボ

2.フレア団秘密基地

[17 二次元好きの匿名さん 24/08/12(月) 23:46:19]

ほ

[18 二次元好きの匿名さん 24/08/13(火) 04:22:22]

コウキ｢だとすればセキタイタウンの秘密基地か…｣

カルム｢いいや、あそこは最終兵器が発動した時に入れなくなったんだ｣

ジュン｢もしかしたら今は誰もいないだけで後々拠点を移すんじゃね？｣

プラターヌ｢可能性は否定できないね。今までクロヌ団が起こした事件の痕跡から推測すると彼らのアジトは───｣

ロトロトロト…

プラターヌ｢もしもし｣

研究員『助けてください！クロヌ団にポケモンを奪われました！』

プラターヌ｢わかった、まずは自分の身を守って。バトルの強い人を2人、すぐに向かわせるから｣

プラターヌ｢ヒカリ、ジュン。今すぐdice1d15=5 (5) に行ってくれるかな。場所はリザードンが案内してくれるから｣

ヒカリ｢わかりました！ドンカラス、あたしを乗せてって！｣

ジュン｢おうよ！頼んだぜムクホーク！｣

ポケモン強奪が起こった場所

1.アサメタウン 2.メイスイタウン 3.ハクダンシティ 4.コボクタウン 5.コウジンタウン 6.ショウヨウシティ 7.セキタイタウン 8.シャラシティ 9.ヒヨクシティ 10.クノエシティ 11.フウジョタウン 12.ヒャッコクシティ 13.レンリタウン 14.エイセツシティ 15.キナンシティ

[19 二次元好きの匿名さん 24/08/13(火) 09:41:43]

保守

[20 二次元好きの匿名さん 24/08/13(火) 19:06:07]

ジュン｢あれがコウジンタウンか…｣
ヒカリ｢水族館があるんだって。ポケモンを浚うにはもってこいだね｣
ジュン｢よし！オレはあのクロヌ団に奇襲を仕掛けるからヒカリは水族館に行ってこい！｣
ヒカリ｢オッケー！｣
即席で立てた作戦を実行する為、2人は急降下する。
ジュン｢行くぜムクホーク！とっしん！｣
クロヌ団｢うわっなんだ！？｣

コウジン水族館
中に入るとクロヌ団が水族館のポケモンを次々に捕獲していた。
クロヌ団｢なんだテメェ！？邪魔すんなら痛い目にあってもらうぞ！ゴクリン！ヘドロばくだんだ！｣
ヒカリ｢ドンカラス、つじぎり！｣

水族館内のクロヌ団を一掃したヒカリが外で目にしたのはしたっぱを捕縛するジュンの姿だった。
ジュン｢おい！観念しろクロヌ団！｣
クロヌ団｢ハァ…ハァ…なんだこのガキ…速すぎんだろ…｣

[22 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 03:43:01]

ポケモン研究所

研究員｢本当にありがとうございました！感謝してもしきれません！｣

ヒカリ｢いえいえ、無事で良かったですよホント！｣

カルム｢ヒカリ、ジュン。おかえり｣

2人を出迎えたカルムの背後には金髪ポニーテールの美少女と黒いリボンをあしらったショッキングピンクのTシャツが印象的な美少女が立っていた。

カルム｢紹介するよ。こっちがセレナで、こっちがサナ。俺の大切な友達だよ｣

セレナ｢よろしく｣

サナ｢よろしくね♪｣

暫く談笑した後、プラターヌ博士がやってくる。

プラターヌ｢お願いがあるんだ。クロヌ団の尻尾を掴む為にキミ達には2人1組でクロヌ団の捜査をしてくれないかな？セントラルカロスはティエルノとトロバが捜索に当たっているよ。それとピンチになったら躊躇わずここへおいで｣

コウキ｢すみません。僕とヒカリとジュン、カルムとセレナとサナの内1組だけ余るのでは？｣

カルム｢ああ、俺はここに残るんだ。俺も博士も迂闊には動けないからな…｣

プラターヌ｢誰か1人、ここミアレシティで待機してくれないかな？｣

残るのは？

dice1d5=2 (2)

1.ヒカリ

2.ジュン

3.コウキ

4.セレナ

5.サナ

[23 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 14:40:22]

