- 1二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:33:30
前スレの最後に荒らしが湧いた様子なので立て直し
- 2二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:33:59
- 3二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:35:43
とりあえず10まで
- 4二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:38:25
保守
- 5二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 10:41:27
立て乙です！もっとこの概念を語りたい...
- 6二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:00:46
立て乙
- 7二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:02:49
保守
ここまでで色々なシチュエーションが提案されたり
日常SSやifメインストーリーSSが出てきたりと濃密な二スレであった - 8二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:06:06
けどあと何を語れるだろうか
- 9二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:07:08
たておつ
- 10二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:07:33
10
- 11二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:22:00
- 12二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 11:22:12
- 13二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 12:09:16
- 14二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 12:10:37
おっぱいでっかい
- 15二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 13:30:31
3章にだけスポットが当てられてきたけど1&2章も本編よりドロッとしそう
- 16二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 13:33:26
- 17二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 14:25:05
まだホシノを諦めていない時の黒服だしかなり焦っていそうではある
- 18二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 15:08:43
あとは最終編周りかな
クロコ見た時のユメの様子はどうなるか - 19二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:07:03
- 20二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:33:55
- 21二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:48:41
クロススレにあるやつだがこの概念でホシノ視点とユメ先輩視点でのssが書かれてたがあるけどそれこっちに載せても大丈夫？
- 22二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:49:09
それはありだ
- 23二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:50:55
- 24二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:07:01
最初のメインストーリーで当たる生徒としてはキツめだと思う反面
「“先生”は突然現れた超法規的組織を率いる大人なのに何で信用してるの？」とか
「“先生”の言う責任って何なの？」とかの曖昧な疑問点を指摘する立場として丁度良いと思うのよね
ユメパイは本質が良い子なのでその上で緩やかに、でも確かに納得や信用を積み重ねていくのにピッタリだろうし
- 25二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:20:38
- 26二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:30:33
- 27二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:37:33
- 28二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:59:46
- 29二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:43:25
わかるよ、すごくわかる
- 30二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:52:49
分かる
だからこそスオウのとこまでは本当に勝てるけど、キヴォトス最強レベルとかの天井には届かないから現実的な強さ(前かその前スレの話みたいなのも含めて)でホシノみたいな強さで暴れられるけれど、本物にはとかの点が3章のヒナとの対決でとことん感じてしまうみたいなのあったらあくまで個人的には良き
- 31二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:13:43
>>13 アビ夏開始前のイントロをちょっと妄想
アヤネ「それにしてもリゾート利用権、ですか…」
セリカ「う、うぅ…1等と聞いて、商品券か現金だと思っちゃいまして…」
シロコ「まぁ…現金だとしても借金の返済に充てられちゃうし、逆に良かったじゃない？」
シロコ「……ユメ先輩、いい機会だし、たまには休暇してもいいんじゃない？」
ユメ「し、シロコちゃん？」
ノノミ「そうですよ！たまにはこんな休暇も良いんじゃないでしょうか☆」
ユメ「で、でも…まだ業務はあるし…」
”リゾート！楽しみじゃないかな！”
ユメ「先生も…」
ホシノ「ユメ先輩、先輩は今までずっと、学校のために頑張ってきたじゃないですか。せっかくですし、バカンスでやりたいこととか、考えてみてもいいんじゃないんですか？」
ユメ「ホシノちゃんまで…」
アヤネ「それでは、皆さんでリゾートに行きましょう！○○日後にここに集まりましょう！」
ユメ「やりたいこと、かぁ…」
――リゾート地に向かい、ひと騒動が起こるまで後○○日…
同時に、ユメ先輩が分単位の『やりたいこと』スケジュールを組んで後輩たちを驚かせるまで、○○日…
- 32二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:18:38
ガチガチ過ぎるスケジュール設計に「欲張った日帰り旅行じゃ無いんですから！」って総ツッコミ受けてそうで...うーん青春
真面目な話ホシノも戻ってきてアビドスの存続にアイデンティティを定めたユメパイが新たな一歩踏み出すキッカケとしては良さそうだよね夏イベ
- 33二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 00:26:53
ユメ(3章フル装備仕様)の絆ストーリーはどうなるかな
個人的には闇堕ちフォームみたいな扱いを受けてたメインの印象と違って、ユメ当人は案外気に入ってたら良いなって
「勝負服って言うんでしょうか、この格好。
その、着てるとホシノちゃんみたいなスーパーヒーローに成れた気がして！...なーんて、えへへ」 - 34二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 00:41:13
5thPVにおそらくアヤセリがアイドルしててそれを見守る上級生三人組…であろうスチルあるけど
ここだとホシノが1年のままだしワンチャンアイドルホシノとドルオタユメ先とかいう温度差で風邪ひきそうな話が見れそう - 35二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 06:13:59
- 36二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 07:24:01
全力で右腕突き上げて応援してる姿が見える見える…
- 37二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 08:48:46
推定向こうで三年間積み重ねてきただろうキャラが粉砕しておられる...
...でも、ようやく皆の前で取り繕わなくても良いと思える様になったと考えると感慨深い - 38二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 09:06:02
こう、やりたいことたくさん考えたり後輩好き好きな元来の性格と、積み上げてきたドジしないための緻密な準備能力が噛み合って、サオリとは違う「ド真面目な顔でボケるキャラ」であってほしいね……
- 39二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 09:51:43
アニメ回想シーンからして「ふってわいた奇跡に頼らずに(頼れないから)現実的な解決手段を探してる」って頭でっかちなインテリ方向な疑惑があるからなーユメ先輩
そういう気質が張り詰めてない日常・ギャグに向けられたらそうもなろう - 40二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:07:17
セミナーとか風紀とか、有能な事務方を増員したい外部から見たらここのユメ先輩ってどう見えるんかなー
「この子ほしい」とかユウカやヒナからやたら感触の良いユメ先輩 - 41二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:13:57
そんでもってノアやアコ辺りからすごい視線向けられるまでもセットで欲しいな何か
- 42二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:22:27
ホシノにご飯をいっぱい食べさせようとするみんなはアリですか？
- 43二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:24:50
大丈夫? 「ホシノちゃんにあーんさせてあげられるのは私だけ」ってへんなもの覚醒しない?
- 44二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:38:13
ホシノが特別好きだけど他の後輩たちもめちゃくちゃ好きなのでただただ眺めて満足してると思われる
- 45二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:39:46
- 46二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 11:38:18
良いことがあった時は写真を撮るんだよ！
という過去の発言に加えて、写真の裏（あるいはアルバムの端に）撮影日時と天気、軽い小日記が添えられてそうだし
過去のユメホシ写真とは反対に、ユメ先輩が周りから引っ張られるような集合写真とか飾られてるんだ……（涙
- 47二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 11:42:06
- 48二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 11:43:03
- 49二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 11:44:08
クッキーじゃねぇ！やめてくれあの特級呪物と一緒にするのは！
- 50二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 13:09:46
- 51二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 13:11:08
ホシノ登場で過去ユメの爆誕
- 52二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 14:08:03
ホシノ、先輩みつけて「え゙」ってなるけど昔みたいに屈託ない笑い方してるの見て吹っ切れてそう
- 53二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:14:29
ホシノが帰って来るまでギャグは厳しいかなと思ってたけど...無自覚天然ボケ系なら行ける気がしてきたぞ！
- 54二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:59:26
「あの人おっかないようでいて割と隙があるんですよ」って感じで意外と当たりが悪くないアヤネやセリカ、あるんじゃないか
- 55二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:17:14
セリカとアヤネは入学してから勉強に借金返済に戦闘にと次々厳しく教え込んでくるユメ先輩に辟易しかけてたけど
ある日遅くに学校に戻ったら自分達に合わせたカリキュラムや丁寧な活動レポート、
そしてそれらを作る為の資料に囲まれながら普段見せない様な穏やかな顔で寝てる姿を知って...