プラターヌ｢ジュンはミアレシティの見回りをお願いするよ。何か怪しい動きがあればすぐに連絡して｣

ジュン｢おう！｣

カルム｢ヒカリはdice1d3=1 (1) とペアでdice1d2=1 (1) の方を頼むよ｣

ヒカリ｢りょーかい！｣

①ヒカリとペアを組むのは？

1.コウキ

2.セレナ

3.サナ

②どっちで捜索する？

1.コーストカロス

2.マウンテンカロス

[24 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 17:59:32]

クロヌ団のキャラ設定

※(1)性別…1.男 2.女 (2)年齢…1.10代 2.20代 3.30代 4.40代 5.50代 6.60代以上

▼幹部

①名前>>26

性別dice1d2=1 (1)

年齢dice1d6=5 (5)

②名前>>28

性別dice1d2=2 (2)

年齢dice1d6=2 (2)

③名前>>30

性別dice1d2=2 (2)

年齢dice1d6=3 (3)

▼クロヌ団ボス・マーガレット

性別dice1d2=2 (2)

年齢dice1d6=5 (5)

[25 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 18:49:34]

しゅ

[26 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 18:54:55]

アスター

[27 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 20:01:28]

加速

[28 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 20:05:50]

オルタンシア

[29 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 20:33:36]

加速

[30 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 21:07:37]

カルミア

[31 二次元好きの匿名さん 24/08/14(水) 23:51:52]

しゅ

[32 二次元好きの匿名さん 24/08/15(木) 07:34:39]

ほ

[33 二次元好きの匿名さん 24/08/15(木) 18:49:47]

ほっしゅ

[34 二次元好きの匿名さん 24/08/15(木) 23:40:38]

ほ

[35 二次元好きの匿名さん 24/08/16(金) 01:59:01]

セキタイタウン

ヒカリ｢うわあ…すっごい穴…｣

クロヌ団の足掛かりを掴もうと立ち寄ったセキタイタウンで見たのは、自然ではまず発生しない大きな穴だった。

コウキ｢この中に最終兵器が埋まってたのか…｣

ヒカリ｢最終兵器がどんな形をしてるのかは知らないけどさ、この穴からして大層おぞましいものだったんじゃないかな。何よりたくさんのポケモンの命を利用してるんだから｣

コウキ｢フレア団の時はエネルギー源として伝説のポケモン・dice1d2=1 (1) (1.ゼルネアス 2.イベルタル)が利用されてたんだよね｣

最終兵器に想いを巡らせる2人。

そんな2人を監視する人影が1つ。

？？？｢シンオウ最年少チャンピオン・ヒカリにコンテストスター・コウキ…ええ、彼らがシンオウから来た例の子供で間違いありません｣

[37 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 00:42:46]

監視者の存在に気付かぬまま、ヒカリとコウキはセキタイタウンを後にする。次の瞬間、2人の視界に信じられないものが舞い込んできた。
コウキ｢小さな女の子が1人…？親はどこに…？｣
ヒカリ｢しかもボロボロ…！とりあえず声かけてみるね｣
ヒカリは女の子を怖がらせないようにそっと近づき、彼女の目線に合わせてしゃがみこむ。
ヒカリ｢ねえお嬢ちゃん。何があったのか、聞かせてくれるかな？｣
女の子は警戒しているのか、口を開こうともしない。
ヒカリ｢大丈夫。あたしもこのお兄ちゃんも、きみに怖い思いはさせないよ｣
この言葉に安心したのだろう。女の子は震えながら口を開いた。
女の子｢…けて…｣

女の子｢たすけて…！…わたしの…ポケモン…わるいひとに…とられちゃった…｣
ヒカリ｢それは辛かったね…でも大丈夫。お姉ちゃんたちが絶対に取り返すから｣
女の子｢ほんと…？｣
コウキ｢ほんとだよ。だからきみがポケモンを盗られた場所まで僕達を案内してくれる？｣
女の子｢…うん！｣



？？？｢まさか脱走者が現れるとは…始末に参ります｣
？？？『待て、むしろ好都合だ。奴らの後をつけろ…追い込んだら一気にふくろだたきだ』
？？？｢はっ！｣

[38 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 11:50:16]

ほ

[39 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 23:10:18]

10番道路
女の子｢あー！フラべべちゃん！｣
少女は自分のポケモンであるフラべべを見つけ、走り出す。しかしコウキがそれを制止した。
コウキ｢待って｣
女の子｢なんでー！？フラべべちゃんすぐそこなのにー！｣
コウキ｢ポケモンを誘拐するような悪い大人が自分に都合の悪い事をすると思うかな？｣
女の子｢…｣
コウキ｢よし、お兄ちゃんに任せて。エルレイド！サイコパワーで怪しい奴を探し出して！｣
繰り出されたエルレイドは一瞬瞑想すると、南西に向かって睨みつけた。
ヒカリ｢いっておいでレントラー！スパーク！｣
レントラーが岩に向かってスパークを放つ。
スパークが命中すると、岩影から3人のクロヌ団が姿を現した。
クロヌ団｢いてて…流石チャンピオン様。油断ならねえな…｣
ヒカリ｢あたしの事知ってんの…？｣
他地方の人間に己の素性が知られている事実にヒカリは一瞬戸惑う。クロヌ団はその隙を逃さずヒカリに攻撃を仕掛けた。
コウキ｢ヒカリ後ろ！｣
コウキの声でヒカリが後ろを振り返ると、クロヌ団のしたっぱの男が釘バットを振りかざす寸前まで来ているではないか！
男の迎撃か、女の子の護衛か。
ヒカリ(この子を守らないと！)
即座に後者を選択したヒカリは女の子を守るように抱き寄せ、防御の態勢を整える。
自らの負傷を覚悟したその瞬間、凶刀が防がれる音がした。

[40 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 10:32:31]

ほ

[41 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 12:54:59]

ヒカリ｢エンペルト！｣
振りかかる凶刃からヒカリを救ったのは彼女の相棒、エンペルトだった。
エンペルトは男を鋭く睨む。その眼には自らのトレーナーに害を為そうとした男に対する怒りが籠っていた。
ヒカリ｢ありがとうエンペルト。ラスターカノン！｣
至近距離から放たれたそれを避けられるはずも無く、男は勢い良く飛んでいった。
それを確認したヒカリは女の子とフラべべの方に駆け寄る。
ヒカリ｢お嬢ちゃん、フラべべ！怪我は無い？｣
女の子｢うん…！おにいちゃんがちゃんとみててくれたよ！ほかのわるいやつもぜんぶおにいちゃんがやっつけてくれた！｣
ヒカリ｢そっか、なら良かったぁ。ありがとねコウキ｣
コウキ｢どういたしまして。じゃ、お嬢さんをお家に送ってから帰ろっか｣
ヒカリ｢うん！行くよエンペル…｣
ヒカリがエンペルトの方を向くと…

背後に先程の男が下卑た笑みを浮かべながら佇んでいた。

[42 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 23:54:08]

楽しみ

[43 二次元好きの匿名さん 24/08/19(月) 00:07:26]

男が視界に入ってきた瞬間、ヒカリは駆け出した。エンペルトが反撃の態勢を整えるより早く男の眼前まで跳躍する。この間男は釘バットを振りかざし、野球ボールを打つが如くヒカリに一撃を叩き込もうとするが、しかし。
凶刃がヒカリに届くより一歩早く、彼女の蹴りが男の顎に叩き込まれた。急所を狙った強烈な一撃に、男はたまらず後方にのけ反る。すかさずヒカリは男が持つ釘バットを奪い、間髪入れずに胸部目掛けて容赦無く踵落としを打ち込んだ。
その間僅か5秒の出来事である。
ヒカリ｢ねえ｣
ヒカリがドスの効いた声で話しかけると同時に、釘バットを男の眼前の地面に刺した。
ヒカリ｢あたしのかわいいポケモンに手ぇ出してタダで済むとでも思った？｣
その表情には先程までの隙だらけな少女の面影は一切たりとも無かった。怯える男に構わずヒカリは続ける。
ヒカリ｢罪の無い人やポケモンに危害を加える真似は二度としないで。こんな物騒なモン置いて黙ってさっさと失せな｣
どう見ても物騒なのはヒカリの方だ。
しかしこの状況を目の当たりにした男とクロヌ団は案外アッサリと立ち去った。

[44 二次元好きの匿名さん 24/08/19(月) 11:22:19]

その後女の子を家まで送り届けたヒカリとコウキは、サナとセレナが待つエイセツシティへと足を運ぶ。
サナ｢2人ともーこっちこっち♪｣
ヒカリ｢はーい！｣
待ち合わせ場所に2人が到着したのを見届けたセレナがスマホロトムを起動し、ニュースを見せる。
『最近クロヌ団によるポケモンの強奪が問題となっておりますがこれに関して…さん、どう感じます？』
『そうですね、フレア団の件もありましたし…こういう迷惑な連中は早く無くなってほしいですねー』