裏の努力と真摯な姿勢を知った一年組二人はちょっと優しい目で先輩を見るようになるんだ - 56二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:05:20
- 57二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:10:15
- 58二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:02:05
- 59二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 00:17:59
作業合間の一休みにホシノと撮った例の写真眺めて物思いに耽ってるうちに寝落ちしてそう
- 60二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 00:38:21
後輩の為、不測の事態に備える為、とあれこれ準備した結果遠足で張り切り過ぎた子供みたいな大荷物と化すユメ先輩
でも彼女の経験則に乗っ取った物資が揃ってるので役に立つ事も割と多いのだ - 61二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 08:53:34かたわれは明け星の夢をみる | Writening「……遅いです。1分47秒の遅刻ですよ先生」 「『ごめんごめん』じゃないです。全く、いつもそうやって……」 「……ここで何をするのか、ですか？」 「見ての通りです。私の趣味なんです、こうやって、星を見る…writening.net
スレタイのメモロビ、こんな会話があったのかなって妄想です
解釈違いはﾕﾙｼﾃ……ﾀﾀｶﾅｲﾃﾞ……
- 62二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 09:06:26
あかん泣きそう
- 63二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 09:09:42
- 64二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 09:12:35
- 656124/08/15(木) 10:51:09
ここの世界のユメ先輩がパーソナルスペースに他人が入る余地を簡単に作るとは到底思えなかったのでゲーム風に言うと「唯一愛用品獲得後に発生する絆エピソードではじめてメモロビが解放される生徒」を想定して作りました
「……先生は、これからも私達のように苦しんでいた誰かを助けていくんですか？」
″手の届く子を、私は救いたいんだ″
「……助けられるといいですね」 - 66二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 10:52:20
じつはホシノもメモロビ取得が一番遅かったりする
- 67二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:39:47
突然だが愛用品を妄想するぜ！ユメ（通常）想定です...
【活動記録ノート】
ユメがいつも持ち歩き、対策委員会の活動を記録しているノート。
ページが多い以外特筆すべき点はないが、中身は後輩と重ねてきた日々そのものだ。
ユメは言う。思い出も後悔も、忘れないのが先輩の役目だと。 - 68二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:54:54
- 69二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 12:03:47
たのしいバナナとりの手帳・・・じゃない方がいいかも？
これはホシノちゃんとの大切な思い出だからとあえて使わず他のノートにしてるとか - 706724/08/15(木) 12:12:03
ばななとりは遭難した日に置いて行ってそのまま行方不明ですし、それ以降環境もユメの意識も変化しちゃいましたし、
愛用品の物はいっぱい書けるだけな味気ないノートのイメージです
3章後に実装される別衣装ユメなら使いそうな気もします
- 71二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:13:20
自分が圧倒的な強さでないの自覚してるから
PMCの大軍相手には真正面から戦わずにジェネラルやプレジデントを捕まえて人質にするし
後輩達相手にはフラッシュバンやスモグレで逃げの一手で
まともに戦うのはスオウとヒナぐらいと予想
- 72二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:14:23
臨戦ユメ先輩でまたばかなユメ先輩が見たいです
- 73二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:03:13
勝てないとどこかで理解していても、負けたくない思いで頭突きでも髪掴んでもしてヒナに抗うユメ先輩・・・
- 74二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:04:59
HPがマイナス突入しても何故か立ち上がり続けて、全ての戦いが終わると同時にぶっ倒れる臨戦ユメ先輩……
あれこの挙動見たことあるな ねぇシロコ*テラー? - 75二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:17:28
つまり何ですか ネル先輩並に「負傷したまま何故か立ち上がれる」ゾンビ戦法搭載してるユメ先輩?
ヒナが念入りにフルバースト叩き込み続けてもまだ動き続けられる? - 76二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:31:38
ソンビ戦法してそのあと反転って悲惨すぎるよ
- 77二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:36:25
ジョン・ウィックばりにボコボコにされるも相手の武器奪いながら勝ち星拾い続けるユメ先輩...良いなあ
負傷立ち絵差分が凄い数になって色々性癖疑われそう - 78二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:54:03
Q:二度と立ち上がれないよう念入りに、ヘイローを割れる寸前にまでユメ先輩を叩きのめしたというのにまだ立ち上がってくるのを見たシロコの心境
- 79二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:19:35
銃撃じゃもうラチがあかないからと組み付いて気道を潰す羽交い締めで拘束するんだけど、意識が落ちる瞬間ホシノのことを思い出して反転するユメ先輩 美しい構図じゃない?
- 80二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:27:45
持てるだけの武器&用意できる策&身一つで突貫するルートも素敵だけど
1スレ目のSSみたくパワードスーツとかの外法に手を染めるのも良いと思うんですよ
かつて自分を何度も守ってくれたホシノの様な強さを得て責任を果たそうとするけど、
その力が最初に向くのが自分を止めようとする後輩達...文学的ではありませんか(自分語り) - 81二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:31:40
キヴォトスの常識だと御禁制レベルな、アリウス並に殺意の高いゲリラ戦法を独学で習得してるユメ先輩…?
- 82二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:44:57
いや、どうして今まで思い至らなかったんだ
スペックの暴力から正攻法で勝てるホシノやヒナに対して足らずを知るユメ先輩はやるしかないと覚悟を決めたら外道戦法に手を染めに行くんだよと - 83二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:05:05
ちょっと違うけど金田一のタロット山荘みたいな感じで、ここのユメ先輩ネクタイやネックレスが出来なくなってそう
- 84二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:11:21
復活前の場合、前提として１，２章を経て態度は軟化してるけど、ホシノは昏睡で良いのかな？
乗り気じゃないユメを後輩たちが引っ張っていくと思う。張り詰めたユメに慰労も兼ねて
権利書の穴には気づくかも？アヤネも途中まで気づかなかったがリゾート狩りに遭遇したら一気に意識切り替えそう
後編で行動力も能力もあるシズコを見て寂しそうな目で見つめた後に積極的に協力するとか
最後に遅れて来た連邦生徒会を冷めた目で見つめるのもセットかな
- 85二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:12:59
「苦しいとか辛いとか、そんなこと私に言う権利なんかない」
「ホシノちゃんはもっと苦しかった」
って言いながらどんなボロ切れのようになっても立ち上がるのをやめないユメ先輩はあります - 86二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:18:00
何度見返しても前スレ159〜164のホシノ復活が完璧すぎる、こんなにドラマティックかつ説得力ある流れでここのホシノを復活させられるのか
- 87二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:21:17
心折れた先生を奮起させる本編世界のホシノ書いてくれた人もいたな
あれも良かった - 88二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:28:15
- 89二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:39:42
ここだと回想シーンに出てくるホシノはツンツンの割合が高いだろうからここにとってのif(つまり本編世界)のホシノを見ようものならプレイヤーの脳焼かれちゃう
- 90鋼の隼、三ツ星を啄む 124/08/15(木) 23:44:33
パワードユメ先輩VS対策委員会です。1スレ目152～153の「スオウVSユメ（決戦仕様）」の前を想定しています
ーーーーーーーーーーーーーーー
「...まいった、降参！」
アビドス高等学校の一角にて、包囲された緑髪の先輩が両手を上げます。
それを見たツインテールの同級生が、歓喜に震えていました。
「勝った、勝ったのね、私達！先輩相手に遂に一本を！」
「はい！...と言っても、準備時間があったとはいえ、3対1ですけどね」
「ん、非対称戦でも勝ちは勝ち。それに私はタイマンでも一本取れてる。いずれは全員が先輩に勝ち越す」
...入学から続いていた実戦想定の非対称戦で、私達1年は遂に教官であるユメ先輩に勝利を収めました。
シロコ先輩のフォローがあったとはいえ、作戦を通して、相手の想定を上回った。
セリカちゃん程表に出せなかったにしろ、その喜びはひとしおでした。
「お疲れ様でした～☆アヤネちゃんもセリカちゃんも凄いですね、ここまで強くなって...！」
「...そうだね、ノノミちゃん。二人の努力が身を結んでくれて、私も嬉しいよ」
駆け寄って来たノノミ先輩の差し入れを、ユメ先輩は安心した表情で受け取ります。
その覗かせたあどけなさが、こちらを見てくれる瞳の暖かさが、
普段厳しさの仮面で覆い隠してる弱みを、明かしてくれたように感じて。
「さあ皆、反省会だよ！いい点悪い点を纏めて、どんどん強みを伸ばさないと───」
「ユメ先輩！」「...アヤネちゃん？」
「私達、アビドスを引っ張れるような生徒になりますから！これからもご教授お願いします！」
だから、先輩が仮面を被らなくてもいいと安心させたくて。
あの時の事件みたいに、独りにならず私達に頼って欲しいと思って。ずっと努力してたんです。
────なのに。
「...ごめんね皆。こんな事しか出来ない、ダメな先輩で」
それが余りにも、遠く見えるなんて。大空を舞う隼を、掴もうとするみたいに。
不時着した雨雲号を背に、ユメ先輩の呟きが虚しく零れ落ちました。 - 91鋼の隼、三ツ星を啄む 224/08/15(木) 23:49:37
『勝てるよ。私なら』
ノノミ先輩がネフティスに拉致され、先生の安否が不明な中。明らかな重装備で全身を包んだユメ先輩はそう言いました。
ユメ先輩は確かに強い。でもそれはあくまで経験を積んだ兵士としての強さで、
かの空崎ヒナ風紀委員長のように、たった一人で大軍に勝てる戦術兵器のような存在じゃない。
「...まるで別人じゃない！何よあれ...！」
だから止めようとして。使える手札を全て使ったのに、私達は今、地に転がされていて。
セリカちゃんの嘆きがグラウンドに響く中、私は、痛む身体を他所に妙な違和感を抱いていました。
（ユメ先輩、”こんな強さ”でしたっけ...？）
山ほど励んだ訓練や、模擬戦がおままごとに見える程のスピードと破壊力。
...ちょっと待て。そもそも先輩は、沢山の準備のもと捨て身の戦術を使って戦うタイプで、
何十キロもありそうな装備を纏って高速移動を行える人では無かった筈です。そして、何よりもの変化は...
（...無傷の筈なのに、不自然な汗と息切れ。そして観察してみて分かった、速度や力に”振られている”ような動き）
さながら別人の戦い方を、無理して再現してるような姿に、シャーレが吹き飛んだ時のような不吉さを感じていました。
この人はアビドスと私達の為に、碌でもない外法に手を出したんじゃないかって。
これまで私達の倍は挑んで来たであろうシロコ先輩が、三度グラウンドを転がって。暑さの所為ではないだろう汗を流しながら、ユメ先輩が口を開きます。
「...シロコちゃんは強くなったね。戦い方も上手くなって。きっともうすぐ、勝ち越されちゃうんだろうな...でも今日は退いて。これ以上無理をしても傷付くだけだよ」
「...ん！無理をしてるのは、ユメ先輩の方。先生が来るまで、待って！」
傷の差は明らかなのに、消耗度合いは同程度。異様な光景の中、シロコ先輩がドローンとのコンビネーションを狙って...
不自然に急加速したユメ先輩が、瞬く間に懐に潜り込み全弾接射。放たれたミサイルはあっさり盾に受け流されて。
それが決定打となったのでしょう。シロコ先輩が、四度起き上がる事はありませんでした。
「...お願い皆、先生に伝えて。”これは私の責任。先生は悪くないよ”って」
酷く息を切らすユメ先輩は、そのまま色付きの風となって姿を消して。
先生が駆け付けたのは、その少し後でした。 - 92二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:55:06
- 93二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 08:43:07
- 94二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:01:22
い、痛々しい
- 95二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 13:32:01
昏睡ホシノを入院させたいけど資金面でどうしようもなく、黒服と協力して…はあり得るか？黒服的には死なれたら困るものだし
実は生徒会室にセットがあって…とか - 96二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:07:37
ホシノちゃんを生かさなきゃいけないけど、維持費でどんどん借金が積み重なり、ホシノの病室の横で、
『梔子さん、そろそろご決断をお願いしたいんですが？』
「……すみません、もう少し、もう少しだけお願いします…。」
という話をしながら感情を抑えて何度も頭を下げるユメ先輩は絶対にある。 - 97二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:31:56
2章の「大人の戦い」で黒服が退いたのは、二年前の時点でユメとの間に昏睡してるホシノの保護を対価にした契約を結んでたから説
「取引相手」としてではなく完全に身柄を保有できるようになるからカイザーに協力してたけど、先生がそれを通さない相手だったので損切りを選んでて...
3章で上記の契約が明かされて、後輩達のいる今のアビドスでも返済不可能な治療費を黒服が負担している上、
ホシノが起きる以外では付け入る隙が無い内容だと判明するんだ... - 98二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:29:24
ホシノが目覚めるとマジでユメ先輩含むアビドスの状況が好転するんだな
- 99二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:42:20
最終編でクロコのマフラーいつ無くしたかの時に、私と同じ目をしてると見つつ、アヤネのとこ聞いた瞬間「え？」って言い背筋が凍り少し焦ると思う。最悪ホシノも同じようなことになるかもしれないって
もちろんホシノの事はユメ先輩しか知らないからクロコからは言わない方向で
もしかしてまずかったりするかな？ - 100二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:52:00
- 101二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:47:22
このレスは削除されています
- 102二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 01:06:12
二人には列車砲の件が一段落したら
例の構図でツーショット撮っててほしいな
お祝いの時は記念に写真を撮るものだから… - 103二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 10:25:18
保守
平和な日常SSを書ける人達が羨ましい... - 104二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 15:51:39
分かる
- 105二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 18:13:52
3章で本編通りセトが出るなら終わった後のホシノ動けなくなってそうだしユメ先輩が泣きじゃくりながら縋りついてそう
- 106二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 18:41:34
- 107二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 18:47:24
しばらくは絶対安静言い渡されてほぼ全部のお世話をユメ先輩がするんだろうなぁ
- 108二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 19:51:43
砂嵐の風力を頼りに某ワイヤーアクションで飛び廻り、機動力で攻撃を回避しながら接近するユメ先輩の戦闘スタイルとみてみたいな。そこから天空神の異名を持つ。
まぁ某カードゲームのイメージで、実際のオシリス自体に天空要素はないんだけど。
ホルスが天空神だから、その関係で自分が天空関連の名前で呼ばれることをものすごく嫌う。（自分はホシノちゃんには遠く及ばないと思っているから）
- 109二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:27:36
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- 110二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:54:24
二年前と違って満面の笑みを浮かべるホシノと、
その勢いに押されながらも安らいだ微笑みを浮かべるユメを先生が撮影して...