コウキ｢そういえばカロスってホロキャスターが流行してるよね？アレは使わないの？｣
セレナ｢ああ、アレはね…フレア団が盗聴器としても利用していたのよ｣
ヒカリ｢…ってことはホロキャスターの会話は全部フレア団に筒抜けになってたの！？｣
コウキ｢通りでフレア団のニュースをあまり聞かないわけだ！｣
サナ｢今はもう壊されたけどね。でもクロヌ団の事だから盗聴システムを復活させていてもおかしくないでしょ｣
セレナ｢だから博士がアタシ達にスマホロトムを支給してくれたの｣

[45 二次元好きの匿名さん 24/08/19(月) 22:55:04]

ほ

[46 二次元好きの匿名さん 24/08/20(火) 08:40:42]

ほしゅ

[47 二次元好きの匿名さん 24/08/20(火) 19:55:52]

エイセツシティ

ヒカリ｢ポケモンの村？｣

セレナ｢ええ。人間に捨てられたポケモン達が隠れ住んでいる場所よ｣

コウキ｢…それって僕たちが行っていいのかな？｣

サナ｢村のポケモン達の面倒見てるウルップさんからサナ達にお願いされたの！｣

ヒカリ｢セレナとサナはともかく会ったことすらない余所者のあたしたちに…？｣

セレナ｢そんなに不安なら二手に別れるのがいいと思うわ。dice1d2=1 (1) (1.ヒカリ 2.コウキ)、アタシと同行しましょう｣

[48 二次元好きの匿名さん 24/08/21(水) 07:53:03]

しゅ

[50 二次元好きの匿名さん 24/08/22(木) 03:53:41]

20番道路
ヒカリ｢ねえセレナ…もしかしてここ、さっき通った道じゃ…｣
セレナ｢多分そうね。ここは未だ解明されてない点も多くて地図は製作途中なの｣
ヒカリとセレナは道に迷っていた。それもその筈、ここ20番道路──別名・迷いの森は元ある森を人の手を加えずありのままにしているのだ。
？？？｢ちょっと｣
そんな2人に、女性が声をかけてきた。
？？？｢お困りかしら？お嬢さん達｣
ヒカリ｢はい、ポケモンの村に行きたいんですけど…｣
？？？｢ああ、それならここは左に行きなさい。それから右、真っ直ぐの順で行けば辿り着くわ｣
2人｢ありがとうございます！｣

一方、サナとコウキは2人より早くポケモンの村に到着していた。
だが、彼らが目にしたのは────
大多数のポケモン達が罠に捕まり傷ついている、そんな光景だった。2人は奥に佇む人物に気づく。
サナ｢これって…ポケモン泥棒だよね｣
コウキ｢そうだね。早くポケモン達を助けよう｣
？？？｢おや、見つかってしまいましたか｣
壮年の男性はゆっくりと2人の方を見やり、にこやかに応じる。
サナ｢ちょっと！なんでこんな事するの！｣
？？？｢仕事でございます。今見た光景を決して口外しないと約束して下さるなら貴方方の命は保証しますよ｣
コウキ｢その願いは聞き入れられません。あと左胸のマーク…それ、クロヌ団のロゴですよね｣
コウキに正体を看破された途端、男性の表情から笑顔が消える。
？？？｢大人の忠告が聞けないようですね…ならば少しだけ痛い目を見てもらいましょう｣

[51 二次元好きの匿名さん 24/08/22(木) 14:22:39]

サナ｢ゲッコウガ！みずしゅりけんで罠を切って！｣
？？？｢残念、これには少々特殊な技術を施してあるのです。オーロンゲ、ゲッコウガを始末しなさい。ソウルクラッシュ｣
コウキ｢させるか！ゴウカザル、インファイト！｣
？？？｢闇雲に特攻するなど愚の骨頂ですよ…ほう、しろいハーブですか｣
コウキ｢続けてアクロバットだ！｣
？？？｢これはこれは、中々に手痛い一撃ですね…では貴方にも行ってもらいましょうか。オニシズクモ、アクアブレイクで凪ぎ払いなさい｣
サナ｢させない！ニンフィア、マジカルシャイン！｣