で終わると思いきや、シロコ達後輩4人が一斉に集まるサプライズを仕掛けて、
不意を突かれた事もあってごちゃごちゃしたままの二枚目が撮影されるけど、
幸せそうな新生対策委員会と、心から笑えたユメが映る写真が出るのが3章の締めになるんだ（妄想）
- 111二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:04:41
「今日で無事退院ですね、小鳥遊ホシノさん。梔子ユメさんと結んだ契約も無事に満了となりました」
「厳密には貴方が目覚めるまで、と条件が付いていましたが……まあ、退院までを含めて治療ですから。どうかお大事に」
「ああ、一応言っておきますが、昏睡中の治療費を請求することなどは無いのでご安心を。裏も罠もなく、我々の契約関係は貴方の目覚めによって完全に断ち切られる、という認識をしていただいて構いません」
「…………ククク、意外そうな顔をされますね、梔子ユメさん。先生も同じような目を向けられましたが」
「印象に違うかもしれませんが……見知った顔が快復することを喜ばしいと感じる程度の心は持ち合わせているつもりですよ」 - 112二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 00:54:11
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- 113二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 08:29:59
このスレのアビドスのイメージソング
本編時空も合うかもだけど、色々一杯一杯なユメがいるのがより「らしい」なって
ユメもアーマーの反動や強行軍で仲良く入院もあり
- 114明け方のユメと共に24/08/18(日) 11:34:00
ユメ(3章後別衣装)のメモロビ妄想です
ーーーーーーーーーーーーーーー
「あー...すっかり夜が明けちゃいましたね、先生。」
「健康に悪いし、皆に怒られちゃいそうですけど、どうしても目が冴えちゃって。パトロールに巻き込んでしまってごめんなさい。」
“大丈夫だよ。ユメはいつも、頑張ってるね“
「...ありがとう、ございます。」
「綺麗ですね...朝焼け。砂漠ばかりのアビドスですけど、こうして日が登ってくる景色はいつも鮮やかで。」
「辛い時も、苦しい時も。嬉しい時も、安らいだ時も。変わらず太陽は登って来ました。...ホシノちゃんが起きた、あの時も。」
「あの時。私が追い詰められて、どうにもならなくなった時。シロコちゃんが、ノノミちゃんが、アヤネちゃんが、セリカちゃんが...そして、ホシノちゃんが。」
「私がしがみついて、取り繕っていたとしても。戦って来た日々は、無駄じゃないって教えてくれて。」
「積み重ねて来た二年間が、自己満足じゃなかったと知れて...それで、先生。」
「....私はようやっと、私自身を許せそうなんです。」
「すごく照れ臭いんですけどね、えへへ。自分をずーっと、責め続けて来たからなんでしょうか？
今更自画自賛というか、自分を認めるというのは。」
「...私は、もう『真面目な先輩』を止めることが出来ないと思うんです。二年間無理してやって来て、すっかり染み付いちゃいましたし。
あの子達の所に帰ったら、また取り繕っちゃうと思うんです。」
「...ですから、先生。褒めてくれませんか？皆の先輩じゃない、何も被っていない、一生徒の私を。」
「”頑張ってるね“って、改めて、もうもう一度...なーんて。」
「...い、今私、すっごく恥ずかしい事言ってません！？すみません無しで───」
“ユメはいつも凄く頑張ってるし...“
”...とっても可愛いよ！”
「ひ、ひぃん...やっぱり大人なんて嫌いだぁ...」
そうして、顔を真っ赤にしたユメと校舎に戻った。...その後、アヤネやホシノ達に徹夜の件をこってり絞られた... - 115二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 13:07:21
チョット素も出ててカワイイ
- 116二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 17:25:43
クールだったり生真面目続きな子が無意識であれ意図的であれデレた時の破壊力は凄いものなのだ
なので誰か仮面から優しさが覗く系の先輩を書いてくれませぬか...(強欲) - 117二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:40:28
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- 118二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:09:29
保守ー
コラボイラストとかで出番がある時も3章前は真面目寄りの顔が多めで3章後は素のぽわぽわした顔が出てくるのかな... - 119二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 07:20:31
- 120二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 12:20:34
大分救いの方向性が固まってきましたねぇ
- 121二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 12:26:37
- 122二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:37:20
保守
- 123二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:40:53
何かスレタイの通り始まりスレタイに反して終わりユメとホシノが救われるのはブルアカって感じで良いわやっぱ…
- 124二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:54:01
二年越しに言えなかったごめんねとありがとうを言う！そして失われた月日を全力で取り戻す！青春とは、つまりまったくそれで良いのだ
- 125二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 07:25:54
2年で劇的に変わるわけではないが2年間での変化のギャップを感じてほしい
- 126二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 07:40:12
3章ラストの方の体操着スチル、ホシノとユメがヒナにサンドイッチするように寄りかかって寝てたりしてほしい。
- 127二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 10:38:12
良いですわ…それ…
- 128二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 18:59:59
- 129二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 19:03:48
それ大丈夫? ヒナがユメパイに圧迫されて大変なことにならない?
- 130二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 20:49:19
- 131二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 21:46:35
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- 132二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:15:11
本編とも違うからこそ>>130みたいな後輩感強いのは良いな
- 133二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:38:32
忙しく東奔西走するユメ先輩、病み上がりだからと学校で事務仕事を任せられてお留守番するホシノ
お休みやおはようは一緒になったし、ユメ先輩が頼りがいある先輩になったことは嬉しいけれど、学校生活は以前と比べて一緒に過ごすことが少なくなり、なんだか少し寂しさを覚えてしまうホシノ
そんなホシノの悩みを後輩たちが悟ってショッピングや外食に出かけてリフレッシュしたり、悩みを引き出したりしてあげる展開はきっとある。 - 134二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:45:05
こうやって落ち着いて振り返ってしまうからこそ「自分はユメ先輩の重荷になってないか」ってまた考えちゃうんだよね……
- 135二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:52:03
片道切符のタイムスリップしたようなものだし
「かつてのアビドス」と「現在のアビドス」との環境の食い違いでナーバスになるのも十分わかる
だから「現在のアビドス」の一員である後輩達との交流を沢山して、疎外感から脱する必要があるのだ
鉄火場が目立つブルアカだけど、こういう問題とじっくり付き合うのも青春よ... - 136二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 06:53:45
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- 137二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 10:28:50
- 138二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:14:40
ガッチガチのレーション感強いチョコでも良いし見栄えくらいはみたいな感じでデコレーションしている完成度高いヤツでもマカロンタイプでも尚良し
- 139二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:07:04
なんとなくだけど、この世界のアヤネが生徒会長を辞退する理由が「卒業までの間、ユメ先輩をホシノちゃんの生徒会長でいさせてあげたい」だったらいいなって思った
- 140二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:23:52
- 141二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 07:29:46
ちょっとお時間〜でルンバ風掃除機に苦戦してたし割と機械に疎いから容易に想像できる
- 142二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 11:35:14
復帰後のホシノは実力はだいぶ戻ったけど持久力はあまり改善できてない位の塩梅だと良いな...