一方その頃
ヒカリとセレナは、女性の指示通りに道を辿っていった。だがそこで目にしたのは────
ヒカリ｢こんな所に…どういう事？｣
クロヌ団のしたっぱが20人程待ち構えていた。
したっぱA｢やはりカルミア様の言った通りだったな｣
したっぱB｢ああ、ガキが自ら引っ掛かってくれたもんな、それも2人！｣
セレナ｢ねえ。カルミアってロゼルのみの髪をした女性の事？｣
したっぱA｢あ？なんだオメェ、カルミア様を知っているのか？｣
ヒカリ｢てことは…｣
セレナ｢ええ。嵌められたわ、アタシ達｣
ヒカリ｢どうする？ポケモンの村に向かうか、コイツらを叩き潰すか｣
2人の会話を隙だと判断したしたっぱが一斉にポケモンを繰り出し、攻撃を仕掛ける。
セレナはニャオニクスを繰り出し、サイコキネシスで迎え打った。
セレナ｢今ここで、一斉に潰しましょう｣

[52 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 02:18:30]

コウキ｢サナ、僕があいつを引きつけるからその間にヒカリ達に連絡を！｣
サナ｢わかった！｣
サナは自らのスマホロトムを取り出し、セレナの番号に電話をかけようとする。だが…
サナ｢電波が繋がらない！！｣
コウキ｢なんだって！？｣
救援のルートを塞がれ、困惑する2人。男性は容赦無く追撃を仕掛けた。
？？？｢余所見は厳禁ですよ。オニシズクモ、そこの少年を水泡に閉じ込めてしまいなさい｣
コウキ｢…ッ！｣
オニシズクモはコウキをギロリと睨み付け、突進を始めた。コウキは切羽詰まりながらも1つのモンスターボールを投げる。
コウキ｢モジャンボ！パワーウィップだ！足を狙え！｣
すんでのところで、躱されてしまった。
水泡が届くまで一寸も無い。
コウキ(万事休すか…)

水泡は、コウキに届く事は無かった。

[53 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 13:38:34]

ほ

[54 二次元好きの匿名さん 24/08/24(土) 01:33:17]

衝撃波が襲う。砂埃が舞う。
絶体絶命のコウキの眼前に立っているのは、1匹のガブリアスだった。
コウキ(このガブリアス…まさか…！)
コウキがガブリアスの正体に勘づくと同時に、背中に2人の少女が乗っている事に気付く。
ヒカリ｢お待たせコウキ。遅くなってごめん｣
セレナ｢怪我は無いかしら？サナ｣
？？？(シンオウチャンプが来ましたか…もう1人の少女も相当の実力と見受けられる…)
男性は一瞬思考するとオーロンゲとオニシズクモをボールに戻し、指を鳴らす。すると1台のヘリコプターが空に姿を現した。
したっぱ｢アスター様！ご無事ですか！｣
男性…アスターが導き出した結論は、退却だ。
アスターは捕獲したポケモンと共にヘリコプターに乗り込もうとするが、しかし。
コウキ｢今だピクシー！ムーンフォース！｣
ムーンフォースがアスターの左足に直撃する。
次の瞬間、ポケモン達を捕らえていた罠が壊れた。
アスター｢なッ…｣
コウキ｢やっぱりね。自分の左足を警戒するような視線が気になっていたんだけどビンゴだったか。だから…ピクシーに小さくなってもらったんだよ｣
アスター｢小癪な…！｣
したっぱ｢アスター様！今はこの場を離れましょう！｣

すんでのところでアスターに逃げられてしまったが、ポケモン達は全員無事に解放された。
ヒカリ達は村のポケモン達に見送られながらポケモンの村を後にした。

[55 二次元好きの匿名さん 24/08/24(土) 13:19:50]

ヒカリ達がアスターと交戦中の一方…

ミアレシティ
ジュン｢なんだってんだよ…ヒカリもコウキも録に連絡よこさないじゃんかよー｣
日が暮れて尚ヒカリやコウキからの反応が無い事にジュンはやきもきしていた。一ヶ所に大人しく留まるのが苦手な彼は、ミアレシティ中を散策していた。現在はルージュ広場で手持ちのフローゼルと駄弁っている。
すると、足音が耳に入ってきた。
足音の方に目を見やると、クロヌ団が脇道に入っていくのが見えた。
ジュン｢クロヌ団…！？｣
ジュンの直感が、警告音を鳴らす。
ジュン｢行くぞフローゼル！アレは絶対何かあるぜ！｣