二、三戦、大物相手だと一戦で息切れしかねないから、そこをユメ先輩や対策委員会がカバーして本命相手に押し通すみたいな
あと単純に、ユメ先輩が強くなったお陰で肩を並べて戦えるのいいよね... - 143二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 13:38:54
- 144二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 19:00:45
>>137のバレンタインイベントをちょっと妄想・・・（１/２）
《アビドス対策委員会・教室》
ある日、ユメに呼ばれてアビドス高校に来た。
教室に入るとユメが机で書類作業をしていた。
「本日は来ていただいてありがとうございます、先生。」
「実は、以前から先生に支援をいただいたおかげで、物資に余裕が出てきたんです。」
「それで、連邦生徒会に定期的に頂いてる支援物資について、調整してもらいたく…それで、先生とこちらの書類の確認と承認印を頂きたくて・・・」
”うん、わかった”
そうしてしばらくユメと書類作業を続けた…
「ふう…ありがとうございます、先生。これでまたある程度借金返済の目途がつきました。」
「……そういえば先生、今日はお世話になってる方に感謝の気持ちを伝える日らしいですね。」
「それで、こちらなのですが…」
ユメはそういうと、バッグから丁寧に梱包された箱を出してきた。
”これは…？”
「その…先生は大変忙しく働いており、食事もパンしか食べる暇が無いと、噂を耳にしまして…」
「そ、それで、チョコレートバーを作ってみたんです。手軽に栄養補給できるように材料にも拘りました。仕事の間に是非頂いてくれれば、その…」
”ありがとう！味わって食べるね！！”
「え、えっと、はい。ありがとうございます。」
- 145二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 19:01:34
ふと、先ほどのバッグに目を向けると、可愛らしい小包がちらりと見えた。
”そっちも手作り？”
「あ！いや、これは、その失敗した方でして…」
”そっちの方を貰っていいかな？”
「えっ！？ええっと…ちょっと待ってください！その…こちらを渡すのでしたら、改めてお礼の言葉を申し上げさせてください！」
そう言うとユメは恥ずかしそうに可愛らしい小包を持ちながら立ち上がり、改めて先生の前に立った。
「んんっ…」
「…その、先生。いつもありがとうございます。先生がこのアビドスに来てから、借金の返済に目途が立ち始めました。」
「それだけではありません。先生が来て、シロコちゃんやノノミちゃんはどこかすっきりした顔をするようになりましたし、アヤネちゃんやセリカちゃんも心配そうな顔をすることもなくなりました。」
「どれも、先生がいなければ成せなかった結果です…私ではとても…」
”そんなことないよ”
「えっ…？」
”ユメはいつもみんなのために頑張ってるし”
”そんなユメが居たから皆もここまで頑張ってこれたんだよ”
”だから胸を張って誇っていいんだよ、ユメ”
「そっ、それは…ありがとう、ございます…？///」
「って！今は私が気持ちを伝えてるんです！」
「先生、その、私はともかく、こちらを感謝の気持ち共にお渡しします…どうぞ。」
そうしてユメは小包を手渡ししてきた。
”ありがとう、ユメ”
- 146２レスで締めるつもりが３レスに24/08/22(木) 19:02:15
- 147二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:14:39
- 148二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 22:35:22
SSだ！
- 149二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 22:41:21
このシナリオ終わった後の始めての夏イベは
アビドス委員会！夏のリハビリ作戦！で、本編のホシノと違って水着のユメパイセンがこのイベントで始めて実装されると予想する。 - 150もう一度、歩みを重ねて 1/724/08/23(金) 00:31:07
この概念を知ってから書いてみたかった場面です
※多大な独自解釈を含みます
ーーーーーーーーーー
【あらすじ】
復活したホシノと最後の力を振り絞る対策委員会により、恐怖に転じたユメは、遂に膝を付いた。
先輩を取り戻す為、誰一人欠けず日常へ帰る為。生徒達は先生の導きの下、ユメの心へと飛び込む...！
ーーーーーーーーーー
ざり、ざり、ざり。砂混じりの道路を、一歩一歩踏み出す二人の影。
緑髪の生徒と、桃髪の生徒が、同じ歩幅を踏み出していた。
「...夢みたい。こうしてまた歩ける日が来るなんて。」
「私もですよ。...二年もかけちゃいましたけど、やっぱり一緒はいいですね。」
「そうだね。...これまでいろんな子と歩いて来たけど、やっぱりホシノちゃんが一番落ち着くな。ほら、強くて頼もしいし」
「...照れること言わないで下さいよ。」
ざり、ざり、ざり。ささやかなアイスブレイクを済ませて、ホシノは決心し口を開く。
自罰と恐怖の化身と化した先輩へ、失われた二年分を少しでも叩き込む為に。
「...今まで、本当にごめんなさい。先輩。
あの日。私が全てを諦めて、身を投げ出さなければ。もう数日だけ、我慢できていれば。
ここまで事態が拗れる事も、二年も先輩が苦しむ事もありませんでした。」
「...そうなるまで追い詰めたのは私だよ、ホシノちゃん。結局あの一ヶ月を生き延びれたのも、凄く運が良かっただけで。
迷ったのもコンパスを無くしたのも、全部私のミスだったのに。...本当に、ごめんね。」
「...だからその姿になったんですか？髪をバッサリ切って、真面目ヅラした仮面を被って、沢山メモを取る様になって、何故か私の服まで着て」
「服は関係ないでしょ！？もう！」
「関係ありますよ！二年間使いっぱでしょうその補修加減は！」
そうして謝罪を茶化しあう。いや、茶化さなければ話すのが辛くなる故の、見苦しい誤魔かしでしかないのだけど。
「...本当に頑張ってたんですね、先輩。」
「そんな事ないよ。努力してたつもりだったけど、間違った方向に進んでいる事にも気付けてなかったし、
私を気に掛けてくれていた人達の事も、大切に思ってくれた後輩の皆も、傷付けちゃって...」
「...昔、ホシノちゃんに、言ったよね。『暴力ばかり選んでたら、いつしかそれが当たり前になっちゃう』、って...それが、今の、わたしで...！」 - 151もう一度、歩みを重ねて 2/724/08/23(金) 00:36:27
自責の念に堪え切れなかったのだろう。ユメはくしゃくしゃになった顔から、悔悟の涙を流していた。
「結局私は、二年かけて、なにも変われなかった！周りに迷惑かけてばかりで直せない！自分の言った事も碌に守れない！
...私は、生きてちゃいけない、大バカだったの！！」
「ふざけないで下さい！！」
破裂音が響き渡る。聞きに徹していたホシノが、烈火の剣幕でユメの頬を叩いた音だった。
「...えっ？」
「じゃああなたの二十四倍迷惑かけた私は何ですか！？二年間夢で自罰に耽っていた私は何なんですか！？先輩より救い様の無い超絶馬鹿じゃないですか！！」
「ホ、ホシノちゃん...？そこまで自分を卑下しなくても──」
「事実だから言ってるんです！このマヌケ！考えなし！乳牛！」
「ひ、ひぃん...」
「私も自分が大嫌いです！必死に生かしてもらってたのに、露知らず無責任に微睡んでいた私が！この世から、消えたいくらいに！！」
沈黙が砂漠に流れる。荒げた息をゆっくりと整え、伝えたかった思いの丈を、ホシノは吐いた。
「...でも、そうしたら。先輩とこうしてまた会えなかったし、アビドスにあなたの後輩や、仲間が出来た事も知れませんでした」
「...」
「手遅れなんて無い。未来を諦める必要なんて、何処にもない。現に私は先生にそう言われて信じたからこそ、ここに居るんですよ。恥ずかしい限りですけど」
「...ですから、帰りましょう？私達の居場所へ。こんな所に居ても、寝てた私の二の舞ですから。」
そうしてホシノは手を差し伸べる。二年を超えて、届かなかった分を取り戻そうとして...ユメは蹲り、応えられなかった。
「...無理だよ、ホシノちゃん。散々取り返しの付かない事をしたのに。私のミスで、あなたの人生を滅茶苦茶にしたのに。二年間も独り善がりに皆を縛って、責任を、負わせたのに...私は、もう、私を赦せない...」
それはユメの本心。ホシノが目覚めて露わになった、自罰の根底だった。
無責任。束縛。過去の押し付け。それら罪の鎖が、彼女が立ち上がる事を許さなくて。
───故に。仕方なさそうに微笑むホシノは、ユメの腕を握ったのだ。自分より付き合いが長いだろう者達に、全てを託して。
「...無理かどうかを決めるのは。一度話してからでも遅くないと思いますよ、先輩？」
瞬間。目の前の景色が煌々と光を帯びてゆき─── - 152もう一度、歩みを重ねて 3/724/08/23(金) 00:38:03
───忘れられない、あの日。
ブラックマーケットで痛みに耐え切れず、倒れ込んだ時の景色が広がる。
手を握っていた筈のホシノはおらず、代わりにノノミがそこにいた。
不毛なアビドスを巡る、理不尽と責任。最初に巻き込んだ彼女への、後悔が溢れる。
『...私は、無責任。背負える筈のない責任を、皆に無理やり背負わせてしまったから』
「...私が、十六夜ノノミが此処に居るのは。ネフティスの意向じゃなくて、
自分の意思で道を選びたかった...というのもあったんでしょうけど。」
「一番の理由は、責任に捨て身で向き合う先輩が放って置けなくて、支えて一緒に歩いている内にみんなと出会えて、日々を過ごして。こうして、思い描いていた『生徒の私』になれたからなんです。
...だから、辛いことがあっても。私は先輩の居るアビドスが、大好きなんですよ。」
「...ここまであなたを追い詰めたのは、きっと私のミスの所為だと思うんです。
...なのでユメ先輩、お願いします。謝る機会を、くださいませんか？」
景色と、手を握る者が変わる。セリカと、彼女の部屋。
セリカが学業に悩んでいたあの日、付きっきりで手解きをした時の光景。
後がない筈のアビドスへ、覚悟を決めて入学してくれた可愛い後輩。守る為と縛り続けた事への、懺悔が流れる。
『...私は、ここに居るべきじゃなかったの。身勝手に自分のやり方で束縛して、あなた達を苦しめたから』
「...最初、アビドスに入学してから。
先輩があれこれ指図する姿に“何だこいつ”って感情があったのは...嘘じゃ無いわ。正直、イヤになってた時もあったし。」
「でも、裏で必死に頑張って、私の進める道を考えたり、間違いそうな時に止めてくれて。
時々抜けてる所もあるけど、頼りになる先輩が居たから。私は今の、強い私になれたのよ」
「...だから、その。いつも助けてくれて、ありがとう、ございます。
...ああもう！やっぱ恥ずかしい！」 - 153もう一度、歩みを重ねて 4/724/08/23(金) 00:39:36
更に景色が変わる。対策委員会の部室の中、手を握るのはアヤネ。
思慮深くしっかり者で、出来る事の多い彼女に。
答えようのない無理難題を押し付け、傷付けた事への自罰が吹き上がる。
『...私は、救えない足手纏い。関わりもない過去に、皆を巻き込んで傷付けた』
「正直な所、私は一年生でまだ未熟です。
知らない事ばかりで、今でも先輩の抱えた思いに、踏み込むべきではないのかもしれません。」
「...でも、言わせてください！あなたは足手纏いなんかじゃありません！
あなたが引っ張って来たからこそ、想ってくれたからこそ！私、奥空アヤネは今もこのアビドスに居るんです！
...それに、あなたの過去だって！きっと苦しい事と、間違いだけが全てじゃなかった筈です！」
「ですから...聞いてあげて下さい。
先輩が歩んだ二年の日々で、確かに救われた人の声を！」
『...私は赦されちゃいけない。罰されなきゃならない。
あの子の...ホシノちゃんの歩む筈だった日々を、奪ってしまったから』
...忘れる筈もない光景。雪の降る駐輪場。
手を握る、記憶喪失だったシロコと出会って、新たな日々が始まったあの瞬間。
奪った二年。浪費した二年。苦しみ抜いた二年。過去への苦痛を、無為に叩きつけて。
「...過去は消えないし、変えられない。
大きな過ちに向き合うのが、償い切れない後悔に寄り添うのが難しいのは、痛い程に理解できた。
...でも、ただ過去を否定しないでほしい。
私が今の私になれたのは、あの時、アビドスの一員として暖かに迎えてくれた、先輩のお陰だから」
真っ直ぐな声色で、事実を返された。
「...色々な事を独りで抱え込んで歩くのは、きっと寒くて、苦しいだけ。昔の、行く宛も無かった私みたいに。
...ユメ先輩。一人で頑張らないといけない時期もあったけど、今は私達が居て、先生が居て、あのヒト...ホシノも居る。そうでしょ？」
「...お願い。打ち明けて。先輩の全部を伝えて。
大丈夫。私達はあなたの教え子で、そこまでヤワじゃ無いし、どんな事でも問題なく受け止められる。...だから」
「“一緒に”歩こう。ユメ先輩。
そしてまた、勝負しよう。次は負けないから」 - 154もう一度、歩みを重ねて 5/724/08/23(金) 00:40:22
“...みんなと話してみて、どうだった？”
アビドスの正門前。困窮していたあの頃に現れた、頼りなく見える大人の姿。
その善意のお陰で、今の私達はここにいるのだけど。
...もう私を封じ込める、鎖と枷は残っていない。でも。
「...眩しいよ、先生。私には無相応な良い子ばかりで、勿体無いくらい」
光に手を伸ばしたくても、薄汚れた自分は、その輝きに震えてしまって。
”...自分には不釣り合いだ、と思ってしまうのも分かるよ。
でも。そこまで磨き上げられたのは、きっとユメの努力あってのものなんだ。
皆がアビドスを守ろうと一丸になれたのも、ホシノの帰る場所を今日まで残せたのもね。
あなたの日々に、無駄な事なんて無いんだよ”
「...私、あの子達と一緒に居ても、いいんでしょうか。こんな格好悪い、役立たずの先輩なのに」
”...うーん、実を言うと。必ずしも先輩っていうのは、前に立つ模範じゃなくても良いんだよ。
無理に戦わなくてもいいし、時には背負わなくてもいい。甘えたり、迷ったり、誰かに頼ってしまっても構わないんだ。
人というのはどう努めても、完璧ではいられないものだから...現に私もそうだしね”
等身大。何も取り繕っていない、格好良くない大人の言葉。
...だからこそ、なんだろうか。思わず少し安心して、笑ってしまった。
「ふふっ...明かしちゃっていいんですか？沢山の責任を取る、大人なのに」
”責任を取る大人だからこそ、かな。どこまで行っても、私はただの凡人だもの”
“...だから、きっと大丈夫。ユメは自分のやりたい事を、思い切りしておいで！“
そうして先生に肩を押された瞬間。再び周囲が煌々とした光に包まれていき...