[56 二次元好きの匿名さん 24/08/25(日) 00:12:03]

保守

[57 二次元好きの匿名さん 24/08/25(日) 12:01:30]

あげ

[58 二次元好きの匿名さん 24/08/25(日) 23:43:40]

クロヌ団を追って脇道に入ると、そこには集団で青年を取り囲むクロヌ団の姿があった。
？？？｢ちょっとぉ！大人しくアナタのポケモンちょうだいよぉ！｣
集団を率いているであろう若い女性が、怯える青年に詰め寄る。
？？？｢弱っちいクセして意地だけはいっちょまえだねぇ！｣
青年｢い、嫌だっ！｣
？？？｢仕方ないなぁ、こうなったら力ずくでも｣
ジュン｢おい、何してんだ｣
実力行使でポケモンを奪い取ろうとする女性の前にジュンとフローゼルが立ちはだかる。
ジュン｢お前クロヌ団だな？名前は？｣
オルタンシア｢ワタシはオルタンシア！アナタ、ワタシのジャマをするなんて何者ぉ？｣
ジュン｢オレはジュン。シンオウ地方から来たぜ｣
オルタンシア｢へぇ～～～～つまりはヒーローごっこって事ぉ？｣
青年｢き、君…危ないから｣
ジュン｢オレは大丈夫。ムクホーク！おにーさんを安全な場所へ逃がしてやれ｣
ボールから出たムクホークは青年を一瞥すると、彼の肩を鷲掴んで空に舞った。
オルタンシア｢チッ…ジャマしやがって！目障りなガキがぁ！｣
ジュン｢お前はオレがここで倒す！｣

[59 二次元好きの匿名さん 24/08/26(月) 11:26:46]

ほ

[60 二次元好きの匿名さん 24/08/26(月) 23:22:37]

ジュン｢フローゼル！アクアブレイク！｣
オルタンシア｢オマエらァ！やっちまいな！｣
したっぱ達｢はっ！｣
オルタンシアの命令に合わせてしたっぱが次々とポケモンを繰り出す。
ジュン(大勢を相手して体力を削ってからトドメを刺すつもりだな…ならば！)
ジュン｢カビゴン！ヘラクロス！一気に押し切れ！｣
ヘラクロスのパワーで押し出し、カビゴンの大柄な体躯で潰す。怒濤の連撃にしたっぱとポケモン達はたまらず逃げ腰になる。
オルタンシア｢チッ…使えない奴らめ！行けドラミドロ！ヘドロウェーブ！｣
こんなに狭い場所でヘドロウェーブを放たれてしまってはジュン自身も確実に巻き込まれる。そんな絶体絶命のピンチに反応したのか、ジュンのボールからギャロップが姿を現した。ギャロップはすぐさまジュンを乗せ、建物の屋上まで跳躍した。

[61 二次元好きの匿名さん 24/08/27(火) 11:20:19]

ジュン｢へへっ。ありがとなギャロップ！｣
オルタンシア｢チッ…｣
ジュン｢反撃だ！ギャロップ、かえんぐるま！｣

ポケモン研究所
プラターヌ｢みんな遅いね…｣
カルム｢そうですね…セレナ達に至っては電波が繋がらないですし。博士のスマホロトムは？｣
プラターヌ｢ボクもダメだ｣
2人が自ら迎えに行く事を検討していると、研究所にポケモンの影が映った。
プラターヌ｢ムクホーク…？なぜ此処に？｣
カルム｢後ろに誰か乗ってる…？｣
ムクホークが研究所に降り立つと、その背中から青年が降りる。ジュンが先程助けた青年だ。
プラターヌ｢初めまして！ボクはプラターヌと言います。何か御用でもありますか？｣
青年｢プラターヌ博士！？用と言う訳では無いのですが…この子がここに連れてきてくれまして…えっと…変な輩にポケモンを盗られそうになった所をこの子のトレーナーが助けてくれたんです｣
カルム｢トレーナーの特徴は？｣
カルムは冷静を装いながら青年に問う。
青年｢ふわふわした金髪と黄緑のマフラーが特徴の…11歳くらいの男の子です｣
カルム｢ジュンか｣
プラターヌ｢ジュンだね｣
カルム｢俺、ジュンを助けに行ってきます。博士はお兄さんを匿ってくれますか｣
プラターヌ｢了解！｣
カルム｢ムクホーク、ジュンの所まで案内してくれる？｣