同時に全身を、暖かな感触が包んだ。
忘れる筈もない。二年と暫し、共にあり続けた熱量を。 - 155もう一度、歩みを重ねて 6/724/08/23(金) 00:41:56
「...言ったでしょう、ユメ先輩？手遅れなんてどこにも無いんですよ。
皆があなたと歩く事を決めて、このアビドスに居るんですから」
視界が開ける。手を握っていた対策委員会の皆が、そして悪戯っぽく笑ってそう述べるホシノが。一斉にユメを抱きしめていた。
ずっと側にいた、自分を支えてくれる後輩達の温かさに、彼女を縛っていた全てが、文字通り氷解していく。
「...ぅぅぅ」
限界だった。元々泣き虫でお人好しだった彼女が、冷たい仮面で感情を隠すのも。
自罰と自裁の蓋で、硬く心を閉ざすのも。
「うっ...うっ...ううぅぅっ...！」
だって赦されないとしても、拒絶されたとしても。
苦しみを打ち明けたかったのは...紛れもない、ユメ自身の本心だったんだから。
「うわあああぁぁぁああああん！うわあああぁぁぁぁあああん！！あああぁぁぁうあぁぁぁ...」
みっともない泣き声が響き渡る。黄金の空が広がるアビドスの、地平まで続く砂原に。
「ごめんね、ごめんね！本当に...！ダメな先輩で、どうしようもない先輩で...！！」
全員がもたれ掛かって泣き喚くユメを、優しく暖めていた。何も言わずに我儘を受け容れてくれているのが、ただただ有難くて。
だからこそ、彼女はこれまで隠していた感情を、必死に明かそうとしたのだけど。
「わだじ、がんばったの...でも、どうにもならなくで...ずっど、みんながいだのに、いじをはっぢゃっで...」
涙に塗れてるせいか、満足に伝わったのかは分からなくて。...でもユメは、それでも良いと思えた。
だってここには、ダメな自分を心から受け止めてくれる、何よりもの後輩達（たから）が在ったから。
「ゔぇえええぇぇえええぇん...」
冷たい仮面を被った生徒会長はもう居ない。秘めた後悔をぶちまける、一人の子供がそこに居た。 - 156もう一度、歩みを重ねて 7/724/08/23(金) 00:43:34
「...もう、大丈夫？自分の足で歩けそう？」
...それから暫し。身体を預けられていたシロコが、泣き止んだユメへ切り出す。
「...うん」
「帰ろう、ユメ先輩。私達の居場所へ、皆で。」
「うん...うん...！」
全員の手を借り、弱々しく足腰を伸ばして立ち上がる。そうしてユメは後輩達と、緩やかな一歩を踏み出して...
先程まで鎖と枷で縛られていた自分が、抜け殻の如く剥がれ落ちた感触を覚えて。
思わず振り返った先には、ひび割れ崩れてゆく己の似姿。それは手を振り、微笑んだかのように見えた。
ーーーーーーーーーーー
雷鳴が迸り、暗澹としていたアビドスの空に光明が差していく。
二年前も変わらず昇った夜明けを告げる陽光に、一人の少女が照らされた。
すっかりボロボロになってはいるものの、その目に宿る光に澱んだ罪の香りは無い。
仮面を脱ぎ捨て、己の後悔に向き合った、対策委員会の一員が。
「本当にありがとう、みんな」
...ここから先の物語に、特筆すべき事は無い。
現れた雷神は討たれ、無粋な青二才に裁きが下り、
そして、新たな仲間を加えた、アビドスの日常が帰って来ただけなのだから。 - 157二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 08:54:01
ほす
- 158もう一度、歩みを重ねて 後書き24/08/23(金) 11:55:44
- 159二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 15:07:28
今はただ君に感謝を
- 160二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 21:35:25
めちゃくちゃ良かった読んでて光景が浮かぶ程に読み行ってしまうなこれは
- 161二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 23:15:45
- 162二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 23:18:26
- 163二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 00:31:21
- 164二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 10:21:53
復帰初日に緊張のあまり借りてきた猫みたいになるホシノ...
ユメ筆頭に過保護にされるホシノ... - 165二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 10:37:10
アニメの水族館回でらしくなくワクワクしながら水族館を回ったり
お土産コーナーで大きなクジラの人形をユメ先輩が買ってあげたりしてほしいし
あと後輩たちも「今日の思い出の品」として各種様々なお土産をひとつづつ買ってあげてほしい・・・。
空白の思い出を埋めるように、お部屋に思い出の品がドンドン増えてほしいね・・・。
- 166二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 14:04:18
二年のブランクで学年とメンタルはまだまだ一年生なホシノちゃんはかわいいですね
けどキメる時はきちんと暁のホルスできっちりキメそう - 167二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 14:13:57
唐突に思いついたんだけどこの世界のホシノは後輩モードだけど自分やユメ先輩の理想を正面から受け止められるようになってるから、憧れてる先輩の姿を真似したりっていうのをあまり恥ずかしがらずに出来るようになってると思うんだ。
だから長期入院生活で伸びた髪の毛をユメ先輩みたいに切るかどうかで悩んだ末に、本編臨戦おじさんみたいなポニーテールにして、優しくていつも前向きだったユメ先輩も今の頑張り屋なユメ先輩も両方受け入れるっていう髪型アピールどうですか。 - 168二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 14:24:39
- 169二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 20:54:57
お宝探しに出よ皆
- 170二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:12:47
そういえばユメ先輩の覆面水着団のマスクはどんなデザインになるんだろうか
ホシノが復帰したら原作デザインのマスク被るのは確定として(恐らく番号は6だけど)
やはりアホ毛が出てて緑がかった水色マスク？ - 171二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:34:00
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- 172二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:39:12
- 173二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:51:40
- 174二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:19:50
- 175二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:35:53
ここのホシノの個別エピソードは、ユメの努力の跡を踏まえつつ、先輩でも後輩でも同級生でもある特殊な立ち位置と「私はあの人みたいに立派な先輩をやれるだろうか」という悩みにクローズアップすることになるのかな
- 176二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:09:57
- 177二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 09:22:53
いい！いいぞ！
- 178二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 09:25:36
ほしゅ
- 179二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 13:49:04
- 180二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 16:58:58
始まりは私自身の空回りだった、ユメ先輩の後輩たち、私が目覚めるまでずっとユメ先輩を支えてくれた大切な、私にとっては後輩というような、同級生というような不思議な繋がりの子たちに、リハビリついでに"アビドスで生活する上で知っていると便利なお店屋さん"を紹介しようと散歩していた。
仕方ないといえば仕方ないが、当たり前といえば当たり前の話で、私が眠っている2年の間にアビドスはとても様変わりしていた。
私とユメ先輩がよく利用していた雑貨店、店主の人と仲良くなって少しだけ割安で弾薬を卸してもらえたり、銃の整備を教えてもらったガンショップ、財政の苦しいアビドスで生活するために何度も食器や調理器具を持っていった金物店、思い出の中で鮮明に浮かんでくるそれらの店は殆ど、いや、私が知っている場所の全てが砂漠化と人口減少の煽りを受けて移転してしまっていた。
自信満々にみんなを連れ回したのに全てシャッターが降りているか、移転看板で案内が出されていて店の中はもぬけの殻か、無駄足を踏ませてしまって申し訳ない気持ちと同時に、私が知っているアビドスは、2年前のまま時が止まっているんだと改めて思い知らされてしまった。
「うへえ……思ったよりショック大きいですね……」
自分の中でのアビドスと、今のアビドスの町並みの齟齬を直すために、パトロールがてら夜、アビドスの街を一人で歩いて見て回る。
私が知っているアビドスと同じように見えて、2年前よりもっと物悲しい、寂しさが溢れてきそうな、なんというか、活気が失われた街にもっと近づいていた。
ユメ先輩は、私が耐えきれなくなって、そんな私を見て、どんどん人が減っていくアビドスを見て、どんな思い出頑張ってきたんだろう、どれだけの涙を流してきたんだろう。
あの新入生たちは、そんなユメ先輩を見てどれほど自分の無力感に苛まれたんだろう、どれだけ唇を噛んだだろう。
今、大切な人に思いを馳せながら、少しづつ記憶の中の地図をリフレッシュして、アビドスの中だけで買い出しを済ませるのは無理だなぁ、なんて考えてしまう。
2年も寝たきりだったからか、色んな事をぼんやり考えていたからか、砂漠の風の匂いに気を取られたからなのか、気づけば私は、ヘルメット団を自称する不良達に囲まれてしまっていた。
- 181二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 17:27:43
「ふぅ……相変わらずあなた達みたいなのは居るんですね、アビドスに居ても余計に大変なだけだと思いますけど」
そう零しながら、まずはショットガンを持ち上げて正面にいる不良2人をふっとばす。
次はリボルバーをホルスターから引き抜いてショットガンにシェルを詰めながら側面から来た3人の胴体に1発、額に1発づつ撃ち込んで気絶させる。
背後を取って襲いかかって来た2人には身体を低くして銃弾を躱しながら、2人の中の片割れに飛びかかって鳩尾に肘鉄を打ち込んで体勢を崩したあと蹴りを入れてもう片方の不良に向かって押し込みながら距離を詰め、二人揃ってショットガンを叩き込んで黙らせた。
辺りを見回すと、この場に居た不良はそんなに人数が居たわけでもなかったらしく、たまたまここに居合わせただけの子たちらしい。
戦闘の時の身体の動かし方は、2年経っても身体自体が覚えていたが、複数対1の戦いをたった数分行っただけで息切れとは言わないが、少し呼吸が浅くなって心臓の鼓動も早くなっている。
「うへぇ……やっぱり2年も寝ちゃってたから、体力落ちちゃってますね……」
昔の自分だったらもっと素早く制圧できただろうし、こんなに明確に"疲れた"と思うことはなかったはずだ、ユメ先輩にアビドスを任せきりにしてしまったツケが回ってきたと思って、リハビリに励もうと心に決めた所で、複数の足音が聞こえてきた。
こんな夜中に? すわ増援か?なんて思いながら足音の方に視線を向けると、アビドス高校のみんなが血相を変えて走ってきていた。
きっと銃撃戦の音を聞きつけてみんなを心配させてしまったんだろう、一人で勝手に出歩いたのも怒られてしまうかも、なんて思いながら
「ちょっとしたパトロールです、こんなくらいで息が上がるなんてもうおじさんみたいですよ」
なんて、苦笑いを漏らしながら、みんなのお小言を聞くために足を踏み出した。
心配したんだ、なんて言ってくれるみんなが温かくて、夜のパトロールを続けようかな、なんて、現金な考えが頭をよぎって、そんな自分に驚いて思わず、無意識にユメ先輩の横顔を見つめると、あの時みたいな朗らかな笑顔ではないけれど、くしゃっと顔を歪めて、笑ってくれた。
- 182二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 17:29:56
ホシノのハンドガンがリボルバーになっているのは、ユメ先輩が生きていて、臨戦おじさんが使ってるハンドガンは本人が持っていて別のサブ武器を使っているだろうな、ということで攻撃的なスタイルだったホシノにもたせるなら高威力拳銃の方がいいだろう、ということでリボルバー（病み上がりなのでライノみたいにトリガーが軽くて使いやすい奴を想定）にしてみました。
- 183二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 17:47:39
- 184二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 21:56:51
あの時のトラウマゆえにホシノがマフラーとか巻いてたら焦ってマフラーを剥ぎ取るユメ先輩はいますか？
- 185二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:07:40
マフラー巻くのはそこまでトラウマ反応起こさなそうだけど、
たとえば新しく出来たアビドス大鉄道に乗るときにマフラーが巻き込まれそうになるのを見かけてしまい、
咄嗟にその先のことを想像してしまって、あり得ない速度でマフラーをドアから引き離すユメ先輩はありそう。
- 186二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 22:15:31
ホシノが起きた後は明るくなる一方だけど
それはそれとして二年分の傷は残るよねってのも分かる...失踪後首吊りのダブルパンチだし - 187二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 23:15:39
勝手にでかけるのもちょっとした地雷になってる？
ホシノではないけど勝手にでかけたことから悲劇が起こったわけですし・・・ - 188二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 01:59:46
ユメ先輩はホシノが首になにか巻いてるのを見ると慌てて苦しくないように巻き直すし、ホシノはユメ先輩が自分の認識してない所で出かけると周りの人に行き先を聞いて慌てて追いつこうとするよ多分。
- 189二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 10:17:09
- 190二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 10:28:32
そういやキヴォトス耐久でしばらく意識あったな…
- 191二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 11:03:03
- 192二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:00:19
えっネル的スタイル！？あーだめだめえっちすぎます
- 193二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 20:19:39
そろそろ次でしょうか...何やかんや3スレも完走してしまった
このifの面白いところはホシノが「認識が後輩のまま先輩になっている」という稀有な状態だと思うんです
カルチャーショック方面のおじさん要素も出てこれはこれで良い - 194二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:24:26
寒そうって善意でマフラーを巻かれそうになると焦ってしまう感じですかい…ユメ先輩が曇るな
- 195二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:38:59
あぁスレがあと少しで終わってしまう。まだもう少しだけ語り合いたい……光輪大祭やショートアニメ版の話をホシノ込みで語りたい……
- 196二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 08:26:56
夜まで誰も立てなかったら自分が立てます(決意)
それはそうとイベストやホシノが起きた後の日常に関しては確かにもっと掘り下げたいですね
化学反応が面白そう - 197二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:54:11
- 198二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 20:39:17
うめ
- 199二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 22:13:52
ume
- 200二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 22:14:04
うめ