[62 二次元好きの匿名さん 24/08/27(火) 23:02:14]

ほ

[63 二次元好きの匿名さん 24/08/28(水) 10:56:50]

一方、ジュンはオルタンシア相手に苦戦を強いられていた。
オルタンシア｢アハハッ！最初の威勢はどこに行ったワケぇ？｣
ジュン｢あのおにーさんが逃げ切れたらそれでいいさ｣
オルタンシア｢えー？お兄さんだけじゃなくてアナタの為に戦ってくれてるポケモンの事も考えなよぉ｣
ジュンの手持ちで戦闘が可能なポケモンは、カビゴンとギャロップの2匹だけになった。ギャロップは次の技を食らったら確実にひんしになる程満身創痍であった。カビゴンの方も技を2、3発耐えられるかどうかの体力の上、毒に侵されている。一方オルタンシアの手持ちの内ドラミドロ等2匹は倒されているが残りは体力が半分以上残っている上、ボールを見ると控えにもう1匹潜んで居るようだ。
ジュンの敗北は濃厚になっていた。
オルタンシア｢サメハダー！ギャロップにアクアジェットだ！｣
あのスピードで特攻されてはギャロップも避けきれない。カビゴンもやがて毒で倒れるだろう。オルタンシアは勝利を確信した。

？？？｢オンバーン、エアスラッシュ｣

[65 二次元好きの匿名さん 24/08/29(木) 00:18:24]

サメハダーの鼻にエアスラッシュが打ち込まれる。大打撃を打たれたサメハダーはその場に倒れ込んだ。
ジュン｢カルム！！｣
カルム｢ジュン、無事か？｣
助っ人の正体はカルムだった。
オルタンシア｢げげっ…カロスチャンプ様が相手なら分が悪い…退くぞテメェらぁ！｣
ジュン｢おい待て逃げんな！！｣
追いかけようとするジュンをカルムが制止する。
カルム｢ジュン。今は取り敢えずこの場を後にしよう。君のポケモン…ボロボロだよ｣

その頃、ヒカリ達はミアレシティに向かっていた。セレナとサナが乗っているチルタリスの後ろをヒカリとコウキを乗せたガブリアスが追っている。
コウキ｢ヒカリ、クロヌ団に嵌められたんだって？｣
ヒカリ｢そうそう。道案内をしてくれた人が実はクロヌ団だったの！ロゼルのみの色の髪の毛で…｣
コウキはヒカリの話に真剣に耳を傾ける。だが、次の一言がコウキの顔色を大きく変貌させる事になる。

ヒカリ｢確か名前は…カルミアって言うんだけど｣

コウキ｢………カルミア…？｣

その表情は、困惑。まるでカルミアを以前から知っているかのようだった。

[66 二次元好きの匿名さん 24/08/29(木) 12:09:40]

研究所でカルム達の帰りを待っていたプラターヌは、彼らの姿を見るなり駆け出した。
プラターヌ｢よかった…！無事に帰ってきてくれて…よかったよ…！｣
青年｢ジュンくん…だね？助けてくれてありがとう！｣
ジュン｢おにーさん！無事だったんだな！｣


プラターヌ｢電波が繋がらなかった！？｣
セレナ｢はい。それも圏外という訳ではないみたいで…｣
カルム｢圏外じゃないとすれば…何者かに乗っ取られた…とか…？｣
プラターヌ｢だとしたら、今後クロヌ団関係のやり取りはスマホロトムじゃできないね…｣
サナ｢そんなぁ…｣
サナ達が落胆や混乱の表情を見せる中、ただ1人思案している者がいた。
コウキである。ヒカリからカルミアの名前を聞かされてから、その名がずっと彼の中で引っ掛かっていたのだ。そんな彼が顔を上げたと思ったら開口一番、こんな事を口にした。
コウキ｢プラターヌ博士。研究所の電話を貸してくれませんか？｣
プラターヌ｢いいけど、何かあるのかい？｣
コウキ｢ここの所いろいろあって…友人の声が聞きたくなって…｣
プラターヌ｢勿論OKさ｣
コウキ｢ありがとうございます｣
プラターヌはかつて友人を1人失っている。だからこそ、コウキの頼みを断る訳が無かったのだ。


コウキ｢夜分遅くにすみません、コウキです｣

コウキ｢調べてほしい人がいるんですけど…｣

[67 二次元好きの匿名さん 24/08/29(木) 22:29:20]

保守